JPH1121823A - 中央分離帯の施工構造 - Google Patents

中央分離帯の施工構造

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JPH1121823A
JPH1121823A JP17379697A JP17379697A JPH1121823A JP H1121823 A JPH1121823 A JP H1121823A JP 17379697 A JP17379697 A JP 17379697A JP 17379697 A JP17379697 A JP 17379697A JP H1121823 A JPH1121823 A JP H1121823A
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blocks
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construction structure
base
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JP17379697A
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Yukio Takahashi
幸雄 高橋
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HAYASHIYA CONCRETE KOGYO KK
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HAYASHIYA CONCRETE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べて工期をはるかに短縮することが
できるとともに、より簡単かつ外観よく施工することが
できる中央分離帯の施工構造を提供すること。 【解決手段】 中央分離帯の施工領域に固めた整地層3
を施工し、前記整地層3の上に平板状の基礎ブロック2
を両側の車道に沿って平行に並べて敷設し、前記平行な
各基礎ブロック2の上に分離帯ブロック1を並べて敷設
したことを特徴とする。隣合う基礎ブロック2相互及び
隣合う分離帯ブロック1相互を連結するのが好ましく、
また、基礎ブロック2相互の継ぎ目と分離帯ブロック相
互の継ぎ目は、異なる位置に配置するのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路における中
央分離帯の施工構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の中央分離帯は、図10及び図11
で示すように施工されている。先ず両側の車道a,aの
間を当該車道a,aに沿って溝状に掘削し、この掘削部
分の底部には砕石や砂利を敷いて固めた整地層3を施工
した後、基礎コンクリート層70を打設する。
【0003】基礎コンクリート層70が凝固した後、こ
の基礎コンクリート層70の上に分離帯ブロック7,7
を所定の間隔離して平行に連続して敷設する。この際、
基礎コンクリート層70と各分離帯ブロック7との間に
は、砂とセメントを混ぜた空モルタル層を介在させる。
長さ方向に並ぶ分離帯ブロック7相互は目地モルタル7
2によって連結させる。平行な各分離帯ブロック7のそ
れぞれの車道a側の側部には、当該分離帯ブロック7と
平行に所定間隔離して型枠板73をそれぞれ設置し、各
分離帯ブロック7と前記型枠板73との間にほぼ均一な
厚みのエプロンコンクリート71を打設する。
【0004】前記エプロンコンクリート71の上面はこ
てにより仕上げする。そして、エプロンコンクリート7
1が凝固したならば、型枠板73を取り外し、車道aと
各エプロンコンクリート71との間に図示しない砕石や
砂利を詰めて固め、その上に図示しないアスファルトな
どで覆っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の中央分
離帯の施工構造によれば、基礎コンクリート層70が凝
固するまでに数日間(約一週間)、エプロンコンクリー
