JPH11269352A - 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
半導体封止用エポキシ樹脂組成物Info
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- JPH11269352A JPH11269352A JP7464598A JP7464598A JPH11269352A JP H11269352 A JPH11269352 A JP H11269352A JP 7464598 A JP7464598 A JP 7464598A JP 7464598 A JP7464598 A JP 7464598A JP H11269352 A JPH11269352 A JP H11269352A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高熱伝導性およびトランスファー成形等の成形
時での流動性の双方に優れた半導体封止用エポキシ樹脂
組成物を提供する。 【解決手段】エポキシ樹脂およびフェノール樹脂ととも
に下記の(C)成分を含有する半導体封止用エポキシ樹
脂組成物である。 (C)粒度分布が下記の〜に示す累積重量百分率
(全体を100重量%とした場合)に設定されている球
状アルミナ粉末。 粒径1.0μm以下のものが4重量%以上。 粒径12μm以下のものが15〜45重量%。 粒径24μm以下のものが35〜70重量%。 粒径48μm以下のものが65〜95重量%。 粒径100μm以上のものが5重量%以下。
時での流動性の双方に優れた半導体封止用エポキシ樹脂
組成物を提供する。 【解決手段】エポキシ樹脂およびフェノール樹脂ととも
に下記の(C)成分を含有する半導体封止用エポキシ樹
脂組成物である。 (C)粒度分布が下記の〜に示す累積重量百分率
(全体を100重量%とした場合)に設定されている球
状アルミナ粉末。 粒径1.0μm以下のものが4重量%以上。 粒径12μm以下のものが15〜45重量%。 粒径24μm以下のものが35〜70重量%。 粒径48μm以下のものが65〜95重量%。 粒径100μm以上のものが5重量%以下。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高熱伝導性および
トランスファー成形等の成形時での流動性の双方に優れ
た半導体封止用エポキシ樹脂組成物に関するものであ
る。
トランスファー成形等の成形時での流動性の双方に優れ
た半導体封止用エポキシ樹脂組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】トランジスタ,IC,LSI等の半導体
素子は、通常、セラミックパッケージもしくはプラスチ
ックパッケージ等により封止され半導体装置化されてい
る。上記セラミックパッケージは、構成材料そのものが
耐熱性を有し、耐透湿性にも優れているため、温度,湿
度に対して強く、信頼性の高い封止が可能である。しか
しながら、構成材料が比較的高価なものであることと、
量産性に劣るという欠点があるため、最近では上記プラ
スチックパッケージを用いた樹脂封止が主流になってい
る。この種のプラスチックパッケージ材料には、従来か
らエポキシ樹脂組成物が用いられている。このエポキシ
樹脂組成物は、電気絶縁性,機械的特性,耐薬品性等に
優れているため、信頼性が高く半導体装置の樹脂封止に
広く用いられている。
素子は、通常、セラミックパッケージもしくはプラスチ
ックパッケージ等により封止され半導体装置化されてい
る。上記セラミックパッケージは、構成材料そのものが
耐熱性を有し、耐透湿性にも優れているため、温度,湿
度に対して強く、信頼性の高い封止が可能である。しか
しながら、構成材料が比較的高価なものであることと、
量産性に劣るという欠点があるため、最近では上記プラ
スチックパッケージを用いた樹脂封止が主流になってい
る。この種のプラスチックパッケージ材料には、従来か
らエポキシ樹脂組成物が用いられている。このエポキシ
樹脂組成物は、電気絶縁性,機械的特性,耐薬品性等に
優れているため、信頼性が高く半導体装置の樹脂封止に
広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、このようなエ
ポキシ樹脂組成物に対して要求される特性の一つに熱伝
導性があげられるが、上記熱伝導性を向上させるために
球状アルミナ粉末を配合させることが従来から行われて
いる。その結果、上記球状アルミナ粉末を配合すること
により熱伝導性は向上して高熱伝導性という点において
は満足のいくものが得られるが、このエポキシ樹脂組成
物を封止材料として用いた場合、トランスファー成形時
の流動性に劣るという問題があった。
ポキシ樹脂組成物に対して要求される特性の一つに熱伝
導性があげられるが、上記熱伝導性を向上させるために
球状アルミナ粉末を配合させることが従来から行われて
いる。その結果、上記球状アルミナ粉末を配合すること
により熱伝導性は向上して高熱伝導性という点において
は満足のいくものが得られるが、このエポキシ樹脂組成
物を封止材料として用いた場合、トランスファー成形時
の流動性に劣るという問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、高熱伝導性およびトランスファー成形等の成形
時での流動性の双方に優れた半導体封止用エポキシ樹脂
組成物の提供をその目的とする。
もので、高熱伝導性およびトランスファー成形等の成形
時での流動性の双方に優れた半導体封止用エポキシ樹脂
