JPH11202484A - 画像形成媒体 - Google Patents

画像形成媒体

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JPH11202484A
JPH11202484A JP10020303A JP2030398A JPH11202484A JP H11202484 A JPH11202484 A JP H11202484A JP 10020303 A JP10020303 A JP 10020303A JP 2030398 A JP2030398 A JP 2030398A JP H11202484 A JPH11202484 A JP H11202484A
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JP
Japan
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wavelength
image forming
sensitizer
forming medium
dyes
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Application number
JP10020303A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tsuda
政之 津田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
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    • Y10S430/1053Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルター等の簡便で安価な装置で分光した
光を用いて露光しても、画像濃度が低下しない画像形成
媒体を提供すること。 【解決手段】 請求項1記載の画像形成媒体は、異なっ
た波長帯域に感度ピークを有する複数種類の光硬化型組
成物が、支持体上に担持されてなる画像形成媒体であっ
て、画像形成媒体を用いて形成された画像にクロストー
クが見かけ上存在しないように設定された波長増感剤
が、複数種類の光硬化型組成物中にそれぞれ含有されて
いることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置又は
プリンター等に使用される画像形成媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、以下のような構成の画像成形装置
が実用化されている。この画像形成装置では、まず、染
料前駆体と光硬化型組成物を封入したマイクロカプセル
が塗布されたシート状の画像形成媒体を、露光手段を用
いて画像情報に基づいて露光し、マイクロカプセル内の
光硬化型組成物を画像情報に基づいて硬化させる。
【0003】次に、マイクロカプセルに封入された染料
前駆体と反応し変色する顕色剤等が塗布された普通紙等
と、露光処理が終了した感光シートとを密着させた状態
で圧力現像し、硬化しなかったマイクロカプセルを圧壊
ローラにて破壊し、マイクロカプセルより流出する染料
前駆体と顕色剤とを反応させて画像を形成する。
【0004】このような画像形成装置は、以下に示す3
種類のマイクロカプセルがフィルム上に担持された画像
形成媒体を用い、画像情報に応じて露光した後、顕色剤
が塗布された受像シートと重ね合わせた状態で加圧現像
する。
【0005】加圧することにより未硬化部分のマイクロ
カプセルが破壊され、中から無色染料が流出し、顕色剤
と反応して発色し、画像が形成される。露光手段として
は、原稿を透過又は反射させて、青色から赤色(ほぼ4
00〜700nm)の波長帯域の画像情報光を一度に露
光するアナログ露光方式である。
【0006】青色波長帯域光に感光する光硬化型組成
物と、顕色剤と反応しイエローに発色する無色染料が内
包されているマイクロカプセル。 緑色波長帯域光に感光する光硬化型組成物と、顕色剤
と反応しマゼンタに発色する無色染料が内包されている
マイクロカプセル。 赤色波長帯域光に感光する光硬化型組成物と、顕色剤
と反応しシアンに発色する無色染料が内包されているマ
イクロカプセル。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置に用いられている画像形成媒体を、青(ほ
ぼ400〜500nm)、緑(ほぼ500〜600n
m)、赤(ほぼ600〜700nm)の波長域の画像情
報光を用いて順次露光していった場合、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの3原色の濃度が低下するという問題が発
生していた。
【0008】このような問題が発生する原因としては、
マイクロカプセルの感光波長域で、いわゆるクロストー
クが存在するためと考えられる。すなわち、従来の画像
形成媒体に用いられている各マイクロカプセルの感光感
度は図26のグラフに示した通りであり、例えば、マゼ
ンタ発色用カプセルであれば、緑色波長帯域光(ほぼ5
00〜600nm)のみに感光感度を有することが望ま
しい。
【0009】しかし、図26に示したように、マゼンタ
発色用カプセルは、430nm付近から640nm付近
にまで感度を有するため、青色波長帯域光(ほぼ400
〜500nm)等にも感光してしまう。
