JPH11229262A - 刺繍装置の刺繍枠取付け構造及び刺繍枠及び縫製装置 - Google Patents
刺繍装置の刺繍枠取付け構造及び刺繍枠及び縫製装置Info
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- JPH11229262A JPH11229262A JP5434898A JP5434898A JPH11229262A JP H11229262 A JPH11229262 A JP H11229262A JP 5434898 A JP5434898 A JP 5434898A JP 5434898 A JP5434898 A JP 5434898A JP H11229262 A JPH11229262 A JP H11229262A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 刺繍枠の取付け操作や取外し操作の操作性を
向上でき、しかも取外し操作以外で刺繍枠が簡単に外れ
ないようにすること。 【解決手段】 刺繍枠12を移動駆動する枠駆動機構の
取付け金具16に1対の鍔付きピン16を設ける一方、
刺繍枠12の係合板20に、第1切欠き部20aとこれ
に連なる第2切欠き部20bを形成し、刺繍枠12に切
欠き凹部12bを形成し、第1切欠き部20aと切欠き
凹部12bとで傾斜方向Sに傾斜した係合凹部22が形
成され、第2切欠き部20bと切欠き凹部12bとで案
内用の広幅係合凹部23が形成される。鍔付きピン16
を広幅係合凹部23に対向させて、刺繍枠12を上方か
ら下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むでけで広幅
係合凹部23を経て係合凹部22に簡単に装着できる。
刺繍枠12の前端部を下方に押えたときには、後側の鍔
付きピン17の移動軌跡Pが傾斜方向Sと異なることか
ら、鍔付きピン17が係合凹部22から外れることがな
い。
向上でき、しかも取外し操作以外で刺繍枠が簡単に外れ
ないようにすること。 【解決手段】 刺繍枠12を移動駆動する枠駆動機構の
取付け金具16に1対の鍔付きピン16を設ける一方、
刺繍枠12の係合板20に、第1切欠き部20aとこれ
に連なる第2切欠き部20bを形成し、刺繍枠12に切
欠き凹部12bを形成し、第1切欠き部20aと切欠き
凹部12bとで傾斜方向Sに傾斜した係合凹部22が形
成され、第2切欠き部20bと切欠き凹部12bとで案
内用の広幅係合凹部23が形成される。鍔付きピン16
を広幅係合凹部23に対向させて、刺繍枠12を上方か
ら下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むでけで広幅
係合凹部23を経て係合凹部22に簡単に装着できる。
刺繍枠12の前端部を下方に押えたときには、後側の鍔
付きピン17の移動軌跡Pが傾斜方向Sと異なることか
ら、鍔付きピン17が係合凹部22から外れることがな
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍装置の刺繍枠
取付け構造及び刺繍枠及び縫製装置に関し、特に枠駆動
機構の駆動出力部に係合により着脱自在に取付けた刺繍
枠の一部がベッド部からはみ出したときに、そのはみ出
した刺繍枠の一部を誤って下方に押えたときでも、刺繍
枠が駆動出力部から離脱するのを防止するようにした技
術に関する。
取付け構造及び刺繍枠及び縫製装置に関し、特に枠駆動
機構の駆動出力部に係合により着脱自在に取付けた刺繍
枠の一部がベッド部からはみ出したときに、そのはみ出
した刺繍枠の一部を誤って下方に押えたときでも、刺繍
枠が駆動出力部から離脱するのを防止するようにした技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、刺繍装置や縫製装置として、家庭
用の電子制御式刺繍ミシンにおいては、制御装置のRO
M(不揮発性メモリ)に設けた模様データメモリに、直
線縫いやジグザグ縫いなどの実用模様、ひらかなやカタ
カナなどの文字模様、更には、動物や花などの複数の出
力模様の模様データが予め格納されているので、刺繍模
様を縫製するに際しては、先ず、加工布を装着した刺繍
枠を枠駆動機構の駆動出力部に連結された取付け金具に
装着する一方、ディスプレイに所望の刺繍模様を表示さ
せることで選択し、縫製開始スイッチを操作すること
で、ミシンモータや枠駆動機構の駆動モータが駆動さ
れ、刺繍枠が直交する2方向へ移動しながら、選択した
模様が縫製されるようになっている。
用の電子制御式刺繍ミシンにおいては、制御装置のRO
M(不揮発性メモリ)に設けた模様データメモリに、直
線縫いやジグザグ縫いなどの実用模様、ひらかなやカタ
カナなどの文字模様、更には、動物や花などの複数の出
力模様の模様データが予め格納されているので、刺繍模
様を縫製するに際しては、先ず、加工布を装着した刺繍
枠を枠駆動機構の駆動出力部に連結された取付け金具に
装着する一方、ディスプレイに所望の刺繍模様を表示さ
せることで選択し、縫製開始スイッチを操作すること
で、ミシンモータや枠駆動機構の駆動モータが駆動さ
れ、刺繍枠が直交する2方向へ移動しながら、選択した
模様が縫製されるようになっている。
【0003】ところで、前記駆動出力部に連結された取
付け金具に刺繍枠を取付ける取付け構造について、図9
に基づいて説明すると、ベッド部102内に設けられ、
刺繍枠112を移動駆動する枠駆動機構(図示略)の取
付け金具116には、先端部に鍔部を設けた水平方向向
きの1対の鍔付きピン117が所定間隔空けて固定され
ている。一方、刺繍枠112の取付け部の端面には、鉛
直向きの係合板120がビスで固定され、その係合板1
20には、1対の鍔付きピン117に対応するように、
第1切欠き部120aと、この下端に連なる第2切欠き
部120bとが形成されるとともに、これら両切欠き部
120a,120bに対応する刺繍枠取付け部には、下
端開放状の切欠き凹部112bが形成されている。
付け金具に刺繍枠を取付ける取付け構造について、図9
に基づいて説明すると、ベッド部102内に設けられ、
刺繍枠112を移動駆動する枠駆動機構(図示略)の取
付け金具116には、先端部に鍔部を設けた水平方向向
きの1対の鍔付きピン117が所定間隔空けて固定され
ている。一方、刺繍枠112の取付け部の端面には、鉛
直向きの係合板120がビスで固定され、その係合板1
20には、1対の鍔付きピン117に対応するように、
第1切欠き部120aと、この下端に連なる第2切欠き
部120bとが形成されるとともに、これら両切欠き部
120a,120bに対応する刺繍枠取付け部には、下
端開放状の切欠き凹部112bが形成されている。
【0004】即ち、第1切欠き部120aと切欠き凹部
112bとで下端開放状のT形溝である係合凹部122
が形成され、第2切欠き部120bと切欠き凹部112
bとで広幅係合凹部123が形成されている。そして、
係合凹部122は、刺繍枠112を上方から下方向きに
押し込むときに、鍔付きピン117に係合するように、
鉛直方向に向けた鉛直方向向きに形成されている。
112bとで下端開放状のT形溝である係合凹部122
が形成され、第2切欠き部120bと切欠き凹部112
bとで広幅係合凹部123が形成されている。そして、
係合凹部122は、刺繍枠112を上方から下方向きに
押し込むときに、鍔付きピン117に係合するように、
鉛直方向に向けた鉛直方向向きに形成されている。
【0005】即ち、図10に示すように、刺繍枠112
を略水平姿勢に保持しながら下方に移動させて、鍔付き
ピン117を、先ず広幅係合凹部123に係合させるよ
うにした後、下方に押し込むことで、鍔付きピン117
は広幅係合凹部123で案内されて係合凹部122に係
合され、刺繍枠112が取付け金具116に着脱可能に
装着できる。このとき、取付け金具116に取付けた外
れ防止用板バネ125の一端部が刺繍枠112に設けた
凸条部112cに係合するので、刺繍枠112の取付け
金具116への係合が保持される。一方、刺繍枠112
を取り外す場合には、外れ防止用板バネ125を外れ側
に指で押圧しながら刺繍枠112を上方に持ち上げるこ
とで、簡単に外れるようになっている。
を略水平姿勢に保持しながら下方に移動させて、鍔付き
ピン117を、先ず広幅係合凹部123に係合させるよ
うにした後、下方に押し込むことで、鍔付きピン117
は広幅係合凹部123で案内されて係合凹部122に係
合され、刺繍枠112が取付け金具116に着脱可能に
装着できる。このとき、取付け金具116に取付けた外
れ防止用板バネ125の一端部が刺繍枠112に設けた
凸条部112cに係合するので、刺繍枠112の取付け
金具116への係合が保持される。一方、刺繍枠112
を取り外す場合には、外れ防止用板バネ125を外れ側
に指で押圧しながら刺繍枠112を上方に持ち上げるこ
とで、簡単に外れるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の刺繍枠取付け構
造においては、図9に示すように、刺繍枠112を上方
から下方向きに押し込むことで、刺繍枠112に形成さ
れた下端開放状で鉛直方向向きのT形溝からなる1対の
係合凹部122を、駆動出力部に連結された取付け金具
116に設けられた水平方向向きの鍔付きピン117に
係合させるようにして、刺繍枠112を取付け金具11
