JPH1120433A - サスペンションアーム用部材 - Google Patents
サスペンションアーム用部材Info
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- JPH1120433A JPH1120433A JP17217697A JP17217697A JPH1120433A JP H1120433 A JPH1120433 A JP H1120433A JP 17217697 A JP17217697 A JP 17217697A JP 17217697 A JP17217697 A JP 17217697A JP H1120433 A JPH1120433 A JP H1120433A
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- JP
- Japan
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- bush
- main body
- suspension arm
- bush mounting
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/10—Constructional features of arms
- B60G2206/11—Constructional features of arms the arm being a radius or track or torque or steering rod or stabiliser end link
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部材本体と、円筒型ブッシュを装着するブッ
シュ装着部材とが連結されたサスペンションアーム用部
材であって、効率良く製作することのできるものを提供
すること。 【解決手段】 ブッシュ装着部材10として、ブッシュ40
が嵌め込まれる保持部11を備えると共に、保持部11の周
方向の一部に開口部12が形成され、開口部12の周方向両
側に外周面上に突出する一対の結合部13、14が設けら
れ、両結合部13、14が凹凸嵌合を利用した結合構造を介
して結合されることにより、保持部11の内周面がブッシ
ュ40の外周面に密着してブッシュ40を保持部11内に嵌着
固定する巻締め式のものを用いる。部材本体1に透孔2
を設ける。そして、結合構造を構成する嵌合凸部18を透
孔2に貫挿して対応する嵌合凹部19に嵌合して両結合部
13、14を結合すると共に、結合状態の両結合部13、14間
に部材本体1を挟着して、部材本体1とブッシュ装着部
材10とを連結する。
シュ装着部材とが連結されたサスペンションアーム用部
材であって、効率良く製作することのできるものを提供
すること。 【解決手段】 ブッシュ装着部材10として、ブッシュ40
が嵌め込まれる保持部11を備えると共に、保持部11の周
方向の一部に開口部12が形成され、開口部12の周方向両
側に外周面上に突出する一対の結合部13、14が設けら
れ、両結合部13、14が凹凸嵌合を利用した結合構造を介
して結合されることにより、保持部11の内周面がブッシ
ュ40の外周面に密着してブッシュ40を保持部11内に嵌着
固定する巻締め式のものを用いる。部材本体1に透孔2
を設ける。そして、結合構造を構成する嵌合凸部18を透
孔2に貫挿して対応する嵌合凹部19に嵌合して両結合部
13、14を結合すると共に、結合状態の両結合部13、14間
に部材本体1を挟着して、部材本体1とブッシュ装着部
材10とを連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等のサス
ペンションアーム用部材に関する。
ペンションアーム用部材に関する。
【0002】なお、この明細書において、「アルミニウ
ム」の語はその合金を含む意味において用いる。
ム」の語はその合金を含む意味において用いる。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、図10に示すように、アッパーアーム、ロアアー
ム、トーションバー、トレーリングアーム等の自動車の
サスペンションアームを構成するサスペンションアーム
用部材(50)は、棒状その他形状の部材本体(51)
と、その両端あるいは片端に円筒型の防振ブッシュ(4
0)を装着するための円形の装着孔(52)が形成され
たブッシュ装着部(53)とにより構成されている。そ
して、前記ブッシュ(40)としては、中心に位置する
支軸部材(41)と、該支軸部材(41)の周囲に配設
されるとともに外径が装着孔(52)の径よりもわずか
に大きく設定された剛性スリーブ(42)とが、それら
の間に介挿されたゴム弾性体(41)によって連結され
たものが一般に用いられ、該ブッシュ(40)を前記装
着孔(52)に圧入することによりサスペンシュンアー
ム用部材(50)に装着固定される。
ば、図10に示すように、アッパーアーム、ロアアー
ム、トーションバー、トレーリングアーム等の自動車の
サスペンションアームを構成するサスペンションアーム
用部材(50)は、棒状その他形状の部材本体(51)
と、その両端あるいは片端に円筒型の防振ブッシュ(4
0)を装着するための円形の装着孔(52)が形成され
たブッシュ装着部(53)とにより構成されている。そ
して、前記ブッシュ(40)としては、中心に位置する
支軸部材(41)と、該支軸部材(41)の周囲に配設
されるとともに外径が装着孔(52)の径よりもわずか
に大きく設定された剛性スリーブ(42)とが、それら
の間に介挿されたゴム弾性体(41)によって連結され
たものが一般に用いられ、該ブッシュ(40)を前記装
着孔(52)に圧入することによりサスペンシュンアー
ム用部材(50)に装着固定される。
【0004】しかしながら、上記のような圧入式のブッ
シュ装着部(53)は、装着孔(52)とブッシュ(4
0)との間に厳格な寸法精度が要求され、そのため装着
孔(52)内周面を必要寸法精度に仕上げるための特別
な加工が必要となるものであった。
シュ装着部(53)は、装着孔(52)とブッシュ(4
0)との間に厳格な寸法精度が要求され、そのため装着
孔(52)内周面を必要寸法精度に仕上げるための特別
な加工が必要となるものであった。
【0005】また、上記のようなサスペンションアーム
用部材(50)は、従来、鉄系材料により全体を板金プ
レスにより製作するか、あるいは部材本体が長尺の場合
は、パイプまたは板からなる部材本体(51)と、別途
プレスまたは鋳造により作製したブッシュ装着部(5
3)とを溶接することにより製作していた。しかし、鉄
系材料は重量が大きく、その上溶接の場合はコスト高に
なるという欠点があった。
用部材(50)は、従来、鉄系材料により全体を板金プ
レスにより製作するか、あるいは部材本体が長尺の場合
は、パイプまたは板からなる部材本体(51)と、別途
プレスまたは鋳造により作製したブッシュ装着部(5