【0010】そのため、青、緑、赤の3色に分解した光
を用いて露光した場合、本来感光してはならない緑色以
外の光によっても硬化反応が進行し、3原色の濃度低下
を引き起こしたと考えられる。このように、感光感度を
有する波長領域が重なり合うことを、クロストークとい
う。
【0011】このようなクロストークの問題を解決する
ため、特開平2−82234号公報記載のデジタル画像
形成装置においては、青、緑、赤のそれぞれの波長帯域
に感度ピークを有する3種類のマイクロカプセルがコー
ティングされた画像形成媒体に、マイクロカプセル感度
のクロストーク波長帯域に達しない光をデジタル画像情
報光として照射する手段を設けている。
【0012】該公報においては、クロストーク防止のた
めに、ハロゲンタングステンランプとカラーフィルター
とを組み合わせて使用するか、又は、特定の波長に発光
スペクトルを持たせたメタルハライドランプを使用して
いる。
【0013】しかしながら、実際のマイクロカプセルで
は、図1に示したようにクロストーク波長領域が広い場
合が多く、特に緑色に感光するマゼンタ発色用マイクロ
カプセルにおいては、クロストークに達しない光を用い
ようとすると、540〜580nmという非常に限られ
た光となり、事実上、そのような光をカラーフィルター
を用いて作成することは困難である。
【0014】また、メタルハライドランプを用いること
により、特定の単波長の光を発光させることが可能では
あるが、メタルハライドランプは高価でかつ高エネルギ
ーを必要とするためプリンター等に用いることは、現実
的に困難である。
【0015】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、フィルター等の簡便で安価な装
置により分光した光を用いて露光しても、画像濃度が低
下しない画像形成媒体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の画像形成媒体は、異なった波長帯域
に感度ピークを有する複数種類の光硬化型組成物が、支
持体上に担持されてなる画像形成媒体であって、上記画
像形成媒体を用いて形成された画像にクロストークが見
かけ上存在しないように設定された波長増感剤が、上記
複数種類の光硬化型組成物中にそれぞれ含有されている
ことを特徴としている。
【0017】ここで、「見かけ上」とは、3色分解した
光で露光しても画像濃度低下が認められない程度にまで
クロストークが抑えられていることをいう。事実、最も
良い感度を基準とした場合、その1000分の1又は1
0000分の1の感度のところではクロストークは存在
する。
【0018】しかしながら、3〜4桁も感度が異なるク
ロストークは、実質的に画像に影響がない。つまり、完
全に光硬化型組成物のクロストークを無くすことは難し
いが、画像に問題が無い程度(見かけ上)にクロストー
クを無くすことは充分可能である。
【0019】上記請求項1記載の画像形成媒体によれ
ば、画像形成媒体を用いて形成された画像にクロストー
クが見かけ上存在しないように設定された波長増感剤
が、上記複数種類の光硬化型組成物中にそれぞれ含有さ
れているので、フィルター等の簡便で安価な装置により
分光した光を用いて露光しても、事実上、画像濃度の低
下を防止することができる。
【0020】また、請求項2記載の画像形成媒体は、上
記請求項1記載の画像形成媒体において、各波長増感剤
の波長吸収ピークの半値幅が50nm以下であることを
特徴としている。上記請求項2記載の画像形成媒体によ
れば、各波長増感剤の波長吸収ピークの半値幅が50n
m以下であるので、クロストークは存在しにくく、事実
上、画像濃度の低下を防止することができる。
【0021】また、請求項3記載の画像形成媒体は、上
記請求項1又は2記載の画像形成媒体において、3種類
の光硬化型組成物が支持体上に担持され、それぞれの光
硬化型組成物中には、青色、緑色又は赤色の波長帯域に
最大吸収波長を有する波長増感剤が含有されていること
を特徴としている。
【0022】上記請求項3記載の画像形成媒体によれ
ば、3種類の光硬化型組成物中には、青色、緑色又は赤
色の波長帯域に最大吸収波長を有する波長増感剤が含有
されているので、フルカラーで印刷を行うことができ、
3原色の濃度低下を防止することができる。
【0023】また、請求項4記載の画像形成媒体は、上
記請求項3記載の画像形成媒体において、各波長増感剤
は、400〜470nm、530〜570nm、又は、
630〜700nmに、それぞれ最大吸収波長を有する
ものであることを特徴としている。
【0024】上記請求項4記載の画像形成媒体によれ
ば、各波長増感剤は、400〜470nm、530〜5
70nm、又は、630〜700nmに、それぞれ最大
吸収波長を有するので、3原色の濃度低下を確実に防止
することができる。
【0025】また、請求項5記載の画像形成媒体は、請
求項1、2、3又は4記載の画像形成媒体において、光
硬化型組成物は、マイクロカプセルに内包された状態
で、支持体上に担持されていることを特徴としている。
【0026】上記請求項5記載の画像形成媒体によれ
ば、光硬化型組成物は、マイクロカプセルに内包された
状態で、支持体上に担持されているので、公知の方法に
より容易に製造が可能なマイクロカプセルを用い、フル
カラーで印刷することができ、3原色の濃度低下等が防
止された安価な画像形成媒体を提供することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成媒体は、異なっ