6に取付けるので、図10に示すように、刺繍枠112
の後端部分がベッド部102からはみ出した移動位置の
ときに、そのはみ出した刺繍枠112の後端部を誤って
下方に押えたときに、刺繍枠112はテコの原理によ
り、後方の鍔付きピン117を回動中心として、2点鎖
線で示すように傾くようになる。
造においては、図9に示すように、刺繍枠112を上方
から下方向きに押し込むことで、刺繍枠112に形成さ
れた下端開放状で鉛直方向向きのT形溝からなる1対の
係合凹部122を、駆動出力部に連結された取付け金具
116に設けられた水平方向向きの鍔付きピン117に
係合させるようにして、刺繍枠112を取付け金具11
6に取付けるので、図10に示すように、刺繍枠112
の後端部分がベッド部102からはみ出した移動位置の
ときに、そのはみ出した刺繍枠112の後端部を誤って
下方に押えたときに、刺繍枠112はテコの原理によ
り、後方の鍔付きピン117を回動中心として、2点鎖
線で示すように傾くようになる。
【0007】即ち、前方の鍔付きピン117の係合凹部
122に対する円弧状の移動軌跡Pの移動開始時におけ
る接線方向は、係合凹部122の鉛直方向Gに略一致
し、外れ防止用板バネ125で外れないように弾性付勢
しているものの、そのバネ力が弱いときには、そのバネ
付勢に抗して、刺繍枠112は2点鎖線で示すように大
きく傾斜することから、取付け金具116から簡単に外
れてしまうという問題がある。そこで、外れ防止用板バ
ネ125のバネ力を大きくして外れ難くすることも考え
られるが、刺繍枠112を取付ける際に、取付け難くな
り、操作性に劣るという問題がある。
122に対する円弧状の移動軌跡Pの移動開始時におけ
る接線方向は、係合凹部122の鉛直方向Gに略一致
し、外れ防止用板バネ125で外れないように弾性付勢
しているものの、そのバネ力が弱いときには、そのバネ
付勢に抗して、刺繍枠112は2点鎖線で示すように大
きく傾斜することから、取付け金具116から簡単に外
れてしまうという問題がある。そこで、外れ防止用板バ
ネ125のバネ力を大きくして外れ難くすることも考え
られるが、刺繍枠112を取付ける際に、取付け難くな
り、操作性に劣るという問題がある。
【0008】更に、刺繍枠112に形成された係合凹部
122が鉛直方向向きであることから、操作者は、刺繍
枠112の取付けに際して、手を前方に延ばした状態
で、刺繍枠112を上方から下方向きに押し込む一方、
刺繍枠112の取外しに際しても同様に、手を前方に延
ばして刺繍枠112を上方に持ち上げるので、刺繍枠1
12の取付け操作や取外し操作の操作性に劣るという問
題がある。本発明の目的は、刺繍枠の取付け操作や取外
し操作の操作性を向上でき、しかも取外し操作以外で刺
繍枠が簡単に外れないようにすることである。
122が鉛直方向向きであることから、操作者は、刺繍
枠112の取付けに際して、手を前方に延ばした状態
で、刺繍枠112を上方から下方向きに押し込む一方、
刺繍枠112の取外しに際しても同様に、手を前方に延
ばして刺繍枠112を上方に持ち上げるので、刺繍枠1
12の取付け操作や取外し操作の操作性に劣るという問
題がある。本発明の目的は、刺繍枠の取付け操作や取外
し操作の操作性を向上でき、しかも取外し操作以外で刺
繍枠が簡単に外れないようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の刺繍装置の刺
繍枠取付け構造は、刺繍に供する加工布を装着する為の
刺繍枠と、この刺繍枠を移動駆動する枠駆動機構と、加
工布に縫製を行う縫製機構とを備えた刺繍装置におい
て、枠駆動機構の駆動出力部に刺繍枠を着脱自在に装着
する為の刺繍枠取付け構造は、駆動出力部と刺繍枠の一
方に設けられ水平方向向きの少なくとも1つの係合凸部
と、駆動出力部と刺繍枠の他方に設けられ係合凸部を略
鉛直方向へ相対移動させて係合させる少なくとも1つの
係合凹部とを備え、係合凹部は、係合凸部の軸心と直交
する鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に形成され
たことを特徴とするものである。
繍枠取付け構造は、刺繍に供する加工布を装着する為の
刺繍枠と、この刺繍枠を移動駆動する枠駆動機構と、加
工布に縫製を行う縫製機構とを備えた刺繍装置におい
て、枠駆動機構の駆動出力部に刺繍枠を着脱自在に装着
する為の刺繍枠取付け構造は、駆動出力部と刺繍枠の一
方に設けられ水平方向向きの少なくとも1つの係合凸部
と、駆動出力部と刺繍枠の他方に設けられ係合凸部を略
鉛直方向へ相対移動させて係合させる少なくとも1つの
係合凹部とを備え、係合凹部は、係合凸部の軸心と直交
する鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に形成され
たことを特徴とするものである。
【0010】駆動出力部と刺繍枠の一方には、水平方向
向きの少なくとも1つの係合凸部が設けられ、また駆動
出力部と刺繍枠の他方には、係合凸部を略鉛直方向へ相
対移動させて係合させる少なくとも1つの係合凹部が設
けられ、係合凹部は、係合凸部の軸心と直交する鉛直面
において鉛直方向に対して傾斜状に形成されているの
で、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方に押圧
した場合でも、係合凸部と傾斜状の係合凹部の係合を介
して、刺繍枠が外れ難くなる。
向きの少なくとも1つの係合凸部が設けられ、また駆動
出力部と刺繍枠の他方には、係合凸部を略鉛直方向へ相
対移動させて係合させる少なくとも1つの係合凹部が設
けられ、係合凹部は、係合凸部の軸心と直交する鉛直面
において鉛直方向に対して傾斜状に形成されているの
で、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方に押圧
した場合でも、係合凸部と傾斜状の係合凹部の係合を介
して、刺繍枠が外れ難くなる。
【0011】請求項2の刺繍装置の刺繍枠取付け構造
は、請求項1の発明において、前記係合凹部は、刺繍枠
を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むと
きに係合凸部と係合する傾斜方向に向けて形成されたこ
とを特徴とするものである。この場合には、係合凹部の
方向は、刺繍枠を上方から下方向きに且つ手前側から奥
側へ押し込むときに係合凸部と係合する傾斜方向向きに
形成されているので、刺繍枠を上方から下方向きに且つ
手前側から奥側へ押し込むようにして駆動出力部に装着
でき、また刺繍枠を下方から上方向きに且つ奥側から手
前側へ引っ張るだけで簡単に取外しできる。その他請求
項1と同様の作用を奏する。
は、請求項1の発明において、前記係合凹部は、刺繍枠
を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むと
きに係合凸部と係合する傾斜方向に向けて形成されたこ
とを特徴とするものである。この場合には、係合凹部の
方向は、刺繍枠を上方から下方向きに且つ手前側から奥
側へ押し込むときに係合凸部と係合する傾斜方向向きに
形成されているので、刺繍枠を上方から下方向きに且つ
手前側から奥側へ押し込むようにして駆動出力部に装着
でき、また刺繍枠を下方から上方向きに且つ奥側から手
前側へ引っ張るだけで簡単に取外しできる。その他請求
項1と同様の作用を奏する。
【0012】請求項3の刺繍装置の刺繍枠取付け構造
は、請求項1又は2の発明において、前記係合凸部が、
駆動出力部に固定された取付け金具に設けられ先端部に
鍔部を有する鍔付きピンであり、前記係合凹部が刺繍枠
に形成され下端開放状のT形溝であることを特徴とする
ものである。この場合、係合凸部が鍔付きピンで構成さ
れるとともに、係合凹部が刺繍枠に形成され下端開放状
のT形溝で構成されるので、鍔付きピンのピン部がT形
溝に下側から当接して刺繍枠の上下方向位置が位置決め
されるとともに、鍔部がT形溝の近傍部に内側から係合
して刺繍枠の左右方向位置が位置決めされる。その他請
求項1又は2と同様の作用を奏する。
は、請求項1又は2の発明において、前記係合凸部が、
駆動出力部に固定された取付け金具に設けられ先端部に
鍔部を有する鍔付きピンであり、前記係合凹部が刺繍枠
に形成され下端開放状のT形溝であることを特徴とする
ものである。この場合、係合凸部が鍔付きピンで構成さ
れるとともに、係合凹部が刺繍枠に形成され下端開放状
のT形溝で構成されるので、鍔付きピンのピン部がT形
溝に下側から当接して刺繍枠の上下方向位置が位置決め
されるとともに、鍔部がT形溝の近傍部に内側から係合
して刺繍枠の左右方向位置が位置決めされる。その他請
求項1又は2と同様の作用を奏する。
【0013】請求項4の刺繍装置の刺繍枠取付け構造
は、請求項3の発明において、前記係合凹部の下端に連
なる案内用の広幅係合凹部を形成したことを特徴とする
ものである。この場合、係合凹部の下端には、これに連
なる広幅係合凹部が形成されているので、刺繍枠の装着
に際しては、係合凸部を先ずこの広幅係合凹部に係合さ
せて押し込むだけで、係合凸部はこの広幅係合凹部で案
内されて、最終的に係合凹部に確実に係合できる。その
他請求項3と同様の作用を奏する。
は、請求項3の発明において、前記係合凹部の下端に連
なる案内用の広幅係合凹部を形成したことを特徴とする
ものである。この場合、係合凹部の下端には、これに連
なる広幅係合凹部が形成されているので、刺繍枠の装着
