JPH11234543A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH11234543A
JPH11234543A JP10034582A JP3458298A JPH11234543A JP H11234543 A JPH11234543 A JP H11234543A JP 10034582 A JP10034582 A JP 10034582A JP 3458298 A JP3458298 A JP 3458298A JP H11234543 A JPH11234543 A JP H11234543A
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JP
Japan
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image
data
lens
dirt
signal processing
Prior art date
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Withdrawn
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JP10034582A
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English (en)
Inventor
Kojiro Matsuyama
浩二郎 松山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラのレンズに汚れの付着している
ことを検出して、ユーザにレンズのクリーニングを促す
メッセージを出力するという機能を与え、録画の失敗を
未然に防ぐ。また、これをできるだけ低コストで簡易な
構成により実現する。 【解決手段】 MPEG2エンコード処理を監視し、レ
ンズの汚れに対応する画像データの所定低域周波数成分
のレベルと、動き検出処理に基づいてサンプル画像にお
ける固定パターンを検出する。そして、検出された所定
低域周波数成分のレベルと固定パターンの状態に基づい
て、レンズの汚れの有無を検出し、肯定結果が得られれ
ばレンズのクリーニングを促すメッセージを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、カメラ等の撮像装置と、映像及び
音声の記録再生が可能なビデオデッキが一体化された可
搬型のビデオカメラが広く普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】このようなビデオカメラでは、撮像レンズ
にゴミや指紋などによる汚れが付着していると、当然の
こととして録画される画像にもレンズの汚れが影響して
良好な画質が得られない。このため、常に良好な画像に
よる録画ができるようにすることを心がければ、ユーザ
は常に録画に際してレンズがきれいになっているのかど
うかを直接目で確かめて、汚れがついていれば、これを
こまめに清掃しておく必要がある。
【0005】ところが、このような作業はつい忘れがち
になるものであり、また、よほどの汚れでない限り、撮
影中のモニタ画像が表示されるビューファインダや表示
部には、ユーザがはっきり認識できるほどには見えない
ものである。このため、ユーザはレンズの汚れに気づか
ないまま撮影を行ってしまうことも当然考えられる。こ
のような場合には、そのとき録画した画像を比較的大画
面のモニタで表示させたりする機会があると、このとき
になって初めて、レンズの汚れが例えばスポットのよう
な状態で映像に残っていることが確認されるようなこと
にもなり得る。この場合、ユーザとしては、レンズの汚
れが原因で録画に失敗してしまったと感じることになっ
てしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を考慮して、ビデオカメラにおいてレンズに汚れ
が付着していることを告知することのできる機能を与え
るようにして、レンズの汚れが原因となる録画の失敗を
未然に防止することを目的とする。また、上記目的を達
成するのにあたっては、できるだけ簡易な構成により実
現されることが好ましい。
【0007】このため撮像画像光を得るためのレンズ手
段を備えた光学系と、撮像画像光に基づいて得られる画
像データに対する信号処理として圧縮符号化処理を含む
所要の信号処理を実行することのできる画像信号処理手
段と、この画像信号処理手段による信号処理が施された
画像データを所定の記録媒体に記録することのできる記
録手段と、画像信号処理手段により実行される所定の信
号処理結果に基づいて、上記レンズ手段に汚れが付着し
ているか否かを判別する汚れ判別手段と、この汚れ判別
手段により上記レンズ手段に汚れが付着していると判別
された場合に所定の出力形態によりメッセージを出力す
るメッセージ出力手段とを備えてビデオカメラ装置を構
成することとした。
【0008】上記構成によれば、レンズに汚れの付着し
ていることを検出してメッセージを出力させることが可
能となるが、この際の、レンズの汚れの付着の有無の判
別は、撮像画像の画像データについて画像圧縮符号化処
理を含む所要の信号処理を実行する信号処理回路系の信
号処理動作を利用して行われることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のビデ
オカメラについて説明する。なお、本例のビデオカメラ
に搭載される記録再生装置部は、光磁気ディスクの一種
として知られている、いわゆるミニディスクに対応して
データを記録再生する構成を採るものとされる。説明は
次の順序で行う。 1.ディスクフォーマット 2.ビデオカメラの外観構成 3.ビデオカメラの内部構成 4.メディアドライブ部の構成 5.レンズの汚れ検出及びメッセージ出力の概要 6.レンズの汚れの検出方法 7.処理動作
【0010】1.ディスクフォーマット 本例のビデオカメラに搭載される記録再生装置部は、ミ
ニディスク(光磁気ディスク)に対応してデータの記録
/再生を行う、MDデータといわれるフォーマットに対
応しているものとされる。このMDデータフォーマット
としては、MD−DATA1とMD−DATA2といわ
れる2種類のフォーマットが開発されているが、本例の
ビデオカメラは、MD−DATA1よりも高密度記録が
可能とされるMD−DATA2のフォーマットに対応し
て記録再生を行うものとされている。そこで、先ずMD
−DATA2のディスクフォーマットについて説明す
る。
【0011】図1及び図2は、MD−DATA2として
のディスクのトラック構造例を概念的に示している。図
2(a)(b)は、それぞれ図1の破線Aで括った部分
を拡大して示す断面図及び平面図である。これらの図に
示すように、ディスク面に対してはウォブル(蛇行)が
与えられたウォブルドグルーブWGと、ウォブルが与え
られていないノンウォブルドグルーブNWGとの2種類
のグルーブ(溝)が予め形成される。そして、これらウ
ォブルドグルーブWGとノンウォブルドグルーブNWG
は、その間にランドLdを形成するようにしてディスク
上において2重のスパイラル状に存在する。
【0012】MD−DATA2フォーマットでは、ラン
ドLdがトラックとして利用されるのであるが、上記の
ようにしてウォブルドグルーブWGとノンウォブルドグ
ルーブNWGが形成されることから、トラックとしても
トラックTr・A,Tr・Bの2つのトラックがそれぞ
れ独立して、2重のスパイラル(ダブルスパイラル)状
に形成されることになる。トラックTr・Aは、ディス
ク外周側にウォブルドグルーブWGが位置し、ディスク
内周側にノンウォブルドグルーブNWGが位置するトラ
ックとなる。これに対してトラックTr・Bは、ディス
ク内周側にウォブルドグルーブWGが位置し、ディスク
外周側にノンウォブルドグルーブNWGが位置するトラ
ックとなる。つまり、トラックTr・Aに対してはディ
スク外周側の片側のみにウォブルが形成され、トラック
Tr・Bとしてはディスク内周側の片側のみにウォブル
が形成されるようにしたものとみることができる。この
場合、トラックピッチは、互いに隣接するトラックTr
・AとトラックTr・Bの各センター間の距離となり、
図2(b)に示すようにトラックピッチは0.95μm
とされている。
【0013】ここで、ウォブルドグルーブWGとしての
グルーブに形成されたウォブルは、ディスク上の物理ア
ドレスがFM変調+バイフェーズ変調によりエンコード
された信号に基づいて形成されているものである。この
ため、記録再生時においてウォブルドグルーブWGに与
えられたウォブリングから得られる再生情報を復調処理
することで、ディスク上の物理アドレスを抽出すること
が可能となる。また、ウォブルドグルーブWGとしての
アドレス情報は、トラックTr・A,Tr・Bに対して
共通に有効なものとされる。つまり、ウォブルドグルー
ブWGを挟んで内周に位置するトラックTr・Aと、外