組成物の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、エポ
キシ樹脂およびフェノール樹脂とともに下記の(C)成
分を含有するという構成をとる。 (C)粒度分布が下記の〜に示す累積重量百分率
(全体を100重量%とした場合)に設定されている球
状アルミナ粉末。 粒径1.0μm以下のものが4重量%以上。 粒径12μm以下のものが15〜45重量%。 粒径24μm以下のものが35〜70重量%。 粒径48μm以下のものが65〜95重量%。 粒径100μm以上のものが5重量%以下。
に、本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、エポ
キシ樹脂およびフェノール樹脂とともに下記の(C)成
分を含有するという構成をとる。 (C)粒度分布が下記の〜に示す累積重量百分率
(全体を100重量%とした場合)に設定されている球
状アルミナ粉末。 粒径1.0μm以下のものが4重量%以上。 粒径12μm以下のものが15〜45重量%。 粒径24μm以下のものが35〜70重量%。 粒径48μm以下のものが65〜95重量%。 粒径100μm以上のものが5重量%以下。
【0006】上記目的を達成するために、本発明者ら
は、半導体装置の封止に用いられるエポキシ樹脂組成物
の組成を中心に一連の研究を重ねた。その結果、上記特
定の粒度分布を有する球状アルミナ粉末〔(C)成分〕
を用いると、球状アルミナ粉末を用いることによる高熱
伝導性はもちろん、流動性においても満足のいく半導体
封止用のエポキシ樹脂組成物が得られることを見出し本
発明に到達した。
は、半導体装置の封止に用いられるエポキシ樹脂組成物
の組成を中心に一連の研究を重ねた。その結果、上記特
定の粒度分布を有する球状アルミナ粉末〔(C)成分〕
を用いると、球状アルミナ粉末を用いることによる高熱
伝導性はもちろん、流動性においても満足のいく半導体
封止用のエポキシ樹脂組成物が得られることを見出し本
発明に到達した。
【0007】そして、本発明において、上記球状アルミ
ナ粉末〔(C)成分〕とともにシリカ粉末を併用した場
合、高熱伝導性および低線膨張化が得られるようにな
る。
ナ粉末〔(C)成分〕とともにシリカ粉末を併用した場
合、高熱伝導性および低線膨張化が得られるようにな
る。
【0008】また、本発明のエポキシ樹脂組成物におい
て、上記球状アルミナ粉末〔(C)成分〕に加えてブタ
ジエン系ゴム粒子を含有した場合、優れた高熱伝導性お
よび流動性とともに、低応力性に優れたものが得られる
ようになる。
て、上記球状アルミナ粉末〔(C)成分〕に加えてブタ
ジエン系ゴム粒子を含有した場合、優れた高熱伝導性お
よび流動性とともに、低応力性に優れたものが得られる
ようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明について詳しく説
明する。
明する。
【0010】本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成物
は、エポキシ樹脂(A成分)と、フェノール樹脂(B成
分)と、特定の粒度分布を有する球状アルミナ粉末(C
成分)とを用いて得られるものであり、通常、粉末状も
しくはこれを打錠したタブレット状になっている。
は、エポキシ樹脂(A成分)と、フェノール樹脂(B成
分)と、特定の粒度分布を有する球状アルミナ粉末(C
成分)とを用いて得られるものであり、通常、粉末状も
しくはこれを打錠したタブレット状になっている。
【0011】上記エポキシ樹脂(A成分)は、1分子中
に2個以上のエポキシ基を有するものを用いることが好
ましく、例えば、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂,フェノールノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノ
ールAノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノールA型
エポキシ樹脂,ビフェニル型エポキシ樹脂があげられ
る。これらは、単独であるいは2種類以上併せて使用さ
れる。これらのなかでも、エポキシ当量が100〜30
0,軟化点が50〜130℃のものが特に好適に用いら
れる。さらに、本発明に用いられるエポキシ樹脂(A成
分)としては、上記条件に加え、耐湿信頼性という観点
から、イオン性不純物および加水分解性イオンの含有量
が少ないものほど特に好ましく用いられる。具体的に
は、遊離のナトリウムイオン濃度および塩素イオン濃度
がそれぞれ5ppm以下であり、かつ加水分解性の塩素
イオン濃度が600ppm以下のエポキシ樹脂である。
に2個以上のエポキシ基を有するものを用いることが好
ましく、例えば、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂,フェノールノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノ
ールAノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノールA型
エポキシ樹脂,ビフェニル型エポキシ樹脂があげられ
る。これらは、単独であるいは2種類以上併せて使用さ
れる。これらのなかでも、エポキシ当量が100〜30
0,軟化点が50〜130℃のものが特に好適に用いら
れる。さらに、本発明に用いられるエポキシ樹脂(A成
分)としては、上記条件に加え、耐湿信頼性という観点
から、イオン性不純物および加水分解性イオンの含有量
が少ないものほど特に好ましく用いられる。具体的に
は、遊離のナトリウムイオン濃度および塩素イオン濃度
がそれぞれ5ppm以下であり、かつ加水分解性の塩素
イオン濃度が600ppm以下のエポキシ樹脂である。
【0012】上記エポキシ樹脂(A成分)とともに用い
られるフェノール樹脂(B成分)は上記エポキシ樹脂の
硬化剤として作用するものであって、特に限定するもの
ではなく各種フェノール樹脂が用いられる。例えば、フ
ェノールノボラック樹脂があげられ、なかでも、このフ
ェノールノボラック樹脂として、水酸基当量が70〜1
50、軟化点が50〜110℃のものを用いることが好
ましい。
られるフェノール樹脂(B成分)は上記エポキシ樹脂の
硬化剤として作用するものであって、特に限定するもの
ではなく各種フェノール樹脂が用いられる。例えば、フ
ェノールノボラック樹脂があげられ、なかでも、このフ
ェノールノボラック樹脂として、水酸基当量が70〜1
50、軟化点が50〜110℃のものを用いることが好
ましい。
【0013】上記エポキシ樹脂(A成分)とフェノール
樹脂(B成分)との配合割合は、上記エポキシ樹脂中の
エポキシ基1当量当たりフェノール樹脂中の水酸基が
0.5〜2.0当量となるように設定することが好まし
い。より好ましくは、0.8〜1.2当量の範囲であ
る。
樹脂(B成分)との配合割合は、上記エポキシ樹脂中の
エポキシ基1当量当たりフェノール樹脂中の水酸基が
0.5〜2.0当量となるように設定することが好まし
い。より好ましくは、0.8〜1.2当量の範囲であ
る。
【0014】上記A成分およびB成分とともに用いられ
る球状アルミナ粉末(C成分)は、下記の〜に示す
累積粒度分布(全体を100重量%とする)に設定され
た粒度分布を有している。すなわち、このような累積粒
度分布を有することにより、高熱伝導性とともに優れた
流動性をも備えるようになり、下記の累積粒度分布を外
れた球状アルミナ粉末では本発明の目的とする優れた流
動性が得られない。なお、下記に示す累積粒度分布は、
例えば、の粒径12μm以下のものが15〜45重量
%とは、この累積重量%には、の粒径1.0μm以下
のものも含む趣旨である。したがって、の粒径24μ
m以下のものには、の粒径1.0μm以下のもの、お
よび、粒径12μm以下のものも含まれる。 粒径1.0μm以下のものが4重量%以上。 粒径12μm以下のものが15〜45重量%。 粒径24μm以下のものが35〜70重量%。 粒径48μm以下のものが65〜95重量%。 粒径100μm以上のものが5重量%以下。
る球状アルミナ粉末(C成分)は、下記の〜に示す
累積粒度分布(全体を100重量%とする)に設定され
た粒度分布を有している。すなわち、このような累積粒
度分布を有することにより、高熱伝導性とともに優れた
流動性をも備えるようになり、下記の累積粒度分布を外
れた球状アルミナ粉末では本発明の目的とする優れた流
動性が得られない。なお、下記に示す累積粒度分布は、
例えば、の粒径12μm以下のものが15〜45重量
%とは、この累積重量%には、の粒径1.0μm以下
のものも含む趣旨である。したがって、の粒径24μ
m以下のものには、の粒径1.0μm以下のもの、お
よび、粒径12μm以下のものも含まれる。 粒径1.0μm以下のものが4重量%以上。 粒径12μm以下のものが15〜45重量%。 粒径24μm以下のものが35〜70重量%。 粒径48μm以下のものが65〜95重量%。 粒径100μm以上のものが5重量%以下。
【0015】上記の粒径100μm以上のものについ
て、その粒径の範囲は、100μm以上130μm以下
の範囲が好適である。
て、その粒径の範囲は、100μm以上130μm以下
の範囲が好適である。
【0016】そして、本発明に用いられる球状アルミナ
粉末は、上記のような特定の粒度分布を有するととも
に、平均粒径が10〜50μmの範囲であることが好ま
しく、より好ましくは平均粒径15〜40μmである。
粉末は、上記のような特定の粒度分布を有するととも
に、平均粒径が10〜50μmの範囲であることが好ま
しく、より好ましくは平均粒径15〜40μmである。
【0017】さらに、本発明においては、上記球状アル
ミナ粉末のみで無機質充填剤成分を構成してもよいし、
上記球状アルミナ粉末とともに、シリカ粉末を併用して
もよい。このように、球状アルミナ粉末とともにシリカ
粉末を併用することにより、封止材料の低コスト化が図
られる。上記シリカ粉末としは、具体的には、結晶性シ
リカ粉末,溶融シリカ粉末があげられる。これらは、単
独であるいは併せて用いられる。そして、得られる製品
の熱伝導率を考慮した場合、シリカ粉末としては、結晶
性シリカ粉末を用いることが好ましく、なかでも、結晶
性摩砕シリカ粉末が好ましく用いられる。上記シリカ粉
末に関して、流動性を考慮した場合、平均粒径5〜50
μmの範囲のものを用いることが好ましく、特に好まし
くは平均粒径10〜30μmの範囲である。
ミナ粉末のみで無機質充填剤成分を構成してもよいし、
上記球状アルミナ粉末とともに、シリカ粉末を併用して
もよい。このように、球状アルミナ粉末とともにシリカ
粉末を併用することにより、封止材料の低コスト化が図
られる。上記シリカ粉末としは、具体的には、結晶性シ
リカ粉末,溶融シリカ粉末があげられる。これらは、単
独であるいは併せて用いられる。そして、得られる製品
の熱伝導率を考慮した場合、シリカ粉末としては、結晶
性シリカ粉末を用いることが好ましく、なかでも、結晶
性摩砕シリカ粉末が好ましく用いられる。上記シリカ粉
末に関して、流動性を考慮した場合、平均粒径5〜50
μmの範囲のものを用いることが好ましく、特に好まし
くは平均粒径10〜30μmの範囲である。
【0018】上記球状アルミナ粉末(C成分)の含有量
は、エポキシ樹脂組成物全体に対して50〜92重量%
の範囲に設定することが好ましく、特に好ましくは70
〜88重量%である。すなわち、球状アルミナ粉末(C
成分)の含有量が少な過ぎると、充分な熱伝導性および
低線膨張化,樹脂強度が得られ難く、逆に多過ぎると充
分な流動性が得られ難い傾向がみられるからである。ま
た、球状アルミナ粉末とともにシリカ粉末を併用する場
合も、併用した場合の合計量が上記球状アルミナ粉末の
配合量とみなし上記と同様の配合量の設定となる。
は、エポキシ樹脂組成物全体に対して50〜92重量%
の範囲に設定することが好ましく、特に好ましくは70
〜88重量%である。すなわち、球状アルミナ粉末(C
成分)の含有量が少な過ぎると、充分な熱伝導性および
低線膨張化,樹脂強度が得られ難く、逆に多過ぎると充
分な流動性が得られ難い傾向がみられるからである。ま
た、球状アルミナ粉末とともにシリカ粉末を併用する場
合も、併用した場合の合計量が上記球状アルミナ粉末の
配合量とみなし上記と同様の配合量の設定となる。
【0019】また、上記球状アルミナ粉末(C成分)と
ともにシリカ粉末を併用する場合において、球状アルミ
ナ粉末とシリカ粉末を併用する場合の両者の混合割合
は、重量基準で、〔シリカ粉末重量/(シリカ粉末重量
+アルミナ粉末重量)〕×100=10〜50重量%の
範囲に設定することが好ましく、特に好ましくは20〜
40重量%である。すなわち、シリカ粉末の混合割合が
上記設定を上回ると、充分な熱伝導性が得られ難いとい
う傾向がみられる。
ともにシリカ粉末を併用する場合において、球状アルミ
ナ粉末とシリカ粉末を併用する場合の両者の混合割合
は、重量基準で、〔シリカ粉末重量/(シリカ粉末重量
+アルミナ粉末重量)〕×100=10〜50重量%の
範囲に設定することが好ましく、特に好ましくは20〜
40重量%である。すなわち、シリカ粉末の混合割合が
上記設定を上回ると、充分な熱伝導性が得られ難いとい
う傾向がみられる。
【0020】本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成物
においては、上記A〜C成分とともに、さらにブタジエ
ン系ゴム粒子を配合してもよい。上記ブタジエン系ゴム
粒子を配合することにより、半導体パッケージに対して
低応力化作用および耐熱衝撃性が付与される。そして、
ブタジエン系ゴム粒子としては、例えば、メチルメタク
リレート−ブタジエン−スチレン共重合樹脂を用いるこ
とが他の樹脂成分の反応性という点から好ましく用いら
れる。さらに、上記3元共重合樹脂であるメチルメタク
リレート−ブタジエン−スチレン共重合樹脂以外に、ア
クリル酸メチル−ブタジエン−スチレン、アクリル酸メ
チル−ブタジエン−ビニルトルエン、ブタジエン−スチ
レン、メタクリル酸メチル−ブタジエン−ビニルトルエ
ン、ブタジエン−ビニルトルエン等があげられる。上記
メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重合樹
脂において、なかでも、ブタジエンの組成比率が70重
量%以下、メタクリル酸メチルの組成比率が15重量%
以上のものが好ましい。
においては、上記A〜C成分とともに、さらにブタジエ
ン系ゴム粒子を配合してもよい。上記ブタジエン系ゴム
粒子を配合することにより、半導体パッケージに対して
低応力化作用および耐熱衝撃性が付与される。そして、
ブタジエン系ゴム粒子としては、例えば、メチルメタク
リレート−ブタジエン−スチレン共重合樹脂を用いるこ
とが他の樹脂成分の反応性という点から好ましく用いら
れる。さらに、上記3元共重合樹脂であるメチルメタク
リレート−ブタジエン−スチレン共重合樹脂以外に、ア
クリル酸メチル−ブタジエン−スチレン、アクリル酸メ
チル−ブタジエン−ビニルトルエン、ブタジエン−スチ
レン、メタクリル酸メチル−ブタジエン−ビニルトルエ
ン、ブタジエン−ビニルトルエン等があげられる。上記
メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重合樹
脂において、なかでも、ブタジエンの組成比率が70重
量%以下、メタクリル酸メチルの組成比率が15重量%
以上のものが好ましい。
【0021】上記ブタジエン系ゴム粒子の配合量は、エ
ポキシ樹脂組成物全体に対して0.1〜5重量%の範囲
に設定することが好ましく、特に好ましくは0.5〜2
重量%である。すなわち、ブタジエン系ゴム粒子の含有
量が少な過ぎると、充分な低応力性が得られ難く、逆に
多過ぎると、粘度の上昇や流動性の低下傾向がみられる
からである。
ポキシ樹脂組成物全体に対して0.1〜5重量%の範囲
に設定することが好ましく、特に好ましくは0.5〜2
重量%である。すなわち、ブタジエン系ゴム粒子の含有
量が少な過ぎると、充分な低応力性が得られ難く、逆に
多過ぎると、粘度の上昇や流動性の低下傾向がみられる
からである。
【0022】さらに、本発明の半導体封止用エポキシ樹
脂組成物には、上記A〜C成分およびブタジエン系ゴム
粒子に加えて、必要に応じて、シランカップリング剤,
硬化促進剤,離型剤,難燃剤,難燃助剤,カーボンブラ
ック等の着色剤等の各種添加剤が適宜配合される。
脂組成物には、上記A〜C成分およびブタジエン系ゴム
粒子に加えて、必要に応じて、シランカップリング剤,
硬化促進剤,離型剤,難燃剤,難燃助剤,カーボンブラ
ック等の着色剤等の各種添加剤が適宜配合される。
【0023】上記シランカップリング剤は、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等が
あげられる。
ドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等が
あげられる。
【0024】上記硬化促進剤は、2−メチルイミダゾー
ル等のイミダゾール類,三級アミン類,有機リン化合物
等があげられる。
ル等のイミダゾール類,三級アミン類,有機リン化合物
等があげられる。
【0025】上記離型剤は、ステアリン酸,パルミチン
酸等の長鎖カルボン酸、ステアリン酸亜鉛,ステアリン
酸カルシウム等の長鎖カルボン酸の金属塩、カルナバワ
ックス,モンタンワックス等のワックス類等があげられ
る。
酸等の長鎖カルボン酸、ステアリン酸亜鉛,ステアリン
酸カルシウム等の長鎖カルボン酸の金属塩、カルナバワ
ックス,モンタンワックス等のワックス類等があげられ
る。
【0026】上記難燃剤は、ノボラック型ブロム化エポ
キシ樹脂,ビスフェノールA型ブロム化エポキシ樹脂等
があげられる。
キシ樹脂,ビスフェノールA型ブロム化エポキシ樹脂等
があげられる。
【0027】上記難燃助剤は、三酸化アンチモン,五酸
化アンチモン等があげられる。
化アンチモン等があげられる。
【0028】本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成物
には、上記添加剤の他に、さらに、耐湿信頼性テストに
おける信頼性向上を目的として、ハイドロタルサイト類
等のイオントラップ剤等を配合してもよい。
には、上記添加剤の他に、さらに、耐湿信頼性テストに
おける信頼性向上を目的として、ハイドロタルサイト類
等のイオントラップ剤等を配合してもよい。
【0029】本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成物
は、例えば、つぎのようにして製造することができる。
すなわち、上記エポキシ樹脂(A成分),フェノール樹
脂(B成分),球状アルミナ粉末(C成分)、さらに場
合によりブタジエン系ゴム粒子ならびに必要に応じて各
種の添加剤をそれぞれ適宜の割合で配合し、予備混合す
る。そして、ミキシングロール機等の混練機により加熱
状態で混練して溶融混合する。ついで、これを室温に冷
却した後、公知の手段によって粉砕し、必要に応じて打
錠するという一連の工程により製造することができる。
は、例えば、つぎのようにして製造することができる。
すなわち、上記エポキシ樹脂(A成分),フェノール樹
脂(B成分),球状アルミナ粉末(C成分)、さらに場
合によりブタジエン系ゴム粒子ならびに必要に応じて各
種の添加剤をそれぞれ適宜の割合で配合し、予備混合す
る。そして、ミキシングロール機等の混練機により加熱
状態で混練して溶融混合する。ついで、これを室温に冷
却した後、公知の手段によって粉砕し、必要に応じて打
錠するという一連の工程により製造することができる。
【0030】また、上記半導体封止用エポキシ樹脂組成
物は、例えば、ブタジエン系ゴム粒子を用いる場合、つ
ぎのような予備混合を経て加熱等により溶融混練した
後、製造することもできる。すなわち、まず、ブタジエ
ン系ゴム粒子の少なくとも一部と、フェノール樹脂(B
成分)の少なくとも一部とを予め予備混合する。つい
で、この予備混合物に、残りの残余成分を配合し、加熱
等により溶融混練する。ついで、これを室温に冷却した
後、公知の手段によって粉砕し、必要に応じて打錠する
という一連の工程により製造することができる。
物は、例えば、ブタジエン系ゴム粒子を用いる場合、つ
ぎのような予備混合を経て加熱等により溶融混練した
後、製造することもできる。すなわち、まず、ブタジエ
ン系ゴム粒子の少なくとも一部と、フェノール樹脂(B
成分)の少なくとも一部とを予め予備混合する。つい
で、この予備混合物に、残りの残余成分を配合し、加熱
等により溶融混練する。ついで、これを室温に冷却した
後、公知の手段によって粉砕し、必要に応じて打錠する
という一連の工程により製造することができる。
【0031】上記予備混合を経由する製造工程では、ブ
タジエン系ゴム粒子の全部とフェノール樹脂(B成分)
の全部とを予め予備混合するという工程を経由すること
が好ましい。
タジエン系ゴム粒子の全部とフェノール樹脂(B成分)
の全部とを予め予備混合するという工程を経由すること
が好ましい。
【0032】上記のように、エポキシ樹脂組成物の製造
工程において、ブタジエン系ゴム粒子と樹脂成分とを予
備混合し、ついで残余成分を配合する工程を経由する
と、ブタジエン系ゴム粒子の二次凝集物が生成され易い
という傾向が抑制され、上記ブタジエン系ゴム粒子を均
一に分散させることができる。
工程において、ブタジエン系ゴム粒子と樹脂成分とを予
備混合し、ついで残余成分を配合する工程を経由する
と、ブタジエン系ゴム粒子の二次凝集物が生成され易い
という傾向が抑制され、上記ブタジエン系ゴム粒子を均
一に分散させることができる。
【0033】上記予備混合を経由する製造工程におい
て、予備混合した後、この予備混合物に残余成分を配合
するとあるが、この残余成分とは、予備混合工程で用い
なかった成分、すなわち、球状アルミナ粉末(C成分)
および他の添加剤はもちろん、予めブタジエン系ゴム粒
子とフェノール樹脂(B成分)とを予備混合する際に、
上記ブタジエン系ゴム粒子が全使用量の一部であった場
合は、残りのブタジエン系ゴム粒子を含み、上記フェノ
ール樹脂が全使用量の一部であった場合は、残りのフェ
ノール樹脂を含む。
て、予備混合した後、この予備混合物に残余成分を配合
するとあるが、この残余成分とは、予備混合工程で用い
なかった成分、すなわち、球状アルミナ粉末(C成分)
および他の添加剤はもちろん、予めブタジエン系ゴム粒
子とフェノール樹脂(B成分)とを予備混合する際に、
上記ブタジエン系ゴム粒子が全使用量の一部であった場
合は、残りのブタジエン系ゴム粒子を含み、上記フェノ
ール樹脂が全使用量の一部であった場合は、残りのフェ
ノール樹脂を含む。
【0034】上記製造方法により得られるエポキシ樹脂
組成物を用いての半導体素子の封止方法は、特に制限さ
れるものではなく、通常のトランスファー成形等の公知
のモールド法により行うことができる。これにより得ら
れた半導体装置は、その封止パッケージが高熱伝導性を
有し、しかもトランスファー成形時等において流動性に
優れているため、信頼性の高い半導体装置が得られる。
組成物を用いての半導体素子の封止方法は、特に制限さ
れるものではなく、通常のトランスファー成形等の公知
のモールド法により行うことができる。これにより得ら
れた半導体装置は、その封止パッケージが高熱伝導性を
有し、しかもトランスファー成形時等において流動性に
優れているため、信頼性の高い半導体装置が得られる。
【0035】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0036】まず、エポキシ樹脂組成物の調製に先立っ
て、下記の表1に示す、下記の成分を準備した。
て、下記の表1に示す、下記の成分を準備した。
【0037】〔エポキシ樹脂〕o−クレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂(エポキシ当量195、軟化点70
℃)
ク型エポキシ樹脂(エポキシ当量195、軟化点70
℃)
【0038】〔フェノール樹脂〕フェノールノボラック
樹脂(水酸基当量105、軟化点83℃)
樹脂(水酸基当量105、軟化点83℃)
【0039】〔硬化促進剤〕1,8−ジアザビシクロ
〔5,4,0〕ウンデセン−7
〔5,4,0〕ウンデセン−7
【0040】〔球状アルミナα,β〕まず、下記に示す
球状アルミナ粉末,およびを準備した。そして、
これら3種類の球状アルミナ粉末を下記の表1に示す配
合割合で混合することにより粒度分布の異なる2種類の
球状アルミナ粉末α,β(混合物)を作製した。得られ
た2種類の球状アルミナ粉末α,βの粒度分布の累積重
量百分率および平均粒径を下記の表1に示す。
球状アルミナ粉末,およびを準備した。そして、
これら3種類の球状アルミナ粉末を下記の表1に示す配
合割合で混合することにより粒度分布の異なる2種類の
球状アルミナ粉末α,β(混合物)を作製した。得られ
た2種類の球状アルミナ粉末α,βの粒度分布の累積重
量百分率および平均粒径を下記の表1に示す。
【0041】球状アルミナ粉末:平均粒径34.3μ
m 10μm以下が12重量% 12μm以下が14重量% 24μm以下が35重量% 48μm以下が69重量% 100μm以下が90重量%
m 10μm以下が12重量% 12μm以下が14重量% 24μm以下が35重量% 48μm以下が69重量% 100μm以下が90重量%
【0042】球状アルミナ粉末:平均粒径8.7μm 10μm以下が28重量% 12μm以下が30重量% 24μm以下が69重量% 48μm以下が94重量% 100μm以下が100重量%
【0043】球状アルミナ粉末:平均粒径0.8μm 0.5μm以下が30重量% 1μm以下が82重量% 3μm以下が100重量%
【0044】
【表1】
【0045】〔溶融球状シリカ粉末a〕平均粒径29μ
mの溶融球状シリカ粉末
mの溶融球状シリカ粉末
【0046】〔結晶性シリカ粉末b〕平均粒径23μm
の結晶性摩砕シリカ粉末
の結晶性摩砕シリカ粉末
【0047】〔シランカップリング剤〕γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン
シプロピルトリメトキシシラン
【0048】〔ブタジエン系ゴム粒子〕メチルメタクリ
レート−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(平均粒径
0.2μm)
レート−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(平均粒径
0.2μm)
【0049】〔離型剤〕カルナバワックスとポリエチレ
ンワックスの混合物(混合重量比:カルナバワックス/
ポリエチレンワックス=80/20)
ンワックスの混合物(混合重量比:カルナバワックス/
ポリエチレンワックス=80/20)
【0050】〔難燃剤〕ノボラック型ブロム化エポキシ
樹脂(エポキシ当量275、軟化点84℃)
樹脂(エポキシ当量275、軟化点84℃)
【0051】〔難燃助剤〕三酸化アンチモン
【0052】
【実施例1〜8、比較例1〜2】下記の表2〜表3に示
す原料を同表に示す割合で配合し、ミキシングロール機
を用いて100℃で3分間混練してシート状組成物を得
た。そして、このシート状組成物を粉砕し、目的とする
粉末状エポキシ樹脂組成物を得た。
す原料を同表に示す割合で配合し、ミキシングロール機
を用いて100℃で3分間混練してシート状組成物を得
た。そして、このシート状組成物を粉砕し、目的とする
粉末状エポキシ樹脂組成物を得た。
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】上記各エポキシ樹脂組成物を用いて、スパ
イラルフロー値,弾性率および熱伝導率を下記の方法に
従って測定した。その結果を後記の表4〜表6に示す。
イラルフロー値,弾性率および熱伝導率を下記の方法に
従って測定した。その結果を後記の表4〜表6に示す。
【0056】〔スパイラルフロー値〕EMMI規格に準
じた金型を使用し、175℃×70kg/cm2 の条件
で測定した。
じた金型を使用し、175℃×70kg/cm2 の条件
で測定した。
【0057】〔弾性率〕JIS K−6911に準じた
曲げ試験片を、175℃×120秒で成形し、175℃
×5時間でポストキュアした。これを島津製作所社製の
オートグラフを用いて曲げ試験を行い、その傾きから弾
性率を求めた。
曲げ試験片を、175℃×120秒で成形し、175℃
×5時間でポストキュアした。これを島津製作所社製の
オートグラフを用いて曲げ試験を行い、その傾きから弾
性率を求めた。
【0058】〔熱伝導率〕80×50×20mmの成形
物を用い、京都電子工業社製のQTM−D3を用いて熱
伝導率を測定した。
物を用い、京都電子工業社製のQTM−D3を用いて熱
伝導率を測定した。
【0059】
【表4】
【0060】
【表5】
【0061】
【表6】
【0062】上記表4〜表6より、実施例品は比較例品
と比べてスパイラルフロー値が高く良好な流動性を有し
ていることがわかる。さらに、熱伝導率も高く、これら
のことから、流動性および高熱伝導性の双方に対して優
れたものであることは明らかである。また、ブタジエン
系ゴム粒子を配合した実施例4〜6品では、流動性およ
び高熱伝導性に優れていることはもちろん、低弾性率で
あり、低応力性をも兼ね備えたものであることがわか
る。これに対して、本発明の特徴的構成である粒度分布
を外れた球状アルミナβを用いた比較例1品は熱伝導率
は高かったが、スパイラルフロー値が低く、流動性に劣
っていた。また、充填剤として球状アルミナ粉末を用い
ずに結晶性シリカ粉末のみを用いた比較例2品は、熱伝
導率が低く、しかもスパイラルフロー値が低く、流動性
および高熱伝導性の双方とも劣っていた。
と比べてスパイラルフロー値が高く良好な流動性を有し
ていることがわかる。さらに、熱伝導率も高く、これら
のことから、流動性および高熱伝導性の双方に対して優
れたものであることは明らかである。また、ブタジエン
系ゴム粒子を配合した実施例4〜6品では、流動性およ
び高熱伝導性に優れていることはもちろん、低弾性率で
あり、低応力性をも兼ね備えたものであることがわか
る。これに対して、本発明の特徴的構成である粒度分布
を外れた球状アルミナβを用いた比較例1品は熱伝導率
は高かったが、スパイラルフロー値が低く、流動性に劣
っていた。また、充填剤として球状アルミナ粉末を用い
ずに結晶性シリカ粉末のみを用いた比較例2品は、熱伝
導率が低く、しかもスパイラルフロー値が低く、流動性
および高熱伝導性の双方とも劣っていた。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明は、エポキシ樹脂
(A成分),フェノール樹脂(B成分),特定の粒度分
布を有する球状アルミナ粉末(C成分)を含む半導体封
止用エポキシ樹脂組成物である。このため、このエポキ
シ樹脂組成物は良好な高熱伝導性を有するとともに、優
れた流動性を備えている。したがって、トランスファー
成形等の封止作業の作業性に優れ、半導体装置の製造効
率が向上し、信頼性に優れた半導体装置が得られる。
(A成分),フェノール樹脂(B成分),特定の粒度分
布を有する球状アルミナ粉末(C成分)を含む半導体封
止用エポキシ樹脂組成物である。このため、このエポキ
シ樹脂組成物は良好な高熱伝導性を有するとともに、優
れた流動性を備えている。したがって、トランスファー
成形等の封止作業の作業性に優れ、半導体装置の製造効
率が向上し、信頼性に優れた半導体装置が得られる。
【0064】そして、上記球状アルミナ粉末(C成分)
とともにシリカ粉末を併用して無機質充填剤成分とした
場合、高熱伝導性および低線膨張化が得られるようにな
る。
とともにシリカ粉末を併用して無機質充填剤成分とした
場合、高熱伝導性および低線膨張化が得られるようにな
る。
【0065】さらに、本発明の半導体封止用エポキシ樹
脂組成物が、上記A〜C成分に加えて、ブタジエン系ゴ
ム粒子を含有する場合、優れた高熱伝導性および流動性
とともに、低応力性に優れたものが得られるようにな
る。
脂組成物が、上記A〜C成分に加えて、ブタジエン系ゴ
ム粒子を含有する場合、優れた高熱伝導性および流動性
とともに、低応力性に優れたものが得られるようにな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 3/36 C08K 3/36 H01L 23/29 H01L 23/30 R 23/31 //(C08L 63/00 9:00)
Claims (3)
- 【請求項1】 エポキシ樹脂およびフェノール樹脂とと
もに下記の(C)成分を含有することを特徴とする半導
体封止用エポキシ樹脂組成物。 (C)粒度分布が下記の〜に示す累積重量百分率
(全体を100重量%とした場合)に設定されている球
状アルミナ粉末。 粒径1.0μm以下のものが4重量%以上。 粒径12μm以下のものが15〜45重量%。 粒径24μm以下のものが35〜70重量%。 粒径48μm以下のものが65〜95重量%。 粒径100μm以上のものが5重量%以下。 - 【請求項2】 上記(C)成分である球状アルミナ粉末
とともにシリカ粉末を併用してなる請求項1記載の半導
体封止用エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項3】 上記エポキシ樹脂、フェノール樹脂およ
び(C)成分に加えて、さらにブタジエン系ゴム粒子を
含有する請求項1または2記載の半導体封止用エポキシ
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7464598A JPH11269352A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7464598A JPH11269352A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11269352A true JPH11269352A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13553176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7464598A Pending JPH11269352A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11269352A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6828369B2 (en) * | 2002-03-05 | 2004-12-07 | Polymatech Co., Ltd | Sheet for conducting heat |
| JP2007246861A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 樹脂組成物、並びにこの樹脂組成物を用いて得たワニス、フィルム状接着剤及びフィルム状接着剤付き銅箔 |
| JP2012131922A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Three Bond Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
| KR101308326B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2013-09-17 | 히타치가세이가부시끼가이샤 | 수지 조성물, b 스테이지 시트, 수지가 부착된 금속박, 금속 기판, 및 led 기판 |
| JP5773160B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2015-09-02 | Jsr株式会社 | 水分または酸素捕捉用組成物、硬化体、および電子デバイス |
| JP2017190425A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 京セラ株式会社 | 粉粒状半導体封止用樹脂組成物及び半導体装置 |
| JP2022123718A (ja) * | 2021-02-12 | 2022-08-24 | 日本ゼオン株式会社 | 熱伝導シート |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP7464598A patent/JPH11269352A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6828369B2 (en) * | 2002-03-05 | 2004-12-07 | Polymatech Co., Ltd | Sheet for conducting heat |
| JP2007246861A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 樹脂組成物、並びにこの樹脂組成物を用いて得たワニス、フィルム状接着剤及びフィルム状接着剤付き銅箔 |
| JP5773160B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2015-09-02 | Jsr株式会社 | 水分または酸素捕捉用組成物、硬化体、および電子デバイス |
| KR101308326B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2013-09-17 | 히타치가세이가부시끼가이샤 | 수지 조성물, b 스테이지 시트, 수지가 부착된 금속박, 금속 기판, 및 led 기판 |
| JP2012131922A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Three Bond Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
| JP2017190425A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 京セラ株式会社 | 粉粒状半導体封止用樹脂組成物及び半導体装置 |
| JP2022123718A (ja) * | 2021-02-12 | 2022-08-24 | 日本ゼオン株式会社 | 熱伝導シート |
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