JPH11264600A - ダクト離接合機構 - Google Patents
ダクト離接合機構Info
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- JPH11264600A JPH11264600A JP7005598A JP7005598A JPH11264600A JP H11264600 A JPH11264600 A JP H11264600A JP 7005598 A JP7005598 A JP 7005598A JP 7005598 A JP7005598 A JP 7005598A JP H11264600 A JPH11264600 A JP H11264600A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、空調用等のダクトにおける接合構造は、
フランジや継手等を用いて接合する固定式の構造であっ
て、必要に応じて接合、分離が行える構成ではない。こ
のため、アリーナやドーム等の大空間建築物において、
客席や各種設備を一体化して構成した移動ブロックを移
動し、空間の形態を適宜変更した状態において容易にダ
クト等を介して空調空気を供給することが困難である。 【解決手段】そこで本発明では、一方側のダクトの端部
を他方側のダクトの端部に対して進退移動させて、夫々
の端部を接合及び分離可能に構成し、夫々のダクトの間
に変位吸収手段とシール手段を構成するダクト離接合機
構を提案している。変位吸収手段は、例えば、一方側の
ダクト2の端部の外側に離接合用筒体3を装着して、他
方側のダクト1の端部を離接合用筒体内に装着する構成
とし、ダクトに対して傾動可能に構成することにより実
現できる。
フランジや継手等を用いて接合する固定式の構造であっ
て、必要に応じて接合、分離が行える構成ではない。こ
のため、アリーナやドーム等の大空間建築物において、
客席や各種設備を一体化して構成した移動ブロックを移
動し、空間の形態を適宜変更した状態において容易にダ
クト等を介して空調空気を供給することが困難である。 【解決手段】そこで本発明では、一方側のダクトの端部
を他方側のダクトの端部に対して進退移動させて、夫々
の端部を接合及び分離可能に構成し、夫々のダクトの間
に変位吸収手段とシール手段を構成するダクト離接合機
構を提案している。変位吸収手段は、例えば、一方側の
ダクト2の端部の外側に離接合用筒体3を装着して、他
方側のダクト1の端部を離接合用筒体内に装着する構成
とし、ダクトに対して傾動可能に構成することにより実
現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダクト離接合機構に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばアリーナやドーム等の大空間建築
物では、イベントの内容によって空間の形態を種々に変
更可能とするものがある。空間の形態の変更は、例えば
客席を、コンコース、ショップ、トイレ、避難階段等と
一体な移動ブロックとして構成し、これを水平移動する
こと等により行われる。
物では、イベントの内容によって空間の形態を種々に変
更可能とするものがある。空間の形態の変更は、例えば
客席を、コンコース、ショップ、トイレ、避難階段等と
一体な移動ブロックとして構成し、これを水平移動する
こと等により行われる。
【0003】このような移動ブロックに排煙ダクト等の
防火ダクトや空調用ダクト等を設置する場合には、これ
らのダクトは接合、分離が自在でなければならない。
防火ダクトや空調用ダクト等を設置する場合には、これ
らのダクトは接合、分離が自在でなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
空調用等のダクトにおける接合構造は、フランジや継手
等を用いて接合する固定式の構造であって、必要に応じ
て接合、分離が行える構成ではないので、上述したよう
な移動ブロック等に適用することはできない。本発明は
このような課題を解決することを目的とするものであ
る。
空調用等のダクトにおける接合構造は、フランジや継手
等を用いて接合する固定式の構造であって、必要に応じ
て接合、分離が行える構成ではないので、上述したよう
な移動ブロック等に適用することはできない。本発明は
このような課題を解決することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、まず、一方側のダクトの端部を他方
側のダクトの端部に対して進退移動させて、夫々の端部
を接合及び分離可能に構成し、夫々のダクトの間に変位
吸収手段とシール手段を構成するダクト離接合機構を提
案する。
ために本発明では、まず、一方側のダクトの端部を他方
側のダクトの端部に対して進退移動させて、夫々の端部
を接合及び分離可能に構成し、夫々のダクトの間に変位
吸収手段とシール手段を構成するダクト離接合機構を提
案する。
【0006】そして本発明では、上記構成を具体化する
構成の一つとして、一方側のダクトの端部の外側に離接
合用筒体を装着して、他方側のダクトの端部を離接合用
筒体内に装着する構成とし、ダクトに対して傾動可能に
構成することを提案する。この構成において、離接合用
筒体は、筒本体の両端側の内側に、夫々のダクトの外側
に移動可能に嵌合する摺動部材を設け、摺動部材の外面
には筒本体の軸方向に断面円弧状を成す当接面を形成し
て筒本体の内面に摺動可能に当接させる構成により傾動
自在とすることができる。そしてこの構成においては、
円形断面のダクトの場合には摺動部材の外面の当接面を
球面とし、角形断面のダクトの場合には摺動部材の外面
の当接面を、ダクトの各面に対応する円柱面とすること
を提案する。またこの構成においては、離接合用筒体に
蛇腹部を設けてダクトに対して傾動可能に構成すること
ができる。
構成の一つとして、一方側のダクトの端部の外側に離接
合用筒体を装着して、他方側のダクトの端部を離接合用
筒体内に装着する構成とし、ダクトに対して傾動可能に
構成することを提案する。この構成において、離接合用
筒体は、筒本体の両端側の内側に、夫々のダクトの外側
に移動可能に嵌合する摺動部材を設け、摺動部材の外面
には筒本体の軸方向に断面円弧状を成す当接面を形成し
て筒本体の内面に摺動可能に当接させる構成により傾動
自在とすることができる。そしてこの構成においては、
円形断面のダクトの場合には摺動部材の外面の当接面を
球面とし、角形断面のダクトの場合には摺動部材の外面
の当接面を、ダクトの各面に対応する円柱面とすること
を提案する。またこの構成においては、離接合用筒体に
蛇腹部を設けてダクトに対して傾動可能に構成すること
ができる。
【0007】次に本発明では、上記構成を具体化する他
の構成として、一方側のダクトの端部を他方側のダクト
の端部の内側に遊びをもって挿入する構成とし、他方側
のダクトの端部の開口端には、挿入されるダクトの端部
により弾性的に靡いて開口部を形成する弾性シール部を
設けると共に、内面には挿入されるダクトの端部が当接
するストッパーを設けることを提案する。
の構成として、一方側のダクトの端部を他方側のダクト
の端部の内側に遊びをもって挿入する構成とし、他方側
のダクトの端部の開口端には、挿入されるダクトの端部
により弾性的に靡いて開口部を形成する弾性シール部を
設けると共に、内面には挿入されるダクトの端部が当接
するストッパーを設けることを提案する。
【0008】また本発明では、上記構成を具体化する更
に他の構成として、一方側のダクトの端部を他方側のダ
クトの端部の内側に遊びをもって挿入する構成とし、他
方側の端部の内周には、膨張、収縮操作可能な気のうを
設置することを提案する。
に他の構成として、一方側のダクトの端部を他方側のダ
クトの端部の内側に遊びをもって挿入する構成とし、他
方側の端部の内周には、膨張、収縮操作可能な気のうを
設置することを提案する。
【0009】以上の本発明によれば、フランジや継手等
を使用せずに簡便にダクト同士の接合を行うことがで
き、そして必要に応じて簡便に分離することができる。
この際、接合時における一方側のダクトと他方側のダク
トの位置のずれは変位吸収手段により自動的に矯正され
て、接合操作時における移動側ダクトと静止型ダクトの
位置の誤差や地震等による各ダクト間の相対変位を吸収
することができる。このため、接合と分離の操作の自動
化を計ることができる。こうして例えば上述した移動ブ
ロック等に対して、所望の位置において空調装置からの
ダクトを接合し、シール手段によりシールすることによ
り、ダクトを通しての空調空気の供給が行え、もって大
空間建築物において空間の形態を変更した状態における
空調等が可能になる。
を使用せずに簡便にダクト同士の接合を行うことがで
き、そして必要に応じて簡便に分離することができる。
この際、接合時における一方側のダクトと他方側のダク
トの位置のずれは変位吸収手段により自動的に矯正され
て、接合操作時における移動側ダクトと静止型ダクトの
位置の誤差や地震等による各ダクト間の相対変位を吸収
することができる。このため、接合と分離の操作の自動
化を計ることができる。こうして例えば上述した移動ブ
ロック等に対して、所望の位置において空調装置からの
ダクトを接合し、シール手段によりシールすることによ
り、ダクトを通しての空調空気の供給が行え、もって大
空間建築物において空間の形態を変更した状態における
空調等が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1〜図6は本発明のダクト離接合機
構の第1の実施の形態を示す要部縦断面図である。符号
1、2は夫々ダクトであり、この実施の形態では、離接
合操作において、ダクト1は静止側、ダクト2は移動側
として構成している。この静止側、移動側は、ダクトの
接合及び分離操作において、静止しているか、または移
動させるかを示すものであり、これらを設置している構
造物が常時静止しているものか、必要に応じて移動する
ものかを示すものではない。例えば、上述したように大
空間建築物の移動ブロックに空調用ダクトを設置する場
合、移動ブロック側の空調用ダクトはダクトの接合及び
分離操作において移動させない静止側ダクトとして構成
することができる。符号3は離接合用筒体であり、この
離接合用筒体3は、筒本体4の両端側の内側に、夫々の
ダクト、即ち静止側ダクト1と移動側ダクト2の外側に
移動可能に嵌合する摺動部材5を設けている。この摺動
部材5は、それらの外面に、筒本体4の軸方向に円弧状
を成す当接面6を形成して筒本体4の内面に摺動可能に
当接させる構成としている。従って筒本体4の内面に
は、この当接面6に対応する当接面7を形成している。
ここで、夫々のダクト1,2は、円形断面、角形断面の
いずれでも良い。その場合、円形断面のダクトの場合に
は摺動部材5の当接面6は球面であり、角形断面のダク
トの場合には、摺動部材5の当接面6は、ダクトの各面
に対応する円柱面とする。
照して説明する。図1〜図6は本発明のダクト離接合機
構の第1の実施の形態を示す要部縦断面図である。符号
1、2は夫々ダクトであり、この実施の形態では、離接
合操作において、ダクト1は静止側、ダクト2は移動側
として構成している。この静止側、移動側は、ダクトの
接合及び分離操作において、静止しているか、または移
動させるかを示すものであり、これらを設置している構
造物が常時静止しているものか、必要に応じて移動する
ものかを示すものではない。例えば、上述したように大
空間建築物の移動ブロックに空調用ダクトを設置する場
合、移動ブロック側の空調用ダクトはダクトの接合及び
分離操作において移動させない静止側ダクトとして構成
することができる。符号3は離接合用筒体であり、この
離接合用筒体3は、筒本体4の両端側の内側に、夫々の
ダクト、即ち静止側ダクト1と移動側ダクト2の外側に
移動可能に嵌合する摺動部材5を設けている。この摺動
部材5は、それらの外面に、筒本体4の軸方向に円弧状
を成す当接面6を形成して筒本体4の内面に摺動可能に
当接させる構成としている。従って筒本体4の内面に
は、この当接面6に対応する当接面7を形成している。
ここで、夫々のダクト1,2は、円形断面、角形断面の
いずれでも良い。その場合、円形断面のダクトの場合に
は摺動部材5の当接面6は球面であり、角形断面のダク
トの場合には、摺動部材5の当接面6は、ダクトの各面
に対応する円柱面とする。
【0011】以上の構成の離接合用筒体3は、移動側ダ
クト2又は静止側ダクト1の適宜の側に装着しておくこ
とができる。即ち、図5は離接合用筒体3を移動側ダク
ト2に装着しておくもの、また図6は静止側ダクト1に
装着しておくものである。
クト2又は静止側ダクト1の適宜の側に装着しておくこ
とができる。即ち、図5は離接合用筒体3を移動側ダク
ト2に装着しておくもの、また図6は静止側ダクト1に
装着しておくものである。
【0012】以上の構成において、上述したような移動
ブロック等に対して、所望の位置において空調装置等か
らのダクトを接合する場合には、エアーシリンダ装置等
を用いた適宜の進退駆動機構により、図5に示すように
離接合用筒体3を装着した移動側ダクト2を静止側ダク
ト1方向に前進させ、又は図6に示すように移動側ダク
ト2を、静止側ダクト1に装着した離接合用筒体3方向
に前進させる。
ブロック等に対して、所望の位置において空調装置等か
らのダクトを接合する場合には、エアーシリンダ装置等
を用いた適宜の進退駆動機構により、図5に示すように
離接合用筒体3を装着した移動側ダクト2を静止側ダク
ト1方向に前進させ、又は図6に示すように移動側ダク
ト2を、静止側ダクト1に装着した離接合用筒体3方向
に前進させる。
【0013】図1は図5の状態から移動側ダクト2が左
方向に移動して、その端部に装着している離接合用筒体
3の先端側の摺動部材5が静止側ダクト2の端部の外側
に嵌合した状態を示すもので、こうして静止側ダクト1
と移動側ダクト2が接合状態となり、空調空気等の供給
が可能となる。尚、図示は省略しているが、摺動部材5
と静止側ダクト2間には、気密用ゴム等のように摺動可
能なシール手段を設置する。
方向に移動して、その端部に装着している離接合用筒体
3の先端側の摺動部材5が静止側ダクト2の端部の外側
に嵌合した状態を示すもので、こうして静止側ダクト1
と移動側ダクト2が接合状態となり、空調空気等の供給
が可能となる。尚、図示は省略しているが、摺動部材5
と静止側ダクト2間には、気密用ゴム等のように摺動可
能なシール手段を設置する。
【0014】このような嵌合状態においては、離接合用
筒体3は先端側の摺動部材5が図2に示すように静止側
ダクト1の外側に設けたストッパー8に当接するまで更
に移動することができ、このような移動により、各ダク
ト1,2の軸方向の変位を吸収することができる。
筒体3は先端側の摺動部材5が図2に示すように静止側
ダクト1の外側に設けたストッパー8に当接するまで更
に移動することができ、このような移動により、各ダク
ト1,2の軸方向の変位を吸収することができる。
【0015】次に図3、図4は上記嵌合状態において、
移動側ダクト2が水平方向又は上下方向に移動した状態
を示すものである。図に示されるように、離接合用筒体
3の筒本体4の内面と摺動部材5の外面は断面円弧状を
成す当接面6,7を介して当接しているので、筒本体4
の当接面7は当接面6に沿って、即ち、図1中に示す2
点鎖線の円9の周に沿って摺動が可能であり、このため
筒本体4は図中の円9の中心の回りに傾動が可能であ
る。従って、離接合用筒体3は、各ダクト1,2の軸と
直交する方向の変位を吸収することができる。ここで、
夫々のダクト1,2は、上述したとおり、円形断面、角
形断面のいずれでも良く、円形断面のダクトの場合には
摺動部材5の当接面6は球面とするため、離接合用筒体
3は、水平方向と上下方向を含め、ダクトの軸方向と直
交するいかなる方向の変位を吸収することができる。ま
た角形断面のダクトの場合には、摺動部材5の当接面6
は、ダクトの各面に対応する円柱面とするため、離接合
用筒体3は、水平方向と上下方向の変位を吸収すること
ができる。
移動側ダクト2が水平方向又は上下方向に移動した状態
を示すものである。図に示されるように、離接合用筒体
3の筒本体4の内面と摺動部材5の外面は断面円弧状を
成す当接面6,7を介して当接しているので、筒本体4
の当接面7は当接面6に沿って、即ち、図1中に示す2
点鎖線の円9の周に沿って摺動が可能であり、このため
筒本体4は図中の円9の中心の回りに傾動が可能であ
る。従って、離接合用筒体3は、各ダクト1,2の軸と
直交する方向の変位を吸収することができる。ここで、
夫々のダクト1,2は、上述したとおり、円形断面、角
形断面のいずれでも良く、円形断面のダクトの場合には
摺動部材5の当接面6は球面とするため、離接合用筒体
3は、水平方向と上下方向を含め、ダクトの軸方向と直
交するいかなる方向の変位を吸収することができる。ま
た角形断面のダクトの場合には、摺動部材5の当接面6
は、ダクトの各面に対応する円柱面とするため、離接合
用筒体3は、水平方向と上下方向の変位を吸収すること
ができる。
【0016】以上のことから接合した夫々のダクト1,
2は、接合操作時における移動側ダクト2と静止型ダク
ト1の位置の誤差や地震等による各ダクト1,2間の相
対変位が吸収されて接合状態が維持される。
2は、接合操作時における移動側ダクト2と静止型ダク
ト1の位置の誤差や地震等による各ダクト1,2間の相
対変位が吸収されて接合状態が維持される。
【0017】以上のように接合状態の静止型ダクト1と
移動型ダクト2は、移動型ダクト2を進退駆動機構によ
り上記と逆に静止型ダクト1から後退させることにより
分離することができる。尚、移動側ダクト2を静止側ダ
クト1方向に前進させて離接合用筒体3を介して接合を
行う際、これらの部材には、くさび作用を利用した案内
機構等の位置矯正手段により、前進と同時に位置合わせ
を行うようにすることにより、移動側ダクト2と静止側
ダクト1の接合の自動化を計ることができる。
移動型ダクト2は、移動型ダクト2を進退駆動機構によ
り上記と逆に静止型ダクト1から後退させることにより
分離することができる。尚、移動側ダクト2を静止側ダ
クト1方向に前進させて離接合用筒体3を介して接合を
行う際、これらの部材には、くさび作用を利用した案内
機構等の位置矯正手段により、前進と同時に位置合わせ
を行うようにすることにより、移動側ダクト2と静止側
ダクト1の接合の自動化を計ることができる。
【0018】尚、以上に説明した第1の実施の形態で
は、離接合用筒体3の筒本体4の両端側の内側に設けた
摺動部材5の外面と、筒本体4の内面に軸方向の円弧状
の当接面6,7を形成することにより傾動可能に構成し
ているが、このような構成に代え、例えば両端側に摺動
部材を設けた筒本体の一部に蛇腹部を設けることにより
傾動可能に構成することもでき、この蛇腹部は軸方向の
変位の吸収にも供することができる。
は、離接合用筒体3の筒本体4の両端側の内側に設けた
摺動部材5の外面と、筒本体4の内面に軸方向の円弧状
の当接面6,7を形成することにより傾動可能に構成し
ているが、このような構成に代え、例えば両端側に摺動
部材を設けた筒本体の一部に蛇腹部を設けることにより
傾動可能に構成することもでき、この蛇腹部は軸方向の
変位の吸収にも供することができる。
【0019】次に図7〜図9は本発明のダクト離接合機
構の第2の実施の形態を示す要部縦断面図である。符号
11、12は夫々ダクトの端部を示すものであり、この
実施の形態では、離接合操作時において、ダクト11は
静止側、ダクト12は移動側として構成している。勿
論、この逆であってもよい。静止側ダクト11の端部の
内径は移動側ダクト12の端部の外径よりも大きく形成
して、移動型ダクト12を静止側ダクト11の端部の内
側に遊びをもって挿入する構成としている。そして静止
側ダクト11の端部の開口端には、多数の密着した扇形
ゴム13から構成される弾性シール部を設けており、ま
た内面には、挿入される移動側ダクト12の端部が当接
するストッパー14を設けている。
構の第2の実施の形態を示す要部縦断面図である。符号
11、12は夫々ダクトの端部を示すものであり、この
実施の形態では、離接合操作時において、ダクト11は
静止側、ダクト12は移動側として構成している。勿
論、この逆であってもよい。静止側ダクト11の端部の
内径は移動側ダクト12の端部の外径よりも大きく形成
して、移動型ダクト12を静止側ダクト11の端部の内
側に遊びをもって挿入する構成としている。そして静止
側ダクト11の端部の開口端には、多数の密着した扇形
ゴム13から構成される弾性シール部を設けており、ま
た内面には、挿入される移動側ダクト12の端部が当接
するストッパー14を設けている。
【0020】以上の構成においては、移動側ダクト12
を図7中の左方向に移動し、弾性シール部に当接しても
更に移動させると、移動側ダクト12の端部は弾性シー
ル部を構成する多数の扇形ゴム13を押し、靡かせて自
体が挿通可能な開口部を形成する。こうして移動側ダク
ト12は端部が静止側ダクト1の端部内に挿入された状
態となる。この状態においては移動側ダクト12の外周
には靡いた扇形ゴム13が当接してシール状態となり、
こうして静止側ダクト11と移動側ダクト12が接合状
態となって空調空気等の供給が可能となる。移動側ダク
ト12は端部がストッパー14に当接するまで軸方向に
移動が可能で、また半径方向には扇形ゴム13を変形す
ることによって移動が可能となる以上のことから接合し
た夫々のダクト11,12は、接合操作時における移動
側ダクト12と静止型ダクト11の位置の誤差や地震等
による各ダクト11,12間の相対変位が吸収されて接
合状態が維持される。
を図7中の左方向に移動し、弾性シール部に当接しても
更に移動させると、移動側ダクト12の端部は弾性シー
ル部を構成する多数の扇形ゴム13を押し、靡かせて自
体が挿通可能な開口部を形成する。こうして移動側ダク
ト12は端部が静止側ダクト1の端部内に挿入された状
態となる。この状態においては移動側ダクト12の外周
には靡いた扇形ゴム13が当接してシール状態となり、
こうして静止側ダクト11と移動側ダクト12が接合状
態となって空調空気等の供給が可能となる。移動側ダク
ト12は端部がストッパー14に当接するまで軸方向に
移動が可能で、また半径方向には扇形ゴム13を変形す
ることによって移動が可能となる以上のことから接合し
た夫々のダクト11,12は、接合操作時における移動
側ダクト12と静止型ダクト11の位置の誤差や地震等
による各ダクト11,12間の相対変位が吸収されて接
合状態が維持される。
【0021】次に図10、図11は本発明のダクト離接
合機構の第3の実施の形態を示す要部縦断面図である。
符号21、22は夫々ダクトの端部を示すものであり、
この実施の形態では、離接合操作時において、ダクト2
1は静止側、ダクト22は移動側として構成している。
勿論、この逆であってもよい。静止側ダクト21の端部
には離接合用筒部23を構成しており、この離接合用筒
部23の内径は移動側ダクト22の端部の外径よりも大
きく形成して、移動型ダクト12の端部の内部に遊びを
もって挿入する構成としている。そして離接合用筒部2
3の内周に沿って膨張、収縮操作可能な筒状の気のう2
4を設置している。この気のう24は筒状の構成で、圧
縮空気供給用ホース25と排気用ホース26を接続して
いる。そして圧縮空気供給用ホース25は供給弁27を
介して図示を省略している圧縮空気供給源に接続してお
り、また排気用ホース26は排気弁28を介して大気と
連通している。
合機構の第3の実施の形態を示す要部縦断面図である。
符号21、22は夫々ダクトの端部を示すものであり、
この実施の形態では、離接合操作時において、ダクト2
1は静止側、ダクト22は移動側として構成している。
勿論、この逆であってもよい。静止側ダクト21の端部
には離接合用筒部23を構成しており、この離接合用筒
部23の内径は移動側ダクト22の端部の外径よりも大
きく形成して、移動型ダクト12の端部の内部に遊びを
もって挿入する構成としている。そして離接合用筒部2
3の内周に沿って膨張、収縮操作可能な筒状の気のう2
4を設置している。この気のう24は筒状の構成で、圧
縮空気供給用ホース25と排気用ホース26を接続して
いる。そして圧縮空気供給用ホース25は供給弁27を
介して図示を省略している圧縮空気供給源に接続してお
り、また排気用ホース26は排気弁28を介して大気と
連通している。
【0022】以上の構成において、夫々のダクト21,
22を接合する場合には、気のう24の収縮状態におい
て、移動側ダクト22を進退駆動機構により駆動して離
接合用筒部23方向に前進させ、端部を図10に示すよ
うに離接合用筒部23内に挿入する。そして図11に示
すように移動側ダクト22の端部を離接合用筒部23内
の所定位置まで挿入したら供給弁26を開とし、圧縮空
気源から圧縮空気供給用ホース25を介して圧縮空気を
供給して気のう24を膨張させ、所定の空気圧になった
時点で供給弁27を閉として膨張状態を維持する。気の
う24は膨張することにより移動側ダクト22の端部の
外周に圧接して、これを支持すると共にシール作用を発
揮する。こうして静止側ダクト21と移動側ダクト22
は接合状態となり、これらの接合部を通しての空調空気
等の供給が可能となる。この接合状態において移動側ダ
クト22を静止側ダクト21に対して支持する手段は膨
張した気のう24であるため、接合操作時における移動
側ダクト22と静止型ダクト21の位置の誤差や地震等
による各ダクト21,22間の相対変位が吸収されて接
合状態が維持される。尚、符号29は移動側ダクト22
の外側に構成したストッパーである。
22を接合する場合には、気のう24の収縮状態におい
て、移動側ダクト22を進退駆動機構により駆動して離
接合用筒部23方向に前進させ、端部を図10に示すよ
うに離接合用筒部23内に挿入する。そして図11に示
すように移動側ダクト22の端部を離接合用筒部23内
の所定位置まで挿入したら供給弁26を開とし、圧縮空
気源から圧縮空気供給用ホース25を介して圧縮空気を
供給して気のう24を膨張させ、所定の空気圧になった
時点で供給弁27を閉として膨張状態を維持する。気の
う24は膨張することにより移動側ダクト22の端部の
外周に圧接して、これを支持すると共にシール作用を発
揮する。こうして静止側ダクト21と移動側ダクト22
は接合状態となり、これらの接合部を通しての空調空気
等の供給が可能となる。この接合状態において移動側ダ
クト22を静止側ダクト21に対して支持する手段は膨
張した気のう24であるため、接合操作時における移動
側ダクト22と静止型ダクト21の位置の誤差や地震等
による各ダクト21,22間の相対変位が吸収されて接
合状態が維持される。尚、符号29は移動側ダクト22
の外側に構成したストッパーである。
【0023】以上の接合状態において排気弁28を開と
すると、内部の圧縮空気が排気用ホース26を介して大
気に排出されて気のう24が収縮し、移動側ダクト22
の外周に圧接しなくなる。従ってこの状態で、移動側ダ
クト22を後退させることにより、移動側ダクト22を
静止側ダクト21から分離することができる。
すると、内部の圧縮空気が排気用ホース26を介して大
気に排出されて気のう24が収縮し、移動側ダクト22
の外周に圧接しなくなる。従ってこの状態で、移動側ダ
クト22を後退させることにより、移動側ダクト22を
静止側ダクト21から分離することができる。
【0024】以上に説明した第3の実施の形態では、気
のう24をダクト21の端部に構成した離接合用筒部2
3の内周に構成しているが、離接合用筒部23を設けず
にダクト21自体の内周に構成することもできる。
のう24をダクト21の端部に構成した離接合用筒部2
3の内周に構成しているが、離接合用筒部23を設けず
にダクト21自体の内周に構成することもできる。
【0025】また以上の第2、第3の実施の形態は、第
1の実施の形態と同様に、ダクトの形状は、円形断面、
角形断面のいずれでも良い。
1の実施の形態と同様に、ダクトの形状は、円形断面、
角形断面のいずれでも良い。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。a.空調用等のダクトにおける従来
の接合構造は、フランジや継手等を用いて接合する固定
式の構造であるのに対して、本発明では、フランジや継
手等を使用せずに簡便にダクト同士の接合を行うことが
でき、そして必要に応じて簡便に分離することができ
る。b.接合時における一方側のダクトと他方側のダク
トの位置のずれは変位吸収手段により自動的に矯正され
て、接合操作時における移動側ダクトと静止型ダクトの
位置の誤差や地震等による各ダクト間の相対変位を吸収
することができる。c.このため、接合と分離の操作の
自動化を計ることができる。d.以上のことから、アリ
ーナやドーム等の大空間建築物において、各種設備を一
体化して移動ブロックとして構成した移動客席を移動し
て空間の形態を変更した状態における空調等が可能にな
る。
ような効果がある。a.空調用等のダクトにおける従来
の接合構造は、フランジや継手等を用いて接合する固定
式の構造であるのに対して、本発明では、フランジや継
手等を使用せずに簡便にダクト同士の接合を行うことが
でき、そして必要に応じて簡便に分離することができ
る。b.接合時における一方側のダクトと他方側のダク
トの位置のずれは変位吸収手段により自動的に矯正され
て、接合操作時における移動側ダクトと静止型ダクトの
位置の誤差や地震等による各ダクト間の相対変位を吸収
することができる。c.このため、接合と分離の操作の
自動化を計ることができる。d.以上のことから、アリ
ーナやドーム等の大空間建築物において、各種設備を一
体化して移動ブロックとして構成した移動客席を移動し
て空間の形態を変更した状態における空調等が可能にな
る。
【図1】 本発明のダクト離接合機構の第1の実施の形
態を接合状態において示す要部縦断面図である。
態を接合状態において示す要部縦断面図である。
【図2】 本発明のダクト離接合機構の第1の実施の形
態を、他の局面で示す要部縦断面図である。
態を、他の局面で示す要部縦断面図である。
【図3】 本発明のダクト離接合機構の第1の実施の形
態を、更に他の局面で示す要部縦断面図である。
態を、更に他の局面で示す要部縦断面図である。
【図4】 本発明のダクト離接合機構の第1の実施の形
態を、更に他の局面で示す要部縦断面図である。
態を、更に他の局面で示す要部縦断面図である。
【図5】 本発明のダクト離接合機構の第1の実施の形
態を、更に他の局面で示す要部縦断面図である。
態を、更に他の局面で示す要部縦断面図である。
【図6】 本発明のダクト離接合機構の第1の実施の形
態の変形例を示す要部縦断面図である。
態の変形例を示す要部縦断面図である。
【図7】 本発明のダクト離接合機構の第2の実施の形
態をダクトの分離状態において示す要部縦断面図であ
る。
態をダクトの分離状態において示す要部縦断面図であ
る。
【図8】 図7のA−A線矢視図である。
【図9】 本発明のダクト離接合機構の第2の実施の形
態をダクトの接合状態において示す要部縦断面図であ
る。
態をダクトの接合状態において示す要部縦断面図であ
る。
【図10】 本発明のダクト離接合機構の第3の実施の
形態をダクトの分離状態において示す要部縦断面図であ
る。
形態をダクトの分離状態において示す要部縦断面図であ
る。
【図11】 本発明のダクト離接合機構の第3の実施の
形態をダクトの接合状態において示す要部縦断面図であ
る。
形態をダクトの接合状態において示す要部縦断面図であ
る。
1,11,21 ダクト(静止側ダクト) 2,12,22 ダクト(移動側ダクト) 3 離接合用筒体 4 筒本体 5 摺動部材 6,7 当接面 8,14 ストッパー 9 円 13 扇形ゴム 23 離接合用筒部 24 気のう 25 圧縮空気供給用ホース 26 排気用ホース 27 供給弁 28 排気弁 29 ストッパー
Claims (8)
- 【請求項1】 一方側のダクトの端部を他方側のダクト
の端部に対して進退移動させて、夫々の端部を接合及び
分離可能に構成し、夫々のダクトの間に変位吸収手段と
シール手段を構成することを特徴とするダクト離接合機
構 - 【請求項2】 一方側のダクトの端部の外側に離接合用
筒体を装着して、他方側のダクトの端部を離接合用筒体
内に装着する構成とし、ダクトに対して傾動可能に構成
したことを特徴とするダクト離接合機構 - 【請求項3】 離接合用筒体は、筒本体の両端側の内側
に、夫々のダクトの外側に移動可能に嵌合する摺動部材
を設け、摺動部材の外面には筒本体の軸方向に断面円弧
状を成す当接面を形成して筒本体の内面に摺動可能に当
接させる構成としたことを特徴とする請求項2記載のダ
クト離接合機構 - 【請求項4】 ダクトは円形断面とし、摺動部材の外面
の当接面は球面であることを特徴とする請求項3記載の
ダクト離接合機構 - 【請求項5】 ダクトは角形断面とし、摺動部材の外面
の当接面は、ダクトの各面に対応する円柱面であること
を特徴とする請求項3記載のダクト離接合機構 - 【請求項6】 離接合用筒体に蛇腹部を設けてダクトに
対して傾動可能に構成したことを特徴とする請求項2記
載のダクト離接合機構 - 【請求項7】 一方側のダクトの端部を他方側のダクト
の端部の内側に遊びをもって挿入する構成とし、他方側
のダクトの端部の開口端には、挿入されるダクトの端部
により弾性的に靡いて開口部を形成する弾性シール部を
設けると共に、内面には挿入されるダクトの端部が当接
するストッパーを設けたことを特徴とするダクト離接合
機構 - 【請求項8】 一方側のダクトの端部を他方側のダクト
の端部の内側に遊びをもって挿入する構成とし、他方側
の端部の内周には、膨張、収縮操作可能な気のうを設置
したことを特徴とするダクト離接合機構
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005598A JPH11264600A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | ダクト離接合機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005598A JPH11264600A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | ダクト離接合機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264600A true JPH11264600A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13420496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7005598A Pending JPH11264600A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | ダクト離接合機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11264600A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030081780A (ko) * | 2002-04-12 | 2003-10-22 | 대우조선해양 주식회사 | 측정법을 이용한 선박용 덕트연결관 제작방법 |
| JP2006313022A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Fuji Kucho Kogyo Kk | 免震ダクト |
| JP2007163033A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Sintokogio Ltd | ダクト組立体および該ダクト組立体を用いる鋳造システム |
| JP2015117904A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社新富士空調 | 自在ダクト |
| JP2015117903A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社新富士空調 | 自在ダクト |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP7005598A patent/JPH11264600A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030081780A (ko) * | 2002-04-12 | 2003-10-22 | 대우조선해양 주식회사 | 측정법을 이용한 선박용 덕트연결관 제작방법 |
| JP2006313022A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Fuji Kucho Kogyo Kk | 免震ダクト |
| JP2007163033A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Sintokogio Ltd | ダクト組立体および該ダクト組立体を用いる鋳造システム |
| JP2015117904A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社新富士空調 | 自在ダクト |
| JP2015117903A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社新富士空調 | 自在ダクト |
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