周に位置するトラックTr・Bは、そのウォブルドグル
ーブWGに与えられたウォブリングによるアドレス情報
を共有するようにされる。なお、このようなアドレッシ
ング方式はインターレースアドレッシング方式ともいわ
れる。このインターレースアドレッシング方式を採用す
ることで、例えば、隣接するウォブル間のクロストーク
を抑制した上でトラックピッチを小さくすることが可能
となるものである。また、グルーブに対してウォブルを
形成することでアドレスを記録する方式については、A
DIP(Adress In Pregroove) 方式ともいう。
【0014】また、上記のようにして同一のアドレス情
報を共有するトラックTr・A,Tr・Bの何れをトレ
ースしているのかという識別は次のようにして行うこと
ができる。例えば3ビーム方式を応用し、メインビーム
がトラック(ランドLd)をトレースしている状態で
は、残る2つのサイドビームは、上記メインビームがト
レースしているトラックの両サイドに位置するグルーブ
をトレースしているようにすることが考えられる。
【0015】図2(b)には、具体例として、メインビ
ームスポットSPmがトラックTr・Aをトレースして
いる状態が示されている。この場合には、2つのサイド
ビームスポットSPs1,SPs2のうち、内周側のサ
イドビームスポットSPs1はノンウォブルドグルーブ
NWGをトレースし、外周側のサイドビームスポットS
Ps2はウォブルドグルーブWGをトレースすることに
なる。これに対して、図示しないが、メインビームスポ
ットSPmがトラックTr・Bをトレースしている状態
であれば、サイドビームスポットSPs1がウォブルド
グルーブWGをトレースし、サイドビームスポットSP
s2がノンウォブルドグルーブNWGをトレースするこ
とになる。このように、メインビームスポットSPm
が、トラックTr・Aをトレースする場合とトラックT
r・Bをトレースする場合とでは、サイドビームスポッ
トSPs1,SPs2がトレースすべきグルーブとして
は、必然的にウォブルドグルーブWGとノンウォブルド
グルーブNWGとで入れ替わることになる。
【0016】サイドビームスポットSPs1,SPs2
の反射によりフォトディテクタにて得られる検出信号と
しては、ウォブルドグルーブWGとノンウォブルドグル
ーブNWGの何れをトレースしているのかで異なる波形
が得られることから、上記検出信号に基づいて、例え
ば、現在サイドビームスポットSPs1,SPs2のう
ち、どちらがウォブルドグルーブWG(あるいはノンウ
ォブルドグルーブNWG)をトレースしているのかを判
別することにより、メインビームがトラックTr・A,
Tr・Bのどちらをトレースしているのかが識別できる
ことになる。
【0017】図3は、上記のようなトラック構造を有す
るMD−DATA2フォーマットのの主要スペックをM
D−DATA1フォーマットと比較して示す図である。
先ず、MD−DATA1フォーマットとしては、トラッ
クピッチは1.6μm、ピット長は0.59μm/bi
tとなる。また、レーザ波長λ=780nmとされ、光
学ヘッドの開口率NA=0.45とされる。記録方式と
しては、グルーブ記録方式を採っている。つまり、グル
ーブをトラックとして記録再生に用いるようにしてい
る。アドレス方式としては、シングルスパイラルによる
グルーブ(トラック)を形成したうえで、このグルーブ
の両側に対してアドレス情報としてのウォブルを形成し
たウォブルドグルーブを利用する方式を採るようにされ
ている。
【0018】記録データの変調方式としてはEFM(8
−14変換)方式を採用している。また、誤り訂正方式
としてはACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-
Solomon Code) が採用され、データインターリーブには
畳み込み型を採用している。このため、データの冗長度
としては46.3%となる。
【0019】また、MD−DATA1フォーマットで
は、ディスク駆動方式としてCLV(Constant Linear V
erocity)が採用されており、CLVの線速度としては、
1.2m/sとされる。そして、記録再生時の標準のデ
ータレートとしては、133kB/sとされ、記録容量
としては、140MBとなる。
【0020】これに対して、本例のビデオカメラが対応
できるMD−DATA2フォーマットとしては、トラッ
クピッチは0.95μm、ピット長は0.39μm/b
itとされ、共にMD−DATA1フォーマットよりも
短くなっていることが分かる。そして、例えば上記ピッ
ト長を実現するために、レーザ波長λ=650nm、光
学ヘッドの開口率NA=0.52として、合焦位置での
ビームスポット径を絞ると共に光学系としての帯域を拡
げている。
【0021】記録方式としては、図1及び図2により説
明したように、ランド記録方式が採用され、アドレス方
式としてはインターレースアドレッシング方式が採用さ
れる。また、記録データの変調方式としては、高密度記
録に適合するとされるRLL(1,7)方式(RLL;
Run Length Limited)が採用され、誤り訂正方式として
はRS−PC方式、データインターリーブにはブロック
完結型が採用される。そして、上記各方式を採用した結
果、データの冗長度としては、19.7%にまで抑制す
ることが可能となっている。
【0022】MD−DATA2フォーマットにおいて
も、ディスク駆動方式としてはCLVが採用されるので
あるが、その線速度としては2.0m/sとされ、記録
再生時の標準のデータレートとしては589kB/sと
される。そして、記録容量としては650MBを得るこ
とができ、MD−DATA1フォーマットと比較した場
合には、4倍強の高密度記録化が実現されたことにな
る。例えば、MD−DATA2フォーマットにより動画
像の記録を行うとして、動画像データについてMPEG
2による圧縮符号化を施した場合には、符号化データの
ビットレートにも依るが、時間にして15分〜17分の
動画を記録することが可能とされる。また、音声信号デ
ータのみを記録するとして、音声データについてATR
AC(Adaptve Transform Acoustic Coding) 2による圧
縮処理を施した場合には、時間にして10時間程度の記
録を行うことができる。
【0023】2.ビデオカメラの外観構成 図6(a)(b)(c)は、本例のビデオカメラの外観
例を示す側面図、平面図及び背面図である。これらの図
に示すように、本例のビデオカメラの本体200には、
撮影を行うための撮像レンズや絞りなどを備えたカメラ
レンズ201が表出するようにして設けられ、また、例
えば、本体200の上面部においては、撮影時において
外部の音声を収音するための左右一対のマイクロフォン
202が設けられている。つまり、このビデオカメラで
は、カメラレンズ201により撮影した画像の録画と、
マイクロフォン202により収音したステレオ音声の録
音を行うことが可能とされている。
【0024】本体200の側面側には、表示部6A、ス
ピーカ205、インジケータ206が備えられている。
表示部6Aは、撮影画像、及び内部の記録再生装置によ
り再生された画像等を表示出力する部位とされる。な
お、表示部6Aとして実際に採用する表示デバイスとし
ては、ここでは特に限定されるものではないが、例えば
液晶ディスプレイ等が用いられればよい。また、表示部
6Aには、機器の動作に応じて所要のメッセージをユー
ザに知らせるための文字やキャラクタ等によるメッセー
ジ表示等も行われるものとされる。スピーカ205から
は録音した音声の再生時に、その再生音声が出力される
他、例えばビープ音等による所要のメッセージ音声の出
力等も行われる。またインジケータ206は、例えば記
録動作中に発光され、ユーザーにビデオカメラが記録動
作中であることを示す。
【0025】本体200の背面側には、ビューファイン
ダ204が設けられており、記録動作中及びスタンバイ
中において、カメラレンズ201から取り込まれる画像
及びキャラクタ画像等が表示される。ユーザーはこのビ
ューファインダ204をみながら撮影を行うことができ
る。本実施の形態においては、ビューファインダ204
として、例えば液晶ディスプレイなどの表示デバイスが
採用されるものとされる。本体200の背面側には、さ
らにディスクスロット203、ビデオ出力端子T1、ヘ
ッドフォン/ライン端子T2、I/F端子T3が設けら
れる。ディスクスロット203は、本例のビデオカメラ
が対応する記録媒体としてのディスクが挿入、あるいは
排出されるためのスロット部分とされる。ビデオ出力端
子T1は、外部の映像機器に対して再生画像信号等を出
力する端子、ヘッドフォン/ライン端子T2は外部の音
声機器やヘッドホンに対して再生音声信号を出力する端
子である。I/F端子T3は、例えば外部のデータ機器
とデータ伝送を行うためのインターフェイスの入出力端
子とされる。
【0026】さらに、本体200の各部には、次に説明
するようなユーザー操作のための各種の操作子が設けら
