JPH11236386A - 3−セフェム化合物の製造法 - Google Patents
3−セフェム化合物の製造法Info
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- JPH11236386A JPH11236386A JP10055981A JP5598198A JPH11236386A JP H11236386 A JPH11236386 A JP H11236386A JP 10055981 A JP10055981 A JP 10055981A JP 5598198 A JP5598198 A JP 5598198A JP H11236386 A JPH11236386 A JP H11236386A
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- JP
- Japan
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- group
- compound
- metal
- substituent
- reduction potential
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Cephalosporin Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ハロゲン化β−ラクタム化合物より、広範囲な
抗菌スペクトルを有する3−セフェム化合物を簡便な反
応操作で容易に製造する技術を提供する。 【解決手段】式(1)のハロゲン化β−ラクタム化合物
を標準酸化還元電位が−0.3(V/SCE)以下の金
属の少なくとも等モル量及び前記金属よりも高い標準酸
化還元電位を有する金属化合物存在下にR5−CH2X
(式中R5は置換基を有していても良い1−アルケニル
基、Xはハロゲン原子。)の有機ハライド化合物と反応
させて、式(3)の3−セフェム化合物を製造する方
法。 (式中R1は水素原子、R2は水素原子、R3は水素原子
又はカルボン酸保護基、R4は置換基を有していてもよ
いアリール基、mは0〜2、Xはハロゲン原子、Yはハ
ロゲン原子又は脱離基。)
抗菌スペクトルを有する3−セフェム化合物を簡便な反
応操作で容易に製造する技術を提供する。 【解決手段】式(1)のハロゲン化β−ラクタム化合物
を標準酸化還元電位が−0.3(V/SCE)以下の金
属の少なくとも等モル量及び前記金属よりも高い標準酸
化還元電位を有する金属化合物存在下にR5−CH2X
(式中R5は置換基を有していても良い1−アルケニル
基、Xはハロゲン原子。)の有機ハライド化合物と反応
させて、式(3)の3−セフェム化合物を製造する方
法。 (式中R1は水素原子、R2は水素原子、R3は水素原子
又はカルボン酸保護基、R4は置換基を有していてもよ
いアリール基、mは0〜2、Xはハロゲン原子、Yはハ
ロゲン原子又は脱離基。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3−セフェム化合
物の製造法に関する。本発明の方法で得られる3−セフ
ェム化合物は広範囲な抗菌スペクトルを有する抗菌剤
(例えば、特開昭48−19593号および特開平1−
313482号など)の中間体として有用である。
物の製造法に関する。本発明の方法で得られる3−セフ
ェム化合物は広範囲な抗菌スペクトルを有する抗菌剤
(例えば、特開昭48−19593号および特開平1−
313482号など)の中間体として有用である。
【0002】
【従来の技術】特開昭48−19593号には、3−ハ
ロゲノメチルセファロスポリン化合物より誘導した3−
ホスホラニリデンエチルセファロスポリン化合物とカル
ボニル化合物とのカップリングによる3−置換アリルセ
フェム化合物の合成法が示されている。本反応では一
旦、ホスホラニリデンエチルセファロスポリン化合物を
経由しなければならず工業的に有為な方法とはいいがた
い。また、3−トリフルオロメタンスルホニルオキシセ
フェム(4)或いは3−クロロメチルセフェム(5)と
有機錫化合物とのパラジウム触媒を用いるカップリング
反応が報告されている(ジャーナル オブ オーガニッ
ク ケミストリー、55、p5833〜5847、19
90)。
ロゲノメチルセファロスポリン化合物より誘導した3−
ホスホラニリデンエチルセファロスポリン化合物とカル
ボニル化合物とのカップリングによる3−置換アリルセ
フェム化合物の合成法が示されている。本反応では一
旦、ホスホラニリデンエチルセファロスポリン化合物を
経由しなければならず工業的に有為な方法とはいいがた
い。また、3−トリフルオロメタンスルホニルオキシセ
フェム(4)或いは3−クロロメチルセフェム(5)と
有機錫化合物とのパラジウム触媒を用いるカップリング
反応が報告されている(ジャーナル オブ オーガニッ
ク ケミストリー、55、p5833〜5847、19
90)。
【0003】
【化3】 (式中R1、R2、R3は後記に同じ。)
【0004】
【化4】 (式中R1、R2、R3は後記に同じ。)
【0005】しかしこれらの製造方法は、工業的に使用
困難な有機錫化合物を化学量論量以上用いなければなら
ず、また高価なパラジウム触媒を用いなければならない
ばかりか、化合物(4)の合成に際し工業的に扱いにく
いトリフルオロメタンスルホン酸無水物を用いなければ
ならない等の問題も抱えている。また、ペニシリンを出
発原料とする3−セフェム化合物の製造法としてアレニ
ルβ−ラクタム化合物を用いる方法も報告されている
(特開平7−133279号)が、この方法では不安定
なアレニルβ−ラクタム化合物を取り扱う必要があり、
工業的に有利な製造方法としては難点がある。
困難な有機錫化合物を化学量論量以上用いなければなら
ず、また高価なパラジウム触媒を用いなければならない
ばかりか、化合物(4)の合成に際し工業的に扱いにく
いトリフルオロメタンスルホン酸無水物を用いなければ
ならない等の問題も抱えている。また、ペニシリンを出
発原料とする3−セフェム化合物の製造法としてアレニ
ルβ−ラクタム化合物を用いる方法も報告されている
(特開平7−133279号)が、この方法では不安定
なアレニルβ−ラクタム化合物を取り扱う必要があり、
工業的に有利な製造方法としては難点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、安価
なペニシリンを出発原料とする短い反応工程で容易に誘
導し得るハロゲン化β−ラクタム化合物より、広範囲な
抗菌スペクトルを有する3−セフェム化合物を簡便な反
応操作、また、工業的に有利な反応条件により容易に製
造しうる新規な技術を提供することにある。
なペニシリンを出発原料とする短い反応工程で容易に誘
導し得るハロゲン化β−ラクタム化合物より、広範囲な
抗菌スペクトルを有する3−セフェム化合物を簡便な反
応操作、また、工業的に有利な反応条件により容易に製
造しうる新規な技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(1)
で表されるハロゲン化β−ラクタム化合物を標準酸化還
元電位が−0.3(V/SCE)以下の金属の少なくと
も等モル量及び前記金属よりも高い標準酸化還元電位を
有する金属化合物存在下に一般式(2)で表される有機
ハライド化合物と反応させて、一般式(3)で表される
3−セフェム化合物を得ることを特徴とする3−セフェ
ム化合物の製造法に係る。
で表されるハロゲン化β−ラクタム化合物を標準酸化還
元電位が−0.3(V/SCE)以下の金属の少なくと
も等モル量及び前記金属よりも高い標準酸化還元電位を
有する金属化合物存在下に一般式(2)で表される有機
ハライド化合物と反応させて、一般式(3)で表される
3−セフェム化合物を得ることを特徴とする3−セフェ
ム化合物の製造法に係る。
【0008】
【化5】 (式中R1は水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、又は
保護されたアミノ基を示す。R2は水素原子、ハロゲン
原子、低級アルコキシ基、低級アシル基、低級アルキル
基、水酸基又は保護された水酸基を置換基として有して
いても良い低級アルキル基、水酸基、又は保護された水
酸基を示す。R3は水素原子又はカルボン酸保護基を示
す。R4は置換基を有していてもよいアリール基または
置換基を有していてもよい含窒素芳香族複素環基を示
す。mは0〜2を示す、Xはハロゲン原子を示す。Yは
ハロゲン原子または脱離基を示す。)
保護されたアミノ基を示す。R2は水素原子、ハロゲン
原子、低級アルコキシ基、低級アシル基、低級アルキル
基、水酸基又は保護された水酸基を置換基として有して
いても良い低級アルキル基、水酸基、又は保護された水
酸基を示す。R3は水素原子又はカルボン酸保護基を示
す。R4は置換基を有していてもよいアリール基または
置換基を有していてもよい含窒素芳香族複素環基を示
す。mは0〜2を示す、Xはハロゲン原子を示す。Yは
ハロゲン原子または脱離基を示す。)
【0009】R5−CH2X (2) (式中R5は置換基を有していても良い1−アルケニル
基または置換基を有していても良いアリール基を示す。
Xはハロゲン原子を示す。)
基または置換基を有していても良いアリール基を示す。
Xはハロゲン原子を示す。)
【0010】
【化6】 (式中R1、R2、R3、R5は前記に同じ。)
【0011】本発明者は、本質的に合成困難な化合物を
出発原料とするのではなく、ペニシリンより容易に誘導
できるハロゲン化β−ラクタム化合物を出発原料に選び
ハロゲン原子の還元、脱離、付加、環化反応の一連の反
応が同時に進行する画期的な製造方法を見い出した。本
法ではアレニルβ−ラクタム化合物のように不安定な化
合物を出発物質とするのではなく、安定なハロゲン化β
−ラクタム化合物を用い、標準酸化還元電位が−0.3
(V/SCE)以下の金属の少なくとも等モル量及び前
記金属よりも高い標準酸化還元電位を有する金属化合物
存在下に、一般式(2)で表される有機ハライド化合物
と反応させることにより、還元、脱離、付加、環化反応
の一連の反応を同時に進行させ、一工程で目的の3−セ
フェム化合物を製造しうるという優れた反応形式を見い
出し、本発明を完成させるに至った。V/SCEは標準
カラメル電極を基準とした酸化還元電位を示す。
出発原料とするのではなく、ペニシリンより容易に誘導
できるハロゲン化β−ラクタム化合物を出発原料に選び
ハロゲン原子の還元、脱離、付加、環化反応の一連の反
応が同時に進行する画期的な製造方法を見い出した。本
法ではアレニルβ−ラクタム化合物のように不安定な化
合物を出発物質とするのではなく、安定なハロゲン化β
−ラクタム化合物を用い、標準酸化還元電位が−0.3
(V/SCE)以下の金属の少なくとも等モル量及び前
記金属よりも高い標準酸化還元電位を有する金属化合物
存在下に、一般式(2)で表される有機ハライド化合物
と反応させることにより、還元、脱離、付加、環化反応
の一連の反応を同時に進行させ、一工程で目的の3−セ
フェム化合物を製造しうるという優れた反応形式を見い
出し、本発明を完成させるに至った。V/SCEは標準
カラメル電極を基準とした酸化還元電位を示す。
【0012】本発明の方法によれば、簡便な操作により
且つ一工程で安定に、一般式(3)で表される目的の3
−セフェム化合物を製造することができる。また、目的
とするセフェム化合物を高収率かつ高純度で製造するこ
とができる。化合物(1)には炭素−炭素二重結合に基
づくシス体及びトランス体の両方が存在し、本発明では
両方が含まれる。
且つ一工程で安定に、一般式(3)で表される目的の3
−セフェム化合物を製造することができる。また、目的
とするセフェム化合物を高収率かつ高純度で製造するこ
とができる。化合物(1)には炭素−炭素二重結合に基
づくシス体及びトランス体の両方が存在し、本発明では
両方が含まれる。
【0013】本明細書において示される各基は、具体的
には各々次の通りである。ハロゲン原子としては、弗
素、塩素、臭素、ヨウ素などを例示できる。低級アルキ
ル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−
ブチル、tert−ブチルなどの直鎖又は分枝状のC1
〜C4アルキル基を例示できる。又、アリール基として
は、例えば、フェニル、トリル、ナフチルなどを例示で
きる。
には各々次の通りである。ハロゲン原子としては、弗
素、塩素、臭素、ヨウ素などを例示できる。低級アルキ
ル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−
ブチル、tert−ブチルなどの直鎖又は分枝状のC1
〜C4アルキル基を例示できる。又、アリール基として
は、例えば、フェニル、トリル、ナフチルなどを例示で
きる。
【0014】更にR1で示される保護されたアミノ基と
しては、Theodora W. Greene著の”Protective Gr
oups in Organic Synthesis、1981 by John Wi
ley& Sons. Inc."(以下、単に「文献」という)の
第7章(p218〜287)に記載されている各種の基
の他、フェノキシアセトアミド、p−メチルフェノキシ
アセトアミド、p−メトキシフェノキシアセトアミド、
p−クロロフェノキシアセトアミド、p−ブロモフェノ
キシアセトアミド、フェニルアセトアミド、p−メチル
フェニルアセトアミド、p−メトキシフェニルアセトア
ミド、 p−クロロフェニルアセトアミド、p−ブロモ
フェニルアセトアミド、フェニルモノクロロアセトアミ
ド、フェニルジクロロアセトアミド、フェニルヒドロキ
シアセトアミド、フェニルアセトキシアセトアミド、α
−オキソフェニルアセトアミド、チエニルアセトアミ
ド、ベンズアミド、p−メチルベンズアミド、p−t−
ブチルベンズアミド、p−メトキシベンズアミド、p−
クロロベンズアミド、p−ブロモベンズアミド、フェニ
ルグリシルアミド及びアミノ基の保護されたフェニルグ
リシルアミド、p−ヒドロキシフェニルグリシルアミド
及びアミノ基及び水酸基の一方又は両方が保護された
p−ヒドロキシフェニルグリシルアミド等のアミド類、
フタルイミド、ニトロフタルイミド等のイミド類を例示
できる。フェニルグリシルアミドおよび p−ヒドロキ
シフェニルグリシルアミドのアミノ基の保護基として
は、上記文献の第7章(p218〜287)に記載され
ている基を例示できる。又、p−ヒドロキシフェニルグ
リシルアミドの水酸基の保護基としては、上記文献の第
2章(p10〜72)に記載されている基を例示でき
る。
しては、Theodora W. Greene著の”Protective Gr
oups in Organic Synthesis、1981 by John Wi
ley& Sons. Inc."(以下、単に「文献」という)の