た波長帯域に感度ピークを有する複数種類の光硬化型組
成物が、支持体上に担持されてなる画像形成媒体であっ
て、上記画像形成媒体を用いて形成された画像にクロス
トークが見かけ上存在しないように設定された波長増感
剤が、上記複数種類の光硬化型組成物中にそれぞれ含有
されていることを特徴としている。
【0028】上記複数種類の光硬化型組成物が、異なっ
た波長帯域に感度ピークを有するためには、少なくとも
波長増感剤がそれぞれの光硬化型組成物中に含有されて
いる必要があり、この波長増感剤により光硬化型組成物
の感光波長帯域がほぼ決定される。
【0029】上記波長増感剤としては、従来から用いら
れている一般的な染料、例えば、キサンテン系染料、ク
マリン系染料、メロシアニン系染料、チアジン系染料、
アジン系染料、メチン系染料、オキサジン系染料、フェ
ニルメタン系染料、シアニン系染料、アゾ系染料、アン
トラキノン系染料、ピラゾリン系染料、スチルベン系染
料、キノリン系染料、オキソノール系染料、スチリル系
染料、ベーススチリル系染料、インジゴイド系染料、カ
ルボニウム系染料、フタロシアニン系染料、キノンイミ
ン系染料、ローダシアニン系染料、スクアリリウム系染
料、ローダミン系染料等が挙げられる。
【0030】上記波長増感剤のなかで、クロストークを
防止するためには、各波長増感剤の波長吸収ピークの半
値幅がなるべく狭い方が好ましい。特に、上記半値幅
は、50nm以下であるのが好ましい。また、上記光硬
化型組成物の数は、特に限定されるものではないが、通
常、フルカラーを画像を形成させるためには、少なくと
も3種類の光硬化型組成物が必要となり、従って、波長
増感剤も少なくとも3種類のものが必要になる。
【0031】また、光硬化型組成物、すなわち上記光硬
化型組成物に含まれる波長増感剤の感光波長帯域は、ク
ロストークが見かけ上存在しなければ特に限定されるも
のではないが、アナログ露光方式を考慮すると、青色、
緑色及び赤色の波長領域が好ましい。
【0032】さらに、具体的には、3種類の波長増感剤
の最大吸収波長は、400〜470nm、530〜57
0nm、又は、630〜700nmの範囲に存在するの
が好ましい。
【0033】以下、青色、緑色及び赤色の波長領域光に
感度を有する波長増感剤について、順次説明する。ま
ず、青色波長帯域光に感度を有する波長増感剤として
は、例えば、アゾ系染料、アントラキノン系染料、メチ
ン系染料、キノリン系染料、シアニン系染料、メロシア
ニン系染料、オキソノール系染料、スチリル系染料、ベ
ーススチリル系染料、クマリン系染料、スチルベン系染
料等の染料が挙げられるが、これらのなかでは、400
〜470nmに最大吸収波長(以下、λmax ともいう)
を有するものが好ましい。
【0034】上記波長増感剤の具体例としては、例え
ば、3−エチル−5−(1−メチルナフト[1,2−
d]オキサゾール−2(1H)−イリデン)−2−チオ
キソ−4−チアゾリジノン(λmax =421nm)、3
−エチル−2−[(3−エチル−2(3H)−ベンゾチ
アゾールイリデン)メチル]ベンゾチアゾリウムアイオ
ダイド(λmax =423nm)、5−クロロ−2−
[[5−クロロ−3−(3−サルファプロピル)−2
(3H)−ベンゾチアゾールイリデン]メチル]−3−
(3−サルファプロピル)ベンゾチアゾリウムハイドロ
オキサイド内部塩、ナトリウム塩(λmax =430n
m)、2−[(1,3−ジハイドロ−1,3,3−トリ
メチル−2H−インドール−2−イリデン)メチル]−
1,3,3−トリメチル−3H−インドリウムパークロ
レート(λmax =432nm)、2,3,6,7−テト
ラヒドロ−11−オキソ−1H,5H,11H−[1]
ベンゾピラノ[6,7,8−ij]キノリジン−10−
カルボキシ酸,エチルエステル(λmax=438n
m)、3−エチル−2−[3−(3−エチル−2−チア
ゾリジンイリデン)−1−プロペニル]−4,5−ジハ
イドロチアゾリウムアイオダイド(λmax =445n
m)等が挙げられる。
【0035】図1〜6は、上記波長増感剤の吸光度と波
長との関係を示したグラフであり、これら波長増感剤
は、400〜470nmにλmax を有し、その半値幅
は、60nm以下となっている。
【0036】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤
としては、例えば、アゾ系染料、アントラキノン系染
料、インジゴイド系染料、カルボニウム系染料、メチン
系染料、シアニン系染料、メロシアニン系染料、オキソ
ノール系染料、スチリル系染料、スチルベン系染料、ロ
ーダミン系染料等が挙げられるが、これらのなかでは、
530〜570nmにλmax を有するものが好ましい。
【0037】上記波長増感剤の具体例としては、例え
ば、9−[2−(エチオキシカルボニル)フェニル]−
3,6−ビス(エチルアミノ)−2,7−ジメチルキサ
ンチウムクロライド(λmax =530nm)、3−エチ
ル−2−[3−(3−エチル−2(3H)−ベンゾチア
ゾールイリデン)−2−メチル−1−プロペニル]ベン
ゾチアゾリウムアイオダイド(λmax =543nm)、
9−(2−カルボキシフェニル)−3,6−ビス(ジエ
チルアミノ)キサンチウムクロライド(λmax =546
nm)、3−エチル−2−[2−[(3−エチル−2
(3H)−ベンゾチアゾールイリデン)メチル]−1−
ブテニル]ベンゾチアゾリウムアイオダイド(λmax
547nm)、5−クロロ−2−[3−[5−クロロ−
