JPH11222594A - 再生アスファルト - Google Patents

再生アスファルト

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JPH11222594A
JPH11222594A JP31579398A JP31579398A JPH11222594A JP H11222594 A JPH11222594 A JP H11222594A JP 31579398 A JP31579398 A JP 31579398A JP 31579398 A JP31579398 A JP 31579398A JP H11222594 A JPH11222594 A JP H11222594A
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JP
Japan
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asphalt
asphalt pavement
oil
extract oil
penetration
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JP31579398A
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English (en)
Inventor
Chisato Endo
千里 遠藤
Masaji Nakamura
正司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAGI PREFECTURE SAISEI ASCON KYODO KUMIAI
Idemitsu Kosan Co Ltd
Miyagi Prefectural Government.
Original Assignee
MIYAGI PREFECTURE SAISEI ASCON KYODO KUMIAI
Idemitsu Kosan Co Ltd
Miyagi Prefectural Government.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のものに比べ、繰り返し再生能力に優れ
る再生アスファルト舗装材を提供すること。 【構成】 石油精製の溶剤抽出工程から得られるエキス
トラクト油であって、40℃における動粘度が600〜
2000mm2 /secで、かつアニリン点が35℃以
下であるアスファルト舗装廃材再生用添加剤を、アスフ
ァルト舗装材に対し、その中のアスファルト分の重量に
基づき、1〜30重量%の割合で配合してなる再生アス
ファルト舗装材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の添加剤を配合し
てなる再生アスファルトに関し、特定のエキストラクト
油からなる添加剤を配合してなる再生アスファルト舗装
材に関する。さらに詳しくは、従来のものに比べ、アス
ファルト舗装廃材の繰り返し再生能力に優れ、アスファ
ルト舗装廃材の廃棄用地不足や環境破壊などの問題を改
善し得ると共に、省資源化が図れる再生アスファルト舗
装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アスファルト舗装材は、産業廃棄
物として処分されてきたが、近年、廃棄用地不足や環境
破壊などの問題、及び省資源などの観点から、その再生
利用が試みられてきた。さらに最近では、アスファルト
舗装廃材を再生してアスファルト舗装に使用した後、あ
るいは工事などでアスファルト舗装廃材になったものに
ついても再々生して使用できること、すなわち、アスフ
ァルト舗装廃材の繰り返し再生が要求されつつある。こ
のアスファルト舗装廃材中のアスファルト分はかなり劣
化が進行しており、これを再生して再利用するには、通
常、まずアスファルト舗装廃材を機械粉砕又は熱解砕に
より破砕し、次いでこれに再生用添加剤を混合して加熱
軟化処理するか、あるいは、該破砕物を加熱軟化処理し
たのち、これに再生用添加剤を混合することにより、加
熱再生アスファルト混合物を調製し、施工するといった
方法が用いられている。この際用いられる再生用添加剤
は、アスファルト舗装廃材中のアスファルトの針入度,
伸度及びその他の性状を回復するために添加されるもの
である。
【0003】ところで、アスファルトはコロイド系であ
って、その分散相がアスファルテン、連続相がマルテン
であるといわれており、そして、マルテンはさらに飽和
分,芳香族分,レジン分よりなっているといわれてい
る。アスファルトの劣化とは、酸化などの化学変化によ
りアスファルトの組成が変化し(飽和分→芳香族分→レ
ジン分→アスファルテンと分子量が大きくなる方向に変
化)、コロイド系の状態が変化することである。従来、
再生用添加剤の開発は、コンステンシー(硬さ)を元の
レベルに戻すだけでなく、組成的に不足分を補ってオリ
