JPH11259166A - クロックスキュー調整回路、クロックレシーバ、およびクロック伝送システム - Google Patents

クロックスキュー調整回路、クロックレシーバ、およびクロック伝送システム

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JPH11259166A
JPH11259166A JP10061283A JP6128398A JPH11259166A JP H11259166 A JPH11259166 A JP H11259166A JP 10061283 A JP10061283 A JP 10061283A JP 6128398 A JP6128398 A JP 6128398A JP H11259166 A JPH11259166 A JP H11259166A
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potential
clock
terminal
input
clock signal
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JP10061283A
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Hiroshi Kamiya
浩 神谷
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくし、クロックスキューを調
整することにより、高速クロックを実現すること。 【解決手段】 電位比較部20の波形入力端子21には
入力クロック信号CLKiが供給される。可変電位部に
30は、その電位出力端子33から可変電位Vthを発生
する。この可変電位Vthは比較電位として電位比較部2
0の比較電位入力端子22に供給される。これにより、
電位比較部20は、その波形出力端子23からクロック
スキューを調整した出力クロック信号CLKoを出力す
る。これにより、高速クロックを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロックレシーバに
関し、特にクロックスキューを調整する回路およびクロ
ック伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、クロック信号を
分配する際に、クロック波形出力部(クロックドライ
バ)にてクロック信号のスキューを調整している。しか
しながら、従来の技術においては、複数のクロック波形
入力部(クロックレシーバ)において、クロック信号の
スキューの調整を行っていないので、クロック信号のス
キューが生じている。換言すれば、従来、この種のクロ
ックレシーバには、クロック信号のスキューを調整する
回路を持ち合わせていなかった。
【0003】尚、本発明に関連する先行技術として次の
ものが知られている。例えば、特開平7−334281
号公報(先行技術1と呼ぶ)には、低速機器の入出力に
よってバス全体が占有されるのを防止し、効率的なデー
タ転送処理を行えるようにした「SCSI接続装置」が
開示されている。すなわち、先行技術1では、SCSI
バスを比較的高速なターゲット機器が接続される高速バ
スと比較的低速なターゲット機器が接続される低速バス
に分離し、高速バスと低速バスとの接点に、高速バスと
低速バスの間のデータ入出力に関してSCSIプロトコ
ルによるコマンド、ステータス、およびメッセージの中
継を行うとともに、高速バスと低速バスの間の入出力デ
ータ情報をバッファリングするバッファメモリを持つS
CSIブリッジを設ける。高速バス上のハードディスク
ドライブから低速バス上のテープドライブにデータを転
送する場合、バッファリングにより、速やかに高速バス
を他の用途のために解放できる。
【0004】また、特開平6−35582号公報(以
下、先行技術2と呼ぶ)には、バスにおいて、信号波形
の高速伝送を可能にした「高速バス」が開示されてい
る。すなわち、この先行技術2では、波形の反射を防ぐ
ために適切な値に終端抵抗を設け、リンギングの発生を
防ぐために、出力における立ち上がり時間(信号振幅の
10%〜90%)を3ns以上になまらせたオープンコ
レクタもしくはオープンドレインのバスドライバ素子を
使用している。
【0005】更に、特開平4−618号公報(以下、先
行技術3と呼ぶ)には、高速に動作することが可能で、
しかもハードウェア量が大幅に増大することなく実現で
きる「高速バス回路」が開示されている。すなわち、先
行技術3では、バスにデータが入力される前にレベル設
定回路がバスおよびレベル保持回路を、バスのハイレベ
ルとローレベルの中間のレベルに設定し、レベル保持回
路がその中間のレベルを記憶する。その後にバスにデー
タを入力したとき、差動増幅器がバスのレベル変化を増
幅し、データラッチ回路がバスのデータを取り込む。バ
スのレベル変化はレベル保持回路のレベル(すなわち、
データ入力前のバスレベル)とデータ入力後のバスレベ
ルとの差である。レベル保持回路のレベルは切り換え回
路でバスから差動増幅器に切り換えて入力される。
【0006】更にまた、特開平1−304518号公報
(以下、先行技術4と呼ぶ)には、いかなる入力信号の
場合に対しても高速に信号を伝送することができる「差
動増幅器型高速バス」が開示されている。この先行技術
4に開示された差動増幅器型高速バスでは、バス回路の
インバータの手前に差動増幅器を設けている。
【0007】また、特開平1−163812号公報(以
下、先行技術5と呼ぶ)には、大容量負荷であるチップ
間バス回路における、プリチャージ電流によるノイズの
問題を防止できるようにした「高速バス回路」が開示さ
れている。この先行技術5では、バスの構成要素である
個々のトライスレートゲートにプリチャージ回路機能を
持たせ、全トライステートゲートにより、同時にプリチ
ャージを行う事により、プリチャージ電流を分散させて
いる。
【0008】更に、特開昭58−182737号公報
(以下、先行技術6と呼ぶ)には、マスタプロセッサの
負荷率および共通バスの使用頻度を低減させて、高い処
理能力を持つ「情報処理装置」が開示されている。この
先行技術6に開示された情報処理装置は、ローカルメモ
リ内に実行プログラムを格納し、システム管理を行う実
行管理プロセッサユニットと、これに共通バスを介して
接続された入出力制御プロセッサと、実行プログラムに
よって動作する入出力制御プロセッサユニットとを具備
している。
【0009】更にまた、特開昭58−142418号公
報(以下、先行技術7と呼ぶ)には、多数のデータ処理
装置を結合し、各装置間での相互のデータ転送を高速に
行ない得、しかも回路素子として高速素子の使用数を極
力少なくして実現できる実用性の高い「高速バス方式」
が開示されている。
【0010】また、特開昭58−78221号公報(以
下、先行技術8と呼ぶ)には、単一の高速バスを介し
て、制御方式の異なる機器間でデータの送受信を可能な
らしめる「バス制御システム」が開示されている。すな
わち、この先行技術8に開示されたバス制御システム
は、高速バスと、制御方式によりブロック化され、高速
バスを介してデータの送受信を行なう複数の入出力機器
と、この入出力機器のブロック毎に予め制御方式が設定
された制御方式選択回路を具備し、ブロック化された複
数の入出力機器から印加されるサービス要求信号により
制御方式を識別し、高速バスを制御するバスコントロー
ラとからなる。
【0011】更に、特開昭57−203122号公報
(以下、先行技術9と呼ぶ)には、単一の高速バスに制
御方式の異なる機器を接続することを可能ならしめるこ
とにより、伝送効率の向上・コスト低減を図ることがで
きる「バス制御システム」が開示されている。すなわ
ち、この先行技術9に開示されたバス制御システムは、
高速バスと、この高速バスに接続され、高速バスを介し
てデータの送受信を行なう、制御方式の異なる複数の機
器と、これら複数の機器のいずれかから供給されたサー
ビス要求信号により、制御方式を識別し、高速バスを制
御するバスコントローラとからなる。
【0012】更にまた、特開昭57−176437号公
報(以下、先行技術10と呼ぶ)には、小型計算機のR
AS機能の向上を簡単な構成で達成しうる「パリティチ
ェック装置」が開示されている。すなわち、この先行技
術10では、小型計算機において高速バスに接続される
各モジュールにそれぞれパリティジェネレータおよびパ
リティチェッカを設け、さらにバスにバスパリティエラ
ーラインを設けている。これにより、簡単な構成にてR
AS機能の向上を図ることが出来る。加えて、この先行
技術10では、エラー発生時には各モジュールに対応し
てエラー発生が表示されのでエラー発生個所の確認が容
易である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のクロックレシーバは、クロックレシーバ自体にクロッ
ク信号のスキューを調整する回路を持ち合わせていなか
ったので、クロック波形入力時に、クロック信号のスキ
ューを調整する為のディレイラインを利用したりしてい
た。その為、部品点数が多くなり、また、クロック信号
のスキューの微妙な調整が困難であり、周波数を上げに
くいという問題点がある。
【0014】尚、先行技術1は、効率的なデータ転送処
理を行なえるようにしたSCSI接続装置を開示するの
みで、クロック信号を受信する受信側においてクロック
信号のスキューを調整するようにした技術については何
ら開示していない。
【0015】また、先行技術2〜5は、高速バスに関す
る技術思想を開示するのみで、上記先行技術1と同様
に、クロック信号を受信する受信側においてクロック信
号のスキューを調整するようにした技術については何ら
開示していない。
【0016】更に、先行技術6は、複数のプロセッサユ
ニットを高速バスにより接続した情報処理装置を開示す
るのみで、各プロセッサユニットはバスレシーバドラバ
を備えているが、バスレシーバドライバの詳細な内部構
成については何ら開示していない。
【0017】先行技術7は、上記先行技術2〜5と同様
に高速バスに係る技術思想を開示するのみで、クロック
信号を受信する受信側においてクロック信号のスキュー
を調整するようにした技術については何ら開示していな
い。
【0018】また、先行技術8および9は、複数の機器
を高速バスに接続し、高速バスをバスコントローラで制
御するようにしたバス制御システムを開示するのみで、
上述した先行技術1〜7と同様に、クロック信号を受信
する受信側においてクロック信号のスキューを調整する
ようにした技術については何ら開示していない。
【0019】更に、先行技術10は、高速バスを介して
接続される各モジュールにおけるパリティチェック装置
に関する技術思想を開示するのみで、上述した先行技術
1〜9と同様に、クロック信号を受信する受信側におい
てクロック信号のスキューを調整するようにした技術思
想については何ら開示していない。
【0020】したがって、本発明の目的は、クロックレ
シーバでクロックスキューを調整することができる、ク
ロックスキュー調整回路を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、部品点数の少ないク
ロックスキュー調整回路を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次のような技術的構成を採用する。すな
わち、本発明によるクロックスキュー調整回路は、入力
クロック信号を受け、該入力クロック信号のスキューを
調整して、出力クロック信号を生成するクロックスキュ
ー調整回路であって、前記入力クロック信号が供給され
る波形入力端子と、比較電位が供給される比較電位入力
端子とを持つ電位比較部と、前記比較電位として可変電
位を供給する可変電位部とを有し、前記電位比較部の波
形出力端子から前記出力クロック信号を出力することを
特徴とする。
【0023】また、本発明によれば、入力クロック信号
を受けて、出力クロック信号を生成するクロックスレシ
ーバにおいて、前記入力クロック信号が供給される波形
入力端子と、比較電位が供給される比較電位入力端子と
を持つ電位比較部と、前記比較電位として可変電位を供
給する可変電位部とを有し、前記電位比較部の波形出力
端子から前記出力クロック信号を出力することを特徴と
するクロックレシーバが得られる。
【0024】更に、本発明によれば、クロックドライバ
から第1乃至第N(Nは2以上の整数)の入力クロック
信号をそれぞれ第1乃至第Nの伝送路を介して第1乃至
第Nのクロックレシーバへ伝送するクロック伝送システ
ムにおいて、第n(1≦n≦N)のクロックレシーバ
は、前記第nの入力クロック信号が供給される第nの波
形入力端子と、第nの比較電位が供給される第nの比較
電位入力端子と、第nの出力クロック信号を出力する第
nの波形出力端子とを持つ第nの電位比較部と、前記第
nの比較電位として第nの可変電位を供給する第nの可
変電位部と、を有することを特徴とするクロック伝送シ
ステムが得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1を参照して、本発明の一実施の形態に
係るクロックスキュー調整回路10の構成について説明
する。
【0027】図示のクロックスキュー調整回路10は、
入力クロック信号CLKiを受け、この入力クロック信
号CLKiのスキューを調整して、出力クロック信号C
LKoを生成する回路である。クロックスキュー調整回
路10は、入力クロック信号CLKiを入力して、出力
クロック信号CLKoを出力するので、クロックレシー
バとも呼ばれる。
【0028】クロックスキュー調整回路10は、電位比
較部20と、可変電位部30とから構成されている。電
位比較部20は、入力クロック信号CLKiが供給され
る波形入力端子21と、後述する比較電位Vthが供給さ
れる比較電位入力端子22と、上記出力クロック信号C
LKoを出力するための波形出力端子23とを持つ。一
方、可変電位部30は、比較電位Vthとして後述するよ
うに可変電位を供給する。尚、比較電位Vthは閾値電位
とも呼ばれる。
【0029】詳述すると、可変電位部30は、電源電位
ccが供給される電源端子31と、接地電位が供給され
る接地端子32と、可変電位Vthを出力する電位出力端
子33とを持つ。可変電位部30は、電源端子31と接
地端子32との間に接続された、後述するような複数個
の抵抗部品からなる抵抗部40と、この抵抗部40と電
位出力端子33との間に接続されて、複数個の抵抗部品
を選択するための選択部50とから構成されている。
【0030】選択部50は、各々の出力端子が電位出力
端子33に接続された第1および第2のセレクタ51お
よび52から構成されている。第1および第2のセレク
タ51および52には、それぞれ、外部から第1および
第2の選択指示信号SL1およびSL2が供給される。
【0031】一方、抵抗部40は、第1乃至第6の抵抗
部品41,42,43,44,45、および46から構
成されている。第1の抵抗部品41の一端は、第1のセ
レクタ51の一方の入力端子に接続されており、第2の
抵抗部品42の一端は第1のセレクタ51の他方の入力
端子に接続されている。第3の抵抗部品43の一端は、
第2のセレクタ52の一方の入力端子に接続されてお
り、第4の抵抗部品44の一端は、第2のセレクタ52
の他方の入力端子に接続されている。第5の抵抗部品4
5は、その一端が電源端子31に接続され、その他端が
第1および第2の抵抗部品41および42の他端に接続
されている。第6の抵抗部品46は、その一端が接地端
子32に接続され、その他端が第3および第4の抵抗部
品43および44の他端に接続されている。
【0032】ここで、実際に第1乃至第6の抵抗部品4
1〜46の抵抗値を考慮に入れて、クロックスキューの
調整について考察する。第1乃至第6の抵抗部品41〜
46の抵抗値R41〜R46と電源電位Vccが、それぞれ、
次の値をもつと仮定しよう。
【0033】第1の抵抗部品41の抵抗値R41=1Ω 第2の抵抗部品42の抵抗値R42=5Ω 第3の抵抗部品43の抵抗値R43=1Ω 第4の抵抗部品44の抵抗値R44=5Ω 第5の抵抗部品45の抵抗値R45=1Ω 第6の抵抗部品46の抵抗値R46=1Ω 電源電位Vcc=3.3V このような状況において、第1のセレクタ51が第1の
抵抗部品41の側を選択し、第2のセレクタ52が第3
の抵抗部品43の側を選択したとしよう。この場合、比
較電位入力端子22(電位出力端子33)と電源端子3
1との間の合成抵抗の抵抗値(R41+R45)は2Ωとな
り、比較電位入力端子22(電位出力端子33)と接地
端子32との間の合成抵抗の抵抗値(R43+R46)も2
Ωとなる。従って、比較電位入力端子22に供給される
比較電位(可変電位)は、1.65Vとなる。
【0034】次に、第1のセレクタ51が第1の抵抗部
品41の側を選択し、第2のセレクタ52が第4の抵抗
部品44の側を選択したとしよう。この場合、比較電位
入力端子22(電位出力端子33)と電源端子31との
間の合成抵抗の抵抗値(R41+R45)は2Ωとなり、比
較電位入力端子22(電位出力端子33)と接地端子3
2との間の合成抵抗の抵抗値(R44+R46)は6Ωとな
る。従って、比較電位入力端子22に供給される比較電
位(可変電位)Vthは、2.475Vとなる。
【0035】次に、第1のセレクタ51が第2の抵抗部
品42の側を選択し、第2のセレクタ52が第3の抵抗
部品43の側を選択したとしよう。この場合、比較電位
入力端子22(電位出力端子33)と電源端子31との
間の合成抵抗の抵抗値(R42+R45)は6Ωとなり、比
較電位入力端子22(電位出力端子33)と接地端子3
2との間の合成抵抗の抵抗値(R43+R46)は2Ωとな
る。従って、比較電位入力端子22に供給される比較電
位(可変電位)Vthは、0.825Vとなる。
【0036】次に、第1のセレクタ51が第2の抵抗部
品42の側を選択し、第2のセレクタ52が第4の抵抗
部品44の側を選択したとしよう。この場合、比較電位
入力端子22(電位出力端子33)と電源端子31との
間の合成抵抗の抵抗値(R42+R45)は6Ωとなり、比
較電位入力端子22(電位出力端子33)と接地端子3
2との間の合成抵抗の抵抗値(R44+R46)も6Ωとな
る。従って、比較電位入力端子22に供給される比較電
位(可変電位)Vthは、1.65Vとなる。
【0037】ここで、入力クロック信号CLKiとし
て、図2に示すような、クロック波形をもつクロック信
号がクロックスキュー調整回路(クロックレシーバ)に
入力されたとしよう。このクロック波形は、0Vから
3.3Vmまで、立ち上がり時間1nsで遷移している
波形である。
【0038】このような状況において、第1のセレクタ
51が第1の抵抗部品41側を選択し、第2のセレクタ
52が第3の抵抗部品43側を選択しているとしよう。
この場合、前述したように、比較電位入力端子22と電
源端子31との間の合成抵抗の抵抗値(R41+R45)は
2Ωとなり、比較電位入力端子22と接地端子32との
間の合成抵抗の抵抗値(R43+R46)も2Ωとなる。従
って、比較電位入力端子22における比較電位(可変電
位)Vthは1.65Vとなる。その結果、比較電位Vth
=1.65Vにおける時間を基準として、電位比較部2
0の波形入力端子21には入力クロック信号CLKi
入力し、その波形出力端子23からは出力クロック信号
CLKoが出力される。
【0039】次に、第1のセレクタ51が第1の抵抗部
品41側を選択し、第2のセレクタ52が第4の抵抗部
品44側を選択しているとしよう。この場合、前述した
ように、比較電位入力端子22と電源端子31との間の
合成抵抗の抵抗値(R41+R45)は2Ωとなるが、比較
電位入力端子22と接地端子32との間の合成抵抗の抵
抗値(R44+R46)は6Ωとなる。従って、比較電位入
力端子22における比較電位(可変電位)Vthは2.4
75Vとなる。その結果、比較電位Vth=2.475V
における時間を基準として、電位比較部20の波形入力
端子21には入力クロック信号CLKiが入力し、その
波形出力端子23からは出力クロック信号CLKoが出
力される。このとき得られる出力クロック信号CLKo
は、上述した比較電位Vthが1.65Vの時と比較する
と、0.25ns分だけ時間的に遅れた波形となる。
【0040】最後に、第1のセレクタ51が第2の抵抗
部品42側を選択し、第2のセレクタ52が第3の抵抗
部品43側を選択しているとしよう。この場合、前述し
たように、比較電位入力端子22と電源端子31との間
の合成抵抗の抵抗値(R42+R45)は6Ωとなるが、比
較電位入力端子22と接地端子32との間の合成抵抗の
抵抗値(R43+R46)は2Ωとなる。従って、比較電位
入力端子22における比較電位(可変電位)Vthは0.
825Vとなる。その結果、比較電位Vth=0.825
Vにおける時間を基準として、電位比較部20の波形入
力端子21には入力クロック信号CLKiが入力し、そ
の波形出力端子23からは出力クロック信号CLKo
出力される。このとき得られる出力クロック信号CLK
oは、上述した比較電位Vthが1.65Vの時と比較す
ると、0.25ns分だけ時間的に進んだ波形となる。
【0041】次に、図3を参照して、図1に示したクロ
ックスキュー調整回路であるクロックレシーバを複数備
えた、クロック伝送システムについて説明する。
【0042】図示のクロック伝送システムは、クロック
ドライバ60と、第1および第2のクロックレシーバ1
0−1および10−2と、第1および第2のクロックレ
シーバ10−1および10−2とクロックドライバ60
との間に設けられた第1および第2の伝送路71および
72とを備えている。図示の例では、2つのクロックレ
シーバの場合を図示しているが、これに限定しないのは
勿論である。
【0043】クロックドライバ60からは、第1および
第2の伝送路71および72を介して第1および第2の
入力クロック信号CLKi1およびCLKi2が、それぞ
れ、第1および第2のクロックレシーバ10−1および
10−2に供給される。
【0044】第1のクロックレシーバ10−1は、第1
の電位比較部20−1と、第1の可変電位部30−1と
を有する。第1の電位比較部20−1は、第1の波形入
力端子21−1と、第1の比較電位入力端子22−1
と、第1の波形出力端子23−1とを持つ。一方、第1
の可変電位部30−1は、第1の可変電位Vth1を出力
する第1の電位出力端子33−1を持つ。第1の波形入
力端子21−1には、クロックドライバ60から第1の
伝送路71を介して第1の入力クロック信号CLKi1
供給される。第1の比較電位入力端子22−1には、第
1の可変電位部30−1の第1の電位出力端子33−1
から第1の可変電位Vth1が第1の比較電位として供給
される。そして、第1の波形出力端子23−1から第1
の出力クロック信号CLKo1を出力する。
【0045】同様に、第2のクロックレシーバ10−2
は、第2の電位比較部20−2と、第2の可変電位部3
0−2とを有する。第2の電位比較部20−2は、第2
の波形入力端子21−2と、第2の比較電位入力端子2
2−2と、第2の波形出力端子23−2とを持つ。一
方、第2の可変電位部30−2は、第2の可変電位V
th2を出力する第2の電位出力端子33−2を持つ。第
2の波形入力端子21−2には、クロックドライバ60
から第2の伝送路72を介して第2の入力クロック信号
CLKi2が供給される。第2の比較電位入力端子22−
2には、第2の可変電位部30−2の第2の電位出力端
子33−2から第2の可変電位Vth2が第2の比較電位
として供給される。そして、第2の波形出力端子23−
2から第2の出力クロック信号CLKo2を出力する。
【0046】次に、図4を参照して、図3に示したクロ
ック伝送システムの動作について説明する。
【0047】図4に示すように、第2の入力クロック信
号CLKi2が第1の入力クロック信号CLKi1に対して
時間的に遅れているとする。言い換えれば、第1の入力
クロック信号CLKi1は、第2の入力クロック信号CL
i2に対して時間的に進んでいる。そして、初期値とし
て、第1および第2の可変電位部30−1および30−
2は、同じ値の第1および第2の可変電位Vth1および
th2を生成しているとする。
【0048】このような状況では、第1の入力クロック
信号CLKi1が第2の入力クロック信号CLKi2よりも
時間的に進んでいるので、第1のクロックレシーバ10
−1から出力される第1の出力クロック信号CLKo1
方が、当然に、第2のクロックレシーバ10−2から出
力される第2の出力クロック信号CLKo2よりも時間的
に進んでいる(早くなる)。すなわち、クロックスキュ
ーが発生する。
【0049】そこで、このようなクロックスキューを調
整するために、図4の矢印Pで示すように、第2の可変
電位部30−2から発生される第2の比較電位(第2の
可変電位)Vth2を、一点鎖線で示すレベルまで低下さ
せる。これにより、第2の入力クロック信号CLKi2
対する第2の電位比較部20−2での比較タイミングが
以前よりも時間的に早くなり、第1の入力クロック信号
CLKi1に対する第1の電位比較部20−1での比較タ
イミングに近づけることが可能となる。このようにし
て、クロックスキューを減少させることができる。
【0050】尚、図4に示す例では、第2の可変電位部
30−2から発生される第2の比較電位Vth2を低下さ
せることによって、クロックスキューを調整している
が、これとは逆に、第1の可変電位部30−1から発生
される第1の比較電位Vth1を上昇させることによっ
て、クロックスキューを調整しても良いのは勿論であ
る。
【0051】尚、本発明は、上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を脱逸しない範囲内で種々の変更
が可能なのはいうまでもない。たとえば、可変電位部の
構成は、上述した実施の形態(図1)に限定されず、種
々の構成のものを採用できることは当業者であれば容易
に理解できるだろう。もう少し具体的に述べると、上述
した実施の形態では、可変電位部は、可変電位を3段階
にしか設定できないが、抵抗部を構成する抵抗部品の数
を増やすことにより、可変電位の設定段数を増やすこと
は容易に行える。また、上述した実施の形態における可
変電位部では、可変電位を不連続的にしか変えられない
が、連続的に変化させるように構成を変更することも可
能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、入力
クロック信号を電位比較部の波形入力端子に供給し、可
変電位部から生成された可変電位を比較電位として上記
電位比較部の比較電位入力端子に供給しているので、可
変電位を変えることにより、クロックスキューを調整
し、高速クロックを実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるクロックスキュー
調整回路(クロックレシーバ)の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示したクロックスキュー調整回路に供給
される入力クロック信号の波形の一例を示す波形図であ
る。
【図3】図1に示したクロックレシーバを複数備えたク
ロック伝送システムを示すブロック図である。
【図4】図3に示したクロック伝送システムの動作を説
明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
10 クロックスキュー調整回路(クロックレシ
ーバ) 10−1 第1のクロックレシーバ 10−2 第2のクロックレシーバ 20 電位比較部 20−1 第1の電位比較部 20−2 第2の電位比較部 21 波形入力端子 21−1 第1の波形入力端子 21−2 第2の波形入力端子 22 比較電位入力端子 22−1 第1の比較電位入力端子 22−2 第2の比較電位入力端子 23 波形出力端子 23−1 第1の波形出力端子 23−2 第2の波形出力端子 30,30−1,30−2 可変電位部 31 電源端子 32 接地端子 33 電位出力端子 33−1 第1の電位出力端子 33−2 第2の電位出力端子 40 抵抗部 41 第1の抵抗部品 42 第2の抵抗部品 43 第3の抵抗部品 44 第4の抵抗部品 45 第5の抵抗部品 46 第6の抵抗部品 50 選択部 51 第1のセレクタ 52 第2のセレクタ 60 クロックドライバ 71 第1の伝送路 72 第2の伝送路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロック信号を受け、該入力クロッ
    ク信号のスキューを調整して、出力クロック信号を生成
    するクロックスキュー調整回路であって、 前記入力クロック信号が供給される波形入力端子と、比
    較電位が供給される比較電位入力端子とを持つ電位比較
    部と、 前記比較電位として可変電位を供給する可変電位部とを
    有し、前記電位比較部の波形出力端子から前記出力クロ
    ック信号を出力することを特徴とするクロックスキュー
    調整回路。
  2. 【請求項2】 前記可変電位部は、電源電位が供給され
    る電源端子と、接地電位が供給される接地端子と、前記
    可変電位を出力する電位出力端子とを持ち、 前記電源端子と前記接地端子との間に接続された複数個
    の抵抗部品からなる抵抗部と、 該抵抗部と前記電位出力端子との間に接続されて、前記
    複数個の抵抗部品を選択するための選択部とから構成さ
    れている、請求項1に記載のクロックスキュー回路。
  3. 【請求項3】 前記選択部は、各々の出力端子が前記電
    位出力端子に接続された第1および第2のセレクタから
    構成され、 前記抵抗部は、前記第1のセレクタの一方の入力端子に
    一端が接続された第1の抵抗部品と、前記第1のセレク
    タの他方の入力端子に一端が接続された第2の抵抗部品
    と、前記第2のセレクタの一方の入力端子に一端が接続
    された第3の抵抗部品と、前記第2のセレクタの他方の
    入力端子に一端が接続された第4の抵抗部品と、一端が
    前記電源端子に接続され、他端が前記第1および第2の
    抵抗部品の他端に接続された第5の抵抗部品と、一端が
    前記接地端子に接続され、他端が前記第3および第4の
    抵抗部品の他端に接続された第6の抵抗部品とからな
    る、請求項2に記載のクロックスキュー調整回路。
  4. 【請求項4】 前記第1、前記第3、前記第5、および
    前記第6の抵抗部品は、同一の所定の抵抗値を持ち、前
    記第2および前記第4の抵抗部品は、前記所定の抵抗値
    の5倍の抵抗値を持つ、請求項3に記載のクロックスキ
    ュー調整回路。
  5. 【請求項5】 入力クロック信号を受けて、出力クロッ
    ク信号を生成するクロックスレシーバにおいて、 前記入力クロック信号が供給される波形入力端子と、比
    較電位が供給される比較電位入力端子とを持つ電位比較
    部と、 前記比較電位として可変電位を供給する可変電位部とを
    有し、前記電位比較部の波形出力端子から前記出力クロ
    ック信号を出力することを特徴とするクロックレシー
    バ。
  6. 【請求項6】 前記可変電位部は、電源電位が供給され
    る電源端子と、接地電位が供給される接地端子と、前記
    可変電位を出力する電位出力端子とを持ち、 前記電源端子と前記接地端子との間に接続された複数個
    の抵抗部品からなる抵抗部と、 該抵抗部と前記電位出力端子との間に接続されて、前記
    複数個の抵抗部品を選択するための選択部とから構成さ
    れている、請求項5に記載のクロックレシーバ。
  7. 【請求項7】 前記選択部は、各々の出力端子が前記電
    位出力端子に接続された第1および第2のセレクタから
    構成され、 前記抵抗部は、前記第1のセレクタの一方の入力端子に
    一端が接続された第1の抵抗部品と、前記第1のセレク
    タの他方の入力端子に一端が接続された第2の抵抗部品
    と、前記第2のセレクタの一方の入力端子に一端が接続
    された第3の抵抗部品と、前記第2のセレクタの他方の
    入力端子に一端が接続された第4の抵抗部品と、一端が
    前記電源端子に接続され、他端が前記第1および第2の
    抵抗部品の他端に接続された第5の抵抗部品と、一端が
    前記接地端子に接続され、他端が前記第3および第4の
    抵抗部品の他端に接続された第6の抵抗部品とからな
    る、請求項6に記載のクロックレシーバ。
  8. 【請求項8】 前記第1、前記第3、前記第5、および
    前記第6の抵抗部品は、同一の所定の抵抗値を持ち、前
    記第2および前記第4の抵抗部品は、前記所定の抵抗値
    の5倍の抵抗値を持つ、請求項7に記載のクロックレシ
    ーバ。
  9. 【請求項9】 クロックドライバから第1乃至第N(N
    は2以上の整数)の入力クロック信号をそれぞれ第1乃
    至第Nの伝送路を介して第1乃至第Nのクロックレシー
    バへ伝送するクロック伝送システムにおいて、 第n(1≦n≦N)のクロックレシーバは、 前記第nの入力クロック信号が供給される第nの波形入
    力端子と、第nの比較電位が供給される第nの比較電位
    入力端子と、第nの出力クロック信号を出力する第nの
    波形出力端子とを持つ第nの電位比較部と、 前記第nの比較電位として第nの可変電位を供給する第
    nの可変電位部とを有することを特徴とするクロック伝
    送システム。
  10. 【請求項10】 前記第nの可変電位部は、電源電位が
    供給される第nの電源端子と、接地電位が供給される第
    nの接地端子と、前記第nの可変電位を出力する第nの
    電位出力端子とを持ち、 前記第nの電源端子と前記第nの接地端子との間に接続
    された複数個の抵抗部品からなる第nの抵抗部と、 該第nの抵抗部と前記第nの電位出力端子との間に接続
    されて、前記複数個の抵抗部品を選択するための第nの
    選択部とから構成されている、請求項9に記載のクロッ
    ク伝送システム。
  11. 【請求項11】 入力クロック信号を受け、該入力クロ
    ック信号にスキューがあるか否かを判定し、スキューが
    ある場合には当該スキューを減ずるように、入力クロッ
    クに遅延を加え、出力クロック信号として出力するため
    のクロックスキュー調整手段を有することを特徴とする
    クロックレシーバ。
JP10061283A 1998-03-12 1998-03-12 クロックスキュー調整回路、クロックレシーバ、およびクロック伝送システム Pending JPH11259166A (ja)

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