JPH11241521A - 駐車設備のパレット昇降装置 - Google Patents

駐車設備のパレット昇降装置

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JPH11241521A
JPH11241521A JP4013798A JP4013798A JPH11241521A JP H11241521 A JPH11241521 A JP H11241521A JP 4013798 A JP4013798 A JP 4013798A JP 4013798 A JP4013798 A JP 4013798A JP H11241521 A JPH11241521 A JP H11241521A
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JP
Japan
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pallet
sprocket
sprockets
elevating
pair
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JP4013798A
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English (en)
Inventor
Masayuki Okuda
正之 奥田
Nobuyuki Meki
信幸 目木
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部品に働く荷重をバランスさせて、装置を
簡素にできるパレット昇降装置を提供する。 【解決手段】 パレット2の荷重が働く前後一対の昇降
チェーン15,16を、前後の巻上スプロケット12,
13にそれぞれ巻き掛け、前後一対の伝動スプロケット
10,11間に巻回されたエンドレスチェーン14を介
して前後の巻上スプロケット12,13を駆動する構成
にした。これにより、パレット2の荷重を前後の軸1
9,20に分担でき、一箇所の部品に荷重が集中しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を上載するパ
レットを所定の駐車位置から入出庫位置まで昇降させる
のに昇降チェーンを使った、駐車設備のパレット昇降装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパレット昇降装置として、巻き取
った後の昇降チェーンの垂れ下がりや、張りを維持する
ためのカウンタウエイトの使用を無くすために、例え
ば、特開平6−136983号公報に示すように、パレ
ットを吊持する前後一対の昇降チェーンをエンドレスチ
ェーンに沿って収納する方式のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のパレット
昇降装置は、2条の昇降チェーンを後側の昇降駆動部の
駆動軸に配設した2つの昇降スプロケットに同時に巻き
掛ける構成である。そのため、駆動軸及び巻上スプロケ
ットにパレットの全荷重が働き、駆動軸側に荷重が集中
する。このため、昇降駆動部の駆動軸及び巻上スプロケ
ット等の部品は、パレットの全荷重に耐えうる強度が必
要となるため、装置全体の大型化を招き、駐車設備の横
梁内に収めることができず、特別な梁構造としなければ
ならない問題があった。
【0004】本発明は、各部品に働く荷重をバランスさ
せて、装置を簡素にできるパレット昇降装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記問題
を解決する請求項1の発明(第1の発明)は、車両を上
載するパレットを、昇降駆動部によって同期駆動させら
れる左右一対の昇降機構によって昇降させる昇降装置で
あって、前記昇降機構は、前記パレットの前後方向に沿
って配置される前後一対の伝動スプロケットと、前記伝
動スプロケットのそれぞれに同軸に配置される前後一対
の巻上スプロケットと、前記一対の伝動スプロケットの
間に巻回されるエンドレスチェーンと、一端が前記パレ
ットの前後に連結され、中途部が遊動スプロケットを介
して前記巻上スプロケットにそれぞれ巻き掛けられ、他
端が前記エンドレスチェーンの上側部分及び下側部分に
連結金具を介してそれぞれ連結させる前後一対の昇降チ
ェーンと、を有する、駐車設備のパレット昇降装置であ
る。すなわち、パレットの荷重が働く前後一対の昇降チ
ェーンを、前後の巻上スプロケットにそれぞれ巻き掛
け、前後一対の伝動スプロケット間に巻回されたエンド
レスチェーンを介して前後の巻上スプロケットを駆動す
る構成であるので、パレットの荷重を前後の軸に分担で
き、一箇所の部品に荷重が集中することがない。このた
め、前後の軸、巻上スプロケット、伝動スプロケット、
エンドレスチェーン等の各部品に荷重を分担でき、各部
品を必要最小限の大きさとして、駐車設備の横梁への装
設を簡単にすることができる。
【0006】請求項2は、請求項1において、前記巻上
スプロケットは、前記伝動スプロケットの一側面におい
てそれぞれ同軸に配置されている。これによると、H鋼
等の横梁内のスペースを有効に利用しつつ部品を配置で
きる。
【0007】請求項3は、請求項1において、前記巻上
スプロケットと前記伝動スプロケットを2枚一組のスプ
ロケット体で構成し、各スプロケットの径を同一とし
た。これによると、巻上スプロケットで巻き取った昇降
チェーンは、同じ速度で移動させられるエンドレスチェ
ーンに沿って収納でき、昇降チェーンが垂れる心配がな
い。
【0008】請求項4は、請求項1において、前記エン
ドレスチューンと前記一対の昇降チェーンを同一形状の
チェーンとした。これによると、部品の共通化を図るこ
とができ、駐車設備の横梁への装設が容易にできる。
【0009】請求項5では、請求項1において、前記連
結金具は、前記エンドレスチェーンと前記昇降チェーン
のリンクプレートの一部となる断面U字状の金具であ
る。これによると、連結金具を互いのチェーンの高さ内
に収めることができ、駐車設備の横梁への装設が容易に
できる。
【0010】上記問題を解決する請求項6の発明(第2
の発明)は、車両を上載するパレットを、昇降駆動部に
よって同期駆動させられる左右一対の昇降機構によって
昇降させる昇降装置であって、前記昇降機構は、前記パ
レットの前後方向に沿って配置される前後一対の伝動ス
プロケットと、前記伝動スプロケットの相反する側面に
おいてそれぞれ同軸に配置される前後の巻上スプロケッ
トと、前記一対の伝動スプロケットの間に巻回されるエ
ンドレスチェーンと、一端が前記パレットの前後に連結
され、中途部が遊動スプロケットを介して前記巻上スプ
ロケットにそれぞれ巻き掛けられ、他端が前記エンドレ
スチェーンの上側部分及び下側部分に連結金具を介して
それぞれ連結される前後一対の昇降チェーンと、前記伝
動スプロケットの反巻上スプロケット側の側面において
それぞれ同軸に配置され、向かい合う前記巻上スプロケ
ットでそれぞれ巻き取った前記昇降チェーンを再び反転
させる反転ローラと、を有する、駐車設備のパレット昇
降装置である。すなわち、パレットの荷重が働く前後一
対の昇降チェーンを、前後の巻上スプロケットにそれぞ
れ巻き掛け、前後一対の伝動スプロケット間に巻回され
たエンドレスチェーンを介して前後の巻上スプロケット
を駆動し、且つ巻上スプロケットで相反する方向に巻き
取った前後一対の昇降チェーンを反転ローラで再び、反
転させる構成であるので、パレットの荷重を前後の軸に
分担でき、一箇所の部品に荷重が集中することがなく、
巻上スプロケットで相反する方向に巻き取った前後一対
の昇降チェーンを再び、反転ローラによって巻き取って
エンドレスチェーンに沿って収納できるので、エンドレ
スチェーンの略2倍の長さの昇降チェーンを巻き取るこ
とができる。このため、地上4段式駐車設備のようにパ
レットの昇降距離が長くなる場合でも、駐車設備の奥行
き寸法を変更することなく対応できる。
【0011】請求項7は、請求項6において、前側の伝
動スプロケットの外側側面に巻上スプロケットを同軸に
配置し、後側の伝動スプロケットの内側側面に巻上スプ
ロケットを同軸に配置する。これにより、パレットに連
結する昇降チェーンの連結点がパレットの車両乗り入れ
口付近では外側に位置する。このため、車両をパレット
に入出庫させる際に、前側の昇降チェーンが気にならず
乗り入れ性を向上できる。
【0012】請求項8は、請求項6において、巻上スプ
ロケットと伝動スプロケット及び反転ローラを同一径の
3枚一組のスプロケット体で構成し、各スプロケットの
径及び反転ローラの径を略同一とした。これによると、
巻上スプロケットで巻き取った昇降チェーンは、同じ速
度で移動されるエンドレスチェーンに沿って収納でき
る。更に、反転ローラによって再び反対方向に移動させ
られた場合にも、エンドレスチェーンに沿って収納で
き、昇降チェーンは垂れることなく、スムーズにエンド
レスチェーンに沿って収納することが可能となる。
【0013】請求項9は、請求項6において、エンドレ
スチェーンと昇降チェーンを、同一形状のチェーンとし
た。これによると、部品の共通化を図ることができ、駐
車設備の横梁への装設が容易にできる。
【0014】請求項10は、請求項6において、昇降チ
ェーンをエンドレスチェーンに連結する金具をチェーン
のリンクプレートの一部となる断面U字状の連結金具と
した。これによると、連結金具を互いのチェーンの高さ
内に収めることができ、駐車設備の横梁への装設が容易
にできる。また、断面U字状の連結金具であるので、昇
降チェーンを反転ローラで再び巻き取る際には、連結金
具が伝動スプロケットと反転ローラの間に位置して回転
でき、昇降チェーンをスムーズに反転させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、第
1の発明例及び第2の発明例に区分し、図面を参照しつ
つ以下に説明する。
【0016】A.第1の発明例 以下、第1の発明例における駐車設備のパレット昇降装
置の構成を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0017】第1の発明の駐車設備のパレット昇降装置
は、車両を上載するパレットを昇降させる左右一対の昇
降機構と、各昇降機構を同期駆動させる昇降駆動部とで
構成されている。
【0018】図1において、昇降機構3は駐車設備のH
鋼材等の横梁6内に装設されており、パレット2の前後
方向に沿って配置された前後一対の伝動スプロケット1
0,11と、各伝動スプロケット10,11のそれぞれ
に同軸に配置された前後一対の巻上スプロケット12,
13と、各伝動スプロケット12,13間に巻回される
エンドレスチェーン14と、各巻上スプロケット12,
13を介してパレット2をエンドレスチェーン14に連
結する前後一対の昇降チェーン15,16とで構成され
ている。
【0019】前側伝動スプロケット10と巻上スプロケ
ット12の組、及び後側伝動スプロケット11と巻上ス
プロケット13の組とで2枚一組のスプロケット体1
7,18を構成しており、各スプロケット10〜13は
同一径にされている。各伝動スプロケット10,11
は、パレット2の前後方向で向き合う状態で横梁6前後
に軸支された従動軸19、駆動軸20のそれぞれに固設
されている。各巻上スプロケット12,13は、パレッ
ト2の前後方向で向き合う状態で各伝動スプロケット1
0,11の内側側面即ち横梁6に相対しない面に位置さ
れて、これと従動軸19、駆動軸20のそれぞれに同軸
として固設されている。この構成で、各伝動スプロケッ
ト10,11と巻上スプロケット12,13を同軸に配
置すると、H鋼材からなる横梁6内に装設できる。
【0020】各昇降チェーン15,16は、一端がパレ
ット2の前後のそれぞれに連結され、他端がエンドレス
チェーン14の下側部分14a,上側部分14bのそれ
ぞれに連結されている。各昇降チェーン15,16の中
途部は、1又は複数の遊動スプロケット25を介して各
巻上スプロケット12,13に巻き掛けられて、他端を
エンドレスチェーン14の各側部分14a,14bに連
結可能としている。各遊動スプロケット25は横梁6の
前後に軸支されている。
【0021】又エンドレスチェーン14と各昇降チェー
ン15,16とは、図2に示すように同じ形状のチェー
ンが用いられており、相互間に介装される連結金具30
によって連結されている。連結金具30は、図3に示す
ように、エンドレスチェーン11と各昇降チェーン1
5,16のリンクプレートとなるプレート壁31Aを有
するU字状の金具で構成されている。そして、連結金具
30は、各プレート壁31Aをエンドレチェーン14の
各側部分14a,14bと各昇降チェーン15,16の
他端に位置するローラプレート31Bに当接させて、プ
レート壁31Aとローラプレート31Bの両端重なり部
分を貫通する一対のピン31Cとで、エンドレースチェ
ーン14の各側部分14a,14bと各昇降チェーン1
5,16の他端とを連結している。この構成で、同一形
状の各チェーン14〜16は、各伝動スプロケット1
0,11間で2条チェーン構造とされ、各昇降チェーン
15,16をエンドレスチェーン14に沿うように並行
して横梁6内に収納可能にされている。
【0022】昇降駆動部5は、横梁6を支持する縦梁3
7上に設けられた減速機付駆動モータ35と、駆動軸2
0に固設されたフライホイール36と、駆動モータ35
の出力軸とフライホイール36の間に巻き掛けられた伝
達チェーン39とで構成されている。この構成で、駆動
モータ35の出力は、伝達チェーン39、フライホイー
ル36を介して駆動軸20に伝達されて、昇降機構3の
各スプロケット10〜13,各チェーン14〜16を駆
動させる。
【0023】このように構成される昇降機構3は、図4
に示すように、パレット2の左右上方に一対として配置
され、共通の駆動軸20を昇降駆動部5によって同期駆
動されるようになっている。
【0024】図4において、パレット2を上昇させるた
めに、駆動モータ35を作動させると、この出力が伝達
チェーン39、フライホイール36を介して駆動軸20
を正回転(図4の矢印B方向)させる。駆動軸20が正
回転すると、各昇降機構3の同一径にされた各スプロケ
ット10〜13が同期駆動されることから、各エンドレ
スチェーン14も同期して上側部分14bをパレット2
前側に向かわせるように移動される。これにより、各昇
降チェーン15,16が各遊動スプロケット25、各巻
上スプロケット12,13を介して各エンドレスチェー
ン14の側部分14a,14bに沿うように並行して巻
き上げ収納され、パレット2を上昇させる。この各昇降
チェーン15,16の巻き上げは、同一径にされた各ス
プロケット10〜13の同期駆動によって垂れ下がるこ
となく、常に一定量に保たれるため、パレット2は傾く
ことなく水平状態のままで上昇させられる。
【0025】又、パレット2を上昇させた状態から下降
させるために、駆動モータ35を作動させると、この出
力によって駆動軸20を逆回転(図4の矢印C方向)さ
せる。駆動軸20が逆回転すると、各昇降機構3の同一
径にされた各スプロケット10〜13が同期駆動される
ことから、各エンドレスチェーン14も同期して下側部
分14aをパレット2前側に向かわせるように移動され
る。これにより、エンドレスチェーン14に沿うように
並行して巻き上げられた各昇降チェーン15,16は、
同一径にされた各スプロケット10〜13の同期駆動に
よって、垂れ下がることなく、常に巻き戻し量が一定に
保たれ、パレット2を傾かせることなく水平状態のまま
で下降させる。
【0026】この第1の発明の駐車設備のパレット昇降
装置1では、パレット2の前後に軸支された各軸19,
20に各巻上スプロケット12,13を固設し、車両を
含むパレット2の荷重の働く各昇降チェーン15,16
を各巻上スプロケット12,13に巻き掛けて、各昇降
チェーン15,16の他端が連結されるエンドレスチェ
ーン14を介して各巻上スプロケット12,13を駆動
する構成としたので、パレット2等の荷重を前後の各軸
19,20に分担でき、各巻上スプロケット12,13
等の一箇所に荷重が集中することがなくなる。このた
め、前後の各軸19,20、各巻上スプロケット12,
13、各伝動スプロケット10,11、エンドレスチェ
ーン14等の各部品に荷重を分担でき、各部品を必要最
小限の大きさとして、駐車設備の横梁6にパレット昇降
装置1を装設することが可能となる。また、パレット2
の4角に掛けられた昇降チェーン15,16の負荷が同
じであるとすると、巻き上げスプロケット12,13ま
での昇降チェーン15,16に作用する張力及びエンド
レスチェーン14に作用する張力が同じになる。そのた
め、各チェーン14,15,16のサイズを同じにし、
各スプロケット10〜13のサイズも同じにでき、前後
方向にバランスよく各部品を配設できる。
【0027】B.第2の発明例 以下、第2の発明における駐車設備のパレット昇降装置
の構成を、図5〜図8に基づいて説明する。
【0028】第2の発明の駐車設備のパレット昇降装置
61は、車両を上載するパレットを昇降させる左右一対
の昇降機構63と、各昇降機構63を同期駆動させる昇
降駆動部5とで構成されている。尚、図5〜図8におい
て、図1と同一の符号は同一の部品を示しその詳細な説
明は省略する。
【0029】図5において、昇降機構63は、駐車設備
のI鋼材等の横梁6内に装設されており、パレット2の
前後方向に沿って配置された前後一対の伝動スプロケッ
ト10,11と、各伝動スプロケット10,11のそれ
ぞれに同軸に配置された前後一対の巻上スプロケット1
2,13と、各伝動スプロケット12,13間に巻回さ
れるエンドレスチェーン14と、各巻上スプロケット1
2,13を介してパレット2をエンドレスチェーン14
に連結する前後一対の昇降チェーン15,16と、エン
ドレスチェーン14で巻き取られる各昇降チェーン1
5,16を反転させる前後一対の反転ローラ52,53
とで構成されている。
【0030】前側の伝動スプロケット10、巻上スプロ
ケット12及び反転ローラ52の組、後側の伝動スプロ
ケット11、巻上スプロケット13及び反転ローラ53
の組とで3枚一組のスプロケット体57,58を構成し
ており、各反転ローラ52,53は各スプロケット10
〜13の径と略同一径にされている。スプロケット体5
7の前側伝動スプロケット10は、その外側側面即ち横
梁6に相対する面に巻上スプロケット12を、内側側面
即ち横梁6に相対しない面に反転ローラ52を位置させ
て、これらと従動軸19に同軸として固設されている。
スプロケット体58の後側伝動スプロケット11は、そ
の外側側面に前側巻上スプロケット12に向かい合う状
態で反転ローラ53を、内側側面に反転ローラ53に向
かい合う状態で巻上スプロケット13を位置させて、こ
れらと駆動軸20に同軸として固設されている。
【0031】エンドレスチェーン14と各昇降チェーン
15,16は、図6に示すように、同じ形状のチェーン
が用いられており、他端がエンドレスチェーン14の下
側部分14a,上側部分14bのそれぞれに連結されて
いる(図3参照)。各チェーン14〜16の一部を構成
する連結金具30で各チェーン14〜16同士を連結す
ると、図7に示すように、各昇降チェーン15,16の
他端が反転ローラ55,56に巻き取られる際には、連
結金具30を各反転ローラ55,56と各伝動スプトケ
ット10,11間に位置して回転され、スムーズに反転
させ、各昇降チェーン15,16を横梁6内に上下に重
ねた状態で巻き上げられて収納できる。
【0032】このように構成される昇降機構63は、図
8に示すように、パレット2の左右上方に一対として配
置され、共通の駆動軸20を昇降駆動部5によって同期
駆動されるようになっている。
【0033】図8において、パレット2を上昇させるた
めに、駆動モータ35を作動させると、この出力が伝達
チェーン39、フライホイール36を介して駆動軸20
を正回転(図8の矢印E方向)させる。駆動軸20が正
回転すると、各昇降機構63の同一径にされた各スプロ
ケット10〜13、反転ローラ53,52とが同期駆動
されることから、各エンドレスチェーン14も同期して
上側部分14bをパレット2前側に向かわせるように移
動される。これにより、各昇降チェーン15,16が各
遊動スプロケット25、各巻上スプロケット12,13
を介して各エンドレスチェーン14の側部分14a,1
4bに沿うように並行して巻き上げ収納され、更にエン
ドレスチェーン14の連続した移動で各反転ローラ5
2,53で反転されて上下に重ねられた状態で収納され
て、パレット2を上昇させる。この各昇降チェーン1
5,16の巻き上げは、各同一径の各スプロケット10
〜13,反転ローラ52,53の同期駆動によって、垂
れ下がるとおなく、常に一定量に保たれるため、パレッ
ト2は傾くことなく水平状態のままで上昇させられる。
【0034】又、パレット2を上昇させた状態から下降
させるために、駆動モータ35を作動させると、この出
力によって駆動軸20を逆回転(図8の矢印F方向)さ
せる。駆動軸20が逆回転すると、同一径の各スプロケ
ット10〜13、各反転ローラ52,53が同期駆動さ
れることから、各エンドレスチェーン14も同期して下
側部分14aをパレット2前側に向かわせるように移動
される。これにより、エンドレスチェーン14に沿うよ
うに並行して巻き上げられた各昇降チェーン15,16
は、同一径にされた各スプロケット10〜13、各反転
ローラ52,53の同期駆動によって、垂れ下がること
なく、常に巻き戻し量が一定に保たれ、パレット2を傾
かせることなく水平状態のままで下降させる。
【0035】この第2の発明の駐車設備のパレット昇降
装置61では、パレット2の前後に軸支された各軸1
9,20に各巻上スプロケット12,13を固設し、車
両を含むパレット2の荷重の働く各昇降チェーン15,
16を各巻上スプロケット12,13に巻き掛けて、各
昇降チェーン15,16の他端が連結されるエンドレス
チェーン14を介して各巻上スプロケット12,13を
駆動する構成としたので、パレット2等の荷重を前後の
各軸19,20に分担でき、各巻上スプロケット12,
13等の一箇所に荷重が集中することがなくなる。又、
各巻上スプロケット12,13で巻き取られた各昇降チ
ェーン15,16を反転させる各反転ローラ52,53
を配置したので、エンドレスチェーン14の略2倍の長
さの昇降チェーン15,16を巻き取ることができ、昇
降距離の長くなる駐車設備に適用できる。
【0036】図9及び図10は、本発明のパレット昇降
装置1,61が適用される立体駐車装置を示す。
【0037】図9の駐車設備100は、上下2段にパレ
ット2を備えた2段式のものを示しており、駐車設備の
支柱102間に複数の横梁6が架設される構造物であ
る。上段パレット2を昇降させるために、図1のパレッ
ト昇降装置1(第1の発明)が採用され、各横梁6内に
昇降機構3を、支柱102後側の縦梁37に昇降駆動部
5を配置する。
【0038】上段パレット2の車両101を入出庫させ
るため、パレット昇降装置1を作動させてパレット2を
昇降させるが、車両を含むパレット2の荷重が働く各昇
降チェーン15,16を各昇降機構3の各巻上スプロケ
ット12,13によって各軸19,20(図4参照)に
分担されて、各部品に局部的な荷重が集中することな
く、上段パレット2を昇降させることができるので、駐
車設備を特別な梁構造とすることなく各部品を横梁6内
に装設でき小型化を図れる。
【0039】又、各昇降チェーン15,16に働く荷重
を各軸に分担できることから、各昇降機構63を構成す
る各部品を必要最小限として各横梁6のスペースを有効
利用して装設でき、車両101を入出庫させる際には昇
降チェーン15,16が気にならず乗り入れ性を向上で
きる。
【0040】図10の駐車設備110は、上下左右にパ
レット2を備えた多段式(4段)のものを示している。
最下段、3段目、2段目の駐車空間は最上段の駐車空間
より一つ少なく、車両101を載せたまま左右横行可能
であり、出庫しようとするパレットの昇降スペースを確
保できる構造になっている。そのため、3段目、2段目
のパレット2は、左右横行自在な横行台車の枠体6内に
配置した昇降機構に吊持され、図示しない昇降駆動部に
より最下段まで昇降可能になっている。昇降距離の関係
から、最上段(4段目)パレット2に図5のパレット昇
降装置61(第2の発明)を採用し、3段目パレット2
及び2段目パレット2に図1のパレット昇降装置1(第
1の発明)を採用している。
【0041】各段パレット2の車両101を入出庫させ
るため、パレット昇降装置61,1を作動させてパレッ
ト2を昇降させるが、車両を含むパレット2の荷重が働
く各昇降チェーン15,16を各昇降機構63の各巻上
スプロケット12,13によって各軸19,20(図4
参照)に分担されて、各部品に局部的な荷重が集中する
ことなく、各段のパレット2を昇降させることができ
る。特に、最上段パレット2を昇降させる場合には、各
昇降機構53によってエンドレスチェーン14(図4参
照)の略2倍の昇降距離を稼げるので、多段式の駐車設
備のようにパレット2の昇降距離が長くなる場合でも、
駐車設備の奥行き寸法を変更することなく対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の駐車設備のパレット昇降装置を示
す斜視図である。
【図2】図1のエンドレスチェーンと各昇降チェーンを
示す拡大図である。
【図3】図1のエンドレスチェーンと各昇降チェーンと
を連結する連結金具を示す拡大図である。
【図4】第1の発明の駐車設備のパレット昇降装置を模
式的に示す斜視図である。
【図5】第2の発明の駐車設備のパレット昇降装置を示
す斜視図である。
【図6】図5のエンドレスチェーンと各昇降チェーンを
示す拡大図である。
【図7】図5のエンドレスチェーンと各昇降チェーンと
を連結する連結金具を示す拡大図である。
【図8】第2の発明の駐車設備のパレット昇降装置を模
式的に示す斜視図である。
【図9】第1の発明のパレット昇降装置が適用される2
段式駐車設備を示す模式図である。
【図10】第1及び第2の発明のパレット昇降装置が適
用される多段式駐車設備を示す模式図である。
【符号の説明】
1,61 パレット昇降装置 2 パレット 3,63 昇降機構 5 昇降駆動部 10,11 伝動スプロケット 12,13 巻上スプロケット 14 エンドレスチェーン 14a 下側部分 14b 上側部分 15,16 昇降チェーン 17,18 スプロケット体 25〜27 遊動スプロケット 30 連結金具 52 反転ローラ 53 反転ローラ 57,58 スプロケット体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を上載するパレットを、昇降駆動部
    によって同期駆動させられる左右一対の昇降機構によっ
    て昇降させる昇降装置であって、 前記昇降機構は、 前記パレットの前後方向に沿って配置される前後一対の
    伝動スプロケットと、 前記伝動スプロケットのそれぞれに同軸に配置される前
    後一対の巻上スプロケットと、 前記一対の伝動スプロケットの間に巻回されるエンドレ
    スチェーンと、 一端が前記パレットの前後に連結され、中途部が遊動ス
    プロケットを介して前記巻上スプロケットにそれぞれ巻
    き掛けられ、他端が前記エンドレスチェーンの上側部分
    及び下側部分に連結金具を介してそれぞれ連結させる前
    後一対の昇降チェーンと、を有する、 駐車設備のパレット昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記巻上スプロケットは、前記伝動スプ
    ロケットの一側面においてそれぞれ同軸に配置されてい
    る、請求項1記載の駐車設備パレット昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記巻上スプロケットと前記伝動スプロ
    ケットを2枚一組のスプロケット体で構成し、各スプロ
    ケットの径を同一とした、請求項1記載の駐車設備のパ
    レット昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記エンドレスチューンと前記一対の昇
    降チェーンを同一形状のチェーンとした、請求項1記載
    の駐車設備のパレット昇降装置。
  5. 【請求項5】 前記連結金具は、前記エンドレスチェー
    ンと前記昇降チェーンのリンクプレートの一部となる断
    面U字状の金具である、請求項1記載の駐車設備のパレ
    ット昇降装置。
  6. 【請求項6】 車両を上載するパレットを、昇降駆動部
    によって同期駆動させられる左右一対の昇降機構によっ
    て昇降させる昇降装置であって、 前記昇降機構は、 前記パレットの前後方向に沿って配置される前後一対の
    伝動スプロケットと、 前記伝動スプロケットの相反する側面においてそれぞれ
    同軸に配置される前後の巻上スプロケットと、 前記一対の伝動スプロケットの間に巻回されるエンドレ
    スチェーンと、 一端が前記パレットの前後に連結され、中途部が遊動ス
    プロケットを介して前記巻上スプロケットにそれぞれ巻
    き掛けられ、他端が前記エンドレスチェーンの上側部分
    及び下側部分に連結金具を介してそれぞれ連結される前
    後一対の昇降チェーンと、 前記伝動スプロケットの反巻上スプロケット側の側面に
    おいてそれぞれ同軸に配置され、向かい合う前記巻上ス
    プロケットでそれぞれ巻き取った前記昇降チェーンを再
    び反転させる反転ローラと、を有する、 駐車設備のパレット昇降装置。
  7. 【請求項7】 前記一対の伝動スプロケットのうち、前
    側の伝動スプロケットは、外側側面に前記巻上スプロケ
    ットを、内側側面に前記反転ローラをそれぞれ同軸に配
    置し、 後側の伝動スプロケットは、内側側面に前記巻上スプロ
    ケットを、外側側面に前記反転ローラをそれぞれ同軸に
    配置してなる、 請求項6記載の駐車設備のパレット昇降装置。
  8. 【請求項8】 前記伝動スプロケットと前記巻上スプロ
    ケット及び前記反転ローラを3枚一組のスプロケット体
    で構成し、各スプロケットの径及び反転ローラの径を略
    同一とした、請求項6記載の駐車設備のパレット昇降装
    置。
  9. 【請求項9】 前記エンドレスチューンと前記一対の昇
    降チェーンを同一形状のチェーンとした、請求項6記載
    の駐車設備のパレット昇降装置。
  10. 【請求項10】 前記連結金具は、前記エンドレスチェ
    ーンと前記昇降チェーンのリンクプレートの一部となる
    断面U字状の金具である、請求項6記載の駐車設備のパ
    レット昇降装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100823553B1 (ko) 2006-10-30 2008-04-22 민재식 다단식 주차설비
CN112081437A (zh) * 2020-10-14 2020-12-15 深圳市伟创自动化设备有限公司 一种梳齿式智能搬运器

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