れる。メインダイヤル300は、ビデオカメラのオン/
オフ、記録動作、再生動作を設定する操作子である。メ
インダイヤルが図示するように「OFF」の位置にある
ときは電源オフとされており、「STBY」の位置に回
動されることで、電源オンとなって記録動作のスタンバ
イ状態となる。また、「PB」の位置に回動されること
で、電源オンとなって再生動作のスタンバイ状態とな
る。
【0027】レリーズキー301は、記録スタンバイ状
態にある際において、記録開始や記録シャッタの操作子
として機能する。
【0028】ズームキー304は、画像撮影に関しての
ズーム状態(テレ側〜ワイド側)を操作する操作子であ
る。イジェクトキー305は、ディスクスロット203
内に装填されているディスクを排出させるための操作子
である。再生/一時停止キー306、停止キー307、
サーチキー308,309は、ディスクに対する再生時
の各種操作のために用意されている。
【0029】なお、図6に示すビデオカメラの外観はあ
くまでも一例であって、実際に本例のビデオカメラに要
求される使用条件等に応じて適宜変更されて構わないも
のである。もちろん操作子の種類や操作方式、さらに外
部機器との接続端子類などは各種多様に考えられる。
【0030】3.ビデオカメラの内部構成 図4は、本例のビデオカメラの内部構成例を示すブロッ
ク図である。この図に示すレンズブロック1において
は、例えば実際には撮像レンズや絞りなどを備えて構成
される光学系11が備えられている。上記図6に示した
カメラレンズ201は、この光学系11に含まれる。ま
た、このレンズブロック1には、光学系11に対してオ
ートフォーカス動作を行わせるためのフォーカスモータ
や、上記ズームキー304の操作に基づくズームレンズ
の移動を行うためのズームモータなどが、モータ部12
として備えられる。
【0031】カメラブロック2には、主としてレンズブ
ロック1により撮影した画像光をデジタル画像信号に変
換するための回路部が備えられる。このカメラブロック
2のCCD(Charge Coupled Device) 21に対しては、
光学系11を透過した被写体の光画像が与えられる。C
CD21においては上記光画像について光電変換を行う
ことで撮像信号を生成し、サンプルホールド/AGC(A
utomatic Gain Control)回路22に供給する。サンプル
ホールド/AGC回路22では、CCD21から出力さ
れた撮像信号についてゲイン調整を行うと共に、サンプ
ルホールド処理を施すことによって波形整形を行う。サ
ンプルホールド/AGC回路2の出力は、ビデオA/D
コンバータ23に供給されることで、デジタルとしての
画像信号データに変換される。
【0032】上記CCD21、サンプルホールド/AG
C回路22、ビデオA/Dコンバータ23における信号
処理タイミングは、タイミングジェネレータ24にて生
成されるタイミング信号により制御される。タイミング
ジェネレータ24では、後述するデータ処理/システム
コントロール回路31(ビデオ信号処理回部3内)にて
信号処理に利用されるクロックを入力し、このクロック
に基づいて所要のタイミング信号を生成するようにされ
る。これにより、カメラブロック2における信号処理タ
イミングを、ビデオ信号処理部3における処理タイミン
グと同期させるようにしている。カメラコントローラ2
5は、カメラブロック2内に備えられる上記各機能回路
部が適正に動作するように所要の制御を実行すると共
に、レンズブロック1に対してオートフォーカス、自動
露出調整、絞り調整、ズームなどのための制御を行うも
のとされる。例えばオートフォーカス制御であれば、カ
メラコントローラ25は、所定のオートフォーカス制御
方式に従って得られるフォーカス制御情報に基づいて、
フォーカスモータの回転角を制御する。これにより、撮
像レンズはジャストピント状態となるように駆動される
ことになる。
【0033】ビデオ信号処理部3は、記録時において
は、カメラブロック2から供給されたデジタル画像信
号、及びマイクロフォン202により集音したことで得
られるデジタル音声信号について圧縮処理を施し、これ
ら圧縮データをユーザ記録データとして後段のメディア
ドライブ部4に供給する。さらにカメラブロック2から
供給されたデジタル画像信号とキャラクタ画像により生
成した画像をビューファインダドライブ部207に供給
し、ビューファインダ204に表示させる。また、再生
時においては、メディアドライブ部4から供給されるユ
ーザ再生データ(ディスク51からの読み出しデー
タ)、つまり圧縮処理された画像信号データ及び音声信
号データについて復調処理を施し、これらを再生画像信
号、再生音声信号として出力する。
【0034】なお本例において、画像信号データ(画像
データ)の圧縮/伸張処理方式としては、動画像につい
てはMPEG(Moving Picture Experts Group)2を採用
し、静止画像についてはJPEG(Joint Photographic
Coding Experts Group) を採用しているものとする。ま
た、音声信号デーのタ圧縮/伸張処理方式には、ATR
AC(Adaptve Transform Acoustic Coding) 2を採用す
るものとする。
【0035】ビデオ信号処理部3のデータ処理/システ
ムコントロール回路31は、主として、当該ビデオ信号
処理部3における画像信号データ及び音声信号データの
圧縮/伸張処理に関する制御処理と、ビデオ信号処理部
3を経由するデータの入出力を司るための処理を実行す
る。また、ビューファインダ204や表示部6Aに対し
て表示すべき表示画像データの生成、及び表示出力のた
めの信号処理も実行する。また、データ処理/システム
コントロール回路31を含むビデオ信号処理部3全体に
ついての制御処理は、ビデオコントローラ38が実行す
るようにされる。このビデオコントローラ38は、例え
ばマイクロコンピュータ等を備えて構成され、カメラブ
ロック2のカメラコントローラ25、及び後述するメデ
ィアドライブ部4のドライバコントローラ46と、例え
ば図示しないバスライン等を介して相互通信可能とされ
ている。
【0036】ビデオ信号処理部3における記録時の基本
的な動作として、データ処理/システムコントロール回
路31には、カメラブロック2のビデオA/Dコンバー
タ23から供給された画像信号データが入力される。デ
ータ処理/システムコントロール回路31では、入力さ
れた画像信号データを例えば動き検出回路35に供給す
る。動き検出回路35では、例えばメモリ36を作業領
域として利用しながら入力された画像信号データについ
て動き補償等の画像処理を施した後、MPEG2ビデオ
信号処理回路33に供給する。
【0037】MPEG2ビデオ信号処理回路33におい
ては、例えばメモリ34を作業領域として利用しなが
ら、入力された画像信号データについてMPEG2のフ
ォーマットに従って圧縮処理を施し、動画像としての圧
縮データのビットストリーム(MPEG2ビットストリ
ーム)を出力するようにされる。また、MPEG2ビデ
オ信号処理回路33では、例えば動画像としての画像信
号データから静止画としての画像データを抽出してこれ
に圧縮処理を施す際には、JPEGのフォーマットに従
って静止画としての圧縮画像データを生成するように構
成されている。なお、JPEGは採用せずに、MPEG
2のフォーマットによる圧縮画像データとして、正規の
画像データとされるIピクチャ(Intra Picture) を静止
画の画像データとして扱うことも考えられる。MPEG
2ビデオ信号処理回路33により圧縮符号化された画像
信号データ(圧縮画像データ)は、例えば、バッファメ
モリ32に対して所定の転送レートにより書き込まれて
一時保持される。なおMPEG2のフォーマットにおい
ては、周知のようにいわゆる符号化ビットレート(デー
タレート)として、一定速度(CBR;Constant Bit R
ate)と、可変速度(VBR;Variable Bit Rate)の両者
がサポートされており、ビデオ信号処理部3ではこれら
に対応できるものとしている。
【0038】例えばVBRによる画像圧縮処理を行う場
合には、例えば、動き検出回路35において、画像デー
タをマクロブロック単位により前後数十〜数百フレーム
内の範囲で動き検出を行って、動きありとされればこの
検出結果を動きベクトル情報としてMPEG2ビデオ信
号処理回路33に伝送する。MPEG2ビデオ信号処理
回路33では、圧縮符号化後の画像データをある所要の
データレートするように、上記動きベクトル情報をはじ
めとする所要の情報を利用しながら、マクロブロックご
との量子化係数を決定していくようにされる。
【0039】音声圧縮エンコーダ/デコーダ37には、
A/Dコンバータ64(表示/画像/音声入出力部6
内)を介して、例えばマイクロフォン202により集音
された音声がデジタルによる音声信号データとして入力
される。音声圧縮エンコーダ/デコーダ37では、前述
のようにATRAC2のフォーマットに従って入力され