ジナルに近い組成に戻す考え方で進められてきた。特に
芳香族分の補給が効果があると考えられ、芳香族化合物
を高濃度に含有する添加剤、例えば高芳香族系鉱油や動
植物油系添加剤などが再生用添加剤として市場に提供さ
れてきた。しかしながら、これらの添加剤を使用した場
合のアスファルト舗装廃材の繰り返し再生性について
は、これまで、あまり報告されていないのが実状であ
る。例えば、針入度21〜25程度の劣化アスファルト
を用いて再生(再生用添加剤の添加)と加熱劣化を繰り
返した試験において、4サイクル以上にわたり、針入度
と共に、伸度及び軟化点を充分に元のレベルに戻すこと
のできる添加剤は、鉱油100%のものについては皆無
である。なお、再生アスファルトは一般にひび割れが生
じる懸念があるため、このひび割れ発生の指標となる伸
度の回復が重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、従来のものに比べ、使用済みアスファルト、
特にアスファルト舗装廃材の繰り返し再生能力に優れ、
アスファルト舗装廃材の廃棄用地不足や環境破壊などの
問題を改善しうると共に、省資源化が可能なアスファル
ト舗装廃材等の再生用添加剤を用いて得られた再生アス
ファルト舗装材を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、動粘度及びア
ニリン点が特定の範囲にあるエキストラクト油が、アス
ファルト舗装廃材の繰り返し再生能力に優れているこ
と、そしてこのものをアスファルト舗装廃材に特定の割
合で配合することにより、舗装材として充分に使用可能
な再生アスファルト舗装材が得られることを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、石油精製の溶剤抽出工程から得ら
れるエキストラクト油であって、温度40℃における動
粘度が600〜2000mm2 /secであり、かつア
ニリン点が35℃以下である再生アスファルト用添加剤
を、アスファルト舗装廃材等のアスファルト廃材に対
し、その中のアスファルト分の重量に基づき、1〜30
重量%の割合で配合してなる再生アスファルト、特に再
生アスファルト舗装材を提供するものである。
【0006】本発明に使用する添加剤は、各種用途に供
されたアスファルトの再生に適用されるが、特にアスフ
ァルト舗装廃材に好適に適用される。ここでアスファル
ト舗装廃材については各種のものが挙げられるが、各種
工事の際に発生するアスファルト舗装廃材、例えば地下
鉄工事,地下配管工事,道路舗装工事などの際に発生す
るアスファルト舗装廃材を挙げることができる。このア
スファルト舗装廃材としては、そのアスファルトが針入
度20以上、とりわけ25以上のものが、再生しやすい
ので好適である。なお、針入度はJIS K−2207
に準じ、25℃にて求めた値である(単位:1/10m
m)。
【0007】本発明に使用する添加剤は、石油精製の溶
剤抽出工程から得られるエキストラクト油からなり、か
つ温度40℃における動粘度が600〜2000mm2
/secの範囲にあって、アニリン点が35℃以下であ
ることが必要である。この動粘度が600mm2 /se
c未満では繰り返し再生性が不充分であり、2000m
2 /secを超えると再生プラントにおけるハンドリ
ングが煩雑になる。繰り返し再生性及びハンドリングな
どの面から、温度40℃における好ましい動粘度は90
0〜1600mm2 /secの範囲である。また、アニ
リン点が35℃を超えると繰り返し再生性が不充分とな
る。繰り返し再生性を良好なものにするには、アニリン
点は特に10℃以下が好ましい。なお、動粘度及びアニ
リン点は、それぞれJIS K−2283及びJIS
K−2256に準拠して求めた値である。さらに上記エ
キストラクト油は、粘度指数が−60以下、特に−10
0以下のものが繰り返し再生性の面で好ましい。
【0008】このような性状を有するエキストラクト油
としては、様々なエキストラクト油があるが、そのうち
ナフテン系油精製時に溶剤抽出されるエキストラクト油
が好適である。このナフテン系油精製時に溶剤抽出され
るエキストラクト油は、パラフィン系油などの精製時に
溶剤抽出されるエキストラクト油に比べて、同様な組成
(飽和分,芳香族分,レジン分)を有していてもアニリ
ン点が低く、化学構造がかなり異なるものと推定され
る。アニリン点が低いエキストラクト油は繰り返し再生
性が良好であり、したがって、ナフテン系油精製時に溶
剤抽出されるエキストラクト油が特に好適である。この
ような性状を有する本発明に使用するアスファルト舗装
廃材再生用添加剤は、従来のものに比べ、アスファルト
舗装廃材の繰り返し再生能力に優れている。
【0009】次に、本発明の再生アスファルト舗装材
は、アスファルト舗装廃材に対し、上記添加剤を配合し
て再生したものであって、その配合量は、該廃材中のア
スファルトの針入度及び伸度などを所望の値にまで回復
