JPH11227654A - 自動二輪車のシート装置 - Google Patents
自動二輪車のシート装置Info
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- JPH11227654A JPH11227654A JP10036391A JP3639198A JPH11227654A JP H11227654 A JPH11227654 A JP H11227654A JP 10036391 A JP10036391 A JP 10036391A JP 3639198 A JP3639198 A JP 3639198A JP H11227654 A JPH11227654 A JP H11227654A
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Abstract
ートで開閉する式の自動二輪車において、シートの高さ
を低くし、乗降性を向上させたい。 【解決手段】 ヘルメットの収納ボックスの上方開口部
を開閉自在なシート30で覆うようにした自動二輪車に
おいて、シート底板31の一部に開口部34を設け、開
口部34内に、シート底板31と別体で、上下方向に移
動可能な可動板38を設けた。
Description
ックスの開口部を、シートで開閉する式の自動二輪車の
シート装置に関する。
として、自動二輪車において、シート下方にヘルメット
収納ボックスを設け、シートを開閉することで、ヘルメ
ットを収納、取り出すようにした構造のものが従来から
知られている。この従来技術は、収納ボックスの上方開
口部上にシートを開閉自在に配置し、折り畳み構造のス
トッパープレートを起こしてシート下方のクロスプレー
トをヘルメット収納状態で高い位置で支持するようにし
たもので、収納ボックス内にヘルメットを収納した状態
において、シート上に乗員が腰掛けた場合に、シートの
沈み込みをクロスプレートで防止するようにしたもので
ある。
は高さ方向の寸法が大きい。特に、頭部全面を覆うフル
フェース式のヘルメットでは、頭頂から頸部までを覆う
ので、高さ方向の寸法が大きい。この結果、シート下方
に設けられるヘルメット収納ボックスは、高さ方向の寸
法が大きくなる傾向にある。従って、ヘルメット収納ボ
ックス上に配置されるシートの位置は、収納ボックスの
高さが大きくなることから、必然的にその高さが大きく
ならざるを得ない。
おいては、乗降性を向上させるために、シートの位置を
低く設定することが好ましい。一方、収納ボックスの下
方には、例えばパワーユニットスイング式の自動二輪車
では、収納ボックス下方に、上下にスイング動するパワ
ーユニットが配置されている。従って、収納ボックスの
底部を低くすることは、パワーユニットの上下スイング
動のストロークを確保する関係等から困難性を伴う。一
方、収納ボックスの高さは、収納するヘルメットとの関
係から、低く設定することには困難性を伴う。従って、
収納ボックスの上部開口部を開閉するようにシートを設
けた場合、シートの高さを低く設定することには、困難
性を伴う。
たものである。本発明の目的とする処は、ヘルメットの
収納ボックスを、この上に配置したシートで開閉するよ
うに構成し、且つ収納ボックスの底部の高さ位置を、こ
れの下方に配置されるスイング式のパワーユニット等の
機器との関係で、従来と同様の高さ位置に設定しつつ、
シートの高さを可及的に低く設定し、自動二輪車の乗降
性を向上させる、という相反する要求を、合理的に解決
することを可能とした自動二輪車のシート装置を提供す
ることにある。
に請求項1は、ヘルメットの収納ボックスの上方開口部
を開閉自在なシートで覆うようにした自動二輪車におい
て、前記シート底板の一部に開口部を設け、該開口部内
に、該シート底板と別体で、上下方向に移動可能な可動
板を設けたことを特徴とする。
に収納した際、シート底板と別体の可動板のみが上方に
移動してヘルメットの高さ方向の収納スペースを確保す
ることができ、この結果、シートの高さを下げることが
可能である。
動板を、その外周部が、前記シート底板の開口部内周縁
の上方に重なるように構成した。請求項2では、収納ボ
ックスからヘルメットを取り出した空の状態において、