第7章(p218〜287)に記載されている各種の基
の他、フェノキシアセトアミド、p−メチルフェノキシ
アセトアミド、p−メトキシフェノキシアセトアミド、
p−クロロフェノキシアセトアミド、p−ブロモフェノ
キシアセトアミド、フェニルアセトアミド、p−メチル
フェニルアセトアミド、p−メトキシフェニルアセトア
ミド、 p−クロロフェニルアセトアミド、p−ブロモ
フェニルアセトアミド、フェニルモノクロロアセトアミ
ド、フェニルジクロロアセトアミド、フェニルヒドロキ
シアセトアミド、フェニルアセトキシアセトアミド、α
−オキソフェニルアセトアミド、チエニルアセトアミ
ド、ベンズアミド、p−メチルベンズアミド、p−t−
ブチルベンズアミド、p−メトキシベンズアミド、p−
クロロベンズアミド、p−ブロモベンズアミド、フェニ
ルグリシルアミド及びアミノ基の保護されたフェニルグ
リシルアミド、p−ヒドロキシフェニルグリシルアミド
及びアミノ基及び水酸基の一方又は両方が保護された
p−ヒドロキシフェニルグリシルアミド等のアミド類、
フタルイミド、ニトロフタルイミド等のイミド類を例示
できる。フェニルグリシルアミドおよび p−ヒドロキ
シフェニルグリシルアミドのアミノ基の保護基として
は、上記文献の第7章(p218〜287)に記載され
ている基を例示できる。又、p−ヒドロキシフェニルグ
リシルアミドの水酸基の保護基としては、上記文献の第
2章(p10〜72)に記載されている基を例示でき
る。
【0015】R2で示される低級アルコキシ基として
は、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イ
ソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−
ブトキシ、tert−ブトキシなどの直鎖又は分枝状の
C1〜C4アルコキシ基を例示できる。R2で示される低
級アシル基としては、例えば、ホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなどの直鎖又は分
枝状のC1〜C4アシル基を例示できる。R2で示される
水酸基又は保護された水酸基を置換基として有する低級
アルキル基の保護された水酸基、およびR2で示される
保護された水酸基の保護基としては、上記文献の第2章
(p10〜72)に記載されている基を例示できる。R
2で示される上記置換低級アルキル基は、水酸基又は上
記で示される保護された水酸基の中から選ばれる同一又
は異なる種類の置換基で、同一又は異なる炭素上に1つ
以上置換されていてもよい。
は、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イ
ソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−
ブトキシ、tert−ブトキシなどの直鎖又は分枝状の
C1〜C4アルコキシ基を例示できる。R2で示される低
級アシル基としては、例えば、ホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリルなどの直鎖又は分
枝状のC1〜C4アシル基を例示できる。R2で示される
水酸基又は保護された水酸基を置換基として有する低級
アルキル基の保護された水酸基、およびR2で示される
保護された水酸基の保護基としては、上記文献の第2章
(p10〜72)に記載されている基を例示できる。R
2で示される上記置換低級アルキル基は、水酸基又は上
記で示される保護された水酸基の中から選ばれる同一又
は異なる種類の置換基で、同一又は異なる炭素上に1つ
以上置換されていてもよい。
【0016】R3で示されるカルボン酸保護基として
は、上記文献の第5章(p152〜192)に記載され
ている各種の基の他、ベンジル基、p−メトキシベンジ
ル基、p−ニトロベンジル基、ジフェニルメチル基、ト
リクロロエチル基、tert−ブチル基等を例示でき
る。R4で示される置換基を有していてもよい含窒素芳
香族複素環基の含窒素芳香族複素環基としては、チアゾ
ール−2−イル、チアジアゾール−2−イル、ベンゾチ
アゾール−2−イル、オキサゾール−2−イル、ベンゾ
オキサゾール−2−イル、イミダゾール−2−イル、ベ
ンゾイミダゾール−2−イル、ピリミジル、ピリジル基
等を例示できる。
は、上記文献の第5章(p152〜192)に記載され
ている各種の基の他、ベンジル基、p−メトキシベンジ
ル基、p−ニトロベンジル基、ジフェニルメチル基、ト
リクロロエチル基、tert−ブチル基等を例示でき
る。R4で示される置換基を有していてもよい含窒素芳
香族複素環基の含窒素芳香族複素環基としては、チアゾ
ール−2−イル、チアジアゾール−2−イル、ベンゾチ
アゾール−2−イル、オキサゾール−2−イル、ベンゾ
オキサゾール−2−イル、イミダゾール−2−イル、ベ
ンゾイミダゾール−2−イル、ピリミジル、ピリジル基
等を例示できる。
【0017】R4で示されるアリール基または含窒素芳
香族複素環基に置換していてもよい置換基の種類として
は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、アリ
ール基、低級アルキル基、アミノ基、モノ低級アルキル
アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、メルカプト基、基
R6S−(R6は低級アルキル基又はアリール基)で表さ
れるアルキルチオ基又はアリールチオ基、ホルミルオキ
シ基、基R6COO−(R6は前記に同じ)で表されるア
シルオキシ基、ホルミル基、基R6CO−(R6は前記に
同じ)で表されるアシル基、基R6O−(R6は前記に同
じ)で表されるアルコキシ基又はアリールオキシ基、カ
ルボキシル基、基R6OCO−(R6は前記に同じ)で表
されるアルコキシカルボニル基又はアリールオキシカル
ボニル基などが例示できる。R4におけるアリール基又
は含窒素芳香族複素環基は、上記の置換基から選ばれる
1つ以上の同一又は異なる種類の置換基で置換されてい
てもよい。
香族複素環基に置換していてもよい置換基の種類として
は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、アリ
ール基、低級アルキル基、アミノ基、モノ低級アルキル
アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、メルカプト基、基
R6S−(R6は低級アルキル基又はアリール基)で表さ
れるアルキルチオ基又はアリールチオ基、ホルミルオキ
シ基、基R6COO−(R6は前記に同じ)で表されるア
シルオキシ基、ホルミル基、基R6CO−(R6は前記に
同じ)で表されるアシル基、基R6O−(R6は前記に同
じ)で表されるアルコキシ基又はアリールオキシ基、カ
ルボキシル基、基R6OCO−(R6は前記に同じ)で表
されるアルコキシカルボニル基又はアリールオキシカル
ボニル基などが例示できる。R4におけるアリール基又
は含窒素芳香族複素環基は、上記の置換基から選ばれる
1つ以上の同一又は異なる種類の置換基で置換されてい
てもよい。
【0018】R5で示される1−アルケニル基として
は、例えばビニル、1−メチルビニル、アレニル、1−
プロペニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル
−1−プロペニル、1−ブテニル、1−メチル−1−ブ
テニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−1−
ブテニル、1,2−ジメチル−1−ブテニル、1,3−ジ
メチル−1−ブテニル、2,3−ジメチル−1−ブテニ
ル、スチリルなどを例示できる。R5で示される1−ア
ルケニル基又はアリール基に置換していてもよい置換基
としては、上記R4において説明したアリール基または
含窒素芳香族複素環基に置換しても良い置換基がすべて
使用できる。R5における1−アルケニル基又はアリー
ル基は、上記の置換基から選ばれる1つ以上の同一又は
異なる種類の置換基で置換されていてもよい。
は、例えばビニル、1−メチルビニル、アレニル、1−
プロペニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル
−1−プロペニル、1−ブテニル、1−メチル−1−ブ
テニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−1−
ブテニル、1,2−ジメチル−1−ブテニル、1,3−ジ
メチル−1−ブテニル、2,3−ジメチル−1−ブテニ
ル、スチリルなどを例示できる。R5で示される1−ア
ルケニル基又はアリール基に置換していてもよい置換基
としては、上記R4において説明したアリール基または
含窒素芳香族複素環基に置換しても良い置換基がすべて
使用できる。R5における1−アルケニル基又はアリー
ル基は、上記の置換基から選ばれる1つ以上の同一又は
異なる種類の置換基で置換されていてもよい。
【0019】X及びYで示されるハロゲン原子としては
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を例示できる。Yで示され
る脱離基としては、置換基を有していてもよい低級アル
キルスルホニルオキシ基(例えばメタンスルホニルオキ
シ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、トリク
ロロメタンスルホニルオキシ基)、芳香族スルホニルオ
キシ基(例えばベンゼンスルホニルオキシ基、トルエン
スルホニルオキシ基)、ハロゲン化スルホニルオキシ基
(例えばフルオロスルホニルオキシ基)、低級アルキル
ホスホリルオキシ基(例えばトリメチルホスホリルオキ
シ基、トリエチルホスホリルオキシ基、トリブチルホス
ホリルオキシ基)、芳香族ホスホリルオキシ基(例えば
トリフェニルホスホリルオキシ基、トリトリルホスホリ
ルオキシ基)等を例示できる。
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を例示できる。Yで示され
る脱離基としては、置換基を有していてもよい低級アル
キルスルホニルオキシ基(例えばメタンスルホニルオキ
シ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、トリク
ロロメタンスルホニルオキシ基)、芳香族スルホニルオ
キシ基(例えばベンゼンスルホニルオキシ基、トルエン
スルホニルオキシ基)、ハロゲン化スルホニルオキシ基
(例えばフルオロスルホニルオキシ基)、低級アルキル
ホスホリルオキシ基(例えばトリメチルホスホリルオキ
シ基、トリエチルホスホリルオキシ基、トリブチルホス
ホリルオキシ基)、芳香族ホスホリルオキシ基(例えば
トリフェニルホスホリルオキシ基、トリトリルホスホリ
ルオキシ基)等を例示できる。
【0020】本発明の出発原料である一般式(1)で表
されるハロゲン化β−ラクタム化合物は、例えば、特開
平8−245573号(USSN 08/732,44
3)に示す方法で製造することができる。即ち一般式
(1)で表される化合物においてY=OHの化合物の、
この水酸基をハロゲン原子または脱離基と置換すること
により一般式(1)で表されるハロゲン化β−ラクタム
化合物が得られる。本発明では、一般式(1)で表され
るハロゲン化β−ラクタム化合物を、標準酸化還元電位
が−0.3(V/SCE)以下の金属の少なくとも等モ
ル量及び前記金属よりも高い標準酸化還元電位を有する
金属化合物存在下に一般式(2)で表される有機ハライ
ド化合物と反応させることにより、一般式(3)で表さ
れるセフェム化合物が得られる。一般式(2)で表され
る有機ハライド化合物の使用量としては、一般式(1)
の化合物1モルに対して通常1〜10モル、好ましくは
1〜4モル使用するのがよい。
されるハロゲン化β−ラクタム化合物は、例えば、特開
平8−245573号(USSN 08/732,44
3)に示す方法で製造することができる。即ち一般式
(1)で表される化合物においてY=OHの化合物の、
この水酸基をハロゲン原子または脱離基と置換すること
により一般式(1)で表されるハロゲン化β−ラクタム
化合物が得られる。本発明では、一般式(1)で表され
るハロゲン化β−ラクタム化合物を、標準酸化還元電位
が−0.3(V/SCE)以下の金属の少なくとも等モ
ル量及び前記金属よりも高い標準酸化還元電位を有する
金属化合物存在下に一般式(2)で表される有機ハライ
ド化合物と反応させることにより、一般式(3)で表さ
れるセフェム化合物が得られる。一般式(2)で表され
る有機ハライド化合物の使用量としては、一般式(1)
の化合物1モルに対して通常1〜10モル、好ましくは
1〜4モル使用するのがよい。
【0021】標準酸化還元電位が−0.3(V/SC
E)以下の金属としては、例えばマグネシウム、アルミ
ニウム、マンガン、亜鉛、鉄、ニッケル、錫、鉛等が例
示できるが、マンガンが好ましい。これら金属の形状と
しては特に制限はなく、粉状、板状、箔状、塊状、針状
等の広範囲の形態を適宜使用できるが、より好ましくは
粉状金属又は箔状金属を使用するのがよい。粉状金属の
粒子径は、広範囲で適宜使用できるが、10〜300メ
ッシュ程度のものを使用するのが好ましい。これらの金
属の使用量としては、一般式(1)の化合物1モルに対
して通常1〜50モル、好ましくは1〜10モル使用す
るのがよい。
E)以下の金属としては、例えばマグネシウム、アルミ
ニウム、マンガン、亜鉛、鉄、ニッケル、錫、鉛等が例
示できるが、マンガンが好ましい。これら金属の形状と
しては特に制限はなく、粉状、板状、箔状、塊状、針状
等の広範囲の形態を適宜使用できるが、より好ましくは
粉状金属又は箔状金属を使用するのがよい。粉状金属の
粒子径は、広範囲で適宜使用できるが、10〜300メ
ッシュ程度のものを使用するのが好ましい。これらの金
属の使用量としては、一般式(1)の化合物1モルに対
して通常1〜50モル、好ましくは1〜10モル使用す
るのがよい。
【0022】前記金属よりも高い標準酸化還元電位を有
する金属化合物としては、鉛化合物(例えばフッ化鉛、
塩化鉛、臭化鉛、沃化鉛、硝酸鉛、硫酸鉛、過塩素酸
鉛、ほう酸鉛、炭酸鉛、燐酸鉛等の無機塩鉛、酢酸鉛、
シュウ酸鉛、ステアリン酸鉛等の脂肪酸鉛、酸化鉛、水
酸化鉛等)、銅化合物(例えばフッ化銅、塩化銅、臭化
銅、沃化銅、硝酸銅、硫酸銅、過塩素酸銅、炭酸銅等の
無機塩銅、酢酸銅、シュウ酸銅等の脂肪酸銅、酸化銅、
水酸化銅等)、チタン化合物(例えばフッ化チタン、塩
化チタン、臭化チタン、沃化チタン、硝酸チタン、硫酸
チタン等)、ビスマス化合物(例えばフッ化ビスマス、
塩化ビスマス、臭化ビスマス、沃化ビスマス、硝酸ビス
マス、硫酸ビスマス、酸化ビスマス等)、ニッケル化合
物〔例えばフッ化ニッケル、塩化ニッケル、臭化ニッケ
ル、沃化ニッケル、硝酸ニッケル、硫酸ニッケル、過塩
