JPH11214231A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
内燃機関用点火コイルInfo
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- JPH11214231A JPH11214231A JP10011430A JP1143098A JPH11214231A JP H11214231 A JPH11214231 A JP H11214231A JP 10011430 A JP10011430 A JP 10011430A JP 1143098 A JP1143098 A JP 1143098A JP H11214231 A JPH11214231 A JP H11214231A
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一次側コイル部での発熱に起因する二次側コ
イル部での破損を防止することが可能な内燃機関用点火
コイルを提供すること。 【解決手段】 ボビン20の一次側巻床部32に上下一
対の鍔部34a,34bが形成され、これらの間に巻装
されてなる一次側巻装部36が放熱性に優れた扁平な形
状に形成される。二次側コイル部40との非隣設側の鍔
部34aは、ボビン20からその径方向に向けて複数の
延設部35が延設されてなり、一次側巻装部36が各延
設部35間から上面に露出する形状となっている。
イル部での破損を防止することが可能な内燃機関用点火
コイルを提供すること。 【解決手段】 ボビン20の一次側巻床部32に上下一
対の鍔部34a,34bが形成され、これらの間に巻装
されてなる一次側巻装部36が放熱性に優れた扁平な形
状に形成される。二次側コイル部40との非隣設側の鍔
部34aは、ボビン20からその径方向に向けて複数の
延設部35が延設されてなり、一次側巻装部36が各延
設部35間から上面に露出する形状となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の内燃
機関に使用される内燃機関用点火コイルに関する。
機関に使用される内燃機関用点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の点火コイルとして、図6
に示すようなものがある。
に示すようなものがある。
【0003】この点火コイルでは、長柱状の磁心130
に一次側巻床部112と二次側巻床部122とが直線上
に隣設して套嵌されている。上記一次側巻床部112の
上下両端部には一対の鍔部113a,113bが形成さ
れ、その下側の鍔部113bを介して二次側巻床部12
2が一体成形されている。二次側巻床部122の下端部
には、鍔部123aが形成されるとともに、鍔部113
bと鍔部123aとの間に5つの仕切鍔部123b,1
23c,123d,123e,123fが均等間隔で形
成され、これにより二次側巻床部122が上下6つの領
域に仕切られている。
に一次側巻床部112と二次側巻床部122とが直線上
に隣設して套嵌されている。上記一次側巻床部112の
上下両端部には一対の鍔部113a,113bが形成さ
れ、その下側の鍔部113bを介して二次側巻床部12
2が一体成形されている。二次側巻床部122の下端部
には、鍔部123aが形成されるとともに、鍔部113
bと鍔部123aとの間に5つの仕切鍔部123b,1
23c,123d,123e,123fが均等間隔で形
成され、これにより二次側巻床部122が上下6つの領
域に仕切られている。
【0004】また、上記一次側巻床部112の鍔部11
3a,113b間には、一次側のコイル巻線として直径
1.5mm〜1.0mmのエナメル線が240回程度巻
回されて一次側巻装部114が形成され、これにより一
次側コイル部110が形成される。二次側巻床部122
の各鍔部113b,123a及び仕切鍔部123b,1
23c,123d,123e,123fの各間に、二次
側のコイル巻線として直径0.05mm〜0.1mmの
エナメル線が24000回程度巻回されて二次側巻装部
124が形成され、これにより二次側コイル部120が
形成される。
3a,113b間には、一次側のコイル巻線として直径
1.5mm〜1.0mmのエナメル線が240回程度巻
回されて一次側巻装部114が形成され、これにより一
次側コイル部110が形成される。二次側巻床部122
の各鍔部113b,123a及び仕切鍔部123b,1
