JPH11226482A - 円筒状基体への塗料塗布方法及び電子写真用感光体ドラムの製造方法 - Google Patents
円筒状基体への塗料塗布方法及び電子写真用感光体ドラムの製造方法Info
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- JPH11226482A JPH11226482A JP3022698A JP3022698A JPH11226482A JP H11226482 A JPH11226482 A JP H11226482A JP 3022698 A JP3022698 A JP 3022698A JP 3022698 A JP3022698 A JP 3022698A JP H11226482 A JPH11226482 A JP H11226482A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗料塗布ロールから円筒状基体全面への塗料
の転移を迅速に行うことができ、さらに、簡単な制御
で、円筒状基体の外周に均一な塗膜を形成する手法を提
供する。 【解決手段】 塗布ロール2に供給された塗料を円筒状
基体1に塗布する円筒状基体への塗料塗布方法におい
て、塗布開始当初の塗布ロール1外周の塗料5の膜厚
を、最終的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よりも厚
くし、その後塗料膜厚を減少する。
の転移を迅速に行うことができ、さらに、簡単な制御
で、円筒状基体の外周に均一な塗膜を形成する手法を提
供する。 【解決手段】 塗布ロール2に供給された塗料を円筒状
基体1に塗布する円筒状基体への塗料塗布方法におい
て、塗布開始当初の塗布ロール1外周の塗料5の膜厚
を、最終的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よりも厚
くし、その後塗料膜厚を減少する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真用感光体
ドラムの製造方法に好適な円筒状基体への塗料塗布方法
に関する。
ドラムの製造方法に好適な円筒状基体への塗料塗布方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体ドラムには、アルミニ
ウムで構成された中空円筒状基体の外周に電子写真用感
光体塗料として下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を順
次塗布、積層した感光層を形成しているものがある。感
光層は薄膜でかつ均一な厚さであることが要求される
が、低コスト化の要求も強いため、生産性に優れた塗布
方法の開発検討が行われている。円筒状基体の外周に電
子写真用感光体塗料を塗布して感光層を形成する方法と
しては、従来からスプレー塗布法、浸漬塗布法、ブレー
ド塗布法等の方法が知られている。しかしながら、従来
の塗布法においては、均一な塗膜が得られなかったり、
生産効率が悪いなどの欠点があった。
ウムで構成された中空円筒状基体の外周に電子写真用感
光体塗料として下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を順
次塗布、積層した感光層を形成しているものがある。感
光層は薄膜でかつ均一な厚さであることが要求される
が、低コスト化の要求も強いため、生産性に優れた塗布
方法の開発検討が行われている。円筒状基体の外周に電
子写真用感光体塗料を塗布して感光層を形成する方法と
しては、従来からスプレー塗布法、浸漬塗布法、ブレー
ド塗布法等の方法が知られている。しかしながら、従来
の塗布法においては、均一な塗膜が得られなかったり、
生産効率が悪いなどの欠点があった。
【0003】例えばスプレー塗布法では、電子写真用感
光体塗料に沸点の低い溶媒を用いると、塗料が円筒状基
体の外周に到達する途中で塗料中に含まれる溶媒が揮発
し塗料の固形分濃度が増大するために、円筒状基体に到
達したときには外周に充分に広がらずに塗膜表面が凹凸
になり、塗膜表面の平滑性が得られず均一な塗膜が得ら
れないという欠点があった。
光体塗料に沸点の低い溶媒を用いると、塗料が円筒状基
体の外周に到達する途中で塗料中に含まれる溶媒が揮発
し塗料の固形分濃度が増大するために、円筒状基体に到
達したときには外周に充分に広がらずに塗膜表面が凹凸
になり、塗膜表面の平滑性が得られず均一な塗膜が得ら
れないという欠点があった。
【0004】逆に沸点の高い溶媒を用いると、塗料が円
筒状基体の外周に付着してレベリング(膜厚の均一化、
以下同じ)はするが、溶剤の揮発が遅いために塗膜の固
定が遅延してしまう。したがって、塗膜の固定化が不十
分な状態で塗布を続けると所望の膜厚が厚い場合には塗
料だれが起こり、やはり均一な膜厚の塗膜が得られなか
った。これを回避するために数回に分割して塗料を塗布
することも考えられるが、塗布及び指触乾燥状態(指で
触れても痕跡が残らない程度に乾燥した状態)になるま
での乾燥を繰り返して所望の膜厚を得なければならず、
時間もかかり極めて煩雑であった。
筒状基体の外周に付着してレベリング(膜厚の均一化、
以下同じ)はするが、溶剤の揮発が遅いために塗膜の固
定が遅延してしまう。したがって、塗膜の固定化が不十
分な状態で塗布を続けると所望の膜厚が厚い場合には塗
料だれが起こり、やはり均一な膜厚の塗膜が得られなか
った。これを回避するために数回に分割して塗料を塗布
することも考えられるが、塗布及び指触乾燥状態(指で
触れても痕跡が残らない程度に乾燥した状態)になるま
での乾燥を繰り返して所望の膜厚を得なければならず、
時間もかかり極めて煩雑であった。
【0005】浸漬塗布法によれば塗膜表面の平滑性は改
善されるものの、円筒状基体の内部や端面にまで塗膜が
形成される。円筒状基体の内部や端面に形成された塗膜
はフランジ等を取り付ける際の障害となるため、この円
筒状基体を電子写真用感光体ドラムとする際には、円筒
状基体の内部や端面に一度形成された塗膜を剥離しなけ
ればならない。また使用される機種によっては円筒状基
体の外周端部に一度形成された塗膜を剥離しなければな
らないため、剥離工程が必要となり、生産性を阻害する
要因となっていた。
善されるものの、円筒状基体の内部や端面にまで塗膜が
形成される。円筒状基体の内部や端面に形成された塗膜
はフランジ等を取り付ける際の障害となるため、この円
筒状基体を電子写真用感光体ドラムとする際には、円筒
状基体の内部や端面に一度形成された塗膜を剥離しなけ
ればならない。また使用される機種によっては円筒状基
体の外周端部に一度形成された塗膜を剥離しなければな
らないため、剥離工程が必要となり、生産性を阻害する
要因となっていた。
【0006】さらに、塗膜の膜厚は塗料物性と浸漬した
後の引き上げ速度に大きく支配され、等速度で引き上げ
ると円筒状基体の上端と下端とで膜厚差が発生する。こ
れを解消するためには引き上げ速度を制御する必要があ
るが、その制御は難しく、さらには均一な塗膜を形成す
るために浸漬した後の引き上げ速度を遅くせざるを得な
いという基本的な問題もあり、高い生産効率が得られな
かった。
後の引き上げ速度に大きく支配され、等速度で引き上げ
ると円筒状基体の上端と下端とで膜厚差が発生する。こ
れを解消するためには引き上げ速度を制御する必要があ
るが、その制御は難しく、さらには均一な塗膜を形成す
るために浸漬した後の引き上げ速度を遅くせざるを得な
いという基本的な問題もあり、高い生産効率が得られな
かった。
【0007】ブレード塗布法は円筒状基体の長さ方向に
近接する位置にブレードを配置してブレードに塗料を供
給し、円筒状基体を1回転させた後ブレードを後退させ
る塗布法である。この方法では高い生産性は得られるも
のの、ブレードを後退させる際、塗料の表面張力により
円筒状基体に塗布された塗膜が一部が盛り上がるため膜
厚が不均一になるという欠点があった。
近接する位置にブレードを配置してブレードに塗料を供
給し、円筒状基体を1回転させた後ブレードを後退させ
る塗布法である。この方法では高い生産性は得られるも
のの、ブレードを後退させる際、塗料の表面張力により
円筒状基体に塗布された塗膜が一部が盛り上がるため膜
厚が不均一になるという欠点があった。
【0008】またさらに、上記以外の方法としてロール
塗布法があるが、被塗布物が円筒状基体であることによ
る特殊性、即ち、被塗布物である円筒状基体が回転する
ことで、一旦塗布された面が、何度も繰り返し塗布部に
戻ってくることにより、塗料溜まりが発生し、膜厚の不
均一を発生させるという問題点があった。
塗布法があるが、被塗布物が円筒状基体であることによ
る特殊性、即ち、被塗布物である円筒状基体が回転する
ことで、一旦塗布された面が、何度も繰り返し塗布部に
戻ってくることにより、塗料溜まりが発生し、膜厚の不
均一を発生させるという問題点があった。
【0009】この塗料溜まりの発生を回避するために、
例えば、特開平3ー12261号公報には、円筒状基体
が1回転してその外周全面に塗料が塗布された時点で、
円筒状基体を塗料塗布ロールから離間することを提案し
ている。しかし、これにはかなり複雑で精密な制御が必
要とされるとともに、円筒状基体が1回転した程度で
は、均一な塗膜を得る以前の問題として、塗膜が施され
るべき領域全てに塗料が塗布されないことが確認され
た。つまり塗料塗布ロールから円筒状基体全面への塗料
の転移が終了するのに相当の時間が必要であり、これが
生産性向上を阻害する一要因となる。
例えば、特開平3ー12261号公報には、円筒状基体
が1回転してその外周全面に塗料が塗布された時点で、
円筒状基体を塗料塗布ロールから離間することを提案し
ている。しかし、これにはかなり複雑で精密な制御が必
要とされるとともに、円筒状基体が1回転した程度で
は、均一な塗膜を得る以前の問題として、塗膜が施され
るべき領域全てに塗料が塗布されないことが確認され
た。つまり塗料塗布ロールから円筒状基体全面への塗料
の転移が終了するのに相当の時間が必要であり、これが
生産性向上を阻害する一要因となる。
【0010】また同公報には、ドラムを1回転以上回転
させて塗布を終了した後、ドラムを塗料供給ロールから
離間し、ドラムを回転させ続けて塗膜面のレベリング
(膜厚の均一化)を図る方法が開示されているが、この
方法では、あらかじめレベリングされるべき塗料溜まり
の量を見越して、精密な膜厚制御を行わなければならな
かった。
させて塗布を終了した後、ドラムを塗料供給ロールから
離間し、ドラムを回転させ続けて塗膜面のレベリング
(膜厚の均一化)を図る方法が開示されているが、この
方法では、あらかじめレベリングされるべき塗料溜まり
の量を見越して、精密な膜厚制御を行わなければならな
かった。
【0011】また、特開平2ー222743号公報に
も、塗料塗布ロールの周面に形成された塗料膜を被塗装
円筒状基体の周面に一層だけ転写(転移)し、円筒状基
体と塗料塗布ロールの接触を断つ方法が開示されている
が、前述したように複雑で精密な制御が必要とされる。
も、塗料塗布ロールの周面に形成された塗料膜を被塗装
円筒状基体の周面に一層だけ転写(転移)し、円筒状基
体と塗料塗布ロールの接触を断つ方法が開示されている
が、前述したように複雑で精密な制御が必要とされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
の塗布方法の持つ欠点を解消し、ロール塗布方法におい
て、塗料塗布ロールから円筒状基体全面への塗料の転移
を迅速に行うことができ、さらに、簡単な制御で、円筒
状基体の外周に均一な塗膜を形成する手法を提供するも
のである。
の塗布方法の持つ欠点を解消し、ロール塗布方法におい
て、塗料塗布ロールから円筒状基体全面への塗料の転移
