JPH11223721A - カラーフィルター、ハロゲン化銀写真感光材料、画像形成方法、ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法、ハロゲン化銀写真感光材料の露光方法、及び資源回収方法 - Google Patents

カラーフィルター、ハロゲン化銀写真感光材料、画像形成方法、ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法、ハロゲン化銀写真感光材料の露光方法、及び資源回収方法

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JPH11223721A
JPH11223721A JP4129098A JP4129098A JPH11223721A JP H11223721 A JPH11223721 A JP H11223721A JP 4129098 A JP4129098 A JP 4129098A JP 4129098 A JP4129098 A JP 4129098A JP H11223721 A JPH11223721 A JP H11223721A
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silver halide
color filter
halide photographic
sensitive material
light
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JP4129098A
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Mari Tanaka
真理 田中
Taketoshi Yamada
岳俊 山田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3029Materials characterised by a specific arrangement of layers, e.g. unit layers, or layers having a specific function
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Abstract

(57)【要約】 【課題】、安価に提供できるカラーフィルター、これを
含む感光材料並びにその露光方法及び処理方法と画像形
成方法、並びに有効な資源回収方法を提供する。 【解決手段】不規則に配置された着色樹脂を含有するこ
とを特徴とするカラーフィルターである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルタ
ー、ハロゲン化銀写真感光材料、画像形成方法、ハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法、ハロゲン化銀写真感光
材料の露光方法、及び資源回収方法に関する。詳しく
は、安価に提供できるカラーフィルター、これを含む感
光材料並びにその露光方法及び処理方法と画像形成方
法、並びに有効な資源回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーフィルターはCCDや液晶ディス
プレー等に使用される他、ハロゲン化銀写真感光材料
(以下、単に感光材料又は感材ということもある。)と
組み合わせてカラースライド等の作成にも利用されてき
た。これらのカラーフィルターはセルが規則正しく配向
しており、CCDや液晶ディスプレー用カラーフィルタ
ーとしての要望は満たすものの、その作成には複雑で手
間のかかる工程が多く必要であり、コストが高いという
問題を有していた。
【0003】カラーフィルターを感光材料と組み合わせ
て用いることは既に知られており、例えばポラロイド社
のカラースライド作成用感光材料(インスタントスライ
ド)を挙げることができる。このような目的では、カラ
ーフィルターは感光材料と同じ面積のものが必要である
ことから、低コストであることが強く求められる。しか
しながら、従来は低コストのカラーフィルターは知られ
ておらず、その開発が待たれていた。
【0004】近年パーソナルコンピュータ(パソコン)
の急速な普及やインターネットの普及に伴って、画像情
報をパソコンに取り込み、それを加工して利用すること
が多くなった。画像情報をパソコンに取り込むために
は、デジタルカメラによって撮影する方法、従来のカラ
ー感光材料の画像情報をスキャナーで読み込む方法があ
るが、前者は画素数が少なく、ラチチュードが狭く階調
がなめらかでないといった問題点があり、後者はカラー
感光材料を写真店で現像処理する必要があり、複雑なカ
ラー現像処理を必要とすることから、画像情報の入手に
時間がかかるといった問題があった。より簡便な処理が
可能で、スキャナーで読み取りできるカラー感光材料が
待たれていたが、このような要望を満たすカラー感光材
料は知られていなかった。
【0005】モノクロ感光材料にカラーフィルターを組
み合わせてカラー画像を得る方法はポラロイド社によっ
て提案されていたが(インスタントスライド)、用いら
れたカラーフィルターは画素が規則的に配置されてお
り、コストが高い他、条件によって干渉縞が出るといっ
た問題点があった。
【0006】ハロゲン化銀写真感光材料と組み合わせて
用いる場合にはカラーフィルターの支持体はトリアセチ
ルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレートであることが好ましいが、これらの支
持体を有し、且つ上記要望を満たすカラーフィルターは
知られていなかった。
【0007】近年、環境保護に対する意識は高まり、有
害廃棄物の減量や限りある資源の有効利用が望まれてい
る。感光材料は画像記録材料にハロゲン化銀を用いてお
り、貴重な資源である銀資源を利用している。銀は限ら
れた貴金属資源であり、その有効利用が要望されてい
る。また、銀は重金属でもあり、排水基準も厳しいこと
から、環境面からもその完全な回収が要望されている。
加えて、現在の銀資源回収方法は、写真処理液又はその
濃縮液を回収工場まで運搬した上で銀の回収を行ってい
る。ここでは、写真廃液の濃縮にエネルギーが必要であ
ったり、濃縮に必要な高価な機器が必要であり、写真廃
液の運搬においては、銀の数百倍の重量の価値の無い水
を一緒に運ぶことによる非効率があり、省エネルギー、
コストダウンの観点から問題が大きかった。更に、溶液
中に溶解した銀資源を完全に回収するための負荷も大き
かった。これらのことから、感光材料に含まれる銀資源
を処理液中に希釈、拡散することなく容易に回収できる
方法が求められていた。
【0008】写真処理に用いられるEDTA、PDTA
等の錯形成化合物は微生物によって分解されにくいため
排水処理上の負荷が大きく、その使用中止が望まれてい
た。
【0009】このように、高品位な画像情報を簡便且つ
安価に入手でき、且つ環境にやさしい感光材料、画像形
成方法、感光材料の処理方法、及び資源回収方法が求め
られていたが、公知の技術ではこれらのすべての要求を
満たすことは到底できなかった。
【0010】本発明の如きカラーフィルターを設けると
感材全体の膜厚が厚くなるが、一般に感材の膜厚が厚く
なると光散乱が増加し、鮮鋭性等、画質の点で不利にな
ることが多かった。そこで、画質の劣化が生じない方法
が求められていた。従来の感材は支持体上に感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層を有し、この感光性ハロゲン化銀乳剤層
側から露光することが当業者の常識であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的は
安価なカラーフィルター及びハロゲン化銀写真感光材料
を提供することにある。
【0012】本発明の第二の目的は、簡便な処理で安定
に画像情報を得ることができるハロゲン化銀写真感光材
料、画像形成方法及びハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法を提供することにある。
【0013】本発明の第三の目的は、画質を劣化させな
い感材の露光方法を提供することにある。
【0014】本発明の第四の目的は、資源回収が容易
で、環境保護に貢献できるハロゲン化銀写真感光材料及
び資源回収方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、 1.不規則に配置された着色樹脂を含有することを特徴
とするカラーフィルター、
【0016】2.水親和性バインダーを含有することを
特徴とする請求項1記載のカラーフィルター、
【0017】3.着色樹脂に含まれる着色剤が金属錯体
であることを特徴とする上記1又は2に記載のカラーフ
ィルター、
【0018】4.着色樹脂が3原色に着色されているこ
とを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載のカラーフ
ィルター、
【0019】5.支持体がトリアセチルセルロース、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
であることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載の
カラーフィルター、
【0020】6.内部と外部でTgが異なる着色樹脂を
含有することを特徴とするカラーフィルター、
【0021】7.不規則に配置された着色樹脂を含有す
るカラーフィルターを有することを特徴とするハロゲン
化銀写真感光材料、
【0022】8.支持体の一方の面に不規則に配置され
た着色樹脂からなるカラーフィルター層を有し、支持体
のもう一方の面に感光性ハロゲン化銀乳剤層を設けたこ
とを特徴とする上記7記載のハロゲン化銀写真感光材
料、
【0023】9.不規則に配置された着色樹脂を含有す
るカラーフィルターを有するハロゲン化銀写真感光材料
を露光、現像後、画像情報を電気的画像情報に変換する
ことを特徴とする画像形成方法、
【0024】10.不規則に配置された着色樹脂を含有
するカラーフィルターを有するハロゲン化銀写真感光材
料を露光後、実質的に写真感光材料に染み込むことが可
能な量の処理液によって処理することを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法、
【0025】11.支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤
層及びカラーフィルター層を有するハロゲン化銀写真感
光材料に露光する際、支持体に対して感光性ハロゲン化
銀乳剤層とは反対側から露光することを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料の露光方法、
【0026】12.カラーフィルターを有するハロゲン
化銀写真感光材料を露光、現像後、画像情報を電気的画
像情報に変換し、ハロゲン化銀写真感光材料をユーザー
に渡すことなく回収することを特徴とする資源回収方
法、の各々によって達成される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、カラーフィルターとは、各々別の色に
着色された2種類以上の領域を有する光学フィルターを
言う。カラーフィルターは三原色に着色していることが
好ましい。3原色とは赤、青、緑の加法混色の3原色あ
るいはイエロー、マゼンタ、シアンの減法混色の3原色
でもよい。
【0028】本発明において、不規則に配置された、と
は、同じ画素配置が隣接して2つ以上存在しないことを
言う。
【0029】本発明において、水親和性バインダーと
は、水に混和し、乾燥時には被膜を形成する能力のある
物質を言い、具体例としてゼラチン、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン等を挙げることができる。
【0030】安価で取り扱いやすく、被膜形成力が強い
点でゼラチンを用いることが好ましい。ゼラチンについ
ては、当業界で知られている種々のものを特別の制限な
く用いることができる。
【0031】本発明において、金属錯体とは金属と有機
配位子から形成される錯体であり、配位能を有する限り
金属には特に制限は無い。金属の具体例としては遷移金
属を挙げることができ、Ni、Co、Cu、Crが好ま
しい。有機配位子には特に制限は無いが、二座配位子、
又は三座配位子であることが好ましい。有機配位子の具
体例としてはアゾメチン類、メチン類オキソノール類、
等の色材を挙げることができるが、吸収がシャープで画
像保存性に優れる点でこれらの色材のニッケル錯体を用
いることがより好ましい。
【0032】本発明において着色樹脂のTgは40℃以
上、100℃以下であることが好ましく、熱定着処理が
容易である点で70℃以下であることがより好ましい。
着色樹脂の内部よりも外部のTgが高いと、熱定着時の
樹脂相互の混合が減少するためより好ましい。熱定着の
加熱手段は特に制限は無いが、ヒートロールによる加
熱、電磁波による加熱等を挙げることができる、ヒート
ロールによる加熱が好ましい。加熱時間にも特に制限は
無いが、10ミリ秒から10秒であることが好ましく、
10ミリ秒から1秒であることがより好ましい。熱定着
に際しては加圧処理を並行して行うことが好ましい。加
圧圧力は1から100kg/cmであることが好まし
く、2から10kg/cmであることがより好まし
い。
【0033】本発明でいう3原色とは赤、青、緑の加法
混色の3原色あるいはイエロー、マゼンタ、シアンの減
法混色の3原色でもよい。
【0034】本発明に用いる支持体には特に制限は無
く、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート
(PEN)、ポリエステル、ポリエチレンコート紙、セ
ルロイド等を用いることができる。TAC、PET、P
ENを用いることが強度、加工性、透明性の点で好まし
く、TACを用いることが最も好ましい。
【0035】本発明のカラーフィルターの画素は不規則
に配置されている。3原色に対応する画素の種類ごとの
量は均等である必要はなく、必要に応じて加減すること
ができる。緑色光に対応する画素の量を多く用いること
が視感度にあった記録密度を得ることができる点で好ま
しい。2種類の原色に着色された着色樹脂と、残りの原
色に着色されたバインダーを用いて3原色を構成するこ
とも可能である。着色樹脂の重なりによるカラーフィル
ターの欠陥を減らすことが可能な点で着色したバインダ
ーを用いることが有利であり、好ましい。
【0036】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の露光
に際しては特に制限は無いが、従来の多くのカラー感光
材料とは反対に、支持体に対して感光性ハロゲン化銀乳
剤層とは反対側から露光することが画質の劣化が少ない
点で好ましい。
【0037】本発明の感光材料の現像に際しては特に制
限は無いが、熱現像、液現像いずれも可能であり、液現
像の場合には吹き付け現像(実質的に感光材料に染み込
むことが可能な量の現像液を感光材料に吹き付けて現像
する)、塗り付け現像(実質的に感光材料に染み込むこ
とが可能な量の現像液を感光材料に塗り付けて現像す
る)することも可能である。
【0038】本発明の画像形成方法において画像情報を
電気的画像情報に変換するためには、一般に用いられる
スキャナーを用いることが好ましい。
【0039】本発明の感光材料は露光、現像後にその画
像情報を電気的画像情報に変換し、感光材料はユーザー
(顧客)に変換せずに、資源回収に供することが資源の
有効利用、環境保護の観点から好ましい。
【0040】以下、本発明について更に詳述する。本発
明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の種類には特に制
約は無く、カラーネガフィルムであっても、カラーリバ
ーサルフィルムであっても、直接ポジ感材であっても良
い。
【0041】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
は赤、緑、青色の光を記録することができる赤感性ハロ
ゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有することが好ましい。
【0042】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
の感度はISO30以上であることが好ましく、ISO
100以上であることが好ましく、ISO400以上で
あることがより好ましい。
【0043】本発明において、現像処理の方法・方式、
条件は問わず、公知の方法・方式を自由に適用すること
ができる。一般用カラーネガの標準処理条件であるC−
41処理の現像条件は好ましく適用することができる。
漂白、定着処理を行わないことが、処理時間の短縮、銀
資源の回収、処理廃液の廃棄が容易な点で好ましい。ま
た、感光材料に実質的に染み込む量の現像液を感光材料
に噴射(例えばインクジェット現像)あるいは塗り付け
て現像することも可能である。現像液の噴射方法は問わ
ず、単一の可動性ノズルを移動しながら噴射しても、複
数の固定したノズルを用いて噴射しても良い。感光材料
を固定してノズルを移動させながら噴射しても良く、ノ
ズルを固定して感光材料を移動させながら噴射しても良
い。これらの組み合わせであってもよい。
【0044】現像液を担持した媒体を介して感光材料に
実質的に染み込むことが可能な量の現像液を感光材料に
供給する現像処理を行う場合には、現像液を担持する媒
体に制限はなく、フェルト、織物、スリットや穴を有す
る金属、等を好ましく用いることができる。感光材料又
は媒体に現像液を噴射しながら媒体によって現像液を感
光材料に塗り付ける方法も好ましい。
【0045】本発明においてスキャナーとは感光材料を
光学的に走査して反射、または透過の光学濃度を画像情
報に変換する装置である。走査する際にはスキャナーの
光学部分を感光材料の移動方向とは異なった方向に移動
させることによって感光材料必要な領域を走査すること
が一般的であり、推奨されるが、感光材料を固定してス
キャナーの光学部分のみを移動させたり、感光材料のみ
を移動させてスキャナーの光学部分を固定してもよい。
又は、これらの組み合わせであってもよい。
【0046】画像情報を読み込むための光源はタングス
テンランプ、蛍光灯、発光ダイオード、レーザー光等、
特に制限なく用いることができ、安価な点でタングステ
ンランプが好ましく、安定性、高輝度であり、散乱の影
響を受けにくい点でレーザー光(コヒーレントな光源)
が好ましい。読み取り方法には特に制限はないが、鮮鋭
性の点で透過光を読み取ることが好ましい。
【0047】本発明において、青感性ハロゲン化銀乳剤
層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化銀乳
剤層とは各々青色光、緑色光、赤色光に対して分光増感
された乳剤の層を言う。これらの層に含まれるカプラー
はその種類を問わず、公知の任意のカプラーを用いるこ
とができる。光学濃度とは現像処理前の状態での透過濃
度である。
【0048】本発明に熱現像を適用することは、処理時
間短縮、環境適性の改良の点で好ましい。本発明のハロ
ゲン化銀写真感光材料に現像主薬又は現像主薬前駆体を
含有することは、現像液の管理が容易になる点で好まし
い。
【0049】本発明に用いることができる素材はいずれ
も公知の文献に記載されており、それらを参考に当業者
が容易に合成又は入手することができる。公知の文献の
例として例えば特開平8−166644号、同8−20
2002号、同8−286340号、同8−29253
1号、同8−227131号、同8−292529号、
同8−234388号、同8−234390号、同9−
34081号、同9−76570号、同9−11406
2号、同9−152686号、同9−152691号、
同9−152692号、同9−152693号、同15
2700号、同9−152701号、同9−15970
2号、同9−159703号、同9−150794号、
同9−150795号各明細書を挙げることができる。
【0050】以下、代表例について説明する。本発明に
用いるハロゲン化銀乳剤には特に制約はなく、公知のハ
ロゲン化銀乳剤を用いることができる。ハロゲン化銀乳
剤の粒径、アスペクト比、ハライド組成(ハロゲン化銀
中のハロゲンの種類および量)、ハライド分布(ハロゲ
ン化銀粒子中での各種ハロゲン化銀の分布)、転移線の
有無等に制約は無い。ハロゲン化銀粒子の粒径(同体積
の立方体の一辺の長さに換算)は0.05から2ミクロ
ンが好ましい。アスペクト比は4以上であることが鮮鋭
性の点で好ましく、8以上であることがより好ましく、
12以上であることが特に好ましい。ハライド組成は臭
化銀が主成分であることが好ましく、全ハロゲン化銀の
内、臭化銀が80から99モル%であることが好まし
く、沃化銀が1から20モル%であることが好ましい。
転移線を有することは感度の点で好ましい。
【0051】本発明の感光材料を構成する場合におい
て、ハロゲン化銀乳剤は一般に、物理熟成、化学熟成及
び分光増感を行ったものを使用する。このような工程で
使用される添加剤は、リサーチ・ディスクロージャーN
o.17643、No.18716及びNo.3081
19(それぞれ、以下RD17643、RD18716
及びRD308119と略す)に記載されている。
【0052】以下に記載個所を示す。 〔項目〕 〔RD308119の頁〕〔RD17643〕〔RD18716〕 化学増感剤 996 III−A項 23 648 分光増感剤 996 IV−A,B, 23〜24 648〜9 C,D,H,I,J項 強色増感剤 996 IV−A〜E, 23〜24 648〜9 J項 カブリ防止剤 998 VI 24〜25 649 安定剤 998 VI 24〜25 649
【0053】本発明に用いる乳剤の化学増感は、より具
体的には、銀イオンと反応できる硫黄を含む化学物や、
活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、セレン化合物を用い
るセレン増感法、還元性物質を用いる還元増感法、金そ
の他の貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを単独又
は組み合せて用いることができる。
【0054】本発明においては、化学増感剤としては例
えば、カルコゲン増感剤を用いることができ、中でも硫
黄増感剤、セレン増感剤が好ましい。硫黄増感剤として
は例えば、チオ硫酸塩、アリルチオカルバミド、チオ尿
素、アリルイソチオシアネート、シスチン、p−トリエ
ンチオスルホン酸塩、ローダニンなどが挙げられる。
【0055】その他、米国特許第1,574,944号
明細書、同第2,410,689号明細書、同第2,2
78,947号明細書、同第2,728,668号明細
書、同第3,501,313号明細書、同第3,65
6,955号明細書、西独出願公開(OLS)1,42
2,869号明細書、特開昭56−24937号公報、
同55−45016号公報等に記載されている硫黄増感
剤も用いることができる。
【0056】硫黄増感剤の添加量は、pH、温度、ハロ
ゲン化銀粒子の大きさなどの種々の条件下で相当の範囲
にわたって変化するが、目安としては、ハロゲン化銀1
モル当たり約10−7モル〜約10−1モル程度が好ま
しい。
【0057】セレン増感剤としては、アリルイソセレノ
シアネートの如き脂肪族イソセレノシアネート類、セレ
ノ尿素類、セレノセレナイド、ジエチルセレナイド等の
セレナイド類などを用いることができ、それらの具体例
は米国特許第1,574,944号明細書、同第1,6
02,592号明細書、同第1,623,499号明細
書に記載されている。更に還元増感剤を併用することも
できる。
【0058】還元増感剤としては、塩化第1錫、二酸化
チオ尿素、ヒドラジン、ポリアミン等が挙げられる。
又、金以外の貴金属化合物、例えば、パラジウム化合物
等を併用することもできる。
【0059】本発明に用いる乳剤のハロゲン化銀粒子
は、金化合物によって化学増感されることが好ましい。
本発明に好ましく用いられる金化合物としては、金酸化
数が+1価でも+3価でもよく、多種の金化合物が用い
られる。
【0060】代表的な例としては、カリウムクロロオー
レート、オーリックトリクロライド、カリウムオーリッ
クチオシアネート、カリウムヨードオーレート、テトラ
シアノオーリックアシド、アンモニウムオーロチオシア
ネート、ピリジルトリクロロゴールド、金サルファイ
ド、金セレナイド等が挙げられる。
【0061】金化合物の添加量は種々の条件で異なる
が、目安としてはハロゲン化銀1モル当たり10−8
ルから10−1モルであり、好ましくは10−7モルか
ら10−2である。
【0062】又これらの化合物の添加時期はハロゲン化
銀の粒子形成時、物理熟成時、化学熟成時及び化学熟成
終了後の何れの工程でもよい。
【0063】本発明に使用できる公知の写真用添加剤も
上記リサーチ・ディスクロージャーに記載されている。
【0064】以下に関連する記載個所を示す。 〔項目〕 〔RD308119の頁〕〔RD17643〕〔RD18716〕 色濁り防止剤 1002 VII−I項 25 650 色素画像安定剤 1001 VII J項 25 増白剤 998 V 24 紫外線吸収剤 1003 VIII−C, 25〜26 XIIIC項 光散乱剤 1003 VIII バインダー 1003 IX 26 651 スタチック 1006 XIII 27 650 防止剤 硬膜剤 1004 X 26 651 可塑剤 1006 XII 27 650 潤滑油 1006 XII 27 650 活性剤・ 1005 XI 26〜27 650 塗布助剤 マット剤 1007 XVI 現像剤 1011 XXB項
【0065】又、ホルムアルデヒドガスによる写真性能
の劣化を防止するために、米国特許第4,411,98
7号明細書や同第4,435,503号明細書に記載さ
れたホルムアルデヒドと反応して、固定化できる化合物
を感光材料に添加することが好ましい。
【0066】本発明には種々のカラーカプラーを使用す
ることができ、その具体例は前述のリサーチ・ディスク
ロージャー(RD)No.17643号、VII−C〜
Gに記載された特許に記載されている。
【0067】カプラーとしては、例えば米国特許第3,
933,051号明細書、同第4,022,620号明
細書、同第4,326,024号明細書、同第4,40
1,752号明細書、同第4,248,961号明細
書、特公昭58−10739号明細書、英国特許第1,
425,020号明細書、同第1,476,760号明
細書、米国特許第3,973,968号明細書、同第
4,314,023号明細書、同第4,511,649
号明細書、欧州特許第279,473A号明細書等に記
載のものが好ましい。
【0068】5−ピラゾロン系及びピラゾロアゾール系
の化合物の例としては、米国特許第4,310,619
号明細書、同第4,351,897号明細書、欧州特許
第73,636号明細書、米国特許第3,061,43
2号明細書、同第3,725,067号明細書、リサー
チ・ディスクロージャーNo.24220(1984年
6月)、特開昭60−33552号公報、リサーチ・デ
ィスクロージャーNo.24230(1984年6
月)、特開昭60−43659号公報、同61−722
38号公報、同60−35730号公報、同55−11
8034号公報、同60−185951号公報、米国特
許第4,500,630号明細書、同第4,540,6
54号明細書、同第4,556,630号明細書、国際
公開WO88/04795号公報等に記載のものが特に
好ましい。
【0069】フェノール系及びナフトール系カプラーの
例としては、米国特許第4,052,212号明細書、
同第4,146,396号明細書、同第4,228,2
33号明細書、同第4,296,200号明細書、同第
2,369,929号明細書、同第2,801,171
号明細書、同第2,772,162号明細書、同第2,
895,826号明細書、同第2,772,002号明
細書、同第3,758,308号明細書、同第4,33
4,011号明細書、同第4,327,173号明細
書、西独特許公開第3,329,729号公報、欧州特
許第121,365A号明細書、同第249,453A
号明細書、米国特許第3,446,622号明細書、同
第4,333,999号明細書、同第4,775,61
6号明細書、同第4,451,559号明細書、同第
4,427,767号明細書、同第4,690,889
号明細書、同第4,254,212号明細書、同第4,
296,199号明細書、特開昭61−42658号公
報等に記載のものが好ましい。
【0070】発色色素の不要吸収を補正するためのカラ
ード・カプラーを本発明の分光透過率の範囲で用いるこ
ともできる。リサーチ・ディスクロージャーNo.17
643号のVII−G項、米国特許第4,163,67
0号明細書、特公昭57−39413号公報、米国特許
第4,004,929号明細書、同第4,138,25
8号明細書、英国特許第1,146,368号明細書に
記載のものが好ましい。又、米国特許第4,774,1
81号明細書に記載のカップリング時に放出された蛍光
色素により発色色素の不要吸収を補正するカプラーや、
米国特許第4,777,120号明細書に記載の現像主
薬と反応して色素を形成しうる色素プレカーサー基を離
脱基として有するカプラーを用いることが好ましい。
【0071】本発明に用いることができるポリマー化さ
れた色素形成カプラーの典型例は、米国特許第3,45
1,820号明細書、同第4,080,211号明細
書、同第4,367,282号明細書、同第4,40
9,320号明細書、同第4,576,910号明細
書、英国特許第2,102,173号明細書等に記載さ
れている。
【0072】カップリングに伴って写真的に有用な残基
を放出するカプラーも又本発明で好ましく使用できる。
現像抑制剤を放出するDIRカプラーは、前出のRD1
7643、VII−F項に記載された特許、特開昭57
−151944号公報、同57−154234号公報、
同60−184248号公報、同63−37346号公
報、米国特許第4,248,962号明細書、同第4,
782,012号明細書等に記載されたものが好まし
い。
【0073】現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進
剤を放出するカプラーとしては、英国特許第2,09
7,140号明細書。同第2,131,188号明細
書、特開昭59−157638号公報、同59−170
840号公報に記載のものが好ましい。
【0074】その他、本発明の感光材料に用いることが
できるカプラーとしては、米国特許第4,130,42
7号明細書に記載の競争カプラー、米国特許第4,28
3,427号明細書、同第4,338,393号明細
書、同第4,310,618号明細書に記載の多当量カ
プラー、特開昭60−185950号公報、特開昭62
−24252号公報等に記載のDIRレドックス化合物
放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー、DIRカ
プラー放出レドックス化合物、もしくはDIRレドック
ス化合物放出レドックス化合物、欧州特許第173,3
02A号明細書に記載の離脱後復色する色素を放出する
カプラー、RDNo.11440、同24241、特開
昭61−201247号公報等に記載の漂白促進剤放出
カプラー、米国特許第4,553,477号明細書等に
記載のリガンド放出カプラー、特開昭63−75747
号公報に記載のロイコ色素を放出するカプラー、米国特
許第4,774,181号明細書等に記載の蛍光色素を
放出するカプラー等が挙げられる。
【0075】又本発明にはさらに種々のカプラーを使用
することができ、その具体例は、下記RDに記載されて
いる。関連個所を下記に示す。
【0076】 〔項目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 イエローカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 マゼンタカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 シアンカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 カラードカプラー 1002 VII−G項 VII G項 DIRカプラー 1001 VII−F項 VII F項 BARカプラー 1002 VII−F項 その他の有用残基 放出カプラー 1001 VII−F項 本発明に使用する添加剤は、RD308119XIVに
記載されている分散法などにより添加することができ
る。
【0077】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を例証する。
尚、「部」とは断わりのない限り「重量部」を表わす。
【0078】実施例1(カラーフィルターの作成) 着色樹脂Yの調製 ポリエステル樹脂100部にポリプロピレン3部、及び
染料Y4部を加え、混合、練肉、粉砕、分級し、平均粒
径2.0μmの粉末を得た。さらにこの粉末100部と
シリカ微粒子(粒子径12nm、疎水化度60)1.0
部とをヘンシェルミキサーで混合し、着色樹脂Yを得
た。
【0079】着色樹脂Mの調製 上記着色樹脂Yの調製において、染料Yの代わりに染料
Mを用いた他は同様にして着色樹脂Mを得た。
【0080】着色樹脂Cの調製 上記着色樹脂Yの調製において、染料Yの代わりに染料
Cを用いた他は同様にして着色樹脂Cを得た。
【0081】分散液1の調製 着色樹脂Y、着色樹脂M、着色樹脂C各10gにゼラチ
ン30g、水100ml、界面活性剤0.5gを加え、
50℃に保ってよく混合し、超音波によって十分に分散
させ、分散液1とした。
【0082】分散液1に塗布直前に0.1%硬膜剤水溶
液10mlを加え、トリアセチルセルロース支持体に5
0μmのスリットを有するアプリケータで塗布、乾燥
し、試料101とした。
【0083】試料101を予め120℃に加熱したロー
ルヒータで4kg/cmの圧力をかけながら1秒間加
熱し試料102とした。
【0084】試料102は3〜4μmのYMCの画素が
不規則に配置されたカラーフィルターであり、どの角度
から観察してもモアレ縞が無く、好ましかった。
【0085】実施例1によって本発明のカラーフィルタ
ーの製造方法によって簡便且つ安価に好ましい特性のカ
ラーフィルターが製造できることが証明された。
【0086】比較例1 実施例1の着色樹脂Y、着色樹脂M、着色樹脂C各10
gを混合し、トリアセチルセルロース支持体に50μm
のスリットを有するアプリケータで塗布し、比較試料1
1とした。比較試料11を予め120℃に加熱したロー
ルヒータで4kg/cmの圧力をかけながら1秒間加
熱し比較試料12とした。比較試料11は極めて着色樹
脂が飛散しやすく、塗布機周辺が汚染された。また、比
較試料12は画素の重なりが大きく、カラーフィルター
として好ましくなかった。
【0087】比較例1から、カラートナーを用いた乾式
複写機と類似の方法によるカラーフィルターの作成では
満足すべきカラーフィルターが作れないほか、作業性も
極めて悪いことが判った。
【0088】実施例2(カラーフィルターの作成) 実施例1のゼラチンバインダに黄色染料2を加え、着色
樹脂Yを用いない他は実施例1と同様にしてカラーフィ
ルターを作成し、試料201とした。
【0089】試料201を予め120℃に加熱したロー
ルヒータで4kg/cmの圧力をかけながら1秒間加
熱し試料202とした。
【0090】試料202は黄色の地色の上に3〜4μm
のM、Cの画素が不規則に配置されたカラーフィルター
であった。試料202は試料102に比べて着色樹脂の
重なりが少なく、カラーフィルターとしての欠陥が少な
く、より好ましかった。
【0091】実施例2によって簡便且つ安価に特に好ま
しい特性のカラーフィルターが製造できることが証明さ
れた。
【0092】実施例3(感光材料の作成) 実施例1で作成した試料102を支持体として、カラー
フィルター側の面に塗布液301を塗布、乾燥して試料
301とした。
【0093】塗布液301の調製 (ハロゲン化銀乳剤の調製) 種晶乳剤−1の調製 以下のようにして種晶乳剤を調製した。特公昭5−58
288号、同58−58289号に示される混合攪拌機
を用いて、35℃に調製した下記溶液A1に硝酸銀水溶
液(1.161モル)と、臭化カリウムと沃化カリウム
の混合水溶液(沃化カリウム2モル%)を、銀電位(飽
和銀−塩化銀電極を比較電極として銀イオン選択電極で
測定)を0mVに保ちながら同時混合法により2分を要
して添加し、核形成を行った。続いて、60分の時間を
要して液温を60℃に上昇させ、炭酸ナトリウム水溶液
でpHを5.0に調整した後、硝酸銀水溶液(5.90
2モル)と、臭化カリウムと沃化カリウムの混合水溶液
(沃化カリウム2モル%)を、銀電位を9mVに保ちな
がら同時混合法により、42分を要して添加した。添加
終了後40℃に降温しながら、通常のフロキュレーショ
ン法を用いて直ちに脱塩、水洗を行った。
【0094】得られた種晶乳剤は、平均球換算直径が
0.24μm、平均アスペクト比が4.8、ハロゲン化
銀粒子の全投影面積の90%以上が最大辺比率が1.0
〜2.0の六角状の平板状粒子からなる乳剤であった。
この乳剤を種晶乳剤−1と称する。
【0095】 〔溶液A1〕 オセインゼラチン 24.2g 臭化カリウム 10.8g HO(CHCHO)(CH(CH)CHO)19.8(CHCH O)H(m+n=9.77)(10%エタノール溶液) 6.78ml 10%硝酸 114ml HO 9657ml
【0096】沃化銀微粒子乳剤SMC−1の調製 0.06モルの沃化カリウムを含む6.0重量%のゼラ
チン水溶液5リットルを激しく攪拌しながら、7.06
モルの硝酸銀水溶液と7.06モルの沃化カリウム水溶
液、各々2リットルを10分を要して添加した。この間
pHは硝酸を用いて2.0に、温度は40℃に制御し
た。粒子調製後に、炭酸ナトリウム水溶液を用いてpH
を5.0に調整した。得られた沃化銀微粒子の平均粒径
は0.05μmであった。この乳剤をSMC−1とす
る。
【0097】沃臭化銀dの調製 0.178モル相当の種晶乳剤−1とHO(CHCH
O)(CH(CH)CHO)19.8(CH
CHO)H(m+n=9.77)の10%エタノー
ル溶液0.5mlを含む、4.5重量%の不活性ゼラチ
ン水溶液700mlを75℃に保ち、pAgを8.4、
pHを5.0に調整した後、激しく攪拌しながら同時混
合法により以下の手順で粒子形成を行った。 1)2.1モルの硝酸銀水溶液と0.195モルのSM
C−1、及び臭化カリウム水溶液を、pAgを8.4、
pHを5.0に保ちながら添加した。 2)続いて溶液を60℃に降温し、pAgを9.8に調
整した。その後、0.071モルのSMC−1を添加
し、2分間熟成を行った(転位線の導入)。 3)0.959モルの硝酸銀水溶液と0.03モルのS
MC−1、及び臭化カリウム水溶液を、pAgを9.
8、pHを5.0に保ちながら添加した。
【0098】尚、粒子形成を通して各溶液は、新核の生
成や粒子間のオストワルド熟成が進まないように最適な
速度で添加した。上記添加終了後に40℃で通常のフロ
キュレーション法を用いて水洗処理を施した後、ゼラチ
ンを加えて再分散し、pAgを8.1、pHを5.8に
調整した。
【0099】得られた乳剤は、粒径(同体積の立方体1
辺長)0.75μm、平均アスペクト比5.0、粒子内
部から2/8.5/X/3モル%(Xは転位線導入位
置)のハロゲン組成を有する平板状粒子からなる乳剤で
あった。この乳剤を電子顕微鏡で観察したところ乳剤中
の粒子の全投影面積の60%以上の粒子にフリンジ部と
粒子内部双方に5本以上の転位線が観察された。表面沃
化銀含有率は、6.7モル%であった。
【0100】上記乳剤dを乳剤A、B、Cに3分割しA
にSD−1、SD−2、SD−3、SD−4を、BにS
D−5、SD−6、SD−7、SD−8、SD−9を、
CにSD−10、SD−11を加え、トリフェニルホス
フィンセレナイド、チオ硫酸ナトリウム、塩化金酸、チ
オシアン酸カリウムを添加し、常法に従い、カブリ、感
度関係が最適になるように化学増感を施し、最後に最適
な分光感度分布が得られる混合比で混合し乳剤Dとし
た。
【0101】乳剤D(1.95g)にY−1(0.71
g)、M−1(0.28g)、C−1(0.56g)、
トリクレジルフォスフェート1.5gを含むゼラチン分
散液を加え、塗布液301とした。尚、添加量は感光材
料1m当たりのグラム数を示す。ハロゲン化銀は銀に
換算して示した。
【0102】尚、上記組成物の他に、塗布助剤SU−
1、SU−2、SU−3、分散助剤SU−4、粘度調整
剤V−1、安定剤ST−1、ST−2、抑制剤AF−
3、AF−4、AF−5、硬膜剤H−1、H−2を添加
した。上記試料に用いた化合物の構造を以下に示す。
【0103】
【化1】
【0104】
【化2】
【0105】
【化3】
【0106】
【化4】
【0107】
【化5】
【0108】
【化6】
【0109】
【化7】
【0110】試料301に露光後、C−41処理を施
し、乾燥して試料302とした。コニカ社製カラースキ
ャナーQ−scanで試料302の画像情報を読み込
み、Macintosh PowerBook7500
に読み込んだところ、鮮明で鮮鋭性に優れたカラー画像
情報が得られた。
【0111】実施例3によって、モノクロ感光材料を用
いてカラー画像及びカラー画像情報が容易に得られるこ
とが証明された。
【0112】実施例4(吹き付け現像) 実施例3で作成した試料301を予め45℃に加熱し、
45℃に加熱した現像液4を0.2ml/cm吹き付
けて40秒間現像処理を施し、3%酢酸水溶液を吹き付
けて停止処理を施して試料402とした。コニカ社製カ
ラースキャナーQ−scanで試料402の画像情報を
読み込み、Macintosh PowerBook7
500に読み込んだところ、鮮明で鮮鋭性に優れたカラ
ー画像情報が得られた。現像、停止処理に要した時間は
45秒であり、吹き付け現像することによって極めて迅
速な処理が可能になった。
【0113】実施例4によって、本発明のハロゲン化銀
写真感光材料を用いて吹き付け現像を行えば、迅速、簡
便に画像情報を得られることが証明された。
【0114】 現像液4の組成 水 800ml CD−4 18g 炭酸カリウム 30g 炭酸水素ナトリウム 3g 亜硫酸カリウム 3g 臭化ナトリウム 1g ヒドロキシアミン硫酸塩 3g ジエチレントリアミン5酢酸 3g 水を加えて1000mlとし、水酸化カリウム又は硫酸を用いてpHを 10.8に調製した。
【0115】実施例5(資源回収方法) 実施例3、4の試料301、402に含まれる銀量をX
線銀量計で測定した。処理後の試料402には処理前の
試料301に含まれていた銀のうち、99モル%以上の
銀が含まれていることが確認された。実施例5によって
本発明のハロゲン化銀写真感光材料を用いて吹き付け現
像を適用すれば、実質的に全ての銀資源が感材上に保持
され、銀資源の回収に有利であることが判る。
【0116】比較例2 コニカ社製カラーネガフィルムJX−100を用いて人
物及びカラーマクベスチャートを撮影した。このネガフ
ィルムを実施例4と同様に処理し、比較試料−2とし
た。コニカ社製スキャナーQ−scanを用いて比較試
料−2の画像を読み込もうとしたところ、青色光によっ
て読み込むべき画像情報が全く読み込めないことが判っ
た。
【0117】これにより、従来のカラーネガフィルムを
用いて、現像処理を行い、銀資源を感光材料中に保持し
たままの状態では画像情報の一部のみしか読み出せない
ことが明らかになった。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば、安価なカラーフィルタ
ー及びハロゲン化銀写真感光材料を提供することができ
るし、簡便な処理で安定に画像情報を得ることができる
ハロゲン化銀写真感光材料、画像形成方法及びハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法を提供することができる
し、また、画質を劣化させない感材の露光方法を提供す
ることもできるし、更に資源回収が容易で、環境保護に
貢献できるハロゲン化銀写真感光材料及び資源回収方法
を提供することができる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不規則に配置された着色樹脂を含有するこ
    とを特徴とするカラーフィルター。
  2. 【請求項2】水親和性バインダーを含有することを特徴
    とする請求項1記載のカラーフィルター。
  3. 【請求項3】着色樹脂に含まれる着色剤が金属錯体であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラーフィ
    ルター。
  4. 【請求項4】着色樹脂が3原色に着色されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカラーフィ
    ルター。
  5. 【請求項5】支持体がトリアセチルセルロース、ポリエ
    チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートであ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカ
    ラーフィルター。
  6. 【請求項6】内部と外部でTgが異なる着色樹脂を含有
    することを特徴とするカラーフィルター。
  7. 【請求項7】不規則に配置された着色樹脂を含有するカ
    ラーフィルターを有することを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料。
  8. 【請求項8】支持体の一方の面に不規則に配置された着
    色樹脂からなるカラーフィルター層を有し、支持体のも
    う一方の面に感光性ハロゲン化銀乳剤層を設けたことを
    特徴とする請求項7記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  9. 【請求項9】不規則に配置された着色樹脂を含有するカ
    ラーフィルターを有するハロゲン化銀写真感光材料を露
    光、現像後、画像情報を電気的画像情報に変換すること
    を特徴とする画像形成方法。
  10. 【請求項10】不規則に配置された着色樹脂を含有する
    カラーフィルターを有するハロゲン化銀写真感光材料を
    露光後、実質的に写真感光材料に染み込むことが可能な
    量の処理液によって処理することを特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料の処理方法。
  11. 【請求項11】支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層及
    びカラーフィルター層を有するハロゲン化銀写真感光材
    料に露光する際、支持体に対して感光性ハロゲン化銀乳
    剤層とは反対側から露光することを特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料の露光方法。
  12. 【請求項12】カラーフィルターを有するハロゲン化銀
    写真感光材料を露光、現像後、画像情報を電気的画像情
    報に変換し、ハロゲン化銀写真感光材料をユーザーに渡
    すことなく回収することを特徴とする資源回収方法。
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