に際しては、係合凸部を先ずこの広幅係合凹部に係合さ
せて押し込むだけで、係合凸部はこの広幅係合凹部で案
内されて、最終的に係合凹部に確実に係合できる。その
他請求項3と同様の作用を奏する。
【0014】請求項5の刺繍装置の刺繍枠取付け構造
は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記係
合凸部が複数設けられるとともに、これら複数の係合凸
部よりも多い複数の係合凹部が設けられ、駆動出力部に
対して刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可
能にしたことを特徴とするものである。この場合、複数
の係合凸部の数よりも多い複数の係合凹部が設けられて
いるので、係合凸部を係合させる係合凹部を切換えて、
駆動出力部に対する刺繍枠の取付け位置を複数とおりに
設定することで、刺繍枠内に複数の刺繍領域を設けるこ
とができる。
は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記係
合凸部が複数設けられるとともに、これら複数の係合凸
部よりも多い複数の係合凹部が設けられ、駆動出力部に
対して刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可
能にしたことを特徴とするものである。この場合、複数
の係合凸部の数よりも多い複数の係合凹部が設けられて
いるので、係合凸部を係合させる係合凹部を切換えて、
駆動出力部に対する刺繍枠の取付け位置を複数とおりに
設定することで、刺繍枠内に複数の刺繍領域を設けるこ
とができる。
【0015】また、係合凸部を係合させる係合凹部によ
っては、刺繍枠がベッド部から大きくはみ出す場合が生
じ、そのはみ出した刺繍枠の一部を下方に押えること
で、刺繍枠が、テコの原理により、押圧側の係合凸部を
回動中心として、押圧側と反対側の係合凸部が対応する
係合凹部から相対的に離れようとして傾くときに、その
離れる方向に移動する係合凸部の移動開始時における鉛
直方向向きの移動軌跡の方向と、各係合凹部の鉛直方向
に対する傾斜方向とが異なることから、係合凹部から離
れる係合凸部が傾斜した係合凹部の一部に確実に当接し
て回動規制されることになり、刺繍枠が駆動出力部から
外れるのを確実に防止することができる。その他請求項
1〜3の何れか1項と同様の作用を奏する。
っては、刺繍枠がベッド部から大きくはみ出す場合が生
じ、そのはみ出した刺繍枠の一部を下方に押えること
で、刺繍枠が、テコの原理により、押圧側の係合凸部を
回動中心として、押圧側と反対側の係合凸部が対応する
係合凹部から相対的に離れようとして傾くときに、その
離れる方向に移動する係合凸部の移動開始時における鉛
直方向向きの移動軌跡の方向と、各係合凹部の鉛直方向
に対する傾斜方向とが異なることから、係合凹部から離
れる係合凸部が傾斜した係合凹部の一部に確実に当接し
て回動規制されることになり、刺繍枠が駆動出力部から
外れるのを確実に防止することができる。その他請求項
1〜3の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0016】請求項6の刺繍装置の刺繍枠取付け構造
は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記係
合凹部が複数設けられるとともに、これら複数の係合凹
部よりも多い複数の係合凸部が設けられ、駆動出力部に
対して刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可
能にしたことを特徴とするものである。この場合、複数
の係合凹部の数よりも多い複数の係合凸部が設けられ、
しかも複数の係合凹部の各々が傾斜状に形成されている
ので、請求項5と同様に作用する。その他請求項1〜3
の何れか1項と同様の作用を奏する。
は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記係
合凹部が複数設けられるとともに、これら複数の係合凹
部よりも多い複数の係合凸部が設けられ、駆動出力部に
対して刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可
能にしたことを特徴とするものである。この場合、複数
の係合凹部の数よりも多い複数の係合凸部が設けられ、
しかも複数の係合凹部の各々が傾斜状に形成されている
ので、請求項5と同様に作用する。その他請求項1〜3
の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0017】請求項7の刺繍枠は、刺繍装置における刺
繍に供する加工布を移動駆動する枠駆動機構の駆動出力
部に着脱可能に装着される刺繍枠において、駆動出力部
に形成された水平方向向きの少なくとも1つの係合凸部
に、略鉛直方向への相対移動を介して係合させる少なく
とも1つの係合凹部を設け、係合凹部は、係合凸部の軸
心と直交する鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に
形成したことを特徴とするものである。
繍に供する加工布を移動駆動する枠駆動機構の駆動出力
部に着脱可能に装着される刺繍枠において、駆動出力部
に形成された水平方向向きの少なくとも1つの係合凸部
に、略鉛直方向への相対移動を介して係合させる少なく
とも1つの係合凹部を設け、係合凹部は、係合凸部の軸
心と直交する鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に
形成したことを特徴とするものである。
【0018】刺繍枠には少なくとも1つの係合凹部が設
けられ、この係合凹部は、駆動出力部に形成された水平
方向向きの少なくとも1つの係合凸部の軸心と直交する
鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に形成されてい
るので、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方に
押圧した場合でも、刺繍枠が外れ難くなる。
けられ、この係合凹部は、駆動出力部に形成された水平
方向向きの少なくとも1つの係合凸部の軸心と直交する
鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に形成されてい
るので、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方に
押圧した場合でも、刺繍枠が外れ難くなる。
【0019】請求項8の刺繍枠は、請求項7の発明にお
いて、前記係合凹部は、刺繍枠を上方から下方向きに且
つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸部と係合する
傾斜方向に向けて形成されたことを特徴とするものであ
る。この場合には、係合凹部の方向は、刺繍枠を上方か
ら下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合
凸部と係合する傾斜方向向きに形成されているので、請
求項2と同様に作用する。その他請求項7と同様の作用
を奏する。
いて、前記係合凹部は、刺繍枠を上方から下方向きに且
つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸部と係合する
傾斜方向に向けて形成されたことを特徴とするものであ
る。この場合には、係合凹部の方向は、刺繍枠を上方か
ら下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合
凸部と係合する傾斜方向向きに形成されているので、請
求項2と同様に作用する。その他請求項7と同様の作用
を奏する。
【0020】請求項9の刺繍枠は、請求項7又は8の発
明において、前記係合凸部が複数設けられるとともに、
これら複数の係合凸部よりも多い複数の係合凹部を設
け、前記駆動出力部に対して刺繍枠を取付ける取付け位
置を複数とおり設定可能にしたことを特徴とするもので
ある。この場合には、複数の係合凸部の数よりも多い複
数の係合凹部が設けられているので、請求項5と同様に
作用する。その他請求項7又は8と同様の作用を奏す
る。
明において、前記係合凸部が複数設けられるとともに、
これら複数の係合凸部よりも多い複数の係合凹部を設
け、前記駆動出力部に対して刺繍枠を取付ける取付け位
置を複数とおり設定可能にしたことを特徴とするもので
ある。この場合には、複数の係合凸部の数よりも多い複
数の係合凹部が設けられているので、請求項5と同様に
作用する。その他請求項7又は8と同様の作用を奏す
る。
【0021】請求項10の刺繍枠は、請求項7〜9の何
れか1項の発明において、前記係合凹部の下端に連なる
案内用の広幅係合凹部を形成したことを特徴とするもの
である。この場合、この場合、係合凹部の下端には、こ
れに連なる広幅係合凹部が形成されているので、請求項
4と同様に作用する。その他請求項7〜9の何れか1項
と同様の作用を奏する。
れか1項の発明において、前記係合凹部の下端に連なる
案内用の広幅係合凹部を形成したことを特徴とするもの
である。この場合、この場合、係合凹部の下端には、こ
れに連なる広幅係合凹部が形成されているので、請求項
4と同様に作用する。その他請求項7〜9の何れか1項
