JPH11211296A - 氷の製造方法 - Google Patents
氷の製造方法Info
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- JPH11211296A JPH11211296A JP3409098A JP3409098A JPH11211296A JP H11211296 A JPH11211296 A JP H11211296A JP 3409098 A JP3409098 A JP 3409098A JP 3409098 A JP3409098 A JP 3409098A JP H11211296 A JPH11211296 A JP H11211296A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 氷全体として比較的に高い固形分を有し、し
かも取り扱いが容易となる氷の製造方法を提供する。 【解決手段】 有底円筒状に構成された製氷体1の内面
を冷却した後、この内面に第1原料液31を供給する。
第1原料液31は、前記内面に沿って凍結する。これに
より、円筒状に形成された第1氷部12を得る。つい
で、第1氷部12の内面に、第1原料液31よりも高い
固形分を有する第2原料液41を供給して冷却する。こ
れにより、第2原料液41を凍結させて第2氷部を得
る。
かも取り扱いが容易となる氷の製造方法を提供する。 【解決手段】 有底円筒状に構成された製氷体1の内面
を冷却した後、この内面に第1原料液31を供給する。
第1原料液31は、前記内面に沿って凍結する。これに
より、円筒状に形成された第1氷部12を得る。つい
で、第1氷部12の内面に、第1原料液31よりも高い
固形分を有する第2原料液41を供給して冷却する。こ
れにより、第2原料液41を凍結させて第2氷部を得
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷の製造方法に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】着味または着色された氷の製造方法とし
ては、たとえば、特開平1−281382号公報に示さ
れたものがある。この製造方法によれば、冷却された製
氷体の表面の上端から原料液を流下させることにより、
原料液を流下させながら凍結させることができ、これに
よって、均一に着味または着色された氷を得ることがで
きる。 ところで、こうした従来の製造方法において
は、原料液として固形分(Brix)が高いものを用い
ると、一般に、得られた氷の外表面が崩れやすくなり、
また、溶けやすくなる。したがって、前記した従来の技
術では、原料液の固形分が高い場合には、搬送や保管に
慎重を期する必要があるために、製氷作業に手間が掛か
るという不都合があった。
ては、たとえば、特開平1−281382号公報に示さ
れたものがある。この製造方法によれば、冷却された製
氷体の表面の上端から原料液を流下させることにより、
原料液を流下させながら凍結させることができ、これに
よって、均一に着味または着色された氷を得ることがで
きる。 ところで、こうした従来の製造方法において
は、原料液として固形分(Brix)が高いものを用い
ると、一般に、得られた氷の外表面が崩れやすくなり、
また、溶けやすくなる。したがって、前記した従来の技
術では、原料液の固形分が高い場合には、搬送や保管に
慎重を期する必要があるために、製氷作業に手間が掛か
るという不都合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の事情
に鑑みてなされたもので、比較的に高い固形分を有し、
しかも取り扱いが容易となる氷の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
に鑑みてなされたもので、比較的に高い固形分を有し、
しかも取り扱いが容易となる氷の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る氷の製造
方法は、製氷体の表面を冷却した後、前記表面に第1原
料液を供給して接触させることにより、第1原料液の全
部または一部を前記表面に沿って凍結させ、これによっ
て第1氷部を製造し、ついで、第1氷部の表面に、第1
原料液よりも高い固形分を有する第2原料液を供給して
冷却することにより、第2原料液の全部または一部を凍
結させて第2氷部を得る構成とした。
方法は、製氷体の表面を冷却した後、前記表面に第1原
料液を供給して接触させることにより、第1原料液の全
部または一部を前記表面に沿って凍結させ、これによっ
て第1氷部を製造し、ついで、第1氷部の表面に、第1
