JPH11203675A - テープ塗料の掻き取り装置 - Google Patents
テープ塗料の掻き取り装置Info
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- JPH11203675A JPH11203675A JP376698A JP376698A JPH11203675A JP H11203675 A JPH11203675 A JP H11203675A JP 376698 A JP376698 A JP 376698A JP 376698 A JP376698 A JP 376698A JP H11203675 A JPH11203675 A JP H11203675A
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- tape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープの塗布幅の端部の塗料溜まりを良好に
掻き取りでき、安定した品質のテープ製作ができ、作業
者の負担を軽減できる掻き取り装置を提供する。 【解決手段】 回転する円盤状に形成され磁性塗料11
が塗布されて走行するテープ9の塗布幅の端部11aに
周縁が接触し接触する縁部が最下部となるよう傾斜させ
て配設された掻き取り板3と、掻き取り板3の周縁から
中心の半径方向に沿って両面に配設され掻き取り板3の
両面に摺接する一対の清掃ブロック5、5とを備え、掻
き取り板3が回転しながら掻き取り板3の周縁によりテ
ープ9の塗布幅の端部11aの塗料溜まりが掻き取ら
れ、掻き取り板3に付着した塗料が清掃ブロック5、5
により除去され、きれいな状態で連続的に塗料溜まりが
掻き取られる。これにより、塗布幅の端部11aの塗料
溜まりを良好に掻き取ることができ、常に掻き取り板3
が清掃されて作業者の負担が大幅に軽減する。
掻き取りでき、安定した品質のテープ製作ができ、作業
者の負担を軽減できる掻き取り装置を提供する。 【解決手段】 回転する円盤状に形成され磁性塗料11
が塗布されて走行するテープ9の塗布幅の端部11aに
周縁が接触し接触する縁部が最下部となるよう傾斜させ
て配設された掻き取り板3と、掻き取り板3の周縁から
中心の半径方向に沿って両面に配設され掻き取り板3の
両面に摺接する一対の清掃ブロック5、5とを備え、掻
き取り板3が回転しながら掻き取り板3の周縁によりテ
ープ9の塗布幅の端部11aの塗料溜まりが掻き取ら
れ、掻き取り板3に付着した塗料が清掃ブロック5、5
により除去され、きれいな状態で連続的に塗料溜まりが
掻き取られる。これにより、塗布幅の端部11aの塗料
溜まりを良好に掻き取ることができ、常に掻き取り板3
が清掃されて作業者の負担が大幅に軽減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオテープ
やビデオテープなどの磁気記録テープを製作する際に、
磁気記録テープに塗布された磁性塗料の塗布幅の両端部
に生ずる塗料溜まりを掻き取るテープ塗料の掻き取り装
置に関する。
やビデオテープなどの磁気記録テープを製作する際に、
磁気記録テープに塗布された磁性塗料の塗布幅の両端部
に生ずる塗料溜まりを掻き取るテープ塗料の掻き取り装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオテープやビデオテープを製作
するには、一般に、ポリエステルフィルムなどの非磁性
体のベースフィルム上に、磁性粉末と、結合剤、分散
剤、潤滑剤などを有機溶剤に分散混練して形成された磁
性塗料を塗布することにより、非磁性体のベースフィル
ム上に磁性層を形成し、塗布型の磁気記録テープ(以
下、テープと略称する)が製作される。
するには、一般に、ポリエステルフィルムなどの非磁性
体のベースフィルム上に、磁性粉末と、結合剤、分散
剤、潤滑剤などを有機溶剤に分散混練して形成された磁
性塗料を塗布することにより、非磁性体のベースフィル
ム上に磁性層を形成し、塗布型の磁気記録テープ(以
下、テープと略称する)が製作される。
【0003】ベースフィルム上に磁性塗料を塗布する方
式としてグラビア塗布方式が一般的に知られている。こ
のグラビア塗布方式により磁性塗料を塗布するには、ベ
ースフィルム上に直接に磁性塗料を塗布するグラビアロ
ールにバッキングロールを押付け、これらの間にベース
フィルムを走行させながらグラビアロールからベースフ
ィルムに磁性塗料を転写させ、ベースフィルムに転写さ
れた磁性塗料を乾燥させてジャンボロールに巻取って塗
布テープが形成される。
式としてグラビア塗布方式が一般的に知られている。こ
のグラビア塗布方式により磁性塗料を塗布するには、ベ
ースフィルム上に直接に磁性塗料を塗布するグラビアロ
ールにバッキングロールを押付け、これらの間にベース
フィルムを走行させながらグラビアロールからベースフ
ィルムに磁性塗料を転写させ、ベースフィルムに転写さ
れた磁性塗料を乾燥させてジャンボロールに巻取って塗
布テープが形成される。
【0004】ところで、グラビア方式によれば、バッキ
ングロールを介装して磁性塗料をベースフィルム上に転
写するため、ベースフィルムの双方のロールに挟まれる
部分(磁性塗料が転写される塗布幅)と、ベースフィル
ムの双方のロールに挟まれない部分(磁性塗料が転写さ
れないベースフィルムの端部部分)との境界、すなわ
ち、ベースフィルム上に転写された磁性塗料の幅方向の
両側の端部部分(以下、塗布幅の端部という)には、転
写時に塗料溜まりが生じてしまう。これは、グラビアロ
ールの塗布幅の両端部分でグラビアロールによりベース
フィルムに押し当てられている部分と押し当てられてい
ない部分との境目に転写しようとする塗料が溜まって塗
料がベースフィルムの幅方向に広がってベースフィルム
上に塗布された塗布幅の端部に余分に転写されてしまう
ために発生する。
ングロールを介装して磁性塗料をベースフィルム上に転
写するため、ベースフィルムの双方のロールに挟まれる
部分(磁性塗料が転写される塗布幅)と、ベースフィル
ムの双方のロールに挟まれない部分(磁性塗料が転写さ
れないベースフィルムの端部部分)との境界、すなわ
ち、ベースフィルム上に転写された磁性塗料の幅方向の
両側の端部部分(以下、塗布幅の端部という)には、転