シートへの乗員の荷重が可動板にかかっても、荷重はシ
ート底板で支持されることとなる。
動板の下面に、柔軟な保護材を設けた。請求項3では、
収納ボックス内にヘルメットを収納した状態で、ヘルメ
ットの頂部、或いはこれの周辺部と可動板との接触は、
可動板下面のスポンジ等の保護材を介してなされる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る自動二輪車の外観側面
図、図2は本発明に係るシート、収納ボックス部分の拡
大縦断面図、図3は本発明に係るシート底板の一部で、
可動板の部分の拡大縦断面図、図4は本発明に係る収納
ボックスにヘルメットを収納した状態の要部の縦断面
図、図5は図4の要部の拡大図、図6は本発明に係る収
納ボックスからヘルメットを取り出した空の状態の要部
の縦断面図、図7は本発明の変更実施例を示すシート要
部の縦断面図、図8は本発明の他の変更実施例を示すシ
ート要部の縦断面図である。
輪車の外観側面図を示し、自動二輪車1は、フレーム2
の前端部のヘッドパイプ2aを介して前輪3を支持する
フロントフォーク4を操向自在に支持し、フロントフォ
ーク4の上方に延出されたステアリングシャフト4a上
にハンドル5を備える。ヘッドパイプ2aから急角度で
後下傾するように設けたダウンチューブ2bの下部から
左右後方に二股状にメインフレーム2cを延出し、メイ
ンフレーム2cの前部2dは低位で、中間部2eは緩や
かに後上傾し、後部2fは後方に延出されており、クロ
スメンバー等で左右の部材間を結合する。
は燃料タンク6を配設し、中間部2eと前部2dの境界
部に設けたブラケット2gを介して後輪7を取付、支持
するユニットスイング式のパワーユニット8をリンク機
構11を介して支持する。パワーユニット8は、前部の
エンジン9、及び伝動ケース10を備え、伝動ケース1
0とメインフレーム2cの後部2fとの間には、リヤク
ッションユニット12を介設する。
覆い、ハンドル5の周りをハンドルカバー14で覆っ
て、これの正面に左右のウインカー等を含むヘッドライ
トユニット15を配設し、前輪3上をフロントフェンダ
ー16で覆う。又メインフレーム2cの低位の前部2d
上を低床式のフロア17で覆い、これの後部上にセンタ
ーカバー18を、これの後方にリヤカバー19を設けた
周囲を覆い、リヤカバー19の後部で下部には、リヤフ
ェンダー20を設ける。以上カバー類で自動二輪車の外
観を構成し、前記したセンターカバー18、リヤカバー
19の上には、前端部をヒンジとして開閉自在にシート
30を設ける。
を収納する収納ボックス21を配設し、収納ボックス2
1は周囲をセンターカバー18、リヤカバー19で覆わ
れ、上方の開口部21aを前記したシート30で開閉自
在に覆う。図1、図2は、何れもシートを略々水平に倒
した状態とし、収納ボックス21の開口部21aを覆っ
た状態を示す。
21cを前方に突設し、前壁21bとセンターカバー1
8との間の空間内にオイルタンク22を収納、配置し
た。図1、図2において23は、燃料タンク6の給油口
を露出させ、給油を行う際に開閉するリッドである。オ
イルタンク22の給油部22aは、スティ21cに設け
た開口部21dから上方に突出し、キャップ22bを含
む給油部22aは、シート30の前部で塞がれ、シート
30を起立し、収納ボックス21を開放した状態でオイ
ルタンク22のキャップ22bを含む給油部22aは露
出する。
閉自在に覆うシート30は、図2、図3に示すように硬
質の樹脂等で形成した底板31、これの上に貼設された
厚手の発泡ウレタン等からなるクッション材32、合成
皮革等の表皮33からなる。底板31の低位の前部31
aにヒンジアーム24を固着し、該ヒンジアーム24の
両側に垂下したアーム部24aを、前記した収納ボック
ス21の前壁21b前方に突設したスティ21c前端部
の軸支部21eに支軸25を介して軸支する。これによ
り、シート前端部の支軸25を支点として、図2の左方
(反時計方向)にシート30は回動し、起立して収納ボ
ックス21を開く。
形、多角形等の開口部34を設け、開口部34の外方の
底板上にはリブを兼ねるリング状のガイド部35を上方
に突設する。ガイド部35の内側の開口部34の周辺部
に、開口部34を囲むように棚部36を形成する。一
方、シート30の底板31上に臨むクッション材32の
開口部34に該当する部分の底には、通気性を有する粗
目の布等からなる補強シート37を貼着し、補強シート
37は、図示例では、前記したリング状ガイド部35に
かかるように設けた。
で、同素材等からなるディスク状の可動板38を上下動
自在に配設する。具体的は、可動板38の周辺部38a
を上方に一段高い段部とし、周辺部38aを開口部34
内側周辺の棚部36上に載せ、可動板38の外周部38
aと開口部34の内周部とが、棚部36を介して重なる
ように設定する。又可動板38の外周と、前記したガイ
ド部35内周との間には、隙間が設けられるように該可
動板38の外径を設定する。
中央部方向に上傾するように形成し、中央部に円形等の
大径の孔部39を設けた。この孔部39の内径は、下方
の収納ボックス21内に収納するヘルメットHの頂部の
一部が嵌まる大きさに設定する。この可動板38の上
に、クッション材32の開口部に相当する部分の底部に
設けた前記補強シート37を臨ませる。以上の可動板3
8の下面には、スポンジ等からなる保護材40を貼設
し、保護材40は、図示例では、リング状として孔部3
9の下面周辺部に設けた。
メットHを収納し、蓋体であるシート30を閉じた状態
を図4で示し、前記したシート底板31に形成した開口
部34、可動板38は、収納したヘルメットHの頂部H
1が該可動板38の直下の位置になるように配設されて
いる。シート30は、図4、図5のように閉じた状態で
は、収納ボックス21内にヘルメットHを収納した状態
において、ヘルメットHの頂部H1の一部が可動板3
8、具体的は可動板38の孔部39に臨み、上からシー
ト30を閉じることで下方のヘルメット頂部H1に当た
り、可動板38を上方に持上げように作用する。
げ作用で、可動板38の上方への移動するが、この移動
は、クッション材32の変形で容易に許容される。クッ
ション材32の変形に伴う該クッション材32内の空気
の給、排は、補強シート37が前記したように通気性を
有するので、円滑になされ、従って、クッション材32
の変形は円滑、容易になされる。又可動板38の上方へ
の移動は、外周部をガイド部35で径方向への移動を規
制しつつなされ、上下移動を規制しつつ円滑に行う。従
って、可動板38が、開口部34内で、水平面内で遊動
するのを防止し、定位置での上下動を保障する。
に、可動板38はヘルメットHの頂部H1との接触で、
所定高さS分上昇することとなる。従って、高さSだけ
シート30の高さを低くしても、ヘルメットHを収納ボ
ックス21内に収納し得ることから、この高さSだけ、
シート30の高さを低くすることができることとなる。
尚、可動板38の下面にスポンジ等の柔軟な保護材40
が貼設されているので、可動板38とヘルメットHの頂
部H1の一部が接触しつつ摺動しても、保護材40で保
護され、ヘルッメットHの表面が傷つくことを防止する
ことができる。
を取り出し、シート30を閉じた状態を示し、シート3
0の開閉は、前述のように前端部の支軸25をヒンジと
してなされる。可動板38は、クッション材32の原形
への復帰作用で下方に押されて下降し、可動板38は、
周辺部38aがシート底板31の開口部34周辺部の棚
部36上に載置された状態で保持されることとなる。ヘ
ルメットHを収納ボックス21から取り出し、収納ボッ
クス21は空の状態で、乗員がシート30に座乗した状
態で、シート30に乗員の荷重が作用し、可動板38上
にも乗員の荷重が作用する。
可動板38は、前記した図3、図6に示すように、周辺
部38aが開口部34内側周辺部の棚部36上に上下に
重なって配置されており、従って、乗員の可動板38へ
の荷重は、シート底板31で支持されることとなる。従
って、開口部34内に上下移動自在に可動板38を設
け、ヘルメットHの収納時に上動するように構成して
も、シートとしての機能性を十分確保することができ
る。
ート30の底板31に開口部134を設け、開口部13
4の周縁部の一部に連続するようにフラップ状の可動板
138を設ける。可動板138の下面には、前記と同様
にスポンジ等の柔軟性の保護材140を貼設した。可動