3)とを溶接することにより製作していた。しかし、鉄
系材料は重量が大きく、その上溶接の場合はコスト高に
なるという欠点があった。
【0006】そこで、最近では、軽量のアルミニウム材
料で構成したサスペンションアーム用部材も用いられる
ようになっている。アルミニウムの場合は、展伸性が良
好であることから、部材本体(51)とブッシュ装着部
(53)とを一体成形した押出形材が専ら用いられてお
り、この押出形材を押出方向に所定厚みにスライス切断
してサスペンションアーム用部材となされている。
料で構成したサスペンションアーム用部材も用いられる
ようになっている。アルミニウムの場合は、展伸性が良
好であることから、部材本体(51)とブッシュ装着部
(53)とを一体成形した押出形材が専ら用いられてお
り、この押出形材を押出方向に所定厚みにスライス切断
してサスペンションアーム用部材となされている。
【0007】しかしながら、このように部材本体(5
1)とブッシュ装着部(53)とを押出により一体成形
した場合には、部材本体(51)に対するブッシュ装着
部(53)の向きは一義的に決定されてしまい、これを
変更することはできなかった。また、サスペンションア
ーム用部材(50)の形状や部材本体(51)の長さ
等、採り得る設計自由度に限界もあった。
1)とブッシュ装着部(53)とを押出により一体成形
した場合には、部材本体(51)に対するブッシュ装着
部(53)の向きは一義的に決定されてしまい、これを
変更することはできなかった。また、サスペンションア
ーム用部材(50)の形状や部材本体(51)の長さ
等、採り得る設計自由度に限界もあった。
【0008】また、上述したように部材本体(51)と
ブッシュ装着部(53)とを別体に製作することも考え
られるが、この場合であっても、ブッシュ装着部(5
3)の装着孔(52)にブッシュ(40)を圧入固定す
る作業と、これら部材本体(51)とブッシュ装着部
(53)を連結固定する作業とを別々に行わなければな
らず、生産効率が悪かった。
ブッシュ装着部(53)とを別体に製作することも考え
られるが、この場合であっても、ブッシュ装着部(5
3)の装着孔(52)にブッシュ(40)を圧入固定す
る作業と、これら部材本体(51)とブッシュ装着部
(53)を連結固定する作業とを別々に行わなければな
らず、生産効率が悪かった。
【0009】この発明は、上記技術的背景に鑑みてなさ
れたものであって、装着孔とブッシュとの間の寸法精度
の厳格性を緩和できることはもとより、部材本体に対す
るブッシュ装着部の向きを可変にできる上、全体形状や
部材本体の長さ等に関して設計自由度を増大することが
でき、且つ効率良く製作することのできるサスペンショ
ンアーム用部材を提供することを目的とする。
れたものであって、装着孔とブッシュとの間の寸法精度
の厳格性を緩和できることはもとより、部材本体に対す
るブッシュ装着部の向きを可変にできる上、全体形状や
部材本体の長さ等に関して設計自由度を増大することが
でき、且つ効率良く製作することのできるサスペンショ
ンアーム用部材を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、部材本体と、円筒型ブッシュを装着す
るブッシュ装着部材とが連結されたサスペンションアー
ム用部材であって、前記ブッシュ装着部材は、前記ブッ
シュが嵌め込まれる保持部を備えると共に、前記保持部
の周方向の一部に軸方向に延びる開口部が形成され、該
開口部において前記保持部が拡開状態に開口可能となさ
れる一方、前記開口部の周方向両側に外周面上に突出す
る一対の結合部が周方向対向配置に設けられ、これら結
合部が凹凸嵌合を利用した結合構造を介して結合される
ことにより、前記保持部の内周面が前記ブッシュの外周
面に密着してブッシュを保持部内に嵌着固定するものと
なされた巻締め式のものからなり、前記部材本体のブッ
シュ連結予定部位には、透孔が設けられ、前記結合構造
を構成する嵌合凸部が前記透孔を貫挿して対応する嵌合
凹部に嵌合して両結合部が結合されると共に、この結合
状態の両結合部間に部材本体が挟着されて、部材本体と
ブッシュ装着部材とが連結されてなることを特徴とする
ものである。
め、この発明は、部材本体と、円筒型ブッシュを装着す
るブッシュ装着部材とが連結されたサスペンションアー
ム用部材であって、前記ブッシュ装着部材は、前記ブッ
シュが嵌め込まれる保持部を備えると共に、前記保持部
の周方向の一部に軸方向に延びる開口部が形成され、該
開口部において前記保持部が拡開状態に開口可能となさ
れる一方、前記開口部の周方向両側に外周面上に突出す
る一対の結合部が周方向対向配置に設けられ、これら結
合部が凹凸嵌合を利用した結合構造を介して結合される
ことにより、前記保持部の内周面が前記ブッシュの外周
面に密着してブッシュを保持部内に嵌着固定するものと
なされた巻締め式のものからなり、前記部材本体のブッ
シュ連結予定部位には、透孔が設けられ、前記結合構造
を構成する嵌合凸部が前記透孔を貫挿して対応する嵌合
凹部に嵌合して両結合部が結合されると共に、この結合
状態の両結合部間に部材本体が挟着されて、部材本体と
ブッシュ装着部材とが連結されてなることを特徴とする
ものである。
【0011】これによれば、上記のような従来品に比し
て、ブッシュと保持部との隙間の厳格な寸法精度を不要
となしえ、ブッシュ装着部材の保持部内周面を必要寸法
精度に仕上げるための特別な加工を不要となし得る。
て、ブッシュと保持部との隙間の厳格な寸法精度を不要
となしえ、ブッシュ装着部材の保持部内周面を必要寸法
精度に仕上げるための特別な加工を不要となし得る。
【0012】また、結合部の結合操作を行うと、ブッシ
ュがブッシュ装着部材の保持部内に嵌着固定され、更に
結合構造を構成する嵌合凸部が部材本体のブッシュ連結
予定部位に設けられた透孔に貫挿して対応する嵌合凹部
に嵌合して両結合部が結合されると共に、この結合状態
の両結合部間に部材本体が挟着される。そのため、結合
部の結合操作によって、ブッシュの嵌着固定作業と部材
本体の連結作業とを同時に行い得るものとなり、生産効
率が向上する。また、部材本体は、そのブッシュ連結予
定部位に設けられた透孔に嵌合凸部が貫挿された状態で
連結されるので、両結合部間からの抜けが強く阻止され
る。
ュがブッシュ装着部材の保持部内に嵌着固定され、更に
結合構造を構成する嵌合凸部が部材本体のブッシュ連結
予定部位に設けられた透孔に貫挿して対応する嵌合凹部
に嵌合して両結合部が結合されると共に、この結合状態
の両結合部間に部材本体が挟着される。そのため、結合
部の結合操作によって、ブッシュの嵌着固定作業と部材
本体の連結作業とを同時に行い得るものとなり、生産効
率が向上する。また、部材本体は、そのブッシュ連結予
定部位に設けられた透孔に嵌合凸部が貫挿された状態で
連結されるので、両結合部間からの抜けが強く阻止され
る。
【0013】また、上記従来品のように部材本体に複数
個のブッシュ装着部材が連結されているような場合に
は、部材本体に対する各ブッシュ装着部材の挟着方向を
相互に変えて挟着することにより、各ブッシュ装着部材
に装着されたブッシュの軸方向の相対角度を任意に設定
し得る。
個のブッシュ装着部材が連結されているような場合に
は、部材本体に対する各ブッシュ装着部材の挟着方向を
相互に変えて挟着することにより、各ブッシュ装着部材
に装着されたブッシュの軸方向の相対角度を任意に設定
し得る。
【0014】また、部材本体とブッシュ装着部材とが別
々に製作されるから、サスペンションアーム用部材の形
状や部材本体の長さ等に関して採り得る設計自由度が増
大する。
々に製作されるから、サスペンションアーム用部材の形
状や部材本体の長さ等に関して採り得る設計自由度が増
大する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明を自動車のサスペ
ンションアーム用部材に適用した実施形態について、図
面を参照しつつ詳述する。
ンションアーム用部材に適用した実施形態について、図
面を参照しつつ詳述する。
【0016】図1乃至図5は、この発明の一実施形態
(第1実施形態)を示すものである。これらの図におい
て(A)は自動車のサスペンションアーム用部材であ
る。該サスペンションアーム用部材(A)は、図5に示
すように棒状の部材本体(1)と、その長さ方向の両端
部に連結された合計2個の巻締め式のブッシュ装着部材
(10)(10)とによって構成されている。
(第1実施形態)を示すものである。これらの図におい
て(A)は自動車のサスペンションアーム用部材であ
る。該サスペンションアーム用部材(A)は、図5に示
すように棒状の部材本体(1)と、その長さ方向の両端
部に連結された合計2個の巻締め式のブッシュ装着部材
(10)(10)とによって構成されている。
【0017】前記部材本体(1)は、図1に示すよう
に、断面H形の鋼材からなるものであって、その両側板
部(1b)(1b)を連結している連結板部(1a)の
両端部に、前記ブッシュ装着部材(10)(10)が連
結されるものである。かかる連結板部(1a)の両端部
には、後述する潰し部(18)(18)に貫挿される2
個の長方形状の透孔(2)(2)がそれぞれ穿設されて
いる。
に、断面H形の鋼材からなるものであって、その両側板
部(1b)(1b)を連結している連結板部(1a)の
両端部に、前記ブッシュ装着部材(10)(10)が連
結されるものである。かかる連結板部(1a)の両端部
には、後述する潰し部(18)(18)に貫挿される2
個の長方形状の透孔(2)(2)がそれぞれ穿設されて
いる。
【0018】一方、前記の各ブッシュ装着部材(10)
は、アルミニウム押出材を押出方向に所用厚みにスライ
ス切断することによって製作されている。このブッシュ
装着部材(10)は、円筒型の防振ブッシュ(40)を
装着するものであり、ブッシュ(40)が嵌め込まれる
円筒状の保持部(11)を備えるとともに、保持部(1
1)の周方向の一箇所が分断されて軸方向に延びる開口
部(12)が形成されている。従って、この開口部(1
2)において保持部(11)が拡開状態に開口可能とな
されている。
は、アルミニウム押出材を押出方向に所用厚みにスライ
ス切断することによって製作されている。このブッシュ
装着部材(10)は、円筒型の防振ブッシュ(40)を
装着するものであり、ブッシュ(40)が嵌め込まれる
円筒状の保持部(11)を備えるとともに、保持部(1
1)の周方向の一箇所が分断されて軸方向に延びる開口
部(12)が形成されている。従って、この開口部(1
2)において保持部(11)が拡開状態に開口可能とな
されている。
【0019】さらに、開口部(12)の周方向両側に
は、該開口部(12)の両方の開口縁部において、軸方
向全域に渡って、外周面上に突出する断面方形状の一対
の結合部(13)(14)が周方向対向配置に設けられ
ている。
は、該開口部(12)の両方の開口縁部において、軸方
向全域に渡って、外周面上に突出する断面方形状の一対
の結合部(13)(14)が周方向対向配置に設けられ
ている。
【0020】これら両結合部(13)(14)は、凹凸
嵌合を利用した結合構造を介して結合されるもので、次
のように構成されている。すなわち、各結合部(13)
(14)の相互対向面の一方には、内外2列で軸方向に
延びる、前記結合構造を構成する嵌合凸部としての断面
方形状の潰し部(18)(18)が突設され、また前記
対向面の他方には、前記潰し部(18)との対応位置に
内外2列で軸方向に延びる、前記嵌合凸部に対応する嵌
合凹部としての食込み溝(19)(19)が形成されて
いる。これらの潰し部(18)と食込み溝(19)は、
潰し部(18)を食込み溝(19)に嵌合した状態で該
食込み溝(19)に潰し部(18)を塑性変形させつつ
充填させることにより両結合部(13)(14)を結合
せしめ、ひいては開口部(12)を閉塞状態に保持する
役割を果たす。このために、食込み溝(19)は、その
深さ方向の中間部に、深さ方向の上下端よりも溝幅の大
きな、従って開口面積の大きな拡大部(19a)が形成
される一方、潰し部(18)はその突出高さが食込み溝
(19)の深さ及び部材本体(1)の連結板部(1a)
の厚みよりも大きく設定されるとともに横断面積が食込
み溝(19)の横断面積とほぼ同じに設定され、開口部
(12)の閉塞状態において、変形充填された潰し部
(18)が該拡大部(19a)に十分に食込んで両結合
部(13)(14)の分離を強く阻止するものとなされ
ている。
嵌合を利用した結合構造を介して結合されるもので、次
のように構成されている。すなわち、各結合部(13)
(14)の相互対向面の一方には、内外2列で軸方向に
延びる、前記結合構造を構成する嵌合凸部としての断面
方形状の潰し部(18)(18)が突設され、また前記
対向面の他方には、前記潰し部(18)との対応位置に
内外2列で軸方向に延びる、前記嵌合凸部に対応する嵌
合凹部としての食込み溝(19)(19)が形成されて
いる。これらの潰し部(18)と食込み溝(19)は、
潰し部(18)を食込み溝(19)に嵌合した状態で該
食込み溝(19)に潰し部(18)を塑性変形させつつ
充填させることにより両結合部(13)(14)を結合
せしめ、ひいては開口部(12)を閉塞状態に保持する
役割を果たす。このために、食込み溝(19)は、その
深さ方向の中間部に、深さ方向の上下端よりも溝幅の大
きな、従って開口面積の大きな拡大部(19a)が形成
される一方、潰し部(18)はその突出高さが食込み溝
(19)の深さ及び部材本体(1)の連結板部(1a)
の厚みよりも大きく設定されるとともに横断面積が食込
み溝(19)の横断面積とほぼ同じに設定され、開口部
(12)の閉塞状態において、変形充填された潰し部
(18)が該拡大部(19a)に十分に食込んで両結合
部(13)(14)の分離を強く阻止するものとなされ
ている。
【0021】また、これらの結合部(13)(14)の
相互対向面のうち食込み溝(19)が形成されている方
には、軸方向全域に渡って、部材本体(1)の連結板部
(1a)の厚みに対応して基端部近傍から先端まで窪ん
だL字状の窪み部(17)が形成され、両結合部(1
3)(14)が結合状態となったときに部材本体(1)
の連結板部(1a)端部がこの窪み部(17)に配置し
て、開口部(12)を閉塞することのできるものとなさ
れている。
相互対向面のうち食込み溝(19)が形成されている方
には、軸方向全域に渡って、部材本体(1)の連結板部
(1a)の厚みに対応して基端部近傍から先端まで窪ん
だL字状の窪み部(17)が形成され、両結合部(1
3)(14)が結合状態となったときに部材本体(1)
の連結板部(1a)端部がこの窪み部(17)に配置し
て、開口部(12)を閉塞することのできるものとなさ
れている。
【0022】なお、前記潰し部(18)(18)、食込
み溝(19)(19)及び窪み部(17)は、ブッシュ
装着部材(10)の押出時に形成されたものである。
み溝(19)(19)及び窪み部(17)は、ブッシュ
装着部材(10)の押出時に形成されたものである。
【0023】次に、この実施形態のサスペンションアー
ム用部材(A)をその製造方法に基づいて説明する。
ム用部材(A)をその製造方法に基づいて説明する。
【0024】まず、図1に示すように、開口部(12)
において保持部(11)を拡開することにより保持部
(11)内周長を実質的に大きくした状態で、図2のよ
うに円筒型のブッシュ(40)を保持部(11)に挿入
する。これと並行して、部材本体(1)の連結板部(1
a)端部を結合部(13)(14)の対向面間に差し込
む。なお、要すれば、部材本体(1)の連結板部(1
a)と結合部(13)(14)との間に防振材(図示せ
ず))を介在配置させるものとしても良い。
において保持部(11)を拡開することにより保持部
(11)内周長を実質的に大きくした状態で、図2のよ
うに円筒型のブッシュ(40)を保持部(11)に挿入
する。これと並行して、部材本体(1)の連結板部(1
a)端部を結合部(13)(14)の対向面間に差し込
む。なお、要すれば、部材本体(1)の連結板部(1
a)と結合部(13)(14)との間に防振材(図示せ
ず))を介在配置させるものとしても良い。
【0025】前記ブッシュ(40)は、この実施形態で
は、ほぼ中心に位置する支持部材(41)と、該支持部
材(41)の周囲に配設された円筒型の剛性スリーブ
(42)とが、それらの間に介挿されたゴム弾性体(4
3)によって連結されたソリッドタイプのものが用いら
れており、剛性スリーブ(42)の外径は、保持部(1
1)の開口部(12)が閉塞されたときの保持部(1
1)の内径より僅かに大きく設定されている。而して、
保持部(11)は開口部(12)において拡開されてい
るから、ブッシュ(40)を極めて容易に保持部(1
1)内に装填することができる。
は、ほぼ中心に位置する支持部材(41)と、該支持部
材(41)の周囲に配設された円筒型の剛性スリーブ
(42)とが、それらの間に介挿されたゴム弾性体(4
3)によって連結されたソリッドタイプのものが用いら
れており、剛性スリーブ(42)の外径は、保持部(1
1)の開口部(12)が閉塞されたときの保持部(1
1)の内径より僅かに大きく設定されている。而して、
保持部(11)は開口部(12)において拡開されてい
るから、ブッシュ(40)を極めて容易に保持部(1
1)内に装填することができる。
【0026】次に、開口部(12)を閉塞させるべくプ
レス等により両結合部(13)(14)を近接方向に加
圧すると、一方の結合部(14)の潰し部(18)(1
8)が連結板部(1a)の透孔(2)(2)を貫挿して
他方の結合部(13)の食込み溝(19)(19)に嵌
まり込み、図3に示されるように、開口部(12)の閉
塞前に潰し部(18)(18)の先端が食込み溝(1
9)(19)の底面に当接する。
レス等により両結合部(13)(14)を近接方向に加
圧すると、一方の結合部(14)の潰し部(18)(1
8)が連結板部(1a)の透孔(2)(2)を貫挿して
他方の結合部(13)の食込み溝(19)(19)に嵌
まり込み、図3に示されるように、開口部(12)の閉
塞前に潰し部(18)(18)の先端が食込み溝(1
9)(19)の底面に当接する。
【0027】この状態でさらに両結合部(13)(1
4)を密着方向に加圧すると、図4に示されるように、
潰し部(18)が食込み溝(19)の形状に沿って圧潰
状に塑性変形し拡大部(19a)を含む食込み溝(1
9)内に充填され、結合部(13)(14)の相互対向
面は密着方向に接近し、開口部(12)は縮小されやが
て閉塞状態となる。同時に、ブッシュ装着部材(10)
の保持部(11)内周面がブッシュ(40)の外周面に
密着してブッシュ(40)は強固に巻締められた状態と
なる。更に同時に、結合部(13)(14)の相互対向
面が部材本体(1)の連結板部(1a)の両面に密着し
て部材本体(1)は強固に挟着された状態となる。
4)を密着方向に加圧すると、図4に示されるように、
潰し部(18)が食込み溝(19)の形状に沿って圧潰
状に塑性変形し拡大部(19a)を含む食込み溝(1
9)内に充填され、結合部(13)(14)の相互対向
面は密着方向に接近し、開口部(12)は縮小されやが
て閉塞状態となる。同時に、ブッシュ装着部材(10)
の保持部(11)内周面がブッシュ(40)の外周面に
密着してブッシュ(40)は強固に巻締められた状態と
なる。更に同時に、結合部(13)(14)の相互対向
面が部材本体(1)の連結板部(1a)の両面に密着し
て部材本体(1)は強固に挟着された状態となる。
【0028】この状態で、結合部(13)(14)への
加圧力を解除しても、食込み溝(19)に変形充填され
た潰し部(18)が食込み溝の拡大部(19a)に十分
に食込んで両結合部(13)(14)の分離を強く阻止
し、ブッシュ(40)の保持部(11)内での巻締め固
定状態、及び部材本体(1)の両結合部(13)(1
4)間での挟着固定状態が保持される。また、この状態
において、部材本体(1)は、透孔(2)(2)に潰し
部(18)(18)が貫挿した状態で挟着されているの
で、両結合部(13)(14)間からの抜けが強く阻止
される。なお、要すれば、結合部(13)(14)や結
合部(13)(14)と部材本体(1)の界面をレーザ
溶接や摩擦撹拌接合等により溶接・接合したり、シーラ
ント、ロックタイト等の接着剤で接着して、結合部(1
3)(14)間の隙間を完全に塞ぎ、該隙間からの泥や
水の侵入を確実に防止するものとしても良い。
加圧力を解除しても、食込み溝(19)に変形充填され
た潰し部(18)が食込み溝の拡大部(19a)に十分
に食込んで両結合部(13)(14)の分離を強く阻止
し、ブッシュ(40)の保持部(11)内での巻締め固
定状態、及び部材本体(1)の両結合部(13)(1
4)間での挟着固定状態が保持される。また、この状態
において、部材本体(1)は、透孔(2)(2)に潰し
部(18)(18)が貫挿した状態で挟着されているの
で、両結合部(13)(14)間からの抜けが強く阻止
される。なお、要すれば、結合部(13)(14)や結
合部(13)(14)と部材本体(1)の界面をレーザ
溶接や摩擦撹拌接合等により溶接・接合したり、シーラ
ント、ロックタイト等の接着剤で接着して、結合部(1
3)(14)間の隙間を完全に塞ぎ、該隙間からの泥や
水の侵入を確実に防止するものとしても良い。
【0029】以上のようにして部材本体(1)の両端に
ブッシュ装着部材(10)(10)を連結することによ
り、図5に示されるサスペンションアームが得られる。
ブッシュ装着部材(10)(10)を連結することによ
り、図5に示されるサスペンションアームが得られる。
【0030】図6及び図7は、この発明のもう一つの実
施形態(第2実施形態)を示すものである。なお、これ
らの図では、上記第1実施形態と同一の構成要素には同
一の符号が付されており、以下、この実施形態を第1実
施形態との相違点を中心に説明する。
施形態(第2実施形態)を示すものである。なお、これ
らの図では、上記第1実施形態と同一の構成要素には同
一の符号が付されており、以下、この実施形態を第1実
施形態との相違点を中心に説明する。
【0031】この実施形態では、部材本体(1)は、図
7に示されるように、中空部を有する角パイプ状の鋼材
からなり、図6(イ)及び(ロ)に示されるようにその
周壁を構成している4側壁のうちの一つの側壁の一端部
と、当該側壁に隣接する一つの側壁の他端部とに、それ
ぞれ2個の透孔(2)(2)、(2)(2)が穿設され
ている。また、この部材本体(1)の両端部に連結され
る合計2個のブッシュ装着部材(10)(10)は、上
記第1実施形態と同じ構成のものである。
7に示されるように、中空部を有する角パイプ状の鋼材
からなり、図6(イ)及び(ロ)に示されるようにその
周壁を構成している4側壁のうちの一つの側壁の一端部
と、当該側壁に隣接する一つの側壁の他端部とに、それ
ぞれ2個の透孔(2)(2)、(2)(2)が穿設され
ている。また、この部材本体(1)の両端部に連結され
る合計2個のブッシュ装着部材(10)(10)は、上
記第1実施形態と同じ構成のものである。
【0032】かかる構成の部材本体(1)とブッシュ装
着部材(10)との連結作業は、上記第1実施形態と同
様に行われる。これを簡単に説明すれば、図7に示され
るように、部材本体(1)の4側壁のうちの透孔(2)
が穿設された側壁の一端部を、結合部(13)(14)
の対向面間に差し込むと共に、ブッシュ(40)を内周
長が実質的に大きくなったブッシュ装着部材(10)の
保持部(11)に挿入する。そして、両結合部(13)
(14)を近接方向に加圧して、一方の結合部(14)
の潰し部(18)(18)を透孔(2)(2)に貫挿さ
せて他方の結合部(13)の食込み溝(19)(19)
に嵌め込み、更に両結合部(13)(14)を密着方向
に加圧して、潰し部(18)を食込み溝(19)内で塑
性変形させて、両結合部(13)(14)を結合させ
る。
着部材(10)との連結作業は、上記第1実施形態と同
様に行われる。これを簡単に説明すれば、図7に示され
るように、部材本体(1)の4側壁のうちの透孔(2)
が穿設された側壁の一端部を、結合部(13)(14)
の対向面間に差し込むと共に、ブッシュ(40)を内周
長が実質的に大きくなったブッシュ装着部材(10)の
保持部(11)に挿入する。そして、両結合部(13)
(14)を近接方向に加圧して、一方の結合部(14)
の潰し部(18)(18)を透孔(2)(2)に貫挿さ
せて他方の結合部(13)の食込み溝(19)(19)
に嵌め込み、更に両結合部(13)(14)を密着方向
に加圧して、潰し部(18)を食込み溝(19)内で塑
性変形させて、両結合部(13)(14)を結合させ
る。
【0033】このようにして部材本体(1)の両端部に
ブッシュ装着部材(10)(10)を連結することによ
り、図6(ハ)及び(ニ)に示されるように、ブッシュ
装着部材(1)の保持部(11)内周面がブッシュ(4
0)の外周面に密着してブッシュ(40)は強固に巻締
められた状態となると同時に、結合部(13)(14)
の相互対向面が部材本体(1)の側壁の内外両面に密着
して部材本体(1)は強固に挟着された状態となる。更
に、透孔(2)に潰し部(18)が貫挿している状態で
挟着され、部材本体(1)は両結合部(13)(14)
からの抜けが強固に阻止される。
ブッシュ装着部材(10)(10)を連結することによ
り、図6(ハ)及び(ニ)に示されるように、ブッシュ
装着部材(1)の保持部(11)内周面がブッシュ(4
0)の外周面に密着してブッシュ(40)は強固に巻締
められた状態となると同時に、結合部(13)(14)
の相互対向面が部材本体(1)の側壁の内外両面に密着
して部材本体(1)は強固に挟着された状態となる。更
に、透孔(2)に潰し部(18)が貫挿している状態で
挟着され、部材本体(1)は両結合部(13)(14)
からの抜けが強固に阻止される。
【0034】而して、図1乃至図5に示した上記第1実
施形態では、サスペンションアーム用部材(A)は、図
5に示されるように部材本体(1)の両端が各ブッシュ
装着部材(10)の結合部(13)(14)に挟着され
た状態で、両ブッシュ装着部材(10)(10)の相対
角度が零度、つまり両ブッシュ装着部材(10)(1
0)の軸線方向が同一となされたものである。一方、図
6及び図7に示した第2実施形態では、サスペンション
アーム用部材(A)は、図6(ハ)及び(ニ)に示され
るように部材本体(1)の両端の2個のブッシュ装着部
材(10)(10)の相対角度が90度となされてい
る。このようにこの発明では、部材本体(1)に対する
各ブッシュ装着部材(10)(10)の挟着方向を相互
に変えて挟着することにより、各ブッシュ装着部材(1
0)(10)に装着されたブッシュ(40)(40)の
軸方向の相対角度を零度、90度等の任意の角度に設定
することができる。
施形態では、サスペンションアーム用部材(A)は、図
5に示されるように部材本体(1)の両端が各ブッシュ
装着部材(10)の結合部(13)(14)に挟着され
た状態で、両ブッシュ装着部材(10)(10)の相対
角度が零度、つまり両ブッシュ装着部材(10)(1
0)の軸線方向が同一となされたものである。一方、図
6及び図7に示した第2実施形態では、サスペンション
アーム用部材(A)は、図6(ハ)及び(ニ)に示され
るように部材本体(1)の両端の2個のブッシュ装着部
材(10)(10)の相対角度が90度となされてい
る。このようにこの発明では、部材本体(1)に対する
各ブッシュ装着部材(10)(10)の挟着方向を相互
に変えて挟着することにより、各ブッシュ装着部材(1
0)(10)に装着されたブッシュ(40)(40)の
軸方向の相対角度を零度、90度等の任意の角度に設定
することができる。
【0035】図8及び図9は、この発明の更にもう一つ
の実施形態(第3実施形態)を示すものである。なお、
これらの図では、上記第1実施形態と同一の構成要素に
は同一の符号が付されており、以下、この実施形態を第
1実施形態及び第2実施形態との相違点を中心に簡単に
説明する。
の実施形態(第3実施形態)を示すものである。なお、
これらの図では、上記第1実施形態と同一の構成要素に
は同一の符号が付されており、以下、この実施形態を第
1実施形態及び第2実施形態との相違点を中心に簡単に
説明する。
【0036】この実施形態のサスペンションアーム用部
材(A)は、図9に示されるように部材本体(1)に合
計3個のブッシュ装着部材(10)(10)(10)が
連結されているものである。これらブッシュ装着部材
(10)(10)は、上記第1実施形態と同じ構成のも
のである。一方、部材本体(1)としては、図8に示さ
れるように、縁部にリブ(1c)(1c)(1c)を有
する平面視略A形平板状の鋼材が用いられている。そし
て、部材本体(1)の同図下端側の両端部には、それぞ
れ2個の透孔(2)(2)、(2)(2)が穿設されて
いる。更に、部材本体(1)の同図上端側の端部には、
ブッシュ装着部材(10)と連結される立上り連結片
(3)が溶接(溶接部4)にて一体に接合されており、
この立上り連結片(3)に2個の透孔(2)(2)が穿
設されている。
材(A)は、図9に示されるように部材本体(1)に合
計3個のブッシュ装着部材(10)(10)(10)が
連結されているものである。これらブッシュ装着部材
(10)(10)は、上記第1実施形態と同じ構成のも
のである。一方、部材本体(1)としては、図8に示さ
れるように、縁部にリブ(1c)(1c)(1c)を有
する平面視略A形平板状の鋼材が用いられている。そし
て、部材本体(1)の同図下端側の両端部には、それぞ
れ2個の透孔(2)(2)、(2)(2)が穿設されて
いる。更に、部材本体(1)の同図上端側の端部には、
ブッシュ装着部材(10)と連結される立上り連結片
(3)が溶接(溶接部4)にて一体に接合されており、
この立上り連結片(3)に2個の透孔(2)(2)が穿
設されている。
【0037】そして、この部材本体(1)の前記透孔
(2)(2)、(2)(2)、(2)(2)が穿設され
た3つの部位に、ブッシュ装着部材(10)が上記第1
及び第2実施形態と同様の手順で連結されて、図9に示
されたサスペンションアーム用部材(A)が製作され
る。
(2)(2)、(2)(2)、(2)(2)が穿設され
た3つの部位に、ブッシュ装着部材(10)が上記第1
及び第2実施形態と同様の手順で連結されて、図9に示
されたサスペンションアーム用部材(A)が製作され
る。
【0038】以上の3つの実施形態にあっては、ブッシ
ュ装着部材(10)は、一方の結合部(14)に、他方
の結合部(13)に向かって突出する嵌合凸部としての
潰し部(18)が設けられる一方、他方の結合部(1
3)の前記潰し部(18)に対応する位置に、深さ方向
に向かって開口面積が大となされた拡大部(19a)を
有する嵌合凹部としての食込み溝(19)が形成され、
該食込み溝(19)に前記潰し部(18)が嵌合しかつ
前記拡大部(19a)に食い込んで抜止め状態に塑性変
形されることにより両結合部(13)(14)が結合さ
れるものとなされたものなので、結合部(13)(1
4)相互を直接的に結合しうるものとなり、結合作業を
効率的に行うことができると共に、より強固な結合強度
を得ることができる。その結果、部材本体(1)との連
結作業も効率的に行うことができるし、強固な連結強度
も得ることができる。
ュ装着部材(10)は、一方の結合部(14)に、他方
の結合部(13)に向かって突出する嵌合凸部としての
潰し部(18)が設けられる一方、他方の結合部(1
3)の前記潰し部(18)に対応する位置に、深さ方向
に向かって開口面積が大となされた拡大部(19a)を
有する嵌合凹部としての食込み溝(19)が形成され、
該食込み溝(19)に前記潰し部(18)が嵌合しかつ
前記拡大部(19a)に食い込んで抜止め状態に塑性変
形されることにより両結合部(13)(14)が結合さ
れるものとなされたものなので、結合部(13)(1
4)相互を直接的に結合しうるものとなり、結合作業を
効率的に行うことができると共に、より強固な結合強度
を得ることができる。その結果、部材本体(1)との連
結作業も効率的に行うことができるし、強固な連結強度
も得ることができる。
【0039】なお、上記3つの実施形態では、ブッシュ
装着部材(10)の結合部(13)(14)の結合構造
は、いずれも、結合部(13)(14)のうちの一方に
潰し部(18)を他方に食込み溝(19)を設けてこれ
ら両結合部(18)(19)を直接的に結合させた構造
であるが、この発明では、これに限定されず、例えば、
結合部(13)(14)に潰し部(18)又は食込み溝
(19)を設けて、この結合部(13)(14)間に、
これら潰し部(18)又は食込み溝(19)に対応する
食込み溝又は潰し部を有する連結体(図示せず)を介在
させて結合させた構造であっても良い。この場合、部材
本体(1)は、そのブッシュ連結予定部位に設けられた
透孔(2)に、結合部(13)(14)及び連結体のう
ちのいずれか一方の潰し部(18)が貫挿された状態で
ブッシュ装着部材(10)と連結される。
装着部材(10)の結合部(13)(14)の結合構造
は、いずれも、結合部(13)(14)のうちの一方に
潰し部(18)を他方に食込み溝(19)を設けてこれ
ら両結合部(18)(19)を直接的に結合させた構造
であるが、この発明では、これに限定されず、例えば、
結合部(13)(14)に潰し部(18)又は食込み溝
(19)を設けて、この結合部(13)(14)間に、
これら潰し部(18)又は食込み溝(19)に対応する
食込み溝又は潰し部を有する連結体(図示せず)を介在
させて結合させた構造であっても良い。この場合、部材
本体(1)は、そのブッシュ連結予定部位に設けられた
透孔(2)に、結合部(13)(14)及び連結体のう
ちのいずれか一方の潰し部(18)が貫挿された状態で
ブッシュ装着部材(10)と連結される。
【0040】また、防振ブッシュ(40)として、ほぼ
中心に位置する支軸部材(41)と、該支軸部材(4
1)の周囲に配設された円筒型の剛性スリーブ(42)
とが、それらの間に介挿されらゴム弾性体(43)によ
って連結されたソリッタイプのものを示したが、外側の
剛性スリーブ(42)がなく、かつゴム弾性体(43)
内部に、外周面に設けられた注入口から液体を封入さ
れ、この封入液体によって防振機能を発揮させる形式に
ものを用いても良い。この場合、プレスによる結合部
(13)(14)の結合作業を液中で行うものとする
と、ゴム弾性体(43)への液封入と結合部(13)
(14)の結合作業とを同時に行うことができ、工程を
省略できる効果がある。
中心に位置する支軸部材(41)と、該支軸部材(4
1)の周囲に配設された円筒型の剛性スリーブ(42)
とが、それらの間に介挿されらゴム弾性体(43)によ
って連結されたソリッタイプのものを示したが、外側の
剛性スリーブ(42)がなく、かつゴム弾性体(43)
内部に、外周面に設けられた注入口から液体を封入さ
れ、この封入液体によって防振機能を発揮させる形式に
ものを用いても良い。この場合、プレスによる結合部
(13)(14)の結合作業を液中で行うものとする
と、ゴム弾性体(43)への液封入と結合部(13)
(14)の結合作業とを同時に行うことができ、工程を
省略できる効果がある。
【0041】また、部材本体(1)に鋼材といった鉄系
材料を用いる一方、ブッシュ装着部材(10)にアルミ
ニウムを用いたが、部材本体(1)やブッシュ装着部材
(10)の材料としてこれ以外の例えば合成樹脂の材料
を用いても良いし、同種材料同士を組み合わせても良
い。なお、鉄系材料を用いる場合には、防錆防食処理が
施されたものを用いることが好ましい。
材料を用いる一方、ブッシュ装着部材(10)にアルミ
ニウムを用いたが、部材本体(1)やブッシュ装着部材
(10)の材料としてこれ以外の例えば合成樹脂の材料
を用いても良いし、同種材料同士を組み合わせても良
い。なお、鉄系材料を用いる場合には、防錆防食処理が
施されたものを用いることが好ましい。
【0042】また、部材本体(1)に2個又は3個のブ
ッシュ装着部材(10)が連結されたサスペンションア
ーム用部材(A)を示したが、部材本体(1)に1個の
ブッシュ装着部材(10)や4個以上のブッシュ装着部
材(10)が連結されたものであっても良い。また、部
材本体(1)の形状も上記3つの実施形態に限定されな
い。
ッシュ装着部材(10)が連結されたサスペンションア
ーム用部材(A)を示したが、部材本体(1)に1個の
ブッシュ装着部材(10)や4個以上のブッシュ装着部
材(10)が連結されたものであっても良い。また、部
材本体(1)の形状も上記3つの実施形態に限定されな
い。
【0043】
【発明の効果】この発明は上述の次第で、部材本体と、
円筒型ブッシュを装着するブッシュ装着部材とが連結さ
れたサスペンションアーム用部材であって、前記ブッシ
ュ装着部材は、前記ブッシュが嵌め込まれる保持部を備
えると共に、前記保持部の周方向の一部に軸方向に延び
る開口部が形成され、該開口部において前記保持部が拡
開状態に開口可能となされる一方、前記開口部の周方向
両側に外周面上に突出する一対の結合部が周方向対向配
置に設けられ、これら結合部が凹凸嵌合を利用した結合
構造を介して結合されることにより、前記保持部の内周
面が前記ブッシュの外周面に密着してブッシュを保持部
内に嵌着固定するものとなされた巻締め式のものである
から、ブッシュをブッシュ装着部材の保持部内に圧入装
填する圧入式のものに比べて、ブッシュと保持部との隙
間の厳格な寸法精度を不要となしえ、ブッシュ装着部材
の保持部内周面を必要寸法精度に仕上げるための特別な
加工を不要となし得る。
円筒型ブッシュを装着するブッシュ装着部材とが連結さ
れたサスペンションアーム用部材であって、前記ブッシ
ュ装着部材は、前記ブッシュが嵌め込まれる保持部を備
えると共に、前記保持部の周方向の一部に軸方向に延び
る開口部が形成され、該開口部において前記保持部が拡
開状態に開口可能となされる一方、前記開口部の周方向
両側に外周面上に突出する一対の結合部が周方向対向配
置に設けられ、これら結合部が凹凸嵌合を利用した結合
構造を介して結合されることにより、前記保持部の内周
面が前記ブッシュの外周面に密着してブッシュを保持部
内に嵌着固定するものとなされた巻締め式のものである
から、ブッシュをブッシュ装着部材の保持部内に圧入装
填する圧入式のものに比べて、ブッシュと保持部との隙
間の厳格な寸法精度を不要となしえ、ブッシュ装着部材
の保持部内周面を必要寸法精度に仕上げるための特別な
加工を不要となし得る。
【0044】また、前記部材本体のブッシュ連結予定部
位には、透孔が設けられ、前記結合構造を構成する嵌合
凸部が前記透孔を貫挿して対応する嵌合凹部に嵌合して
両結合部が結合されると共に、この結合状態の両結合部
間に部材本体が挟着されて、部材本体とブッシュ装着部
材とが連結されたものなので、結合部の結合操作によ
り、ブッシュの嵌着固定作業と部材本体の連結作業とを
同時に行い得るものとなり、効率良く製作することので
きるサスペンションアーム用部材を提供することができ
る。しかも、部材本体は、そのブッシュ連結予定部位に
設けられた透孔に嵌合凸部が貫挿された状態で連結され
ているので、両結合部間からの抜けが強く阻止されるも
のとなり、部材本体とブッシュ装着部材とが強固に連結
したサスペンションアーム用部材を提供することができ
る。
位には、透孔が設けられ、前記結合構造を構成する嵌合
凸部が前記透孔を貫挿して対応する嵌合凹部に嵌合して
両結合部が結合されると共に、この結合状態の両結合部
間に部材本体が挟着されて、部材本体とブッシュ装着部
材とが連結されたものなので、結合部の結合操作によ
り、ブッシュの嵌着固定作業と部材本体の連結作業とを
同時に行い得るものとなり、効率良く製作することので
きるサスペンションアーム用部材を提供することができ
る。しかも、部材本体は、そのブッシュ連結予定部位に
設けられた透孔に嵌合凸部が貫挿された状態で連結され
ているので、両結合部間からの抜けが強く阻止されるも
のとなり、部材本体とブッシュ装着部材とが強固に連結
したサスペンションアーム用部材を提供することができ
る。
【0045】また、部材本体に複数個のブッシュ装着部
材が連結されているような場合には、部材本体に対する
各ブッシュ装着部材の挟着方向を相互に変えて挟着する
ことにより、各ブッシュ装着部材に装着されたブッシュ
の軸方向の相対角度を任意に設定しうるものとなり、サ
スペンションアームの配置仕様等を変更することなく、
これに簡単に対応することができるサスペンションアー
ムを提供することができる。
材が連結されているような場合には、部材本体に対する
各ブッシュ装着部材の挟着方向を相互に変えて挟着する
ことにより、各ブッシュ装着部材に装着されたブッシュ
の軸方向の相対角度を任意に設定しうるものとなり、サ
スペンションアームの配置仕様等を変更することなく、
これに簡単に対応することができるサスペンションアー
ムを提供することができる。
【0046】もとより、部材本体とブッシュ装着部材と
を別々に製作できるから、サスペンションアーム用部材
の形状や部材本体の長さ等に関して採り得る設計自由度
を増大できるし、溶接によって両者を連結するものでは
ないから、連結作業も簡単となり、もって生産効率の格
段に高いサスペンションアーム用部材を提供することが
できる。
を別々に製作できるから、サスペンションアーム用部材
の形状や部材本体の長さ等に関して採り得る設計自由度
を増大できるし、溶接によって両者を連結するものでは
ないから、連結作業も簡単となり、もって生産効率の格
段に高いサスペンションアーム用部材を提供することが
できる。
【図1】この発明の一実施形態(第1実施形態)のサス
ペンションアーム用部材を、部材本体とブッシュ装着部
材とに分離して示す一部切欠き斜視図である。
ペンションアーム用部材を、部材本体とブッシュ装着部
材とに分離して示す一部切欠き斜視図である。
【図2】同ブッシュ装着部材の保持部にブッシュを装填
すると共に、両結合部間に部材本体の一端を差し込んだ
状態を示す断面図である。
すると共に、両結合部間に部材本体の一端を差し込んだ
状態を示す断面図である。
【図3】同ブッシュ装着部材の両結合部を密着方向に加
圧した状態を示す断面図である。
圧した状態を示す断面図である。
【図4】ブッシュ装着部材の両結合部をさらに加圧し
て、ブッシュ装着部材にブッシュを巻締めると共に部材
本体の一端を挟着した状態の断面図である。
て、ブッシュ装着部材にブッシュを巻締めると共に部材
本体の一端を挟着した状態の断面図である。
【図5】(イ)は部材本体とブッシュ装着部材とを連結
したサスペンションアームの全体平面図、(ロ)は同じ
く正面図である。
したサスペンションアームの全体平面図、(ロ)は同じ
く正面図である。
【図6】この発明のもう一つの実施形態(第2実施形
態)のサスペンションアーム用部材を示すもので、
(イ)は部材本体の平面図、(ロ)は同じく正面図、
(ハ)は部材本体とブッシュ装着部材とを連結したサス
ペンションアームの全体平面図、(ニ)は同じく正面図
である。
態)のサスペンションアーム用部材を示すもので、
(イ)は部材本体の平面図、(ロ)は同じく正面図、
(ハ)は部材本体とブッシュ装着部材とを連結したサス
ペンションアームの全体平面図、(ニ)は同じく正面図
である。
【図7】サスペンションアーム用部材を、部材本体とブ
ッシュ装着部材とに分離して示す斜視図である。
ッシュ装着部材とに分離して示す斜視図である。
【図8】この発明の更にもう一つの実施形態(第3実施
形態)のサスペンションアーム用部材を示すもので、
(イ)は部材本体の平面図、(ロ)は(イ)中VIII−VI
II線断面図である。
形態)のサスペンションアーム用部材を示すもので、
(イ)は部材本体の平面図、(ロ)は(イ)中VIII−VI
II線断面図である。
【図9】部材本体とブッシュ装着部材とを連結したサス
ペンションアームの全体平面図である。
ペンションアームの全体平面図である。
【図10】従来のサスペンションアーム用部材を用いた
サスペンションアームの斜視図である。
サスペンションアームの斜視図である。
A…サスペンションアーム用部材 1…部材本体 2…透孔 10…ブッシュ装着部材 11…保持部 12…開口部 13、14…結合部 18…潰し部(嵌合凸部) 19…食込み溝(嵌合凹部) 19a…拡大部 40…防振ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 正敏 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 潮田 俊太 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 岩目地 範行 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 部材本体(1)と、円筒型ブッシュ(4
0)を装着するブッシュ装着部材(10)とが連結された
サスペンションアーム用部材(A)であって、 前記ブッシュ装着部材(10)は、前記ブッシュ(40)が
嵌め込まれる保持部(11)を備えると共に、前記保持部
(11)の周方向の一部に軸方向に延びる開口部(12)が
形成され、該開口部(12)において前記保持部(11)が
拡開状態に開口可能となされる一方、前記開口部(12)
の周方向両側に外周面上に突出する一対の結合部(13)
(14)が周方向対向配置に設けられ、これら結合部(1
3)(14)が凹凸嵌合を利用した結合構造を介して結合
されることにより、前記保持部(11)の内周面が前記ブ
ッシュ(40)の外周面に密着してブッシュ(40)を保持
部(11)内に嵌着固定するものとなされた巻締め式のも
のからなり、 前記部材本体(1)のブッシュ連結予定部位には、透孔
(2)が設けられ、 前記結合構造を構成する嵌合凸部(18)が前記透孔
(2)を貫挿して対応する嵌合凹部(19)に嵌合して両
結合部(13)(14)が結合されると共に、この結合状態
の両結合部(13)(14)間に部材本体(1)が挟着され
て、部材本体(1)とブッシュ装着部材(10)とが連結
されてなることを特徴とするサスペンションアーム用部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17217697A JP3208399B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | サスペンションアーム用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17217697A JP3208399B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | サスペンションアーム用部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1120433A true JPH1120433A (ja) | 1999-01-26 |
| JP3208399B2 JP3208399B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=15936992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17217697A Expired - Fee Related JP3208399B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | サスペンションアーム用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3208399B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210013700A (ko) * | 2018-05-25 | 2021-02-05 | 젯트에프 프리드리히스하펜 아게 | 자동차용 섀시 링크 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17217697A patent/JP3208399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210013700A (ko) * | 2018-05-25 | 2021-02-05 | 젯트에프 프리드리히스하펜 아게 | 자동차용 섀시 링크 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3208399B2 (ja) | 2001-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |