JPH11213148A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11213148A
JPH11213148A JP10010946A JP1094698A JPH11213148A JP H11213148 A JPH11213148 A JP H11213148A JP 10010946 A JP10010946 A JP 10010946A JP 1094698 A JP1094698 A JP 1094698A JP H11213148 A JPH11213148 A JP H11213148A
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JP
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image data
data
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processing
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JP10010946A
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Shingo Nishizaki
伸吾 西崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、多値画像データを2値化する画像
処理装置に関し、メモリ容量を削減しつつ線図画像およ
び階調画像が混在する多値画像データを忠実に再現する
ことのできる画像処理を提供することを目的とする。 【解決手段】 スキャナ11が読み取った多値の読取画像
データを閾値により2値化する2値化処理部21と、同一
の読取画像データを誤差拡散処理により2値化する誤差
拡散処理部22と、2値画像データおよび誤差拡散画像デ
ータを比較して読取画像データが線図画像または階調画
像であるかを判定する領域判定部23と、その判定結果に
基づいて2値画像データまたは誤差拡散画像データを選
択してプロッタ12に出力する画像選択部24とを備え、領
域判定部23は注目画素周辺の2値画像データおよび誤差
拡散画像データの差分の黒画素量に基づいて注目画素が
線図画像または階調画像の読取画像データのいずれであ
るかを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取得した多値画像
データを2値化する画像処理装置に関し、詳しくは、線
図画像および階調画像の多値画像データを忠実に再現可
能に2値化処理するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿画像を読み取ってコピー
などする際に読取画像データに補正処理などの画像処理
を施す画像処理装置が知られており、この画像処理装置
はコピーする画像データに限らず、プリントアウトなど
する画像データを画像処理するように用いられる場合も
ある。
【0003】この種の画像処理装置としては、以下、画
像データを読み取って原稿画像をコピーするコピー機の
場合を説明するが、近年のコピー画像には400dpi
や600dpiの高画質化が要求され、画像の入出力装
置の高解像度化に伴って、階調画像などの多値画像デー
タにも画像処理を施すようになってきている。例えば、
図13に示すように、スキャナ1が原稿画像を600dp
iで読み取った多値画像データを多値プロッタ2がその
まま記録・コピーする場合には、スキャナ1からの多値
画像データのまま補正処理などの画像処理を施して多値
プロッタ2に出力する画像処理部3として搭載されるも
のがある。
【0004】また、このように多値画像データのまま処
理するものでは、画像処理時に使用する図外のワークメ
モリの容量や一旦蓄積してコピーするメモリコピーやソ
ートなどの編集処理を行なう際に使用するメモリ4の容
量が解像度に比例して増大するので、これらメモリの容
量も確保しなければならず、コストアップに繋がってし
まう。このため、例えば、図14に示すように、2値化処
理部5aを内蔵してスキャナ1からの解像度600dp
iの多値画像データを2値化して2値プロッタ6に出力
する画像処理部5として搭載されるものもある。
【0005】また、このように多値画像データのまま処
理するものでは、画像処理時に使用する図外のワークメ
モリの容量が解像度に比例して増大するとともに、一旦
メモリ4に蓄積してコピーするメモリコピーやソートな