ト71が凝固するまでにさらに数日間(約一週間)要す
るので、長い工事期間が必要であった。また、基礎コン
クリート70やエプロンコンクリート71が凝固するま
では、適当な保護具でそれらのコンクリート打設領域を
囲み、それらが凝固するまで当該コンクリートを保護す
る必要があった。さらに、打設したコンクリート層は前
述のように凝固するまでに長時間を要し、その間車両通
行の妨げになるなどの問題があった。
【0006】この発明の目的は、従来の施工構造に比べ
て工事期間をはるかに短縮することができるとともに、
より簡単にかつ外観よく施工することができる中央分離
帯の施工構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による中央分離
帯の施工構造は、前述の目的を達成するために以下のよ
うに構成したものである。すなわち、この発明による請
求項1に記載の中央分離帯の施工構造は、中央分離帯の
施工領域に整地層3を施工し、前記整地層3の上に平板
状の基礎ブロック2を両側の車道に沿って平行に並べて
敷設し、前記平行な各基礎ブロック2の上に分離帯ブロ
ック1を並べて敷設したことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の中央分離帯の施工構造
は、請求項1の施工構造において、前記基礎ブロック2
と前記分離帯ブロック1との間には砂とセメントとを混
ぜた空モルタル層4を介在させたことを特徴としてい
る。
【0009】請求項3に記載の中央分離帯の施工構造
は、請求項1又は2の施工構造において、基礎ブロック
2相互の継ぎ目と分離帯ブロック1相互の継ぎ目とを異
なる位置に配置したものである。
【0010】請求項4に記載の中央分離帯の施工構造
は、請求項1〜3のいずれかに記載の施工構造におい
て、隣合う基礎ブロック2相互及び隣合う分離帯ブロッ
ク1相互を連結したことを特徴としている。ブロック
2,2相互又はブロック1,1相互を連結するには、例
えばブロックの両端部において、それらを成型するとき
に当該ブロックの側部にナットを埋め込んでおき、それ
らのブロックを並べるとき、隣合うブロック相互の端部
に座金を兼ねた連結板を介して前記ナットにボルトをネ
ジ締める。ただし、他の手段によって連結してもよい。
【0011】請求項5に記載の中央分離帯の施工構造
は、請求項1〜4のいずれかに記載の施工構造におい
て、基礎ブロック2とその上の分離帯ブロック1とは一
方の少なくとも一部が他方へ嵌まっていることを特徴と
している。
【0012】請求項6に記載の中央分離帯の施工構造
は、請求項1〜5のいずれかに記載の施工構造におい
て、中央分離帯の端部では、前記平行な基礎ブロック
2,2の端部は平面U字状の端部基礎ブロック2aによ
って連続させ、前記平行な分離帯ブロック1,1の端部
は前記端部基礎ブロック2aの上に敷設された平面U字
状の端部分離帯ブロック1aによって連続させたことを
特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図9を参照しながら、この
発明による中央分離帯の施工構造の好ましい実施形態を
説明する。 第1実施形態 図1〜図7には第1実施形態の中央分離帯の施工構造が
示されている。図1は中央分離帯の施工構造の要部を示
す部分斜視図、図2は図1の施工構造の部分拡大断面
図、図3は基礎ブロック相互の連結部の部分拡大断面
図、図4は連結部における埋め込みナットの拡大斜視
図、図5は分離帯ブロックの部分拡大斜視図、図6は中
央分離帯の端部の施工構造を示す部分平面図、図7は図
6の矢印A─Aに沿う部分断面図である。
【0014】図1及び図2のように、先ず車道a,aの
間の分離帯施工領域は車道aに沿っ平行な溝状に掘削さ
れ、掘削部分には砕石又は砂利を敷いて上面が平らにな
るように固めた整地層3を施工する。次いで、前述のよ
うに施工された整地層3の上面には、車道aに沿って互
いに平行するように平板状の基礎ブロック2が二列状に
並べて敷設する。隣合う基礎ブロック2相互の両端部
は、これらの基礎ブロック2を並べる際に長さ方向の両
側に面する部分において連結される。