た音声信号データに対する圧縮処理を施す。この圧縮音
声信号データもまた、データ処理/システムコントロー
ル回路31によってバッファメモリ32に対して所定の
転送レートによる書き込みが行われ、ここで一時保持さ
れる。
【0040】上記のようにして、バッファメモリ32に
は、圧縮画像データ及び圧縮音声信号データが蓄積可能
とされる。バッファメモリ32は、主として、カメラブ
ロック2あるいは表示/画像/音声入出力部6とバッフ
ァメモリ32間のデータ転送レートと、バッファメモリ
32とメディアドライブ部4間のデータ転送レートの速
度差を吸収するための機能を有する。バッファメモリ3
2に蓄積された圧縮画像データ及び圧縮音声信号データ
は、記録時であれば、順次所定タイミングで読み出しが
行われて、メディアドライブ部4のMD−DATA2エ
ンコーダ/デコーダ41に伝送される。ただし、例えば
再生時においてバッファメモリ32に蓄積されたデータ
の読み出しと、この読み出したデータをメディアドライ
ブ部4からデッキ部5を介してディスク51に記録する
までの動作は、間欠的に行われても構わない。このよう
なバッファメモリ32に対するデータの書き込み及び読
み出し制御は、例えば、データ処理/システムコントロ
ール回路31によって実行される。
【0041】ビデオ信号処理部3における再生時の動作
としては、概略的に次のようになる。再生時には、ディ
スク51から読み出され、MD−DATA2エンコーダ
/デコーダ41(メディアドライブ部4内)の処理によ
りMD−DATA2フォーマットに従ってデコードされ
た圧縮画像データ、圧縮音声信号データ(ユーザ再生デ
ータ)が、データ処理/システムコントロール回路31
に伝送されてくる。データ処理/システムコントロール
回路31では、例えば入力した圧縮画像データ及び圧縮
音声信号データを、一旦バッファメモリ32に蓄積させ
る。そして、例えば再生時間軸の整合が得られるように
された所要のタイミング及び転送レートで、バッファメ
モリ32から圧縮画像データ及び圧縮音声信号データの
読み出しを行い、圧縮画像データについてはMPEG2
ビデオ信号処理回路33に供給し、圧縮音声信号データ
については音声圧縮エンコーダ/デコーダ37に供給す
る。
【0042】MPEG2ビデオ信号処理回路33では、
入力された圧縮画像データについて伸張処理を施して、
データ処理/システムコントロール回路31に伝送す
る。データ処理/システムコントロール回路31では、
この伸張処理された画像信号データを、ビデオD/Aコ
ンバータ61(表示/画像/音声入出力部6内)に供給
する。音声圧縮エンコーダ/デコーダ37では、入力さ
れた圧縮音声信号データについて伸張処理を施して、D
/Aコンバータ65(表示/画像/音声入出力部6内)
に供給する。
【0043】表示/画像/音声入出力部6においては、
ビデオD/Aコンバータ61に入力された画像信号デー
タは、ここでアナログ画像信号に変換され、表示コント
ローラ62及びコンポジット信号処理回路63に対して
分岐して入力される。表示コントローラ62では、入力
された画像信号に基づいて表示部6Aを駆動する。これ
により、表示部6Aにおいて再生画像の表示が行われ
る。また、表示部6Aにおいては、ディスク51から再
生して得られる画像の表示だけでなく、当然のこととし
て、レンズブロック1及びカメラブロック2からなるカ
メラ部位により撮影して得られた撮像画像も、ほぼリア
ルタイムで表示出力させることが可能である。また、再
生画像及び撮像画像の他、前述のように、機器の動作に
応じて所要のメッセージをユーザに知らせるための文字
やキャラクタ等によるメッセージ表示も行われるものと
される。このようなメッセージ表示は、例えばビデオコ
ントローラ38の制御によって、所要の文字やキャラク
タ等が所定の位置に表示されるように、データ処理/シ
ステムコントロール回路31において、ビデオD/Aコ
ンバータ61に出力すべき画像信号データに対して、所
要の文字やキャラクタ等の画像信号データを合成する処
理を実行するようにすればよい。このため、データ処理
/システムコントロール回路31は、オンスクリーンデ
ィスプレイ機能を含む信号処理回路を備える。
【0044】コンポジット信号処理回路63では、ビデ
オD/Aコンバータ61から供給されたアナログ画像信
号についてコンポジット信号に変換して、ビデオ出力端
子T1に出力する。例えば、ビデオ出力端子T1を介し
て、外部モニタ装置等と接続を行えば、当該ビデオカメ
ラで再生した画像を外部モニタ装置により表示させるこ
とが可能となる。
【0045】また、表示/画像/音声入出力部6におい
て、音声圧縮エンコーダ/デコーダ37からD/Aコン
バータ65に入力された音声信号データは、ここでアナ
ログ音声信号に変換され、ヘッドフォン/ライン端子T
2に対して出力される。また、D/Aコンバータ65か
ら出力されたアナログ音声信号は、アンプ66を介して
スピーカSPに対しても分岐して出力され、これによ
り、スピーカSPからは、再生音声等が出力されること
になる。
【0046】メディアドライブ部4では、主として、記
録時にはMD−DATA2フォーマットに従って記録デ
ータをディスク記録に適合するようにエンコードしてデ
ッキ部5に伝送し、再生時においては、デッキ部5にお
いてディスク51から読み出されたデータについてデコ
ード処理を施すことで再生データを得て、ビデオ信号処
理部3に対して伝送する。
【0047】このメディアドライブ部4のMD−DAT
A2エンコーダ/デコーダ41は、記録時においては、
データ処理/システムコントロール回路31から記録デ
ータ(圧縮画像データ+圧縮音声信号データ)が入力さ
れ、この記録データについて、MD−DATA2フォー
マットに従った所定のエンコード処理を施し、このエン
コードされたデータを一時バッファメモリ42に蓄積す
る。そして、所要のタイミングで読み出しを行いながら
デッキ部5に伝送する。
【0048】再生時においては、ディスク51から読み
出され、RF信号処理回路44、二値化回路43を介し
て入力されたデジタル再生信号について、MD−DAT
A2フォーマットに従ったデコード処理を施して、再生
データとしてビデオ信号処理部3のデータ処理/システ
ムコントロール回路31に対して伝送する。なお、この
際においても、必要があれば再生データを一旦バッファ
メモリ42に蓄積し、ここから所要のタイミングで読み
出したデータをデータ処理/システムコントロール回路
31に伝送出力するようにされる。このような、バッフ
ァメモリ42に対する書き込み/読み出し制御はドライ
バコントローラ46が実行するものとされる。なお、例
えばディスク51の再生時において、外乱等によってサ
ーボ等が外れて、ディスクからの信号の読み出しが不可
となったような場合でも、バッファメモリ42に対して
読み出しデータが蓄積されている期間内にディスクに対
する再生動作を復帰させるようにすれば、再生データと
しての時系列的連続性を維持することが可能となる。
【0049】RF信号処理回路44には、ディスク51
からの読み出し信号について所要の処理を施すことで、
例えば、再生データとしてのRF信号、デッキ部5に対
するサーボ制御のためのフォーカスエラー信号、トラッ
キングエラー信号等のサーボ制御信号を生成する。RF
信号は、上記のように二値化回路43により2値化さ
れ、デジタル信号データとしてMD−DATA2エンコ
ーダ/デコーダ41に入力される。また、生成された各
種サーボ制御信号はサーボ回路45に供給される。サー
ボ回路45では、入力したサーボ制御信号に基づいて、
デッキ部5における所要のサーボ制御を実行する。
【0050】なお、本例においては、MD−DATA1
フォーマットに対応するエンコーダ/デコーダ47を備
えており、ビデオ信号処理部3から供給された記録デー
タを、MD−DATA1フォーマットに従ってエンコー
ドしてディスク51に記録すること、或いは、ディスク
51からの読み出しデータがMD−DATA1フォーマ
ットに従ってエンコードされているものについては、そ
のデコード処理を行って、ビデオ信号処理部3に伝送出
力することも可能とされている。つまり本例のビデオカ
メラとしては、MD−DATA2フォーマットとMD−
DATA1フォーマットとについて互換性が得られるよ
うに構成されている。ドライバコントローラ46は、メ
ディアドライブ部4を総括的に制御するための機能回路
部とされる。
【0051】デッキ部5は、ディスク51を駆動するた
めの機構からなる部位とされる。ここでは図示しない
が、デッキ部5においては、装填されるべきディスク5
1が着脱可能とされ、ユーザの作業によって交換が可能
なようにされた機構(ディスクスロット203(図6参
照))を有しているものとされる。また、ここでのディ
スク51は、MD−DATA2フォーマット、あるいは
MD−DATA1フォーマットに対応する光磁気ディス
クであることが前提となる。
【0052】デッキ部5においては、装填されたディス
ク51をCLVにより回転駆動するスピンドルモータ5