23c,123d,123e,123fの各間に、二次
側のコイル巻線として直径0.05mm〜0.1mmの
エナメル線が24000回程度巻回されて二次側巻装部
124が形成され、これにより二次側コイル部120が
形成される。
【0005】この点火コイルは、図示省略のケース内に
収容され、そのケース内に熱硬化性合成樹脂を注入・充
填した形態で用いられる。
収容され、そのケース内に熱硬化性合成樹脂を注入・充
填した形態で用いられる。
【0006】また、この種の点火コイルでは、例えば、
その一次側巻床部112及び二次側巻床部122の各鍔
部113a,113b,123a〜123fを含む全幅
寸法w1が34mm,一次側巻床部112及び二次側巻
床部122の各鍔部113a,113b,123a〜1
23fを除く筒状部分の幅寸法w2が15mm,一次側
巻床部112及び二次側巻床部122の軸心方向の高さ
寸法h1が35mm,一次側巻装部114の鍔部113
a,113b間の間隔寸法h2が10mm,鍔部113
b,123aを含む二次側巻装部122の軸心方向の高
さ寸法h3が20mm,鍔部113b,123a,仕切
鍔部123b,123c,123d,123e,123
fの各間隔寸法h4が2mm程度に仕上げられている。
その一次側巻床部112及び二次側巻床部122の各鍔
部113a,113b,123a〜123fを含む全幅
寸法w1が34mm,一次側巻床部112及び二次側巻
床部122の各鍔部113a,113b,123a〜1
23fを除く筒状部分の幅寸法w2が15mm,一次側
巻床部112及び二次側巻床部122の軸心方向の高さ
寸法h1が35mm,一次側巻装部114の鍔部113
a,113b間の間隔寸法h2が10mm,鍔部113
b,123aを含む二次側巻装部122の軸心方向の高
さ寸法h3が20mm,鍔部113b,123a,仕切
鍔部123b,123c,123d,123e,123
fの各間隔寸法h4が2mm程度に仕上げられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように一次側コイル部110と二次側コイル部12
0とを直線上に隣設配置した点火コイルでは、高温雰囲
気中での連続使用時に、一次側巻装部114で発生した
熱が二次側巻装部124近傍に伝導して、コイル巻線や
その周囲に充填された熱硬化性合成樹脂に亀裂が生じ、
エナメル線の素線間リーク(レヤーショート)、絶縁破
壊等の不具合が生じるという問題がある。
示すように一次側コイル部110と二次側コイル部12
0とを直線上に隣設配置した点火コイルでは、高温雰囲
気中での連続使用時に、一次側巻装部114で発生した
熱が二次側巻装部124近傍に伝導して、コイル巻線や
その周囲に充填された熱硬化性合成樹脂に亀裂が生じ、
エナメル線の素線間リーク(レヤーショート)、絶縁破
壊等の不具合が生じるという問題がある。
【0008】そこで、この発明は上述したような問題を
解決すべくなされたもので、一次側コイル部での発熱に
起因する二次側コイル部での破損を防止することが可能
な内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
解決すべくなされたもので、一次側コイル部での発熱に
起因する二次側コイル部での破損を防止することが可能
な内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の請求項1記載の内燃機関用点火コイル
は、柱状の磁心と、前記磁心に套嵌された一次側巻床部
の一対の鍔部間にコイル巻線が巻装されて一次側巻装部
が形成されてなる一次側コイル部と、前記一次側巻床部
に隣設して前記磁心に套嵌された二次側巻床部にコイル
巻線が巻装されて二次側巻装部が形成されてなる二次側
コイル部とを備え、前記一次側巻装部の形状が扁平に仕
上げられて、その外径寸法と内径寸法との差をT,軸方
向に沿った長さ寸法をHとしたとき、T:Hが、1:1
5〜1:30の範囲内となるように設定されるととも
に、前記二次側巻床部との非隣設側の鍔部が、その鍔部
から前記一次側巻装部が露出する形状に仕上げられてい
る。
め、この発明の請求項1記載の内燃機関用点火コイル
は、柱状の磁心と、前記磁心に套嵌された一次側巻床部
の一対の鍔部間にコイル巻線が巻装されて一次側巻装部
が形成されてなる一次側コイル部と、前記一次側巻床部
に隣設して前記磁心に套嵌された二次側巻床部にコイル
