JPH11277141A - 圧延材のセンタリング方法 - Google Patents

圧延材のセンタリング方法

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JPH11277141A
JPH11277141A JP10053798A JP10053798A JPH11277141A JP H11277141 A JPH11277141 A JP H11277141A JP 10053798 A JP10053798 A JP 10053798A JP 10053798 A JP10053798 A JP 10053798A JP H11277141 A JPH11277141 A JP H11277141A
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gap
centering
side guide
rolled material
speedometers
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Nobuya Ikeda
展也 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドガイドによる圧延材のセンタリングを
実施する上でオフセンタ圧延を防止し、しかも圧延能率
を向上するようにした圧延材のセンタリング方法を提供
する。 【解決手段】 サイドガイド3の開度変化速度に基づい
て、サイドガイド3の開度測定値と板幅との差があらか
じめ与えられた許容範囲に収まった時点で、センタリン
グ完了と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延材のセンタリ
ング方法に係わり、特にサイドガイドによる圧延材のセ
ンタリングを実施する上でオフセンタ圧延を防止するよ
うにした圧延材のセンタリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】厚板圧延機などの可逆圧延機で圧延材を
圧延する際に、ときにはオフセンタ圧延と呼ばれる圧延
がなされることがある。このオフセンタ圧延は、図4に
示すように、上下一対のワークロールWR1 ,WR2 とバッ
クアップロールBR1 ,BR2 からなる圧延機1の圧延機セ
ンタCLM と圧延材Pの圧延材センタCLS とが一致せずに
△CLの差がある状態で圧延するもので、圧延後の圧延材
Pには板厚が左右で異なり、そのために板曲がりが発生
しやすく、サイドガイド外れ等を引き起こして、設備損
壊などによる圧延停止などを発生するという問題があ
る。また、圧延後の形状を矩形にすることができないた
めに曲がり補償代と呼ばれる歩留り低下の要因ともなっ
ている。
【0003】ここで、オフセンタ圧延による板曲がりの
発生メカニズムを図4を用いて説明する。 圧延機1のワークサイドとドライブサイドの圧延荷重
に差があると、両者のミル伸びに差が生じる。 ワークサイドとドライブサイドで板厚差が発生し、下
記(1) 、(2) 式に示すようにウェッジ変化率Δψが変化
する。
【0004】 δh=hW −hD ………………(1) Δψ=(δh/h)−(δH/H) ………………(2) ここで、δh;ウェッジ、h;出側板厚、H;入側板
厚、ψ;ウェッジ比率である。 それによって、曲がりが発生する。
【0005】このときの蛇行モデルδy、出側曲がりモ
デルkは下記(3) 、(4) 式で表される。 δy=(α/W)・Δψ ………………(3) k =(K/λ )+(β/W)・Δψ ………………(4) ここで、W;板幅、K;入側曲がり、λ;伸び率、α,
β;係数である。
【0006】上記のような曲がりの発生や蛇行を防止す
るために、圧延前に圧延材センタと圧延機センタを一致
させるべく、サイドガイドで圧延材を拘束し、確実に圧
延材をセンタリングさせて、オフセンタ圧延の発生を防
止する操業方法が種々工夫されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧延材
のセンタリングを確認するのは従来、オペレータが目視
で行っているのでばらつきが大きく正確さに欠けるこ
と、またセンタリング完了後にテーブルを手動運転で行
うため作業能率を阻害すること、などの問題があった。
【0008】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決した圧延材のセンタリング方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、サイドガイド
を用いて圧延材のセンタリングを行う方法であって、前
記サイドガイドの開度変化速度に基づいて、サイドガイ
ドの開度測定値と板幅との差があらかじめ与えられた許
容範囲に収まった時点で、センタリング完了と判定する
ことを特徴とする圧延材のセンタリング方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。図1は本発
明の実施例の構成を示す概要図であり、図中において従
来例と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略す
る。この図に示すように、圧延機1の入側および出側に
は入側テーブル2と出側テーブル3が配設され、その上
に圧延機1に直近してそれぞれ入側および出側サイドガ
イド4,5が設けられている。ここで、入側サイドガイ
ド4についてその構成を説明すると、左右一対のガイド
片4a,4bはそれぞれ油圧シリンダ6a,6bによっ
て開閉自在に移動される。この油圧シリンダ6a,6b
のストロークはサイドガイド4の開度として開度計7
a,7bによって測定され、また油圧シリンダ6a,6
bの移動速度はサイドガイド4の移動速度として速度計
8a,8bで検出される。なお、入側テーブル2は入側
駆動モータ9で駆動される。また、圧延機1の入側テー
ブル2の上部にはCCDカメラなどの板幅計10が取り付
けられる。
【0011】11は下位計算機で、入側サイドガイド4の
開度制御を行う機能を有しており、開度計7a,7b、
速度計8a,8b、板幅計10での検出信号を入力して、
開度計7a,7bの検出信号を用いて入側サイドガイド
4の開度を演算し、また速度計8a,8bの検出信号を
用いて入側サイドガイド4の開度変化スピードを演算す
る。そして、前記した入側サイドガイド4のガイド片4
a,4bを駆動する油圧シリンダ6a,6bと入側テー
ブル2の入側駆動モータ9をそれぞれ制御する。
【0012】また、12は上位計算機で、入側サイドガイ
ド4のセンタリング完了判定を行う機能を有しており、
その判定信号やその他必要な制御信号が回線13を介して
下位計算機11と授受がなされる。この上位計算機12の機
能について、図2を用いて具体的に説明する。上位計
算機12は、サイドガイドの開度変化速度VSG(mm/s)、圧
延材Pの搬送時間(停止位置〜ミル噛込み時間)t(se
c) を用いて、しきい値の許容値をαを下記の(5) 式に
よって求める。
【0013】 α=VSG・t ………………(5) ここで、搬送時間tは、圧延材Pの長さと搬送速度から
計算する。そして、サイドガイド開度Mを下記(6) 式
で演算し、 M=W+α W:板幅 ………………(6) ついで下記(7) 式が成立した時点で、センタリング完了
と判定する。
【0014】 MFBK ≦M MFBK :サイドガイド開度実績 ………………(7) ついで、上記(7) 式が成立したならば、センタリング
が完了したものとして、下位計算機11にセンタリング完
了信号を出力する。下位計算機11はセンタリング完了
信号を受けて、ただちに入側テーブル2を起動して自動
運転を行う。サイドガイド4により圧延材Pが拘束され
センタリングがなされたときは、すでに圧延材Pは前進
しているため、その分だけパス間隔が短縮され、圧延能
力が向上することとなる。
【0015】なお、上記の例においてサイドガイド4を
油圧シリンダ6a,6bで駆動するとして説明したが、
本発明はこれに限るものではなく、たとえば電動モータ
などを使用しても同等の作用を得ることはいうまでもな
い。
【0016】
【実施例】以下に、本発明法の適用例について説明す
る。種々の寸法の厚板の圧延材をリバース圧延機で圧延
する際に、スピーンターン後のセンタリング完了に本発
明法の自動運転を適用した。圧延機の前面転回と後面転
回でのパス間隔時間(平均値)は、図3に示すような結
果が得られた。なお、比較のために従来の手動運転のデ
ータを同図に併せて示した。
【0017】両者を比較すると、その差Δtは前面転回
で約2.5sec、また後面転回ではおよそ5.0secといずれも
自動運転でのパス間隔時間が減少していることがわか
る。なお、オフセンタ率や板曲がり量は自動運転と手動
運転とでまったく差異はなかった。このことから、本発
明法はオフセンタ圧延を防止し、かつ、作業能率を阻害
する時間ロスを低減することがわかる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サイドガイドの幅設定をこのように自動運転で行うよう
にしたので、オフセンタ率は手動運転と遜色がなく、か
つ、時間のロスを16.7%〜28.5%も短縮することがで
き、生産性の向上に寄与することが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す概要図である。
【図2】本発明のセンタリング完了判定の手順を示す流
れ図である。
【図3】本発明の効果を示す特性図である。
【図4】オフセンタ圧延による板曲がりの発生メカニズ
ムの説明図である。
【符号の説明】
1 圧延機 2 入側テーブル 3 出側テーブル 4 入側サイドガイド 4a,4b ガイド片 5 出側サイドガイド 6a,6b 油圧シリンダ 7a,7b 開度計 8a,8b 速度計 9 入側駆動モータ 10 板幅計 11 下位計算機 12 上位計算機 13 回線 P 圧延材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドガイドを用いて圧延材のセンタリ
    ングを行う方法であって、 前記サイドガイドの開度変化速度に基づいて、サイドガ
    イドの開度測定値と板幅との差があらかじめ与えられた
    許容範囲に収まった時点で、センタリング完了と判定す
    ることを特徴とする圧延材のセンタリング方法。
JP10053798A 1998-03-26 1998-03-26 圧延材のセンタリング方法 Expired - Fee Related JP3321085B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334626A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Takigawa Kogyo Co Ltd 往復ミルへのビレット挿入方法
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