JPH11224406A - 磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドおよびその製造方法

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JPH11224406A
JPH11224406A JP10025726A JP2572698A JPH11224406A JP H11224406 A JPH11224406 A JP H11224406A JP 10025726 A JP10025726 A JP 10025726A JP 2572698 A JP2572698 A JP 2572698A JP H11224406 A JPH11224406 A JP H11224406A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
gap
magnetic head
manufacturing
present
Prior art date
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Pending
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JP10025726A
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English (en)
Inventor
Toru Hori
徹 堀
Tatsuyuki Tomioka
辰行 富岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11224406A publication Critical patent/JPH11224406A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドおよびその製造方法において、よ
り大面積でより高精度のトラック加工および磁気ギャッ
プの形成が可能となる磁気ヘッドの製造方法を実現し、
この磁気ヘッドの製造方法を用いることにより、より低
コストでより特性バラツキの少ない磁気ヘッドの実現を
目的とする。 【解決手段】 磁気コアにギャップ接合材を溶融して配
材する磁気ヘッドの製造方法において、ギャップ接合時
に磁気コア半体のギャップ面に配材されているガラス材
122の体積を、両半体合計でギャップ面の単位面積当
たり30mm3/cm2以下として磁気ギャップを形成するこ
とにより、より大面積でより高精の磁気ギャップの形成
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ機器、ビ
デオ機器および情報処理関連機器に使用される磁気ヘッ
ドおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ機器、ビデオ機器およ
び情報処理関連機器は、小型化・高性能化等が図られる
とともに、特にローエンドの機種においては激しい低コ
スト化が図られている。
【0003】そこで従来の磁気ヘッドの製造方法におい
ては、磁気ヘッドのコア半体が一列に並ぶようにトラッ
ク幅規制加工を複数箇所に施したフェライトの短冊に多
くの場合ガラスであるギャップ接合材を溶入し、片方あ
るいは両方のコア半体に巻線窓となるべき溝を加工す
る。このコア半体の磁気ギャップとなる面に石英等のギ
ャップスペース材を配した上で、両方のコア半体をトラ
ック同志を突き合わせ、加圧しながら炉内で加熱し、磁
気ギャップを形成する。その後、接合されたフェライト
の短冊をトラック毎に切断してヘッドチップを形成す
る。
【0004】以上のように磁気ヘッドを形成する事によ
って、複数のトラック溝と単一のガラス溝・巻線溝から
なる短冊状の磁性基板で磁気ギャップを接合する場合に
比べて、ギャップ接合までの取扱数を減らして、工数お
よび人員を削減して低コスト化に対応してきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ガラス充填後の磁気コアに大きな反りが
発生してしまい、基板の面積が増大すると磁気ギャップ
長の制御を精度良く行うことができないという問題点を
有していた。これは常温からガラスの作業温度にわたっ
て、ガラスと磁気コア材料の熱膨張係数を完全には一致
させ得ないため、或いは磁気特性を改善するために故意
に或程度熱膨張係数をずらせたガラスと磁気コア材料を
使用するために、ガラス充填後の磁気コアにコア面積、
およびガラス体積に対応した反りが発生することが原因
であると考えられる。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、生産性を上げながらかつ高精度の磁気ギャップ長形
成制御が可能となる磁気ヘッドの製造方法、およびより
低コストでより特性バラツキの少ない磁気ヘッドを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気ヘッドおよびその製造方法では、磁気コ
アにギャップ接合材を溶融して配材する磁気ヘッドの製
造方法において、ギャップ接合時に磁気コア半体のギャ
ップ面に配材されている接合材の体積を、両半体合計で
ギャップ面の単位面積当たり30mm3/cm2以下とすると
いう構成を有している。
【0008】この構成によって、生産性を上げながらか
つ高精度の磁気ギャップ長形成制御が可能となる磁気ヘ
ッドの製造方法、およびより低コストでより特性バラツ
キの少ない磁気ヘッドを提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、磁気コアにギャップ接合材を溶融して配材する磁気
ヘッドの製造方法において、ギャップ接合時に磁気コア
半体のギャップ面に配材されている接合材の体積を、両
半体合計でギャップ面の単位面積当たり30mm3/cm2
下とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
磁気ヘッドの製造方法を用いて製造した磁気ヘッドであ
る。
【0011】請求項1及び請求項2に記載の発明は、磁
気コア磁性材料単位面積上に残るギャップ接合材料の体
積を小さくすることにより、磁気コアの磁性材料とギャ
ップ接合材料との間の熱膨張係数の差によって生じる基
板の反りを小さく押さえることができる。その結果、加
工する基板の面積が増大しても、磁気ギャップ形成時に
も基板の反りの影響を小さくすることができる。また、
磁気ギャップ形成後の残留応力も小さく抑えられるた
め、磁気ヘッドに加工する際に発生するGL周辺のクラ
ック等の不良も少なく押さえることが出来る。従って、
磁気ヘッドのコア半体が二次元に配列されたフェライト
の平板で磁気ギャップを形成しても、磁気ギャップ長の
制御を歩留良く行うことができ、生産性を上げながらか
つ高精度の磁気ギャップ長形成制御が可能となる磁気ヘ
ッドの製造方法を提供できる、および、より低コストで
より特性バラツキの少ない磁気ヘッドを提供できるとい
う作用を有する。
【0012】以下、本発明の第一の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1に示すように、磁性基板101に
トラック幅を規制するトラツク溝102およびガラス材
を配するガラス溝103とを加工する。次に図2に示す
ように、ガラス溝103に沿ってギャップを接合するガ
ラス材で形成されたガラス棒113を配して熱処理を行
い、図3に示すようにガラス材122をトラック溝10
2およびガラス溝103上にモールドする。しかる後、
図3の123で示される研削面まで、モールドされたガ
ラス材122および磁性基板121を研削して図4の加
工状態にする。図4に示すギャップ対向面133に図5
に示す巻線溝142を加工し、スパッタ設備を用いて磁
気ギャップ長を決定するギャップ材143をギャップ対
向面に形成する。次に図6に示すように、ギャップ対向
面でトラック同士を突き合わせ、加圧しながら炉内で加
熱して2枚の磁性基板101A、101Bを接合する。
その後154で示される短冊切断面で巻線溝に平行にコ
アを短冊状に切断し、更に図7に示すチップ接断面16
2で短冊をトラック毎にチップ状に切断する。最後に図
8に示す摺動面174を研磨テープで円筒状に仕上げて
図9に示すヘッドチップを得る。
【0013】以上のように構成された磁気ヘッドの製造
方法において、ガラス溝103の溝深さを0〜0.7mm
の間で変化させた。このコアを8MPaの圧力のもと、
750℃で30分間保持して磁気ギャップを形成した場
合の、ギャップ面に配材されている2枚の磁性基板合計
の単位面積当たりの接合材であるガラス材122の体積
と、磁気ギャップ長の標準偏差であるバラツキおよび磁
気ギャップ部のクラック発生率との関係を(表1)に示
す。
【0014】
【表1】
【0015】表1から明らかなように、本実施例による
磁気ヘッドの製造方法においては、ギャップ面に配材さ
れている2枚の磁性基板合計の単位面積当たりのガラス
接合材54の体積の全ギャップ面にわたる平均値を2
8.5mm3/cm2以下とすることによって、磁気ギャップ
長加工精度および歩留の点で優れた効果が得られる。
【0016】以上のように本実施の形態によれば、磁気
コア磁性材料単位面積上に残るギャップ接合材料の体積
を小さくすることにより、磁気コアの磁性材料とギャッ
プ接合材料との間の熱膨張係数の差によって生じる基板
の反りを小さく押さえることができる。その結果、加工
する基板の面積が増大しても、磁気ギャップ形成時にも
基板の反りの影響を小さくすることができる。また、磁
気ギャップ形成後の残留応力も小さく抑えられるため、
磁気ヘッドに加工する際に発生するGL周辺のクラック
等の不良も少なく押さえることが出来る。
【0017】従って、磁気ヘッドのコア半体が二次元に
配列されたフェライトの平板で磁気ギャップを形成して
も、磁気ギャップ長の制御を歩留良く行うことができ、
生産性を上げながらかつ高精度の磁気ギャップ長形成制
御が可能となる磁気ヘッドの製造方法を提供できる、お
よびより低コストでより特性バラツキの少ない磁気ヘッ
ドを提供できる。
【0018】なお、本実施の形態においては、巻線窓、
ガラス溝をチップを形成する両方の磁性材に形成した
が、片方だけであっても構わない。またギャップ接合材
はガラス材としたが、他の非磁性材であっても構わな
い。またギャップ材の形成はスパッタ設備を用いるとし
たが、スピンコーター等他の設備を用いて形成しても構
わない。
【0019】(実施の形態2)以下、本発明の第二の実
施の形態について、図面を用いて説明する。
【0020】図10に示すように、磁性基板11にトラ
ック幅を規制するトラツク溝12を加工する。次に図1
1に示すように、トラック溝12が加工された磁性基板
11上にギャップを接合するガラス材で形成されたガラ
ス棒23を配して熱処理を行い、図12に示すようにガ
ラス材32をトラック溝12上にモールドする。しかる
後33で示される研削面まで、モールドされたガラス材
32および磁性基板11を研削する。図13に示すギャ
ップ対向面43に図14に示す巻線溝52を加工し、ス
パッタ設備を用いて磁気ギャップ長を決定するギャップ
材53をギャップ対向面に形成する。次に図15に示す
ように、ギャップ対向面43でトラック同士を突き合わ
せ、加圧しながら炉内で加熱して2枚の磁性基板11
A、11Bを接合する。その後64で示される短冊切断
面で巻線溝に平行にコアを短冊状に切断し、更に図16
に示すチップ接断面72で短冊をトラック毎にチップ状
に切断する。最後に図17に示す摺動面84を研磨テー
プで円筒状に仕上げて図18に示すヘッドチップを得
る。
【0021】以上のように構成された磁気ヘッドの製造
方法において、トラック溝12の深さを0.35〜0.
11mmの間で変化させた。このコアを8MPaの加圧の
もと、750℃で30分間保持して磁気ギャップを形成
した場合の、ギャップ面に配材されている2枚の磁性基
板合計の単位面積当たりの接合材であるガラス材42の
体積と、磁気ギャップ長の標準偏差であるバラツキおよ
び磁気ギャップ部のクラック発生率を(表2)に示す。
【0022】
【表2】
【0023】表2から明らかなように、本実施例による
磁気ヘッドの製造方法においては、2つの磁気コア半体
合計のギャップ面に配材されている接合材の体積の全ギ
ャップ面にわたる平均値を30.0mm3/cm2以下とする
ことによって、磁気ギャップ長加工精度および歩留の点
で優れた効果が得られる。
【0024】以上のように本実施の形態によれば、磁気
コア磁性材料単位面積上に残るギャップ接合材料の体積
を小さくすることにより、磁気コアの磁性材料とギャッ
プ接合材料との間の熱膨張係数の差によって生じる基板
の反りを小さく押さえることができる。その結果加工す
る基板の面積が増大しても、磁気ギャップ形成時にも基
板の反りの影響を小さくすることができる。また、磁気
ギャップ形成後の残留応力も小さく抑えられるため、磁
気ヘッドに加工する際に発生するGL周辺のクラック等
の不良も少なく押さえることが出来る。
【0025】従って、磁気ヘッドのコア半体が二次元に
配列されたフェライトの平板で磁気ギャップを形成して
も、磁気ギャップ長の制御を歩留良く行うことができ、
生産性を上げながらかつ高精度の磁気ギャップ長形成制
御が可能となる磁気ヘッドの製造方法を提供できる、お
よびより低コストでより特性バラツキの少ない磁気ヘッ
ドを提供できる。
【0026】なお、本実施の形態においては、巻線窓を
チップを形成する両方の磁性材に形成したが、片方だけ
であっても構わない。またギャップ接合材はガラス材と
したが、他の非磁性材であっても構わない。またギャッ
プ材の形成はスパッタ設備を用いるとしたが、スピンコ
ーター等他の設備を用いて形成しても構わない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁気コア
にギャップ接合材を溶融して配材する磁気ヘッドの製造
方法において、ギャップ接合時に磁気コア半体のギャッ
プ面に配材されている接合材の体積を、両半体合計でギ
ャップ面の単位面積当たり30mm3/cm2以下とすること
により、より大面積でより高精度の磁気ギャップの形成
が可能となる磁気ヘッドの製造方法を実現できるもので
あり、かつこの磁気ヘッドの製造方法を用いることによ
り、より低コストでより特性バラツキの少ない磁気ヘッ
ドを実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、トラック溝形成直後の斜視図
【図2】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、ギャップ接合材配置直後の斜視図
【図3】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、ギャップ接合材溶融直後の斜視図
【図4】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、ギャップ対向面研削直後の斜視図
【図5】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、ギャップ材成膜直後の斜視図
【図6】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、磁気ギャップ形成直後の斜視図
【図7】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、短冊状切断直後の斜視図
【図8】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドの
製造工程の中で、チップ状切断直後の斜視図
【図9】本発明の第1の実施形態における磁気ヘッドチ
ップの斜視図
【図10】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、トラック溝形成直後の斜視図
【図11】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、ギャップ接合材配置直後の斜視図
【図12】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、ギャップ接合材溶融直後の斜視図
【図13】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、ギャップ対向面研削直後の斜視図
【図14】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、ギャップ材成膜直後の斜視図
【図15】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、磁気ギャップ形成直後の斜視図
【図16】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、短冊状切断直後の斜視図
【図17】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
の製造工程の中で、チップ状切断直後の斜視図
【図18】本発明の第2の実施形態における磁気ヘッド
チップの斜視図
【符号の説明】 11、101 磁性基板 12、102 トラック溝 42、122 ガラス材 53、143 ギャップ材 71、161 巻線窓 103 ガラス溝 133 ギャップ対向面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気コアにギャップ接合材を溶融して配
    材する磁気ヘッドの製造方法において、ギャップ接合時
    に磁気コア半体のギャップ面に配材されている接合材の
    体積を、両半体合計でギャップ面の単位面積当たり30
    mm3/cm2以下とすることを特徴とする磁気ヘッドの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ヘッドの製造方法を
    用いて製造した磁気ヘッド。
JP10025726A 1998-02-06 1998-02-06 磁気ヘッドおよびその製造方法 Pending JPH11224406A (ja)

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