どの編集処理を行なう場合にはこれらメモリの容量も確
保しなければならずに、コストアップに繋がってしま
う。なお、ファクシミリ伝送などのデータ通信する場合
にも膨大なデータ量が問題となる。このため、例えば、
図14に示すように、2値化処理部5aを内蔵してスキャ
ナ1からの解像度600dpiの多値画像データを2値
化して2値プロッタ6に出力する画像処理部5として搭
載されるものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像処理装置にあっては、読み取った多値画
像データは文字や図形などの線図画像と写真などの階調
画像とが混在する場合も多くこの読取画像データを2値
化すると、解像力が重要な線図画像は忠実に再現するこ
とができるが、階調画像に重要な階調性が損なわれると
共に判読不能となってしまう場合が多い。
【0007】このため、階調画像を再現可能な疑似中間
調処理により2値化する手段を設けて、読取画像データ
を線図領域と階調領域とに分割して、線図領域の読取画
像データは閾値により2値化する一方、階調領域の読取
画像データは疑似中間調処理により2値化し、そのデー
タ量を削減することが考えられる。しかし、この線図領
域と階調領域の分割処理は複雑であると共に、その分割
に誤りが生じると、その領域全体が大きく乱れた画像と
なってしまうおそれがある。
【0008】そこで、本発明は、線図画像に対しては解
像力を重視した、階調画像に対しては階調性を重視した
高品質の容易な2値化画像処理を実現して、メモリ容量
を削減しつつ取得した多値画像データを忠実に再現する
ことのできる画像処理を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、取得した多値画像データを2値
化して出力する画像処理装置であって、取得した多値画
像データを予め設定されている閾値により2値化する2
値化処理部と、取得した多値画像データを疑似中間調処
理により2値化する中間調処理部と、同一の多値画像デ
ータを2値化処理部および中間調処理部により処理した
2値画像データおよび疑似中間調データを比較して該多
値画像データが線図画像または階調画像のいずれである
かを判定する画像判定部と、該画像判定部による線図画
像または階調画像の判定結果に基づいて2値化処理部に
よる2値画像データまたは中間調処理部による疑似中間
調データのいずれかを選択して多値画像データを2値化
した2値化データとして出力する画像選択部と、を備
え、前記画像判定部は、2値化処理部および中間調処理
部により処理した同一の多値画像データの注目画素周辺
の2値画像データおよび疑似中間調データの差分をとっ
た黒画素量に基づいて該多値画像データが線図画像また
は階調画像のいずれであるかを判定することを特徴とす
るものである。
【0010】この請求項1に記載の発明では、多値画像
データは、閾値に応じた2値画像データにされると共に
疑似中間調データにされて2値化されると同時に、注目
画素周辺(例えば、画素のマトリックス内)の2値化処
理部による2値画像データおよび中間調処理部による疑
似中間調データの差分の黒画素数に応じて、例えば、閾
値を越えているかいないかにより注目画素毎に線図画像
または階調画像かが順次に判定され、線図画像の場合に
は2値画像データが、階調画像の場合には疑似中間調デ
ータが2値化データとして選択されて出力される。した
がって、多値画像データは、線図画像の場合には閾値に
よる2値化処理により2値化される一方、階調画像の場
合には疑似中間調処理により2値化され、データ量が削
減される。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記中間調処理部は、誤差拡散処
理により多値画像データを疑似中間調処理して2値化す
ることを特徴とするものである。この請求項2に記載の
発明では、階調画像の多値画像データは、疑似中間調処
理の誤差拡散処理により2値化される。したがって、多
値画像データを2値化する疑似中間調処理としては他に
ディザ処理なども考えられるが、ディザ処理は誤差拡散
処理よりも線図を粗い画像としてしまうことから、仮に
線図画像の多値画像データを階調画像として疑似中間調
処理を施して出力しても、その影響を小さくすることが
できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明の構成に加え、前記画像判定部による線
図画像の判定結果に基づいて2値化処理部による2値画
像データのみに線図中のエッジ部を滑らかに連続させる
