JPH11268251A - 印刷用マスク版の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents
印刷用マスク版の洗浄方法及び洗浄装置Info
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- JPH11268251A JPH11268251A JP9392098A JP9392098A JPH11268251A JP H11268251 A JPH11268251 A JP H11268251A JP 9392098 A JP9392098 A JP 9392098A JP 9392098 A JP9392098 A JP 9392098A JP H11268251 A JPH11268251 A JP H11268251A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷物が付着・堆積したマスク版のマスク部
に何等の損傷を与えることなく、マスク部の表面、裏面
や開口部に付着・堆積した印刷物(ソルダーペースト)
を洗浄除去する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 印刷物が付着・堆積したマスク版に、モ
ース硬度1.0〜4.0の微粒子からなる洗浄材を、異
形噴射ノズルあるいは異形複合噴射ノズルより噴射し
て、マスク部に高速吹付け処理する。
に何等の損傷を与えることなく、マスク部の表面、裏面
や開口部に付着・堆積した印刷物(ソルダーペースト)
を洗浄除去する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 印刷物が付着・堆積したマスク版に、モ
ース硬度1.0〜4.0の微粒子からなる洗浄材を、異
形噴射ノズルあるいは異形複合噴射ノズルより噴射し
て、マスク部に高速吹付け処理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷物が付着・堆
積したマスク版の洗浄方法、特に電子部品実装における
ソルダーペースト印刷用マスク版や、電子部品製造にお
けるシャドウマスク版等の洗浄に関する。
積したマスク版の洗浄方法、特に電子部品実装における
ソルダーペースト印刷用マスク版や、電子部品製造にお
けるシャドウマスク版等の洗浄に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板への電子部品の実装に当
たっては、印刷用マスク版を使用して多数のプリント配
線板へソルダーペースト印刷を繰り返し行うが、その際
マスク部の開口部壁にソルダーペーストの一部が付着・
堆積して開口部の一部または全部を閉塞して、ソルダー
ペースト印刷の不良を引き起こす。このような多数刷り
を行うに当たっては、印刷不具合を起こす前に、ソルダ
ーペーストが一部付着・堆積したマスク版を印刷機より
取り外し、マスク部の表面や裏面のみならず、その開口
部に付着・堆積したソルダーペーストを洗浄・除去して
印刷用マスク版を再利用している。
たっては、印刷用マスク版を使用して多数のプリント配
線板へソルダーペースト印刷を繰り返し行うが、その際
マスク部の開口部壁にソルダーペーストの一部が付着・
堆積して開口部の一部または全部を閉塞して、ソルダー
ペースト印刷の不良を引き起こす。このような多数刷り
を行うに当たっては、印刷不具合を起こす前に、ソルダ
ーペーストが一部付着・堆積したマスク版を印刷機より
取り外し、マスク部の表面や裏面のみならず、その開口
部に付着・堆積したソルダーペーストを洗浄・除去して
印刷用マスク版を再利用している。
【0003】従来、印刷用マスク版の洗浄は、ソルダー
ペーストのフラックスを溶解するアルコール系、グリコ
ールエーテル系、またはケトン系等の有機溶剤からなる
洗浄液中に印刷用マスク版を浸漬し、超音波洗浄した
り、あるいは洗浄液を印刷用マスク版にスプレー洗浄し
た後、液切りして、乾燥していた。
ペーストのフラックスを溶解するアルコール系、グリコ
ールエーテル系、またはケトン系等の有機溶剤からなる
洗浄液中に印刷用マスク版を浸漬し、超音波洗浄した
り、あるいは洗浄液を印刷用マスク版にスプレー洗浄し
た後、液切りして、乾燥していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では洗浄液は、使用中に大気中に蒸発して、臭気や
作業者の健康に有害となるものが多く、局所排気を実施
しても手作業であるために作業環境上好ましくなかっ
た。また、洗浄液切りや、乾燥工程は、手作業をも必要
とし、かつ、作業時間がかかった。さらに、マスク部は
スクリーン張りの支持枠に接着剤で固定して、印刷用マ
スク版を製造するが、使用する接着剤によっては、洗浄
液で膨潤したり、溶解・剥離してしまうことがある。す
なわち、このような洗浄剤で印刷用マスク版を洗浄すれ
ば、マスク部固定用接着剤の使用が著しく限定される状
況にあった。
方法では洗浄液は、使用中に大気中に蒸発して、臭気や
作業者の健康に有害となるものが多く、局所排気を実施
しても手作業であるために作業環境上好ましくなかっ
た。また、洗浄液切りや、乾燥工程は、手作業をも必要
とし、かつ、作業時間がかかった。さらに、マスク部は
スクリーン張りの支持枠に接着剤で固定して、印刷用マ
スク版を製造するが、使用する接着剤によっては、洗浄
液で膨潤したり、溶解・剥離してしまうことがある。す
なわち、このような洗浄剤で印刷用マスク版を洗浄すれ
ば、マスク部固定用接着剤の使用が著しく限定される状
況にあった。
【0005】一方、ブラスト加工は、各種製品、部品、
部材の表面形態や状態を変えて機能を発揮させる用途に
積極的に使用されてきた。たとえば、金属表面のスケー
ル剥離や錆落とし、金属製品やプラスチック製品のバリ
取り加工、塗装や接着などの下地処理(梨地加工)、シ
ョットピーニング等に使用されている。
部材の表面形態や状態を変えて機能を発揮させる用途に
積極的に使用されてきた。たとえば、金属表面のスケー
ル剥離や錆落とし、金属製品やプラスチック製品のバリ
取り加工、塗装や接着などの下地処理(梨地加工)、シ
ョットピーニング等に使用されている。
【0006】本発明者等は、有機溶剤を使用する前記問
題点を解決し、ブラスト加工を応用し印刷用マスク版の
マスク部に何等の損傷を与えることなく、マスク部の表
面、裏面、開口部に付着・堆積したソルダーペーストを
剥離・除去する洗浄方法を提供することを目的に鋭意検
討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
題点を解決し、ブラスト加工を応用し印刷用マスク版の
マスク部に何等の損傷を与えることなく、マスク部の表
面、裏面、開口部に付着・堆積したソルダーペーストを
剥離・除去する洗浄方法を提供することを目的に鋭意検
討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷物が付着
・堆積したマスク版に、モース硬度1.0〜4.0の微
粒子からなる洗浄材をマスク部の両面に高速吹付け処理
し、付着・堆積物を除去することを特徴とする印刷用マ
スク版の洗浄方法にある。
・堆積したマスク版に、モース硬度1.0〜4.0の微
粒子からなる洗浄材をマスク部の両面に高速吹付け処理
し、付着・堆積物を除去することを特徴とする印刷用マ
スク版の洗浄方法にある。
【0008】さらに本発明は、印刷物が付着・堆積した
マスク版に、モース硬度1.0〜4.0の微粒子からな
る洗浄材をマスク部の両面に高速吹付け処理し、付着・
堆積物を除去した後、水洗することを特徴とする印刷用
マスク版の洗浄方法にある。
マスク版に、モース硬度1.0〜4.0の微粒子からな
る洗浄材をマスク部の両面に高速吹付け処理し、付着・
堆積物を除去した後、水洗することを特徴とする印刷用
マスク版の洗浄方法にある。
【0009】また本発明は、印刷物が付着・堆積したマ
スク版を、モース硬度1.0〜4.0の微粒子からなる
洗浄材をマスク部に高速吹付け処理して付着・堆積物を
洗浄除去する装置であって、圧縮空気式洗浄材吸引型ブ
ラスト装置の洗浄材吸引ユニットに、走査方向に対して
垂直方向に長軸を持つ異形噴射口を有し、該噴射口断面
積の圧縮空気管断面積に対する比が1〜10の異形噴射
ノズルを連結してなることを特徴とする印刷用マスク版
の洗浄装置にある。
スク版を、モース硬度1.0〜4.0の微粒子からなる
洗浄材をマスク部に高速吹付け処理して付着・堆積物を
洗浄除去する装置であって、圧縮空気式洗浄材吸引型ブ
ラスト装置の洗浄材吸引ユニットに、走査方向に対して
垂直方向に長軸を持つ異形噴射口を有し、該噴射口断面
積の圧縮空気管断面積に対する比が1〜10の異形噴射
ノズルを連結してなることを特徴とする印刷用マスク版
の洗浄装置にある。
【0010】またさらに本発明は、上記装置において異
形噴射ノズル噴射口の外周部に流体吐出口を設けた複合
噴射ノズルとしたことを特徴とする印刷用マスク版の洗
浄装置にある。
形噴射ノズル噴射口の外周部に流体吐出口を設けた複合
噴射ノズルとしたことを特徴とする印刷用マスク版の洗
浄装置にある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、「洗浄材」と
は、マスク部に付着・堆積した印刷物をマスク部に何等
の損傷を与えることなく洗浄・除去する固体物質を意味
するものとする。また、「マスク部」は、図1に示すよ
うに、印刷パターンを有するシート材料からなり、金属
材料からなるメタルマスク、金属材料及びポリマー材料
の複合シート材料からなる金属/プラスチックハイブリ
ッドマスクなどがある。
は、マスク部に付着・堆積した印刷物をマスク部に何等
の損傷を与えることなく洗浄・除去する固体物質を意味
するものとする。また、「マスク部」は、図1に示すよ
うに、印刷パターンを有するシート材料からなり、金属
材料からなるメタルマスク、金属材料及びポリマー材料
の複合シート材料からなる金属/プラスチックハイブリ
ッドマスクなどがある。
【0012】以下、本発明を図面を参照しながら説明す
る。図1は、印刷用マスク版の平面模式図である。該版
は、アルミ製パイプまたは鋳鉄製支持枠9に張ったスク
リーン8に、マスク1を接着剤でスクリーン8に接着し
た接着部7から構成されており、ソルダーペースト印刷
に供する。
る。図1は、印刷用マスク版の平面模式図である。該版
は、アルミ製パイプまたは鋳鉄製支持枠9に張ったスク
リーン8に、マスク1を接着剤でスクリーン8に接着し
た接着部7から構成されており、ソルダーペースト印刷
に供する。
【0013】図2は、ソルダーペースト印刷に使用し
て、洗浄を必要とする印刷マスク版のマスク部1の拡大
平面模式図を示したものである。開口部4、特に開口形
状の細かい開口部41の壁面や、コーナー部にソルダー
ペースト52が残存しており、また、マスク部表面1A
の周辺部に付着・堆積した余剰ソルダーペースト53や
ソルダーペースト中のフラックス54が油膜状に付着し
ている状態を示す。図3(a)は、図2のX−X切断断
面図であって、マスク部の裏面1Bに裏回りしたソルダ
ーペースト51が開口部周辺に付着した状態を示してい
る。
て、洗浄を必要とする印刷マスク版のマスク部1の拡大
平面模式図を示したものである。開口部4、特に開口形
状の細かい開口部41の壁面や、コーナー部にソルダー
ペースト52が残存しており、また、マスク部表面1A
の周辺部に付着・堆積した余剰ソルダーペースト53や
ソルダーペースト中のフラックス54が油膜状に付着し
ている状態を示す。図3(a)は、図2のX−X切断断
面図であって、マスク部の裏面1Bに裏回りしたソルダ
ーペースト51が開口部周辺に付着した状態を示してい
る。
【0014】本発明を実施するに当たっては、まず、ソ
ルダーペーストが付着・堆積した印刷マスク版に洗浄材
を高速吹付けする。洗浄材の高速吹付けに先立ってソル
ダーペーストが付着・堆積しているマスク版を温度70
℃以下の熱風乾燥機で乾燥して、付着・堆積ソルダーペ
ースト中の低沸点希釈剤等を除去して置くことが好まし
い。ソルダーペースト中に低沸点希釈剤が残存している
と洗浄材が低沸点希釈剤で湿潤・凝集して、洗浄材が再
利用できなくなることがある。乾燥温度は高いほど乾燥
時間は短くなるが、印刷用マスク版にはスクリーンや接
着剤を使用しているので、該版の寸法安定性の点から室
温から70℃以下の温度が好ましい。
ルダーペーストが付着・堆積した印刷マスク版に洗浄材
を高速吹付けする。洗浄材の高速吹付けに先立ってソル
ダーペーストが付着・堆積しているマスク版を温度70
℃以下の熱風乾燥機で乾燥して、付着・堆積ソルダーペ
ースト中の低沸点希釈剤等を除去して置くことが好まし
い。ソルダーペースト中に低沸点希釈剤が残存している
と洗浄材が低沸点希釈剤で湿潤・凝集して、洗浄材が再
利用できなくなることがある。乾燥温度は高いほど乾燥
時間は短くなるが、印刷用マスク版にはスクリーンや接
着剤を使用しているので、該版の寸法安定性の点から室
温から70℃以下の温度が好ましい。
【0015】なお、本発明を実施するに当たり水溶性微
粒子からなる洗浄材を使用して、かつ、後述する本発明
の異形複合噴射ノズルを使用した洗浄材と水滴ミストの
同時高速吹付けの場合には、ソルダーペーストが付着・
堆積したマスク版を乾燥する必要はない。また、余剰ペ
ーストは図3の符号53に示したように、局所的に分厚
い塊になっていることがあるのでので、この場合は乾燥
に先立って、そのほとんどをヘラなどを用いて除去して
おくことが好ましい。
粒子からなる洗浄材を使用して、かつ、後述する本発明
の異形複合噴射ノズルを使用した洗浄材と水滴ミストの
同時高速吹付けの場合には、ソルダーペーストが付着・
堆積したマスク版を乾燥する必要はない。また、余剰ペ
ーストは図3の符号53に示したように、局所的に分厚
い塊になっていることがあるのでので、この場合は乾燥
に先立って、そのほとんどをヘラなどを用いて除去して
おくことが好ましい。
【0016】次に、マスク部の表面1Aにモース硬度
1.0〜4.0の微粒子からなる洗浄材を高速吹付けす
ることによって、マスク部表面1は勿論のこと、その開
口部4の壁面に何等の損傷を与えることなく付着・堆積
したソルダーペーストだけを選択的に除去する(図3
(b))。洗浄作業手順としては、まず1A面を洗浄し
た後、次に裏面1Bを同様に洗浄するが、マスク部の両
面に洗浄材を同時高速吹付けしてソルダーペーストを洗
浄・除去してもよい。
1.0〜4.0の微粒子からなる洗浄材を高速吹付けす
ることによって、マスク部表面1は勿論のこと、その開
口部4の壁面に何等の損傷を与えることなく付着・堆積
したソルダーペーストだけを選択的に除去する(図3
(b))。洗浄作業手順としては、まず1A面を洗浄し
た後、次に裏面1Bを同様に洗浄するが、マスク部の両
面に洗浄材を同時高速吹付けしてソルダーペーストを洗
浄・除去してもよい。
【0017】マスク部1に洗浄材を高速吹付けする手段
としては、洗浄材を圧縮空気または遠心力によりマスク
部面に吹付ける方法があるが、圧縮空気による方法は後
述する粒径が小さく、かつ、密度の小さい洗浄材を加速
するのに好適である。さらに、圧縮空気法には、乾式法
と湿式法が考えられるが、洗浄材と洗浄・除去したマス
ク部付着・堆積物とを分離して洗浄材を再利用する上で
乾式法の方が優れている。
としては、洗浄材を圧縮空気または遠心力によりマスク
部面に吹付ける方法があるが、圧縮空気による方法は後
述する粒径が小さく、かつ、密度の小さい洗浄材を加速
するのに好適である。さらに、圧縮空気法には、乾式法
と湿式法が考えられるが、洗浄材と洗浄・除去したマス
ク部付着・堆積物とを分離して洗浄材を再利用する上で
乾式法の方が優れている。
【0018】マスク部に何等の損傷を与えずにマスク部
に付着・堆積したソルダーペーストを洗浄・除去するた
めには、洗浄材の粒径、硬度、さらには、洗浄条件を適
切に選定する必要がある。
に付着・堆積したソルダーペーストを洗浄・除去するた
めには、洗浄材の粒径、硬度、さらには、洗浄条件を適
切に選定する必要がある。
【0019】そのためには、洗浄材として微粒子を選
び、かつ、そのモース硬度は1.0〜4.0の範囲のも
のから選ぶ。さらに洗浄材の高速吹付け条件は、図4に
示した異形噴射ノズルを使用してゲージ圧0.1〜1.
4MPa、マスク版面−噴射口距離を10〜200mm
とする。洗浄材として使用する微粒子の硬度がモース硬
度が1.0未満では、特にプラスチックからなる微粒子
を洗浄材に用いた場合に、洗浄後開口部に付着・堆積し
たソルダーペーストが洗浄除去されるものの開口部の一
部に洗浄材が引っかかった状態で残ることがあるので好
ましくない。一方モース硬度4.0以上では、図7の拡
大写真に示すように、その開口部エッジが洗浄材で変形
するので好ましくない。
び、かつ、そのモース硬度は1.0〜4.0の範囲のも
のから選ぶ。さらに洗浄材の高速吹付け条件は、図4に
示した異形噴射ノズルを使用してゲージ圧0.1〜1.
4MPa、マスク版面−噴射口距離を10〜200mm
とする。洗浄材として使用する微粒子の硬度がモース硬
度が1.0未満では、特にプラスチックからなる微粒子
を洗浄材に用いた場合に、洗浄後開口部に付着・堆積し
たソルダーペーストが洗浄除去されるものの開口部の一
部に洗浄材が引っかかった状態で残ることがあるので好
ましくない。一方モース硬度4.0以上では、図7の拡
大写真に示すように、その開口部エッジが洗浄材で変形
するので好ましくない。
【0020】モース硬度1.0〜4.0の微粒子として
は、具体的にはプラスチック系微粒子及び低分子結晶微
粒子がある。プラスチック系微粒子としては、モース硬
度が上記の範囲のナイロン、ポリカーボネート樹脂、ポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂、ユリア樹脂、ポバール
樹脂製のものが使用できる。
は、具体的にはプラスチック系微粒子及び低分子結晶微
粒子がある。プラスチック系微粒子としては、モース硬
度が上記の範囲のナイロン、ポリカーボネート樹脂、ポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂、ユリア樹脂、ポバール
樹脂製のものが使用できる。
【0021】低分子結晶微粒子としては、食塩、炭酸水
素ナトリウム、尿素、ペンタエリスリトール等があり、
これらの微粒子は高速吹付け処理の際に破砕されてさら
に微粉末となり、洗浄材として再利用困難であるが、水
溶性であるために、洗浄後の水洗で容易に除去できる。
さらに、上記水溶性低分子結晶微粒子洗浄材が、開口部
の一部に引っかかった状態で残ったとしても後の水洗で
容易に除去できる。また、高速吹付け処理の際に起こる
洗浄材による粉塵飛散を防止するために、図5に示す異
形複合噴射ノズルを使用した洗浄材と水滴ミストの同時
高速吹付け洗浄を行ってもよい。
素ナトリウム、尿素、ペンタエリスリトール等があり、
これらの微粒子は高速吹付け処理の際に破砕されてさら
に微粉末となり、洗浄材として再利用困難であるが、水
溶性であるために、洗浄後の水洗で容易に除去できる。
さらに、上記水溶性低分子結晶微粒子洗浄材が、開口部
の一部に引っかかった状態で残ったとしても後の水洗で
容易に除去できる。また、高速吹付け処理の際に起こる
洗浄材による粉塵飛散を防止するために、図5に示す異
形複合噴射ノズルを使用した洗浄材と水滴ミストの同時
高速吹付け洗浄を行ってもよい。
【0022】洗浄材の粒径は、大きいほどマスク部表面
に対する洗浄効果は大きいが、マスク部の開口壁をも洗
浄する必要があるので、マスク部に吹付けられる洗浄材
粒子が該マスク部の開口部を貫通できる大きさでなけれ
ばならない。すなわち、洗浄材の粒径は、該マスク部に
存在する開口のうち、最小の開口幅より小さいものを使
用する必要がある。さらに、該開口部のコーナー側壁を
洗浄するためには洗浄材の粒子径は、最小開口幅100
〜150μmの1/2以下であることが好ましい。
に対する洗浄効果は大きいが、マスク部の開口壁をも洗
浄する必要があるので、マスク部に吹付けられる洗浄材
粒子が該マスク部の開口部を貫通できる大きさでなけれ
ばならない。すなわち、洗浄材の粒径は、該マスク部に
存在する開口のうち、最小の開口幅より小さいものを使
用する必要がある。さらに、該開口部のコーナー側壁を
洗浄するためには洗浄材の粒子径は、最小開口幅100
〜150μmの1/2以下であることが好ましい。
【0023】洗浄材の高速吹付け条件は、特に限定する
必要がないが、圧縮空気のゲージ圧0.1〜1.4MP
a、噴射ノズル口とマスク版との距離を10〜200m
mとするなどと穏和な条件であればよい。
必要がないが、圧縮空気のゲージ圧0.1〜1.4MP
a、噴射ノズル口とマスク版との距離を10〜200m
mとするなどと穏和な条件であればよい。
【0024】洗浄材の高速吹付け処理で洗浄した印刷用
マスク版には、剥離したソルダーペースト片や洗浄材粒
子片が付着しているので、印刷用マスク版の両面に加圧
空気をスプレーしてそれらを除去する。このようにして
洗浄されたマスク部の両面は、水が均一に濡れる状態ま
でソルダーペーストが除去されているので、ソルダーペ
ースト印刷にそのまま使用できる。
マスク版には、剥離したソルダーペースト片や洗浄材粒
子片が付着しているので、印刷用マスク版の両面に加圧
空気をスプレーしてそれらを除去する。このようにして
洗浄されたマスク部の両面は、水が均一に濡れる状態ま
でソルダーペーストが除去されているので、ソルダーペ
ースト印刷にそのまま使用できる。
【0025】しかし、印刷用マスク版に付着した剥離ソ
ルダーペースト片や洗浄材粒子片の除去を完全にするた
め、上記の加圧空気によるスプレー除去の後、必要に応
じて印刷用マスク版を温度50℃以下の水で物理洗浄し
てもよい。物理洗浄法としては、印刷用マスク版を水槽
に浸漬しながら超音波洗浄してもよいし、印刷用マスク
版に水をスプレーする、いわゆるスプレー洗浄であって
もよい。水洗後の印刷用マスクは、70℃以下の温度で
乾燥する。
ルダーペースト片や洗浄材粒子片の除去を完全にするた
め、上記の加圧空気によるスプレー除去の後、必要に応
じて印刷用マスク版を温度50℃以下の水で物理洗浄し
てもよい。物理洗浄法としては、印刷用マスク版を水槽
に浸漬しながら超音波洗浄してもよいし、印刷用マスク
版に水をスプレーする、いわゆるスプレー洗浄であって
もよい。水洗後の印刷用マスクは、70℃以下の温度で
乾燥する。
【0026】本発明の洗浄方法に好適に使用できる洗浄
装置を図4に模式的に示す。この装置は圧縮空気式洗浄
材吸引型ブラスト装置であって、洗浄材吸引ユニット2
には、圧縮空気管21と、洗浄材吸引管22が洗浄材吸
引部23に固定されており、圧縮空気管21の軸線上に
異形噴射口35を備えた異形噴射ノズル3が設けられて
いる。異形噴射口35は走査方向に対して垂直方向に長
軸を有している。洗浄材吸引管22は図示してないが洗
浄材タンク(貯槽)に連結されている。また、噴射口3
5の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対する比が
1〜10であって、噴射口35と洗浄されるマスク版面
との距離を10〜200mmとすることができるように
なっている。
装置を図4に模式的に示す。この装置は圧縮空気式洗浄
材吸引型ブラスト装置であって、洗浄材吸引ユニット2
には、圧縮空気管21と、洗浄材吸引管22が洗浄材吸
引部23に固定されており、圧縮空気管21の軸線上に
異形噴射口35を備えた異形噴射ノズル3が設けられて
いる。異形噴射口35は走査方向に対して垂直方向に長
軸を有している。洗浄材吸引管22は図示してないが洗
浄材タンク(貯槽)に連結されている。また、噴射口3
5の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対する比が
1〜10であって、噴射口35と洗浄されるマスク版面
との距離を10〜200mmとすることができるように
なっている。
【0027】ここで異形噴射ノズルとは、ノズル噴射口
の形状が円形とは異なり長軸及び短軸を有する形状のも
のであって、具体的には矩形(スリット形)、楕円形及
びマユ形等があるが、ノズル加工の容易さから矩形及び
楕円形が好ましい。図4(b)に図4(a)の矢印Aか
ら見て矩形ものを示している。ノズルの長軸と短軸の比
は1.1〜100の範囲のものが好ましい。なお、図4
において(c)図の符号24は圧縮空気管21の断面を
表している。
の形状が円形とは異なり長軸及び短軸を有する形状のも
のであって、具体的には矩形(スリット形)、楕円形及
びマユ形等があるが、ノズル加工の容易さから矩形及び
楕円形が好ましい。図4(b)に図4(a)の矢印Aか
ら見て矩形ものを示している。ノズルの長軸と短軸の比
は1.1〜100の範囲のものが好ましい。なお、図4
において(c)図の符号24は圧縮空気管21の断面を
表している。
【0028】本発明者らは、噴射口の形状を走査方向に
対して垂直方向に長軸を持つ異形噴射口35とし、該噴
射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対す
る比が1〜10の異形噴射ノズル3がマスク版面の均一
洗浄性の面よりより好ましいことを見いだした。異形噴
射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対す
る比が1未満では、洗浄材吸引部23における洗浄材吸
引管22よりの洗浄材吸引量が不十分であり、本発明の
洗浄を行うことができない。一方、異形噴射口35の断
面積の圧縮空気管21の断面積24に対する比が10を
超えると噴射口での空気圧低下が大きくなり、実用的で
はない。さらに、前記したように、穏和な噴射条件とす
るために、圧縮空気式洗浄材吸引型ブラスト装置は異形
噴射口35とマスク版面との距離を10〜200mmと
することができるものがよい。
対して垂直方向に長軸を持つ異形噴射口35とし、該噴
射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対す
る比が1〜10の異形噴射ノズル3がマスク版面の均一
洗浄性の面よりより好ましいことを見いだした。異形噴
射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対す
る比が1未満では、洗浄材吸引部23における洗浄材吸
引管22よりの洗浄材吸引量が不十分であり、本発明の
洗浄を行うことができない。一方、異形噴射口35の断
面積の圧縮空気管21の断面積24に対する比が10を
超えると噴射口での空気圧低下が大きくなり、実用的で
はない。さらに、前記したように、穏和な噴射条件とす
るために、圧縮空気式洗浄材吸引型ブラスト装置は異形
噴射口35とマスク版面との距離を10〜200mmと
することができるものがよい。
【0029】すでに述べたように、食塩、炭酸水素ナト
リウム、尿素、ペンタエリスリトール等の低分子結晶微
粒子の洗浄材を使用した場合には、粉塵の飛散が著し
い。そこで、洗浄材の高速噴射時に噴射口35の周辺よ
り流体ミストを発生させ、粉塵の飛散を抑制することが
好ましい。これには、図5(a)に示すように図4に示
した圧縮空気式洗浄材吸引型ブラスト装置の洗浄材吸引
ユニット23に、走査方向に対して垂直方向に長軸を持
つ異形噴射口35を有し、該異形噴射口35の外周部に
流体吐出口36を有する異形複合噴射ノズル31を連結
した洗浄装置を使用する。図5の洗浄装置においても噴
射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対す
る比は1〜10であり、噴射口35とマスク版面との距
離を10〜200mmとすることができるものである必
要がある。
リウム、尿素、ペンタエリスリトール等の低分子結晶微
粒子の洗浄材を使用した場合には、粉塵の飛散が著し
い。そこで、洗浄材の高速噴射時に噴射口35の周辺よ
り流体ミストを発生させ、粉塵の飛散を抑制することが
好ましい。これには、図5(a)に示すように図4に示
した圧縮空気式洗浄材吸引型ブラスト装置の洗浄材吸引
ユニット23に、走査方向に対して垂直方向に長軸を持
つ異形噴射口35を有し、該異形噴射口35の外周部に
流体吐出口36を有する異形複合噴射ノズル31を連結
した洗浄装置を使用する。図5の洗浄装置においても噴
射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24に対す
る比は1〜10であり、噴射口35とマスク版面との距
離を10〜200mmとすることができるものである必
要がある。
【0030】図5において図(b)は、図(a)におい
て矢印Bから見た異形複合噴射ノズル31の正面を表し
ており、符号33は異形複合噴射ノズル噴射部、符号3
6は噴射口35を取囲む流体導入管32より導入された
流体の吐出口である。
て矢印Bから見た異形複合噴射ノズル31の正面を表し
ており、符号33は異形複合噴射ノズル噴射部、符号3
6は噴射口35を取囲む流体導入管32より導入された
流体の吐出口である。
【0031】異形複合噴射ノズル31においてミストを
発生させる流体としては、防爆性の点等から水などの不
燃性流体が好ましい。該流体は流体吐出口36まで流体
導入管32で輸送しておくことにより、洗浄材4を洗浄
材噴出口35より高速噴射の際に該流体が強制的にミス
ト状となって洗浄材とともに噴射され粉塵の飛散を防止
する。
発生させる流体としては、防爆性の点等から水などの不
燃性流体が好ましい。該流体は流体吐出口36まで流体
導入管32で輸送しておくことにより、洗浄材4を洗浄
材噴出口35より高速噴射の際に該流体が強制的にミス
ト状となって洗浄材とともに噴射され粉塵の飛散を防止
する。
【0032】なお、本発明の異形複合噴射ノズルを使用
した洗浄材と水滴ミストの同時高速吹付けの場合には、
半乾・半湿法であり、洗浄材の再利用は困難である。
した洗浄材と水滴ミストの同時高速吹付けの場合には、
半乾・半湿法であり、洗浄材の再利用は困難である。
【0033】
【実施例】以下、実施例を掲げて、さらに本発明を具体
的に説明する。使用に供した印刷用マスク版は、次の通
りである。自社製メタルマスク版で、マスク部はビッカ
ース硬度400のニッケル製、サイズは320mm×3
20mm、最小開口幅が0.150mmのものである。
このマスク版に(株)田村製作所製ソルダーペーストR
MA−20−21をウレタンスキージを使用してソルダ
ーペースト印刷を行い、開口部に一部ハンダ詰まりを起
こさせた。このハンダ詰まりを起こしたマスク部を拡大
観察すると、図2及び図3aに模式的に示したようなソ
ルダーペーストの付着・堆積がみられた。なお、以下の
実施例では、マスク部表面の周辺部に残存したソルダー
ペースト(図3(a)の符号53に示した)をヘラでこ
すり除去して、洗浄実験に供した。
的に説明する。使用に供した印刷用マスク版は、次の通
りである。自社製メタルマスク版で、マスク部はビッカ
ース硬度400のニッケル製、サイズは320mm×3
20mm、最小開口幅が0.150mmのものである。
このマスク版に(株)田村製作所製ソルダーペーストR
MA−20−21をウレタンスキージを使用してソルダ
ーペースト印刷を行い、開口部に一部ハンダ詰まりを起
こさせた。このハンダ詰まりを起こしたマスク部を拡大
観察すると、図2及び図3aに模式的に示したようなソ
ルダーペーストの付着・堆積がみられた。なお、以下の
実施例では、マスク部表面の周辺部に残存したソルダー
ペースト(図3(a)の符号53に示した)をヘラでこ
すり除去して、洗浄実験に供した。
【0034】また、使用した洗浄材は、次の6種であ
る。 洗浄材1;ポリエステル樹脂製、モース硬度3.0、比
重1.38、粒径0.060〜0.125mm 洗浄材2;ナイロン樹脂製、モース硬度2.0、比重
1.15、粒径0.2mm 洗浄材3;ポバール樹脂製、モース硬度3.5、比重
1.26、粒径0.060〜0.125mm 洗浄材4;炭酸水素ナトリウム、モース硬度2〜3、比
重2.16、平均粒径0.12mm 洗浄材5;ポリエステル樹脂製、モース硬度3.0、比
重1.38、粒径0.250〜0.420mm 洗浄材6;炭酸カルシウム、モース硬度5、比重2.7
1、粒径0.08mm
る。 洗浄材1;ポリエステル樹脂製、モース硬度3.0、比
重1.38、粒径0.060〜0.125mm 洗浄材2;ナイロン樹脂製、モース硬度2.0、比重
1.15、粒径0.2mm 洗浄材3;ポバール樹脂製、モース硬度3.5、比重
1.26、粒径0.060〜0.125mm 洗浄材4;炭酸水素ナトリウム、モース硬度2〜3、比
重2.16、平均粒径0.12mm 洗浄材5;ポリエステル樹脂製、モース硬度3.0、比
重1.38、粒径0.250〜0.420mm 洗浄材6;炭酸カルシウム、モース硬度5、比重2.7
1、粒径0.08mm
【0035】[実施例1]ソルダーペーストが付着・堆
積したメタルマスク版を温度70℃に設定した熱風循環
乾燥機に入れ、5分間乾燥した。冷却後、図4に示した
噴射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24の比
5.5の異形噴射ノズル3を使用して、メタルマスク版
のマスク部1(400mm×500mm)にほぼ直角
に、マスク−噴射口間隔100mmに設定してゲージ圧
0.3MPaに加圧した圧縮空気を圧縮空気管21より
供給して「洗浄材1」を噴射させながら、マスク面を一
定速度でスキャンさせた。次にメタルマスク版を裏返し
して同様に一定速度でスキャンさせた。スキャンニング
に要する時間は、片面3分であった。剥離したソルダー
ペースト片や洗浄時に付着した洗浄材は、加圧空気をス
プレーして除去した。このようにして洗浄されたマスク
部の両面は、水が均一に濡れる状態までソルダーペース
トは除去されているので、ソルダーペースト印刷にその
まま使用できた。
積したメタルマスク版を温度70℃に設定した熱風循環
乾燥機に入れ、5分間乾燥した。冷却後、図4に示した
噴射口35の断面積の圧縮空気管21の断面積24の比
5.5の異形噴射ノズル3を使用して、メタルマスク版
のマスク部1(400mm×500mm)にほぼ直角
に、マスク−噴射口間隔100mmに設定してゲージ圧
0.3MPaに加圧した圧縮空気を圧縮空気管21より
供給して「洗浄材1」を噴射させながら、マスク面を一
定速度でスキャンさせた。次にメタルマスク版を裏返し
して同様に一定速度でスキャンさせた。スキャンニング
に要する時間は、片面3分であった。剥離したソルダー
ペースト片や洗浄時に付着した洗浄材は、加圧空気をス
プレーして除去した。このようにして洗浄されたマスク
部の両面は、水が均一に濡れる状態までソルダーペース
トは除去されているので、ソルダーペースト印刷にその
まま使用できた。
【0036】[実施例2]実施例1と全く同一の条件
で、付着・堆積したソルダーペーストを剥離・洗浄した
メタルマスク版を水温41℃に調節した水入り超音波洗
浄機(東京硝子器械(株)製、FU−301C型)に浸
漬して発信出力750Wで3分間水洗した。拡大模式図
3b及び図6の拡大写真に示すように、洗浄処理前のマ
スク部の表面及び開口部に付着・堆積したハンダ粒子
(拡大模式図3(b))は、洗浄処理で除去されてお
り、該メタルマスクに何等の損傷は見られなかった。
で、付着・堆積したソルダーペーストを剥離・洗浄した
メタルマスク版を水温41℃に調節した水入り超音波洗
浄機(東京硝子器械(株)製、FU−301C型)に浸
漬して発信出力750Wで3分間水洗した。拡大模式図
3b及び図6の拡大写真に示すように、洗浄処理前のマ
スク部の表面及び開口部に付着・堆積したハンダ粒子
(拡大模式図3(b))は、洗浄処理で除去されてお
り、該メタルマスクに何等の損傷は見られなかった。
【0037】[実施例3]「洗浄材2」を使用した以外
は、すべて実施例1と同様の条件で洗浄を行ったのち、
実施例2と同様の条件で物理洗浄を行ったところ、実施
例2と同様にソルダーペーストは十分に洗浄・除去され
た。
は、すべて実施例1と同様の条件で洗浄を行ったのち、
実施例2と同様の条件で物理洗浄を行ったところ、実施
例2と同様にソルダーペーストは十分に洗浄・除去され
た。
【0038】[実施例4]「洗浄材3」を使用した以外
は、すべて実施例1と同様の条件で洗浄を行った。洗浄
時に付着した洗浄材は、加圧空気スプレーで除去したの
ち、50℃の温水スプレーでさらに水洗、乾燥した。実
施例1と同様にソルダーペーストは十分に洗浄・除去さ
れた。
は、すべて実施例1と同様の条件で洗浄を行った。洗浄
時に付着した洗浄材は、加圧空気スプレーで除去したの
ち、50℃の温水スプレーでさらに水洗、乾燥した。実
施例1と同様にソルダーペーストは十分に洗浄・除去さ
れた。
【0039】[実施例5]図5に示した噴射口35の断
面積の圧縮空気管21の断面積24の比5.5の異形複
合噴射ノズル31を使用して、異形噴射口35より「洗
浄材4」を、圧縮空気のゲージ圧0.3MPaで高速噴
射させることにより流体吐出口36まで輸送管32より
供給された水をミスト状にして、ソルダーペーストが付
着・堆積したメタルマスク版に一定速度で噴射口−マス
ク間隔を100mmとしスキャンニングしながら高速吹
付け処理を行った。次にメタルマスク版を裏返しして同
様に一定速度でスキャンさせた。洗浄時に付着した一部
水に溶解した洗浄材やソルダーペーストは、直ちに温度
50℃の温水スプレーで水洗し、乾燥した。実施例2と
同様にソルダーペーストは十分に洗浄・除去された。
面積の圧縮空気管21の断面積24の比5.5の異形複
合噴射ノズル31を使用して、異形噴射口35より「洗
浄材4」を、圧縮空気のゲージ圧0.3MPaで高速噴
射させることにより流体吐出口36まで輸送管32より
供給された水をミスト状にして、ソルダーペーストが付
着・堆積したメタルマスク版に一定速度で噴射口−マス
ク間隔を100mmとしスキャンニングしながら高速吹
付け処理を行った。次にメタルマスク版を裏返しして同
様に一定速度でスキャンさせた。洗浄時に付着した一部
水に溶解した洗浄材やソルダーペーストは、直ちに温度
50℃の温水スプレーで水洗し、乾燥した。実施例2と
同様にソルダーペーストは十分に洗浄・除去された。
【0040】[比較例1]使用したマスク部の最小開口
幅0.150mmよりも粒径の大きい粒径0.250〜
0.420mm、モース硬度3.0のポリエステル樹脂
製「洗浄材5」を使用した以外は、すべて実施例1と同
様の条件で洗浄を行った。マスク部の表面に付着・堆積
したソルダーペーストは、きれいに洗浄・除去された
が、開口部内壁に付着・堆積していたソルダーペースト
は、コーナー部の洗浄・除去が十分ではなく、特に、開
口部が洗浄材の粒径より小さい開口部内壁はほとんど洗
浄されていなかった。洗浄材は、洗浄操作で一部破損し
て細かい粒径に細分されるが、その細分化されてできた
小粒径分による洗浄作用だけでは開口部の洗浄に不十分
であった。
幅0.150mmよりも粒径の大きい粒径0.250〜
0.420mm、モース硬度3.0のポリエステル樹脂
製「洗浄材5」を使用した以外は、すべて実施例1と同
様の条件で洗浄を行った。マスク部の表面に付着・堆積
したソルダーペーストは、きれいに洗浄・除去された
が、開口部内壁に付着・堆積していたソルダーペースト
は、コーナー部の洗浄・除去が十分ではなく、特に、開
口部が洗浄材の粒径より小さい開口部内壁はほとんど洗
浄されていなかった。洗浄材は、洗浄操作で一部破損し
て細かい粒径に細分されるが、その細分化されてできた
小粒径分による洗浄作用だけでは開口部の洗浄に不十分
であった。
【0041】[比較例2]モース硬度5の無機系「洗浄
材6」を使用した。洗浄材の硬度が高かったので圧縮空
気のゲージ圧0.2MPaに下げた以外は、すべて実施
例1の条件で洗浄を行ったところ、ソルダーペーストは
十分に洗浄・除去された。しかし、マスク部の表面部に
細かい研削跡がつくと共に、特に開口部のエッジ部が洗
浄材でえぐられて鈍化した(図7の拡大写真参照)。ソ
ルダーペーストの印刷時、鈍化した開口部エッジより該
ペーストの裏回りが増大するので、多数刷り印刷用版と
して使用できない。
材6」を使用した。洗浄材の硬度が高かったので圧縮空
気のゲージ圧0.2MPaに下げた以外は、すべて実施
例1の条件で洗浄を行ったところ、ソルダーペーストは
十分に洗浄・除去された。しかし、マスク部の表面部に
細かい研削跡がつくと共に、特に開口部のエッジ部が洗
浄材でえぐられて鈍化した(図7の拡大写真参照)。ソ
ルダーペーストの印刷時、鈍化した開口部エッジより該
ペーストの裏回りが増大するので、多数刷り印刷用版と
して使用できない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、印刷物が付着・堆
積したマスク版に関する本発明の洗浄方法及び洗浄装置
は、有機溶剤等の有機物を全く使用しない方法及び装置
であるので、従来の有機洗浄液を使用した洗浄方法の課
題であった作業上の臭気や作業者の健康に関わる作業環
境上に問題及び使用後の洗浄材の廃棄の問題を一挙に解
決した。また、マスク部をスクリーン張りの支持枠に接
着剤で固定して、マスク版を製造する作業が容易となっ
た。
積したマスク版に関する本発明の洗浄方法及び洗浄装置
は、有機溶剤等の有機物を全く使用しない方法及び装置
であるので、従来の有機洗浄液を使用した洗浄方法の課
題であった作業上の臭気や作業者の健康に関わる作業環
境上に問題及び使用後の洗浄材の廃棄の問題を一挙に解
決した。また、マスク部をスクリーン張りの支持枠に接
着剤で固定して、マスク版を製造する作業が容易となっ
た。
【図1】印刷マスク版の平面模式図である。
【図2】マスク部にソルダーペーストが付着・堆積した
状態を示す拡大平面模式図である。
状態を示す拡大平面模式図である。
【図3】(a)は図2のX−X断面図で、ソルダーペー
ストが付着・堆積した状態を、(b)は洗浄後の状態を
示す拡大断面図である。
ストが付着・堆積した状態を、(b)は洗浄後の状態を
示す拡大断面図である。
【図4】(a)は洗浄材吸引ユニットに本発明の異形噴
射ノズルを設けた状態を示す側面模式図、(b)は噴射
ノズルを矢印Aから見た正面図、(c)は図(a)の符
号21の部分の断面図である。
射ノズルを設けた状態を示す側面模式図、(b)は噴射
ノズルを矢印Aから見た正面図、(c)は図(a)の符
号21の部分の断面図である。
【図5】(a)は洗浄材吸引ユニットに本発明の異形複
合ノズルを設けた状態を示す側面模式図、(b)は
(a)の噴射ノズルを矢印Bから見た正面図、(c)は
(a)の符号21の部分の断面図である。
合ノズルを設けた状態を示す側面模式図、(b)は
(a)の噴射ノズルを矢印Bから見た正面図、(c)は
(a)の符号21の部分の断面図である。
【図6】実施例2の方法で洗浄したマスク部の図面代用
拡大写真である。
拡大写真である。
【図7】比較例2の方法で洗浄したマスク部の図面代用
拡大写真である。
拡大写真である。
1 マスク部 2 洗浄材吸引ユニット 21 圧縮空気管 22 洗浄材吸引管 23 洗浄材吸引部 24 圧縮空気管の断面 3 異形噴射ノズル 31 異形複合噴射ノズル 32 流体導入管 33 異形複合ノズル噴射部 35 異形噴射口 36 流体吐出口 4 開口部 41 マスク部内での最小開口幅を持つ開口部 51 裏面開口部周辺に付着したソルダーペースト 52 開口部内壁に付着・堆積したソルダーペースト 53 マスク部周辺部に堆積・残存した余剰ソルダー
ペースト 54 マスク部表面に残存したフラックスの高沸点分 7 マスク部の接着部分 8 スクリーン 9 支持枠
ペースト 54 マスク部表面に残存したフラックスの高沸点分 7 マスク部の接着部分 8 スクリーン 9 支持枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 敏雄 埼玉県川越市芳野台1−103−52 株式会 社プロセス・ラボ・ミクロン内 (72)発明者 星野 光祐 千葉県我孫子市青山17番地 株式会社ニッ チュー我孫子工場内 (72)発明者 上原 紀之 東京都台東区柳橋1−27−3 株式会社ニ ッチュー内 (72)発明者 古岩井 朋行 千葉県我孫子市青山17番地 株式会社ニッ チュー我孫子工場内
Claims (8)
- 【請求項1】 印刷物が付着・堆積したマスク版に、モ
ース硬度1.0〜4.0の微粒子からなる洗浄材をマス
ク部の両面に高速吹付け処理し、付着・堆積物を除去す
ることを特徴とする印刷用マスク版の洗浄方法。 - 【請求項2】 印刷物が付着・堆積したマスク版に、モ
ース硬度1.0〜4.0の微粒子からなる洗浄材をマス
ク部の両面に高速吹付け処理し、付着・堆積物を除去し
た後、水洗することを特徴とする印刷用マスク版の洗浄
方法。 - 【請求項3】 印刷物がソルダーペーストであることを
特徴とする請求項1または2記載の印刷用マスク版の洗
浄方法。 - 【請求項4】 微粒子からなる洗浄材の粒径がマスク部
の最小開口幅より小さいことを特徴とする請求項1、2
または3記載の印刷用マスク版の洗浄方法。 - 【請求項5】 微粒子からなる洗浄材が水溶性材料から
なることを特徴とする請求項1〜4の何れか記載の印刷
用マスク版の洗浄方法。 - 【請求項6】 マスク版の水洗が物理洗浄であることを
特徴とする請求項2〜5の何れか記載の印刷用マスク版
の洗浄方法。 - 【請求項7】 印刷物が付着・堆積したマスク版を、モ
ース硬度1.0〜4.0の微粒子からなる洗浄材をマス
ク部に高速吹付け処理して付着・堆積物を洗浄除去する
装置であって、圧縮空気式洗浄材吸引型ブラスト装置の
洗浄材吸引ユニットに、走査方向に対して垂直方向に長
軸を持つ異形噴射口を有し、該噴射口断面積の圧縮空気
管断面積に対する比が1〜10の異形噴射ノズルを連結
してなることを特徴とする印刷用マスク版の洗浄装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の装置において、異形噴射
ノズル噴射口の外周部に流体吐出口を設けた複合噴射ノ
ズルとしたことを特徴とする印刷用マスク版の洗浄装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9392098A JPH11268251A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 印刷用マスク版の洗浄方法及び洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9392098A JPH11268251A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 印刷用マスク版の洗浄方法及び洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268251A true JPH11268251A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14095905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9392098A Pending JPH11268251A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 印刷用マスク版の洗浄方法及び洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268251A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102452221A (zh) * | 2010-10-19 | 2012-05-16 | 纬创资通股份有限公司 | 网孔锡膏的清洁装置 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP9392098A patent/JPH11268251A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102452221A (zh) * | 2010-10-19 | 2012-05-16 | 纬创资通股份有限公司 | 网孔锡膏的清洁装置 |
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