素酸ニッケル、酢酸ニッケル等の脂肪酸ニッケル、
する金属化合物としては、鉛化合物(例えばフッ化鉛、
塩化鉛、臭化鉛、沃化鉛、硝酸鉛、硫酸鉛、過塩素酸
鉛、ほう酸鉛、炭酸鉛、燐酸鉛等の無機塩鉛、酢酸鉛、
シュウ酸鉛、ステアリン酸鉛等の脂肪酸鉛、酸化鉛、水
酸化鉛等)、銅化合物(例えばフッ化銅、塩化銅、臭化
銅、沃化銅、硝酸銅、硫酸銅、過塩素酸銅、炭酸銅等の
無機塩銅、酢酸銅、シュウ酸銅等の脂肪酸銅、酸化銅、
水酸化銅等)、チタン化合物(例えばフッ化チタン、塩
化チタン、臭化チタン、沃化チタン、硝酸チタン、硫酸
チタン等)、ビスマス化合物(例えばフッ化ビスマス、
塩化ビスマス、臭化ビスマス、沃化ビスマス、硝酸ビス
マス、硫酸ビスマス、酸化ビスマス等)、ニッケル化合
物〔例えばフッ化ニッケル、塩化ニッケル、臭化ニッケ
ル、沃化ニッケル、硝酸ニッケル、硫酸ニッケル、過塩
素酸ニッケル、酢酸ニッケル等の脂肪酸ニッケル、
【0023】テトラクロロニッケル(II)酸テトラエチ
ルアンモニウム、テトラブロモニッケル(II)酸テトラ
エチルアンモニウム、塩化ヘキサアンミンニッケル(I
I)、臭化ヘキサアンミンニッケル(II)、ジニトロテ
トラアンミンニッケル(II)、塩化トリス(エチレンジ
アミン)ニッケル(II)、硫酸トリス(エチレンジアミ
ン)ニッケル(II)、ジニトロビス(エチレンジアミ
ン)ニッケル(II)、過塩素酸ビス(N,N−ジメチル
エチレンジアミン)ニッケル(II)、ジクロロ(ビピリ
ジル)ニッケル(II)、ジブロモ(ビピリジル)ニッケ
ル(II)、クロロ(シクロペンタジエニル)(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)、ジクロロ(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)、ジブロモ(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)等のニッケル(II)錯
体、テトラキス(トリフェニルホスフィン)ニッケル
(0)、トリス(トリフェニルホスフィン)ニッケル
(0)、ニッケル(0)アセチルアセトナト、ニッケル
(0)ヘキサフルオロアセチルアセトナト等のニッケル
(0)錯体等〕などが例示できる。これらの金属化合物
は、一種類あるいは二種類以上混合して用いてもよく、
特にニッケル化合物を用いると反応收率が著しく改善さ
れる。
ルアンモニウム、テトラブロモニッケル(II)酸テトラ
エチルアンモニウム、塩化ヘキサアンミンニッケル(I
I)、臭化ヘキサアンミンニッケル(II)、ジニトロテ
トラアンミンニッケル(II)、塩化トリス(エチレンジ
アミン)ニッケル(II)、硫酸トリス(エチレンジアミ
ン)ニッケル(II)、ジニトロビス(エチレンジアミ
ン)ニッケル(II)、過塩素酸ビス(N,N−ジメチル
エチレンジアミン)ニッケル(II)、ジクロロ(ビピリ
ジル)ニッケル(II)、ジブロモ(ビピリジル)ニッケ
ル(II)、クロロ(シクロペンタジエニル)(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)、ジクロロ(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)、ジブロモ(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)等のニッケル(II)錯
体、テトラキス(トリフェニルホスフィン)ニッケル
(0)、トリス(トリフェニルホスフィン)ニッケル
(0)、ニッケル(0)アセチルアセトナト、ニッケル
(0)ヘキサフルオロアセチルアセトナト等のニッケル
(0)錯体等〕などが例示できる。これらの金属化合物
は、一種類あるいは二種類以上混合して用いてもよく、
特にニッケル化合物を用いると反応收率が著しく改善さ
れる。
【0024】これらの金属化合物は、一種の金属化合物
が一般式(1)の化合物1モルに対して通常0.0001
〜5モル、好ましくは0.001〜2モルとなるように
使用するのが良い。従って、例えば上記金属化合物を二
種類以上併用する場合には、二種類以上の金属化合物を
それぞれ上記の使用量で用いるのが良い。標準酸化還元
電位が−0.3(V/SCE)以下の金属と前記金属よ
りも高い標準酸化還元電位を有する金属化合物の組み合
わせの具体例としては、例えば、Al/Pb化合物、Al
/Bi化合物、Mn/Al化合物、Mn/Ni化合物、Mn/
Pb化合物、Zn/Pb化合物、Zn/Ni化合物、Mg/B
i化合物、Mg/Bi化合物、Mg/Cu化合物、Sn/Ti
化合物、Sn/Bi化合物、Sn/Sb化合物、Al/Pb/
Ni化合物等の組み合わせ、より好ましくはMn/Ni化
合物やAl/Pb/Ni化合物の組み合わせがあげられ
る。
が一般式(1)の化合物1モルに対して通常0.0001
〜5モル、好ましくは0.001〜2モルとなるように
使用するのが良い。従って、例えば上記金属化合物を二
種類以上併用する場合には、二種類以上の金属化合物を
それぞれ上記の使用量で用いるのが良い。標準酸化還元
電位が−0.3(V/SCE)以下の金属と前記金属よ
りも高い標準酸化還元電位を有する金属化合物の組み合
わせの具体例としては、例えば、Al/Pb化合物、Al
/Bi化合物、Mn/Al化合物、Mn/Ni化合物、Mn/
Pb化合物、Zn/Pb化合物、Zn/Ni化合物、Mg/B
i化合物、Mg/Bi化合物、Mg/Cu化合物、Sn/Ti
化合物、Sn/Bi化合物、Sn/Sb化合物、Al/Pb/
Ni化合物等の組み合わせ、より好ましくはMn/Ni化
合物やAl/Pb/Ni化合物の組み合わせがあげられ
る。
【0025】反応を効率よく進行せしめるために添加物
を加えることもできる。添加物としては、アルミニウム
化合物(例えばフッ化アルミニウム、塩化アルミニウ
ム、臭化アルミニウム、沃化アルミニウム等のハロゲン
化アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム
等)のようなルイス酸、シリル化剤(例えばトリメチル
シリルクロリド、O,N−ビストリメチルシリルアセト
アミド、ビストリメチルシリルウレア、ヘキサメチルジ
シラザン、ヘキサメチルジシラン等)、カルボン酸ハラ
イド(酢酸クロリド、クロル酢酸クロリド、アセトキシ
酢酸クロリド、アセト酢酸クロリド、酢酸ブロミド、蟻
酸クロリド、蟻酸ブロミド、プロパン酸クロリド等の置
換基を有していてもよいカルボン酸ハライド)、低級ア
ルキル炭酸ハライド(クロロ炭酸エチル等)、カルボン
酸無水物(無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸等)、スル
ホン酸ハライド(塩化メタンスルホニル等の塩化低級ア
ルキルスルホニル等、塩化ベンゼンスルホニル等の置換
基を有していてもよい塩化アリールスルホニル等、塩化
フルオロスルホニル等の塩化ハロゲノスルホニル等)、
スルホン酸無水物(メタンスルホン酸無水物、トリフル
オロメタンスルホン酸無水物等の置換基を有していても
よい低級アルキルスルホン酸無水物、ベンゼンスルホン
酸無水物等の置換基を有していてもよいアリールスルホ
ン酸無水物等)等が例示できる。これらは、単独もしく
は2種以上混合しても用いることもできるが、特に一般
式(1)の化合物1モルに対して、塩化アルミニウムも
しくは臭化アルミニウムのようなハロゲン化アルミニウ
ム化合物を0.5モル〜2モル用いると反応は著しく改