3−(3−サルファプロピル)−2(3H)−ベンゾチ
アゾールイリデン]−2−メチル−1−プロペニル]−
3−(3−サルファプロピル)ベンゾチアゾリウムハイ
ドロオキサイド内部塩、トリエチルアミン混合物(λ
max =548nm)、3,6−ビス(ジエチルアミノ)
−9−(2,4−ジサルファフェニル)キサンチウム内
部塩(λmax =554nm)、3−エチル−2−[3−
(3−エチル−2(3H)−ベンゾチアゾールイリデ
ン)−1−プロペニル]ベンゾチアゾリウムアイオダイ
ド(λmax =557nm)、5−クロロ−2−[3−
[5−クロロ−3−(4−サルファブチル)−2(3
H)−ベンゾチアゾールイリデン]−1−プロペニル]
−3−(4−サルファブチル)ベンゾチアゾリウムハイ
ドロオキサイド内部塩トリエチルアミン化合物(λmax
=566nm)等が挙げられる。
【0038】図7〜14は、上記波長増感剤の吸光度と
波長との関係を示したグラフであり、これら波長増感剤
は、530〜570nmにλmax を有し、その半値幅
は、40nm以下となっている。
【0039】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤
としては、例えば、アントラキノン系染料、フタロシア
ニン系染料、カルボニウム系染料、キノンイミン系染
料、メチン系染料、シアニン系染料、メロシアニン系染
料、ローダシアニン系染料、オキソノール系染料、スク
アリリウム系染料等が挙げられるが、これらのなかで
は、630〜700nmにλmax を有するものが好まし
い。
【0040】上記波長増感剤の具体例としては、例え
ば、3−エチル−2−[5−(3−エチル−2(3H)
−ベンゾチアゾールイリデン)−1,3−ペンタジエニ
ル]ベンゾチアゾリウムアイオダイド(λmax =652
nm)、2−[[3−[(3−エチル−2(3H)−ベ
ンゾチアゾールイリデン)メチル]−5−ジメチル−2
−シクロヘキサン−1−イリデン]メチル]−3−(3
−サルファプロピル)ベンゾチアゾリウムハイドロオキ
サイド内部塩(λmax =653nm)、3−エチル−2
−[[3−[(3−エチル−2(3H)−ベンゾチアゾ
ールイリデン)メチル]−5,5−ジメチル−2−シク
ロヘキサン−1−イリデン]メチル]ベンゾチアゾリウ
ムアイオダイド(λmax =653nm)、1−エチル−
2−[3−(1−エチル−4(1H)−キノリンイリデ
ン)−1−プロペニル]キノリニウムアイオダイド(λ
max =654nm)、3−エチル−2−[[3−エチル
−5−[2−(1−エチル−4(1H)−キノリンイリ
デン)エチリデン]−4−オキソ−2−チアゾーリジン
イリデン]メチル]ベンゾオキサゾリウムブロマイド
(λmax =660nm)、3−エチル−2−[5−(3
−エチル−2(3H)−ベンゾセレナゾールイリデン)
−1,3−ペンタジエニル]ベンゾセレナゾリウムアイ
オダイド(λmax =663nm)、2−[[3−
[(5,6−ジメチル−3−フェネチル−2(3H)−
ベンゾチアゾールイリデン)メチル]−5,5−ジメチ
ル−2−シクロヘキサン−1−イリデン]メチル]−3
−(3−サルファプロピル)ナフト[2,1−d]チア
ゾリウムハイドロイキサイド内部塩(λmax =676n
m)、3−エチル−2−[7−(3−エチル−2(3
H)−ベンゾオキサゾールイリデン)−1,3,5−ヘ
プタトリエニル]ベンゾキサゾリウムアイオダイド(λ
max =683nm)、3−エチル−2−[5−(3−エ
チルナフト[2,1−d]チアゾール−2(3H)−イ
リデン)―1,3−ペンタジエニル]ナフト[2,1−
d]チアゾリウムアイオダイド(λmax =686n
m)、1−エチル−2−[5−(1−エチルナフト
[1,2−d]チアゾール−2(1H)−イリデン)−
1,3−ペンタジエニル]ナフト[1,2−d]チアゾ
リウムアイオダイド(λmax =689nm)等が挙げら
れる。
【0041】図15〜24は、上記波長増感剤の吸光度
と波長との関係を示したグラフであり、これら波長増感
剤は、630〜700nmにλmax を有し、その半値幅
は、48nm以下となっている。
【0042】こららの波長増感剤は、単独で用いてもよ
く、2種類以上を併用してもよいが、クロストークが見
かけ上存在しないように選択しなければならない。例え
ば、青色感光イエロー画像形成用光硬化型組成物の最大
吸収波長における感光感度の10分の1の感度を有する
長波長側の波長と、緑色感光マゼンタ画像形成用光硬化
型組成物の最大吸収波長における感光感度の10分の1
の感度を有する短波長側の波長との差が、少なくとも1
0nm程度以上離れていることが好ましい。
【0043】このことは、緑色感光マゼンタ画像形成用
光硬化型組成物と赤色感光シアン画像形成用光硬化型組
成物との間でも同様である。上記光硬化型組成物は、通
常、上記波長増感剤のほかに、少なくとも重合性物質
と、光重合開始剤と、画像形成物質とを含有している。
【0044】上記重合性物質としては、ラジカル又はイ
オン重合する物質を使用することができるが、これらの
なかでは、不飽和基含有物質が好ましく、さらに、アク
リル系重合性物質が好ましい。
【0045】上記アクリル系重合性物質としては、例え
ば、アクリル酸及びその塩、アクリル酸エステル類、ア
クリルアミド類、メタクリル酸及びその塩、メタクリル
酸エステル類、メタクリルアミド類、及びこれらの誘導
体等が挙げられる。これらのなかでは、特に、アクリル
