JPH11277893A - インクジェット記録シート - Google Patents

インクジェット記録シート

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JPH11277893A
JPH11277893A JP10100468A JP10046898A JPH11277893A JP H11277893 A JPH11277893 A JP H11277893A JP 10100468 A JP10100468 A JP 10100468A JP 10046898 A JP10046898 A JP 10046898A JP H11277893 A JPH11277893 A JP H11277893A
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ink receiving
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ink
jet recording
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JP10100468A
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Kiyoshi Iwamoto
清志 岩本
Shinichiro Kobayashi
進一郎 小林
Takeshi Yoshimoto
武史 吉本
Takayuki Ishikawa
貴之 石川
Nobuhiro Kubota
展弘 久保田
Hiroyuki Onishi
弘幸 大西
Atsushi Sugiyama
淳 杉山
Yukari Sano
ゆかり 佐野
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Seiko Epson Corp
Tomoegawa Co Ltd
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Seiko Epson Corp
Tomoegawa Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録特性に関するインク吸収性、高発色性お
よび鮮明性が高い次元で発揮され、かつ耐光性にも優れ
たインクジェット記録シートを提供する。 【解決手段】 バインダ樹脂中に顔料が分散されたイン
ク受容層が基材上に設けられてなるインクジェット記録
シートにおいて、バインダ樹脂をイタコン酸変成PVA
とし、全バインダ樹脂量の30〜100重量%含有する
とともに、平均粒径が5〜20μm、比表面積が200
〜600m2/g のシリカを顔料として用いる。また、
インク受容層中に、酸化マグネシウム等の難溶性金属塩
を1〜10重量%含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水溶性染料を含有
する水性インクにより画像が記録されるインクジェット
記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】水性インクによりシートに出力印字する
インクジェット記録方式は、高速、低騒音、カラー化が
容易などに加えて、画像が鮮明であるといった種々の特
長を有することから、近年普及が増大している。このイ
ンクジェット記録方式の特長を有効に反映する記録シー
トとして、主にパルプ繊維を抄造してなる紙等の基材の
表面に、水性インクを十分に吸収しながらも画像を鮮明
とする特性を持ったインク受容層が形成されたものが提
供されている。
【0003】そのインク受容層は、一般に、シリカに代
表される顔料をインク受容剤とし、この顔料を、カルボ
キシル基変性PVA(ポリビニルアルコール)を主体と
するバインダ樹脂中に分散させ、さらに、このバインダ
樹脂中に、インクに対して湿潤性のある材料(グリセリ
ン、塩化リチウム、ゼラチン等)を含有させたものを基
材の表面に塗布することにより形成される。カルボキシ
ル基変性PVAとしては、PVAと、マレイン酸、無水
マレイン酸、フマル酸、無水フタル酸、無水トリメリッ
ト酸等のカルボン酸との反応物あるいはその反応物をエ
ステル化したもの、もしくは酢酸ビニルと、少量のマレ
イン酸、フマル酸等のエチレン性不飽和カルボン酸との
重合物をけん化したもの(部分けん化PVA)等が使用
される。このような従来のインク受容層にあっては、上