と同様の作用を奏する。
【0022】請求項11の縫製装置は、縫製に供する加
工布を刺繍枠に保持し、その加工布を保持した刺繍枠と
縫製手段とを相対的に移動させて縫製する縫製装置にお
いて、刺繍枠と刺繍枠を装着する装着部の一方に少なく
とも1つの係合凸部を設け、刺繍枠と刺繍枠を装着する
装着部の他方に、刺繍枠を手前側から奥側へ斜め方向に
押し込むときに係合凸部と係合する少なくとも1つの係
合凹部を設けたことを特徴とするものである。
工布を刺繍枠に保持し、その加工布を保持した刺繍枠と
縫製手段とを相対的に移動させて縫製する縫製装置にお
いて、刺繍枠と刺繍枠を装着する装着部の一方に少なく
とも1つの係合凸部を設け、刺繍枠と刺繍枠を装着する
装着部の他方に、刺繍枠を手前側から奥側へ斜め方向に
押し込むときに係合凸部と係合する少なくとも1つの係
合凹部を設けたことを特徴とするものである。
【0023】刺繍枠と刺繍枠を装着する装着部の一方に
少なくとも1つの係合凸部が設けられ、また刺繍枠と装
着部の他方に、刺繍枠を手前側から奥側へ斜め方向に押
し込むときに係合凸部と係合する少なくとも1つの係合
凹部が設けられているので、刺繍枠を上方から下方向き
に且つ手前側から奥側へ斜め方向に押し込むようにして
駆動出力部に装着でき、また刺繍枠を下方から上方向き
に且つ奥側から手前側へ斜め方向に引っ張るだけで簡単
に取外しできる。また、ベッド部からはみ出した刺繍枠
の一部を下方に押圧した場合でも、刺繍枠が外れ難くな
る。
少なくとも1つの係合凸部が設けられ、また刺繍枠と装
着部の他方に、刺繍枠を手前側から奥側へ斜め方向に押
し込むときに係合凸部と係合する少なくとも1つの係合
凹部が設けられているので、刺繍枠を上方から下方向き
に且つ手前側から奥側へ斜め方向に押し込むようにして
駆動出力部に装着でき、また刺繍枠を下方から上方向き
に且つ奥側から手前側へ斜め方向に引っ張るだけで簡単
に取外しできる。また、ベッド部からはみ出した刺繍枠
の一部を下方に押圧した場合でも、刺繍枠が外れ難くな
る。
【0024】請求項12の縫製装置は、請求項11の発
明において、前記係合凸部及び係合凹部が複数設けられ
たことを特徴とするものである。この場合には、係合凸
部が複数設けられるとともに、係合凹部も複数設けられ
ているので、刺繍枠がベッド部から大きくはみ出す場合
に、そのはみ出した刺繍枠の一部を下方に押えること
で、刺繍枠が、テコの原理により、押圧側の係合凸部を
回動中心として、押圧側と反対側の係合凸部が対応する
係合凹部から離れようとして傾くときに、斜め方向に向
けた係合凹部を介して回動規制されることになり、刺繍
枠が駆動出力部から外れるのを確実に防止することがで
きる。その他請求項11と同様の作用を奏する。
明において、前記係合凸部及び係合凹部が複数設けられ
たことを特徴とするものである。この場合には、係合凸
部が複数設けられるとともに、係合凹部も複数設けられ
ているので、刺繍枠がベッド部から大きくはみ出す場合
に、そのはみ出した刺繍枠の一部を下方に押えること
で、刺繍枠が、テコの原理により、押圧側の係合凸部を
回動中心として、押圧側と反対側の係合凸部が対応する
係合凹部から離れようとして傾くときに、斜め方向に向
けた係合凹部を介して回動規制されることになり、刺繍
枠が駆動出力部から外れるのを確実に防止することがで
きる。その他請求項11と同様の作用を奏する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、種々の刺
繍模様の縫製が可能な電子制御式刺繍ミシンに本発明を
適用した場合の例である。電子制御式刺繍ミシン1(縫
製装置に相当する)は、図1に示すように、ベッド部2
と、ベッド部2の右端部から立設された脚柱部3と、脚
柱部3の上端からベッド部2に対向するように左方へ延
びるアーム部4を有する。
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、種々の刺
繍模様の縫製が可能な電子制御式刺繍ミシンに本発明を
適用した場合の例である。電子制御式刺繍ミシン1(縫
製装置に相当する)は、図1に示すように、ベッド部2
と、ベッド部2の右端部から立設された脚柱部3と、脚
柱部3の上端からベッド部2に対向するように左方へ延
びるアーム部4を有する。
【0026】ベッド部2には、送り歯を上下動させる送
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
アーム部4には、下端に縫針6を装着した針棒5を上下
動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方向と直交する
方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、天秤を針棒
5の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示
略)等が設けられている。アーム部4の頭部4aには、
縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止スイッチ7
が設けられている。ここで、針棒駆動機構や糸輪捕捉器
等で縫製手段が構成されている。
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
アーム部4には、下端に縫針6を装着した針棒5を上下
動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方向と直交する
方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、天秤を針棒
5の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示
略)等が設けられている。アーム部4の頭部4aには、
縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止スイッチ7
が設けられている。ここで、針棒駆動機構や糸輪捕捉器
等で縫製手段が構成されている。
【0027】アーム部4の前面には、大型の液晶ディス
プレイ8が設けられ、この液晶ディスプレイ8には、実
用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様、更には種々のメ
ッセージ等が表示される。この液晶ディスプレイ8の前
面には、ディスプレイ8に表示された複数の刺繍模様を
選択する為に、複数の透明電極からなりタッチキーとし
て機能するタッチパネル(図示略)が設けられている。
前記ベッド部2の左端側部分には、通称フリーアームと
称されるフリーベッド部が形成され、このフリーベッド
部に、刺繍枠12を移動駆動する枠駆動機構10が着脱
可能に装着される。
プレイ8が設けられ、この液晶ディスプレイ8には、実
用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様、更には種々のメ
ッセージ等が表示される。この液晶ディスプレイ8の前
面には、ディスプレイ8に表示された複数の刺繍模様を
選択する為に、複数の透明電極からなりタッチキーとし
て機能するタッチパネル(図示略)が設けられている。
前記ベッド部2の左端側部分には、通称フリーアームと
称されるフリーベッド部が形成され、このフリーベッド
部に、刺繍枠12を移動駆動する枠駆動機構10が着脱
可能に装着される。
【0028】この枠駆動機構10は、本体ケース11
と、加工布Wを着脱自在に装着する刺繍枠12と、取付
け金具16を介して刺繍枠12をY方向(前後方向)へ
駆動するY方向駆動機構を内蔵した収容ケース15と、
収容ケース15とその内部のY方向駆動機構をX方向
(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって本体ケ
ース11内に収容されたX方向駆動機構とを備えてお
り、X方向駆動機構はX方向用駆動モータ(図示略)で
駆動され、Y方向駆動機構はY方向用駆動モータ(図示
略)で駆動される。ここで、X方向駆動機構やY方向駆
動機構などで枠駆動機構が構成されている。
と、加工布Wを着脱自在に装着する刺繍枠12と、取付
け金具16を介して刺繍枠12をY方向(前後方向)へ
駆動するY方向駆動機構を内蔵した収容ケース15と、
収容ケース15とその内部のY方向駆動機構をX方向
(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって本体ケ
ース11内に収容されたX方向駆動機構とを備えてお
り、X方向駆動機構はX方向用駆動モータ(図示略)で
駆動され、Y方向駆動機構はY方向用駆動モータ(図示
略)で駆動される。ここで、X方向駆動機構やY方向駆
動機構などで枠駆動機構が構成されている。
【0029】次に、刺繍枠12の取付け構造について、
図2〜図4に基づいて説明する。前記Y方向駆動機構の
駆動出力部に連結された水平な取付け金具16の先端部
は、収容ケース15から右方に露出され、上側に屈曲形
成された鉛直向きのピン取付け部16aが形成されてい
る。このピン取付け部16aには、先端部に鍔部17a
を有する水平方向向きの1対の鍔付きピン17の基端部
が所定間隔空けて夫々固定されている。
図2〜図4に基づいて説明する。前記Y方向駆動機構の
駆動出力部に連結された水平な取付け金具16の先端部
は、収容ケース15から右方に露出され、上側に屈曲形