酸エステル類あるいはメタクリル酸エステル類等が挙げ
られる。
【0046】上記アクリル酸エステル類の具体例として
は、例えば、ブチルアクリレート、シクロヘキシルアク
リレート、エチルヘキシルアクリレート、ベンジルアク
リレート、フルフリルアクリレート、エトキシエチルア
クリレート、トリシクロデカニルオキシアクリレート、
ノニルフェニルオキシエチルアクリレート、ヘキサンジ
オールアクリレート、1,3ージオキソランアクリレー
ト、ヘキサンジオールジアクリレート、ブタンジオール
ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリシク
ロデカンジメチロールジアクリレート、トリプロピレン
グリコールジアクリレート、ビスフェノールAジアク
リレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエ
リスリトールのカプロラクトン付加物のヘキサアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリ
メチロールプロパンのプロピレンオキサイド付加物のト
リアクリレート、ポリオキシエチレン化ビスフェノール
Aのジアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリ
ウレタンアクリレート等が挙げられる。
【0047】メタクリル酸エステル類の具体例として
は、ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、エチルヘキシルメタクリレート、ベンジルメタク
リレート、フルフリルメタクリレート、エトキシエチル
メタクリレート、ヘキサンジオールメタクリレート、ヘ
キサンジオールジメタクリレート、1,3ージオキソラ
ンメタクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ビスフェノ
ールAジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメ
タクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサメタクリ
レート、ジペンタエリスリトールのカプロラクトン付加
物のヘキサメタクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、トリメチロールプロパンのプロピレ
ンオキサイド付加物のトリメタクリレート、ポリオキシ
エチレン化ビスフェノールAのジメタクリレート、ポリ
エステルメタクリレート、ポリウレタンメタクリレート
等が挙げられる。
【0048】これら不飽和基含有物質は、単独で用いて
もよく、2種以上を併用してもよい。さらに、場合によ
っては、不飽和基含有物質以外に、環式の有機化合物を
用いてもよい。
【0049】上記光重合開始剤は、光に感応し重合性物
質の重合を開始させるものである。上記光重合開始剤と
しては、例えば、芳香族カルボニル化合物、アセトフェ
ノン類、有機過酸化物、ジフェニルハロニウム塩、有機
ハロゲン化物、2、4、6−置換−S−トリアジン類、
2,4,5−トリアリールイミダゾール2量体、アゾ化
合物、染料ボレート錯体、金属アレーン錯体、チタノセ
ン化合物等が挙げられる。
【0050】これら光重合開始剤の具体例としては、ベ
ンゾフェノン、ベンジル、キサントン、チオキサント
ン、アントラキノン、アセトフェノン、2,2−ジメチ
ル−2−モルフォリノ−4´−メチルチオアセトフェノ
ン、ベンゾイルパーオキサイド、3,3′,4,4′−
テトラ(ターシャリブチルベンゾフェノン)、ジフェニ
ルヨードニウムブロマイド、ジフェニルヨードニウムク
ロライド、四塩化炭素、四臭化炭素、2,4,6−トリ
ストリクロロメチル−S−トリアジン、(η5 −2,4
−シクロペンタジエン−1−イル)[(1,2,3,
4,5,6−η)−(1−メチルエチル)ベンゼン]鉄
(II)ヘキサフルオロホスフェート等が挙げられる。こ
れら光重合開始剤は、単独で用いてもよく、2種以上を
併用してもよい。
【0051】上記画像形成物質としては、例えば、顔
料、染料又は顕色剤と反応して発色(変色)する染料前
駆体が挙げられる。上記染料前駆体としては、例えば、
ジフェニルメタン系化合物、トリアリールメタン系化合
物、トリフェニルメタン系化合物、ビスフェニルメタン
系化合物、キサンテン系化合物、チアジン系化合物、フ
ルオラン系化合物、スピロピラン化合物等が挙げられ
る。これら画像形成物質は、単独で用いてもよく、2種
以上を併用してもよい。
【0052】上記光硬化型組成物は、すでに当業界にお
いて公知の技術となっている方法でマイクロカプセル化
することが可能である。例えば、米国特許第28004
57号明細書、同第2800458号明細書等に示され
るような水溶液からの相分離法、特公昭38−1957
4号公報、特公昭42−446号公報、特公昭42−7
71号公報等に示されるような界面重合法、特公昭36
−9168号公報、特開昭51−9079号公報等に示
されるモノマーの重合によるin−situ法、英国特
許第952807号明細書、同第965074号明細書
に示される融解分散冷却法等が挙げられる。
【0053】また、またポリビニルアルコールを壁材又
は壁材形成促進剤として用いるマイクロカプセルの製造
方法として、特開昭55−15681号公報、特開昭5
6−100630号公報等が挙げられ、カチオン性PV
Aを壁材等に用いるマイクロカプセルの製造方法とし