善される。
を加えることもできる。添加物としては、アルミニウム
化合物(例えばフッ化アルミニウム、塩化アルミニウ
ム、臭化アルミニウム、沃化アルミニウム等のハロゲン
化アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム
等)のようなルイス酸、シリル化剤(例えばトリメチル
シリルクロリド、O,N−ビストリメチルシリルアセト
アミド、ビストリメチルシリルウレア、ヘキサメチルジ
シラザン、ヘキサメチルジシラン等)、カルボン酸ハラ
イド(酢酸クロリド、クロル酢酸クロリド、アセトキシ
酢酸クロリド、アセト酢酸クロリド、酢酸ブロミド、蟻
酸クロリド、蟻酸ブロミド、プロパン酸クロリド等の置
換基を有していてもよいカルボン酸ハライド)、低級ア
ルキル炭酸ハライド(クロロ炭酸エチル等)、カルボン
酸無水物(無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸等)、スル
ホン酸ハライド(塩化メタンスルホニル等の塩化低級ア
ルキルスルホニル等、塩化ベンゼンスルホニル等の置換
基を有していてもよい塩化アリールスルホニル等、塩化
フルオロスルホニル等の塩化ハロゲノスルホニル等)、
スルホン酸無水物(メタンスルホン酸無水物、トリフル
オロメタンスルホン酸無水物等の置換基を有していても
よい低級アルキルスルホン酸無水物、ベンゼンスルホン
酸無水物等の置換基を有していてもよいアリールスルホ
ン酸無水物等)等が例示できる。これらは、単独もしく
は2種以上混合しても用いることもできるが、特に一般
式(1)の化合物1モルに対して、塩化アルミニウムも
しくは臭化アルミニウムのようなハロゲン化アルミニウ
ム化合物を0.5モル〜2モル用いると反応は著しく改
善される。
【0026】溶媒としては、例えば、ジメチルアセトア
ミド、ジメチルホルムアミド、1−メチル−2−ピロリ
ジノン、ヘキサメチルホスホリックトリアミド等のアミ
ド類、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニト
リル、イソブチロニトリル、バレロニトリル等のニトリ
ル類、ジメチルスルホキシド等、テトラヒドロフラン等
などが単独または二種以上混合して用いられてもよく、
また上記溶媒を主として、これに他の通常の溶媒、例え
ば、蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻酸プロピル、蟻酸ブチ
ル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチ
ル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチルなどの低
級アルキルカルボン酸の低級アルキルエステル類、ジエ
チルエーテル、エチルプロピルエーテル、エチルブチル
エーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジブチルエーテル、メチルセロソルブ、ジメトキシ
エタンなどのエーテル類、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等の環状エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロルベンゼン、アニソールなどの置換もしくは未
置換の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタンなどの炭化水素類、シクロペンタン、シク
ロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタンなどのシ
クロアルカン類、ジクロルメタン、クロロホルム、ジク
ロルエタン、トリクロルエタン、ジブロムエタン、プロ
ピレンジクロライド、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水
素類を併用した混合溶媒を用いることもできる。特に好
ましい溶媒としては、ジメチルホルムアミド、1−メチ
ル−2−ピロリジノン、ジメチルスルホキシドを主溶媒
とする混合溶媒が用いられる。
ミド、ジメチルホルムアミド、1−メチル−2−ピロリ
ジノン、ヘキサメチルホスホリックトリアミド等のアミ
ド類、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニト
リル、イソブチロニトリル、バレロニトリル等のニトリ
ル類、ジメチルスルホキシド等、テトラヒドロフラン等
などが単独または二種以上混合して用いられてもよく、
また上記溶媒を主として、これに他の通常の溶媒、例え
ば、蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻酸プロピル、蟻酸ブチ
ル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチ
ル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチルなどの低
級アルキルカルボン酸の低級アルキルエステル類、ジエ
チルエーテル、エチルプロピルエーテル、エチルブチル
エーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジブチルエーテル、メチルセロソルブ、ジメトキシ
エタンなどのエーテル類、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等の環状エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロルベンゼン、アニソールなどの置換もしくは未
置換の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタンなどの炭化水素類、シクロペンタン、シク
ロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタンなどのシ
クロアルカン類、ジクロルメタン、クロロホルム、ジク
ロルエタン、トリクロルエタン、ジブロムエタン、プロ
ピレンジクロライド、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水
素類を併用した混合溶媒を用いることもできる。特に好
ましい溶媒としては、ジメチルホルムアミド、1−メチ
ル−2−ピロリジノン、ジメチルスルホキシドを主溶媒
とする混合溶媒が用いられる。
【0027】これら溶媒の使用量は、一般式(1)の化
合物1kg当たり0.5〜200リットル程度、好ましく
は1〜50リットル程度とするのがよい。反応は通常−
10〜80℃、好ましくは0〜50℃の範囲で行なわれ
る。室温付近の反応温度でも本発明の反応は好適に進行
する。本発明により得られる一般式(3)の化合物は、
反応終了後、通常の抽出操作或いは晶析操作を行なうこ
とによりほぼ純品として得ることができるが、その他の
例えばクロマトグラフィー等の方法によっても勿論精製
することができる。
合物1kg当たり0.5〜200リットル程度、好ましく
は1〜50リットル程度とするのがよい。反応は通常−
10〜80℃、好ましくは0〜50℃の範囲で行なわれ
る。室温付近の反応温度でも本発明の反応は好適に進行
する。本発明により得られる一般式(3)の化合物は、
反応終了後、通常の抽出操作或いは晶析操作を行なうこ
とによりほぼ純品として得ることができるが、その他の
例えばクロマトグラフィー等の方法によっても勿論精製
することができる。
【0028】
【実施例】以下に実施例を挙げて詳しく説明する。 実施例1 マンガン粉末 71mg、 塩化アルミニウム 17.9mg、
ジクロロ(ビピリジル) ニッケル(II)4mg を秤取
り、これに、1−メチル−2−ピロリジノン 2mlに溶
かした一般式(1)の化合物(1a)(R1=フェニル
アセトアミド、R2=H、R3=p−メトキシベンジル、
R4=フェニル、m=2、X=Cl、Y=パラ−トルエン
スルホニルオキシ)100mgと一般式(2)の化合物
(2a)(R5=−CH=CH2,X=Br)24mgを加
える。室温で2時間攪拌反応した後、酢酸エチル、5%
塩酸を加えて抽出し、有機層を水、食塩水で洗浄する。
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し
て得られる濃縮残渣をシリカゲルカラム(トルエン/酢
酸エチル=2/1)で精製すると一般式(3)の化合物
(3a)(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、R3
=p−メトキシベンジル、R5=−CH=CH2)が48
mg得られた(収率90%)。
ジクロロ(ビピリジル) ニッケル(II)4mg を秤取
り、これに、1−メチル−2−ピロリジノン 2mlに溶
かした一般式(1)の化合物(1a)(R1=フェニル
アセトアミド、R2=H、R3=p−メトキシベンジル、
R4=フェニル、m=2、X=Cl、Y=パラ−トルエン
スルホニルオキシ)100mgと一般式(2)の化合物
(2a)(R5=−CH=CH2,X=Br)24mgを加
える。室温で2時間攪拌反応した後、酢酸エチル、5%
塩酸を加えて抽出し、有機層を水、食塩水で洗浄する。
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し
て得られる濃縮残渣をシリカゲルカラム(トルエン/酢
酸エチル=2/1)で精製すると一般式(3)の化合物
(3a)(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、R3
=p−メトキシベンジル、R5=−CH=CH2)が48
mg得られた(収率90%)。
【0029】1H NMR(200MHz,CDCl3) δ
2.88 (dd,J=7.3,13.9Hz,1H),3.
25(d,J=18.3Hz,1H),3.39(d,J=
18.3Hz,1H),3.36(dd,J=5.4,13.
9Hz,1H),3.58(d,J=17.0,1H),
3.68(d,J=17.0Hz,1H),3.79(s,3
H),4.90(d,J=4.8Hz,1H),5.05(d
d,J=1.2,16.0Hz,1H),5.12(d,J=
1.2Hz,1H),5.17(s,2H),5.75(dd
d,J=5.3,5.4,7.3,1H),5.76(dd,
J=4.8,9.0Hz,1H),6.16(d,J=9.0
Hz,1H),6.85〜7.40(m,9H)
2.88 (dd,J=7.3,13.9Hz,1H),3.
25(d,J=18.3Hz,1H),3.39(d,J=
18.3Hz,1H),3.36(dd,J=5.4,13.
9Hz,1H),3.58(d,J=17.0,1H),
3.68(d,J=17.0Hz,1H),3.79(s,3
H),4.90(d,J=4.8Hz,1H),5.05(d
d,J=1.2,16.0Hz,1H),5.12(d,J=
1.2Hz,1H),5.17(s,2H),5.75(dd
d,J=5.3,5.4,7.3,1H),5.76(dd,
J=4.8,9.0Hz,1H),6.16(d,J=9.0
Hz,1H),6.85〜7.40(m,9H)
【0030】実施例2 実施例1に於て、塩化アルミニウムを除いて実施例1と
同様に反応させると化合物(3a)(26mg、54%収
率)が得られた。 実施例3 実施例1に於て、1−メチル−2−ピロリジノンの代わ
りにN,N−ジメチルホルムアミドを用いて実施例1と
同様に反応させると化合物(3a)が79%で得られ
た。
同様に反応させると化合物(3a)(26mg、54%収
率)が得られた。 実施例3 実施例1に於て、1−メチル−2−ピロリジノンの代わ
りにN,N−ジメチルホルムアミドを用いて実施例1と
同様に反応させると化合物(3a)が79%で得られ
た。
【0031】実施例4〜9 実施例1に於て、化合物(1a)とR5として表1に示
す置換基を有する一般式(2)の化合物を用いて実施例
1と同様に反応させると対応する一般式(3)の化合物
(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、R3=p−
メトキシベンジル、R5は表1参照)が得られた。
す置換基を有する一般式(2)の化合物を用いて実施例
1と同様に反応させると対応する一般式(3)の化合物
(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、R3=p−
メトキシベンジル、R5は表1参照)が得られた。
【0032】
【表1】
【0033】実施例10 マンガン粉末 71mg、塩化アルミニウム 17.9mg、
ジクロロ(ビピリジル)ニッケル(II)4mgを秤取り、
これに1−メチル−2−ピロリジノン 2mlに溶かした
一般式(1)の化合物(1a)100mgと臭化ベンジル
〔一般式(2)の化合物、R5=Ph,X=Br〕30mg
を加える。室温で2時間攪拌反応した後、酢酸エチル、
5%塩酸を加えて抽出し、有機層を水、食塩水で洗浄す
る。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留
去して得られる濃縮残渣をシリカゲルカラム(トルエン
/酢酸エチル=2/1)で精製すると一般式(3)の化
合物(3f)(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、
R3=p−メトキシベンジル、R5=Ph)が48mg得ら
れた(収率90%)。
ジクロロ(ビピリジル)ニッケル(II)4mgを秤取り、
これに1−メチル−2−ピロリジノン 2mlに溶かした
一般式(1)の化合物(1a)100mgと臭化ベンジル
〔一般式(2)の化合物、R5=Ph,X=Br〕30mg
を加える。室温で2時間攪拌反応した後、酢酸エチル、
5%塩酸を加えて抽出し、有機層を水、食塩水で洗浄す
る。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留
去して得られる濃縮残渣をシリカゲルカラム(トルエン
/酢酸エチル=2/1)で精製すると一般式(3)の化
合物(3f)(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、
R3=p−メトキシベンジル、R5=Ph)が48mg得ら
れた(収率90%)。
【0034】1H NMR (200MHz,CDCl3)
δ 2.99 (dd,J=14.3,7.3Hz,1
H),3.26(d,J=18.3Hz,1H),3.42
(d,J=18.3Hz,1H),3.50(dd,J=1
4.3,6.3Hz,1H),3.62(s,2H),3.7
7(s,3H),4.91(d,J=4.8Hz,1H),
5.28(s,2H),5.75(dd,J=9.0,4.8
Hz,1H),6.34(d,J=9.0Hz,1H),6.
01〜6.45(m,2H),6.84〜7.40(m,1
4H)
δ 2.99 (dd,J=14.3,7.3Hz,1
H),3.26(d,J=18.3Hz,1H),3.42
(d,J=18.3Hz,1H),3.50(dd,J=1
4.3,6.3Hz,1H),3.62(s,2H),3.7
7(s,3H),4.91(d,J=4.8Hz,1H),
5.28(s,2H),5.75(dd,J=9.0,4.8
Hz,1H),6.34(d,J=9.0Hz,1H),6.
01〜6.45(m,2H),6.84〜7.40(m,1
4H)
【0035】実施例11〜14 実施例11に於て、化合物(1a)とR5として表2に
示す置換基を有する一般式(2)の化合物を用いて実施
例10と同様に反応させると対応する一般式(3)の化
合物(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、R3=p
−メトキシベンジル、R5は表2参照)が得られた。
示す置換基を有する一般式(2)の化合物を用いて実施
例10と同様に反応させると対応する一般式(3)の化
合物(R1=フェニルアセトアミド、R2=H、R3=p
−メトキシベンジル、R5は表2参照)が得られた。
【0036】
【表2】
【0037】実施例15〜18 実施例1に於て、化合物(1a)にかえて一般式(1)
の化合物(1j)(R1=フェニルアセトアミド、R2=
H、R3=ジフェニルメチル、R4=フェニル、m=2、
X=Cl、Y=パラ−トルエンスルホニルオキシ)を用
い実施例1と同様の反応を行うと、対応する一般式
(3)の化合物(R1=フェニルアセトアミド、R2=
H、R3=ジフェニルメチル、R5=は表3参照)が得ら
れた。
の化合物(1j)(R1=フェニルアセトアミド、R2=
H、R3=ジフェニルメチル、R4=フェニル、m=2、
X=Cl、Y=パラ−トルエンスルホニルオキシ)を用
い実施例1と同様の反応を行うと、対応する一般式
(3)の化合物(R1=フェニルアセトアミド、R2=
H、R3=ジフェニルメチル、R5=は表3参照)が得ら
れた。
【0038】
【表3】
【0039】実施例19〜22 実施例1に於て、化合物(1a)にかえて一般式(1)
の化合物(1n)(R1=フェニルアセトアミド、R2=
H、R3=p−メトキシベンジル、R4=2−ベンゾチア
ゾリル、m=2、X=Cl、Y=パラ−トルエンスルホ
ニルオキシ)を用い実施例1と同様の反応を行うと、対
応する一般式(3)の化合物(R1=フェニルアセトア
ミド、R2=H、R3=ジフェニルメチル、R5=は表4
参照)が得られた。
の化合物(1n)(R1=フェニルアセトアミド、R2=
H、R3=p−メトキシベンジル、R4=2−ベンゾチア
ゾリル、m=2、X=Cl、Y=パラ−トルエンスルホ
ニルオキシ)を用い実施例1と同様の反応を行うと、対
応する一般式(3)の化合物(R1=フェニルアセトア
ミド、R2=H、R3=ジフェニルメチル、R5=は表4
参照)が得られた。
【0040】
【表4】
【0041】本発明の化合物(3)から抗菌剤として有
用な特開平1−313482号に記載された化合物A
〔7−[D−2−アミノー(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド]ー3−(2−プロペニル)−3−セフェ
ムー4−カルボン酸〕までの合成ルートを以下に示す。
用な特開平1−313482号に記載された化合物A
〔7−[D−2−アミノー(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド]ー3−(2−プロペニル)−3−セフェ
ムー4−カルボン酸〕までの合成ルートを以下に示す。
【0042】
【化7】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、安価なペニシリンを出
発原料とする短い反応工程で容易に誘導し得るハロゲン
化β−ラクタム化合物より、広範囲な抗菌スペクトルを
有するセファロスポリン系抗菌剤の中間体として有用な
3−セフェム化合物を簡便な反応操作、また、工業的に
有利な反応条件により容易に製造することができる。
発原料とする短い反応工程で容易に誘導し得るハロゲン
化β−ラクタム化合物より、広範囲な抗菌スペクトルを
有するセファロスポリン系抗菌剤の中間体として有用な
3−セフェム化合物を簡便な反応操作、また、工業的に
有利な反応条件により容易に製造することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(1)で表されるハロゲン化β−
ラクタム化合物を標準酸化還元電位が−0.3(V/S
CE)以下の金属の少なくとも等モル量及び前記金属よ
りも高い標準酸化還元電位を有する金属化合物存在下に
一般式(2)で表される有機ハライド化合物と反応させ
て、一般式(3)で表される3−セフェム化合物を得る
ことを特徴とする3−セフェム化合物の製造法。 【化1】 (式中R1は水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、又は
保護されたアミノ基を示す。R2は水素原子、ハロゲン
原子、低級アルコキシ基、低級アシル基、低級アルキル
基、水酸基又は保護された水酸基を置換基として有して
いても良い低級アルキル基、水酸基、又は保護された水
酸基を示す。R3は水素原子又はカルボン酸保護基を示
す。R4は置換基を有していてもよいアリール基または
置換基を有していてもよい含窒素芳香族複素環基を示
す。mは0〜2を示す、Xはハロゲン原子を示す。Yは
ハロゲン原子または脱離基を示す。) R5−CH2X (2) (式中R5は置換基を有していても良い1−アルケニル
基または置換基を有していても良いアリール基を示す。
Xはハロゲン原子を示す。) 【化2】 (式中R1、R2、R3、R5は前記に同じ。) - 【請求項2】 標準酸化還元電位が−0.3(V/SC
E)以下の金属としてマンガンを、前記金属よりも高い
標準酸化還元電位を有する金属化合物としてニッケル化
合物を用いる請求項1記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055981A JPH11236386A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 3−セフェム化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055981A JPH11236386A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 3−セフェム化合物の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11236386A true JPH11236386A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13014269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10055981A Pending JPH11236386A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 3−セフェム化合物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11236386A (ja) |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP10055981A patent/JPH11236386A/ja active Pending
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