JPH11220121A - ヘテロ接合電界効果トランジスタ - Google Patents
ヘテロ接合電界効果トランジスタInfo
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Abstract
ドレイン抵抗が低いヘテロ接合FET(HFET)構造
を提供する。 【解決手段】 ゲート電極8が接触するショットキ層4
とオーミック電極が接触するn型コンタクト層6の間に
n型電子供給層5を設けることにより、伝導帯のエネル
ギ不連続を無くし、縦方向の寄生抵抗を低減すると同時
に、リセス領域外のチャネル層界面に2次元電子ガスを
誘起させ、横方向の寄生抵抗をも低減する。
Description
果トランジスタに関し、特に、ゲート降伏電圧が高く、
しかも寄生抵抗成分が小さく高性能なヘテロ接合電界効
果トランジスタの構造に関する。
GaAsなどの化合物半導体材料を用いた電界効果トラ
ンジスタ(以下FETと記す)が知られている。中でも
ショットキ障壁金属−半導体接合型の電界効果トランジ
スタ(MESFET)が広く実用化されている。MES
FETの特徴は、ショットキ障壁金属が接触するショッ
トキ層とドレイン電流が流れるチャネル層が同一の半導
体(たとえばGaAs)から構成されることである。こ
れに対して、特開平5-47798に記載されているように、
ショットキ層とチャネル層が異なる半導体で構成される
ことを特徴とするヘテロ接合電界効果トランジスタ(以
下HFETと記す)が知られている。図6に従来のHF
ETの断面構造の一例を示す。図において、11は半絶
縁性GaAs基板、12はバッファ層、13はn型Ga
Asチャネル層、14はn型AlGaAsショットキ
層、15はn型GaAsコンタクト層、17はソース電
極、18はゲート電極、19はドレイン電極である。
導体(たとえばGaAs)で構成されるチャネル層に対
して、チャネル層とは異種の大きい禁制帯幅をもつ半導
体(たとえばAlGaAs)でショットキ層が構成され
ている。したがって、FETが流し得る最大のドレイン
電流の大きさを変えることなくゲート降伏電圧を大きく
することができる。大きなドレイン電流と高いゲート降
伏電圧が同時に得られるHFETの特徴は、このデバイ
スが特にマイクロ波高出力トランジスタへの応用に適し
ていることを示すものである。
は、ゲート降伏電圧をより高く保つためにn型AlGa
Asショットキ層14の不純物濃度を比較的低い値(た
とえば5×1016〜2×1017cm-3)に設定する必要
があった。これは、ショットキ層の不純物濃度が高くな
ると、量子力学的トンネル効果によってゲート金属から
半導体内への電子注入が顕著になってゲート降伏電圧が
低下するためである。一方、ソース電極およびドレイン
電極の下の電気抵抗を考えると、電子は、n型GaAs
チャネル層13、n型AlGaAsショットキ層14、
n型GaAsコンタクト層15の間を縦方向に輸送され
る必要があり、図7のエネルギバンド図に示すように、
n型AlGaAsショットキ層14の不純物濃度が低い
と、電子が飛び越えなければならないポテンシャル障壁
高さが高くなるため電気抵抗が大きくなってしまうとい
う問題があった。特にソース電極の下の寄生抵抗成分
は、FETの増幅特性に重要な相互コンダクタンスを低
下させるため、この領域の寄生抵抗を低減することは極
めて重要である。すなわち、従来例の方法では、高いゲ
ート降伏電圧を低下させずにFETのソース抵抗やドレ
イン抵抗などの寄生抵抗を低減することができないとい
う課題があった。
しかもソース抵抗やドレイン抵抗が低いFET構造を提
供することにある。
項1に記載の発明によれば、基板上に形成されたバッフ
ァ層と、該バッファ層の上に形成され、厚さ方向の全域
にまたは局所的にn型不純物が添加された第1の半導体
からなるチャネル層と、該チャネル層の上に形成され、
前記第1の半導体より禁制帯幅の大きい第2の半導体か
らなるショットキ層と、前記ショットキ層の上に形成さ
れ、前記第1の半導体より禁制帯幅の大きい半導体から
なり、厚さ方向の全域または局所的にn型不純物が添加
された電子供給層と、該電子供給層の上に形成され、前
記第1の半導体または前記第1の半導体より禁制帯幅の
小さい半導体からなりn型不純物を含むコンタクト層
と、該コンタクト層および前記電子供給層を貫通して設
けられたリセス開口の底部に露出した前記ショットキ層
に接して形成されたゲート電極と、該ゲート電極を挟む
両脇の前記コンタクト層の上に形成されたソース電極と
ドレイン電極とを備えてなることを特徴とするヘテロ接
合電界効果トランジスタが提供される。
上に形成されたバッファ層と、該バッファ層の上に形成
され、厚さ方向の全域または局所的にn型不純物が添加
された第1の半導体からなるチャネル層と、該チャネル
層の上に形成され、前記第1の半導体より禁制帯幅の大
きい第2の半導体からなるショットキ層と、該ショット
キ層の上に形成され、前記第1の半導体より禁制帯幅の
大きい第3の半導体からなる表面層と、該表面層の上に
形成され、前記第1の半導体より禁制帯幅の大きい半導
体からなり、厚さ方向の全域または局所的にn型不純物
が添加された電子供給層と、該電子供給層の上に形成さ
れ、前記第1の半導体または前記第1の半導体より禁制
帯幅の小さい半導体からなりn型不純物を含むコンタク
ト層と、該コンタクト層および前記電子供給層を貫通し
て設けられたリセス開口の底部に露出した前記ショット
キ層に接して形成されたゲート電極と、該ゲート電極を
挟む両脇の前記コンタクト層の上に形成されたソース電
極とドレイン電極とを備えてなることを特徴とするヘテ
ロ接合電界効果トランジスタが提供される。
ソース抵抗およびドレイン抵抗を低減するための作用を
説明する。両者の抵抗は同じ起源に基づいて生じるた