て、特開昭57−110332号公報、特開昭57−1
16010号公報等が挙げられるが、これらの方法に限
定されるものではない。
【0054】壁材の形成材料としては、上記カプセル製
造方法にて壁材が製造可能なであれば、無機物質でも有
機物質でもよいが、有機物質が好ましく、光を充分に透
過させるような材料がより好ましい。
【0055】上記外壁材の具体例としては、例えば、ゼ
ラチン、アラビアゴム、デンプン、アルギン酸ソーダ、
ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリアミド、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポルユリア、ポリウレタ
ン、ポリスチレン、ニトロセルロース、エチルセルロー
ス、メチルセルロース、メラミン/ホルムアルデヒド樹
脂、尿素/ホルムアルデヒド樹脂;これらの共重合物等
が挙げられる。マイクロカプセルの平均粒径は特に限定
されるものではないが、3〜20μm程度が好ましい。
【0056】本発明の画像形成媒体は、上記方法により
得られた感光性マイクロカプセルを支持体に担持させて
なるものである。上記感光性マイクロカプセルを支持体
を上に担持させる方法としては特に限定されないが、例
えば、感光性マイクロカプセルを含むエマルジョンを、
支持体上に塗布し、乾燥させる方法等が挙げられる。
【0057】上記支持体としては、例えば、紙、上質
紙、コート紙等の紙類、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、アセチルセルロース、セルロースエス
テル、ポリビニルアセタール、ポリスチレン、ポリカー
ボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド等
のフィルム又はシート、上記紙類と上記フィルム又はシ
ートからなる合成紙等が挙げられる。
【0058】これらの中でも、ポリエチレンテレフタレ
ート等のフィルムが、平面平滑性、強度等に優れ、か
つ、厚さが0.05mm以下と薄く、ロール状態でも体
積が比較的小さくなるので、好ましい。さらに、これら
のフィルムの少なくとも片面に、アルミ蒸着等で反射層
を形成したものは、光重合性組成物の感光感度を向上さ
せる効果があるため、反射層を有するフィルムを用いて
もよい。
【0059】上記支持体に感光性マイクロカプセルを含
む溶液を塗工して感光層を形成する際には、感光性マイ
クロカプセルの分散液に、親水性のバインダーを混合し
て用いるのが好ましい。
【0060】親水性のバインダーとしては、例えば、ゼ
ラチン、セルロース、デンプン、アラビアゴム等の天然
物質、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルイミダゾール、ポリスチレンスルホン酸
等の合成高分子物質が挙げられる。
【0061】上記構成の画像形成媒体によれば、画像形
成媒体を用いて形成された画像にクロストークが見かけ
上存在しないように設定された波長増感剤が、上記複数
種類の光硬化型組成物中にそれぞれ含有されているの
で、フィルター等の簡便で安価な装置により分光した光
を用いて露光しても、事実上、画像濃度の低下を防止す
ることができる。
【0062】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0063】実施例1 まずイエローの顔料を含有し、450nm付近に感光感
度を持つイエロー画像形成用光硬化型組成物を製造し
た。ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートとフェ
ノールアクリレートを1:1に配合したもの100重量
部に、高分子ポリウレタンを分散剤として用い、アゾバ
リウムレーキ系イエロー顔料を2重量部分散させた。
【0064】これに波長増感剤であるクマリン系染料
(7−ジエチルアミノ−3−テノイルクマリン)0.1
重量部、重合開始剤(η5 −2,4−シクロペンタジエ
ン−1−イル)[(1,2,3,4,5,6−η)−
(1−メチルエチル)ベンゼン]鉄(II) ヘキサフル
オロ ホスフェート)2重量部を加え、100℃で10
分間加熱した。冷却後、感度増感剤であるN、N−ジメ
チルアニリン1重量部を加え、イエロー画像形成用光硬
化型組成物を得た。
【0065】次に、上記450nm付近に感光感度を有
す光硬化型組成物を内包するカマイクロカプセルを製造
した。まず、乳化剤である5%ポリスチレンスルホン酸
の一部ナトリウム塩水溶液と5%スチレン/無水マレイ
ン酸共重合体水溶液の1:1水溶液100cc中に、上
記イエロー画像形成用光硬化型組成物100gを加え、
ホモジナイザーで6000回転、5分間かくはんして水
溶液中に液状成分が5〜20μmの大きさの液滴として
存在する、いわゆるO/Wエマルジョンを得た。
【0066】別に、ホルムアルデヒド37%水溶液に市
販のメラミン粉末を加え、水酸化ナトリウム溶液によっ
てPH9.0に調整し、水温60℃で30分間加熱して
メラミン・ホルムアルデヒドプレポリマーを得た。
【0067】次に、先に製造したO/Wエマルジョンに
メラミン・ホルムアルデヒドプレポリマーを加え、アジ
ホモミキサー等によって100〜300回転で攪拌しつ
つ水温が80℃になるように加熱した状態で5時間保持
し、その後PH7に調整して常温まで冷却した。この結
果、O/Wエマルジョンの液滴のまわりにメラミン/ホ
ルムアルデヒド樹脂の壁材が析出し、マイクロカプセル
