JPH11228548A - アゾール化合物、その製造法および用途 - Google Patents

アゾール化合物、その製造法および用途

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JPH11228548A
JPH11228548A JP8319998A JP8319998A JPH11228548A JP H11228548 A JPH11228548 A JP H11228548A JP 8319998 A JP8319998 A JP 8319998A JP 8319998 A JP8319998 A JP 8319998A JP H11228548 A JPH11228548 A JP H11228548A
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克己 伊藤
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智幸 北崎
Kenji Okonogi
研二 小此木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水に対する溶解性が高く注射剤として用いるの
に適しており、しかも高い治療効果を発現するための体
内吸収性の改善された新規化合物、それを含んでなる医
薬組成物およびその製造法を提供する。 【解決手段】アゾール環を構成する窒素原子の一つが生
体内で脱離する置換基で4級化されており、生体内で該
置換基が脱離して抗真菌性のアゾール化合物に変換し得
る含4級化窒素イミダゾール−1−イルまたは1,2,4
−トリアゾール−1−イル化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抗真菌作用を有する
新規アゾール系化合物,その製造法および用途に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに抗真菌作用を有するアゾール
系化合物が種々知られている。たとえば、特開平6−2
93740号公報には、式:
【化7】 (式中、Arは置換フェニルを示し、R1およびR2は同
一または異なって水素原子または低級アルキル基を示す
か、あるいは連結して低級アルキレン基を形成してもよ
く、R3は炭素原子を介して結合する基を示し、R4は水
素原子またはアシル基を示し、Xは窒素原子またはメチ
ン基を示し、YおよびZは同一又は異なって窒素原子ま
たは低級アルキル基で置換されていてもよいメチン基を
示す。)で表されるアゾール化合物またはその塩が、特
開平8−104676号公報には、式:
【化8】 (式中、Arは置換されていてもよいフェニル基、R1
およびR2は同一または異なって水素原子または低級ア
ルキル基を、あるいはR1とR2が相合わさって低級アル
キレン基を、R3は水素原子またはアシル基を、Yは窒
素原子またはメチン基を、およびAは置換基を有してい
てもよい、窒素原子で結合する飽和環状アミド基をそれ
ぞれ示す)で表される化合物またはその塩が、WO96
25410A1(特開平9-183769号公報に対応)
には、式:
【化9】 〔式中、Arは置換されていてもよいフェニル基を、R
1およびR2は同一または異なって、水素原子または低級
アルキル基を、あるいはR1とR2とが相合わさって低級
アルキレン基を、R3は水素原子またはアシル基を、X
は窒素原子またはメチン基を、AはY=Z(YおよびZ
は同一または異なって、窒素原子または低級アルキル基
で置換されていてもよいメチン基を示す)または低級ア
ルキル基で置換されていてもよいエチレン基を、nは0
〜2の整数を、Azは置換されていてもよいアゾリル基
を示す〕で表される化合物またはその塩が記載されてい
る。
【0003】一方、これまでに酵素的および/または非
酵素的に加水分解されるアゾール(イミダゾール、トリ
アゾール)化合物の4級アンモニウム塩型誘導体とし
て、ソフトドラッグと呼ばれる一群の化合物が知られて
いる。例えば、1−メチルイミダゾールの4級塩誘導体
がジャーナル オブ メディシナル ケミストリー 2
3巻 469頁 1980年(抗細菌作用)、同23巻
566頁 1980年(抗腫瘍作用)、同23巻 4
74頁 1980年(抗コリン作用)及び同32巻 4
93頁 1989年(アセチルコリンエステラーゼ再活
性化作用)に報告されているが、これらは4級塩自身
が、生物活性を有するものであり、その加水分解がすみ
やかに起ることが特徴の一つとされている。一方、プロ
ドラックの一種としてのアゾール化合物の4級アンモニ
ウム塩型誘導体としては、ファーマシューティカル リ
サーチ 9巻 372頁 1992年(抗緑内障薬)及
びエントモロジア エクスペリメンタリス エト アプ
リカタ 44巻 295頁 1987年(殺虫薬)が報
告されているのみである。さらに、容易に加水分解され
ることを利用したイミダゾールの4級アンモニウム型誘
導体の合成中間体としての使用例が、ジャーナル オブ
ケミカル ソサエティ パーキンI 1341頁 1
979年及びニュージャーナル オブ ケミストリー
16巻 107頁1992年に報告されている。また米
国特許4,061,722,4,160,099に一連の4
級アンモニウム塩型誘導体が記載されている。しかしな
がら、抗真菌作用を有するアゾール化合物の酵素的およ
び/または非酵素的に加水分解される4級塩誘導体は知
られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記抗真菌作用を有す
るアゾール系化合物は、たとえば注射剤として用いるた
めの水に対する溶解性が必ずしも十分でなく、また高い
治療効果を発現するための体内吸収性の面で十分満足さ
れているとは言い難く、水に対する溶解性の改善および
体内吸収性の改善が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
点に鑑み種々研究した結果、アゾール系化合物の1H−
イミダゾール−1−イル基または1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イル基に含まれる窒素原子を4級化した
誘導体が水に対する溶解性が向上し、しかも生体内で酵
素的および/または非酵素的に加水分解されて1H−イ
ミダゾール−1−イル基または1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル基を有し抗真菌活性を有する化合物を
生成することを見いだし、この知見に基づいて本発明を
完成した。すなわち本発明は、アゾール環を構成する窒
素原子の一つが生体内で脱離する置換基で4級化されて
おり、生体内で該置換基が脱離して抗真菌性のアゾール
化合物に変換し得る含4級化窒素イミダゾール−1−イ
ルまたは1,2,4−トリアゾール−1−イル化合物,そ
の製造法および該化合物を含有してなる医薬組成物に関
する。上記「アゾール環を構成する窒素原子の一つが生
体内で脱離する置換基で4級化されており、生体内で該
置換基が脱離して抗真菌性のアゾール化合物に変換し得
る含4級化窒素イミダゾール−1−イルまたは1,2,4
−トリアゾール−1−イル化合物[以下化合物(I)と
いうこともある]」はその分子内にイミダゾール−1−
イル基または1,2,4−トリアゾール−1−イル基を有
し、イミダゾール−1−イル基の3位の窒素原子および
1,2,4−トリアゾール−1−イル基の2位または4位
の窒素原子に置換基を有することにより該窒素原子が4
級化されており、該置換基は生体内で加水分解されて離
脱し、4級化窒素原子を有しないイミダゾール−1−イ
ル基または1,2,4−トリアゾール−1−イル基を有
し、抗真菌作用を有する化合物に変換する化合物であ
る。
【0006】このような化合物としては、式:
【化10】 (式中、Qはアゾール環を構成する窒素原子の一つが生
体内で脱離する置換基で4級化されたイミダゾール−1
−イルまたは1,2,4−トリアゾール−1−イル基を、
Arは置換されていてもよいフェニル基を、Aはそれぞ
れ置換されていてもよい炭化水素基または複素環基を、
1は酸素原子またはメチレン基を、X2は酸化されてい
てもよい硫黄原子を、mおよびpはそれぞれ0または1
を、Y-は陰イオン示し、R3、R4およびR5は同一ま
たは異なって、水素原子または低級アルキル基を示す
か、R3が水素原子または低級アルキル基を示し、か
つR4とR5が相合わさって低級アルキレン基を示すか、
5が水素原子または低級アルキル基を示し、かつR3
とR4が相合わさって低級アルキレン基を示す。)で表
される化合物またはその塩[以下化合物(Ia)という
こともある]が挙げられる。上記Qで示される「アゾー
ル環を構成する窒素原子の一つが生体内で脱離する置換
基で4級化されたイミダゾール−1−イルまたは1,2,
4−トリアゾール−1−イル基」における「生体内で脱
離する置換基」は生体内で加水分解される基であればい
かなるものでもよく、Qで示される基としては、式:
【化11】 (式中、R1はそれぞれ置換されていてもよい炭化水素
基または複素環基を、R2は水素原子または低級アルキ
ル基を、Xは窒素原子またはメチン基を、nは0または
1を示す。)で示されるものが挙げられる。
【0007】R1で示される「置換されていてもよい炭
化水素基」の「炭化水素基」としては、脂肪族炭化水素
基、芳香族炭化水素基、芳香脂肪族炭化水素基が挙げら
れる。該脂肪族炭化水素基としては、たとえばアルキル
基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基があげられ、該アルキル基と
しては、例えばたとえばメチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブ
チル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル、ノニル、デシル、ドデシルなど直鎖もしくは
分枝状の炭素数1〜20のアルキル基が挙げられ、とり
わけ炭素数1〜6の低級アルキル基(例、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル)が好ましい。該シ
クロアルキル基としては、たとえばシクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチル、シクロオクチル、アダマンチルなど炭素数3
〜10のシクロアルキル基が挙げられ、とりわけ炭素数
3〜6のシクロアルキル基(例、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル)が好まし
い。該シクロアルキルアルキル基としては、たとえばシ
クロプロピルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘ
キシルメチルなど炭素数4〜12のものが挙げられ、と
りわけ炭素数6〜8のシクロアルキルアルキル基(例:
シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル)が好ま
しい。該アルケニル基としては、たとえばビニル、プロ
ペニル、ブテニルなど炭素数2〜4のものが挙げられ、
とりわけ炭素数2〜3のアルケニル(例、ビニル、プロ
ペニル)が好ましい。該アルキニル基としては、たとえ
ばエチニル、プロピニル、ブチニルなど炭素数2〜4の
ものが挙げられ、とりわけ炭素数2〜3のアルキニル
(例、エチニル、プロピニル)が好ましい。
【0008】該芳香族炭化水素基としては、フェニル、
ナフチル、ビフェニル、アンスリル、インデニルなど炭
素数6〜14のものが挙げられ、とりわけ炭素数6〜1
0のアリール基(例、フェニル、ナフチル)が好まし
い。該芳香脂肪族炭化水素基としては、炭素数7−15
のアラルキル基たとえばベンジル、フェネチル、フェニ
ルプロピル、ナフチルメチル、インダニル、インダニル
メチル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1,2,
3,4−テトラヒドロナフチルメチル等が挙げられ、と
りわけ炭素数7−11のアラルキル基(例:ベンジル、
フェネチル、ナフチルメチル等)が好ましい。
【0009】R1で示される「置換されていてもよい複
素環基」の「複素環基」は複素環に結合している水素原
子を1個とりのぞいてできる基を表し、そのような複素
環はたとえば、窒素原子(オキシド化されていてもよ
い)、酸素原子、硫黄原子などのヘテロ原子を1〜数
個、好ましくは1〜4個含む5〜8員環またはその縮合
環を示す。このような複素環基としては具体的には、ピ
ロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,3−トリア
ゾリル、1,2,4−トリアゾリル、テトラゾリル、フリ
ル、チエニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、1,2,
3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、
1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾ
リル、チアゾリル、イソチアゾリル、1,2,3−チアジ
アゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チア
ジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、ピロリジニ
ル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニ
ル、ピペリジニル、ピペラジニル、インドリル、ピラニ
ル、チオピラニル、ジオキシニル、ジオキソリル、キノ
リル、ピリド〔2,3−d〕ピリミジル、1,5−,1,
6−,1,7−,1,8−,2,6−または2,7−ナフチ
リジニル、チエノ〔2,3−d〕ピリジル、ベンゾピラ
ニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、ジ
オキソラニル、ジオキサニルなどが挙げられる。
【0010】R1で示される「置換されていてもよい炭
化水素基」および「置換されていてもよい複素環基」に
おける該置換基としてはたとえば、複素環基、オキソ
基、水酸基、C1-6アルコキシ基、C3-10シクロアルキ
ルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、C7-19アラルキ
ルオキシ基、複素環オキシ基、メルカプト基、C1-6
ルキルチオ基(該硫黄原子がオキシド化されていてもよ
い)、C3-10シクロアルキルチオ基(該硫黄原子がオキ
シド化されていてもよい)、C6-10アリールチオ基(該
硫黄原子がオキシド化されていてもよい)、C7-19アラ
ルキルチオ基(該硫黄原子がオキシド化されていてもよ
い)、複素環チオ基、複素環スルフィニル基、複素環ス
ルホニル基、アミノ基、モノC1-6アルキルアミノ基、
ジC1-6アルキルアミノ基、トリC1-6アルキルアンモニ
オ基、C3-10シクロアルキルアミノ基、C6-10アリール
アミノ基、C7-19アラルキルアミノ基、複素環アミノ
基、環状アミノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、シアノ
基、カルボキシル基、C1-10アルコキシ−カルボニル
基、C6-10アリールオキシ−カルボニル基、C7-19アラ
ルキルオキシ−カルボニル基、C6-10アリール−カルボ
ニル基、C1-6アルカノイル基、C3-5アルケノイル基、
6-10アリール−カルボニルオキシ基、C2-6アルカノ
イルオキシ基、C3-5アルケノイルオキシ基、置換され
ていてもよいカルバモイル基、置換されていてもよいチ
オカルバモイル基、置換されていてもよいカルバモイル
オキシ基、C1-6アルカノイルアミノ基、C6-10アリー
ル−カルボニルアミノ基、C1-10アルコキシ−カルボキ
サミド基、C6-10アリールオキシ−カルボキサミド基、
7-19アラルキルオキシ−カルボキサミド基、C1-10
ルコキシ−カルボニルオキシ基、C6-10アリールオキシ
−カルボニルオキシ基、C7-19アラルキルオキシ−カル
ボニルオキシ基、C3-10シクロアルキルオキシ−カルボ
ニルオキシ基、置換されていてもよいウレイド基などが
挙げられ、同一または異なって1ないし4個存在してい
てもよい。「C1-6アルコキシ基」としてはたとえば、
メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキ
シ、n−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−ペンチルオキ
シ、n−ヘキシルオキシなどが、「C3-10シクロアルキ
ルオキシ基」としてはたとえば、シクロプロピルオキ
シ、シクロヘキシルオキシなどが、「C6-10アリールオ
キシ基」としてはたとえば、フェノキシ、ナフチルオキ
シなどが、「C7-19アラルキルオキシ基」としてはたと
えば、ベンジルオキシ、1−フェニルエチルオキシ、2
−フェニルエチルオキシ、ベンズヒドリルオキシなど
が、「C1-6アルキルチオ基(該硫黄原子がオキシド化
されていてもよい)」としてはたとえば、メチルチオ、
エチルチオ、n−プロピルチオ、n−ブチルチオ、メチ
ルスルフィニル、メチルスルホニルなどが、「C3-10
クロアルキルチオ基(該硫黄原子がオキシド化されてい
てもよい)」としてはたとえば、シクロプロピルチオ、
シクロヘキシルチオ、シクロペンチルスルフィニル、シ
クロヘキシルスルホニルなどが、「C6-10アリールチオ
基(該硫黄原子がオキシド化されていてもよい)」とし
てはたとえば、フェニルチオ、ナフチルチオ、フェニル
スルフィニル、フェニルスルホニルなどが、「C7-19
ラルキルチオ基(該硫黄原子がオキシド化されていても
よい)」としてはたとえば、ベンジルチオ、フェニルエ
チルチオ、ベンズヒドリルチオ、ベンジルスルフィニ
ル、ベンジルスルホニルなどが、「モノC1-6アルキル
アミノ基」としてはたとえば、メチルアミノ、エチルア
ミノ、n−プロピルアミノ、n−ブチルアミノなどが、
「ジC1-6アルキルアミノ基」としてはたとえば、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、メチルエチルアミノ、ジ
−(n−プロピル)アミノ、ジ−(n−ブチル)アミノ
などが、「トリC1-6アルキルアンモニオ基」としては
たとえば、トリメチルアンモニオなどが、「C3-10シク
ロアルキルアミノ基」としてはたとえば、シクロプロピ
ルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルアミ
ノなどが、「C6-10アリールアミノ基」としてはたとえ
ば、アニリノ、N−メチルアニリノなどが、「C7-19
ラルキルアミノ基」としてはたとえば、ベンジルアミ
ノ、1−フェニルエチルアミノ、2−フェニルエチルア
ミノ、ベンズヒドリルアミノなどが、「環状アミノ基」
としてはたとえば、1−ピロリジニル、ピペリジノ、1
−ピペラジニル、モルホリノ、チオモルホリノなどが、
「ハロゲン原子」としてはたとえば、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素などが、「C1-10アルコキシ−カルボニル
基」としてはたとえば、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキ
シカルボニル、n−ブトキシカルボニル、イソブトキシ
カルボニル、tert−ブトキシカルボニル、シクロペンチ
ルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボニ
ル、ノルボルニルオキシカルボニルなどが、「C6-10
リールオキシ−カルボニル基」としてはたとえば、フェ
ノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニルなどが、
「C7-19アラルキルオキシ−カルボニル基」としてはた
とえば、ベンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリルオ
キシカルボニルなどが、「C6-10アリール−カルボニル
基」としてはたとえば、ベンゾイル、ナフトイル、フェ
ニルアセチルなどが、「C1-6アルカノイル基」として
はたとえば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチ
リル、バレリル、ピバロイルなどが、「C3-5アルケノ
イル基」としてはたとえば、アクリロイル、クロトノイ
ルなどが、「C6-10アリール−カルボニルオキシ基」と
してはたとえば、ベンゾイルオキシ、ナフトイルオキ
シ、フェニルアセトキシなどが、「C2- 6アルカノイル
オキシ基」としてはたとえば、アセトキシ、プロピオニ
ルオキシ、ブチリルオキシ、バレリルオキシ、ピバロイ
ルオキシなどが、「C3-5アルケノイルオキシ基」とし
てはたとえば、アクリロイルオキシ、クロトノイルオキ
シなどが、「置換されていてもよいカルバモイル基」と
してはたとえば、C1-4アルキル基(例、メチル、エチ
ル等)、フェニル基、C1-7アシル基(例、アセチル、
プロピオニル、ベンゾイル等)、C1-4アルコキシ−フ
ェニル基(例、メトキシフェニル等)などから選ばれた
1または2個の置換基で置換されていてもよいカルバモ
イル基、および環状アミノカルボニル基などが用いら
れ、具体的にはたとえば、カルバモイル、N−メチルカ
ルバモイル、N−エチルカルバモイル、N,N−ジメチ
ルカルバモイル、N,N−ジエチルカルバモイル、N−
フェニルカルバモイル、N−アセチルカルバモイル、N
−ベンゾイルカルバモイル、N−(p−メトキシフェニ
ル)カルバモイル、1−ピロリジニルカルボニル、ピペ
リジノカルボニル、1−ピペラジニルカルボニル、モル
ホリノカルボニルなどが、「置換されていてもよいチオ
カルバモイル基」としてはたとえば、C1-4アルキル基
(例、メチル、エチル等)、フェニル基などから選ばれ
た1または2個の置換基で置換されていてもよいチオカ
ルバモイル基が用いられ、たとえば、チオカルバモイ
ル、N−メチルチオカルバモイル、N−フェニルチオカ
ルバモイルなどが、「置換されていてもよいカルバモイ
ルオキシ基」はたとえば、C1-4アルキル基(例、メチ
ル、エチル等)、フェニル基などから選ばれた1または
2個の置換基で置換されていてもよいカルバモイルオキ
シ基が用いられ、具体的にはたとえば、カルバモイルオ
キシ、N−メチルカルバモイルオキシ、N,N−ジメチ
ルカルバモイルオキシ、N−エチルカルバモイルオキ
シ、N−フェニルカルバモイルオキシなどが、「C1-6
アルカノイルアミノ基」としてはたとえば、アセトアミ
ド、プロピオンアミド、ブチロアミド、バレロアミド、
ピバロアミドなどが、「C6-10アリール−カルボニルア
ミノ基」としてはたとえば、ベンズアミド、ナフトアミ
ド、フタルイミドなどが、「C1-10アルコキシ−カルボ
キサミド基」としてはたとえば、メトキシカルボキサミ
ド(CH3OCONH−)、エトキシカルボキサミド、t
ert−ブトキシカルボキサミドなどが、「C6-10アリー
ルオキシ−カルボキサミド基」としてはたとえば、フェ
ノキシカルボキサミド(C65OCONH−)などが、
「C7-10アラルキルオキシ−カルボキサミド基」として
はたとえば、ベンジルオキシカルボキサミド(C65
2OCONH−)、ベンズヒドリルオキシカルボキサ
ミドなどが、「C1-10アルコキシ−カルボニルオキシ
基」としてはたとえば、メトキシカルボニルオキシ、エ
トキシカルボニルオキシ、n−プロポキシカルボニルオ
キシ、イソプロポキシカルボニルオキシ、n−ブトキシ
カルボニルオキシ、tert−ブトキシカルボニルオキシ、
n−ペンチルオキシカルボニルオキシ、n−ヘキシルオ
キシカルボニルオキシなどが、「C6-10アリールオキシ
−カルボニルオキシ基」としてはたとえば、フェノキシ
カルボニルオキシ、ナフチルオキシカルボニルオキシな
どが、「C7-19アラルキルオキシ−カルボニルオキシ
基」としてはたとえば、ベンジルオキシカルボニルオキ
シ、1−フェニルエチルオキシカルボニルオキシ、2−
フェニルエチルオキシカルボニルオキシ、ベンズヒドリ
ルオキシカルボニルオキシなどが、「C3-10シクロアル
キルオキシ−カルボニルオキシ基」としてはたとえば、
シクロプロピルオキシカルボニルオキシ、シクロヘキシ
ルオキシカルボニルオキシなどが、「置換されていても
よいウレイド基」としてはたとえば、C1-4アルキル基
(例、メチル、エチル等)、フェニル基などから選ばれ
た1ないし3個の置換基で置換されていてもよいウレイ
ド基が用いられ、たとえばウレイド、1−メチルウレイ
ド、3−メチルウレイド、3,3−ジメチルウレイド、
1,3−ジメチルウレイド、3−フェニルウレイドなど
があげられる。
【0011】R1で示される「置換されていてもよい複
素環基」の置換基としては、上記したものに加えてたと
えばC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C4-7
シクロアルキルアルキル基、C2-3アルケニル基、C2-3
アルキニル基、C6-10アリール基、C7-11アラルキル基
などが用いられ、「C1-6アルキル基」としてはたとえ
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチルな
どが、「C3-6シクロアルキル基」としてはたとえば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシルなどが、「C4-7シクロアルキルアルキル
基」としては、たとえばシクロプロピルメチル、シクロ
ペンチルメチルなどが、「C2-3アルケニル基」として
は、たとえばビニル、プロペニルなどが、「C2-3アル
キニル基」としては、たとえばエチニル、プロピニルな
どが、「C6-10アリール基」としてはフェニル、ナフチ
ルなどが、「C7-11アラルキル基」としてはたとえばベ
ンジル、フェネチル、ナフチルメチルなどがあげられ
る。R1で示される「置換されていてもよい炭化水素
基」および「置換されていてもよい複素環基」における
これらの置換基は1個に限定されず、同一または異なっ
て複数個(2〜4個)あってもよい。
【0012】「炭化水素基」および「複素環基」の置換
基における複素環基、複素環オキシ基、複素環チオ基、
複素環スルフィニル基、複素環スルホニル基および複素
環アミノ基における複素環基は複素環に結合している水
素原子を1個とりのぞいてできる基を表し、そのような
複素環は、たとえば窒素原子(オキシド化されていても
よい)、酸素原子、硫黄原子などのヘテロ原子を1〜数
個、好ましくは1〜4個含む5〜8員環またはその縮合
環を示す。このような複素環基としては、たとえばピロ
リル、ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,3−トリアゾ
リル、1,2,4−トリアゾリル、テトラゾリル、フリ
ル、チエニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、1,2,
3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、
1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾ
リル、チアゾリル、イソチアゾリル、1,2,3−チアジ
アゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チア
ジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、ピロリジニ
ル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニ
ル、ピペリジニル、ピペラジニル、インドリル、ピラニ
ル、チオピラニル、ジオキシニル、ジオキソリル、キノ
リル、ピリド〔2,3−d〕ピリミジル、1,5−,1,
6−,1,7−,1,8−,2,6−または2,7−ナフチ
リジニル、チエノ〔2,3−d〕ピリジル、ベンゾピラ
ニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、ジ
オキソラニル、ジオキサニルなどが挙げられ、これら複
素環基はC1-4アルキル基(例、メチル、エチルな
ど)、水酸基、オキソ基、C1-4アルコキシ基(例、メ
トキシ、エトキシなど)などから選ばれた1〜3個の置
換基によって置換されていてもよい。
【0013】R1で示されるそれぞれ置換されていても
よい炭化水素基または複素環基において、「置換されて
いてもよい炭化水素基」としては、水酸基、C1-6アル
コキシ基、C7-19アラルキルオキシ基、C1-6アルキル
チオ基、C1-6アルキルスルホニル、C1-6アルカノイル
アミノ基、C1-10アルコキシ−カルボニル基、C7-19
ラルキルオキシ−カルボニル基、置換されていてもよい
カルバモイル基、C1-10アルコキシ−カルボキサミド、
7-10アラルキルオキシ−カルボキサミド、複素環基
(置換されていてもよい)などから選ばれた1ないし3
個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキル基
(C1-6アルキル基としては、たとえばメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、tert-ブチルなど)が好ましく、それらの具体例
としてはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、メトキシ
メチル、エトキシメチル、1−メトキシエチル、2−メ
トキシエチル、1−エトキシエチル、2−エトキシエチ
ル、2−ベンジルオキシエチル、3−ベンジルオキシプ
ロピル、1,3−ジベンジルオキシ−2−プロピル、ヒ
ドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキ
シエチル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロ
キシプロピル、1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル、
メチルチオメチル、メチルスルホニルエチル、アセトア
ミドメチル、1−アセトアミドエチル、2−アセトアミ
ドエチル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボ
ニルメチル、tert−ブトキシカルボニルメチル、1−エ
トキシカルボニルエチル、2−エトキシカルボニルエチ
ル、1−メトキシカルボニル−1−メチルエチル、1−
エトキシカルボニル−1−メチルエチル、1−tert−ブ
トキシカルボニル−1−メチルエチル、1−ベンジルオ
キシカルボニルエチル、1−ベンジルオキシカルボニル
−1−メチルエチル、カルバモイルメチル、N,N−ジ
メチルカルバモイルメチル、メトキシカルボキサミドメ
チル、エトキシカルボキサミドメチル、tert−ブトキシ
カルボキサミドメチル、ベンジルオキシカルボキサミド
メチル、2−エトキシカルボキサミドエチル、2−フリ
ルメチル、2−テトラヒドロフリルメチル、1,3−ジ
オキソラン−2−イルメチル、1,3−ジオキソラン−
4−イルメチル、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−
4−イルメチル、2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラ
ン−4−イルメチル、1,3−ジオキサン−5−イルメ
チル、1−エトキシカルボニル−1−(2,3,4−トリ
ヒドロキシフェニル)メチル、1−アセトアミド−2−
エトキシカルボニル、1−アセトアミド−3−エトキシ
カルボニルプロピル、2−アセトアミド−2−エトキシ
カルボニルエチル、3−アセトアミド−3−エトキシカ
ルボニルプロピル、1−アセトアミド−2−カルバモイ
ルエチル、1−アセトアミド−3−カルバモイルプロピ
ルなどが挙げられる。前記1ないし3個の置換基で置換
されていてもよいC1-6アルキル基のうち最も好ましい
ものはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、イソブチル、tert-ブチルなどの直鎖状及
び分枝状のC1-4アルキル基および2−ヒドロキシエチ
ル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキシプ
ロピル、1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル、2−メ
トキシエチル、2−エトキシエチル、3−ベンジルオキ
シプロピル、エトキシカルボニルメチル、1−エトキシ
カルボニルエチル、1−ベンジルオキシカルボニルエチ
ル、2−フリルメチル、2−テトラヒドロフリルメチ
ル、1,3−ジオキソラン−4−イルメチル、2−オキ
ソ−1,3−ジオキソラン−4−イルメチル、2,2−ジ
メチル−1,3−ジオキソラン−4−イルメチルなどの
水酸基、C1-6アルコキシ基、C1-10アルコキシ−カル
ボニル基、複素環基(置換されていてもよい)で置換さ
れた直鎖状又は分枝状のC1-4アルキル基である。
【0014】R1で示されるそれぞれ置換されていても
よい炭化水素基または複素環基において、「置換されて
いてもよい複素環基」としては、オキソ基、水酸基、C
1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基などから選ばれた1
〜3個の置換基で置換された複素環基が好ましく、その
具体例としてはフリル、チエニル、ピラニル、チオピラ
ニル、ジオキシニル、ジオキソリル、ベンゾピラニル、
テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、ジオキソ
ラニル、ジオキサニル、メチルフリル、ヒドロキシフリ
ル、メチルチエニル、メトキシフリル、2−オキソ−
1,3−ジオキソリル、2,2−ジメチル−1,3−ジオ
キソリル、2−オキソ−1,3−ジオキソラニル、2,2
−ジメチル−1,3−ジオキソラニル、2−オキソ−1,
3−ジオキサニル、2,2−ジメチル−1,3−ジオキサ
ニルなどがあげられ、中でもフリル、チエニル、ジオキ
サニル、2−オキソ−1,3−ジオキサニル、2,2−ジ
メチル−1,3−ジオキサニルが特に好ましい。
【0015】R2で示される低級アルキル基としては、
例えば炭素数1〜4の低級アルキル基(例、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
sec−ブチル、tert−ブチル等)が挙げられ、とりわけ
メチルが好ましい。R2としては水素原子、メチルであ
ることが特に好ましい。Xは窒素原子またはメチン基を
示すが、窒素原子が好ましい。X2で示される酸化され
ていてもよい硫黄原子としては、チオ、スルフィニル、
スルホニルが挙げられる。mおよびpはそれぞれ0また
は1を示すが、いずれも0であるのが好ましい。Arで
示される「置換されていてもよいフェニル基」における
置換基としては、たとえばハロゲン(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素等)、ハロゲン化低級(C1-4)アル
キル基(例、フルオロメチル、トリフルオロメチル、ク
ロロメチル、1−フルオロエチル、2−フルオロエチ
ル、1,1−ジフルオロエチル、1,2−ジフルオロエチ
ルなど)、ハロゲン化低級(C1-4)アルコキシ基
(例、フルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロ
ロメトキシ、1−フルオロエトキシ、2−フルオロエト
キシ、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロ
エトキシ、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ、2,
2,2−トリフルオロエトキシ、2,2,3,3−テトラフ
ルオロプロポキシ、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプ
ロポキシなど)等が挙げられる。該置換基は、好ましく
はハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)であ
り、特に好ましくはフッ素である。置換基の数は1ない
し3個が好ましく、さらに好ましくは1ないし2個であ
る。
【0016】Arの好ましい例としては、ハロゲノフェ
ニル基、ハロゲン化低級(C1-4)アルキルフェニル
基、ハロゲン化低級(C1-4)アルコキシフェニル基等
が挙げられる。該ハロゲノフェニル基としては、例えば
2,4−ジフルオロフェニル、2,4−ジクロロフェニ
ル、4−クロロフェニル、4−フルオロフェニル、2−
クロロフェニル、2−フルオロフェニル、2−フルオロ
−4−クロロフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェ
ニル、2,4,6−トリフルオロフェニル、4−ブロモフ
ェニル等が挙げられる。該ハロゲン化低級(C1-4)ア
ルキルフェニル基としては、例えば4−トリフルオロメ
チルフェニル等が挙げられる。該ハロゲン化低級(C
1-4)アルコキシフェニル基としては、例えば4−トリ
フルオロメトキシフェニル、4−(1,1,2,2−テト
ラフルオロエトキシ)フェニル、4−(2,2,2−トリ
フルオロエトキシ)フェニル、4−(2,2,3,3−テ
トラフルオロプロポキシ)フェニル、4−(2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロポキシ)フェニル等が挙げ
られる。具体的に、Arとしては、とりわけ1ないし2
個のハロゲンで置換されたフェニル基、例えば2,4−
ジフルオロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、4−
クロロフェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフ
ェニル、2−フルオロフェニル、2−フルオロ−4−ク
ロロフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、4
−ブロモフェニル等が好ましく、このうち特に4−フル
オロフェニル、2−フルオロフェニル、2,4−ジフル
オロフェニル等の1または2個のフッ素原子で置換され
たフェニル等が好ましく、さらに好ましくは2−フルオ
ロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル等である。
【0017】Y-で示される陰イオンは有機酸あるいは
無機酸からプロトン1個を除いたものであり、該有機酸
の例としては、例えば酢酸、プロピオン酸、メタンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ト
リフルオメタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸等が挙げ
られ、無機酸の例としては、塩酸、硫酸、りん酸、フッ
化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、水等が挙げられ
る。Y-としては無機酸からプロトン1個を除いた陰イ
オンが好ましく、中でも塩酸、フッ化水素酸、臭化水素
酸、ヨウ化水素酸等のハロゲン化水素酸からプロトン1
個を除いた陰イオンが好ましく、特に塩酸、臭化水素
酸、ヨウ化水素酸からプロトン1個を除いた陰イオンが
好ましい。Y-は陰電荷を有する基として定義すること
もでき、その好ましい例としては、例えばCl-、F-
Br-、I-、HSO3 -、HSO4 -、H2PO4 -、OH-
が挙げられ、中でもCl-、F-、Br-、I-が好まし
く、特にCl-、Br-、I-が好ましい。R3、R4およ
びR5で示される低級アルキル基としては、たとえばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、sec-ブチル、tert-ブチルなどの直鎖もしくは
分枝状の炭素数1〜4のアルキル基が挙げられるが、な
かでもメチルが好ましい。
【0018】R3とR4またはR4とR5が相合わさって低
級アルキレン基を示すとき、該低級アルキレンとして
は、たとえばメチレン、エチレン、プロピレン、ブチレ
ンなど炭素数1〜4のものが挙げられ、なかでもR3
4が相合わさって低級アルキレンを示すときはメチレ
ン、エチレンが、R4とR5が相合わさって低級アルキレ
ンを示すときはエチレンが好ましい。R3は水素原子で
あるのが好ましい。R4とR5は共に水素原子であるか、
共にメチル基であるかまたは一方が水素原子で他方がメ
チル基であるのが好ましい。R4とR5は特に一方が水素
原子で他方がメチルであるのが好ましい。Aで示される
置換されていてもよい炭化水素基」または「置換されて
いてもよい複素環基」としては、前記R1で述べたもの
と同様のものが挙げられ、さらにAとしては式:
【化12】 (式中、R6はそれぞれ置換されていてもよい炭化水素
基または芳香族複素環基を示し、Zは置換されていても
よい低級アルキレン基を示すかまたは式: −D=E− (DおよびEは同一または異なって窒素原子、または低
級アルキルで置換されていてもよいメチン基を示す。)
で示される基を示す。)で示される基が好ましい。R6
で示される「置換されていてもよい炭化水素基」におけ
る炭化水素基としては、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化
水素基および芳香脂肪族炭化水素基が挙げられる。
【0019】該脂肪族炭化水素基としては、例えばアル
キル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル基等が
挙げられる。該アルキル基の例としては、例えば直鎖も
しくは分枝状の炭素数1〜12のアルキル基が挙げられ
る。具体的には、メチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ド
デシル等が挙げられ、とりわけ炭素数1〜4の低級アル
キル基(例、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル等)が好ましい。該シクロアルキル基の例として
は、例えば炭素数3〜8のシクロアルキル基が挙げられ
る。具体的には、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロ
オクチル等が挙げられ、とりわけ炭素数3〜6のシクロ
アルキル基(例、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル等)が好ましい。該アルケ
ニル基の例としては、例えば炭素数2〜4のアルケニル
基が挙げられる。具体的には、ビニル、プロペニル、ブ
テニル等が挙げられ、とりわけ炭素数2〜3のアルケニ
ル基(例、ビニル、プロペニル等)が好ましい。該アル
キニル基の例としては、例えば炭素数2〜4のアルキニ
ル基が挙げられる。具体的には、エチニル、プロピニ
ル、ブチニル等が挙げられ、とりわけ炭素数2〜3のア
ルキニル基(例、エチニル、プロピニル等)が好まし
い。
【0020】該芳香族炭化水素基としては、例えば炭素
数6〜14のアリール基が挙げられる。該アリール基の
例としては、例えばフェニル、ナフチル、ビフェニリ
ル、アンスリル、インデニル等が挙げられ、とりわけ炭
素数6〜10のアリール基(例、フェニル、ナフチル
等)が好ましい。該芳香脂肪族炭化水素基としては、例
えば炭素数7〜15のアリールアルキル基が挙げられ
る。具体的にはベンジル、フェネチル、フェニルプロピ
ル、ナフチルメチル、インダニル、インダニルメチル、
1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1,2,3,4−テ
トラヒドロナフチルメチル、ビフェニルメチル、ベンズ
ヒドリル等が挙げられ、とりわけ炭素数7〜11のアラ
ルキル基(例、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル
等)が好ましい。
【0021】R6で表される「置換基を有していてもよ
い芳香族複素環基」における芳香族複素環基の例として
は、窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる少
なくとも1個のヘテロ原子を含有する芳香族複素環基が
挙げられる。該芳香族複素環基は、ベンゼン環あるいは
5もしくは6員の複素環と縮合していてもよい。このよ
うな芳香族複素環基の例としては、例えばイミダゾリ
ル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピラゾリル、ピリジ
ル、チアゾリル、チアジアゾリル、チエニル、フリル、
ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル、オキサゾリル、
イソオキサゾリル等の芳香族複素環基およびベンズイミ
ダゾリル、イミダゾピリミジニル、イミダゾピリジニ
ル、イミダゾピラジニル、イミダゾピリダジニル、ベン
ゾチアゾリル、キノリル、イソキノリル、キナゾリニ
ル、インドリル等の縮合芳香族複素環基が挙げられる。
芳香族複素環基としては、とりわけ窒素原子、硫黄原子
および酸素原子から任意に選ばれる1〜3個のヘテロ原
子を含有する5もしくは6員の芳香族複素環基(例、イ
ミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、チアジアゾリ
ル、チエニル、フリル、ピリジル、ピリミジニル等)が
好ましい。
【0022】R6で示される「置換基を有していてもよ
い脂肪族、芳香族もしくは芳香脂肪族炭化水素基または
置換基を有していてもよい芳香族複素環基」における置
換基の例としては、例えば水酸基、エステル化されてい
てもよいカルボキシル基(例、カルボキシ、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、ブトキシカルボニル等
の炭素数1〜6のアルコキシカルボニル等)、ニトロ
基、アミノ基、アシルアミノ基(例、アセチルアミノ、
プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ等の炭素数1〜1
0のアルカノイルアミノ等)、炭素数1〜10のアルキ
ル基でモノもしくはジ置換されたアミノ基(例、メチル
アミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジブチルア
ミノ等)、置換されていてもよい5もしくは6員の環状
アミノ基(例、ピロリジニル、モルホリノ、ピペリジ
ノ、ピラゾリジニル、パーヒドロアゼピニル、ピペラジ
ニル、4−ベンジルピペラジニル、4−アセチルピペラ
ジニル、4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−
1−ピペラジニル、4−〔4−(1,1,2,2−テトラ
フルオロエトキシ)フェニル〕−1−ピペラジニル、4
−〔4−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)
フェニル〕−1−ピペラジニル、4−〔4−(2,2,2
−トリフルオロエトキシ)フェニル〕−1−ピペラジニ
ル、4−〔4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロ
ポキシ)フェニル〕−1−ピペラジニル、4−(4−ト
リフルオロメチルフェニル)−4−ピペラジニル等)、
炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシ等)、ハロゲン原子(例、フ
ッ素、塩素、臭素等)、炭素数1〜6のアルキル基
(例、メチル、プロピル、ブチル等)、炭素数3〜6の
シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロペンチ
ル等)、ハロゲノ−炭素数1〜6のアルキル基(例、ト
リフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロエチ
ル等)、ハロゲノ−炭素数1〜6のアルコキシ基(例、
トリフルオロメトキシ、1,1,2,2−テトラフルオロ
エトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、2,2,
3,3−テトラフルオロプロポキシ、2,2,3,3,3−
ペンタフルオロプロポキシ、2,2,3,3,4,4,5,5
−オクタフルオロペントキシ、2−フルオロエトキシ
等)、オキソ基、チオキソ基、メルカプト基、炭素数1
〜6のアルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ、
ブチルチオ等)、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基
(例、メタンスルホニル、エタンスルホニル、ブタンス
ルホニル等)、炭素数1〜10のアルカノイル基(例、
アセチル、ホルミル、プロピオニル、ブチリル等)、5
もしくは6員の芳香族複素環基(例、ピロリル、ピラゾ
リル、イミダゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,
4−トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、イソチ
アゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、フラザニ
ル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,3−チアジアゾ
リル、1,2,5−チアジアゾリル、1,2,4−チアジア
ゾリル、チエニル、フリル、ピリジル、ピリミジニル、
ピリダジニル等)、縮合芳香族複素環基(例、ベンズイ
ミダゾリル、イミダゾピリミジニル、イミダゾピリジニ
ル、イミダゾピラジニル、イミダゾピリダジニル、ベン
ゾチアゾリル、キノリル、イソキノリル、キナゾリル、
インドリル等)等が挙げられ、とりわけハロゲノ−炭素
数1〜6のアルコキシ基および5員の芳香族複素環基が
好ましく、中でも1,1,2,2−テトラフルオロエトキ
シ、2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ、ピラゾ
リル(例、1H−ピラゾール−1−イル)、イミダゾリ
ル(例、1H−イミダゾール−1−イル)、1,2,3−
トリアゾリル(例、1H−1,2,3−トリアゾール−1
−イル、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)、
1,2,4−トリアゾリル(例、1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)、テトラゾリル(例、1H−テトラ
ゾール−1−イル、2H−テトラゾール−2−イル)が
特に好ましい。
【0023】上記した置換基の数は好ましくは1〜3個
であり、さらに好ましくは1〜2個である。R6で表さ
れる、置換基を有していてもよい脂肪族、芳香族もしく
は芳香脂肪族炭化水素基または置換基を有していてもよ
い芳香族複素環基としては、置換基を有していてもよい
芳香族炭化水素基が好ましく、とりわけ置換基を有する
フェル基が特に好ましく、中でもハロゲノ−炭素数1〜
6のアルコキシ基で置換されたフェニル基〔例、4−
(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル、
4−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)フェ
ニル〕および5員の芳香族複素環基で置換されたフェニ
ル基〔例、4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニ
ル、4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル、
4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェ
ニル、4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イ
ル)フェニル、4−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)フェニル、4−(1H−テトラゾール−1−
イル)フェニル、4−(2H−テトラゾール−2−イ
ル)フェニル〕が好ましい。
【0024】Zで示される「置換されていてもよい低級
アルキレン基」における低級アルキレン基としては、た
とえばメチレン、エチレン、プロピレンなど炭素数1〜
3のものが挙げられ、なかでもエチレンが好ましい。
「置換されていてもよい低級アルキレン基」における置
換基としてはたとえばメチル、エチル、n−プロピル,
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec-ブチル、
tert-ブチルなどの直鎖もしくは分枝状の炭素数1〜4
のアルキル基が好ましく、なかでもメチル、エチルがよ
り好ましく、メチルが特に好ましい。Zで表される低級
アルキル基で置換されていてもよいエチレン基の好まし
い例としては、エチレン、1−メチルエチレン、1,1
−ジメチルエチレン、1,2−ジメチルエチレン、1−
エチルエチレン、1,2−ジエチルエチレン等が挙げら
れ、とりわけエチレン等が好ましい。
【0025】ZがD=Eである時、DまたはEで表され
る「低級アルキル基で置換されていてもよいメチン基」
における低級アルキル基の例としては、炭素数1〜4の
直鎖もしくは分枝状のアルキル基(メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
sec−ブチル、tert−ブチル)が挙げられ、それらのな
かでメチルが好ましい。DまたはEで表される低級アル
キル基で置換されていてもよいメチン基の好ましい例と
しては、メチン、エチリジン(−C(CH3)=)、プロ
ピリジン(−C(CH2CH3)=)、ブチリジン(−C
(CH2CH2CH3)=)等が挙げられ、とりわけメチ
ン、エチリジン等が好ましく、特にメチン等が好まし
い。DおよびEとしては、一方が窒素原子であり、他方
がメチンである場合;DおよびEの両者ともにメチンで
ある場合;DおよびEの両者ともに窒素原子である場
合;DおよびEの一方が窒素原子であり、他方がエチリ
ジンである場合等が好ましく、特にDおよびEの一方が
窒素原子であり、他方がメチンである場合;またはDお
よびEの両者ともにメチンである場合等が特に好まし
い。
【0026】具体的に、Zとしては、−N=CH−、−
CH=N−、−CH=CH−、−N=N−、−N=C
(CH3)−、−C(CH3)=N−、−CH2−CH2−等が
好ましく、なかでも−N=CH−、−CH=N−、−C
H=CH−、−CH2−CH2−等がより好ましく、−N
=CH−、−CH2−CH2−が最も好ましい。
【化13】 で示される基としては、たとえば
【化14】 などが好ましく、とりわけ
【化15】 などが好ましい。
【0027】また、Aで示される置換されていてもよい
炭化水素基または置換されていてもよい複素環基に窒素
原子等の反応性原子が存在する場合には、該原子に式:
【化16】 (式中、各記号は前記と同意義である)で表される基が
結合していてもよい。化合物(I)が、分子内に不斉炭
素原子を1個以上有している場合は2個以上の立体異性
体が存在するが、その立体異性体ならびにそれらの混合
物のいずれも本発明に包含されるものである。一般式
(Ia)で表される化合物において、Qが式(II)で示さ
れる基であり、Aが
【化17】 であり、mとpがともに0であり、R4が水素原子、R5
がメチル基である時、Arで表される置換されていても
よいフェニル基の結合した炭素およびR5の結合した炭
素のいずれもが(R)配置である光学活性体等が特に好
ましい。式(Ia)中、Qが式(II)で示される基である
とき、式(Ia)は式:
【化18】 (式中、各記号は前記と同意義である)として表すこと
ができる。本発明の化合物は水和物および非水和物のい
ずれであってもよい。本発明の化合物は、生体内におい
て式:
【化19】 (式中、各記号は前記と同意義である)で表される抗真
菌作用を有する化合物に変換される。
【0028】本発明の化合物の具体例を表1に示すが、
例示された化合物に限定されるものではない。
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】本発明の化合物(I)は、イミダゾール−
1−イル基または1,2,4−トリアゾール−1−イル基
を有する抗真菌性の化合物に生体内で脱離しうる基を導
入することにより製造することができる。イミダゾール
−1−イル基または1,2,4−トリアゾール−1−イル
基を有する抗真菌性の化合物としては、例えばミコナゾ
ール、ケトコナゾール、フルコナゾール、イトラコナゾ
ール、サパーコナゾール、クロトリマゾール、D087
0、ボリコナゾール、エコナゾール、イソコナゾール、
スルコナゾール、ブトコナゾール、チオコナゾール、ビ
フォナゾール、クロコナゾール、オキシコナゾール、タ
ーコナゾール、SSY−726、KP−103、Sch−
56592、Sch−51048、UR−9746、MF
B−1041、UR−9751、UR−9728、UR
−9825、ER−30346、T−8581、BAY
−W−9279、フェンチコナゾール、オモコナゾー
ル、フルトリマゾール、エバーコナゾール、ラノコナゾ
ール、ネチコナゾール、サータコナゾール、ゲナコナゾ
ール等の公知のアゾール系抗真菌性化合物も含まれる
が、これら公知の抗真菌薬に限定されるものではない。
【0033】化合物(Ia−1)はたとえば化合物(II
I)と式:
【化20】 (式中、Y1はハロゲン原子を示し、他の記号は前記と
同意義である。)で表される化合物[以下化合物(IV)
ということもある]とを反応させ、必要により陰イオン
交換することにより製造することができる。Y1で表さ
れるハロゲン原子としては、塩素、臭素、ヨウ素が好ま
しい。化合物(III)と化合物(IV)の反応は、通常無
溶媒もしくは反応を阻害しない溶媒中で行われる。反応
を阻害しない溶媒としては、例えばケトン類(例、アセ
トン、2−ブタノン、2−ペンタノン等)、スルホキシ
ド類(例、ジメチルスルホキシド等)、エーテル類
(例、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等)、ニトリル類(例、アセトニトリル等)、芳香
族炭化水素類(例、ベンゼン、トルエン、キシレン
等)、ハロゲン化炭化水素類(例、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、1,2−ジクロロエタン等)、エステル類
(例、酢酸エチル等)、アミド類(例、ジメチルホルム
アミド、アセトアミド、ジメチルアセトアミド、1−メ
チル−2−ピロリジノン等)、ウレイレン等(例、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等)等が用いられ
る。これらは一種のみで用いても、二種以上適当な割合
で混合して用いてもよい。
【0034】化合物(IV)は、化合物(III)に対して
約1ないし100当量、好ましくは約1ないし50当量
用いられる。反応温度は特に限定されないが、通常約0
ないし150℃、好ましくは約20ないし120℃であ
る。反応時間は数分ないし数百時間程度(例えば5分な
いし100時間等)である。このようにして得られた化
合物は、必要により陰イオン交換によって所望の陰イオ
ン(Y-)を有する化合物(Ia)に導くことができる。
該陰イオン交換は、水または水と有機溶媒(例、アセト
ン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、メタノー
ル、エタノールなど)の混合溶媒あるいは有機溶媒の存
在下、陰イオン型イオン交換樹脂、あるいはY-につい
て前記した有機酸もしくは無機酸のアルカリ金属(例、
ナトリウム、カリウムなど)塩で処理することによって
行うことができる。このようにして得られる本発明化合
物(I)は、反応混合物から自体公知の手段、例えば抽
出、濃縮、中和、濾過、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー、薄層クロマトグラフィー等の手段を用いることに
よって、単離、精製することができる。
【0035】本発明化合物(I)が分子内に不斉炭素原
子を1個以上有している場合は2個以上の立体異性体が
存在するが、所望によりそれらの異性体を個別に製造す
ることもできる。例えば、原料化合物(III)および(I
V)が分子内に不斉炭素を有している場合はその単一の
異性体を用いて、上記の反応を行うことにより本発明化
合物(Ia)の単一の異性体を得ることができる。さらに
原料化合物(III)の単一の異性体を用いて、上記の反
応を行うことにより、本反応化合物(Ia)の単一の異性
体を得ることができる。また、生成物が二種類以上の異
性体混合物の場合には、これを通常の分離方法、例えば
各種クロマトグラフィー、分別再結晶等の分離手段によ
って、それぞれの異性体に分離することもできる。本発
明の原料化合物(III)が上記で例示した自体公知の抗
真菌薬である場合、その製造法は公知であり、抗真菌薬
として有用な一群の化合物の製造法は、自体公知であ
り、例えば特開平6−293740、特開平8−104
676、WO−9625410Aに記載されている。さ
らにもう一つの原料化合物(IV)の製造法も公知であ
り、たとえばシンセシス 588頁、1971年及びシ
ンセティック コミニュケーションズ、25巻、273
9頁、1995年に記載されている方法、もしくはそれ
に準ずる方法で製造することができる。
【0036】本発明化合物(I)は、低毒性で真菌、例
えばカンジダ属菌[例:カンジダ アルビカンス、カン
ジダ ウティリス、カンジダ グラブラタ等]、ヒスト
プラズマ属菌[例:ヒストプラズマ カプスラツム
等]、アスペルギルス属菌[例:アスペルギルス ニガ
ー、アスペルギルス フミガータス等]、クリプトコッ
カス属菌[例:クリプトコッカス ネオフォルマンス
等]、トリコフィトン属菌[例:トリコフィトン ルプ
ルム、トリコフィトン メンタグロフィテス等]、ミク
ロスポルム属菌[例:ミクロスポルム ギプセウム
等]、マラセチア属菌[例:マラセチア ファーファ
等]等に対して強い抗菌力を有しているので、哺乳動物
(ヒト、家畜、家禽等)における真菌感染症〔例:カン
ジダ属菌による粘膜カンジダ症(鵞口瘡、口角炎、外陰
膣カンジダ症、陰茎カンジダ症)、皮膚カンジダ症(カ
ンジダ性指間び爛症、カンジダ性間擦疹、肛囲カンジダ
症、湿疹状皮膚酵母菌症、カンジダ爪炎、カンジダ爪囲
炎、カンジダ外聴道炎、カンジダ敗血症の皮膚病変、汎
発性表在性カンジダ症、カンジダ肉芽腫、先天性皮膚カ
ンジダ症、カンジジド)、慢性粘膜皮膚カンジダ症およ
び内臓カンジダ症(呼吸器カンジダ症、消化器カンジダ
症、カンジダ敗血症、カンジダ心内膜炎、泌尿器カンジ
ダ症、眼カンジダ症、中枢神経系カンジダ症、関節およ
び骨カンジダ症、カンジダ腹膜炎、肝カンジダ症、子宮
内カンジダ症)等;ヒストプラズマ属菌による急性肺ヒ
ストプラズマ症、慢性肺ヒストプラズマ症および播種性
ヒストプラズマ症等;アスペルギルス属菌による呼吸器
アスペルギルス症(アレルギー性アスペルギルス症、気
管支アスペルギルス症、アスペルギルス菌球症、肺アス
ペルギルス症(急性侵襲性アスペルギルス症、慢性壊死
性肺アスペルギルス症)、アスペルギルス膿胸)、播種
性アスペルギルス症、中枢神経アスペルギルス症、アス
ペルギルス心内膜炎、アスペルギルス心筋炎、アスペル
ギルス心膜炎、アスペルギルス菌腫症、外耳道アスペル
ギルス症、アスペルギルス爪炎、アスペルギルス爪廓
炎、アスペルギルス角膜炎、アスペルギルス眼内炎、皮
膚アスペルギルス症および副鼻腔眼窩アスペルギルス症
等;クリプトコッカス属菌による肺クリプトコッカス
症、中枢神経クリプトコッカス症、皮膚および粘膜クリ
プトコッカス症、骨および関節クリプトコッカス症、リ
ンパ節クリプトコッカス症、全身性クリプトコッカス症
および造血器クリプトコッカス症等;トリコフィトン属
菌、ミクロスポルム属菌等による頭部白癬、黄癬、ケル
スス禿瘡、白癬性毛瘡、班状小水泡性白癬、輸状湿疹性
白癬、渦状癬、汗疱状白癬、爪白癬、白癬疹および白癬
性肉芽腫等;マラセチア属菌による癜風等〕の予防、治
療に用いることができ、さらにはアトピー性皮膚炎の予
防、治療に用いることができる。さらに本発明化合物
(I)は、農業用抗真菌剤としても用いることができ
る。
【0037】本発明化合物(I)をヒトに投与する場合
は、それ自体あるいは適宜の薬理学的に許容される担
体、賦形剤、希釈剤等と混合し、経口投与剤(例、散
剤、顆粒、錠剤、カプセル剤等)、非経口投与剤[例:
注射剤、外用剤(例、経鼻投与製剤、経皮製剤等)、坐
剤(例、直腸坐剤、膣坐剤等)等]等の医薬組成物とし
て経口的または非経口的に安全に投与することができ
る。これらの製剤は、製造工程において通常一般に用い
られる自体公知の方式により製造することができる。製
剤中の本発明化合物(I)の配合割合は、その形態にも
異なるが、抗真菌剤一般に用いられる割合でよく、たと
えば上記した経口投与剤においては約10ないし95重
量%であり、たとえば上記した非経口投与剤では約0.
001ないし95重量%である。例えば注射剤は、本発
明化合物(I)を分散剤[例:ツイーン(Tween)80
(アトラスパウダー社製、米国)、HCO60(日光ケ
ミカルズ製)、カルボキシメチルセルロース、アルギン
酸ナトリウム等]、保存剤(例、メチルパラベン、プロ
ピルパラベン、ベンジルアルコール、クロロブタノール
等)、等張化剤(例、塩化ナトリウム、グリセリン、ソ
ルビトール、ブドウ糖等)等とともに水性注射剤に、あ
るいは植物油(例、オリーブ油、ゴマ油、ラッカセイ
油、綿実油、コーン油等)、プロピレングリコール等に
溶解、懸濁あるいは乳化して油性注射剤に成形すること
により製造される。
【0038】経口投与製剤は、本発明化合物(I)に、
例えば賦形剤(例、乳糖、白糖、デンプン等)、崩壊剤
(例、デンプン、炭酸カルシウム)、結合剤(例、デン
プン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース
等)または滑沢剤(例、タルク、ステアリン酸マグネシ
ウム、ポリエチレングリコール6000等)等を添加して圧
縮成形し、次いで必要に応じての味のマスキング、腸溶
性あるいは持続性の目的のため自体公知の方法でコーテ
ィングすることにより製造することができる。コーティ
ング剤としては、例えばヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリオキシエチレ
ングリコール、ツイーン80、プルロニックF68、セルロ
ースアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチル
セルロースフタレート、ヒドロキシメチルセルロースア
セテートサクシネート、オイドラギッド(ローム社製、
西ドイツ、メタアクリル酸、アクリル酸共重合)および
酸化チタン、ベンガラ等の色素等が用いられる。
【0039】本発明化合物(I)は、固状、半固状また
は液状の外用剤としても用いることができる。例えば固
状の外用剤は、本発明化合物(I)をそのまま、あるい
は賦形剤(例、グリコール、マンニトール、デンプン、
微結晶セルロース等)、増粘剤(例、天然ガム類、セル
ロース誘導体、アクリル酸重合体等)等を添加、混合し
て粉状の組成物とすることにより製造される。半固状の
外用剤の場合には、水性または油性のゲル剤、あるいは
軟膏状として用いることが好ましい。液状の外用剤は、
注射剤の場合とほとんど同様で、油性あるいは水性懸濁
剤とすることにより製造される。上記した固状、半固状
または液状の外用剤に、pH調節剤(例、炭酸、リン
酸、クエン酸、塩酸、水酸化ナトリウム等)、防腐剤
(例、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノー
ル、塩化ベンザルコニウム等)等を加えてもよい。具体
的には、例えばワセリン、ラノリン等を基剤として、1
gあたり本発明化合物(I)を通常約0.1ないし100mg含
有する軟膏剤として、皮膚あるいは粘膜等の殺菌、消毒
に用いることができる。本発明化合物(I)は、油性ま
たは水性の固状、半固状あるいは液状の坐剤とすること
もできる。坐剤を製造する際の油性基剤としては、例え
ば高級脂肪酸のグリセライド[例:カカオ脂、ウィテッ
プゾール類(ダイナマイトノーベル社製)等]、中級脂
肪酸[例:ミグリオール酸(ダイナマイトノーベル社
製)等]、あるいは植物油[例:ゴマ油、大豆油、綿実
油等]等が挙げられる。また水性基剤としては、例えば
ポリエチレングリコール類、プロピレングリコール等が
挙げられ、水性ゲル基剤としては、例えば天然ガム類、
セルロース誘導体、ビニール重合体、アクリル酸重合体
等が挙げられる。
【0040】本発明化合物(I)の投与量は感染の状
態、投与ルートによっても異なるが、例えばカンディダ
感染症の治療の目的で成人(体重50kg)患者に投与す
る場合、経口投与では、約0.01ないし100mg/kg
/日、好ましくは約0.1ないし50mg/kg/日であ
る。さらに好ましくは約0.5ないし10mg/kg/日で
ある。また、本発明の製剤において、化合物(I)は2
種以上を併用してよい。また化合物(I)以外の抗真菌
性化合物と併用してもよい。本発明化合物(I)を農業
用抗真菌剤として用いる場合には、本発明化合物(I)
を適当な液体担体(例えば溶媒)に溶解するか、あるい
は分散させ、また適当な固体担体(例えば希釈剤、増量
剤)と混合するかあるいはこれに吸着させ、所要の場合
はさらにこれに乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿潤
剤、粘しょう剤、安定剤等を添加し、乳剤、水和剤、粉
剤、粒剤等の剤型として使用すればよい。これらの製剤
は自体公知の方法で調整することができる。本発明化合
物(I)の使用量は、例えば、稲いもち病の防除に際し
ては、水田1アールあたり約25ないし150g、より好
ましくは約40ないし80gである。また、本発明の化
合物(I)は2種以上を併用してよく、他の農業用抗真
菌性化合物と併用してもよい。
【0041】上記液体担体としては、例えば水、アルコ
ール類(例、メチルアルコール、エチルアルコール、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、エチ
レングリコール等)、エーテル類(例、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類(例、ケロシ
ン、灯油、燃料油等)、芳香族炭化水素類(例、ベンゼ
ン、トルエン類)、ハロゲン化炭化水素類(例、メチレ
ンクロリド、クロロホルム等)、酸アミド類(例、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)、エステ
ル類(例、酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類
(例、アセトニトリル、プロピオニトリル等)等が用い
られ、これらは1種または2種以上を適当な割合で混合
して使用することができる。上記固体担体としては、植
物性粉末(例、大豆粉、たばこ粉、小麦粉等)、鉱物性
粉末(例、カオリン、ベントナイト等)、アルミナ、硫
黄粉末、活性炭等が用いられ、これらは1種または2種
以上を適当な割合で混合して使用することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、参考例、実施例、製剤例お
よび実験例を記載し、本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されない。1H−NMRスペクトル
は、内部基準としてテトラメチルシランを用いてバリア
ンジェミニ200(200MHz)型スペクトルメータ
ーで測定し、全δ値をppmで示した。混合溶媒において
( )内に示した数値は、各溶媒の容量混合比である。
%は、特記しない限り重量パーセントを意味する。ま
た、シリカゲルクロマトグラフィーにおける溶媒の比
は、混合する溶媒の容量比を示す。実施例中の記号は次
のような意味を有する。 s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレッ
ト、q:クワルテット、dd:ダブルダブレット、t
t:トリプルトリプレット、m:マルチプレット、b
r:幅広い、J:カップリング定数
【0043】参考例1 テトラヒドロフルフリルアルコール(19.4g)を無水エー
テル(500ml)に溶かし、氷冷下でピリジン(15g)を加えた
後、クロロぎ酸クロロメチルエステル(25g)を滴下した。
反応液を室温で17時間かき混ぜた後、析出したピリジン
塩酸塩を濾過して除き、エーテル(50ml×2)で洗浄した。
濾液と洗液を合わせ、水(300ml×2)で洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去するとクロロメ
チル (2,3,4,5-テトラヒドロフルフリル) カルボナート
(33.9g)が無色油状物として得られた。1 H-NMR(CDCl3)δ: 1.59-1.73(1H,m),1.83-2.11(3H,m),
3.75-3.97(2H,m), 4.11-4.34 (3H,m), 5.74(2H,s) クロロメチル (2,3,4,5-テトラヒドロフルフリル) カル
ボナート(3.4g)とヨウ化ナトリウム(10.46g)をアセトニ
トリル(70ml)に加え、かき混ぜながら60℃で90分加熱し
た。反応液を冷却後、減圧下で溶媒を留去し、残留物をエ
ーテル(70ml)と飽和食塩水(50ml)で分配した。有機層を5
%チオ硫酸ナトリウム水溶液(50ml),水(50ml),続いて飽
和食塩水(50ml)で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下で溶媒を留去するとヨードメチル (2,3,4,5-テト
ラヒドロフルフリル) カルボナート(4.8g)が淡黄色油状
物として得られた。1 H-NMR(CDCl3)δ: 1.54-1.73(1H,m),1.84-2.11(3H,m),
3.73-3.96(2H,m),4.10-4.32 (3H,m),5.96(2H,s)
【0044】参考例2 グリセロール ホルマール(14g)を無水エーテル(400ml)
に溶解し、-10℃でピリジン(15g)を加えた後、クロロギ
酸 クロロメチルエステル(25g)の無水エーテル(50ml)
溶液を10分間かけて滴下した。反応液を室温で20時間撹
拌した後、析出したピリジン塩酸塩を濾過して除いた。
濾液を飽和食塩水(400ml×2)で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得た残査をシリ
カゲルクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル/ヘキサ
ン=1/5→酢酸エチル/ヘキサン=1/3)に付して精製すると
クロロメチル (1,3-ジオキサン-5-イル) カルボナー
ト(1.7g)が無色油状物として得られた。1 H-NMR (CDCl3)δ:4.05 (4H, d, J=3.2Hz), 4.67(1H, q
uintet, J=3.2Hz), 4.82(1H, d, J=6.2Hz), 4.95(1H,d,
J=6.2Hz), 5.75(2H,s). 上記で得た化合物(1.7g)とヨウ化ナトリウム(5.1g)をア
セトニトリル(40ml)に加え、60℃で2時間加熱撹拌し
た。反応液の溶媒を減圧留去して得た残査をエーテル(1
00ml)に溶解し、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液(50ml)、
水(50ml)、飽和食塩水(50ml)で順次洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去すると(1,3
-ジオキサン-5-イル) ヨードメチル カルボナート(3.
2g)が淡黄色油状物として得られた。1 H-NMR (CDCl3)d:4.04(4H, d, J=3.0Hz), 4.66 (1H, qu
intet, J= 3.0 Hz), 4.81 (1H, d, J= 6.2 Hz), 4.95
(1H, d, J=6.2Hz), 5.97 (2H, s).
【0045】参考例3 (R)-グリセロール アセトニド (10 g) を無水エーテル
(200 ml) に溶解し、-10 ℃ でピリジン (6.6 g) を加
えた後、クロロギ酸 クロロメチルエステル (10.7 g)
の無水エーテル (20 ml) 溶液を10分間かけて滴下し
た。反応液を室温で20 時間撹拌した後、析出したピリ
ジン塩酸塩を濾過して除いた。濾液を飽和食塩水 (200
ml x 2) で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去して得た残査をシリカゲルクロマトグラ
フィー (溶出液 : ヘキサン→酢酸エチル / ヘキサン =
1 / 5→酢酸エチル / ヘキサン = 3 / 5) に付して精
製するとクロロメチル [(4S)-2,2-ジメチル-1,3-ジオ
キソラン-4-イル]メチル カルボナート (17 g) が無色
油状物として得られた。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.37 (3 H, s), 1.44 (3 H, s), 3.
80 (1H, dd, J= 8.8, 5.8 Hz), 4.07-4.42 (4 H, m),
5.74 (2 H, s). 上記で得た化合物 (2 g) とヨウ化ナトリウム (5.3 g)
をアセトニトリル (40ml) に加え、60℃で2時間加熱撹
拌した。反応液の溶媒を減圧留去して得た残査をエーテ
ル (50 ml) に溶解し、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液 (5
0 ml)、水 (50ml)、飽和食塩水 (50 ml) で順次洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を
留去すると[(4S)-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イ
ル]メチルヨードメチル カルボナート (2.1 g) が淡黄
色油状物として得られた。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.37 (3 H, s), 1.44 (3 H, s), 3.
79 (1H, dd, J= 8.0, 5.0 Hz), 4.06-4.41 (4 H, m),
5.96 (2 H, s).
【0046】参考例4 ベンジル 4 - ヒドロキシブタノアート( Weber et a
l.,J. Med. Chem. 1991,34, 2692 - 2701 に記載の方法
で合成, 5.0 g) の ジエチルエーテル (100 ml)溶液
に、窒素雰囲気下、ピリジン (2.3 ml) を加え、- 10
℃ でクロロぎ酸 クロロメチルエステル (3.7 g) を滴
下した。反応液を室温で 20 時間撹拌した。反応液をグ
ラスフィルターで濾過し、水及び飽和食塩水で順次洗浄
した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶
媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、アセトンーヘキサン (1 : 1 v/v) で溶出す
ることにより クロロメチル ( 3 - ベンジルオキシカル
ボニルプロピル ) カルボナート (7.25 g) を無色油状
物として得た。1 H-NMR(CDCl3)d : 2.02-2.12 (2H, m), 2.49 (2H, t, J
= 7 Hz), 4.28 (2H, t,J= 6Hz), 5.13(2H, s), 5.71 (2
H, s), 7.36 (5H, s). 上記で得た化合物 (2.5 g) のアセトニトリル (67 ml)
溶液に窒素気流下、ヨウ化ナトリウム (5.2 g) を加
え、60 ℃ で 8.5 時間撹拌した。減圧下、溶媒を留去
し、残留物をジエチルエーテル (100 ml) に溶解し、5
% チオ硫酸ナトリウム 、水及び飽和食塩水で順次洗浄
した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、
( 3 - ベンジルオキシカルボニルプロピル) ヨードメチ
ル カルボナート (2.98 g) を淡黄色油状物として得
た。1 H - NMR(CDCl3)d : 2.01-2.08 (2H, m), 2.49 (2H, t,
J= 7 Hz), 4.28 (2H, t, J= 6Hz), 5.14 (2H, s), 5.9
4 (2H, s), 7.36 (5H, s).
【0047】参考例5 (S)-乳酸エチル(23.6g)、ピリジン(15.8g)及びジエチル
エーテル(400ml)の混合液に、氷冷下でクロロぎ酸 ク
ロロメチルエステル(25.6g)のジエチルエーテル(100ml)
溶液を40分間かけて滴下した。室温で14時間撹拌した
後、生じた固体を濾別した。濾液を減圧濃縮し、残留物
を酢酸エチル(250ml)に溶解し、水(150ml×2)及び飽和
食塩水(150ml)で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧下に溶媒を留去すると、クロロメチル [(1S)
-1-(エトキシカルボニル)エチル] カルボナート(38.5g)
が無色液体として得られた。1 H-NMR(CDCl3)δ:1.30(3H,t,J=7.2Hz),1.57(3H,d,J=
7.0Hz),4.25(2H,q,J=7.2Hz),5.07(1H,q,J=7.0Hz),5.
71(1H,d,J=6.4Hz),5.80(1H,d,J=6.4Hz).
【0048】参考例6 (S)-乳酸ベンジル(30.6g)、ピリジン(13.4g)及びジエチ
ルエーテル(300ml)の混合液に、氷冷下でクロロぎ酸
クロロメチルエステル(21.9g)のジエチルエーテル(100m
l)溶液を30分間かけて滴下した。室温で5時間撹拌した
後、生じた固体を濾別した。濾液を減圧濃縮し、残留物
を酢酸エチル(200ml)に溶解し、水(100ml×2)及び飽和
食塩水(100ml)で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧下に溶媒を留去すると、[(1S)-1-(ベンジル
オキシカルボニル)エチル] クロロメチル カルボナート
(45.0g)が無色液体として得られた。1 H-NMR(CDCl3)δ:1.57(3H,d,J=7Hz),5.07−5.28(3H,
m),5.69(1H,d,J=6Hz),5.78(1H,d,J=6Hz),7.36(5H,
s). [(1S)-1-(ベンジルオキシカルボニル)エチル] クロロメ
チル カルボナート(2.7g)をアセトニトリル(4ml)に溶解
し、よう化ナトリウム(6.0g)を加え、アルゴン雰囲気
下、60℃で2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮した後、
残留物にジエチルエーテル(100ml)及び水(100ml)を加
え、分液した。ジエチルエーテル層を5%チオ硫酸ナトリ
ウム水溶液(80ml)、水(80ml)及び飽和食塩水(80ml)で洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒
を留去すると、[(1S)-1-(ベンジルオキシカルボニル)エ
チル] ヨードメチル カルボナート(3.3g)が無色液体と
して得られた。1 H-NMR(CDCl3)δ:1.56(3H,d,J=7Hz),5.07−5.29(3H,
m),5.93(1H,d,J=5Hz),5.98(1H,d,J=5Hz),7.37(5H,
s).
【0049】参考例7 3-(ベンジルオキシ)プロパノール(Weiら, J. Org. Che
m., 54, 5768−5774(1989) 記載の方法にしたがって合
成:15.1g)、ピリジン(7.18g)及びジエチルエーテル(15
0ml)の混合液に、氷冷下でクロロぎ酸 クロロメチルエ
ステル(11.7g)のジエチルエーテル(50ml)溶液を20分間
かけて滴下した。室温で15時間撹拌した後、生じた固体
を濾別し、酢酸エチル(100ml)で洗浄した。濾液と洗液
を合わせて、水(100ml×2)及び飽和食塩水(50ml)で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留
去した。残留物をシリカゲル・クロマトグラフィー(シリ
カゲル200g,溶出液:酢酸エチル−ヘキサン=1:4)に付
して精製すると、[3-(ベンジルオキシ)プロピル] クロ
ロメチル カルボナート(21.0g)が無色液体として得られ
た。1 H-NMR(CDCl3)δ:2.01(2H,quintet,J=6.2Hz),3.57(2
H,t,J=6.0Hz),4.36(2H,t,J= 6.4Hz),4.51(2H,s),5.7
1(2H,s),7.33(5H,s). [3-(ベンジルオキシ)プロピル] クロロメチル カルボナ
ート(2.0g)をアセトニトリル(3ml)に溶解し、よう化ナ
トリウム(4.6g)を加え、アルゴン雰囲気下、60℃で2時
間撹拌した。反応液を水(100ml)にあけ、酢酸エチル(10
0ml)で抽出した。酢酸エチル層を5%チオ硫酸ナトリウム
水溶液(50ml×2)、水(50ml×2)及び飽和食塩水(50ml)で
洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶
媒を留去すると、[3-(ベンジルオキシ)プロピル] ヨー
ドメチル カルボナート(2.5g)が淡黄色液体として得ら
れた。1 H-NMR(CDCl3)δ:2.00(2H,quintet,J=6.2Hz),3.57(2
H,t,J=6.0Hz),4.36(2H,t,J= 6.4Hz),4.51(2H,s),5.9
4(2H,s),7.34(5H,s).
【0050】参考例8 2-アセチルアミノエタノール(20.0g)、ピリジン(15.3
g)及びテトラヒドロフラン(100ml)の混合液に、氷冷下
でクロロぎ酸 クロロメチルエステル(25.2g)のテトラ
ヒドロフラン(50ml)溶液を30分間かけて滴下した。室温
で16時間撹拌した後、生じた固体を濾別し、テトラヒド
ロフラン(30ml)で洗浄した。濾液と洗液を合わせて、減
圧濃縮した。残留物に酢酸エチル(300ml)及び水(100ml)
を加え、分液した。水層を酢酸エチル(150ml)とテトラ
ヒドロフラン(50ml)の混液で2回抽出した。有機層を合
わせて飽和食塩水(100ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリ
カゲル・クロマトグラフィー(シリカゲル240g,溶出液:
酢酸エチル−ヘキサン=1:1→酢酸エチル)に付して精製
すると、[2-(アセチルアミノ)エチル] クロロメチル カ
ルボナート(32.4g)が無色オイルとして得られた。1 H-NMR(CDCl3)δ:2.01(3H,s),3.58(2H,q,J=6Hz),4.3
2(2H,t,J=6Hz),5.75(2H,s),5.87(1H,br). [2-(アセチルアミノ)エチル] クロロメチル カルボナー
ト(5.0g)をアセトニトリル(15ml)に溶解し、よう化ナト
リウム(15.0g)を加え、アルゴン雰囲気下、60℃で2時間
撹拌した。反応液を氷水(200ml)にあけ、酢酸エチル(20
0ml)で抽出した。酢酸エチル層を5%チオ硫酸ナトリウム
水溶液(100ml×2)、水(100ml×2)及び飽和食塩水(50ml)
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に
溶媒を留去すると、[2-(アセチルアミノ)エチル] ヨー
ドメチル カルボナート(3.5g)が黄色オイルとして得ら
れた。1 H-NMR(CDCl3)δ:2.00(3H,s),3.54(2H,q,J=6Hz),4.2
8(2H,t,J=6Hz),5.93(2H,s),6.12(1H,br).
【0051】参考例9 3-(メトキシ)プロパノール(6.0g)、ピリジン(5.3g)及び
ジエチルエーテル(50ml)の混合液に、氷冷下でクロロぎ
酸 クロロメチルエステル(8.6g)のジエチルエーテル(1
0ml)溶液を15分間かけて滴下した。室温で16時間撹拌し
た後、反応液に水(100ml)及び酢酸エチル (100ml)を加
え、分液した。有機層を水(100ml)及び飽和食塩水(50m
l)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に
溶媒を留去した。残留物をシリカゲル・クロマトグラフ
ィー(シリカゲル70g,溶出液:酢酸エチル−ヘキサン=
1:2)に付して精製すると、クロロメチル [3-(メトキシ)
プロピル] カルボナート(11.0g)が無色液体として得ら
れた。1 H-NMR(CDCl3)δ:1.97(2H,quintet,J=6.2Hz),3.34(3
H,s),3.47(2H,t,J=6.2Hz), 4.33(2H,t,J=6.2Hz),5.7
4(2H,s). クロロメチル [3-(メトキシ)プロピル] カルボナート
(3.7g)をアセトニトリル(12ml)に溶解し、よう化ナトリ
ウム(12.0g)を加え、アルゴン雰囲気下、55℃で4時間撹
拌した。反応液を水(100ml)にあけ、酢酸エチル(100ml)
で抽出した。酢酸エチル層を5%チオ硫酸ナトリウム水溶
液(50ml×2)、水(50ml)及び飽和食塩水(50ml)で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留
去すると、ヨードメチル [3-(メトキシ)プロピル] カル
ボナート(5.0g)が淡黄色液体として得られた。1 H-NMR(CDCl3)δ:1.96(2H,quintet,J=6.2Hz),3.35(3
H,s),3.47(2H,t,J=6.2Hz),4.33(2H,t,J=6.2Hz),5.96
(2H,s).
【0052】
【実施例】実施例1 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−2−イミダゾリジノン(0.25g)とクロ
ロメチル ピバラート(3.0g)の混合物を100℃
で24時間加熱撹拌した。冷却後反応液にジエチルエー
テル(5ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得られた
粉末をオクタデシルシリカ(ODS)カラムクロマトグ
ラフィー(溶出液:メタノール/水=3/2)に付して
精製すると、1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ
−3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−4
−[(2,2−ジメチルプロパノイルオキシ)メチル]
−1H−1,2,4−トリアゾリウム クロリド(化合物
,0.10g)が白色粉末として得られた。1H−NM
R(d6−DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz), 1.13(9H,
s), 3.61〜4.10(4H,m), 4.65〜4.75(1H,m), 4.89(1H,d,
J=14Hz), 5.13(1H,d,J=14Hz), 6.17(2H,s), 6.74(1H,
s), 6.91〜7.01(1H,m), 7.21〜7.36(2H,m), 7.82〜7.93
(4H,m), 7.95(1H,d,J=1.2Hz), 8.79(1H,d,J=1.2Hz), 9.
11(1H,s), 10.53(1H,s).
【0053】実施例2 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−2−イミダゾリジノン(0.5g)とクロロ
メチル ピバラート(3.1g)の混合物を100℃で
2時間加熱撹拌した。冷却後反応液にジイソプロピルエ
ーテル(10ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得ら
れた粉末をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(溶出液:酢酸エチル→アセトン→アセトン/エタノー
ル=10/1→アセトン/エタノール=5/1)に付し
て精製すると、1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジ
フルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキ
ソ−3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−
イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−
4−[(2,2−ジメチルプロパノイルオキシ)メチ
ル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム クロリド(化
合物,0.34g)が白色粉末として得られた。
【0054】実施例3 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−2−イミダゾリジノン(0.5g)とクロロ
メチル ピバラート(4.7g)の混合物を100℃で
6時間加熱撹拌した。冷却後反応液にジイソプロピルエ
ーテル(10ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得ら
れた粉末をCHP−20Pカラムクロマトグラフィー
(溶出液:水→5%アセトニトリル水溶液→30%アセ
トニトリル水溶液→5%テトラヒドロフラン水溶液→1
0%テトラヒドロフラン水溶液→20%テトラヒドロフ
ラン水溶液)に付して精製すると、1−[(2R,3
R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒド
ロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−[3−(2,2
−ジメチルプロパノイルオキシ)メチル−1(1H)−
1,2,3−トリアゾリオ]フェニル]−1−イミダゾリ
ジニル]ブチル]−4−[(2,2−ジメチルプロパノ
イルオキシ)メチル]−1H−1,2,4−トリアゾリウ
ム ジクロリド(化合物,134mg)及び化合物
(141mg)がいずれも白色粉末として得られた。 化合物1H−NMR(d6−DMSO)δ:0.97(3H,
d,J=6.8Hz), 1.13(9H,s), 1.21(9H,s), 3.63-3.66(1H,
m), 3.98-4.15(3H,m), 4.62-4.78(1H,m), 4.88(1H,d, J
=14Hz), 5.23(1H,d,J=14Hz), 6.17(2H,s), 6.64(2H,s),
6.88(1H,s), 6.90-7.00(1H,m), 7.21-7.36(2H,m), 7.9
8(2H,d,J=9.8Hz), 8.05(2H,d,J=9.8Hz), 9.10 (1H,s),
9.34(1H,d,J=2.0Hz), 9.68(1H,d,J=2.0Hz), 10.64(1H,
s).
【0055】実施例4 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−
2−イミダゾリジノン(0.48g)とアセトン(10m
l)の混合物に、クロロメチル ピバラート(2.9ml)
を加え、還流、撹拌した。88時間後にクロロメチル
ピバラート(1.45ml)を加え、さらに14時間還
流、撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残留物にジエチル
エーテル(8ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得ら
れた粉末をODSカラムクロマトグラフィー(溶出液:
メタノール/水=3/2)に付して精製すると、1−
[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−(1
H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−イミダ
ゾリジニル]ブチル]−4−[(2,2−ジメチルプロ
パノイルオキシ)メチル]−1H−1,2,4−トリアゾ
リウム クロリド(化合物,0.25g)が白色粉末
として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),
1.13(9H,s), 3.61〜4.09(4H,m), 4.65〜4.75(1H,m), 4.
88(1H,d,J=14Hz), 5.14(1H,d,J=14Hz), 6.16(2H,s), 6.
75(1H,s), 6.91〜7.01(1H,m), 7.21〜7.37(2H,m), 7.90
(4H,s), 9.10(1H,s), 10.07(1H,s), 10.53(1H,s).
【0056】実施例5 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−
2−イミダゾリジノン(0.5g)、クロロメチル ピ
バラート(15.7g)及びアセトニトリル(2.4g)
の混合物を100℃で6.5時間加熱撹拌した。冷却後
反応液にジイソプロピルエーテル(10ml)を加え、生
じた粉末を濾取した。得られた粉末をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル→アセトン→
アセトン/エタノール=10/1→アセトン/エタノー
ル=5/1)に付して精製すると、1−[(2R,3
R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒド
ロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラ
ゾール−1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニ
ル]ブチル]−4−[(2,2−ジメチルプロパノイル
オキシ)メチル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム
クロリド(化合物,0.32g)が白色粉末として得
られた。上記化合物(0.4g)を酢酸エチル(20m
l)から結晶化し、化合物の白色結晶(0.3g)を得
た。融点196−197℃(分解) 元素分析値 C2832ClF294として 計算値(%):C,53.21; H,5.10; N,19.94 実測値(%):C,53.17; H,5.15; N,19.76
【0057】実施例6 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−2−イミダゾリジノン(0.30g)とクロ
ロメチル アセタート(1.35g)の混合物を100
℃で24時間加熱撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残留
物をODSカラムクロマトグラフィー(溶出液:メタノ
ール/水=3/2)に付して精製すると、4−アセトキ
シメチル−1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフル
オロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−
3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−1
H−1,2,4−トリアゾリウム クロリド(化合物
45mg)が白色粉末として得られた。1H−NMR(d6
−DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz), 2.08(3H,s), 3.61
〜4.08(4H,m), 4.65〜4.75(1H,m), 4.86(1H,d,J=14Hz),
5.11(1H,d,J=14Hz), 6.07〜6.20(2H,m), 6.69(1H,s),
6.96〜7.05(1H,m), 7.25〜7.36(2H,m), 7.82〜7.95(5H,
m), 8.78(1H,s), 9.06(1H,s), 10.46(1H,s).
【0058】実施例7 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−2−イミダゾリジノン(0.63g)とアセ
トニトリル(20ml)の混合物に、クロロメチル イソ
ブチラート(1.71g)を加え、130時間還流撹拌
した。反応液を減圧濃縮し、残留物にジイソプロピルエ
ーテル(10ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得ら
れた粉末をODSカラムクロマトグラフィー(溶出液:
メタノール/水=3/2)に付して精製した。流出液を
減圧濃縮した後、残留物を水(20ml)に溶解し、凍結
乾燥すると、1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ
−3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−4
−[(2−メチルプロパノイルオキシ)メチル]−1H
−1,2,4−トリアゾリウム クロリド(化合物
0.335g)が白色粉末として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),
1.07(6H,d,J=7Hz), 2.59(1H, quintet,J=7Hz), 3.60
〜4.09(4H,m), 4.65〜4.75(1H,m), 4.87(1H,d,J=14Hz),
5.10(1H,d,J=14Hz), 6.10〜6.22(2H,m), 6.69(1H,s),
6.93〜7.02(1H,m),7.23〜7.35(2H,m), 7.82〜7.93(4H,
m), 7.95(1H,s), 8.78(1H,s), 9.08(1H,s),10.48(1H,
s).
【0059】実施例8 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−
2−イミダゾリジノン(0.50g)とアセトン(20m
l)の混合物に、クロロメチル イソブチラート(1.3
7g)を加え、50時間還流撹拌した。反応液を減圧濃
縮し、残留物にジイソプロピルエーテル(10ml)を加
え、生じた粉末を濾取した。得られた粉末をODSカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液:メタノール/水=3/
2)に付して精製した。流出液を減圧濃縮した後、残留
物を水(20ml)に溶解し、凍結乾燥すると、1−
[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−(1
H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−イミダ
ゾリジニル]ブチル]−4−[(2−メチルプロパノイ
ルオキシ)メチル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム
クロリド(化合物,0.15g)が白色粉末として
得られた。1H−NMR(d6−DMSO)δ:0.97(3H,
d,J=7Hz), 1.07(6H,d,J=7Hz), 2.59(1H,quintet,J=7H
z), 3.61〜4.08(4H,m), 4.65〜4.75(1H,m), 4.87(1H,d,
J=14Hz), 5.11(1H,d,J=14Hz), 6.14〜6.22(2H,m), 6.69
(1H,s), 6.92〜7.03(1H,m), 7.22〜7.37(2H,m), 7.90(4
H,s), 9.09(1H,s), 10.08(1H,s), 10.48(1H,s). 本品(50mg)を生理食塩水(1ml)から結晶化し、化
合物の白色粉末晶41mgを得た。融点217−219
℃(分解) 元素分析値 C2730ClF294・0.5H2Oとして 計算値(%):C,51.72; H,4.98; N,20.10 実測値(%):C,51.79; H,4.83; N,20.04
【0060】実施例9 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−2−イミダゾリジノン(100mg)と1−ク
ロロエチル エチル カルボナート(1.0g)の混合
物にアセトニトリル(0.5ml)を加え、85℃で60
時間撹拌した。冷後反応液にジイソプロピルエーテル
(4ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得られた粉末
をODSカラムクロマトグラフィー(溶出液:メタノー
ル/水=3/2)に付して精製した。流出液を減圧濃縮
した後、残留物を水(10ml)に溶解し、凍結乾燥する
と、1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−4−[1
−(エトキシカルボニルオキシ)エチル]−1H−1,
2,4−トリアゾリウムクロリド(化合物,36mg)
が白色粉末として得られた。1H−NMR(d6−DMS
O)δ:0.97(3H,d,J=7Hz), 1.21,1.22(3H,t,J=7Hz),
1.80(3H,d,J=6Hz), 3.61〜4.25(6H,m), 4.63〜5.09(3H,
m), 6.67〜6.83(2H,m), 6.94〜7.03(1H,m), 7.21〜7.37
(2H,m), 7.82〜8.05(5H,m), 8.79(1
H,s), 9.22(0.5H,s), 9.27
(0.5H,s), 10.70(0.5H,s),
10.80(0.5H,s).
【0061】実施例10 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−
2−イミダゾリジノン(0.61g)と1−クロロエチ
ル エチル カルボナート(3.7g)の混合物にアセ
トニトリル(1ml)を加え、95℃で38時間撹拌し
た。反応液を減圧濃縮し、残留物にジイソプロピルエー
テル(10ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得られ
た粉末をODSカラムクロマトグラフィー(溶出液:メ
タノール/水=3/2)に付して精製した。流出液を減
圧濃縮した後、残留物を水(10ml)に溶解し、凍結乾
燥すると、1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフル
オロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−
3−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニ
ル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−4−[1−
(エトキシカルボニルオキシ)エチル]−1H−1,2,
4−トリアゾリウム クロリド(化合物,90mg)が
白色粉末として得られた。1H−NMR(d6−DMS
O)δ:0.97(3H,d,J=7Hz), 1.21,1.22(3H,t,J=7Hz),
1.79,1.80(3H,d,J=6Hz), 3.62〜4.23(6H,m), 4.65〜5.1
0(3H,m), 6.69〜6.82(2H,m), 6.94〜7.04(1H,m), 7.26
〜7.38(2H,m), 7.90(4H,s), 9.23(0.5H,s), 9.27(0.5H,
s), 10.08(1H,s),10.72(0.5H,s), 10.82(0.5H,s).
【0062】実施例11 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3−
[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フ
ェニル]−2−イミダゾリジノン(0.5g)、クロロ
メチル イソプロピル カルボナート(3.2g)及び
アセトニトリル(1ml)の混合液を100℃で25時間
加熱撹拌した。冷却後反応液にジイソプロピルエーテル
(10ml)を加え、生じた粉末を濾取し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル→アセト
ン→アセトン/エタノール=10/1→アセトン/エタ
ノール=5/1)に付した。溶媒を減圧下留去して得た
残渣を酢酸エチルで再結晶した後、水(10ml)で溶解
し、水溶液を凍結乾燥すると、1−[(2R,3R)−
2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ
−3−[2−オキソ−3−[4−(1H−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジ
ニル]ブチル]−4−[(イソプロポキシカルボニルオ
キシ)メチル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム ク
ロリド(化合物,0.18g)が白色粉末として得ら
れた。1H−NMR(d6−DMSO)δ:0.98(3H,d,J=7
Hz), 1.24(6H,d,J=6.4Hz), 3.52-3.67(1H,m), 3.93-4.0
0(3H,m), 4.69(1H,q,J=7Hz), 4.80(1H,quintet,J=6.4H
z), 4.88(1H,d,J=13.8Hz), 5.05(1H,d,J=13.8Hz), 6.12
(1H,d,J=10.8Hz), 6.20(1H,d,J=10.8Hz), 6.98-7.03(1
H,m), 7.23-7.36(2H,m), 7.84(2H,d,J=8Hz), 7.91(2H,
d,J=8Hz), 7.94(1H,d,J=1Hz), 8.77(1H,d,J=1Hz), 9.10
(1H,s), 10.38(1H,s). 上記化合物の凍結乾燥品(0.05g)をアセトニト
リル(3ml)から結晶化し、化合物の白色結晶(0.
01g)を得た。 元素分析値 C2831ClF285・H2Oとして 計算値(%):C,51.65; H,5.11; N,17.21 実測値(%):C,51.64; H,4.68; N,17.06
【0063】実施例12 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)フェニル]−2−イミダゾリジノン(0.5g)とアセト
ニトリル(10ml)の混合物に、 ブロモメチル アセタート
(0.1ml)を加え、 50℃で24時間加熱撹拌した。 反応液を
シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル:
25g, 溶出液: 酢酸エチル→アセトン→アセトン/ エタ
ノール = 10/1)に付して精製後、残留物をエタノールか
ら結晶化すると、 4−アセトキシメチル−1−[(2
R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2
−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−(1H−
1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル]−1
−イミダゾリジニル]ブチル]−1H−1,2,4−ト
リアゾリウム ブロミド(化合物 10, 0.135g)が無色結晶
として得られた。1 H-NMR(d6-DMSO) δ: 0.98(3H,d,J=7Hz), 2.08(3H,s),
3.62-4.08(4H,m), 4.66-4.75 (1H,m), 4.87(1H,d,J=14
Hz), 4.99(1H,d,J=14Hz), 6.07-6.21(2H,m), 6.34(1H,
s), 6.96- 7.07(1H,m), 7.24−7.35(2H,m), 7.83-7.94
(5H,m), 8.80(1H,s), 9.09(1H,s), 10.24(1H,s)
【0064】実施例13 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]
−2−イミダゾリジノン(0.5g)とアセトニトリル(10ml)
の混合物に、 ブロモメチル アセタート(0.2ml)を加え、
50℃で16時間加熱撹拌した。 反応液をシリカゲルフラッ
シュクロマトグラフィー(シリカゲル: 25g, 溶出液: 酢
酸エチル→アセトン→アセトン/エタノール = 10/1)に
付して精製後、 残留物をエタノールから結晶化すると、
4−アセトキシメチル−1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2− オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−
1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチ
ル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム ブロミド(化
合物 11 , 0.39g)が無色結晶として得られた。1 H-NMR(d6-DMSO) δ: 0.99(3H,d,J=7Hz), 2.09(3H,s),
3.64−4.08(4H,m), 4.68-4.72 (1H,m), 4.86(1H,d,J=
14Hz), 5.01(1H,d,J=14Hz), 6.07-6.21(2H,m), 6.35(1
H,s), 7.00- 7.09(1H,m), 7.28-7.38(2H,m), 7.91(4H,
s), 9.10(1H,s), 10.08(1H,s), 10.28(1H,s)
【0065】実施例14 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]
−2−イミダゾ リジノン(0.5g)とアセトニトリル(10m
l)の混合物に、 ヨードメチル (2,3,4,5-テトラヒドロ
フルフリル) カルボナート(0.594g)を加え、 50℃で15時
間加熱撹拌した。 反応液をシリカゲルフラッシュクロマ
トグラフィー( 溶出液: 酢酸エチル→アセトン→アセト
ン/エタノール = 10/1)に付して精製し、 目的画分を減
圧濃縮した。 残留物を ODSカラムクロマトグラフィー
(溶出液:メタノール/水=3/2)に付して精製し、 減圧濃縮
した後、 凍結乾燥すると1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1
−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]
-4−[(2,3,4,5-テトラヒドロフルフリル)オキシカル
ボニルオキシメチル]−1H−1,2,4−トリアゾリ
ウム ヨージド(化合物30,0.4g)が無色粉末として得
られた。 本品を水(15ml)に溶解し、 Dowex 1×8(Cl-型)
の イオン交換樹脂に付し、 目的画分を減圧濃縮した後、
凍結乾燥すると1−[(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−
オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)
フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]-4−
[(2,3,4,5−テトラヒドロフルフリル)オキシカ
ルボニルオキシメチル]−1H−1,2,4−トリアゾ
リウム クロリド(化合物21 ,0.24g)が無色粉末として
得られた。1 H-NMR(d6-DMSO) δ: 0.97(3H,d,J=7Hz), 1.52-1.99(4
H,m), 3.61-4.17(9H,m),4.67- 4.82(1H,m), 4.86(1H,d,
J=14Hz), 5.10(1H,d,J=14Hz), 6.11-6.25(2H,m), 6.65
(1H,s), 6.69-7.06(1H,m), 7.28-7.39(2H,m), 7.90(4H,
s), 9.10(1H,s),10.08(1H,s), 10.47(1H,s)
【0066】実施例15 4−アセトキシメチル−1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1
−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]
−1H−1,2,4−トリアゾリウム ブロミド (化合
11, 0.81 g) をDowex 1x8 (Cl- 型) (溶出液:水) に
付し、凍結乾燥したところ4−アセトキシメチル−1−
[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−
(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−イ
ミダゾリジニル]ブチル]−1H−1,2,4−トリア
ゾリウム クロリド (化合物 12, 0.61 g) が白色粉末
として得られた。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 0.97 (3 H,d,J= 7.4 Hz), 2.08
(3 H,s), 3.62-3.66 (1H,m), 3.90-4.07 (3 H,m), 4.69
(1H,q,J= 7.4 Hz), 4.85 (1H,d,J= 14.6 Hz), 5.04 (1
H,d,J= 14.6Hz), 6.09 (1H,d,J= 11 Hz), 6.16 (1H,d,J
= 11 Hz), 6.55 (1H,s), 6.98-7.06 (1H,m), 7.23-7.38
(2 H,m), 7.90 (4 H,s), 9.06 (1H,s), 10.06 (1H,s),
10.34 (1H,s). 上記で得た化合物 12 の凍結乾燥品 (1.1 g) をエタノ
ール (20 ml) から再結晶し、化合物 12 の白色結晶 (1
g) を得た。 元素分析値 C25H26ClF2N9O4 として 計算値(%): C; 50.89, H; 4.44, N; 21.37, Cl; 6.01, 実測値(%): C; 50.61, H; 4.38, N; 21.24, Cl; 5.80. 化合物 12 の結晶(0.63 g)を水(10 ml)に溶解し、0℃
で1晩放置すると化合物12の水和物(0.61 g)が白色結
晶として得られた。 元素分析値 C25H26ClF2N9O4H2O として 計算値(%): C; 49.39, H; 4.64, N; 20.73, 実測値(%): C; 49.56, H; 4.64, N; 20.85.
【0067】実施例16 4−アセトキシメチル−1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1
−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]
−1H−1,2,4−トリアゾリウム ブロミド (化合
11, 0.5 g) をテトラヒドロフラン (100 ml) に溶解
し、飽和食塩水 (100 ml) と振り混ぜ分液する操作を5
回繰り返した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧留去し得られた残査をエタノール(5 ml) から再結晶
すると、4−アセトキシメチル−1−[(2R,3R)
−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキ
シ−3−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾー
ル−1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブ
チル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム クロリド
(化合物 12, 0.28 g)が白色結晶として得られた。本品
は実施例15においてエタノールから結晶化させた化合
12の結晶と物理化学的性質が一致した。
【0068】実施例17 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]
−2−イミダゾリジノン (1 g) とヨードメチル アセ
タート (0.8 g) の混合物をアセトニトリル (15 ml)
中、50-55 ℃ で15 時間加熱撹拌した。溶媒を減圧下留
去して得られた残留物をテトラヒドロフラン (100 ml)
に溶解し、少量のチオ硫酸ナトリウムを含む飽和食塩水
(100 ml) で1回洗浄した後、飽和食塩水 (100 ml) で4
回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下留去し得られた残査をシリカゲルクロマトグラフィー
(溶出液 : 酢酸エチル→アセトン→アセトン / エタノ
ール = 10 / 1→アセトン / エタノール = 5 / 1) に付
した。溶媒を減圧下留去して得られた残査をエタノール
(10 ml) から結晶化すると、4−アセトキシメチル−
1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4
−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−
イミダゾリジニル]ブチル]−1H−1,2,4−トリ
アゾリウムクロリド(化合物 12, 0.44 g) が白色結晶
として得られた。本品は実施例15においてエタノール
から結晶化させた化合物 12 の結晶と物理化学的性質が
一致した。
【0069】実施例18 4−アセトキシメチル−1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−1,2,3−トリ
アゾール−1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニ
ル]ブチル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム ブ
ロミド (化合物10, 0.03 g) をDowex 1×8(Cl- 型) (溶
出液:水) に付し、凍結乾燥したところ4−アセトキシ
メチル−1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフル
オロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−
3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−1
H−1,2,4−トリアゾリウム クロリド (化合物
3, 0.02 g) が白色粉末として得られた。 元素分析値 C26H27ClF2N8O42H2O として 計算値: C; 49.96, H; 5.00, N; 17.93, Cl; 5.67, 実測値: C; 49.98, H; 4.57, N; 17.95, Cl; 6.04.
【0070】実施例19 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]
−2−イミダゾリジノン (0.5 g)、クロロメチル プロ
ピル カルボナート (3.2 g) 及びアセトニトリル (1 m
l) の混合物を 100℃ で12 時間加熱撹拌した。冷却
後、反応液にジイソプロピルエーテル (10 ml) を加
え、生じた粉末を濾取し、シリカゲルクロマトグラフィ
ー (溶出液 : 酢酸エチル→アセトン→アセトン / エタ
ノール = 10 / 1→アセトン / エタノール = 5 / 1) に
付した。溶媒を減圧留去して得た残査をさらにODSカラ
ムクロマトグラフィー (溶出液 : メタノール / 水 = 3
/ 2)で精製すると1−[(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2
−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1−イ
ル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]-4
−プロポキシカルボニルオキシメチル−1H−1,2,
4−トリアゾリウム クロリド (化合物 19, 0.02 g)
が白色粉末として得られた。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 0.88 (3 H,t,J= 7.8 Hz), 0.97
(3 H,d,J= 7.0 Hz), 1.62(2 H,tq,J= 7.8 Hz), 3.63-3.
67 (1H,m), 3.80-4.05 (3 H,m), 4.09 (2 H,t,J=7.8 H
z), 4.69 (1H,q,J= 7.0 Hz), 4.88 (1H,d,J= 14.4 Hz),
5.05 (1H,d,J= 14.4 Hz), 6.13 (1H,d,J= 10.6 Hz),
6.21 (1H,d,J= 10.6 Hz), 6.52 (1H,s), 6.94−7.02
(1H,m), 7.24−7.33 (2 H,m), 7.90 (4 H,s), 9.10 (1
H,s), 10.05(1H,s), 10.39 (1H,s).
【0071】実施例20 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]
−2−イミダゾリジノン (1 g) 及びヨードメチル プ
ロピル カルボナート (0.9 g) の混合物をアセトニト
リル (15 ml) 中、50-55 ℃ で12 時間加熱撹拌した。
反応液をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出液 : 酢
酸エチル / ヘキサン = 5 / 1→酢酸エチル→アセトン
→アセトン / エタノール = 10 / 1→アセトン / エタ
ノール = 5/ 1) 及びODSカラムクロマトグラフィー (溶
出液 : メタノール / 水 = 3 / 2)に付して精製すると
1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4
−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−
イミダゾリジニル]ブチル]-4−プロポキシカルボニ
ルオキシメチル−1H−1,2,4−トリアゾリウム
ヨージド (化合物 20,1 g) が淡黄色粉末として得られ
た。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 0.88 (3 H,t,J= 7.2 Hz), 0.98
(3 H,d,J= 7.2 Hz), 1.61(2 H,tq,J= 7.2 Hz), 3.50-3.
70 (1H,m), 3.84−4.13 (3 H,m), 4.09 (2 H,t,J= 7.2
Hz), 4.68 (1H,q,J= 7.2 Hz), 4.86 (1H,d,J= 13.8 H
z), 4.96 (1H,d,J=13.8 Hz), 6.12 (1H,d,J= 11 Hz),
6.20 (1H,d,J= 11 Hz), 6.33 (1H,s), 6.97-7.07 (1H,
m), 7.21-7.38 (2 H,m), 7.90 (4 H,s), 9.11 (1H,s),
10.05 (1H,s), 10.21 (1H,s).
【0072】実施例21 1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4
−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−
イミダゾリジニル]ブチル]-4−プロポキシカルボニ
ルオキシメチル−1H−1,2,4−トリアゾリウム
ヨージド (化合物 20, 0.3 g) をテトラヒドロフラン /
酢酸エチル (3 / 1) 混液 (100 ml) に溶解し、飽和食
塩水 (50 ml) で4回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧下留去し得られた残査をエタノール-
アセトンから結晶化すると1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1
−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]
-4−プロポキシカルボニルオキシメチル−1H−1,
2,4−トリアゾリウム クロリド (化合物 19, 0.09
g) が白色粉末として得られた。 元素分析値 C27H30ClF2N9O50.5H2O として 計算値: C; 50.43, H; 4.86, N; 19.60, Cl; 5.51, 実測値: C; 50.25, H; 4.71, N; 19.31, Cl; 5.42.
【0073】実施例22 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)フェニル]−2−イミダゾリジノン(0.80g)
とクロロメチル プロパナート(4.07g)の混合物
にアセトニトリル(1.6ml)を加え、アルゴン雰囲気
下100℃で12時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、
残留物にジイソプロピルエーテル(8ml)を加え、生じ
た粉末を濾取した。得られた粉末をシリカゲルフラッシ
ュクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル→アセトン
→アセトン/エタノール=9/1→4/1)に付し、目
的画分を減圧濃縮した。残留物をODSカラムクロマト
グラフィー(溶出液:メタノール/水=3/2)に付し
て精製した。流出液を減圧濃縮した後、水(10ml)に
溶解し、凍結乾燥すると1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−1,2,3−トリ
アゾール−1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニ
ル]ブチル]−4−プロパノイルオキシメチル−1H−
1,2,4−トリアゾリウム クロリド(化合物13
0.11g)が白色粉末として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.92-1.12(6H,m),
2.25-2.55(2H,m), 3.60〜4.10(4H,m), 4.64〜4.75(1H,
m), 4.86(1H,d,J=14Hz), 5.08(1H,d,J=14Hz), 6.09〜6.
21(2H,m), 6.64(1H,s), 6.96〜7.06(1H,m), 7.22〜7.42
(2H,m), 7.80〜8.02(5H,m), 8.80(1H,brs), 9.07(1H,
s), 10.42(1H,s).
【0074】実施例23 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]
−2−イミダゾリジノン(0.80g)とクロロメチル
プロパナート(4.07g)の混合物にアセトニトリ
ル(1.6ml)を加え、アルゴン雰囲気下、100℃で
10時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残留物にジイ
ソプロピルエーテル(8ml)を加え、生じた粉末を濾取
した。得られた粉末をシリカゲルフラッシュクロマトグ
ラフィー(溶出液:酢酸エチル→アセトン→アセトン/
エタノール=9/1→5/1)に付し、目的画分を減圧
濃縮した。残留物をODSカラムクロマトグラフィー
(溶出液:メタノール/水=3/2)に付して精製し
た。流出液を減圧濃縮した後、残留物を水(10ml)に
溶解し、凍結乾燥すると1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1
−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]
−4−プロパノイルオキシメチル−1H−1,2,4−
トリアゾリウム クロリド(化合物14,0.04g)
が白色粉末として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),
1.01(3H,t,J=7.4Hz), 2.38(2H,q,J=7.4Hz), 3.61〜4.09
(4H,m), 4.65〜4.75(1H,m), 4.86(1H,d,J=14Hz),5.08(1
H,d,J=14Hz), 6.11(1H,d,J=11Hz), 6.19(1H,d,J=11Hz),
6.61(1H,s), 6.96〜7.06(1H,m), 7.25〜7.49(2H,m),
7.90(4H,s), 9.07(1H,s), 10.07(1H,s), 10.40(1H,s).
【0075】実施例24 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)フェニル]−2−イミダゾリジノン(0.50g)
とクロロメチル エチル カルボナート(2.9g)の
混合物にアセトニトリル(0.5ml)を加え、100℃
で22時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残留物にジ
イソプロピルエーテル(10ml)を加え、生じた粉末を
濾取した。得られた粉末をシリカゲルフラッシュクロマ
トグラフィー(溶出液:酢酸エチル/アセトン=1/1
→アセトン→アセトン/エタノール=9/1→4/1)
に付し、目的画分を減圧濃縮した。残留物をODSカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液:メタノール/水=3/
2)に付して精製した後、水(15ml)に溶解し、凍結
乾燥すると1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ
−3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−
イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−
4−エトキシカルボニルオキシメチル−1H−1,2,
4−トリアゾリウム クロリド(化合物15,0.14
g)が白色粉末として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),
1.22(3H,t,J=7Hz), 3.60〜4.08(4H,m), 4.18(2H,q,J=7H
z), 4.63〜4.73(1H,m), 4.87(1H,d,J=14Hz), 5.10(1H,
d,J=14Hz), 6.13(1H,d,J=11Hz), 6.21(1H,d,J=11Hz),
6.65(1H,s), 6.96〜7.04(1H,m), 7.24〜7.37(2H,m), 7.
82〜7.95(5H,m), 8.78(1H,d,J=1Hz), 9.09(1H,s), 10.4
8(1H,s).
【0076】実施例25 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−3
−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]
−2−イミダゾリジノン(1.31g)とエチル ヨー
ドメチル カルボナート(1.25g)の混合物にアセ
トニトリル(20ml)を加え、アルゴン雰囲気下、60
℃で14時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残留物を
シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶出液:酢
酸エチル→アセトン→アセトン/エタノール=4/1)
に付し、目的画分を減圧濃縮した。残留物をODSカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液:メタノール/水=3/
2)に付して精製すると1−[(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3
−[2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1
−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]
−4−エトキシカルボニルオキシメチル−1H−1,
2,4−トリアゾリウムヨージド(化合物17,1.1
g)が淡黄色粉末として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.99(3H,d,J=7Hz),
1.23(3H,t,J=7Hz), 3.64-4.05(4H,m), 4.19(2H,q,J=7H
z), 4.64−4.74(1H,m), 4.87(1H,d,J=14Hz),4.97(1H,
d,J=14Hz), 6.13(1H,d,J=11Hz), 6.21(1H,d,J=11Hz),
6.33(1H,br), 6.99-7.07(1H,m), 7.22-7.39(2H,m), 7.9
1(4H,s), 9.12(1H,s), 10.06(1H,s), 10.23(1H,s).
【0077】実施例26 1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4
−(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−
イミダゾリジニル]ブチル]−4−エトキシカルボニル
オキシメチル−1H−1,2,4−トリアゾリウム ヨ
ージド(化合物17,1.10g)をイオン交換クロマ
トグラフィー(DOWEX 1×8,Cl- 型,300m
l)に付し、目的画分を減圧濃縮した後、エタノールか
ら再結晶すると1−[(2R,3R)−2−(2,4−
ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オ
キソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フ
ェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−4−エト
キシカルボニルオキシメチル−1H−1,2,4−トリ
アゾリウム クロリド(化合物16,0.70g)が無
色粉末晶として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),
1.22(3H,t,J=7Hz), 3.60-4.08(4H,m), 4.18(2H,q,J=7H
z), 4.63-4.73(1H,m), 4.87(1H,d,J=14Hz), 5.10(1H,d,
J=14Hz), 6.13(1H,d,J=11Hz), 6.21(1H,d,J=11Hz), 6.6
6(1H,s), 6.96-7.04(1H,m), 7.24−7.36(2H,m), 7.90
(4H,s), 9.09(1H,s), 10.07(1H,s), 10.48(1H,s).
【0078】実施例27 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン (0.5 g)、クロロメチル イソプロピル
カルボナート (3.17g) 及びアセトニトリル (1 ml) の
混合物を 100℃ で6 時間加熱撹拌した。冷後反応液に
ジイソプロピルエーテル (10 ml) を加え、生じた粉末
を濾取し、シリカゲルクロマトグラフィー (溶出液:酢
酸エチル→アセトン→アセトン/エタノール = 10/1→ア
セトン/エタノール = 5/1) に付した。溶媒を減圧留去
して得た残査をエタノール-アセトンから結晶化し、1-
[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3
-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-
1-イミダゾリジニル]ブチル]-4-(イソプロポキシカルボ
ニルオキシ)メチル-1H-1,2,4-トリアゾリウム クロリ
ド (化合物 18, 110 mg)を白色粉末晶として得た。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 0.98 (3 H,d,J= 7.4 Hz), 1.24
(6 H,d,J= 6.2 Hz), 3.62-3.66 (1H,m), 3.98-4.0 (3
H,m), 4.69 (1H,q, J= 7.4 Hz), 4.80 (1H,quintet, J=
6.2 Hz), 4.87 (1H,d,J= 14.4 Hz), 5.04 (1H,d,J= 1
4.4 Hz), 6.11 (1H,d,J= 11 Hz), 6.19 (1H,d,J= 11 H
z), 6.51 (1H,s), 6.96-7.03 (1H,m), 7.22-7.38 (2 H,
m), 7.90 (4 H,s), 9.10 (1H,s), 10.06 (1H,s), 10.36
(1H,s).
【0079】実施例28 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン (2.5 g) 及び(1,3-ジオキサン-5-イル)
ヨードメチル カルボナート (3 g) の混合物をアセ
トニトリル (40 ml) 中、50-55 ℃ で12 時間加熱撹拌
した。反応液をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出
液:酢酸エチル/ヘキサン = 1/1→酢酸エチル/ヘキサン
= 10/1→酢酸エチル→アセトン→アセトン/エタノール
= 5/1) に付して精製すると、1-[(2R,3R)-2-(2,4-ジフ
ルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-[4-(1H-
テトラゾール-1-イル)フェニル]-1-イミダゾリジニル]
ブチル]-4-[(1,3-ジオキサン-5-イル)オキシカルボニル
オキシメチル]-1H-1,2,4-トリアゾリウム ヨージド
(化合物31, 4.22 g) が黄色粉末として得られた。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 0.98 (3 H,d,J=
7 Hz), 3.55−3.75 (1H,m),
3.87−4.02 (7H,m), 4.50−
4.58 (1H,m), 4.67−4.93 (5
H,m), 6.16 (1H,d,J= 11 H
z), 6.24 (1H,d,J= 11 Hz),
6.33 (1H,s), 6.97−7.07
(1H,m), 7.21−7.39 (2 H,
m), 7.90 (4 H,s), 9.12 (1
H,s), 10.05 (1H,s), 10.23
(1H,s).
【0080】実施例29 1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾー
ル-1-イル)フェニル]-1-イミダゾリジニル]ブチル]-4-
[(1,3-ジオキサン-5-イル)オキシカルボニルオキシメチ
ル]-1H-1,2,4-トリアゾリウム ヨージド (化合物31, 1
g) をDowex 1×8 (Cl- 型) (溶出液:水) に付し、凍結
乾燥したところ1-[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニ
ル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール
-1-イル)フェニル]-1-イミダゾリジニル]ブチル]-4-
[(1,3-ジオキサン-5-イル)オキシカルボニルオキシメチ
ル]-1H-1,2,4-トリアゾリウムクロリド (化合物 22, 0.
23 g) が白色粉末として得られた。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 0.97 (3 H,d,J= 6.6 Hz), 3.63-
3.66 (1H,m), 3.87-4.02(7 H,m), 4.52-4.59 (1H,m),
4.60-5.11 (5 H,m), 6.17 (1H,d,J= 11 Hz), 6.25(1H,
d,J= 11 Hz), 6.59 (1H,s), 6.97-7.04 (1H,m), 7.23-
7.40 (2 H,m), 7.90(4H,s),9.11 (1H,s), 10.06 (1H,
s), 10.44 (1H,s). 上記化合物22の凍結乾燥品(0.15g)をエタノー
ル(20ml)から結晶化し、化合物22の白色結晶
(0.14g)を得た。 元素分析値:C2830ClF297 計算値(%):C,49.60; H,4.46; N,18.59 実測値(%):C,49.60; H,4.46; N,18.40
【0081】実施例30 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン(0.50g)とクロロメチル [(1S)-1-(エトキ
シカルボニル)エチル] カルボナート(1.09g)の混合物に
アセトニトリル(5ml)を加え、95℃で68時間撹拌した。
反応液を減圧濃縮し、残留物にジイソプロピルエーテル
(6ml)を加え、生じた粉末を濾取した。得られた粉末を
シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶出液:酢
酸エチル→酢酸エチル/アセトン=1/1→アセトン→アセ
トン/エタノール=5/1)に付し、目的画分を減圧濃縮し
た。残留物をODSカラムクロマトグラフィー(溶出液:メ
タノール/水=3/2)に付して精製した。流出液を濃縮し
た後、水(50ml)に溶解し、凍結乾燥すると、1-[(2R,3R)
-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オキ
ソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-1-イミダ
ゾリジニル]ブチル]-4-[[(1S)-1-エトキシカルボニルエ
トキシ]カルボニルオキシメチル]-1H-1,2,4-トリアゾリ
ウム クロリド(化合物23,0.22g)が白色粉末として得ら
れた。1 H-NMR(d6-DMSO)δ:0.98(3H,d,J=7Hz), 1.17(3H,t,J=7H
z), 1.43(3H,d,J=7Hz),3.60-4.08(4H,m), 4.14(2H,q,J=
7Hz), 4.65-4.75(1H,m), 4.86(1H,d,J=14Hz),5.02(1H,
q,J=7Hz), 5.11(1H,d,J=14Hz), 6.24(2H,s), 6.65(1H,
s), 6.95-7.05(1H,m), 7.25-7.39(2H,m), 7.90(4H,s),
9.11(1H,s), 10.07(1H,s), 10.52(1H,s)
【0082】実施例31 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン(1.0g)と [(1S)-1-(ベンジルオキシカルボ
ニル)エチル] ヨードメチル カルボナート (1.53g)の混
合物にアセトニトリル(15ml)を加え、アルゴン雰囲気
下、60℃で12時間撹拌した。反応液を減圧濃縮した後、
シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶出液:酢
酸エチル→アセトン→アセトン/エタノール=4/1)に付
し、目的画分を減圧濃縮した。残留物をODSカラムクロ
マトグラフィー(溶出液:メタノール/水=3/2)に付して
精製した後、イオン交換クロマトグラフィー(DOWEX 1×
8,Cl-型)に付し、目的画分を減圧濃縮すると、1-[(2R,3
R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オ
キソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-1-イミ
ダゾリジニル]ブチル]-4-[[(1S)-1-(ベンジルオキシカ
ルボニルエトキシ]カルボニルオキシメチル]-1H-1,2,4-
トリアゾリウム クロリド(化合物24,0.25g)が白色粉末
として得られた。1 H-NMR(d6-DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7.0
Hz), 1.45(3H,d,J=6.6Hz),
3.60−4.08(4H,m), 4.65−4.7
8(1H,m), 4.85(1H,d,J=14H
z), 5.07−5.18(4H,m), 6.23
(2H,s), 6.67(1H,s), 6.95−
7.04(1H,m), 7.24−7.37(7H,
m), 7.9(4H,s), 9.09(1H,
s), 10.07(1H,s), 10.53(1
H,s)
【0083】実施例32 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)-2-ヒドロキシ-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾー
ル-1-イル)プロピル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)
フェニル]-2-イミダゾリジノン(2.0g)と (3-ベンジルオ
キシプロピル) ヨードメチル カルボナート(2.9g)の混
合物にアセトニトリル(20ml)を加え、アルゴン雰囲気
下、50〜55℃で20時間撹拌した。反応液を減圧濃縮した
後、残留物を酢酸エチル(100ml)及びテトラヒドロフラ
ン(50ml)の混液に溶解し、飽和食塩水(50ml)及び5%チオ
硫酸ナトリウム水溶液(0.1ml)から成る混液と振とうし
た。有機層をさらに飽和食塩水(50ml)で4回洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去した。残
留物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶出
液:酢酸エチル→アセトン→アセトン/エタノール=4/
1)に付し、目的画分を減圧濃縮した。残留物をODSカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液:メタノール/水=3/2)に
付して精製した後、イオン交換クロマトグラフィー(DOW
EX 1×8,Cl-型)に付し、目的画分を減圧濃縮すると、1-
[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3
-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-
1-イミダゾリジニル]ブチル]-4-[(3-ベンジルオキシプ
ロポキシ)カルボニルオキシメチル]-1H-1,2,4-トリアゾ
リウム クロリド(化合物25,0.79g)が白色粉末として得
られた。1 H-NMR(d6-DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7.2Hz), 1.89(2H,quin
tet,J=6.4Hz), 3.47(2H,t,J=6.2Hz), 3.60-4.09(4H,m),
4.22(2H,t,J=6.6Hz), 4.44(2H,s), 4.65-4.75(1H,m),
4.86(1H,d,J=14Hz), 5.09(1H,d,14Hz), 6.12(1H,d,J=11
Hz), 6.20(1H,d,J=11Hz), 6.62(1H,s), 6.94-7.04(1H,
m), 7.24-7.36(7H,m), 7.9(4H,s), 9.09(1H,s), 10.07
(1H,s), 10.45(1H,s)
【0084】実施例33 1−[(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−
(1H−テトラゾール−1−イル)フェニル]−1−イ
ミダゾリジニル]ブチル]−4−[(3−ベンジルオキ
シプロポキシ)カルボニルオキシメチル]−1H−1,
2,4−トリアゾリウム クロリド(化合物25,0.6
6g)をメタノール(25ml)に溶解し、1N塩酸
(0.89ml)及び10%パラジウム−炭素(50%含
水,0.33g)を加えて水素雰囲気下、室温で1.5時
間撹拌した。触媒を濾別後、濾液を減圧濃縮した。残留
物をODSカラムクロマトグラフィー(溶出液:メタノ
ール/水=3/2)に付して精製した後、エタノールか
ら再結晶を行うと、1−[(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−
オキソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)
フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−4−
[(3−ヒドロキシプロポキシ)カルボニルオキシメチ
ル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム クロリド(化
合物26,0.19g)が無色粉末晶として得られた。1 H−NMR(d6−DMSO)δ:0.98(3H,d,J=7Hz),
1.74(2H,quintet,J=6Hz), 3.44(2H,dt,J=6Hz,5Hz), 3.6
0-4.10(4H,m), 4.20(2H,t,J=6Hz), 4.59(1H,t,J=5Hz),
4.65-4.75(1H,m), 4.87(1H,d,J=14Hz), 5.10(1H,d,J=14
Hz), 6.13(1H,d,J=11Hz), 6.21(1H,d,J=11Hz), 6.63(1
H,s), 6.95-7.05(1H,m), 7.25-7.37(2H,m),7.89(4H,s),
9.09(1H,s), 10.06(1H,s), 10.48(1H,s).
【0085】実施例34 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン (1.6 g) 及びヨードメチル [(4S)-2,2-
ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イル]メチル カルボナ
ート (2.1 g) の混合物をアセトニトリル (20ml) 中、5
5 ℃ で15 時間加熱撹拌した。反応液をシリカゲルクロ
マトグラフィー (溶出液:酢酸エチル→アセトン→アセ
トン/エタノール = 5/1) に付した後、さらにイオン交
換クロマトグラフィー(Dowex 1x8,Cl-) (溶出液:水)
に付した。流出液を減圧留去して得た残査をODSカラム
クロマトグラフィー (溶出液:メタノール/水 = 3/2) で
精製後、減圧下溶媒を留去して得た残査をエタノールか
ら結晶化すると1-[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニ
ル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール
-1-イル)フェニル]-1-イミダゾリジニル]ブチル]-4-
[[(4S)-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イル]メチル
オキシカルボニルオキシメチル]-1H-1,2,4-トリアゾリ
ウム クロリド (化合物27, 0.4 g) が白色結晶として
得られた。1 H-NMR(d6-DMSO)δ:0.98(3H,d,J=7.0Hz), 1.26(3H,s),
1.30(3H,s), 3.62-3.72(2H,m), 3.97-4.34(7H,m), 4.70
(1H,q,J=7.0Hz), 4.88(1H,d,J=14.2Hz), 5.12(1H,d,14.
2Hz), 6.16(1H,d,J=11.0Hz), 6.24(1H,d,J=11.0Hz), 6.
66(1H,s), 6.94-7.03(1H,m), 7.21-7.38(2H,m), 7.89(4
H,s), 9.10(1H,s), 10.05(1H,s), 10.51(1H,s)
【0086】実施例35 1-[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-3-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニ
ル]-1-イミダゾリジニル]ブチル]-4-[[(4S)-2,2-ジメチ
ル-1,3-ジオキソラン-4-イル]メチルオキシカルボニル
オキシメチル]-1H-1,2,4-トリアゾリウム クロリド
(化合物27, 0.1 g) をテトラヒドロフラン (1.5 ml) に
溶解し、氷冷下1規定塩酸水溶液 (1.5 ml) を加えた
後、室温で4時間撹拌した。反応液をODSカラムクロマト
グラフィー (溶出液 : メタノール/水 =3/2) に付して
精製すると1-[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-
ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イ
ル)フェニル]-1-イミダゾリジニル]ブチル]-4-[[(2S)-
2,3-ジヒドロキシプロポキシ]カルボニルオキシメチル]
-1H-1,2,4-トリアゾリウム クロリド (化合物28, 0.05
g) が白色粉末として得られた。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 0.98 (3 H,d,J= 7.0 Hz), 3.26-
4.24 (9 H,m), 4.70 (1H,q, J= 7.0 Hz), 4.86 (1H,d,J
= 14.6 Hz), 5.09 (1H,d,J= 14.6Hz), 6.15 (1H,d,J= 1
1.0 Hz), 6.22 (1H,d,J= 11.0 Hz), 6.63 (1H,s), 6.96
-7.06 (1H,m), 7.23-7.36 (2 H,m), 7.90 (4 H,s), 9.1
0 (1H,s), 10.06 (1H,s), 10.46 (1H,s).
【0087】実施例36 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル] -2 -
イミダゾリジノン (1.0 g) のアセトニトリル (15 ml)
溶液に、窒素気流下 ( 3 - ベンジルオキシカルボニル
プロピル) ヨードメチル カルボナート (1.0 g) を加
え、45 - 50 ℃ で 20 時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (
溶出液:酢酸エチル→アセトン ) に付し、目的分画を
減圧濃縮した。残留物を ODS カラムクロマトグラフィ
ー ( 溶出液:メタノール/水 = 3/2 ) に付して精製す
ると、4 - [( 3 - ベンジルオキシカルボニルプロポキ
シ ) カルボニルオキシメチル] - 1 - [(2R, 3R) - 2 -
(2,4 - ジフルオロフェニル ) - 2 - ヒドロキシ - 3
- [2 - オキソ - 3 - [4 -(1H-テトラゾール-1-イル)フ
ェニル] - 1 - イミダゾリジニル]ブチル] - 1H -1, 2,
4 - トリアゾリウム ヨージド ( 化合物 32, 1.47 g)
が黄色粉末として得られた。1 H-NMR (d6-DMSO)δ: 1.04 (3H,d,J= 7 Hz), 1.83-1.97
(2H,m), 2.45 (2H,t, J= 7 Hz), 3.57-3.69 (2H,m),
3.90-4.09 (2H,m), 4.18 (2H,t, J= 7 Hz), 4.69(1H,q,
J= 7 Hz), 4.87 (1H,d,J= 14 Hz), 4.98 (1H,d,J= 14
Hz), 5.08 (2H,s), 6.14 (1H,d,J= 11 Hz), 6.22 (1H,
d,J= 11 Hz), 6.33 (1H,s), 6.99-7.08 (1H,m), 7.23-
7.32 (2H,m), 7.35 (5H,s), 7.91 (4H,s), 9.12 (1H,
s), 10.07 (1H,s), 10.24 (1H,s).
【0088】実施例37 4 - [( 3 - ベンジルオキシカルボニルプロポキシ ) カ
ルボニルオキシメチル]- 1 - [(2R, 3R) - 2 - (2, 4 -
ジフルオロフェニル ) - 2 - ヒドロキシ - 3- [2 -
オキソ - 3 - [4 - (1H-テトラゾール-1-イル)フェニ
ル] - 1 - イミダゾリジニル]ブチル] - 1H - 1, 2, 4
- トリアゾリウム ヨージド ( 化合物 32, 1.47 g) を
イオン交換クロマトグラフィー(Dowex 1x8, Cl- 型、5
00 ml)に付し、目的分画を減圧濃縮することにより、4
- [( 3 - ベンジルオキシカルボニルプロポキシ ) カ
ルボニルオキシメチル] - 1 - [(2R, 3R) - 2 - (2, 4
-ジフルオロフェニル ) - 2 - ヒドロキシ - 3 - [2 -
オキソ - 3 - [4 - (1H -テトラゾール-1-イル)フェニ
ル] - 1 - イミダゾリジニル]ブチル] - 1H - 1,2, 4 -
トリアゾリウム クロリド ( 化合物 29, 893 m g) が
白色粉末として得られた。1 H - NMR (d6-DMSO) d:1.04 (3H,d,J= 7 Hz), 1.82-1.9
9 (2H,m), 2.44 (2H,t,J= 7 Hz), 3.53-3.67 (2H,m),
3.95-4.03 (2H,m), 4.17 (2H,t, J= 7 Hz), 4.68(1H,q,
J= 7 Hz), 4.87 (1H,d,J= 14 Hz), 5.06 (1H,d,J= 14
Hz), 5.07 (2H,s), 6.13 (1H,d,J= 11 Hz), 6.21 (1H,
d,J= 11 Hz), 6.56 (1H,s), 6.95-7.05 (1H,m), 7.23-
7.33 (2H,m), 7.34 (5H,s), 7.90 (4H,s), 9.09 (1H,
s), 10.07 (1H,s), 10.41 (1H,s).
【0089】実施例38 4 - [( 3 - ベンジルオキシカルボニルプロポキシ ) カ
ルボニルオキシメチル]- 1 - [(2R, 3R) - 2 - (2, 4 -
ジフルオロフェニル ) - 2 - ヒドロキシ - 3- [2 -
オキソ - 3 - [4 - (1H-テトラゾール-1-イル)フェニ
ル] - 1 - イミダゾリジニル]ブチル] - 1H - 1, 2, 4
- トリアゾリウム クロリド ( 化合物 29, 155 m g)
をメタノール (6 ml) に溶解し、1N 塩酸 (0.2 ml) 及
び 10 % パラジウム - 炭素 (50 % 含水、77 mg) を加
えて水素雰囲気下、室温で 0.5 時間撹拌した。触媒を
ろ別後、ろ液に蒸留水を加え減圧濃縮後、凍結乾燥する
と1 - [(2R, 3R) - 2 - (2, 4 - ジフルオロフェニル )
- 2 - ヒドロキシ - 3 - [ 2 -オキソ - 3- [4 - (1H-
テトラゾール-1-イル)フェニル ] - 1 - イミダゾリジ
ニル ] ブチル ] - 4 - [(3 - カルボキシプロポキシ)
カルボニルオキシメチル ]- 1H - 1, 2, 4 - トリアゾ
リウム クロリド ( 化合物 33, 122 mg) が白色粉末と
して得られた。1 H - NMR (d6-DMSO) d:0.98 (3H,d,J= 7 Hz), 1.78-1.9
0 (2H,m), 2.29 (2H,t,J= 7 Hz), 3.54-3.69 (2H,m),
3.94-4.04 (2H,m), 4.16 (2H,t, J= 7 Hz), 4.69(1H,q,
J= 7 Hz), 4.87 (1H,d,J= 14 Hz), 5.06 (1H,d,J= 14
Hz), 6.13 (1H,d,J= 11 Hz), 6.21 (1H,d,J= 11 Hz),
6.54 (1H,s), 6.95-7.10 (1H,m), 7.24-7.37 (2H,m),
7.90 (4H,s), 8.31 (1H,s), 9.09 (1H,s), 10.06 (1H,
s), 10.34 (1H,s).
【0090】実施例39 ブロモメチル アセタート (2.4 g) とヨウ化ナトリウ
ム (2.3 g) をアセトニトリル (75 ml) 中、80℃ で2時
間加熱撹拌した。反応液を室温に冷却した後、析出した
結晶を濾過して除いた。濾液に1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフ
ルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-1-メチル-3-(1H-1,2,4-
トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-[4-(1H-テトラゾー
ル-1-イル)フェニル]-2-イミダゾリジノン (5 g) を加
え、45℃で16時間加熱撹拌した。反応液中の沈殿物を濾
過して除き、溶媒を減圧下留去した。残留物をテトラヒ
ドロフラン (150 ml) に溶解し、飽和食塩水 (150 ml)
と5%チオ硫酸ナトリウム水溶液 (10 ml) の混液で洗浄
した後、飽和食塩水 (150 ml) で2回洗浄した。テトラ
ヒドロフラン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下溶媒を留去した。得られた残査にエタノール (50 ml)
を加え、減圧留去した後、アセトン (3 ml) とエタノ
ール (1.3 ml) を加え、0℃ で2時間放置した。析出し
た白色固体にエタノ−ル (3 ml) を加えて濾取し、減圧
下乾燥した。得られた白色粉末をテトラヒドロフラン
(400 ml) とメタノール (70 ml) の混液に溶解し、飽和
食塩水 (250 ml) で7回洗浄した。有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残査をエ
タノール (150 ml) とアセトン (50 ml) の混液に溶解
し、減圧留去した後、エタノール (100 ml) を加え再び
溶媒を減圧下留去した。得られた残査に更にエタノール
(150 ml) とアセトン (50ml) の混液を加え溶解し、溶
液が約 20 ml になるまで溶媒を減圧下留去した後、2時
間室温で放置した。生じた固体を濾取すると、4-アセト
キシメチル-1-[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2
-ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イ
ル)フェニル]-1-イミダゾリジニル]ブチル]-1H-1,2,4-
トリアゾリウム クロリド (化合物 12, 3.6 g)が白色
結晶として得られた。本品は実施例15においてエタノ
ールから結晶化させた化合物12の結晶と物理化学的性質
が一致した。
【0091】実施例40 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン(2.0g)と[2-(アセチルアミノ)エチル] ヨ
ードメチル カルボナート(2.9g)の混合物にアセトニト
リル(20ml)を加え、アルゴン雰囲気下、50〜55℃で2
0時間撹拌した。反応液を減圧濃縮した後、残留物を酢
酸エチル(100ml)及びテトラヒドロフラン(50ml)の混液
に溶解し、飽和食塩水(50ml)及び5%チオ硫酸ナトリウム
水溶液(0.1ml)から成る混液と振とうした。有機層をさ
らに飽和食塩水(50ml)で4回洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルフラッシュクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル
→アセトン→アセトン/エタノール=4/1)に付し、目的
画分を減圧濃縮した。残留物をODSカラムクロマトグラ
フィー(溶出液:メタノール/水=3/2)に付して精製した
後、イオン交換クロマトグラフィー(Dowex 1×8,Cl-型)
に付し、目的画分を減圧濃縮すると、1-[(2R,3R)-2-(2,
4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-
[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-1-イミダゾリ
ジニル]ブチル]-4-[(2-アセチルアミノエトキシ)カルボ
ニルオキシメチル]-1H-1,2,4-トリアゾリウムクロリド
(化合物34,0.50g)が白色粉末として得られた。1 H--NMR(d6-DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),1.77(3H,s),
3.30(2H,q,J=6Hz),3.60-3.72(1H,m),3.92-4.08(3H,
m),4.12(2H,t,J=6Hz),4.65-4.75(1H,m),4.87(1H,d,J
=14Hz),5.10(1H,d,J=14Hz),6.14(1H,d,J=11Hz),6.23
(1H,d,J=11Hz),6.63(1H,s),6.95-7.05(1H,m),7.26-
7.37(2H,m),7.90(4H,s),8.09(1H,t,J=6Hz),9.10(1H,
s),10.07 (1H,s),10.49(1H,s).
【0092】実施例41 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン(1.0g)と ヨードメチル [3-(メトキシ)プ
ロピル] カルボナート(1.1g)の混合物にアセトニトリル
(10ml)を加え、アルゴン雰囲気下、40〜50℃で15時間撹
拌した。反応液を減圧濃縮した後、残留物をアセトニト
リル(5ml)及び酢酸エチル(100ml)に溶解し、飽和食塩水
(50ml)及び5%チオ硫酸ナトリウム水溶液(0.1ml)から成
る混液と振とうした。有機層をさらに飽和食塩水(50ml)
で4回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下
に溶媒を留去した。残留物をシリカゲルフラッシュクロ
マトグラフィー(溶出液:酢酸エチル→アセトン→アセ
トン/エタノール=4/1)に付し、目的画分を減圧濃縮し
た。残留物をイオン交換クロマトグラフィー(Dowex 1×
8,Cl-型)に付した後、ODSカラムクロマトグラフィー(溶
出液:メタノール/水=3/2)に付して精製すると、1-[(2
R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3-[2
-オキソ-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-1-
イミダゾリジニル]ブチル]-4-[(3-メトキシプロポキシ)
カルボニルオキシメチル]-1H-1,2,4-トリアゾリウム ク
ロリド(化合物35,0.80g)が白色粉末として得られた。1 H-NMR(d6-DMSO)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),1.83(2H,quint
et,J=6Hz),3.20(3H,s),3.35(2H,t,J=6Hz),3.55-3.70
(1H,m),3.90-4.10(3H,m),4.18(2H,t,J=6Hz),4.64-4.
75(1H,m),4.87(1H,d,J=14Hz),5.11(1H,d,J=14Hz),6.
14(1H,d,J=11Hz),6.22(1H,d,J=11Hz),6.66(1H,s),6.
95-7.05(1H,m),7.25-7.39(2H,m),7.90(4H,s),9.10(1
H,s),10.07(1H,s),10.48(1H,s). 実施例42 ブロモメチル アセタート (424 mg) とヨウ化ナトリウ
ム (415 mg) をアセトニトリル (15 ml) 中、80℃ で2
時間加熱撹拌した。反応液を室温に冷却した後、析出し
た臭化ナトリウムを濾過して除いた。濾液に2-[(1R,2R)
-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-1-メチル-
3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-4-[4-(2,
2,3,3-テトラフルオロプロポキシ)フェニル]-3-(2H,4H)
-1,2,4-トリアゾロン (1 g) を加え、45℃ で16時間加
熱撹拌した。反応液中の沈殿物を濾過して除き、溶媒を
減圧下留去した。残留物をテトラヒドロフラン (30 ml)
に溶解し、飽和食塩水 (30 ml) と5%チオ硫酸ナトリウ
ム水溶液 (2 ml) の混液で洗浄した後、飽和食塩水 (30
ml) で2回洗浄した。テトラヒドロフラン層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。得られ
た残留物をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出液 :
酢酸エチル→酢酸エチル / エタノール = 10 / 1→ 4 /
1) に付した後、さらにDowex 1x8 (Cl- 型) (溶出液 :
水) に付し、凍結乾燥したところ4-アセトキシメチル-
1-[(2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-3-[4,5-ジヒドロ-5-オキソ-4-[4-(2,2,3,3-テトラフル
オロプロポキシ)フェニル]-1H-1,2,4-トリアゾール-1-
イル]ブチル-1H-1,2,4-トリアゾリウム クロリド(化合
36, 294 mg)が白色粉末として得られた。1 H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.22 (3H, d, J=7Hz), 2.08 (3H,
s), 4.66 (2H, t, J=14Hz), 4.85 (1H, d, J=14Hz), 4.
89 (1H, q, J=7Hz), 4.98 (1H, d, J=14Hz), 6.09 (1H,
d, J=11Hz), 6.19 (1H, d, J=11Hz), 6.26 (1H, s),
6.69 (1H, tt, J=52, 5Hz), 6.97-7.06 (1H, m), 7.23
(2H, d, J=9Hz), 7.25-7.41 (2H, m), 7.69(2H, d, J=9
Hz), 8.58 (1H, s), 9.09 (1H, s), 10.25 (1H, s).
【0093】実施例43 1-[(1R,2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ
-1-メチル-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピ
ル]-3-[4-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-2-イミ
ダゾリジノン(200 mg)とブロモメチル アセタート(77.
1 mg)をアセトニトリル(2 ml)中、アルゴン雰囲気下、8
0℃で7時間加熱撹拌した。反応液にアセトニトリル(11
ml)を加え、析出した結晶を80℃に加熱して溶解した。
室温に冷却した後、シリカゲル(400 mg)を加え、室温で
10分間撹拌した。シリカゲルを濾去し、アセトニトリル
とテトラヒドロフランの混液(1 / 1, 2 ml x 3)で洗浄
した。母液と洗液を合わせた溶液に飽和食塩水(10 ml)
を加え、室温で30分間撹拌後、有機層を分離した。同様
の操作[飽和食塩水(10 ml)添加、室温30分間撹拌そして
有機層の分離]を更に3回繰り返し行った。有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。
残留物をテトラヒドロフラン(3 ml)に溶解し、室温で5
時間放置した。析出した白色固体(179 mg)を濾取し、メ
タノールとテトラヒドロフランの混液(1 / 1, 4 ml)に
溶解した。減圧濃縮後、残留物にテトラヒドロフラン(2
ml)を加えて溶解し、室温で5時間放置した。析出した
白色粉末(167 mg)を濾取し、エタノール(6 ml)とアセト
ン(0.5 ml)の混液を加え溶解した。溶液を約2 mlになる
まで減圧濃縮し、3時間室温で放置した。析出した固体
を濾取すると、4-アセトキシメチル-1-[(2R,3R)-2-(2,4
-ジフルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-3-[2-オキソ-3-[4
-(1H-テトラゾール-1-イル)フェニル]-1-イミダゾリジ
ニル]ブチル]-1H-1,2,4-トリアゾリウム クロリド(化
合物 12, 126 mg)が白色結晶として得られた。本品は実
施例15においてエタノールから結晶化させた化合物12
の結晶と物理化学的性質が一致した。 製剤例1 上記実施例4によって得られた化合物2を用いて、下記
の組成を有する注射剤を製造した。 実施例4の化合物 100mg 注射用5%グルコース水溶液 100ml 製剤例2 上記実施例1によって得られた化合物を用いて、下記
に示す処方の全成分を混和し、ゼラチンカプセルに充填
し、カプセル1個当たり、50mgの化合物を含有する
カプセル剤を製造した。 実施例1の化合物 50mg 乳糖 100mg コーンスターチ 40mg ステアリン酸マグネシウム 10mg 合計 200mg 製剤例3 上記実施例4によって得られた化合物とステアリン酸
マグネシウムを可溶性デンプンの水溶液で顆粒化し、乾
燥後、乳糖及びコーンスターチと混合した。混合物を圧
縮成型し、下記に示す処方の錠剤を製造した。 実施例4の化合物 50mg 乳糖 65mg コーンスターチ 30mg 可溶性デンプン 35mg ステアリン酸マグネシウム 20mg 合計 200mg
【0094】実験例1 方法:5週齢のCrj:CDF1 マウスに最小致死量のカ
ンジダ アルビカンスTAを静脈内に接種した。試験化
合物を5%グルコース水溶液として感染直後に1回静脈
内投与した。薬効は感染7日後のマウスの生存率からリ
ード・アンド・ムンチ(Reed and Muench)法により算
出されるED50値によって示した。 結果:本発明化合物の実験的マウス感染症における静脈
内投与での感染防御効果を〔表5〕に示す。
【表5】 化合物番号 ED 50(μmol/kg)i. v. 2.3 1.5
【0095】実験例2 方法:5週齢のCrj:CDF1 マウスに最小致死量のカ
ンジダ アルビカンスTAを静脈内に接種した。試験化
合物を5%グルコース水溶液として感染直後に1回経口
投与した。薬効は感染7日後のマウスの生存率からリー
ド・アンド・ムンチ(Reed and Muench)法により算出
されるED50値によって示した。 結果:本発明化合物の実験的マウス感染症における経口
投与での感染防御効果を〔表6〕に示す。
【表6】 化合物番号 ED 50(μmol/kg)p. o. 2.9 1.8
【0096】実験例3 方法:5週齢のCrj:CDF1 マウスに最小致死量のカ
ンジダ アルビカンスTAを静脈内に接種した。本発明
化合物を5%グルコース水溶液に溶解し、感染直後に1
回、1.04μmol/kgを静脈内(i. v.)投与または
経口(p. o.)投与した。感染防御効果は、感染7日後
のマウス(各群5例)の生残数及び7日以前に死亡した
マウスについての平均生存日数によって示した。 結果:本発明化合物の実験的マウス感染症における静脈
内投与及び経口投与での感染防御効果を〔表7〕に示
す。対照化合物である式(V)で表される化合物の経口
投与(1.04μmol/kgを0.5%カルボキシメチル
セルロースナトリウム懸濁液として投与)における感染
防御効果もあわせて〔表7〕に示した。
【0097】
【表7】
【0098】
【発明の効果】本発明の化合物は、水に対する溶解性が
高く注射剤として用いるのに適しており、しかも体内吸
収性に優れており、高い治療効果が期待できる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例15で得られた化合物12のエタノール
から結晶化したI型結晶(非水和物)の粉末X線回折ス
ペクトル(Cu,40kV,50mA)を示す。横軸は
回折角(2θ)、縦軸はピーク強度を示す。
【図2】実施例15で得られた化合物12の水から結晶
化したII型結晶(水和物)の粉末X線回折スペクトル
(Cu,40kV,50mA)を示す。横軸は回折角
(2θ)、縦軸はピーク強度を示す。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アゾール環を構成する窒素原子の一つが生
    体内で脱離する置換基で4級化されており、生体内で該
    置換基が脱離して抗真菌性のアゾール化合物に変換し得
    る含4級化窒素イミダゾール−1−イルまたは1,2,4
    −トリアゾール−1−イル化合物。
  2. 【請求項2】式: 【化1】 (式中、Qはアゾール環を構成する窒素原子の一つが生
    体内で脱離する置換基で4級化されたイミダゾール−1
    −イルまたは1,2,4−トリアゾール−1−イル基を、
    Arは置換されていてもよいフェニル基を、Aはそれぞ
    れ置換されていてもよい炭化水素基または複素環基を、
    1は酸素原子またはメチレン基を、X2は酸化されてい
    てもよい硫黄原子を、mおよびpはそれぞれ0または1
    を、Y-は陰イオン示し、R3、R4およびR5は同一ま
    たは異なって、水素原子または低級アルキル基を示す
    か、R3が水素原子または低級アルキル基を示し、か
    つR4とR5が相合わさって低級アルキレン基を示すか、
    5が水素原子または低級アルキル基を示し、かつR3
    とR4が相合わさって低級アルキレン基を示す。)で表
    される化合物またはその塩である請求項1記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】Qが式: 【化2】 (式中、R1はそれぞれ置換されていてもよい炭化水素
    基または複素環基を、R2は水素原子または低級アルキ
    ル基を、Xは窒素原子またはメチン基を、nは0または
    1を示す。)で示される4級化されたイミダゾール−1
    −イル基または1,2,4−トリアゾール−1−イル基で
    ある請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】Xが窒素原子である請求項3記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】R1が置換されていてもよい炭化水素基で
    ある請求項3記載の化合物。
  6. 【請求項6】置換されていてもよい炭化水素基が水酸
    基、C1-6アルコキシ基、C7-19アラルキルオキシ基、
    1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル、C
    1-6アルカノイルアミノ基、C1-10アルコキシ−カルボ
    ニル基、C7-19アラルキルオキシ−カルボニル基、置換
    されていてもよいカルバモイル基、C1-10アルコキシ−
    カルボキサミド、C7-10アラルキルオキシ−カルボキサ
    ミドおよび置換されていてもよい複素環基から選ばれた
    1ないし3個の置換基で置換されていてもよいC1-6
    ルキル基である請求項5記載の化合物。
  7. 【請求項7】置換されていてもよい炭化水素基がメチ
    ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
    ル、イソブチル、tert−ブチル、メトキシメチル、エト
    キシメチル、1−メトキシエチル、2−メトキシエチ
    ル、1−エトキシエチル、2−エトキシエチル、2−ベ
    ンジルオキシエチル、3−ベンジルオキシプロピル、
    1,3−ジベンジルオキシ−2−プロピル、ヒドロキシ
    メチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチ
    ル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキシプ
    ロピル、1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル、メチル
    チオメチル、メチルスルホニルエチル、アセトアミドメ
    チル、1−アセトアミドエチル、2−アセトアミドエチ
    ル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメ
    チル、tert−ブトキシカルボニルメチル、1−エトキシ
    カルボニルエチル、2−エトキシカルボニルエチル、1
    −メトキシカルボニル−1−メチルエチル、1−エトキ
    シカルボニル−1−メチルエチル、1−tert−ブトキシ
    カルボニル−1−メチルエチル、1−ベンジルオキシカ
    ルボニルエチル、1−ベンジルオキシカルボニル−1−
    メチルエチル、カルバモイルメチル、N,N−ジメチル
    カルバモイルメチル、メトキシカルボキサミドメチル、
    エトキシカルボキサミドメチル、tert−ブトキシカルボ
    キサミドメチル、ベンジルオキシカルボキサミドメチ
    ル、2−エトキシカルボキサミドエチル、2−フリルメ
    チル、2−テトラヒドロフリルメチル、1,3−ジオキ
    ソラン−2−イルメチル、1,3−ジオキソラン−4−
    イルメチル、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−
    イルメチル、2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−
    4−イルメチル、1,3−ジオキサン−5−イルメチ
    ル、1−エトキシカルボニル−1−(2,3,4−トリヒ
    ドロキシフェニル)メチル、1−アセトアミド−2−エ
    トキシカルボニル、1−アセトアミド−3−エトキシカ
    ルボニルプロピル、2−アセトアミド−2−エトキシカ
    ルボニルエチル、3−アセトアミド−3−エトキシカル
    ボニルプロピル、1−アセトアミド−2−カルバモイル
    エチルまたは1−アセトアミド−3−カルバモイルプロ
    ピルである請求項5記載の化合物。
  8. 【請求項8】R1が置換されていてもよい複素環基であ
    る請求項3記載の化合物。
  9. 【請求項9】置換されていてもよい複素環基がフリル、
    チエニル、ピラニル、チオピラニル、ジオキシニル、ジ
    オキソリル、ベンゾピラニル、テトラヒドロフリル、テ
    トラヒドロピラニル、ジオキソラニル、ジオキサニル、
    メチルフリル、ヒドロキシフリル、メチルチエニル、メ
    トキシフリル、2−オキソ−1,3−ジオキソリル、2,
    2−ジメチル−1,3−ジオキソリル、2−オキソ−1,
    3−ジオキソラニル、2,2−ジメチル−1,3−ジオキ
    ソラニル、2−オキソ−1,3−ジオキサニルまたは2,
    2−ジメチル−1,3−ジオキサニルである請求項8記
    載の化合物。
  10. 【請求項10】置換されていてもよい複素環基がフリ
    ル、チエニル、ジオキサニル、2−オキソ−1,3−ジ
    オキサニルまたは2,2−ジメチル−1,3−ジオキサニ
    ルである請求項8記載の化合物。
  11. 【請求項11】Arがハロゲンで置換されたフェニルで
    ある請求項2記載の化合物。
  12. 【請求項12】Arが1または2のフッ素で置換された
    フェニルである請求項2記載の化合物。
  13. 【請求項13】Aが式: 【化3】 (式中、R6はそれぞれ置換されていてもよい炭化水素
    基または芳香族複素環基を示し、Zは置換されていても
    よい低級アルキレン基を示すかまたは式: −D=E− (DおよびEは同一または異なって窒素原子または低級
    アルキルで置換されていてもよいメチン基を示す。)で
    示される基を示す。)で示される基である請求項2記載
    の化合物。
  14. 【請求項14】Zが−CH2−CH2−である請求項13
    記載の化合物。
  15. 【請求項15】R6が置換されていてもよい炭化水素基
    である請求項13記載の化合物。
  16. 【請求項16】置換されていてもよい炭化水素基が置換
    されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていても
    よい芳香族炭化水素基または置換されていてもよい芳香
    脂肪族炭化水素基である請求項15記載の化合物。
  17. 【請求項17】置換されていてもよい炭化水素基が置換
    されていてもよい脂肪族炭化水素基である請求項15記
    載の化合物。
  18. 【請求項18】置換されていてもよい脂肪族炭化水素基
    がそれぞれ置換されていてもよい直鎖もしくは分枝状の
    炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜8のシクロア
    ルキルまたは炭素数2〜4のアルケニル基である請求項
    17記載の化合物。
  19. 【請求項19】置換されていてもよい炭化水素基が置換
    されていてもよい芳香族炭化水素基である請求項15記
    載の化合物。
  20. 【請求項20】置換されていてもよい芳香族炭化水素基
    が置換されていてもよい炭素数6〜14のアリール基で
    ある請求項19記載の化合物。
  21. 【請求項21】置換されていてもよい炭素数6〜14の
    アリール基がそれぞれ置換されていてもよいフェニル、
    ナフチル、ビフェニリル、アンスリルまたはインデニル
    である請求項20記載の化合物。
  22. 【請求項22】置換されていてもよい炭素数6〜14の
    アリール基が置換されていてもよいフェニルである請求
    項20記載の化合物。
  23. 【請求項23】置換されていてもよい炭化水素基が置換
    されていてもよい芳香脂肪族炭化水素基である請求項1
    5記載の化合物。
  24. 【請求項24】置換されていてもよい芳香脂肪族炭化水
    素基が置換されていてもよい炭素数7〜15のアリール
    アルキル基である請求項23記載の化合物。
  25. 【請求項25】置換されていてもよい炭素数7〜15の
    アリールアルキル基がそれぞれ置換されていてもよいベ
    ンジル、フェネチル、フェニルプロピル、ナフチルメチ
    ル、インダニル、インダニルメチル、1,2,3,4−テ
    トラヒドロナフチル、1,2,3,4−テトラヒドロナフ
    チルメチル、ビフェニルメチルまたはベンズヒドリルで
    ある請求項24記載の化合物。
  26. 【請求項26】R6が置換されていてもよい芳香族複素
    環基である請求項13記載の化合物。
  27. 【請求項27】置換されていてもよい芳香族複素環基に
    おける芳香族複素環基が窒素原子、硫黄原子および酸素
    原子から選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を含有す
    る芳香族複素環基である請求項26記載の化合物。
  28. 【請求項28】置換されていてもよい芳香族複素環基に
    おける芳香族複素環基がイミダゾリル、トリアゾリル、
    テトラゾリル、ピラゾリル、ピリジル、チアゾリル、チ
    アジアゾリル、チエニル、フリル、ピロリル、ピラジニ
    ル、ピリミジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、
    ベンズイミダゾリル、イミダゾピリミジニル、イミダゾ
    ピリジニル、イミダゾピラジニル、イミダゾピリダジニ
    ル、ベンゾチアゾリル、キノリル、イソキノリル、キナ
    ゾリニルまたはインドリルである請求項26記載の化合
    物。
  29. 【請求項29】R6で示されるそれぞれ置換されていて
    もよい炭化水素基または芳香族複素環基における炭化水
    素基または芳香族複素環基の置換基が水酸基、エステル
    化されていてもよいカルボキシル基、ニトロ基、アミノ
    基、アシルアミノ基、炭素数1〜10のアルキル基でモ
    ノもしくはジ置換されたアミノ基、置換されていてもよ
    い5もしくは6員の環状アミノ基、炭素数1〜6のアル
    コキシ基、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、
    炭素数3〜6のシクロアルキル基、ハロゲノ−炭素数1
    〜6のアルキル基、ハロゲノ−炭素数1〜6のアルコキ
    シ基、オキソ基、チオキソ基、メルカプト基、炭素数1
    〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルホ
    ニル基、炭素数1〜10のアルカノイル基、5もしくは
    6員の芳香族複素環基または縮合芳香族複素環基である
    請求項13記載の化合物。
  30. 【請求項30】R6で示されるそれぞれ置換されていて
    もよい炭化水素基または芳香族複素環基における炭化水
    素基または芳香族複素環基の置換基が1,1,2,2−テ
    トラフルオロエトキシ、2,2,3,3−テトラフルオロ
    プロポキシ、ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,3−ト
    リアゾリル、1,2,4−トリアゾリルまたはテトラゾリ
    ルである請求項13記載の化合物。
  31. 【請求項31】Qが4−アセトキシメチル−1H−1,
    2,4−トリアゾリウム−1−イル基または4−エトキ
    シカルボニルオキシメチル−1H−1,2,4−トリア
    ゾリウム−1−イル基、Arが2,4−ジフルオロフェ
    ニル基、Aが2−オキソ−3−[4−(1H−テトラゾ
    ール−1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル、
    mおよびpがそれぞれ0、R3が水素原子、R4がメチル
    基、R5が水素原子およびY-が塩素イオンである請求項
    2記載の化合物。
  32. 【請求項32】4−アセトキシメチル−1−[(2R,
    3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒ
    ドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−(1H−1,
    2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル]−1−イ
    ミダゾリジニル]ブチル]−1H−1,2,4−トリアゾ
    リウム クロリドである請求項2記載の化合物。
  33. 【請求項33】4−アセトキシメチル−1−[(2R,
    3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒ
    ドロキシ−3−[2−オキソ−3−[4−(1H−テト
    ラゾール−1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニ
    ル]ブチル]−1H−1,2,4−トリアゾリウム ク
    ロリドである請求項2記載の化合物。
  34. 【請求項34】1−[(2R,3R)−2−(2,4−
    ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オ
    キソ−3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−
    1−イル)フェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチ
    ル]−4−エトキシカルボニルオキシメチル−1H−
    1,2,4−トリアゾリウム クロリドである請求項1
    記載の化合物。
  35. 【請求項35】1−[(2R,3R)−2−(2,4−
    ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[2−オ
    キソ−3−[4−(1H−テトラゾール−1−イル)フ
    ェニル]−1−イミダゾリジニル]ブチル]−4−エト
    キシカルボニルオキシメチル−1H−1,2,4−トリ
    アゾリウム クロリドである請求項1記載の化合物。
  36. 【請求項36】4−アセトキシメチル−1−[(2R,
    3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒ
    ドロキシ−3−[4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4−
    [4−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)
    フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
    ル]ブチル−1H−1,2,4−トリアゾリウム クロ
    リドである請求項1記載の化合物。
  37. 【請求項37】請求項1記載の化合物を含有してなる医
    薬組成物。
  38. 【請求項38】抗真菌剤である請求項37記載の医薬組
    成物。
  39. 【請求項39】式: 【化4】 (式中、Arは置換されていてもよいフェニル基を、A
    はそれぞれ置換されていてもよい炭化水素基または複素
    環基を、X1は酸素原子またはメチレン基を、Xは窒素
    原子またはメチン基を、X2は酸化されていてもよい硫
    黄原子を、mおよびpはそれぞれ0または1を示し、
    3、R4およびR5は同一または異なって、水素原子ま
    たは低級アルキル基を示すか、R3が水素原子または
    低級アルキル基を示し、かつR4とR5が相合わさって低
    級アルキレン基を示すか、R5が水素原子または低級
    アルキル基を示し、かつR3とR4が相合わさって低級ア
    ルキレン基を示す。)で表される化合物と、式: 【化5】 (式中、R1はそれぞれ置換されていてもよい炭化水素
    基または複素環基を、R2は水素原子または低級アルキ
    ル基を、nは0または1を、Y1はハロゲン原子を示
    す。)で表される化合物とを反応させ、必要により陰イ
    オン交換することを特徴とする式 【化6】 (式中、Y-は陰イオン示し、その他の記号は前記と同
    意義である。)で表わされる化合物の製造法。
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