原料液よりも高い固形分を有する第2原料液を供給して
冷却することにより、第2原料液の全部または一部を凍
結させて第2氷部を得る構成とした。
【0005】請求項2に係る氷の製造方法は、筒状に構
成された製氷体の内面を冷却した後、内面に第1原料液
を供給して接触させることにより、第1原料液の全部ま
たは一部を前記内面に沿って凍結させ、これによって第
1氷部を製造し、ついで、第1氷部の内面に、第1原料
液よりも高い固形分を有する第2原料液を供給して冷却
することにより、第2原料液の全部または一部を凍結さ
せて第2氷部を得る構成とした。
成された製氷体の内面を冷却した後、内面に第1原料液
を供給して接触させることにより、第1原料液の全部ま
たは一部を前記内面に沿って凍結させ、これによって第
1氷部を製造し、ついで、第1氷部の内面に、第1原料
液よりも高い固形分を有する第2原料液を供給して冷却
することにより、第2原料液の全部または一部を凍結さ
せて第2氷部を得る構成とした。
【0006】請求項3に係る氷の製造方法は、請求項2
記載の氷の製造方法において、第2原料液を冷却した
後、未凍結の第2原料液を第2氷部から除去する構成と
されている。
記載の氷の製造方法において、第2原料液を冷却した
後、未凍結の第2原料液を第2氷部から除去する構成と
されている。
【0007】請求項4に係る氷は、外周面に、略筒状に
構成された第1氷部を有し、第1氷部の内周面に、第1
氷部よりも高い固形分を有する第2氷部を有する構成と
されている。
構成された第1氷部を有し、第1氷部の内周面に、第1
氷部よりも高い固形分を有する第2氷部を有する構成と
されている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態に係る氷の製
造方法に使用する製造装置の概要について、添付の図面
に基づいて説明する。
造方法に使用する製造装置の概要について、添付の図面
に基づいて説明する。
【0009】この製造装置は、図1に概略を示したよう
に、有底円筒状に形成された金属製の製氷体1と、製氷
体1の外側に配置されて製氷体1を冷却するブライン2
と、第1原料液製造タンク3と、第2原料液製造タンク
4と、これらの製造タンク3および4に貯蔵された第1
または第2原料液31または41を送り出すポンプ5
と、冷却器6と、ノズル7と、ポンプ8に接続された吸
引管9と、第1および第2脱気槽10および11とを主
要な構成として備えている。
に、有底円筒状に形成された金属製の製氷体1と、製氷
体1の外側に配置されて製氷体1を冷却するブライン2
と、第1原料液製造タンク3と、第2原料液製造タンク
4と、これらの製造タンク3および4に貯蔵された第1
または第2原料液31または41を送り出すポンプ5
と、冷却器6と、ノズル7と、ポンプ8に接続された吸
引管9と、第1および第2脱気槽10および11とを主
要な構成として備えている。
【0010】ブライン2の温度は、−5〜−30℃の範
囲に設定されており、これによって、製氷体1の内面の
温度をほぼ−5〜−30℃の範囲とすることができるよ
うになっている。
囲に設定されており、これによって、製氷体1の内面の
温度をほぼ−5〜−30℃の範囲とすることができるよ
うになっている。
【0011】第1および第2原料液製造タンク3および
4には、原料液を撹拌するための撹拌機(図示せず)が
取り付けられている。
4には、原料液を撹拌するための撹拌機(図示せず)が
取り付けられている。
【0012】冷却器6は、ポンプ5からノズル7に送ら
れる第1または第2原料液31または41をほぼ0〜1
℃の範囲に冷却する構成となっている。
れる第1または第2原料液31または41をほぼ0〜1
℃の範囲に冷却する構成となっている。
【0013】ノズル7は、製氷体1のほぼ中心軸線上に
配置されている。ノズル7は、軸周りに自転することに
より、第1または第2原料液31または41を、製氷体
1の内面における上端よりやや下の位置に、ほぼ全周に
わたって吹き付けることができるように構成されてい
る。
配置されている。ノズル7は、軸周りに自転することに
より、第1または第2原料液31または41を、製氷体
1の内面における上端よりやや下の位置に、ほぼ全周に
わたって吹き付けることができるように構成されてい
る。
【0014】吸引管9は、製氷体1の内部において未凍
結のまま残留した原料液を、ポンプ8の吸引力によって
吸引するもので、適宜上下動させることができるように
構成されている。
結のまま残留した原料液を、ポンプ8の吸引力によって
吸引するもので、適宜上下動させることができるように
構成されている。
【0015】第1脱気槽10は、回収された未凍結の第
1原料液31を滞留させ、これによって脱気を行うもの
