JPH11218373A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JPH11218373A
JPH11218373A JP2123498A JP2123498A JPH11218373A JP H11218373 A JPH11218373 A JP H11218373A JP 2123498 A JP2123498 A JP 2123498A JP 2123498 A JP2123498 A JP 2123498A JP H11218373 A JPH11218373 A JP H11218373A
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JP
Japan
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ice
ice making
water
face
semiconductor layer
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Pending
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JP2123498A
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English (en)
Inventor
Seiji Tadasue
政治 忠末
Masao Sanuki
政夫 佐貫
Akihiko Hirano
明彦 平野
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良質の氷を効率良く生成し、氷の剥離作業も
スムーズに行う。 【解決手段】 製氷板1の製氷面2と除氷面3には、そ
れぞれ酸化チタンを主成分とした光半導体層21が形成
されている。製氷は、冷却管6に冷媒を流通させて製氷
板1を冷却しつつ、製氷面2に製氷用水を流下させるこ
とで行われるが、光半導体層21の持つ親水性機能によ
り、製氷用水は製氷面2の全面に一様に広がりつつ流下
するため、均一な品質の氷が効率良く生成される。製氷
板1を除氷面3側から加熱して氷を剥離する場合は、光
半導体層21の表面に形成された水膜から、氷が溶ける
ことで生成された水膜が剥がされるといった現象とな
り、氷の剥離作業もスムーズに行われる。光半導体層2
1は抗菌作用も呈するので、製氷面2と除氷面3のいず
れも清浄に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流下式の製氷機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】流下式の製氷機の一般的な構造は、ステ
ンレス鋼板等からなる製氷板を略垂直姿勢で配設する一
方、この製氷板の裏面側に冷凍サイクルの冷却管を配管
し、冷却管に冷媒を流通させて製氷板を冷却しつつ、製
氷板の表面に製氷用水を流下させることで、表面に氷結
層を成長させる構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、良質の氷を
効率良く製造するためには、製氷用水が製氷板の表面に
一様に広がって濡らしつつ流下することが望まれるが、
従来の製氷板では水が表面で弾かれて筋のようになって
流れる傾向にあった。もっとも流水量を増せば表面の全
面に広がらせることも可能であるが、流水量が増すと却
って着氷がし辛くなって、製氷時間が長くなってしま
う。また、一様な濡れ性を図るために、製氷板の表面に
有機系の親水性材料を塗布したり、サンドペーパー等で
表面を粗くすることも試みられたが、前者のものでは耐
用年数に問題があり、後者のものでは思った程実効がな
くて、いずれも実用化には至っていない。
【0004】一方、製氷が完了したら、製氷板の裏面に
除氷用水を流下させ、必要に応じて冷却管にホットガス
を流して製氷板を加熱することで、生成された氷を取り
出すようになっている。詳細には、生成された氷におけ
る製氷板側の面を溶かして水膜を生じさせることで、製
氷板の表面から剥離するのであるが、水膜と製氷板との
間には表面張力が作用するので、その分剥がれ難くて時
間が掛かり、すなわち従来のものでは除氷作業にも問題
があった。本発明は上記のような事情に基づいて完成さ
れたものであって、その目的は、良質の氷を効率良く生
成でき、また生成された氷の剥離作業もスムーズに行え
るようにした製氷機を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、冷却される製氷板
の表面に水を流下させることで氷を生成した後に生成し
た氷を製氷板から剥離するようにした製氷機において、
前記製氷板の表面に、光励起に対応して表面が親水性を
示す光半導体層が形成されている構成としたところに特
徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、冷却される製氷板の表
面に水を流下させることで氷を生成した後に、製氷板の
裏面に除氷用水を流下させることで生成した氷を製氷板
から剥離するようにした製氷機において、前記製氷板の