を迅速に行うことができ、さらに、簡単な制御で、円筒
状基体の外周に均一な塗膜を形成する手法を提供するも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実状
に鑑みてロール塗布法について鋭意検討したところ、塗
料塗布ロールから円筒状基体全面への塗料の転移を迅速
に行うためには、転移開始当初に本来円筒状基体に塗布
すべき量より多い量の塗料を塗布することが有効である
ことを知見した。
に鑑みてロール塗布法について鋭意検討したところ、塗
料塗布ロールから円筒状基体全面への塗料の転移を迅速
に行うためには、転移開始当初に本来円筒状基体に塗布
すべき量より多い量の塗料を塗布することが有効である
ことを知見した。
【0014】本発明は以上の知見に基づくものであり、
塗布ロールに供給された塗料を円筒状基体に塗布する円
筒状基体への塗料塗布方法において、塗布開始当初の塗
布ロール外周の塗料膜厚を、最終的に円筒状基体に形成
される塗料膜厚よりも厚くし、その後塗料膜厚を減少す
ることを特徴とする。
塗布ロールに供給された塗料を円筒状基体に塗布する円
筒状基体への塗料塗布方法において、塗布開始当初の塗
布ロール外周の塗料膜厚を、最終的に円筒状基体に形成
される塗料膜厚よりも厚くし、その後塗料膜厚を減少す
ることを特徴とする。
【0015】また、本発明者は円筒状基体に均一な膜厚
の塗膜を形成するためには、円筒状基体と塗布ロールと
を同一方向に回転すること、および、塗布ロール外周の
塗料の膜厚を均一にすることが有効であることを知見し
た。したがって、以上の本発明に加えて、円筒状基体と
塗布ロールとを同一方向に回転しつつ塗布を行い、さら
に塗料膜厚を減少した後は、膜厚を均一に制御すること
により、円筒状基体に形成された塗膜の均一性を向上で
きる。
の塗膜を形成するためには、円筒状基体と塗布ロールと
を同一方向に回転すること、および、塗布ロール外周の
塗料の膜厚を均一にすることが有効であることを知見し
た。したがって、以上の本発明に加えて、円筒状基体と
塗布ロールとを同一方向に回転しつつ塗布を行い、さら
に塗料膜厚を減少した後は、膜厚を均一に制御すること
により、円筒状基体に形成された塗膜の均一性を向上で
きる。
【0016】本発明において、塗布ロール外周の塗料膜
厚は、円筒状、板状、あるいは断面形状において楕円部
分を有する柱状部材からなる塗料計量手段により制御す
ればよい。そして、塗料計量手段を用いて塗布開始当初
の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最終的に円筒状基体に
形成される塗料膜厚よりも厚くするためには、塗布開始
当初において、塗料計量手段と塗布ロールのギャップ幅
を、円筒状基体と塗布ロールのギャップ幅より広く設定
すればよい。塗料計量手段と塗布ロールのギャップ幅を
G1、円筒状基体と塗布ロールのギャップ幅G2とする
と、G1≧1.5G2とすることが好ましい。
厚は、円筒状、板状、あるいは断面形状において楕円部
分を有する柱状部材からなる塗料計量手段により制御す
ればよい。そして、塗料計量手段を用いて塗布開始当初
の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最終的に円筒状基体に
形成される塗料膜厚よりも厚くするためには、塗布開始
当初において、塗料計量手段と塗布ロールのギャップ幅
を、円筒状基体と塗布ロールのギャップ幅より広く設定
すればよい。塗料計量手段と塗布ロールのギャップ幅を
G1、円筒状基体と塗布ロールのギャップ幅G2とする
と、G1≧1.5G2とすることが好ましい。
【0017】以下、本発明の円筒状基体への塗布方法に
ついて詳細に説明する。まず、本発明において円筒状基
体と塗布ロール(以下アプリケーターロールという)を
同一方向に回転する理由について図8及び図9に基づき
説明する。
ついて詳細に説明する。まず、本発明において円筒状基
体と塗布ロール(以下アプリケーターロールという)を
同一方向に回転する理由について図8及び図9に基づき
説明する。
【0018】図8及び図9において、1は被塗布物であ
る円筒状基体、2はアプリケータロールであり、各々矢
印(実線)方向に回転する。つまり、図8には円筒状基
体1とアプリケータロール2とが同一方向に回転する場
合を示し、図9には円筒状基体1とアプリケータロール
2とが反対方向に回転する場合を示している。塗料5は
円筒状基体1とアプリケータロール2との回転方向の影
響を受け、各々矢印(鎖線)の方向に流動する。
る円筒状基体、2はアプリケータロールであり、各々矢
印(実線)方向に回転する。つまり、図8には円筒状基
体1とアプリケータロール2とが同一方向に回転する場
合を示し、図9には円筒状基体1とアプリケータロール
2とが反対方向に回転する場合を示している。塗料5は
円筒状基体1とアプリケータロール2との回転方向の影
響を受け、各々矢印(鎖線)の方向に流動する。
【0019】図9に示すように円筒状基体1とアプリケ
ータロール2とが互いに反対方向に回転すれば、転移起
点91において円筒状基体1に塗布された塗料5は転移
終点92を経由して円筒状基体1の回転に伴い転移起点
91に戻る。したがって、アプリケータロール2によっ
て次々に供給される塗料5の一部は円筒状基体1とアプ
リケータロール2との間のギャップを通過することがで
きないこととなる。通過できなかった塗料5は転移起点
91近傍に蓄積され、塗料溜まり8を形成する。この状
態で円筒状基体1をアプリケータロール2から離間する
と、この塗料溜まり8に相当する部分が突出して塗膜の
均一性を阻害する。塗料溜まり8が形成する前に円筒状
基体1をアプリケータロール2から離間することも考え
られるが、その場合には円筒状基体1の外周状に塗料を
均一に塗布することができない。
ータロール2とが互いに反対方向に回転すれば、転移起
点91において円筒状基体1に塗布された塗料5は転移
終点92を経由して円筒状基体1の回転に伴い転移起点
91に戻る。したがって、アプリケータロール2によっ
て次々に供給される塗料5の一部は円筒状基体1とアプ
リケータロール2との間のギャップを通過することがで
きないこととなる。通過できなかった塗料5は転移起点
91近傍に蓄積され、塗料溜まり8を形成する。この状
態で円筒状基体1をアプリケータロール2から離間する
と、この塗料溜まり8に相当する部分が突出して塗膜の
均一性を阻害する。塗料溜まり8が形成する前に円筒状
基体1をアプリケータロール2から離間することも考え
られるが、その場合には円筒状基体1の外周状に塗料を
均一に塗布することができない。
【0020】これに対し、図8に示すように円筒状基体
1とアプリケータロール2の回転方向を同一方向にすれ
ば、塗料溜まりは発生しないか、発生してもわずかな量
となる。すなわち、アプリケータロール2により搬送さ
れてきた塗料は、矢印(鎖線)転移起点91から円筒状
基体1の回転に伴いその大部分が円筒状基体1の外周を
経由して転移終点92に達する。したがって、アプリケ
ータロール2から円筒状基体1へ塗料が転移され続けて
も、転移起点91に塗料溜まり8は発生しない。発生し
たとしてもわずかな量であり、アプリケータロール2か
ら円筒状基体1を離間した後のレベリングで機能上支障
がない程度に解消され得る。
1とアプリケータロール2の回転方向を同一方向にすれ
ば、塗料溜まりは発生しないか、発生してもわずかな量
となる。すなわち、アプリケータロール2により搬送さ
れてきた塗料は、矢印(鎖線)転移起点91から円筒状
基体1の回転に伴いその大部分が円筒状基体1の外周を
経由して転移終点92に達する。したがって、アプリケ
ータロール2から円筒状基体1へ塗料が転移され続けて
も、転移起点91に塗料溜まり8は発生しない。発生し
たとしてもわずかな量であり、アプリケータロール2か
ら円筒状基体1を離間した後のレベリングで機能上支障
がない程度に解消され得る。
【0021】円筒状基体1とアプリケータロール2の回
転方向を同一方向にすることにより、塗料溜まりの発生
を防止または抑制できるが、円筒状基体1外周に形成さ
れる塗膜の均一性を速やかに得るには、アプリケータロ
ール2に供給された塗料の膜厚を均一にすることが重要
である。すなわち、円筒状基体1がアプリケータロール
2外周の塗料と接触を開始してから1回転した程度では
円筒状基体1の外周に均一な塗膜を形成することは極め
て困難であり、相当数の回転が必要である。しかし、こ
の回転数は生産効率に影響するので、可能なかぎり少な
い回転数で均一な膜厚の塗膜を形成することが望まし
い。より少ない回転数で円筒状基体1の外周に均一な膜
厚の塗膜を形成するには、アプリケータロール2外周の
塗膜の厚さを均一にすることが有効なのである。アプリ
ケータロール2外周の塗膜の厚さを均一にする手法につ
いては後述するが、アプリケータロール2を塗料中に浸
漬してその外周に塗料を付着させたのみでは、円筒状基
体1に均一な塗膜を速やかに形成することは困難であ
る。
転方向を同一方向にすることにより、塗料溜まりの発生
を防止または抑制できるが、円筒状基体1外周に形成さ
れる塗膜の均一性を速やかに得るには、アプリケータロ
ール2に供給された塗料の膜厚を均一にすることが重要
である。すなわち、円筒状基体1がアプリケータロール
2外周の塗料と接触を開始してから1回転した程度では
円筒状基体1の外周に均一な塗膜を形成することは極め
て困難であり、相当数の回転が必要である。しかし、こ
の回転数は生産効率に影響するので、可能なかぎり少な
い回転数で均一な膜厚の塗膜を形成することが望まし
い。より少ない回転数で円筒状基体1の外周に均一な膜
厚の塗膜を形成するには、アプリケータロール2外周の
塗膜の厚さを均一にすることが有効なのである。アプリ
ケータロール2外周の塗膜の厚さを均一にする手法につ
いては後述するが、アプリケータロール2を塗料中に浸
漬してその外周に塗料を付着させたのみでは、円筒状基
体1に均一な塗膜を速やかに形成することは困難であ
る。
【0022】次に、塗布開始当初の塗布ロール外周の塗
料膜厚を、最終的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よ
りも厚くする理由を説明する。アプリケータロール2外
周の塗膜の厚みが均一で、かつこの膜厚が円筒状基体1
とアプリケータロール2とのギャップと等しければ、原
理的には塗料は円筒状基体1の軸方向全幅に速やかに転
移するはずである。しかし、円筒状基体1およびアプリ
ケータロール2双方にある程度の機械的精度上の寸法誤
差があるために、ギャップはその軸方向に均一とはなら
ない。つまり、設定したギャップよりも広い部分、ある
いは狭い部分が実際には存在する。
料膜厚を、最終的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よ
りも厚くする理由を説明する。アプリケータロール2外
周の塗膜の厚みが均一で、かつこの膜厚が円筒状基体1
とアプリケータロール2とのギャップと等しければ、原
理的には塗料は円筒状基体1の軸方向全幅に速やかに転
移するはずである。しかし、円筒状基体1およびアプリ
ケータロール2双方にある程度の機械的精度上の寸法誤
差があるために、ギャップはその軸方向に均一とはなら
ない。つまり、設定したギャップよりも広い部分、ある
いは狭い部分が実際には存在する。
【0023】したがって、設定したギャップに応じた膜
厚を塗布ロール外周に形成したとしても、設定したギャ
ップよりもギャップが広い部分では塗料の転移はすぐに
は起こらずに、他の部分から転移が起こり、次第に他の
部分、つまり設定したギャップより広い部分に相当する
領域に進展し、最終的に全幅にわたり転移が生きわたる
という過程を経る。
厚を塗布ロール外周に形成したとしても、設定したギャ