成された鉛直向きのピン取付け部16aが形成されてい
る。このピン取付け部16aには、先端部に鍔部17a
を有する水平方向向きの1対の鍔付きピン17の基端部
が所定間隔空けて夫々固定されている。
【0030】一方、刺繍枠12は、外枠部13と内枠部
14とからなり、これら両枠部13,14で加工布Wを
挟持するようになっている。刺繍枠12の取付け部12
aの端面には、図3に示すように、その略全面に亙っ
て、前後方向に長い帯状の係合板20が上下向きに配設
され、複数のビス21で固定されている。この係合板2
0には、長円形の一部である第1切欠き部20aが所定
間隔おきに複数(例えば、4つ)形成されるとともに、
各第1切欠き部20aの下端には、これに連なる第2切
欠き部20bであって、第1切欠き部20aよりも幅広
で案内用の第2切欠き部20bが形成されている。
14とからなり、これら両枠部13,14で加工布Wを
挟持するようになっている。刺繍枠12の取付け部12
aの端面には、図3に示すように、その略全面に亙っ
て、前後方向に長い帯状の係合板20が上下向きに配設
され、複数のビス21で固定されている。この係合板2
0には、長円形の一部である第1切欠き部20aが所定
間隔おきに複数(例えば、4つ)形成されるとともに、
各第1切欠き部20aの下端には、これに連なる第2切
欠き部20bであって、第1切欠き部20aよりも幅広
で案内用の第2切欠き部20bが形成されている。
【0031】ここで、各第1切欠き部20aは、刺繍枠
12を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込
むときに、鍔付きピン17と係合する傾斜方向Sに向け
て、つまり鍔付きピン17の軸心と直交する鉛直面にお
いて、鉛直方向Gに対して、図4に示す側面視で所定角
度だけ傾斜した傾斜方向Sに形成されている。ところ
で、取付け部12aの第1切欠き部20aと第2切欠き
部20bとに対応する部位には、鍔付きピン17の鍔部
17aを受け入れる為に、下端開放状の切欠き凹部12
bが、前記傾斜方向Sに傾斜させて夫々形成されてい
る。
12を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込
むときに、鍔付きピン17と係合する傾斜方向Sに向け
て、つまり鍔付きピン17の軸心と直交する鉛直面にお
いて、鉛直方向Gに対して、図4に示す側面視で所定角
度だけ傾斜した傾斜方向Sに形成されている。ところ
で、取付け部12aの第1切欠き部20aと第2切欠き
部20bとに対応する部位には、鍔付きピン17の鍔部
17aを受け入れる為に、下端開放状の切欠き凹部12
bが、前記傾斜方向Sに傾斜させて夫々形成されてい
る。
【0032】即ち、第1切欠き部20aと切欠き凹部1
2bとで、下端開放状のT形溝である係合凹部22が形
成されている。更に、第2切欠き部20bと切欠き凹部
12bとで、案内用の広幅係合凹部23が形成されてい
る。前記複数の係合凹部22の間に対応する取付け部1
2aの端面には、外向きに突出した凸条部12cが夫々
形成されている。
2bとで、下端開放状のT形溝である係合凹部22が形
成されている。更に、第2切欠き部20bと切欠き凹部
12bとで、案内用の広幅係合凹部23が形成されてい
る。前記複数の係合凹部22の間に対応する取付け部1
2aの端面には、外向きに突出した凸条部12cが夫々
形成されている。
【0033】また、取付け金具16には、バネ部材を屈
曲形成した外れ防止用板バネ25の基端部が固定され、
鍔付きピン17を係合凹部22に係合させることで、刺
繍枠12を取付け金具16に取付けたときに、これら外
れ防止用板バネ25と凸条部12cとの係合により、刺
繍枠12が取付け金具16から外れないように弾性的に
取付けるようになっている。次に、刺繍枠12を取付け
金具16に取付けるときの作用及び効果について説明す
る。ここでは、図2に示すように、刺繍枠12の略中央
部分に刺繍領域Eを設ける場合について説明する。
曲形成した外れ防止用板バネ25の基端部が固定され、
鍔付きピン17を係合凹部22に係合させることで、刺
繍枠12を取付け金具16に取付けたときに、これら外
れ防止用板バネ25と凸条部12cとの係合により、刺
繍枠12が取付け金具16から外れないように弾性的に
取付けるようになっている。次に、刺繍枠12を取付け
金具16に取付けるときの作用及び効果について説明す
る。ここでは、図2に示すように、刺繍枠12の略中央
部分に刺繍領域Eを設ける場合について説明する。
【0034】図4に示すように、刺繍枠12を略水平な
状態で保持し、しかも1対の鍔付きピン17が中央の2
つの広幅係合凹部23に対向する位置に水平移動させた
後、前述した傾斜方向Sに向けて、つまり上方から下方
向きに且つ手前側から奥側へ押し込むことで、鍔付きピ
ン17は先ず広幅係合凹部23で案内されて、図5に示
すように、最終的に係合凹部22に確実に係合される。
状態で保持し、しかも1対の鍔付きピン17が中央の2
つの広幅係合凹部23に対向する位置に水平移動させた
後、前述した傾斜方向Sに向けて、つまり上方から下方
向きに且つ手前側から奥側へ押し込むことで、鍔付きピ
ン17は先ず広幅係合凹部23で案内されて、図5に示
すように、最終的に係合凹部22に確実に係合される。
【0035】このとき、前述したように、外れ防止用板
バネ25は、その弾性変形により凸条部12cに確実に
係合するようになる。即ち、鍔付きピン17のピン部1
7b(図3参照)が第1切欠き部20aに下側から当接
して刺繍枠12の上下方向位置が位置決めされるととも
に、鍔部17aが第1切欠き部20aの近傍部に内側か
ら係合して刺繍枠12の左右方向位置が位置決めされ
る。しかも、1対の鍔付きピン17が対応する係合凹部
22に夫々係合しているので、刺繍枠12は略水平姿勢
に保持されている。これにより、刺繍枠12を上方から
下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むようにして取
付け金具16に簡単に装着することができる。
バネ25は、その弾性変形により凸条部12cに確実に
係合するようになる。即ち、鍔付きピン17のピン部1
7b(図3参照)が第1切欠き部20aに下側から当接
して刺繍枠12の上下方向位置が位置決めされるととも
に、鍔部17aが第1切欠き部20aの近傍部に内側か
ら係合して刺繍枠12の左右方向位置が位置決めされ
る。しかも、1対の鍔付きピン17が対応する係合凹部
22に夫々係合しているので、刺繍枠12は略水平姿勢
に保持されている。これにより、刺繍枠12を上方から
下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むようにして取
付け金具16に簡単に装着することができる。
【0036】一方、刺繍枠12の取外しに際しては、外
れ防止用板バネ25の上側を外し方向に弾性変形させる
ことで、凸条部12cとの係合が外れるので、刺繍枠1
2を下方から上方向きに且つ奥側から手前側へ引っ張る
だけで、簡単に取外すことができ、刺繍枠12の取付け
や取外しの操作性が向上する。ところで、刺繍枠12を
取付け金具16に装着した状態で、刺繍縫製が実行され
ているときに、刺繍枠12の前端部分が図6に示すよう
に、ベッド部2から手前側に大きくはみ出すことがあ
る。
れ防止用板バネ25の上側を外し方向に弾性変形させる
ことで、凸条部12cとの係合が外れるので、刺繍枠1
2を下方から上方向きに且つ奥側から手前側へ引っ張る
だけで、簡単に取外すことができ、刺繍枠12の取付け
や取外しの操作性が向上する。ところで、刺繍枠12を
取付け金具16に装着した状態で、刺繍縫製が実行され
ているときに、刺繍枠12の前端部分が図6に示すよう
に、ベッド部2から手前側に大きくはみ出すことがあ
る。
【0037】このとき、このはみ出した刺繍枠12の一
部を誤って下方Fに押えたときには、刺繍枠12はテコ
の原理により、その押圧側に位置する前方の鍔付きピン
17を回動中心として、後側の鍔付きピン17が係合凹
部22に対して相対的に離れようとして傾くときに、そ
の離れる方向に移動する鍔付きピン17の移動開始時に
おける鉛直方向向きの移動軌跡Pの方向と、係合凹部2
2の傾斜方向Sとが異なることから、係合凹部22から
離れる鍔付きピン17が、傾斜した第1切欠き部20a
の部位Qに確実に当接して回動規制されることになり、
刺繍枠12が取付け金具16から外れるのを確実に防止
することができる。
部を誤って下方Fに押えたときには、刺繍枠12はテコ
の原理により、その押圧側に位置する前方の鍔付きピン
17を回動中心として、後側の鍔付きピン17が係合凹
部22に対して相対的に離れようとして傾くときに、そ
の離れる方向に移動する鍔付きピン17の移動開始時に
おける鉛直方向向きの移動軌跡Pの方向と、係合凹部2
2の傾斜方向Sとが異なることから、係合凹部22から
離れる鍔付きピン17が、傾斜した第1切欠き部20a
の部位Qに確実に当接して回動規制されることになり、
刺繍枠12が取付け金具16から外れるのを確実に防止
することができる。
【0038】一方、図7に示すように、刺繍枠12の後
端部分が図7に示すように、ベッド部2から手前側に大
きくはみ出したときに、このはみ出した刺繍枠12の一
部を誤って下方Fに押えたときには、刺繍枠12は同様
に、後方の鍔付きピン17を回動中心として、前側の鍔
付きピン17が係合凹部22に対して相対的に離れよう
として傾くときに、その離れる方向に移動する鍔付きピ
ン17の移動開始時における鉛直方向向きの移動軌跡P
の方向と、係合凹部22の傾斜方向Sとが異なることか
ら、係合凹部22から離れる鍔付きピン17が、傾斜し
た第1切欠き部20aの部位Qに確実に当接して回動規
制されることになり、刺繍枠12が取付け金具16から
外れるのを確実に防止することができる。
端部分が図7に示すように、ベッド部2から手前側に大
きくはみ出したときに、このはみ出した刺繍枠12の一
部を誤って下方Fに押えたときには、刺繍枠12は同様
に、後方の鍔付きピン17を回動中心として、前側の鍔
付きピン17が係合凹部22に対して相対的に離れよう
として傾くときに、その離れる方向に移動する鍔付きピ
ン17の移動開始時における鉛直方向向きの移動軌跡P
の方向と、係合凹部22の傾斜方向Sとが異なることか
ら、係合凹部22から離れる鍔付きピン17が、傾斜し
た第1切欠き部20aの部位Qに確実に当接して回動規
制されることになり、刺繍枠12が取付け金具16から
外れるのを確実に防止することができる。
【0039】前記取付け金具16に設けた1対の鍔付き
ピン17を、複数の係合凹部22の何れかに切換えて係
合させることで、取付け金具16に対する刺繍枠12の
取付け位置を複数とおりに設定できるので、刺繍枠12
の内部に複数の刺繍領域(E1,E2)を設けることが
できる。ところで、図8に示すように、鉛直向きの鍔付
きピン17を水平向きが且つ手前側から奥側へ押し込む
向きに形成した係合凹部に係合させるようにして、刺繍
枠12の取付け構造を構成してもよい。
ピン17を、複数の係合凹部22の何れかに切換えて係
合させることで、取付け金具16に対する刺繍枠12の
取付け位置を複数とおりに設定できるので、刺繍枠12
の内部に複数の刺繍領域(E1,E2)を設けることが
できる。ところで、図8に示すように、鉛直向きの鍔付
きピン17を水平向きが且つ手前側から奥側へ押し込む
向きに形成した係合凹部に係合させるようにして、刺繍
枠12の取付け構造を構成してもよい。
【0040】即ち、刺繍枠17Aの一端部に水平なピン
取付け板30が固定され、このピン取付け板30に、1
対の鍔付きピン31が鉛直向きで且つ所定間隔空けて固
定されている。一方、枠駆動機構10Aの本体ケース1
1A上に左右方向移動自在に収容ケース15Aが設けら
れ、この収容ケース15Aに設けられた取付け金具32
は、収容ケース15Aの外側において、上側にクランク
状に屈曲形成された水平向きの係合部32aが形成さ
れ、この係合部32aには、前記実施形態の第1切欠き
部20aと同様の第1切欠き部32bが所定間隔空けて
1対形成されるとともに、各第1切欠き部32bに連な
り、実施形態の第2切欠き部20bと同様の第2切欠き
部32cであって、第1切欠き部32bよりも幅広で案
内用の第2切欠き部32cが夫々形成されている。
取付け板30が固定され、このピン取付け板30に、1
対の鍔付きピン31が鉛直向きで且つ所定間隔空けて固
定されている。一方、枠駆動機構10Aの本体ケース1
1A上に左右方向移動自在に収容ケース15Aが設けら
れ、この収容ケース15Aに設けられた取付け金具32
は、収容ケース15Aの外側において、上側にクランク
状に屈曲形成された水平向きの係合部32aが形成さ
れ、この係合部32aには、前記実施形態の第1切欠き
部20aと同様の第1切欠き部32bが所定間隔空けて
1対形成されるとともに、各第1切欠き部32bに連な
り、実施形態の第2切欠き部20bと同様の第2切欠き
部32cであって、第1切欠き部32bよりも幅広で案
内用の第2切欠き部32cが夫々形成されている。
【0041】ここで、各第1切欠き部32bは、刺繍枠
12Aを水平に且つ手前側から奥側へ押し込むときに、
鍔付きピン31と係合する傾斜方向Tに向けて、傾斜状
に形成されている。これにより、刺繍枠12Aを略水平
な状態で保持し、しかも1対の鍔付きピン31が2つの
第2切欠き部32cに対向する位置に水平移動させた
後、前述した傾斜方向Tに向けて、つまり水平に且つ手
前側から奥側へ押し込むことで、鍔付きピン31は先ず
第2切欠き部32cで案内されて、最終的に第1切欠き
部32bに確実に係合される。このとき、刺繍枠12A
は、図示していない板バネ部材により、取付け金具32
に係合保持されるようになっている。
12Aを水平に且つ手前側から奥側へ押し込むときに、
鍔付きピン31と係合する傾斜方向Tに向けて、傾斜状
に形成されている。これにより、刺繍枠12Aを略水平
な状態で保持し、しかも1対の鍔付きピン31が2つの
第2切欠き部32cに対向する位置に水平移動させた
後、前述した傾斜方向Tに向けて、つまり水平に且つ手
前側から奥側へ押し込むことで、鍔付きピン31は先ず
第2切欠き部32cで案内されて、最終的に第1切欠き
部32bに確実に係合される。このとき、刺繍枠12A
は、図示していない板バネ部材により、取付け金具32
に係合保持されるようになっている。
【0042】また、刺繍枠12Aの取外しに際しては、
刺繍枠12Aを水平に且つ奥側から手前側へ引っ張るだ
けで、簡単に取外すことができ、刺繍枠12Aの取付け
や取外しの操作性が向上する。
刺繍枠12Aを水平に且つ奥側から手前側へ引っ張るだ
けで、簡単に取外すことができ、刺繍枠12Aの取付け
や取外しの操作性が向上する。
【0043】ここで、前記実施形態の変更形態として、
刺繍枠12の取付け部12aに複数の鍔付きピンを取付
ける一方、取付け金具17に傾斜方向Sに傾斜させた傾
斜状の複数の係合凹部や広幅係合凹部を設けるようにし
てもよい。また、刺繍枠12や取付け金具17に、広幅
係合凹部23を設けないで、係合凹部22だけを設ける
ようにしてもよい。更に、本発明は前記実施形態に限定
して解釈されるべきではなく、本発明の技術的思想を逸
脱しない範囲において、前記実施形態の各部の形状や機
構に、既存の制御や当業者に自明の制御に基いて種々の
変更を加えることもあり得る。更に、各種の刺繍装置の
刺繍枠取付け構造や刺繍枠に本発明を適用し得ることは
勿論である。
刺繍枠12の取付け部12aに複数の鍔付きピンを取付
ける一方、取付け金具17に傾斜方向Sに傾斜させた傾
斜状の複数の係合凹部や広幅係合凹部を設けるようにし
てもよい。また、刺繍枠12や取付け金具17に、広幅
係合凹部23を設けないで、係合凹部22だけを設ける
ようにしてもよい。更に、本発明は前記実施形態に限定
して解釈されるべきではなく、本発明の技術的思想を逸
脱しない範囲において、前記実施形態の各部の形状や機
構に、既存の制御や当業者に自明の制御に基いて種々の
変更を加えることもあり得る。更に、各種の刺繍装置の
刺繍枠取付け構造や刺繍枠に本発明を適用し得ることは
勿論である。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、刺繍枠取付け
構造は、駆動出力部と刺繍枠の一方に設けられ水平方向
向きの少なくとも1つの係合凸部と、駆動出力部と刺繍
枠の他方に設けられ係合凸部を略鉛直方向へ相対移動さ
せて係合させる少なくとも1つの係合凹部とを備え、係
合凹部は、係合凸部の軸心と直交する鉛直面において鉛
直方向に対して傾斜状に形成されたので、ベッド部から
はみ出した刺繍枠の一部を下方に押圧した場合でも、係
合凸部と傾斜状の係合凹部の係合を介して、刺繍枠が外
れ難くなる。
構造は、駆動出力部と刺繍枠の一方に設けられ水平方向
向きの少なくとも1つの係合凸部と、駆動出力部と刺繍
枠の他方に設けられ係合凸部を略鉛直方向へ相対移動さ
せて係合させる少なくとも1つの係合凹部とを備え、係
合凹部は、係合凸部の軸心と直交する鉛直面において鉛
直方向に対して傾斜状に形成されたので、ベッド部から
はみ出した刺繍枠の一部を下方に押圧した場合でも、係
合凸部と傾斜状の係合凹部の係合を介して、刺繍枠が外
れ難くなる。
【0045】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記係合凹部は、刺繍枠を上方から
下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸
部と係合する傾斜方向に向けて形成されたので、刺繍枠
を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むよ
うにして駆動出力部に簡単に装着でき、また刺繍枠を下
方から上方向きに且つ奥側から手前側へ引っ張るだけで
簡単に取外すことができ、刺繍枠の取付けや取外しの操
作性が向上する。
の効果を奏するが、前記係合凹部は、刺繍枠を上方から
下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸
部と係合する傾斜方向に向けて形成されたので、刺繍枠
を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むよ
うにして駆動出力部に簡単に装着でき、また刺繍枠を下
方から上方向きに且つ奥側から手前側へ引っ張るだけで
簡単に取外すことができ、刺繍枠の取付けや取外しの操
作性が向上する。
【0046】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
と同様の効果を奏するが、前記係合凸部が、駆動出力部
に固定された取付け金具に設けられ先端部に鍔部を有す
る鍔付きピンであり、前記係合凹部が刺繍枠に形成され
下端開放状のT形溝であるので、鍔付きピンのピン部が
T形溝に下側から当接して刺繍枠の上下方向位置が位置
決めできるとともに、鍔部がT形溝の近傍部に内側から
係合して刺繍枠の左右方向位置を位置決することができ
る。
と同様の効果を奏するが、前記係合凸部が、駆動出力部
に固定された取付け金具に設けられ先端部に鍔部を有す
る鍔付きピンであり、前記係合凹部が刺繍枠に形成され
下端開放状のT形溝であるので、鍔付きピンのピン部が
T形溝に下側から当接して刺繍枠の上下方向位置が位置
決めできるとともに、鍔部がT形溝の近傍部に内側から
係合して刺繍枠の左右方向位置を位置決することができ
る。
【0047】請求項4の発明によれば、請求項3と同様
の効果を奏するが、前記係合凹部の下端に連なる案内用
の広幅係合凹部を形成したので、刺繍枠の取付け金具へ
の装着に際して、係合凸部を先ずこの広幅係合凹部に係
合させて押し込むだけで、係合凸部はこの広幅係合凹部
で案内されて、最終的に係合凹部に確実に係合させるこ
とができる。
の効果を奏するが、前記係合凹部の下端に連なる案内用
の広幅係合凹部を形成したので、刺繍枠の取付け金具へ
の装着に際して、係合凸部を先ずこの広幅係合凹部に係
合させて押し込むだけで、係合凸部はこの広幅係合凹部
で案内されて、最終的に係合凹部に確実に係合させるこ
とができる。
【0048】請求項5の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記係合凸部が複
数設けられるとともに、これら複数の係合凸部よりも多
い複数の係合凹部が設けられ、駆動出力部に対して刺繍
枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可能にしたの
で、刺繍枠内に複数の刺繍領域を設けることができる。
また、係合凸部の係合凹部への取付け位置によって、刺
繍枠がベッド部から大きくはみ出す場合が生じて、その
はみ出した刺繍枠の一部を押えることがあっても、刺繍
枠が駆動出力部から外れるのを確実に防止できる。
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記係合凸部が複
数設けられるとともに、これら複数の係合凸部よりも多
い複数の係合凹部が設けられ、駆動出力部に対して刺繍
枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可能にしたの
で、刺繍枠内に複数の刺繍領域を設けることができる。
また、係合凸部の係合凹部への取付け位置によって、刺
繍枠がベッド部から大きくはみ出す場合が生じて、その
はみ出した刺繍枠の一部を押えることがあっても、刺繍
枠が駆動出力部から外れるのを確実に防止できる。
【0049】請求項6の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記係合凹部が複
数設けられるとともに、これら複数の係合凹部よりも多
い複数の係合凸部が設けられ、前記駆動出力部に対して
刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可能にし
たので、請求項5と同様の効果が得られる。
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記係合凹部が複
数設けられるとともに、これら複数の係合凹部よりも多
い複数の係合凸部が設けられ、前記駆動出力部に対して
刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可能にし
たので、請求項5と同様の効果が得られる。
【0050】請求項7の発明によれば、駆動出力部に形
成された水平方向向きの少なくとも1つの係合凸部に、
略鉛直方向への相対移動を介して係合させる少なくとも
1つの係合凹部を設け、係合凹部は、係合凸部の軸心と
直交する鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に形成
したので、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方
に押圧した場合でも、係合凸部と傾斜状の係合凹部の係
合を介して、刺繍枠が外れ難くなる。
成された水平方向向きの少なくとも1つの係合凸部に、
略鉛直方向への相対移動を介して係合させる少なくとも
1つの係合凹部を設け、係合凹部は、係合凸部の軸心と
直交する鉛直面において鉛直方向に対して傾斜状に形成
したので、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方
に押圧した場合でも、係合凸部と傾斜状の係合凹部の係
合を介して、刺繍枠が外れ難くなる。
【0051】請求項8の発明によれば、請求項7と同様
の効果を奏するが、前記係合凹部は、刺繍枠を上方から
下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸
部と係合する傾斜方向に向けて形成されたので、請求項
2と同様の効果が得られる。請求項9の発明によれば、
請求項7又は8と同様の効果を奏するが、前記複数の係
合凸部よりも多い複数の係合凹部を設け、駆動出力部に
対して刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可
能にしたので、請求項5と同様の効果が得られる。請求
項10の発明によれば、請求項7〜9の何れか1項と同
様の効果を奏するが、前記係合凹部の下端に連なる案内
用の広幅係合凹部を形成したので、請求項4と同様の効
果が得られる。
の効果を奏するが、前記係合凹部は、刺繍枠を上方から
下方向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸
部と係合する傾斜方向に向けて形成されたので、請求項
2と同様の効果が得られる。請求項9の発明によれば、
請求項7又は8と同様の効果を奏するが、前記複数の係
合凸部よりも多い複数の係合凹部を設け、駆動出力部に
対して刺繍枠を取付ける取付け位置を複数とおり設定可
能にしたので、請求項5と同様の効果が得られる。請求
項10の発明によれば、請求項7〜9の何れか1項と同
様の効果を奏するが、前記係合凹部の下端に連なる案内
用の広幅係合凹部を形成したので、請求項4と同様の効
果が得られる。
【0052】請求項11の発明によれば、刺繍枠と刺繍
枠を装着する装着部の一方に少なくとも1つの係合凸部
を設け、刺繍枠と刺繍枠を装着する装着部の他方に、刺
繍枠を手前側から奥側へ斜め方向に押し込むときに係合
凸部と係合する少なくとも1つの係合凹部を設けたの
で、刺繍枠を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ
斜め方向に押し込むようにして駆動出力部に簡単に装着
でき、また刺繍枠を下方から上方向きに且つ奥側から手
前側へ斜め方向に引っ張るだけで簡単に取外しできる。
また、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方に押
圧した場合でも、刺繍枠が外れ難くなる。
枠を装着する装着部の一方に少なくとも1つの係合凸部
を設け、刺繍枠と刺繍枠を装着する装着部の他方に、刺
繍枠を手前側から奥側へ斜め方向に押し込むときに係合
凸部と係合する少なくとも1つの係合凹部を設けたの
で、刺繍枠を上方から下方向きに且つ手前側から奥側へ
斜め方向に押し込むようにして駆動出力部に簡単に装着
でき、また刺繍枠を下方から上方向きに且つ奥側から手
前側へ斜め方向に引っ張るだけで簡単に取外しできる。
また、ベッド部からはみ出した刺繍枠の一部を下方に押
圧した場合でも、刺繍枠が外れ難くなる。
【0053】請求項12の発明によれば、請求項11と
同様の効果を奏するが、前記係合凸部及び係合凹部が複
数設けられたので、刺繍枠がベッド部から大きくはみ出
す場合に、そのはみ出した刺繍枠の一部を下方に押える
ことで、刺繍枠が、テコの原理により、押圧側の係合凸
部を回動中心として、押圧側と反対側の係合凸部が対応
する係合凹部から離れようとして傾くときに、斜め方向
に向けた係合凹部を介して回動規制されることになり、
刺繍枠が駆動出力部から外れるのを確実に防止すること
ができる。
同様の効果を奏するが、前記係合凸部及び係合凹部が複
数設けられたので、刺繍枠がベッド部から大きくはみ出
す場合に、そのはみ出した刺繍枠の一部を下方に押える
ことで、刺繍枠が、テコの原理により、押圧側の係合凸
部を回動中心として、押圧側と反対側の係合凸部が対応
する係合凹部から離れようとして傾くときに、斜め方向
に向けた係合凹部を介して回動規制されることになり、
刺繍枠が駆動出力部から外れるのを確実に防止すること
ができる。
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式刺繍ミシン
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】刺繍枠及び取付け金具の平面図である。
【図3】図2のC−C線縦断正面図である。
【図4】刺繍枠及び取付け金具の側面図である。
【図5】刺繍枠を取付け金具に装着した図4相当図であ
る。
る。
【図6】刺繍枠の手前側の部分拡大側面図である。
【図7】刺繍枠の奥側の部分拡大側面図である。
【図8】変更形態に係る刺繍枠及び枠駆動機構の斜視図
である。
