JPH11242521A - 無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置及び無人走行車 - Google Patents
無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置及び無人走行車Info
- Publication number
- JPH11242521A JPH11242521A JP10048836A JP4883698A JPH11242521A JP H11242521 A JPH11242521 A JP H11242521A JP 10048836 A JP10048836 A JP 10048836A JP 4883698 A JP4883698 A JP 4883698A JP H11242521 A JPH11242521 A JP H11242521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling vehicle
- amount
- unmanned traveling
- speed
- unmanned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分岐点や急激な曲がり部分を含む誘導路にお
ける無人走行車の安定した運行を確保する。 【解決手段】 ガイドセンサ33a,33bにより無人
走行車の誘導帯MI上の走行位置を求め、走行位置か
ら、無人走行車の誘導路からのずれ量である変位量xを
算出する。変位量xに基づいて、比例量Pと、積分量I
と、微分量Dを求める。比例量Pについては、変位量x
とその絶対値|x|の積で表される。これらの和である
PID量により左右の駆動輪12a,12bの回転速度
VL =V0 (1+PID)、VR =V0 (1−PID)
を求める。回転速度は、変化する主速度V0 に対して、
連続的に演算されるPID量に基づいて時々刻々補正さ
れるので、無人走行車の誘導路からのずれを適正に是正
できる。PID量の代わりに比例量Pのみを用いても良
い。
ける無人走行車の安定した運行を確保する。 【解決手段】 ガイドセンサ33a,33bにより無人
走行車の誘導帯MI上の走行位置を求め、走行位置か
ら、無人走行車の誘導路からのずれ量である変位量xを
算出する。変位量xに基づいて、比例量Pと、積分量I
と、微分量Dを求める。比例量Pについては、変位量x
とその絶対値|x|の積で表される。これらの和である
PID量により左右の駆動輪12a,12bの回転速度
VL =V0 (1+PID)、VR =V0 (1−PID)
を求める。回転速度は、変化する主速度V0 に対して、
連続的に演算されるPID量に基づいて時々刻々補正さ
れるので、無人走行車の誘導路からのずれを適正に是正
できる。PID量の代わりに比例量Pのみを用いても良
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等所定の地域
内に計画された誘導路を運行する無人走行車の運行を制
御する無人走行車の運行制御方法及び運行制御装置に係
り、特に無人走行車を誘導路から外れないように安定し
て運行させる無人走行車の運行制御方法、無人走行車の
運行制御装置及び無人走行車に関する。
内に計画された誘導路を運行する無人走行車の運行を制
御する無人走行車の運行制御方法及び運行制御装置に係
り、特に無人走行車を誘導路から外れないように安定し
て運行させる無人走行車の運行制御方法、無人走行車の
運行制御装置及び無人走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の無人走行車は、予め計画された
工場等所定の地域内の床面に磁気テープ等の誘導帯を貼
り付けて形成された複数の経路を組み合わせた誘導路を
運行するものであるが、工場内の有効利用等を促進する
ために、誘導路が高密度で配置されたり、また急激な曲
がりの設定された誘導路が多用されている。従来、この
種の無人走行車の運行制御は、例えば無人走行車に設け
た多数の磁気センサを横一列に配列したガイドセンサに
より誘導帯の両端を検出して誘導路からのずれ量を求
め、算出されたずれ量を用いて予め定めた所定数例えば
13段階に分けた調整値に基づいて、無人走行車の左右
一対の駆動輪の回転速度を各駆動輪毎に段階的に制御す
ることにより、無人走行車が誘導路から外れないような
制御を行っている。
工場等所定の地域内の床面に磁気テープ等の誘導帯を貼
り付けて形成された複数の経路を組み合わせた誘導路を
運行するものであるが、工場内の有効利用等を促進する
ために、誘導路が高密度で配置されたり、また急激な曲
がりの設定された誘導路が多用されている。従来、この
種の無人走行車の運行制御は、例えば無人走行車に設け
た多数の磁気センサを横一列に配列したガイドセンサに
より誘導帯の両端を検出して誘導路からのずれ量を求
め、算出されたずれ量を用いて予め定めた所定数例えば
13段階に分けた調整値に基づいて、無人走行車の左右
一対の駆動輪の回転速度を各駆動輪毎に段階的に制御す
ることにより、無人走行車が誘導路から外れないような
制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この運行制御
方法の場合、調整値が所定個数の離散値であるため、ガ
イドセンサのずれ量検出値に対する回転速度制御が不連
続的に行われるため、回転速度の補正制御の追従性が不
十分であり、無人走行車の運行を十分に制御できなかっ
た。そのため、誘導路の回転半径が600mm程度以下
の曲がりの急なカーブを運行する際に、無人走行車が誘
導路から外れるおそれがあった。また、誘導路が2つに
分かれる分岐点を設ける間隔を例えば1100mm程度
以上にしないと、分岐点における無人走行車の運行制御
を円滑に行えないため、無人走行車の誘導路の設計上の
制約となっていた。さらに、無人走行車が誘導路からず
れていないときの両駆動輪の回転速度である主速度を加
減速した場合に、速度変化に円滑に対応できず、無人走
行車が蛇行しやすかった。また、近年、無人走行車の搬
送能力を高めるためにその重量が増加され、走行におけ
る慣性力が増してきているが、従来の運行制御によれ
ば、制御の追従性が不十分なため、慣性力の増加に対す
る回転速度制御の追従性が不十分であるという問題もあ
った。
方法の場合、調整値が所定個数の離散値であるため、ガ
イドセンサのずれ量検出値に対する回転速度制御が不連
続的に行われるため、回転速度の補正制御の追従性が不
十分であり、無人走行車の運行を十分に制御できなかっ
た。そのため、誘導路の回転半径が600mm程度以下
の曲がりの急なカーブを運行する際に、無人走行車が誘
導路から外れるおそれがあった。また、誘導路が2つに
分かれる分岐点を設ける間隔を例えば1100mm程度
以上にしないと、分岐点における無人走行車の運行制御
を円滑に行えないため、無人走行車の誘導路の設計上の
制約となっていた。さらに、無人走行車が誘導路からず
れていないときの両駆動輪の回転速度である主速度を加
減速した場合に、速度変化に円滑に対応できず、無人走
行車が蛇行しやすかった。また、近年、無人走行車の搬
送能力を高めるためにその重量が増加され、走行におけ
る慣性力が増してきているが、従来の運行制御によれ
ば、制御の追従性が不十分なため、慣性力の増加に対す
る回転速度制御の追従性が不十分であるという問題もあ
った。
【0004】本件発明者は、上記問題を検討した結果、
無人走行車の誘導路からのずれ量とその絶対値の積に比
例する比例量、あるいはこの比例量にずれ量の微分値に
比例する微分量と、ずれ量の積分値に比例する積分量と
を加えたPID量を用いて各1個の駆動輪の回転速度を
該駆動輪毎に連続的に補正することにより、駆動輪の回
転速度制御の追従性を適正にできることを見いだした。
すなわち、本発明は、交差点や急激な曲がり部分等を含
む誘導路における無人走行車の安定した運行を確保する
無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置
及び無人走行車を提供することを目的とする。
無人走行車の誘導路からのずれ量とその絶対値の積に比
例する比例量、あるいはこの比例量にずれ量の微分値に
比例する微分量と、ずれ量の積分値に比例する積分量と
を加えたPID量を用いて各1個の駆動輪の回転速度を
該駆動輪毎に連続的に補正することにより、駆動輪の回
転速度制御の追従性を適正にできることを見いだした。
すなわち、本発明は、交差点や急激な曲がり部分等を含
む誘導路における無人走行車の安定した運行を確保する
無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置
及び無人走行車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個に駆動される各1個の駆動輪を備え
た無人走行車の運行を制御する運行制御方法であって、
無人走行車に設けた位置検出センサにより無人走行車の
位置を検出し、その検出結果に基づいて無人走行車の誘
導路からのずれ量を求めて、ずれ量に基づいて、ずれ量
とずれ量の絶対値の積に比例する比例量を算出し、比例
量により各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に連続的
に補正するようにしたことにある。
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個に駆動される各1個の駆動輪を備え
た無人走行車の運行を制御する運行制御方法であって、
無人走行車に設けた位置検出センサにより無人走行車の
位置を検出し、その検出結果に基づいて無人走行車の誘
導路からのずれ量を求めて、ずれ量に基づいて、ずれ量
とずれ量の絶対値の積に比例する比例量を算出し、比例
量により各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に連続的
に補正するようにしたことにある。
【0006】上記のように請求項1に係る発明を構成し
たことにより、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折
れ等の変動に対して、位置検出センサの位置検出結果に
より求めた無人走行車の誘導路からのずれ量を用い、ず
れ量及び同ずれ量の絶対値の積に比例する比例量を算出
し、この比例量によって無人走行車の任意の速度領域に
おいて、両駆動輪の回転速度を駆動輪毎に連続的に補正
し、補正された回転速度に基づいて無人走行車の運行が
行われる。
たことにより、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折
れ等の変動に対して、位置検出センサの位置検出結果に
より求めた無人走行車の誘導路からのずれ量を用い、ず
れ量及び同ずれ量の絶対値の積に比例する比例量を算出
し、この比例量によって無人走行車の任意の速度領域に
おいて、両駆動輪の回転速度を駆動輪毎に連続的に補正
し、補正された回転速度に基づいて無人走行車の運行が
行われる。
【0007】その結果、請求項1の発明によれば、無人
走行車の任意の速度領域において、無人走行車の誘導路
からのずれに対する回転速度の補正制御の追従性が適正
であるため、無人走行車の運行が適正に制御される。す
なわち、分岐路や急激な曲がり部分を含む誘導路におい
ても、誘導路から外れることなく無人走行車の安定した
運行を確保することができる。また、誘導路が2つに分