記PVAをバインダ樹脂として使用することにより、良
好な耐水性を得ることができるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記インク
受容層が形成されたインクジェット記録シートにあって
は、耐水性の向上が図られるものの、画像のコントラス
トが明白でシートから画像が際だって発色する特性すな
わち鮮明性が不十分な場合があった。さらに、上記イン
ク受容層には、耐光性の向上を目的として、水への溶解
度が1重量%以下と低い難溶性を示すマグネシウム化合
物等の難溶性金属塩をインク受容層に添加する場合があ
るが(例えば特公平4−27953号参照)、本発明者
の検討によると、難溶性金属塩を添加すると鮮明性やイ
ンク吸収性が低下する傾向にあることが判明した。した
がって本発明は、記録特性に関するインク吸収性、高発
色性および鮮明性が高い次元で発揮され、かつ耐光性に
も優れたインクジェット記録シートを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するPVAならびに顔料を種々検討した結果、下記
の化2で示されるジカルボン酸でカルボキシル基変成さ
れたポリビニルアルコールを含有するPVAを適当量含
有するとともに、平均粒径が5〜20μm、比表面積が
200〜600m2/g のシリカを顔料として用いる
と、インク吸収性、高発色性および鮮明性が高い次元で
発揮され、かつ耐光性にも優れた画像を得ることができ
ることを見い出した。よって本発明はこのような知見に
基づいてなされたもので、バインダ樹脂中にインク受容
剤として顔料が分散されたインク受容層が基材上に設け
られてなるインクジェット記録シートであって、バイン
ダ樹脂が、下記の化2で示されるジカルボン酸でカルボ
キシル基変成されたポリビニルアルコールを含有すると
ともに、顔料として、平均粒径が5〜20μm、比表面
積が300〜600m2/g のシリカを用いることを特
徴としている。顔料のシリカに関しては、平均粒径、比
表面積とも上記範囲より小さい場合にはインク吸収性に
劣り、上記範囲より大きい場合には解像度が悪化して鮮
明性に劣る。
【0006】
【化2】
【0007】以下、本発明のより好適な実施の形態につ
いて詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のインクジェット記録シー
トは、基材の少なくとも片面にインク受容層を塗布法等
の積層手段により少なくとも1層設けてなる層構成であ
り、そのインク受容層は、2層あるいは3層以上あって
もよい。以下、基材およびインク受容層を構成する材料
を説明する。
【0009】(1)基材 本発明のインクジェット記録シートに使用される基材と
しては、主にパルプ繊維を抄造してなる紙、布、不織布
等の不透明性材料を一般的な材料とするが、これらの他
に、ポリエチレンテレフタレート、ジアセテートセルロ
ース、トリアセテートセルロース、アクリル系ポリマ
ー、セロハン、セルロイド、ポリ塩化ビニル、ポリカー
ボネート、ポリイミド等の樹脂からなるフィルムもしく
は板を使用することができ、さらにはガラス板も使用可
能である。これらの基材は、記録目的、記録画像の用途
あるいはインク受容層との密着性等を考慮して適宜選択
される。
【0010】(2)インク受容層 <バインダ樹脂> (a)本発明に係るバインダ樹脂 本発明に係るバインダ樹脂は、下記の化3で示されるジ
カルボン酸でカルボキシル基変成されたポリビニルアル
コール(PVA)である。具体的には、例えば下記の化
4で示されるイタコン酸変性PVA、化5で示される
1,1ジエタン酸変性PVA、化6で示される1,1ジ
プロピレン酸変性PVA、化7で示される1,1ジブタ
ン酸変性PVA等が使用される。なお、これらPVAは
各単体で使用しても良く、複数混合で使用してもよい。
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】これらPVAは、インクの吸収性、高発色
性、鮮明性を高い次元で得ることができ、かつ耐光性に
も優れることから好適である。その中でも、特に化4の
イタコン酸変成PVAが、より高い鮮明性が得られるこ
とから最適である。また、このようなバインダ樹脂の含
有量としては、全バインダ樹脂量の30〜100重量%
含有することが好ましく、50重量%以上であれば鮮明
性の向上が確実になされるのでより好ましい。
【0017】(b)他のバインダ樹脂 上記本発明に係るPVAの含有量が上記範囲で100重
量%未満の場合、他に使用するバインダ樹脂として、P
VAと、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水
フタル酸、無水トリメリット酸等のカルボン酸との反応
物あるいはその反応物をエステル化したもの、もしくは
酢酸ビニルと、少量のマレイン酸、フマル酸等のエチレ
ン性不飽和カルボン酸との重合物をけん化したもの(部
分けん化PVA)等のカルボキシル基変性PVAが、良
好なインクの吸収性、定着性、保存性等を得ることがで
きて好適である。また、これらPVA以外にも、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニ
ル、水溶性ポリビニルアセタール、ポリアミド樹脂、酸
化澱粉、カゼイン、ゼラチン、ポリエチレンオキサゾリ
ン、(メタ)アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂、SBR、NBR等を使用することが
できる。
【0018】<顔料>顔料は、インク吸収剤として上記
PVA中に分散されるものであり、本発明ではシリカを
用いる。その物性としては、上記理由により、平均粒径
が5〜20μm、比表面積が200〜600m2/g で
あることが条件となり、かかる範囲内では250〜50
0m2/g が好ましく、300〜400m2/g であれ
ばより好ましい。
【0019】<難溶性金属塩>本発明のインクジェット
記録シートのインク受容層には、耐光性の向上を目的と
して難溶性金属塩を含有させることが好ましい。その難
溶性金属塩としては、酸化マグネシウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム、シュウ酸マグネシウム、ケ
イ酸マグネシウム、水酸化炭酸マグネシウム、炭酸マグ
ネシウムカルシウム等のマグネシウム化合物が代表的で
ある。その難溶性は、通常、水への溶解度が1重量%以
下を指す。これらの中でも、酸化マグネシウム、水酸化
マグネシム、炭酸マグネシウムが好ましく使用される。
また、その含有量は、インク受容層中に1〜10重量%
が好ましく、2〜5重量%であればより好ましい。かか
る範囲より含有量が少ないと耐光性が向上する効果が得
られ難く、多いとインク吸収性が低下する場合がある。
【0020】<他の添加剤> ・耐水性の向上やインクの滲み防止を目的として、メラ
ニンホルムアルデヒト樹脂、尿素ホルムアルデヒト樹
脂、グリオキザール、炭酸ジルコニウムアンモニウム等
の耐水化剤を添加することができる。 ・記録シートの生産性、記録特性、保存安定性等の向上
を目的として、分散剤、蛍光染料、pH調整剤、消泡
剤、潤滑剤、防腐剤等の各種添加剤を必要に応じて適宜
添加することができる。なお、これらの添加剤は、基材
に透明シートが使用される場合には、透光性を損なわな
い程度の量が配合される。
【0021】上記材料からなるインク受容層を上記基材
上に設けるには、まず、インク受容層の材料を、水また
は適当な溶媒中に溶解もしくは分散させて調整し、塗工
液とする。次いで、この塗工液を、ロールコーター、ブ
レードコーター、エアナイフコーター、ロッドコータ
ー、ホットメルコーター、ラミネートコーター等のコー
ターを適宜使用して基材上に塗布する。塗布量として
は、例えば、基材上に第1インク受容層を積層し、この
第1インク受容層の上に第2インク受容層を積層する場
合、第1インク受容層の塗布量は5〜30g/m2 が好
ましく、特に5〜20g/m2 が好ましい。また、第2
インク受容層の塗布量は5〜15g/m2 が好ましく、
特に5〜10g/m2 が好ましい。かかる範囲より塗布
量が少ないとインクの吸収性や定着性が十分に得られな
い場合があり、多いと生産性の低下やコストアップを招
く。特に、第2インク受容層の塗布量が15g/m2
超えて多いと、第2インク受容層中をインクが通過する
ことが困難になり、滲みを生じて画像の鮮明性が損なわ
れる場合がある。
【0022】本発明のインクジェット記録シートは、上
記の如き構成からなるものであるが、インク受容層の表
面に、光沢層を積層して付加価値を高めることができ
る。かかる光沢層は、60度鏡面光沢度試験方法による
光沢度が10以上の特性を有することが好ましい。光沢
層の材料としては、上記インク受容層に使用されるバイ
ンダ樹脂および顔料の混合材料を塗工液として使用する
ことができる。光沢層をインク受容層上に積層するに
は、一般的な塗布法の他に、例えば、接着性に劣る基体
(例えばポリオレフィン樹脂フィルム、4フッ化エチレ
ン樹脂フィルム、剥離性シリコーン樹脂フィルム等)に
塗布した塗工液をインク受容層に重ね、乾燥後に基体を
剥離することによっても積層することができる。光沢層
におけるバインダ樹脂および顔料の配合比は、光沢性を
維持する点で、顔料に対してバインダ樹脂が5〜50重
量%が好ましく、5〜30重量%がより好ましい。な
お、光沢層がインク受容層の機能を損なうことなく良好
な光沢性を発揮する坪量としては、3〜25g/m2
好ましく、5〜15g/m2 であればより好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に基づく実施例と、
本発明に対する比較例とを示し、本発明の効果をより明
らかにする。各実施例および各比較例は、いずれも基材
を坪量90g/m2 の上質紙とし、この基材の片面に、
第1インク受容層、第2インク受容層、光沢層を、この
順に塗布して積層し、インクジェット記録シートとした
ものである。塗布量は、いずれの層も乾燥塗布量で10
g/m2 とした。なお、以下の説明において「部」は
「重量部」を意味するものとする。
【0024】 <実施例1> [第1インク受容層] ・バインダ樹脂…イタコン酸変成PVA 50部 (クラレ社製:KL−318K) ・顔料 …シリカ 90部 平均粒径8.0μm、比表面積365m2/g (水澤化学社製:ミズカシルP78D) [第2インク受容層] ・バインダ樹脂…イタコン酸変成PVA 50部 (クラレ社製:KL−318K) ・顔料 …シリカ 90部 平均粒径8.0μm、比表面積365m2/g (水澤化学社製:ミズカシルP78D) ・難溶性金属塩…酸化マグネシウム(MgO) 3部 (富田製薬社製) [光沢層] ・バインダ樹脂…部分けん化PVA 5部 (日本合成化学社製:ゴーセノールT−330) ・顔料 …シリカ 50部 (日産化学社製:スノーテックスUP)
【0025】<実施例2>第2インク受容層の難溶性金
属塩を炭酸マグネシウム(和光純薬社製)に代えた以外
は、上記実施例1と同様にしてインクジェット記録シー
トを作製した。 <実施例3>第2インク受容層のバインダ樹脂を、部分
けん化PVA(日本合成化学社製:ゴーセノールT−3
30)に代え、さらに難溶性金属塩を第1インク受容層
に含有させた以外は、上記実施例1と同様にしてインク
ジェット記録シートを作製した。 <実施例4>第1インク受容層のバインダ樹脂として、
イタコン酸変成PVA(クラレ社製:KL−318K)
30部と、部分けん化PVA(日本合成化学社製:ゴー
セノールT−330)20部を使用した以外は、上記実
施例3と同様にしてインクジェット記録シートを作製し
た。
【0026】<比較例1>第1インク受容層のバインダ
樹脂として、部分けん化PVA(日本合成化学社製:ゴ
ーセノールT−330)50部を使用した以外は、上記
実施例3と同様にしてインクジェット記録シートを作製
した。 <比較例2>第1インク受容層に難溶性金属塩を含有さ
せない以外は、上記比較例1と同様にしてインクジェッ
ト記録シートを作製した。 <比較例3>第1インク受容層および第2インク受容層
のバインダ樹脂を、マレイン酸変性PVA(クラレ社
製:KM−618K)に代えた以外は、上記実施例1と
同様にしてインクジェット記録シートを作製した。 <比較例4>第1インク受容層および第2インク受容層
の顔料であるシリカを、水澤化学社製:ミズカシルP−
526(平均粒径3.1μm、比表面積120m2/g
に代えた以外は、上記実施例1と同様にしてインクジェ
ット記録シートを作製した。 <比較例5>第1インク受容層および第2インク受容層
の顔料であるシリカを、水澤化学社製:ミズカシルP−
802(平均粒径2.5μm、比表面積182m2/g
に代えた以外は、上記実施例1と同様にしてインクジェ
ット記録シートを作製した。
【0027】ここで、上記実施例1〜4、比較例1〜5
の材料の使用形態を、光沢層を除いた第1、第2インク
受容層につき、表1に示す。表1では、使用が○、不使
用が×であり、()内の数字が第1インク受容層もしく
は第2インク受容層を示している。例えば、実施例1で
あれば、第1、第2インク受容層のいずれにも本発明の
PVAおよび本発明のシリカが使用され、かつ本発明以
外のPVAは使用されておらず、難溶性金属塩は第2イ
ンク受容層に使用されている。また、実施例4であれ
ば、第1インク受容層に本発明のPVAと本発明以外の
PVAが使用され、第2インク受容層には本発明以外の
PVAが使用され、第1、第2インク受容層のいずれに
も本発明のシリカが使用され、難溶性金属塩は第1イン
ク受容層に使用されている。
【0028】
【表1】
【0029】上記実施例1〜4および比較例1〜5のイ
ンクジェット記録シートに、市販のインクジェットプリ
ンタ(セイコーエプソン社製:PM−700C)を使用
してカラー画像を印字した。そして、このときのインク
の吸収性、画像の発色性および鮮明性を肉眼で判定し
た。さらに、この画像に対し、カーボンアーク形式紫外
線ロングライフフェードメータ(スガ試験機社製:FA
L−SH−C)を使用して40℃・70%の条件で50
時間の光照射を行った後、画像の変退色(耐光性)を肉
眼で判定した。その結果を、表2に示す。表2の判定方
法は、次の通りである。 ◎:実用上全く問題なく優れている ○:実用上問題なく良好 △:実用上問題ないものの、やや劣る ×:実用上不可
【0030】
【表2】
【0031】表2によれば、本発明に基づく各実施例の
インクジェット記録シートは、いずれも優れた画像特性
と耐光性を有しているのに対し、各比較例のインクジェ
ット記録シートは、全て画像特性および耐光性に劣るも
のであった。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録シートによれば、インク受容層を構成するバ
インダ樹脂が、下記の化8で示されるジカルボン酸でカ
ルボキシル基変成されたポリビニルアルコールを含有す
るとともに、平均粒径が5〜20μm、比表面積が20
0〜600m2/gのシリカを顔料として用いることを
特徴とするから、インク吸収性、高発色性および鮮明性
が高い次元で発揮され、かつ耐光性にも優れるいった効
果を奏する。
【0033】
【化8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 武史 静岡県静岡市用宗巴町3番1号 株式会社 巴川製紙所洋紙事業部内 (72)発明者 石川 貴之 静岡県静岡市用宗巴町3番1号 株式会社 巴川製紙所研究開発本部技術研究所内 (72)発明者 久保田 展弘 静岡県静岡市用宗巴町3番1号 株式会社 巴川製紙所情報メディア事業部内 (72)発明者 大西 弘幸 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 杉山 淳 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 佐野 ゆかり 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バインダ樹脂中にインク受容剤として顔
    料が分散されたインク受容層が基材上に設けられてなる
    インクジェット記録シートであって、 前記バインダ樹脂が、下記の化1で示されるジカルボン
    酸でカルボキシル基変成されたポリビニルアルコールを
    含有するとともに、 前記顔料として、平均粒径が5〜20μm、比表面積が
    200〜600m2/gのシリカを用いることを特徴と
    するインクジェット記録シート。 【化1】
  2. 【請求項2】 前記ポリビニルアルコールを、全バイン
    ダ樹脂量の30〜100重量%含有することを特徴とす
    る請求項1に記載のインクジェット記録シート。
  3. 【請求項3】 前記ポリビニルアルコールが、イタコン
    酸変成ポリビニルアルコールであることを特徴とする請
    求項1または2に記載のインクジェット記録シート。
  4. 【請求項4】 前記インク受容層中に、難溶性金属塩が
    1〜10重量%含有されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録シート。
JP10100468A 1998-03-27 1998-03-27 インクジェット記録シート Withdrawn JPH11277893A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1293354A2 (en) 2001-09-14 2003-03-19 Konica Corporation Ink-jet recording paper
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