【0015】図3で拡大して示すように、各基礎ブロッ
ク2の両端部の両側に面する部分には、両側方へ向くよ
うに凹部50が形成され、この凹部50の底部には袋状
のナット51が埋め込まれている。このナット51の材
質は高密度ポリエチレンであり、その外周には周方向及
び長さ方向に補強リブ52が形成されている。そして、
基礎ブロック2相互を連結するときは、前記凹部50に
挿入された座金を兼ねる金属製の連結板5aを介して、
前記ナット51にボルト5をネジ込む要領で施工する。
【0016】前述のように敷設された基礎ブロック2の
上には、水を加えないで砂とセメントとを所定の割合で
混ぜた厚さ20mm程度の空モルタル層4が敷かれ、この
空モルタル層4の上には分離帯ブロック1が一列状に並
べた状態で敷設される。分離帯ブロック1を敷設する
と、前記空モルタル層4は分離帯ブロック1の重みによ
り10mm程度の厚さに圧縮される。前述のように、基礎
ブロック2の上に空モルタル層4を介在させて分離帯ブ
ロック1を敷設することにより、分離帯ブロック1の底
面の凹凸が調整されてその据わりがよくなる。すなわ
ち、分離帯ブロック1はプレキャスト材であって、天地
を逆にした状態で成型され、成型時に上になる底面が多
少凹凸になっているので、前記空モルタル層4を敷くこ
とにより分離帯ブロック1の底面の凹凸を調整してその
据わりをよくするのである。
【0017】各分離帯ブロック1には、図5のように図
3で示した基礎ブロック2におけると同様な位置に同様
な凹部50が形成され、この凹部50には同様な袋状の
ナット51がそれぞれ埋め込まれている。したがって分
離帯ブロック1相互は、基礎ブロック2相互と同様に連
結板5aとボルト5,5によって連結される。各分離帯
ブロック1の一端部上面には、鉤状に目地用切り欠き1
1が形成されており、分離帯ブロック1を前述のように
並べて敷設する際、前記目地用切り欠き11には、例え
ばポリプロピレン製の弾性多孔材料からなる目地材12
が詰められる。
【0018】分離帯ブロック1と基礎ブロック2は同じ
平面形状,同じ平面サイズであり、各分離帯ブロック1
には、車道aに向かってエプロン部10が一体に形成さ
れている。基礎ブロック2相互の継ぎ目と分離帯ブロッ
ク1相互の継ぎ目は、異なる位置に配置されるように施
工され、好ましくは長さ方向に沿って互い違いに位置す
るように施工される。このような施工により、表面に表
れる分離帯ブロック1相互間に不陸(凹凸や段差)が生
じるのを防止することができる。基礎ブロック2,分離
帯ブロック1及び後述の端部基礎ブロック2a,端部分
離帯ブロック1aには、成型時に図示しない鉄筋が縦横
に配筋される。
【0019】基礎ブロック2及び分離帯ブロック1の端
部に形成された凹部50へ埋め込まれているナット51
には、工場における保管や野積み保管中内部にホコリや
砂その他の異物が入るのを防止するため、図4のように
ネジキャップ5bによって蓋をしておくのが好ましい。
この実施形態においては、前記埋め込み状のナット51
は、小型クレーンやホイストを搭載した図示しない運搬
機により、各ブロック1,2を吊り下げて運搬したり移
動させたりするため、図示しないアイボルトやフックボ
ルトの取付部を兼ねている。
【0020】中央分離帯は、車両がUターンしたりその
道路から他の道路へ移動したりする場合の便宜のため
に、所要の部分で所定長さ範囲にわたって途切れた状態
に施工される。このような場合には、図6及び図7で示
すように、前述の要領で平行状に連続敷設された基礎ブ
ロック2,2及び分離帯ブロック1,1相互の端部は、
断面形状及び断面サイズが各ブロック2,1と同じで、
平面U字状に成型された端部基礎ブロック2a及び端部
分離帯ブロック1aによってそれぞれ連続させる。すな
わち、端部基礎ブロック2aの端部両側面及び端部分離
帯ブロック1aの端部両側面には、基礎ブロック2の端
部両側面及び分離帯ブロック1の端部両側面と同様な凹
部50が形成され、当該凹部50の底部にはナット51
と同様な袋状のナットが埋め込まれている。したがっ
て、各基礎ブロック2,2の端部と端部基礎ブロック2
aのそれぞれ対応する端部、及び、各分離帯ブロック
1,1と端部分離帯ブロック1aのそれぞれ対応する端
部は、各連結板5aとボルト5,5によってそれぞれ連
結される。前記端部基礎ブロック2aは当該部分に施工
された整地層3の上に敷設され、端部基礎ブロック2a
の上には、空モルタル層4を介して端部分離帯ブロック
1aが敷設される。
【0021】基礎ブロック2と端部基礎ブロック2aの
継ぎ目と、分離帯ブロック1と端部分離帯ブロック1a
の継ぎ目とを異なる位置に配置させるため、図7のよう
に端部基礎ブロック2aの端部は、端部分離帯ブロック
1aの端部よりも長く形成されている。端部分離帯ブロ
ック1aと端部基礎ブロック2aの円弧部突端には、各
ブロック2,1の凹部50のナット51と同様な構造の
袋状のナット6が外周向きに埋め込まれ、通常は前記ナ
ット6に図示しないネジキャップを被せておき、必要な
場合には、前記ネジキャップを外して前記ナット6へ図
示しないアイボルトやフックボルトを取り付け、当該ブ
ロック1a,2aを吊り下げて運搬することができるよ
うに構成されている。
【0022】以上のように、基盤となる整地層3の上に
基礎ブロック2及び分離帯ブロック1を並べながら重ね
て平行に敷設し、端部基礎ブロック2a及び端部分離帯
ブロック1aにより、終端の基礎ブロック2,2及び終
端の分離帯ブロック1,1相互を連結することにより、
中央分離帯の施工の基本部分は完了する。その後、重な
っている各ブロック2,1の両側の掘削空間へ図示しな
い砕石や砂利を詰めて固め、車道a側の上面を図示しな
いアスファルトなどを盛って固めるとともに、平行な各
分離帯ブロック1,1の間に適当な高さのフェンスを施
工し、あるいは、両者間に生け垣などの植え込むことに
よって中央分離帯の施工はすべて完了する。
【0023】前述の実施形態の施工構造によれば、施工
の際に生コンクリートの打設を要しないので、従来の施
工構造に比べて施工がはるかに簡単であるとともに、生
コンクリート打設部分の凝固期間を必要としないので、
従来の施工構造と比べて工期がはるかに短縮される。中
央分離帯の施工や補修工事を夜間に行う場合にも、ほと
んど一夜で完了させることができるとともに、生コンク
リート打設部分の保護養生などの作業を必要としない。
【0024】基礎ブロック2と分離帯ブロック1の長さ
を同じにし、これらを車道に沿って互い違いに配置した
ので、より施工し易く、かつ表側の分離帯ブロックの不
陸(凸凹や段差)が生じにくい。
【0025】隣合う基礎ブロック2相互及び隣合う分離
帯ブロック1相互を連結したので、例えばブロック2,
1を並べた状態で敷設しながら連結することによって、
既に敷設したブロック2,1が動きにくくなり、要領よ
くかつより円滑に施工することができる。各基礎ブロッ
ク2及び各分離帯ブロック1のナット51は、アイボル
トやフックボルト等の取付部を兼ねているので、前記ナ
ット51へアイボルトやフックボルトを取り付けること
により、各ブロック2,1の取扱いや運搬を容易し、そ
れらの敷設施工や撤去作業の際非常に便利である。ま
た、端部基礎ブロック2aや端部分離帯ブロック1aの
円弧部突端にナット6を埋め込んだので、前記ナット6
へアイボルトやフックボルトを取り付けることにより、
各ブロック2a,1aの取扱いや運搬を容易し、それら
の敷設施工や撤去作業の際非常に便利である。
【0026】従来の施工構造において、エプロンコンク
リート71を打設して上面をこて仕上げする際、モルタ
ル中の粒子が小さく比重の大きいセメントの部分が下層
に沈み易いので、表面が粗になって外観が劣る。これに
対し、この実施形態の分離帯ブロック1のようなプレキ
ャスト材は、その成型の際天地を逆にして成型され、粒
子の小さいセンメントの部分がより多く上面に表れるの
で、この実施形態の施工構造は従来の施工構造に比べ外
観がはるかに綺麗になる。
【0027】その他の実施形態 図8及び図9には他の実施形態が示されている。図7の
基礎ブロック2の上面には凹部20が形成され、この凹
部20内に空モルタル層4を敷き、その上に分離帯ブロ
ック1を並べて敷設すると、分離帯ブロック1が空モル
タル層4内にやや沈んでその底部が前記凹部20へ嵌ま
るように構成されている。図の基礎ブロック2の両側縁
22の高さはほぼ同じであって、空モルタル層4を前記
を凹部20に敷くときに、棒や板からなる図示しない引
きならしを両側縁22に接触させて引きならすことによ
り、空モルタル層4の上面を簡単かつ均一にならすこと
ができるようになっている。図9の実施形態の分離帯ブ
ロック1の底面には凹部13が形成され、基礎ブロック
2の上面には施工後に前記凹部13に嵌まるように凸部
21が形成されている。
【0028】図8及び図9実施形態では、基礎ブロック
2とその上の分離帯ブロック1とが、一方が他方へ嵌ま
り合うようになっているので、分離帯ブロック1へ施工
中に側方より外力が加わった場合でも、分離帯ブロック
1と基礎ブロック2とがずれるのを防止することができ
る。
【0029】この発明による中央分離帯の施工構造にお
いては、基礎ブロック2とその上の分離帯ブロック1と
を連結するように構成することができる。連結の具体的
手段は、第1実施形態の場合とほぼ同様に構成すること
ができる。このように、基礎ブロック2とその上の分離
帯ブロック1とを互いに連結すれば、例えば基礎ブロッ
ク2と分離帯ブロック1とを重ねて並べた状態で敷設し
ながら、上下のブロック1,2相互を連結することによ
って、既に敷設した上下のブロック1,2が動きにくく
なり、一層要領よくかつ円滑に施工することができる。
【0030】この発明において、ブロック1相互又はブ
ロック2相互の連結手段は前述の構成に限定されない。
例えば、隣合うブロック1(又は2)相互が、凹凸によ
って嵌合している場合でも差し支えない。
【0031】
【発明の効果】この発明による請求項1に記載の施工構
造によれば、施工の際に生コンクリートの打設を要しな
いので、従来の施工構造に比べて施工がはるかに簡単で
あるとともに、生コンクリート打設部分の凝固期間を必
要としないので、従来の施工構造に比べて工期がはるか
に短縮される。中央分離帯の施工や補修工事を夜間に行
う場合にも、ほとんど一夜で完了させることができると
ともに、生コンクリート打設部分の保護養生などの作業
を必要としない。従来の施工構造において、エプロンコ
ンクリート71を打設して上面をこて仕上げする際、粒
子が小さく比重の大きいセメントの部分が下層に沈み易
いので、上面が粗になって外観が劣る。これに対し、請
求項1における分離帯ブロック1のようなプレキャスト
材は、その成型の際天地を逆にして成型され、粒子の小
さいセンメントの部分がより多く上面に表れるので、こ
の実施形態の施工構造は従来の施工構造に比べ外観がは
るかに綺麗になる。
【0032】請求項2に記載の施工構造によれば、基礎
ブロック2と分離帯ブロック1との間に空モルタル層4
を介在させたので、プレキャスト材である分離帯ブロッ
ク1の底面に多少凹凸があってもその凹凸が吸収される
とともに、分離帯ブロック1の据わりがよくなる。
【0033】請求項3に記載の施工構造によれば、基礎
ブロック2相互の継ぎ目と分離帯ブロック1相互の継ぎ
目は、異なる位置に配置されるように施工されているの
で、分離帯ブロック1相互間に不陸(凹凸や段差)が生
じるのを防止し、体裁良く施工することができる。
【0034】請求項4に記載の施工構造によれば、隣合
う基礎ブロック2相互及び隣合う分離帯ブロック1相互
を連結したので、例えばブロック2,1を並べた状態で
敷設しながら連結することによって、既に敷設したブロ
ック2,1が動きにくくなり、要領よくかつより円滑に
施工することができる。
【0035】請求項5に記載の施工構造によれば、基礎
ブロック2とその上の分離帯ブロック1とを、一方の少
なくとも一部が他方へ嵌まり合うように構成したので、
施工中に分離帯ブロック1が側圧を受けてた場合でも、
基礎ブロック2と分離帯ブロックとがずれなくなる。
【0036】請求項6に記載の施工構造によれば、中央
分離帯の端部において、前記平行な基礎ブロック2,2
の端部は平面U字状の端部基礎ブロック2aによって連
続し、前記平行な分離帯ブロック1,1の端部は前記端
部基礎ブロック2aの上に敷設された平面U字状の端部
分離帯ブロック1aによって連続したので、端部を体裁
よく、容易かつ簡単に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の中央分離帯の施工構造の要部を