巻線が巻装されて二次側巻装部が形成されてなる二次側
コイル部とを備え、前記一次側巻装部の形状が扁平に仕
上げられて、その外径寸法と内径寸法との差をT,軸方
向に沿った長さ寸法をHとしたとき、T:Hが、1:1
5〜1:30の範囲内となるように設定されるととも
に、前記二次側巻床部との非隣設側の鍔部が、その鍔部
から前記一次側巻装部が露出する形状に仕上げられてい
る。
【0010】なお、請求項2記載のように、前記一次側
コイル部が、内燃機関への装着状態で前記二次側コイル
部の上側に配置される位置に設けられていてもよい。
コイル部が、内燃機関への装着状態で前記二次側コイル
部の上側に配置される位置に設けられていてもよい。
【0011】また、請求項3記載のように、前記二次側
巻床部との非隣設側の鍔部が、前記一次側巻床部の中心
からその径方向に向けて延設された複数の延設部を有し
ていてもよい。
巻床部との非隣設側の鍔部が、前記一次側巻床部の中心
からその径方向に向けて延設された複数の延設部を有し
ていてもよい。
【0012】さらに、請求項4記載のように、前記二次
側巻床部との非隣設側の鍔部が、円盤状に形成されると
ともに、前記一次側巻装部と接触する位置に放熱孔が形
成されていてもよい。
側巻床部との非隣設側の鍔部が、円盤状に形成されると
ともに、前記一次側巻装部と接触する位置に放熱孔が形
成されていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる一実施形
態の内燃機関用点火コイルが適用された点火コイル装置
について説明する。
態の内燃機関用点火コイルが適用された点火コイル装置
について説明する。
【0014】この点火コイル装置は、内燃機関のそれぞ
れの気筒毎に配置される独立点火方式のもので、図1に
示すように、点火コイル10が収容配置されたケース1
内に熱硬化性樹脂が注入・充填されてなる。
れの気筒毎に配置される独立点火方式のもので、図1に
示すように、点火コイル10が収容配置されたケース1
内に熱硬化性樹脂が注入・充填されてなる。
【0015】上記ケース1は、点火コイル10を収容す
る収容部2の下面の一側から接続部3が下方に向けて延
設されてなる。この接続部3は、図示省略の内燃機関の
プラグホール内に挿入され、点火コイル10とプラグホ
ール底部の点火プラグとを接続するためのものである。
る収容部2の下面の一側から接続部3が下方に向けて延
設されてなる。この接続部3は、図示省略の内燃機関の
プラグホール内に挿入され、点火コイル10とプラグホ
ール底部の点火プラグとを接続するためのものである。
【0016】点火コイル10は、短柱状の磁心12にボ
ビン20が套嵌されるとともに、そのボビン20にコイ
ル巻線が巻装されて一次側コイル部30及び二次側コイ
ル部40が形成されてなる。
ビン20が套嵌されるとともに、そのボビン20にコイ
ル巻線が巻装されて一次側コイル部30及び二次側コイ
ル部40が形成されてなる。
【0017】上記ボビン20は、耐熱性及び電気的特性
に優れた材質、例えば、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)等により形成され、図2及び図3に示すよう
に、中心軸に磁心12が挿入される磁心挿入孔22が形
成された巻心24の上部に一次側巻床部32が形成され
るとともに、巻心24の下部に二次側巻床部42が形成
されてなる。即ち、一次側巻床部32と二次側巻床部4
2とが直列状に隣設して一体成形された構成となってい
る。
に優れた材質、例えば、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)等により形成され、図2及び図3に示すよう
に、中心軸に磁心12が挿入される磁心挿入孔22が形
成された巻心24の上部に一次側巻床部32が形成され
るとともに、巻心24の下部に二次側巻床部42が形成
されてなる。即ち、一次側巻床部32と二次側巻床部4
2とが直列状に隣設して一体成形された構成となってい
る。
【0018】一次側巻床部32には、その径方向に張り
出す放射線形状の鍔部34aと円盤形状の鍔部34bが
上下に所定間隔離れて一対形成されている。そして、両
鍔部34a,34b間に一次側のコイル巻線としてエナ
メル線を充填状に巻装することにより、一次側コイル部
30が形成される。また、両鍔部34a,34b間にエ
ナメル線を充填するように巻装することにより形成され
た一次側巻装部36は、一次側巻床部32の形状に応じ
た扁平なリング状に形成されることになる。つまり、こ
の一次側巻装部36の上下方向の長さ寸法(H3)は両
鍔部34a,34b間の間隔寸法とほぼ同じで、その内
径寸法(W2)は巻心24の外径寸法とほぼ同じで、そ
の外径寸法(W1)は鍔部34a,34bの外径寸法と
ほぼ同じとなる。
出す放射線形状の鍔部34aと円盤形状の鍔部34bが
上下に所定間隔離れて一対形成されている。そして、両
鍔部34a,34b間に一次側のコイル巻線としてエナ
メル線を充填状に巻装することにより、一次側コイル部
30が形成される。また、両鍔部34a,34b間にエ
ナメル線を充填するように巻装することにより形成され
た一次側巻装部36は、一次側巻床部32の形状に応じ
た扁平なリング状に形成されることになる。つまり、こ
の一次側巻装部36の上下方向の長さ寸法(H3)は両
鍔部34a,34b間の間隔寸法とほぼ同じで、その内
径寸法(W2)は巻心24の外径寸法とほぼ同じで、そ
の外径寸法(W1)は鍔部34a,34bの外径寸法と
ほぼ同じとなる。
【0019】なお、一次側巻装部36用のエナメル線と
しては、例えば、直径0.4〜0.6mmのものが用い
られ、これを140回巻装することにより一次側巻装部
36が形成される。この一次側巻床部32には、その両
鍔部34a,34bの間隔寸法と同じ幅寸法に仕上げた
平角帯状のエナメル線を一次側巻床部32の径方向に積
み重ねるようにして巻装してもよい。
しては、例えば、直径0.4〜0.6mmのものが用い
られ、これを140回巻装することにより一次側巻装部
36が形成される。この一次側巻床部32には、その両
鍔部34a,34bの間隔寸法と同じ幅寸法に仕上げた
平角帯状のエナメル線を一次側巻床部32の径方向に積
み重ねるようにして巻装してもよい。
【0020】また、両鍔部34a,34bのうち上側、
即ち、二次側巻床部42との非隣設側の鍔部34aは、
巻心24から径方向に沿って延設された8本の延設部3
5がその周方向に沿って均等間隔で形成されてなり、そ
の鍔部34aの各延設部35間から一次側巻装部36の
上面が露出する形状に仕上げられている。
即ち、二次側巻床部42との非隣設側の鍔部34aは、
巻心24から径方向に沿って延設された8本の延設部3
5がその周方向に沿って均等間隔で形成されてなり、そ
の鍔部34aの各延設部35間から一次側巻装部36の
上面が露出する形状に仕上げられている。
【0021】二次側巻床部42には、その下端部に径方
向に沿って張り出す円盤状の鍔部44aが形成されると
ともに、この鍔部44aと鍔部34bとの中央位置にそ
の径方向に沿って張り出す円盤形状の仕切鍔部44bが
形成されており、この仕切鍔部44bによって鍔部34
bと鍔部44a間の二次側巻床部42が2つの領域に仕
切られている。
向に沿って張り出す円盤状の鍔部44aが形成されると
ともに、この鍔部44aと鍔部34bとの中央位置にそ
の径方向に沿って張り出す円盤形状の仕切鍔部44bが
形成されており、この仕切鍔部44bによって鍔部34
bと鍔部44a間の二次側巻床部42が2つの領域に仕
切られている。
【0022】また、上記二次側巻床部42の鍔部44
a,44b及び鍔部34bの各間には、それぞれ二次側
のコイル巻線としてエナメル線が充填状に巻装され、こ
れにより、二次側コイル部40が形成される。また、エ
ナメル線が充填状に巻装されることにより形成される二
次側巻装部46は、上記一次側巻装部36と同様に、二
次側巻床部42の形状に応じたリング形状に形成される
ことになる。
a,44b及び鍔部34bの各間には、それぞれ二次側
のコイル巻線としてエナメル線が充填状に巻装され、こ
れにより、二次側コイル部40が形成される。また、エ
ナメル線が充填状に巻装されることにより形成される二
次側巻装部46は、上記一次側巻装部36と同様に、二
次側巻床部42の形状に応じたリング形状に形成される
ことになる。
【0023】なお、二次側巻装部46用のエナメル線と
しては、直径0.05〜0.06mmのものが用いら
れ、これを12000回巻装することにより二次側巻装
部46が形成される。
しては、直径0.05〜0.06mmのものが用いら
れ、これを12000回巻装することにより二次側巻装
部46が形成される。
【0024】また、このボビン20の各部の寸法は、例
えば、次のように設定される。即ち、鍔部34a,34
b,44a及び仕切鍔部44bがそれぞれ同じ径寸法に
仕上げられており、それら鍔部34a,34b,44a
及び仕切鍔部44bを含むボビン20の幅寸法W1が5
0mm,それら鍔部34a,34b,44a及び仕切鍔
部44bを除くボビン20の幅寸法(巻心24の幅寸
法)W2が14mm,ボビン20の軸心方向の高さ寸法
H1が10mm,鍔部34a,34bを含む一次側巻床
部32の軸心方向の高さ寸法H2が2.0mmよりも大
きく2.7mm以下の寸法に、両鍔部34a,34b間
の間隔寸法H3が2mmに仕上げられる。
えば、次のように設定される。即ち、鍔部34a,34
b,44a及び仕切鍔部44bがそれぞれ同じ径寸法に
仕上げられており、それら鍔部34a,34b,44a
及び仕切鍔部44bを含むボビン20の幅寸法W1が5
0mm,それら鍔部34a,34b,44a及び仕切鍔
部44bを除くボビン20の幅寸法(巻心24の幅寸
法)W2が14mm,ボビン20の軸心方向の高さ寸法
H1が10mm,鍔部34a,34bを含む一次側巻床
部32の軸心方向の高さ寸法H2が2.0mmよりも大
きく2.7mm以下の寸法に、両鍔部34a,34b間
の間隔寸法H3が2mmに仕上げられる。
【0025】故に、一次側巻装部36は、一次側巻床部
32の形状に対応して、その軸方向の高さ寸法が2m
m,内径寸法が14mm,外径寸法が50mmの扁平な
形状に仕上げられ、ここで、その軸方向の高さ寸法を
H、外径寸法と内径寸法との差をTとしたとき、T:H
は、2:36、即ち、1:18となる。
32の形状に対応して、その軸方向の高さ寸法が2m
m,内径寸法が14mm,外径寸法が50mmの扁平な
形状に仕上げられ、ここで、その軸方向の高さ寸法を
H、外径寸法と内径寸法との差をTとしたとき、T:H
は、2:36、即ち、1:18となる。
【0026】以上のように構成された点火コイル装置に
よると、一次側巻床部32にエナメル線が巻装されてな
る一次側巻装部36の形状が扁平となっているため、一
次側巻装部36の上面である二次側コイル部40との非
隣設端面が従来形状よりも広くなっている。したがっ
て、一次側コイル部30で発生した熱がこの非隣設端面
から効率的に発散され、一次側コイル部30での発熱に
起因する二次側コイル部40の破損を防止することがで
きる。
よると、一次側巻床部32にエナメル線が巻装されてな
る一次側巻装部36の形状が扁平となっているため、一
次側巻装部36の上面である二次側コイル部40との非
隣設端面が従来形状よりも広くなっている。したがっ
て、一次側コイル部30で発生した熱がこの非隣設端面
から効率的に発散され、一次側コイル部30での発熱に
起因する二次側コイル部40の破損を防止することがで
きる。
【0027】なお、ここで、一次側巻装部36の形状
は、例えば、図6に示す従来構成のものよりも扁平であ
れば、従来よりも効率的に放熱できることになるが、よ
り効率的に放熱するためには、一次側巻装部36の軸方
向の高さ寸法Hと,その外径寸法と内径寸法との差をT
としたとき、T:Hが1:15〜1:30の範囲内とな
るように設定するのがよい。
は、例えば、図6に示す従来構成のものよりも扁平であ
れば、従来よりも効率的に放熱できることになるが、よ
り効率的に放熱するためには、一次側巻装部36の軸方
向の高さ寸法Hと,その外径寸法と内径寸法との差をT
としたとき、T:Hが1:15〜1:30の範囲内とな
るように設定するのがよい。
【0028】また、一次側コイル部30の上側の鍔部3
4aが、その鍔部34aの各延設部35間から一次側巻
装部36の上面が露出する形状に仕上げられているた
め、一次側コイル部30で発生した熱が、その鍔部34
aによって妨げられることなく各延設部35間から効率
的に発散されることになり、この点でも一次側コイル部
30での発熱に起因する二次側コイル部40の破損を防
止することができる。
4aが、その鍔部34aの各延設部35間から一次側巻
装部36の上面が露出する形状に仕上げられているた
め、一次側コイル部30で発生した熱が、その鍔部34
aによって妨げられることなく各延設部35間から効率
的に発散されることになり、この点でも一次側コイル部
30での発熱に起因する二次側コイル部40の破損を防
止することができる。
【0029】さらに、一次側コイル部30が二次側コイ
ル部40の上側に配設されているため、この点火コイル
が内燃機関に装着された状態で、一次側コイル部30の
上側に放熱用の空間が大きく広がることになる。したが
って、一次側コイル部30で発生した熱が一次側コイル
部30の上部空間により効率的に発散されることにな
り、この点でも、一次側コイル部30での発熱に起因す
る二次側コイル部40の破損を防止することができる。
ル部40の上側に配設されているため、この点火コイル
が内燃機関に装着された状態で、一次側コイル部30の
上側に放熱用の空間が大きく広がることになる。したが
って、一次側コイル部30で発生した熱が一次側コイル
部30の上部空間により効率的に発散されることにな
り、この点でも、一次側コイル部30での発熱に起因す
る二次側コイル部40の破損を防止することができる。
【0030】なお、二次側巻床部42は、仕切鍔部44
bによって区切らなくともよい。
bによって区切らなくともよい。
【0031】また、ボビン20の鍔部34aの形状は、
上記実施形態のものに限られず、その鍔部34aから一
次側巻装部36が露出する形状であればよい。
上記実施形態のものに限られず、その鍔部34aから一
次側巻装部36が露出する形状であればよい。
【0032】例えば、図4に示すボビン20Bの鍔部3
4Bのように、円盤状に形成するとともに、その一次側
巻装部36との接触部分に、長孔形状の放熱孔35Bを
放射状に複数箇所に形成したものであってもよい。
4Bのように、円盤状に形成するとともに、その一次側
巻装部36との接触部分に、長孔形状の放熱孔35Bを
放射状に複数箇所に形成したものであってもよい。
【0033】また、図5に示す平面視略方形状のボビン
20の鍔部34Cのように、略方形状の鍔部34Cの一
次側巻装部36との接触部分に、丸小孔形状の放熱孔3
5Cを複数形成したものであってもよい。
20の鍔部34Cのように、略方形状の鍔部34Cの一
次側巻装部36との接触部分に、丸小孔形状の放熱孔3
5Cを複数形成したものであってもよい。
【0034】これら図4及び図5に示す鍔部34B,3
4Cでも、一次側巻装部36で発生した熱が各放熱孔3
5B,35Cから効率的に発散されることは、上記実施
形態の場合と同様である。
4Cでも、一次側巻装部36で発生した熱が各放熱孔3
5B,35Cから効率的に発散されることは、上記実施
形態の場合と同様である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の点火コイルによると、一次側巻装部の形状が扁平に仕
上げられて、その外径寸法と内径寸法との差をT,軸方
向に沿った長さ寸法をHとしたとき、T:Hが、1:1
5〜1:30の範囲内となるように設定されているた
め、一次側コイル部で発生した熱がその一次側コイル部
の二次側コイル部側との非隣設側の端面から効率的に発
散され、一次側コイル部での発熱に起因する二次側コイ
ル部の破損を防止することができる。
の点火コイルによると、一次側巻装部の形状が扁平に仕
上げられて、その外径寸法と内径寸法との差をT,軸方
向に沿った長さ寸法をHとしたとき、T:Hが、1:1
5〜1:30の範囲内となるように設定されているた
め、一次側コイル部で発生した熱がその一次側コイル部
の二次側コイル部側との非隣設側の端面から効率的に発
散され、一次側コイル部での発熱に起因する二次側コイ
ル部の破損を防止することができる。
【0036】また、二次側巻床部との非隣設側の鍔部
が、その鍔部から前記一次側巻装部が露出する形状に仕
上げられているため、一次側コイル部で発生した熱がそ
の前記非隣設側の鍔部によって妨げられることなく効率
的に発散され、この点でも一次側コイル部での発熱に起
因する二次側コイル部での破損を防止することができ
る。
が、その鍔部から前記一次側巻装部が露出する形状に仕
上げられているため、一次側コイル部で発生した熱がそ
の前記非隣設側の鍔部によって妨げられることなく効率
的に発散され、この点でも一次側コイル部での発熱に起
因する二次側コイル部での破損を防止することができ
る。
【0037】また、請求項2記載のように、一次側コイ
ル部が、内燃機関への装着状態で前記二次側コイル部の
上側に配置される位置に設けられていると、一次側コイ
ル部の放熱がより効率的になされる。
ル部が、内燃機関への装着状態で前記二次側コイル部の
上側に配置される位置に設けられていると、一次側コイ
ル部の放熱がより効率的になされる。
【0038】なお、請求項3記載の点火コイルでは、一
次側巻床部の中心からその径方向に向けて延設された複
数の延設部間にそれぞれ一次側巻装部が露出してここか
ら当該一次側巻装部の放熱が効率的になされる。
次側巻床部の中心からその径方向に向けて延設された複
数の延設部間にそれぞれ一次側巻装部が露出してここか
ら当該一次側巻装部の放熱が効率的になされる。
【0039】また、請求項4記載の点火コイルでは、一
次側巻装部と接触する位置に形成された放熱孔にその一
次側巻装部が露出し、ここから当該一次側巻装部の放熱
が効率的になされる。
次側巻装部と接触する位置に形成された放熱孔にその一
次側巻装部が露出し、ここから当該一次側巻装部の放熱
が効率的になされる。
【図1】この発明にかかる一実施形態の点火コイル装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】ボビンを示す平面図である。
【図3】ボビンを示す正面図である。
【図4】ボビンの変形例を示す平面図である。
【図5】ボビンの他の変形例を示す平面図である。
【図6】従来例を示す図である。
12 磁心 20 ボビン 30 一次側コイル部 32 一次側巻床部 34a,34b 鍔部 36 一次側巻装部 40 二次側コイル部 42 二次側巻床部 46 二次側巻装部
Claims (4)
- 【請求項1】 柱状の磁心と、 前記磁心に套嵌された一次側巻床部の一対の鍔部間にコ
イル巻線が巻装されて一次側巻装部が形成されてなる一
次側コイル部と、 前記一次側巻床部に隣設して前記磁心に套嵌された二次
側巻床部にコイル巻線が巻装されて二次側巻装部が形成
されてなる二次側コイル部とを備え、 前記一次側巻装部の形状が扁平に仕上げられて、その外
径寸法と内径寸法との差をT,軸方向に沿った長さ寸法
をHとしたとき、T:Hが、1:15〜1:30の範囲
内となるように設定されるとともに、 前記二次側巻床部との非隣設側の鍔部が、その鍔部から
前記一次側巻装部が露出する形状に仕上げられた内燃機
関用点火コイル。 - 【請求項2】 前記一次側コイル部が、内燃機関への装
着状態で前記二次側コイル部の上側に配置される位置に
設けられた請求項1記載の内燃機関用点火コイル。 - 【請求項3】 前記二次側巻床部との非隣設側の鍔部
が、前記一次側巻床部の中心からその径方向に向けて延
設された複数の延設部を有する請求項1又は2記載の内
燃機関用点火コイル。 - 【請求項4】 前記二次側巻床部との非隣設側の鍔部
が、円盤状に形成されるとともに、前記一次側巻装部と
接触する位置に放熱孔が形成されてなる請求項1又は2
記載の内燃機関用点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10011430A JPH11214231A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10011430A JPH11214231A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11214231A true JPH11214231A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11777869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10011430A Pending JPH11214231A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11214231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004288867A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Tabuchi Electric Co Ltd | 1回巻線を有する電磁誘導器 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP10011430A patent/JPH11214231A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004288867A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Tabuchi Electric Co Ltd | 1回巻線を有する電磁誘導器 |
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