裏面に、光励起に対応して表面が親水性を示す光半導体
層が形成されているところに特徴を有する。請求項3の
発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記
光半導体層が酸化チタンを主成分として構成されている
ところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>光半導体層
の持つ親水性機能により、製氷用水は製氷板の表面の全
面に一様に広がりつつ流下する。これにより、全面にわ
たって均一な品質の氷が効率良く生成される。また、製
氷板を加熱して生成された氷を剥がす場合、光半導体層
の表面には薄い水膜ができていて、この水膜から氷が溶
けて生成された水膜が剥がされるといった現象を呈す
る。両水膜の間の表面張力はごく小さなものに抑えられ
るから、氷の剥離作業もスムーズに行われる。
【0008】<請求項2の発明>光半導体層の持つ親水
性機能により、除氷用水が製氷板の裏面の全面に一様に
広がりつつ流下するので、表面側に生成された氷が剥離
しやすくなる。すなわち、除氷能力を高めることができ
る。 <請求項3の発明>光半導体層として形成された酸化チ
タンは酸化機能を発揮するので、有機物を分解して抗
菌、脱臭等に有効であり、よって製氷板の表面または裏
面を清浄に保つことができる。また、酸化チタンを主成
分とした光半導体層は、塗料等と比較すると、薄膜とし
て強固に密着した状態で形成されるから、剥がれ難く、
すなわち耐久性に優れている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。本実施形態に係る製氷
機の概略構造を図1及び図2によって説明する。符号1
はステンレス鋼板等からなる製氷板であって、一対が所
定間隔を開けて垂直姿勢で配設されており、それぞれの
上端部が互いに接近する方向に折曲されて山形に接合さ
れ、各製氷板1の表面(以下製氷面2という)へ製氷用
水を案内する案内部5が形成されている。各製氷板1の
裏面(以下除氷面3という)には、冷凍サイクルの一部
を構成する冷却管6(蒸発器)が、それぞれ上下方向に
所定間隔を開けて蛇行状に接合配設されている。
【0010】上記した案内部5の頂上の上方には、製氷
用水の給水管7が水平姿勢で配設され、その給水管7に
開口された給水口8から、図2の矢線に示すように案内
部5に向けて製氷用水が供給されるようになっている。
また、両製氷板1の下方位置には、製氷板1の製氷面2
において凍結に至らなかった余剰水を受けるタンク10
が装備されている。このタンク10は、ポンプ11を介
して上記の給水管7と接続され、タンク10内の水がポ
ンプ11により汲み上げられて上記のように給水管7か
ら製氷用水として循環供給されるようになっている。ま
た、案内部5の内側には、除氷用の散水管13が装備さ
れて別系統の給水路14と接続されており、そこに介設
された開閉弁15を開放することにより、散水管13に
開口された散水口から、両製氷板1の除氷面3の上部に
向けて除氷用水が散水されるようになっている。
【0011】さて、上記した両製氷板1の製氷面2と除
氷面3とには、それぞれ図3に詳細に示すように、酸化
チタンを主成分とした光半導体層21が形成されてい
る。なお、この光半導体層21の膜厚は強調するために
実際よりも厚く図示されている。上記した光半導体層2
1の形成方法としては、以下に挙げるものがある。 第1例:塗膜形成要素としてシリコーンにアナターゼ型
チタニアルゾルを添加して、チタニア含有塗料用組成物
を調整し、これを製氷板1の製氷面2と除氷面3とに塗
布し、所定の温度で硬化させてアナターゼ型チタニア粒
子がシリコーン塗膜中に分散された光半導体層21を形
成する。
【0012】第2例:まず製氷板1の製氷面2と除氷面
3とに無定形シリカの薄膜を形成し、次にテトラエトキ
シチタンTi(OC254とエタノールとの混合物か
らなるチタニアコーティング溶液を調整し、この溶液を
製氷面2と除氷面3に塗布して乾燥させる。テトラエト
キシチタンの加水分解によって、水酸化チタンが生成
し、さらに脱水縮重合によって無定形チタニアが生成す
る。 第3例:上記の第2例と同様に、製氷板1の製氷面2と
除氷面3上に無定形シリカの薄膜を形成し、スパッタリ
ング法により無定形TiO2からなる薄膜を形成しても
よい。 上記の各例のように形成された酸化チタンを主成分とし
た光半導体層21は、透明で、光励起に対応して表面が
親水性を示すものである。併せて、光励起による酸化機
能を有し、有機物を分解して抗菌、脱臭等に有効とな
る。
【0013】また、製氷板1の製氷面2と除氷面3にそ
れぞれ光を当てるべく蛍光ランプ23が装備されてい
る。蛍光ランプ23としては、酸化チタンが最もその能
力を発揮できる紫外線ランプ(波長が370nm近辺)
が好ましい。蛍光ランプ23は、製氷機が稼働している
間点灯させるようにしても良いが、間欠的に点灯するよ
うにすると、その寿命を伸ばすことができる。間欠点灯
の方法としては、製氷工程中に点灯、除氷工程中に点
灯、氷が剥離されて製氷板に氷がない状態のときに点
灯、あるいは製氷の工程とは関係なく点灯と消灯とを交
互に繰り返す、といったことが考えられる。
【0014】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。製氷を行う場合には、冷却
管6に冷媒を流して製氷板1を冷却しつつ、給水管7か
ら製氷用水を供給する。製氷用水は案内部5から両製氷
板1の製氷面2を流下し、製氷面2における主に冷却管
6が配管された部分から順次に氷結層を成長させ、すな
わち氷Iが生成される。
【0015】ここで、製氷板1の製氷面2には酸化チタ
ンを主成分とした光半導体層21が形成されており、光
励起により親水性を示す。そのため製氷用水は、図1に
示すように、製氷板1の製氷面2の全面を濡らしながら
一様に広がって流下する。これにより、白濁も少ない良
質の氷が均一に生成される。また、流量を多くしないで
も製氷用水は一様に広げられるので、流量が抑えられた
分、氷の成長時間が短縮でき、すなわち製氷能力が上げ
られる。併せて、光半導体層21として形成された酸化
チタンは酸化機能を発揮するので、雑菌類の繁殖を抑制
する抗菌作用を呈し、製氷板1の製氷面2すなわち生成
された氷Iに対して衛生面上で好適となる。
【0016】製氷が完了したら、散水管13から除氷用
水を散水して製氷板1の除氷面3を流下させ、また必要
に応じて冷却管6にホットガスを流して製氷板1を加熱
することで、生成された氷Iを取り出す。詳細には、図
3に示すように、生成された氷Iにおける製氷板1側の
面を溶かして水膜W1を生じさせることで、製氷板1の
製氷面2から剥離する。ここで従来のように、製氷面2
に光半導体層21が形成されていなくて、氷Iがステン
レス鋼板の表面から直に剥離される場合は、水膜W1と
ステンレス製の製氷面との間に表面張力が作用すること
により、その分、氷Iが剥がれ難い。それに対して本実
施形態では、製氷面2に親水性を呈する光半導体層21
が形成されているため、その表面には薄い水膜W2がで
きており、氷Iから溶けた水膜W1が光半導体層21の
表面の水膜W2から剥離される状態となる。その場合、
両水膜W1,W2の間に作用する表面張力は、従来のよ
うな水膜W1と製氷面自体との間に作用する表面張力よ
りも遙かに小さいから、氷Iはスムーズに剥離される。
これにより、除氷時間が短縮化されて製氷能力が向上
し、また剥離が遅れて前の氷の上に新たな氷が生成され
るといった二重製氷もなくなる。
【0017】また、除氷用水を除氷面3に散水して氷I
を剥離する場合において、その除氷用水が製氷面2側に
回り込むことが無いとは言えない。その点この実施形態
では、除氷面3側にも、抗菌作用を呈する光半導体層2
1が形成されていて清浄に保たれているから、除氷用水
を介して雑菌等が製氷面2側に回ることも防止される。
【0018】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る製氷機の斜視図
【図2】 その断面図
【図3】 製氷部分を示す部分拡大断面図
【符号の説明】
1…製氷板 2…製氷面 3…除氷面 6…冷却管 7
…(製氷用水の)給水管 13…(除氷用水の)散水管
21…光半導体層 I…氷 W1…水膜 W2…水膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却される製氷板の表面に水を流下させ
    ることで氷を生成した後に生成した氷を製氷板から剥離
    するようにした製氷機において、 前記製氷板の表面に、光励起に対応して表面が親水性を
    示す光半導体層が形成されていることを特徴とする製氷
    機。
  2. 【請求項2】 冷却される製氷板の表面に水を流下させ
    ることで氷を生成した後に、製氷板の裏面に除氷用水を
    流下させることで生成した氷を製氷板から剥離するよう
    にした製氷機において、 前記製氷板の裏面に、光励起に対応して表面が親水性を
    示す光半導体層が形成されていることを特徴とする製氷
    機。
  3. 【請求項3】 前記光半導体層が酸化チタンを主成分と
    して構成されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の製氷機。
JP2123498A 1998-02-02 1998-02-02 製氷機 Pending JPH11218373A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108081357A (zh) * 2017-12-27 2018-05-29 宁波雯泽纺织品有限公司 布料张紧装置
JP2019074242A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 三菱電機株式会社 製氷装置、アイスディスペンサー及び冷蔵庫

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019074242A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 三菱電機株式会社 製氷装置、アイスディスペンサー及び冷蔵庫
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