JPH11227681A - 底開・密閉兼用型土運船 - Google Patents
底開・密閉兼用型土運船Info
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- JPH11227681A JPH11227681A JP3605198A JP3605198A JPH11227681A JP H11227681 A JPH11227681 A JP H11227681A JP 3605198 A JP3605198 A JP 3605198A JP 3605198 A JP3605198 A JP 3605198A JP H11227681 A JPH11227681 A JP H11227681A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 底開・密閉兼用土運船において、船倉内の有
効容積が減少することなく、また、底開型から密閉型に
変える場合に、複雑な移動機構を必要とせず、極めて簡
単な機構によって行うことができるようにする。 【解決手段】 船倉2を構成する一方の傾斜側壁3の水
平面となす角度は、他方の傾斜側壁4の水平面となす角
度よりも小で、傾斜角度が小さい傾斜側壁下端3aの船
体底部外板7からの高さは、傾斜角度が大きい傾斜側壁
下端4aの船体底部外板7からの高さよりも大で、一方
の傾斜側壁3の下端と、他方の傾斜側壁4の下端との間
に、船倉の底部中心線に沿って1列の土砂排出用開口8
が形成され、一方の傾斜側壁3の下部には、他方の傾斜
側壁4の下部に向けた底板16が下方に傾斜して移動可
能に設けられ、他方の傾斜側壁4の下部には、底板16
の先端部が挿入される底板支持溝20が形成されてい
る。
効容積が減少することなく、また、底開型から密閉型に
変える場合に、複雑な移動機構を必要とせず、極めて簡
単な機構によって行うことができるようにする。 【解決手段】 船倉2を構成する一方の傾斜側壁3の水
平面となす角度は、他方の傾斜側壁4の水平面となす角
度よりも小で、傾斜角度が小さい傾斜側壁下端3aの船
体底部外板7からの高さは、傾斜角度が大きい傾斜側壁
下端4aの船体底部外板7からの高さよりも大で、一方
の傾斜側壁3の下端と、他方の傾斜側壁4の下端との間
に、船倉の底部中心線に沿って1列の土砂排出用開口8
が形成され、一方の傾斜側壁3の下部には、他方の傾斜
側壁4の下部に向けた底板16が下方に傾斜して移動可
能に設けられ、他方の傾斜側壁4の下部には、底板16
の先端部が挿入される底板支持溝20が形成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、埋立てや浚渫等
の作業に使用される底開・密閉兼用型土運船に関するも
のである。
の作業に使用される底開・密閉兼用型土運船に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、水域の埋立作業等のために、底
開・密閉兼用型土運船が使用されている。この底開・密
閉兼用型土運船は、土砂を収容する船倉の下端に開閉可
能な扉を有する開口が設けられ、前記扉を閉じた状態で
船倉内に土砂を積載し、埋立て地において前記扉を開き
積載されている土砂を海中に投棄し、また、ある程度埋
立てが進み水深が浅くなって直接投棄ができなくなった
場合には、扉を閉じショベル等を使用して揚土すること
ができるようになっている。
開・密閉兼用型土運船が使用されている。この底開・密
閉兼用型土運船は、土砂を収容する船倉の下端に開閉可
能な扉を有する開口が設けられ、前記扉を閉じた状態で
船倉内に土砂を積載し、埋立て地において前記扉を開き
積載されている土砂を海中に投棄し、また、ある程度埋
立てが進み水深が浅くなって直接投棄ができなくなった
場合には、扉を閉じショベル等を使用して揚土すること
ができるようになっている。
【0003】図4は、実開昭61−14195号公報等
に開示されている従来の底開・密閉兼用型土運船の一例
を示す概略横断面図である。図4に示すように、船体1
のデッキ5より下部にある、土砂を収容する船倉2の底
部中心線に沿って、頂部が三角形状の中心桁21が設け
られており、中心桁21と、船倉側壁22、22′との
間の底面には、船倉2内に収容された土砂を排出するた
めの開口23、23′が2列並列して設けられている。
に開示されている従来の底開・密閉兼用型土運船の一例
を示す概略横断面図である。図4に示すように、船体1
のデッキ5より下部にある、土砂を収容する船倉2の底
部中心線に沿って、頂部が三角形状の中心桁21が設け
られており、中心桁21と、船倉側壁22、22′との
間の底面には、船倉2内に収容された土砂を排出するた
めの開口23、23′が2列並列して設けられている。
【0004】中心桁21の下端には、開口23、23′
を開閉するための扉24、24′が各々蝶番25によっ
て軸着されている。扉24、24′の先端にはチェーン
26が取り付けられ、チェーン26の他端は、デッキ5
上に設けられた巻取り機構27に取り付けられている。
を開閉するための扉24、24′が各々蝶番25によっ
て軸着されている。扉24、24′の先端にはチェーン
26が取り付けられ、チェーン26の他端は、デッキ5
上に設けられた巻取り機構27に取り付けられている。
【0005】巻取り機構27によってチェーン26を巻
き上げると、扉24、24′は、蝶番25を軸として回
動し引き上げられ、開口23、23′を閉塞する。この
ように、扉24、24′により開口23、23′を閉塞
した状態で船倉2内に土砂を積載し、水域の埋立てすべ
き位置まで運搬する。次いで、巻取り機構27によりチ
ェーン26を緩めると、扉24、24′は開き、船倉2
内に積載された土砂は水中に投棄される。
き上げると、扉24、24′は、蝶番25を軸として回
動し引き上げられ、開口23、23′を閉塞する。この
ように、扉24、24′により開口23、23′を閉塞
した状態で船倉2内に土砂を積載し、水域の埋立てすべ
き位置まで運搬する。次いで、巻取り機構27によりチ
ェーン26を緩めると、扉24、24′は開き、船倉2
内に積載された土砂は水中に投棄される。
【0006】頂部が三角形状の中心桁21の三角頂部
は、分割可能な左右2個の斜壁体28、28′からなっ
ており、密閉型土運船として使用する場合は、図5に示
すように、三角頂部を形成する斜壁体28、28′を水
平状となし、この水平状の斜壁体28、28′と桁上面
29とによって密閉されたホールド底板が形成される。
は、分割可能な左右2個の斜壁体28、28′からなっ
ており、密閉型土運船として使用する場合は、図5に示
すように、三角頂部を形成する斜壁体28、28′を水
平状となし、この水平状の斜壁体28、28′と桁上面
29とによって密閉されたホールド底板が形成される。
【0007】なお、底開・密閉兼用型土運船としては、
上記のほか、例えば、特開平8−48283号、特開平
8−133176号公報等に開示されているように、同
じく船倉の底部中心線に沿って、頂部が三角形状の中心
桁が設けられており、中心桁と、船倉側壁との間の底面
に、船倉内に収容された土砂を排出するための開口が2
列並列して形成され、密閉型土運船として使用する場合
には、船倉側壁を密閉型ホールドの底板として利用する
構造のものもある。
上記のほか、例えば、特開平8−48283号、特開平
8−133176号公報等に開示されているように、同
じく船倉の底部中心線に沿って、頂部が三角形状の中心
桁が設けられており、中心桁と、船倉側壁との間の底面
に、船倉内に収容された土砂を排出するための開口が2
列並列して形成され、密閉型土運船として使用する場合
には、船倉側壁を密閉型ホールドの底板として利用する
構造のものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の底開・
密閉兼用型土運船には、何れも、船倉内2に積載された
土砂を2列の船底開口23、23′から円滑に排出さ
せ、また、開口23、23′の開閉用扉24、24′を
取付けやすくするために、船倉2内に、その底部中心線
に沿い、頂部が三角形状の突出した中心桁21が設けら