輪郭補正処理を施す輪郭補正部を設けたことを特徴とす
るものである。この請求項3に記載の発明では、線図画
像の多値画像データを2値化した2値画像データに輪郭
補正処理が施され、線図のエッジ部が滑らかに連続され
る。したがって、階調画像に輪郭補正処理を施して階調
性を損なうことなく、線図画像の品質が向上される。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記画像判定部
による階調画像の判定結果に基づいて中間調処理部によ
る疑似中間調データに画素サイズを小さくするサイズ補
正処理を施す画素サイズ補正部を設けたことを特徴とす
るものである。この請求項4に記載の発明では、階調画
像の多値画像データを2値化した疑似中間調データにサ
イズ補正処理が施され、画素サイズが小さくされる。し
たがって、高解像度のプロッタなどの処理装置に出力す
る場合でも、黒画素に囲まれた白画素をつぶしてしまう
ことがなく、疑似中間調データによる階調性を確保する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図4は本発明に係る画像処理装置の第1
実施形態を搭載するデジタルコピー機の一例を示す図で
あり、本実施形態は請求項1、2に記載の発明に対応す
る。
【0015】図1において、デジタルコピー機10は、ス
キャナ11がセットされた原稿画像から画像データを読み
取ってプロッタ12がその読取画像データを用紙に記録し
てコピーするようになっており、スキャナ11が読み取っ
た読取画像データは不図示のワークメモリに一時記憶さ
せつつ画像処理部13がMFT補正処理を施すと共に、不
図示の操作表示部から画像を拡大・縮小する指示入力が
あった場合にはその読取画像データに変倍処理を施して
プロッタ12に出力するようになっている。なお、図中、
14はプロッタ12に出力する読取画像データをメモリコピ
ーやソートなどの編集処理を行なう際にその読取画像デ
ータを蓄積するメモリであり、メモリ14は1画素/1ビ
ットの容量を有している。
【0016】スキャナ11は、不図示のコンタクトガラス
あるいはスリットガラスを介して読取位置上の相対移動
する原稿の画像面に光を照射してその反射光をCCDな
どの読取手段により光電変換して取り込むことにより画
像データを読み取るようになっており、読取画像データ
は入力解像度600dpiの多値画像データとして読み
取ることができる。
【0017】プロッタ12は、画像処理部13から直接また
はメモリ14を介して入力された読取画像データに基づい
て回転駆動させつつ帯電させた不図示の感光体上に光書
き込みをすることにより静電潜像を形成してトナーを付
着させトナー現像し、そのトナー像を搬送されてきた用
紙に転写し定着させ記録するようになっており、スキャ
ナ11による読取画像データはこの公知の電子写真記録方
式により記録解像度600dpiの2値画像データとし
て用紙に記録することができる。
【0018】画像処理部13は、スキャナ11により読み取
られた多値の読取画像データを予め設定されている閾値
を越えているかいないかに応じて単純に2値化して2値
画像データ(2値化データ)とする2値化処理部21と、
同一の読取画像データを公知の誤差拡散処理により誤差
拡散画像データ(2値化データの疑似中間調データ)と
して2値化する誤差拡散処理部(疑似中間調処理部)22
と、2値化処理部21および誤差拡散処理部22から2値画
像データおよび誤差拡散画像データを受け取って不図示
のワークメモリに一時記憶させつつ比較して読取画像デ
ータが線図画像または階調画像のいずれを読み取ったも
のであるかを判定する領域判定部(画像判定部)23と、
領域判定部23による判定結果を受け取って2値化処理部
21からの2値画像データまたは誤差拡散処理部22からの
誤差拡散画像データを用紙に記録する読取画像データと
してプロッタ12に出力する画像選択部24と、を備えて構
成されている。
【0019】領域判定部23は、2値化処理部21からの2
値画像データおよび誤差拡散処理部22からの誤差拡散画
像データをライン毎にワークメモリに一時記憶させつ
つ、差分検出部25がその2値画像データおよび誤差拡散
画像データの差分をとって、計数部26が判定対象の注目
画素周辺のM×N(例えば、5×5など)マトリックス
におけるその差分の黒画素数を計数し、判定部27がその
黒画素数が予め設定されている閾値に対する大小関係に
より線図画像または階調画像のいずれを形成する読取画
像データであるかを注目画素毎に判定する。
【0020】ここで、文字や直線などの線図画像を読み
取った読取画像データは、2値化処理部21により2値化
すると図3(a)に示すような2値画像データとなる一
方、誤差拡散処理部22により2値化すると図3(b)に
示すような誤差拡散画像データとなってほぼ同一の画像
となるので、差分検出部25によりこれら2値化データ差
分をとって重なる黒画素を白画素にすると、図3(c)
に示すように、ほとんどの部分が白画素となる差分デー
タとなる。また、写真などの階調画像を読み取った読取
画像データは、2値化処理部21により2値化すると図4
(a)に示すような白画素および黒画素が大きな領域で
まとまる2値画像データとなる一方、誤差拡散処理部22
により2値化すると図4(b)に示すような白画素およ
び黒画素が短い周期で交互に繰り返される誤差拡散画像
データとなるので、差分検出部25によりこれら2値化デ
ータ差分をとって重なる黒画素を白画素にすると、図4
(c)に示すように、多くの黒画素が散点する差分デー
タとなる。
【0021】このことから、領域判定部23は、注目画素
周辺(M×Nマトリックス内)において計数された差分
データにおける黒画素数が予め設定する閾値よりも大き
い場合には注目画素は階調画像の読取画像データと判定
し、また黒画素数が閾値よりも小さい場合には注目画素
は線図画像の読取画像データであると判定する。したが
って、スキャナ11により読み取った多値の読取画像デー
タは、同時に2値画像データおよび誤差拡散画像データ
の2値化データにされ、プロッタ12に出力する読取画像
データとして、階調画像の場合には注目画素毎に周辺の
M×Nマトリックス内における2値画像データおよび誤
差拡散画像データの差分をとったときの黒画素数が多く
なる誤差拡散画像データをプロッタ12に出力する一方、
線図画像の場合にはその黒画素数が少なくなる2値画像
データをプロッタ12に出力することができる。
【0022】このように本実施形態においては、容易な
画像処理により単純2値化処理および誤差拡散処理を両
立することができ、線図画像および階調画像が混在する
原稿画像であっても、読取画像データを単純2値化処理
あるいは誤差拡散処理により各々に適した2値化データ
としてワークメモリやメモリ14に記憶させるデータ量を
少なくプロッタ12により記録してコピーすることができ
る。したがって、必要なメモリ容量の少ない画像処理に
より、線図画像は解像力を重視した2値化データとして
忠実に再現することができるとともに、階調画像は階調
性を重視した2値化データとして忠実に再現することが
できる。
【0023】このとき、読取画像データを2値化データ
にする単純2値化処理および誤差拡散処理は、ユーザが
選択入力する必要もないので、意識することなくコピー
操作をすることができる。また、単純2値化処理および
誤差拡散処理は公知の2値化処理であって双方を選択可
能に備えるコピー機に領域判定部23を付加するだけで安
価に構築することができる。この領域判定部23は、2値
画像データおよび誤差拡散画像データの差分をとって線
図画像または階調画像のいずれであるかを判定するだけ
の構成であるので、複雑な演算処理などにより一定領域
の画像を切り出してさらにその領域内の画像における複
数の特徴を検出することにより線図画像または階調画像
に分割する場合よりも極めて安価かつ容易に構築するこ
とができる。
【0024】さらに、誤差拡散処理により2値化データ
の疑似中間調データを得るようにしているので、高解像
度で処理した読取画像データを出力することができ、仮
に、線図画像を階調画像と判定してしまった場合でもそ
の線図画像が大きく乱れてしまうことは少なく(誤り判
定による影響は少なく)、誤差拡散処理よりも線図を粗
い画像としてしまうディザ処理などを採用した場合より
も高品質に線図画像を再現することができる。
【0025】次に、図5〜図7は本発明に係る画像処理
装置の第2実施形態を搭載するデジタルコピー機の一例
を示す図であり、本実施形態は請求項1〜3に記載の発
明に対応する。なお、本実施形態は、上述第1実施形態
と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の
符号を用いて特徴部分を説明する。図5において、デジ
タルコピー機10は、スキャナ11、プロッタ12、画像処理
部13およびメモリ14を備えており、本実施形態のプロッ
タ12は2値画像データの読取画像データを記録解像度6
00dpiで記録する際にPWM制御により1画素を4
分割した分割画素データとして記録する機能を具備する
と共に、画像処理部13は2値化処理部21、誤差拡散処理