ップよりもギャップが広い部分では塗料の転移はすぐに
は起こらずに、他の部分から転移が起こり、次第に他の
部分、つまり設定したギャップより広い部分に相当する
領域に進展し、最終的に全幅にわたり転移が生きわたる
という過程を経る。
【0024】この過程をできるだけ短縮するためには、
設定したギャップよりも実際には広いギャップ部分に相
当する量の塗料を当初から供給すればよい。そこで本発
明では塗布開始当初の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最
終的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よりも厚くする
ことにより、アプリケータロールから円筒状基体軸方向
全幅にわたり速やかな塗料転移を可能とした。円筒状基
体軸方向全幅への塗料転移が行われた後には、アプリケ
ータロール上の塗料膜厚を円筒状基体に塗布されるべき
所望の膜厚に適合させる。ここで、塗布開始当初に円筒
状基体に供給された余剰の塗料は、円筒状基体とアプリ
ケータロールとの間に形成された塗料溜まりを通してア
プリケータロールに戻される。したがって、円筒状基体
上には所望膜厚の塗膜を形成することができる。
設定したギャップよりも実際には広いギャップ部分に相
当する量の塗料を当初から供給すればよい。そこで本発
明では塗布開始当初の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最
終的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よりも厚くする
ことにより、アプリケータロールから円筒状基体軸方向
全幅にわたり速やかな塗料転移を可能とした。円筒状基
体軸方向全幅への塗料転移が行われた後には、アプリケ
ータロール上の塗料膜厚を円筒状基体に塗布されるべき
所望の膜厚に適合させる。ここで、塗布開始当初に円筒
状基体に供給された余剰の塗料は、円筒状基体とアプリ
ケータロールとの間に形成された塗料溜まりを通してア
プリケータロールに戻される。したがって、円筒状基体
上には所望膜厚の塗膜を形成することができる。
【0025】アプリケータロールから円筒状基体への塗
料の転移のし易さは塗料粘度の影響を大きく受け、塗料
粘度が高いと転移が起きにくく、加えて円筒状基体の回
転が速くなるに従い転移が起きにくくなる。したがっ
て、塗布開始当初の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最終
的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よりもどの程度厚
くするかは、これらの因子をも考慮して適宜定めるべき
である。本発明において、塗料塗布開始当初とは、アプ
リケータロールから円筒状基体へ塗料の転移が開始した
時点を始期とするが、終期は具体的に特定されないもの
とする。塗料粘度、円筒状基体の回転速度等の条件によ
り転移のしやすさが変動するからである。
料の転移のし易さは塗料粘度の影響を大きく受け、塗料
粘度が高いと転移が起きにくく、加えて円筒状基体の回
転が速くなるに従い転移が起きにくくなる。したがっ
て、塗布開始当初の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最終
的に円筒状基体に形成される塗料膜厚よりもどの程度厚
くするかは、これらの因子をも考慮して適宜定めるべき
である。本発明において、塗料塗布開始当初とは、アプ
リケータロールから円筒状基体へ塗料の転移が開始した
時点を始期とするが、終期は具体的に特定されないもの
とする。塗料粘度、円筒状基体の回転速度等の条件によ
り転移のしやすさが変動するからである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態に基づき
説明する。図1、図2は各々本発明方法の1実施形態を
実施するための装置構成を示す斜視図、側面図である。
図1、図2において、1は被塗布物である円筒状基体、
2はアプリケータロール(塗布ロール)、3はメタリン
グロール(塗料計量手段)、4はクリーニングドクタ、
5は塗料、9はメタリングロールギャップ調整用駆動装
置、52は塗料槽である。
説明する。図1、図2は各々本発明方法の1実施形態を
実施するための装置構成を示す斜視図、側面図である。
図1、図2において、1は被塗布物である円筒状基体、
2はアプリケータロール(塗布ロール)、3はメタリン
グロール(塗料計量手段)、4はクリーニングドクタ、
5は塗料、9はメタリングロールギャップ調整用駆動装
置、52は塗料槽である。
【0027】円筒状基体1、アプリケータロール2及び
メタリングロール3は、図示しない回転機構により矢印
方向へ回転可能に設置されている。また、円筒状基体1
とアプリケータロール2とはアプリケータロール2から
円筒状基体1へ塗料が転移できる程度のギャップを介し
て近接配置され、メタリングロール3は図示しない係合
機構によりクリーニングブレード4と係合されメタリン
グロールギャップ調節用駆動装置9と連結され、塗料槽
52中の塗料5にロールの一部が浸漬されたアプリケー
タロール2とアプリケータロール2から円筒状基体1へ
の塗料の転移ができる程度と同等かそれ以上のギャップ
を介して近接配置されている。
メタリングロール3は、図示しない回転機構により矢印
方向へ回転可能に設置されている。また、円筒状基体1
とアプリケータロール2とはアプリケータロール2から
円筒状基体1へ塗料が転移できる程度のギャップを介し
て近接配置され、メタリングロール3は図示しない係合
機構によりクリーニングブレード4と係合されメタリン
グロールギャップ調節用駆動装置9と連結され、塗料槽
52中の塗料5にロールの一部が浸漬されたアプリケー
タロール2とアプリケータロール2から円筒状基体1へ
の塗料の転移ができる程度と同等かそれ以上のギャップ
を介して近接配置されている。
【0028】塗料槽52中の塗料5中に一部が浸漬され
たアプリケータロール2を矢印方向に回転することで掻
き上げられた塗料5は、アプリケータロール2と矢印方
向に回転しているメタリングロール3とのギャップを通
過してアプリケータロール2の外周に供給されるが、こ
の一定幅のギャップを通過することによりアプリケータ
ロール2に供給される塗料5が計量される。メタリング
ロール3によってかきとられた過剰の塗料5はメタリン
グロール3の回転に従い、クリーニングブレード4で完
全にかきとられて再び塗料槽52に戻る。この状態でア
プリケータロール2及びメタリングロール3を矢印方向
に回転することによりアプリケータロール2の外周の塗
料5の膜厚が均一になる結果、円筒状基体1の外周に塗
布される塗料の膜厚も速やかに均一なものとなる。な
お、以上の形態ではメタリングロール3を回転している
が、回転することなく固定状態とすることもできる。
たアプリケータロール2を矢印方向に回転することで掻
き上げられた塗料5は、アプリケータロール2と矢印方
向に回転しているメタリングロール3とのギャップを通
過してアプリケータロール2の外周に供給されるが、こ
の一定幅のギャップを通過することによりアプリケータ
ロール2に供給される塗料5が計量される。メタリング
ロール3によってかきとられた過剰の塗料5はメタリン
グロール3の回転に従い、クリーニングブレード4で完
全にかきとられて再び塗料槽52に戻る。この状態でア
プリケータロール2及びメタリングロール3を矢印方向
に回転することによりアプリケータロール2の外周の塗
料5の膜厚が均一になる結果、円筒状基体1の外周に塗
布される塗料の膜厚も速やかに均一なものとなる。な
お、以上の形態ではメタリングロール3を回転している
が、回転することなく固定状態とすることもできる。
【0029】以上の実施形態では、メタリングロール3
を用いることによりアプリケータロール2外周の塗料5
の膜厚を均一化しているが、図3に示すように塗料槽5
2に貯留した塗料5中にアプリケータロール2を浸漬す
るとともに、所定量の塗料を供給するための塗料計量手
段としてギャップ調節用駆動装置91を連結したギャッ
プ設定用ドクタ6を所定幅のギャップを介してアプリケ
ータロール2に配置してもよい。この状態で、アプリケ
ータロール2を回転させることにより、アプリケータロ
ール2外周の塗料5の膜厚が均一化される。
を用いることによりアプリケータロール2外周の塗料5
の膜厚を均一化しているが、図3に示すように塗料槽5
2に貯留した塗料5中にアプリケータロール2を浸漬す
るとともに、所定量の塗料を供給するための塗料計量手
段としてギャップ調節用駆動装置91を連結したギャッ
プ設定用ドクタ6を所定幅のギャップを介してアプリケ
ータロール2に配置してもよい。この状態で、アプリケ
ータロール2を回転させることにより、アプリケータロ
ール2外周の塗料5の膜厚が均一化される。
【0030】また、図4に示すようにギャップ調節用駆
動装置92を連結した板状の塗料計量手段61をアプリ
ケータロール2の接線方向に所定幅のギャップを介して
配置する、あるいは図5に示すようなギャップ調節用駆
動装置93を連結した円筒体の外周に段差を設けた塗料
計量手段62をアプリケータロール2と所定幅のギャッ
プを介して配置する、またあるいは図6に示すようなギ
ャップ調節用駆動装置94を連結した断面形状において
楕円部分を有する柱状の塗料計量手段63をアプリケー
タロール2と所定幅のギャップを介して配置することも
できる。図4、図5、図6に示す塗料計量手段61、6
2、63によれば、図3に示したギャップ設定用ドクタ
6よりも塗料5の膜厚の均一性を向上することができ
る。
動装置92を連結した板状の塗料計量手段61をアプリ
ケータロール2の接線方向に所定幅のギャップを介して
配置する、あるいは図5に示すようなギャップ調節用駆
動装置93を連結した円筒体の外周に段差を設けた塗料
計量手段62をアプリケータロール2と所定幅のギャッ
プを介して配置する、またあるいは図6に示すようなギ
ャップ調節用駆動装置94を連結した断面形状において
楕円部分を有する柱状の塗料計量手段63をアプリケー
タロール2と所定幅のギャップを介して配置することも
できる。図4、図5、図6に示す塗料計量手段61、6
2、63によれば、図3に示したギャップ設定用ドクタ
6よりも塗料5の膜厚の均一性を向上することができ
る。
【0031】さらに別の方法として、図7に示すように
塗料槽52に貯留した塗料5中にピックアップロール7
を浸漬、配設し、ピックアップロール7からアプリケー
タロール2に転移された塗料5を、アプリケータロール
2とこれに近接配置したメタリングロールギャップ調節
用駆動装置95を連結したメタリングロール3との間の
ギャップで計量して供給する方法もある。この場合、メ
タリングロール3にクリーニングドクタ4を設置して、
余分な塗料5を塗料槽52に戻すこともできる。この状
態で、アプリケータロール2とメタリングロール3とピ
ックアップロール7を矢印方向に回転することにより、
アプリケータロール2外周の塗料の膜厚が均一化され
る。
塗料槽52に貯留した塗料5中にピックアップロール7
を浸漬、配設し、ピックアップロール7からアプリケー
タロール2に転移された塗料5を、アプリケータロール
2とこれに近接配置したメタリングロールギャップ調節
用駆動装置95を連結したメタリングロール3との間の
ギャップで計量して供給する方法もある。この場合、メ
タリングロール3にクリーニングドクタ4を設置して、
余分な塗料5を塗料槽52に戻すこともできる。この状
態で、アプリケータロール2とメタリングロール3とピ
ックアップロール7を矢印方向に回転することにより、
アプリケータロール2外周の塗料の膜厚が均一化され
る。
【0032】上記のいずれの実施形態においても、アプ