れている。そのために、突出した中心桁21によって、
船倉2内における有効容積の減少することが避けられな
い。
密閉兼用型土運船には、何れも、船倉内2に積載された
土砂を2列の船底開口23、23′から円滑に排出さ
せ、また、開口23、23′の開閉用扉24、24′を
取付けやすくするために、船倉2内に、その底部中心線
に沿い、頂部が三角形状の突出した中心桁21が設けら
れている。そのために、突出した中心桁21によって、
船倉2内における有効容積の減少することが避けられな
い。
【0009】また、実開昭61−14195号公報等に
開示されている兼用型土運船の場合には、密閉型土運船
に変えるときに、中心桁21の三角頂部を形成する左右
2個の斜壁体28、28′を水平状にし底板とするため
の移動範囲が大きく且つその移動機構が極めて複雑であ
る。特開平8−48283号公報等に開示されている兼
用型土運船の場合には、密閉型土運船に変えるときに、
底板の移動量が大きく、その移動機構が複雑である上、
密閉型としたときの有効容積の減少が大きい。
開示されている兼用型土運船の場合には、密閉型土運船
に変えるときに、中心桁21の三角頂部を形成する左右
2個の斜壁体28、28′を水平状にし底板とするため
の移動範囲が大きく且つその移動機構が極めて複雑であ
る。特開平8−48283号公報等に開示されている兼
用型土運船の場合には、密閉型土運船に変えるときに、
底板の移動量が大きく、その移動機構が複雑である上、
密閉型としたときの有効容積の減少が大きい。
【0010】従って、この発明は、上述した問題を解決
し、船倉内の有効容積が減少することがなく、また、底
開型土運船から密閉型土運船に変える場合に、複雑な移
動機構を必要とせず、極めて簡単な機構によってこれを
行うことができる、底開・密閉兼用型土運船を提供する
ことにある。
し、船倉内の有効容積が減少することがなく、また、底
開型土運船から密閉型土運船に変える場合に、複雑な移
動機構を必要とせず、極めて簡単な機構によってこれを
行うことができる、底開・密閉兼用型土運船を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、土砂を収容
する、傾斜側壁からなる船倉の下端に、前記船倉内の土
砂を排出するための開閉可能な開口が形成されている底
開・密閉兼用型土運船において、前記船倉を構成する一
方の傾斜側壁の、水平面となす傾斜角度は、他方の傾斜
側壁の、水平面となす傾斜角度よりも小であり、そし
て、前記傾斜角度が小さい一方の傾斜側壁下端の、船体
底部外板からの高さは、前記傾斜角度が大きい他方の傾
斜側壁下端の、船体底部外板からの高さよりも大であ
り、前記一方の傾斜側壁の下端と前記他方の傾斜側壁の
下端との間には、前記船倉内の土砂を排出するための開
口が、船体底部中心線に沿って1列形成されており、そ
して、前記一方の傾斜側壁の下端には、前記開口を開閉
するための扉が回動可能に軸着されており、前記一方の
傾斜側壁の下部には、これを貫通し前記他方の傾斜側壁
の下部に向けた底板が、下方に傾斜して移動可能に設け
られており、前記一方の傾斜側壁の内側には、前記底板
を支持する下方に傾斜した支持台が設けられおり、そし
て、前記他方の傾斜側壁の下部には、前記底板の先端部
が挿入されてこれを支持する底板支持溝が形成されてい
ることに特徴を有するものである。
する、傾斜側壁からなる船倉の下端に、前記船倉内の土
砂を排出するための開閉可能な開口が形成されている底
開・密閉兼用型土運船において、前記船倉を構成する一
方の傾斜側壁の、水平面となす傾斜角度は、他方の傾斜
側壁の、水平面となす傾斜角度よりも小であり、そし
て、前記傾斜角度が小さい一方の傾斜側壁下端の、船体
底部外板からの高さは、前記傾斜角度が大きい他方の傾
斜側壁下端の、船体底部外板からの高さよりも大であ
り、前記一方の傾斜側壁の下端と前記他方の傾斜側壁の
下端との間には、前記船倉内の土砂を排出するための開
口が、船体底部中心線に沿って1列形成されており、そ
して、前記一方の傾斜側壁の下端には、前記開口を開閉
するための扉が回動可能に軸着されており、前記一方の
傾斜側壁の下部には、これを貫通し前記他方の傾斜側壁
の下部に向けた底板が、下方に傾斜して移動可能に設け
られており、前記一方の傾斜側壁の内側には、前記底板
を支持する下方に傾斜した支持台が設けられおり、そし
て、前記他方の傾斜側壁の下部には、前記底板の先端部
が挿入されてこれを支持する底板支持溝が形成されてい
ることに特徴を有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明を図面を参照しな
がら説明する。図1は、この発明の底開・密閉兼用型土
運船の一例を示す概略横断面図である。図面に示すよう
に、デッキ6、船体側部外板7、船体底部外板8からな
る船体1の、デッキ6よりも下方には、傾斜角度の異な
る傾斜側壁3、4によって構成された、土砂を収容する
船倉2が設けられている。
がら説明する。図1は、この発明の底開・密閉兼用型土
運船の一例を示す概略横断面図である。図面に示すよう
に、デッキ6、船体側部外板7、船体底部外板8からな
る船体1の、デッキ6よりも下方には、傾斜角度の異な
る傾斜側壁3、4によって構成された、土砂を収容する
船倉2が設けられている。
【0013】船倉2を構成する一方の傾斜側壁3(図示
の例では左舷側)の水平面となす角度θpは、他方の傾
斜側壁4(図示の例では右舷側)の水平面となす角度θ
sよりも小になっている。そして、傾斜角度θpが小さ
い一方の傾斜側壁下端3aの船体底部外板7からの高さ
hpは、傾斜角度θsが大きい他方の傾斜側壁下端4a
の船体底部外板7からの高さhsよりも大になってい
る。
の例では左舷側)の水平面となす角度θpは、他方の傾
斜側壁4(図示の例では右舷側)の水平面となす角度θ
sよりも小になっている。そして、傾斜角度θpが小さ
い一方の傾斜側壁下端3aの船体底部外板7からの高さ
hpは、傾斜角度θsが大きい他方の傾斜側壁下端4a
の船体底部外板7からの高さhsよりも大になってい
る。
【0014】このような傾斜角度および船体底部外板7
からの高さの異なる傾斜側壁3の下端3aと、傾斜側壁
4の下端4aとの間には、船倉の底部中心線に沿って1
列の開口8が形成されている。9は、開口8を開閉する
ための扉であって、扉9の上端は、一方の傾斜側壁3の
下端3aに蝶番10によって軸着されている。
からの高さの異なる傾斜側壁3の下端3aと、傾斜側壁
4の下端4aとの間には、船倉の底部中心線に沿って1
列の開口8が形成されている。9は、開口8を開閉する
ための扉であって、扉9の上端は、一方の傾斜側壁3の
下端3aに蝶番10によって軸着されている。
【0015】一方の傾斜側壁3の下端3aおよび他方の
傾斜側壁4の下端4aから船体底部外板7に至る土砂排
出用通路13は、傾斜面11、12によって末広がり状
に形成されている。土砂排出用通路13を形成する、他
方の傾斜側壁4の下端4aから船体底部外板7に至る間
の傾斜面12は、扉9が取り付けられた一方の傾斜側壁
3の延長線上にあるように傾斜している。従って、一方
の傾斜側壁3の下端3aに取り付けられた扉9を閉じ、
その下部を上記土砂排出用通路13を構成する傾斜面1
2に接触させることによって、開口8は閉鎖される。
傾斜側壁4の下端4aから船体底部外板7に至る土砂排
出用通路13は、傾斜面11、12によって末広がり状
に形成されている。土砂排出用通路13を形成する、他
方の傾斜側壁4の下端4aから船体底部外板7に至る間
の傾斜面12は、扉9が取り付けられた一方の傾斜側壁
3の延長線上にあるように傾斜している。従って、一方
の傾斜側壁3の下端3aに取り付けられた扉9を閉じ、
その下部を上記土砂排出用通路13を構成する傾斜面1
2に接触させることによって、開口8は閉鎖される。
【0016】一方の傾斜側壁3の下端3aに取り付けら
れた扉9を、蝶番10を軸として回動させるための駆動
手段としては、例えば、図示のように、扉9の下端にチ
ェーン14を取り付け、このチェーン14を、他方の傾
斜側壁4側のデッキ5に設けられた巻取り機構15によ
って巻取り巻戻すチェーン駆動のほか、油圧シリンダ駆
動等、任意の手段によって行うことができる。
れた扉9を、蝶番10を軸として回動させるための駆動
手段としては、例えば、図示のように、扉9の下端にチ
ェーン14を取り付け、このチェーン14を、他方の傾
斜側壁4側のデッキ5に設けられた巻取り機構15によ
って巻取り巻戻すチェーン駆動のほか、油圧シリンダ駆
動等、任意の手段によって行うことができる。
【0017】一方の傾斜側壁3の下部には、これを貫通
し他方の傾斜側壁4の下部に向けた底板16が、他方の
傾斜側壁4に向け所定角度(α)下方に傾斜して移動可
能に設けられている。傾斜側壁3の内側には、底板16
を支持する所定角度(α)傾斜した支持台17が設けら
れており、支持台17には、底板16の基端に取り付け
られたワイヤ18を巻取り巻戻すための巻取り装置19
が設置さている。また、他方の傾斜側壁4の下部には、
上記底板16の先端部が挿入されこれを支持する底板支
持溝20が形成されている。
し他方の傾斜側壁4の下部に向けた底板16が、他方の
傾斜側壁4に向け所定角度(α)下方に傾斜して移動可
能に設けられている。傾斜側壁3の内側には、底板16
を支持する所定角度(α)傾斜した支持台17が設けら
れており、支持台17には、底板16の基端に取り付け
られたワイヤ18を巻取り巻戻すための巻取り装置19
が設置さている。また、他方の傾斜側壁4の下部には、
上記底板16の先端部が挿入されこれを支持する底板支
持溝20が形成されている。
【0018】従って、巻取り装置19によってワイヤ1
8を巻取ることにより、その先端に取り付けられた底板
16は、支持台17によって一方の傾斜側壁3の内部に
収納され、図示しないストッパによって支持台17上に
保持される。
8を巻取ることにより、その先端に取り付けられた底板
16は、支持台17によって一方の傾斜側壁3の内部に
収納され、図示しないストッパによって支持台17上に
保持される。
【0019】そして、巻取り装置19によるワイヤ18
の巻取りを緩めることにより、図3に示すように、底板
16は、その重力によって傾斜した支持台17上を直線
的に移動し、その先端部が他方の傾斜側壁4の下部に設
けられた底板支持溝20に挿入される。このようにし
て、底板16により船倉2は密閉される。
の巻取りを緩めることにより、図3に示すように、底板
16は、その重力によって傾斜した支持台17上を直線
的に移動し、その先端部が他方の傾斜側壁4の下部に設
けられた底板支持溝20に挿入される。このようにし
て、底板16により船倉2は密閉される。
【0020】底開式土運船として使用するときには、図
1に示すように、支持台17上の底板16を、一方の傾
斜側壁3内に収納しておき、そして、巻取り機構15に
よってチェーン14を巻取り、扉9の下部を土砂排出用
通路13を構成する傾斜面12に接触させて船倉2の開
口8を閉鎖する。この状態で、船倉2内に土砂を積載
し、水域の埋立てすべき場所まで運搬する。次いで、巻
取り機構15によってチェーン14を巻き戻すことによ
り、図2に示すように、扉9は回動して鉛直状態になっ
て開口8は開放され、船倉2内の土砂は水中に投棄され
る。
1に示すように、支持台17上の底板16を、一方の傾
斜側壁3内に収納しておき、そして、巻取り機構15に
よってチェーン14を巻取り、扉9の下部を土砂排出用
通路13を構成する傾斜面12に接触させて船倉2の開
口8を閉鎖する。この状態で、船倉2内に土砂を積載
し、水域の埋立てすべき場所まで運搬する。次いで、巻
取り機構15によってチェーン14を巻き戻すことによ
り、図2に示すように、扉9は回動して鉛直状態になっ
て開口8は開放され、船倉2内の土砂は水中に投棄され
る。
【0021】密閉式土運船として使用するときは、図3
に示すように、船倉2の開口8を扉9によって閉鎖し、
そして、巻取り装置19によるワイヤ18の巻取りを緩
め、底板16を移動させて、その先端部を他方の傾斜側
壁4の下部に設けられた底板支持溝20に挿入し、船倉
2を密閉する。このように、底板16の最小限の移動に
よって、船倉2の有効容積の減少が少なく、簡単な操作
で密閉式土運船とすることができる。
に示すように、船倉2の開口8を扉9によって閉鎖し、
そして、巻取り装置19によるワイヤ18の巻取りを緩
め、底板16を移動させて、その先端部を他方の傾斜側
壁4の下部に設けられた底板支持溝20に挿入し、船倉
2を密閉する。このように、底板16の最小限の移動に
よって、船倉2の有効容積の減少が少なく、簡単な操作
で密閉式土運船とすることができる。
【0022】なお、図示の例では、一方の傾斜側壁を左
舷側とし、他方の傾斜側壁を右舷側としたが、これを反
対にし、一方の傾斜側壁を右舷側とし、他方の傾斜側壁
を左舷側としてもよいこと勿論である。
舷側とし、他方の傾斜側壁を右舷側としたが、これを反
対にし、一方の傾斜側壁を右舷側とし、他方の傾斜側壁
を左舷側としてもよいこと勿論である。
【0023】この発明の底開・密閉兼用型土運船は、上
述したように構成されており、従来の土運船のように、
船倉2の底部中心線に沿った、頂部が三角形状の中心桁
は設けられておらず、土砂排出用の開口8は、船倉2の
底部中心線に沿って1列設けられているだけである。従
って、土運船を底開型として使用する場合でもまた密閉
型として使用する場合でも、船倉2内の有効容積の減少
は極めて少なく、また、密閉型ホールド底板の面積も小
さい。更に、底開型から密閉型に変える場合の底板の移
動量を最小限にすることができ、埋立て工事が進捗し、
水深が浅くなった段階においては、密閉型土運船とし
て、船倉2内の土砂をショベル等により、作業に支障が
生ずることなく効率的に揚土することができる。
述したように構成されており、従来の土運船のように、
船倉2の底部中心線に沿った、頂部が三角形状の中心桁
は設けられておらず、土砂排出用の開口8は、船倉2の
底部中心線に沿って1列設けられているだけである。従
って、土運船を底開型として使用する場合でもまた密閉
型として使用する場合でも、船倉2内の有効容積の減少
は極めて少なく、また、密閉型ホールド底板の面積も小
さい。更に、底開型から密閉型に変える場合の底板の移
動量を最小限にすることができ、埋立て工事が進捗し、
水深が浅くなった段階においては、密閉型土運船とし
て、船倉2内の土砂をショベル等により、作業に支障が
生ずることなく効率的に揚土することができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
土運船の船倉内有効容積が減少したり、また、密閉型土
運船として使用する場合の機構が簡単であって、船倉内
有効面積が減少したり、また、船倉内の土砂をショベル
等を使用し揚土する際に、作業に支障の生ずることがな
く、しかも、船倉内の土砂を円滑に排出することができ
る等、工業上有用な効果がもたらされる。
土運船の船倉内有効容積が減少したり、また、密閉型土
運船として使用する場合の機構が簡単であって、船倉内
有効面積が減少したり、また、船倉内の土砂をショベル
等を使用し揚土する際に、作業に支障の生ずることがな
く、しかも、船倉内の土砂を円滑に排出することができ
る等、工業上有用な効果がもたらされる。
【図1】この発明の土運船を底開き式として使用すると
きの、扉閉鎖状態を示す概略横断面図である。
きの、扉閉鎖状態を示す概略横断面図である。
【図2】この発明の土運船を底開き式として使用すると
きの、扉開放状態を示す概略横断面図である。
きの、扉開放状態を示す概略横断面図である。
【図3】この発明の土運船を密閉式土運船として使用す
るときの概略横断面図である。
るときの概略横断面図である。
【図4】従来の底開・密閉兼用型土運船の底開き型とし
て使用するときの概略横断面図である。
て使用するときの概略横断面図である。
【図5】従来の底開・密閉兼用型土運船の密閉型として
使用するときの概略横断面図である。
使用するときの概略横断面図である。
1 船体 2 船倉 3 傾斜側壁 4 傾斜側壁 5 デッキ 6 船体側部外板 7 船体底部外板 8 開口 9 扉 10 蝶番 11 傾斜面 12 傾斜面 13 土砂排出用通路 14 チェーン 15 巻取り機構 16 底板 17 支持台 18 ワイヤ 19 巻取り装置 20 底板支持溝 21 中心桁 22 船倉側壁 23 開口 24 扉 25 蝶番 26 チェーン 27 巻取り機構 28 斜壁体 29 桁上面
Claims (1)
- 【請求項1】 土砂を収容する、傾斜側壁からなる船倉
の下端に、前記船倉内の土砂を排出するための開閉可能
な開口が形成されている底開・密閉兼用型土運船におい
て、 前記船倉を構成する一方の傾斜側壁の、水平面となす傾
斜角度は、他方の傾斜側壁の、水平面となす傾斜角度よ
りも小であり、そして、前記傾斜角度が小さい一方の傾
斜側壁下端の、船体底部外板からの高さは、前記傾斜角
度が大きい他方の傾斜側壁下端の、船体底部外板からの
高さよりも大であり、 前記一方の傾斜側壁の下端と前記他方の傾斜側壁の下端
との間には、前記船倉内の土砂を排出するための開口
が、船体底部中心線に沿って1列形成されており、そし
て、前記一方の傾斜側壁の下端には、前記開口を開閉す
るための扉が回動可能に軸着されており、 前記一方の傾斜側壁の下部には、これを貫通し前記他方
の傾斜側壁の下部に向けた底板が、下方に傾斜して移動
可能に設けられており、前記一方の傾斜側壁の内側に
は、前記底板を支持する下方に傾斜した支持台が設けら
れており、そして、前記他方の傾斜側壁の下部には、前
記底板の先端部が挿入されこれを支持する底板支持溝が
形成されていることを特徴とする、底開・密閉兼用型土
運船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3605198A JPH11227681A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 底開・密閉兼用型土運船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3605198A JPH11227681A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 底開・密閉兼用型土運船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11227681A true JPH11227681A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12458925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3605198A Pending JPH11227681A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 底開・密閉兼用型土運船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11227681A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002094651A1 (en) * | 2001-05-25 | 2002-11-28 | Siew Fai Loke | Barge with tiltable container |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP3605198A patent/JPH11227681A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002094651A1 (en) * | 2001-05-25 | 2002-11-28 | Siew Fai Loke | Barge with tiltable container |
| US7341012B2 (en) | 2001-05-25 | 2008-03-11 | Siew Fai Loke | Barge with tiltable container |
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