エマルジョンが得られた。
【0068】次に、マゼンタの顔料を含有し、550n
m付近に感光感度を持つマゼンタ画像記録用光硬化型組
成物を製造した。ジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レートとフェノールアクリレートを1:1に配合したも
の100重量部に、高分子ポリウレタンを分散剤として
用い、キナクリドン系マゼンタ顔料を2重量部分散させ
る。これに上記イエロー画像形成用光硬化型組成物と見
かけ上のクロストークが無いように選択された増感剤で
あるシアニン系染料(5−クロロ−2−[3−[5−ク
ロロ−3−(4−スルフォブチル)−2(3H)−ベン
ゾチアゾールイリデン]−1−プロペニル]−3−(4
−スルフォブチル)ベンゾチアゾリウムハイドロオキサ
イド内部塩)0.1重量部、重合開始剤(η5 −2,4
−シクロペンタジエン−1−イル)[(1,2,3,
4,5,6−η)−(1−メチルエチル)ベンゼン]鉄
(II) ヘキサフルオロホスフェート)2重量部を加
え、100℃で10分間加熱した。冷却後、感度増感剤
であるN、N−ジメチルアニリン1重量部を加え、マゼ
ンタ画像形成用の光硬化型組成物を得た。
【0069】上記550nm付近に感光感度を有する光
硬化型組成物を内包するカマイクロカプセルの製造は、
450nm付近に感光感度を有する光硬化型組成物を内
包するマイクロカプセルの製造方法と同様の方法で製造
した。
【0070】すなわち、まず、シアン顔料を含有し、6
50nm付近に感光感度を持つシアン画像形成用光硬化
型組成物を製造した。ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレートとフェノールアクリレートを3:1に配合し
たもの100重量部に、高分子ポリウレタンを分散剤と
して用い、フタロシアニン系シアン顔料を3重量部分散
させた。これに上記マゼンタ画像形成用光硬化型組成物
と見かけ上クロストークが無いように選択された波長増
感剤であるシアニン系染料(3−エチル−2−[5−
(3−エチルナフト[2,1−d]チアゾール−2(3
H)−イリデン)−1,3−ペンタジエニル]ナフト
[2,1−d]チアゾリウムアイオダイド)0.05重
量部、重合開始剤(η5 −2,4−シクロペンタジエン
−1−イル)[(1,2,3,4,5,6−η)−(1
−メチルエチル)ベンゼン]鉄(II) ヘキサフルオロ
ホスフェート)2重量部を加え、100℃で10分間加
熱した。冷却後、感度増感剤であるN、N−ジメチルア
ニリン1重量部を加え、シアン画像形成用の光硬化型組
成物を得た。
【0071】上記650nm付近に感光感度を有す光硬
化型組成物を内包するマイクロカプセルの製造は、45
0nm付近に感光感度を有する光硬化型組成物を内包す
るマイクロカプセルの製造方法と同様の方法で製造し
た。
【0072】このようにして得られた3種類のマイクロ
カプセルを適量混合し、さらに水溶性ポリエステル等の
バインダー、レベリング剤、及びスルホコハク酸ジエス
テルナトリウム塩等の界面活性剤を加え、塗布用の溶液
を調製した。次に、この溶液を白色のポリエチルテレフ
タレート(PET)のシートに、膜厚が10〜18μm
程度になるように塗工し、乾燥させ、画像形成媒体を得
た。
【0073】上記構成の画像形成媒体を分光感度計(ナ
ルミ商会製)にセットして、30秒の感光感度を測定し
た。図25は、実施例の測定結果を示したグラフであ
る。
【0074】図25のグラフより明らかなように、3つ
の光硬化型組成物に対応する感光感度のピークは重複し
ておらず、事実上、クロストークを発生しない画像形成
媒体となっている。次に、上記画像形成媒体を用い、市
販の100Wハロゲンランプにフィルターを着けて青、
緑、赤にそれぞれ色分解した光で露光したところ、濃度
低下の無い画像が得られた。
【0075】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、上
記請求項1記載の画像形成媒体によれば、画像形成媒体
を用いて形成された画像にクロストークが見かけ上存在
しないように設定された波長増感剤が、上記複数種類の
光硬化型組成物中にそれぞれ含有されているので、フィ
ルター等の簡便で安価な装置により分光した光を用いて
露光しても、事実上、画像濃度低下の防止が可能な画像
形成媒体を提供することができる。
【0076】また、上記請求項2記載の画像形成媒体に
よれば、各波長増感剤の波長吸収ピークの半値幅が50
nm以下であるので、クロストークは存在しにくく、事
実上、画像濃度低下の防止が可能な画像形成媒体を提供
することができる。
【0077】また、上記請求項3記載の画像形成媒体に
よれば、3種類の光硬化型組成物中には、青色、緑色又
は赤色の波長帯域に最大吸収波長を有する波長増感剤が
含有されているので、フルカラーで印刷を行うことがで
き、3原色の濃度低下の防止が可能な画像形成媒体を提
供することができる。
【0078】また、上記請求項4記載の画像形成媒体に
よれば、各波長増感剤は、400〜470nm、530
〜570nm、又は、630〜700nmに、それぞれ
最大吸収波長を有するので、確実な3原色の濃度低下の
防止が可能な画像形成媒体を提供することができる。
【0079】また、上記請求項5記載の画像形成媒体に
よれば、光硬化型組成物は、マイクロカプセルに内包さ
れた状態で、支持体上に担持されているので、公知の方
法により容易に製造が可能なマイクロカプセルを用い、
フルカラーで印刷することができ、3原色の濃度低下等
が防止された安価な画像形成媒体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】青色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図2】青色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図3】青色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図4】青色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図5】青色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図6】青色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図7】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図8】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図9】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の吸
光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図10】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図11】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図12】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図13】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図14】緑色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図15】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図16】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図17】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図18】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図19】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図20】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図21】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図22】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図23】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図24】赤色波長帯域光に感度を有する波長増感剤の
吸光度と波長増感剤との関係を示したグラフである。
【図25】実施例により得られた3種類のマイクロカプ
セル中の光硬化型組成物の感光感度のピークを示したグ
ラフである。
【図26】従来の3種類のマイクロカプセル中の光硬化
型組成物の感光感度のピークを示したグラフである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった波長帯域に感度ピークを有する
    複数種類の光硬化型組成物が、支持体上に担持されてな
    る画像形成媒体であって、前記画像形成媒体を用いて形
    成された画像にクロストークが見かけ上存在しないよう
    に設定された波長増感剤が、前記複数種類の光硬化型組
    成物中にそれぞれ含有されていることを特徴とする画像
    形成媒体。
  2. 【請求項2】 各波長増感剤の波長吸収ピークの半値幅
    が50nm以下であることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成媒体。
  3. 【請求項3】 3種類の光硬化型組成物が支持体上に担
    持され、それぞれの光硬化型組成物中には、青色、緑色
    又は赤色の波長帯域に最大吸収波長を有する波長増感剤
    が含有されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像形成媒体。
  4. 【請求項4】 各波長増感剤は、400〜470nm、
    530〜570nm、又は、630〜700nmに、そ
    れぞれ最大吸収波長を有するものであることを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成媒体。
  5. 【請求項5】 光硬化型組成物は、マイクロカプセルに
    内包された状態で、支持体上に担持されていることを特
    徴とする請求項1、2、3又は4記載の画像形成媒体。
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