かれる分岐点を続けて設ける場合の両者の間隔を大幅に
短縮でき、誘導路を設ける領域を狭めることができ、工
場等の敷地の有効活用を図ることができる。さらに、両
駆動輪の主速度を加減速した場合の速度変化に対する無
人走行車の追従が円滑に行われるため、無人走行車の蛇
行を抑制することができる。また、高荷重で慣性力の大
きな無人走行車でも、比例量に基づく駆動輪の回転速度
の連続的な制御により慣性力の影響を緩和し、無人走行
車の安定した運行を確保することができる。さらに、回
転速度制御を、比例項のみに基づいて行うことができる
ので、制御装置の構成及び制御内容を簡易にでき、装置
の費用及び制御コストを安価にすることができる。
走行車の任意の速度領域において、無人走行車の誘導路
からのずれに対する回転速度の補正制御の追従性が適正
であるため、無人走行車の運行が適正に制御される。す
なわち、分岐路や急激な曲がり部分を含む誘導路におい
ても、誘導路から外れることなく無人走行車の安定した
運行を確保することができる。また、誘導路が2つに分
かれる分岐点を続けて設ける場合の両者の間隔を大幅に
短縮でき、誘導路を設ける領域を狭めることができ、工
場等の敷地の有効活用を図ることができる。さらに、両
駆動輪の主速度を加減速した場合の速度変化に対する無
人走行車の追従が円滑に行われるため、無人走行車の蛇
行を抑制することができる。また、高荷重で慣性力の大
きな無人走行車でも、比例量に基づく駆動輪の回転速度
の連続的な制御により慣性力の影響を緩和し、無人走行
車の安定した運行を確保することができる。さらに、回
転速度制御を、比例項のみに基づいて行うことができる
ので、制御装置の構成及び制御内容を簡易にでき、装置
の費用及び制御コストを安価にすることができる。
【0008】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の無人走行車の運行制御方
法において、無人走行車が誘導路からずれがない場合の
速度である無人走行車の主速度に対して、比例量を付加
することにより左右一対の駆動輪の回転速度を算出する
ようにし、かつ予め定めた無人走行車の速度領域から主
速度を指定することにより、速度領域の全体において左
右一対の駆動輪の回転速度を制御できるようにしたこと
にある。
特徴は、前記請求項1に記載の無人走行車の運行制御方
法において、無人走行車が誘導路からずれがない場合の
速度である無人走行車の主速度に対して、比例量を付加
することにより左右一対の駆動輪の回転速度を算出する
ようにし、かつ予め定めた無人走行車の速度領域から主
速度を指定することにより、速度領域の全体において左
右一対の駆動輪の回転速度を制御できるようにしたこと
にある。
【0009】上記のように請求項2に係る発明を構成し
たことにより、無人走行車の全ての速度領域において、
主速度を指定して、その主速度に比例量を付加して補正
することにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転
速度を速度領域の全体において自動的に制御することが
できる。その結果、無人走行車の全速度領域において、
上記請求項1に記載の発明の効果を得ることができる。
たことにより、無人走行車の全ての速度領域において、
主速度を指定して、その主速度に比例量を付加して補正
することにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転
速度を速度領域の全体において自動的に制御することが
できる。その結果、無人走行車の全速度領域において、
上記請求項1に記載の発明の効果を得ることができる。
【0010】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個に駆動される各1個の駆動輪を備え
た無人走行車の運行を制御する運行制御方法であって、
無人走行車に設けた位置検出センサにより無人走行車の
位置を検出し、その検出結果に基づいて無人走行車の誘
導路からのずれ量を求めて、ずれ量に基づいて、ずれ量
とずれ量の絶対値の積に比例する比例量と、ずれ量の微
分値に比例する微分量と、ずれ量の積分値に比例する積
分量とを算出し、これらの和であるPID量を求め、P
ID量により各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に連
続的に補正するようにしたことにある。
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個に駆動される各1個の駆動輪を備え
た無人走行車の運行を制御する運行制御方法であって、
無人走行車に設けた位置検出センサにより無人走行車の
位置を検出し、その検出結果に基づいて無人走行車の誘
導路からのずれ量を求めて、ずれ量に基づいて、ずれ量
とずれ量の絶対値の積に比例する比例量と、ずれ量の微
分値に比例する微分量と、ずれ量の積分値に比例する積
分量とを算出し、これらの和であるPID量を求め、P
ID量により各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に連
続的に補正するようにしたことにある。
【0011】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折れ
等の変動に対して、位置検出センサの位置検出による無
人走行車の誘導路からのずれ量を用い、ずれ量及び同ず
れ量の絶対値の積に比例する比例量と、同ずれ量の微分
値に比例する微分量と、同ずれ量の積分値に比例する積
分量との和であるPID量を算出し、このPID量によ
って無人走行車の任意の速度領域において、両駆動輪の
回転速度を駆動輪毎に連続的に補正し、補正された回転
速度に基づいて無人走行車の運行が行われる。
においては、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折れ
等の変動に対して、位置検出センサの位置検出による無
人走行車の誘導路からのずれ量を用い、ずれ量及び同ず
れ量の絶対値の積に比例する比例量と、同ずれ量の微分
値に比例する微分量と、同ずれ量の積分値に比例する積
分量との和であるPID量を算出し、このPID量によ
って無人走行車の任意の速度領域において、両駆動輪の
回転速度を駆動輪毎に連続的に補正し、補正された回転
速度に基づいて無人走行車の運行が行われる。
【0012】その結果、請求項3の発明によれば、比例
量にさらに微分量と積分量とを加えたことにより、比例
量のみの場合に比べて、制御の追従性がさらに精度良く
行われ、分岐路や急激な曲がり部分を含む誘導路におい
ても、誘導路から外れることなく無人走行車の安定した
運行を確保することができる等、上記請求項1の発明の
効果をさらに適正に得ることができる。
量にさらに微分量と積分量とを加えたことにより、比例
量のみの場合に比べて、制御の追従性がさらに精度良く
行われ、分岐路や急激な曲がり部分を含む誘導路におい
ても、誘導路から外れることなく無人走行車の安定した
運行を確保することができる等、上記請求項1の発明の
効果をさらに適正に得ることができる。
【0013】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項3に記載の無人走行車の運行制御方
法において、無人走行車が誘導路からずれがない場合の
速度である無人走行車の主速度に対して、PID量を付
加することにより左右一対の駆動輪の回転速度を算出す
るようにし、かつ予め定めた無人走行車の速度領域から
主速度を指定することにより、速度領域の全体において
左右一対の駆動輪の回転速度を制御できるようにしたこ
とにある。
特徴は、前記請求項3に記載の無人走行車の運行制御方
法において、無人走行車が誘導路からずれがない場合の
速度である無人走行車の主速度に対して、PID量を付
加することにより左右一対の駆動輪の回転速度を算出す
るようにし、かつ予め定めた無人走行車の速度領域から
主速度を指定することにより、速度領域の全体において
左右一対の駆動輪の回転速度を制御できるようにしたこ
とにある。
【0014】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、主速度の全ての速度領域において、主速度
を指定して、その主速度にPID量を付加して補正する
ことにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転速度
を速度領域の全体において自動的に制御することができ
る。その結果、無人走行車の全速度領域において、上記
請求項3に記載の発明の効果を得ることができる。
においては、主速度の全ての速度領域において、主速度
を指定して、その主速度にPID量を付加して補正する
ことにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転速度
を速度領域の全体において自動的に制御することができ
る。その結果、無人走行車の全速度領域において、上記
請求項3に記載の発明の効果を得ることができる。
【0015】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個の駆動装置により駆動される各1個
の駆動輪を備えた無人走行車の運行を制御する運行制御
装置であって、無人走行車に設けられて無人走行車の誘
導路上の位置を検出する位置検出センサと、位置検出セ
ンサによる検出結果に基づいて無人走行車の誘導路から
のずれ量を求めるずれ量算出手段と、ずれ量算出手段に
よる算出結果に基づいて、ずれ量とずれ量の絶対値の積
に比例する比例量を求める比例量算出手段と、比例量に
より各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に補正する回
転速度補正手段とを設けたことにある。
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個の駆動装置により駆動される各1個
の駆動輪を備えた無人走行車の運行を制御する運行制御
装置であって、無人走行車に設けられて無人走行車の誘
導路上の位置を検出する位置検出センサと、位置検出セ
ンサによる検出結果に基づいて無人走行車の誘導路から
のずれ量を求めるずれ量算出手段と、ずれ量算出手段に
よる算出結果に基づいて、ずれ量とずれ量の絶対値の積
に比例する比例量を求める比例量算出手段と、比例量に
より各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に補正する回
転速度補正手段とを設けたことにある。
【0016】上記のように構成した請求項5に係る発明
においては、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折れ
等の変動に対して、位置検出センサの位置検出結果から
ずれ量算出手段により求めた無人走行車の誘導路からの
ずれ量を用い、比例量算出手段によりずれ量及び同ずれ
量の絶対値の積に比例する比例量が算出される。さら
に、この比例量に基づいて回転速度補正手段により、無
人走行車の任意の速度領域において、両駆動輪の回転速
度が駆動輪毎に連続的に補正され、補正された回転速度
に基づいて無人走行車の運行が行われる。その結果、請
求項5の発明によれば、上記無人走行車の制御装置によ
り、上記請求項1の発明の効果を確実に得ることができ
る。
においては、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折れ
等の変動に対して、位置検出センサの位置検出結果から
ずれ量算出手段により求めた無人走行車の誘導路からの
ずれ量を用い、比例量算出手段によりずれ量及び同ずれ
量の絶対値の積に比例する比例量が算出される。さら
に、この比例量に基づいて回転速度補正手段により、無
人走行車の任意の速度領域において、両駆動輪の回転速
度が駆動輪毎に連続的に補正され、補正された回転速度
に基づいて無人走行車の運行が行われる。その結果、請
求項5の発明によれば、上記無人走行車の制御装置によ
り、上記請求項1の発明の効果を確実に得ることができ
る。
【0017】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項5に記載の無人走行車の運行制御装
置において、予め定めた無人走行車の全速度領域から、
無人走行車が誘導路からずれがない場合の速度である主
速度を指定する主速度指定手段を設けると共に、回転速
度補正手段による左右一対の駆動輪の回転速度の補正
を、主速度に対して比例量を付加することにより行うよ
うにしたことにある。
特徴は、前記請求項5に記載の無人走行車の運行制御装
置において、予め定めた無人走行車の全速度領域から、
無人走行車が誘導路からずれがない場合の速度である主
速度を指定する主速度指定手段を設けると共に、回転速
度補正手段による左右一対の駆動輪の回転速度の補正
を、主速度に対して比例量を付加することにより行うよ
うにしたことにある。
【0018】上記のように構成した請求項6に係る発明
においては、主速度指定手段により主速度の全ての速度
領域において主速度を指定して、かつ回転速度補正手段
により、指定された主速度に比例量を付加して補正する
ことにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転速度
を速度領域の全体において自動的に制御することができ
る。その結果、無人走行車の全速度領域において、上記
請求項5に記載の発明の効果を得ることができる。
においては、主速度指定手段により主速度の全ての速度
領域において主速度を指定して、かつ回転速度補正手段
により、指定された主速度に比例量を付加して補正する
ことにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転速度
を速度領域の全体において自動的に制御することができ
る。その結果、無人走行車の全速度領域において、上記
請求項5に記載の発明の効果を得ることができる。
【0019】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個の駆動装置により駆動される各1個
の駆動輪を備えた無人走行車の運行を制御する運行制御
装置であって、無人走行車に設けられて無人走行車の誘
導路上の位置を検出する位置検出センサと、位置検出セ
ンサによる検出結果に基づいて無人走行車の誘導路から
のずれ量を求めるずれ量算出手段と、ずれ量算出手段に
よる算出結果に基づいて、ずれ量とずれ量の絶対値の積
に比例する比例量と、ずれ量の微分値に比例する微分量
と、ずれ量の積分値に比例する積分量とを算出して、こ
れらの和であるPID量を求めるPID量算出手段と、
PID量により各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に
補正する回転速度補正手段とを設けたことにある。
特徴は、所定の地域内に計画された誘導路を運行する、
左右両側に各々別個の駆動装置により駆動される各1個
の駆動輪を備えた無人走行車の運行を制御する運行制御
装置であって、無人走行車に設けられて無人走行車の誘
導路上の位置を検出する位置検出センサと、位置検出セ
ンサによる検出結果に基づいて無人走行車の誘導路から
のずれ量を求めるずれ量算出手段と、ずれ量算出手段に
よる算出結果に基づいて、ずれ量とずれ量の絶対値の積
に比例する比例量と、ずれ量の微分値に比例する微分量
と、ずれ量の積分値に比例する積分量とを算出して、こ
れらの和であるPID量を求めるPID量算出手段と、
PID量により各1個の駆動輪の回転速度を駆動輪毎に
補正する回転速度補正手段とを設けたことにある。
【0020】上記のように構成した請求項7に係る発明
においては、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折れ
等の変動に対して、位置検出センサの位置検出結果から
ずれ量算出手段により求めた無人走行車の誘導路からの
ずれ量を用い、PID量算出手段によりずれ量及び同ず
れ量の絶対値の積に比例する比例量、ずれ量の微分値に
比例する微分量及びずれ量の積分値に比例する積分量が
算出され、これらの和であるPID量が求められる。さ
らに、このPID量に基づいて回転速度補正手段によ
り、無人走行車の任意の速度領域において、両駆動輪の
回転速度が駆動輪毎に連続的に補正され、補正された回
転速度に基づいて無人走行車の運行が行われる。その結
果、請求項7の発明によれば、上記無人走行車の制御装
置により、上記請求項3の発明の効果を確実に得ること
ができる。
においては、誘導路の急激な曲がりや、左折れや右折れ
等の変動に対して、位置検出センサの位置検出結果から
ずれ量算出手段により求めた無人走行車の誘導路からの
ずれ量を用い、PID量算出手段によりずれ量及び同ず
れ量の絶対値の積に比例する比例量、ずれ量の微分値に
比例する微分量及びずれ量の積分値に比例する積分量が
算出され、これらの和であるPID量が求められる。さ
らに、このPID量に基づいて回転速度補正手段によ
り、無人走行車の任意の速度領域において、両駆動輪の
回転速度が駆動輪毎に連続的に補正され、補正された回
転速度に基づいて無人走行車の運行が行われる。その結
果、請求項7の発明によれば、上記無人走行車の制御装
置により、上記請求項3の発明の効果を確実に得ること
ができる。
【0021】また、上記請求項8に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項7に記載の無人走行車の運行制御装
置において、予め定めた無人走行車の全速度領域から、
無人走行車が誘導路からずれがない場合の速度である主
速度を指定する主速度指定手段を設けると共に、回転速
度補正手段による左右一対の駆動輪の回転速度の補正
を、主速度に対してPID量を付加することにより行う
ようにしたことにある。
特徴は、前記請求項7に記載の無人走行車の運行制御装
置において、予め定めた無人走行車の全速度領域から、
無人走行車が誘導路からずれがない場合の速度である主
速度を指定する主速度指定手段を設けると共に、回転速
度補正手段による左右一対の駆動輪の回転速度の補正
を、主速度に対してPID量を付加することにより行う
ようにしたことにある。
【0022】上記のように構成した請求項8に係る発明
においては、主速度指定手段により主速度の全ての速度
領域において主速度を指定して、かつ回転速度補正手段
により、指定された主速度にPID量を付加して補正す
ることにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転速
度を速度領域の全体において自動的に制御することがで
きる。その結果、無人走行車の全速度領域において、上
記請求項7に記載の発明の効果を得ることができる。
においては、主速度指定手段により主速度の全ての速度
領域において主速度を指定して、かつ回転速度補正手段
により、指定された主速度にPID量を付加して補正す
ることにより、無人走行車の左右一対の駆動輪の回転速
度を速度領域の全体において自動的に制御することがで
きる。その結果、無人走行車の全速度領域において、上
記請求項7に記載の発明の効果を得ることができる。
【0023】また、上記請求項9に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項5または請求項6または請求項7ま
たは請求項8に記載の運行制御装置を備えたことにあ
る。上記のように構成した請求項8に係る発明において
は、無人走行車は上記請求項5、請求項6、請求項7ま
たは請求項8のいずれかの発明の効果を享受できる。
特徴は、前記請求項5または請求項6または請求項7ま
たは請求項8に記載の運行制御装置を備えたことにあ
る。上記のように構成した請求項8に係る発明において
は、無人走行車は上記請求項5、請求項6、請求項7ま
たは請求項8のいずれかの発明の効果を享受できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明すると、図1は、第1の実施形態に係る無
人走行車を斜視図により概略的に示したものであり、図
2及び図3は同無人走行車を平面図(搬送物搭載板を取
り除いた状態)及び左側面図により示したものである。
以下、無人走行車を上から見た状態で左右を決め、これ
に従って無人走行車の位置関係を説明する。
を用いて説明すると、図1は、第1の実施形態に係る無
人走行車を斜視図により概略的に示したものであり、図
2及び図3は同無人走行車を平面図(搬送物搭載板を取
り除いた状態)及び左側面図により示したものである。
以下、無人走行車を上から見た状態で左右を決め、これ
に従って無人走行車の位置関係を説明する。
【0025】無人走行車は、箱状の台車10を設けてお
り、台車10は上部の搬送物搭載板10aと、前後端に
設けた前側板10b及び後側板10cと、両側端に設け
た右側板10d及び左側板10eとを設けている。そし
て、搬送物搭載板10aの後側には、制御ボックス10
fが設けられている。台車10内部には、図2、図3に
示すように、後側仕切り板10gと前側仕切り板10h
が設けられており、両仕切り板10g,10hによって
台車10内は、前側、中間及び後側の3つの空間R1,
R2,R3に分離されている。
り、台車10は上部の搬送物搭載板10aと、前後端に
設けた前側板10b及び後側板10cと、両側端に設け
た右側板10d及び左側板10eとを設けている。そし
て、搬送物搭載板10aの後側には、制御ボックス10
fが設けられている。台車10内部には、図2、図3に
示すように、後側仕切り板10gと前側仕切り板10h
が設けられており、両仕切り板10g,10hによって
台車10内は、前側、中間及び後側の3つの空間R1,
R2,R3に分離されている。
【0026】右側板10d及び左側板10eの前後中間
部分には、図2に示すように、回転軸11a,11bが
両側板を貫通して設けられており、両側板に設けたベア
リング10d1 ,10e1 により回転自在に支持されて
いる。両回転軸11a,11bの外端には右駆動輪(R
W)12aと左駆動輪(LW)12bが固定されてお
り、回転軸11a,11bの内端にはプーリ13a,1
3bが固定されている。前側仕切り板10hの中央内側
には、図2に示すように、前側取付板14aが設けられ
ており、前側取付板14aには、右側直流モータ15a
が固定されている。右側直流モータ15aの回転軸15
a1 は、右側板10dに設けたベアリング10d2 に回
転自在に支持されている。回転軸15a1 の中間部分に
はプーリ16aが設けられている。そして、プーリ16
aと回転軸11aのプーリ13aには、ベルト17aが
巻装されており、右側直流モータ15aの回転力が右側
駆動輪12aに伝達されるようになっている。
部分には、図2に示すように、回転軸11a,11bが
両側板を貫通して設けられており、両側板に設けたベア
リング10d1 ,10e1 により回転自在に支持されて
いる。両回転軸11a,11bの外端には右駆動輪(R
W)12aと左駆動輪(LW)12bが固定されてお
り、回転軸11a,11bの内端にはプーリ13a,1
3bが固定されている。前側仕切り板10hの中央内側
には、図2に示すように、前側取付板14aが設けられ
ており、前側取付板14aには、右側直流モータ15a
が固定されている。右側直流モータ15aの回転軸15
a1 は、右側板10dに設けたベアリング10d2 に回
転自在に支持されている。回転軸15a1 の中間部分に
はプーリ16aが設けられている。そして、プーリ16
aと回転軸11aのプーリ13aには、ベルト17aが
巻装されており、右側直流モータ15aの回転力が右側
駆動輪12aに伝達されるようになっている。
【0027】後側仕切り板10gの中央内側には、図2
に示すように、後側取付板14bが設けられており、後
側取付板14bには、左側直流モータ15bが固定され
ている。左側直流モータ15bの回転軸15b1 は、左
側板10eに設けたベアリング10e2 に回転自在に支
持されている。回転軸15b1の中間部分にはプーリ1
6bが設けられている。そして、プーリ16bと回転軸
11bのプーリ13bには、ベルト17bが巻装されて
おり、左側直流モータ15bの回転力が左側駆動輪12
bに伝達されるようになっている。なお、プーリ13
a,16a、13b,16b及びベルト17a,17b
の代わりにスプロケットとチェーンとの組合せを用いて
もよい。また、場合によっては、モータの回転軸と駆動
輪の軸とを直結させてもよい。
に示すように、後側取付板14bが設けられており、後
側取付板14bには、左側直流モータ15bが固定され
ている。左側直流モータ15bの回転軸15b1 は、左
側板10eに設けたベアリング10e2 に回転自在に支
持されている。回転軸15b1の中間部分にはプーリ1
6bが設けられている。そして、プーリ16bと回転軸
11bのプーリ13bには、ベルト17bが巻装されて
おり、左側直流モータ15bの回転力が左側駆動輪12
bに伝達されるようになっている。なお、プーリ13
a,16a、13b,16b及びベルト17a,17b
の代わりにスプロケットとチェーンとの組合せを用いて
もよい。また、場合によっては、モータの回転軸と駆動
輪の軸とを直結させてもよい。
【0028】前側仕切り板10hの空間R1側の左右中
央には、図2,図3に示すように、軸22aを支持する
ブラケット21aが設けられている。軸22aには、回
動可能にリンク23aが設けられており、リンク23a
の先端には補助輪24aを支持するブラケット24a1
が設けられている。そして、ブラケット24a1 の下端
と搬送物搭載板10aの間には、搬送物搭載時の衝撃吸
収のためのショックアブソーバ25aが設けられてい
る。
央には、図2,図3に示すように、軸22aを支持する
ブラケット21aが設けられている。軸22aには、回
動可能にリンク23aが設けられており、リンク23a
の先端には補助輪24aを支持するブラケット24a1
が設けられている。そして、ブラケット24a1 の下端
と搬送物搭載板10aの間には、搬送物搭載時の衝撃吸
収のためのショックアブソーバ25aが設けられてい
る。
【0029】後側仕切り板10gの空間R3側の左右中
央には、軸22bを支持するブラケット21bが設けら
れている。軸22bには、回転可能にリンク23bが設
けられており、リンク23bの先端には補助輪24bを
支持するブラケット24b1が設けられている。そし
て、ブラケット24b1 の下端と搬送物搭載板10aの
間には、搬送物搭載時の衝撃吸収のためのショックアブ
ソーバ25bが設けられている。
央には、軸22bを支持するブラケット21bが設けら
れている。軸22bには、回転可能にリンク23bが設
けられており、リンク23bの先端には補助輪24bを
支持するブラケット24b1が設けられている。そし
て、ブラケット24b1 の下端と搬送物搭載板10aの
間には、搬送物搭載時の衝撃吸収のためのショックアブ
ソーバ25bが設けられている。
【0030】そして、前側板10bの内側下端位置に
は、図1,図2に示すように、進行方向Fに向かって右
端から中央にかけて順に、前進用の分岐センサ31a
と、前進停止センサ32aが設けられている。前進分岐
センサ31aは、図4に示すように、無人走行車の前進
走行(F方向)を誘導する磁気誘導帯MI(以下、誘導
帯MIと記す)の分岐する位置の直前に設けられた磁気
テープからなる前進分岐マークBM1 を検出する磁気セ
ンサである。なお、上記誘導帯MIは、通常33mm幅
のものが用いられる。前進停止センサ32aは、図5に
示すように、無人走行車により所定の作業が行われるス
テーション例えばステーションST1 ,ST2 において
無人走行車が停止する位置を示す磁気テープからなる停
止マークTMを検出するセンサであり、前進分岐センサ
31aと同様磁気センサである。これらの前進分岐セン
サ31a及び前進停止センサ32aは、無人走行車の運
行制御の実行に用いられるものである。
は、図1,図2に示すように、進行方向Fに向かって右
端から中央にかけて順に、前進用の分岐センサ31a
と、前進停止センサ32aが設けられている。前進分岐
センサ31aは、図4に示すように、無人走行車の前進
走行(F方向)を誘導する磁気誘導帯MI(以下、誘導
帯MIと記す)の分岐する位置の直前に設けられた磁気
テープからなる前進分岐マークBM1 を検出する磁気セ
ンサである。なお、上記誘導帯MIは、通常33mm幅
のものが用いられる。前進停止センサ32aは、図5に
示すように、無人走行車により所定の作業が行われるス
テーション例えばステーションST1 ,ST2 において
無人走行車が停止する位置を示す磁気テープからなる停
止マークTMを検出するセンサであり、前進分岐センサ
31aと同様磁気センサである。これらの前進分岐セン
サ31a及び前進停止センサ32aは、無人走行車の運
行制御の実行に用いられるものである。
【0031】無人走行車の後側板10cには、図2に示
すように、後進用の後進分岐センサ31b及び後進停止
センサ32bが設けられている。これら後進用のセンサ
は、上記前進用センサと同様のものである。そして、後
進停止センサ32bは、前進停止センサ32aと同一線
上に配置され、床に貼り付けられた同一の停止マークT
Mを検出するようになっている。しかし、後進分岐セン
サ31bについては、図2に示すように、前進用の分岐
センサ31aより台車右側に近い位置に配置され、図4
に示すように、前進分岐マークBM1より外側に設けら
れた後進分岐マークBM2 を検出するようになってい
る。
すように、後進用の後進分岐センサ31b及び後進停止
センサ32bが設けられている。これら後進用のセンサ
は、上記前進用センサと同様のものである。そして、後
進停止センサ32bは、前進停止センサ32aと同一線
上に配置され、床に貼り付けられた同一の停止マークT
Mを検出するようになっている。しかし、後進分岐セン
サ31bについては、図2に示すように、前進用の分岐
センサ31aより台車右側に近い位置に配置され、図4
に示すように、前進分岐マークBM1より外側に設けら
れた後進分岐マークBM2 を検出するようになってい
る。
【0032】前側板10bの中央下端位置には、位置検
出センサである前進ガイドセンサ33aが設けられてお
り、後側板10cの中央の内側下端位置には、後進ガイ
ドセンサ33bが設けられている。ガイドセンサ33
a,33bは、16個(16ビット)の磁気センサを横
一列に配置したものであり、ここでは図6(a)に示す
ように、各磁気センサに左から順に「0」〜「15」の
番号が与えられている。ガイドセンサ33a,33b
は、誘導帯MIの両端を4個(4ビット)で検出し、後
述する制御回路41との協同により、無人走行車の運行
速度を制御するものである。
出センサである前進ガイドセンサ33aが設けられてお
り、後側板10cの中央の内側下端位置には、後進ガイ
ドセンサ33bが設けられている。ガイドセンサ33
a,33bは、16個(16ビット)の磁気センサを横
一列に配置したものであり、ここでは図6(a)に示す
ように、各磁気センサに左から順に「0」〜「15」の
番号が与えられている。ガイドセンサ33a,33b
は、誘導帯MIの両端を4個(4ビット)で検出し、後
述する制御回路41との協同により、無人走行車の運行
速度を制御するものである。
【0033】また、前側板10bの内側下端位置の前進
ガイドセンサ33aの左位置には、図1,図2に示すよ
うに、前進用の減速センサ34aが設けられている。前
進減速センサ34aは、無人走行車が停止する位置の前
に設けられた磁気テープからなる前進減速マークGM1
を検出するセンサであり、前進分岐センサ31a等と同
様磁気センサである。そして、後側板10cの内側下端
位置の後進ガイドセンサ33bの左位置にも同様に、後
進減速センサ34bが設けられている。後進減速センサ
34bについては、図2に示すように、前進減速センサ
34aより台車左側に近い位置に配置され、前進減速マ
ークGM1 より外側に設けられた後進減速マークGM2
(図示しない)を検出するようになっている。
ガイドセンサ33aの左位置には、図1,図2に示すよ
うに、前進用の減速センサ34aが設けられている。前
進減速センサ34aは、無人走行車が停止する位置の前
に設けられた磁気テープからなる前進減速マークGM1
を検出するセンサであり、前進分岐センサ31a等と同
様磁気センサである。そして、後側板10cの内側下端
位置の後進ガイドセンサ33bの左位置にも同様に、後
進減速センサ34bが設けられている。後進減速センサ
34bについては、図2に示すように、前進減速センサ
34aより台車左側に近い位置に配置され、前進減速マ
ークGM1 より外側に設けられた後進減速マークGM2
(図示しない)を検出するようになっている。
【0034】前後進減速センサ34a,34bにより前
後進減速マークGM1 ,GM2 が検出されると、後述す
る制御回路41の制御の基に、無人走行車は、通常の主
速度(一速)から半分の主速度(二速)に減速される。
なお、主速度V0 は、無人走行車が誘導路からずれがな
い状態の両駆動輪12a,12bの共通の回転速度を意
味し、本実施形態では、主速度V0 の全速度領域として
一速及び二速の二段階に規定されている。主速度V0
は、速度0から一速、二速に至る過程で、低速度から数
段階を経て一速、二速に達するように設定される。ま
た、一速と二速間の増減速についても同様である。
後進減速マークGM1 ,GM2 が検出されると、後述す
る制御回路41の制御の基に、無人走行車は、通常の主
速度(一速)から半分の主速度(二速)に減速される。
なお、主速度V0 は、無人走行車が誘導路からずれがな
い状態の両駆動輪12a,12bの共通の回転速度を意
味し、本実施形態では、主速度V0 の全速度領域として
一速及び二速の二段階に規定されている。主速度V0
は、速度0から一速、二速に至る過程で、低速度から数
段階を経て一速、二速に達するように設定される。ま
た、一速と二速間の増減速についても同様である。
【0035】搬送物搭載板10aの後側の制御ボックス
10fには、図1に示すように、無人走行車の駆動を開
始させるスタートスイッチ36が設けられ、また、光等
のシリアルの通信装置44が設られている。この通信装
置44は、後述する地上側通信制御装置45との信号の
授受を行うものである。制御ボックス10fには、通信
装置44の受信内容等を表示する表示板37が設けられ
ている。また、表示板37の近傍位置には、運行ルート
上に無人走行車が位置するか否かの確認用の確認ランプ
38が設けられている。制御ボックス10f内には、制
御ボックス10f内には、無人走行車の運転を制御する
電気制御装置40が格納されている。電気制御装置40
には、図7に示すように、制御回路41が設けられてお
り、制御回路41は、図8及び図9に示す「回転速度制
御プログラム」を実行するものである。また、制御回路
41には、上記主速度V0 のデータが記憶されている。
なお、制御回路41は、マイクロコンピュータを用いた
デジタル式のものであるが、アナログ回路を用いた形式
のものであってもよい。
10fには、図1に示すように、無人走行車の駆動を開
始させるスタートスイッチ36が設けられ、また、光等
のシリアルの通信装置44が設られている。この通信装
置44は、後述する地上側通信制御装置45との信号の
授受を行うものである。制御ボックス10fには、通信
装置44の受信内容等を表示する表示板37が設けられ
ている。また、表示板37の近傍位置には、運行ルート
上に無人走行車が位置するか否かの確認用の確認ランプ
38が設けられている。制御ボックス10f内には、制
御ボックス10f内には、無人走行車の運転を制御する
電気制御装置40が格納されている。電気制御装置40
には、図7に示すように、制御回路41が設けられてお
り、制御回路41は、図8及び図9に示す「回転速度制
御プログラム」を実行するものである。また、制御回路
41には、上記主速度V0 のデータが記憶されている。
なお、制御回路41は、マイクロコンピュータを用いた
デジタル式のものであるが、アナログ回路を用いた形式
のものであってもよい。
【0036】制御回路41の入力側には、図7に示すよ
うに、上記前進分岐センサ31a、後進分岐センサ31
b、前進停止センサ32a、後進停止センサ32b、前
進ガイドセンサ33a、後進ガイドセンサ33b及び前
進減速センサ34a、後進減速センサ34bが接続され
ている。また、入出力端には、上記通信装置44が接続
されている。さらに、入力側には、スタートスイッチ3
6が接続されている。
うに、上記前進分岐センサ31a、後進分岐センサ31
b、前進停止センサ32a、後進停止センサ32b、前
進ガイドセンサ33a、後進ガイドセンサ33b及び前
進減速センサ34a、後進減速センサ34bが接続され
ている。また、入出力端には、上記通信装置44が接続
されている。さらに、入力側には、スタートスイッチ3
6が接続されている。
【0037】制御回路41の出力側には、図7に示すよ
うに、上記表示板37及び確認ランプ38が接続されて
いる。また、制御回路41の出力側には、ディジタルア
ナログ変換器D/A42a,42bが接続されており、
制御回路41からの駆動輪12a,12bの回転速度を
示すディジタル信号を+10〜−10Vの範囲のアナロ
グ信号に変換して出力する。ディジタルアナログ変換器
D/A42a,42bの出力側には、駆動回路43a,
43bが接続されており、ディジタルアナログ変換器D
/A42a,42bからの+10V〜−10Vの範囲の
電圧を直流モータの駆動に必要な+24V〜−24Vの
範囲の電圧に増幅して右側直流モータ15a及び左側直
流モータ15bに出力する。また、ディジタルアナログ
変換器D/A42a,42bには、制御回路41からの
後進出力のための符号ビット入力線42a1 ,42b1
が接続されており、前進後進切り替え時に出力信号を正
負反転させるようになっている。なお、上記無人走行車
の左右の駆動輪12a,12bの回転速度制御は、安価
な直流モータを用いてオープンループ式で行っている
が、サーボモータを用いてクローズループ方式で行うこ
ともできる。
うに、上記表示板37及び確認ランプ38が接続されて
いる。また、制御回路41の出力側には、ディジタルア
ナログ変換器D/A42a,42bが接続されており、
制御回路41からの駆動輪12a,12bの回転速度を
示すディジタル信号を+10〜−10Vの範囲のアナロ
グ信号に変換して出力する。ディジタルアナログ変換器
D/A42a,42bの出力側には、駆動回路43a,
43bが接続されており、ディジタルアナログ変換器D
/A42a,42bからの+10V〜−10Vの範囲の
電圧を直流モータの駆動に必要な+24V〜−24Vの
範囲の電圧に増幅して右側直流モータ15a及び左側直
流モータ15bに出力する。また、ディジタルアナログ
変換器D/A42a,42bには、制御回路41からの
後進出力のための符号ビット入力線42a1 ,42b1
が接続されており、前進後進切り替え時に出力信号を正
負反転させるようになっている。なお、上記無人走行車
の左右の駆動輪12a,12bの回転速度制御は、安価
な直流モータを用いてオープンループ式で行っている
が、サーボモータを用いてクローズループ方式で行うこ
ともできる。
【0038】つぎに、無人走行車が使用される誘導路の
チャート図の一例を図10により説明する。誘導路は、
経路1〜経路3により構成されており、経路1が分岐点
Aで経路2と経路3に分けられ、経路2と経路3は分岐
点Bで再び経路1に合流するようになっている。経路1
内には、無人走行車のホームベースH.Bであるステー
ションST1 とステーションST4 が設けられており、
経路2と経路3には、無人走行車により作業が行われる
ステーションST2 とステーションST3 が設けられて
いる。そして、ステーションST1 (H.B)には、無
人走行車の通信装置44と運行制御信号等の授受を行う
地上側通信制御装置45が設けらている。
チャート図の一例を図10により説明する。誘導路は、
経路1〜経路3により構成されており、経路1が分岐点
Aで経路2と経路3に分けられ、経路2と経路3は分岐
点Bで再び経路1に合流するようになっている。経路1
内には、無人走行車のホームベースH.Bであるステー
ションST1 とステーションST4 が設けられており、
経路2と経路3には、無人走行車により作業が行われる
ステーションST2 とステーションST3 が設けられて
いる。そして、ステーションST1 (H.B)には、無
人走行車の通信装置44と運行制御信号等の授受を行う
地上側通信制御装置45が設けらている。
【0039】つぎに、制御回路41による右側直流モー
タ15a及び左側直流モータ15bの回転数制御につい
て説明する。まず、ガイドセンサ33a,33bによる
無人走行車の誘導帯MI上の走行位置Gについて求め
る。走行位置は、図6(a)に示す16個(16ビッ
ト)の磁気センサ(センサ番号を0〜15とする)を用
い、この検出値の2倍である図6(b)に示す31個の
番号を用いて走行位置Gを表すものとする。走行位置G
については、分岐のない経路を進行する直進進行の場
合、分岐した経路を左方向に進む左折進行の場合及び分
岐した経路を右方向に進む右折進行の場合に分けて算出
する。まず、直進進行の場合には、ガイドセンサ33
a,33bによる誘導帯MIの左端の検出値SL と誘導
帯MIの右端の検出値SR の和を走行位置G=SL +S
R とする。左折進行の場合には、ガイドセンサ33a,
33bによる誘導帯MI左端の検出値SL の2倍に補正
値「3」を加えた値を走行位置G=2SL+3とする。
補正値3は、検出が4ビットであることによる、右端検
出値との差である。右折進行の場合には、ガイドセンサ
33a,33bによる誘導帯MI右端の検出値SR の2
倍から補正値3を引いた値を走行位置G=2SR −3と
する。
タ15a及び左側直流モータ15bの回転数制御につい
て説明する。まず、ガイドセンサ33a,33bによる
無人走行車の誘導帯MI上の走行位置Gについて求め
る。走行位置は、図6(a)に示す16個(16ビッ
ト)の磁気センサ(センサ番号を0〜15とする)を用
い、この検出値の2倍である図6(b)に示す31個の
番号を用いて走行位置Gを表すものとする。走行位置G
については、分岐のない経路を進行する直進進行の場
合、分岐した経路を左方向に進む左折進行の場合及び分
岐した経路を右方向に進む右折進行の場合に分けて算出
する。まず、直進進行の場合には、ガイドセンサ33
a,33bによる誘導帯MIの左端の検出値SL と誘導
帯MIの右端の検出値SR の和を走行位置G=SL +S
R とする。左折進行の場合には、ガイドセンサ33a,
33bによる誘導帯MI左端の検出値SL の2倍に補正
値「3」を加えた値を走行位置G=2SL+3とする。
補正値3は、検出が4ビットであることによる、右端検
出値との差である。右折進行の場合には、ガイドセンサ
33a,33bによる誘導帯MI右端の検出値SR の2
倍から補正値3を引いた値を走行位置G=2SR −3と
する。
【0040】つぎに、無人走行車の誘導帯MIからのず
れ量に相当する量である変位量xが、上記走行位置Gに
基づいて、x=15−Gと規定される。ここで、式中の
「15」はガイドセンサ33a,33bの右端位置のセ
ンサ番号である端部基準値を示すものである。このよう
に変位量xを規定したことにより、直進進行の場合に
は、ガイドセンサ33a,33bによる誘導帯MI両端
の検出値を用いることにより、誘導帯MIの中心からの
無人走行車のずれ量を正確に得ることができる。また、
左折進行の場合には、ガイドセンサ33a,33bによ
る誘導帯MI左端の検出値のみを用いることにより、誘
導帯MI右端の検出値を用いることにより発生する誤差
を防止できる。さらに、右折進行の場合には、ガイドセ
ンサ33a,33bによる誘導帯MI右端の検出値のみ
を用いることにより、左折進行の場合と同様に、右折進
行における誘導帯MIの中心からの無人走行車のずれ量
を正確に得ることができる。
れ量に相当する量である変位量xが、上記走行位置Gに
基づいて、x=15−Gと規定される。ここで、式中の
「15」はガイドセンサ33a,33bの右端位置のセ
ンサ番号である端部基準値を示すものである。このよう
に変位量xを規定したことにより、直進進行の場合に
は、ガイドセンサ33a,33bによる誘導帯MI両端
の検出値を用いることにより、誘導帯MIの中心からの
無人走行車のずれ量を正確に得ることができる。また、
左折進行の場合には、ガイドセンサ33a,33bによ
る誘導帯MI左端の検出値のみを用いることにより、誘
導帯MI右端の検出値を用いることにより発生する誤差
を防止できる。さらに、右折進行の場合には、ガイドセ
ンサ33a,33bによる誘導帯MI右端の検出値のみ
を用いることにより、左折進行の場合と同様に、右折進
行における誘導帯MIの中心からの無人走行車のずれ量
を正確に得ることができる。
【0041】この変位量xに基づいて、下記数1に示す
式を用いてPID制御量を求める。このPID制御量
は、第1項が比例量P、第2項が積分量I、第3項が微
分量Dである。ここで、本発明に用いる比例量Pは、下
記数1に示すように、通常のPID制御において用いら
れる変位量xの一次量ではなく、無人走行車の運行実験
により求められた変位量xと変位量xの絶対値との積で
表される二次量を用いた点が異なっている。
式を用いてPID制御量を求める。このPID制御量
は、第1項が比例量P、第2項が積分量I、第3項が微
分量Dである。ここで、本発明に用いる比例量Pは、下
記数1に示すように、通常のPID制御において用いら
れる変位量xの一次量ではなく、無人走行車の運行実験
により求められた変位量xと変位量xの絶対値との積で
表される二次量を用いた点が異なっている。
【0042】
【数1】
【0043】上記数1において、kは、比例定数であ
り、無人走行車の運行実験により求められた値である。
また、|x|は、変位量xの絶対値を表すものとする。
Ti は積分時間を、Td は微分時間を表すものとする。
上記PID制御量に基づいて、左右の駆動輪12a,1
2bの回転速度VL ,VR が下記数2及び数3により求
められる。
り、無人走行車の運行実験により求められた値である。
また、|x|は、変位量xの絶対値を表すものとする。
Ti は積分時間を、Td は微分時間を表すものとする。
上記PID制御量に基づいて、左右の駆動輪12a,1
2bの回転速度VL ,VR が下記数2及び数3により求
められる。
【0044】
【数2】 VL =V0 (1+PID)
【0045】
【数3】 VR =V0 (1−PID)
【0046】ただし、V0 は、誘導帯MIの位置に応じ
て、予め制御回路41に記憶されている無人走行車の駆
動輪12a,12bの上記主速度である。なお、上記回
転速度VL ,VR は、制御回路41による計算値であ
り、実際の駆動輪12a,12bの回転速度は、駆動系
を介して変換されることにより、最終的な値にされる。
て、予め制御回路41に記憶されている無人走行車の駆
動輪12a,12bの上記主速度である。なお、上記回
転速度VL ,VR は、制御回路41による計算値であ
り、実際の駆動輪12a,12bの回転速度は、駆動系
を介して変換されることにより、最終的な値にされる。
【0047】このように算出された左右の駆動輪12
a,12bの回転速度VL ,VR は、精度のよい変位量
xを用いて、連続的に演算されるPID量に基づいて時
々刻々補正されるので、無人走行車の誘導帯MIからの
ずれを適正に是正することができる。
a,12bの回転速度VL ,VR は、精度のよい変位量
xを用いて、連続的に演算されるPID量に基づいて時
々刻々補正されるので、無人走行車の誘導帯MIからの
ずれを適正に是正することができる。
【0048】つぎに、以上のように構成した実施形態の
具体的動作について説明する。まず、地上側通信制御装
置45により無人走行車の行先ステーションST2 が指
定された場合、無人走行車の進行が開始されると、制御
回路41は、「回転速度制御プログラム」をステップ5
0にて開始し、各種変数の初期化を行った後、左右の駆
動輪12a,12bの回転速度VL ,VR を規定する主
速度V0 を、指定された主速度V0 (一速)に設定する
(ステップ51,52)。ここで、主速度V0 は、低速
度から数段階を経て一速に達するように設定される。主
速度V0が0でなくなると(ステップ53)、ガイドセ
ンサ31aの検出値SL 及びSRが読み込まれ、かつ誘
導路に分岐点があるか否かが判定される(ステップ5
4,55)。
具体的動作について説明する。まず、地上側通信制御装
置45により無人走行車の行先ステーションST2 が指
定された場合、無人走行車の進行が開始されると、制御
回路41は、「回転速度制御プログラム」をステップ5
0にて開始し、各種変数の初期化を行った後、左右の駆
動輪12a,12bの回転速度VL ,VR を規定する主
速度V0 を、指定された主速度V0 (一速)に設定する
(ステップ51,52)。ここで、主速度V0 は、低速
度から数段階を経て一速に達するように設定される。主
速度V0が0でなくなると(ステップ53)、ガイドセ
ンサ31aの検出値SL 及びSRが読み込まれ、かつ誘
導路に分岐点があるか否かが判定される(ステップ5
4,55)。
【0049】無人走行車は分岐点Aに至るまでは直進進
行を行うので、ステップ55にて「NO」との判定の基
にプログラムはステップ56に移され、ガイドセンサ3
1aの検出値SL 及びSR に基づいて走行位置G=SR
+SL が算出される。この走行位置Gの算出値に基づい
て、変位量x=15−Gが算出される(ステップ5
7)。さらに、数1に基づいて比例量P、積分量I、微
分量Dが算出され、その和のPID量が求められる(ス
テップ58)。算出されたPID量を用いて数2及び数
3により左右の駆動輪の回転速度VL ,VR が算出され
(ステップ59,60)、D/A42a,42bを経て
DA変換された回転数指示の信号が駆動回路43a,4
3bに出力される(ステップ61)。その後、プログラ
ムはステップ52に戻され、ステップ52以下の処理が
上記同様に繰り返される。このように、適正にかつ連続
的に算出された回転速度VL ,VR により、無人走行車
は、誘導帯MI上を位置ずれすることなく運行すること
ができる。
行を行うので、ステップ55にて「NO」との判定の基
にプログラムはステップ56に移され、ガイドセンサ3
1aの検出値SL 及びSR に基づいて走行位置G=SR
+SL が算出される。この走行位置Gの算出値に基づい
て、変位量x=15−Gが算出される(ステップ5
7)。さらに、数1に基づいて比例量P、積分量I、微
分量Dが算出され、その和のPID量が求められる(ス
テップ58)。算出されたPID量を用いて数2及び数
3により左右の駆動輪の回転速度VL ,VR が算出され
(ステップ59,60)、D/A42a,42bを経て
DA変換された回転数指示の信号が駆動回路43a,4
3bに出力される(ステップ61)。その後、プログラ
ムはステップ52に戻され、ステップ52以下の処理が
上記同様に繰り返される。このように、適正にかつ連続
的に算出された回転速度VL ,VR により、無人走行車
は、誘導帯MI上を位置ずれすることなく運行すること
ができる。
【0050】そして、無人走行車は、分岐点Aに近づく
が、予め行先指定された通りにこの部分を左折すること
なく直進してステーションST2 に向かうが、分岐点A
では相対的に右折進行とみなされるため、ステップ55
にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ6
2に移され、直進進行か否かが制御回路41により判定
され、さらにステップ64にて左折進行か否かが判定さ
れる。すなわち、予め制御回路41に入力された無人走
行車の行先データに基づいて直進進行か左折進行か右折
進行かが決定される。この場合の直進進行は、分岐が3
本に分かれる場合の真中の経路を進む態様である。本実
施形態では直進進行は扱われないが、直進進行の場合に
は、プログラムはステップ63に移され、上記と同様に
ガイドセンサ31aの検出値SL 及びSR に基づいて走
行位置G=SR +SL が算出され、さらにこの走行位置
Gの算出値に基づいて、変位量x=15−Gが算出され
る(ステップ57)。
が、予め行先指定された通りにこの部分を左折すること
なく直進してステーションST2 に向かうが、分岐点A
では相対的に右折進行とみなされるため、ステップ55
にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ6
2に移され、直進進行か否かが制御回路41により判定
され、さらにステップ64にて左折進行か否かが判定さ
れる。すなわち、予め制御回路41に入力された無人走
行車の行先データに基づいて直進進行か左折進行か右折
進行かが決定される。この場合の直進進行は、分岐が3
本に分かれる場合の真中の経路を進む態様である。本実
施形態では直進進行は扱われないが、直進進行の場合に
は、プログラムはステップ63に移され、上記と同様に
ガイドセンサ31aの検出値SL 及びSR に基づいて走
行位置G=SR +SL が算出され、さらにこの走行位置
Gの算出値に基づいて、変位量x=15−Gが算出され
る(ステップ57)。
【0051】ここでは、行先ステーションST2 に基づ
いて右折進行と決定されるため、ステップ62及びステ
ップ64にて「NO」との判定の基にプログラムはステ
ップ65に移され、走行位置が式G=2SR −3を用い
て算出される。そして、この算出値Gを用いて上記した
ステップ57からステップ61の手順に従ってPID量
が求められ、左右の駆動輪の回転速度VL ,VR が算出
され、駆動回路43a,43bに回転指令信号が出力さ
れる。ここでは、走行位置の算出にガイドセンサ33
a,33bの右端の検出値SR のみを用いているため、
誘導帯MIの左側の広がりの影響が無視されるので、分
岐点Aにおいて適正な右折進行が確保される。
いて右折進行と決定されるため、ステップ62及びステ
ップ64にて「NO」との判定の基にプログラムはステ
ップ65に移され、走行位置が式G=2SR −3を用い
て算出される。そして、この算出値Gを用いて上記した
ステップ57からステップ61の手順に従ってPID量
が求められ、左右の駆動輪の回転速度VL ,VR が算出
され、駆動回路43a,43bに回転指令信号が出力さ
れる。ここでは、走行位置の算出にガイドセンサ33
a,33bの右端の検出値SR のみを用いているため、
誘導帯MIの左側の広がりの影響が無視されるので、分
岐点Aにおいて適正な右折進行が確保される。
【0052】その後、別途行先制御指令によりステーシ
ョンST2 の前で減速マークGM1が検出され、無人走
行車は、主速度V0 が二速に減速される(ステップ5
2)。この二速に減速された状態でも、駆動輪12a,
12bの回転速度制御は、ステップ57〜61において
同様に行われる。さらに、停止マークTMが検出される
と、主速度V0 が「0」にされ、無人走行車は、ステー
ションST2 に停止して所定の作業を行う(ステップ5
2,53)。
ョンST2 の前で減速マークGM1が検出され、無人走
行車は、主速度V0 が二速に減速される(ステップ5
2)。この二速に減速された状態でも、駆動輪12a,
12bの回転速度制御は、ステップ57〜61において
同様に行われる。さらに、停止マークTMが検出される
と、主速度V0 が「0」にされ、無人走行車は、ステー
ションST2 に停止して所定の作業を行う(ステップ5
2,53)。
【0053】無人走行車による作業が終了すると、再び
主速度V0 の設定が行われる(ステップ52)。そし
て、無人走行車は、直進進行を開始して経路2を進行
し、分岐点Bに達する。ここでは、無人走行車が前進す
る場合には、経路2と経路3とが合流する形となってい
るが、分岐点Bでの取り扱いも分岐点Aでの取り扱いと
同様であり、無人走行車は右折進行とみなされ、上記と
同様の手続きにより左右の駆動輪の回転速度VL ,VR
が算出される。その後は、無人走行車は、ステーション
ST4 を通過して、ST1 に戻される。
主速度V0 の設定が行われる(ステップ52)。そし
て、無人走行車は、直進進行を開始して経路2を進行
し、分岐点Bに達する。ここでは、無人走行車が前進す
る場合には、経路2と経路3とが合流する形となってい
るが、分岐点Bでの取り扱いも分岐点Aでの取り扱いと
同様であり、無人走行車は右折進行とみなされ、上記と
同様の手続きにより左右の駆動輪の回転速度VL ,VR
が算出される。その後は、無人走行車は、ステーション
ST4 を通過して、ST1 に戻される。
【0054】次に、地上側通信制御装置45により無人
走行車の行先ステションST3 が指定された場合を考え
る。無人走行車の進行が開始されて、分岐点Aに至るま
では上記説明と同様である。無人走行車は、分岐点Aに
近づくと、予め位置指定された通りにこの部分を左折し
てステーションST3 に向けて進行する。すなわち、分
岐点Aでは左折進行となるため、ステップ55にて「Y
ES」、ステップ62にて「NO」との判定の基にプロ
グラムはステップ64に移され、さらにステップ64に
て「YES」との判定の基にプログラムはステップ66
に移され、走行位置が式G=2SL +3を用いて算出さ
れる。
走行車の行先ステションST3 が指定された場合を考え
る。無人走行車の進行が開始されて、分岐点Aに至るま
では上記説明と同様である。無人走行車は、分岐点Aに
近づくと、予め位置指定された通りにこの部分を左折し
てステーションST3 に向けて進行する。すなわち、分
岐点Aでは左折進行となるため、ステップ55にて「Y
ES」、ステップ62にて「NO」との判定の基にプロ
グラムはステップ64に移され、さらにステップ64に
て「YES」との判定の基にプログラムはステップ66
に移され、走行位置が式G=2SL +3を用いて算出さ
れる。
【0055】この算出値Gを用いて上記したステップ5
7からステップ61の手順に従ってPID量が求めら
れ、左右の駆動輪の回転速度VL ,VR が算出され、駆
動回路43a,43bに回転数指令信号が出力される。
ここでは、走行位置の算出にガイドセンサ33a,33
bの左端の検出値SL のみを用いているため、誘導帯M
Iの右側の広がりの影響が無視されるので、適正な左折
進行が確保される。その後、無人走行車は、行先制御指
令により上記したと同様の過程を経てステーションST
3 に停止して所定の作業がおこなわれ、その後、直進進
行を開始して経路3を進行し、分岐点Bに達する。ここ
では、無人走行車が前進する場合には、経路2と経路3
とが合流する形となっているが、分岐点Bでの取り扱い
も分岐点Aでの取り扱いと同様であり、無人走行車は左
折進行とみなされ、上記と同様の手続きにより左右の駆
動輪の回転速度VL ,VR が算出される。
7からステップ61の手順に従ってPID量が求めら
れ、左右の駆動輪の回転速度VL ,VR が算出され、駆
動回路43a,43bに回転数指令信号が出力される。
ここでは、走行位置の算出にガイドセンサ33a,33
bの左端の検出値SL のみを用いているため、誘導帯M
Iの右側の広がりの影響が無視されるので、適正な左折
進行が確保される。その後、無人走行車は、行先制御指
令により上記したと同様の過程を経てステーションST
3 に停止して所定の作業がおこなわれ、その後、直進進
行を開始して経路3を進行し、分岐点Bに達する。ここ
では、無人走行車が前進する場合には、経路2と経路3
とが合流する形となっているが、分岐点Bでの取り扱い
も分岐点Aでの取り扱いと同様であり、無人走行車は左
折進行とみなされ、上記と同様の手続きにより左右の駆
動輪の回転速度VL ,VR が算出される。
【0056】以上に説明したように、本実施形態によれ
ば、前進ガイドセンサ33aによる誘導帯MIの検出値
から算出したずれ量xを用い、ずれ量x及び同ずれ量の
絶対値|x|の積に比例する比例量Pと、同ずれ量の微
分値に比例する微分量Dと、同ずれ量の積分値に比例す
る積分量Iとの和であるPID成分を算出し、このPI
D量によって無人走行車の主速度V0 が時々刻々補正さ
れるようになっている。この補正された回転数指令によ
り、両駆動輪12a,12bの回転速度を駆動輪毎に連
続的に補正し、補正された回転速度に基づいて無人走行
車の運行が行われる。
ば、前進ガイドセンサ33aによる誘導帯MIの検出値
から算出したずれ量xを用い、ずれ量x及び同ずれ量の
絶対値|x|の積に比例する比例量Pと、同ずれ量の微
分値に比例する微分量Dと、同ずれ量の積分値に比例す
る積分量Iとの和であるPID成分を算出し、このPI
D量によって無人走行車の主速度V0 が時々刻々補正さ
れるようになっている。この補正された回転数指令によ
り、両駆動輪12a,12bの回転速度を駆動輪毎に連
続的に補正し、補正された回転速度に基づいて無人走行
車の運行が行われる。
【0057】そのため、無人走行車の誘導帯MIからの
ずれに対する回転速度の補正制御の追従性が適正であ
り、無人走行車の運行が適正に制御される。特に、誘導
帯MIの急激な曲がりや、左分岐や右分岐等の変動に対
して、無人走行車が誘導帯MIから外れることなく、無
人走行車の安定した運行を確保することができる。ま
た、誘導路が2つに分かれる分岐点を設ける間隔を従来
の1100mmから600mm程度に大幅に短縮でき、
誘導路を設ける領域を狭めることができ、工場等の敷地
の有効活用を図ることができる。さらに、両駆動輪12
a,12bの基準回転速度である主速度V0 を加減速し
た場合の速度変化に対する追従が円滑に行われるため、
無人走行車の蛇行を抑制し、誘導路MIからの外れを防
止することができる。また、高荷重で慣性力の大きな無
人走行車でも、PID成分に基づく駆動輪12a,12
bの回転速度の連続的な制御により慣性力の影響を緩和
し、無人走行車の安定した運行を確保することができ
る。
ずれに対する回転速度の補正制御の追従性が適正であ
り、無人走行車の運行が適正に制御される。特に、誘導
帯MIの急激な曲がりや、左分岐や右分岐等の変動に対
して、無人走行車が誘導帯MIから外れることなく、無
人走行車の安定した運行を確保することができる。ま
た、誘導路が2つに分かれる分岐点を設ける間隔を従来
の1100mmから600mm程度に大幅に短縮でき、
誘導路を設ける領域を狭めることができ、工場等の敷地
の有効活用を図ることができる。さらに、両駆動輪12
a,12bの基準回転速度である主速度V0 を加減速し
た場合の速度変化に対する追従が円滑に行われるため、
無人走行車の蛇行を抑制し、誘導路MIからの外れを防
止することができる。また、高荷重で慣性力の大きな無
人走行車でも、PID成分に基づく駆動輪12a,12
bの回転速度の連続的な制御により慣性力の影響を緩和
し、無人走行車の安定した運行を確保することができ
る。
【0058】つぎに、第2の実施形態について説明す
る。本実施形態においては、上記第1の実施形態におい
て用いた数1に示すPID制御量に代えて、上記比例量
Pのみを用いて左右の駆動輪12a,12bの回転速度
VLP,VRPを制御するようにしたものである。回転速度
VLP,VRPは、下記数4及び数5により求められる。そ
の他の構成については、上記第1の実施形態と同様であ
る。
る。本実施形態においては、上記第1の実施形態におい
て用いた数1に示すPID制御量に代えて、上記比例量
Pのみを用いて左右の駆動輪12a,12bの回転速度
VLP,VRPを制御するようにしたものである。回転速度
VLP,VRPは、下記数4及び数5により求められる。そ
の他の構成については、上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0059】
【数4】 VLP=V0(1+P)
【0060】
【数5】 VRP=V0(1−P)
【0061】以上のように構成した第2の実施形態にお
いては、無人走行車の誘導路からのずれ量xを用い、ず
れ量x及びその絶対値|x|の積に比例する比例量Pを
算出し、この比例量Pのみによって無人走行車の任意の
主速度V0 において、両駆動輪12a,12bの回転速
度を駆動輪毎に連続的に補正し、補正された回転速度V
LP,VRPに基づいて無人走行車の適正な運行が行われ
る。
いては、無人走行車の誘導路からのずれ量xを用い、ず
れ量x及びその絶対値|x|の積に比例する比例量Pを
算出し、この比例量Pのみによって無人走行車の任意の
主速度V0 において、両駆動輪12a,12bの回転速
度を駆動輪毎に連続的に補正し、補正された回転速度V
LP,VRPに基づいて無人走行車の適正な運行が行われ
る。
【0062】その結果、第2の実施形態においても、無
人走行車の主速度V0 の任意の速度領域において、無人
走行車の誘導路からのずれに対する回転速度の補正制御
の追従性を、第1の実施形態に示したとほぼ同様に適正
に維持することができ、無人走行車の運行を適正に制御
できる。さらに、本実施形態においては、両駆動輪12
a,12bの回転速度制御を、比例量Pのみに基づいて
行うことができるので、PID制御量を用いる場合に比
べて、制御装置の構成および制御の内容を簡易にでき、
装置費用を安価にできると共に制御コストも安価にする
ことができる。
人走行車の主速度V0 の任意の速度領域において、無人
走行車の誘導路からのずれに対する回転速度の補正制御
の追従性を、第1の実施形態に示したとほぼ同様に適正
に維持することができ、無人走行車の運行を適正に制御
できる。さらに、本実施形態においては、両駆動輪12
a,12bの回転速度制御を、比例量Pのみに基づいて
行うことができるので、PID制御量を用いる場合に比
べて、制御装置の構成および制御の内容を簡易にでき、
装置費用を安価にできると共に制御コストも安価にする
ことができる。
【0063】なお、上記実施形態においては、ガイドセ
ンサ33a,33bにより誘導帯の両端を検出し、その
結果により、無人走行車の誘導帯からのずれ量を算出し
ているが、ずれ量の算出はこれに限るものではない。ま
た、無人走行車の主速度V0 の速度領域についても、本
実施形態に示すような二段階に限らず、複数段階にで
き、また各段階間の速度変化量も適宜設定することがで
きる。
ンサ33a,33bにより誘導帯の両端を検出し、その
結果により、無人走行車の誘導帯からのずれ量を算出し
ているが、ずれ量の算出はこれに限るものではない。ま
た、無人走行車の主速度V0 の速度領域についても、本
実施形態に示すような二段階に限らず、複数段階にで
き、また各段階間の速度変化量も適宜設定することがで
きる。
【0064】なお、上記実施形態において説明した無人
走行車の運行コースは一例であり、コース設計は自由に
行うことができ、任意のコースに対して本発明を適用す
ることができる。
走行車の運行コースは一例であり、コース設計は自由に
行うことができ、任意のコースに対して本発明を適用す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る無人走行車を概略的に
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】同無人走行車を搬送物搭載板を取り除いた状態
で示す平面図である。
で示す平面図である。
【図3】同無人走行車を示す側面図である。
【図4】同無人走行車の分岐点のおける運行を説明する
説明図である。
説明図である。
【図5】同無人走行車の停止センサと停止マークとの関
係を示す説明図である。
係を示す説明図である。
【図6】ガイドセンサと、ガイドセンサにより検出され
る無人走行車の誘導帯上の走行位置との関係を示す説明
図である。
る無人走行車の誘導帯上の走行位置との関係を示す説明
図である。
【図7】同無人走行車の電気制御装置の構成を示す回路
図である。
図である。
【図8】図7の制御回路により実行される「回転速度制
御プログラム」のフローチャートの一部である。
御プログラム」のフローチャートの一部である。
【図9】図7の制御回路により実行される「回転速度制
御プログラム」のフローチャートの一部である。
御プログラム」のフローチャートの一部である。
【10】同無人走行車の使用される誘導路の構成を示す
チャート図である。
チャート図である。
10…台車、12a…右駆動輪、12b…左駆動輪、1
5a…右側直流モータ、15b…左側直流モータ、31
a…前進分岐センサ、31b…後進分岐センサ、32a
…前進停止センサ、32b…後進停止センサ、33a…
前進ガイドセンサ、33b…後進ガイドセンサ、34a
…前進減速センサ、34b…後進減速センサ、36…ス
タートスイッチ、40…電気制御装置、41…制御回
路、44…通信装置、45…地上側通信制御装置、MI
…誘導帯、BM1 …分岐マーク、BM2 …後進分岐マー
ク、TM…停止マーク、GM1 …前進減速マーク。
5a…右側直流モータ、15b…左側直流モータ、31
a…前進分岐センサ、31b…後進分岐センサ、32a
…前進停止センサ、32b…後進停止センサ、33a…
前進ガイドセンサ、33b…後進ガイドセンサ、34a
…前進減速センサ、34b…後進減速センサ、36…ス
タートスイッチ、40…電気制御装置、41…制御回
路、44…通信装置、45…地上側通信制御装置、MI
…誘導帯、BM1 …分岐マーク、BM2 …後進分岐マー
ク、TM…停止マーク、GM1 …前進減速マーク。
Claims (9)
- 【請求項1】 所定の地域内に計画された誘導路を運行
する、左右両側に各々別個に駆動される各1個の駆動輪
を備えた無人走行車の運行を制御する運行制御方法であ
って、 前記無人走行車に設けた位置検出センサにより該無人走
行車の位置を検出し、その検出結果に基づいて該無人走
行車の前記誘導路からのずれ量を求めて、該ずれ量に基
づいて、該ずれ量とずれ量の絶対値の積に比例する比例
量を算出し、該比例量により前記各1個の駆動輪の回転
速度を該駆動輪毎に連続的に補正するようにしたことを
特徴とする無人走行車の運行制御方法。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の無人走行車の運行
制御方法において、前記無人走行車が誘導路からずれが
ない場合の速度である無人走行車の主速度に対して、前
記比例量を付加することにより前記左右一対の駆動輪の
回転速度を補正するようにし、かつ予め定めた無人走行
車の速度領域から前記主速度を指定することにより、該
速度領域の全体において前記左右一対の駆動輪の回転速
度を制御できるようにしたことを特徴とする無人走行車
の運行制御方法。 - 【請求項3】 所定の地域内に計画された誘導路を運行
する、左右両側に各々別個に駆動される各1個の駆動輪
を備えた無人走行車の運行を制御する運行制御方法であ
って、 前記無人走行車に設けた位置検出センサにより該無人走
行車の位置を検出し、その検出結果に基づいて該無人走
行車の前記誘導路からのずれ量を求めて、該ずれ量に基
づいて、該ずれ量とずれ量の絶対値の積に比例する比例
量と、該ずれ量の微分値に比例する微分量と、該ずれ量
の積分値に比例する積分量とを算出し、これらの和であ
るPID量を求め、該PID量により前記各1個の駆動
輪の回転速度を該駆動輪毎に連続的に補正するようにし
たことを特徴とする無人走行車の運行制御方法。 - 【請求項4】 前記請求項3に記載の無人走行車の運行
制御方法において、前記無人走行車が誘導路からずれが
ない場合の速度である無人走行車の主速度に対して、前
記PID量を付加することにより前記左右一対の駆動輪
の回転速度を補正するようにし、かつ予め定めた無人走
行車の速度領域から前記主速度を指定することにより、
該速度領域の全体において前記左右一対の駆動輪の回転
速度を制御できるようにしたことを特徴とする無人走行
車の運行制御方法。 - 【請求項5】 所定の地域内に計画された誘導路を運行
する、左右両側に各々別個の駆動装置により駆動される
各1個の駆動輪を備えた無人走行車の運行を制御する運
行制御装置であって、 該無人走行車に設けられて無人走行車の前記誘導路上の
位置を検出する位置検出センサと、 該位置検出センサによる検出結果に基づいて該無人走行
車の前記誘導路からのずれ量を求めるずれ量算出手段
と、 該ずれ量算出手段による算出結果に基づいて、該ずれ量
とずれ量の絶対値の積に比例する比例量を求める比例量
算出手段と、 該比例量により前記各1個の駆動輪の回転速度を該駆動
輪毎に補正する回転速度補正手段とを設けたことを特徴
とする無人走行車の運行制御装置。 - 【請求項6】 前記請求項5に記載の無人走行車の運行
制御装置において、予め定めた前記無人走行車の全速度
領域から、該無人走行車が誘導路からずれがない場合の
速度である主速度を指定する主速度指定手段を設けると
共に、前記回転速度補正手段による左右一対の駆動輪の
回転速度の補正を、前記主速度に対して前記比例量を付
加することにより行うようにしたことを特徴とする無人
走行車の運行制御装置。 - 【請求項7】 所定の地域内に計画された誘導路を運行
する、左右両側に各々別個の駆動装置により駆動される
各1個の駆動輪を備えた無人走行車の運行を制御する運
行制御装置であって、 該無人走行車に設けられて無人走行車の前記誘導路上の
位置を検出する位置検出センサと、 該位置検出センサによる検出結果に基づいて該無人走行
車の前記誘導路からのずれ量を求めるずれ量算出手段
と、 該ずれ量算出手段による算出結果に基づいて、該ずれ量
とずれ量の絶対値の積に比例する比例量と、該ずれ量の
微分値に比例する微分量と、該ずれ量の積分値に比例す
る積分量とを算出して、これらの和であるPID量を求
めるPID量算出手段と、 該PID量により前記各1個の駆動輪の回転速度を該駆
動輪毎に補正する回転速度補正手段とを設けたことを特
徴とする無人走行車の運行制御装置。 - 【請求項8】 前記請求項7に記載の無人走行車の運行
制御装置において、予め定めた前記無人走行車の全速度
領域から、該無人走行車が誘導路からずれがない場合の
速度である主速度を指定する主速度指定手段を設けると
共に、前記回転速度補正手段による左右一対の駆動輪の
回転速度の補正を、前記主速度に対して前記PID量を
付加することにより行うようにしたことを特徴とする無
人走行車の運行制御装置。 - 【請求項9】 前記請求項5または請求項6または請求
項7または請求項8に記載の運行制御装置を備えたこと
を特徴とする無人走行車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10048836A JPH11242521A (ja) | 1997-12-24 | 1998-02-13 | 無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置及び無人走行車 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-354792 | 1997-12-24 | ||
| JP35479297 | 1997-12-24 | ||
| JP10048836A JPH11242521A (ja) | 1997-12-24 | 1998-02-13 | 無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置及び無人走行車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11242521A true JPH11242521A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=26389164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10048836A Withdrawn JPH11242521A (ja) | 1997-12-24 | 1998-02-13 | 無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置及び無人走行車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11242521A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5525647B1 (ja) * | 2013-10-03 | 2014-06-18 | 株式会社マコメ研究所 | 位置検出装置 |
| CN113156937A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-07-23 | 浙江亿控自动化设备有限公司 | 一种应用于双舵轮磁导航控制算法 |
| JP2021196990A (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-27 | 日本電気通信システム株式会社 | 移動体、移動体の制御方法、およびプログラム |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP10048836A patent/JPH11242521A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5525647B1 (ja) * | 2013-10-03 | 2014-06-18 | 株式会社マコメ研究所 | 位置検出装置 |
| JP2021196990A (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-27 | 日本電気通信システム株式会社 | 移動体、移動体の制御方法、およびプログラム |
| CN113156937A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-07-23 | 浙江亿控自动化设备有限公司 | 一种应用于双舵轮磁导航控制算法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6599420B2 (ja) | 自動搬送車 | |
| JPS6319010A (ja) | 自律走行車の誘導方法 | |
| JP3433662B2 (ja) | 無人走行車の運行制御方法及び無人走行車 | |
| JPH11242521A (ja) | 無人走行車の運行制御方法、無人走行車の運行制御装置及び無人走行車 | |
| CN113252040B (zh) | 一种改进的agv小车二维码弧线导航方法 | |
| JP2000298518A (ja) | 無人搬送車 | |
| JP2001005525A (ja) | 無人搬送システム | |
| JPH08123551A (ja) | 四輪操舵式無人搬送車の差動速度演算方法 | |
| JPS61294512A (ja) | 無人搬送車 | |
| JP3991637B2 (ja) | 無人車 | |
| JP4984831B2 (ja) | 無人搬送車およびその制御方法 | |
| CN117864167B (zh) | 适于双磁传感的磁钉定位布置方法及agv跟踪控制方法 | |
| JP3846829B2 (ja) | 移動体の操舵角制御装置 | |
| JP3846828B2 (ja) | 移動体の操舵角制御装置 | |
| JP3144122B2 (ja) | 無人搬送車のステアリング速度制御装置 | |
| JPH0196706A (ja) | 無人搬送車 | |
| JPS63253413A (ja) | リニアモ−タ搬送台車 | |
| JP2733924B2 (ja) | 移動体の走行制御装置 | |
| JPH08272443A (ja) | 全輪操舵型無人搬送車の姿勢制御方法 | |
| KR100199988B1 (ko) | 무인차의 조향방법 및 조향장치 | |
| JP2676869B2 (ja) | 無人搬送台車の制御装置 | |
| JPH05134757A (ja) | 搬送車の走行制御方法 | |
| JPS61259307A (ja) | 無人搬送車 | |
| JPH01223513A (ja) | 移動体の誘導走行装置 | |
| JPH0348307A (ja) | 磁気誘導式無人搬送車の操舵装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050614 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050824 |