写時に塗料溜まりが生じてしまう。これは、グラビアロ
ールの塗布幅の両端部分でグラビアロールによりベース
フィルムに押し当てられている部分と押し当てられてい
ない部分との境目に転写しようとする塗料が溜まって塗
料がベースフィルムの幅方向に広がってベースフィルム
上に塗布された塗布幅の端部に余分に転写されてしまう
ために発生する。
【0005】このように塗布幅の端部に塗料溜りが存在
したテープをこのままの状態でジャンボロールに巻取る
と、ロールに積層して巻かれたテープの両端部がそれぞ
れ盛り上がってしまい、ロールに巻取られたテープの両
端が密着しテープの間に入り込んでいる空気の抜け道が
なくなり、テープ内に空気が残存していまい、この結
果、テープの残留応力などにより幅凸(塗布幅の両側の
端部の突出した状態)というテープ不良となってしま
う。このため、従来においては、テープに塗布された磁
性塗料の両端部分の塗料を塗布時に掻き取ることが行わ
れている。
したテープをこのままの状態でジャンボロールに巻取る
と、ロールに積層して巻かれたテープの両端部がそれぞ
れ盛り上がってしまい、ロールに巻取られたテープの両
端が密着しテープの間に入り込んでいる空気の抜け道が
なくなり、テープ内に空気が残存していまい、この結
果、テープの残留応力などにより幅凸(塗布幅の両側の
端部の突出した状態)というテープ不良となってしま
う。このため、従来においては、テープに塗布された磁
性塗料の両端部分の塗料を塗布時に掻き取ることが行わ
れている。
【0006】従来における磁性塗料の掻き取りは、例え
ば、図7に示すように、幅1cm縦2cm程度のプイラ
スチック板からなる掻き取り板45を用い、この掻き取
り板45を掻き取り設備に装着して、掻き取り板45を
テープ47の磁性塗料49の塗布幅の各々の端部に当た
る位置にセットし、連続的に送られるテープ47の磁性
塗料49の塗布幅の端部の塗料溜まりの掻き取りが行な
われている。尚、図1中、矢印Tはテープの走行方向を
示し、51はガイドロールを示す。また、掻き取り板4
5により掻き取られた塗料は時間の経過に伴って乾いて
掻き取り板45の表面に固着するので、掻き取られた塗
料がすぐに乾かないように、掻き取り作業を行っている
掻き取り板45の上からパイプ53を通じて塗料の溶剤
の点滴が行なわれる。そして、掻き取り板45に付着し
た塗料は作業者により除去して掻き取り板45の清掃が
行なわれている。
ば、図7に示すように、幅1cm縦2cm程度のプイラ
スチック板からなる掻き取り板45を用い、この掻き取
り板45を掻き取り設備に装着して、掻き取り板45を
テープ47の磁性塗料49の塗布幅の各々の端部に当た
る位置にセットし、連続的に送られるテープ47の磁性
塗料49の塗布幅の端部の塗料溜まりの掻き取りが行な
われている。尚、図1中、矢印Tはテープの走行方向を
示し、51はガイドロールを示す。また、掻き取り板4
5により掻き取られた塗料は時間の経過に伴って乾いて
掻き取り板45の表面に固着するので、掻き取られた塗
料がすぐに乾かないように、掻き取り作業を行っている
掻き取り板45の上からパイプ53を通じて塗料の溶剤
の点滴が行なわれる。そして、掻き取り板45に付着し
た塗料は作業者により除去して掻き取り板45の清掃が
行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、塗料の溶剤
の点滴により塗料の乾きを緩和することが行なわれてい
るが、掻き取られた塗料の乾き具合は、磁性塗料の品種
によって異なり、清掃時間の間隔が一定とならないとい
う不具合がある。溶剤を点滴する場合に、点滴量が多過
ぎると、掻き取り板からテープに溶剤が流れてテープに
線が形成されてテープ不良となり、反対に、点滴量が少
な過ぎると、塗料の乾きが速まり点滴の意味をなさなく
なり、溶剤の点滴により掻き取られた塗料の乾燥を一定
に調節することが非常に難しく、このため、従来におい
ては、掻き取り板の塗料の清掃に作業者が付き切りで行
い、他の作業ができないという不具合があった。また、
掻き取り板の清掃が不充分であれば、テープの塗料溜ま
りの掻き取りが良好に行われず、テープの品質にバラツ
キが生じてしまうおそれがある。
の点滴により塗料の乾きを緩和することが行なわれてい
るが、掻き取られた塗料の乾き具合は、磁性塗料の品種
によって異なり、清掃時間の間隔が一定とならないとい
う不具合がある。溶剤を点滴する場合に、点滴量が多過
ぎると、掻き取り板からテープに溶剤が流れてテープに
線が形成されてテープ不良となり、反対に、点滴量が少
な過ぎると、塗料の乾きが速まり点滴の意味をなさなく
なり、溶剤の点滴により掻き取られた塗料の乾燥を一定
に調節することが非常に難しく、このため、従来におい
ては、掻き取り板の塗料の清掃に作業者が付き切りで行
い、他の作業ができないという不具合があった。また、
掻き取り板の清掃が不充分であれば、テープの塗料溜ま
りの掻き取りが良好に行われず、テープの品質にバラツ
キが生じてしまうおそれがある。
【0008】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的は、掻き取り板により掻き取られた塗
料を連続的に除去して清掃可能とすることにより、テー
プの磁性塗料の塗布幅の塗料溜まりを良好に掻き取って
バラツキのない安定したテープ製作が可能となり、作業
者が付き切りで清掃をすることを回避できるテープ塗料
の掻き取り装置を提供することを目的とするものであ
る。
もので、その目的は、掻き取り板により掻き取られた塗
料を連続的に除去して清掃可能とすることにより、テー
プの磁性塗料の塗布幅の塗料溜まりを良好に掻き取って
バラツキのない安定したテープ製作が可能となり、作業
者が付き切りで清掃をすることを回避できるテープ塗料
の掻き取り装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のテープ塗料の掻き取り装置は、ベースフィ
ルム上に磁性塗料を塗布してテープを製作する際に、磁
性塗料が塗布されて走行するテープの磁性塗料の塗布幅
の両端部にそれぞれ配設され前記テープの磁性塗料の塗
布幅の端部に形成される塗料溜まりをそれぞれ掻き取る
テープ塗料の掻き取り装置であって、回転する円盤状に
形成され前記テープの磁性塗料の塗布幅の端部に周縁が