め、ここではソース抵抗を例にあげて説明する。ソース
抵抗は、大別して、ソース電極17からチャネル層13
に至る縦方向の抵抗成分とチャネル層17に沿ってゲー
ト電極18の直下のチャネル領域に至る横方向の抵抗成
分とから構成される。
ンド図から明らかなように、n型GaAsコンタクト層
15、n型AlGaAsショットキ層14、およびn型
GaAsチャネル層13の3領域が作るポテンシャル障
壁の高さにより決まる。ポテンシャル障壁の高さが低い
ほど、障壁に跳ね返される電子の数が減り抵抗が下がる
ことになる。ここで、前記3領域のうち中央に挟まれた
ショットキ層14の不純物濃度を高くすることにより、
ポテンシャル障壁の高さは低くなり縦方向の抵抗成分を
低減することができる。本発明においては、これを、図
1のようにショットキ層4とコンタクト層6との間に電
子供給層5を設けることにより達成し、縦方向の抵抗を
低減している。本発明における電子供給層とは、チャネ
ル層を構成する第1の半導体より禁制帯幅の大きい半導
体からなり、厚さ方向の全域または局所的にn型不純物
が添加された層をいい、チャネル層に比べて電子親和力
が小さい。この電子供給層を設けることによりショット
キ層4およびその近傍に形成されるポテンシャル障壁を
従来よりも小さく、また滑らかな形状とすることができ
る(図2)。
ソース電極17直下からゲート電極18直下に至るチャ
ネル層13の電子濃度または電子の移動度を増加するこ
とによって低減することができる。本発明においては、
これを、n型電子供給層の追加による2次元電子ガスの
誘起により解決を図っている。すなわちn型電子供給層
を設けることにより、図2に示すように、n型チャネル
層3とショットキ層4との界面近傍において2次元電子
ガスが誘起される。この2次元電子ガスの存在により、
n型チャネル層3に存在する全電子濃度は、図6に示し
た従来のHFETに比べて増加し、さらに、2次元電子
ガスの内部では、電子の遮蔽効果によって電子の散乱が
抑制されるため移動度の増加も見込むことができる。こ
のため、n型チャネル層3における横方向に沿った寄生
抵抗は、電子濃度の増加と移動度の増加の相乗効果によ
って低減することができる。
前記電子供給層と前記ショットキ層との界面を界面A、
前記電子供給層と前記コンタクト層との界面を界面Bと
したときに、界面Aおよび界面Bでそれぞれ禁制帯幅が
連続的に変化し、かつ、界面Aから界面Bにかけて禁制
帯幅が連続的に減少する構成とすることが好ましい。こ
のようにすることにより、ショットキ層およびその近傍
に形成されるポテンシャル障壁を効果的に小さく、また
滑らかな形状とすることができる。
ば、前記電子供給層を構成する半導体の組成が、前記界
面Aから前記界面Bにかけて連続的に変化する構成とす
ることが好ましい。具体的には、以下のような構成とす
ることができる。 前記コンタクト層がGaAsまたはInGaAsから
なり、前記ショットキ層がAlGaAsまたはInGa
Pからなり、前記電子供給層が、Al組成比が連続的に
変化するAlaGa1-aAs(1≧a≧0)、または、G
a組成比および/またはP組成比が連続的に変化するI
nbGa1-bAscP1-c(1≧b≧0、1≧c≧0)から
なる構成。 前記コンタクト層がGaAsからなり、前記ショット
キ層がAlGaAsからなり、前記電子供給層が、Al
組成比が連続的に変化するAlxGa1-xAs(1≧x≧
0)からなる構成。 前記コンタクト層がGaAsまたはInGaAsから
なり、前記ショットキ層がInGaPからなり、前記電
子供給層が、Ga組成比およびP組成比が連続的に変化
するInbGa1-bAscP1-c(1≧b≧0、1≧c≧
0)からなる構成。
する半導体の組成が、前記界面A近傍では前記ショット
キ層を構成する半導体の組成と一致し、前記界面B近傍
では前記コンタクト層を構成する半導体の組成と一致す
るようにすれば、抵抗の低減効果はより顕著となる。
電子供給層と前記コンタクト層との界面を界面B、前記
電子供給層と前記表面層との界面を界面Cとしたとき
に、界面Bおよび界面Cでそれぞれ禁制帯幅が連続的に
変化し、かつ、界面Cから界面Bにかけて禁制帯幅が連
続的に減少する構成とすることが好ましい。このように
することにより、ショットキ層およびその近傍に形成さ
れるポテンシャル障壁を効果的に小さく、また滑らかな
形状とすることができる。
ば、前記電子供給層を構成する半導体の組成が、前記界
面Cから前記界面Bにかけて連続的に変化する構成とす
ることが好ましい。具体的には、以下のような構成とす
ることができる。 前記コンタクト層がGaAsまたはInGaAsから
なり、前記ショットキ層がAlGaAsからなり、前記
表面層がInGaPからなり、前記電子供給層が、Al
組成比が連続的に変化するAlaGa1-aAs(1≧a≧
0)からなる構成。 前記コンタクト層がGaAsまたはInGaAsから
なり、前記ショットキ層がInGaPからなり、前記表
面層がAlGaAsからなり、前記電子供給層が、Ga
組成比が連続的に変化するInbGa1-bAscP1-c(1
≧b≧0、1≧c≧0)からなる構成。
する半導体の組成が、前記界面B近傍で前記コンタクト
層を構成する半導体の組成と一致するようにすれば、抵
抗の低減効果はより顕著となる。
参照して説明する。
テロ接合電界効果トランジスタを説明するための断面構
造図である。図において、1は高抵抗基板、2はバッフ
ァ層、3はn型チャネル層、4はショットキ層、5はn
型電子供給層、6はn型コンタクト層、7はソース電
極、8はゲート電極、9はドレイン電極である。従来の
HFET(図6参照)と比較して、ショットキ層とコン
タクト層の間にn型電子供給層5が追加されている。
同様にショットキ層4とn型チャネル層3が設けられて
おり、ショットキ層4を構成する半導体の禁制帯幅をチ