である。同様に、第2脱気槽11も、回収された未凍結
の第2原料液41の脱気を行うものである。
1原料液31を滞留させ、これによって脱気を行うもの
である。同様に、第2脱気槽11も、回収された未凍結
の第2原料液41の脱気を行うものである。
【0016】ついで、前記製造装置を用いた氷の製造方
法の実施形態を具体的な実施例に基づいて説明する。
法の実施形態を具体的な実施例に基づいて説明する。
【0017】
【実施例1】この実施例1では、第1原料液31および
第2原料液41として、アスパルテームにより甘味が調
整されたオレンジ味のシロップが用いられている。第1
原料液31の固形分(Brix)は、3.5%に調整さ
れており、第2原料液41の固形分は、第1原料液31
よりも高い17%に調整されている。
第2原料液41として、アスパルテームにより甘味が調
整されたオレンジ味のシロップが用いられている。第1
原料液31の固形分(Brix)は、3.5%に調整さ
れており、第2原料液41の固形分は、第1原料液31
よりも高い17%に調整されている。
【0018】まず、配管に取り付けられたバルブを適宜
に操作して、第1原料液31のみをノズル7に送る。ノ
ズル7に送られた第1原料液31は、製氷体1の内面の
上端からやや下の位置に吹き付けられ、この位置から下
方に流れ落ちる。流れ落ちる過程において、第1原料液
31は、製氷体1によって冷却されて凍結し、製氷体1
の内面に付着する。凍結しなかった原料液(未凍結原料
液)は、製氷体1の底部に溜まる。この未凍結原料液
は、吸引管9およびポンプ8を介して第1脱気槽10に
送られ、ここで脱気された後、第1原料液製造タンク3
に戻される。ここで、この実施例では、回収された第1
原料液が第1脱気槽10および第1原料液製造タンク3
に正しく戻されるように、配管に取り付けられたバルブ
を適宜調整してある。
に操作して、第1原料液31のみをノズル7に送る。ノ
ズル7に送られた第1原料液31は、製氷体1の内面の
上端からやや下の位置に吹き付けられ、この位置から下
方に流れ落ちる。流れ落ちる過程において、第1原料液
31は、製氷体1によって冷却されて凍結し、製氷体1
の内面に付着する。凍結しなかった原料液(未凍結原料
液)は、製氷体1の底部に溜まる。この未凍結原料液
は、吸引管9およびポンプ8を介して第1脱気槽10に
送られ、ここで脱気された後、第1原料液製造タンク3
に戻される。ここで、この実施例では、回収された第1
原料液が第1脱気槽10および第1原料液製造タンク3
に正しく戻されるように、配管に取り付けられたバルブ
を適宜調整してある。
【0019】前記の作業を約6時間継続することによ
り、製氷体1の内面に、約65kgの重量を有する第1氷
部12(第1原料液31が凍結したもの)を付着させる
ことができた(図1および図2参照)。
り、製氷体1の内面に、約65kgの重量を有する第1氷
部12(第1原料液31が凍結したもの)を付着させる
ことができた(図1および図2参照)。
【0020】ついで、第1氷部12の内側に滞留した未
凍結原料液を吸引した後、バルブを適宜に切り替えて、
第2原料液41のみを、第1氷部12の内側に供給す
る。この供給に際しては、この実施例では、ノズル7を
取り外して、配管から第2原料液41を第1氷部12の
内部に直接供給することとしている。第2原料液41の
充填量は、第1氷部12の上端近傍までとする。この冷
却状態を約24時間保持することにより、第2原料液4
1の全体を凍結させて第2氷部13(図2参照)を得る
ことができた。この状態では、第2氷部13は、円筒状
に形成された第1氷部12の内部に配置された状態とな
っている。
凍結原料液を吸引した後、バルブを適宜に切り替えて、
第2原料液41のみを、第1氷部12の内側に供給す
る。この供給に際しては、この実施例では、ノズル7を
取り外して、配管から第2原料液41を第1氷部12の
内部に直接供給することとしている。第2原料液41の
充填量は、第1氷部12の上端近傍までとする。この冷
却状態を約24時間保持することにより、第2原料液4
1の全体を凍結させて第2氷部13(図2参照)を得る
ことができた。この状態では、第2氷部13は、円筒状
に形成された第1氷部12の内部に配置された状態とな
っている。
【0021】こうして得られた氷を製氷体1から取り出
し、−20℃の温度雰囲気(冷凍庫)で12時間保管し
た後、氷の表面を検査した。その結果、実施例1で得ら
れた氷では、外周面のべたつきがほとんどなく、欠落も
ほとんどなかった。
し、−20℃の温度雰囲気(冷凍庫)で12時間保管し
た後、氷の表面を検査した。その結果、実施例1で得ら
れた氷では、外周面のべたつきがほとんどなく、欠落も
ほとんどなかった。