2によって、CLVにより回転駆動される。このディス
ク51に対しては記録/再生時に光学ヘッド53によっ
てレーザ光が照射される。光学ヘッド53は、記録時に
は記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レ
ベルのレーザ出力を行ない、また再生時には磁気カー効
果により反射光からデータを検出するための比較的低レ
ベルのレーザ出力を行なう。このため、光学ヘッド53
には、ここでは詳しい図示は省略するがレーザ出力手段
としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対
物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するため
のディテクタが搭載されている。光学ヘッド53に備え
られる対物レンズとしては、例えば2軸機構によってデ
ィスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能
に保持されている。
【0053】また、ディスク51を挟んで光学ヘッド5
3と対向する位置には磁気ヘッド54が配置されてい
る。磁気ヘッド54は記録データによって変調された磁
界をディスク51に印加する動作を行なう。また、図示
しないが、デッキ部5においては、スレッドモータ55
により駆動されるスレッド機構が備えられている。この
スレッド機構が駆動されることにより、上記光学ヘッド
53全体及び磁気ヘッド54はディスク半径方向に移動
可能とされている。
【0054】操作部7は図6に示した各操作子300,
301,及び304〜309等に相当し、これらの操作
子によるユーザの各種操作情報は例えばビデオコントロ
ーラ38に供給される。ビデオコントローラ38は、ユ
ーザー操作に応じた必要な動作が各部において実行され
るようにするための操作情報、制御情報をカメラコント
ローラ25、ドライバコントローラ46に対して供給す
る。
【0055】外部インターフェイス8は、当該ビデオカ
メラと外部機器とでデータを相互伝送可能とするために
設けられており、例えば図のようにI/F端子T3とビ
デオ信号処理部間に対して設けられる。なお、外部イン
ターフェイス8としてはここでは特に限定されるもので
はないが、例えばIEEE1394等が採用されればよ
い。例えば、外部のデジタル画像機器と本例のビデオカ
メラをI/F端子T3を介して接続した場合、ビデオカ
メラで撮影した画像(音声)を外部デジタル画像機器に
録画したりすることが可能となる。また、外部デジタル
画像機器にて再生した画像(音声)データ等を、外部イ
ンターフェイス8を介して取り込むことにより、MD−
DATA2(或いはMD−DATA1)フォーマットに
従ってディスク51に記録するといったことも可能とな
る。
【0056】電源ブロック9は、内蔵のバッテリにより
得られる直流電源あるいは商用交流電源から生成した直
流電源を利用して、各機能回路部に対して所要のレベル
の電源電圧を供給する。電源ブロック9によるメイン電
源のオン/オフは、上述したメインダイヤル300の操
作に応じてビデオコントローラ38が制御する。また記
録動作中はビデオコントローラ38はインジケータ20
6の発光動作を実行させる。
【0057】4.メディアドライブ部の構成 続いて、図4に示したメディアドライブ部4の構成とし
て、MD−DATA2に対応する機能回路部を抽出した
詳細な構成について、図5のブロック図を参照して説明
する。なお、図5においては、メディアドライブ部4と
共にデッキ部5を示しているが、デッキ部5の内部構成
については図4により説明したため、ここでは、図4と
同一符号を付して説明を省略する。また、図5に示すメ
ディアドライブ部4において図4のブロックに相当する
範囲に同一符号を付している。
【0058】光学ヘッド53のディスク51に対するデ
ータ読み出し動作によりに検出された情報(フォトディ
テクタによりレーザ反射光を検出して得られる光電流)
は、RF信号処理回路44内のRFアンプ101に供給
される。RFアンプ101では入力された検出情報か
ら、再生信号としての再生RF信号を生成し、二値化回
路43に供給する。二値化回路43は、入力された再生
RF信号について二値化を行うことにより、デジタル信
号化された再生RF信号(二値化RF信号)を得る。こ
の二値化RF信号はMD−DATA2エンコーダ/デコ
ーダ41に供給され、まずAGC/クランプ回路103
を介してゲイン調整、クランプ処理等が行われた後、イ
コライザ/PLL回路104に入力される。イコライザ
/PLL回路104では、入力された二値化RF信号に
ついてイコライジング処理を施してビタビデコーダ10
5に出力する。また、イコライジング処理後の二値化R
F信号をPLL回路に入力することにより、二値化RF
信号(RLL(1,7)符号列)に同期したクロックC
LKを抽出する。
【0059】クロックCLKの周波数は現在のディスク
回転速度に対応する。このため、CLVプロセッサ11
1では、イコライザ/PLL回路104からクロックC
LKを入力し、所定のCLV速度(図3参照)に対応す
る基準値と比較することにより誤差情報を得て、この誤
差情報をスピンドルエラー信号SPEを生成するための
信号成分として利用する。また、クロックCLKは、例
えばRLL(1,7)復調回路106をはじめとする、
所要の信号処理回路系における処理のためのクロックと
して利用される。
【0060】ビタビデコーダ105は、イコライザ/P
LL回路104から入力された二値化RF信号につい
て、いわゆるビタビ復号法に従った復号処理を行う。こ
れにより、RLL(1,7)符号列としての再生データ
が得られることになる。この再生データはRLL(1,
7)復調回路106に入力され、ここでRLL(1,
7)復調が施されたデータストリームとされる。
【0061】RLL(1,7)復調回路106における
復調処理により得られたデータストリームは、データバ
ス114を介してバッファメモリ42に対して書き込み
が行われ、バッファメモリ42上で展開される。このよ
うにしてバッファメモリ42上に展開されたデータスト
リームに対しては、先ず、ECC処理回路116によ
り、RS−PC方式に従って誤り訂正ブロック単位によ
るエラー訂正処理が施され、更に、デスクランブル/E
DCデコード回路117により、デスクランブル処理
と、EDCデコード処理(エラー検出処理)が施され
る。これまでの処理が施されたデータが再生データDA
TApとされる。この再生データDATApは、転送ク
ロック発生回路121にて発生された転送クロックに従
った転送レートで、例えばデスクランブル/EDCデコ
ード回路117からビデオ信号処理部3のデータ処理/
システムコントロール回路31に対して伝送されること
になる。
【0062】転送クロック発生回路121は、例えば、
クリスタル系のクロックをメディアドライブ部4とビデ
オ信号処理部3間のデータ伝送や、メディアドライブ部
4内における機能回路部間でのデータ伝送を行う際に、
適宜適正とされる周波数の転送クロック(データ転送レ
ート)を発生するための部位とされる。また、当該ビデ
オカメラの動作状態に応じて、メディアドライブ部4及
びビデオ信号処理部3の各機能回路部に供給すべき所要
の周波数の動作クロックを発生する。
【0063】光学ヘッド53によりディスク51から読
み出された検出情報(光電流)は、マトリクスアンプ1
07に対しても供給される。マトリクスアンプ107で
は、入力された検出情報について所要の演算処理を施す
ことにより、トラッキングエラー信号TE、フォーカス
エラー信号FE、グルーブ情報(ディスク51にウォブ
ルドグルーブWGとして記録されている絶対アドレス情
報)GFM等を抽出しサーボ回路45に供給する。即ち
抽出されたトラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FEはサーボプロセッサ112に供給され、グ
ルーブ情報GFMはADIPバンドパスフィルタ108
に供給される。
【0064】ADIPバンドパスフィルタ108により
帯域制限されたグルーブ情報GFMは、A/Bトラック
検出回路109、ADIPデコーダ110、及びCLV
プロセッサ111に対して供給される。A/Bトラック
検出回路109では、例えば図2(b)にて説明した方
式などに基づいて、入力されたグルーブ情報GFMか
ら、現在トレースしているトラックがトラックTR・
A,TR・Bの何れとされているのかについて判別を行
い、このトラック判別情報をドライバコントローラ46
に出力する。また、ADIPデコーダ110では、入力
されたグルーブ情報GFMをデコードしてディスク上の
絶対アドレス情報であるADIP信号を抽出し、ドライ
バコントローラ46に出力する。ドライバコントローラ
46では、上記トラック判別情報及びADIP信号に基
づいて、所要の制御処理を実行する。
【0065】CLVプロセッサ111には、イコライザ
/PLL回路104からクロックCLKと、ADIPバ