リケータロール2の外周に形成された塗料層を円筒状基
体1に速やかにかつ確実に転移を行わせることは、塗布
時間の短縮及び不良品を出さないために非常に重要であ
る。円筒状基体1とアプリケータロール2との間のギャ
ップがアプリケータロール2の外周に形成された塗料層
厚と等しければ円筒状基体1の全幅に塗料の転移が速や
かに起こるはずであるが、前述の通り、塗料の転移は円
筒状基体1の軸方向で同時に進展せず、部分的に転移が
行われ、次第に他の部分に広がって行き、最終的に全幅
に塗料が行きわたるという過程を経る。また、塗料粘度
によってアプリケータロール2から円筒状基体1への塗
料転移は大きく影響を受け、塗料粘度が高くなるにした
がい転移しにくくなり、加えて円筒状基体1は塗料転移
時にはアプリケータロール2と同一方向に回転させる
が、この回転数が速いと塗料の転移が起きにくくなる。
リケータロール2の外周に形成された塗料層を円筒状基
体1に速やかにかつ確実に転移を行わせることは、塗布
時間の短縮及び不良品を出さないために非常に重要であ
る。円筒状基体1とアプリケータロール2との間のギャ
ップがアプリケータロール2の外周に形成された塗料層
厚と等しければ円筒状基体1の全幅に塗料の転移が速や
かに起こるはずであるが、前述の通り、塗料の転移は円
筒状基体1の軸方向で同時に進展せず、部分的に転移が
行われ、次第に他の部分に広がって行き、最終的に全幅
に塗料が行きわたるという過程を経る。また、塗料粘度
によってアプリケータロール2から円筒状基体1への塗
料転移は大きく影響を受け、塗料粘度が高くなるにした
がい転移しにくくなり、加えて円筒状基体1は塗料転移
時にはアプリケータロール2と同一方向に回転させる
が、この回転数が速いと塗料の転移が起きにくくなる。
【0033】これを解決するために、塗料計量手段とア
プリケータロール2とのギャップ幅を、円筒状基体1と
アプリケータロール2との間のギャップ幅の1.5倍以
上、好ましくは1.7倍以上、さらに好ましくは2.0
倍以上に設定した状態でアプリケータロール2の外周に
塗料層を形成させ、塗料の転移を開始させる。塗料の転
移が円筒状基体1の軸方向全幅にわたり速やかに行われ
る。その後、アプリケータロール2外周の塗料膜厚を塗
料計量手段とアプリケータロール2とのギャップ幅を円
筒状基体1の外周上に塗布されるべき所望の膜厚を得る
ために必要な幅に減少することで、円筒状基体1とアプ
リケータロール2との間のギャップ部にできた塗料溜ま
り(メニスカス部)を通して円筒状基体1に形成された
塗料層から過剰な塗料がアプリケータロール2に戻り、
塗料槽52に回収される。
プリケータロール2とのギャップ幅を、円筒状基体1と
アプリケータロール2との間のギャップ幅の1.5倍以
上、好ましくは1.7倍以上、さらに好ましくは2.0
倍以上に設定した状態でアプリケータロール2の外周に
塗料層を形成させ、塗料の転移を開始させる。塗料の転
移が円筒状基体1の軸方向全幅にわたり速やかに行われ
る。その後、アプリケータロール2外周の塗料膜厚を塗
料計量手段とアプリケータロール2とのギャップ幅を円
筒状基体1の外周上に塗布されるべき所望の膜厚を得る
ために必要な幅に減少することで、円筒状基体1とアプ
リケータロール2との間のギャップ部にできた塗料溜ま
り(メニスカス部)を通して円筒状基体1に形成された
塗料層から過剰な塗料がアプリケータロール2に戻り、
塗料槽52に回収される。
【0034】塗料計量手段としてメタリングロール3を
用いる場合には、アプリケータロール2とのギャップ幅
を増減することに加えてメタリングロール3の回転数を
増減することによっても塗料膜厚を制御することができ
る。
用いる場合には、アプリケータロール2とのギャップ幅
を増減することに加えてメタリングロール3の回転数を
増減することによっても塗料膜厚を制御することができ
る。
【0035】円筒状基体1とアプリケータロール2との
ギャップを、円筒状基体1上に形成されるドライ膜厚
(乾燥後の膜厚)と塗料の固形分比率から計算されるウ
ェット膜厚(乾燥前の膜厚)の2倍以上とし、当初に塗
料計量手段とアプリケータロール2とのギャップを円筒
状基体1とアプリケータロール2とのギャップの1.5
倍以上、好ましくは2倍以上としてアプリケータロール
2上に塗膜を形成させておき、円筒状基体1に塗料転移
を円筒状基体1の全幅にわたり速やかに行わせる。そし
て、その後塗料計量手段とアプリケータロール2とのギ
ャップ幅を、アプリケータロール2上の塗料膜厚を円筒
状基体1上に塗布されるべき所望の膜厚を得るために必
要な幅まで狭めることで、円筒状基体1とアプリケータ
ロール2との間にできた塗料溜まり(メニスカス部)を
通して円筒状基体1上に形成された塗膜から過剰な塗料
がアプリケータロール2上に戻るとともに、メニスカス
部の塗料も減少する。円筒状基体1がアプリケータロー
ル2から離間すれば円筒状基体1側に残るメニスカス部
の塗料はほとんどないか、かなり低減される。その後に
レベリングを行えば速やかに均一な膜厚の塗膜を得るこ
とができる。
ギャップを、円筒状基体1上に形成されるドライ膜厚
(乾燥後の膜厚)と塗料の固形分比率から計算されるウ
ェット膜厚(乾燥前の膜厚)の2倍以上とし、当初に塗
料計量手段とアプリケータロール2とのギャップを円筒
状基体1とアプリケータロール2とのギャップの1.5
倍以上、好ましくは2倍以上としてアプリケータロール
2上に塗膜を形成させておき、円筒状基体1に塗料転移
を円筒状基体1の全幅にわたり速やかに行わせる。そし
て、その後塗料計量手段とアプリケータロール2とのギ
ャップ幅を、アプリケータロール2上の塗料膜厚を円筒
状基体1上に塗布されるべき所望の膜厚を得るために必
要な幅まで狭めることで、円筒状基体1とアプリケータ
ロール2との間にできた塗料溜まり(メニスカス部)を
通して円筒状基体1上に形成された塗膜から過剰な塗料
がアプリケータロール2上に戻るとともに、メニスカス
部の塗料も減少する。円筒状基体1がアプリケータロー
ル2から離間すれば円筒状基体1側に残るメニスカス部
の塗料はほとんどないか、かなり低減される。その後に
レベリングを行えば速やかに均一な膜厚の塗膜を得るこ
とができる。
【0036】アプリケータロール2のロール径は、円筒
状基体1の直径の1/4〜10倍の範囲とすることが望
ましい。
状基体1の直径の1/4〜10倍の範囲とすることが望
ましい。
【0037】円筒状基体1とアプリケータロール2とが
近接するとは塗料を介して接触している状態であるが、
具体的なギャップ幅は塗布する塗料の種類、円筒上基体
1上に最終的に形成する膜厚によって、10μm〜10
00μmの範囲で、かつアプリケータロール2と塗料計
量手段とのギャップ幅と同等かそれ以下の値で設定すれ
ばよい。また、アプリケータロール2と塗料計量手段と
の間のギャップ幅も、塗布する塗料の種類、円筒状基体
1上に最終的に形成する膜厚によって、10μm〜10
00μmの範囲で設定すればよい。なお、以上のギャッ
プ幅は、本発明、つまり塗料塗布当初にはアプリケータ
ロール外周の塗料膜厚を、最終的に円筒状基体に形成さ
れる塗料膜厚よりも厚くするという条件の範囲内で設定
しなければならないことは言うまでもない。
近接するとは塗料を介して接触している状態であるが、
具体的なギャップ幅は塗布する塗料の種類、円筒上基体
1上に最終的に形成する膜厚によって、10μm〜10
00μmの範囲で、かつアプリケータロール2と塗料計
量手段とのギャップ幅と同等かそれ以下の値で設定すれ
ばよい。また、アプリケータロール2と塗料計量手段と
の間のギャップ幅も、塗布する塗料の種類、円筒状基体
1上に最終的に形成する膜厚によって、10μm〜10
00μmの範囲で設定すればよい。なお、以上のギャッ
プ幅は、本発明、つまり塗料塗布当初にはアプリケータ
ロール外周の塗料膜厚を、最終的に円筒状基体に形成さ
れる塗料膜厚よりも厚くするという条件の範囲内で設定
しなければならないことは言うまでもない。
【0038】塗料が塗布される際の円筒状基体1の回転
の周速は3m/min〜50m/minの範囲とするこ
とが、またアプリケータロール2の回転の周速は3m/
min〜50m/minの範囲とすることが好ましい。
円筒状基体1およびアプリケータロール2の周速が遅い
とその外周に形成される塗膜の均一性が不十分であり更
に円筒状基体1の外周に塗膜が形成されるまで長時間か
かり、逆に周速が速すぎると遠心力により塗料が飛散す
る恐れがあるからである。
の周速は3m/min〜50m/minの範囲とするこ
とが、またアプリケータロール2の回転の周速は3m/
min〜50m/minの範囲とすることが好ましい。
円筒状基体1およびアプリケータロール2の周速が遅い
とその外周に形成される塗膜の均一性が不十分であり更
に円筒状基体1の外周に塗膜が形成されるまで長時間か
かり、逆に周速が速すぎると遠心力により塗料が飛散す
る恐れがあるからである。
【0039】円筒状基体1の回転の周速とアプリケータ
ロール2の回転の周速の比(円筒状基体の周速/アプリ
ケータロールの周速)は、0.5〜2.0の範囲が好ま
しく、0.6〜1.5の範囲がさらに好ましい。
ロール2の回転の周速の比(円筒状基体の周速/アプリ
ケータロールの周速)は、0.5〜2.0の範囲が好ま
しく、0.6〜1.5の範囲がさらに好ましい。
【0040】本発明の塗布方法においては、円筒状基体
1の外周に塗料が1層塗布、換言すれば円筒状基体1が
1回転した時点でアプリケータロール2から離間するこ
とは好ましくない。すなわち、本発明を適用したとして
も円筒状基体1が1回転した程度ではアプリケータロー
ル2から円筒状基体1へ塗料の転移が円筒状基体1の全
幅にわたり行われ、かつ均一な膜厚の塗膜を得ることは
困難で、円筒状基体1が数回転してはじめて円筒状基体
1外周に塗料塗膜が均一に形成されるからである。した
がって、円筒状基体1が少なくとも数回転して塗膜が所
望の膜厚で均一に形成された後に円筒状基体1をアプリ
ケータロール2から離間する。
1の外周に塗料が1層塗布、換言すれば円筒状基体1が
1回転した時点でアプリケータロール2から離間するこ
とは好ましくない。すなわち、本発明を適用したとして
も円筒状基体1が1回転した程度ではアプリケータロー
ル2から円筒状基体1へ塗料の転移が円筒状基体1の全
幅にわたり行われ、かつ均一な膜厚の塗膜を得ることは
困難で、円筒状基体1が数回転してはじめて円筒状基体
1外周に塗料塗膜が均一に形成されるからである。した
がって、円筒状基体1が少なくとも数回転して塗膜が所
望の膜厚で均一に形成された後に円筒状基体1をアプリ
ケータロール2から離間する。
【0041】円筒状基体1をアプリケータロール2から
離間した後に、形成された塗膜のレベリングと風乾をか
ねて円筒状基体1の回転を継続し、回転を停止しても塗
膜が固定化されて膜垂れが起きない状態となってから、
熱風循環式乾燥機に入れて完全に乾燥させてもよい。
離間した後に、形成された塗膜のレベリングと風乾をか
ねて円筒状基体1の回転を継続し、回転を停止しても塗
膜が固定化されて膜垂れが起きない状態となってから、
熱風循環式乾燥機に入れて完全に乾燥させてもよい。
【0042】比較的揮発性の高い溶剤を用いた場合、溶
剤揮発による乾燥を防止するためにアプリケータロール
部分、円筒状基体部分あるいはその周囲全体等を略密閉
状態とするような容器あるいは遮蔽壁等で覆うことも有
効である。
剤揮発による乾燥を防止するためにアプリケータロール
部分、円筒状基体部分あるいはその周囲全体等を略密閉
状態とするような容器あるいは遮蔽壁等で覆うことも有
効である。
【0043】円筒状基体の材料としては、例えば、アル
ミニウム、鉄、銅、マンガン、シリコン、マグネシウ
ム、亜鉛、ステンレス、クロム、チタン、ニッケル、モ
リブデン、バナジウム、インジウム、金、白金等の金属
又はこれらの合金、或いはポリエステルなどの樹脂にア
ルミニウム等の導電性材料を蒸着されたもの等が挙げら
れるが、ここに挙げたものに限定されるものではない。
ミニウム、鉄、銅、マンガン、シリコン、マグネシウ
ム、亜鉛、ステンレス、クロム、チタン、ニッケル、モ
リブデン、バナジウム、インジウム、金、白金等の金属
又はこれらの合金、或いはポリエステルなどの樹脂にア
ルミニウム等の導電性材料を蒸着されたもの等が挙げら
れるが、ここに挙げたものに限定されるものではない。
【0044】円筒状基体が電子写真用感光体ドラムを対
象とする場合、形成される感光層は、電荷発生材料と電
荷輸送材料とが同一の層内に存在する単層型であって
も、電荷発生材料を含有する層と電荷輸送材料を含有す
る層とを積層して成る積層型であってもよい。
象とする場合、形成される感光層は、電荷発生材料と電
荷輸送材料とが同一の層内に存在する単層型であって
も、電荷発生材料を含有する層と電荷輸送材料を含有す
る層とを積層して成る積層型であってもよい。
【0045】単層型の感光層は、電荷発生材料と電荷輸
送材料とをバインダー樹脂溶液に分散或いは溶解した塗
布液を、円筒状基体の外周に塗布後乾燥して形成するこ
とができる。
送材料とをバインダー樹脂溶液に分散或いは溶解した塗
布液を、円筒状基体の外周に塗布後乾燥して形成するこ
とができる。
【0046】積層型の感光層は、電荷発生材料の微粒子
を必要に応じてバインダー樹脂溶液に分散した塗料を円
筒状基体の外周に塗布後乾燥して電荷発生層を形成し、
その上に、電荷輸送機能を有する化合物をバインダー樹
脂溶液に溶解した塗料を塗布後乾燥して電荷輸送層を形
成することにより得ることができる。また、上記とは逆
に、円筒状基体の外周に電荷輸送層を形成した後、電荷
発生層を形成させても良い。
を必要に応じてバインダー樹脂溶液に分散した塗料を円
筒状基体の外周に塗布後乾燥して電荷発生層を形成し、
その上に、電荷輸送機能を有する化合物をバインダー樹
脂溶液に溶解した塗料を塗布後乾燥して電荷輸送層を形
成することにより得ることができる。また、上記とは逆
に、円筒状基体の外周に電荷輸送層を形成した後、電荷
発生層を形成させても良い。
【0047】電子写真用感光体における感光層の層厚
は、単層型電子写真用感光体の場合には、5〜50μm
の範囲が好ましく、15〜40μmの範囲が特に好まし
い。
は、単層型電子写真用感光体の場合には、5〜50μm
の範囲が好ましく、15〜40μmの範囲が特に好まし
い。
【0048】また、積層型電子写真用感光体の場合に
は、電荷発生層の層厚は、5μm以下が好ましく、0.
01〜1μmの範囲が特に好ましく、電荷輸送層の層厚
は、5〜50μmの範囲が好ましく、15〜40μmの
範囲が特に好ましい。
は、電荷発生層の層厚は、5μm以下が好ましく、0.
01〜1μmの範囲が特に好ましく、電荷輸送層の層厚
は、5〜50μmの範囲が好ましく、15〜40μmの
範囲が特に好ましい。
【0049】電荷発生材料としては、例えば、フタロシ
アニン系顔料、アゾ系顔料、キノン系顔料、ペリレン系
顔料、インジゴ系顔料、チオインジゴ系顔料、ビスベン
ゾイミダゾール系顔料、キナクリドン系顔料、キノリン
系顔料、レーキ顔料、アゾレーキ顔料、アントラキノン
系顔料、オキサジン系顔料、ジオキサジン系顔料、トリ
フェニルメタン系顔料、アズレニウム染料、スクウェア
リウム染料、ピリリウム系染料、トリアリルメタン染
料、キサンテン染料、チアジン染料、シアニン系染料等
の種々の有機顔料、染料や、更にアモルファスシリコ
ン、アモルファスセレン、テルル、セレン−テルル合
金、硫化カドミウム、硫化アンチモン、酸化亜鉛、硫化
亜鉛等の無機材料を挙げることができる。
アニン系顔料、アゾ系顔料、キノン系顔料、ペリレン系
顔料、インジゴ系顔料、チオインジゴ系顔料、ビスベン
ゾイミダゾール系顔料、キナクリドン系顔料、キノリン
系顔料、レーキ顔料、アゾレーキ顔料、アントラキノン
系顔料、オキサジン系顔料、ジオキサジン系顔料、トリ
フェニルメタン系顔料、アズレニウム染料、スクウェア
リウム染料、ピリリウム系染料、トリアリルメタン染
料、キサンテン染料、チアジン染料、シアニン系染料等
の種々の有機顔料、染料や、更にアモルファスシリコ
ン、アモルファスセレン、テルル、セレン−テルル合
金、硫化カドミウム、硫化アンチモン、酸化亜鉛、硫化
亜鉛等の無機材料を挙げることができる。
【0050】電荷発生物質はここに挙げたものに限定さ
れるものではなく、その使用に際しては単独、或いは2
種類以上混合して用いることができる。電荷発生材料の
微粒子を必要に応じてバインダー樹脂溶液中に分散した
分散液を塗布、乾燥させてなる電荷発生層に場合には、
電荷発生材料とバインダー樹脂との使用割合は、重量比
で10:1〜1:10の範囲が好ましく、6:1〜1:
2の範囲がより好ましい。
れるものではなく、その使用に際しては単独、或いは2
種類以上混合して用いることができる。電荷発生材料の
微粒子を必要に応じてバインダー樹脂溶液中に分散した
分散液を塗布、乾燥させてなる電荷発生層に場合には、
電荷発生材料とバインダー樹脂との使用割合は、重量比
で10:1〜1:10の範囲が好ましく、6:1〜1:
2の範囲がより好ましい。
【0051】電荷輸送材料としては、正孔輸送材料及び
/又は電子輸送材料を用いることができる。正孔輸送材
料としては、低分子化合物では、例えば、ピレン系、カ
ルバゾール系、ヒドラゾン系、オキサゾール系、オキサ
ジアゾール系、ピラゾリン系、アリールアミン系、アリ
ールメタン系、ベンジジン系、チアゾール系、スチルベ
ン系、ブタジエン系等の化合物が挙げられる。また、高
分子化合物としては、例えば、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾール、ハロゲン化ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポ
リビニルピレン、ポリビニルアンスラセン、ポリビニル
アクリジン、ピレン−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカ
ルバゾール−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾー
ル−ホルムアルデヒド樹脂、トリフェニルメタンポリマ
ー、ポリシラン等が挙げられる。
/又は電子輸送材料を用いることができる。正孔輸送材
料としては、低分子化合物では、例えば、ピレン系、カ
ルバゾール系、ヒドラゾン系、オキサゾール系、オキサ
ジアゾール系、ピラゾリン系、アリールアミン系、アリ
ールメタン系、ベンジジン系、チアゾール系、スチルベ
ン系、ブタジエン系等の化合物が挙げられる。また、高
分子化合物としては、例えば、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾール、ハロゲン化ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポ
リビニルピレン、ポリビニルアンスラセン、ポリビニル
アクリジン、ピレン−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカ
ルバゾール−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾー
ル−ホルムアルデヒド樹脂、トリフェニルメタンポリマ
ー、ポリシラン等が挙げられる。
【0052】電子輸送材料としては、例えば、ベンゾキ
ノン系、テトラシアノエチレン系、テトラシアノキノジ
メタン系、フルオレノン系、キサントン系、フェナント
ラキノン系、無水フタール酸系、ジフェノキノン系等の
有機化合物や、アモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、テルル、セレンーテルル合金、硫化カドミウム、
硫化アンチモン、酸化亜鉛、硫化亜鉛等の無機材料が挙
げられる。電荷輸送材料は、ここに挙げたものに限定さ
れるものではなく、その使用に際しては単独、あるいは
2種類以上混合して用いることができる。
ノン系、テトラシアノエチレン系、テトラシアノキノジ
メタン系、フルオレノン系、キサントン系、フェナント
ラキノン系、無水フタール酸系、ジフェノキノン系等の
有機化合物や、アモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、テルル、セレンーテルル合金、硫化カドミウム、
硫化アンチモン、酸化亜鉛、硫化亜鉛等の無機材料が挙
げられる。電荷輸送材料は、ここに挙げたものに限定さ
れるものではなく、その使用に際しては単独、あるいは
2種類以上混合して用いることができる。
【0053】バインダー樹脂としては、疎水性で、電気
絶縁性のフィルム形成可能な高分子重合体を用いるのが
好ましい。このような高分子重合体としては、例えば、
ポリカーボネート、ポリエステル、メタクリル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リスチレン、ポリビニルアセテート、スチレン−ブタジ
エン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、シリコン樹脂、シ
リコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−ビニル
カルバゾール、ポリビニルブチラール、ポリビニルフォ
ルマール、ポリスルホン等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。これらのバインダー樹脂は、単
独又は2種類以上混合して用いられる。また、これらの
バインダー樹脂とともに可塑剤、増感剤、表面改質剤等
の添加剤を使用することもできる。
絶縁性のフィルム形成可能な高分子重合体を用いるのが
好ましい。このような高分子重合体としては、例えば、
ポリカーボネート、ポリエステル、メタクリル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リスチレン、ポリビニルアセテート、スチレン−ブタジ
エン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、シリコン樹脂、シ
リコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−ビニル
カルバゾール、ポリビニルブチラール、ポリビニルフォ
ルマール、ポリスルホン等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。これらのバインダー樹脂は、単
独又は2種類以上混合して用いられる。また、これらの
バインダー樹脂とともに可塑剤、増感剤、表面改質剤等
の添加剤を使用することもできる。
【0054】可塑剤としては、例えば、ビフェニル、塩
化ビフェニル、o−ターフェニル、ジブチルフタレー
ト、ジエチレングリコールフタレート、ジオクチルフタ
レート、トリフェニル燐酸、メチルナフタレン、ベンゾ
フェノン、塩素化パラフィン等が挙げられる。
化ビフェニル、o−ターフェニル、ジブチルフタレー
ト、ジエチレングリコールフタレート、ジオクチルフタ
レート、トリフェニル燐酸、メチルナフタレン、ベンゾ
フェノン、塩素化パラフィン等が挙げられる。
【0055】増感剤としては、例えば、クロラニル、テ
トラシアノエチレン、メチルバイオレット、ローダミン
B、シアニン染料、メロシアニン染料、ピリリウム染
料、チアピリリウム染料等が挙げられる。
トラシアノエチレン、メチルバイオレット、ローダミン
B、シアニン染料、メロシアニン染料、ピリリウム染
料、チアピリリウム染料等が挙げられる。
【0056】表面改質剤としては、例えば、シリコンオ
イル、フッ素樹脂等が挙げられる。円筒状基体と感光層
との接着性を向上させたり、円筒状基体から感光層への
自由電荷の注入を阻止するため、円筒状基体と感光層と
の間に、必要に応じて接着剤層或いはバリア層(下引き
層)を設けることもできる。
イル、フッ素樹脂等が挙げられる。円筒状基体と感光層
との接着性を向上させたり、円筒状基体から感光層への
自由電荷の注入を阻止するため、円筒状基体と感光層と
の間に、必要に応じて接着剤層或いはバリア層(下引き
層)を設けることもできる。
【0057】これらの層に用いられる材料としては、前
記バインダーに用いられる高分子化合物の他、カゼイ
ン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、エチルセルロー
ス、フェノール樹脂、ポリアミド、ポリイミド、カルボ
キシ−メチルセルロース、塩化ビニリデン系ポリマーラ
テックス、ポリウレタン、酸化アルミニウム、酸化錫、
酸化チタン等が挙げられる。
記バインダーに用いられる高分子化合物の他、カゼイ
ン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、エチルセルロー
ス、フェノール樹脂、ポリアミド、ポリイミド、カルボ
キシ−メチルセルロース、塩化ビニリデン系ポリマーラ
テックス、ポリウレタン、酸化アルミニウム、酸化錫、
酸化チタン等が挙げられる。
【0058】接着剤或いはバリアとしての機能を付与す
る物質はここに挙げたものに限定されるものではなく、
その使用に際しては単独、或いは2種類以上混合して用
いることができる。
る物質はここに挙げたものに限定されるものではなく、
その使用に際しては単独、或いは2種類以上混合して用
いることができる。
【0059】接着剤層或いはバリア層を設ける場合の膜
厚は、0.005μm以上12μm以下が良く、好まし
くは0.01μm以上2μm以下である。
厚は、0.005μm以上12μm以下が良く、好まし
くは0.01μm以上2μm以下である。
【0060】上記の電荷発生材料、電荷輸送材料をバイ
ンダー樹脂溶液に分散、溶解する場合には、バインダー
樹脂を溶解する溶剤として、バインダー樹脂の種類によ
っても異なるが、下に位置する層を溶解しないものの中
から選択するように配慮する。
ンダー樹脂溶液に分散、溶解する場合には、バインダー
樹脂を溶解する溶剤として、バインダー樹脂の種類によ
っても異なるが、下に位置する層を溶解しないものの中
から選択するように配慮する。
【0061】具体的な有機溶剤としては、例えば、メタ
ノール、エタノール、n−プロパノール、ベンジルアル
コール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、イソホロン、アセチルアセトン
等のケトン類;N、N−ジメチルホルムアミド、N、N
−ジメチルアセトアミド等のアミド類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、メチルセロソルブ、ジグライム等の
エーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル、炭酸ジエチル等
のエステル類;ジメチルスルホキシド、スルホラン等の
スルホキシド及びスルホン類;塩化メチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、1、1、2−トリクロロエタン等の
脂肪族ハロゲン化炭化水素;ベンゼン、トルエン、o−
キシレン、p−キシレン、m−キシレン、モノクロロベ
ンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族類等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。これらの溶剤
は、単独又は2種類以上混合して用いられる。
ノール、エタノール、n−プロパノール、ベンジルアル
コール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、イソホロン、アセチルアセトン
等のケトン類;N、N−ジメチルホルムアミド、N、N
−ジメチルアセトアミド等のアミド類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、メチルセロソルブ、ジグライム等の
エーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル、炭酸ジエチル等
のエステル類;ジメチルスルホキシド、スルホラン等の
スルホキシド及びスルホン類;塩化メチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、1、1、2−トリクロロエタン等の
脂肪族ハロゲン化炭化水素;ベンゼン、トルエン、o−
キシレン、p−キシレン、m−キシレン、モノクロロベ
ンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族類等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。これらの溶剤
は、単独又は2種類以上混合して用いられる。
【0062】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に
に説明するが、本発明はこれら実施例の範囲に限定され
るものではない。
に説明するが、本発明はこれら実施例の範囲に限定され
るものではない。
【0063】(実施例1)表面処理として硬質クロムメ
ッキを施した表面粗さ3.2S、長さ260mm、外径
65mmの炭素鋼製アプリケーターロール2、メタリン
グロールギャップ調節用駆動装置9を連結した同じ仕様
のメタリングロール3と、被塗布物である円筒状基体1
とを図1に示すように配置した。メタリングロール3に
は樹脂製のクリーニングドクター4を図1のように配設
した。円筒状基体1は、アルミニウムからなり、長さ2
54mm、外径30mm、肉厚1mmの中空構造を有す
る。電子写真用感光体ドラムを得る目的でこの円筒状基
体1にはじめに下引き用塗料を塗布した。
ッキを施した表面粗さ3.2S、長さ260mm、外径
65mmの炭素鋼製アプリケーターロール2、メタリン
グロールギャップ調節用駆動装置9を連結した同じ仕様
のメタリングロール3と、被塗布物である円筒状基体1
とを図1に示すように配置した。メタリングロール3に
は樹脂製のクリーニングドクター4を図1のように配設
した。円筒状基体1は、アルミニウムからなり、長さ2
54mm、外径30mm、肉厚1mmの中空構造を有す
る。電子写真用感光体ドラムを得る目的でこの円筒状基
体1にはじめに下引き用塗料を塗布した。
【0064】下引き層用塗料は、可溶性ナイロン(東レ
株式会社製の「CM−8000」)3.5部をエタノー
ル57.9部およびベンジルアルコール38.6部から
なる混合溶剤に溶解して調製した。
株式会社製の「CM−8000」)3.5部をエタノー
ル57.9部およびベンジルアルコール38.6部から
なる混合溶剤に溶解して調製した。
【0065】円筒状基体1は、図示しない回転駆動装置
に連結され正逆回転可能なベアリングを有した把持機構
で両端が把持されている。この把持機構は、アプリケー
タロール2に対して近接、離間可能な図示しない移動装
置に載置されている。円筒状基体1とアプリケータロー
ル2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギャップ
幅が50μmとなるように移動装置を設定している。ま
た、アプリケータロール2とメタリングロール3との間
のギャップ幅は当初は100μmに設定した。
に連結され正逆回転可能なベアリングを有した把持機構
で両端が把持されている。この把持機構は、アプリケー
タロール2に対して近接、離間可能な図示しない移動装
置に載置されている。円筒状基体1とアプリケータロー
ル2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギャップ
幅が50μmとなるように移動装置を設定している。ま
た、アプリケータロール2とメタリングロール3との間
のギャップ幅は当初は100μmに設定した。
【0066】円筒状基体1とアプリケータロール2との
回転方向は同一方向で、アプリケータロール2とメタリ
ングロール3との回転方向も同一方向である。周速は、
円筒状基体が20m/min、アプリケーターロールが
20m/min、メタリングロールが2m/minとな
るように設定した。。
回転方向は同一方向で、アプリケータロール2とメタリ
ングロール3との回転方向も同一方向である。周速は、
円筒状基体が20m/min、アプリケーターロールが
20m/min、メタリングロールが2m/minとな
るように設定した。。
【0067】アプリケータロール2とメタリングロール
3を回転させた後、下引き層用塗料5が入った塗料槽5
2を、図示しない昇降装置により上昇させて、アプリケ
ータロール2の下部を浸漬させ、アプリケータロール2
の外周に塗膜を形成させた。
3を回転させた後、下引き層用塗料5が入った塗料槽5
2を、図示しない昇降装置により上昇させて、アプリケ
ータロール2の下部を浸漬させ、アプリケータロール2
の外周に塗膜を形成させた。
【0068】その後、円筒状基体1を回転させつつ前述
のギャップ幅になるまでアプリケータロール2に近接さ
せて塗布を開始した。これによりアプリケータロール2
上の塗料は瞬時に円筒状基体1の全幅にわたり転移し
た。塗布開始から1秒後にメタリングロール3とアプリ
ケータロール2とのギャップを、メタリングロールに連
結したメタリングロールギャップ調節装置9により、当
初の100μmから25μmに狭め、3秒間そのまま回
転状態を維持した後、アプリケータロール2から円筒状
基体1を離間した。
のギャップ幅になるまでアプリケータロール2に近接さ
せて塗布を開始した。これによりアプリケータロール2
上の塗料は瞬時に円筒状基体1の全幅にわたり転移し
た。塗布開始から1秒後にメタリングロール3とアプリ
ケータロール2とのギャップを、メタリングロールに連
結したメタリングロールギャップ調節装置9により、当
初の100μmから25μmに狭め、3秒間そのまま回
転状態を維持した後、アプリケータロール2から円筒状
基体1を離間した。
【0069】下引き層が塗布された円筒状基体1は、そ
のまま3分間回転させながら風乾した後、熱風循環式乾
燥機で120℃で5分間乾燥させた。
のまま3分間回転させながら風乾した後、熱風循環式乾
燥機で120℃で5分間乾燥させた。
【0070】乾燥後の膜厚を分光反射干渉膜厚計
((株)オーク製作所製「TFM−120」)で測定し
たところ、0.9μmであった。
((株)オーク製作所製「TFM−120」)で測定し
たところ、0.9μmであった。
【0071】(実施例2)実施例1で外周に下引き層を
塗布した円筒状基体1(以後、下引き層塗布円筒状基体
1と記す)に、実施例1で使用した塗布装置を用いて、
電荷発生層を塗布した。
塗布した円筒状基体1(以後、下引き層塗布円筒状基体
1と記す)に、実施例1で使用した塗布装置を用いて、
電荷発生層を塗布した。
【0072】電荷発生層用塗料は、α型オキシチタニウ
ムフタロシアニン0.8部及びブチラール樹脂(積水化
学(株)製の「エスレックBH−3」0.8部を、イソ
プロピルアルコール49.25部及びシクロヘキサノン
49.25部からなる混合溶媒に添加し、平均粒径1.
0mmのガラスビーズと共に分散、混合して調製した。
ムフタロシアニン0.8部及びブチラール樹脂(積水化
学(株)製の「エスレックBH−3」0.8部を、イソ
プロピルアルコール49.25部及びシクロヘキサノン
49.25部からなる混合溶媒に添加し、平均粒径1.
0mmのガラスビーズと共に分散、混合して調製した。
【0073】被塗布物である下引き層塗布円筒状基体1
は、実施例1と同様に、図示しない回転駆動装置に連結
され正逆回転可能なベアリングを有した把持機構で両端
が把持されている。この把持機構は、アプリケータロー
ル2に対して近接、離間可能な図示しない移動装置に載
置されている。
は、実施例1と同様に、図示しない回転駆動装置に連結
され正逆回転可能なベアリングを有した把持機構で両端
が把持されている。この把持機構は、アプリケータロー
ル2に対して近接、離間可能な図示しない移動装置に載
置されている。
【0074】下引き層塗布円筒状基体1とアプリケータ
ロール2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギャ
ップ幅が40μmとなるように移動装置を設定してい
る。また、アプリケータロール2とメタリングロール3
との間のギャップ幅は当初は80μmに設定した。
ロール2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギャ
ップ幅が40μmとなるように移動装置を設定してい
る。また、アプリケータロール2とメタリングロール3
との間のギャップ幅は当初は80μmに設定した。
【0075】下引き層塗布円筒状基体1とアプリケータ
ロール2との回転方向は同一方向で、アプリケータロー
ル2とメタリングロール3との回転方向も同一方向であ
る。また、周速は下引き層塗布円筒状基体1が11.2
m/min、アプリケータロール2が10.1m/mi
n、メタリングロールが2m/minである。
ロール2との回転方向は同一方向で、アプリケータロー
ル2とメタリングロール3との回転方向も同一方向であ
る。また、周速は下引き層塗布円筒状基体1が11.2
m/min、アプリケータロール2が10.1m/mi
n、メタリングロールが2m/minである。
【0076】アプリケータロール2とメタリングロール
3を回転させた後、電荷発生層用塗料5が入った塗料槽
52を、図示しない昇降装置により上昇させて、アプリ
ケータロール2の下部を浸漬させ、アプリケータロール
2の外周に膜厚の均一な塗膜を形成させた。
3を回転させた後、電荷発生層用塗料5が入った塗料槽
52を、図示しない昇降装置により上昇させて、アプリ
ケータロール2の下部を浸漬させ、アプリケータロール
2の外周に膜厚の均一な塗膜を形成させた。
【0077】その後、下引き層塗布円筒状基体1を回転
させつつ前述のギャップ幅になるまでアプリケータロー
ル2に近接させて塗布を開始した。これによりアプリケ
ータロール2上の塗料は瞬時に下引き層塗布円筒状基体
1の全幅にわたり転移した。塗布開始から1秒後にメタ
リングロール3とアプリケータロール2とのギャップ
を、メタリングロールに連結したメタリングロールギャ
ップ調節装置9により、当初の80μmから20μmに
狭めた後、3秒間そのまま回転状態を維持した後、アプ
リケータロール2から下引き層塗布円筒状基体1を離間
した。
させつつ前述のギャップ幅になるまでアプリケータロー
ル2に近接させて塗布を開始した。これによりアプリケ
ータロール2上の塗料は瞬時に下引き層塗布円筒状基体
1の全幅にわたり転移した。塗布開始から1秒後にメタ
リングロール3とアプリケータロール2とのギャップ
を、メタリングロールに連結したメタリングロールギャ
ップ調節装置9により、当初の80μmから20μmに
狭めた後、3秒間そのまま回転状態を維持した後、アプ
リケータロール2から下引き層塗布円筒状基体1を離間
した。
【0078】電荷発生層が塗布された下引き層塗布円筒
状基体1は、そのまま3分間回転させながら風乾した
後、熱風循環式乾燥機で120℃で5分間乾燥させた。
状基体1は、そのまま3分間回転させながら風乾した
後、熱風循環式乾燥機で120℃で5分間乾燥させた。
【0079】乾燥後の膜厚を分光反射干渉膜厚計
((株)オーク製作所製「TFM−120」)で測定し
たところ、0.2μmであった。
((株)オーク製作所製「TFM−120」)で測定し
たところ、0.2μmであった。
【0080】(実施例3)実施例2で外周に電荷発生層
を塗布した円筒状基体1(以後、電荷発生層塗布円筒状
基体1と記す)に、実施例1で使用した塗布装置を用い
て、電荷輸送層を塗布した。
を塗布した円筒状基体1(以後、電荷発生層塗布円筒状
基体1と記す)に、実施例1で使用した塗布装置を用い
て、電荷輸送層を塗布した。
【0081】電荷輸送層用塗料は、化学式(1)で示さ
れるアリールアミン化合物20部とポリカーボネート樹
脂(三菱ガス化学(株)製の「ユーピロンZ−20
0」)25部を、シクロヘキサノン58部及びキシレン
58部からなる混合溶媒に溶解させて調製した。
れるアリールアミン化合物20部とポリカーボネート樹
脂(三菱ガス化学(株)製の「ユーピロンZ−20
0」)25部を、シクロヘキサノン58部及びキシレン
58部からなる混合溶媒に溶解させて調製した。
【0082】
【化1】
【0083】電荷発生層塗布円筒状基体1は、実施例1
と同様に、図示しない回転駆動装置に連結され正逆回転
可能なベアリングを有した把持機構で両端が把持されて
いる。この把持機構は、アプリケータロール2に対して
近接、離間可能な図示しない移動装置に設置されてい
る。
と同様に、図示しない回転駆動装置に連結され正逆回転
可能なベアリングを有した把持機構で両端が把持されて
いる。この把持機構は、アプリケータロール2に対して
近接、離間可能な図示しない移動装置に設置されてい
る。
【0084】電荷発生層塗布円筒状基体1とアプリケー
タロール2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギ
ャップ幅が180μmとなるように移動装置を設定して
いる。また、アプリケータロール2とメタリングロール
3との間のギャップ幅は当初は420μmに設定した。
タロール2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギ
ャップ幅が180μmとなるように移動装置を設定して
いる。また、アプリケータロール2とメタリングロール
3との間のギャップ幅は当初は420μmに設定した。
【0085】電荷発生層塗布円筒状基体1とアプリケー
タロール2との回転方向は同一方向で、回転の周速は電
荷発生層塗布円筒状基体1が10.2m/min、アプ
リケーターロールが10.2m/min、メタリングロ
ールが1.0m/minである。
タロール2との回転方向は同一方向で、回転の周速は電
荷発生層塗布円筒状基体1が10.2m/min、アプ
リケーターロールが10.2m/min、メタリングロ
ールが1.0m/minである。
【0086】アプリケータロール2とメタリングロール
3を回転させた後、電荷発生層用塗料5が入った塗料槽
52を、図示しない昇降装置により上昇させて、アプリ
ケータロール2の下部を浸漬させ、アプリケータロール
2の外周に塗膜を形成させた。
3を回転させた後、電荷発生層用塗料5が入った塗料槽
52を、図示しない昇降装置により上昇させて、アプリ
ケータロール2の下部を浸漬させ、アプリケータロール
2の外周に塗膜を形成させた。
【0087】その後、電荷発生層塗布円筒状基体1を回
転させつつ前述のギャップ幅になるまでアプリケータロ
ール2に近接させて塗布を開始した。これによりアプリ
ケータロール2上の塗料は電荷発生層塗布円筒状基体1
の全幅にわたり0.5秒以内に転移した。塗布開始から
2秒後にメタリングロール3とアプリケータロール2と
のギャップを、メタリングロールに連結したメタリング
ロールギャップ調節装置9により、当初の420μmか
ら100μmに狭め、3秒間そのまま回転状態を維持し
た後、アプリケータロール2から円筒状基体1を離間し
た。
転させつつ前述のギャップ幅になるまでアプリケータロ
ール2に近接させて塗布を開始した。これによりアプリ
ケータロール2上の塗料は電荷発生層塗布円筒状基体1
の全幅にわたり0.5秒以内に転移した。塗布開始から
2秒後にメタリングロール3とアプリケータロール2と
のギャップを、メタリングロールに連結したメタリング
ロールギャップ調節装置9により、当初の420μmか
ら100μmに狭め、3秒間そのまま回転状態を維持し
た後、アプリケータロール2から円筒状基体1を離間し
た。
【0088】電荷輸送層を塗布された電荷発生層塗布円
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
【0089】乾燥後の膜厚を高周波渦電流式膜厚計
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、25.2μmであった。軸方向の膜厚分
布を図10に、円周方向の膜厚分布を図11に実施例3
として示す。
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、25.2μmであった。軸方向の膜厚分
布を図10に、円周方向の膜厚分布を図11に実施例3
として示す。
【0090】以上で得られた電子写真用感光体ドラムを
用いて作製から1日後に印字試験を行ったところ、画像
特性は良好であった。
用いて作製から1日後に印字試験を行ったところ、画像
特性は良好であった。
【0091】(実施例4)実施例2で得られた電荷発生
層塗布円筒状基体1に、実施例3で用いた電荷輸送層用
塗料を塗布するに当たり、図5に示す塗布装置を用い
て、電荷輸送層を塗布した。
層塗布円筒状基体1に、実施例3で用いた電荷輸送層用
塗料を塗布するに当たり、図5に示す塗布装置を用い
て、電荷輸送層を塗布した。
【0092】電荷発生層塗布円筒状基体1は、実施例1
と同様に、図示しない回転駆動装置に連結され正逆回転
可能なベアリングを有した把持機構で両端が把持されて
いる。この把持機構は、アプリケータロール2に対して
近接、離間可能な図示しない移動装置に設置されてい
る。
と同様に、図示しない回転駆動装置に連結され正逆回転
可能なベアリングを有した把持機構で両端が把持されて
いる。この把持機構は、アプリケータロール2に対して
近接、離間可能な図示しない移動装置に設置されてい
る。
【0093】電荷発生層塗布円筒状基体1とアプリケー
タロール2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギ
ャップ幅が180μmとなるように移動装置を設定して
いる。また、アプリケータロール2とギャップ設定用ド
クタ(コンマドクタ)62との間のギャップ幅は当初は
400μmに設定した。
タロール2とは、当初は離間しているが、塗布時にはギ
ャップ幅が180μmとなるように移動装置を設定して
いる。また、アプリケータロール2とギャップ設定用ド
クタ(コンマドクタ)62との間のギャップ幅は当初は
400μmに設定した。
【0094】電荷発生層塗布円筒状基体1とアプリケー
タロール2との回転方向は同一方向で、回転の周速は電
荷発生層塗布円筒状基体1が10.2m/min、アプ
リケーターロールが10.2m/minである。
タロール2との回転方向は同一方向で、回転の周速は電
荷発生層塗布円筒状基体1が10.2m/min、アプ
リケーターロールが10.2m/minである。
【0095】アプリケータロール2を回転させた後、電
荷発生層用塗料5が入った塗料槽52を、図示しない昇
降装置により上昇させて、アプリケータロール2の下部
を浸漬させ、アプリケータロール2の外周に塗膜を形成
させた。
荷発生層用塗料5が入った塗料槽52を、図示しない昇
降装置により上昇させて、アプリケータロール2の下部
を浸漬させ、アプリケータロール2の外周に塗膜を形成
させた。
【0096】その後、円筒状基体1を回転させつつ前述
のギャップ幅になるまでアプリケータロール2に近接さ
せて塗布を開始した。これによりアプリケータロール2
上の塗料は電荷発生層塗布円筒状基体1の軸方向全幅に
わたり0.5秒以内に転移した。塗布開始から2秒後に
コンマドクタ62に連結したギャップ調節装置93によ
り、当初の400μmから90μmに狭めた、3秒間そ
のまま回転状態を維持した後、アプリケータロール2か
ら円筒状基体1を離間した。
のギャップ幅になるまでアプリケータロール2に近接さ
せて塗布を開始した。これによりアプリケータロール2
上の塗料は電荷発生層塗布円筒状基体1の軸方向全幅に
わたり0.5秒以内に転移した。塗布開始から2秒後に
コンマドクタ62に連結したギャップ調節装置93によ
り、当初の400μmから90μmに狭めた、3秒間そ
のまま回転状態を維持した後、アプリケータロール2か
ら円筒状基体1を離間した。
【0097】電荷輸送層を塗布された電荷発生層塗布円
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
【0098】乾燥後の膜厚を高周波渦電流式膜厚計
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、25.1μmであった。
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、25.1μmであった。
【0099】(比較例1)実施例2で得られた電荷発生
層塗布円筒状基体1に、実施例3で用いた電荷輸送層用
塗料を塗布するに当たり、アプリケータロール2とメタ
リングロール3との間のギャップ幅を当初から塗布完了
するまで300μmとする以外は、実施例3と同一の条
件、操作で実施した。なお、アプリケータロール2とメ
タリングロール3との間のギャップ幅を300μmとし
たのは、このギャップ幅であれば電荷発生層塗布円筒状
基体1外周に実施例3と同等の厚さの塗膜を形成できる
からである。電荷発生層塗布円筒状基体1を回転させつ
つ前述のギャップ幅になるまでアプリケータロール2に
近接させ、アプリケータロール2上の塗料が電荷発生層
塗布円筒状基体1に部分的に転移し、次第に電荷発生層
塗布円筒状基体1の軸方向全幅に転移部が広がるまでに
3秒を要した。その後5秒間そのまま回転状態を維持し
た後、アプリケータロール2から電荷発生層塗布円筒状
基体1を離間した。
層塗布円筒状基体1に、実施例3で用いた電荷輸送層用
塗料を塗布するに当たり、アプリケータロール2とメタ
リングロール3との間のギャップ幅を当初から塗布完了
するまで300μmとする以外は、実施例3と同一の条
件、操作で実施した。なお、アプリケータロール2とメ
タリングロール3との間のギャップ幅を300μmとし
たのは、このギャップ幅であれば電荷発生層塗布円筒状
基体1外周に実施例3と同等の厚さの塗膜を形成できる
からである。電荷発生層塗布円筒状基体1を回転させつ
つ前述のギャップ幅になるまでアプリケータロール2に
近接させ、アプリケータロール2上の塗料が電荷発生層
塗布円筒状基体1に部分的に転移し、次第に電荷発生層
塗布円筒状基体1の軸方向全幅に転移部が広がるまでに
3秒を要した。その後5秒間そのまま回転状態を維持し
た後、アプリケータロール2から電荷発生層塗布円筒状
基体1を離間した。
【0100】電荷輸送層を塗布された電荷発生層塗布円
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
【0101】乾燥後の膜厚を高周波渦電流式膜厚計
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、25.4μmであった。軸方向の膜厚分
布を図10に、円周方向の膜厚分布を図11に、比較例
1として示す。
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、25.4μmであった。軸方向の膜厚分
布を図10に、円周方向の膜厚分布を図11に、比較例
1として示す。
【0102】(比較例2)比較例1において、電荷発生
層塗布円筒状基体1を回転させつつ前述のギャップ幅に
なるまでアプリケータロール2に近接させ、アプリケー
タロール2上の塗料が電荷発生層塗布円筒状基体1に部
分的に転移を開始してから、塗布を終了してアプリケー
タロール2から電荷発生層塗布円筒状基体1を離間する
までの時間を、実施例3と同じく5.5秒とした。
層塗布円筒状基体1を回転させつつ前述のギャップ幅に
なるまでアプリケータロール2に近接させ、アプリケー
タロール2上の塗料が電荷発生層塗布円筒状基体1に部
分的に転移を開始してから、塗布を終了してアプリケー
タロール2から電荷発生層塗布円筒状基体1を離間する
までの時間を、実施例3と同じく5.5秒とした。
【0103】電荷輸送層を塗布された電荷発生層塗布円
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
筒状基体1は、そのまま12分間回転させながら風乾さ
せた後、熱風循環式乾燥機で120℃で60分間乾燥さ
せた。
【0104】乾燥後の膜厚を高周波渦電流式膜厚計
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、22.4μmであった。軸方向の膜厚分
布を図10に、円周方向の膜厚分布を図11に、比較例
2として示す。
((株)ケット科学研究所製「LH−300C」)で測
定したところ、22.4μmであった。軸方向の膜厚分
布を図10に、円周方向の膜厚分布を図11に、比較例
2として示す。
【0105】以上の実施例と比較例から本発明方法によ
ると円筒状基体全幅への塗料転移が速やかに行われるこ
とがわかる。また、図10、図11から、本発明による
塗膜の膜厚は、比較例に比べて均一であるとこがわか
る。これを図を用いて説明する。図12は、実施例3に
よる塗布を示す図、図13は比較例による塗布を示す図
である。
ると円筒状基体全幅への塗料転移が速やかに行われるこ
とがわかる。また、図10、図11から、本発明による
塗膜の膜厚は、比較例に比べて均一であるとこがわか
る。これを図を用いて説明する。図12は、実施例3に
よる塗布を示す図、図13は比較例による塗布を示す図
である。
【0106】図12に示すように、実施例ではアプリケ
ータロール2とメタリングロール3のギャップを当初4
20μm(図12(a))とし、その後100μm(図
12(b))に減少させた。これにともない、ギャップ
が420μmの状態ではアプリケータロール2の外周に
形成される塗膜の膜厚は厚いが、100μmの状態では
薄くなる。ギャップが100μmの状態では、円筒状基
体1とアプリケータロール2との間に形成される塗料溜
まりの塗料5の量は少なくなり、したがって円筒状基体
1を離間しても、塗料溜まりに起因する凸は小さい。
ータロール2とメタリングロール3のギャップを当初4
20μm(図12(a))とし、その後100μm(図
12(b))に減少させた。これにともない、ギャップ
が420μmの状態ではアプリケータロール2の外周に
形成される塗膜の膜厚は厚いが、100μmの状態では
薄くなる。ギャップが100μmの状態では、円筒状基
体1とアプリケータロール2との間に形成される塗料溜
まりの塗料5の量は少なくなり、したがって円筒状基体
1を離間しても、塗料溜まりに起因する凸は小さい。
【0107】これに対して、比較例1のように、アプリ
ケータロール2とメタリングロール3のギャップを終始
300μmとすると、円筒状基体1外周に形成される塗
膜の膜厚は実施例3と同等となるが、アプリケータロー
ル2外周に形成される塗膜の膜厚が厚くなり、これにと
もない円筒状基体1とアプリケータロール2との間に形
成される塗料溜まりの塗料5の量が多くなる。したがっ
て、この状態で円筒状基体1を離間すると、塗料溜まり
に起因する大きな凸が形成される。
ケータロール2とメタリングロール3のギャップを終始
300μmとすると、円筒状基体1外周に形成される塗
膜の膜厚は実施例3と同等となるが、アプリケータロー
ル2外周に形成される塗膜の膜厚が厚くなり、これにと
もない円筒状基体1とアプリケータロール2との間に形
成される塗料溜まりの塗料5の量が多くなる。したがっ
て、この状態で円筒状基体1を離間すると、塗料溜まり
に起因する大きな凸が形成される。
【0108】したがって、膜厚の均一な塗膜を得るため
には、塗布開始当初はアプリケータロール2とメタリン
グロール3のギャップを広くするが、後にはギャップを
狭めることが必要である。
には、塗布開始当初はアプリケータロール2とメタリン
グロール3のギャップを広くするが、後にはギャップを
狭めることが必要である。
【0109】
【発明の効果】本発明によって、塗布ロールから円筒状
基体への塗料の転移を迅速に行うことができ、さらに簡
単な制御で、円筒状基体の外周に均一な塗膜を形成する
ことができる。したがって、円筒状基体の外周上に均一
な塗膜の感光層を有する電子写真用感光体ドラムを、効
率よく製造することができる。
基体への塗料の転移を迅速に行うことができ、さらに簡
単な制御で、円筒状基体の外周に均一な塗膜を形成する
ことができる。したがって、円筒状基体の外周上に均一
な塗膜の感光層を有する電子写真用感光体ドラムを、効
率よく製造することができる。
【図1】 本発明の一実施形態を示す斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態を示す側面図。
【図3】 本発明の一実施形態を示す側面図。
【図4】 本発明の一実施形態を示す側面図。
【図5】 本発明の一実施形態を示す側面図。
【図6】 本発明の一実施形態を示す側面図。
【図7】 本発明の一実施形態を示す側面図。
【図8】 円筒状基体とアプリケータロールを同一方
向に回転させた場合を示す模式図。
向に回転させた場合を示す模式図。
【図9】 円筒状基体とアプリケータロールを反対方
向に回転させた場合を示す模式図。
向に回転させた場合を示す模式図。
【図10】 実施例3、比較例1、比較例2で得られた
電子写真用感光体ドラムの軸方向の膜厚分布を示すグラ
フ。
電子写真用感光体ドラムの軸方向の膜厚分布を示すグラ
フ。
【図11】 実施例3、比較例1、比較例2で得られた
電子写真用感光体ドラムの周方向の膜厚分布を示すグラ
フ。
電子写真用感光体ドラムの周方向の膜厚分布を示すグラ
フ。
【図12】 実施例3の塗布過程を示す図。
【図13】 比較例1の塗布過程を示す図。
1 円筒状基体 2 アプリケーターロール 3 メタリングロール 4 クリーニングドクター 5 塗料 6 ギャップ設定用ドクター 7 ピックアップロール 8 塗料溜まり 9 ギャップ調節用駆動装置
Claims (8)
- 【請求項1】 塗布ロールに供給された塗料を円筒状基
体に塗布する円筒状基体への塗料塗布方法において、 塗布開始当初の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最終的に
円筒状基体に形成される塗料膜厚よりも厚くし、その後
塗料膜厚を減少することを特徴とする円筒状基体への塗
料塗布方法。 - 【請求項2】 円筒状基体と塗布ロールとを同一方向に
回転しつつ塗布を行うことを特徴とする請求項1に記載
の円筒状基体への塗料塗布方法。 - 【請求項3】 塗料膜厚を減少した後は、膜厚を均一に
制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の円筒
状基体への塗料塗布方法。 - 【請求項4】 塗布ロール外周の塗料膜厚の制御を円筒
状部材からなる塗料計量手段により行うことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の円筒状基体への塗料
塗布方法。 - 【請求項5】 塗布ロール外周の塗料膜厚の制御を板状
部材からなる塗料計量手段により行うことを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の円筒状基体への塗料塗
布方法。 - 【請求項6】 塗布ロール外周の塗料膜厚の制御を断面
形状において楕円部分を有する柱状部材からなる塗料計
量手段により行うことを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の円筒状基体への塗料塗布方法。 - 【請求項7】 塗料計量手段と塗布ロールのギャップ幅
をG1、円筒状基体と塗布ロールのギャップ幅をG2と
すると、塗布開始当初にはG1≧1.5G2とすること
を特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の円筒状基
体への塗料塗布方法。 - 【請求項8】 塗布ロールに供給された電子写真用感光
体塗料を電子写真用感光体ドラム基体に塗布後乾燥する
電子写真用感光体ドラムの製造方法において、 塗布開始当初の塗布ロール外周の塗料膜厚を、最終的に
円筒状基体に形成される塗料膜厚よりも厚くし、その後
塗料膜厚を減少し、その後は膜厚を均一に制御するとと
もに、電子写真用感光体ドラム基体と塗布ロールを同一
方向に回転することを特徴とする電子写真用感光体ドラ
ムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3022698A JPH11226482A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 円筒状基体への塗料塗布方法及び電子写真用感光体ドラムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3022698A JPH11226482A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 円筒状基体への塗料塗布方法及び電子写真用感光体ドラムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226482A true JPH11226482A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12297813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3022698A Withdrawn JPH11226482A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 円筒状基体への塗料塗布方法及び電子写真用感光体ドラムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226482A (ja) |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP3022698A patent/JPH11226482A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |