JPH11240748A - 酸化物セラミックスの製造方法 - Google Patents
酸化物セラミックスの製造方法Info
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- JPH11240748A JPH11240748A JP10064555A JP6455598A JPH11240748A JP H11240748 A JPH11240748 A JP H11240748A JP 10064555 A JP10064555 A JP 10064555A JP 6455598 A JP6455598 A JP 6455598A JP H11240748 A JPH11240748 A JP H11240748A
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- Japan
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- reheating
- lithium aluminosilicate
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- firing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カルシウムシリケートとリチウムアルミノシ
リケートの合量に対してリチウムアルミノシリケートが
55〜98重量%含まれていて、とりわけ耐熱衝撃性、
低熱膨張性に優れた酸化物セラミックスにおいて、焼結
体呈色および耐熱衝撃性のばらつきを少なくするととも
に、耐熱衝撃性を高い次元で安定させる。 【解決手段】 緻密化させるための1000〜1360
℃の焼成温度T1を経た後、800〜1100℃でかつ
焼成温度T1よりも50℃以上低い再加熱温度T3に所
定時間保持する。さらに、緻密化させるための焼成温度
T1を経た後、再加熱温度T3に移行する前に、再加熱
温度T3より40℃以上低い冷却温度T2に移行させ
る。
リケートの合量に対してリチウムアルミノシリケートが
55〜98重量%含まれていて、とりわけ耐熱衝撃性、
低熱膨張性に優れた酸化物セラミックスにおいて、焼結
体呈色および耐熱衝撃性のばらつきを少なくするととも
に、耐熱衝撃性を高い次元で安定させる。 【解決手段】 緻密化させるための1000〜1360
℃の焼成温度T1を経た後、800〜1100℃でかつ
焼成温度T1よりも50℃以上低い再加熱温度T3に所
定時間保持する。さらに、緻密化させるための焼成温度
T1を経た後、再加熱温度T3に移行する前に、再加熱
温度T3より40℃以上低い冷却温度T2に移行させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱衝撃性を要求
される各種低高温部品・治具・機器、低熱膨脹性を要求
される各種精密型材・精密検査装置部品・高温計器部
品、断熱性を要求される半導体用断熱材、精密加工を要
求される各種精密部品、などに好適なカルシウムシリケ
ートとリチウムアルミノシリケートを主体とする酸化物
セラミックスの製造方法に係り、特に、焼結体呈色およ
び耐熱衝撃性のばらつきを少なくでき、しかも、耐熱衝
撃性を高い次元に安定させることのできる酸化物セラミ
ックスの製造方法に関する。
される各種低高温部品・治具・機器、低熱膨脹性を要求
される各種精密型材・精密検査装置部品・高温計器部
品、断熱性を要求される半導体用断熱材、精密加工を要
求される各種精密部品、などに好適なカルシウムシリケ
ートとリチウムアルミノシリケートを主体とする酸化物
セラミックスの製造方法に係り、特に、焼結体呈色およ
び耐熱衝撃性のばらつきを少なくでき、しかも、耐熱衝
撃性を高い次元に安定させることのできる酸化物セラミ
ックスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミナ・ジルコニアなどのファインセ
ラミックスの焼成に際しては、従来から微量成分、焼成
温度・時間・酸化還元雰囲気などの焼成条件のちがいに
よる焼結体呈色のばらつきの問題がある。例えば、Fe
等がごく微量含まれていた場合、焼成温度・保持時間等
の焼成条件の微妙な違いにより二価・三価間で価数の変
化が生じ、結果として焼結体呈色が異なってくる場合が
ある。また、主結晶の結晶化度や、結晶粒界の組成およ
び結晶化状態についても、焼成条件の微妙な違いにより
変動し、焼結体呈色のばらつきを引き起こす場合があ
る。
ラミックスの焼成に際しては、従来から微量成分、焼成
温度・時間・酸化還元雰囲気などの焼成条件のちがいに
よる焼結体呈色のばらつきの問題がある。例えば、Fe
等がごく微量含まれていた場合、焼成温度・保持時間等
の焼成条件の微妙な違いにより二価・三価間で価数の変
化が生じ、結果として焼結体呈色が異なってくる場合が
ある。また、主結晶の結晶化度や、結晶粒界の組成およ
び結晶化状態についても、焼成条件の微妙な違いにより
変動し、焼結体呈色のばらつきを引き起こす場合があ
る。
【0003】これらの状況は、種々のセラミックスにお
いて知られてきており、結果として従来のセラミックス
では、その原料不純物成分を極力除いた純度の高い原料
を用いて、焼結体呈色のばらつきを抑制するに至ってき
ている。また、先に本願発明者らは、結晶組織の主体を
カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリケートと
することにより、耐熱衝撃性、加工性、低熱膨張性、断
熱性などの多くの特性に優れた酸化物セラミックスの技
術を開示した(特開平4−305046、特開平6−5
5394)。
いて知られてきており、結果として従来のセラミックス
では、その原料不純物成分を極力除いた純度の高い原料
を用いて、焼結体呈色のばらつきを抑制するに至ってき
ている。また、先に本願発明者らは、結晶組織の主体を
カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリケートと
することにより、耐熱衝撃性、加工性、低熱膨張性、断
熱性などの多くの特性に優れた酸化物セラミックスの技
術を開示した(特開平4−305046、特開平6−5
5394)。
【0004】上記のカルシウムシリケートとリチウムア
ルミノシリケートが結晶組織の主体である酸化物セラミ
ックスのうち、特に、カルシウムシリケートとリチウム
アルミノシリケートの合量に対してリチウムアルミノシ
リケートが55〜98重量%含まれる酸化物セラミック
スは、とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優れるもので
あるが、焼成炉内の保持温度や保持時間のばらつき、あ
るいは冷却速度の違いなど種々の焼成条件の違いによ
り、焼結体呈色に白色からピンク色のばらつきが発生す
るという問題を有し、また、耐熱衝撃性にもばらつきが
発生するという問題があった。
ルミノシリケートが結晶組織の主体である酸化物セラミ
ックスのうち、特に、カルシウムシリケートとリチウム
アルミノシリケートの合量に対してリチウムアルミノシ
リケートが55〜98重量%含まれる酸化物セラミック
スは、とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優れるもので
あるが、焼成炉内の保持温度や保持時間のばらつき、あ
るいは冷却速度の違いなど種々の焼成条件の違いによ
り、焼結体呈色に白色からピンク色のばらつきが発生す
るという問題を有し、また、耐熱衝撃性にもばらつきが
発生するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カルシウム
シリケートとリチウムアルミノシリケートが結晶組織の
主体である酸化物セラミックスのうち、特に、カルシウ
ムシリケートとリチウムアルミノシリケートの合量に対
してリチウムアルミノシリケートが55〜98重量%含
まれていて、とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優れた
酸化物セラミックスにおいて、焼結体呈色および耐熱衝
撃性のばらつきを少なくするとともに、耐熱衝撃性を高
い次元で安定させることを目的とするものである。
シリケートとリチウムアルミノシリケートが結晶組織の
主体である酸化物セラミックスのうち、特に、カルシウ
ムシリケートとリチウムアルミノシリケートの合量に対
してリチウムアルミノシリケートが55〜98重量%含
まれていて、とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優れた
酸化物セラミックスにおいて、焼結体呈色および耐熱衝
撃性のばらつきを少なくするとともに、耐熱衝撃性を高
い次元で安定させることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実状において、本
発明者らは、鋭意研究を行った結果、カルシウムシリケ
ートとリチウムアルミノシリケートを結晶組織の主体と
し、カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリケー
トの合量に対して、リチウムアルミノシリケートが55
〜98重量%含まれる酸化物セラミックスの焼成におい
て、緻密化させるための1000〜1360℃焼成温度
T1を経た後、800〜1100℃でかつ焼成温度T1
よりも50℃以上低い再加熱温度T3に所定時間保持す
ることにより、焼結体呈色のばらつき、および耐熱衝撃
性のばらつきを少なくすることができ、しかも、耐熱衝
撃性を高い次元で安定させることができることを見出し
た。(請求項1)
発明者らは、鋭意研究を行った結果、カルシウムシリケ
ートとリチウムアルミノシリケートを結晶組織の主体と
し、カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリケー
トの合量に対して、リチウムアルミノシリケートが55
〜98重量%含まれる酸化物セラミックスの焼成におい
て、緻密化させるための1000〜1360℃焼成温度
T1を経た後、800〜1100℃でかつ焼成温度T1
よりも50℃以上低い再加熱温度T3に所定時間保持す
ることにより、焼結体呈色のばらつき、および耐熱衝撃
性のばらつきを少なくすることができ、しかも、耐熱衝
撃性を高い次元で安定させることができることを見出し
た。(請求項1)
【0007】そしてさらに、緻密化させるための焼成温
度T1を経た後、再加熱温度T3に移行する前に、再加
熱温度T3より40℃以上低い冷却温度T2に移行させ
ると、よりよい結果が得られることを見いだした。(請
求項2)
度T1を経た後、再加熱温度T3に移行する前に、再加
熱温度T3より40℃以上低い冷却温度T2に移行させ
ると、よりよい結果が得られることを見いだした。(請
求項2)
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
本発明は、緻密化させるための焼成温度T1を経た後
に、低い再加熱温度T3で再加熱処理を行うことで、焼
結体呈色・耐熱衝撃性のばらつきが少なくなること、お
よび、耐熱衝撃性が高い次元で安定することを見出した
ものである。ここで、このような方法により焼結体呈色
および耐熱衝撃性のばらつきを抑制できる理由は定かで
ないが、次のように推定される。
本発明は、緻密化させるための焼成温度T1を経た後
に、低い再加熱温度T3で再加熱処理を行うことで、焼
結体呈色・耐熱衝撃性のばらつきが少なくなること、お
よび、耐熱衝撃性が高い次元で安定することを見出した
ものである。ここで、このような方法により焼結体呈色
および耐熱衝撃性のばらつきを抑制できる理由は定かで
ないが、次のように推定される。
【0009】カルシウムシリケートとリチウムアルミノ
シリケートが結晶組織主体である酸化物セラミックス、
特に、カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリケ
ートの合量に対して、リチウムアルミノシリケートが5
5〜98重量%含まれるものにおいては、緻密化させる
ための焼成温度T1にあるときには、非晶質相が少量存
在しており、ここから冷却する過程において再結晶化す
る。この再結晶化の程度が焼成条件の違いにより、焼結
体呈色のばらつきを引き起こし、さらには熱膨張係数の
ばらつき、結果的には耐熱衝撃性のばらつきを引き起こ
すものと思われる。これに対し、緻密化させるための焼
成温度T1の後にT1より低い温度T3で再加熱処理を
行うことで、焼結体の再結晶化が均一かつ十分におこ
り、結果として焼結体呈色のばらつきがなくなり、さら
には、熱膨張係数もより低い値となるため、耐熱衝撃性
はより高いものが得られるものと考えられる。
シリケートが結晶組織主体である酸化物セラミックス、
特に、カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリケ
ートの合量に対して、リチウムアルミノシリケートが5
5〜98重量%含まれるものにおいては、緻密化させる
ための焼成温度T1にあるときには、非晶質相が少量存
在しており、ここから冷却する過程において再結晶化す
る。この再結晶化の程度が焼成条件の違いにより、焼結
体呈色のばらつきを引き起こし、さらには熱膨張係数の
ばらつき、結果的には耐熱衝撃性のばらつきを引き起こ
すものと思われる。これに対し、緻密化させるための焼
成温度T1の後にT1より低い温度T3で再加熱処理を
行うことで、焼結体の再結晶化が均一かつ十分におこ
り、結果として焼結体呈色のばらつきがなくなり、さら
には、熱膨張係数もより低い値となるため、耐熱衝撃性
はより高いものが得られるものと考えられる。
【0010】このような再加熱処理の方法としては、緻
密化させるための焼成温度T1からの冷却過程におい
て、再加熱温度T3に降下したら、その温度T3で保持
して再加熱処理を行う方法と、緻密化させるための焼成
温度T1から一旦再加熱温度T3よりもさらに低い温度
T2まで冷却した後に昇温して再加熱温度T3にして保
持することで再加熱処理を行う方法があるが、より効果
的なのは、緻密化させるための焼成温度T1から一度冷
却温度T2まで下げた後に、再加熱温度T3まで温度を
上げて処理を行う方法である。
密化させるための焼成温度T1からの冷却過程におい
て、再加熱温度T3に降下したら、その温度T3で保持
して再加熱処理を行う方法と、緻密化させるための焼成
温度T1から一旦再加熱温度T3よりもさらに低い温度
T2まで冷却した後に昇温して再加熱温度T3にして保
持することで再加熱処理を行う方法があるが、より効果
的なのは、緻密化させるための焼成温度T1から一度冷
却温度T2まで下げた後に、再加熱温度T3まで温度を
上げて処理を行う方法である。
【0011】なお、冷却温度T2に下げる下げないは別
にして、焼成温度T1から再加熱温度T3までの工程
を、同一バッチ同一炉内で連続的に実施してもよく、あ
るいは焼成工程(焼成温度T1)を経た後、一度室温ま
で冷却して炉から出し、この後に再度別の炉で再加熱工
程(再加熱温度T3)を行ってもかまわない。
にして、焼成温度T1から再加熱温度T3までの工程
を、同一バッチ同一炉内で連続的に実施してもよく、あ
るいは焼成工程(焼成温度T1)を経た後、一度室温ま
で冷却して炉から出し、この後に再度別の炉で再加熱工
程(再加熱温度T3)を行ってもかまわない。
【0012】ここで、焼成温度T1は、カルシウムシリ
ケートとリチウムアルミノシリケートの組成、原料の粒
度、焼結体の大きさその他の諸条件により多少の変動は
あるが、1000〜1360℃の範囲が好ましく、より
好ましくは1050〜1200℃であり、この焼成温度
T1の保持時間は、0.1〜24時間が好ましく、より
好ましくは0.3〜6時間の範囲である。すなわち、焼
成温度T1が低い場合あるいは保持時間が短い場合、焼
結体が充分に緻密化せず、逆に、焼成温度T1が高い場
合あるいは保持時間が長い場合、焼結体が溶融したりあ
るいは焼結体に敷き粉が付着したりする他、焼成コスト
が上昇する。
ケートとリチウムアルミノシリケートの組成、原料の粒
度、焼結体の大きさその他の諸条件により多少の変動は
あるが、1000〜1360℃の範囲が好ましく、より
好ましくは1050〜1200℃であり、この焼成温度
T1の保持時間は、0.1〜24時間が好ましく、より
好ましくは0.3〜6時間の範囲である。すなわち、焼
成温度T1が低い場合あるいは保持時間が短い場合、焼
結体が充分に緻密化せず、逆に、焼成温度T1が高い場
合あるいは保持時間が長い場合、焼結体が溶融したりあ
るいは焼結体に敷き粉が付着したりする他、焼成コスト
が上昇する。
【0013】また、再加熱温度T3の範囲は、800℃
〜1100℃で、より好ましくは850〜1050℃で
ある。再加熱温度T3が800℃以下では、呈色および
耐熱衝撃性のばらつきをなくす効果が少なく、再加熱温
度T3が1100℃以上では、焼結体の焼成時間を延長
することと同等になり、無意味である。また、この他
に、再加熱温度T3は焼成温度T1よりも50℃以上低
くする必要がある。すなわち、再加熱温度T3が焼成温
度T1に近いと、焼成時間を延長したのと同じで、再加
熱による本発明の効果が少なくなる。再加熱温度T3の
保持時間は、再加熱処理の効果を十分に確保しながら無
駄なコストアップを避けるため、0.1〜12時間が良
く、より好ましくは0.3〜3時間の範囲である。
〜1100℃で、より好ましくは850〜1050℃で
ある。再加熱温度T3が800℃以下では、呈色および
耐熱衝撃性のばらつきをなくす効果が少なく、再加熱温
度T3が1100℃以上では、焼結体の焼成時間を延長
することと同等になり、無意味である。また、この他
に、再加熱温度T3は焼成温度T1よりも50℃以上低
くする必要がある。すなわち、再加熱温度T3が焼成温
度T1に近いと、焼成時間を延長したのと同じで、再加
熱による本発明の効果が少なくなる。再加熱温度T3の
保持時間は、再加熱処理の効果を十分に確保しながら無
駄なコストアップを避けるため、0.1〜12時間が良
く、より好ましくは0.3〜3時間の範囲である。
【0014】焼成温度T1による焼結工程と再加熱温度
T3による再加熱処理工程の間に冷却温度T2による冷
却工程をはさむことにより、呈色および耐熱衝撃性のば
らつきをなくす効果をより一層高めようとする場合に
は、冷却温度T2を再加熱温度T3より40℃以上低い
温度とする必要がある。冷却温度T2がこれを超える
と、再加熱温度T3と近くなりすぎるため、冷却効果が
十分でなく、緻密化させるための焼成温度T1からの冷
却過程においてそのまま再加熱温度T3で保持して再加
熱処理を行った場合と効果が同じとなる。
T3による再加熱処理工程の間に冷却温度T2による冷
却工程をはさむことにより、呈色および耐熱衝撃性のば
らつきをなくす効果をより一層高めようとする場合に
は、冷却温度T2を再加熱温度T3より40℃以上低い
温度とする必要がある。冷却温度T2がこれを超える
と、再加熱温度T3と近くなりすぎるため、冷却効果が
十分でなく、緻密化させるための焼成温度T1からの冷
却過程においてそのまま再加熱温度T3で保持して再加
熱処理を行った場合と効果が同じとなる。
【0015】なお、本発明の対象となる酸化物セラミッ
クスは、カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリ
ケートを結晶組織の主体とすることにより、耐熱衝撃
性、加工性、低熱膨張性、断熱性などの多くの点で優れ
た特性を備えたものであるが、その中でも特に、カルシ
ウムシリケートとリチウムアルミノシリケートの合量に
対してリチウムアルミノシリケートが55〜98重量%
含まれるようにしたことにより、上記の各特性のうち、
とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優れている焼結体を
対象とするものである。
クスは、カルシウムシリケートとリチウムアルミノシリ
ケートを結晶組織の主体とすることにより、耐熱衝撃
性、加工性、低熱膨張性、断熱性などの多くの点で優れ
た特性を備えたものであるが、その中でも特に、カルシ
ウムシリケートとリチウムアルミノシリケートの合量に
対してリチウムアルミノシリケートが55〜98重量%
含まれるようにしたことにより、上記の各特性のうち、
とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優れている焼結体を
対象とするものである。
【0016】また、本発明における酸化物セラミックス
を構成するカルシウムシリケートとしては、CaOを
C、SiO2をSで略すと、CS、C2S、C3S、C3S
2などが挙げられるが、このうちCSのウォラストナイ
トが好ましく、ウォラストナイトにはαとβの二種類が
あるが、最も好ましいのはβウォラストナイトである。
C2S、C3Sなどが含まれてもかまわないが、量的に多
いと緻密化が進行しづらくなるため、カルシウムシリケ
ートの合量に対し5重量%以下が好ましい。
を構成するカルシウムシリケートとしては、CaOを
C、SiO2をSで略すと、CS、C2S、C3S、C3S
2などが挙げられるが、このうちCSのウォラストナイ
トが好ましく、ウォラストナイトにはαとβの二種類が
あるが、最も好ましいのはβウォラストナイトである。
C2S、C3Sなどが含まれてもかまわないが、量的に多
いと緻密化が進行しづらくなるため、カルシウムシリケ
ートの合量に対し5重量%以下が好ましい。
【0017】また、本発明の酸化物セラミックスを構成
するリチウムアルミノシリケートとしては、Li2Oを
L、Al2O3をA、SiO2をSで略すと、LAS2のユ
ークリプタイト、LAS4のスポジューメン、あるいは
スポジューメン固溶体などが挙げられる。このうちユー
クリプタイトに比べるとスポジューメンの方がコスト面
などで好ましい。スポジューメンにはα、βの二種あ
り、βスポジューメンが最も好ましい。
するリチウムアルミノシリケートとしては、Li2Oを
L、Al2O3をA、SiO2をSで略すと、LAS2のユ
ークリプタイト、LAS4のスポジューメン、あるいは
スポジューメン固溶体などが挙げられる。このうちユー
クリプタイトに比べるとスポジューメンの方がコスト面
などで好ましい。スポジューメンにはα、βの二種あ
り、βスポジューメンが最も好ましい。
【0018】また、これら以外に、不可避の不純物成分
としてFe2O3、TiO2、MgO、MnO、Na2O、
K2O、P2O5などがカルシウムシリケートとリチウム
アルミノシリケートの合量に対して2重量%前後まで含
まれていても問題はなく、通常工業的に用いられている
カルシウムシリケート粉末とリチウムアルミネート粉末
であれば、特別制約なく用いることができる。
としてFe2O3、TiO2、MgO、MnO、Na2O、
K2O、P2O5などがカルシウムシリケートとリチウム
アルミノシリケートの合量に対して2重量%前後まで含
まれていても問題はなく、通常工業的に用いられている
カルシウムシリケート粉末とリチウムアルミネート粉末
であれば、特別制約なく用いることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお、焼結体の結晶相について、予備試験を行い、
βウォラストナイトとαスポジューメンを、45:5
5、30:70、10:90および2:98の割合にし
た焼結体の結晶相を確認したところ、何れも結晶相はβ
ウォラストナイトとβスポジューメンであり、反応生成
物は認められなかった。したがって、個々の出発原料の
高温における重量減(強熱減量)を考慮すれば、出発原
料の配合から焼結体結晶相の割合が決定されることにな
る。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお、焼結体の結晶相について、予備試験を行い、
βウォラストナイトとαスポジューメンを、45:5
5、30:70、10:90および2:98の割合にし
た焼結体の結晶相を確認したところ、何れも結晶相はβ
ウォラストナイトとβスポジューメンであり、反応生成
物は認められなかった。したがって、個々の出発原料の
高温における重量減(強熱減量)を考慮すれば、出発原
料の配合から焼結体結晶相の割合が決定されることにな
る。
【0020】すなわち、βウォラストナイトは、Ca
O、SiO2以外の不純物成分を1.6重量%含み、強
熱減量が1.1重量%、αスポジューメンは、Li
2O、Al2O3、SiO2以外の不純物成分を1.2重量
%含み、強熱減量が0.2重量%である。したがって、
原料比で10:90にした場合、カルシウムシリケート
であるβウォラストナイトの純分は9.73重量%、リ
チウムアルミノシリケートであるβスポジューメンの純
分は88.74重量%であり、その他を1.24重量%
含むものである。
O、SiO2以外の不純物成分を1.6重量%含み、強
熱減量が1.1重量%、αスポジューメンは、Li
2O、Al2O3、SiO2以外の不純物成分を1.2重量
%含み、強熱減量が0.2重量%である。したがって、
原料比で10:90にした場合、カルシウムシリケート
であるβウォラストナイトの純分は9.73重量%、リ
チウムアルミノシリケートであるβスポジューメンの純
分は88.74重量%であり、その他を1.24重量%
含むものである。
【0021】不純物を除いたカルシウムシリケートとリ
チウムアルミノシリケートの合量に対しては、カルシウ
ムシリケートが10重量%、リチウムアルミノシリケー
トが90重量%となる。表1の数値は、この不純物を除
いた値であるが、結果として、この値は不純物、強熱減
量を含む初期原料配合とほぼ同じ値となっている。他の
実施例および比較例でもこの点では同様である。
チウムアルミノシリケートの合量に対しては、カルシウ
ムシリケートが10重量%、リチウムアルミノシリケー
トが90重量%となる。表1の数値は、この不純物を除
いた値であるが、結果として、この値は不純物、強熱減
量を含む初期原料配合とほぼ同じ値となっている。他の
実施例および比較例でもこの点では同様である。
【0022】(実施例1)カルシウムシリケート原料と
して天然のβウォラストナイト(CaO:46.2重量
%、SiO2:51.1重量%、その他:1.6重量
%、強熱減量1.1重量%)を、リチウムアルミノシリ
ケート原料として天然のαスポジューメン(Li2O:
7.6重量%、Al2O3:26.5重量%、SiO2:
64.5重量%、その他:1.2重量%、強熱減量0.
2重量%)を用いた。
して天然のβウォラストナイト(CaO:46.2重量
%、SiO2:51.1重量%、その他:1.6重量
%、強熱減量1.1重量%)を、リチウムアルミノシリ
ケート原料として天然のαスポジューメン(Li2O:
7.6重量%、Al2O3:26.5重量%、SiO2:
64.5重量%、その他:1.2重量%、強熱減量0.
2重量%)を用いた。
【0023】天然のβウォラストナイト10重量%と、
天然のαスポジューメン90重量%とを、水を溶媒とし
た湿式ボールミルにより24時間混合粉砕し、平均粒径
2.5μmのスラリーを得た。これに結合材としてポリ
ビニルアルコールを3重量%添加し、スプレードライヤ
ーにて造粒した。得られた顆粒を型に入れ1ton/c
m2で成形し、下記の形状・寸法の成形体をそれぞれ作
製した。
天然のαスポジューメン90重量%とを、水を溶媒とし
た湿式ボールミルにより24時間混合粉砕し、平均粒径
2.5μmのスラリーを得た。これに結合材としてポリ
ビニルアルコールを3重量%添加し、スプレードライヤ
ーにて造粒した。得られた顆粒を型に入れ1ton/c
m2で成形し、下記の形状・寸法の成形体をそれぞれ作
製した。
【0024】 (使用した焼成炉) 炉A:ガス炉 :炉内寸法 2000×1000×1000(mm) 炉B:箱型電気炉(MoSi2 ヒーター) :炉内寸法 600×600×600(mm) 炉C:箱型電気炉(SiC ヒーター) :炉内寸法 300×300×200(mm) 炉D:管状電気炉(SiC ヒーター) :炉内寸法 100φ×500L(mm)
【0025】(成形体の形状・寸法) 炉Aに入れた成形体:50φ−50t(mm) 炉Bに入れた成形体:50φ−20t(mm) 炉Cに入れた成形体:20×20×15(mm) 炉Dに入れた成形体:15×15×15(mm)
【0026】(成形体の炉内での配置) 炉A: 5個×2列×5段、合計50個 炉B: 3個×2列×5段、合計30個 炉C: 5個×3列×2段、合計30個 炉D:10個×1列×1段、合計10個
【0027】この成形体を上記の炉A〜炉Dを用い、上
記のように配置し、焼成を温度T1:1200℃で2時
間行い、炉内冷却により温度T2:700℃まで冷却し
て2時間保持し、さらに温度T3:1000℃で1時間
再加熱処理を行った後、炉内で徐冷した。
記のように配置し、焼成を温度T1:1200℃で2時
間行い、炉内冷却により温度T2:700℃まで冷却し
て2時間保持し、さらに温度T3:1000℃で1時間
再加熱処理を行った後、炉内で徐冷した。
【0028】得られた焼結体を各々10×10×5(m
m)に切断し、アルキメデス法により密度を測定した。
また、焼結体呈色は目視により判断した。焼結体の耐熱
衝撃性は、切断した焼結体を550℃の電気炉中で0.
5時間加熱した後、水中に落下させ、カラーチェックを
実施し、クラックの発生の有無を確認した。クラックの
発生のないものについては、順次、600℃、650
℃、700、750℃の温度で同様の試験を実施し、ク
ラックの発生した最低温度を耐熱衝撃性とした。
m)に切断し、アルキメデス法により密度を測定した。
また、焼結体呈色は目視により判断した。焼結体の耐熱
衝撃性は、切断した焼結体を550℃の電気炉中で0.
5時間加熱した後、水中に落下させ、カラーチェックを
実施し、クラックの発生の有無を確認した。クラックの
発生のないものについては、順次、600℃、650
℃、700、750℃の温度で同様の試験を実施し、ク
ラックの発生した最低温度を耐熱衝撃性とした。
【0029】表1に上記の原料組成、製造条件、焼結体
密度、耐熱衝撃性、焼結体呈色を示す。なお、得られた
焼結体は、すべてが白色焼結体であり、呈色のばらつき
は認められなかった。また、耐熱衝撃性も120個全て
が700℃以上と優れた値を示した。
密度、耐熱衝撃性、焼結体呈色を示す。なお、得られた
焼結体は、すべてが白色焼結体であり、呈色のばらつき
は認められなかった。また、耐熱衝撃性も120個全て
が700℃以上と優れた値を示した。
【0030】
【表1】
【0031】(実施例2)実施例1において、冷却温度
T2による処理を行わずに、焼成温度T1から炉内冷却
する過程で連続して再加熱温度T3で処理した以外は、
実施例1と同様の試験を行った。得られた焼結体は、ほ
とんどが白色焼結体であり、呈色のばらつきは、次に説
明する比較例1に比べ大きく減少している。また、耐熱
衝撃性も700℃以上のものが120個中110個と優
れた値を示した。
T2による処理を行わずに、焼成温度T1から炉内冷却
する過程で連続して再加熱温度T3で処理した以外は、
実施例1と同様の試験を行った。得られた焼結体は、ほ
とんどが白色焼結体であり、呈色のばらつきは、次に説
明する比較例1に比べ大きく減少している。また、耐熱
衝撃性も700℃以上のものが120個中110個と優
れた値を示した。
【0032】(比較例1)実施例1において、冷却温度
T2による処理および再加熱温度T3による処理を行わ
ずに、焼成温度T1による焼成を行った後、そのまま炉
内徐冷した以外は、実施例1と同様の試験を行った。焼
結体呈色は、実施例1・実施例2に比べ、斑点やピンク
色の焼結体が多く存在した。また、耐熱衝撃性は、12
0個のうち46個が550〜650℃であり、再加熱処
理を行わない以外は実施例2と全く同様であるにもかか
わらず、呈色・耐熱衝撃性共に大きな差異が認められ
た。
T2による処理および再加熱温度T3による処理を行わ
ずに、焼成温度T1による焼成を行った後、そのまま炉
内徐冷した以外は、実施例1と同様の試験を行った。焼
結体呈色は、実施例1・実施例2に比べ、斑点やピンク
色の焼結体が多く存在した。また、耐熱衝撃性は、12
0個のうち46個が550〜650℃であり、再加熱処
理を行わない以外は実施例2と全く同様であるにもかか
わらず、呈色・耐熱衝撃性共に大きな差異が認められ
た。
【0033】(実施例3)カルシウムシリケート原料に
は、実施例1と同様の天然のβウォラストナイトを用
い、リチウムアルミノシリケート原料としては、天然鉱
物であるペタライト(Li2O:4.2重量%、Al2O
3:16.6重量%、SiO2:76.8重量%、その
他:1.4重量%、強熱減量1重量%)を用いた。
は、実施例1と同様の天然のβウォラストナイトを用
い、リチウムアルミノシリケート原料としては、天然鉱
物であるペタライト(Li2O:4.2重量%、Al2O
3:16.6重量%、SiO2:76.8重量%、その
他:1.4重量%、強熱減量1重量%)を用いた。
【0034】各原料に上記のものを用い、混合量をカル
シウムシリケート原料30重量%、リチウムアルミノシ
リケート原料70重量%とし、焼成を温度T1:110
0℃で2時間行い、炉内冷却により温度T2:室温まで
冷却し、炉内の焼結体をランダムに再配列した後、さら
に温度T3:950℃で1時間再加熱処理を行った後、
炉内で徐冷した以外は、実施例1と同様の試験を行っ
た。
シウムシリケート原料30重量%、リチウムアルミノシ
リケート原料70重量%とし、焼成を温度T1:110
0℃で2時間行い、炉内冷却により温度T2:室温まで
冷却し、炉内の焼結体をランダムに再配列した後、さら
に温度T3:950℃で1時間再加熱処理を行った後、
炉内で徐冷した以外は、実施例1と同様の試験を行っ
た。
【0035】得られた焼結体は、いずれも白色焼結体で
あり、呈色のばらつきは認められなかった。また、耐熱
衝撃性も650℃以上のものが120個中113個と優
れた値を示した。
あり、呈色のばらつきは認められなかった。また、耐熱
衝撃性も650℃以上のものが120個中113個と優
れた値を示した。
【0036】(比較例2)実施例3において、冷却温度
T2による処理および再加熱温度T3による処理を行わ
ずに、焼成を温度T1:1100℃で2時間行った後、
そのまま炉内で徐冷した以外は、実施例3と同様の試験
を行った。焼結体呈色は、実施例1に比べ、斑点やピン
ク色の焼結体が多く存在した。また、耐熱衝撃性は、1
20個のうち81個が550〜600℃であり、冷却処
理および再加熱処理を行わない以外は実施例3と全く同
様であるにもかかわらず、呈色・耐熱衝撃性共に大きな
差異が認められた。
T2による処理および再加熱温度T3による処理を行わ
ずに、焼成を温度T1:1100℃で2時間行った後、
そのまま炉内で徐冷した以外は、実施例3と同様の試験
を行った。焼結体呈色は、実施例1に比べ、斑点やピン
ク色の焼結体が多く存在した。また、耐熱衝撃性は、1
20個のうち81個が550〜600℃であり、冷却処
理および再加熱処理を行わない以外は実施例3と全く同
様であるにもかかわらず、呈色・耐熱衝撃性共に大きな
差異が認められた。
【0037】(比較例3)実施例1において、焼成炉D
のみを用い、温度T1:1380℃で2時間焼成を行
い、炉内冷却により温度T2:700℃まで冷却して2
時間保持し、さらに温度T3:900℃で1時間再加熱
処理を行った以外は、実施例1と同様の試験を行った。
この結果は、焼成温度が高すぎて、焼結体が溶融してし
まった。
のみを用い、温度T1:1380℃で2時間焼成を行
い、炉内冷却により温度T2:700℃まで冷却して2
時間保持し、さらに温度T3:900℃で1時間再加熱
処理を行った以外は、実施例1と同様の試験を行った。
この結果は、焼成温度が高すぎて、焼結体が溶融してし
まった。
【0038】(比較例4)実施例1において、焼成炉D
のみを用い、温度T1:950℃で12時間焼成を行
い、炉内冷却により温度T2:700℃まで冷却して2
時間保持し、さらに温度T3:900℃で1時間再加熱
処理を行った以外は、実施例1と同様の試験を行った。
この結果は、焼成温度が低すぎて、焼結体が緻密化しな
かった。
のみを用い、温度T1:950℃で12時間焼成を行
い、炉内冷却により温度T2:700℃まで冷却して2
時間保持し、さらに温度T3:900℃で1時間再加熱
処理を行った以外は、実施例1と同様の試験を行った。
この結果は、焼成温度が低すぎて、焼結体が緻密化しな
かった。
【0039】(比較例5)実施例1において、焼成炉D
のみを用い、温度T3:750℃で1時間再加熱処理し
た以外は、実施例1と同様の試験を行った。この結果
は、再加熱温度T3が低すぎて、再加熱処理の効果が認
められなかった。
のみを用い、温度T3:750℃で1時間再加熱処理し
た以外は、実施例1と同様の試験を行った。この結果
は、再加熱温度T3が低すぎて、再加熱処理の効果が認
められなかった。
【0040】(比較例6)実施例1において、焼成炉D
のみを用い、温度T3:1150℃で1時間再加熱処理
した以外は、実施例1と同様の試験を行った。この結果
は、再加熱温度が高すぎて、再加熱処理の効果が認めら
れなかった。
のみを用い、温度T3:1150℃で1時間再加熱処理
した以外は、実施例1と同様の試験を行った。この結果
は、再加熱温度が高すぎて、再加熱処理の効果が認めら
れなかった。
【0041】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、カル
シウムシリケートとリチウムアルミノシリケートの合量
に対してリチウムアルミノシリケートが55〜98重量
%含まれていて、とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優
れた酸化物セラミックスにおいて、焼結体呈色および耐
熱衝撃性のばらつきを少なくするとともに、耐熱衝撃性
を高い次元で安定させることができる。
シウムシリケートとリチウムアルミノシリケートの合量
に対してリチウムアルミノシリケートが55〜98重量
%含まれていて、とりわけ耐熱衝撃性、低熱膨張性に優
れた酸化物セラミックスにおいて、焼結体呈色および耐
熱衝撃性のばらつきを少なくするとともに、耐熱衝撃性
を高い次元で安定させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三崎 紀彦 山口県小野田市大字小野田6276番地 秩父 小野田株式会社中央研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 実質的にカルシウムシリケートとリチウ
ムアルミノシリケートが結晶組織の主体であり、カルシ
ウムシリケートとリチウムアルミノシリケートの合量に
対してリチウムアルミノシリケートが55〜98重量%
含まれる酸化物セラミックスの製造方法において、 緻密化させるための1000〜1360℃の焼成温度T
1を経た後、800〜1100℃でかつ焼成温度T1よ
りも50℃以上低い再加熱温度T3に所定時間保持する
ことを特徴とする酸化物セラミックスの製造方法。 - 【請求項2】 緻密化させるための焼成温度T1を経た
後、再加熱温度T3に移行する前に、再加熱温度T3よ
り40℃以上低い冷却温度T2に移行することを特徴と
する請求項1に記載された酸化物セラミックスの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064555A JPH11240748A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 酸化物セラミックスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064555A JPH11240748A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 酸化物セラミックスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240748A true JPH11240748A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13261602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064555A Pending JPH11240748A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 酸化物セラミックスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11240748A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001302361A (ja) * | 2000-04-20 | 2001-10-31 | Taiheiyo Cement Corp | 焼成治具及びその製造方法 |
| GB2372247A (en) * | 2001-02-19 | 2002-08-21 | Dyson Ind Ltd | Kiln furniture composition |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10064555A patent/JPH11240748A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001302361A (ja) * | 2000-04-20 | 2001-10-31 | Taiheiyo Cement Corp | 焼成治具及びその製造方法 |
| GB2372247A (en) * | 2001-02-19 | 2002-08-21 | Dyson Ind Ltd | Kiln furniture composition |
| GB2372247B (en) * | 2001-02-19 | 2004-03-10 | Dyson Ind Ltd | Kiln furniture or the like |
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