接触し接触する縁部が最下部となるように傾斜させて配
設され周縁により前記磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜
まりを掻き取る掻き取り板と、前記掻き取り板の周縁か
ら中心の半径方向に沿って前記掻き取り板の両面に配設
され前記回転する掻き取り板の両面に摺接して前記掻き
取り板の表面に付着した塗料を除去する一対の清掃ブロ
ックとを備えたことを特徴とする。
め、本発明のテープ塗料の掻き取り装置は、ベースフィ
ルム上に磁性塗料を塗布してテープを製作する際に、磁
性塗料が塗布されて走行するテープの磁性塗料の塗布幅
の両端部にそれぞれ配設され前記テープの磁性塗料の塗
布幅の端部に形成される塗料溜まりをそれぞれ掻き取る
テープ塗料の掻き取り装置であって、回転する円盤状に
形成され前記テープの磁性塗料の塗布幅の端部に周縁が
接触し接触する縁部が最下部となるように傾斜させて配
設され周縁により前記磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜
まりを掻き取る掻き取り板と、前記掻き取り板の周縁か
ら中心の半径方向に沿って前記掻き取り板の両面に配設
され前記回転する掻き取り板の両面に摺接して前記掻き
取り板の表面に付着した塗料を除去する一対の清掃ブロ
ックとを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明では、予め、円盤状の掻き取り板の
最下部の縁部をテープ上の磁性塗料の塗布幅の端部にそ
れぞれ位置させ所定の掻き取り設備に取付けておく。そ
して、掻き取り板を回転させ、溶剤を掻き取り板の上部
から点滴しながら、テープを走行させると、回転する掻
き取り板の周縁部により磁性塗料の塗布幅の端部の塗料
溜まりが連続的に掻き取られる。掻き取り板により掻き
取られた塗料は、掻き取り板を挟むように配設された一
対の清掃ブロックの前面により除去され、清掃された掻
き取り板の縁部により連続的に磁性塗料の端部の塗料溜
まりが掻き取られる。
最下部の縁部をテープ上の磁性塗料の塗布幅の端部にそ
れぞれ位置させ所定の掻き取り設備に取付けておく。そ
して、掻き取り板を回転させ、溶剤を掻き取り板の上部
から点滴しながら、テープを走行させると、回転する掻
き取り板の周縁部により磁性塗料の塗布幅の端部の塗料
溜まりが連続的に掻き取られる。掻き取り板により掻き
取られた塗料は、掻き取り板を挟むように配設された一
対の清掃ブロックの前面により除去され、清掃された掻
き取り板の縁部により連続的に磁性塗料の端部の塗料溜
まりが掻き取られる。
【0011】したがって、円盤状の掻き取り板により回
転しながら磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜まりが掻き
取られるとともに、掻き取られた塗料が常時清掃ブロッ
クにより除去して清掃されるので、掻き取り板が清掃さ
れた状態で磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜まりが掻き
取られることになり、磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜
まりを良好に掻き取ることが可能となり、バラツキのな
い安定したテープを製作することができる。また、清掃
ブロックにより掻き取り板が清掃されるので、作業者が
付きりで掻き取り板の清掃を行うことが不要となり、作
業者の負担が大幅に軽減する。さらに、清掃ブロックに
より掻き取り板が常時清掃されるので、塗料の品種が異
なっても、掻き取られた塗料の乾きを緩和する溶剤の点
滴を大まかに行えばよいことになり、点滴作業が容易と
なる。
転しながら磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜まりが掻き
取られるとともに、掻き取られた塗料が常時清掃ブロッ
クにより除去して清掃されるので、掻き取り板が清掃さ
れた状態で磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜まりが掻き
取られることになり、磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜
まりを良好に掻き取ることが可能となり、バラツキのな
い安定したテープを製作することができる。また、清掃
ブロックにより掻き取り板が清掃されるので、作業者が
付きりで掻き取り板の清掃を行うことが不要となり、作
業者の負担が大幅に軽減する。さらに、清掃ブロックに
より掻き取り板が常時清掃されるので、塗料の品種が異
なっても、掻き取られた塗料の乾きを緩和する溶剤の点
滴を大まかに行えばよいことになり、点滴作業が容易と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は本発明のテープ塗料の掻き
取り装置を示す斜視図、図2は本発明のテープ塗料の掻
き取り装置を示す側面図、図3は本発明に係る清掃ブロ
ックを示す側面図、図4は本発明に係る位置決め治具を
示す斜視図、図5本発明に係る縁部位置決め治具により
掻き取り板の縁部の位置合せを行う斜視図、図6は本発
明に係るスライド機構を示す概略平面図である。
面に基づき説明する。図1は本発明のテープ塗料の掻き
取り装置を示す斜視図、図2は本発明のテープ塗料の掻
き取り装置を示す側面図、図3は本発明に係る清掃ブロ
ックを示す側面図、図4は本発明に係る位置決め治具を
示す斜視図、図5本発明に係る縁部位置決め治具により
掻き取り板の縁部の位置合せを行う斜視図、図6は本発
明に係るスライド機構を示す概略平面図である。
【0013】テープ塗料の塗料掻き取り装置1は、図1
に示すように、円盤状の掻き取り板3と、掻き取り板3
に摺接して掻き取り板3により掻き取られた塗料を清掃
する清掃ブロック5、5とにより構成されている。尚、
図1中、矢印Tはテープ9の走行方向を示し、7はガイ
ドロールを示す。上記掻き取り板3は、ベースフィルム
上に磁性塗料11が塗布されて走行するテープ9に塗布
された磁性塗料11の塗布幅の端部11aに、その円盤
状の縁部が接するように、テープ9の磁性塗料11の両
側にそれぞれ配設されている。また、各々の掻き取り板
