JPH11219836A - インダクタンス成分調整方法 - Google Patents

インダクタンス成分調整方法

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JPH11219836A
JPH11219836A JP10018413A JP1841398A JPH11219836A JP H11219836 A JPH11219836 A JP H11219836A JP 10018413 A JP10018413 A JP 10018413A JP 1841398 A JP1841398 A JP 1841398A JP H11219836 A JPH11219836 A JP H11219836A
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JP
Japan
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conductor film
inductor conductor
inductance component
inductor
trimming
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JP10018413A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Nakamoto
安弘 中元
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インダクタ導体膜のインダクタンス成分の粗調
整及び/または微調整を簡単に行えるインダクタンス調
整方法を提供する。 【解決手段】本発明は、誘電体基板1上に、一端がグラ
ンド電位に、他端が信号電位に接続されて成るU字状の
ストリップ導体膜2を形成するとともに、該U字状のス
トリップ導体膜2の両端部付近を横断する一直線x上
に、その端部の導体幅を狭めるトリミング溝21、22
を形成してインダクタ成分を調整する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ストリップ線路や
マイクロストリップ線路などの所定インダクタンス成分
を導出するインダクタ導体膜のインダクタンス成分調整
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話を代表とする移動体通信機器用
発振回路は、通常、マイクロストリップ線路を用いた共
振回路部と、負性抵抗回路部および増幅回路部とを組み
合わせた電圧制御発振回路が広く使用されている。
【0003】図3は電圧制御発振回路の回路例である。
【0004】電圧制御発振回路は共振素子Rを含む共振
回路Aと能動素子からなる負性抵抗回路部Bと、増幅回
路Cから構成されている。
【0005】共振回路部Aはマイクロストリップ線路
(インダクタ導体膜)などからなる共振素子Rと、制御
電圧により容量が変化するバリキャップダイオードC
V、発振周波数の可変範囲を決定するためのコンデンサ
3 、クラップコンデンサC5 、マイクロストリップ線
路L1 などから構成されている。
【0006】負性抵抗回路部Bは主に発振用の第1のト
ランジスタQ1 、バイパスコンデンサC9 などから成
り、第1のトランジスタQ1 はバイパスコンデンサC9
を介してコレクタ接地されている。増幅回路部Cは主に
増幅用の第2のトランジスタQ2 、バイパスコンデンサ
8 、マイクロストリップ線路L2 などから成る。増幅
用の第2のトランジスタQ2 はバイパスコンデンサC8
を介してベース接地されている。
【0007】この増幅用の第2のトランジスタQ2 によ
って増幅された所定周波数の信号が第2のトランジスタ
2 のコレクタ側より導出される。
【0008】上述の発振回路において発振周波数は、各
回路構成部品の特性公差やマイクロストリップ線路の導
体膜形成のばらつきにより、初期周波数の調整が設計値
となることが少ない。
【0009】そこで、通常、通常マイクロストリップ線
路の一部をトリミングして、インダクタンス成分を調整
して、初期発振周波数の調整を行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マイクロスト
リップ線路に対して、粗調整及び微調整を行うに際し
て、マイクロストリップ線路に粗調整用スタブや微調整
用スタブを形成しておき、粗調整、微調整の必要に応じ
て、所定スタブの切断を行っていた。
【0011】また、直接インダクタ導体膜にトリミング
溝を形成する方法も知られており、例えば、インダクタ
ス導体膜の信号電位端部とグランド側電位端部との間の
所定位置によって、複数のトリミング溝を形成していた
が、例えば、異なる部位にトリミング溝を形成する場
合、トリミング手段を、複数回の操作を行う必要があ
り、トリミング操作が非常に困難であった。
【0012】本発明は上述の課題を解決するために案出
されたものであり、その目的はインダクタ導体膜のイン
ダクタンス成分の調整を簡単に行えるインダクタンス調