部22、領域判定部23および画像選択部24に加えて輪郭補
正部31がプロッタ12の前段に位置して後述する輪郭補正
処理を2値化処理部21による2値画像データの読取画像
データに施すように設けられている。
【0026】輪郭補正部31は、領域判定部23による判定
結果を受け取って画像選択部24から直接またはメモリ14
を介して入力された2値化処理部21による2値画像デー
タのみに輪郭補正処理を施すようになっており、パター
ンマッチング処理により線図中のエッジ部を滑らかに連
続させた2値画像データを記録・コピーする読取画像デ
ータとしてプロッタ12に出力する。
【0027】具体的には、輪郭補正部31は、図6に示す
ように、画像選択部24から出力されてくる2値化処理部
21による2値画像データおよび誤差拡散処理部22による
誤差拡散画像データの2値化データをライン毎にワーク
メモリに一時記憶させつつ、輪郭補正処理部32および選
択部33により輪郭補正処理を行なう。輪郭補正処理部32
は、注目画素周辺のM×Nマトリックスにおけるその2
値化データと予め設定されているエッジパターンとのマ
ッチング処理を行なって、例えば、図7(a)に示す2
値化データのエッジ部がそのエッジパターンに一致した
ときには、そのエッジ部を滑らかにするエッジパターン
毎に設定済みの図7(b)に示すような図中×印で示す
分割画素データを割り付ける(実線で示す×印は分割形
状の付け加え、破線で示す×印は分割形状の削除を行な
う)。
【0028】選択部33は、プロッタ12に出力する注目画
素の領域判定部23による判定結果に応じて、階調画像の
読取画像データである場合には輪郭補正処理部32を迂回
してくる注目画素の誤差拡散処理部22による誤差拡散画
像データをプロッタ12に出力する一方、線図画像の読取
画像データである場合には輪郭補正処理部32によりパタ
ーンマッチング処理を施されて必要に応じて分割画素デ
ータを割り付けた2値化処理部21による2値画像データ
をプロッタ12に出力する。
【0029】したがって、領域判定部23により線図画像
の読取画像データと判定された2値化処理部21による2
値画像データのみにエッジ部を滑らかにする分割画素デ
ータを割り付けてプロッタ12に出力することができ、最
適な輪郭形状の線図画像をプロッタ12により記録するこ
とができる。なお、本実施形態では、2値化処理部21に
よる2値画像データおよび誤差拡散処理部22による誤差
拡散画像データの2値化データ全てに対して輪郭補正処
理部32はパターンマッチング処理を施している(プロッ
タ12に出力されるパターンマッチング処理を施した読取
画像データとしては、2値化処理部21による2値画像デ
ータのみを採用する)が、選択部33をその輪郭補正処理
部32の前段に配置して2値化処理部21による2値画像デ
ータのみにパターンマッチング処理を施すようにしても
よい。
【0030】このように本実施形態においては、上述第
1実施形態の作用効果に加えて、誤差拡散処理部22によ
る誤差拡散画像データの階調画像は輪郭補正処理により
階調性を損なうことなく、2値化処理部21による2値画
像データの線図画像は輪郭補正処理により高品質に再現
することができる。次に、図8〜図12は本発明に係る画
像処理装置の第3実施形態を搭載するデジタルコピー機
の一例を示す図であり、本実施形態は請求項1、2、4
に記載の発明に対応する。なお、本実施形態は、上述第
1実施形態と略同様に構成されているので、同様な構成
には同一の符号を用いて特徴部分を説明する。
【0031】図8において、デジタルコピー機10は、ス
キャナ11、プロッタ12、画像処理部13およびメモリ14を
備えており、本実施形態のプロッタ12は2値画像データ
の読取画像データを記録解像度600dpiで記録する
際にPWM制御により1画素を4分割した分割画素デー
タとして記録する機能を具備すると共に、画像処理部13
は2値化処理部21、誤差拡散処理部22、領域判定部23お
よび画像選択部24に加えて位相制御部(画素サイズ補正
部)41がプロッタ12の前段に位置して後述する位相制御
処理を誤差拡散処理部22による誤差拡散画像データの読
取画像データに施すように設けられている。
【0032】位相制御部41は、領域判定部23による判定
結果を受け取って画像選択部24から直接またはメモリ14
を介して入力された誤差拡散処理部22による誤差拡散画
像データのみに位相制御処理(サイズ補正処理)を施す
ようになっており、位相制御処理により画素サイズを小
さくした誤差拡散画像データを記録・コピーする読取画