ンドパスフィルタ108を介したグルーブ情報GFMが
入力される。CLVプロセッサ111では、例えばグル
ーブ情報GFMに対するクロックCLKとの位相誤差を
積分して得られる誤差信号に基づき、CLVサーボ制御
のためのスピンドルエラー信号SPEを生成し、サーボ
プロセッサ112に対して出力する。なお、CLVプロ
セッサ111が実行すべき所要の動作はドライバコント
ローラ46によって制御される。
【0066】サーボプロセッサ112は、上記のように
して入力されたトラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FE、スピンドルエラー信号SPE、ドラ
イバコントローラ46からのトラックジャンプ指令、ア
クセス指令等に基づいて各種サーボ制御信号(トラッキ
ング制御信号、フォーカス制御信号、スレッド制御信
号、スピンドル制御信号等)を生成し、サーボドライバ
113に対して出力する。サーボドライバ113では、
サーボプロセッサ112から供給されたサーボ制御信号
に基づいて所要のサーボドライブ信号を生成する。ここ
でのサーボドライブ信号としては、二軸機構を駆動する
二軸ドライブ信号(フォーカス方向、トラッキング方向
の2種)、スレッド機構を駆動するスレッドモータ駆動
信号、スピンドルモータ52を駆動するスピンドルモー
タ駆動信号となる。このようなサーボドライブ信号がデ
ッキ部5に対して供給されることで、ディスク51に対
するフォーカス制御、トラッキング制御、及びスピンド
ルモータ52に対するCLV制御が行われることにな
る。
【0067】ディスク51に対して記録動作が実行され
る際には、例えば、ビデオ信号処理部3のデータ処理/
システムコントロール回路31からスクランブル/ED
Cエンコード回路115に対して記録データDATAr
が入力されることになる。このユーザ記録データDAT
Arは、例えば転送クロック発生回路121にて発生さ
れた転送クロックに同期して入力される。
【0068】スクランブル/EDCエンコード回路11
5では、例えば記録データDATArをバッファメモリ
42に書き込んで展開し、データスクランブル処理、E
DCエンコード処理(所定方式によるエラー検出符号の
付加処理)を施す。この処理の後、例えばECC処理回
路116によって、バッファメモリ42に展開させてい
る記録データDATArに対してRS−PC方式による
エラー訂正符号を付加するようにされる。ここまでの処
理が施された記録データDATArは、バッファメモリ
42から読み出されて、データバス114を介してRL
L(1,7)変調回路118に供給される。
【0069】RLL(1,7)変調回路118では、入
力された記録データDATArについてRLL(1,
7)変調処理を施し、このRLL(1,7)符号列とし
ての記録データを磁気ヘッド駆動回路119に出力す
る。
【0070】ところで、MD−DATA2フォーマット
では、ディスクに対する記録方式として、いわゆるレー
ザストローブ磁界変調方式を採用している。レーザスト
ローブ磁界変調方式とは、記録データにより変調した磁
界をディスク記録面に印加すると共に、ディスクに照射
すべきレーザ光を記録データに同期してパルス発光させ
る記録方式をいう。このようなレーザストローブ磁界変
調方式では、ディスクに記録されるピットエッジの形成
過程が磁界の反転速度等の過渡特性に依存せず、レーザ
パルスの照射タイミングによって決定される。このた
め、例えば単純磁界変調方式(レーザ光をディスクに対
して定常的に照射すると共に記録データにより変調した
磁界をディスク記録面に印加するようにした方式)と比
較して、レーザストローブ磁界変調方式では、記録ピッ
トのジッタをきわめて小さくすることが容易に可能とさ
れる。つまり、レーザストローブ磁界変調方式は、高密
度記録化に有利な記録方式とされるものである。
【0071】メディアドライブ部4の磁気ヘッド駆動回
路119では、入力された記録データにより変調した磁
界が磁気ヘッド54からディスク51に印加されるよう
に動作する。また、RLL(1,7)変調回路118か
らレーザドライバ120に対しては、記録データに同期
したクロックを出力する。レーザドライバ120は、入
力されたクロックに基づいて、磁気ヘッド54により磁
界として発生される記録データに同期させたレーザパル
スがディスクに対して照射されるように、光学ヘッド5
3のレーザダイオードを駆動する。この際、レーザダイ
オードから発光出力されるレーザパルスとしては、記録
に適合する所要のレーザパワーに基づくものとなる。こ
のようにして、本例のメディアドライブ部4により上記
レーザストローブ磁界変調方式としての記録動作が可能
とされる。
【0072】5.レンズの汚れ検出及びメッセージ出力
の概要 続いて、上記構成による本実施の形態のビデオカメラに
よるカメラレンズ201の汚れの検出と、この検出情報
に基づくユーザに対するメッセージ出力について概略的
に説明する。なお、ここでいうカメラレンズの「汚れ」
とは、カメラレンズ201に付着した指紋などのいわゆ
る汚れのみではなく、例えばカメラレンズ201に付着
したゴミなどによる汚れも含まれる。
【0073】カメラレンズ201に何らかの汚れが付着
しているとすると、このカメラレンズ201の汚れは撮
像画像に現れるものである。そこで、本実施の形態で
は、カメラレンズ201に付着した汚れの有無を、ビデ
オ信号処理部3における信号処理の過程で得られる信号
処理結果に基づいて検出するように構成される。なお、
具体的な検出方法については後述する。
【0074】そして、カメラレンズ201に汚れが付着
していることが検出されると、本実施の形態では、レン
ズに汚れが付着していることを告知するメッセージとし
て、ユーザにカメラレンズ201のクリーニング(清
掃)を促すメッセージを出力するようにされる。
【0075】ここで、カメラレンズ201のクリーニン
グを促すメッセージの出力形態としては次のような形態
が考えられる。1つは、ビューファインダ204及び表
示部6Aの少なくとも何れか一方に対して、カメラレン
ズ201のクリーニングを促すメッセージを表示させる
ことである。例えば図7に示すようにして、モニタ画像
が表示されているとされるビューファインダ204又は
表示部6Aの表示画面に対して、カメラレンズ201の
クリーニングを促すメッセージ表示MSSを表示させる
ようにする。ここでは、メッセージ表示MSSとして
「レンズをクリーニングしてください」という文字によ
るメッセージがスーパインポーズにより表示されている
状態が示されている。
【0076】なお、メッセージ表示MSSとしては、図
7に示すような形態に限定されるものではなく、例えば
ユーザがカメラレンズ201のクリーニングが促されて
いることを感覚的に理解できるような形態によるシンボ
ル表示とすることも考えられる。また、メッセージ表示
MSSを点滅表示させたりすれば、ユーザがビューファ
インダ204又は表示部6Aを覗いている限り、より確
実にメッセージ表示MSSを認識することができること
にもなる。
【0077】また、メッセージ表示MSSは、ビューフ
ァインダ204及び表示部6Aの少なくとも何れか一方
に対して表示させるものであると先に述べたが、実際に
ビューファインダ204又は表示部6Aの何れか一方に
のみ表示させる構成を採る場合には、撮影時には、ユー
ザは表示部6Aを見るよりもビューファインダ204を
覗きながら撮像画像のモニタを行っている機会の方が多
いので、どちらかといえば、ビューファインダ204に
対してメッセージ表示MSSを表示させる方がユーザの
使い勝手上は好ましいことになる。
【0078】カメラレンズ201のクリーニングを促す
メッセージの出力形態としてのもう1つの形態は、音声
により出力させることである。この場合には、例えば、
撮像画像データがビデオ信号処理部3に供給されている
動作状態の下で、カメラレンズ201に汚れが付着して
いることが検出されると、スピーカ205から音声によ
りカメラレンズ201のクリーニングを促すメッセージ
を出力させるようにすることになる。
【0079】ここでの、音声としてのメッセージの出力
形態としては、特定の音色やリズムによるビープ音とさ
れてもよいし、例えば「レンズをクリーニングしてくだ
さい」などの人の話し声により出力させてもよい。
【0080】6.レンズの汚れの検出方法 続いて、本実施の形態におけるレンズの汚れの検出方法
について説明する。図8(a)は、ビデオ信号処理部3
において得られる撮像画像データとして、例えば1フィ
ールド分のサンプル画像を模式的に示している。ここ
で、図8(a)に示すサンプル画像の状態は、カメラレ
ンズ201に汚れが付着していない状態に対応するもの
とされる。そして、図8(b)は、図8(a)において
示される走査線に対応するラインデータの周波数特性を
模式的に示しているものとされる。
【0081】例えば、ビデオ信号処理部3においては、
画像データの圧縮符号化のために、動き検出回路35に