ャネル層3以上に大きく選ぶことにより、図6に示した
従来のHFETと同様に、図1に示す本発明のHFET
においても高いゲート降伏電圧を得ることができる。
より、ソース電極7またはドレイン電極9の直下の伝導
帯エネルギバンド図を図2に示すような形状にすること
ができる。ここでは、n型電子供給層5を構成する半導
体の禁制帯幅を、ショットキ層4側の界面からn型コン
タクト層6側の界面に向かって連続的に減少させ、かつ
両方の界面においては伝導帯に不連続が生じないように
選んだ場合について描いてある。n型電子供給層5の追
加により、n型コンタクト層6からn型チャネル層3に
至るポテンシャル形状が滑らかとなり、縦方向の寄生抵
抗を低減することができる。また、図2に示すように、
n型チャネル層3においては、ショットキ層4との界面
近傍において2次元電子ガスが誘起されている。この2
次元電子ガスの存在により、n型チャネル層3に存在す
る全電子濃度は、図6に示した従来のHFETに比べて
増加する。さらに、2次元電子ガスの内部では、電子の
遮蔽効果によって電子の散乱が抑制されるため移動度の
増加も期待できる。したがって、n型チャネル層3にお
ける横方向に沿った寄生抵抗は、電子濃度の増加と移動
度の増加の相乗効果によって減少できることがわかる。
施の形態について説明する。
ヘテロ接合電界効果トランジスタを説明するための断面
構造図である。図において、10は表面層であり、前述
の説明(図1参照)と同じまたは同等部分には同一符号
を付してある。
比較して、ここではショットキ層4とn型電子供給層5
の間に表面層10が設けられた点が異なる。すなわち、
図4では、リセス開口内においてゲート電極8の両脇に
表面層10が露出することになり、ゲート電極8は、前
記リセス開口内に再度設けられた第2のリセス開口内に
露出したショットキ層4に接触して設けられることにな
る。また、ソース電極7またはドレイン電極9の直下の
伝導帯エネルギバンド図を図5に示す。図5において
も、前述の第1の実施の形態(図2参照)と同様に、n
型電子供給層5の追加により、n型コンタクト層6から
n型チャネル層3に至るポテンシャル形状が滑らかとな
り、縦方向の寄生抵抗を低減することができる。さら
に、n型チャネル層3のショットキ層4との界面近傍に
おいては2次元電子ガスが誘起され、図2の場合と同様
にして、横方向の寄生抵抗についても低減することがで
きることがわかる。
適当に選ぶことにより、n型電子供給層5と表面層1
0、および表面層10とショットキ層4の間でそれぞれ
選択エッチングが可能となり、第1のリセス面となる表
面層10および第2のリセス面であるショットキ層4の
各表面を露出させる工程を自動的かつ高精度に行うこと
が可能となる。
1の実施例を説明する。高抵抗基板1については、ここ
では最も一般的な半絶縁性GaAs基板を用いるが、デ
バイスの用途によっては、別の材料を用いることもでき
る。高抵抗基板1の上にはバッファ層2が形成されてお
り、バッファ層2としては、たとえば不純物を添加しな
い厚さ500nmのGaAs層を用いることができる。
このバッファ層の上にはn型チャネル層3が形成されて
いる。n型チャネル層3には、たとえばSiを2×10
17cm-3添加した厚さ170nmのn型GaAs層を用い
ることができる。このn型チャネル層3の上には、ショ
ットキ層4が形成されており、このショットキ層4とし
ては、たとえばSiを1×1017cm-3添加した厚さ2
0nmのn型AlGaAs層を用いることができる。こ
のAlGaAs層のAl組成としては、たとえば0.2
とすることができる。このショットキ層4の上にはn型
電子供給層5が形成されている。n型電子供給層5に
は、たとえばSiを2×1018cm-3添加した厚さ15
0nmのn型AlGaAs層を用いることができる。こ
のAlGaAs層のAl組成は、ショットキ層4側の界
面から厚さ方向に沿ってn型コンタクト層6の界面に向
かって連続的にたとえば0.2から0.0まで単調に減
少するように変化させる。このn型電子供給層5の上に
はn型コンタクト層6が形成されている。このn型コン
タクト層6としては、たとえばSiを2×1018cm-3
添加した厚さ120nmのn型GaAs層を用いること
ができる。
ットキ層4とn型電子供給層5の界面、およびn型電子
供給層5とn型コンタクト層6の界面にはポテンシャル
障壁が形成されることなく、図2に示すようにショット
キ層4からn型コンタクト層6に至る滑らかな伝導帯エ
ネルギバンド図が得られる。これにより縦方向の電気伝
導において低い電気抵抗が得られる。
側の界面近傍には、2次元電子ガスが誘起される。2次
元電子ガスの生成により、チャネル層4に沿った横方向
の電子密度が増加するとともに、電子の遮蔽効果によっ
て電子移動度が改善され、チャネル層4に沿った横方向
の電気抵抗を低減することができる。
を順次貫通して設けられたリセス開口内に露出したショ
ットキ層4の上にはショットキ接触からなるゲート電極
8が形成されている。このゲート電極8の形成により、
このゲート電極8の下に存在するn型チャネル層3内の
ショットキ層4側の界面近傍に存在していた2次元電子
ガスは消失し、図3に示すような、従来のHFETと同
様な伝導帯エネルギバンド図ができあがる。ゲート電極
8には、たとえばスパッタ蒸着により形成したタングス
テンシリサイド(WSi)を用いることができる。ゲー
ト電極8の長さは、たとえば1μmとすることができ
る。また、ゲート電極8は、ショットキ層4とn型電子
供給層5の界面位置に一致したショットキ層4の表面に
接して設けてもよいが、たとえば、図1に示すように、
ショットキ層4の内部に埋め込まれるように形成しても
構わない。
タクト層6の上にはオーム性接触からなるソース電極7
とドレイン電極9が設けられている。このソース電極7
とドレイン電極9の材料には、たとえばAuGe/Ni
を用いることができる。このAuGe/Niには、n型
GaAsに対して十分小さな接触抵抗値を与えるよう
に、たとえば400℃で30秒間の熱処理が施されてい
る。
実施例のHFETでは、最大ドレイン電流としてゲート
幅1mm当たり350mAが得られ、相互コンダクタン
スとしては150mSが得られた。このとき得られたソ
ース抵抗は1.3Ωmmであった。一方、n型電子供給
層5を設けなかったが、それ以外の部分には本実施例と
全く同様のプロセスを用いて作製した従来のHFETで
は、最大ドレイン電流がゲート幅1mm当たり320m
Aであり、相互コンダクタンスは120mSであった。
また、このときのソース抵抗は1.9Ωmmであった。
このように、本発明の第1の実施例のHFETは寄生抵
抗が低く、良好なFET特性が得られることが確認でき
た。
がら本発明の第2の実施例を説明する。まず、実施例1
の場合と全く同様にして、半絶縁性GaAs基板の上
に、たとえば不純物を添加しない厚さ500nmのGa
As層からなるバッファ層2と、たとえばSiを2×1
017cm-3添加した厚さ170nmのn型GaAs層から
なるn型チャネル層3と、たとえばSiを1×1017c
m-3添加した厚さ20nmのn型AlGaAs層(Al
組成はたとえば0.2とする)からなるショットキ層4
とを順次形成する。このショットキ層4の上にはn型電
子供給層5が形成されており、このn型電子供給層5と
しては、たとえばSiを2×1018cm-3添加した厚さ
150nmのn型InGaAsP層を用いる。この四元
半導体であるInGaAsPの組成はGaAsと格子整
合する組成とし、かつそのGa組成は、ショットキ層4
側の界面から厚さ方向に沿ってn型コンタクト層6の界
面に向かって、連続的にたとえば0.51から1.0ま
で単調に増加するように変化させる。このn型電子供給
層5の上には、実施例1と同様に、たとえばSiを2×
1018cm -3添加した厚さ120nmのn型GaAs層
からなるn型コンタクト層6が形成されている。
に示すようにショットキ層4からn型コンタクト層6に
至る滑らかな伝導帯エネルギバンド図が得られる。これ
により縦方向の電気伝導において低い電気抵抗が得られ
る。
側の界面近傍には、2次元電子ガスが誘起される。これ
により、チャネル層4に沿った横方向の電気抵抗を低減
することができる。
順次貫通して設けられたリセス開口内に露出したショッ
トキ層4の上にはショットキ接触からなるゲート電極8
が形成されている。このショットキ層4の露出には、た
とえば塩酸系の選択ウエットエッチングを用いることに
より、精度良くショットキ層であるAlGaAsの表面
の頭出しを行うことができる。ゲート電極8の下の伝導
帯エネルギバンド図は図3に示すようなものとなる。ゲ
ート電極8には、たとえばスパッタ蒸着により形成した
タングステンシリサイド(WSi)を用いることができ
る。ゲート電極8の長さは、たとえば1μmとすること
ができる。また、ゲート電極8は、ショットキ層4とn
型電子供給層5の界面位置に一致したショットキ層4の
表面に接して設けてもよいが、図1に示すように、ショ
ットキ層4の内部に埋め込まれるように形成しても構わ
ない。
タクト層6の上にはオーム性接触からなるソース電極7
とドレイン電極9が設けられている。電極材料には、た
とえばAuGe/Niを用いることができる。このAu
Ge/Niには、n型GaAsに対して十分小さな接触
抵抗値を与えるように、たとえば400℃で30秒間の
熱処理が施されている。
実施例のHFETでは、最大ドレイン電流としてゲート
幅1mm当たり345mAが得られ、相互コンダクタン
スとしては155mSが得られた。このとき得られたソ
ース抵抗は1.3Ωmmであった。一方、n型電子供給
層5を設けなかったが、それ以外の部分には全く本実施
例と同様のプロセスを用いて作製した従来のHFETで
は、最大ドレイン電流がゲート幅1mm当たり320m
Aであり、相互コンダクタンスは120mSであった。
また、このときのソース抵抗は1.9Ωmmであった。
このように、本発明の第2の実施例のHFETは寄生抵
抗が低く、良好なFET特性が得られることが確認でき
た。
がら本発明の第3の実施例を説明する。まず、半絶縁性
GaAs基板の上に、たとえば不純物を添加しない厚さ
500nmのGaAs層からなるバッファ層2と、たと
えばSiを2×1017cm-3添加した厚さ 170nmのn
型GaAs層からなるn型チャネル層3と、たとえばS
iを1×1017cm-3添加した厚さ20nmのn型In
GaP層(Ga組成は0.51とする)からなるショッ
トキ層4とを順次形成する。このショットキ層4の上に
はn型電子供給層5が形成されており、このn型電子供
給層5としては、たとえばSiを2×1018cm-3添加
した厚さ150nmのn型AlGaAs層を用いる。こ
のAlGaAs層のAl組成は、ショットキ層4側の界
面から厚さ方向に沿ってn型コンタクト層6の界面に向
かって、連続的にたとえば0.2から0.0まで単調に
減少するように変化させる。このn型電子供給層5の上
には、実施例1と同様に、たとえばSiを2×1018c
m-3添加した厚さ120nmのn型GaAs層からなる
n型コンタクト層6が形成されている。
に示すようにショットキ層4からn型コンタクト層6に
至る滑らかな伝導帯エネルギバンド図が得られる。これ
により縦方向の電気伝導において低い電気抵抗が得られ
る。
側の界面近傍には、2次元電子ガスが誘起される。これ
により、チャネル層4に沿った横方向の電気抵抗を低減
することができる。
を順次貫通して設けられたリセス開口内に露出したショ
ットキ層4の上にはショットキ接触からなるゲート電極
8が形成されている。このショットキ層4の露出には、
たとえば燐酸系の選択ウエットエッチングを用いること
により、精度良くショットキ層であるInGaPの表面
の頭出しを行うことができる。ゲート電極8の下の伝導
帯エネルギバンド図は図3に示すようなものとなる。ゲ
ート電極8には、たとえばスパッタ蒸着により形成した
タングステンシリサイド(WSi)を用いることができ
る。ゲート電極8の長さは、たとえば1μmとすること
ができる。また、ゲート電極8は、ショットキ層4とn
型電子供給層5の界面位置に一致したショットキ層4の
表面に接して設けてもよいが、図1に示すように、ショ
ットキ層4の内部に埋め込まれるように形成しても構わ
ない。
タクト層6の上にはオーム性接触からなるソース電極7
とドレイン電極9が設けられている。電極材料には、た
とえばAuGe/Niを用いることができる。このAu
Ge/Niには、n型GaAsに対して十分小さな接触
抵抗値を与えるように、たとえば400℃で30秒間の
熱処理が施されている。
実施例のHFETでは、最大ドレイン電流としてゲート
幅1mm当たり350mAが得られ、相互コンダクタン
スとしては155mSが得られた。このとき得られたソ
ース抵抗は1.35Ωmmであった。一方、n型電子供
給層5を設けなかったが、それ以外の部分には全く本実
施例と同様のプロセスを用いて作製した従来のHFET
では、最大ドレイン電流がゲート幅1mm当たり325
mAであり、相互コンダクタンスは125mSであっ
た。また、このときのソース抵抗は1.85Ωmmであ
った。このように、本発明の第3の実施例のHFETは
寄生抵抗が低く、良好なFET特性が得られることが確
認できた。
がら本発明の第4の実施例を説明する。まず、実施例3
の場合と全く同様にして、半絶縁性GaAs基板の上
に、たとえば不純物を添加しない厚さ500nmのGa
As層からなるバッファ層2と、たとえばSiを2×1
017cm-3添加した厚さ170nmのn型GaAs層から
なるn型チャネル層3と、たとえばSiを1×1017c
m-3添加した厚さ20nmのn型InGaP層(Ga組
成は0.51とする)からなるショットキ層4とを順次
形成する。このショットキ層4の上にはn型電子供給層
5が形成されており、このn型電子供給層5としては、
たとえばSiを2×1018cm-3添加した厚さ150n
mのn型InGaAsP層を用いる。この四元半導体で
あるInGaAsPの組成はGaAsと格子整合する組
成とし、かつそのGa組成は、ショットキ層4側の界面
から厚さ方向に沿ってn型コンタクト層6の界面に向か
って、連続的にたとえば0.51から1.0まで単調に
増加するように変化させる。このn型電子供給層5の上
には、実施例1と同様に、たとえばSiを2×1018c
m-3添加した厚さ120nmのn型GaAs層からなる
n型コンタクト層6が形成されている。
に示すようにショットキ層4からn型コンタクト層6に
至る滑らかな伝導帯エネルギバンド図が得られる。これ
により縦方向の電気伝導において低い電気抵抗が得られ
る。
側の界面近傍には、2次元電子ガスが誘起される。これ
により、チャネル層4に沿った横方向の電気抵抗を低減
することができる。
を順次貫通して設けられたリセス開口内に露出したショ
ットキ層4の上にはショットキ接触からなるゲート電極
8が形成されている。このゲート電極8の下の伝導帯エ
ネルギバンド図は図3に示すようなものとなる。ゲート
電極8には、たとえばスパッタ蒸着により形成したタン
グステンシリサイド(WSi)を用いることができる。
ゲート電極8の長さは、たとえば1μmとすることがで
きる。また、ゲート電極8は、ショットキ層4とn型電
子供給層5の界面位置に一致したショットキ層4の表面
に接して設けてもよいが、図1に示すように、ショット
キ層4の内部に埋め込まれるように形成しても構わな
い。
タクト層6の上にはオーム性接触からなるソース電極7
とドレイン電極9が設けられている。電極材料には、た
とえばAuGe/Niを用いることができる。このAu
Ge/Niには、n型GaAsに対して十分小さな接触
抵抗値を与えるように、たとえば400℃で30秒間の
熱処理が施されている。
実施例のHFETでは、最大ドレイン電流としてゲート
幅1mm当たり345mAが得られ、相互コンダクタン
スとしては150mSが得られた。このとき得られたソ
ース抵抗は1.3Ωmmであった。一方、n型電子供給
層5を設けなかったが、それ以外の部分には全く本実施
例と同様のプロセスを用いて作製した従来のHFETで
は、最大ドレイン電流がゲート幅1mm当たり325m
Aであり、相互コンダクタンスは125mSであった。
また、このときのソース抵抗は1.85Ωmmであっ
た。このように、本発明の第4の実施例のHFETは寄
生抵抗が低く、良好なFET特性が得られることが確認
できた。
発明の第5の実施例を説明する。まず、高抵抗基板1と
して半絶縁性GaAs基板の上に、たとえば不純物を添
加しない厚さ500nmのGaAs層からなるバッファ
層2と、たとえばSiを2×1017cm-3添加した厚さ
170nmのn型GaAs層からなるn型チャネル層3
と、たとえばSiを1×1017cm-3添加した厚さ16
nmのn型AlGaAs層(Al組成は0.2とする)
からなるショットキ層4と、たとえばSiを1×1017
cm-3添加した厚さ4nmのn型InGaP層(Ga組
成は0.51とする)からなる表面層10とを順次形成
する。この表面層10の上にはn型電子供給層5が形成
されており、このn型電子供給層5としては、たとえば
Siを2×1018cm-3添加した厚さ150nmのn型
AlGaAs層を用いる。このAlGaAs層のAl組
成は、表面層10側の界面から厚さ方向に沿ってn型コ
ンタクト層6の界面に向かって、連続的にたとえば0.
2から0.0まで単調に減少するように変化させる。こ
のn型電子供給層5の上には、たとえばSiを2×10
18cm-3添加した厚さ120nmのn型GaAs層から
なるn型コンタクト層6が形成されている。
に示すようにショットキ層4からn型コンタクト層6に
至る滑らかな伝導帯エネルギバンド図が得られる。これ
により縦方向の電気伝導において低い電気抵抗が得られ
る。
側の界面近傍には、2次元電子ガスが誘起される。これ
により、チャネル層4に沿った横方向の電気抵抗を低減
することができる。
を順次貫通して第1のリセス開口が設けられており、こ
の第1のリセス開口の内部にはさらに第2のリセス開口
が形成されている。この第2のリセス開口によって露出
したショットキ層4の上にはショットキ接触からなるゲ
ート電極8が形成されている。ここで、第1のリセス開
口のエッチングにはたとえば燐酸系のウエットエッチン
グを、さらに第2のリセス開口のエッチングにはたとえ
ば塩酸系のウエットエッチングを用いることにより、そ
れぞれ選択比の高い選択エッチングが可能となり、第1
および第2のリセス面の露出を高精度にかつ再現性良く
行うことができる。ゲート電極8の下の伝導帯エネルギ
バンド図は図3に示すようなものとなる。ゲート電極8
には、たとえばスパッタ蒸着により形成したタングステ
ンシリサイド(WSi)を用いることができる。ゲート
電極8の長さは、たとえば1μmとすることができる。
また、ゲート電極8は、ショットキ層4の表面だけに接
して設けてもよいが、図4に示すように、ショットキ層
4の表面と表面層10の側面に接して埋め込まれるよう
に形成しても構わない。
タクト層6の上にはオーム性接触からなるソース電極7
とドレイン電極9が設けられている。電極材料には、た
とえばAuGe/Niを用いることができる。このAu
Ge/Niには、n型GaAsに対して十分小さな接触
抵抗値を与えるように、たとえば400℃で30秒間の
熱処理が施されている。
実施例のHFETでは、最大ドレイン電流としてゲート
幅1mm当たり340mAが得られ、相互コンダクタン
スとしては160mSが得られた。このとき得られたソ
ース抵抗は1.35Ωmmであった。一方、n型電子供
給層5と表面層10を設けなかったが、それ以外の部分
には全く本実施例と同様のプロセスを用いて作製した従
来のHFETでは、最大ドレイン電流がゲート幅1mm
当たり320mAであり、相互コンダクタンスは120
mSであった。また、このときのソース抵抗1.9Ωm
mであった。このように、本発明の第5の実施例のHF
ETは寄生抵抗が低く、良好なFET特性が得られるこ
とが確認できた。
発明の第6の実施例を説明する。まず、高抵抗基板1と
して半絶縁性GaAs基板の上に、たとえば不純物を添
加しない厚さ500nmのGaAs層からなるバッファ
層2と、たとえばSiを2×1017cm-3添加した厚さ
170nmのn型GaAs層からなるn型チャネル層3
と、たとえばSiを1×1017cm-3添加した厚さ16
nmのn型InGaP層(Ga組成は0.51とする)
からなるショットキ層4と、たとえばSiを1×1017
cm-3添加した厚さ4nmのn型AlGaAs層(Al
組成は0.2とする)からなる表面層10とを順次形成
する。この表面層10の上にはn型電子供給層5が形成
されており、このn型電子供給層5としては、たとえば
Siを2×1018cm-3添加した厚さ150nmのn型
InGaAsP層を用いる。この四元半導体であるIn
GaAsPの組成はGaAsと格子整合する組成とし、
かつそのGa組成は、表面層10側の界面から厚さ方向
に沿ってn型コンタクト層6の界面に向かって、連続的
にたとえば0.51から1.0まで単調に増加するよう
に変化させる。このn型電子供給層5の上には、たとえ
ばSiを2×1018cm-3添加した厚さ120nmのn
型GaAs層からなるn型コンタクト層6が形成されて
いる。
に示すようにショットキ層4からn型コンタクト層6に
至る滑らかな伝導帯エネルギバンド図が得られる。これ
により縦方向の電気伝導において低い電気抵抗が得られ
る。
側の界面近傍には、2次元電子ガスが誘起される。これ
により、チャネル層4に沿った横方向の電気抵抗を低減
することができる。
を順次貫通して第1のリセス開口が設けられており、こ
の第1のリセス開口の内部にはさらに第2のリセス開口
が形成されている。この第2のリセス開口によって露出
したショットキ層4の上にはショットキ接触からなるゲ
ート電極8が形成されている。ここで、第1のリセス開
口のエッチングにはまず燐酸系の後に塩酸系のウエット
エッチングを行い、さらに第2のリセス開口のエッチン
グにはたとえば燐酸系のウエットエッチングを用いるこ
とにより、それぞれ選択比の高い選択エッチングが可能
となり、第1および第2のリセス面の露出を高精度にか
つ再現性良く行うことができる。ゲート電極8の下の伝
導帯エネルギバンド図は図3に示すようなものとなる。
ゲート電極8には、たとえばスパッタ蒸着により形成し
たタングステンシリサイド(WSi)を用いることがで
きる。ゲート電極8の長さは、たとえば1μmとするこ
とができる。また、ゲート電極8は、ショットキ層4の
表面だけに接して設けてもよいが、図4に示すように、
ショットキ層4の表面と表面層10の側面に接して埋め
込まれるように形成しても構わない。
タクト層6の上にはオーム性接触からなるソース電極7
とドレイン電極9が設けられている。電極材料には、た
とえばAuGe/Niを用いることができる。このAu
Ge/Niには、n型GaAsに対して十分小さな接触
抵抗値を与えるように、たとえば400℃で30秒間の
熱処理が施されている。
実施例のHFETでは、最大ドレイン電流としてゲート
幅1mm当たり345mAが得られ、相互コンダクタン
スとしては155mSが得られた。このとき得られたソ
ース抵抗は1.35Ωmmであった。一方、n型電子供
給層5と表面層10を設けなかったが、それ以外の部分
には全く本実施例と同様のプロセスを用いて作製した従
来のHFETでは、最大ドレイン電流がゲート幅1mm
当たり325mAであり、相互コンダクタンスは125
mSであった。また、このときのソース抵抗1.85Ω
mmであった。このように、本発明の第5の実施例のH
FETは寄生抵抗が低く、良好なFET特性が得られる
ことが確認できた。
導体の種類、厚さおよび不純物濃度について詳細かつ具
体的に説明したが、本発明の範囲には、上述した実施例
とは異なる実施例であるが特許請求の範囲に含まれるも
のも包含されることは容易に理解できるであろう。例え
ば、n型チャネル層3やn型コンタクト層6は、GaA
sより禁制帯幅の小さいInGaAsに代えることがで
きる。また、バッファ層2にはヘテロ接合や超格子を含
むさらに複雑な構成を用いてもよい。また、n型不純物
の濃度分布は必ずしも一様である必要はなく、局所的に
変化したり、パルス状に添加されていても構わない。さ
らに、AlGaAs層やInGaAsP層の組成の値や
組成の変化の方法についても実施例の記述は限定的な意
味において解釈されることを意図したものではない。す
なわち、特許請求の範囲は、これらの実施例において当
業者が行い得る可能な発展例をすべて包含するものとす
る。
電極とドレイン電極の下部領域において、GaAsから
なるn型コンタクト層とAlGaAs(またはInGa
P)からなるショットキ層との間に、禁制帯幅が連続的
に変化するAlGaAs(またはInGaAsP)から
なるn型電子供給層を設けたものである。したがって、
n型コンタクト層からショットキ層の間にわたって、伝
導帯エネルギバンド図に不連続が存在しないか、また
は、存在しても電子輸送に与える影響が少なくなるよう
にできている。これにより、n型電子供給層を設けない
場合に比べて、ソース抵抗およびドレイン抵抗を著しく
低減することができる。
極の下部領域において、GaAsからなるn型コンタク
ト層とAlGaAs(またはInGaP)からなるショ
ットキ層の間に、禁制帯幅が連続的に変化するn型Al
GaAs(またはn型InGaAsP)からなるn型電
子供給層とInGaP(またはAlGaAs)からなる
表面層を設けたものである。したがって、n型コンタク
ト層からショットキ層の間にわたって、伝導帯エネルギ
バンド図に不連続が存在しないか、または、存在しても
電子輸送に与える影響が少なくなるようにできている。
これにより、n型電子供給層と表面層を設けない場合に
比べて、ソース抵抗およびドレイン抵抗を低減すること
ができる。また、表面層はショットキ層に対してもn型
電子供給層に対しても選択性のエッチングを行うことが
できるため、第1のリセス表面となる表面層および第2
のリセス表面となるショットキ層の露出工程を制御性良
く行うことができる。これにより、均一性と再現性良く
HFETを製造することができる。
界効果トランジスタを説明するための断面構造図であ
る。
界効果トランジスタを説明するためのオーム性電極下の
伝導帯エネルギバンド図である。
界効果トランジスタを説明するためのゲート電極下の伝
導帯エネルギバンド図である。
界効果トランジスタを説明するための断面構造図であ
る。
界効果トランジスタを説明するためのオーム性電極下の
伝導帯エネルギバンド図である。
するための断面構造図である。
するためのオーム性電極下の伝導帯エネルギバンド図で
ある。
Claims (14)
- 【請求項1】 基板上に形成されたバッファ層と、該バ
ッファ層の上に形成され、厚さ方向の全域にまたは局所
的にn型不純物が添加された第1の半導体からなるチャ
ネル層と、該チャネル層の上に形成され、前記第1の半
導体より禁制帯幅の大きい第2の半導体からなるショッ
トキ層と、前記ショットキ層の上に形成され、前記第1
の半導体より禁制帯幅の大きい半導体からなり、厚さ方
向の全域または局所的にn型不純物が添加された電子供
給層と、該電子供給層の上に形成され、前記第1の半導
体または前記第1の半導体より禁制帯幅の小さい半導体
からなりn型不純物を含むコンタクト層と、該コンタク
ト層および前記電子供給層を貫通して設けられたリセス
開口の底部に露出した前記ショットキ層に接して形成さ
れたゲート電極と、該ゲート電極を挟む両脇の前記コン
タクト層の上に形成されたソース電極とドレイン電極と
を備えてなることを特徴とするヘテロ接合電界効果トラ
ンジスタ。 - 【請求項2】 前記電子供給層と前記ショットキ層との
界面を界面A、前記電子供給層と前記コンタクト層との
界面を界面Bとしたときに、界面Aおよび界面Bでそれ
ぞれ禁制帯幅が連続的に変化し、かつ、界面Aから界面
Bにかけて禁制帯幅が連続的に減少することを特徴とす
る請求項1に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。 - 【請求項3】 前記電子供給層を構成する半導体の組成
が、前記界面Aから前記界面Bにかけて連続的に変化す
ることを特徴とする請求項2に記載のヘテロ接合電界効
果トランジスタ。 - 【請求項4】前記電子供給層を構成する半導体の組成
が、前記界面A近傍では前記ショットキ層を構成する半
導体の組成と一致し、前記界面B近傍では前記コンタク
ト層を構成する半導体の組成と一致する請求項3に記載
のヘテロ接合電界効果トランジスタ。 - 【請求項5】 前記コンタクト層がGaAsまたはIn
GaAsからなり、前記ショットキ層がAlGaAsま
たはInGaPからなり、前記電子供給層が、Al組成
比が連続的に変化するAlaGa1-aAs(1≧a≧
0)、または、Ga組成比および/またはP組成比が連
続的に変化するInbGa1-bAscP1-c(1≧b≧0、
1≧c≧0)からなる請求項3または4に記載のヘテロ
接合電界効果トランジスタ。 - 【請求項6】 前記コンタクト層がGaAsからなり、
前記ショットキ層がAlGaAsからなり、前記電子供
給層が、Al組成比が連続的に変化するAl xGa1-xA
s(1≧x≧0)からなる請求項3または4に記載のヘ
テロ接合電界効果トランジスタ。 - 【請求項7】 前記コンタクト層がGaAsまたはIn
GaAsからなり、前記ショットキ層がInGaPから
なり、前記電子供給層が、Ga組成比およびP組成比が
連続的に変化するInbGa1-bAscP1-c(1≧b≧
0、1≧c≧0)からなる請求項3または4に記載のヘ
テロ接合電界効果トランジスタ。 - 【請求項8】 基板上に形成されたバッファ層と、該バ
ッファ層の上に形成され、厚さ方向の全域または局所的
にn型不純物が添加された第1の半導体からなるチャネ
ル層と、該チャネル層の上に形成され、前記第1の半導
体より禁制帯幅の大きい第2の半導体からなるショット
キ層と、該ショットキ層の上に形成され、前記第1の半
導体より禁制帯幅の大きい第3の半導体からなる表面層
と、該表面層の上に形成され、前記第1の半導体より禁
制帯幅の大きい半導体からなり、厚さ方向の全域または
局所的にn型不純物が添加された電子供給層と、該電子
供給層の上に形成され、前記第1の半導体または前記第
1の半導体より禁制帯幅の小さい半導体からなりn型不
純物を含むコンタクト層と、該コンタクト層および前記
電子供給層を貫通して設けられたリセス開口の底部に露
出した前記ショットキ層に接して形成されたゲート電極
と、該ゲート電極を挟む両脇の前記コンタクト層の上に
形成されたソース電極とドレイン電極とを備えてなるこ
とを特徴とするヘテロ接合電界効果トランジスタ。 - 【請求項9】 前記ゲート電極が前記表面層に接して設
けられていることを特徴とする請求項8に記載のヘテロ
接合電界効果トランジスタ。 - 【請求項10】 前記電子供給層と前記コンタクト層と
の界面を界面B、前記電子供給層と前記表面層との界面
を界面Cとしたときに、界面Bおよび界面Cでそれぞれ
禁制帯幅が連続的に変化し、かつ、界面Cから界面Bに
かけて禁制帯幅が連続的に減少することを特徴とする請
求項8または9に記載のヘテロ接合電界効果トランジス
タ。 - 【請求項11】 前記電子供給層を構成する半導体の組
成が、前記界面Cから前記界面Bにかけて連続的に変化
することを特徴とする請求項10に記載のヘテロ接合電
界効果トランジスタ。 - 【請求項12】 前記電子供給層を構成する半導体の組
成が、前記界面B近傍で前記コンタクト層を構成する半
導体の組成と一致する請求項11に記載のヘテロ接合電
界効果トランジスタ。 - 【請求項13】 前記コンタクト層がGaAsまたはI
nGaAsからなり、前記ショットキ層がAlGaAs
からなり、前記表面層がInGaPからなり、前記電子
供給層が、Al組成比が連続的に変化するAlaGa1-a
As(1≧a≧0)からなることを特徴とする請求項1
1または12に記載のヘテロ接合電界効果トランジス
タ。 - 【請求項14】 前記コンタクト層がGaAsまたはI
nGaAsからなり、前記ショットキ層がInGaPか
らなり、前記表面層がAlGaAsからなり、前記電子
供給層が、Ga組成比が連続的に変化するInbGa1-b
AscP1-c(1≧b≧0、1≧c≧0)からなることを
特徴とする請求項11または12に記載のヘテロ接合電
界効果トランジスタ。
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