JPH11259092A - 音声合成装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

音声合成装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ

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JPH11259092A
JPH11259092A JP10057250A JP5725098A JPH11259092A JP H11259092 A JPH11259092 A JP H11259092A JP 10057250 A JP10057250 A JP 10057250A JP 5725098 A JP5725098 A JP 5725098A JP H11259092 A JPH11259092 A JP H11259092A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッチマークを管理するためのファイルサイ
ズを縮小することができる音声合成装置及びその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 処理対象の音声データにおいて、有声部
の先頭の2ピッチマーク間の距離を算出する。また、隣
接するピッチマーク間の距離の差分を算出する。それぞ
れの算出結果をピッチマークデータファイル101aに
記憶して管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピッチマークを用
いて音声合成を行う音声合成装置及びその制御方法、コ
ンピュータ可読メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声の分析・合成といった処
理には、ピッチに同期した処理が存在する。例えば、P
SOLA(Pitch Synchronous OverLap Adding)音声合
成法では、ピッチに同期して1ピッチ分の音声波形素片
を貼り合わせることにより合成音声を得る。
【0003】このような方式においては、音声波形デー
タを蓄積すると同時に、ピッチの位置に関する情報(ピ
ッチマーク)を記録しておく必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ピッチマークを記録したファイルのサイズが
大きくなるという問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、ピッチマークを管理するためのファイルサイ
ズを縮小することができる音声合成装置及びその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による音声合成装置は以下の構成を備える。
即ち、ピッチマークを用いて音声合成を行う音声合成装
置であって、処理対象の音声データにおいて、有声部の
先頭の2ピッチマーク間の距離を算出する第1算出手段
と、隣接するピッチマーク間の距離の差分を算出する第
2算出手段と、前記第1算出手段及び前記第2算出手段
の算出結果をファイルに記憶して管理する管理手段とを
備える。
【0007】また、好ましくは、前記管理手段は、更
に、無声部をはさんだ有声部間の距離を記録する有声部
間距離を算出して前記ファイルに記憶して管理する。
【0008】また、好ましくは、前記有声部のピッチマ
ークの個数を計数する計数手段を更に備え、前記計数手
段でピッチマークの個数が計数される場合、前記管理手
段は、該ピッチマークの個数を前記ファイルに記憶して
管理する。
【0009】上記の目的を達成するための本発明による
音声合成装置は以下の構成を備える。即ち、ピッチマー
クを用いて音声合成を行う音声合成装置であって、管理
対象の音声データ長をdとし、所定語長に対する最大値
dmaxおよび最小値dminが定義される場合、前記dとd
maxを比較する第1比較手段と、前記第1比較手段の比
較結果に基づいて、前記dとdminを比較する第2比較
手段と、前記第1比較手段及び前記第2比較手段の比較
結果に基づいて、dに対しdmaxあるいはdminを減算す
る減算手段と、前記第1比較手段及び前記第2比較の比
較結果に基づいて、前記減算手段の減算値あるいは前記
dをファイルに記憶して管理する管理手段とを備える。
【0010】また、好ましくは、前記減算手段は、前記
第1比較手段の比較の結果、前記dが前記dmax以上で
ある場合、dからdmaxを減算し、前記第2比較手段の
比較の結果、前記dが前記dmin以下である場合、dか
らdminを減算する。
【0011】上記の目的を達成するための本発明による
音声合成装置は以下の構成を備える。即ち、ピッチマー
クを用いて音声合成を行う音声合成装置であって、処理
対象の音声データに対して、有声部の先頭の2ピッチマ
ーク間の距離と、隣接するピッチマーク間の距離の差分
を管理するファイルを記憶する記憶手段と、前記有声部
の先頭の2ピッチマーク間の距離を読み込む第1読込手
段と、前記隣接するピッチマーク間の距離の差分を読み
込む第2読込手段と、直前に計算されたピッチマーク位
置とそれに隣接するピッチマークのピッチマーク距離、
および前記第1読込手段及び前記第2読込手段で読み込
まれた距離及び差分より、次のピッチマーク位置を計算
する計算手段とを備える。
【0012】また、好ましくは、前記記憶手段が記憶す
るファイルには、更に、無声部をはさんだ有声部間の距
離が管理され、前記計算手段は、次の有声部に対して処
理を行う場合には、前記無声部をはさんだ有声部間の距
離を読み込む。
【0013】また、好ましくは、処理対象のデータのデ
ータ長を保持し、所定語長に対して最大値dmaxおよび
最小値dminを定義する場合、前記記憶手段が記憶する
ファイルには、更に、固定長データdrが管理され、前
記固定長データdrを読み込んでdに加算した値が、前
記dmaxあるいは前記dminに等しいか否かを判定し、等
しい場合には更に該固定長データdrを読み込む。
【0014】上記の目的を達成するための本発明による
音声合成装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
ピッチマークを用いて音声合成を行う音声合成装置の制
御方法であって、処理対象の音声データにおいて、有声
部の先頭の2ピッチマーク間の距離を算出する第1算出
工程と、隣接するピッチマーク間の距離の差分を算出す
る第2算出工程と、前記第1算出工程及び前記第2算出
工程の算出結果をファイルに記憶して管理する管理工程
とを備える。
【0015】上記の目的を達成するための本発明による
音声合成装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
ピッチマークを用いて音声合成を行う音声合成装置の制
御であって、管理対象の音声データ長をdとし、所定語
長に対する最大値dmaxおよび最小値dminが定義される
場合、前記dとdmaxを比較する第1比較工程と、前記
第1比較工程の比較結果に基づいて、前記dとdminを
比較する第2比較工程と、前記第1比較工程及び前記第
2比較工程の比較結果に基づいて、dに対しdmaxある
いはdminを減算する減算工程と、前記第1比較工程及
び前記第2比較の比較結果に基づいて、前記減算工程の
減算値あるいは前記dをファイルに記憶して管理する管
理工程とを備える。
【0016】上記の目的を達成するための本発明による
音声合成装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
ピッチマークを用いて音声合成を行う音声合成装置の制
御方法であって、処理対象の音声データに対して、有声
部の先頭の2ピッチマーク間の距離と、隣接するピッチ
マーク間の距離の差分を管理するファイルを記憶する記
憶工程と、前記有声部の先頭の2ピッチマーク間の距離
を読み込む第1読込工程と、前記隣接するピッチマーク
間の距離の差分を読み込む第2読込工程と、直前に計算
されたピッチマーク位置とそれに隣接するピッチマーク
のピッチマーク距離、および前記第1読込工程及び前記
第2読込工程で読み込まれた距離及び差分より、次のピ
ッチマーク位置を計算する計算工程とを備える。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ピッチマークを用いて音声合成を行う音声合成装置の制
御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メ
モリであって、処理対象の音声データにおいて、有声部
の先頭の2ピッチマーク間の距離を算出する第1算出工
程のプログラムコードと、隣接するピッチマーク間の距
離の差分を算出する第2算出工程のプログラムコード
と、前記第1算出工程及び前記第2算出工程の算出結果
をファイルに記憶して管理する管理工程のプログラムコ
ードとを備える。
【0018】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ピッチマークを用いて音声合成を行う音声合成装置の制
御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メ
モリであって、管理対象の音声データ長をdとし、所定
語長に対する最大値dmaxおよび最小値dminが定義され
る場合、前記dとdmaxを比較する第1比較工程のプロ
グラムコードと、前記第1比較工程の比較結果に基づい
て、前記dとdminを比較する第2比較工程のプログラ
ムコードと、前記第1比較工程及び前記第2比較工程の
比較結果に基づいて、dに対しdmaxあるいはdminを減
算する減算工程のプログラムコードと、前記第1比較工
程及び前記第2比較の比較結果に基づいて、前記減算工
程の減算値あるいは前記dをファイルに記憶して管理す
る管理工程のプログラムコードとを備える。
【0019】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ピッチマークを用いて音声合成を行う音声合成装置の制
御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メ
モリであって、処理対象の音声データに対して、有声部
の先頭の2ピッチマーク間の距離と、隣接するピッチマ
ーク間の距離の差分を管理するファイルを記憶する記憶
工程のプログラムコードと、前記有声部の先頭の2ピッ
チマーク間の距離を読み込む第1読込工程のプログラム
コードと、前記隣接するピッチマーク間の距離の差分を
読み込む第2読込工程のプログラムコードと、直前に計
算されたピッチマーク位置とそれに隣接するピッチマー
クのピッチマーク距離、および前記第1読込工程及び前
記第2読込工程で読み込まれた距離及び差分より、次の
ピッチマーク位置を計算する計算工程のプログラムコー
ドとを備える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 [実施形態1]図1は本発明の実施形態1の音声合成装
置の構成を示す図である。
【0021】103はCPUであり、本発明で実行され
る数値演算・制御及び各種構成要素の制御等の処理を行
う。102はRAMであり、本発明で実行される処理の
ワークエリア、各種データの一時退避領域である。10
1はROMであり、本発明で実行される処理のプログラ
ム等の各種制御プログラムを格納している。また、音声
合成に用いるためのピッチマークデータを管理するピッ
チマークデータファイル101aを格納する領域を有し
ている。109は外部記憶装置であり、処理されたデー
タを記憶する領域として機能する。105はD/A変換
器であり、当該音声合成処理装置で合成されたデジタル
音声データをアナログ音声データに変換して、スピーカ
110で出力する。
【0022】106は表示制御部であり、当該音声合成
処理装置の処理状態や処理結果、ユーザインタフェース
をディスプレイ111に表示する際の制御を行う。10
7は入力制御部であり、キーボード112から入力され
たキー情報を認識して指示された処理を実行する。10
8は通信制御部であり、通信ネットーワーク113を介
してデータの送受信を制御する。104はバスであり、
当該音声合成装置の各種構成要素を相互に接続する。
【0023】次に、実施形態1で実行されるピッチマー
クデータファイル作成処理について、図2を用いて説明
する。
【0024】図2は本発明の実施形態1で実行されるピ
ッチマークデータファイル作成処理を示すフローチャー
トである。
【0025】尚、ピッチマークは、図3に示すように、
有声部ではある程度の間隔でピッチマークp1、p2、
…、pi、pi+1と並び、無声部ではピッチマークが存在
しない。
【0026】まず、ステップS1で、処理対象の音声デ
ータの最初の区間が有声部であるか無声部であるかを判
定する。最初の区間が有声部である場合(ステップS1
でYES)、ステップS2に進む。一方、無声部である
場合(ステップS1でNO)、ステップS3に進む。
【0027】ステップS2で、「最初の区間が有声部で
ある」ことを示す有声開始情報を記録する。次に、ステ
ップS4で、1番目のピッチマーク間距離(有声部の最
初のピッチマークp1および2番目のピッチマークp2間
の距離)d1をピッチマークデータファイル101aに
記録する。次に、ステップS5で、ループカウンタiの
値を2に初期化する。
【0028】次に、ステップS6で、ループカウンタi
の値が示すi番目のピッチマークpiで有声部が終了す
るか否かを判定する。ピッチマークpiで有声部が終了
しない場合(ステップS6でNO)、ステップS7に進
み、ピッチマーク間距離diとピッチマーク間距離di-1
の差分(di−di-1)を求める。次に、ステップS8
で、求めた差分(di−di-1)をピッチマークデータフ
ァイル101aに記録する。次に、ステップS9で、ル
ープカウンタiに1を加え、ステップS6に戻る。
【0029】一方、有声部が終了する場合(ステップS
6でYES)、ステップS10に進み、有声部の終了を
示す有声部終了記号をピッチマークデータファイル10
1aに記録する。尚、有声部終了記号は、ピッチマーク
間距離との区別が付けばどのような記号であっても良
い。次に、ステップS11で、音声データの終端に達し
ているか否かを判定する。音声データの終端に達してい
ない場合(ステップS11でNO)、ステップS12に
進む。一方、音声データの終端に達している場合(ステ
ップS11でYES)、処理を終了する。
【0030】ステップS1において、音声データの最初
の区間が無声部である場合(ステップS1でNO)、ス
テップS3に進み、「最初の区間が無声部である」こと
を示す無声開始情報をピッチマークデータファイル10
1aに記録する。次に、ステップS12で、有声部と次
の有声部との間の距離(即ち、無声部の長さ)dsをピ
ッチマークデータファイル101aに記録する。次に、
ステップS13で、音声データの終端に達しているか否
かを判定する。音声データの終端に達していない場合
(ステップS13でNO)、ステップS4に進む。一
方、音声データの終端に達している場合(ステップS1
3でYES)、処理を終了する。
【0031】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、ピッチマークを隣接するピッチマーク間の距離を用
いて、有声部における各ピッチマークを管理するので、
有声部内のすべてのピッチマークを管理する必要がなく
なり、ピッチマークデータファイル101aのサイズを
縮小することができる。
【0032】尚、上記実施形態1において、ステップS
10の代わりに、図4に示すように、有声部のピッチマ
ーク数nを計数するステップS14、その計数されたピ
ッチマーク数nをピッチマークデータファイル101a
に記録するステップS15を設けても良い。この場合、
ステップS6における処理は、ループカウンタiとピッ
チマーク数nが等しいかどうかの判定と等価になる。
【0033】また、上記実施形態1における有声部のピ
ッチマークを記録する処理の他の例として、図5を用い
て説明する。
【0034】図5は本発明の実施形態1における有声部
のピッチマークを記録する処理の他の例を示すフローチ
ャートである。
【0035】例えば、処理対象の音声データのデータ長
をdとし、ある語長(例えば、8bit)に対して最大
値dmax(例えば127)および最小値dmin(例えば−
127)を定義する。
【0036】まず、ステップS16で、dとdmaxを比
較する。dがdmax以上である場合(ステップS16で
YES)、ステップS17に進み、dmaxの値をピッチ
マークデータファイル101aに記録する。そして、ス
テップS18で、dからdmaxを減算し、ステップS1
6に戻る。一方、dがdmin未満である場合(ステップ
S16でNO)、ステップS19に進む。
【0037】次に、ステップS19で、dとdminを比
較する。dがdmin以下である場合(ステップS19で
YES)、ステップS20に進み、dminの値をピッチ
マークデータファイル101aに記録する。そして、ス
テップS21で、dからdminを減算し、ステップS1
9に戻る。一方、dがdminより大きい場合(ステップ
S19でNO)、ステップS22に進み、dを記録し終
了する。
【0038】このような記録を行うと、ステップS10
における有声部終了記号として、例えば、dmin−1
(前記例によれば−128)を用いることができる。 [実施形態2]実施形態2では、上記実施形態1によっ
て記録されたピッチマークデータファイル101aを読
み込むピッチマークデータファイル読込処理について、
図6を用いて説明する。
【0039】図6は本発明の実施形態2で実行されるピ
ッチマークデータファイル読込処理を示すフローチャー
トである。
【0040】まず、ステップS23で、処理対象の音声
データの先頭が有声部であるか無声部であるかを示す開
始情報をピッチマークデータファイル101aから読み
込む。次に、ステップS24で、読み込んだ開始情報が
有声開始情報であるか否かを判定する。有声開始情報で
ある場合(ステップS24でYES)、ステップS25
に進み、1番目のピッチマーク間距離(有声部の最初の
ピッチマークp1および2番目のピッチマークp2間の距
離)d1をピッチマークデータファイル101aから読
み込む。尚、2番目のピッチマークp2は、p1+d1に
位置することになる。
【0041】次に、ステップS26で、ループカウンタ
iの値を2に初期化する。次に、ステップS27で、差
分dr(1語長分のデータ)をピッチマークデータファ
イル101aから読み込む。次に、ステップS28で、
読み込んだ差分drが有声部終了記号であるか否かを判
定する。有声部終了記号でない場合(ステップS28で
NO)、ステップS29に進み、過去に求められたピッ
チマーク位置pi、ピッチマーク間隔di-1およびdrよ
り、次のピッチマーク間隔diおよびピッチマーク位置
pi+1を算出する。
【0042】尚、pi,di-1,dr,di,pi+1には、
以下の関係式が成り立ち、これを用いることで、次のピ
ッチマーク間隔diおよびピッチマーク位置pi+1を算出
することができる。
【0043】 di =di-1+dr (1) pi+1=pi+di (2) 次に、ステップS30で、ループカウンタiに1を加
え、ステップS27に戻る。
【0044】一方、有声部終了記号である場合(ステッ
プS28でYES)、ステップS31に進み、音声デー
タの終端に達しているか否かを判定する。音声データの
終端に達していない場合(ステップS31でNO)、ス
テップS32に進む。一方、音声データの終端に達して
いる場合(ステップS31でYES)、処理を終了す
る。
【0045】ステップS24において、有声開始情報で
ない場合(ステップS24でNO)、ステップS32に
進み、次の有声部までの距離dsをピッチマークデータ
ファイル101aから読み込む。次に、ステップS33
で、音声データの終端に達しているか否かを判定する。
音声データの終端に達していない場合(ステップS33
でNO)、ステップS25に進む。一方、音声データの
終端に達している場合(ステップS33でYES)、処
理を終了する。
【0046】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、実施形態1で説明した処理によって管理されるピッ
チマークデータファイル101aを用いて、ピッチマー
クの読み込みができるので、扱うデータサイズが小さく
なり処理の効率化を図ることができる。
【0047】また、実施形態2における有声部のピッチ
マークを読み込む処理の他の例として、図7を用いて説
明する。
【0048】図7は本発明の実施形態2における有声部
のピッチマークを読み込む処理の他の例を示すフローチ
ャートである。
【0049】例えば、読み込んだ音声データのデータ長
をレジスタdに格納するものとし、図5で示したある語
長(例えば、8bit)に対して最大値dmax(例えば
127)および最小値dmin(例えば−127)及び有
声部終了記号が定義されているとする。
【0050】まず、ステップS34において、レジスタ
dを0に初期化する。次に、ステップS35で、1語長
分のデータdrをピッチマークデータファイル101a
から読み込む。次に、ステップS36で、drが有声部
終了記号であるか否かを判定する。drが有声部終了記
号である場合(ステップS36でYES)、処理を終了
する。一方、drが有声部終了記号でない場合(ステッ
プS36でNO)、ステップS37に進み、レジスタd
の内容にdrを加算する。
【0051】次に、ステップS38で、drがdmaxある
いはdminと等しいか否かを判定する。等しい場合(ス
テップS38でYES)、ステップS35に戻る。等し
くない場合(ステップS38でNO)、処理を終了す
る。
【0052】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0053】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0054】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0055】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0056】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピッチマークを管理するためのファイルサイズを縮小す
ることができる音声合成装置及びその制御方法、コンピ
ュータ可読メモリを提供できる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の音声合成装置の構成を示
す図である。
【図2】本発明の実施形態1で実行されるピッチマーク
データファイル作成処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態1のピッチマークを説明する
ための図である。
【図4】本発明の実施形態1で実行されるピッチマーク
データファイル作成処理の他の例を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の実施形態1における有声部のピッチマ
ークを記録する処理の他の例を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施形態2で実行されるピッチマーク
データファイル読込処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態2における有声部のピッチマ
ークを読み込む処理の他の例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101 ROM 101a ピッチマークデータファイル 102 RAM 103 CPU 104 バス 105 D/A変換器 106 表示制御部 107 入力制御部 108 通信制御部 109 外部記憶装置 110 スピーカ 111 ディスプレイ 112 キーボード 113 通信ネットワーク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチマークを用いて音声合成を行う音
    声合成装置であって、 処理対象の音声データにおいて、有声部の先頭の2ピッ
    チマーク間の距離を算出する第1算出手段と、 隣接するピッチマーク間の距離の差分を算出する第2算
    出手段と、 前記第1算出手段及び前記第2算出手段の算出結果をフ
    ァイルに記憶して管理する管理手段とを備えることを特
    徴とする音声合成装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、更に、無声部をはさん
    だ有声部間の距離を記録する有声部間距離を算出して前
    記ファイルに記憶して管理することを特徴とする請求項
    1に記載の音声合成装置。
  3. 【請求項3】 前記有声部のピッチマークの個数を計数
    する計数手段を更に備え、 前記計数手段でピッチマークの個数が計数される場合、
    前記管理手段は、該ピッチマークの個数を前記ファイル
    に記憶して管理することを特徴とする請求項1に記載の
    音声合成装置。
  4. 【請求項4】 ピッチマークを用いて音声合成を行う音
    声合成装置であって、 管理対象の音声データ長をdとし、所定語長に対する最
    大値dmaxおよび最小値dminが定義される場合、前記d
    とdmaxを比較する第1比較手段と、 前記第1比較手段の比較結果に基づいて、前記dとdmi
    nを比較する第2比較手段と、 前記第1比較手段及び前記第2比較手段の比較結果に基
    づいて、dに対しdmaxあるいはdminを減算する減算手
    段と、 前記第1比較手段及び前記第2比較の比較結果に基づい
    て、前記減算手段の減算値あるいは前記dをファイルに
    記憶して管理する管理手段とを備えることを特徴とする
    音声合成装置。
  5. 【請求項5】 前記減算手段は、前記第1比較手段の比
    較の結果、前記dが前記dmax以上である場合、dから
    dmaxを減算し、前記第2比較手段の比較の結果、前記
    dが前記dmin以下である場合、dからdminを減算する
    ことを特徴とする請求項4に記載の音声合成装置。
  6. 【請求項6】 ピッチマークを用いて音声合成を行う音
    声合成装置であって、 処理対象の音声データに対して、有声部の先頭の2ピッ
    チマーク間の距離と、隣接するピッチマーク間の距離の
    差分を管理するファイルを記憶する記憶手段と、 前記有声部の先頭の2ピッチマーク間の距離を読み込む
    第1読込手段と、 前記隣接するピッチマーク間の距離の差分を読み込む第
    2読込手段と、 直前に計算されたピッチマーク位置とそれに隣接するピ
    ッチマークのピッチマーク距離、および前記第1読込手
    段及び前記第2読込手段で読み込まれた距離及び差分よ
    り、次のピッチマーク位置を計算する計算手段とを備え
    ることを特徴とする音声合成装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段が記憶するファイルには、
    更に、無声部をはさんだ有声部間の距離が管理され、 前記計算手段は、次の有声部に対して処理を行う場合に
    は、前記無声部をはさんだ有声部間の距離を読み込むこ
    とを特徴とする請求項6に記載の音声合成装置。
  8. 【請求項8】 処理対象のデータのデータ長を保持し、
    所定語長に対して最大値dmaxおよび最小値dminを定義
    する場合、前記記憶手段が記憶するファイルには、更
    に、固定長データdrが管理され、 前記固定長データdrを読み込んでdに加算した値が、
    前記dmaxあるいは前記dminに等しいか否かを判定し、
    等しい場合には更に該固定長データdrを読み込むこと
    を特徴とする請求項6に記載の音声合成装置。
  9. 【請求項9】 ピッチマークを用いて音声合成を行う音
    声合成装置の制御方法であって、 処理対象の音声データにおいて、有声部の先頭の2ピッ
    チマーク間の距離を算出する第1算出工程と、 隣接するピッチマーク間の距離の差分を算出する第2算
    出工程と、 前記第1算出工程及び前記第2算出工程の算出結果をフ
    ァイルに記憶して管理する管理工程とを備えることを特
    徴とする音声合成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記管理工程は、更に、無声部をはさ
    んだ有声部間の距離を記録する有声部間距離を算出して
    前記ファイルに記憶して管理することを特徴とする請求
    項9に記載の音声合成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記有声部のピッチマークの個数を計
    数する計数工程を更に備え、 前記計数工程でピッチマークの個数が計数される場合、
    前記管理工程は、該ピッチマークの個数を前記ファイル
    に記憶して管理することを特徴とする請求項9に記載の
    音声合成装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 ピッチマークを用いて音声合成を行う
    音声合成装置の制御であって、 管理対象の音声データ長をdとし、所定語長に対する最
    大値dmaxおよび最小値dminが定義される場合、前記d
    とdmaxを比較する第1比較工程と、 前記第1比較工程の比較結果に基づいて、前記dとdmi
    nを比較する第2比較工程と、 前記第1比較工程及び前記第2比較工程の比較結果に基
    づいて、dに対しdmaxあるいはdminを減算する減算工
    程と、 前記第1比較工程及び前記第2比較の比較結果に基づい
    て、前記減算工程の減算値あるいは前記dをファイルに
    記憶して管理する管理工程とを備えることを特徴とする
    音声合成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記減算工程は、前記第1比較工程の
    比較の結果、前記dが前記dmax以上である場合、dか
    らdmaxを減算し、前記第2比較手段の比較の結果、前
    記dが前記dmin以下である場合、dからdminを減算す
    ることを特徴とする請求項12に記載の音声合成装置の
    制御方法。
  14. 【請求項14】 ピッチマークを用いて音声合成を行う
    音声合成装置の制御方法であって、 処理対象の音声データに対して、有声部の先頭の2ピッ
    チマーク間の距離と、隣接するピッチマーク間の距離の
    差分を管理するファイルを記憶する記憶工程と、 前記有声部の先頭の2ピッチマーク間の距離を読み込む
    第1読込工程と、 前記隣接するピッチマーク間の距離の差分を読み込む第
    2読込工程と、 直前に計算されたピッチマーク位置とそれに隣接するピ
    ッチマークのピッチマーク距離、および前記第1読込工
    程及び前記第2読込工程で読み込まれた距離及び差分よ
    り、次のピッチマーク位置を計算する計算工程とを備え
    ることを特徴とする音声合成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記記憶工程が記憶するファイルに
    は、更に、無声部をはさんだ有声部間の距離が管理さ
    れ、 前記計算工程は、次の有声部に対して処理を行う場合に
    は、前記無声部をはさんだ有声部間の距離を読み込むこ
    とを特徴とする請求項14に記載の音声合成装置の制御
    方法。
  16. 【請求項16】 処理対象のデータのデータ長を保持
    し、所定語長に対して最大値dmaxおよび最小値dminを
    定義する場合、前記記憶工程が記憶するファイルには、
    更に、固定長データdrが管理され、 前記固定長データdrを読み込んでdに加算した値が、
    前記dmaxあるいは前記dminに等しいか否かを判定し、
    等しい場合には更に該固定長データdrを読み込むこと
    を特徴とする請求項14に記載の音声合成装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】 ピッチマークを用いて音声合成を行う
    音声合成装置の制御のプログラムコードが格納されたコ
    ンピュータ可読メモリであって、 処理対象の音声データにおいて、有声部の先頭の2ピッ
    チマーク間の距離を算出する第1算出工程のプログラム
    コードと、 隣接するピッチマーク間の距離の差分を算出する第2算
    出工程のプログラムコードと、 前記第1算出工程及び前記第2算出工程の算出結果をフ
    ァイルに記憶して管理する管理工程のプログラムコード
    とを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  18. 【請求項18】 ピッチマークを用いて音声合成を行う
    音声合成装置の制御のプログラムコードが格納されたコ
    ンピュータ可読メモリであって、 管理対象の音声データ長をdとし、所定語長に対する最
    大値dmaxおよび最小値dminが定義される場合、前記d
    とdmaxを比較する第1比較工程のプログラムコード
    と、 前記第1比較工程の比較結果に基づいて、前記dとdmi
    nを比較する第2比較工程のプログラムコードと、 前記第1比較工程及び前記第2比較工程の比較結果に基
    づいて、dに対しdmaxあるいはdminを減算する減算工
    程のプログラムコードと、 前記第1比較工程及び前記第2比較の比較結果に基づい
    て、前記減算工程の減算値あるいは前記dをファイルに
    記憶して管理する管理工程のプログラムコードとを備え
    ることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  19. 【請求項19】 ピッチマークを用いて音声合成を行う
    音声合成装置の制御のプログラムコードが格納されたコ
    ンピュータ可読メモリであって、 処理対象の音声データに対して、有声部の先頭の2ピッ
    チマーク間の距離と、隣接するピッチマーク間の距離の
    差分を管理するファイルを記憶する記憶工程のプログラ
    ムコードと、 前記有声部の先頭の2ピッチマーク間の距離を読み込む
    第1読込工程のプログラムコードと、 前記隣接するピッチマーク間の距離の差分を読み込む第
    2読込工程のプログラムコードと、 直前に計算されたピッチマーク位置とそれに隣接するピ
    ッチマークのピッチマーク距離、および前記第1読込工
    程及び前記第2読込工程で読み込まれた距離及び差分よ
    り、次のピッチマーク位置を計算する計算工程のプログ
    ラムコードとを備えることを特徴とするコンピュータ可
    読メモリ。
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