像データとしてプロッタ12に出力する。
【0033】具体的には、位相制御部41は、図10(a)
に示すように、画像選択部24から出力されてくる2値化
処理部21による2値画像データおよび誤差拡散処理部22
による誤差拡散画像データの2値化データをライン毎に
ワークメモリに一時記憶させつつ、位相制御処理部42お
よび選択部43により位相制御処理を行なう。位相制御処
理部42は、例えば、図10(a)に示すように、注目画素
周辺のM×Nマトリックスにおけるその2値化データに
予め設定されている図中×印で示す分割画素データを割
り付けて4分割のうちの両サイドの削除を行なう。
【0034】選択部43は、プロッタ12に出力する注目画
素の領域判定部23による判定結果に応じて、線図画像の
読取画像データである場合には位相制御処理部42を迂回
してくる注目画素の2値化処理部21による2値画像デー
タをプロッタ12に出力する一方、階調画像の読取画像デ
ータである場合には位相制御処理部42により分割画素デ
ータを割り付けた誤差拡散処理部22による誤差拡散画像
データをプロッタ12に出力する。
【0035】したがって、領域判定部23により階調画像
の読取画像データと判定された誤差拡散処理部22による
誤差拡散画像データのみに画素サイズを小さくする分割
画素データを割り付けることができ、図11に示すように
べた塗りするために大きめの画素サイズで読取画像デー
タを記録するプロッタ12であるために、図12に示すよう
に黒画素に囲まれた白画素が潰れてしまって階調性を損
なってしまうことがなく、図10(b)に示すように、白
画素部分が明確になる階調画像をプロッタ12によろ記録
することができる。なお、本実施形態では、2値化処理
部21による2値画像データおよび誤差拡散処理部22によ
る誤差拡散画像データの2値化データ全てに対して位相
制御処理部42は位相制御処理を施している(プロッタ12
に出力される位相制御処理を施した読取画像データとし
ては、誤差拡散処理部22による誤差拡散画像データのみ
を採用する)が、選択部43をその位相制御処理部42の前
段に配置して誤差拡散処理部22による誤差拡散画像デー
タのみに位相制御処理を施すようにしてもよい。
【0036】このように本実施形態においては、上述第
1実施形態の作用効果に加えて、階調画像を読み取った
誤差拡散処理部22による誤差拡散画像データに対して位
相制御処理を施して画素サイズを小さくすることがで
き、階調性を確保して階調画像を品質よく再現すること
ができる。なお、本実施形態では、階調画像を読み取っ
て2値化した誤差拡散画像データのみに対して位相制御
処理を施す場合を説明するが、線図画像を2値化した2
値画像データに対して位相制御処理を施してもよいこと
は云うまでもなく、上述第1、第2実施形態においても
誤差拡散画像データおよび2値画像データを問わずに位
相制御処理を施すようにプロッタ12にその位相制御処理
機能を備えさせるようにしてもよい。
【0037】また、上述実施形態においては、スキャナ
11により読み取られた多値の読取画像データを画像処理
する場合を説明するが、これに限るものではなく、例え
ば、PCなどのデータ処理装置から送られてくるプリン
トデータなどが階調画像を含む多値の画像データである
場合にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1、2に記載の発明によれば、線
図画像および階調画像の混在する多値画像データでも、
注目画素周辺の閾値による2値画像データおよび疑似中
間調処理による疑似中間調データの差分に応じてその注
目画素毎に線図画像または階調画像のいずれであるかを
判定し、線図画像の場合には2値画像データを、階調画
像の場合には疑似中間調データを多値画像データの2値
化データとして選択出力するので、線図画像の多値画像
データは解像力を重視した2値画像データとするととも
に、階調画像の多値画像データは階調性を重視した2値
画像データとすることができ、多値画像データを忠実に
再現可能にデータ量(メモリ容量)を削減することがで
きる。また、疑似中間調処理の誤差拡散処理により多値
画像データを2値化することにより、線図画像の多値画
像データに疑似中間調処理を施してしたとしても、ディ
ザ処理などにより2値化する場合よりも、影響を少なく
線図画像を再現することができる。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、線図画像
の2値画像データには線図のエッジ部を滑らかに連続さ
せる輪郭補正処理を施し、階調画像の疑似中間調データ
にはその輪郭補正処理は施さないので、階調画像の階調
性を維持したまま線図画像の品質を上げることができ、
線図画像をより高品質に再現することができる。請求項
4に記載の発明によれば、階調画像の疑似中間調データ
には画素サイズを小さくするサイズ補正処理を施すの
で、階調画像の階調性を確保することができ、高解像度
に記録する場合でも階調画像を品質よく再現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の第1実施形態を搭
載するデジタルコピー機の一例を示す図であり、その概
略全体構成を示すブロック図である。
【図2】その要部を示すブロック図である。
【図3】その線図画像の画像処理の一例を示す説明図で
ある。
【図4】その階調画像の画像処理の一例を示す説明図で
ある。
【図5】本発明に係る画像処理装置の第2実施形態を搭
載するデジタルコピー機の一例を示す図であり、その概
略全体構成を示すブロック図である。
【図6】その要部を示すブロック図である。
【図7】その線図画像の画像処理の一例を示す説明図で
ある。
【図8】本発明に係る画像処理装置の第3実施形態を搭
載するデジタルコピー機の一例を示す図であり、その概
略全体構成を示すブロック図である。
【図9】その要部を示すブロック図である。
【図10】その階調画像の画像処理の一例を示す説明図で
ある。
【図11】その画像処理前の読取画像データによる記録例
を示す説明図である。
【図12】その図11と異なる画像処理前の読取画像データ
による記録例を示す説明図である。
【図13】その従来例の概略全体構成を示すブロック図で
ある。
【図14】その従来例における課題を説明するブロック図
である。
【符号の説明】
10 デジタルコピー機 11 スキャナ 12 プロッタ 13 画像処理部(画像処理装置) 14 メモリ 21 2値化処理部 22 誤差拡散処理部(中間調処理部) 23 領域判定部(画像判定部) 24 画像選択部 25 差分検出部 26 計数部 27 判定部 31 輪郭補正部 32 輪郭補正処理部 33 選択部 41 位相制御部 42 位相制御処理部 43 選択部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取得した多値画像データを2値化して出力
    する画像処理装置であって、 取得した多値画像データを予め設定されている閾値によ
    り2値化する2値化処理部と、取得した多値画像データ
    を疑似中間調処理により2値化する中間調処理部と、同
    一の多値画像データを2値化処理部および中間調処理部
    により処理した2値画像データおよび疑似中間調データ
    を比較して該多値画像データが線図画像または階調画像
    のいずれであるかを判定する画像判定部と、該画像判定
    部による線図画像または階調画像の判定結果に基づいて
    2値化処理部による2値画像データまたは中間調処理部
    による疑似中間調データのいずれかを選択して多値画像
    データを2値化した2値化データとして出力する画像選
    択部と、を備え、 前記画像判定部は、2値化処理部および中間調処理部に
    より処理した同一の多値画像データの注目画素周辺の2
    値画像データおよび疑似中間調データの差分をとった黒
    画素量に基づいて該多値画像データが線図画像または階
    調画像のいずれであるかを判定することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】前記中間調処理部は、誤差拡散処理により
    多値画像データを疑似中間調処理して2値化することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像判定部による線図画像の判定結果
    に基づいて2値化処理部による2値画像データのみに線
    図中のエッジ部を滑らかに連続させる輪郭補正処理を施
    す輪郭補正部を設けたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像判定部による階調画像の判定結果
    に基づいて中間調処理部による疑似中間調データに画素
    サイズを小さくするサイズ補正処理を施す画素サイズ補
    正部を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
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