JPH1126835A - 半導体ホール素子及びその製造方法 - Google Patents
半導体ホール素子及びその製造方法Info
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- JPH1126835A JPH1126835A JP9176912A JP17691297A JPH1126835A JP H1126835 A JPH1126835 A JP H1126835A JP 9176912 A JP9176912 A JP 9176912A JP 17691297 A JP17691297 A JP 17691297A JP H1126835 A JPH1126835 A JP H1126835A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホール素子の基板に対して垂直な方向の磁束
だけでなく、平行な方向の磁束に対しても十分な感度を
有し、その使用に際して実装上の工夫を凝らす必要を無
くし、且つ信頼性が高く、用途を拡大することができる
半導体ホール素子及びその製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 半導体基板の表面に対して傾斜した底面
を有する活性層を備えたものとして構成することによ
り、基板に対して斜め或いは平行に印加される磁束に対
する感度を向上させることができる。このような活性層
は、半導体基板をメサ・エッチングして形成した凹部に
埋め込み成長するか、またはくさび型の断面形状を有す
るマスクを透過してドーパントを導入することにより形
成することができる。
だけでなく、平行な方向の磁束に対しても十分な感度を
有し、その使用に際して実装上の工夫を凝らす必要を無
くし、且つ信頼性が高く、用途を拡大することができる
半導体ホール素子及びその製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 半導体基板の表面に対して傾斜した底面
を有する活性層を備えたものとして構成することによ
り、基板に対して斜め或いは平行に印加される磁束に対
する感度を向上させることができる。このような活性層
は、半導体基板をメサ・エッチングして形成した凹部に
埋め込み成長するか、またはくさび型の断面形状を有す
るマスクを透過してドーパントを導入することにより形
成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ホール素子及
びその製造方法に関し、特に素子の基板に対して斜め方
向の磁界を感度良く検出することができる半導体ホール
素子及びその製造方法に関する。
びその製造方法に関し、特に素子の基板に対して斜め方
向の磁界を感度良く検出することができる半導体ホール
素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ホール素子は、半導体のホール効
果を利用することにより、磁界の強度を電圧信号として
検出する素子であり、例えば、ビデオ・カセット・レコ
ーダやフロッピー・ディスク・ドライブなどの装置にお
いてモータの動作を制御するために広く利用されてい
る。
果を利用することにより、磁界の強度を電圧信号として
検出する素子であり、例えば、ビデオ・カセット・レコ
ーダやフロッピー・ディスク・ドライブなどの装置にお
いてモータの動作を制御するために広く利用されてい
る。
【0003】図8は、従来の半導体ホール素子を表す概
略構成図である。すなわち、同図(a)は、その平面図
であり、同図(b)は、そのA−A’線断面図である。
略構成図である。すなわち、同図(a)は、その平面図
であり、同図(b)は、そのA−A’線断面図である。
【0004】半導体ホール素子は、一般に、III−V
族系の化合物半導体基板上に形成される。図8に示した
例では、一辺が200〜300ミクロンの正方形状に分
割された半絶縁性のガリウム砒素基板110の表面層部
分に、磁電変換部120と、電流入力あるいは電圧出力
のための電極130とが形成されている。磁電変換部1
20は、基板110の表面から一様な深さに形成された
n型領域であり、「活性領域」と称されることもある。
また、電極130の下部には、高いキャリア濃度を有す
るn+ 型領域が形成されている。さらに、基板110の
表面は、保護膜140により覆われている。
族系の化合物半導体基板上に形成される。図8に示した
例では、一辺が200〜300ミクロンの正方形状に分
割された半絶縁性のガリウム砒素基板110の表面層部
分に、磁電変換部120と、電流入力あるいは電圧出力
のための電極130とが形成されている。磁電変換部1
20は、基板110の表面から一様な深さに形成された
n型領域であり、「活性領域」と称されることもある。
また、電極130の下部には、高いキャリア濃度を有す
るn+ 型領域が形成されている。さらに、基板110の
表面は、保護膜140により覆われている。
【0005】図8に示したような従来のホール素子は、
基板110の表面に対して垂直な方向の磁束に対して
は、十分な感度を有するが、平行な方向の磁束に対して
は殆ど感度を有さない。
基板110の表面に対して垂直な方向の磁束に対して
は、十分な感度を有するが、平行な方向の磁束に対して
は殆ど感度を有さない。
【0006】ここで、図9を参照しながら、ホール素子
の感度特性について説明する。
の感度特性について説明する。
【0007】図9は、半導体基板200に対して、磁束
Bが印加されている様子を表す概略説明図である。ここ
で、半導体基板200の幅をw、長さをl、厚さをd、
基板200の表面と磁束Bとの間の角度をθとすると、
ホール効果によるホール出力電圧Vhは、次式により表
される。
Bが印加されている様子を表す概略説明図である。ここ
で、半導体基板200の幅をw、長さをl、厚さをd、
基板200の表面と磁束Bとの間の角度をθとすると、
ホール効果によるホール出力電圧Vhは、次式により表
される。
【0008】 Vh=Kh・Ic・B・sinθ (1) ここで、Kh=Rh・fh(θ/w)/d 上式において、Rhは「ホール係数」と称される量であ
る。また、fhは(θ/w)の関数であり、「形状因
子」と称される。(1)式において、磁束Bが一定であ
ると仮定すると、θ=90°すなわち磁束Bが基板面に
対して垂直な場合にホール電圧Vhは最大となり、θ=
0°すなわち磁束Bが基板面に対して平行な場合にホー
ル電圧Vhは最小となる。つまり、磁束に対してホール
素子を平行方向に配置すると、検出感度が低くなる。
る。また、fhは(θ/w)の関数であり、「形状因
子」と称される。(1)式において、磁束Bが一定であ
ると仮定すると、θ=90°すなわち磁束Bが基板面に
対して垂直な場合にホール電圧Vhは最大となり、θ=
0°すなわち磁束Bが基板面に対して平行な場合にホー
ル電圧Vhは最小となる。つまり、磁束に対してホール
素子を平行方向に配置すると、検出感度が低くなる。
【0009】このために、図8に示したような従来のホ
ール素子を使用する際には、検出すべき磁束に対して基
板表面ができるだけ垂直方向になるように実装上の工夫
が凝らされていた。
ール素子を使用する際には、検出すべき磁束に対して基
板表面ができるだけ垂直方向になるように実装上の工夫
が凝らされていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、ホール
素子を使用したブラシレス・モータなどを搭載した各種
の電子機器に対して、さらなる小型化、薄型化が要求さ
れている。この要求に応えるために、検出すべき磁束の
方向に対して、ホール素子を垂直に実装することが困難
になるような場合がしばしば生ずる。このように、寸法
上の制約から、ホール素子を磁束に対して斜め方向に実
装すると、検出感度が低下し、電子機器の信頼性が低下
することとなる。また、極端な場合には、実質的に磁束
を検出できず、ホール素子を利用することが不可能とな
る場合も生じていた。
素子を使用したブラシレス・モータなどを搭載した各種
の電子機器に対して、さらなる小型化、薄型化が要求さ
れている。この要求に応えるために、検出すべき磁束の
方向に対して、ホール素子を垂直に実装することが困難
になるような場合がしばしば生ずる。このように、寸法
上の制約から、ホール素子を磁束に対して斜め方向に実
装すると、検出感度が低下し、電子機器の信頼性が低下
することとなる。また、極端な場合には、実質的に磁束
を検出できず、ホール素子を利用することが不可能とな
る場合も生じていた。
【0011】図10は、ビデオ・テープ・レコーダやフ
ロッピー・ディスク・ドライブ装置において使用されて
いる薄型ブラシレス・モータの要部を表す概略構成図で
ある。すなわち、ブラシレス・モータにおいては、電磁
石150とマグネット180とが対向している。マグネ
ット180はロータ160に固定され、軸182を中心
に回転し、軸受け182により支持されている。この電
磁石150からの磁束を検出するためにホール素子17
0が使用されている。ここで、モータの厚さ寸法を薄く
するためには、ホール素子170は、同図に示したよう
に、電磁石150に対して平行方向に実装することが望
ましい。その結果として、同図に示したように、磁束B
は、ホール素子170に対して斜め方向から入射するこ
ととなる。
ロッピー・ディスク・ドライブ装置において使用されて
いる薄型ブラシレス・モータの要部を表す概略構成図で
ある。すなわち、ブラシレス・モータにおいては、電磁
石150とマグネット180とが対向している。マグネ
ット180はロータ160に固定され、軸182を中心
に回転し、軸受け182により支持されている。この電
磁石150からの磁束を検出するためにホール素子17
0が使用されている。ここで、モータの厚さ寸法を薄く
するためには、ホール素子170は、同図に示したよう
に、電磁石150に対して平行方向に実装することが望
ましい。その結果として、同図に示したように、磁束B
は、ホール素子170に対して斜め方向から入射するこ
ととなる。
【0012】しかし、図9に関して前述したように、従
来のホール素子は、素子の基板に対して入射する磁束の
方向が平行に近づくほど検出感度が低下するという問題
を有する。従って、ホール素子の検出感度の維持と、搭
載機器の小型化という2つの要請を同時に満足すること
が困難であった。
来のホール素子は、素子の基板に対して入射する磁束の
方向が平行に近づくほど検出感度が低下するという問題
を有する。従って、ホール素子の検出感度の維持と、搭
載機器の小型化という2つの要請を同時に満足すること
が困難であった。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のである。すなわち、本発明は、ホール素子の基板に対
して垂直な方向の磁束だけでなく、平行な方向の磁束に
対しても十分な感度を有し、その使用に際して実装上の
工夫を凝らす必要を無くし、且つ信頼性が高く、用途を
拡大することができる半導体ホール素子及びその製造方
法を提供することを目的とする。
のである。すなわち、本発明は、ホール素子の基板に対
して垂直な方向の磁束だけでなく、平行な方向の磁束に
対しても十分な感度を有し、その使用に際して実装上の
工夫を凝らす必要を無くし、且つ信頼性が高く、用途を
拡大することができる半導体ホール素子及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の半導
体ホール素子は、半導体基板の表面に対して傾斜した底
面を有する活性領域を備えたものとして構成される。こ
のように活性領域を形成することにより、基板に対して
斜め或いは平行に印加される磁束に対する感度を向上さ
せることができる。
体ホール素子は、半導体基板の表面に対して傾斜した底
面を有する活性領域を備えたものとして構成される。こ
のように活性領域を形成することにより、基板に対して
斜め或いは平行に印加される磁束に対する感度を向上さ
せることができる。
【0015】また、この半導体基板は、半絶縁性のガリ
ウム砒素基板であり、活性領域は、n型領域とすること
が望ましい。
ウム砒素基板であり、活性領域は、n型領域とすること
が望ましい。
【0016】さらに、このn型領域のドーパントとして
は、シリコンを用いることが望ましい。
は、シリコンを用いることが望ましい。
【0017】また、本発明による半導体ホール素子の製
造方法は、半導体基板の表面に傾斜面を有する凹部を形
成し、その凹部に半導体結晶を埋め込んで活性領域とす
る工程を含むものとして構成される。
造方法は、半導体基板の表面に傾斜面を有する凹部を形
成し、その凹部に半導体結晶を埋め込んで活性領域とす
る工程を含むものとして構成される。
【0018】このような凹部は、メサ・エッチングによ
り形成することが望ましい。
り形成することが望ましい。
【0019】また、本発明による半導体ホール素子の第
2の製造方法は、半導体基板の表面にくさび型の断面形
状を有するマスクを形成し、このマスクを透過させてド
ーパントを導入することにより構成される。
2の製造方法は、半導体基板の表面にくさび型の断面形
状を有するマスクを形成し、このマスクを透過させてド
ーパントを導入することにより構成される。
【0020】このようなくさび型の断面形状を有するマ
スクは、サイド・エッチングを利用することにより形成
することができ、または、薄膜を堆積させて階段状と
し、必要に応じて、加熱により軟化させて形成すること
ができる。
スクは、サイド・エッチングを利用することにより形成
することができ、または、薄膜を堆積させて階段状と
し、必要に応じて、加熱により軟化させて形成すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。
明の実施の形態を説明する。
【0022】図1は、本発明による半導体ホール素子を
表す概略構成図である。すなわち、同図(a)は、その
平面図であり、同図(b)は、そのA−A’線断面図で
ある。
表す概略構成図である。すなわち、同図(a)は、その
平面図であり、同図(b)は、そのA−A’線断面図で
ある。
【0023】本発明による半導体ホール素子10は、例
えば、III−V族系の化合物半導体基板上に形成する
ことができる。図1に示した例では、正方形状に分割さ
れた半絶縁性のガリウム砒素基板12の表面層部分に、
磁電変換部すなわち活性領域14と、電流入力あるいは
電圧出力のための電極16とが形成されている。活性領
域14の導電型はn型であり、そのキャリア濃度は、例
えば1017cm-3とすることができる。また、電極16
の下部には、高いキャリア濃度を有するn+型領域18
が形成されている。そのキャリア濃度は、例えば1018
cm-3とすることができる。さらに、基板12の表面
は、保護膜20により覆われている。
えば、III−V族系の化合物半導体基板上に形成する
ことができる。図1に示した例では、正方形状に分割さ
れた半絶縁性のガリウム砒素基板12の表面層部分に、
磁電変換部すなわち活性領域14と、電流入力あるいは
電圧出力のための電極16とが形成されている。活性領
域14の導電型はn型であり、そのキャリア濃度は、例
えば1017cm-3とすることができる。また、電極16
の下部には、高いキャリア濃度を有するn+型領域18
が形成されている。そのキャリア濃度は、例えば1018
cm-3とすることができる。さらに、基板12の表面
は、保護膜20により覆われている。
【0024】ここで、本発明によれば、活性領域14の
深さは、基板12の表面から一様でなく、連続的に変化
するように形成されている。このように、活性領域14
が基板12表面に対して、斜めの深さ分布を有するよう
に形成されているので、基板に対して平行方向の磁束に
対しても十分な検出感度を得ることができる。
深さは、基板12の表面から一様でなく、連続的に変化
するように形成されている。このように、活性領域14
が基板12表面に対して、斜めの深さ分布を有するよう
に形成されているので、基板に対して平行方向の磁束に
対しても十分な検出感度を得ることができる。
【0025】本発明のホール素子の検出感度について、
図2を参照しつつ、以下に説明する。
図2を参照しつつ、以下に説明する。
【0026】図2(a)は、本発明によるホール素子の
活性領域14の概略斜視図であり、同図(b)は、その
活性領域14に対して磁束B0が印加されている様子を
表す概略側面図である。ここで、活性領域14の幅を
w、長さをl、基板表面からの最浅部の深さをa、基板
表面からの最深部の深さを(a+b)、活性領域の底面
が基板面となす角度をψとする。また同図(b)に示し
たように、θ、δ及びhを定義する。すると、 ホール効果による電圧:Ey=Rh・j・B ホール係数 :Rh=1/(n・c・q) 電流密度 :j=I・cosθ/(w・h) 磁束密度 :B=B0・cos(δ−θ) と表すことができる。従って、ホール電圧Vhは、次式
により表すことができる。
活性領域14の概略斜視図であり、同図(b)は、その
活性領域14に対して磁束B0が印加されている様子を
表す概略側面図である。ここで、活性領域14の幅を
w、長さをl、基板表面からの最浅部の深さをa、基板
表面からの最深部の深さを(a+b)、活性領域の底面
が基板面となす角度をψとする。また同図(b)に示し
たように、θ、δ及びhを定義する。すると、 ホール効果による電圧:Ey=Rh・j・B ホール係数 :Rh=1/(n・c・q) 電流密度 :j=I・cosθ/(w・h) 磁束密度 :B=B0・cos(δ−θ) と表すことができる。従って、ホール電圧Vhは、次式
により表すことができる。
【0027】
【数1】 すなわち、ホール電圧の分布の中心値が(ψ/2)だけ
ずれて、その大きさはcos(ψ/2)倍となることが
分かる。
ずれて、その大きさはcos(ψ/2)倍となることが
分かる。
【0028】図3は、(2)式により表されるホール素
子の出力電圧特性を、従来のホール素子の特性と比較し
つつ表したグラフ図である。すなわち、同図の縦軸はホ
ール素子の出力電圧を表す。また、横軸は基板面に対す
る磁束の入射角度を表し、基板面に対して垂直に入射す
る場合の角度をゼロとして表している。
子の出力電圧特性を、従来のホール素子の特性と比較し
つつ表したグラフ図である。すなわち、同図の縦軸はホ
ール素子の出力電圧を表す。また、横軸は基板面に対す
る磁束の入射角度を表し、基板面に対して垂直に入射す
る場合の角度をゼロとして表している。
【0029】同図から明らかなように、従来のホール素
子では、基板面に対して磁束が垂直に入射する場合にホ
ール素子の検出感度がピークとなっているのに対して、
本発明によれば、磁束の入射角度が(ψ/2)の時にホ
ール素子の検出感度のピークが得られる。また、本発明
によるホール素子のほうが従来よりも、よりブロードな
感度特性を示し、入射磁束に対して感度を有する範囲が
従来よりも広いことが分かる。
子では、基板面に対して磁束が垂直に入射する場合にホ
ール素子の検出感度がピークとなっているのに対して、
本発明によれば、磁束の入射角度が(ψ/2)の時にホ
ール素子の検出感度のピークが得られる。また、本発明
によるホール素子のほうが従来よりも、よりブロードな
感度特性を示し、入射磁束に対して感度を有する範囲が
従来よりも広いことが分かる。
【0030】図3では、横軸に表した角度αにおいて、
従来のホール素子と本発明によるホール素子とのホール
電圧とが一致している。すなわち、本発明によれば、磁
束の入射角度がαよりも大きくなる場合には、従来より
も高い感度が得られる。本発明者の実験によれば、活性
領域14の底面が基板面に対して様々の角度を有するよ
うな複数のホール素子を試作し、それぞれについて磁束
の入射方向を変化させながらホール電圧Vhを測定した
結果、図3に示した通りの感度特性が得られることが確
認された。
従来のホール素子と本発明によるホール素子とのホール
電圧とが一致している。すなわち、本発明によれば、磁
束の入射角度がαよりも大きくなる場合には、従来より
も高い感度が得られる。本発明者の実験によれば、活性
領域14の底面が基板面に対して様々の角度を有するよ
うな複数のホール素子を試作し、それぞれについて磁束
の入射方向を変化させながらホール電圧Vhを測定した
結果、図3に示した通りの感度特性が得られることが確
認された。
【0031】以上の説明から明らかなように、本発明に
よれば、素子の基板面に対して斜めに入射する磁束に対
して、従来よりも高い検出感度を有する。さらに、基板
面に対して平行な方向の磁束をも検出することができる
ようになる。その結果として、磁束に対して、ホール素
子を平行方向に実装することができるようになり、ブラ
シレス・モータなどの各種の機器を容易に小型化、薄型
化することができるようになる。また、実装工程が容易
となり、製造コストも低減するとともに、ホール素子を
搭載した各種の機器の信頼性を向上することができる。
よれば、素子の基板面に対して斜めに入射する磁束に対
して、従来よりも高い検出感度を有する。さらに、基板
面に対して平行な方向の磁束をも検出することができる
ようになる。その結果として、磁束に対して、ホール素
子を平行方向に実装することができるようになり、ブラ
シレス・モータなどの各種の機器を容易に小型化、薄型
化することができるようになる。また、実装工程が容易
となり、製造コストも低減するとともに、ホール素子を
搭載した各種の機器の信頼性を向上することができる。
【0032】次に、本発明によるホール素子の製造方法
について説明する。
について説明する。
【0033】図4は、本発明によるホール素子の製造工
程を表す概略工程断面図である。まず、図4(a)に示
したように、面方位(100)を有する半絶縁性のガリ
ウム砒素基板12の表面に光触刻法により開口32を有
するフォトレジスト・マスク30を形成する。次に、こ
の開口32を介して、基板12の表面部分を深さ100
ミクロン程度まで異方的にエッチングする。この際のエ
ッチング法としては、いわゆるメサ・エッチングとする
ことが望ましく、例えば、臭化メチル(Br2 −CH3
OH)を用いたウエット・エッチング法を用いることが
できる。このメサ・エッチングによって、基板12の表
面に対して54゜44´の角度をなす(111)、(1
−1−1)の順メサ面からなる傾斜面部34が形成され
る。
程を表す概略工程断面図である。まず、図4(a)に示
したように、面方位(100)を有する半絶縁性のガリ
ウム砒素基板12の表面に光触刻法により開口32を有
するフォトレジスト・マスク30を形成する。次に、こ
の開口32を介して、基板12の表面部分を深さ100
ミクロン程度まで異方的にエッチングする。この際のエ
ッチング法としては、いわゆるメサ・エッチングとする
ことが望ましく、例えば、臭化メチル(Br2 −CH3
OH)を用いたウエット・エッチング法を用いることが
できる。このメサ・エッチングによって、基板12の表
面に対して54゜44´の角度をなす(111)、(1
−1−1)の順メサ面からなる傾斜面部34が形成され
る。
【0034】次に、図4(b)に示したように、フォト
レジスト・マスク30を除去し、さらにn型ガリウム砒
素層をエピタキシャル成長させ、さらにラッピングによ
り表面を平坦化させることによって、活性領域14を形
成する。活性領域14のキャリア濃度は例えば、1017
cm-3とすることができる。また、このエピタキシャル
成長法は、傾斜面上に埋め込み成長ができる方法であれ
ば良く、例えば液層成長法(liquid phase
epitaxy:LPE)を用いることができる。ま
た、有機金属気相成長法(metal−organic
vapourphase epitaxy:MOVP
E)や分子線エピタキシャル法(molucular
beam epitaxy:MBE)などの気相成長法
(vapour phase epitaxy:VP
E)も用いても良い。
レジスト・マスク30を除去し、さらにn型ガリウム砒
素層をエピタキシャル成長させ、さらにラッピングによ
り表面を平坦化させることによって、活性領域14を形
成する。活性領域14のキャリア濃度は例えば、1017
cm-3とすることができる。また、このエピタキシャル
成長法は、傾斜面上に埋め込み成長ができる方法であれ
ば良く、例えば液層成長法(liquid phase
epitaxy:LPE)を用いることができる。ま
た、有機金属気相成長法(metal−organic
vapourphase epitaxy:MOVP
E)や分子線エピタキシャル法(molucular
beam epitaxy:MBE)などの気相成長法
(vapour phase epitaxy:VP
E)も用いても良い。
【0035】次に、図4(c)に示したように、フォト
レジスト・マスク36を形成し、n型ドーパントを選択
的に導入してn+ 領域18を形成する。ここで、n+ 領
域18は、n型領域の対向する2つの傾斜面34のうち
の片方のみを残すように形成する。このように形成する
ことにより、基板面に対して傾斜した底面を有する活性
領域14を形成することができる。
レジスト・マスク36を形成し、n型ドーパントを選択
的に導入してn+ 領域18を形成する。ここで、n+ 領
域18は、n型領域の対向する2つの傾斜面34のうち
の片方のみを残すように形成する。このように形成する
ことにより、基板面に対して傾斜した底面を有する活性
領域14を形成することができる。
【0036】また、n+ 領域18を形成する際のn型ド
ーパントの導入方法としては、例えば、イオン注入法や
熱拡散法などを用いることができる。また、n型ドーパ
ントとしては、例えば、シリコンを用いることができ
る。イオン注入法を採用する場合は、例えば、加速電圧
360キロボルト、ドーズ量4×1013cm-2で、原子
量29のシリコンを注入し、その後にアニールを施すこ
とにより、n+ 領域18を形成することができる。
ーパントの導入方法としては、例えば、イオン注入法や
熱拡散法などを用いることができる。また、n型ドーパ
ントとしては、例えば、シリコンを用いることができ
る。イオン注入法を採用する場合は、例えば、加速電圧
360キロボルト、ドーズ量4×1013cm-2で、原子
量29のシリコンを注入し、その後にアニールを施すこ
とにより、n+ 領域18を形成することができる。
【0037】次に、図4(d)に示したように、フォト
レジスト・マスク36を除去して、保護膜20及び電極
16を形成することにより、ホール素子10が完成す
る。保護膜20の材料としては、例えば、ポリシリケー
ト・ガラス(PSG)、酸化シリコン、窒化シリコン或
いは酸化アルミニウムなどを用いることができる。ま
た、電極16は、n+ 領域18と良好なコンタクトを形
成できるものであれば良く、例えば、金・ゲルマニウム
合金の層とニッケルの層と金の層とをこの順序で積層し
た構造とすることができる。
レジスト・マスク36を除去して、保護膜20及び電極
16を形成することにより、ホール素子10が完成す
る。保護膜20の材料としては、例えば、ポリシリケー
ト・ガラス(PSG)、酸化シリコン、窒化シリコン或
いは酸化アルミニウムなどを用いることができる。ま
た、電極16は、n+ 領域18と良好なコンタクトを形
成できるものであれば良く、例えば、金・ゲルマニウム
合金の層とニッケルの層と金の層とをこの順序で積層し
た構造とすることができる。
【0038】次に、本発明によるホール素子の第2の製
造方法について、図5を参照しつつ説明する。
造方法について、図5を参照しつつ説明する。
【0039】図5は、本発明によるホール素子の第2の
製造方法を表す概略工程断面図である。本方法において
は、まず、同図(a)に示したように、半絶縁性のガリ
ウム砒素基板12の表面に、くさび型の断面形状を有す
るマスク40と、厚さが一定のマスク42とをそれぞれ
形成する。マスク40は、後の工程で導入するドーパン
トに対して透過性を有するように形成する。また、マス
ク42はドーパントを遮蔽するように形成する。これら
のマスクの材料としては、例えば、酸化シリコン、窒化
シリコン、レジスト或いはポリイミドなどを用いること
ができる。
製造方法を表す概略工程断面図である。本方法において
は、まず、同図(a)に示したように、半絶縁性のガリ
ウム砒素基板12の表面に、くさび型の断面形状を有す
るマスク40と、厚さが一定のマスク42とをそれぞれ
形成する。マスク40は、後の工程で導入するドーパン
トに対して透過性を有するように形成する。また、マス
ク42はドーパントを遮蔽するように形成する。これら
のマスクの材料としては、例えば、酸化シリコン、窒化
シリコン、レジスト或いはポリイミドなどを用いること
ができる。
【0040】くさび型の断面形状を有するマスク40
は、例えば、サイド・エッチングを利用して形成するこ
とができる。
は、例えば、サイド・エッチングを利用して形成するこ
とができる。
【0041】図6はサイド・エッチングによりマスク4
0を形成する場合の概略説明図である。まず、同図
(a)に示したように、基板12の上に酸化シリコン膜
などの膜40aを形成し、さらにその上に所定の開口パ
ターンを有するレジスト・マスク60を形成する。
0を形成する場合の概略説明図である。まず、同図
(a)に示したように、基板12の上に酸化シリコン膜
などの膜40aを形成し、さらにその上に所定の開口パ
ターンを有するレジスト・マスク60を形成する。
【0042】次に、このレジスト・マスク60の開口を
介して酸化シリコン膜40aをエッチングする。する
と、開口の周囲において、レジスト・マスク60の下部
の酸化シリコン40aがサイド・エッチングにより浸食
される。このようなサイド・エッチングを顕著に生じさ
せるためには、エッチング法として、ウェット・エッチ
ング法を用いることが望ましい。サイド・エッチングが
生じた部分では、酸化シリコン40aの膜厚が徐々に変
化して、図6(b)に示したようなくさび型の断面形状
を得ることができる。
介して酸化シリコン膜40aをエッチングする。する
と、開口の周囲において、レジスト・マスク60の下部
の酸化シリコン40aがサイド・エッチングにより浸食
される。このようなサイド・エッチングを顕著に生じさ
せるためには、エッチング法として、ウェット・エッチ
ング法を用いることが望ましい。サイド・エッチングが
生じた部分では、酸化シリコン40aの膜厚が徐々に変
化して、図6(b)に示したようなくさび型の断面形状
を得ることができる。
【0043】次に、図6(c)に示したように、レジス
ト・マスク60と、酸化シリコン膜40aの不要部分を
除去することにより、くさび型の断面形状を有するマス
ク40が得られる。
ト・マスク60と、酸化シリコン膜40aの不要部分を
除去することにより、くさび型の断面形状を有するマス
ク40が得られる。
【0044】次に、このようなくさび型の断面形状を有
するマスク40を形成する別の方法を図7を参照しつつ
説明する。
するマスク40を形成する別の方法を図7を参照しつつ
説明する。
【0045】図7は、くさび型の断面形状を有するマス
ク40を形成する際の工程断面図である。まず、図7
(a)〜(c)に示したように、所定のマスク材料40
b、40c、40d、・・・を階段状に積層する。例え
ば、レジストを薄膜状に堆積し、順次小さいパターンの
フォトマスクを用いて露光パターニングする工程を繰り
返すことによって、階段状に積層することができる。
ク40を形成する際の工程断面図である。まず、図7
(a)〜(c)に示したように、所定のマスク材料40
b、40c、40d、・・・を階段状に積層する。例え
ば、レジストを薄膜状に堆積し、順次小さいパターンの
フォトマスクを用いて露光パターニングする工程を繰り
返すことによって、階段状に積層することができる。
【0046】次に、加熱処理などによりレジストの表面
を軟化させて表面を平坦化させると、図7(d)に示し
たように、連続的な斜面が形成され、くさび状の断面形
状を有するマスク40が得られる。ここで、加熱処理に
より軟化させて平坦化を生じさせるためには、レジスト
やその他の有機材料を用いることが望ましい。
を軟化させて表面を平坦化させると、図7(d)に示し
たように、連続的な斜面が形成され、くさび状の断面形
状を有するマスク40が得られる。ここで、加熱処理に
より軟化させて平坦化を生じさせるためには、レジスト
やその他の有機材料を用いることが望ましい。
【0047】また、同図(a)〜(c)に示したような
階段状の積層構造を作成するに際して、積層数を増加さ
せて細かい階段状とすると、その結果として得られたマ
スクは、表面を平坦化しなくても、本発明におけるくさ
び型の断面形状を有するマスクとして実質的に用いるこ
とができる。従って、酸化シリコンや窒化シリコンなど
の材料を用いた場合でも、多数の層からなる階段状の積
層構造とすれば、図7(d)に示したような表面の平坦
化工程を経ずとも、本発明のくさび型マスク40として
用いることができる。
階段状の積層構造を作成するに際して、積層数を増加さ
せて細かい階段状とすると、その結果として得られたマ
スクは、表面を平坦化しなくても、本発明におけるくさ
び型の断面形状を有するマスクとして実質的に用いるこ
とができる。従って、酸化シリコンや窒化シリコンなど
の材料を用いた場合でも、多数の層からなる階段状の積
層構造とすれば、図7(d)に示したような表面の平坦
化工程を経ずとも、本発明のくさび型マスク40として
用いることができる。
【0048】ここで、再び図5に戻って説明すると、所
定のマスク40、42を形成した後に、同図(b)に示
したように、マスク40を介してドーパントを導入し、
活性領域14を形成する。この際に、マスク42はドー
パントを遮蔽する。ドーパントの導入方法としては、例
えば、イオン注入法や熱拡散法などを用いることができ
る。
定のマスク40、42を形成した後に、同図(b)に示
したように、マスク40を介してドーパントを導入し、
活性領域14を形成する。この際に、マスク42はドー
パントを遮蔽する。ドーパントの導入方法としては、例
えば、イオン注入法や熱拡散法などを用いることができ
る。
【0049】マスク40は、くさび型の断面形状を有す
るので、このマスク40を透過して導入されるドーパン
トの量はマスク40の厚さを反映して場所ごとに異な
る。この結果として、形成される活性領域14の底面
は、基板面に対して傾斜したものとなる。
るので、このマスク40を透過して導入されるドーパン
トの量はマスク40の厚さを反映して場所ごとに異な
る。この結果として、形成される活性領域14の底面
は、基板面に対して傾斜したものとなる。
【0050】ここで、イオン注入法による場合の条件と
しては、例えば、加速電圧360キロボルト、ドーズ量
3〜4×1012cm-2で、原子量29のシリコンを注入
し、その後にアニールを施すことにより、活性領域14
を形成することができる。
しては、例えば、加速電圧360キロボルト、ドーズ量
3〜4×1012cm-2で、原子量29のシリコンを注入
し、その後にアニールを施すことにより、活性領域14
を形成することができる。
【0051】次に図5(c)に示したように、マスク4
0及び42を除去して、新たにマスク44を形成し、そ
の開口を介してドーパントを導入することにより、n+
領域18を形成する。
0及び42を除去して、新たにマスク44を形成し、そ
の開口を介してドーパントを導入することにより、n+
領域18を形成する。
【0052】この際のドーパントの導入方法としても、
例えば、イオン注入法や熱拡散法などの方法を用いるこ
とができる。イオン注入法による場合の条件としては、
例えば、加速電圧360キロボルト、ドーズ量4×10
13cm-2で、原子量29のシリコンを注入し、その後に
アニールを施すことにより、n+ 領域18を形成するこ
とができる。
例えば、イオン注入法や熱拡散法などの方法を用いるこ
とができる。イオン注入法による場合の条件としては、
例えば、加速電圧360キロボルト、ドーズ量4×10
13cm-2で、原子量29のシリコンを注入し、その後に
アニールを施すことにより、n+ 領域18を形成するこ
とができる。
【0053】次に、図5(d)に示したように、マスク
44を除去し、保護膜20及び電極16を形成すること
により、ホール素子10が完成する。保護膜20や電極
16の材料は、前述したものと同様のものとすることが
できる。
44を除去し、保護膜20及び電極16を形成すること
により、ホール素子10が完成する。保護膜20や電極
16の材料は、前述したものと同様のものとすることが
できる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0055】まず、本発明によれば、素子の基板面に対
して斜めに入射する磁束に対して、従来よりも高い検出
感度を有する。さらに、基板面に対して平行な方向の磁
束をも検出することができるようになる。その結果とし
て、磁束に対して、ホール素子を平行方向に実装するこ
とができるようになり、ブラシレス・モータなどの各種
の機器を容易に小型化、薄型化することができるように
なる。
して斜めに入射する磁束に対して、従来よりも高い検出
感度を有する。さらに、基板面に対して平行な方向の磁
束をも検出することができるようになる。その結果とし
て、磁束に対して、ホール素子を平行方向に実装するこ
とができるようになり、ブラシレス・モータなどの各種
の機器を容易に小型化、薄型化することができるように
なる。
【0056】また、本発明によれば、ホール素子を実装
するに際して特殊な工夫を凝らす必要がなくなる。従っ
て、実装工程が容易となり、製造コストも低減するとと
もに、ホール素子を搭載した各種の機器の信頼性を向上
することができる。
するに際して特殊な工夫を凝らす必要がなくなる。従っ
て、実装工程が容易となり、製造コストも低減するとと
もに、ホール素子を搭載した各種の機器の信頼性を向上
することができる。
【0057】このように、本発明によれば、高性能のホ
ール素子を簡易に得ることが可能となり、産業上のメリ
ットは多大である。
ール素子を簡易に得ることが可能となり、産業上のメリ
ットは多大である。
【図1】本発明による半導体ホール素子を表す概略構成
図である。すなわち、同図(a)は、その平面図であ
り、同図(b)は、そのA−A’線断面図である。
図である。すなわち、同図(a)は、その平面図であ
り、同図(b)は、そのA−A’線断面図である。
【図2】図2(a)は、本発明によるホール素子の活性
領域14の概略斜視図であり、同図(b)は、その活性
領域14に対して磁束B0が印加されている様子を表す
概略側面図である。
領域14の概略斜視図であり、同図(b)は、その活性
領域14に対して磁束B0が印加されている様子を表す
概略側面図である。
【図3】(2)式により表されるホール素子の出力電圧
特性を、従来のホール素子の特性と比較しつつ表したグ
ラフ図である。
特性を、従来のホール素子の特性と比較しつつ表したグ
ラフ図である。
【図4】本発明によるホール素子の製造工程を表す概略
工程断面図である。
工程断面図である。
【図5】本発明によるホール素子の第2の製造方法を表
す概略工程断面図である。
す概略工程断面図である。
【図6】サイド・エッチングによりマスク40を形成す
る場合の概略説明図である。
る場合の概略説明図である。
【図7】くさび型の断面形状を有するマスク40を形成
する際の工程断面図である。
する際の工程断面図である。
【図8】従来の半導体ホール素子を表す概略構成図であ
る。すなわち、同図(a)は、その平面図であり、同図
(b)は、そのA−A’線断面図である。
る。すなわち、同図(a)は、その平面図であり、同図
(b)は、そのA−A’線断面図である。
【図9】半導体基板200に対して、磁束Bが印加され
ている様子を表す概略説明図である。
ている様子を表す概略説明図である。
【図10】薄型ブラシレス・モータの要部を表す概略構
成図である。
成図である。
10 半導体ホール素子 12 半導体基板 14 活性領域 16 電極 18 コンタクト領域 20 保護膜 30 マスク 32 開口 34 傾斜面 36 マスク 40 マスク 42 マスク 44 マスク 100 半導体ホール素子 110 半導体基板 120 活性領域 130 電極 140 保護膜
Claims (15)
- 【請求項1】半導体基板と、前記半導体基板の表面層領
域に形成された活性領域と、を備えたホール素子であっ
て、 前記活性領域の深さは、その両端のうちの一端から他端
にかけて、連続的に深くなるように形成されていること
を特徴とする半導体ホール素子。 - 【請求項2】半導体基板と、前記半導体基板の表面層領
域に形成された活性領域とを有し、印加される磁束を電
圧信号に変換して出力するホール素子であって、 前記半導体基板の基板面に対して平行な前記磁束に対す
る感度が上がるように、前記半導体基板の表面からの前
記活性領域の深さが一定でないものとして構成されてい
ることを特徴とする半導体ホール素子。 - 【請求項3】半導体基板と、 前記半導体基板の表面層領域に形成された活性領域であ
って、2本のストライプが互いにほぼ直交する形状の表
面パターンを有し、前記2本のストライプのうちの少な
くともいずれかのストライプの部分において前記半導体
基板の表面からの前記活性領域の深さが、そのストライ
プの一端から他端に向かって連続的に深くなるように形
成された活性領域と、 前記活性領域のそれぞれの前記ストライプの両端部に隣
接してそれぞれ形成されたコンタクト領域と、 前記コンタクト領域に接触して形成された電極と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子。 - 【請求項4】半絶縁性のガリウム砒素からなる半導体基
板と、 前記半導体基板の表面層領域に選択的に形成されたn型
の領域であって、2本のストライプが互いにほぼ直交す
る形状の表面パターンを有し、前記2本のストライプの
うちの少なくともいずれかのストライプの部分において
前記半導体基板の表面からの深さが、そのストライプの
一端から他端に向かって連続的に深くなるように形成さ
れた領域からなる活性領域と、 前記活性領域のそれぞれの前記ストライプの両端部に隣
接してそれぞれ形成されたn型の領域であって、前記活
性領域よりも高いキャリア濃度を有するコンタクト領域
と、 前記コンタクト領域に接触して形成された電極と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子。 - 【請求項5】前記活性領域に含まれるn型の不純物がシ
リコンであることを特徴とする請求項4記載の半導体ホ
ール素子。 - 【請求項6】半導体基板の表面を選択的にエッチングし
て、前記基板の表面に対して傾斜した面を有する凹部を
形成するエッチング工程と、 前記半導体基板の前記凹部内に半導体結晶を成長させ
て、前記凹部を埋める結晶成長工程と、 前記凹部の前記傾斜した面のうちのいずれかの面の両端
に隣接してコンタクト領域を形成するコンタクト領域形
成工程と、 前記コンタクト領域に接触させて金属を堆積する電極形
成工程と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子の製造方
法。 - 【請求項7】半絶縁性のガリウム砒素基板の表面を選択
的にエッチングして、前記基板の表面に対して傾斜した
面を有する凹部を形成するエッチング工程と、 前記半導体基板の前記凹部内にn型のガリウム砒素を成
長させて、前記凹部を前記n型のガリウム砒素で埋める
結晶成長工程と、 前記凹部の前記傾斜した面のうちのいずれかの面の両端
に隣接した領域にn型の不純物を選択的に導入して、前
記n型のガリウム砒素よりも高いキャリア濃度を有する
コンタクト領域を形成するコンタクト領域形成工程と、 前記コンタクト領域に接触させて金属を堆積する電極形
成工程と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子の製造方
法。 - 【請求項8】前記半絶縁性のガリウム砒素基板は(10
0)の面方位を有し、 前記エッチング工程における前記エッチングは、メサ・
エッチングであり、前記傾斜した面は、前記(100)
基板のいずれかの順メサ面であることを特徴とする請求
項7記載の方法。 - 【請求項9】半導体基板の表面に、くさび型の断面形状
を有する第1のマスクと、その周囲を囲む第2のマスク
とを形成するマスク形成工程と、 前記第1のマスクを透過させて不純物を選択的に前記基
板の表面層領域に導入することにより、前記第1のマス
クの前記くさび型の断面形状に対応して前記基板の表面
からの深さが連続的に変化する活性領域を形成する活性
領域形成工程と、 前記活性領域の端部に隣接して、前記活性領域よりも高
いキャリア濃度を有するコンタクト領域を形成するコン
タクト領域形成工程と、 前記コンタクト領域に接触させて金属を堆積する電極形
成工程と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子の製造方
法。 - 【請求項10】半絶縁性のガリウム砒素基板の表面に、
くさび型の断面形状を有する第1のマスクと、その周囲
を囲む第2のマスクとを形成するマスク形成工程と、 前記第1のマスクを透過させてn型の不純物を選択的に
前記基板の表面層領域に導入することにより、前記第1
のマスクの前記くさび型の断面形状に対応して前記基板
の表面からの深さが連続的に変化する活性領域を形成す
る活性領域形成工程と、 前記活性領域の端部に隣接した領域にn型の不純物を選
択的に導入することにより、前記活性領域よりも高いキ
ャリア濃度を有するコンタクト領域を形成するコンタク
ト領域形成工程と、 前記コンタクト領域に接触させて金属を堆積する電極形
成工程と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子の製造方
法。 - 【請求項11】前記マスク形成工程は、前記基板上にマ
スク材料を堆積し、前記マスク材料の上に所定の開口を
有する第3のマスクを形成し、前記第3のマスクの前記
開口を介して前記マスク材料をエッチングすることによ
り、前記開口の周辺において、前記第3のマスクの下の
前記マスク材料のサイド・エッチングを生じさせて前記
マスク材料を前記くさび型の断面形状を有する前記第1
のマスクとする工程、 を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方
法。 - 【請求項12】前記マスク形成工程は、パターン寸法の
異なる複数のレジスト層を順次堆積することにより階段
状の断面形状を有するレジストマスクを形成し、前記レ
ジストマスクを加熱することにより前記レジストを軟化
させて、くさび型の断面形状を有する前記第1のマスク
とする工程を含むことを特徴とする請求項9または10
に記載の方法。 - 【請求項13】半導体基板の表面に、パターン寸法の異
なる複数のマスク層を順次堆積することにより階段状の
断面形状を有する第1のマスクを形成する工程と、その
周囲を囲む第2のマスクとを形成する工程とを含むマス
ク形成工程と、 前記第1のマスクを透過させて不純物を選択的に前記基
板の表面層領域に導入することにより、前記半導体基板
の表面層領域に、一端から他端にかけて、前記不純物を
含有する領域の深さが連続的に深くなるように活性領域
を形成する活性領域形成工程と、 前記活性領域のそれぞれの端部に隣接して、前記活性領
域よりも高いキャリア濃度を有するコンタクト領域を形
成するコンタクト領域形成工程と、 前記コンタクト領域に接触させて金属を堆積する電極形
成工程と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子の製造方
法。 - 【請求項14】半絶縁性のガリウム砒素基板の表面に、
パターン寸法の異なる複数のマスク層を順次堆積するこ
とにより階段状の断面形状を有する第1のマスクを形成
する工程と、その周囲を囲む第2のマスクとを形成する
工程とを含むマスク形成工程と、 前記第1のマスクを透過させてn型の不純物を選択的に
前記基板の表面層領域に導入することにより、前記半導
体基板の表面層領域に、一端から他端にかけて、前記基
板の表面からの深さが連続的に深くなる活性領域を形成
する活性領域形成工程と、 前記活性領域のそれぞれの端部に隣接した領域にn型の
不純物を選択的に導入することにより、前記活性領域よ
りも高いキャリア濃度を有するコンタクト領域を形成す
るコンタクト領域形成工程と、 前記コンタクト領域に接触させて金属を堆積する電極形
成工程と、 を備えたことを特徴とする半導体ホール素子の製造方
法。 - 【請求項15】前記マスク形成工程における前記マスク
層は、酸化シリコン、窒化シリコン、及びレジストから
なる群から選択されたいずれかの材料により構成されて
いることを特徴とする請求項13または14に記載の方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9176912A JPH1126835A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 半導体ホール素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9176912A JPH1126835A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 半導体ホール素子及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1126835A true JPH1126835A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16021940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9176912A Pending JPH1126835A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 半導体ホール素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1126835A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012120871A1 (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-13 | 住友化学株式会社 | 半導体基板、半導体装置および半導体基板の製造方法 |
| CN104134747A (zh) * | 2013-05-03 | 2014-11-05 | 远翔科技股份有限公司 | 用于感测电磁感应的半导体结构及其制造方法 |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP9176912A patent/JPH1126835A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012120871A1 (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-13 | 住友化学株式会社 | 半導体基板、半導体装置および半導体基板の製造方法 |
| CN104134747A (zh) * | 2013-05-03 | 2014-11-05 | 远翔科技股份有限公司 | 用于感测电磁感应的半导体结构及其制造方法 |
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