JPH11223264A - 樹脂製部材のシール構造 - Google Patents

樹脂製部材のシール構造

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JPH11223264A
JPH11223264A JP2435098A JP2435098A JPH11223264A JP H11223264 A JPH11223264 A JP H11223264A JP 2435098 A JP2435098 A JP 2435098A JP 2435098 A JP2435098 A JP 2435098A JP H11223264 A JPH11223264 A JP H11223264A
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sealing
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resin
bead
elastic seal
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JP2435098A
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Yoshihiro Akiyama
佳寛 秋山
淳 ▲高▼井
Atsushi Takai
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製部材を被締結部材に結合する際に、そ
れらの結合面を貫通する流体通路を簡単な構造で確実に
シールする。 【解決手段】 アルミニューム合金製のシリンダヘッド
2の結合面20と、樹脂製のインテークマニホールド2
1の取付フランジ22の結合面23とが、ゴム製の弾性
シール部材24を介してボルト28で結合される。取付
フランジ22の結合面23に弾性シール部材24の開口
26の外周部を囲むように環状のシール用ビード221
を突設し、このシール用ビード221 を弾性シール部材
24に食い込ませることにより、該弾性シール部材24
のシール性を高めて吸気ポート6および吸気通路25か
らの空気の漏れを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被締結部材および
樹脂製部材を弾性シール部材を介してボルトで結合し、
被締結部材の流体通路および樹脂製部材の流体通路を弾
性シール部材の開口を介して相互に連通させる樹脂製部
材のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる樹脂製部材のシール構造は、特開
平9−189270号公報により既に知られている。こ
のものは、金属製のシリンダヘッドに樹脂製のインテー
クマニホールドをボルトで結合する際に、シリンダヘッ
ドの結合面およびインテークマニホールドの結合面を貫
通する吸気通路をシールすべく、前記両結合面に概略板
状の弾性シール部材を挟持したものである。前記弾性シ
ール部材の両面には吸気通路を外周部を囲むように一対
の凸部が環状に突設されており、その一方の凸部をイン
テークマニホールドの結合面に形成した環状の凹部に嵌
合させて圧縮するとともに、その他方の凸部をシリンダ
ヘッドの結合面に当接させて圧縮することによりシール
効果を発揮するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、弾性シール部材の両面に環状の凸部を形成する
必要があるために構造が複雑化するだけでなく、弾性シ
ール部材の凸部の断面形状やインテークマニホールドの
結合面の凹部の断面形状の設定が難しく、最適の形状を
設定するのに多くの労力を必要とする問題がある。しか
も樹脂製のインテークマニホールドの結合面には成形時
の歪みにより微妙な波打ちが生じるため、前記結合面の
弾性シール部材に対する接触面圧が不均一になってシー
ル性が低下する可能性がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、樹脂製部材を被締結部材に結合する際に、それらの
結合面を貫通する流体通路を簡単な構造で確実にシール
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、被締結部材の結合面
および樹脂製部材の結合面を板状の弾性シール部材を介
してボルトで結合することにより、被締結部材および樹
脂製部材にそれぞれ形成した流体通路を前記弾性シール
部材に形成した開口を介して相互に連通させる樹脂製部
材のシール構造において、樹脂製部材の結合面に、前記
弾性シール部材の開口の外周部に圧接される環状のシー
ル用ビードを突設したことを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、被締結部材の結合面お
よび樹脂製部材の結合面を板状の弾性シール部材を介し
てボルトで結合すると、被締結部材の結合面に突設した
環状のシール用ビードが弾性シール部材の開口の外周部
に圧接されるので、樹脂製部材の結合面に多少の波打ち
があっても、前記開口の外周部に充分な面圧を発生させ
て被締結部材および樹脂製部材に形成した流体通路から
の流体の漏れを防止することができる。また板状の弾性
シール部材に特別の変更を施すことなく、樹脂性部材の
結合面にシール用ビードを突設するだけの簡単な構造で
済むため、極めて低コストである。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、樹脂製部材の結合面と反対側の面
に、前記ボルトおよびシール用ビードの間に位置するよ
うに溝を形成したことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、ボルトの締結力で前記
溝の部分が撓むことにより該ボルトの周縁部に局所的な
締結力が作用するのを防止し、樹脂製部材の結合面の全
域に均一な締結力を作用させてシール性を高めることが
できるだけでなく、樹脂製部材の結合面の歪みをボルト
の締結力で修正する際に、その締結力によって流体通路
が変形するのを防止することができる。
【0009】また請求項3に記載された発明は、請求項
2の構成に加えて、前記溝に対応する樹脂製部材の結合
面に補強用ビードを突設したことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、補強用ビードを弾性シ
ール部材に圧接してシール性を高めることができるだけ
でなく、溝を形成したことにより低下した樹脂性部材の
剛性を補強用ビードで補うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はエンジンの要部断面図、図2は図1の2−
2線矢視図、図3は図2の3−3線拡大断面図である。
【0013】図1に示すように、直列4気筒のエンジン
Eは一体に結合されたシリンダブロック1およびシリン
ダヘッド2を備える。シリンダブロック1には4個のシ
リンダ3…が形成されており、各々のシリンダ3にピス
トン4が摺動自在に嵌合する。シリンダヘッド2には燃
焼室5に連なる吸気ポート6および排気ポート7が形成
されており、吸気ポート6を燃焼室5に接続する吸気口
8が吸気弁9により開閉されるとともに、排気ポート7
を燃焼室5に接続する排気口10が排気弁11により開
閉される。シリンダヘッド2の上部とヘッドカバー12
とによって区画された動弁室13の内部に、カムシャフ
ト14と、ロッカーシャフト15と、ロッカーシャフト
15に枢支されて吸気カム16により駆動される吸気ロ
ッカーアーム17と、ロッカーシャフト15に枢支され
て排気カム18により駆動される排気ロッカーアーム1
9とが収納される。
【0014】図2および図3を併せて参照すると明らか
なように、アルミニューム合金製のシリンダヘッド2の
結合面20に、樹脂製のインテークマニホールド21の
取付フランジ22に形成した結合面23が、ゴムあるい
は発泡ゴムで形成した板状の弾性シール部材24を介し
て結合される。インテークマニホールド21には4個の
シリンダ3…に対応して4個の吸気通路25…が形成さ
れており、各吸気通路25は弾性シール部材24に形成
した開口26を介して前記結合面20に開口する吸気ポ
ート6に連通する。
【0015】インテークマニホールド21の取付フラン
ジ22の両端下部と中央上部とに、合計3個の金属カラ
ー27…が埋設されており、これら金属カラー27…お
よび弾性シール部材24を貫通する3本のボルト28…
をシリンダヘッド2に形成した3個のネジ孔21 …に締
結することにより、弾性シール部材24をそれぞれの結
合面20,23間に挟持した状態でシリンダヘッド2お
よびインテークマニホールド21が一体に結合される。
前記金属カラー27…でボルト28…の締結力を支持す
ることにより、その締結力が樹脂製の取付フランジ22
に直接作用して該取付フランジ22が損傷するのを防止
することができる。
【0016】インテークマニホールド21の取付フラン
ジ22の結合面23に、4個の吸気通路25…の外周を
囲むように環状のシール用ビード221 …が突設され
る。各シール用ビード221 は山形の断面を有してお
り、その高さは弾性シール部材24の厚さの略2分の1
程度とされる。
【0017】インテークマニホールド21の取付フラン
ジ22の表面、即ち結合面23と反対側の面には、3個
の金属カラー27…の外周をそれぞれ円弧状に囲むよう
に3個の溝222 …が形成される。溝222 …の底部は
角のない円弧状に形成されており、この形状により、該
溝222 …を形成したことによる取付フランジ22の強
度低下が最小限に抑えられる。
【0018】尚、シリンダヘッド2は本発明の被締結部
材を構成し、インテークマニホールド21は本発明の樹
脂製部材を構成し、吸気ポート6および吸気通路25は
本発明の流体通路を構成する。
【0019】而して、3本のボルト28…でインテーク
マニホールド21の取付フランジ22をシリンダヘッド
2に結合すると、シリンダヘッド2の結合面20と取付
フランジ22の結合面23とに弾性シール部材24の両
面が挟持され、その弾性シール部材24の開口26…を
介してシリンダヘッド2の吸気ポート6…とインテーク
マニホールド21の吸気通路25…とが相互に連通す
る。
【0020】このとき、アルミニューム合金製のシリン
ダヘッド2の結合面20は精度の高い平面であるが、樹
脂製の取付フランジ22の結合面23は、インテークマ
ニホールド21の射出成形に伴って発生するヒケ等によ
り平面度が低下しており、若干の波打ちが発生すること
が避けられない。このように、インテークマニホールド
21の取付フランジ22の結合面23の平面度が低下す
ると、その結合面23が弾性シール部材24を圧縮する
面圧が不均一になってシール性が低下する可能性がある
が、前記結合面23に設けたシール用ビード221 …を
弾性シール部材24に食い込ませることにより、その部
分の面圧を高めて充分なシール性を確保することができ
る。シール用ビード221 …は弾性シール部材24の開
口26…の外周部を囲むように環状に形成されているた
め、前記開口26…の全周を確実にシールすることがで
きる。
【0021】またインテークマニホールド21の取付フ
ランジ22に3本のボルト28…を囲むように溝222
…を形成したので、それらボルト28…の周縁部だけに
局所的な締結力が作用するのを防止し、結合面23の全
体に均一な締結力を作用させてシール性を一層高めるこ
とができる。しかも、樹脂製のインテークマニホールド
21の取付フランジ22に歪みがある場合に、ボルト2
8…の締結力で前記歪みを修正することができるが、そ
の際にボルト28…の締結力によって吸気通路25が変
形するのを防止することができる。
【0022】以上のように、弾性シール部材24に特別
の変更を施すことなく、取付フランジ22の結合面23
にシール用ビード221 …を形成するだけの簡単な構成
で、弾性シール部材24の開口26…の全周を確実にシ
ールすることができる。
【0023】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
る。第2実施例はインテークマニホールド21の取付フ
ランジ22の締結面23に、その締結面23と反対側の
表面に形成した前記溝222 …と対応するように補強用
ビード223 …が形成される。この補強用ビード223
…は弾性シール部材24に食い込んでシール性の向上に
寄与するのは勿論のこと、溝222 …を形成したことに
よる剛性低下を補って取付フランジ22の剛性を高める
ことができる。
【0024】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0025】例えば、実施例ではシリンダヘッド2およ
びインテークマニホールド21間のシール部を例示した
が、本発明はそれ以外の場所のシール部にも適用するこ
とができる。また実施例では各開口26に対応してシー
ル用ビード221 を1本だけ形成しているが、2本以上
のシール用ビード221 …を多重に形成することもでき
る。また弾性シール部材24は、金属や樹脂のプレート
の両面に板状のゴムや発泡ゴムを重ね合わせたものでも
良い。またシール用ビード221 の断面形状は適宜変更
可能であり、弾性シール部材24が柔らかい場合にシー
ル用ビード22 1 の先端を丸くすれば、弾性シール部材
24の切れを防止することができ、逆に弾性シール部材
24が硬い場合にシール用ビード221 の先端を鋭くす
れば、シール用ビード221 を弾性シール部材24に容
易に食い込ませることができる。またシール用ビード2
1 の高さも一定である必要はなく、ボルト28…に近
いために大きな締結力が作用する部分でシール用ビード
221 の高さを低くし、ボルト28…に遠いために小さ
な締結力が作用する部分でシール用ビード221 の高さ
を高くすれば、シール用ビード221 の各部において均
一な締結力を発生させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、被締結部材の結合面および樹脂製部材の結合
面を板状の弾性シール部材を介してボルトで結合する
と、被締結部材の結合面に突設した環状のシール用ビー
ドが弾性シール部材の開口の外周部に圧接されるので、
樹脂製部材の結合面に多少の波打ちがあっても、前記開
口の外周部に充分な面圧を発生させて被締結部材および
樹脂製部材に形成した流体通路からの流体の漏れを防止
することができる。また板状の弾性シール部材に特別の
変更を施すことなく、樹脂製部材の結合面にシール用ビ
ードを突設するだけの簡単な構造で済むため、極めて低
コストである。
【0027】また請求項2に記載された発明によれば、
ボルトの締結力で前記溝の部分が撓むことにより該ボル
トの周縁部に局所的な締結力が作用するのを防止し、樹
脂製部材の結合面の全域に均一な締結力を作用させてシ
ール性を高めることができるだけでなく、樹脂製部材の
結合面の歪みをボルトの締結力で修正する際に、その締
結力によって流体通路が変形するのを防止することがで
きる。
【0028】また請求項3に記載された発明によれば、
補強用ビードを弾性シール部材に圧接してシール性を高
めることができるだけでなく、溝を形成したことにより
低下した樹脂性部材の剛性を補強用ビードで補うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの要部断面図
【図2】図1の2−2線矢視図
【図3】図2の3−3線拡大断面図
【図4】本発明の第2実施例に係る、前記図3に対応す
る図
【符号の説明】
2 シリンダヘッド(被締結部材) 6 吸気ポート(流体通路) 20 結合面 21 インテークマニホールド(樹脂製部材) 221 シール用ビード 222 溝 223 補強用ビード 23 結合面 24 弾性シール部材 25 吸気通路(流体通路) 26 開口 28 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被締結部材(2)の結合面(20)およ
    び樹脂製部材(21)の結合面(23)を板状の弾性シ
    ール部材(24)を介してボルト(28)で結合するこ
    とにより、被締結部材(2)および樹脂製部材(21)
    にそれぞれ形成した流体通路(6,25)を前記弾性シ
    ール部材(24)に形成した開口(26)を介して相互
    に連通させる樹脂製部材のシール構造において、 樹脂製部材(21)の結合面(23)に、前記弾性シー
    ル部材(24)の開口(26)の外周部に圧接される環
    状のシール用ビード(221 )を突設したことを特徴と
    する樹脂製部材のシール構造。
  2. 【請求項2】 樹脂製部材(21)の結合面(23)と
    反対側の面に、前記ボルト(28)およびシール用ビー
    ド(221 )の間に位置するように溝(22 2 )を形成
    したことを特徴とする、請求項1に記載の樹脂製部材の
    シール構造。
  3. 【請求項3】 前記溝(222 )に対応する樹脂製部材
    (21)の結合面(23)に補強用ビード(223 )を
    突設したことを特徴とする、請求項2に記載の樹脂製部
    材のシール構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002276489A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Aisin Seiki Co Ltd 吸気装置のシール構造
JP2010131099A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Hatsuta Seisakusho Co Ltd 消火器
JP2013130238A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 異種金属の接合継手及びその製造方法

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JP2013130238A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 異種金属の接合継手及びその製造方法

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