【0022】実施例1で得られた氷を削氷機(たとえば
特公平5−1691号公報の第1図〜第3図に記載され
た削氷機)で削氷した。従来の高固形分の氷では、削氷
時に溶解する量が多く、無駄となっていたが、この実施
例の氷では、削氷中の氷の溶解がほとんど生じなかっ
た。このため、この実施例の氷は、削氷時の氷の歩留ま
りが高いという利点を有している。しかも、外周面のべ
たつきが少ないため、搬送や保管の作業が容易となり、
作業効率を向上させることができるという利点がある。
特公平5−1691号公報の第1図〜第3図に記載され
た削氷機)で削氷した。従来の高固形分の氷では、削氷
時に溶解する量が多く、無駄となっていたが、この実施
例の氷では、削氷中の氷の溶解がほとんど生じなかっ
た。このため、この実施例の氷は、削氷時の氷の歩留ま
りが高いという利点を有している。しかも、外周面のべ
たつきが少ないため、搬送や保管の作業が容易となり、
作業効率を向上させることができるという利点がある。
【0023】さらに、削氷した氷を試食したところ、十
分に糖度の高い氷となっていた。
分に糖度の高い氷となっていた。
【0024】また、従来の市販の容器入りかき氷では、
純氷を削氷して容器に充填した後、シロップを混ぜて蓋
をし、冷凍庫で冷却保存しているので、店頭で購入した
直後では、さじがきわめて通りにくく、食べにくいばか
りでなく、食感もざらついた堅い感じを受けてしまう。
これに対して、実施例1の氷を削氷した場合には、削氷
後にシロップを充填しなくとも、十分に味を付けておく
ことができる。したがって、この実施例の氷を用いて容
器入りかき氷を製造した場合には、シロップを充填しな
いために、冷却保存後でも、氷片どうしをばらけた状態
とすることができる。このため、さじの通りがきわめて
良く、食べやすいだけでなく、食感も柔らかく、口当た
りが良いという利点がある。
純氷を削氷して容器に充填した後、シロップを混ぜて蓋
をし、冷凍庫で冷却保存しているので、店頭で購入した
直後では、さじがきわめて通りにくく、食べにくいばか
りでなく、食感もざらついた堅い感じを受けてしまう。
これに対して、実施例1の氷を削氷した場合には、削氷
後にシロップを充填しなくとも、十分に味を付けておく
ことができる。したがって、この実施例の氷を用いて容
器入りかき氷を製造した場合には、シロップを充填しな
いために、冷却保存後でも、氷片どうしをばらけた状態
とすることができる。このため、さじの通りがきわめて
良く、食べやすいだけでなく、食感も柔らかく、口当た
りが良いという利点がある。
【0025】さらに、この実施例の氷では、外周面全体
が固形分の低い第1氷部12によって覆われているため
に、外周面全体においてべたつきや溶解が生じにくい。
したがって、搬送や保管の作業がさらに容易となるとい
う利点がある。
が固形分の低い第1氷部12によって覆われているため
に、外周面全体においてべたつきや溶解が生じにくい。
したがって、搬送や保管の作業がさらに容易となるとい
う利点がある。
【0026】
【実施例2】実施例2においては、第2原料液41を第
1氷部12に充填した後、18時間経過後に、未凍結で
残存している第2原料液41(図3参照)を吸引して除
去した。これ以外の手順については実施例1と同様なの
で説明を省略する。
1氷部12に充填した後、18時間経過後に、未凍結で
残存している第2原料液41(図3参照)を吸引して除
去した。これ以外の手順については実施例1と同様なの
で説明を省略する。
【0027】実施例2によって得られた氷においても、
実施例1と同様の利点を有していた。また、実施例2の
方法においては、次の利点がある。すなわち、実施例1
の方法においては、第2原料液41が凍結するにつれ
て、残存する未凍結原料液の濃度が高くなり、単位体積
あたりに要する凍結時間が延びることとなる。このた
め、実施例1の場合には、氷の製造時間が長くなる。こ
れに対して、実施例2の方法によれば、氷の製造時間を
短縮することができ、これによって、氷の製造効率をさ
らに向上させることができる。
実施例1と同様の利点を有していた。また、実施例2の
方法においては、次の利点がある。すなわち、実施例1
の方法においては、第2原料液41が凍結するにつれ
て、残存する未凍結原料液の濃度が高くなり、単位体積
あたりに要する凍結時間が延びることとなる。このた
め、実施例1の場合には、氷の製造時間が長くなる。こ
れに対して、実施例2の方法によれば、氷の製造時間を
短縮することができ、これによって、氷の製造効率をさ
らに向上させることができる。
【0028】なお、前記した各実施例においては、第1
および第2原料液31および41としてシロップを用い
たが、たとえば、互いに色が異なるシロップを用いるこ