板138の底板32と連続する部分には、撓曲するヒン
ジ部138aを設け、ヘルメットHの収納時におけるシ
ート30を閉じた状態では、ヒンジ部138aを支点と
してフラップ状の可動板138を上動させ、ヘルメット
Hの頂部H1を開口部134内に収納する。
形態を示し、シート30の底板31の開口部34内に上
下移動自在に設けた可動板238を、中央部に孔のない
盲板状とした。可動板238の中央部に、ヘルッメット
Hの頂部の一部に倣う弯曲凹部239を設けた。又該凹
部239の下面周辺部に、前記と同様のリング状の保護
材40を設けた。以上においては、前記した図2〜図6
の実施の形態と同様に、ヘルッメットHを収納ボックス
21内に収納した状態で、シート30を閉じることで、
ヘルッメットHの頂部H1の一部が可動板直下に臨み、
これを押上げてヘルメットHを収納する。
する。請求項1では、ヘルメットの収納ボックスの上方
開口部を開閉自在なシートで覆うようにした自動二輪車
において、シート底板の一部に開口部を設け、該開口部
内に、該シート底板と別体で、上下方向に移動可能な可
動板を設けたので、ヘルメットを収納ボックスに収納
し、シートを閉じた状態で、シート底板とヘルッメット
頂部の一部が当接した状態でも、シート底板と別体の可
動板のみが、ヘルッメットの頂部の一部に当接して上方
に移動することができる。従って、ヘルメットの頂部と
シート底板とが干渉し、且つシート内部にヘルッメット
頂部が潜る高さ位置まで、シート底板を低位に配置する
ことができる。この結果、シートの高さを低く設定する
ことができ、ヘルッメットの高さ方向の一部の収納スペ
ースを、シート底板よりも上方に確保することができ、
この結果、シートの高さを下げることができる。
ート高さや、ヘルッメット収納ボックスの底部の高さ位
置を従来と同様に所定高さに配置し、ユニットスイング
式のパワーユニットの挙動を確保し、又機器類の配置を
変更することなく、これらの機能性を確保しつつ、シー
トの高さを可及的に低く設定して、スクータ形式等の自
動二輪車の乗降性を向上させることができる。
板を、その外周部(周辺部)が、シート底板の開口部内
周縁の上方に重なるように構成したので、収納ボックス
からヘルメットを取り出した空の状態において、シート
への乗員の荷重が可動板にかかっても、荷重はシート底
板で支持されることとなる。従って、収納ボックスから
ヘルメットを取り出し、乗員がシートに座乗しても、乗
員の荷重はシート底板で支持され、シートの沈み込みを
防止し、シート底板に開口部を設け、開口部に上下移動
自在な可動板を設けても、シートの機能性を従前と同様
に確保することができる。
の下面に、柔軟な保護材を設けたので、収納ボックス内
にヘルメットを収納した状態で、ヘルメットの頂部、或
いはこれの周辺部と可動板との接触は、可動板下面のス
ポンジ等の保護材を介してなされる。従って、ヘルメッ
トの頂部と可動板とが接触しても、ヘルメットの表面は
保護材で保護され、表面への傷付きを防止することがで
きる。
縦断面図
分の拡大縦断面図
した状態の要部の縦断面図
り出した空の状態の要部の縦断面図
図
断面図
30…シート、 31…シート底板、 34…開口
部、 36…開口部周縁部の棚部、 38…可動板、
38a…可動板外周部(周辺部)、 40…保護材、
H…ヘルッメット。
Claims (3)
- 【請求項1】 ヘルメットの収納ボックスの上方開口部
を開閉自在なシートで覆うようにした自動二輪車におい
て、 前記シート底板の一部に開口部を設け、該開口部内に、
該シート底板と別体で、上下方向に移動可能な可動板を
設けた、 ことを特徴とする自動二輪車のシート装置。 - 【請求項2】 前記可動板は、その外周部が、前記シー
ト底板の開口部内周縁の上方に重なるように構成したこ
とを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のシート装
置。 - 【請求項3】 前記可動板の下面には柔軟な保護材を設
けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のシー
ト装置。
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