である。
【図9】従来の技術に係る図4相当図である。
【図10】従来の技術に係る図5相当図である。
1 電子制御式刺繍ミシン 10 枠駆動機構 12 刺繍枠 12b 切欠き凹部 16 取付け金具 17、31 鍔付きピン 20 係合板 20a、32b 第1切欠き部 20b、32c 第2切欠き部 22 係合凹部 23 広幅係合凹部
Claims (12)
- 【請求項1】 刺繍に供する加工布を装着する為の刺繍
枠と、この刺繍枠を移動駆動する枠駆動機構と、加工布
に縫製を行う縫製機構とを備えた刺繍装置において、 前記枠駆動機構の駆動出力部に刺繍枠を着脱自在に装着
する為の刺繍枠取付け構造は、駆動出力部と刺繍枠の一
方に設けられ水平方向向きの少なくとも1つの係合凸部
と、駆動出力部と刺繍枠の他方に設けられ係合凸部を略
鉛直方向へ相対移動させて係合させる少なくとも1つの
係合凹部とを備え、 前記係合凹部は、係合凸部の軸心と直交する鉛直面にお
いて鉛直方向に対して傾斜状に形成されたことを特徴と
する刺繍装置の刺繍枠取付け構造。 - 【請求項2】 前記係合凹部は、刺繍枠を上方から下方
向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸部と
係合する傾斜方向に向けて形成されたことを特徴とする
請求項1に記載の刺繍装置の刺繍枠取付け構造。 - 【請求項3】 前記係合凸部が、駆動出力部に固定され
た取付け金具に設けられ先端部に鍔部を有する鍔付きピ
ンであり、前記係合凹部が刺繍枠に形成され下端開放状
のT形溝であることを特徴とする請求項1又は2に記載
の刺繍装置の刺繍枠取付け構造。 - 【請求項4】 前記係合凹部の下端に連なる案内用の広
幅係合凹部を形成したことを特徴とする請求項3に記載
の刺繍装置の刺繍枠取付け構造。 - 【請求項5】 前記係合凸部が複数設けられるととも
に、これら複数の係合凸部よりも多い複数の係合凹部が
設けられ、前記駆動出力部に対して刺繍枠を取付ける取
付け位置を複数とおり設定可能にしたことを特徴とする
請求項1〜3の何れか1項に記載の刺繍装置の刺繍枠取
付け構造。 - 【請求項6】 前記係合凹部が複数設けられるととも
に、これら複数の係合凹部よりも多い複数の係合凸部が
設けられ、前記駆動出力部に対して刺繍枠を取付ける取
付け位置を複数とおり設定可能にしたことを特徴とする
請求項1〜3の何れか1項に記載の刺繍装置の刺繍枠取
付け構造。 - 【請求項7】 刺繍装置における刺繍に供する加工布を
移動駆動する枠駆動機構の駆動出力部に着脱可能に装着
される刺繍枠において、 前記駆動出力部に形成された水平方向向きの少なくとも
1つの係合凸部に、略鉛直方向への相対移動を介して係
合させる少なくとも1つの係合凹部を設け、 前記係合凹部は、係合凸部の軸心と直交する鉛直面にお
いて鉛直方向に対して傾斜状に形成したことを特徴とす
る刺繍枠。 - 【請求項8】 前記係合凹部は、刺繍枠を上方から下方
向きに且つ手前側から奥側へ押し込むときに係合凸部と
係合する傾斜方向に向けて形成されたことを特徴とする
請求項7に記載の刺繍枠。 - 【請求項9】 前記複数の係合凸部よりも多い複数の係
合凹部を設け、前記駆動出力部に対して刺繍枠を取付け
る取付け位置を複数とおり設定可能にしたことを特徴と
する請求項7又は8に記載の刺繍枠。 - 【請求項10】 前記係合凹部の下端に連なる案内用の
広幅係合凹部を形成したことを特徴とする請求項7〜9
の何れか1項に記載の刺繍枠。 - 【請求項11】 縫製に供する加工布を刺繍枠に保持
し、その加工布を保持した刺繍枠と縫製手段とを相対的
に移動させて縫製する縫製装置において、 前記刺繍枠と刺繍枠を装着する装着部の一方に少なくと
も1つの係合凸部を設け、 前記刺繍枠と刺繍枠を装着する装着部の他方に、刺繍枠
を手前側から奥側へ斜め方向に押し込むときに係合凸部
と係合する少なくとも1つの係合凹部を設けたことを特
徴とする縫製装置。 - 【請求項12】 前記係合凸部及び係合凹部が複数設け
られたことを特徴とする請求項11に記載の縫製装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5434898A JPH11229262A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 刺繍装置の刺繍枠取付け構造及び刺繍枠及び縫製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5434898A JPH11229262A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 刺繍装置の刺繍枠取付け構造及び刺繍枠及び縫製装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11229262A true JPH11229262A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12968134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5434898A Withdrawn JPH11229262A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 刺繍装置の刺繍枠取付け構造及び刺繍枠及び縫製装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11229262A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2292823A2 (en) | 2009-09-03 | 2011-03-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing sewing machine control program |
| US8286568B2 (en) | 2009-09-03 | 2012-10-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing sewing machine control program |
| US8539892B2 (en) | 2009-09-03 | 2013-09-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing sewing machine control program |
| US8596210B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing control program executable on sewing machine |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP5434898A patent/JPH11229262A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8596210B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing control program executable on sewing machine |
| EP2292823A2 (en) | 2009-09-03 | 2011-03-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing sewing machine control program |
| JP2011050635A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Brother Industries Ltd | ミシン |
| US8286568B2 (en) | 2009-09-03 | 2012-10-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing sewing machine control program |
| US8539893B2 (en) | 2009-09-03 | 2013-09-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing sewing machine control program |
| US8539892B2 (en) | 2009-09-03 | 2013-09-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine and computer-readable medium storing sewing machine control program |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050128 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070129 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20070320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |