JPH11238862A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH11238862A
JPH11238862A JP10311412A JP31141298A JPH11238862A JP H11238862 A JPH11238862 A JP H11238862A JP 10311412 A JP10311412 A JP 10311412A JP 31141298 A JP31141298 A JP 31141298A JP H11238862 A JPH11238862 A JP H11238862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
circuit device
integrated circuit
semiconductor integrated
misfet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10311412A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Nakamura
吉孝 中村
Hideo Aoki
英雄 青木
Naoki Fukuda
直樹 福田
Hidekazu Goshima
秀和 五嶋
Isamu Asano
勇 浅野
Keizo Kawakita
惠三 川北
Satoru Yamada
悟 山田
Takeshi Tamaru
剛 田丸
Nobuyoshi Kobayashi
伸好 小林
Tadashi Umezawa
唯史 梅澤
Yoshikazu Ohira
義和 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10311412A priority Critical patent/JPH11238862A/ja
Priority to TW087120364A priority patent/TW407369B/zh
Priority to KR1019980055100A priority patent/KR19990063067A/ko
Publication of JPH11238862A publication Critical patent/JPH11238862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/09Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • H10B12/0335Making a connection between the transistor and the capacitor, e.g. plug
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor
    • H10B12/482Bit lines
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D1/00Resistors, capacitors or inductors
    • H10D1/01Manufacture or treatment
    • H10D1/041Manufacture or treatment of capacitors having no potential barriers
    • H10D1/042Manufacture or treatment of capacitors having no potential barriers using deposition processes to form electrode extensions
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D64/00Electrodes of devices having potential barriers
    • H10D64/01Manufacture or treatment
    • H10D64/011Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor
    • H10D64/0111Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor to Group IV semiconductors
    • H10D64/0112Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor to Group IV semiconductors using conductive layers comprising silicides
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P14/00Formation of materials, e.g. in the shape of layers or pillars
    • H10P14/40Formation of materials, e.g. in the shape of layers or pillars of conductive or resistive materials
    • H10P14/412Deposition of metallic or metal-silicide materials
    • H10P14/414Deposition of metallic or metal-silicide materials of metal-silicide materials
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W20/00Interconnections in chips, wafers or substrates
    • H10W20/01Manufacture or treatment
    • H10W20/031Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections
    • H10W20/064Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections by modifying the conductivity of conductive parts, e.g. by alloying
    • H10W20/066Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections by modifying the conductivity of conductive parts, e.g. by alloying by forming silicides of refractory metals
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W20/00Interconnections in chips, wafers or substrates
    • H10W20/01Manufacture or treatment
    • H10W20/031Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections
    • H10W20/069Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections by forming self-aligned vias or self-aligned contact plugs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビット線接続孔における多結晶シリコンプラ
グの凹凸を防止し、ビット線と多結晶シリコンプラグと
の接続部のシリサイド膜の横方向のエッチングを防止す
る。 【解決手段】 第1層配線18と同時に形成されるビッ
ト線BLを、チタン膜18aと窒化チタン膜18bとタ
ングステン膜18cとの積層膜とし、ビット線BLとプ
ラグ19との接続部に窒素または酸素を含むチタンシリ
サイド膜20を形成する。第1層配線18と半導体基板
1との接続部にも窒素または酸素を含むチタンシリサイ
ド膜20を形成できる。チタンシリサイド膜20に代え
て、窒素または酸素を含むタングステンシリサイド層、
窒素または酸素を含むコバルトシリサイド層、または、
コバルトシリサイド層とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)を有する半導体集積回路装置
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大容量メモリを代表する半導体メモリと
してDRAMがある。このDRAMのメモリ容量は益々
増大する傾向にあり、それに伴ってDRAMのメモリセ
ルの集積度を向上させる観点からメモリセルの専有面積
も縮小せざるを得ない方向に進んでいる。
【0003】しかし、DRAMのメモリセルにおける情
報蓄積用容量素子(以下単にキャパシタという)の蓄積
容量値は、DRAMの動作マージンやソフトエラー等を
考慮する観点から世代によらず一定量が必要であり、一
般に比例縮小できないことが知られている。
【0004】そこで、限られた小さな占有面積内に必要
な蓄積容量を確保できるようなキャパシタ構造の開発が
進められている。そのようなキャパシタの構造として、
クラウン形状等の立体的構造を有するポリシリコン等か
らなる下部電極に容量絶縁膜を介してプレート電極形成
する立体キャパシタ構造が採用されている。
【0005】立体キャパシタは、キャパシタ電極をメモ
リセルの選択MISFET(MetalInsulator Semicondu
ctor Field Effect Transistor ;以下単に選択MIS
FETという)の上層に配置する構造が一般的であり、
この場合、小さな占有面積で大きな蓄積容量を確保でき
るという特徴がある。
【0006】このような立体キャパシタ構造として、た
とえば特開平7−122654号公報に記載されている
技術、すなわちキャパシタをビット線の上方に配置す
る、いわゆるキャパシタ・オーバー・ビットライン(Cap
acitor Over Bitline;以下、COBと略す)構造が知ら
れている。
【0007】上記のCOB構造を有するDRAMは、半
導体基板上に選択MISFETおよび周辺回路のMIS
FETを形成し、層間絶縁膜を介してメモリセルの上部
にデータの書込み、読出しを行うためのビット線および
周辺回路の第1層配線が形成される。その後キャパシタ
が形成される。キャパシタは、蓄積電極(下部電極)、
容量絶縁膜、プレート電極(上部電極)を順次積層して
形成される。キャパシタの蓄積電極は、n型の不純物
(リン)をドープした多結晶シリコンで構成され、nチ
ャネル型で構成されたメモリセル選択MISFETの半
導体領域(ソース、ドレイン領域)の一方に接続され
る。プレート電極は、複数のメモリセルに共通の電極と
して構成され、所定の固定電位が供給される。
【0008】ビット線は、選択MISFETを覆う絶縁
膜に開孔された接続孔を通じて選択MISFETの半導
体領域(ソース、ドレイン領域)の一方に接続される。
この接続は、接続孔内に形成された多結晶シリコンプラ
グを介して行われる。選択MISFETの半導体領域の
他方はキャパシタに接続される。ビット線は、データの
書込み、読出し動作を高速化するために低抵抗のメタル
材料で構成される。
【0009】このようなDRAMでは、ビット線あるい
は周辺回路の第1層配線はタングステン(W)膜が用い
られる。ビット線および周辺回路の第1層配線をアルミ
ニウム(Al)に比べてエレクトロマイグレーション耐
性が高いタングステンで構成することは、微細化された
DRAMの配線寿命を確保する有効な対策となる。
【0010】しかし、一般に、配線と基板とが接触する
箇所では、配線を構成するメタル材料と基板を構成する
シリコンとが反応してシリサイド層が形成される。タン
グステン膜とシリコン基板とが反応してできるシリサイ
ド(タングステンシリサイド)層は基板に及ぼすストレ
スが大きい。従って、ビット線あるいは周辺回路の第1
層目の配線をタングステン膜で構成する場合は、シリコ
ン基板と反応したときにストレスの小さいシリサイド層
を形成するようなメタル膜をタングステン膜の下層に設
ける必要がある。
【0011】このようなストレスの小さいシリサイド層
を形成するようなメタル膜として、上記公報ではチタン
(Ti)膜が例示されている。チタン膜は、絶縁膜に対
する接着性が良好で、しかもシリコン基板と反応したと
きに形成されるチタンシリサイド(TiSix ,x≦
2)層は、基板に及ぼすストレスが小さい。このことか
ら、チタンシリサイドは、タングステン膜の下層に設け
るメタル膜として好適な材料である。
【0012】また、周辺回路を構成するMISFETの
半導体領域(ソース、ドレイン領域)と第1層目の配線
との界面にチタンシリサイド膜を形成することは、配線
のコンタクト抵抗を低減する対策としても有効である。
【0013】また一方で、タングステン膜をCVD法で
堆積する際、ソースガスであるWF6 とシリコン(S
i)とが反応する問題がある。また、タングステン膜と
シリコンとが直接接触していると、後の熱処理により反
応する問題がある。そこで、チタン膜上にタングステン
膜を堆積する場合は、チタン膜とタングステン膜との中
間にこれらの膜に対する接着性が良好で、かつWF6
シリコン、あるいはタングステンとシリコンの接触をさ
けるバリア層を設ける必要がある。上記公報では、この
ようなバリア層として窒化チタン(TiN)膜が例示さ
れている。
【0014】ところで、一般にDRAMは、メモリセル
アレイ領域、直接周辺回路領域および間接周辺回路領域
とを有する。メモリセルアレイ領域は選択MISFET
およびキャパシタが形成される領域であり、直接周辺回
路領域にはキャパシタに情報として記録された蓄積電荷
の有無を検出するセンスアンプ等が形成される。間接周
辺回路領域は直接周辺回路領域の周辺に形成される。メ
モリセルアレイ領域のワード線やビット線は、DRAM
の集積度を最大限に高めるために最小加工寸法で加工さ
れる。そして、直接周辺回路領域においては、最小加工
寸法で加工されたワード線やビット線のピッチにあわせ
てMISFETが最小加工寸法で加工され、そのゲート
電極あるいはソース・ドレイン領域に接続するための接
続孔も最小加工寸法で加工されるのが一般的である。そ
れに対して、間接周辺回路領域では、レイアウト的に余
裕があり、チップ面積への影響もあまり大きくないた
め、MISFETのソース・ドレイン領域等に接続する
ための接続孔はその口径を大きくして接続が確実に行わ
れるようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、DRAMが高
集積化されるにしたがって、キャパシタが占有できる面
積が低減し、その容量値が小さくならざるを得ない。こ
のため、小さな蓄積容量値でも十分な感度で蓄積電荷の
有無を検出するためには、センスアンプの感度向上を図
るとともに、ビット線容量の低減対策も欠かせない。ビ
ット線容量の低減を図るためには、ビット線の幅を細く
して、隣接するビット線間の距離を長くし、または、ビ
ット線の膜厚を薄くして、隣接するビット線間の対向面
積を低減する必要がある。
【0016】また、DRAMの高集積化のためには、そ
の面積の多数を占めるメモリセルアレイ領域の面積を低
減してチップ面積の縮小化を図る必要もある。メモリセ
ルアレイ領域の面積の低減には、メモリセルを構成する
選択MISFETの活性領域、ワード線、ビット線、キ
ャパシタおよび各部材を接続する接続孔の形状と位置の
最適化が欠かせない。この最適化の際に、各部材の形状
は、複雑な形状とすることはできない。つまり、メモリ
セルアレイ領域においては、各部材はほぼ最小加工寸法
で加工されるため、フォトリソグラフィの限界近傍でパ
ターニングされることとなる。このパターニングの際に
部材の形状が複雑であれば互いに隣接する部材間での露
光光の干渉等により、パターニング不良が発生する可能
性が大きくなるためである。このため、各部材の形状は
できるだけ単純な形状、たとえばワード線あるいはビッ
ト線の場合には直線的な形状であることが要求される。
【0017】ところが、ビット線の形状を直線にしよう
とすれば、また、ビット線の幅を細くしようとすれば、
ビット線と選択MISFETのソース・ドレイン領域上
に形成された多結晶シリコンプラグとの接続部分、つま
りビット線接続孔を完全に覆うことができなくなり、不
可避的にビット線接続孔がビット線に対して目開き構造
となる。つまり、ビット線のエッチング加工の際に、ビ
ット線接続孔の部分をも同時にエッチングしてしまうこ
ととなる。
【0018】このような目開き構造のビット線加工を行
うと、ビット線の下地である多結晶シリコンプラグに掘
れ込みが形成され、この掘れ込みに起因する下地の凹凸
形状が、後に行うフォトリソグラフィやエッチング工程
に悪影響を与えて、加工精度を低下させるという問題を
生じる。
【0019】また、従来技術で説明したように、ビット
線と多結晶シリコンプラグとの間には接触抵抗を低減す
るためのチタンシリサイド膜が形成されている。目開き
構造のビット線をエッチングすると、チタンシリサイド
膜をエッチングすることとなり、比較的エッチングされ
やすいチタンシリサイド膜が横方向にもエッチングされ
て、ビット線と多結晶シリコンプラグとの間に空洞を生
じてしまう場合が発生する。このような空洞の存在は、
ビット線と多結晶シリコンプラグとの導通を損ない、D
RAMの性能を低下させる要因となる恐れがある。
【0020】一方、従来技術で説明したように、ビット
線と第1層配線とは、同層に形成され、第1層配線と半
導体基板との接続部分にもチタンシリサイド膜が形成さ
れている。このチタンシリサイド膜の耐熱性が、ビット
線および第1層配線の形成後に施される熱処理に十分耐
える程度になく、接続部でのリーク電流を増大するとい
う問題がある。特に、直接周辺回路領域と間接周辺回路
領域とでの接続孔の口径に相違がある場合は、耐熱性の
低下が著しいことを本発明者らは認識した。このような
リーク電流の上昇、つまり接続部分での耐圧の低下は、
接続孔底部に未反応チタンが残留する場合に特に顕著で
あると考えられる。
【0021】本発明の目的は、ビット線接続孔における
多結晶シリコンプラグの凹凸を防止する技術を提供する
ことにある。また、この凹凸の防止により、その後の工
程、たとえばフォトリソグラフィ工程やエッチング工程
における悪影響を取り除き、工程マージンを増加するこ
とにある。
【0022】また、本発明の目的は、ビット線と多結晶
シリコンプラグとの接続部のシリサイド膜の横方向のエ
ッチングを防止することにある。また、このシリサイド
膜の横方向エッチングの防止により、ビット線と多結晶
シリコンプラグとの導通を安定に確保し、半導体集積回
路装置の歩留まりおよび信頼性を向上することにある。
【0023】また、本発明の目的は、ビット線の容量を
低減し、DRAMの情報記憶に必要な蓄積容量の低減、
またはDRAMの動作速度の向上を図ることにある。
【0024】また、本発明の目的は、DRAMのビット
線と周辺回路領域の第1層配線とを共用した場合の、第
1層配線と半導体基板との接続部分の耐熱性を向上し、
その後の熱工程における接続部分でのリーク電流の増加
を抑制して、DRAMの製造歩留まりとその信頼性およ
び性能を向上することにある。
【0025】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0026】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0027】(1)本発明の半導体集積回路装置は、選
択MISFETおよびキャパシタからなるDRAMのメ
モリセルが半導体基板の主面上にアレイ状に配列された
メモリセルアレイ領域と、メモリセルアレイ領域の周辺
に形成され、周辺回路のMISFETが形成された周辺
回路領域とを含み、選択MISFETの一方のソース・
ドレイン領域上に電気的に接続して形成された多結晶シ
リコンプラグと、多結晶シリコンプラグの上面に第1接
続孔を介して接続されたビット線と、周辺回路のMIS
FETの何れかのソース・ドレイン領域または半導体基
板の主面に第2接続孔を介して接続された第1層配線と
を有する半導体集積回路装置であって、ビット線と多結
晶シリコンプラグとの界面、または、第1層配線と周辺
回路のMISFETの何れかのソース・ドレイン領域も
しくは半導体基板の主面との界面には、窒素もしくは酸
素を含むチタンシリサイド膜、窒素もしくは酸素を含む
タングステンシリサイド膜、窒素もしくは酸素を含むコ
バルトシリサイド膜、またはコバルトシリサイド膜が形
成されているものである。また、シリサイド膜への含有
物(不純物)は、窒素、酸素の他に炭素またはゲルマニ
ウムであってもよい。
【0028】このような半導体集積回路装置によれば、
ビット線と多結晶シリコンプラグとの界面に、窒素、酸
素、炭素もしくはゲルマニウムを含むチタン、タングス
テンもしくはコバルトのシリサイド膜、または不純物を
含まないコバルトシリサイド膜が形成されているため、
ビット線を目開き構造で形成しても、すなわち、窒素等
を含んだチタンシリサイド膜等のコンタクトメタルがエ
ッチング雰囲気に曝されるような状況であっても、これ
らコンタクトメタルがエッチングストッパとして作用
し、多結晶シリコンプラグがエッチングにより削れるこ
とがない。この結果、多結晶シリコンプラグの掘れ込み
による凹凸が形成されず、その後のフォトリソグラフィ
あるいはエッチング等の工程において凹凸に起因する悪
影響を防止して、工程マージンを増加することができ
る。
【0029】また、コンタクトメタルがエッチングされ
ないため、ビット線と多結晶シリコンプラグとの導通不
良も発生せず、半導体集積回路装置の歩留まりおよび信
頼性を向上することができる。
【0030】このようにコンタクトメタルがエッチング
ストッパとして作用させることは、チタンシリサイド
膜、タングステンシリサイド膜あるいはコバルトシリサ
イド膜に窒素、酸素、炭素もしくはゲルマニウムが含有
されることにより、またはコバルトシリサイド膜につい
ては窒素等の有無にかかわらずエッチング耐性を有する
という本発明者らの実験検討により得られた知見に基づ
く。
【0031】また、このような半導体集積回路装置によ
れば、第1層配線と周辺回路のMISFETの何れかの
ソース・ドレイン領域もしくは半導体基板の主面との界
面に、窒素、酸素、炭素もしくはゲルマニウムを含むチ
タン、タングステンもしくはコバルトのシリサイド膜、
または不純物を含まないコバルトシリサイド膜が形成さ
れているため、耐熱性を向上することができる。この結
果、第1層配線を形成後の熱工程を安定に行うことがで
き、また、周辺回路領域でのリーク電流を低減して半導
体集積回路装置の歩留まりと信頼性を向上できる。すな
わち、このようなチタンシリサイド膜等のコンタクトメ
タルを形成した接続孔では、後に熱処理を施しても接続
部でのリーク電流が増加しないという本発明者らの実験
検討の結果の知見に基づく。リーク電流の増加は、熱工
程によるチタンシリサイド膜の凝集、あるいはチタンの
不純物拡散領域への拡散が原因であると考えられるが、
上記のような窒素、酸素、炭素もしくはゲルマニウムを
含んだチタンシリサイド膜では、そのような凝集または
チタンの拡散が抑制されていると考えられる。
【0032】なお、前記した窒素もしくは酸素の含有量
は、1原子%〜13原子%の範囲とすることができる。
窒素もしくは酸素の含有量が少なければエッチング耐性
に劣り、また、耐熱性に劣るが、逆に窒素もしくは酸素
の含有量が多ければ、接触抵抗が増加してコンタクトメ
タルとしての機能を発揮し得なくなる。したがって、窒
素もしくは酸素の含有量には実用上の適正範囲が存在
し、このような範囲は、本発明者らの実験検討により、
1原子%〜13原子%が好適であることを見いだしたも
のである。さらに好適には、含有物(不純物)が窒素の
場合には、1原子%〜3原子%の範囲内にその濃度が有
るとき効果が大きい。このような知見も発明者らの実験
検討に基づく。
【0033】(2)本発明の半導体集積回路装置は、半
導体基板の主面にアレイ状に配列された選択MISFE
Tと、選択MISFETの一方のソース・ドレイン領域
上の第1絶縁膜に形成された多結晶シリコンプラグと、
第1絶縁膜上の第2絶縁膜上に形成されたビット線とを
有する半導体集積回路装置であって、多結晶シリコンプ
ラグ上の第2絶縁膜には第1接続孔が開口され、ビット
線と多結晶シリコンプラグとは、第1接続孔に形成され
た金属プラグを介して接続されているものである。
【0034】このような半導体集積回路装置によれば、
第2絶縁膜の第1接続孔に金属プラグが形成されている
ため、ビット線と多結晶シリコンプラグとの接続は金属
プラグを介して行われることとなる。このため、ビット
線が第1接続孔に対して目開き構造で形成される場合で
あっても、ビット線のパターニングの際には金属プラグ
がエッチングに対してストッパとして機能し、コンタク
トメタルあるいは多結晶シリコンプラグがエッチング雰
囲気に曝されることがない。この結果、多結晶シリコン
プラグの掘れ込みによる凹凸の形成、コンタクトメタル
の横方向エッチングによる導通不良の発生を防止でき、
前記(1)と同様に、工程マージンの増加、および、半
導体集積回路装置の歩留まり、信頼性の向上を図ること
ができる。
【0035】なお、この第1接続孔を金属プラグで埋め
込む場合、ビット線の膜厚は、第1接続孔の口径の2分
の1以下とすることができる。このように、ビット線の
膜厚を薄くできるため、ビット線容量を低減し、DRA
Mの蓄積容量の減少あるいは蓄積電荷の検出精度の向上
を図ることができ、また、DRAMの応答速度を向上で
きる。
【0036】すなわち、ビット線は、DRAMのメモリ
セル領域に互いに近接して形成されており、かつ、セン
スアンプが配置される直接周辺回路間のメモリセルアレ
イ領域にわたって長く形成される。従って、ビット線の
膜厚が厚いと、ビット線間の対向する面積が増加し、線
間容量が増大する。線間容量の増加は、センスアンプに
よる検出感度の低下を来たし、DRAMの性能を低下さ
せる要因となる。しかしながら、本発明を適用すれば、
ビット線の膜厚を低減できることからビット線間の対向
面積を低減し、ビット線間容量を小さくできる。これに
より蓄積電荷の検出精度を向上することができる。ま
た、応答速度は浮遊容量と抵抗値の積に反比例すること
から、線間容量の低減は応答速度の向上にも寄与でき
る。
【0037】また、ビット線をタングステンまたはモリ
ブデンとし、金属プラグを窒化チタンまたは窒化タング
ステンとすることができる。この場合、ビット線をフッ
素系エッチングガスを用いてエッチングすることができ
る一方、窒化チタンまたは窒化タングステンはフッ素系
エッチングガスではそのエッチング速度が遅いため、ビ
ット線のパターニングを行っても、金属プラグはほとん
どエッチングされない。この結果、ビット線のパターニ
ングの際に十分なオーバーエッチングを行うことがで
き、そのプロセスマージンを増加することができる。
【0038】上記(1)または(2)の場合を、別言す
れば、ビット線は、第1接続孔における下地材料に対し
て選択的にエッチングすることが可能な材料で構成され
ているとすることができる。すなわち、第1接続孔にお
ける下地材料は、窒素等を含有したチタンシリサイド膜
等、あるいは窒化チタン等の金属プラグ、その他ビット
線に対してエッチング耐性を有する材料であればよく、
このような下地材料を有することにより、目開き構造の
ビット線にパターニングであっても、多結晶シリコンプ
ラグの削れによる凹凸、あるいは、コンタクトメタルの
横方向エッチングによる導通不良を防止することができ
る。
【0039】なお、金属プラグの材料として窒化チタン
とタングステンとの積層膜を適用し、ビット線材料とし
てタングステンの単層膜を適用することも可能である。
この場合、金属プラグつまり第1接続孔における下地材
料にタングステンが含まれることから、ビット線材料で
あるタングステン膜をエッチングする際に、下地とのエ
ッチング選択比がとれない場合に該当する。しかしなが
ら、ビット線となるタングステン膜は、その膜厚を薄く
できることから、オーバーエッチングを施したとして
も、ビット線膜厚に対して50%程度のオーバーエッチ
ング時間であり、この間に下地つまり金属プラグのタン
グステンがエッチングされる量は僅かである。すなわ
ち、金属プラグを構成する材料と同じ材料でビット線を
構成したとしても、オーバーエッチングによりプラグ底
部までエッチングされることはほとんど無く、プラグ底
部におけるシリサイド膜のサイドエッチ等の不具合を発
生することはない。
【0040】(3)本発明の半導体集積回路装置は、半
導体基板の主面にアレイ状に配列された選択MISFE
Tと、選択MISFETの一方のソース・ドレイン領域
上の第1絶縁膜に形成された多結晶シリコンプラグと、
第1絶縁膜上に堆積された第2絶縁膜と、多結晶シリコ
ンプラグ上の第2絶縁膜に開口された第1接続孔を介し
て多結晶シリコンプラグに接続されたビット線とを有す
る半導体集積回路装置であって、ビット線の厚さL1
第2絶縁膜の厚さにビット線の厚さL1 を加えた距離L
2 、および、第1接続孔の口径Dとの間には、L1 ×
(1+OVE)<L2 、および、L1 >D/2、(ただ
し、OVEはビット線をパターニングする際のオーバー
エッチ量であるによれば、)、の関係を有するものであ
る。
【0041】このような半導体集積回路装置によれば、
1 >D/2の条件を満足して第1接続孔をビット線と
なる被膜で完全に埋め込み、それとともに、L1 ×(1
+OVE)<L2 の条件、すなわち、第2絶縁膜の厚さ
にビット線の厚さL1 を加えた距離L2 で近似できる第
1接続孔におけるビット線の厚さが、L1 ×(1+OV
E)で示されるエッチング量以上の条件を満足するた
め、ビット線のパターニングが終了したときには、未だ
第1接続孔内に前記被膜が残存した状態となる。このよ
うに被膜が残存した状態では、コンタクトメタルおよび
多結晶シリコンプラグがエッチングされることはなく、
前記した凹凸の形成や導通不良を発生することはない。
この結果、前記(1)、(2)と同様に、工程マージン
の増加、半導体集積回路装置の歩留まりおよび信頼性の
向上を図れる。
【0042】なお、前記(1)〜(3)において、ビッ
ト線の幅は、第1接続孔の口径よりも小さいもの、すな
わち、ビット線が第1接続孔に対して目開き構造とする
ことができる。ここでの目開き構造は、マスクの設計に
おいて積極的に目開き構造とし、当然に予想される目開
き構造をいうが、これに限らず、製造過程におけるマス
クずれのために偶然目開きになっている場合も本発明が
適用できることはいうまでもない。
【0043】(4)本発明の半導体集積回路装置は、選
択MISFETおよびキャパシタからなるDRAMのメ
モリセルが半導体基板の主面上にアレイ状に配列された
メモリセルアレイ領域と、メモリセルアレイ領域の周辺
に形成された直接周辺回路領域と、直接周辺回路領域の
周辺に形成された間接周辺回路領域とを含み、直接周辺
回路領域または間接周辺回路領域の半導体基板の主面と
第1層配線とを接続する接続孔を有する半導体集積回路
装置であって、接続孔の口径が、直接周辺回路領域およ
び間接周辺回路領域において同一であるものである。
【0044】このような半導体集積回路装置によれば、
接続孔の口径が、直接周辺回路領域および間接周辺回路
領域において同一であるため、接続孔底部での第1層配
線と半導体基板との接続部分の耐熱性が向上し、半導体
集積回路装置の接続抵抗を低減し、リーク電流を低減す
ることができる。この結果半導体集積回路装置の製造歩
留まりの向上、信頼性および性能の向上を図ることがで
きる。
【0045】すなわち、接続孔の口径が同一であるた
め、その接続孔の底部を含んで形成される配線を構成す
る各層、つまりチタン層、窒化チタン層およびタングス
テン層の膜厚が、各接続孔の底部において均一に形成さ
れることとなる。このように接続孔の底部において各層
の膜厚が均一に形成されることにより、各接続孔での耐
熱性にばらつきが生じず、接続孔底部における配線の耐
熱性を向上することができる。特に、チタン層の膜厚を
各接続孔底部において均一とすることにより、チタンシ
リサイド膜の形成を均一に行うことができ、たとえば、
チタンシリサイド膜の形成においてシリサイド化反応の
未反応なチタン膜を残存させることがない。このような
未反応なチタン層が残存した場合には、後の熱処理工程
において未反応チタンがシリサイド化し、チタンシリサ
イド膜に予期せぬストレスが生じたり、半導体基板にボ
イドが形成されたりして耐熱性を低減させる恐れが生じ
るが、本発明の場合にはこのような恐れは発生しない。
【0046】このような、接続孔内でのチタン膜厚のば
らつきに起因して残留チタン膜が生じ、これが耐熱性の
低下の要因となっていることは、本発明者らの実験検討
により明らかとなったものである。
【0047】なお、接続孔のアスペクト比を、メモリセ
ルアレイ領域、直接周辺回路領域および間接周辺回路領
域において同一とすることができる。接続孔の口径が相
違する場合であっても、アスペクト比を一定とすること
によって、接続孔底部での膜厚を均一にすることができ
る。この結果、チタン膜厚の相違に起因する耐熱性の低
下を防止することができる。
【0048】(5)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、(a)半導体基板の主面の、メモリセルアレイ
領域に選択MISFETをアレイ状に配列し、周辺回路
領域に周辺回路のMISFETを形成し、選択MISF
ETおよび周辺回路のMISFETを覆う第1絶縁膜を
堆積する工程、(b)選択MISFETの少なくとも一
方のソース・ドレイン領域を露出する第1接続孔を第1
絶縁膜に開口し、第1接続孔内に多結晶シリコンプラグ
を形成する工程、(c)第1絶縁膜および多結晶シリコ
ンプラグ上に第2絶縁膜を堆積し、多結晶シリコンプラ
グの上面を露出する第2接続孔を第2絶縁膜に開口する
工程、(d)周辺回路領域の第2絶縁膜および第1絶縁
膜をエッチングして、周辺回路のMISFETのソース
・ドレイン領域または周辺回路領域の半導体基板の主面
を露出する第3接続孔を開口する工程、(e)第2絶縁
膜上に導電膜を堆積し、導電膜をパターニングしてメモ
リセルアレイ領域にビット線を、周辺回路領域に第1層
配線を形成する工程、を有する半導体集積回路装置の製
造方法であって、(e)工程の前に、第2接続孔の内部
もしくは底部、または、第3接続孔の内部もしくは底部
の何れか一方または両方に、導電膜のパターニングに用
いるエッチング法において導電膜のエッチング速度より
も遅いエッチング速度を有する部材を形成する工程を有
するものである。
【0049】このような半導体集積回路装置の製造方法
によれば、(e)工程の前に、第2接続孔の内部もしく
は底部、または、第3接続孔の内部もしくは底部の何れ
か一方または両方に、導電膜のパターニングに用いるエ
ッチング法において導電膜のエッチング速度よりも遅い
エッチング速度を有する部材を形成するため、すなわ
ち、その部材を導電膜のエッチングつまりビット線のパ
ターニングの際のエッチングストッパとして用いること
ができる。このため、多結晶シリコンプラグ、あるい
は、多結晶シリコンプラグの上面にコンタクトメタルを
形成する場合のそのコンタクトメタルがエッチングされ
ることがない。この結果、多結晶シリコンプラグに掘れ
込みが形成されず、また、コンタクトメタルが横方向に
エッチングされて、凹凸の形成、あるいは、ビット線の
導通不良が発生しない。
【0050】この場合、部材を、(e)工程におけるビ
ット線のエッチングのエッチングストッパとして用い、
第2接続孔の口径よりも細い幅のビット線の加工を行う
ことができる。すなわち、ビット線が第2接続孔に対し
て目開き構造とすることができ、半導体集積回路装置の
高集積化、ビット線の低容量化に対応することが可能と
なる。
【0051】また、部材は、第2絶縁膜上に形成された
窒素、酸素、炭素またはゲルマニウムを1原子%〜13
原子%の範囲で含有するコバルト膜、チタン膜もしくは
タングステン膜、または、コバルト膜を熱処理し、多結
晶シリコンプラグまたは半導体基板の主面とのシリサイ
ド反応により形成されるシリサイド膜とすることができ
る。このような方法で形成されたシリサイド膜には1原
子%〜13原子%の範囲で窒素、酸素、炭素またはゲル
マニウムが含有され、このようなシリサイド膜にはエッ
チング耐性があることは前記したとおりである。なお、
窒素を含有する場合には、その含有量を1原子%〜3原
子%の範囲とすることによりさらに良好な効果が得られ
ることは前記と同様である。
【0052】また、部材は、第2接続孔または第3接続
孔に形成された、タングステン、窒化チタンもしくは窒
化タングステンからなるプラグとすることができる。こ
のように接続孔のプラグを形成する場合であっても、こ
のプラグがエッチングストッパとして機能する。
【0053】さらに、前記製造方法において、第3接続
孔つまり周辺回路の接続孔の口径を均一に開口すること
ができる。このような製造方法により、第3接続孔底部
での第1層配線と半導体基板との接続部分の耐熱性を向
上できる。
【0054】(6)また、本発明の半導体集積回路装置
は、チタン、タングステンもしくはコバルトのシリサイ
ド膜の膜厚を15〜30nmとするものである。このよ
うにシリサイド膜の膜厚を15〜30nmとすることに
より、その部分での接続抵抗を低減できる。このような
接続抵抗の低減効果は、本発明者らの実験検討による知
見である。
【0055】なお、本発明の概要を項に分けて説明すれ
ば以下の通りである。
【0056】(1) 本発明の半導体集積回路装置は、
半導体基板の主面に形成されたメモリセル選択用の第1
MISFETおよび周辺回路用の第2MISFETと、
第1MISFETの一方のソース・ドレイン領域上の第
1絶縁膜に形成された多結晶シリコンプラグと、第1絶
縁膜上の第2絶縁膜に開口された第1接続孔を介して多
結晶シリコンプラグに電気的に接続された第2絶縁膜上
のビット線と、第1および第2絶縁膜の第2接続孔を介
して第2MISFETのソース・ドレイン領域に電気的
に接続された第2絶縁膜上の第1層配線とを有する半導
体集積回路装置であって、ビット線と多結晶シリコンプ
ラグとの接続領域、または、第1層配線と第2MISF
ETのソース・ドレイン領域もしくはゲート電極または
半導体基板の主面との接続領域には、チタン、タングス
テンもしくはコバルトから選択された元素のシリサイド
膜であって不純物を含むもの、または、不純物を含まな
いコバルトシリサイド膜が形成されており、不純物は、
窒素、酸素、炭素もしくはゲルマニウムから選択された
何れか1つまたは複数の元素である。
【0057】(2) 前記項(1)において、不純物の
含有量は、1原子%〜13原子%の範囲である。
【0058】(3) 前記項(2)において、不純物が
窒素であり、その窒素の含有量は、1原子%〜3原子%
の範囲である。
【0059】(4) 前記項(1)において、ビット線
の線幅は、第1接続孔の口径以下である。
【0060】(5) 本発明の半導体集積回路装置は、
半導体基板の主面に形成されたメモリセル選択用の第1
MISFETと、第1MISFETの一方のソース・ド
レイン領域上の第1絶縁膜に形成された多結晶シリコン
プラグと、第1絶縁膜上の第2絶縁膜上に形成されたビ
ット線とを有する半導体集積回路装置であって、第2絶
縁膜には第1接続孔が開口され、ビット線と多結晶シリ
コンプラグとは、第1接続孔内に形成された第1プラグ
を介して接続されているものである。
【0061】(6) 前記項(5)において、第1およ
び第2絶縁膜の表面が少なくとも第1MISFETが形
成された領域にわたって平坦化されており、第1プラグ
の表面と第2絶縁膜の表面が同一平面に形成されている
ものである。
【0062】(7) 前記項(5)において、ビット線
の膜厚は、第1接続孔の口径の2分の1以下である。
【0063】(8) 前記項(5)において、ビット線
の線幅は、第1接続孔の口径以下である。
【0064】(9) 前記項(5)において、ビット線
は、第1プラグに対して選択的にエッチングが可能な材
料で構成されているものである。
【0065】(10) 前記項(5)において、ビット
線は、タングステンまたはモリブデンの単層膜からな
り、第1プラグは、窒化チタンおよびタングステンを含
む積層膜、または、窒化チタンもしくは窒化タングステ
ンからなるものである。
【0066】(11) 前記項(5)において、さら
に、半導体基板の主面に形成された周辺回路の第2MI
SFETと、第2絶縁膜上に形成された周辺回路の第1
層配線とを有し、第1および第2絶縁膜には第2接続孔
が開口され、第1層配線と、第2MISFETのソース
・ドレイン領域もしくはゲート電極または半導体基板の
主面とが、第2接続孔内に形成された第2プラグを介し
て接続され、第2プラグは、第1プラグと同一の材料か
らなり、第1層配線は、ビット線と同一の材料からなる
ものである。
【0067】(12) 前記項(11)において、第1
および第2絶縁膜の表面が半導体基板の全面にわたって
平坦化されており、第1および第2プラグの表面と第2
絶縁膜の表面が同一平面に形成されているものである。
【0068】(13) 前記項(11)において、ビッ
ト線および第1層配線は、タングステンまたはモリブデ
ンの単層膜からなり、第1および第2プラグは、窒化チ
タン膜およびタングステン膜を含む積層膜、または、窒
化チタンもしくは窒化タングステンからなるものであ
る。
【0069】(14) 前記項(11)において、第1