おいて、上記サンプル画像ごとに動き検出を行うものと
される。ここで、図8(a)における白と黒の格子によ
り表される部分は、カメラレンズ201の汚れを除く撮
像画像を示しているものとされる。一般に、ビデオカメ
ラにより撮影して得られる撮像画像は、その撮影の時間
経過に従って何らかの動きが検出されるものであり、従
って、動き検出回路35においては、図8(a)に示す
サンプル画像のほぼ全領域について何らかの動きのある
ことを検出することになる。
【0082】また、サンプル画像においてカメラレンズ
201の汚れに相当するような画像部分が無いとされる
場合には、実際の画像内容にも依るのであるが、傾向と
して、例えばラインデータの周波数特性として、図8
(b)に示すようにして、或る所定の周波数近辺にてピ
ークが得られるような結果が検出されることが分かって
いる。
【0083】一方、図8(c)には、カメラレンズ20
1に汚れが付着している状態のサンプル画像が示されて
いる。ここでは、サンプル画像内において白抜きの矢印
Aで示す白丸の部分がカメラレンズ201の汚れが原因
となって得られた画像部分とされる。図8(d)は、図
8(c)において示される走査線に対応するラインデー
タの周波数特性を模式的に示しているものとされる。
【0084】図8(d)に示すような、カメラレンズ2
01に汚れが付着している状態のサンプル画像について
動き検出回路35により動き検出を行った場合には、例
えば、白と黒の格子により表される画像部分について、
何らかの動きが検出されるとされるのに対して、矢印A
で示す白丸の画像部分は、動きなしと検出される状態が
継続することになる。つまり、サンプル画像に対する動
き検出回路35の処理経過の進行に関わらず、矢印Aで
示す白丸の画像部分は動きの検出されない「固定パター
ン」として認識されることになる。
【0085】また、カメラレンズ201に汚れが付着し
ている画像部分は、例えばレンズの焦点等の関係によ
り、ピントがぼけたような画像状態となる傾向にある。
このため、カメラレンズ201に汚れが付着しているサ
ンプル画像の周波数特性としては、例えば図8(d)に
示すようにして、本来の画像に対応する周波数帯域のピ
ークの他に、レンズの汚れにより生じる画像部分に固有
となるような本来の画像に対応する周波数帯域よりも低
い周波数帯域Bにおいて、相応の振幅レベルが得られる
ことになる。
【0086】従って、ビデオ信号処理部3において撮像
画像データに基づいてカメラレンズ201に付着した汚
れの有無を判別するのには、第1の方法として、サンプ
ル画像において、ある特定の画像領域のみが動きの無い
固定パターンが検出されるか否かを判別し、この固定パ
ターンが検出されればレンズに汚れ有りと判定、固定パ
ターンが検出されなければレンズに汚れ無しと判定すれ
ばよいことになる。
【0087】第2の方法としては、サンプル画像を形成
する画素サンプルデータについての周波数特性を見て、
図8(d)の周波数帯域Bにおいて所定の閾値レベル以
上の振幅が検出されたときにはレンズに汚れ有りと判定
し、上記閾値レベル未満の振幅が検出されたときにはレ
ンズに汚れ無しと判定すればよいことになる。なお、周
波数帯域Bの閾値レベルの設定は、実際にカメラレンズ
201に付着した汚れが録画画像に及ぼす影響の程度に
応じて適切な値が設定されればよい。
【0088】また、上記第1の判別方法と第2の判別方
法の何れを採用するのかも、実際の使用条件等に応じて
設定されればよいが、例えば検出精度を高めようとする
のであれば、上記第1の判別方法と第2の判別方法との
両者の判別結果に従って、最終的な判別結果を得るよう
に構成することも当然可能である。
【0089】7.処理動作 次に、これまでの説明を踏まえて、本実施の形態のビデ
オカメラによるレンズの汚れの検出と、この検出結果に
応じたメッセージ出力を実現するための構成について図
9を参照して説明する。なお、この処理は、例えばビデ
オコントローラ38の全体制御に基づいて、データ処理
/システムコントロール回路31が、MPEG2ビデオ
信号処理回路33及び動き検出回路35に対する所要の
制御処理、及び所要の信号処理を実行することにより実
現される。
【0090】ここでは、カメラブロック2からビデオ信
号処理部3に対して撮像画像データが供給されて、ビデ
オ信号処理部3における画像信号処理が可能とされてい
る動作状態(例えばスタンバイモードや、録画モードと
されている状態)のもとで、先ず、ステップS101に
おいて、データ処理/システムコントロール回路31
が、MPEG2エンコーダ(ここではMPEG2ビデオ
信号処理回路33及び動き検出回路35により形成され
るものとする)における信号処理動作を監視するように
される。
【0091】ここで、MPEG2エンコーダにおいて
は、画像圧縮符号化処理を実行するための信号処理過程
として、撮像画像のサンプル画像データについての周波
数特性の解析を実行可能とされている。そこで、データ
処理/システムコントロール回路31では、ステップS
102において、MPEG2エンコーダにおいて実行さ
れた周波数特性の解析処理の結果情報を取り込むこと
で、撮像画像データの周波数特性を検出する処理を実行
する。ここでの検出結果は、後述するステップS104
における判定処理のために、例えばデータ処理/システ
ムコントロール回路31内のRAM等に一時保持され
る。なお、検出精度を高めるために、上記ステップS1
02の処理は、例えば或る複数枚のフィールド画像に対
応するサンプル画像データについて実行し、例えば、各
サンプル画像データについての検出情報から総合的に検
出結果を導き出すようにすることが好ましい。
【0092】続くステップS103においては、動き検
出回路35における動き検出情報を取り込むことで、図
8(c)により説明した固定パターンを検出する処理が
実行される。なお、ここでの検出結果も、次のステップ
S104における判定処理のために一時保持される。ま
た、このステップS103の処理も、検出精度の向上を
期して相応の時間長による期間にわたって実行されるこ
とが好ましい。
【0093】続くステップS104においては、上記ス
テップS102及びS103にて得られた検出結果を利
用して、カメラレンズ201に汚れが付着していると見
なすか否かの判定処理が行われる。
【0094】ここでの判定処理の実際としては、例えば
次のようにして行うことが考えられる。例えば、先のス
テップS102において検出した低域の周波数帯域Bの
レベルが閾値以上であるか否かを判別し、これと共に、
ステップS103の処理として固定パターンが検出され
たか否かを判別する。そして、周波数帯域Bのレベルが
閾値以上であると判別され、かつ、固定パターンが検出
された場合にカメラレンズ201に汚れ有りと判定を行
うようにする。これに対して、たとえ周波数帯域Bのレ
ベルが閾値以上であっても固定パターンが検出されなか
ったり、反対に、固定パターンが検出されても周波数帯
域Bのレベルが閾値以下であったような場合にはカメラ
レンズ201に汚れ有りと判定を行うようにするもので
ある。
【0095】但し、実際の撮像画像はその画像状態もま
ちまちであり、撮影状況によっては、動きの無い被写体
部分が多かったり、低い周波数帯域が現れやすい撮像画
像となることが考えられる。このため、上記ステップS
102及びS103の検出処理時において、ある期間に
わたる検出結果を持って、実際の被写体の状況を推測
し、この推測結果に応じてステップS104における判
定方法を変更するということも考えられる。
【0096】一例としてステップS103における検出
結果により、画像領域全体にあまり動きの無いことが検
出され、動きのない静物が大旨被写体となっていること
が予測されるような場合には、ステップS104におい
ては、判定要素をステップS102の周波数帯域の検出
情報に依存し、ステップS103における検出結果は補
助的に利用するようにして判定のための演算処理を実行
させる。このように、予測された被写体に応じて、ステ
ップS102及びS103の検出結果を判定要素として
の利用する比重を変更すれば、撮影状況の相違に関わら
ず精度の高い判定結果が得られる。
【0097】ステップS105においては、上記ステッ
プS104における判定結果として、カメラレンズ20
1に汚れ有り或いは無しの何れと判定されたかを判別
し、カメラレンズ201に汚れ有りとの判定結果が得ら
れている場合にはステップS106に進む。
【0098】ステップS106においては、ユーザにレ
ンズのクリーニングを促すためのメッセージを出力させ
るための制御処理して、この処理を終了させる。
【0099】上記ステップS106における実際の制御
処理は、実際のメッセージの出力形態によって異なる。
つまり、前述したようにビューファインダ204或いは
表示部6Aに対してメッセージ表示MSSを表示させる
のであれば、データ処理/システムコントロール回路3
1において、ビューファインダ204又は表示部6Aに
モニタ画像を表示させるための表示用画像データに対し