整方法を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、誘電体基板上
に、一端がグランド電位に、他端が信号電位に接続され
るU字状のインダクタ導体膜を形成するとともに、該イ
ンダクタ導体膜の両端部近傍に、該両端部近傍を結ぶ同
一直線上に、導体幅を狭めるトリミング溝を形成したこ
とを特徴とするインダクタンス成分調整方法である。
【0014】尚、インダクタ導体膜の両端部とは、イン
ダクタ導体膜がインダクタタ成分を規定する部分の両端
部であり、インダクタ導体膜の両端部近傍とは、両端部
からインダクタタ成分を規定する部分寄りの領域であ
る。
【0015】
【作用】本発明によれば、インダクタ導体膜の一端が信
号側電位であり、他端がグランド電位となっている。そ
して、その両端部が同一方向に向いてU字状形状となっ
ている。
【0016】そして、このようなインダクタ導体膜で、
インダクタンス成分を調整するためのトリミング溝が該
U字状インダクタ導体膜の両端部を結ぶ直線上に形成さ
れている。
【0017】従って、インダクタ導体膜の一方端部側で
ある信号電位側端部(高インピーダンス側)の一部を切
断することにより、小さなインダクタンス成分の変動と
なり、インダクタ導体膜の他方端部側であるグランド電
位側端部(低インピーダンス側)の一部を切断すること
により、大きなインダクタンス成分の変動が可能とな
る。
【0018】即ち、インダクタンス成分の調整におい
て、切断する端部を選択することにより、粗調整及びま
たは微調整のインダクタンス成分の調整が可能となる。
【0019】しかも、両トリミング溝の形成位置が、一
直線上に配置されていることから、インダクタ導体膜を
トリミングするにあたり、例えば、レーザーの走査が一
回の動作ですみ、迅速且つ簡単にインダクタンス成分の
調整ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインダクタンス成
分の調整方法を図面に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明のインダクタンス成分の調
整方法を適用したインダクタ導体膜の平面図であり、例
えば、上述の図3に示す共振回路部Aの共振素子に用い
られる。
【0022】図1において、1は誘電体基板であり、2
はU字状インダクタ導体膜であり、3はグランド電位側
端部であり、4は信号電位側端部であり、C4 は並列付
加容量であり、C5 はクラップコンデンサである。
【0023】誘電体基板1は、アルミナ、チタン酸バリ
ウムなどの所定誘電率のセラミック基板、ガラス−エポ
キシ基板などであり、その表面に、AgやCuからなる
U字状インダクタ導体膜2が導電性ペーストの印刷、焼
き付け、導体膜のエッチングによってなどによって形成
されている。
【0024】尚、誘電体基板1の裏面には、図示してい
ないが、グランド導体膜が被着形成されている。そし
て、U字状インダクタ導体膜2のグランド電位側端部3
は、誘電体基板1の厚み方向を貫くビアホール導体やス
ルーホール導体を介して、このグランド電位に接続され
ている。
【0025】誘電体基板1の表面には、上述のインダク
タ導体膜2の信号電位側端部4に接続する所定配置パタ
ーンや所定電子部品を搭載するための電極パッドが形成
されている。
【0026】そして、誘電体基板1の表面には、図3の
所定回路を達成するための電子部品が搭載されている。
【0027】特に、本発明においては、並列付加容量C
4 が、インダクタ導体膜2の信号電位側端部3とグラン
ド電位側端部4との跨がって接続されている。
【0028】この並列付加容量C4 は、インダクタ導体
膜2自身のインダクタンス成分とインダクタ導体膜2と
グランド導体膜との間に発生する容量成分とによって構
成される分布定数型の共振回路に対して、並列的に容量
成分を接続するものである。
【0029】この並列付加容量C4 は、インダクタ導体
膜2の形状を小さくするためのものである。即ち、分布
定数型共振回路部分での共振周波数とインダクタ導体膜
2とは負の相関関係があり、共振周波数が高くなれば、
インダクタ導体膜2が短くなる。
【0030】従って、小型な共振回路を形成しようとす
る場合、インダクタ導体膜2を短くすればよいが、これ
にともない、共振周波数が設計値よりも充分に高い値と
なってしまう。この状態で、並列付加容量C4 を接続す
ることにより、短いインダクタ導体膜2を有し、所定値
の共振周波数よりも高い共振周波数を低下させて、所定
値に制御することができる。
【0031】本発明は上述のようにU字状インダクタ導
体膜2に対して、インダクタンス成分を調整するための
トリミング溝21、22が、信号電位側端部3寄り導体
部分2A、及びグランド電位側端部4寄り導体部分2B
を貫く一直線X上部分に形成されている。
【0032】このようなトリミング溝21、2は、YA
Gレーザーなどを照射しながら、インダクタ導体膜2の
一部に、導体幅を狭めるようにして走査することにより
形成される。即ち、照射しながら走査された導体膜部分
が焼失される。また、YAGレーザーの照射以外に、機
械的な削除によって形成される。その結果、トリミング
溝21、22が形成されることになる。
【0033】そして、U字状インダクタ導体膜2のグラ
ンド電位側端部4寄り導体部分2Bに形成されたトリミ
ング溝21の形成によって、は、インダクタ導体膜2の
高インピーダンス側に形成されることになるため、イン
ダクタンス成分の増加量は比較的大きいものとなり、共
振周波数の減少変動量は比較的大きいものとなる。
【0034】これに対して、U字状インダクタ導体膜2
の信号電位側端部3寄り導体部分2Aに形成されたトリ
ミング溝22の形成によって、インダクタンス成分の増
加量は比較的小さいものとなり、共振周波数の減少変動
量は比較的小さいものとなる。
【0035】即ち、インダクタ導体膜2のインダクタン
ス成分を増加させるにあたり、粗調整を行う場合には、
U字状インダクタ導体膜2のグランド電位側端部4寄り
導体部分2Bにトリミング溝21を形成すればよく、ま
た、微調整を行う場合には、U字状インダクタ導体膜2
の信号電位側端部3寄り導体部分2Aにトリミング溝2
2を形成すればよい。
【0036】しかも、この両トリミング溝21、22が
U字状インダクタ導体膜2の信号電位側端部3寄り導体
部分2A及びグランド電位側端部4寄り導体部分2Bを
結ぶ一直線X上部分に形成されているため、例えば、レ
ーザー照射の一回の走査制御により形成することができ
る。例えば、発振周波数をモニタリングしながら、トリ
ミングを行うに際して、その調整が非常に簡単に行え
る。
【0037】しかも、インダクタンス成分の粗調整及び
微調整を選択的に非常に簡単に行うことができる。
【0038】図2は、上述のように、U字状インダクタ
導体膜2の信号電位側端部3寄り導体部分2A及びグラ
ンド電位側端部4寄り導体部分2Bに、同一の長さトリ
ミング溝21、22を形成した時の、周波数変動量を示
す特性図である。
【0039】図2の特性は、例えば、インダクタ導体膜
2の導体幅を0.8mm、全体導体の長さを10.0m
mとして、インダクタ導体膜2の両端部3、4から、中
央寄りに1.0mmの位置に、トリミング溝21、22
を、長さ0.5mmで形成した時の値である。
【0040】即ち、図2に示すように、トリミング溝2
1を形成することにより、最大−45MHzの調整が可
能であり、90MHz/mmの粗調整が可能であり、ト
リミング溝22を形成することにより、最大−15MH
zの調整が可能であり、30MHz/mmの微調整が可
能である。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明では、U字状インダ
クタ導体膜の両端部近傍を結ぶ一直線方向にトリミング
溝が形成されている。
【0042】これにより、インダクタ導体膜のインダク
タンス成分を粗調整及び/または微調整の調整が可能と
なり、しかも、一直線上に2つのトリミング溝が配置さ
れることにより、そのトリミング溝を形成するにあた
り、トリミング手段を一回の走査により形成することが
でき、その調整が迅速かつ簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインダクタンス成分調整方法を用いた
インダクタ導体膜の平面図である。
【図2】本発明のインダクタンス成分調整方法における
粗調整及び微調整の変化量を示す特性図である。
【図3】インダクタ導体膜を共振回路部に備えた電圧制
御型発振回路の回路図である。
【符号の説明】
1・・・・誘電体基板 2・・・・インダクタ導体膜 3・・・・グランド電位側端部 4・・・・信号電位側端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板上に、一端がグランド電位
    に、他端が信号電位に接続されるU字状のインダクタ導
    体膜を形成するとともに、該インダクタ導体膜の両端部
    近傍に、該両端部近傍を結ぶ同一直線上に、導体幅を狭
    めるトリミング溝を形成したことを特徴とするインダク
    タンス成分調整方法。
JP10018413A 1998-01-30 1998-01-30 インダクタンス成分調整方法 Pending JPH11219836A (ja)

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JP10018413A JPH11219836A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 インダクタンス成分調整方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011035755A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 New Japan Radio Co Ltd 高周波帯電圧制御発振器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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