3は、図2に示すように、テープ9の磁性塗料11の塗
布幅の端部11aに接する円盤状の縁部が最下部となる
ように、水平面に対して傾斜させて配設されており、掻
き取り板3の上方に配設されたパイプ13から掻き取り
板3の上面に供給された塗料の溶剤が塗布幅の端部11
aに接する掻き取り板3の縁部に流れるようになってい
る。
に示すように、円盤状の掻き取り板3と、掻き取り板3
に摺接して掻き取り板3により掻き取られた塗料を清掃
する清掃ブロック5、5とにより構成されている。尚、
図1中、矢印Tはテープ9の走行方向を示し、7はガイ
ドロールを示す。上記掻き取り板3は、ベースフィルム
上に磁性塗料11が塗布されて走行するテープ9に塗布
された磁性塗料11の塗布幅の端部11aに、その円盤
状の縁部が接するように、テープ9の磁性塗料11の両
側にそれぞれ配設されている。また、各々の掻き取り板
3は、図2に示すように、テープ9の磁性塗料11の塗
布幅の端部11aに接する円盤状の縁部が最下部となる
ように、水平面に対して傾斜させて配設されており、掻
き取り板3の上方に配設されたパイプ13から掻き取り
板3の上面に供給された塗料の溶剤が塗布幅の端部11
aに接する掻き取り板3の縁部に流れるようになってい
る。
【0014】さらに、上記掻き取り板3は、図2に示す
ように、厚さが1〜2mm程度で、直径が5cm程度の
大きさの円盤状に、表面がテフロンコーティングされた
鋼板により形成されている。尚、材料としては、プラス
ティックにより形成してもよい。また、上記掻き取り板
3の上面の周縁部分には、図2に示すように、下面の周
縁に向けて傾斜した所定幅のテーパ面13が形成され、
塗料溜まりを掻き取る掻き取り板3の下面の周縁が確実
にテープ9の塗布幅の端部11aに接することができる
ように形成されている。
ように、厚さが1〜2mm程度で、直径が5cm程度の
大きさの円盤状に、表面がテフロンコーティングされた
鋼板により形成されている。尚、材料としては、プラス
ティックにより形成してもよい。また、上記掻き取り板
3の上面の周縁部分には、図2に示すように、下面の周
縁に向けて傾斜した所定幅のテーパ面13が形成され、
塗料溜まりを掻き取る掻き取り板3の下面の周縁が確実
にテープ9の塗布幅の端部11aに接することができる
ように形成されている。
【0015】さらに、図1および2に示すように、掻き
取り板3の中心には回転軸15が取付けられ、この回転
軸15は掻き取り板3の上面および下面から所定長突出
し、下面に突出した回転軸15にはモータ17が連結さ
れ、モータ17が所定の掻き取り設備にモータ17が固
定されている。そして、モータ17により円盤状の掻き
取り板3が、図1の矢印で示すように、テープ9の内側
から側方に向けて回転される。掻き取り板3の回転速度
としては、速すぎると掻き取られた塗料が飛散し、遅す
ぎると掻き取られた塗料が乾き易くなることから、標準
的には0.5cm/min程度の回転速度が適切であ
り、これを基準に増減した回転速度で回転される。
取り板3の中心には回転軸15が取付けられ、この回転
軸15は掻き取り板3の上面および下面から所定長突出
し、下面に突出した回転軸15にはモータ17が連結さ
れ、モータ17が所定の掻き取り設備にモータ17が固
定されている。そして、モータ17により円盤状の掻き
取り板3が、図1の矢印で示すように、テープ9の内側
から側方に向けて回転される。掻き取り板3の回転速度
としては、速すぎると掻き取られた塗料が飛散し、遅す
ぎると掻き取られた塗料が乾き易くなることから、標準
的には0.5cm/min程度の回転速度が適切であ
り、これを基準に増減した回転速度で回転される。
【0016】さらに、図1〜3に示すように、掻き取り
板3には一対の清掃ブロック5、5が設けられている。
これらの清掃ブロック5、5は、テフロン材により2c
m×3cm×5cm程度の大きさの直方体にそれぞれ形
成され、回転する掻き取り板3を上下両面から挟んで、
掻き取り板3と摺接するように配設されている。尚、清
掃ブロック5、5は、プラスティックにより形成するよ
うにしてもよい。
板3には一対の清掃ブロック5、5が設けられている。
これらの清掃ブロック5、5は、テフロン材により2c
m×3cm×5cm程度の大きさの直方体にそれぞれ形
成され、回転する掻き取り板3を上下両面から挟んで、
掻き取り板3と摺接するように配設されている。尚、清
掃ブロック5、5は、プラスティックにより形成するよ
うにしてもよい。
【0017】また、これら一対の清掃ブロック5、5
は、円盤状の掻き取り板3の半径方向に沿って配設さ
れ、掻き取り板3の周縁から中心に向けて2cm程度挟
み、掻き取り板3の周縁から外方に所定長突出するよう
に配設されている。さらに、一対の清掃ブロック5、5
のそれぞれの摺接面から前面(掻き取り板3の回転方向
に立向かう面)に亘ってシート状の布材5A、5Aが貼
着され、この布材5A、5Aには塗料の溶剤がパイプ1
9により供給され、常時、溶剤が染み込んだ状態に保持
されるようになっている。そして、上記一対の清掃ブロ
ック5、5は、回転する掻き取り板3の回転方向および
半径方向に移動しないように所定の掻き取り設備に支持
されている。
は、円盤状の掻き取り板3の半径方向に沿って配設さ
れ、掻き取り板3の周縁から中心に向けて2cm程度挟
み、掻き取り板3の周縁から外方に所定長突出するよう
に配設されている。さらに、一対の清掃ブロック5、5
のそれぞれの摺接面から前面(掻き取り板3の回転方向
に立向かう面)に亘ってシート状の布材5A、5Aが貼
着され、この布材5A、5Aには塗料の溶剤がパイプ1
9により供給され、常時、溶剤が染み込んだ状態に保持
されるようになっている。そして、上記一対の清掃ブロ
ック5、5は、回転する掻き取り板3の回転方向および
半径方向に移動しないように所定の掻き取り設備に支持
されている。
【0018】また、上記一対のブロックの間には、図2
および3に示すように、引張りバネ21が介装されてい
る。このバネ21の一端側は固定具23により一方の清
掃ブロック5に固定され、バネ21の他端側は調節ネジ
25に連結され、調節ネジ25が支持具27により他方
の清掃ブロック5に取付けられている。そして、上記バ
ネ21の引張る付勢力により、掻き取り板3の両面に対
して双方のブロックの摺接面に適度な圧力を付与できる
ようになっており、調節ネジ25の調整により、上記一
対の清掃ブロック5、5の摺接面に付与される加圧が適
度に調節できるようになっている。
および3に示すように、引張りバネ21が介装されてい
る。このバネ21の一端側は固定具23により一方の清
掃ブロック5に固定され、バネ21の他端側は調節ネジ
25に連結され、調節ネジ25が支持具27により他方
の清掃ブロック5に取付けられている。そして、上記バ
ネ21の引張る付勢力により、掻き取り板3の両面に対
して双方のブロックの摺接面に適度な圧力を付与できる
ようになっており、調節ネジ25の調整により、上記一
対の清掃ブロック5、5の摺接面に付与される加圧が適
度に調節できるようになっている。
【0019】さらに、上記掻き取り装置1には、図4に
示すように、掻き取り板3の縁部の位置決めを容易に行
える縁部位置決め治具29が設けられている。この縁部
位置決め治具29は、所定長の円筒軸31と、この円筒
軸31に突設された指示板33とにより構成されてい
る。上記円筒軸31は上記掻き取り板3の回転軸15の
外径よりも大きな内径に形成され、上記指示板33はプ
ラスティックにより2〜3mm程度の厚さで直角三角形
に形成され、直角三角形の高さとなる辺部が上記円筒軸
31の外面に軸方向に沿って固着されており、円筒軸3
1と直角三角形の底辺部が直角となっている。
示すように、掻き取り板3の縁部の位置決めを容易に行
える縁部位置決め治具29が設けられている。この縁部
位置決め治具29は、所定長の円筒軸31と、この円筒
軸31に突設された指示板33とにより構成されてい
る。上記円筒軸31は上記掻き取り板3の回転軸15の
外径よりも大きな内径に形成され、上記指示板33はプ
ラスティックにより2〜3mm程度の厚さで直角三角形
に形成され、直角三角形の高さとなる辺部が上記円筒軸
31の外面に軸方向に沿って固着されており、円筒軸3
1と直角三角形の底辺部が直角となっている。
【0020】そして、上記傾斜して配設された円盤状の
掻き取り板3の最下部となる縁部の位置決めを行うに
は、図5に示すように、円筒軸31の下端部を掻き取り
板3の上方に突設された回転軸15に挿入すると、掻き
取り板3が傾斜しているとともに、円筒軸31の内径が
回転軸15の外径よりも大きく形成されていることによ
り、直角三角形の指示板33の自重によって指示板33
が回転軸15を中心に軸回りに回動して、指示板33の
底辺部の先端が掻き取り板3の最下部の縁部を指し示す
ため、指示板33の先端が指し示す掻き取り板3の縁部
をテープ9の塗布幅の端部11aに位置合わせすれば、
容易に掻き取り板3の最下部の縁部の位置合せができる
ようになっている。
掻き取り板3の最下部となる縁部の位置決めを行うに
は、図5に示すように、円筒軸31の下端部を掻き取り
板3の上方に突設された回転軸15に挿入すると、掻き
取り板3が傾斜しているとともに、円筒軸31の内径が
回転軸15の外径よりも大きく形成されていることによ
り、直角三角形の指示板33の自重によって指示板33
が回転軸15を中心に軸回りに回動して、指示板33の
底辺部の先端が掻き取り板3の最下部の縁部を指し示す
ため、指示板33の先端が指し示す掻き取り板3の縁部
をテープ9の塗布幅の端部11aに位置合わせすれば、
容易に掻き取り板3の最下部の縁部の位置合せができる
ようになっている。
【0021】また、上記掻き取り装置1にはスライド機
構35が設けられている。このスライド機構35は、モ
ータ17と上記所定の掻き取り設備との間に介設された
前後移動部37と、モータ17の側面に突設された指針
39と、掻き取り設備に固設された目盛り41とにより
構成されている。上記前後移動部37は、例えば、複数
の歯車やラックやハンドルなどにより構成され、ハンド
ルの操作によりモータ17およびこれに連結された円盤
状の掻き取り板3をテープ9に対して前後方向に細かく
スライド移動できるようになっている。そして、指針3
9と目盛り41とを見ながらハンドルを操作することに
より、円盤状の掻き取り板3の縁部とテープ9の磁性塗
料11の塗布幅の端部11aとの接触量を調整し、塗布
幅の端部11aの塗料の掻き取り量を加減できるように
なっている。
構35が設けられている。このスライド機構35は、モ
ータ17と上記所定の掻き取り設備との間に介設された
前後移動部37と、モータ17の側面に突設された指針
39と、掻き取り設備に固設された目盛り41とにより
構成されている。上記前後移動部37は、例えば、複数
の歯車やラックやハンドルなどにより構成され、ハンド
ルの操作によりモータ17およびこれに連結された円盤
状の掻き取り板3をテープ9に対して前後方向に細かく
スライド移動できるようになっている。そして、指針3
9と目盛り41とを見ながらハンドルを操作することに
より、円盤状の掻き取り板3の縁部とテープ9の磁性塗
料11の塗布幅の端部11aとの接触量を調整し、塗布
幅の端部11aの塗料の掻き取り量を加減できるように
なっている。
【0022】次に、上記構成のテープ9塗料の掻き取り
装置1の動作について説明する。まず、掻き取り板3を
テープ9の塗布幅の端部11aに正確に配設するには、
掻き取り板3を傾斜させてモータ17を所定の掻き取り
設備に取付けておき、縁部位置決め治具29の円筒軸3
1の基端部を掻き取り板3の表面の回転軸15に遊嵌す
ると、指示板33の底辺部の先端が自重により掻き取り
板3の周縁部のうち最下部の縁部を指し示し、指示板3
3が指し示す掻き取り板3の縁部がテープ9の塗布幅の
端部11aに位置するようにモータ17および掻き取り
板3を調整する。また、スライド機構35により掻き取
り板3の接触量を調整する。この接触量の調整は、塗布
される磁性塗料11の種類に応じて予め得られたデータ
に基づいて掻き取り量が設定されており、このデータに
基づいて行なわれる。さらに、清掃ブロック5、5のバ
ネ21をネジの調節により適切な付勢力が作用するよう
に調整して上記掻き取り設備に清掃ブロック5、5を支
持しておく。その後、テープ9の磁性塗料11の塗布幅
の端部11aの塗料溜まりの掻き取り作業が行なわれ
る。
装置1の動作について説明する。まず、掻き取り板3を
テープ9の塗布幅の端部11aに正確に配設するには、
掻き取り板3を傾斜させてモータ17を所定の掻き取り
設備に取付けておき、縁部位置決め治具29の円筒軸3
1の基端部を掻き取り板3の表面の回転軸15に遊嵌す
ると、指示板33の底辺部の先端が自重により掻き取り
板3の周縁部のうち最下部の縁部を指し示し、指示板3
3が指し示す掻き取り板3の縁部がテープ9の塗布幅の
端部11aに位置するようにモータ17および掻き取り
板3を調整する。また、スライド機構35により掻き取
り板3の接触量を調整する。この接触量の調整は、塗布
される磁性塗料11の種類に応じて予め得られたデータ
に基づいて掻き取り量が設定されており、このデータに
基づいて行なわれる。さらに、清掃ブロック5、5のバ
ネ21をネジの調節により適切な付勢力が作用するよう
に調整して上記掻き取り設備に清掃ブロック5、5を支
持しておく。その後、テープ9の磁性塗料11の塗布幅
の端部11aの塗料溜まりの掻き取り作業が行なわれ
る。
【0023】塗料溜まりの掻き取り作業は、モータ17
を駆動して掻き取り板3がテープ9の内側から側方へ向
けて、例えば、0.5cm/minの回転速度で回転さ
せながら行なわれる。そして、グラビアロールにより磁
性塗料11が転写されたテープ9が走行すると、掻き取
り板3が回転しながらその周縁部によりテープ9の塗布
幅の端部11aの塗料溜まりが連続的に掻き取られる。
この場合、掻き取り板3がテープ9の内側から側方へ向
けて回転させて行なわれることにより、掻き取り板3に
より掻き取られた塗料がテープ9の塗布幅の端部11a
から側方にすぐに移動するので、掻き取られた塗料がテ
ープ9の端部に付着することが回避され、掻き取られた
塗料によるテープ9への弊害を防止することができる。
を駆動して掻き取り板3がテープ9の内側から側方へ向
けて、例えば、0.5cm/minの回転速度で回転さ
せながら行なわれる。そして、グラビアロールにより磁
性塗料11が転写されたテープ9が走行すると、掻き取
り板3が回転しながらその周縁部によりテープ9の塗布
幅の端部11aの塗料溜まりが連続的に掻き取られる。
この場合、掻き取り板3がテープ9の内側から側方へ向
けて回転させて行なわれることにより、掻き取り板3に
より掻き取られた塗料がテープ9の塗布幅の端部11a
から側方にすぐに移動するので、掻き取られた塗料がテ
ープ9の端部に付着することが回避され、掻き取られた
塗料によるテープ9への弊害を防止することができる。
【0024】同時に、掻き取られた塗料がすぐに乾かな
いように、パイプ13を通じて掻き取り板3の上面に塗
料の溶剤の点滴をすることにより乾きを緩和させながら
行なわれる。そして、掻き取り板3により掻き取られた
塗料は、掻き取り板3を挟むように配設された一対の清
掃ブロック5、5の端面により除去される。また、一対
の清掃ブロック5、5のそれぞれの摺接面から前面に亘
って貼着された布材5A、5Aには、パイプ19から常
時塗料の溶剤が供給され、溶剤を染み込ませた布材5
A、5Aにより掻き取り板3の上下両面がきれいに拭取
られる。したがって、テープ9の塗布幅の端部11aで
塗料を掻き取る掻き取り板3の縁部は、清掃ブロック
5、5により清掃されるので、常に塗料が付着しない状
態でテープ9の塗布幅の端部11aの塗料が掻き取られ
ることになり、テープ9の塗布幅の端部11aの塗料溜
まりの掻き取りが確実且つ良好に行われる。
いように、パイプ13を通じて掻き取り板3の上面に塗
料の溶剤の点滴をすることにより乾きを緩和させながら
行なわれる。そして、掻き取り板3により掻き取られた
塗料は、掻き取り板3を挟むように配設された一対の清
掃ブロック5、5の端面により除去される。また、一対
の清掃ブロック5、5のそれぞれの摺接面から前面に亘
って貼着された布材5A、5Aには、パイプ19から常
時塗料の溶剤が供給され、溶剤を染み込ませた布材5
A、5Aにより掻き取り板3の上下両面がきれいに拭取
られる。したがって、テープ9の塗布幅の端部11aで
塗料を掻き取る掻き取り板3の縁部は、清掃ブロック
5、5により清掃されるので、常に塗料が付着しない状
態でテープ9の塗布幅の端部11aの塗料が掻き取られ
ることになり、テープ9の塗布幅の端部11aの塗料溜
まりの掻き取りが確実且つ良好に行われる。
【0025】次に、本発明者が試験した結果について説
明する。第1表のような配合比でサンドミルにより6時
間混合して磁性塗料11を調整し、更に、硬化剤コロネ
ートL(日本ポリウレタン社製)を6重量部添加した
後、14μmのポリエチレンテフタレートからなるベー
スフィルム上に乾燥後の厚さが3.0μmになるように
塗布し、その後、磁場配向を行い乾燥してジャンボロー
ルに巻取った。
明する。第1表のような配合比でサンドミルにより6時
間混合して磁性塗料11を調整し、更に、硬化剤コロネ
ートL(日本ポリウレタン社製)を6重量部添加した
後、14μmのポリエチレンテフタレートからなるベー
スフィルム上に乾燥後の厚さが3.0μmになるように
塗布し、その後、磁場配向を行い乾燥してジャンボロー
ルに巻取った。
【0026】
【表1】
【0027】そして、テープ9製作時には、上述した本
発明の掻き取り装置1と従来の掻き取り板3とをそれぞ
れ用いて、テープ9の塗布幅の端部11aの塗料溜まり
を掻き取り、その後、ジャンボロールに巻取られたテー
プ9の両端に山状に突出する幅凸を目視により検査を行
ったところ、表2のような結果が得られた。
発明の掻き取り装置1と従来の掻き取り板3とをそれぞ
れ用いて、テープ9の塗布幅の端部11aの塗料溜まり
を掻き取り、その後、ジャンボロールに巻取られたテー
プ9の両端に山状に突出する幅凸を目視により検査を行
ったところ、表2のような結果が得られた。
【0028】
【表2】
【0029】上記表2の検査結果からもわかるように、
従来の掻き取り板に比べ、本発明の掻き取り装置1によ
れば、乾燥後のテープ9の塗布幅の端部11aでの磁性
塗料11の突出(ジャンボロールに巻取られたテープ端
部の幅凸)が殆どみられず、バラツキのない安定したテ
ープ9を製作することができ、テープ9の塗布幅の端部
11aの塗料の掻き取りが良好に行われることがよくわ
かる。
従来の掻き取り板に比べ、本発明の掻き取り装置1によ
れば、乾燥後のテープ9の塗布幅の端部11aでの磁性
塗料11の突出(ジャンボロールに巻取られたテープ端
部の幅凸)が殆どみられず、バラツキのない安定したテ
ープ9を製作することができ、テープ9の塗布幅の端部
11aの塗料の掻き取りが良好に行われることがよくわ
かる。
【0030】このように本実施の形態においては、テー
プ9の端部で塗料を円盤状で回転する掻き取り板3の縁
部により掻き取るとともに、掻き取り板3が清掃ブロッ
ク5、5により常時清掃されるので、常に塗料が付着し
ていない状態で掻き取り板3によりテープ9の端部の塗
料が掻き取ることができ、良好な塗料の掻き取りが可能
となり、テープ9の品質のバラツキを大幅に低減するこ
とができる。また、塗料を掻き取る掻き取り板3がテー
プ9の内側から側方へ向けて回転するので、掻き取られ
た塗料がテープ9の端部に戻って再度付着することを回
避でき、掻き取られた塗料によるテープ9への弊害を防
止することができる。これらの結果、塗料の品種によっ
て乾き時間の異なるが、掻き取られた塗料の乾きを緩和
する溶剤の点滴をこまかにしなくともよくなり、点滴作
業が容易となり、また、作業者が付きりで掻き取り板3
の清掃にたずさわることがなくなり、作業者の負担を大
幅に軽減することが可能となる。
プ9の端部で塗料を円盤状で回転する掻き取り板3の縁
部により掻き取るとともに、掻き取り板3が清掃ブロッ
ク5、5により常時清掃されるので、常に塗料が付着し
ていない状態で掻き取り板3によりテープ9の端部の塗
料が掻き取ることができ、良好な塗料の掻き取りが可能
となり、テープ9の品質のバラツキを大幅に低減するこ
とができる。また、塗料を掻き取る掻き取り板3がテー
プ9の内側から側方へ向けて回転するので、掻き取られ
た塗料がテープ9の端部に戻って再度付着することを回
避でき、掻き取られた塗料によるテープ9への弊害を防
止することができる。これらの結果、塗料の品種によっ
て乾き時間の異なるが、掻き取られた塗料の乾きを緩和
する溶剤の点滴をこまかにしなくともよくなり、点滴作
業が容易となり、また、作業者が付きりで掻き取り板3
の清掃にたずさわることがなくなり、作業者の負担を大
幅に軽減することが可能となる。
【0031】尚、上記実施の形態では縁部位置合せ治具
29の指示板33を直角三角形に形成したが、直角三角
形に限らず、自らの重みにより傾斜状態の掻き取り板3
の最下部の縁部を指し示す形状であれば、これに限定す
ることなく構成することができる。また、縁部位置合せ
治具29としては、円筒軸31を掻き取り板3の回転軸
15に遊嵌する構造としたが、回転軸15を利用せず
に、円筒軸31の下端部に円筒軸31を回転自在に支持
する支持部材を設け、この支持部材に対して円筒軸31
および指示板33が回動できるように構成しても、同様
に掻き取り板3の縁部の位置合せが可能となる。
29の指示板33を直角三角形に形成したが、直角三角
形に限らず、自らの重みにより傾斜状態の掻き取り板3
の最下部の縁部を指し示す形状であれば、これに限定す
ることなく構成することができる。また、縁部位置合せ
治具29としては、円筒軸31を掻き取り板3の回転軸
15に遊嵌する構造としたが、回転軸15を利用せず
に、円筒軸31の下端部に円筒軸31を回転自在に支持
する支持部材を設け、この支持部材に対して円筒軸31
および指示板33が回動できるように構成しても、同様
に掻き取り板3の縁部の位置合せが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、掻
き取り板を円盤状に形成し、掻き取り板により回転しな
がら磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜まりが掻き取られ
るとともに、掻き取られた塗料を清掃ブロックにより除
去して掻き取り板が清掃されることにより、掻き取り板
の縁部が常にきれいな状態で塗布幅の端部の塗料溜まり
を掻き取ることが可能となり、塗布幅の端部の塗料溜ま
りを良好に掻き取ることができ、バラツキのない安定し
た磁気記録テープを製作することができる。また、清掃
ブロックにより掻き取り板が清掃されるので、作業者が
付きりで掻き取り板の清掃を行うことが不要となり、作
業者の負担が大幅に軽減する。 さらに、掻き取り板に
より掻き取られた塗料が回転してすぐに清掃ブロックに
より除去されるので、塗料の品種が異なっても、掻き取
られた塗料の乾きを緩和する溶剤の点滴を大まかに行え
ばよいことになり、点滴作業が容易となる。
き取り板を円盤状に形成し、掻き取り板により回転しな
がら磁性塗料の塗布幅の端部の塗料溜まりが掻き取られ
るとともに、掻き取られた塗料を清掃ブロックにより除
去して掻き取り板が清掃されることにより、掻き取り板
の縁部が常にきれいな状態で塗布幅の端部の塗料溜まり
を掻き取ることが可能となり、塗布幅の端部の塗料溜ま
りを良好に掻き取ることができ、バラツキのない安定し
た磁気記録テープを製作することができる。また、清掃
ブロックにより掻き取り板が清掃されるので、作業者が
付きりで掻き取り板の清掃を行うことが不要となり、作
業者の負担が大幅に軽減する。 さらに、掻き取り板に
より掻き取られた塗料が回転してすぐに清掃ブロックに
より除去されるので、塗料の品種が異なっても、掻き取
られた塗料の乾きを緩和する溶剤の点滴を大まかに行え
ばよいことになり、点滴作業が容易となる。
【図1】本発明のテープ塗料の掻き取り装置を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本発明のテープ塗料の掻き取り装置を示す側面
図である。
図である。
【図3】本発明に係る清掃ブロックを示す側面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る位置決め治具を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明に係る縁部位置決め治具により掻き取り
板の縁部の位置合せを行う斜視図である。
板の縁部の位置合せを行う斜視図である。
【図6】本発明に係るスライド機構を示す概略平面図で
ある。
ある。
【図7】従来のテープ塗料の掻き取り板を示す斜視図で
ある。
ある。
1……掻き取り装置、3……掻き取り板、5……清掃ブ
ロック、5A……布材、9……磁気記録テープ、11…
…磁性塗料、11a……塗布幅の端部、15……回転