示す部分斜視図である。
【図2】図1の施工構造の部分拡大断面図である。
【図3】図1の施工構造における基礎ブロック相互の連
結部の部分拡大断面図である。
【図4】図1の施工構造におけるブロック相互の連結部
における埋め込みナットの拡大斜視図である。
【図5】図1の施工構造における分離帯ブロックの部分
拡大斜視図である。
【図6】中央分離帯の端部の施工構造を示す部分平面図
である。
【図7】図6の矢印A─Aに沿う部分断面図である。
【図8】他の実施形態において、基礎ブロックと分離帯
ブロックとの重なり状態を示す側面図である。
【図9】さらに他の実施形態において、基礎ブロックと
境界ブロックとの重なり状態の他の例を示す側面図であ
る。
【図10】従来の中央分離帯の施工状態の部分断面図で
ある。
【図11】従来の中央分離帯の施工構想を示す部分斜視
図である。
【符号の説明】
1 分離帯ブロック 1a 端部分離帯ブロック 10,10a エプロン部 11,11a 目地用切り欠き部 12 目地材 13 凹部 2 基礎ブロック 2 端部基礎ブロック 20 凹部 21 凸部 3 整地層 4 空モルタル層 5 ボルト 5a 連結板 5b ネジキャップ 50 凹部 51 ナット 52 補強リブ 6 ナット 7 分離帯ブロック 70 基礎コンクリート層 71 エプロンコンクリート 72 目地モルタル 73 型枠板 a 車道

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央分離帯の施工領域に整地層3を施工
    し、前記整地層3の上に平板状の基礎ブロック2を両側
    の車道に沿って平行に並べて敷設し、前記平行な各基礎
    ブロック2の上に分離帯ブロック1を並べて敷設したこ
    とを特徴とする、中央分離帯の施工構造。
  2. 【請求項2】 前記基礎ブロック2と前記分離帯ブロッ
    ク1との間には砂とセメントとを混ぜた空モルタル層4
    を介在させたことを特徴とする、請求項1に記載の中央
    分離帯の施工構造。
  3. 【請求項3】 基礎ブロック2相互の継ぎ目と分離帯ブ
    ロック1相互の継ぎ目とを異なる位置に配置したことを
    特徴とする、請求項1又は2に記載の中央分離帯の施工
    構造。
  4. 【請求項4】 隣合う基礎ブロック2相互及び隣合う分
    離帯ブロック1相互を連結したことを特徴とする、請求
    項1〜3のいずれかに記載の中央分離帯の施工構造。
  5. 【請求項5】 基礎ブロック2とその上の分離帯ブロッ
    ク1とは一方の少なくとも一部が他方へ嵌まっている、
    請求項1〜4のいずれかに記載の中央分離帯の施工構
    造。
  6. 【請求項6】 中央分離帯の端部において、前記平行な
    基礎ブロック2,2の端部は平面U字状の端部基礎ブロ
    ック2aによって連続させ、前記平行な分離帯ブロック
    1,1の端部は前記端部基礎ブロック2aの上に敷設さ
    れた平面U字状の端部分離帯ブロック1aによって連続
    させたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記
    載の中央分離帯の施工構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100618199B1 (ko) * 2006-05-16 2006-09-06 (주) 한백종합기술공사 식생이 가능하며 배선배관부를 가진 도로중앙분리대.
JP2021110169A (ja) * 2020-01-13 2021-08-02 トヨタ自動車株式会社 歩車道境界ブロック

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KR100618199B1 (ko) * 2006-05-16 2006-09-06 (주) 한백종합기술공사 식생이 가능하며 배선배관부를 가진 도로중앙분리대.
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