ともできる。この場合には得られる氷の美観が増すとい
う利点がある。
および第2原料液31および41としてシロップを用い
たが、たとえば、互いに色が異なるシロップを用いるこ
ともできる。この場合には得られる氷の美観が増すとい
う利点がある。
【0029】また、シロップとしては、たとえば、果実
の砂嚢や果肉を含んだものであってもよい。
の砂嚢や果肉を含んだものであってもよい。
【0030】さらに、実施例1においては、ノズル7を
用いずに第2原料液41を充填するものとしたが、たと
えば、ノズル7を用いて第2原料液41を第1氷部12
の内面上部に供給し、流下させながら凍結させ、所定の
厚さの第2氷部13を得た後に、第2氷部13の内部か
ら未凍結原料液を除去し、ついて、第3の原料液(第
1、第2の原料液とはさらに異なる色とすることができ
る)を第2氷部13の内部に適宜の方法で供給して冷却
し、凍結させる方法とすることができる。このようにす
れば、3層構造の氷を得ることができ、たとえば、3色
の氷を得ることができるという利点がある。
用いずに第2原料液41を充填するものとしたが、たと
えば、ノズル7を用いて第2原料液41を第1氷部12
の内面上部に供給し、流下させながら凍結させ、所定の
厚さの第2氷部13を得た後に、第2氷部13の内部か
ら未凍結原料液を除去し、ついて、第3の原料液(第
1、第2の原料液とはさらに異なる色とすることができ
る)を第2氷部13の内部に適宜の方法で供給して冷却
し、凍結させる方法とすることができる。このようにす
れば、3層構造の氷を得ることができ、たとえば、3色
の氷を得ることができるという利点がある。
【0031】また、前記実施例においては、製氷体1と
して、有底筒状のものを用いたが、たとえば、底のない
ものを用いて、未凍結原料液を底部から回収する構成と
してもよい。
して、有底筒状のものを用いたが、たとえば、底のない
ものを用いて、未凍結原料液を底部から回収する構成と
してもよい。
【0032】さらに、製氷体1としては、表面が冷却さ
れた単なる板状のものを用いてもよい。この場合には、
第1原料液31を所定時間だけ製氷体1の表面に供給し
て凍結させ、これによって第1氷部12を得た後、第2
原料液41を第1氷部12の開放面(表面)に供給して
冷却し、第2氷部13を得る構成とすれば良い。この場
合であっても、第1氷部12が外部に露出している面を
利用して搬送を行うことにより、搬送や保管を容易とす
ることができる。
れた単なる板状のものを用いてもよい。この場合には、
第1原料液31を所定時間だけ製氷体1の表面に供給し
て凍結させ、これによって第1氷部12を得た後、第2
原料液41を第1氷部12の開放面(表面)に供給して
冷却し、第2氷部13を得る構成とすれば良い。この場
合であっても、第1氷部12が外部に露出している面を
利用して搬送を行うことにより、搬送や保管を容易とす
ることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に係る氷の製造方法は、製氷体
の表面を冷却した後、前記表面に第1原料液を供給して
接触させることにより、第1原料液の全部または一部を
前記表面に沿って凍結させ、これによって第1氷部を製
造し、ついで、第1氷部の表面に、第1原料液よりも高
い固形分を有する第2原料液を供給して冷却することに
より、第2原料液の全部または一部を凍結させて第2氷
部を得る構成としたので、氷全体としての固形分を高め
ることができるとともに、得られた氷の外周面のべたつ
きを押さえ、比較的に堅いものとすることができる。し
たがって、氷の搬送や保管の作業効率が高くなり、ま
た、氷の歩留まりを向上させることができる。さらに、
こうして得られた氷においては、氷全体として固形分を
高くすることができ、したがって、氷自体に十分に味を
含ませておくことができる。このため、こうして得られ
た氷を削氷した場合には、従来市販のかき氷のように削
氷後にシロップを添加する必要がなく、したがって、さ
じ通りがよくてしかも食感の良いかき氷を提供すること
もできる。
の表面を冷却した後、前記表面に第1原料液を供給して
接触させることにより、第1原料液の全部または一部を
前記表面に沿って凍結させ、これによって第1氷部を製
造し、ついで、第1氷部の表面に、第1原料液よりも高
い固形分を有する第2原料液を供給して冷却することに
より、第2原料液の全部または一部を凍結させて第2氷
部を得る構成としたので、氷全体としての固形分を高め
ることができるとともに、得られた氷の外周面のべたつ
きを押さえ、比較的に堅いものとすることができる。し
たがって、氷の搬送や保管の作業効率が高くなり、ま
た、氷の歩留まりを向上させることができる。さらに、
こうして得られた氷においては、氷全体として固形分を
高くすることができ、したがって、氷自体に十分に味を
含ませておくことができる。このため、こうして得られ
た氷を削氷した場合には、従来市販のかき氷のように削
氷後にシロップを添加する必要がなく、したがって、さ
じ通りがよくてしかも食感の良いかき氷を提供すること
もできる。
【0034】請求項2に係る氷の製造方法は、筒状に構
成された製氷体の内面を冷却した後、内面に第1原料液
を供給して接触させることにより、第1原料液の全部ま
たは一部を前記内面に沿って凍結させ、これによって第
1氷部を製造し、ついで、第1氷部の内面に、第1原料
液よりも高い固形分を有する第2原料液を供給して冷却
することにより、第2原料液の全部または一部を凍結さ
せて第2氷部を得る構成としたので、請求項1記載の発
明と同様の効果を得ることができる。さらに、この製造
方法によれば、第1氷部を筒状に形成することが容易で
ある。したがって、氷の外周面全体を、固形分の低い第
1氷部で覆うことができ、氷の搬送や保管がさらに容易
となる。
成された製氷体の内面を冷却した後、内面に第1原料液
を供給して接触させることにより、第1原料液の全部ま
たは一部を前記内面に沿って凍結させ、これによって第
1氷部を製造し、ついで、第1氷部の内面に、第1原料
液よりも高い固形分を有する第2原料液を供給して冷却
することにより、第2原料液の全部または一部を凍結さ
せて第2氷部を得る構成としたので、請求項1記載の発
明と同様の効果を得ることができる。さらに、この製造
方法によれば、第1氷部を筒状に形成することが容易で
ある。したがって、氷の外周面全体を、固形分の低い第
1氷部で覆うことができ、氷の搬送や保管がさらに容易
となる。
【0035】請求項3に係る氷の製造方法は、請求項2
記載の氷の製造方法において、第2原料液を冷却した
後、未凍結の第2原料液を第2氷部から除去する構成と
されているので、氷の製造効率を向上させることができ
る。
記載の氷の製造方法において、第2原料液を冷却した
後、未凍結の第2原料液を第2氷部から除去する構成と
されているので、氷の製造効率を向上させることができ
る。
【0036】請求項4に係る氷は、外周面に、略筒状に
構成された第1氷部を有し、第1氷部の内周面に、第1
氷部よりも高い固形分を有する第2氷部を有する構成と
されているので、氷の外周面のべたつきを低く押さえる
ことができるとともに、氷の外周面を比較的に堅いもの
とすることができる。したがって、氷の搬送や保管の作
業効率が高くなり、また、氷の歩留まりを向上させるこ
とができる。さらに、この氷においては、氷全体として
十分に味を含ませておくことができるので、この氷を削
氷した場合には、従来市販のかき氷のように削氷後にシ
ロップを添加する必要がなく、したがって、さじ通りが
よくてしかも食感の良いかき氷を提供することもでき
る。
構成された第1氷部を有し、第1氷部の内周面に、第1
氷部よりも高い固形分を有する第2氷部を有する構成と
されているので、氷の外周面のべたつきを低く押さえる
ことができるとともに、氷の外周面を比較的に堅いもの
とすることができる。したがって、氷の搬送や保管の作
業効率が高くなり、また、氷の歩留まりを向上させるこ
とができる。さらに、この氷においては、氷全体として
十分に味を含ませておくことができるので、この氷を削
氷した場合には、従来市販のかき氷のように削氷後にシ
ロップを添加する必要がなく、したがって、さじ通りが
よくてしかも食感の良いかき氷を提供することもでき
る。
【図1】 本発明の一実施形態に係る氷の製造方法に用
いる製造装置の概略を示す説明図である。
いる製造装置の概略を示す説明図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る氷の製造方法に用
いる製造装置の概略を示す説明図であって、製氷体のみ
を示す図である。
いる製造装置の概略を示す説明図であって、製氷体のみ
を示す図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る氷の製造方法に用
いる製造装置の概略を示す説明図であって、製氷体のみ
を示す図である。
いる製造装置の概略を示す説明図であって、製氷体のみ
を示す図である。
1 製氷体 12 第1氷部 13 第2氷部 31 第1原料液 41 第2原料液
Claims (4)
- 【請求項1】 製氷体の表面を冷却した後、前記表面に
第1原料液を供給して接触させることにより、前記第1
原料液の全部または一部を前記表面に沿って凍結させ、
これによって第1氷部を製造し、ついで、前記第1氷部
の表面に、前記第1原料液よりも高い固形分を有する第
2原料液を供給して冷却することにより、前記第2原料
液の全部または一部を凍結させて第2氷部を得ることを
特徴とする氷の製造方法。 - 【請求項2】 筒状に構成された製氷体の内面を冷却し
た後、前記内面に第1原料液を供給して接触させること
により、前記第1原料液の全部または一部を前記内面に
沿って凍結させ、これによって第1氷部を製造し、つい
で、前記第1氷部の内面に、前記第1原料液よりも高い
固形分を有する第2原料液を供給して冷却することによ
り、前記第2原料液の全部または一部を凍結させて第2
氷部を得ることを特徴とする氷の製造方法。 - 【請求項3】 前記第2原料液を冷却した後、未凍結の
前記第2原料液を前記第2氷部から除去することを特徴
とする請求項2記載の氷の製造方法。 - 【請求項4】 外周面に、略筒状に構成された第1氷部
を有し、前記第1氷部の内周面に、前記第1氷部よりも
高い固形分を有する第2氷部を有することを特徴とする
氷。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3409098A JPH11211296A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 氷の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3409098A JPH11211296A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 氷の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11211296A true JPH11211296A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=12404586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3409098A Withdrawn JPH11211296A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 氷の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11211296A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012529001A (ja) * | 2009-06-05 | 2012-11-15 | エコクロマ エイジー | 着色角氷製造装置 |
| JP2013088026A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Tsurumi Seihyou Kk | 粉末状氷の製造方法 |
| JP2021081110A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | 国立大学法人長岡技術科学大学 | 製氷方法および製氷装置 |
| US20250327609A1 (en) * | 2024-04-18 | 2025-10-23 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Layered ice maker appliance |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP3409098A patent/JPH11211296A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012529001A (ja) * | 2009-06-05 | 2012-11-15 | エコクロマ エイジー | 着色角氷製造装置 |
| JP2013088026A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Tsurumi Seihyou Kk | 粉末状氷の製造方法 |
| JP2021081110A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | 国立大学法人長岡技術科学大学 | 製氷方法および製氷装置 |
| US20250327609A1 (en) * | 2024-04-18 | 2025-10-23 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Layered ice maker appliance |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |