JPH11266356A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH11266356A
JPH11266356A JP10088142A JP8814298A JPH11266356A JP H11266356 A JPH11266356 A JP H11266356A JP 10088142 A JP10088142 A JP 10088142A JP 8814298 A JP8814298 A JP 8814298A JP H11266356 A JPH11266356 A JP H11266356A
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JP
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image
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data
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JP10088142A
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English (en)
Inventor
Yoshito Ikeda
芳人 池田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿上の必要な情報のみを印刷出力でき、同
時に転写紙への白紙スペースを減らし転写紙の有効利用
が可能になる画像編集装置を提供すること。 【解決手段】 画像領域→領域指定変倍モードでの処理
は、図4のS403にてS401で設定された画像領域
→領域指定変倍モードでの加工内容の確認を行う。その
設定は操作部LCDとキーを用いる。他の方法としてS
Pモードと呼ばれる操作部キーの組合せを用いた設定も
ある。「画像領域→領域指定変倍モード」が選択された
場合の転写紙作像領域の認識は、予め選択された転写紙
サイズと、ユーザが操作部の転写領域設定キーにより入
力した数値より決定される。転写紙の両端からユーザに
指定された余白スペース分を削除した部分の領域のアド
レス化を行う。図13での余白指定は、左10mm上下右5mm
としている。得られた作像領域PSRQはアドレス化さ
れ同時に領域中心点のアドレスも決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報をディジ
タル処理して画像編集・複写を行う画像編集装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データをディジタル処理する
ディジタル複写機が広く普及するようになってきてい
る。このディジタル複写機では、「用紙指定変倍」と呼
ばれる編集機能が用意されている。この編集機能は、原
稿サイズと指定された転写紙サイズから算出される倍率
に従って原稿画像を拡大もしくは縮小し転写紙に印刷出
力する機能である。例えば、ユーザーがA3原稿内に存
在するA4サイズ分の有効画像領域をA4サイズの転写
紙にコピーしようとした場合、コンタクトガラス内の原
稿基準位置にA3原稿の有効画像の一点を合わせ、コピ
ーを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法に依
ると、画像面を下向きにして原稿基準位置をあわせなけ
ればいけないため、作業性が悪く、同時にこれを起因と
して、ミスコピーを多量に発生させていた。また、上記
作業に対して、「用紙指定変倍モード」が知られている
が、この方法によると変倍率は、原稿サイズと指定され
た転写紙サイズによって決定されるため、原稿画像もそ
の決定された変倍率にて変倍される。この場合、A3原
稿内の有効画像部分が原稿サイズに比べて小さく、特に
縮小しなくてもA4サイズにコピー可能な場合において
も、「A3→A4」の倍率71%が適用されてしまう。
そのため、画像内容が小さく印刷され以前より見にくく
なることがあった。同様に拡大した場合についても、大
きくなりすぎて見にくい場合もあった。
【0004】さらに、このため転写紙にも原稿同様の割
合にて白紙画像部分が発生し、転写紙の有効利用が十分
行えない場合があった。ADF(自動原稿送り装置)を
使用して多数枚の原稿を指定用紙変倍する場合には、原
稿全てのページにて上記のような不具合が発生してい
る。他の方法として、従来のディジタル複写機の編集機
能、特にマーカ編集機能は、特別な編集装置を必要とせ
ずに上記の様な加工編集を行うことが可能であるが、原
稿に直接マーキングしなければいけないので、原稿を汚
してしまうという欠点があった。そのため、原稿を汚さ
ないようにするために、原稿を一度複写して、そのコピ
ーに対してマーキングを施し加工編集を行うという方法
が取られてきた。しかしこの場合、オリジナルに対して
最終的な複写物が得られるまでに2代にわたる複写が行
われ、所謂、孫コピーとなってしまうため、画像品質が
劣化するという欠点があった。マーカ編集機能として、
特別な編集装置(エディタボード)を用意することで、
複写作業を一台で完了させることが可能であるが、エデ
ィタボードは高価であり、また、これを使用した場合、
コピー作業を1枚毎にマニュアルモードで行わなければ
ならず、作業性が悪かった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ユーザーの要求
に沿った編集が可能で、原稿上の必要な情報のみを印刷
出力でき、同時に、転写紙への白紙スペースを減らし転
写紙の有効利用が可能になる画像編集装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、光学的に原稿画像のデータを読み取る読取手段と、
この読取手段で読み取ったデータを記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶したデータを処理する画像処理
手段と、この画像処理手段で処理したデータを転写紙上
に像形成する出力手段を備えた画像編集装置であって、
前記画像処理手段が、前記読取手段で読み取ったデータ
の有効画像領域を認識する第1の領域認識部と、転写紙
への像形成可能な領域を認識する第2の領域認識部と、
第1の領域認識部により得た有効画像領域サイズと第2
の領域認識部により得た像形成許可領域サイズを比較演
算する比較演算部と、前記比較演算部より算出された演
算結果に従い有効画像を変倍する有効画像変倍部とを備
えたことにより、前記目的を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、転写紙の像形成許可領域範囲を設定する
範囲設定手段をさらに備えたことにより、前記目的を達
成する。請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明
において、像形成許可領域への画像作像位置を設定する
位置設定手段をさらに備えたことにより、前記目的を達
成する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、図1ないし図17を参照して詳細に説明する。 (1)画像編集装置の概略構成 図1は、本発明の一実施の形態に係る画像編集装置の概
略構成を示すブロック図である。この画像編集装置は、
原稿画像を読み取るスキャナ部1、読み取った信号をA
/D(アナログ/ディジタル)変換して黒オフセット補
正、シェーディング補正、画素位置補正を行うVPU
2、画像処理を行うIPU3、プリンタ部の制御を行う
GAVD4、半導体レーザーの制御を行うLD制御板
5、LED(発光ダイオード)の制御を行うLED制御
板6、装置全体の制御を実行するCPU(中央処理装
置)7、制御プログラムが格納されているROM(リー
ド・オンリ・メモリ)8、制御プログラムが一時的に使
用するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)9、読み
取った黒画像を記憶する画像メモリA21、読み取った
赤画像を記憶する画像メモリB22、各装置間のデータ
のやりとりを行う内部システムバス10、システムバス
とIPU3間のインターフェースを行うI/F11、ユ
ーザーが指示を与える操作部12により構成されてい
る。
【0009】(2)画像読み取り部の構成 図2は本実施の形態によるディジタル複写装置を示す図
である。画像読み取り部の構成について説明する。装置
上面には原稿を載置するコンタクトガラス201が設け
られ、その下部を光源(蛍光灯)202と、原稿からの
光を水平方向へ反射させるミラー203から構成される
走行体204が水平移動(副走査方向の移動)可能に配
置されている。ミラー203からの光を順次90度ごと
に反射させるためにミラー205及びミラー206から
なる走行体207が、走行体204の移動に応じて走行
可能なように設けられている。ミラー206の射出光路
中にはレンズ200が配設され、その合焦点位置にライ
ンイメージセンサ208が配設されている。
【0010】(3)画像処理部の構成 画像処理部の回路構成を図1及び図3を用いて説明す
る。まず、画像信号系の説明を行う。CCD(光電変換
素子)で読み取られたRGBの画像信号は、VPU2で
適正なゲインを与えられA/D(アナログ/ディジタ
ル)変換され、黒補正、シェーディング補正、画素位置
補正を行い、ck1に同期した、8ビットのディジタル
データRDT0〜7、GDT0〜7、BDT0〜7とし
て出力される。
【0011】ここで、黒オフセット補正とは、CCDの
暗電流の黒レベルを画像データから減算する補正であ
る。シェーディング補正は、主走査方向の光源の光量む
らやCCDの各画素間の感度差によるむらを除くため、
原稿走査開始前に濃度の均一な白板を読み取り、そのデ
ータを各画素毎に記憶し、原稿読み取り中の画像データ
を記憶した各画素ごとの白板のデータで除算することで
補正を行うものである。また、画素位置補正とは、CC
Dに3ラインのものを用いた場合、副走査方向の画素の
位置ずれがあるため、それを補正するものである。
【0012】図3は画像処理部の構成ブロック図であ
る。IPU3では色分離回路301でRGBの信号から
黒データと赤データを分離して、黒データBLK0〜7
に対しては8ビットのまま、赤データは固定しきい値に
よる2値化が2値化回路303で行われて1ビットにさ
れる。黒データはMTF補正回路302でMTF補正
が、変倍回路304で主走査方向の電気変倍が行われた
後にγ補正回路305においてγ補正が行われ、画質処
理回路306でディザや誤差拡散などの画質処理が行わ
れる。MTF補正とは、光学的な周波数特性の劣化など
を2次元の空間フィルタで補正するものである。各種補
正をされた黒データBLKDT0〜7とREDDT0は
GAVD4と図1のI/F部11に対して送られる。黒
データBLKDT0〜7とREDDT0はI/F部11
を通り必要に応じて画像メモリA21、画像メモリB2
2に蓄積される。
【0013】GAVD4では画像データをプリンタの書
き込み速度へ変換する。LD制御板5では、この8ビッ
ト256階調の黒画像データに応じて半導体レーザに与
える電流のパルス幅や電流の量をコントロールしてい
る。1ビットの赤画像データはLED制御板6に入力さ
れ赤画像露光用のLEDを点灯する。IPU3はメイン
制御板のCPU7とアドレスバス、データバスを共有し
ており、これを介して通信が行われている。メイン制御
板はスキャナやプリンタのモータコントロールを行って
いる。その他にも各種クラッチ、ソレノイドのコントロ
ールも行っている。
【0014】(4)画像形成部の構成 図2のディジタル複写機の画像形成部の構成を説明す
る。画像形成部はLED光発生器210とレーザ光発生
器211、このレーザ光発生器211からのレーザ光を
所定位置に合焦させる光学系212、この光学系212
の出力光を反射させるミラー213、このミラー213
からのレーザ光が露光される感光体ドラム214、露光
の前に感光体を一様に帯電する帯電チャージャ215、
露光による静電潜像を黒トナーにより現像する現像装置
216、カラートナーにより現像する現像装置217、
転写位置へ転写用紙をタイミングを合わせて給紙するレ
ジストローラ219、転写用紙が多数枚セットされるカ
セット220、221、222、各々のカセットから一
枚だけ用紙を送り出す給紙コロ223、224、22
5、レジストローラ219から送り出された転写用紙に
対し感光体ドラム214上のトナー像を転写させる転写
チャージャ229、用紙の転写が終了した部分を感光体
ドラム214から剥離する分離チャージャ230、分離
爪231、剥離した転写紙を搬送する搬送ユニット23
2、この搬送ユニット232によって搬送された転写紙
に付着しているトナー像を定着させる定着器233、感
光体ドラム214の表面に付着している残留トナーを除
去するクリーニングユニット237、及び両面、合成コ
ピー時の搬送経路(両面合成切替爪243、反転切替爪
244、反転コロ245、ジョガーユニット246)か
ら構成されている。
【0015】図2において、画像情報に応じてレーザ発
生器211が変調駆動され、光学系212、ミラー21
3を介して予め帯電チャージャ215によって帯電が施
されている感光体ドラム214に到達し、潜像を形成す
る。この潜像は感光体ドラム214の回転に応じて現像
装置216、217の対向位置に到達し、潜像に対する
トナー現像が行われる。トナー現像による可視像が転写
位置に到達するのにタイミングを合わせて、カセット2
20、221、222のいずれかから送り出されていた
用紙がレジストローラ219から給紙され、転写位置に
おいて転写チャージャ229により感光体ドラム214
上のトナー像が用紙面に吸着する。転写の終了した用紙
は、その先端から除電チャージャ230、分離爪231
によって剥離され、搬送ユニット232上に送り出され
る。搬送ユニット232上の用紙は、定着器233に搬
入され、熱及び圧力が付与されて、トナー像が紙面上に
定着される。
【0016】(5)操作部の概略 複写機の操作部12は図11に示すように構成されてい
る。まず、図11−aに示すように、操作部12の中央
には液晶表示部(LCD部)34が設けられ、透明なマ
トリックスイッチ部35により覆われている。この様な
操作部12は内部に専用のCPUを持ち、図1に示すよ
うに、CPU7にシリアル接続されているので、スイッ
チ部35が押下されるとその内容はCPU7により認識
される。
【0017】また、スイッチ部35の下部には図11−
bに示す様にLCD部34が存在するので、このLCD
部34による絵柄キーを認識しつつ入力することができ
る。操作部12において、LCD部34の他には、複写
処理動作のための通常の入力手段として、数字を入力す
る為のテンキー36、スタートキー37、クリア/スト
ップキー38、割り込みキー39、エンターキー40、
複写モードをクリアさせるためのモードクリアキー及び
予熱モード設定のための予熱モードキー41などが設け
られている。
【0018】さらに、スイッチ部35の一部には、本実
施の形態による画像領域→領域指定変倍キー42が設け
られている。この画像領域→領域指定変倍キー42はL
CD部34による絵柄キーを認識しつつ入力を行うスイ
ッチである。その絵柄部分を押下することで、他のキー
と同様にCPU7等に認識されるものである。ここで画
像領域→領域指定変倍キー42を押下すると、画像領域
→領域指定変倍キー42はその表示が反転され、液晶表
示部34は図12に示す様な画像領域→領域指定変倍モ
ード用の画面43が表示され、モードの設定を行う表示
画面となる。
【0019】以下、画像領域→領域指定変倍モード表示
画面の説明を行う。転写領域設定キー44は請求項2に
対応するものであり、転写紙上のどのエリアが作像領域
か設定するキー及び表示部である。本実施の形態におい
ては、上下左右のマージンを入力することでその作像領
域が設定されているが、他の方法としては、領域の一点
を指定しそこからのX軸Y軸方向長さの設定をする方
法、または、領域の中心点とXY軸長を指定する方法、
大型LCDを持つ装置においてはLCDに表示された転
写紙のレイアウト図にペン入力して指定する方法等があ
る。
【0020】縮小限定設定45は、原稿画像領域サイズ
が転写紙作像領域サイズより大きい場合のみ原稿画像指
定変倍を行うことを設定するキー及び表示部である。倍
率優先設定キー46は、変倍率がX軸、Y軸で異なる場
合、変倍作業にどちらの倍率を使用するか使用条件の設
定を行うキー及び表示部である。通常は小さい方の倍率
を使用する。他にX軸Y軸独立変倍モードがある。
【0021】作像位置指定キー47は、縮小変倍が設定
され、有効原稿画像サイズが転写紙作像許可領域サイズ
より小さい場合において、作像を作像領域のどの位置に
するか設定するキー及び表示部である。本実施の形態に
おいては、「左上→左上」、「右上→右上」、「左下→
左下」、「右下→右下」、「中央→中央」の五つのキー
を設け指定するようにしている。「左下→左下」は有効
画像領域の左上を転写紙作像領域の左上に合わせて作像
を行うということを意味している。これらの設定は、テ
ンキー36、エンターキー40の入力、あるいは、絵柄
キーを認識しながらスイッチ35を用いて設定可能であ
る。なお、最近の複写機は、多機能化が進み各種モード
が設定できるため、キー及びその表示も多機能にわたっ
ているが、個々の内容については既に周知のものである
ため、説明は省略する。
【0022】(6)CPUの処理動作 図4は、本実施の形態の処理動作を示すフローチャート
である。まず、電源を投入(ON)すると、処理モード
等の初期化を行う(ステップ400)。次に、原稿をコ
ンタクトガラス301上に載置して操作部12からの編
集・内容の入力を行い(ステップ401)、スタートの
指示を待つ(ステップ402)。スタートの指示があっ
た場合(ステップ402;Y)、本実施の形態による画
像領域→領域指定変倍モード時での画像データの処理方
法内容を確認する(ステップ403)。画像領域→領域
指定変倍モードが設定されていない場合はそのままステ
ップ404へ移行。設定されている場合は、転写紙の用
紙サイズと転写指定領域、縮小限定設定の有無、倍率優
先設定の有無、作像指定位置の確認を行う。
【0023】次に、画像編集装置はスキャナを起動させ
画像の読み込みが行われ(ステップ404)、読み込ま
れた画像データはI/F部11を通って画像メモリに蓄
えられる(ステップ405)。この後、画像メモリに格
納された画像データを、予め指定された編集内容を編集
・加工する(ステップ406)。その後、画像メモリの
内容をI/F部11を通してIPU3側へ戻して、プリ
ンタ部による出力を行う(ステップ407)。そして、
フローチャート上では初期化後の状態に戻り、操作部1
2からの入力指示を待つ状態(ステップ401)での待
機となる。本実施の形態では全ての画像編集をCPUに
よるソフトウエアの処理で行っているが、画像編集用の
専用のハードウエアで処理を行っても良い。
【0024】次に、画像領域→領域指定変倍モードでの
処理方法の確認を説明する。図4のステップ403にて
ステップ401で設定された画像領域→領域指定変倍モ
ードでの加工内容の確認を行う。本実施の形態ではその
設定は操作部LCDとタッチキーを用いた設定方法にて
行っているが、他の方法としてSPモードと呼ばれる操
作部キーの組み合わせを用いた設定も可能である。「画
像領域→領域指定変倍モード」が選択された場合の転写
紙作像領域の認識は、予め選択された転写紙サイズと、
ユーザーが操作部の転写領域設定キーにより入力した数
値より決定される。この例を図13を参照して説明す
る。転写紙の両端から、ユーザーに指定された余白スペ
ース分を削除した部分の領域(作像領域)のアドレス化
を行う。図13での余白指定は、左=10mm、上、
下、右=5mmとしている。これにより得られた作像領
域PSRQはアドレス化され、図13−aに示すように
メモリに格納される。同時に領域中心点のアドレスも決
定される。
【0025】続いて、画像データの格納を説明する。ス
キャナを起動して等倍で原稿情報の読み取りを行い、読
み取られたデータは、IPU3内で所定の処理をされて
黒データBLKDT0〜7のみが出力される。黒データ
はI/F部11を通って画像メモリA21に入力され、
記憶される。画像メモリA21はBLKDT0〜7をそ
のまま記憶できるサイズである1画素8ビットのメモリ
である。次に、図5のフローチャートを参照して、メモ
リ上での編集を説明する。まず、輪郭追跡(ステップ9
01)について説明する。画像メモリ上で入力画像をラ
スタ走査して、追跡を開始する画素を捜し出す。つい
で、その追跡開始画素から外側の輪郭線の場合には反時
計回りに追跡し、内側の輪郭線の場合には時計回りに輪
郭画素を追跡する。そして、再び追跡開始画素に戻った
ことをもって、一つの画素集合の輪郭線の追跡が終了す
る。以上の走査を未追跡の輪郭画素がなくなるまで繰り
返し実行する。
【0026】図6は一つの画素集合の輪郭線を追跡した
例を示すもので、輪郭線の方向として図7に示すような
0〜7の方向としている。まず、図6の点描のようにラ
スタ走査して追跡開始画素を捜し、例えば、追跡開始画
素が(i1,j1)の位置に見つかったとすると、ラス
タ走査時の一つ前の画素が白画素であり外側輪郭線であ
ると判断し、この位置より反時計回りに追跡を開始す
る。次に、図7の「4」の方向から反時計回りに追跡を
開始する。「4」の方向から反時計回りに近傍の画素を
調べ、最初に見つかった画素の方向を輪郭線の方向とす
る。ついで、追跡中心画素をその画素に移動し、前回の
輪郭線の方向(「2」の方向)から反時計回りに近傍画
素を調べ、これが追跡開始画素にたどり着くまで繰り返
す。この様な処理を行うことで図6の矢印群で示すよう
な輪郭線が得られる。この追跡結果のうち、外側の輪郭
線追跡の場合だけを輪郭線データとしてメモリに格納す
る。輪郭線データは図8に示すように、輪郭座標の最小
値と最大値をとって開始位置(最小値)と長さ(最大値
−最小値)で構成されている。図8の1行目が図6の輪
郭線追跡結果を示している。
【0027】続く図5のステップ902、ステップ90
4では輪郭データをもとに画像判定を行っている。輪郭
線追跡の結果として得られた輪郭データの内、X方向、
Y方向の大きさ(図8参照)により、その輪郭線の内側
が画像ノイズなのか、文字なのか予め決めたしきい値L
1,L2によって判断している。輪郭データがL2より
も大きい場合は、図7の輪郭線の方向を表すデータの出
現回数で画素集合の形態を判断する。これはエリアを表
す様な面積の大きい輪郭線は、図7の輪郭線の方向にば
らつきが生ずるが、線の様なものの輪郭線は特定の2方
向に強いかたよりを示すからである。
【0028】そのため0〜7の各方向の輪郭データの確
率を求め、その最大値と最小値の差を計算する事で線図
形かエリア図形かの判断ができる。本実施の形態では定
数KとPmax−Pminの大小を比べることで判断を
行っている(ステップ906)。この画像判定データは
図9に示すようにコード化され図8の順番に登録され
る。ノイズとして認識された画素集合に対しては、その
後特別な処理は行われない。文字として認識された画素
集合はステップ905において、文字部として切り出さ
れパターンマッチングされることで、予め記憶されてい
る文字として認識される。
【0029】また、線図形として認識された画素集合は
ベクトル化処理が施される(ステップ907)。本実施
の形態では電子通信学会論文誌、1985年4月VO
L.J68−D、・4、845頁〜852頁、あるいは
特開昭62−286177号公報に記載されるように、
線図形画像の両側の輪郭線を追跡しつつ、その中心線を
求め、折れ線ベクトルとして近似表現する方法を用いて
いる。ベクトル化した状態でパターンマッチングを行
い、矢印の先端の方向を検出してベクトルの方向を決定
する。折れ線ベクトルの始点と終点より矢印のベクトル
化を行う。
【0030】次に、原稿上にて有効画像が存在する領域
の検索を行う(ステップ909)。この領域は転写紙に
画像を変倍して印刷する際、変倍する画像領域として扱
われる。図8に順番に並べられた輪郭データ座標から変
倍領域のX軸、Y軸のmin値、max値を算出する。
変倍領域X軸のmin値は、図8の輪郭データの中で開
始X座標が一番小さいものを検索し、その数値をX軸m
in値とする。変倍領域X軸max値は、「開始X座標
+長さX」が一番大きいものを検索し、その数値をX軸
max値とする。
【0031】Y軸に関しても同様にして、min値、m
ax値を求め、以上4点の座標を求めることで変倍領域
が決定する。同時に領域の中心点のアドレスも決定され
る。決定された変倍領域データは図10に示すようにメ
モリに格納される。この後、CPU7は予め操作部12
より設定された編集内容に従って、メモリ上にて原稿画
像の編集を行う。特に本実施の形態に関わる編集は、
「画像領域→領域指定変倍モード」が設定されていた場
合は、その原稿の有効画像が存在するエリアを切り出
し、転写紙内の作像領域サイズにあわせ、切り出したエ
リアを変倍した後、作像領域に印刷出力を行う。
【0032】また、作像位置指定がなされていた場合に
おいては、切り出され変倍された編集原稿画像の指定の
一点が、作像領域の指定の一点に書き込まれる様、編集
後原稿画像の転写紙への書き込みアドレスを指定した
後、印刷出力を行う。本実施の形態では全ての画像編集
をCPUによるソフトウエアの処理で行っているが、画
像編集用の専用のハードウエアで処理を行っても良い。
加工・編集が終わった後の画像メモリの内容はI/F部
11、GAVD4、LD制御板5を経由して感光体面上
に書き込まれ、転写紙上に出力される(図4、ステップ
407)。そして、フローチャート上では初期化後の状
態に戻り、操作部から動作指示が有るか否かを判断する
状態となる(ステップ401)。
【0033】次に、「画像領域→領域指定変倍モード」
にて、A3原稿内の画像をA4転写紙内の希望領域にコ
ピーする際の例を図14に示してある。ここでは、縮小
限定設定を「する」、変倍優先設定を「画像優先」、転
写領域設定値を、「左、右=5mm、上、下=10m
m」とし、図14−aの原稿から図14−bのコピー原
稿を得たものである。この場合、原稿の有効画像領域が
転写紙の作像領域より大きいため、縮小限定設定につい
ては特に設定の意味はなさないが、「画像優先」が設定
されているのでX軸、Y軸の小さい方の倍率が選択され
変倍される。この場合は83%となる。
【0034】図14の比較として、今まで複写機で使用
されてきた用紙指定変倍モードの例を図15に示してあ
る。この場合倍率は原稿サイズ(A3)と転写紙サイズ
(A4)にて自動的に決定されるので倍率は71%とな
る。そのため、実際に必要な画像をA4サイズに収める
場合は83%の倍率でよいのにも関わらず、71%と更
に小さな倍率でコピーを行ってしまう為、画像が必要以
上に小さくなりコピー原稿が見にくくなることがある。
【0035】他の実施の形態を図16に示してある。縮
小限定設定を「する」とし、作像位置指定を「右上→右
上」とした時の場合の例である。有効画像領域より、転
写紙内の作像領域の方が大きい為、倍率にはそのまま1
00%を採用し、画像の大きさは変えない。かつ、有効
画像領域の右上角が転写紙作像領域の右上角に位置する
様にレイアウトし印刷出力される。結果、図15−aか
ら図15−bのコピー原稿を得る。また、他の例とし
て、作像位置指定を「右上→右上」から「中央→中央」
に変更した場合の例を示す。この場合図15−aから図
15−cのコピー原稿を得られる。作像位置を変える方
法としては、原稿画像領域内の指定されたある一点の画
像データのアドレスが、画像メモリにおける転写紙作像
領域の指定の一点に対応するアドレスに一致する様に、
画像メモリ上に画像データを書き込むものである。
【0036】図17にADFを用いて「画像領域→領域
指定変倍モード」にてコピー作業を行った場合の例を示
してある。モードは、縮小限定設定を「する」、倍率優
先設定を「画像優先」、転写領域設定値を、「左=10
mm、上、下、右=5mm」、作像位置指定を「左上→
左上」。この場合、倍率は原稿1枚毎に各計算、設定さ
れる。この例は、「プリンタ用紙→A4用紙」のコピー
である。特に、原稿にプリンタ用紙を使用している場合
は、そこに描かれている画像情報もプリンタ用紙サイズ
にあわせそのレイアウトが決められて画像が存在するこ
とが多く、その画像サイズが定型紙サイズにあわない場
合も多く存在する。また、画像のレイアウトもページに
よってまちまちであり、全ての原稿において同一の設定
とすると見にくくなる場合がある。この様な場合におい
てこのモードは有効である。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、原稿上の必要
な情報のみを印刷出力でき、同時に、転写紙への白紙ス
ペースを減らし転写紙の有効利用が可能になる。これに
より、装置にエディタボードが不要となり、空きスペー
スをまとめることができ、さらに、マーカーを使用する
ことによる画像品質の劣化を防止することができる。
【0038】請求項2記載の発明では、転写紙内の作像
領域範囲を、範囲設定手段で設定可能であるので、ユー
ザーは自分の希望したレイアウトにてコピー後原稿を得
ることができる。請求項3記載の発明では、転写紙内作
像領域のどの位置に編集後有効画像を配置するかを、位
置指定手段で指定可能であるのでコピー後のレイアウト
を考慮したコピー作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像編集装置の概略構成ブロック図である。
【図2】ディジタル複写機の概略構成図である。
【図3】画像処理部の構成ブロック図である。
【図4】画像編集装置のメイン動作を示すフローチャー
トである。
【図5】メモリ上での編集のフローチャートである。
【図6】輪郭の追跡例である。
【図7】輪郭線の方向を示した図である。
【図8】輪郭データの例である。
【図9】輪郭データ判定結果の例である。
【図10】変倍領域データの例である。
【図11】操作部、ハードキー説明図である。
【図12】操作部LCD表示例である。
【図13】転写紙への作像領域認識の説明図である。
【図14】「画像領域→領域指定変倍モード」にて、A
3原稿内の画像をA4転写紙内の希望領域にコピーする
際の例を示した図である。
【図15】用紙指定変倍時の例である。
【図16】縮小限定設定を「する」とし、作像位置指定
を「右上→右上」とした時の場合の例を示した図であ
る。
【図17】「画像領域→領域指定変倍モード」にてコピ
ー作業を行った場合の例を示した図である。
【符号の説明】 1 スキャナ部 2 VPU 3 IPU 4 GAVD 5 LD制御板 6 LED制御板 7 CPU 8 ROM 9 RAM 10 内部システムバス 11 I/F 12 操作部 21 画像メモリA 22 画像メモリB 34 液晶表示部(LCD部) 35 マトリックスイッチ部 36 テンキー 37 スタートキー 38 クリア/ストップキー 39 割り込みキー 40 エンターキー 41 モードクリアキー及び予熱モードキー 42 画像領域→領域指定変倍キー 43 画像領域→領域指定変倍モード用の画面 44 転写領域設定キー 45 縮小限定設定 46 倍率優先設定キー 47 作像位置指定キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に原稿画像のデータを読み取る読
    取手段と、 この読取手段で読み取ったデータを記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶したデータを処理する画像処理手段
    と、 この画像処理手段で処理したデータを転写紙上に像形成
    する出力手段を備えた画像編集装置であって、 前記画像処理手段が、前記読取手段で読み取ったデータ
    の有効画像領域を認識する第1の領域認識部と、 転写紙への像形成可能な領域を認識する第2の領域認識
    部と、 第1の領域認識部により得た有効画像領域サイズと第2
    の領域認識部により得た像形成許可領域サイズを比較演
    算する比較演算部と、 前記比較演算部より算出された演算結果に従い有効画像
    を変倍する有効画像変倍部とを備えたことを特徴とする
    画像編集装置。
  2. 【請求項2】 転写紙の像形成許可領域範囲を設定する
    範囲設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1
    記載の画像編集装置。
  3. 【請求項3】 像形成許可領域への画像作像位置を設定
    する位置設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1記載の画像編集装置。
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