プラグと多結晶シリコンプラグとの接続領域、または、
第2プラグと第2MISFETのソース・ドレイン領域
もしくはゲート電極または半導体基板の主面との接続領
域には、チタン、タングステンもしくはコバルトから選
択された元素のシリサイド膜であって不純物を含むも
の、または、不純物を含まないコバルトシリサイド膜が
形成されており、不純物は、窒素、酸素、炭素もしくは
ゲルマニウムから選択された何れか1つまたは複数の元
素であり、不純物の含有量が1原子%〜13原子%の範
囲である。
【0070】(15) 前記項(14)において、不純
物が窒素であり、その窒素の含有量は、1原子%〜3原
子%の範囲である。
【0071】(16) 前記項(11)において、第1
プラグと多結晶シリコンプラグとの接続領域、第2プラ
グと第2MISFETのソース・ドレイン領域もしくは
ゲート電極または半導体基板の主面との接続領域、また
は、第2MISFETのソース・ドレインの表面領域に
は、チタン、タングステンもしくはコバルトから選択さ
れた元素のシリサイド膜が形成されており、何れかの接
続領域または表面領域のシリサイド膜の膜厚が15〜3
0nmである。
【0072】(17) 前記項(16)において、第2
MISFETが、pチャネル型MISFETを含むもの
であり、pチャネル型MISFETのソース・ドレイン
の表面領域、または、第2プラグ底部とpチャネル型M
ISFETのソース・ドレイン領域との接続領域に形成
されたシリサイド膜の膜厚が、15〜30nmである。
【0073】(18) 本発明の半導体集積回路装置
は、半導体基板の主面に形成されたメモリセル選択用の
第1MISFETと、第1MISFETの一方のソース
・ドレイン領域上の第1絶縁膜に形成された多結晶シリ
コンプラグと、第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜
と、第2絶縁膜に開口された第1接続孔を介して多結晶
シリコンプラグに接続されたビット線とを有する半導体
集積回路装置であって、ビット線の厚さL1 と、第2絶
縁膜の厚さにビット線の厚さL1 を加えた距離L2と、
第1接続孔の口径Dとの間には、L1 ×(1+OVE)
<L2 、および、L1 >D/2、(ただし、OVEはビ
ット線をパターニングする際のオーバーエッチ量である
によれば、)、の関係を有するものである。
【0074】(19) 前記項(18)において、ビッ
ト線の線幅は、第1接続孔の口径以下である。
【0075】(20) 本発明の半導体集積回路装置
は、メモリセル選択用の第1MISFETが半導体基板
の主面上にアレイ状に配列されたメモリセル領域と、メ
モリセル領域の周辺に形成された直接周辺回路領域と、
直接周辺回路領域の周辺に形成された間接周辺回路領域
とを含み、直接または間接周辺回路領域の半導体基板の
主面と第1層配線とを接続する第2接続孔を有する半導
体集積回路装置であって、第2接続孔の口径が、直接お
よび間接周辺回路領域において同一である。
【0076】(21) 前記項(20)において、第2
接続孔のアスペクト比が、メモリセル領域、直接周辺回
路領域および間接周辺回路領域において同一である。
【0077】(22) 本発明の半導体集積回路装置
は、半導体基板の主面に形成されたメモリセル選択用の
第1MISFETおよび周辺回路用の第2MISFET
と、第1MISFETの一方のソース・ドレイン領域上
の第1絶縁膜に形成された多結晶シリコンプラグと、第
1絶縁膜上の第2絶縁膜に開口された第1接続孔を介し
て多結晶シリコンプラグに電気的に接続された第2絶縁
膜上のビット線と、第1および第2絶縁膜の第2接続孔
を介して第2MISFETのソース・ドレイン領域に電
気的に接続された第2絶縁膜上の第1層配線とを有する
半導体集積回路装置であって、ビット線と多結晶シリコ
ンプラグとの接続領域、第1層配線と第2MISFET
のソース・ドレイン領域もしくはゲート電極または半導
体基板の主面との接続領域、または、第2MISFET
のソース・ドレインの表面領域には、チタン、タングス
テンもしくはコバルトから選択された元素のシリサイド
膜が形成されており、何れかの接続領域または表面領域
のシリサイド膜の膜厚が、15〜30nmである。
【0078】(23) 前記項(22)において、第2
MISFETが、pチャネル型MISFETを含むもの
であり、pチャネル型MISFETのソース・ドレイン
の表面領域、または、第1層配線とpチャネル型MIS
FETのソース・ドレイン領域との接続領域に形成され
たシリサイド膜の膜厚が、15〜30nmである。
【0079】(24) 本発明の半導体集積回路装置の
製造方法は、(a)半導体基板の主面に、メモリセル選
択用の第1MISFETを形成し、第1MISFETを
覆う第1絶縁膜を形成した後、第1絶縁膜を、第1MI
SFETの少なくとも一方のソース・ドレイン領域上に
開口を有するフォトレジスト膜の存在下でエッチングす
る工程、(b)半導体基板の全面に、エッチングにより
形成された第1絶縁膜の開口を埋め込む多結晶シリコン
膜を堆積し、第1絶縁膜上の多結晶シリコン膜を除去し
て第1MISFETのソース・ドレイン領域に電気的に
接続された多結晶シリコンプラグを形成する工程、
(c)第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、第2絶縁膜
を、多結晶シリコンプラグ上に開口を有するフォトレジ
スト膜の存在下でエッチングして第2絶縁膜に第1接続
孔を形成する工程、(d)第1接続孔の底部および第2
絶縁膜上に、窒素、酸素、炭素およびゲルマニウムから
選択された何れか1つもしくは複数の不純物を含む金属
膜であって、チタン、タングステンもしくはコバルトの
何れかを主成分とするもの、または、不純物の何れも含
まないコバルト膜を堆積し、熱処理を施す工程、(e)
金属膜またはコバルト膜上に第1導電膜を堆積して第1
接続孔を埋め込む工程、(f)第1導電膜上にビット線
パターンにパターニングされたフォトレジスト膜を形成
し、フォトレジスト膜の存在下で金属膜またはコバルト
膜と第1導電膜とをエッチングしてビット線を形成する
工程、を有するものである。
【0080】(25) 前記項(24)において、熱処
理によって、金属膜またはコバルト膜と多結晶シリコン
プラグとの接続領域に形成されるシリサイド膜は、エッ
チング工程におけるエッチングストッパとして機能する
ものである。
【0081】(26) 前記項(24)において、ビッ
ト線パターンのパターン幅は、第1接続孔の口径以下で
ある。
【0082】(27) 前記項(24)において、金属
膜の不純物の含有量は、1原子%〜13原子%の範囲で
ある。
【0083】(28) 前記項(27)において、不純
物が窒素であり、金属膜の不純物の含有量は、1原子%
〜3原子%の範囲である。
【0084】(29) 前記項(24)において、第1
導電膜は、窒化チタンおよびタングステンの積層膜であ
るものである。
【0085】(30) 前記項(24)において、第1
MISFETと同一の工程で周辺回路用の第2MISF
ETを形成し、第1接続孔の形成と同一の工程で、また
は、第1接続孔の形成に前後して、第2MISFETの
ソース・ドレイン領域もしくはゲート電極または半導体
基板主面の半導体領域に電気的に接続するための第2接
続孔を形成し、ビット線の形成と同一の工程で、周辺回
路の第1層配線を形成するものである。
【0086】(31) 本発明の半導体集積回路装置の
製造方法は、(a)半導体基板の主面に、メモリセル選
択用の第1MISFETを形成し、第1MISFETを
覆う第1絶縁膜を形成した後、第1絶縁膜を、第1MI
SFETの少なくとも一方のソース・ドレイン領域上に
開口を有するフォトレジスト膜の存在下でエッチングす
る工程、(b)半導体基板の全面に、エッチングにより
形成された第1絶縁膜の開口を埋め込む多結晶シリコン
膜を堆積し、第1絶縁膜上の多結晶シリコン膜を除去し
て第1MISFETのソース・ドレイン領域に電気的に
接続された多結晶シリコンプラグを形成する工程、
(c)第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、第2絶縁膜
を、多結晶シリコンプラグ上に開口を有するフォトレジ
スト膜の存在下でエッチングして第2絶縁膜に第1接続
孔を形成する工程、(d)第1接続孔を埋め込む第1導
電膜を堆積し、第2絶縁膜上の第1導電膜を除去して、
第1接続孔内に第1導電膜からなる第1プラグを形成す
る工程、(e)第1プラグおよび第2絶縁膜上に、第2
導電膜を堆積する工程、(f)第2導電膜をパターニン
グしてビット線を形成する工程、を含むものである。
【0087】(32) 前記項(31)において、第1
絶縁膜のエッチング工程の前に第1絶縁膜がCMP法に
より平坦化され、第1プラグは第1導電膜のCMP法に
よる研磨により形成される。
【0088】(33) 前記項(31)において、第2
導電膜の膜厚は、第1接続孔の口径の2分の1以下であ
る。
【0089】(34) 前記項(31)において、ビッ
ト線の線幅は、第1接続孔の口径以下である。
【0090】(35) 前記項(31)において、第2
導電膜は、第1プラグに対してエッチング選択比を有す
る材料である。
【0091】(36) 前記項(31)において、第1
導電膜は、窒化チタン膜およびタングステン膜を含む積
層膜、または、窒化チタンまたは窒化タングステンから
なる単層膜であり、第2導電膜は、タングステンまたは
モリブデンからなる単層膜である。
【0092】(37) 前記項(31)において、第1
MISFETと同一の工程で周辺回路領域の第2MIS
FETを形成し、第1接続孔の形成と同一の工程で、ま
たは第1接続孔の形成に前後して、第2MISFETの
ソース・ドレイン領域に接続するための第2接続孔を形
成し、第1プラグの形成と同時に、第2接続孔内に第1
導電膜からなる第2プラグを形成し、ビット線の形成と
同時に、第2導電膜からなる周辺回路の第1層配線を形
成するものである。
【0093】(38) 前記項(37)において、第1
および第2プラグの形成の前に、第1および第2接続孔
の底部ならびに第2絶縁膜上に、窒素、酸素、炭素およ
びゲルマニウムから選択された何れか1つもしくは複数
の不純物をその濃度が1原子%〜13原子%の範囲で含
む金属膜であって、チタン、タングステンもしくはコバ
ルトの何れかを主成分とするもの、または、不純物の何
れも含まないコバルト膜を堆積し、熱処理を施す工程を
有するものである。
【0094】(39) 前記項(37)において、第1
および第2プラグの形成の前に、第1および第2接続孔
の底部ならびに第2絶縁膜上に、チタン、タングステン
もしくはコバルトの何れかを主成分とする金属膜を、そ
の膜厚が10〜20nmの範囲で堆積し、熱処理を施す
工程、または、チタン、タングステンもしくはコバルト
のシリサイド膜を、その膜厚が15〜30nmの範囲で
堆積する工程、または、チタン、タングステンもしくは
コバルトの何れかを主成分とする金属膜を堆積し、さら
に、シリコン膜を金属膜よりも薄い膜厚で堆積し、熱処
理を施す工程、または、チタン、タングステンもしくは
コバルトの何れかを主成分とする金属膜を堆積し、水素
化珪素ガスの雰囲気下で金属膜をアニールする工程、の
何れかの工程を有するものである。
【0095】(40) 前記項(39)において、金属
膜の熱処理工程の後、未反応のチタン、タングステンも
しくはコバルトをエッチングにより選択的に除去するも
のである。
【0096】(41) 本発明の半導体集積回路装置の
製造方法は、(a)半導体基板の主面にMISFETを
形成し、MISFETを覆う絶縁膜を形成する工程、
(b)MISFETのソース・ドレイン領域上に開口を
有するフォトレジスト膜の存在下で、絶縁膜をエッチン
グし、絶縁膜に接続孔を形成する工程、(c)接続孔を
埋め込む導電膜を堆積し、導電膜上に、配線パターンに
パターニングされたフォトレジスト膜を形成し、フォト
レジスト膜の存在下で導電膜をエッチングして配線を形
成する工程、を有する半導体集積回路装置の製造方法で
あって、導電膜の形成の前に、接続孔の底部ならびに絶
縁膜上に、チタン、タングステンもしくはコバルトの何
れかを主成分とする金属膜を、その膜厚が10〜20n
mの範囲で堆積し、熱処理を施す工程、または、チタ
ン、タングステンもしくはコバルトのシリサイド膜を、
その膜厚が15〜30nmの範囲で堆積する工程、また
は、チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを
主成分とする金属膜を堆積し、さらに、シリコン膜を金
属膜よりも薄い膜厚で堆積し、熱処理を施す工程、また
は、チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを
主成分とする金属膜を堆積し、水素化珪素ガスの雰囲気
下で金属膜を熱処理する工程、の何れかの工程を有する
ものである。
【0097】(42) 前記項(41)において、金属
膜の熱処理工程の後、未反応のチタン、タングステンも
しくはコバルトをエッチングにより選択的に除去するも
のである。
【0098】(43) 前記項(41)において、導電
膜は、窒化チタンおよびタングステンの積層膜、また
は、チタン、窒化チタンおよびタングステンの3層積層
膜の何れかである。
【0099】(44) 本発明の半導体集積回路装置の
製造方法は、(a)半導体基板の主面にMISFETを
形成する工程、(b)少なくともMISFETのソース
・ドレインを覆う領域に、チタン、タングステンもしく
はコバルトの何れかを主成分とする金属膜を、その膜厚
が10〜20nmの範囲で堆積する工程、(c)金属膜
を熱処理して、シリコンとの接触部にシリサイド膜を形
成する工程、(d)熱処理工程)において、未反応のチ
タン、タングステンもしくはコバルトをエッチングによ
り選択的に除去する工程、(e)MISFETを覆う絶
縁膜を形成する工程、(f)MISFETのソース・ド
レイン領域上に開口を有するフォトレジスト膜の存在下
で、絶縁膜をエッチングし、絶縁膜に接続孔を形成する
工程、(g)接続孔を埋め込む導電膜を堆積し、導電膜
上に、配線パターンにパターニングされたフォトレジス
ト膜を形成し、フォトレジスト膜の存在下で導電膜をエ
ッチングして配線を形成する工程、を有するものであ
る。
【0100】(45) 前記項(44)において、導電
膜は、窒化チタンおよびタングステンの積層膜、また
は、チタン、窒化チタンおよびタングステンの3層積層
膜の何れかである。
【0101】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0102】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態であるDRAMを形成した半導体チップ全体の一
例を示した平面図である。図示のように、単結晶シリコ
ンからなる半導体チップ1Aの主面には、X方向(半導
体チップ1Aの長辺方向)およびY方向(半導体チップ
1Aの短辺方向)に沿って多数のメモリアレイMARY
がマトリクス状に配置されている。X方向に沿って互い
に隣接するメモリアレイMARYの間にはセンスアンプ
SAが配置されている。半導体チップ1Aの主面の中央
部には、ワードドライバWD、データ線選択回路などの
制御回路や、入出力回路、ボンディングパッドなどが配
置されている。
【0103】図2は、本実施の形態1のDRAMの等価
回路図である。図示のように、このDRAMのメモリア
レイ(MARY)は、マトリクス状に配置された複数の
ワード線WL(WLn-1 、WLn 、WLn+1 …)と複数
のビット線BLおよびそれらの交点に配置された複数の
メモリセル(MC)により構成されている。1ビットの
情報を記憶する1個のメモリセルは、1個のキャパシタ
Cとこれに直列に接続された1個の選択MISFETQ
sとで構成されている。選択MISFETQsのソー
ス、ドレインの一方は、キャパシタCと電気的に接続さ
れ、他方はビット線BLと電気的に接続されている。ワ
ード線WLの一端は、ワードドライバWDに接続され、
ビット線BLの一端は、センスアンプSAに接続されて
いる。
【0104】図3は、図1の一部を拡大した平面図であ
る。図3において、図面を見やすくするためビット線B
L、ビット線接続孔BLCTおよび第1層配線M1は実
線で示し、その他の部材は破線または点線で示してい
る。図3の左側領域は、メモリアレイMARYの一部を
示し、右側領域は、直接周辺回路のnチャネルMISF
ETQnおよびセンスアンプSAの一部を構成するpチ
ャネルMISFETQpが示されている。nチャネルM
ISFETQnは、シェアードMISFETとして機能
する。
【0105】メモリアレイMARYには、活性領域L1
が配置され、Y方向にワード線WLが、X方向にビット
線BLが形成されている。ワード線WLと活性領域L1
との重なる領域では、ワード線WLは、選択MISFE
TQsのゲート電極として機能する。ワード線WLのゲ
ート電極として機能する領域に挟まれた活性領域L1
領域、つまり活性領域L1 の中央部分にはビット線接続
孔BLCTが形成されており、活性領域L1 の中央部分
とビット線とはビット線接続孔BLCTを介して接続さ
れる。活性領域L1 の両端領域はキャパシタ接続孔SN
CTを介してキャパシタCに接続される。
【0106】周辺回路領域には、活性領域L2 および活
性領域L3 が形成され、活性領域L2 とゲート配線FG
1との重なる部分にシェアードMISFETとして機能
するnチャネルMISFETQnが形成されている。n
チャネルMISFETQnの一方のソース・ドレイン領
域は接続孔CTを介してビット線BLと接続されてい
る。nチャネルMISFETQnの他方のソース・ドレ
イン領域は接続孔CTを介して第1層配線M1に接続さ
れている。活性領域L3 とゲート配線FG2との重なる
部分にセンスアンプSAの一部を構成するpチャネルM
ISFETQpが形成されている。
【0107】本実施の形態においては、ビット線接続孔
BLCTは、ビット線BLに対して目開き構造になって
いる。すなわち、ビット線BLは、ビット線接続孔BL
CTの開口径よりもその幅が短く、かつ直線的な形状に
なっている。このようなビット線BLは、形状が単純で
あるためフォトリソグラフィの際に露光光の干渉が生じ
難く、解像度を上げ易い。また、隣接するビット線BL
間の間隔が長くなるため、ビット線BLの容量を小さく
できる。これらの特性は、DRAMの微細加工を容易に
し、また、微細化に伴う蓄積電荷の減少に対するセンス
アンプSAの感度向上に寄与でき、今後のDRAMの微
細化、高集積化に対して特に有利である。
【0108】図4は、図3におけるIV−IV線断面図
である。図4において、A領域はメモリアレイMARY
の一部を示し、B領域は周辺回路の一部を示す。
【0109】p形の単結晶シリコンからなる半導体基板
1の主面には、A領域のp形ウェル2、B領域のp形ウ
ェル3およびn形ウェル4が形成されている。また、p
形ウェル2を囲むようにn形のディープウェル6が形成
されている。なお、各ウェルには、しきい値電圧調整層
が形成されていてもよい。
【0110】各ウェルの主面には、分離領域7が形成さ
れている。分離領域7はシリコン酸化膜からなり、半導
体基板1の主面に形成された浅溝8に熱酸化されたシリ
コン酸化膜9を介して形成されている。
【0111】p形ウェル2の主面にはDRAMの選択M
ISFETQsが形成されている。また、p形ウェル3
およびn形ウェル4の主面には各々nチャネルMISF
ETQnおよびpチャネルMISFETQpが形成され
ている。
【0112】選択MISFETQsは、p形ウェル2の
主面上にゲート絶縁膜10を介して形成されたゲート電
極11と、ゲート電極11の両側のp形ウェル2の主面
に形成された不純物半導体領域12とからなる。ゲート
絶縁膜10は、たとえば7〜8nmの膜厚を有する熱酸
化により形成されたシリコン酸化膜からなる。ゲート電
極11は、たとえば膜厚70nmの多結晶シリコン膜1
1a、膜厚50nmの窒化チタン膜11bおよび膜厚1
00nmのタングステン膜11cの積層膜とすることが
できる。また、不純物半導体領域12にはn形の不純
物、たとえば砒素またはリンが導入されている。
【0113】選択MISFETQsのゲート電極11の
上層にはシリコン窒化膜からなるキャップ絶縁膜13が
形成され、さらにその上層をシリコン窒化膜14で覆わ
れる。シリコン窒化膜14は、ゲート電極11の側壁に
も形成され、後に説明する接続孔を形成する際の自己整
合加工に利用される。なお、選択MISFETQsのゲ
ート電極11は、DRAMのワード線として機能するも
のであり、分離領域7の上面にはワード線WLが形成さ
れている。
【0114】一方、nチャネルMISFETQnおよび
pチャネルMISFETQpは、各々p形ウェル3およ
びn形ウェル4の主面上に形成され、ゲート絶縁膜10
を介して形成されたゲート電極11と、ゲート電極11
の両側の各ウェルの主面に形成された不純物半導体領域
15とから構成される。ゲート絶縁膜10およびゲート
電極11は前記と同様である。不純物半導体領域15は
低濃度不純物領域15aと高濃度不純物領域15bとか
らなり、いわゆるLDD(Lightly Doped Drain )構造
を形成している。不純物半導体領域15に導入される不
純物は、MISFETの導電形に応じてn形またはp形
の不純物が導入される。
【0115】nチャネルMISFETQnおよびpチャ
ネルMISFETQpのゲート電極11の上層にはシリ
コン窒化膜からなるキャップ絶縁膜13が形成され、側
面には、たとえばシリコン窒化膜からなるサイドウォー
ルスペーサ16が形成されている。
【0116】選択MISFETQs、nチャネルMIS
FETQnおよびpチャネルMISFETQpは、層間
絶縁膜17で覆われている。層間絶縁膜17は、たとえ
ばSOG(Spin On Glass )膜17a、TEOS(テト
ラメトキシシラン)を原料ガスとしプラズマCVD法に
より形成されたシリコン酸化膜(以下TEOS酸化膜と
いう)がCMP(Chemical Mechanical Polishing )法
により平坦化されたTEOS酸化膜17bおよびTEO
S酸化膜17c,17dの積層膜とすることができる。
【0117】層間絶縁膜17上にはビット線BLおよび
第1層配線18が形成されている。ビット線BLおよび
第1層配線18は、たとえばチタン膜18a、窒化チタ
ン膜18bおよびタングステン膜18cの積層膜とする
ことができる。これにより、ビット線BLおよび第1層
配線18を低抵抗化してDRAMの性能を向上すること
ができる。また、ビット線BLと第1層配線18とは、
後に説明するように同時に形成される。これにより工程
を簡略化することができる。
【0118】ビット線BLはプラグ19を介して一対の
選択MISFETQsに共有される不純物半導体領域1
2に接続される。プラグ19は、たとえばn形の不純物
が導入された多結晶シリコン膜とすることができる。ま
た、プラグ19とビット線BLとの接続部にはチタンシ
リサイド膜20が形成されている。これによりビット線
BLとプラグ19との間の接続抵抗を低減し、接続信頼
性を向上することができる。
【0119】本実施の形態のチタンシリサイド膜20に
は、窒素が1原子%〜13原子%の範囲、たとえば1〜
3原子%含まれている。ビット線接続孔BLCTがビッ
ト線BLに対して目開き構造となっていることは前記し
たとおりであるが、本実施の形態では、後に説明するよ
うに、チタンシリサイド膜20に窒素が1〜3原子%含
まれているため、ビット線BLをパターニングする際に
チタンシリサイド膜20がエッチングストッパとして機
能し、プラグ19が過剰エッチングされることがない。
このため、その後の工程における露光焦点あわせに問題
が生じなくなり、工程マージンを増加し、DRAMの信
頼性および歩留まりを向上できる。また、チタンシリサ
イド膜20がエッチングされないため、チタンシリサイ
ド膜20の横方向エッチングが進行せず、ビット線BL
とプラグ19との接続を確実に維持することができる。
すなわち、従来の窒素を含まないチタンシリサイド膜で
は、ビット線BLのパターニングの際にチタンシリサイ
ド膜が過剰にエッチングされ、また横方向にエッチング
されてビット線BLとプラグ19との間に空隙を生じ、
この空隙がビット線BLとプラグ19との接続信頼性を
低下させていたが、本実施の形態ではそのようなことが
生じない。これにより接続信頼性を維持してDRAMの
信頼性を向上できる。
【0120】なお、ここでは、窒素が添加されたチタン
シリサイド膜を例示しているが、酸素、炭素あるいはゲ
ルマニウムが1原子%〜13原子%の範囲で添加されて
いてもよい。また、チタンシリサイドではなく、タング
ステンシリサイド膜であってもよい。この場合窒素、酸
素、炭素またはゲルマニウムが1原子%〜13原子%の
範囲で添加されていることが必要である。また、コバル
トシリサイド膜であってもよい。この場合、窒素、酸
素、炭素またはゲルマニウムの1原子%〜13原子%の
範囲での添加は必須ではない。すなわち、窒素、酸素、
炭素またはゲルマニウムを添加しないコバルトシリサイ
ド膜であっても、ビット線BLのパターニングの際のエ
ッチングストッパの役割を果たすことができる。しか
し、コバルトシリサイド膜に1原子%〜13原子%の範
囲の窒素、酸素、炭素またはゲルマニウムを添加すれ
ば、エッチング耐性はさらに良好になる。これらチタン
またはタングステンのシリサイド膜に窒素、酸素、炭素
またはゲルマニウムを添加して、あるいはコバルトシリ
サイド膜、またはコバルトシリサイド膜に窒素、酸素、
炭素またはゲルマニウムを添加して、耐エッチング性が
向上することは本発明者らの実験検討に基づくものであ
る。実験検討の結果によれば、窒素、酸素、炭素または
ゲルマニウムを添加することによりエッチング速度が3
分の2程度に減少する。
【0121】なお、後に説明するように、シリサイド膜
の形成時に酸素あるいは炭素が自然に混入される場合も
ある。すなわち原料ガスに酸素または炭素を含む有機ガ
ス等を用いる場合、あるいはシリコン表面に形成された
酸化膜(シリコン酸化膜)中の酸素がシリサイドアニー
ル時にチタン等が還元してシリサイド膜中に取り込まれ
る場合等がある。本実施の形態のシリサイド膜では、こ
のような自然に酸素あるいは炭素が混入されるプロセス
を用いて1原子%〜13原子%の不純物を混入させても
良い。
【0122】第1層配線18は、接続孔21を介してn
チャネルMISFETQnおよびpチャネルMISFE
TQpの不純物半導体領域15に接続される。また、第
1層配線18と不純物半導体領域15との接続部にはチ
タンシリサイド膜20が形成されている。これにより第
1層配線18と不純物半導体領域15との間の接続抵抗
を低減し、接続信頼性を向上することができる。
【0123】第1層配線18と不純物半導体領域15と
の接続部に形成されるチタンシリサイド膜20も前記と
同様、1原子%〜13原子%の範囲、たとえば1〜3原
子%の窒素を含むものである。このように窒素を含むチ
タンシリサイド膜20を用いることにより、接続部での
耐熱性を向上できる。この場合も窒素の含有量は1原子
%〜3原子%が好適である。耐熱性の劣化は、接続部で
の接触抵抗の増加、あるいはリーク電流の増大として観
測されるが、本実施の形態の窒素を含むチタンシリサイ
ド膜20を用いれば、このような接触抵抗の増加あるい
はリーク電流の増大が発生しない。これも発明者らの実
験検討の結果得られた知見に基づく。
【0124】なお、第1層配線18と不純物半導体領域
15との接続部のチタンシリサイド膜20も前記と同様
に酸素、炭素またはゲルマニウムが1原子%〜13原子
%の範囲で添加されていてもよい。また、チタンシリサ
イドではなく、タングステンシリサイド膜であってもよ
い。この場合窒素、酸素、炭素またはゲルマニウムが1
原子%〜13原子%の範囲で添加されていることが必要
である。また、コバルトシリサイド膜であってもよい。
この場合、窒素、酸素、炭素またはゲルマニウムの1原
子%〜13原子%の範囲での添加は必須ではない。すな
わち、窒素、酸素、炭素またはゲルマニウムを添加しな
いコバルトシリサイド膜であっても、接続部での耐熱性
が向上する。しかし、コバルトシリサイド膜に1原子%
〜13原子%の範囲の窒素、酸素、炭素またはゲルマニ
ウムを添加すれば、耐熱性はさらに良好になる。
【0125】このような耐熱性の向上は、後に説明する
ように、キャパシタCの容量絶縁膜を形成する際の熱処
理において接続部の劣化が発生せず、容量絶縁膜の形成
に熱処理上の制限がかからなくなる点で有意義である。
このため、高い蓄積容量のキャパシタCを実現しつつ、
前記接続部での接触抵抗の上昇、リーク電流の上昇を抑
制できる。
【0126】ビット線BLおよび第1層配線18(M
1)はシリコン窒化膜からなるキャップ絶縁膜22aお
よびサイドウォールスペーサ22bで覆われ、さらに層
間絶縁膜23で覆われている。層間絶縁膜23は、たと
えばSOG膜23a、CMP法により平坦化されたTE
OS酸化膜23b、TEOS酸化膜23cの積層膜とす
ることができる。
【0127】層間絶縁膜23の上層のA領域には情報蓄
積用のキャパシタCが形成されている。また、B領域の
層間絶縁膜23の上層にはキャパシタCと同層に絶縁膜
24が形成されている。絶縁膜24はたとえばシリコン
酸化膜とすることができ、キャパシタCと同層に形成す
ることによりキャパシタCの標高に起因するA領域とB
領域との間の段差の発生を防止することができる。これ
によりフォトリソグラフィの焦点深度に余裕を持たせる
ことができ、工程を安定にして微細加工に対応すること
ができる。
【0128】キャパシタCは、選択MISFETQsの
ビット線BLに接続される不純物半導体領域12とは逆
の不純物半導体領域12に接続されるプラグ25に、プ
ラグ26を介して接続される下部電極27と、たとえば
シリコン窒化膜および酸化タンタルからなる容量絶縁膜
28と、たとえば窒化チタンからなるプレート電極29
とから構成される。
【0129】キャパシタCの上層には、たとえばTEO
S酸化膜からなる絶縁膜30を介して第2層配線31
(M2)が形成されている。第2層配線31は、たとえ
ばチタン膜31a、アルミニウム膜31bおよび窒化チ
タン膜31cの積層膜とすることができる。
【0130】第2層配線31は、プラグ32を介して第
1層配線18に接続される。プラグ32は、たとえばチ
タン膜および窒化チタンの積層膜からなる接着層32a
とCVD法によるタングステン膜32bお積層膜とする
ことができる。
【0131】第2層配線31は、層間絶縁膜33で覆わ
れ、層間絶縁膜33の上層には第2層配線31と同様な
第3層配線34(M3)が形成されている。層間絶縁膜
33は、たとえばTEOS酸化膜33a、SOG膜33
bおよびTEOS酸化膜33cの積層膜とすることがで
きる。また、第3層配線34と第2層配線31とはプラ
グ32と同様なプラグ35により接続されている。
【0132】次に、本実施の形態のDRAMの製造方法
を図5〜図18を用いて工程順に説明する。図5〜図1
8は本発明の一実施の形態のDRAMの製造方法の一例
を工程順に示した断面図である。
【0133】まず、p形の半導体基板1を用意し、この
半導体基板1の主面に浅溝8を形成する。その後半導体
基板1に熱酸化を施し、シリコン酸化膜9を形成する。
さらにシリコン酸化膜を堆積してこれをCMP法により
研磨して浅溝8内にのみシリコン酸化膜を残し、分離領
域7を形成する。
【0134】次に、フォトレジストをマスクにして不純
物をイオン注入し、p形ウェル2,3、n形ウェル4お
よびディープウェル6を形成する(図5)。
【0135】次に、p形ウェル2,3、n形ウェル4が
形成された活性領域に熱酸化法によりゲート絶縁膜10
を形成し、さらに半導体基板1の全面に不純物がドープ
された多結晶シリコン膜、窒化チタン膜、タングステン
膜およびシリコン窒化膜を順次堆積する。その後、シリ
コン窒化膜、タングステン膜、窒化チタン膜および多結
晶シリコン膜をフォトリソグラフィ技術およびエッチン
グ技術を用いてパターニングし、ゲート電極11(ワー
ド線WL)およびキャップ絶縁膜13を形成する。さら
にキャップ絶縁膜13およびゲート電極11とフォトレ
ジストをマスクとして不純物をイオン注入し、不純物半
導体領域12および低濃度不純物領域15aを形成する
(図6)。
【0136】次に、半導体基板1の全面にシリコン窒化
膜(図示せず)を堆積し、メモリセルが形成される領域
(A領域)にのみフォトレジスト膜(図示せず)を形成
する。その後、そのフォトレジスト膜をマスクとして、
前記シリコン窒化膜を異方性エッチングし、A領域の半
導体基板1上にのみシリコン窒化膜14を形成すると同
時にB領域のゲート電極11の側壁にサイドウォールス
ペーサ16を形成する。さらに、サイドウォールスペー
サ16をマスクにして不純物を自己整合的にイオン注入
し、高濃度不純物領域15bを形成する(図7)。
【0137】次に、半導体基板1の全面にSOG膜17
aを塗布し、これをキュアした後、プラズマCVD法に
よりTEOS酸化膜17bを堆積する。このTEOS酸
化膜をCMP法を用いて研磨し、その表面を平坦化す
る。これによりこの後のフォトリソグラフィ工程のフォ
ーカスマージンを向上することができ、微細な接続孔の
開口等が可能となる。表面を洗浄後、さらにTEOS酸
化膜17cを堆積し、層間絶縁膜17を形成する。この
TEOS酸化膜17cは、CMPにより生じたTEOS
酸化膜17b上のスクラッチによる損傷を補修するため
のものである。
【0138】次に、TEOS酸化膜17c,17bおよ
びSOG膜17aに接続孔を開口し、プラグインプラを
施した後に不純物がドープされた多結晶シリコン膜を堆
積し、この多結晶シリコン膜をCMP法により研磨して
プラグ19,25を形成する(図8)。なお、この接続
孔は、2段階のエッチングにより開口して半導体基板1
の過剰エッチングを防止することができる。
【0139】次に、TEOS酸化膜17dを形成した
後、ビット線BLが接続されるプラグ19が露出するよ
うにTEOS酸化膜17dに開口を形成し、nチャネル
MISFETQnおよびpチャネルMISFETQpの
不純物半導体領域15が露出するように層間絶縁膜17
に接続孔21を形成する(図9)。
【0140】次に、半導体基板1の全面にチタン膜18
aを堆積する。この堆積された様子を図10の一部拡大
図に示す(図10)。なお図10〜図13では、左側に
ビット線接続孔BLCTの部分を示し、右側に第1層配
線M1と半導体基板1の主面との接続孔CTの部分を示
している。
【0141】チタン膜18aは、1〜3原子%の窒素を
含むように形成する。このような窒素を添加したチタン
膜の堆積は、反応性スパッタ法、あるいはCVD法によ
り行うことができる。反応性スパッタ法による堆積条件
を例示すれば以下の通りである。すなわち、スパッタタ
ーゲットとしてチタン(Ti)を用い、雰囲気ガスとし
て窒素(N2 )ガスおよびアルゴン(Ar)ガスを用い
る。スパッタ圧力は1mTorr〜10mTorr、好
適には3mTorrとすることができる。投入電力とし
ては1kW〜20kW、好適には4kWとすることがで
きる。また、CVD法による堆積条件を例示すれば以下
の通りである。すなわち、CVDガスとしてはTDMA
T(テトラジメチルアミノチタン;Ti(N(CH3
2 4 )あるいはTDEAT(テトラジエチルアミノチ
タン;Ti(N(C2 5 2 4 )等の有機ソースお
よびアンモニア(NH3 )とすることができる。また、
四塩化チタン(TiCl4 )およびアンモニアとするこ
ともできる。形成方法としてはIMP(Ion Metal Plas
ma)法を用いることができる。
【0142】次に、半導体基板1を減圧雰囲気に保持
し、650℃、1分間の熱処理を施して窒素を含むチタ
ン膜18aとプラグ19および半導体基板1とをシリサ
イド化反応させ、チタンシリサイド膜20を形成する
(図11)。このようにして形成したチタンシリサイド
膜20には、窒素が約1〜3原子%含まれることとな
る。
【0143】なお、図では、未反応のチタン膜を残存さ
せているが、これを除去することもできる。未反応チタ
ン膜の除去は、たとえば、アンモニア水と過酸化水素水
とを1:5の体積比で混合した溶液を用いて選択的に除
去することができる。
【0144】次に、窒化チタン膜18bを堆積する(図
12)。窒化チタン膜18bはスパッタ法により形成す
ることができる。
【0145】次に、タングステン膜18cをブランケッ
トCVD法により堆積する(図13)。ブランケットC
VD法を用いるため、微細な接続孔21であっても良好
にタングステン膜を埋め込むことができる。
【0146】次に、キャップ絶縁膜22aとなるシリコ
ン窒化膜を堆積し、このシリコン窒化膜、タングステン
膜18c、窒化チタン膜18bおよびチタン膜18aを
パターニングする。図14に、図3におけるXIV−X
IV線断面部分の拡大図を示す。(a)は図13の段階
における断面図を示し、(b)はパターニングしてビッ
ト線BLを形成した後を示す。(b)において、ビット
線接続孔BLCTはビット線BLに対して完全に目開き
構造となっている。しかし、本実施の形態では、チタン
シリサイド膜20に窒素を1〜3原子%含むため、タン
グステン膜18c、窒化チタン膜18bおよびチタン膜
18aのパターニングの際にチタンシリサイド膜20が
エッチング耐性を有するため、エッチングされず、プラ
グ19が過剰にエッチングされることも、また、チタン
シリサイド膜20が横方向にエッチングされることもな
い。なお、タングステン膜18cのエッチングには六フ
ッ化硫黄(SF6 )ガスを用いることができ、窒化チタ
ン膜18bのエッチングには塩素(Cl2 )ガスを用い
ることができる。
【0147】このようなエッチングによりビット線BL
と同時に第1層配線M1(18)も形成される。
【0148】さらにシリコン窒化膜を堆積してこれを異
方性エッチングすることによりサイドウォールスペーサ
22bを形成する(図15)。
【0149】次に、半導体基板1の全面のSOG膜23
aを塗布し、これをキュアした後、プラズマCVD法に
よりTEOS酸化膜23bを堆積する。このTEOS酸
化膜23bをCMP法を用いて研磨し、その表面を平坦
化する。これによりこの後のフォトリソグラフィ工程の
フォーカスマージンを向上することができ、微細な接続
孔の開口等が可能となる。表面を洗浄後、さらにTEO
S酸化膜23cを堆積し、層間絶縁膜23を形成する。
このTEOS酸化膜23cは、CMPにより形成された
TEOS酸化膜23b上のスクラッチを覆うためのもの
である。
【0150】次に、層間絶縁膜23に接続孔を開口し、
不純物がドープされた多結晶シリコン膜を堆積し、この
多結晶シリコン膜をCMP法により研磨してプラグ26
を形成する(図16)。
【0151】次に、メモリセルアレイ領域Aにのみシリ
コン窒化膜23dを形成し、絶縁膜24を堆積した後キ
ャパシタCが形成される領域に溝を形成してプラグ26
を露出させ、この溝を覆う多結晶シリコン膜を堆積し、
溝以外の多結晶シリコン膜を除去してキャパシタCの下
部電極27を形成する。その後、メモリセルアレイ領域
Aの絶縁膜24および下部電極27の内部に形成された
絶縁膜をウエットエッチングにより除去し、下部電極2
7を円筒形状に露出する。なお、この際、シリコン窒化
膜23dをウェットエッチングのマスクとすることがで
きる。その後、下部電極27表面を窒化または酸窒化処
理した後酸化タンタル膜を堆積する。ここで酸化タンタ
ル膜に熱処理を施して酸化タンタル膜を結晶化し、より
強固な誘電体とし、容量絶縁膜28を形成する。なお、
この酸化タンタル膜の焼成熱処理において、前記した接
続孔21底部での耐熱性が主に問題となる。しかし、本
実施の形態1ではすでに説明した方策を講じているた
め、このような熱処理を行っても、リーク電流の発生、
接触抵抗の増加等の問題は生じない。さらに、窒化チタ
ン膜を堆積してこれをパターニングし、プレート電極2
9を形成する(図17)。
【0152】次に、TEOS酸化膜を半導体基板1の全
面に堆積して絶縁膜30とし、直接周辺回路領域Bおよ
び間接周辺回路領域Cに第1層配線18に接続される接
続項を開口し、プラグ32を形成する。プラグ32は、
チタンおよび窒化チタンの積層膜を半導体基板の全面に
堆積し、さらにブランケットCVD法によりタングステ
ン膜を堆積して、その後タングステン膜、窒化チタン膜
およびチタン膜をエッチバックすることにより形成する
ことができる。なお、チタンおよび窒化チタンはスパッ
タ法により形成することができるが、CVD法により形
成することもできる。さらに、半導体基板1の全面にチ
タン膜31a、アルミニウム膜31bおよび窒化チタン
膜31cをスパッタ法により堆積し、これをパターニン
グして第2層配線31を形成する(図18)。
【0153】最後に、TEOS酸化膜33a、SOG膜
33bおよびTEOS酸化膜33cを堆積して層間絶縁
膜33を形成し、第2層配線31と同様にプラグ35を
形成し、さらに第3層配線34を形成して、図2に示す
DRAMがほぼ完成する。
【0154】本実施の形態1のDRAMによれば、チタ
ンシリサイド膜20に窒素を含んでいるため、ビット線
BLのパターニングの際に、ビット線接続孔BLCTが
目開き構造であってもチタンシリサイド膜20をエッチ
ングストッパとして機能させ、プラグ19の過剰エッチ
ング、チタンシリサイド膜20の横方向エッチングが生
じない。このため、その後の可能工程を容易にし、ビッ
ト線BLとプラグ19との接続信頼性を向上してDRA
Mの信頼性および歩留まりを向上できる。
【0155】また、接続孔21(CT)の下部でのチタ
ンシリサイド膜20に窒素を含んでいるため、接続孔底
部の耐熱性が向上し、容量絶縁膜28の形成の際に高温
度を加えても第1層配線M1と半導体基板1との接続部
分の接続抵抗の増加およびリーク電流の上昇は発生しな
い。この状況をデータを用いて説明する。図19および
図20は、本発明者らによって検討された実験結果を示
すグラフであり、図19は、窒素含有量に対するコンタ
クト抵抗(接触抵抗)の変化を、図20は、窒素含有量
に対するリーク電流の変化を示している。図19および
図20において(a)はn形基板の場合、(b)はp形
基板の場合を示している。
【0156】図から明らかなとおり、窒素が含有されな
いチタンシリサイド膜の場合(窒素含有量0%のとき)
コンタクト抵抗およびリーク電流が大きくなり、窒素含
有量の増加とともにコンタクト抵抗およびリーク電流は
低下している。ただし、窒素含有量が13%を越えるあ
たりからコンタクト抵抗、リーク電流ともに上昇してお
り、あまり大きな窒素含有量では効果が得られないこと
がわかる。したがって、窒素含有量には最適値が存在
し、1原子%〜13原子%、好ましくは1原子%〜3原
子%がその範囲といえる。
【0157】なお、本実施の形態ではビット線BLおよ
び第1層配線18(M1)の材料として窒化チタンおよ
びタングステンの場合を例示したが、窒化チタン膜の単
層膜であってもよい。この場合、チタンシリサイド膜2
0は窒化チタン膜のエッチングガスであるフッ素系ガス
に曝されるが、窒素を含むチタンシリサイド膜20であ
るためエッチング耐性を有し、問題はない。ただし、コ
バルトシリサイド、あるいはタングステンシリサイドで
ある方が効果が大きい。
【0158】また、ビット線BLおよび第1層配線18
が窒化チタンおよびタングステンの場合であっても、コ
バルトシリサイド、あるいは窒素、酸素、炭素またはゲ
ルマニウムを含んだコバルトシリサイドである方がエッ
チング耐性に優れ、好ましい。
【0159】(実施の形態2)図21〜図23は、本発
明の他の実施の形態であるDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。図21〜図23では、左側に
ビット線接続孔BLCTの部分を示し、右側に第1層配
線M1と半導体基板1の主面との接続孔CTの部分を示
している。
【0160】本実施の形態のDRAMは、実施の形態1
のDRAMとは、ビット線BLおよび第1層配線の構
造、ビット線接続孔BLCTおよび接続孔21に形成さ
れるプラグを有する点で異なるが、その他の構成および
製造方法は同様である。したがって、以下では、その相
違する点についてのみ説明する。
【0161】本実施の形態のDRAMの製造方法は、実
施の形態1のDRAMの図13における製造方法までは
ほぼ同様である。ただし、本実施の形態におけるチタン
シリサイド膜20には、窒素、酸素、炭素またはゲルマ
ニウムを含む必要はない。もちろん、実施の形態1と同
様に窒素、酸素、炭素またはゲルマニウムを含んでもよ
く、また、コバルトシリサイド、タングステンシリサイ
ドであってもよい。
【0162】実施の形態1における図13のようにタン
グステン膜18cを堆積した後、タングステン膜18
c、窒化チタン膜18bおよびチタン膜18aをエッチ
バックして、ビット線接続孔BLCTおよび接続孔21
以外の前記積層膜を除去する。これにより、ビット線接
続孔BLCTにビット線プラグBPおよび接続孔21に
配線プラグCTPを形成する(図21)。エッチバック
には、エッチバック法あるいはCMP法を用いることが
できる。
【0163】なお、CMP法を用いて、ビット線プラグ
BPおよび配線プラグCTPを形成する場合には、ビッ
ト線接続孔BLCTおよび接続孔21が形成されるTE
OS酸化膜17dの表面が平坦化されている必要があ
る。また、プラグ19、25が形成されるTEOS酸化
膜17cの表面も平坦化されていることが好ましい。こ
のように下地あるいはビット線プラグBPおよび配線プ
ラグCTPが形成される層が平坦化されていることによ
り、ビット線プラグBPおよび配線プラグCTPを形成
するための各導電膜の膜厚を低減し、また、研磨膜厚を
少なくして研磨工程における工程負担を低減できる。
【0164】次に、半導体基板1の全面に金属膜Mを堆
積し(図22)、その後、金属膜Mをパターニングして
ビット線BLおよび第1層配線M1を形成する(図2
3)。金属膜Mとしてはたとえばタングステン、または
モリブデンの単層膜を用いることができる。
【0165】この後の工程は実施の形態1と同様であ
る。
【0166】本実施の形態のDRAMによれば、ビット
線プラグBPを形成しているため、金属膜Mのパターニ
ングの際に、ビット線プラグBPが一種のマスクの役割
をし、チタンシリサイド膜20、プラグ19までエッチ
ングされることがない。これにより、ビット線BLが目
開き構造であっても、プラグ19の過剰なエッチングお
よびチタンシリサイド膜20の横方向エッチングを防止
することができる。すなわち、ビット線BLがタングス
テン膜からなる単層膜である場合には、ビット線プラグ
BPがタングステンを含むものであるとき、ビット線プ
ラグBPのタングステン部分をエッチングしてしまうこ
ととなる。ところが、この後に説明するように、ビット
線BLの膜厚を薄くすることができるため、ビット線B
Lとなる金属膜Mのエッチングの際のオーバーエッチン
グは、その膜厚に応じた量だけ行えばよい。つまり、膜
厚が薄いことから金属膜Mのオーバーエッチング量は少
なくてもよい。このため、金属膜Mのエッチングの際に
下地であるビット線プラグBPがタングステンを含んで
もこのタングステンのエッチング量は少なく、プラグ底
部にエッチングが到達することはない。この結果、シリ
サイド層の過剰なエッチングは防止される。
【0167】また、ビット線BLがモリブデンで構成さ
れる場合は、ビット線BLとなる金属膜Mのエッチング
を、モリブデンのエッチング速度がタングステンのエッ
チング速度より高くなる条件を選択して行うことによ
り、ビット線プラグBPに対して選択的に金属膜Mのエ
ッチングを行うことができる。つまり、ビット線プラグ
BPを金属膜Mのエッチングストッパとして機能させる
ことができる。これにより、ビット線BLがビット線プ
ラグBPにたいして目開き構造であっても、ビット線プ
ラグBPをエッチングすることなく、シリサイド膜のエ
ッチングを防止することができる。
【0168】また、ビット線BLをタングステン単層膜
で構成するため、ビット線BLのp低抵抗化を図ること
ができる。すなわち、従来は、接続孔への埋め込み性の
関係から窒化チタン膜を使用せざるを得なかったが、本
実施の形態では、接続孔をプラグで埋め込むため、ビッ
ト線BLは窒化チタン膜と比較して低抵抗なタングステ
ン膜のみとすることができる。窒化チタン膜は加工に困
難性をともなうため、加工容易なタングステン膜のみで
ビット線BLを構成することは、加工性の点からも有効
である。
【0169】また、ビット線接続孔BLCTにはあらか
じめビット線プラグBPが形成されているため、金属膜
Mによってビット線接続孔BLCTを埋め込む必要がな
く、そのため、金属膜Mの膜厚を薄くすることができ
る。この結果、ビット線BL間の容量を低減して、蓄積
電荷の検出感度を向上できる。たとえば、接続孔の口径
を300nmとすれば、従来は金属膜Mの膜厚として1
50nm以上が必要であった。しかし、本実施の形態で
は、150nm以下にすることが可能であり、かつ、導
電率の高いタングステン膜からなるため、より薄膜化す
ることが可能である。
【0170】ビット線BLの形状は図3に示すように、
直線形状であり、且つ、近接して配置されている。この
ように近接されているのは、メモリセル領域では最小加
工寸法でパターニングされるためであり、パターン幅も
ほぼ最小加工寸法で形成される。ビット線BLが直線形
状であるためそのフォトリソグラフィの解像度が向上し
ビット線BLの幅を狭めてビット線BL間の容量を低減
できる効果は実施の形態1に記載した通りであるが、さ
らに容量を低減しようとすればフォトリソグラフィの解
像度で制限される限界が自ずと存在する。このため、ビ
ット線BL間の間隔を広げることによるビット線BL間
の線間容量の低減は困難である。これに対し、本実施の
形態ではビット線BLの厚さを低減することによる容量
低減を達成するものであり、実施の形態1以上の容量低
減の効果が期待できる。
【0171】なお、図24に示すように、ビット線プラ
グBPには、前記した窒化チタンとタングステンの積層
膜に代えて窒化チタン膜50を用いることができる。こ
の場合には、ビット線BLを構成するタングステン膜に
対して窒化チタン膜50はエッチング選択比が大きいた
め、窒化チタン膜50からなるビット線プラグBPをビ
ット線BLのパターニングの際のエッチングストッパに
用いることができる。このようなエッチングは、SF6
をエッチングガスに用いて実現できる。このような場
合、ビット線BLの加工マージンを増加することができ
る。また、窒化チタン膜50は、窒化タングステン膜に
代えても良い。この場合も、窒化タングステン膜をビッ
ト線BLを構成するタングステンのエッチングの際のエ
ッチングストッパに用いることができる。
【0172】また、ビット線プラグBPを窒化チタンお
よびタングステンの積層膜、あるいは窒化チタン膜、窒
化タングステン膜で構成する場合、ビット線BLがモリ
ブデンで構成される場合には、モリブデン膜をエッチン
グする際のエッチングストッパとして機能させることが
できることは勿論である。
【0173】(実施の形態3)図25〜図28は、本発
明のさらに他の実施の形態であるDRAMの製造方法の
一例を示した拡大断面図である。
【0174】本実施の形態の製造方法は、実施の形態1
の図9までの製造方法とほぼ同様である。ただし、TE
OS酸化膜17dの膜厚を若干厚めに形成している(図
25)。
【0175】次に、チタン膜18aを堆積し、実施の形
態1と同様に熱処理してチタンシリサイド膜20を形成
し、窒化チタン膜18bを堆積する(図26)。ここで
チタンシリサイド膜20に窒素あるいは酸素を添加する
必要はないが、添加してもよいことはいうまでもない。
【0176】次に、タングステン膜18cをブランケッ
トCVD法により堆積する(図27)。この際、タング
ステン膜18c、窒化チタン膜18bおよびチタン膜1
8aを加えた厚さ、つまりビット線BLの膜厚をL1
すれば、TEOS酸化膜17dの膜厚L1 を加えた距離
2 、および、ビット線接続孔BLCTの口径Dとの間
には、L1 ×(1+OVE)<L2 、および、L1 >D
/2、の関係を満足するように各々の口径、膜厚を設定
する。ただし、OVEはビット線BLをパターニングす
る際のオーバーエッチ量である。オーバーエッチ量とし
ては0.5とすることが適当である。
【0177】このような関係を満足する限り、図28に
示すように、フォトレジスト膜40を用いてタングステ
ン膜18c、窒化チタン膜18bおよびチタン膜18a
をパターニングしても、ビット線接続孔BLCTの底部
までエッチングが進行することはない。この結果、ビッ
ト線BLが目開き構造であっても、チタンシリサイド膜
20およびプラグ19がエッチングされることはない。
【0178】なお、タングステン膜18c、窒化チタン
膜18bおよびチタン膜18aのエッチング方法は実施
の形態1で説明したとおりである。
【0179】本実施の形態によれば、チタンシリサイド
膜20およびプラグ19のエッチングを防止し、前記し
た実施の形態1および2と同様の効果が得られる。
【0180】(実施の形態4)図29は、本発明の他の
実施の形態であるDRAMの一例を示した断面図であ
る。また、図30および図31は、本実施の形態のDR
AMの製造方法の一例を示した断面図である。
【0181】本実施の形態のDRAMは、図29におけ
るA領域およびB領域においては実施の形態1とほぼ同
様である。図29では、特に間接周辺回路領域であるC
領域を示し、本実施の形態のDRAMは、C領域におけ
る接続孔21の口径とB領域における接続孔21の口径
とを同一にしたものである。
【0182】本実施の形態のDRAMの製造方法は、実
施の形態1の製造方法とほぼ同様である。ただし、図3
0に示すように、接続孔21を開口する際、直接周辺回
路であるB領域の接続孔21と、間接周辺回路であるC
領域の接続孔21とを同一の口径で開口する。
【0183】次に、実施の形態1における図10〜図1
3を用いて説明する。ここで、図10〜図13は、直接
周辺回路であるB領域と、間接周辺回路であるC領域と
を共通に示したものである。
【0184】半導体基板1の全面にチタン膜18aを堆
積する。この堆積された様子を図11の一部拡大図に示
す(図10)。チタン膜18aは、層間絶縁膜17上で
の膜厚と接続孔21の底部での膜厚を比較すれば、接続
孔21の底部での膜厚の方が薄くなる。これは、チタン
膜18aがスパッタ法を用いて形成されるためであり、
接続孔21の底部からののぞみ角に依存して底部での膜
厚が薄くなることに起因する、すなわち、開口が大きい
ほどその底部での膜厚は厚くなる。しかるに、本実施の
形態では、直接周辺回路領域Bおよび間接周辺回路領域
Cの両領域において接続孔21の開口は均一である。そ
のため、両領域での接続孔21底部のチタン膜18aの
膜厚は同一となる。
【0185】次に、半導体基板1をアニールし、半導体
基板1とチタン膜18aにシリサイド反応を生じさせる
(図11)。これにより、接続孔21の底部にチタンシ
リサイド層20を形成する。このとき、チタン膜18a
の膜厚は、直接周辺回路領域Bであるか間接周辺回路領
域Cであるかによらず均一であるため、接続孔21の底
部のチタン膜18aのすべてを反応させることができ、
未反応なチタンを残存させることがない。これにより、
後の工程において発生する熱工程により、予期せぬシリ
サイド反応を生じることがなく、接続孔21での接続信
頼性すなわち耐熱性を向上することができる。
【0186】次に、窒化チタン膜18bを堆積する(図
12)。窒化チタン膜18bもCVD法またはスパッタ
法により形成することができ、前記したチタン膜18a
と同様に接続孔21の底部において均一な膜厚を実現す
ることができる。これにより、窒化チタン膜18bの膜
厚のばらつきに起因する耐熱性の低下を抑制して接続孔
21部分での接続信頼性を向上することができる。
【0187】次に、タングステン膜18cをブランケッ
トCVD法により堆積する(図13)。ブランケットC
VD法を用いるため、微細な接続孔21であっても良好
にタングステン膜を埋め込むことができる。
【0188】その後、シリコン窒化膜を堆積し、これを
パターニングしてビット線BLおよび第1層配線M1、
キャップ絶縁膜22aを形成し、サイドウォールスペー
サ22b形成する(図31)。
【0189】その後の工程は実施の形態1と同様であ
る。
【0190】このようなDRAMでは、接続孔21の口
径が半導体基板1の全面で同一であるため、耐熱性に優
れたチタンシリサイド膜20を形成することができる。
すなわち、チタン膜18aはスパッタ法で形成されるた
め、接続孔の開口径に応じて接続孔底部でのチタン膜1
8aの膜厚が相違する。このように相違する膜厚のチタ
ン膜18aに熱処理を施してチタンシリサイド膜20を
形成した場合には、一部に未反応チタンを残すこととな
る。このような未反応チタンは、開口径の大きい接続孔
の残留しやすい。これは、開口径が大きいほど接続孔底
部でのチタン膜厚が厚いことに起因する。そして、残留
チタンは、後の熱工程によって反応し、空洞や半導体基
板1への浸食を生じ、これがリーク電流の増加とコンタ
クト抵抗の増加に関係することを本発明者らは認識し
た。
【0191】すなわち、本実施の形態のDRAMは、全
ての接続孔21の口径を均一化することにより、その接
続孔21の底部でのチタン膜18aの膜厚を均一化する
ものであり、これによりシリサイド反応後の未反応チタ
ンをなくして、接続孔部での耐熱性(耐リーク電流上昇
性、耐コンタクト抵抗上昇性)を向上するものである。
【0192】なお、本実施の形態のDRAMのチタン膜
18aの膜厚を例示すれば、コリメーションスパッタ法
により50nm膜厚のチタン膜18aを堆積した場合、
接続孔21の底部では、いずれの接続孔21であっても
10nmの膜厚であった。このチタン膜18aに650
℃、1分の熱処理を施した結果、残留チタンは検出され
なかった。また、後にキャパシタCを形成する際に、8
00℃、11分の熱処理を施したが、接続孔21の部分
での接触抵抗の上昇や、リーク電流の増加は特に観察さ
れなかった。
【0193】本実施の形態では、接続孔21の口径を均
一にする例を示したが、接続孔21の深さが相違する場
合には、アスペクト比が一致するように口径を決定する
こともできる。これによれ、接続孔底部でのチタン膜厚
を均一化し、接続孔部分での耐熱性を向上できる。
【0194】なお、本実施の形態において、実施の形態
2のようにビット線プラグBPおよび配線プラグCTP
をCMP法により作成しても良いことは勿論である。
【0195】(実施の形態5)図32(a)は、本発明
のさらに他の実施の形態である半導体集積回路装置の間
接周辺回路の一部を示した平面図であり、図32(b)
は、その等価回路図である。
【0196】本実施の形態では出力バッファを一例とし
て示す。本実施の形態の出力バッファは、nチャネルM
ISFETが4個、pチャネルMISFETが4個並列
に接続され、さらにnチャネルMISFETとpチャネ
ルMISFETとが直列に接続されたCMOSインバー
タを構成している。
【0197】nチャネルMISFETは、n形不純物が
拡散されたn拡散領域101に形成されており、pチャ
ネルMISFETは、p形不純物が拡散されたp拡散領
域102に形成されている。
【0198】n拡散領域101およびp拡散領域102
にはゲート電極103が形成され、各ゲート電極103
は各々接続されて入力部104となる。
【0199】ゲート電極103の両側にはソース・ドレ
イン領域が形成され各MISFETの一方のソース・ド
レイン領域は接続孔105を介して接続された配線10
6により電源端子107に、あるいは接続孔105を介
して接続された配線108により接地端子109に接続
される。また、他方のソース・ドレイン領域は接続孔1
05を介して接続された配線110により接続されて出
力部111となる。なお、pチャネルMISFETはそ
の電流駆動能力がnチャネルMISFETに比べて低い
ためゲート幅が大きくなっている。
【0200】ここで、接続孔105は、実施の形態4で
説明したと同様に直接周辺あるいは間接周辺の両領域で
同一の口径となるように形成している。これにより接続
孔の耐熱性を向上できることは実施の形態4で説明した
通りである。
【0201】しかし、本実施の形態のように、駆動電流
の容量が要求される場合には、接続孔底部の接触面積が
小さくなりコンタクト抵抗を上昇して、電流駆動の障害
となる場合が生じる。
【0202】そこで、本実施の形態では、接続孔105
の配列をゲート電極の幅方向に2列並べて接触抵抗の上
昇を抑制している。これにより、バッファの電流容量を
増加して、大電流においても十分な動作を確保すること
ができる。
【0203】また、本実施の形態では、接続孔105の
配列を2列にしている部分は、電源端子107あるいは
接地端子109に接続される配線106あるいは配線1
08がレイアウトされる部分に限られ、出力部111に
接続される配線110がレイアウトされる部分は接続孔
105が1列に配置されている。これは、接続孔105
を2列に配置するとコンタクト抵抗は低減されるもの
の、配線と半導体基板との接触面積が増大し、配線に基
板容量が付加されて出力信号の応答性能が低下するため
である。
【0204】このように、本実施の形態では、大きな電
流容量が要求される場合には接続孔を2列に配置してコ
ンタクト抵抗を低減し、一方信号応答性能が要求される
部分では接続孔105を1列に配置して、電流容量と応
答性能とをともに向上することが可能となる。このよう
な効果は、接続孔105での耐熱性の向上とともに得ら
れることは言うまでもない。
【0205】なお、ここでは接続孔105が2列に配列
された例を示したが、2以上の複数列に配置してもよ
い。また、間接周辺回路領域では比較的レイアウトに余
裕があるため、本実施の形態2のように複数列の接続孔
105を配置することは比較的容易であり、レイアウト
面積の増加の大きな障害とはならない。
【0206】(実施の形態6)図33〜図36は、本発
明の他の実施の形態であるDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。図33〜図36においては、
周辺回路の部分についてのみ示している。
【0207】本実施の形態のDRAMは、実施の形態1
のDRAMとは、チタンシリサイド膜の構造および形成
方法について相違する以外は、実施の形態1のDRAM
の構造および製造方法と同様である。したがって、以下
では、その相違する点についてのみ説明する。本実施の
形態のDRAMの製造方法は、実施の形態1のDRAM
の図9における製造方法まではほぼ同様である。
【0208】接続孔21を形成後、チタン膜18aを堆
積する(図33)。チタン膜18aはたとえばコリメー
ションスパッタ法により堆積できる。また、チタン膜1
8aは、接続孔21の底部においてその膜厚が10〜2
0nmとなるように堆積する。
【0209】次に、実施の形態1と同様に熱処理を施し
てチタン膜18aと半導体基板1のシリコンとを反応さ
せ、チタンシリサイド膜20を形成する(図34)。こ
のチタンシリサイド膜20の形成では、接続孔21の底
部において残留チタンが生じないように、底部における
全てのチタンが反応するように熱処理する。
【0210】チタン膜18aの接続孔21の底部におけ
る膜厚を10〜20nmとし、これを全て反応させれ
ば、チタンシリサイド膜20の膜厚は15〜30nmの
範囲となる。このようなシリサイド化反応により、接続
孔21底部のチタン膜18aは全てシリサイド化され、
残留チタンは存在しなくなる。このように、残留チタン
が存在しないことにより、コンタクト部分の耐熱性を向
上できること。また、残留チタンが存在すれば、その後
の熱工程により残留チタンがシリサイド化し、チタンシ
リサイド膜20の膜厚が増加するが、本実施の形態では
後の熱工程によりチタンシリサイド膜20の膜厚は増加
しない。このようなチタンシリサイド膜20の膜厚が増
加しないことは、次に説明するように、コンタクト部分
の接続抵抗の上昇を抑制する。
【0211】チタンシリサイド膜20の膜厚を15〜3
0nmの範囲とすることにより、接続孔21底部におけ
る接触抵抗を低減できる。このようにチタンシリサイド
膜20の膜厚によって接触抵抗の値が変化することは、
本発明者らの実験検討による知見に基づく。図37を用
いてこの知見を説明する。図37は、コンタクト抵抗と
接続孔21の底部でのチタンシリサイド膜20の膜厚と
の関係を示したグラフであり、(a)はn型の場合、
(b)はp型の場合を示す。n型、p型何れの場合であ
っても、チタンシリサイド膜20の膜厚が15nm以下
の場合にコンタクト抵抗が大きくなる。これは、低い接
続抵抗を確保するには15nm程度の膜厚が必要で有る
ことを示し、ある程度の膜厚がなければシリサイド膜と
しての機能を発揮できず低抵抗化できないことを示す。
一方、p型の場合には、チタンシリサイド膜20の膜厚
が大きくなるに従い、コンタクト抵抗が上昇する。これ
は、高濃度不純物領域15bの不純物濃度プロファイル
を反映したものと考えられる。つまり、p型の高濃度不
純物領域15bにおいては、表面領域で不純物濃度が高
く、深くなるに従って不純物濃度が低下する。このよう
な不純物濃度プロファイルにおいて、厚いチタンシリサ
イド層が形成されれば、チタンシリサイド層が不純物濃
度の低い領域つまり高濃度不純物領域15bの深い領域
に形成され、不純物濃度が高く、低抵抗な領域がシリサ
イド層に取り込まれる現象が発生すると考えられる。こ
のような場合には、高濃度不純物領域15bが十分に低
抵抗化されておらず、結局接続抵抗が高くなる現象が現
れる。
【0212】一方、n型の場合には、チタンシリサイド
膜20の膜厚が大きくなっても顕著なコンタクト抵抗の
増加は見られない。これは、n型の高濃度不純物領域1
5bにおいては不純物プロファイルが深さに依存せず、
ほぼ一定に保たれていることを反映していると考えられ
る。このため、n型の場合には多少チタンシリサイド膜
20の膜厚が大きくなってもコンタクト抵抗の上昇には
影響しない。これは、メモリセル領域においてビット線
BLと接続するプラグ19上面のチタンシリサイド膜2
0にとって都合がよい。つまり、プラグ19上に形成さ
れる開口の深さは浅く、接続孔21と比較してそのアス
ペクトは低い。従って、開口底部のチタン膜18aの膜
厚は、接続孔21底部の膜厚と比較して厚くなる。この
ため、プラグ19上面に形成されるチタンシリサイド膜
20の膜厚は厚くなる。ところが、メモリセル選択用の
選択MISFETQsはnチャネル型であり、プラグ1
9に導入される不純物はn型の導電型を示す不純物であ
る。このため、プラグ19上面のチタンシリサイド膜2
0の膜厚が多少厚くなっても接続抵抗を上昇させること
がなく好都合である。
【0213】なお、チタンシリサイド膜20には、窒
素、酸素、炭素またはゲルマニウムを含む必要はない
が、もちろん、実施の形態1と同様に窒素、酸素、炭素
またはゲルマニウムを含んでもよい。また、チタン膜1
8aに代えてタングステン膜、コバルト膜を用いて、コ
バルトシリサイド、タングステンシリサイドを形成して
も良い。
【0214】次に、実施の形態1と同様に窒化チタン膜
18bを堆積し(図35)、実施の形態1と同様にタン
グステン膜18cを堆積する(図36)。
【0215】この後の工程は、実施の形態1と同様であ
る。
【0216】本実施の形態によれば、接続孔21底部で
のコンタクト抵抗を低減し、また、コンタクト部分の耐
熱性を向上できる。
【0217】なお、窒化チタン膜18bおよびタングス
テン膜18cを窒化チタン膜の単層膜、あるいは窒化タ
ングステン膜の単層膜に代えても良いことは実施の形態
1と同様である。また、本実施の形態のチタンシリサイ
ド膜20を実施の形態2に適用することも勿論可能であ
る。
【0218】(実施の形態7)図38〜図41は、本発
明のさらに他の実施の形態であるDRAMの製造方法の
一例を示した拡大断面図である。図38〜図41におい
ては、周辺回路の部分についてのみ示している。
【0219】本実施の形態のDRAMは、実施の形態6
のDRAMとは、チタンシリサイド膜の形成方法につい
て相違する以外は、実施の形態6のDRAMの構造およ
び製造方法と同様である。したがって、以下では、その
相違する点についてのみ説明する。本実施の形態のDR
AMの製造方法は、実施の形態6のDRAMの図33に
おける製造方法まではほぼ同様である。ただし、本実施
の形態においては、チタン膜18aの膜厚は10nm以
上、つまり熱処理後のチタンシリサイド膜の膜厚が15
nm以上となれば良く、特に限定されない。従って、チ
タン膜18aの膜厚は20nm以上であってもよい(図
38)。
【0220】次に、実施の形態6と同様に熱処理を行
い、チタンシリサイド膜20を形成する(図39)。た
だし、接続孔21底部のチタン膜18aの全てはシリサ
イド化させず、チタンシリサイド膜20の膜厚が15〜
30nmとなるように熱処理時間および温度を制御す
る。このようにチタンシリサイド膜20の膜厚を15〜
30nmとすることにより、実施の形態6で説明したと
同様に接続抵抗の増加を抑制できる効果が得られる。
【0221】本実施の形態の場合、図39に示すように
接続孔21の底部に未反応のチタンが残存する。このよ
うな未反応チタンの残存は、後の熱処理工程により接続
信頼性が低下することは前記したとおりである。従っ
て、本実施の形態では、未反応チタンをたとえばウェッ
トエッチング法により選択的にエッチングして除去する
(図40)。このように未反応チタンをエッチングによ
り除去することにより、チタンの残留を防止し、その後
の熱工程による接続部の信頼性の低下、つまり耐熱性の
低下を防止できる。
【0222】次に、実施の形態6と同様に、窒化チタン
膜18bおよびタングステン18cを堆積する(図4
1)。その後の工程は実施の形態6と同様である。
【0223】本実施の形態によれば、接続孔21底部の
接続抵抗の低下および接続信頼性(耐熱性)の向上を図
れる。
【0224】なお、チタンシリサイド膜20には、窒
素、酸素、炭素またはゲルマニウムを含む必要はない
が、もちろん、実施の形態1と同様に窒素、酸素、炭素
またはゲルマニウムを含んでもよい。また、チタン膜1
8aに代えてタングステン膜、コバルト膜を用いて、コ
バルトシリサイド、タングステンシリサイドを形成して
も良いことは実施の形態1と同様である。
【0225】また、窒化チタン膜18bおよびタングス
テン膜18cを窒化チタン膜の単層膜、あるいは窒化タ
ングステン膜の単層膜に代えても良いことは実施の形態
2と同様である。また、本実施の形態のチタンシリサイ
ド膜20を実施の形態2に適用することも勿論可能であ
る。
【0226】(実施の形態8)図42は、本発明の他の
実施の形態であるDRAMの製造方法の一例を示した拡
大断面図である。図42においては、周辺回路の部分に
ついてのみ示している。
【0227】本実施の形態のDRAMは、実施の形態1
のDRAMとは、ビット線BLおよび第1層配線M1の
構造において相違する。また、本実施の形態においては
チタンシリサイド層20が半導体基板1の主面には形成
されていない。したがって、以下では、その相違する点
についてのみ説明する。
【0228】本実施の形態のビット線BLおよび第1層
配線M1は、チタンシリサイド膜51、窒化チタン膜1
8bおよびタングステン膜18cで構成される。チタン
シリサイド膜51は、実施の形態1〜7におけるチタン
シリサイド層20に代わるものであり、ビット線BLお
よび第1層配線M1とプラグ19または半導体基板1と
の接続抵抗を低減する機能を有する。
【0229】本実施の形態のチタンシリサイド膜51
は、実施の形態1と同様に接続孔21を形成した後、ス
パッタ法あるいはCVD法により形成できる。また、チ
タンシリサイド膜51の膜厚は15〜30nmの範囲と
することができる。
【0230】本実施の形態のDRAMによれば、チタン
シリサイド膜51により接続孔21底部における接続抵
抗の低減を図ることができ、また、余分なチタンの残留
がないため、接続孔21底部における接続信頼性(耐熱
性)が向上する。
【0231】なお、チタンシリサイド膜51には、窒
素、酸素、炭素またはゲルマニウムを含む必要はない
が、もちろん、実施の形態1と同様に窒素、酸素、炭素
またはゲルマニウムを含んでもよい。また、チタン膜1
8aに代えてタングステン膜、コバルト膜を用いて、コ
バルトシリサイド、タングステンシリサイドを形成して
も良いことは実施の形態1と同様である。
【0232】また、窒化チタン膜18bおよびタングス
テン膜18cを窒化チタン膜の単層膜、あるいは窒化タ
ングステン膜の単層膜に代えても良いことは実施の形態
2と同様である。また、図42の工程後に、実施の形態
2と同様にビット線プラグBP、配線プラグCTPを形
成しても良いことは言うまでもない。
【0233】(実施の形態9)図43および図44は、
本発明のさらに他の実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を示した拡大断面図である。図43および図4
4においては、周辺回路の部分についてのみ示してい
る。
【0234】本実施の形態のDRAMは、実施の形態1
のDRAMとは、ビット線BLおよび第1層配線M1の
構造において相違する。また、本実施の形態においては
チタンシリサイド層20の形成方法が相違する。したが
って、以下では、その相違する点についてのみ説明す
る。
【0235】本実施の形態のDRAMの製造方法は、実
施の形態6のDRAMの図33における製造方法までは
ほぼ同様である。ただし、本実施の形態においては、チ
タン膜18aの膜厚は10nm以上、つまり熱処理後の
チタンシリサイド膜の膜厚が15nm以上となれば良
く、特に限定されない。従って、チタン膜18aの膜厚
は20nm以上であってもよい。
【0236】次に、多結晶シリコン膜52を堆積する
(図43)。多結晶シリコン膜52は、次に説明する熱
処理の際に、余分なチタン膜と反応して残留チタンを発
生させない機能を有する。
【0237】次に、実施の形態6と同様に熱処理を行う
(図44)。この熱処理の結果、接続孔21底部のチタ
ン膜18aの一部(底面側)は半導体基板1のシリコン
と反応して、チタンシリサイド膜20を形成し、チタン
膜18aの他の一部(上面側)は多結晶シリコン膜52
と反応してチタンシリサイド膜52aを生ずる。この結
果、多結晶シリコン膜52との反応に、チタン膜18a
の上面側が消費され、残ったチタン膜18aの底面側が
半導体基板1のシリコンとの反応に費やされる。このた
め、半導体基板1の高濃度不純物領域15bの深い領域
までシリサイド層が形成されることがなく、接続抵抗が
高くなることがない。一方、チタン膜18aの膜厚が厚
くても、残留チタンが形成されることがなく、接続部の
耐熱性(接続信頼性)が高く保たれる。
【0238】なお、接続孔21の側壁やTEOS酸化膜
17dの上面には、多結晶シリコン膜52と反応しきれ
なかったチタン膜18aの一部が残留するが、この残留
チタンはその後の熱処理によっても接続信頼性を損なう
恐れはない。すなわち、接続孔21の底部に残留チタン
が存在しない限り、その後の熱工程による信頼性の低下
はない。つまり、本実施の形態においては、接続孔21
の底部において残留チタンが存在しないように、かつ、
形成されるシリサイド層が半導体基板1の深くに形成さ
れないように、チタン膜18aと多結晶シリコン膜52
との膜厚を選択すればよい。多結晶シリコン膜52の膜
厚は、たとえばチタン膜18aの膜厚よりも薄く形成す
ることができる。
【0239】その後の工程は実施の形態6と同様であ
る。
【0240】本実施の形態によれば、接続孔21底部の
接続抵抗を低減するとともに、その後の熱工程による接
続信頼性(耐熱性)の低減を抑制できる。
【0241】なお、チタンシリサイド膜20には、窒
素、酸素、炭素またはゲルマニウムを含む必要はない
が、もちろん、実施の形態1と同様に窒素、酸素、炭素
またはゲルマニウムを含んでもよい。また、チタン膜1
8aに代えてタングステン膜、コバルト膜を用いて、コ
バルトシリサイド、タングステンシリサイドを形成して
も良いことは実施の形態1と同様である。
【0242】また、窒化チタン膜18bおよびタングス
テン膜18cを窒化チタン膜の単層膜、あるいは窒化タ
ングステン膜の単層膜に代えても良いことは実施の形態
2と同様である。また、本実施の形態のチタンシリサイ
ド膜20を実施の形態2に適用することも勿論可能であ
る。
【0243】なお、図45に示すように、チタン膜18
aを20nmよりも厚く形成しても、熱処理によるチタ
ンシリサイド膜の形成の際に、たとえばシランガス(S
iH4 )の雰囲気において熱処理をすることができる。
このような場合にも、余分なチタンをシランガスとの反
応によりシリサイド化して、未反応チタンの発生を抑制
できる。
【0244】(実施の形態10)図46および47は、
本発明の他の実施の形態であるDRAMの製造方法の一
例を示した断面図である。
【0245】本実施の形態の半導体集積回路装置の製造
方法は、シリサイド化反応を、実施の形態1におけるS
OG膜17aの形成前に行うものである。
【0246】実施の形態1における図7の工程後、半導
体基板1の全面にチタン膜53を堆積する。その後、半
導体基板1を実施の形態1の場合と同様に熱処理してチ
タンシリサイド膜54を形成する(図46)。
【0247】その後、未反応のチタン膜をたとえばウェ
ットエッチングにより選択的に除去する(図47)。そ
の後の工程は実施の形態1とほぼ同様である。ただし、
接続孔21の形成後、ビット線BLおよび第1層配線M
1となる金属膜Mにチタン等シリサイド化するための層
は必要ではない。
【0248】本実施の形態によれば、半導体基板1のシ
リコンが露出している領域の全てにシリサイド層が形成
されるため、より確実に接続抵抗を低減することができ
る。また、未反応チタンを選択的に除去するため、耐熱
性を高くすることができる。
【0249】なお、接続孔21の形成後のビット線BL
および第1層配線M1となる金属膜Mにチタン等シリサ
イド化するための層を含めても構わない。この場合、接
続孔21の底部においては過剰のチタン等が存在するた
め、この部分つまり接続孔21の底部での耐熱性は低下
し、接続抵抗が上昇するが、本実施の形態においては、
接続孔21底部以外の半導体領域つまり高濃度不純物領
域15bにもチタンシリサイド膜54が形成されている
ため、半導体領域の低抵抗性は、この接続孔21の底部
以外のチタンシリサイド膜54で保証される。
【0250】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0251】たとえば、上記実施の形態1〜10では、
ビット線BLがビット線接続孔BLCTに対して意図的
に目開き構造になる場合を示したが、本来ビット線BL
とビット線接続孔BLCTとが目開き構造になることを
意図していない場合であっても、図48に示すように、
マスクずれ等により目開き構造になる場合がある。この
ような場合にも本発明が適用できることはいうまでもな
い。
【0252】また、前記実施の形態では、第1層配線M
1と下層との接続は、MISFETのソース・ドレイン
領域である高濃度不純物領域15bと第1層配線M1と
の間の場合について説明したが、MISFETのソース
・ドレイン領域に限らず、他の領域、たとえば半導体基
板1のその他の表面や、MISFETのゲート電極との
間の接続に適用されても構わない。
【0253】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0254】(1)ビット線接続孔における多結晶シリ
コンプラグの凹凸を防止することができる。また、この
凹凸の防止により、その後の工程、たとえばフォトリソ
グラフィ工程やエッチング工程における悪影響を取り除
き、工程マージンを増加することができる。
【0255】(2)ビット線と多結晶シリコンプラグと
の接続部のシリサイド膜の横方向のエッチングを防止す
ることができる。また、このシリサイド膜の横方向エッ
チングの防止により、ビット線と多結晶シリコンプラグ
との導通を安定に確保し、半導体集積回路装置の歩留ま
りおよび信頼性を向上できる。
【0256】(3)ビット線の容量を低減し、DRAM
の情報記憶に必要な蓄積容量の低減、またはDRAMの
動作速度の向上を図ることができる。
【0257】(4)DRAMのビット線と周辺回路領域
の第1層配線とを共用した場合の、第1層配線と半導体
基板との接続部分の耐熱性を向上し、その後の熱工程に
おける接続部分でのリーク電流の増加を抑制して、DR
AMの製造歩留まりとその信頼性および性能を向上でき
る。
【0258】(5)第1層配線と半導体基板等下層部材
との接続抵抗を低減し、半導体集積回路装置の性能を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のDRAMを形成した半
導体チップ全体の一例を示した平面図である。
【図2】実施の形態1のDRAMの等価回路図である。
【図3】図1の一部を拡大した平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を工
程順に示した断面図である。
【図6】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を工
程順に示した断面図である。
【図7】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を工
程順に示した断面図である。
【図8】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を工
程順に示した断面図である。
【図9】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を工
程順に示した断面図である。
【図10】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図11】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図12】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図13】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図14】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した拡大断面図であり、図14(a)は図1
3の段階における図3のXIV−XIV線断面図、図1
4(b)はパターニングしてビット線を形成した後のX
IV−XIV線断面図である。
【図15】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図16】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図17】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図18】実施の形態1のDRAMの製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図19】本発明者らによって検討された実験結果を示
すグラフであり、窒素含有量に対するコンタクト抵抗
(接触抵抗)の変化を、図19(a)はn形基板の場
合、図19(b)はp形基板の場合について示す。
【図20】本発明者らによって検討された実験結果を示
すグラフであり、窒素含有量に対するリーク電流の変化
を、図20(a)はn形基板の場合、図20(b)はp
形基板の場合について示す。
【図21】実施の形態2のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図22】実施の形態2のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図23】実施の形態2のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図24】実施の形態2のDRAMの製造方法の他の例
を示した拡大断面図である。
【図25】実施の形態3のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図26】実施の形態3のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図27】実施の形態3のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図28】実施の形態3のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図29】実施の形態4のDRAMの製造方法の一例を
示した断面図である。
【図30】実施の形態4のDRAMの製造方法の一例を
示した断面図である。
【図31】実施の形態4のDRAMの製造方法の一例を
示した断面図である。
【図32】実施の形態5の半導体集積回路装置の一例を
示し、図32aは間接周辺回路の一部を示した平面図で
あり、図32bはその等価回路図である。
【図33】実施の形態6のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図34】実施の形態6のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図35】実施の形態6のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図36】実施の形態6のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図37】コンタクト抵抗と接続孔の底部でのチタンシ
リサイド膜の膜厚との関係を示したグラフであり、図3
7(a)はn型の場合、図37(b)はp型の場合を示
す。
【図38】実施の形態7のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図39】実施の形態7のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図40】実施の形態7のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図41】実施の形態7のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図42】実施の形態8のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図43】実施の形態9のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図44】実施の形態9のDRAMの製造方法の一例を
示した拡大断面図である。
【図45】実施の形態9のDRAMの製造方法の他の例
を示した拡大断面図である。
【図46】実施の形態10のDRAMの製造方法の一例
を示した断面図である。
【図47】実施の形態10のDRAMの製造方法の一例
を示した断面図である。
【図48】本発明の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 1A 半導体チップ 2、3 p形ウェル 4 n形ウェル 6 ディープウェル 7 分離領域 8 浅溝 9 シリコン酸化膜 10 ゲート絶縁膜 11 ゲート電極 11a 多結晶シリコン膜 11b 窒化チタン膜 11c タングステン膜 12 不純物半導体領域 13 キャップ絶縁膜 14 シリコン窒化膜 15 不純物半導体領域 15a 低濃度不純物領域 15b 高濃度不純物領域 16 サイドウォールスペーサ 17 層間絶縁膜 17a SOG膜 17b TEOS酸化膜 17c TEOS酸化膜 17d TEOS酸化膜 18(M1) 第1層配線 18a チタン膜 18b 窒化チタン膜 18c タングステン膜 19 プラグ 20 チタンシリサイド膜 21 接続孔 22a キャップ絶縁膜 22b サイドウォールスペーサ 23 層間絶縁膜 23a SOG膜 23b TEOS酸化膜 23c TEOS酸化膜 23d シリコン窒化膜 24 絶縁膜 25 プラグ 26 プラグ 27 下部電極 28 容量絶縁膜 29 プレート電極 30 絶縁膜 31(M2) 第2層配線 31a チタン膜 31b アルミニウム膜 31c 窒化チタン膜 32 プラグ 32a 接着層 32b タングステン膜 33 層間絶縁膜 33a TEOS酸化膜 33b SOG膜 33c TEOS酸化膜 34(M3) 第3層配線 35 プラグ 40 フォトレジスト膜 50 窒化チタン膜 51、52a、54 チタンシリサイド膜 52 多結晶シリコン膜 53 チタン膜 A メモリセルアレイ領域 B 直接周辺回路領域 BL ビット線 BLCT ビット線接続孔 BP ビット線プラグ C キャパシタ C 間接周辺回路領域 CT 接続孔 CTP 配線プラグ D 口径 FG1 ゲート配線 FG2 ゲート配線 L1 活性領域 L2 活性領域 L3 活性領域 M 金属膜 MARY メモリアレイ OVE オーバーエッチ量 Qn nチャネルMISFET Qp pチャネルMISFET Qs 選択MISFET SA センスアンプ SNCT キャパシタ接続孔 WD ワードドライバ WL ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五嶋 秀和 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 浅野 勇 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 川北 惠三 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 山田 悟 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 田丸 剛 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 小林 伸好 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 梅澤 唯史 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 大平 義和 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面に形成されたメモリセ
    ル選択用の第1MISFETおよび周辺回路用の第2M
    ISFETと、前記第1MISFETの一方のソース・
    ドレイン領域上の第1絶縁膜に形成された多結晶シリコ
    ンプラグと、前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜に開口され
    た第1接続孔を介して前記多結晶シリコンプラグに電気
    的に接続された前記第2絶縁膜上のビット線と、前記第
    1および第2絶縁膜の第2接続孔を介して前記第2MI
    SFETのソース・ドレイン領域に電気的に接続された
    前記第2絶縁膜上の第1層配線とを有する半導体集積回
    路装置であって、 前記ビット線と前記多結晶シリコンプラグとの接続領
    域、または、前記第1層配線と前記第2MISFETの
    ソース・ドレイン領域もしくはゲート電極または前記半
    導体基板の主面との接続領域には、チタン、タングステ
    ンもしくはコバルトから選択された元素のシリサイド膜
    であって不純物を含むもの、または、不純物を含まない
    コバルトシリサイド膜が形成されており、 前記不純物は、窒素、酸素、炭素もしくはゲルマニウム
    から選択された何れか1つまたは複数の元素であること
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、 前記不純物の含有量は、1原子%〜13原子%の範囲で
    あることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路装置であ
    って、 前記不純物が窒素であり、その窒素の含有量は、1原子
    %〜3原子%の範囲であることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、 前記ビット線の線幅は、前記第1接続孔の口径以下であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主面に形成されたメモリセ
    ル選択用の第1MISFETと、前記第1MISFET
    の一方のソース・ドレイン領域上の第1絶縁膜に形成さ
    れた多結晶シリコンプラグと、前記第1絶縁膜上の第2
    絶縁膜上に形成されたビット線とを有する半導体集積回
    路装置であって、 前記第2絶縁膜には第1接続孔が開口され、前記ビット
    線と前記多結晶シリコンプラグとは、前記第1接続孔内
    に形成された第1プラグを介して接続されていることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路装置であ
    って、 前記第1および第2絶縁膜の表面が少なくとも前記第1
    MISFETが形成された領域にわたって平坦化されて
    おり、前記第1プラグの表面と前記第2絶縁膜の表面が
    同一平面に形成されていることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の半導体集積回路装置であ
    って、 前記ビット線の膜厚は、前記第1接続孔の口径の2分の
    1以下であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の半導体集積回路装置であ
    って、 前記ビット線の線幅は、前記第1接続孔の口径以下であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の半導体集積回路装置であ
    って、 前記ビット線は、前記第1プラグに対して選択的にエッ
    チングが可能な材料で構成されていることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の半導体集積回路装置で
    あって、 前記ビット線は、タングステンまたはモリブデンの単層
    膜からなり、 前記第1プラグは、窒化チタンおよびタングステンを含
    む積層膜、または、窒化チタンもしくは窒化タングステ
    ンからなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 請求項5記載の半導体集積回路装置で
    あって、さらに、 前記半導体基板の主面に形成された周辺回路の第2MI
    SFETと、前記第2絶縁膜上に形成された周辺回路の
    第1層配線とを有し、 前記第1および第2絶縁膜には第2接続孔が開口され、
    前記第1層配線と、前記第2MISFETのソース・ド
    レイン領域もしくはゲート電極または前記半導体基板の
    主面とが、前記第2接続孔内に形成された第2プラグを
    介して接続され、 前記第2プラグは、前記第1プラグと同一の材料からな
    り、前記第1層配線は、前記ビット線と同一の材料から
    なることを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記第1および第2絶縁膜の表面が前記半導体基板の全
    面にわたって平坦化されており、前記第1および第2プ
    ラグの表面と前記第2絶縁膜の表面が同一平面に形成さ
    れていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記ビット線および第1層配線は、タングステンまたは
    モリブデンの単層膜からなり、 前記第1および第2プラグは、窒化チタン膜およびタン
    グステン膜を含む積層膜、または、窒化チタンもしくは
    窒化タングステンからなることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記第1プラグと前記多結晶シリコンプラグとの接続領
    域、または、前記第2プラグと前記第2MISFETの
    ソース・ドレイン領域もしくはゲート電極または半導体
    基板の主面との接続領域には、チタン、タングステンも
    しくはコバルトから選択された元素のシリサイド膜であ
    って不純物を含むもの、または、不純物を含まないコバ
    ルトシリサイド膜が形成されており、 前記不純物は、窒素、酸素、炭素もしくはゲルマニウム
    から選択された何れか1つまたは複数の元素であり、 前記不純物の含有量が1原子%〜13原子%の範囲であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記不純物が窒素であり、その窒素の含有量は、1原子
    %〜3原子%の範囲であることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記第1プラグと前記多結晶シリコンプラグとの接続領
    域、前記第2プラグと前記第2MISFETのソース・
    ドレイン領域もしくはゲート電極または半導体基板の主
    面との接続領域、または、前記第2MISFETのソー
    ス・ドレインの表面領域には、チタン、タングステンも
    しくはコバルトから選択された元素のシリサイド膜が形
    成されており、 前記何れかの接続領域または表面領域のシリサイド膜の
    膜厚が15〜30nmであることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記第2MISFETが、pチャネル型MISFETを
    含むものであり、 前記pチャネル型MISFETのソース・ドレインの表
    面領域、または、前記第2プラグ底部と前記pチャネル
    型MISFETのソース・ドレイン領域との接続領域に
    形成された前記シリサイド膜の膜厚が、15〜30nm
    であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  18. 【請求項18】 半導体基板の主面に形成されたメモリ
    セル選択用の第1MISFETと、前記第1MISFE
    Tの一方のソース・ドレイン領域上の第1絶縁膜に形成
    された多結晶シリコンプラグと、前記第1絶縁膜上に形
    成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜に開口された第
    1接続孔を介して前記多結晶シリコンプラグに接続され
    たビット線とを有する半導体集積回路装置であって、 前記ビット線の厚さL1 と、前記第2絶縁膜の厚さに前
    記ビット線の厚さL1を加えた距離L2 と、前記第1接
    続孔の口径Dとの間には、L1 ×(1+OVE)<
    2 、および、L1 >D/2、(ただし、OVEはビッ
    ト線をパターニングする際のオーバーエッチ量であ
    る。)、の関係を有することを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記ビット線の線幅は、前記第1接続孔の口径以下であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  20. 【請求項20】 メモリセル選択用の第1MISFET
    が半導体基板の主面上にアレイ状に配列されたメモリセ
    ル領域と、前記メモリセル領域の周辺に形成された直接
    周辺回路領域と、前記直接周辺回路領域の周辺に形成さ
    れた間接周辺回路領域とを含み、前記直接または間接周
    辺回路領域の前記半導体基板の主面と第1層配線とを接
    続する第2接続孔を有する半導体集積回路装置であっ
    て、 前記第2接続孔の口径が、前記直接および間接周辺回路
    領域において同一であることを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記第2接続孔のアスペクト比が、前記メモリセル領
    域、直接周辺回路領域および間接周辺回路領域において
    同一であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  22. 【請求項22】 半導体基板の主面に形成されたメモリ
    セル選択用の第1MISFETおよび周辺回路用の第2
    MISFETと、前記第1MISFETの一方のソース
    ・ドレイン領域上の第1絶縁膜に形成された多結晶シリ
    コンプラグと、前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜に開口さ
    れた第1接続孔を介して前記多結晶シリコンプラグに電
    気的に接続された前記第2絶縁膜上のビット線と、前記
    第1および第2絶縁膜の第2接続孔を介して前記第2M
    ISFETのソース・ドレイン領域に電気的に接続され
    た前記第2絶縁膜上の第1層配線とを有する半導体集積
    回路装置であって、 前記ビット線と前記多結晶シリコンプラグとの接続領
    域、前記第1層配線と前記第2MISFETのソース・
    ドレイン領域もしくはゲート電極または前記半導体基板
    の主面との接続領域、または、前記第2MISFETの
    ソース・ドレインの表面領域には、チタン、タングステ
    ンもしくはコバルトから選択された元素のシリサイド膜
    が形成されており、 前記何れかの接続領域または表面領域のシリサイド膜の
    膜厚が、15〜30nmであることを特徴とする半導体
    集積回路装置。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の半導体集積回路装置
    であって、 前記第2MISFETが、pチャネル型MISFETを
    含むものであり、 前記pチャネル型MISFETのソース・ドレインの表
    面領域、または、前記第1層配線と前記pチャネル型M
    ISFETのソース・ドレイン領域との接続領域に形成
    された前記シリサイド膜の膜厚が、15〜30nmであ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  24. 【請求項24】 (a)半導体基板の主面に、メモリセ
    ル選択用の第1MISFETを形成し、前記第1MIS
    FETを覆う第1絶縁膜を形成した後、前記第1絶縁膜
    を、前記第1MISFETの少なくとも一方のソース・
    ドレイン領域上に開口を有するフォトレジスト膜の存在
    下でエッチングする工程、 (b)前記半導体基板の全面に、前記エッチングにより
    形成された第1絶縁膜の開口を埋め込む多結晶シリコン
    膜を堆積し、前記第1絶縁膜上の前記多結晶シリコン膜
    を除去して前記第1MISFETのソース・ドレイン領
    域に電気的に接続された多結晶シリコンプラグを形成す
    る工程、 (c)前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、前記第
    2絶縁膜を、前記多結晶シリコンプラグ上に開口を有す
    るフォトレジスト膜の存在下でエッチングして前記第2
    絶縁膜に第1接続孔を形成する工程、 (d)前記第1接続孔の底部および前記第2絶縁膜上
    に、窒素、酸素、炭素およびゲルマニウムから選択され
    た何れか1つもしくは複数の不純物を含む金属膜であっ
    て、チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを
    主成分とするもの、または、前記不純物の何れも含まな
    いコバルト膜を堆積し、熱処理を施す工程、 (e)前記金属膜またはコバルト膜上に第1導電膜を堆
    積して前記第1接続孔を埋め込む工程、 (f)前記第1導電膜上にビット線パターンにパターニ
    ングされたフォトレジスト膜を形成し、前記フォトレジ
    スト膜の存在下で前記金属膜またはコバルト膜と前記第
    1導電膜とをエッチングしてビット線を形成する工程、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記熱処理によって、前記金属膜またはコバルト膜と前
    記多結晶シリコンプラグとの接続領域に形成されるシリ
    サイド膜は、前記エッチング工程におけるエッチングス
    トッパとして機能することを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記ビット線パターンのパターン幅は、前記第1接続孔
    の口径以下であることを特徴とする半導体集積回路装置
    の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記金属膜の前記不純物の含有量は、1原子%〜13原
    子%の範囲であることを特徴とする半導体集積回路装置
    の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記不純物が窒素であり、前記金属膜の前記不純物の含
    有量は、1原子%〜3原子%の範囲であることを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第1導電膜は、窒化チタンおよびタングステンの積
    層膜であることを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  30. 【請求項30】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第1MISFETと同一の工程で周辺回路用の第2
    MISFETを形成し、 前記第1接続孔の形成と同一の工程で、または、前記第
    1接続孔の形成に前後して、前記第2MISFETのソ
    ース・ドレイン領域もしくはゲート電極または前記半導
    体基板主面の半導体領域に電気的に接続するための第2
    接続孔を形成し、 前記ビット線の形成と同一の工程で、周辺回路の第1層
    配線を形成することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  31. 【請求項31】 (a)半導体基板の主面に、メモリセ
    ル選択用の第1MISFETを形成し、前記第1MIS
    FETを覆う第1絶縁膜を形成した後、前記第1絶縁膜
    を、前記第1MISFETの少なくとも一方のソース・
    ドレイン領域上に開口を有するフォトレジスト膜の存在
    下でエッチングする工程、 (b)前記半導体基板の全面に、前記エッチングにより
    形成された第1絶縁膜の開口を埋め込む多結晶シリコン
    膜を堆積し、前記第1絶縁膜上の前記多結晶シリコン膜
    を除去して前記第1MISFETのソース・ドレイン領
    域に電気的に接続された多結晶シリコンプラグを形成す
    る工程、 (c)前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、前記第
    2絶縁膜を、前記多結晶シリコンプラグ上に開口を有す
    るフォトレジスト膜の存在下でエッチングして前記第2
    絶縁膜に第1接続孔を形成する工程、 (d)前記第1接続孔を埋め込む第1導電膜を堆積し、
    前記第2絶縁膜上の前記第1導電膜を除去して、前記第
    1接続孔内に前記第1導電膜からなる第1プラグを形成
    する工程、 (e)前記第1プラグおよび第2絶縁膜上に、第2導電
    膜を堆積する工程、 (f)前記第2導電膜をパターニングしてビット線を形
    成する工程、 を含むことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第1絶縁膜のエッチング工程の前に前記第1絶縁膜
    がCMP法により平坦化され、前記第1プラグは前記第
    1導電膜のCMP法による研磨により形成されることを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  33. 【請求項33】 請求項31記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第2導電膜の膜厚は、前記第1接続孔の口径の2分
    の1以下であることを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  34. 【請求項34】 請求項31記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記ビット線の線幅は、前記第1接続孔の口径以下であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  35. 【請求項35】 請求項31記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第2導電膜は、前記第1プラグに対してエッチング
    選択比を有する材料であることを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  36. 【請求項36】 請求項31記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第1導電膜は、窒化チタン膜およびタングステン膜
    を含む積層膜、または、窒化チタンまたは窒化タングス
    テンからなる単層膜であり、前記第2導電膜は、タング
    ステンまたはモリブデンからなる単層膜であることを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  37. 【請求項37】 請求項31記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第1MISFETと同一の工程で周辺回路領域の第
    2MISFETを形成し、 前記第1接続孔の形成と同一の工程で、または前記第1
    接続孔の形成に前後して、前記第2MISFETのソー
    ス・ドレイン領域に接続するための第2接続孔を形成
    し、 前記第1プラグの形成と同時に、前記第2接続孔内に前
    記第1導電膜からなる第2プラグを形成し、 前記ビット線の形成と同時に、前記第2導電膜からなる
    周辺回路の第1層配線を形成することを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  38. 【請求項38】 請求項37記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第1および第2プラグの形成の前に、前記第1およ
    び第2接続孔の底部ならびに前記第2絶縁膜上に、窒
    素、酸素、炭素およびゲルマニウムから選択された何れ
    か1つもしくは複数の不純物をその濃度が1原子%〜1
    3原子%の範囲で含む金属膜であって、チタン、タング
    ステンもしくはコバルトの何れかを主成分とするもの、
    または、前記不純物の何れも含まないコバルト膜を堆積
    し、熱処理を施す工程、を有することを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  39. 【請求項39】 請求項37記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記第1および第2プラグの形成の前に、前記第1およ
    び第2接続孔の底部ならびに前記第2絶縁膜上に、 チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを主成
    分とする金属膜を、その膜厚が10〜20nmの範囲で
    堆積し、熱処理を施す工程、または、 チタン、タングステンもしくはコバルトのシリサイド膜
    を、その膜厚が15〜30nmの範囲で堆積する工程、
    または、 チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを主成
    分とする金属膜を堆積し、さらに、シリコン膜を前記金
    属膜よりも薄い膜厚で堆積し、熱処理を施す工程、また
    は、 チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを主成
    分とする金属膜を堆積し、水素化珪素ガスの雰囲気下で
    前記金属膜をアニールする工程、 の何れかの工程を有することを特徴とする半導体集積回
    路装置の製造方法。
  40. 【請求項40】 請求項39記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記金属膜の熱処理工程の後、未反応のチタン、タング
    ステンもしくはコバルトをエッチングにより選択的に除
    去することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  41. 【請求項41】 (a)半導体基板の主面にMISFE
    Tを形成し、前記MISFETを覆う絶縁膜を形成する
    工程、 (b)前記MISFETのソース・ドレイン領域上に開
    口を有するフォトレジスト膜の存在下で、前記絶縁膜を
    エッチングし、前記絶縁膜に接続孔を形成する工程、 (c)前記接続孔を埋め込む導電膜を堆積し、前記導電
    膜上に、配線パターンにパターニングされたフォトレジ
    スト膜を形成し、前記フォトレジスト膜の存在下で前記
    導電膜をエッチングして配線を形成する工程、を有する
    半導体集積回路装置の製造方法であって、 前記導電膜の形成の前に、前記接続孔の底部ならびに前
    記絶縁膜上に、 チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを主成
    分とする金属膜を、その膜厚が10〜20nmの範囲で
    堆積し、熱処理を施す工程、または、 チタン、タングステンもしくはコバルトのシリサイド膜
    を、その膜厚が15〜30nmの範囲で堆積する工程、
    または、 チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを主成
    分とする金属膜を堆積し、さらに、シリコン膜を前記金
    属膜よりも薄い膜厚で堆積し、熱処理を施す工程、また
    は、 チタン、タングステンもしくはコバルトの何れかを主成
    分とする金属膜を堆積し、水素化珪素ガスの雰囲気下で
    前記金属膜を熱処理する工程、 の何れかの工程を有することを特徴とする半導体集積回
    路装置の製造方法。
  42. 【請求項42】 請求項41記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記金属膜の熱処理工程の後、未反応のチタン、タング
    ステンもしくはコバルトをエッチングにより選択的に除
    去することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  43. 【請求項43】 請求項41記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記導電膜は、窒化チタンおよびタングステンの積層
    膜、または、チタン、窒化チタンおよびタングステンの
    3層積層膜の何れかであることを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  44. 【請求項44】 (a)半導体基板の主面にMISFE
    Tを形成する工程、 (b)少なくとも前記MISFETのソース・ドレイン
    を覆う領域に、チタン、タングステンもしくはコバルト
    の何れかを主成分とする金属膜を、その膜厚が10〜2
    0nmの範囲で堆積する工程、 (c)前記金属膜を熱処理して、シリコンとの接触部に
    シリサイド膜を形成する工程、 (d)前記熱処理工程において、未反応のチタン、タン
    グステンもしくはコバルトをエッチングにより選択的に
    除去する工程、 (e)前記MISFETを覆う絶縁膜を形成する工程、 (f)前記MISFETのソース・ドレイン領域上に開
    口を有するフォトレジスト膜の存在下で、前記絶縁膜を
    エッチングし、前記絶縁膜に接続孔を形成する工程、 (g)前記接続孔を埋め込む導電膜を堆積し、前記導電
    膜上に、配線パターンにパターニングされたフォトレジ
    スト膜を形成し、前記フォトレジスト膜の存在下で前記
    導電膜をエッチングして配線を形成する工程、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  45. 【請求項45】 請求項44記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、 前記導電膜は、窒化チタンおよびタングステンの積層
    膜、または、チタン、窒化チタンおよびタングステンの
    3層積層膜の何れかであることを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
JP10311412A 1997-12-18 1998-10-30 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH11238862A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10311412A JPH11238862A (ja) 1997-12-18 1998-10-30 半導体集積回路装置およびその製造方法
TW087120364A TW407369B (en) 1997-12-18 1998-12-08 Semiconductor integrated circuit device and its manufacturing method
KR1019980055100A KR19990063067A (ko) 1997-12-18 1998-12-15 반도체 집적회로장치 및 그 제조방법

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34882297 1997-12-18
JP9-348822 1997-12-18
JP10311412A JPH11238862A (ja) 1997-12-18 1998-10-30 半導体集積回路装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11238862A true JPH11238862A (ja) 1999-08-31

Family

ID=26566719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10311412A Pending JPH11238862A (ja) 1997-12-18 1998-10-30 半導体集積回路装置およびその製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH11238862A (ja)
KR (1) KR19990063067A (ja)
TW (1) TW407369B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001196551A (ja) * 1999-12-30 2001-07-19 Hyundai Electronics Ind Co Ltd キャパシタを備えた半導体素子及びその製造方法
JP2001217403A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2004508708A (ja) * 2000-08-31 2004-03-18 マイクロン テクノロジー インコーポレイテッド 金属コンテナ構造の平坦化
KR100848927B1 (ko) * 2000-10-11 2008-07-29 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 반도체 집적회로장치 및 그 제조방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001196551A (ja) * 1999-12-30 2001-07-19 Hyundai Electronics Ind Co Ltd キャパシタを備えた半導体素子及びその製造方法
JP2001217403A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2004508708A (ja) * 2000-08-31 2004-03-18 マイクロン テクノロジー インコーポレイテッド 金属コンテナ構造の平坦化
KR100848927B1 (ko) * 2000-10-11 2008-07-29 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 반도체 집적회로장치 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR19990063067A (ko) 1999-07-26
TW407369B (en) 2000-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3443219B2 (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6686619B2 (en) Dynamic random access memory with improved contact arrangements
JP4057770B2 (ja) 半導体集積回路装置
US5094965A (en) Field effect transistor having substantially coplanar surface structure and a manufacturing method therefor
JP3701469B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US20020113237A1 (en) Semiconductor memory device for increasing access speed thereof
JP2000156480A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US20030139027A1 (en) Semiconductor integrated circuit device and a method of manufacturing the same
KR20130065264A (ko) 매립비트라인 형성 방법, 매립비트라인를 구비한 반도체장치 및 제조 방법
JPH1197649A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US5981369A (en) Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same
JP2001217403A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2851968B2 (ja) 改良された絶縁ゲート型トランジスタを有する半導体装置及びその製造方法
US20060113686A1 (en) Semiconductor memory device and method of fabricating the same
JP2000208729A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6815762B2 (en) Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same including spacers on bit lines
JP2000174225A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6573557B1 (en) EEPROM cell having reduced cell area
JPH11238862A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPH1187650A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPS63281457A (ja) 半導体メモリ
JPH0794596A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US20060076603A1 (en) Semiconductor device having polycide wiring layer, and manufacturing method of the same
JP2000260957A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000196017A (ja) 半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060228