て、メッセージ表示MSSの画像データをマッピングす
るように合成して、ビューファインダドライブ部20
7、ビデオD/Aコンバータ61→表示コントローラ6
2に供給する。また、メッセージを音声により出力する
のであれば、データ処理/システムコントロール回路3
1により、スピーカ205により出力させるべきメッセ
ージ音声の音声信号データを生成し、音声圧縮エンコー
ダ/デコーダ37を介してスピーカ205の前段にある
D/Aコンバータ65に供給するように処理を実行する
ことになる。この場合には、データ処理/システムコン
トロール回路31は、メッセージ音声のための音声波形
データを記憶している構成を採ることになる。
【0100】一方、ステップS105においてカメラレ
ンズ201に汚れ無しとの判定結果が得られた場合に
は、そのままこの処理を終了することになる。
【0101】なお、本発明は上記した構成に限定される
ものではない。例えば、本実施の形態では、レンズの汚
れ検出に利用する画像信号処理回路系として、MPEG
2方式による画像データ圧縮処理系を備えた構成とされ
ているが、例えば他の動画像データの圧縮符号化が可能
な方式が採用されて構わない。また、静止画データ及び
音声データについての圧縮方式も、本実施の形態として
例示したもの(JPEG,ATRAC2等)に限定され
る必要も特にない。
【0102】また、上記実施の形態は、ディスクに対応
して記録再生を行う記録再生装置を備えたビデオカメラ
を例としたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、テープメディア等の他の種類の記録媒体に対応した
ビデオデッキを備えたビデオカメラ等にも適用が可能で
ある。更には、レンズの汚れを検出可能な構成を有する
信号処理回路が備えられる限り、ビデオ信号記録再生部
とは独立的に構成された単体の撮像装置(カメラ装置)
に対しても本発明の構成の適用は可能である。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、例えば、
撮像装置に備えられた画像圧縮符号化処理回路が実行す
る動き検出処理により検出される画像データの固定パタ
ーン、及び画像データにおいてレンズの汚れに相当する
所定の周波数帯域のレベル検出結果等に基づいて、レン
ズに付着した汚れの有無を判別し、汚れがあった場合に
は、例えばユーザにレンズのクリーニングを促す旨のメ
ッセージを、表示や音声等によって出力するようにされ
る。これにより、ビデオカメラに対して、実際のレンズ
の汚れの状態をユーザに告知するという機能が与えられ
ることになる。このため、撮像画像の録画に際してレン
ズに汚れが付着している場合には、ユーザはこれをメッ
セージ出力により直ちに知ることができるため、ほぼ常
にレンズの汚れによるノイズのない良好な画像を録画す
ることができることになる。つまり、レンズに付着した
汚れが原因となるような録画の失敗は未然に防止するこ
とが可能になる。
【0104】また、レンズの汚れの検出のためには、撮
像画像の画像データを記録媒体に記録するため設けられ
ている圧縮符号化処理回路の信号処理過程で得られる検
出結果を利用するので、特にレンズの汚れの検出のため
の構成を別途設ける必要はなく、内部のソフトウェアの
処理によって、低コストで簡易に実現できるという効果
も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のビデオカメラに対応する
ディスクのトラック構造を示す説明図である。
【図2】実施の形態のビデオカメラに対応するディスク
のトラック部分を拡大して示す説明図である。
【図3】実施の形態のビデオカメラに対応するディスク
の仕様を示す説明図である。
【図4】実施の形態のビデオカメラの内部構成のブロッ
ク図である。
【図5】実施の形態のビデオカメラのメディアドライブ
部の内部構成のブロック図である。
【図6】実施の形態のビデオカメラの側面図、平面図、
及び背面図である。
【図7】レンズのクリーニングを促すメッセージを表示
出力する場合の表示形態例を示す説明図である。
【図8】画像データに対する信号処理を利用してレンズ
の汚れを検出するための原理を示す説明図である。
【図9】レンズの汚れ検出及び検出結果に応じたメッセ
ージ出力を実現するための処理動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 レンズブロック、2 カメラブロック、3 ビデオ
信号処理部、4 メディアドライブ部、5 デッキ部、
6 表示/画像/音声入出力部、6A 表示部、7 操
作部、8 外部インターフェイス、9 電源ブロック、
11 光学系、12 モータ部、21 CCD、22
サンプルホールド/AGC回路、23A/Dコンバー
タ、24 タイミングジェネレータ、25 カメラコン
トローラ、31 データ処理/システムコントロール回
路、32 バッファメモリ、33ビデオ信号処理回路、
34 メモリ、35 動き検出回路、36 メモリ、3
7 音声圧縮エンコーダ/デコーダ、38 ビデオコン
トローラ、41 MD−DATA2エンコーダ/デコー
ダ、42 バッファメモリ、43 二値化回路、44
RF信号処理回路、45 サーボ回路、46 ドライバ
コントローラ、51 ディスク、52 スピンドルモー
タ、53 光学ヘッド、54 磁気ヘッド、55 スレ
ッドモータ、61 ビデオD/Aコンバータ、62 表
示コントローラ、63 コンポジット信号処理回路、6
4 A/Dコンバータ、65 D/Aコンバータ、66
アンプ、101 RFアンプ、103 AGC/クラ
ンプ回路、104 イコライザ/PLL回路、105
ビタビデコーダ、106 RLL(1,7)復調回路、
107 マトリクスアンプ、108 ADIPバンドパ
スフィルタ、109 A/Bトラック検出回路、110
ADIPデコーダ、111 CLVプロセッサ、11
2 サーボプロセッサ、113 サーボドライバ、11
4 データバス、115 スクランブル/EDCエンコ
ード回路、116 ECC処理回路、117 デスクラ
ンブル/EDCデコード回路、118RLL(1,7)
変調回路、119 磁気ヘッド駆動回路、120 レー
ザドライバ、121 転送クロック発生回路、201
カメラレンズ、202マイクロフォン、203 ディス
クスロット、204 ビューファインダ、205 スピ
ーカ、207 ビューファインダドライブ部、300
メインダイヤル、301レリーズキー、304 ズーム
キー、305 イジェクトキー、306 再生キー、3
07 停止キー、308,309 サーチキー、Ld
ランド、NWGノンウォブルドグルーブ、WG ウォブ
ルドグルーブ、Tr・A,Tr・Bトラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像画像光を得るためのレンズ手段を備
    えた光学系と、 上記撮像画像光に基づいて得られる画像データに対する
    信号処理として、圧縮符号化処理を含む所要の信号処理
    を実行することのできる画像信号処理手段と、 上記画像信号処理手段による信号処理が施された画像デ
    ータを所定の記録媒体に記録することのできる記録手段
    と、 上記画像信号処理手段により実行される所定の信号処理
    結果に基づいて、上記レンズ手段に汚れが付着している
    か否かを判別する汚れ判別手段と、 上記汚れ判別手段により上記レンズ手段に汚れが付着し
    ていると判別された場合に、所定の出力形態によりメッ
    セージを出力するメッセージ出力手段と、 を備えていることを特徴とするビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】 上記汚れ判別手段は、 上記画像信号処理手段が実行する信号処理である動き検
    出処理によって得られる画像データにおける固定パター
    ンについての検出情報に基づいて、上記レンズ手段に汚
    れが付着しているか否かを判別するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記汚れ判別手段は、 上記画像信号処理手段の信号処理として検出される、画
    像データにおける所定の周波数帯域のレベル状態に基づ
    いて、上記レンズ手段に汚れが付着しているか否かを判
    別するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のビデオカメラ装置。
JP10034582A 1998-02-17 1998-02-17 ビデオカメラ装置 Withdrawn JPH11234543A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1324397C (zh) * 2002-04-03 2007-07-04 佳能株式会社 摄影装置以及动作处理方法
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