させるのに必要な量であり、本発明においては、廃材中
のアスファルト分の重量に基づき、1〜30重量%の範
囲で選定すべきである。この量が1重量%未満では、再
生アスファルト舗装材は、その中のアスファルトの針入
度及び伸度などが所望の値にまで回復せず、再生効果が
不充分であって、舗装した場合に舗装面にひび割れが発
生するなどの問題が生じるおそれがある。また、30重
量%を超えると再生効果が過剰となり、特に針入度が所
望の値を超え、耐流動性能が低下する傾向がみられる。
適切な再生効果及び耐流動性能などの面から、特に好ま
しい配合量は3〜17重量%の範囲である。この本発明
の再生アスファルト舗装材は、舗装面にひび割れが発生
するなどの問題もなく、各種舗装工事に好適に用いられ
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。 実施例1〜3及び比較例1〜3 新ストレートアスファルト(針入度:60〜80)を、
200℃の乾燥機で強制劣化させ、針入度25の劣化ア
スファルトを作製した。針入度はJIS K−2207
に準じ、25℃にて求めた値である(単位1/10m
m)。次に、この劣化アスファルトを用い、再生(第1
表に示す性状の添加剤を配合)と加熱劣化(薄膜加熱試
験,JIS K−2207)を繰り返し、伸度合格再生
回数〔伸度(15℃)100cm以上の再生回数〕,軟
化点合格再生回数(軟化点44.0〜52.0℃の再生回
数)及び再生時配合量(伸度合格時)を求めた。強制劣
化後のアスファルトの再生は、添加剤を目標針入度70
±2になるように添加して行った。なお伸度(15℃,
単位cm)及び軟化点の基準はJIS K−2207の
ストレートアスファルト60〜80に基づく。
【0011】また、劣化アスファルトの針入度回復に必
要な添加剤の配合量を、1回目の再生時における目標針
入度70±2及び90±2の場合について求めた。これ
らの結果を第2表に示す。なお、上記試験方法は、「第
19回日本道路会議論文集」第390ページ(平成3
年)、及び「第20回日本道路会議論文集」第444ペ
ージ(平成5年)記載の方法に準拠して行った。また、
劣化アスファルトとして針入度25のものを使用したの
は、次に示す理由による。すなわち、再生アスファルト
舗装材に用いるアスファルト舗装廃材中の劣化アスファ
ルトの25℃における針入度が20以上と規定されてお
り〔(社)日本道路協会,「プラント再生舗装技術指
針」(平成4年12月)〕、針入度25の劣化アスファ
ルトは最悪条件をシュミレートして採用したものであ
る。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】(注) 動粘度: JIS K−2283 粘度指数: JIS K−2283 アニリン点: JIS K−2256 密度: JIS K−2249 引火点: JIS K−2265 (クリープランド式) 流動点: JIS K−2269 カラムクロマト分析: JPI−5S−22−83
【0015】
【表3】
【0016】
【表4】
【0017】第2表から分かるように、再生アスファル
トで伸度の要求の厳しいアスファルト60〜80におい
ても再生回数を大幅に向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に使用するアスファルト舗装廃材
再生用添加剤は、従来のものに比べ、アスファルト舗装
廃材の繰り返し再生能力に優れている。したがって、こ
の再生用添加剤を用いた再生アスファルト舗装材は、ア
スファルト舗装廃材の廃棄用地不足や環境破壊などの問
題を改善しうると共に、省資源化を図ることができる。
また、本発明の再生アスファルト舗装材は、舗装面にひ
び割れが発生するなどの問題もなく、各種舗装工事に好
適に用いられる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石油精製の溶剤抽出工程から得られるエ
    キストラクト油であって、温度40℃における動粘度が
    600〜2000mm2 /secであり、かつアニリン
    点が35℃以下である再生アスファルト用添加剤を、ア
    スファルト廃材に対し、その中のアスファルト分の重量
    に基づき、1〜30重量%の割合で配合してなる再生ア
    スファルト。
  2. 【請求項2】 エキストラクト油が、ナフテン系油精製
    時に溶剤抽出されるエキストラクト油である請求項1記
    載の再生アスファルト。
  3. 【請求項3】 エキストラクト油が、パラフィン系油精
    製時に溶剤抽出されるエキストラクト油である請求項1
    記載の再生アスファルト。
JP31579398A 1995-06-06 1998-11-06 再生アスファルト Pending JPH11222594A (ja)

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