軸、21……引張りバネ、29……縁部位置決め治具、
31……円筒軸、33……指示板、35……スライド機
構。
ロック、5A……布材、9……磁気記録テープ、11…
…磁性塗料、11a……塗布幅の端部、15……回転
軸、21……引張りバネ、29……縁部位置決め治具、
31……円筒軸、33……指示板、35……スライド機
構。
Claims (10)
- 【請求項1】 ベースフィルム上に磁性塗料を塗布して
磁気記録テープを製作する際に、磁性塗料が塗布されて
走行する磁気記録テープの磁性塗料の塗布幅の両端部に
それぞれ配設され前記磁気記録テープの磁性塗料の塗布
幅の端部に形成される塗料溜まりをそれぞれ掻き取るテ
ープ塗料の掻き取り装置であって、 回転する円盤状に形成され前記磁気記録テープの磁性塗
料の塗布幅の端部に周縁が接触し接触する縁部が最下部
となるように傾斜させて配設され周縁により前記磁性塗
料の塗布幅の端部の塗料溜まりを掻き取る掻き取り板
と、 前記掻き取り板の周縁から中心の半径方向に沿って前記
掻き取り板の両面に配設され前記回転する掻き取り板の
両面に摺接して前記掻き取り板の表面に付着した塗料を
除去する一対の清掃ブロックと、 を備えたことを特徴とするテープ塗料の掻き取り装置。 - 【請求項2】 前記円盤状の掻き取り板が、前記走行す
る磁気記録テープの内側から側方に向けて回転すること
を特徴とする請求項1記載のテープ塗料の掻き取り装
置。 - 【請求項3】 前記円盤状の掻き取り板の上面の周縁部
分に、掻き取り板の下面の周縁に向けて傾斜する所定幅
のテーパ面が設けられたことを特徴とする請求項1記載
のテープ塗料の掻き取り装置。 - 【請求項4】 前記一対の清掃ブロックの間に、これら
一対のブロックを前記掻き取り板に向けて互いに引き寄
せる引張りバネを介装したことを特徴とする請求項1記
載のテープ塗料の掻き取り装置。 - 【請求項5】 前記引張りバネの付勢力を調節可能とし
たことを特徴とする請求項1記載のテープ塗料の掻き取
り装置。 - 【請求項6】 前記一対の清掃ブロックのそれぞれ前記
掻き取り板の表面に摺接する摺接面から、前記一対の清
掃ブロックの前記掻き取り板に付着した塗料を除去する
それぞれの前面に亘って、塗料の溶剤が染み込む布材を
貼着したことを特徴とする請求項1記載のテープ塗料の
掻き取り装置。 - 【請求項7】 前記掻き取り板を前記磁気記録テープに
対して前後方向に細かくスライド移動させるスライド機
構を備えたことを特徴とする請求項1記載のテープ塗料
の掻き取り装置。 - 【請求項8】 前記傾斜した掻き取り板の上面に設置さ
れて自重により前記掻き取り板の最下部の縁部を指し示
す指示板を備え、この指示板の示す前記掻き取り板の最
下部の縁部をテープの磁性塗料の塗布幅の端部に位置合
せする縁部位置合せ治具を備えたことを特徴とする請求
項1記載のテープ塗料の掻き取り装置。 - 【請求項9】 前記縁部位置合せ治具が、前記掻き取り
板の上面に突設された回転軸よりも大きな内径に形成さ
れ基端部が前記回転軸に遊嵌される円筒軸と、この円筒
軸に突設され前記傾斜して配設された掻き取り板の最下
部の縁部を指し示す指示板とにより形成されたことを特
徴とする請求項8記載のテープ塗料の掻き取り装置。 - 【請求項10】 前記縁部位置合せ治具の支持板が、直
角三角形に形成されその高さ辺部が前記円筒軸に軸心に
沿って直角に突設されたことを特徴とする請求項9記載
のテープ塗料の掻き取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP376698A JPH11203675A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | テープ塗料の掻き取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP376698A JPH11203675A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | テープ塗料の掻き取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11203675A true JPH11203675A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11566303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP376698A Pending JPH11203675A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | テープ塗料の掻き取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11203675A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115284720A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-11-04 | 苏州联谊达电子有限公司 | 一种产品自动贴合装置 |
| CN116589031A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-08-15 | 山东省宇捷轴承制造有限公司 | 一种油水分离装置及方法 |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP376698A patent/JPH11203675A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115284720A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-11-04 | 苏州联谊达电子有限公司 | 一种产品自动贴合装置 |
| CN116589031A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-08-15 | 山东省宇捷轴承制造有限公司 | 一种油水分离装置及方法 |
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