JPH1125981A - Liイオン二次電池の負極用材 - Google Patents
Liイオン二次電池の負極用材Info
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Abstract
温で熱処理して黒鉛化した黒鉛粉のうちで、平均粒子径
の異なる少なくとも2種の黒鉛粉を配合して充填し、電
池としての放電容量を高めたLiイオン二次電池の負極
用材を提供する。 【解決手段】 炭素材をさらに黒鉛化し、この黒鉛粉の
うちで、平均粒子径の異なる少なくとも2種の黒鉛粉を
配合し、充填して成るLiイオン二次電池の負極用材で
ある。
Description
極用材に係り、詳しくは、コ−クスなどの炭素材を更に
高温で熱処理して黒鉛化した黒鉛粉のうちで、平均粒子
径の異なる少なくとも2種の黒鉛粉を配合して充填し、
電池としての放電容量を高めたLiイオン二次電池の負
極用材に係る。
に分かれる。一次電池は一口にいってイオン化傾向の異
なる金属を液体中に浸漬することによっておこる化学作
用を直接電気エネルギ−として利用するものであって、
この一次電池は従来から通常用いられている電池であ
る。一次電池は使用されると再使用できず、そのまま廃
棄される、要するに、使い捨て電池である。
カセ、携帯電話、ヘッドホンステレオなどのポ−タブル
機器の発達にともなって、これらには二次電池が使用さ
れている。二次電池は、一次電池と相違して、放電と充
電とをくり返して再使用できる電池である。これら機器
に使用されている小型二次電池は30年以上の歴史を持
つニッケルカドミウム電池が主流である。
が1.2ボルト程度と低く、電気容量も小さく、これに
よって電気エネルギ−の密度を向上させることが非常に
むづかしい。更に、ニッケルカドミウム電池は放電しき
らないで充電を繰返すと容量が低下するメモリ−効果が
あったり有害金属であるカドミウムを含んでいるという
欠点もある。最近は、ニッケルカドミウム電池に代わっ
て負極用材としてリチウム金属を電解液に非水溶媒を用
いて、起電力を3.0ボルト以上としたLiイオン電池
が開発されている。
池に較べると、起電力が3倍若しくはそれ以上であり電
圧が安定し、電気容量も大きく、自己放電も少なく、貯
蔵性も良く、コンピュ−タ機器やポ−タブル機器にはき
わめて有効である。
属のリチウムを用いる場合、充放電をくり返すと、この
充放電の間に、負極用材のリチウムに、リチウムがデン
ドライト状、つまり樹枝状に析出し、この樹枝状物が成
長すると、負極用材のリチウムと正極用材とが短絡する
ため、充放電サイクル寿命が短く、またこの短絡が原因
で発火、爆発事故に継がるという欠点がある。
に伴い、より小型で高性能な二次電池への要求が高ま
り、電気容量の大きいニッケル水素電池が開発され19
90年から生産が本格的になり、1995年では3億個
を越える生産量になっている。ニッケル水素電池は起電
力が1.2ボルト粒度とニッケルカドミウム電池と同等
であるものの、有害金属を含まない利点はあるが、メモ
リ−効果があり、容量が市場の要求に追いつかないなど
の問題もある。
ために、正極材料にコバルト酸リチウム(LiCo
O2)等のリチウム酸化物を負極用材として、リチウム
やリチウム合金のみを用いる代りに、炭素材料をLiイ
オン吸蔵材料として用いる。Liイオン電池で提案され
実施されている反応は従来型の化学反応でなく、黒鉛構
造の隙間にLiイオンが挿入・脱離をくり返すインタ−
カレ−ション反応(トポケミカル反応)が起こる。
された二次電池と比べ起電力3.7ボルトを大きく大容
量、軽量でメモリ−効果も無いことから1991年に提
案されている以来急速に生産量が増えている。しかし、
このような負極用材を用いる二次電池であっても、容量
は負極材のLiイオンの吸蔵能力で決まると言われ、負
極用材の一部を成す炭素材料そのものが改善されない
と、必ずしも、電池容量を大きくすることができない。
載される二次電池は、負極用材を成す炭素材料は平均粒
径20〜100μmである粒状コ−クスが充電されて構
成されている。しかしながら、この二次電池は、負極用
材の炭素材料が炭素質の粒状コ−クスから成ることもあ
って、電池の容量をそれほど高めることができない。
れる二次電池では、その負極用材の炭素材料を、黒鉛化
材100重量部と算術平均粒径70nm以下でかつ連鎖
構造径が100〜500nmである非黒鉛化炭素材料2
〜15重量部とから構成する。
材の炭素材料の一部に非黒鉛化炭素材から成っている。
ダ(nは10-9の接頭語)であって、きわめて細かい。
このため、このような二次電池では負極材の比表面積が
大きくなり、電解液との接触面積が大きいと充放電の繰
返しにより、電解液の分解が起り易く、ガス発生、電池
の内部圧力が上り安全性に問題がある。
決を目的とし、なかでも、電池としての容量が高めら
れ、しかも、その手段が簡単でかつ容易に実施できるL
iイオン二次電池の負極用材を提案する。
負極用材は、Liイオン二次電池に用いられる負極用材
であって、黒鉛化した黒鉛粉のうちで、平均粒子径の異
なる少なくとも2種の黒鉛粉が配合され、充填されて成
ることを特徴とする。
(ρT)の比で表わされる充填率(ρB/ρT)が0.4
0〜0.7になるよう、充填することを特徴とする。
小さい小径黒鉛粉の重量WAとこの小径黒鉛粉の平均粒
子径の大きい大径黒鉛粉の重量WBとの配合比を重量比
WA/WBで0.40〜0.45にすることを特徴とす
る。
用について詳しく説明する。
は、石油、石炭などを通常700℃〜1400℃で熱処
理した炭素材、例えばコ−クスなどを、更に高温250
0℃〜3000℃で熱処理して黒鉛化したものであっ
て、黒鉛材を後記のとおり粉砕して黒鉛粉とし、黒鉛粉
を充填して負極用材を構成する。
と相違して更に黒鉛化をはかったものであり、黒鉛結晶
は成長している。したがって、負極用材を成す黒鉛粉
は、結晶の成長が未発達な炭素材料に較べると、黒鉛化
により黒鉛粉そのものは軟質化しており、真比重が高く
なる。このために、充填率は高められ、さらに、放電時
に溶出するLiイオンは各黒鉛質粒子の表面および表面
に連通する内部の多数の層間や微細な孔隙内に吸蔵保持
され、所謂吸蔵能力が大巾に向上し、電池としての容量
は向上する。
の上からみると黒鉛系に属し、炭素材も黒鉛材も同じ結
晶構造に属する。しかし、この結晶構造の発達の程度に
よって炭素材と黒鉛材とに区別されている。従来では、
このような結晶構造の上から区別されることなく、炭素
材は無定型あるいは非晶質炭素などと呼ばれ、かつては
炭素の同素体の一つとして考えられていた。
の間には、明確な変態点が検出されることもなく、結晶
構造において両者が本質的に異なることがないと考えら
れている。
晶の発達の程度が低いものを指し、これの総称であり、
従来例の負極用材としてコ−クスなどの炭素材が用いら
れている二次電池も提案されている。
おいては結晶構造の発達の程度に応じて、結晶の大小、
その配向度合、層面の積み重なりの規則性の違いなどに
よって、いろいろな中間物がある。これらのものを総称
して炭素材と云われているが、通常、炭素材と云うと、
出発原料が工業的に大量に得られる石炭、石油ピッチな
どを700〜1400℃で熱処理したコ−クスなどを示
し、このようなコ−クスなどの炭素材を細粒化してこれ
を充填して負極用材の一部が構成されている。
して、結晶を十分に発達させた黒鉛材の粉末、つまり黒
鉛粉を充填して構成し、各黒鉛粉粒子は、炭素質から黒
鉛質に移行して生成され、この移行は通常熱処理によっ
て達成する。
って炭素質若しくは黒鉛質の性質はいろいろにコントロ
−ルでき、黒鉛粉の各粒子は、通常、黒鉛化と云われる
2500℃、なかでも、3000℃前後の高温処理によ
って結晶構造を十分に発達させ、所謂黒鉛化材料と云わ
れる程度まで黒鉛化する。したがって、本発明に用いる
黒鉛粉は、人造黒鉛とも云われる程度まで黒鉛化した材
料を粉砕として調製することができる。
によって黒鉛化への移行が達成できることから、出発原
料によっても、黒鉛化の程度は相違する。一般には、石
油コ−クスのような炭素材は黒鉛化がし易い。このよう
な易黒鉛化材は、3000℃程度まで高温にしなくて
も、2500℃程度又はそれ以上の熱処理において十分
に黒鉛化が達成できる。
結晶構造を持つが、結晶の成長度合から、性質が異な
り、粒子としての一つの性質の粒径を調製し、充填率を
高めると、黒鉛材としての性質を有効に利用して、すぐ
れた負極用材が構成できる。
材若しくは炭素粉に較べるときわめて軟らかく、粉砕に
より微粒子にする場合にも、粒度分布が狭いシャ−プな
黒鉛粒子が得られる。これに対し、炭素材は硬く、粉砕
により微粒子としても粒度分布が広いブロ−ドな炭素粒
子が得られる。そのため炭素材の粉砕では、所定の粒度
を得る収率が低く抑えられる。
sらによると、粒径の異なる二種類の粉体を混合する場
合に次の2つのことが報告されている。 1)粗粒と微粒の粉体を混ぜる場合、粒径比(=微粒子
径/粗粒子径)が小さいものほど空隙率が低くなる。 2)粒径比によらず粗粒70%、微粒30%付近で充填
率が最大になる。 C.C. Furnas, Ind. Eng. Che
m., 23.1052 (1931), Furna
s, C.C., Bur.Mines Rep. Inv
est. 7. 2894 (1928);Bur. Mi
nes Bull., 74, 307 (1929).D
insdale. and Wilkinson, Tr
ans.Brit. Ceram. Soc., 65,
391 (1966).
池負極材用黒鉛粉についてFurnasらの報告にもと
ずいて粒径比の大小の検討、混合比を検討し、その結果
として、充填率の高い負極用材を得た。
るべく多くの電極材料をいかに積め込めるかが、電池容
量増加の一つの名題であり、これにより、電極材の充填
率を高める。
だ単に充填率を上げれば良いということではない。電解
液が負極用材全体に回り込み、Liイオンの吸蔵放出を
行なえるだけの必要最低の空隙は必要となる。
一般的にはBET法で測定を行なう。BET法は、周知
の通り粒子の表面のほかに微細孔隙などの壁面に吸着す
るN2ガスの吸着量から比表面積を算出する方法であ
る。
比表面積が大きいと、電解液との接触面積が多くなり、
充放電を繰り返すと、負極材表面での電解液の分解する
量が多くなり、発生ガス量が増え、電池の内圧を高めた
りするので、安全上好ましくない。従って、比表面積
は、なるべく小さく押えるのが好ましいと言える。
いほど比表面積が大きくなる。従って、本発明に用いる
場合も微粒品のサイズは、安全上の問題からも下限は制
約があり、粒径3μm以下の粒子をなるべく含まない方
が好ましく、実用上は、平均粒子径が5μm以上でしか
もこの中に含まれる3μm以下の粒子の含有率は5vo
l%以下であることが好ましい。
きわめて小さく、ちなみに、100×10-5Ωcm以下
である。これに対し、炭素材の比抵抗は、ちなみに、5
00×10-5Ωcm程度であって、きわめて高い。この
ため、負極用材として用いる場合には、比抵抗が低く安
定していることが好ましく、このところから云って、黒
鉛材の粒子から成る負極用材であると、電圧が安定し、
エネルギ−ロスがきわめて少ない二次電池が得られる。
鉛質である。このため、粉末の粒子そのものの内部には
微細な多数の孔隙が無限に形成されており、Liイオン
の吸蔵・放出に関与する比表面積は大巾に増加する。
材と較べると、顕著であり、これによって負極用材の一
部として黒鉛粉を用いるときに、きわめて有効になる。
石油コ−クスなどの炭素材を出発原料としさらに約30
00℃で焼成した黒鉛粉の各粒子についてその比表面積
をBET法によって測定したところ、比表面積はきわめ
て大きく、2.95〜5.24m2/g程度となってい
る。なかでも、平均粒子径5.1μm程度の微粒子にす
ると、比表面積は5.24m2/gに達し、黒鉛粉の粒
子の持つ微細な孔隙はことごとく粒子表面に連通し、L
iイオンの吸蔵・放出能力は大巾に高められる。
の表面のほかに微細孔隙などの壁面に吸着する試料の吸
着量から、比表面積を測定する方法であって、表面積の
ほかに微細孔なども含めて測定される。このようなBE
T法によって測定される比表面積がきわめて大きいとい
うことはそれだけ微細孔隙がきわめて多い。
で微細すると、比表面積は5.24m2/g程度まで上
昇し、多数の微細孔隙がある。このように多数の微細孔
隙があると、溶出するLiイオンが吸着され、黒鉛化に
より結晶が十分に発達した黒鉛材の微細孔隙の径は、こ
のLiイオンの吸着に適合する径を持つことから、溶出
Liイオンはほとんど黒鉛材の粒子内に吸着保持され
る。このようなところから、黒鉛材を微細化した黒鉛粉
を二次電池の負極用材として用いると、負極用電池の容
量を大幅にアップすることができる可能性がある。
さくすると、粒子径が小さくなることにともなって充填
しにくくなり、二次電池としての性能が低下する。
て黒鉛粉の粒子のこのような特徴を利用してLiイオン
二次電池としての性能の向上をはかり、併せて、黒鉛粉
の粒子の粒径ならびにその配合比率を適正に調製して一
層の向上をはかる。
とし、この黒鉛粉の各粒子のうちで、平均粒子径の異な
る少なくとも2種の黒鉛粉を配合し、これら黒鉛粉のう
ちで、平均粒子径の小さい小径黒鉛粉の重量WAと平均
粒子径の大きい大径黒鉛粉の重量WBとの配合比を重量
比WA/WBで0.40〜0.45とする。
の充填率を高くしなければならない。すなわち、充填率
を高くし空間率を低くすると、黒鉛粉の粒子の占める割
合が多くなるから、電池としての容量は必然的に高めら
れる。また、不規則な形状の粒子の充填では、充填率を
高めるのには黒鉛粉の粒子の配合比に左右され、黒鉛粉
の粒子の形状、すなわち、丸味や球形度(粒子と同体積
の表面積/粒子の表面積)に左右される。
ものに比べ真比重が高く軟質化しているために、例え
ば、微細処理するときに、粒子にエッジ部が生じる割合
が少なく、丸味をおび、球形度が高められ、充填時の空
間率は小さくなり、充填率は高められる。
なくとも2種類の黒鉛材を配合する際に、小径黒鉛粉と
大径黒鉛粉とを一定の割合で配合し、充填率を一層高
め、電池の容量を大きくする。
粉のみから成る場合は、粒子形状が同等で粒子径も等し
いこともあって、空間率も大きくなり、後の実施例に示
す通り、それほど充填率が高めることができないし、と
くに、粒子径が小さくなるほど充填率が低下する。
であっても、それより大きい粒子径の黒鉛粉を配合し、
この配合比率を適正な比率にすると、充填率は高められ
る。
程度である。すなわち、配合比が0.40以下、大粒子
の黒鉛粉の40%以下まで小粒子の黒鉛粉の配合率が低
下すると、これにともなって黒鉛粉の粒子の充填率その
ものが低下する。一方、配合比が0.45をこえると、
すなわち、大粒子の黒鉛粉に対し小粒子の黒鉛粉の配合
率が0.45以上になると、小粒子の黒鉛粉が多くなっ
て、充填率が低下し、電池としての容量の向上がそれほ
ど望めない。
するが、これら黒鉛粉は平均粒子径にもとずいて定め
る。
合に、相当径、有効径などとして求めることができる
が、平均粒径として求めれば十分である。
もった粒子群について平均の粒子の大きさを表わす。し
たがって、一定の粒度分布との関連から、種々の平均粒
径、例えば、算術平均径、平均表面積径、平均体積径、
メディアン径、粒径分布において最大頻度を示す粒径な
どがある。しかし、この中でいずれの値もとることもで
きるし、いずれの値をとっても同等の効果が達成できる
が、通常は算術平均径をとれば十分である。
て、黒鉛粉の各粒子群の粒度分布は粒径3μm以下のも
のが5%以下であって、平均粒子径が5μm以上にする
のが好ましい。
当って、一方の負極用材から溶出されるLiイオンの吸
蔵・放出の上から定める必要がある。この点から云う
と、粒度分布が上記の通りの範囲内にあると、吸蔵され
たLiイオンは円滑に放電できる。これに反し、粒度分
布がこれ以下、とくに、粒子径がnmのオ−ダに至る
と、粒子に吸蔵されたLiイオンは円滑に放出できず、
放電効率が劣る。
めには、平均粒子径の異なる黒鉛粉を配合するに当っ
て、小径黒鉛粉の平均粒子径(D1)と大径黒鉛粉の平
均粒子径(D2)の比(D1/D2)を0.3以下にする
のが好ましい。
と、充填効率は高められ、この点から、上限は0.3程
度が好ましい。しかし、あまり小さくすると、小径黒鉛
粉の粒径(D1)が小さくなり、それによってかえって
放電効率が低下し、このところから、比(D1/D2)の
下限は0.1程度が好ましい。
(ρB)と真密度(ρT)によって左右され、ρB/ρTと
してあらわされる。この値は0.4〜0.7にするのが
電池の容量の向上の上から好ましい。すなわち、黒鉛化
を相当進行させても、嵩密度(ρB)を1.54g/c
m3以上に上げることはむづかしく、黒鉛の真密度
(ρT)は2.2g/cm3程度であるから、ρB/ρTの
値は0.7以下になり、また、0.4以下になると、L
iイオンなどの吸蔵・放出能力が低下する。
を平均粒径が5μmになるように粉砕した。この粉体1
00重量部に対し、バインダ−ピッチ25重量部を加
え、ニ−ダ−で混練りを行い押し出し、ブロック状成形
体を得た。
000℃で黒鉛化し、人造黒鉛のブロックとした。
(算術平均径)が25.8μm、12.1μm、5.1μ
mの粗、中、微の3種の黒鉛粉を得た。各黒鉛粉の性質
は表1に示すとおりであった。
填して負極用材を作成し、これらの各特性をまとめて示
すと、次のとおりである。
約10%の容量アップ(No.1〜3に対して)が認めら
れ、とくに、放電容量は300mAh/g以上を達成で
きた。
容量ロスが大きかった。
填率がNo.1ならびに2ほどに高めないのにも拘ら
ず、放電容量は同等又はそれ以上まで高められた。
負極用材は、黒鉛化された黒鉛粉のうち、平均粒子径の
異なる少なくとも2つの黒鉛粉が配合されて充填されて
構成される。
ら抵抗が小さく、軟質であり、このため、粉末の各粒子
は粉砕により丸味をおび、充填率が高められ、放充電時
のエネルギ−のロスも少ない。また、平均粒子径の異な
る黒鉛粉は適切な割合で配合されるため、充填率が高め
られるほか、これにともなって電池としての容量も大き
く、とくに、黒鉛粉の粒度分布は適正範囲内にあるた
め、Liイオンの吸蔵や、放出がきわめて円滑で、優れ
た二次電池が得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】 Liイオン二次電池に用いられる負極用
材であって、黒鉛化した黒鉛粉のうちで、平均粒子径の
異なる少なくとも2種の黒鉛粉が配合され、充填されて
成ることを特徴とするLiイオン二次電池の負極用材。 - 【請求項2】 前記黒鉛粉を、嵩密度(ρB)と真密度
(ρT)の比で表わされる充填率(ρB/ρT)が0.4
0〜0.7になるよう、充填することを特徴とする請求
項1記載のLiイオン二次電池の負極用材。 - 【請求項3】 前記2種の黒鉛粉のうちの平均粒子径の
小さい小径黒鉛粉の重量WAとこの小径黒鉛粉の平均粒
子径の大きい大径黒鉛粉の重量WBとの配合比を重量比
WA/WBで0.40〜0.45にすることを特徴とする
請求項1記載のLiイオン二次電池の負極用材。 - 【請求項4】 前記小径黒鉛粉と前記大径黒鉛粉の粒度
分布を、それぞれ、粒径3μm以下の黒鉛粉が5容量%
以下で平均粒子径が5μm以上になるようにすることを
特徴とする請求項3記載のLiイオン二次電池の負極用
材。 - 【請求項5】 前記小径黒鉛粉の平均粒子径と前記大径
黒鉛粉の平均粒子径との比を0.3以下にすることを特
徴とする請求項3又は4記載のLiイオン二次電池の負
極用材。
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|---|---|---|---|
| JP09193051A JP3084256B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | Liイオン二次電池の負極用材 |
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| JP09193051A JP3084256B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | Liイオン二次電池の負極用材 |
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ID=16301371
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| JP09193051A Expired - Fee Related JP3084256B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | Liイオン二次電池の負極用材 |
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