JPH11278037A - 後2軸車両の軸重移動装置 - Google Patents
後2軸車両の軸重移動装置Info
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- JPH11278037A JPH11278037A JP8716098A JP8716098A JPH11278037A JP H11278037 A JPH11278037 A JP H11278037A JP 8716098 A JP8716098 A JP 8716098A JP 8716098 A JP8716098 A JP 8716098A JP H11278037 A JPH11278037 A JP H11278037A
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- axle load
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検出した荷重データが路面入力や車両姿勢の
変化により変動する走行中にあっても、適正な軸重配分
比の制御を行うことができる後2軸車両の軸重移動装置
を提供する。 【解決手段】 軸重移動装置はエアスプリングにより後
2軸間の軸重配分比を調整可能に構成されており、エア
スプリングへの供給エア圧を制御して適正な軸重配分比
を達成する。このエア圧制御のための軸重移動ルーチン
において、車両の停車時には検出された荷重データWを
記憶しておき(ステップS12)、走行中に軸重移動ス
イッチがオン操作されたときは、記憶した荷重データW
から目標圧を演算してエアスプリングへの供給エア圧を
制御する(ステップS22)。一旦供給エア圧が目標圧
に達すれば、それ以上のエア圧制御を終了する(ステッ
プS26)。
変化により変動する走行中にあっても、適正な軸重配分
比の制御を行うことができる後2軸車両の軸重移動装置
を提供する。 【解決手段】 軸重移動装置はエアスプリングにより後
2軸間の軸重配分比を調整可能に構成されており、エア
スプリングへの供給エア圧を制御して適正な軸重配分比
を達成する。このエア圧制御のための軸重移動ルーチン
において、車両の停車時には検出された荷重データWを
記憶しておき(ステップS12)、走行中に軸重移動ス
イッチがオン操作されたときは、記憶した荷重データW
から目標圧を演算してエアスプリングへの供給エア圧を
制御する(ステップS22)。一旦供給エア圧が目標圧
に達すれば、それ以上のエア圧制御を終了する(ステッ
プS26)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、後2軸の間の軸
重配分比を可変するための軸重移動装置に関する。
重配分比を可変するための軸重移動装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】この種の軸重移動装置としては例
えば、特開平9−109645号公報に開示された軸重
配分装置が挙げられる。この公知の軸重配分装置は、後
2軸それぞれに設けられたエアスプリングに対するエア
圧の給排により、これら2軸間の軸重配分比を調整する
ものであり、その制御のための軸重配分スイッチ、車速
センサ及び軸重センサ等を備えている。具体的には、車
両の走行中に軸重配分スイッチがオン操作されると、検
出した車速域に応じて予め設定された軸重配分モードで
の軸重配分制御が実行されるようになっており、各モー
ドでの軸重配分比は、検出した後2軸の軸重に基づいて
決定される。一方、検出した軸重が所定の上限値を超え
る場合には、車速に関わらず軸重配分制御を終了する。
えば、特開平9−109645号公報に開示された軸重
配分装置が挙げられる。この公知の軸重配分装置は、後
2軸それぞれに設けられたエアスプリングに対するエア
圧の給排により、これら2軸間の軸重配分比を調整する
ものであり、その制御のための軸重配分スイッチ、車速
センサ及び軸重センサ等を備えている。具体的には、車
両の走行中に軸重配分スイッチがオン操作されると、検
出した車速域に応じて予め設定された軸重配分モードで
の軸重配分制御が実行されるようになっており、各モー
ドでの軸重配分比は、検出した後2軸の軸重に基づいて
決定される。一方、検出した軸重が所定の上限値を超え
る場合には、車速に関わらず軸重配分制御を終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した公知の軸重配
分装置は、車両の発進時だけでなく走行中にも軸重配分
比を調整することで、車両の発進加速性に加えて走行安
定性をも向上するものと認められる。しかしながら、車
両の走行中にあっては、例えば路面の凹凸や車両の加減
速によって車両の姿勢が常に変化しているため、軸重の
検出値もまた常に変動する。このような状況にあって
は、検出した軸重に基づいて適正な軸重配分制御を行う
ことは困難であり、制御の信頼性が充分に担保されな
い。
分装置は、車両の発進時だけでなく走行中にも軸重配分
比を調整することで、車両の発進加速性に加えて走行安
定性をも向上するものと認められる。しかしながら、車
両の走行中にあっては、例えば路面の凹凸や車両の加減
速によって車両の姿勢が常に変化しているため、軸重の
検出値もまた常に変動する。このような状況にあって
は、検出した軸重に基づいて適正な軸重配分制御を行う
ことは困難であり、制御の信頼性が充分に担保されな
い。
【0004】この発明は上述の事情に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、走行中の車両姿勢の
変化に影響されることなく、安定して適正な軸重配分比
の制御を行うことができる後2軸車両の軸重移動装置を
提供することにある。
もので、その目的とするところは、走行中の車両姿勢の
変化に影響されることなく、安定して適正な軸重配分比
の制御を行うことができる後2軸車両の軸重移動装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の後2軸車両の軸重移動装置は、後2軸間
に付与される軸重配分比を調整可能に設けられたアクチ
ュエータを作動させるに際し、荷重検出手段により車両
の荷重を検出し、また、走行状態検出手段により車両が
停車中又は走行中の何れの状態にあるのかを検出する。
そして、車両の走行中に駆動輪車軸に配分される軸重を
増大させるべく操作スイッチが操作されたときは、制御
手段により直前の車両停車時に記憶しておいた荷重に基
づいてアクチュエータの作動を制御するものとしてい
る。
め、請求項1の後2軸車両の軸重移動装置は、後2軸間
に付与される軸重配分比を調整可能に設けられたアクチ
ュエータを作動させるに際し、荷重検出手段により車両
の荷重を検出し、また、走行状態検出手段により車両が
停車中又は走行中の何れの状態にあるのかを検出する。
そして、車両の走行中に駆動輪車軸に配分される軸重を
増大させるべく操作スイッチが操作されたときは、制御
手段により直前の車両停車時に記憶しておいた荷重に基
づいてアクチュエータの作動を制御するものとしてい
る。
【0006】従って、請求項1の軸重移動装置によれ
ば、車両の走行中に操作スイッチが操作されたときは、
走行路面の凹凸や走行中の車両姿勢の変化によって軸重
配分比を決定するための荷重データが変動することがな
く、走行中であっても停車時に記憶した荷重データに応
じた適正な軸重配分比を達成できる。請求項2の後2軸
車両の軸重移動装置は、車両の走行中に操作スイッチが
操作されて軸重配分比を調整した後に車両が停車したと
きは、制御手段により今回の停車時に検出された荷重に
基づいてアクチュエータの作動を制御する。この場合、
今回の停車時には新たに検出される荷重に応じたアクチ
ュエータの作動により軸重配分比が再調整される。
ば、車両の走行中に操作スイッチが操作されたときは、
走行路面の凹凸や走行中の車両姿勢の変化によって軸重
配分比を決定するための荷重データが変動することがな
く、走行中であっても停車時に記憶した荷重データに応
じた適正な軸重配分比を達成できる。請求項2の後2軸
車両の軸重移動装置は、車両の走行中に操作スイッチが
操作されて軸重配分比を調整した後に車両が停車したと
きは、制御手段により今回の停車時に検出された荷重に
基づいてアクチュエータの作動を制御する。この場合、
今回の停車時には新たに検出される荷重に応じたアクチ
ュエータの作動により軸重配分比が再調整される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、後2軸車両の
軸重移動装置の構成が概略的に示されている。一実施例
の軸重移動装置は、後2軸タイプの車両1(例えば3軸
トラック)に適用されており、駆動輪Wrfを有する後前
車軸2fと、従動輪Wrrを有する後後車軸2rとの間の
軸重配分比を調整可能なアクチュエータの一例としてエ
アスプリング4を有している。このエアスプリング4
は、車体の前後方向に延びる一対のフレーム6の間に掛
け渡されたクロスメンバ8上に立設されており、その上
端はブラケット10を介して後後車軸2rに接続されて
いる。
軸重移動装置の構成が概略的に示されている。一実施例
の軸重移動装置は、後2軸タイプの車両1(例えば3軸
トラック)に適用されており、駆動輪Wrfを有する後前
車軸2fと、従動輪Wrrを有する後後車軸2rとの間の
軸重配分比を調整可能なアクチュエータの一例としてエ
アスプリング4を有している。このエアスプリング4
は、車体の前後方向に延びる一対のフレーム6の間に掛
け渡されたクロスメンバ8上に立設されており、その上
端はブラケット10を介して後後車軸2rに接続されて
いる。
【0008】車両1にはエアスプリング4にエアを供給
するためのエアタンク12が装備されており、このエア
タンク12とエアスプリング4との間は上流空圧管路1
4及び下流空圧管路16を介して相互に接続されてい
る。エアタンク12には図示しないエアコンプレッサか
らエアが供給される。上流空圧管路14と下流空圧管路
16との間には、給排バルブユニット18が配設されて
おり、この給排バルブユニット18は、電磁開閉弁から
なる給気弁20及び排気弁22を有している。このうち
給気弁20の入力ポートには上流空圧管路14が接続さ
れ、また、その出力ポートには下流空圧管路16が接続
されている。これに対し排気弁22の入力ポートには、
下流空圧管路16が接続される一方、その出力ポートは
大気に開放している。
するためのエアタンク12が装備されており、このエア
タンク12とエアスプリング4との間は上流空圧管路1
4及び下流空圧管路16を介して相互に接続されてい
る。エアタンク12には図示しないエアコンプレッサか
らエアが供給される。上流空圧管路14と下流空圧管路
16との間には、給排バルブユニット18が配設されて
おり、この給排バルブユニット18は、電磁開閉弁から
なる給気弁20及び排気弁22を有している。このうち
給気弁20の入力ポートには上流空圧管路14が接続さ
れ、また、その出力ポートには下流空圧管路16が接続
されている。これに対し排気弁22の入力ポートには、
下流空圧管路16が接続される一方、その出力ポートは
大気に開放している。
【0009】上流空圧管路14にはサプライ弁26が介
挿されており、通常、このサプライ弁26は開かれた状
態となっている。上述のエアスプリング4に対しエアタ
ンク12からエア圧が供給されたときは、エアスプリン
グ4は供給エア圧に応じたリフト力を発揮し、そのリフ
ト力に応じてブラケット10を介して後後車軸2rをリ
フトさせる。この結果、後後車軸2rの分担荷重が減少
するので、その分だけ後2軸間に付与される軸重配分比
が可変される。
挿されており、通常、このサプライ弁26は開かれた状
態となっている。上述のエアスプリング4に対しエアタ
ンク12からエア圧が供給されたときは、エアスプリン
グ4は供給エア圧に応じたリフト力を発揮し、そのリフ
ト力に応じてブラケット10を介して後後車軸2rをリ
フトさせる。この結果、後後車軸2rの分担荷重が減少
するので、その分だけ後2軸間に付与される軸重配分比
が可変される。
【0010】このような軸重配分比の可変調整は、エア
スプリング4に対する供給エア圧を調整することで所望
に行うことができる。それ故、一実施例の軸重移動装置
は、給排バルブユニット18を作動させてエアスプリン
グ4に対する供給エア圧を調整するための電子制御ユニ
ット(ECU)28を有しており、このECU28から
は、給気弁20及び排気弁22のそれぞれに作動信号が
供給されるようになっている。
スプリング4に対する供給エア圧を調整することで所望
に行うことができる。それ故、一実施例の軸重移動装置
は、給排バルブユニット18を作動させてエアスプリン
グ4に対する供給エア圧を調整するための電子制御ユニ
ット(ECU)28を有しており、このECU28から
は、給気弁20及び排気弁22のそれぞれに作動信号が
供給されるようになっている。
【0011】また、下流空圧管路16には管路内、つま
り、エアスプリング4に対する供給エア圧を検出する圧
力センサ30が装着されており、この圧力センサ30の
検出信号はECU28に供給されるようになっている。
一方、後前車軸2fとフレーム6との間には、これらの
相対的な変位量から荷重を検出する手段として荷重セン
サ32が配設されており、この荷重センサ32からの検
出信号もまたECU28に供給されるようになってい
る。なお、荷重センサ32は後2軸のそれぞれについて
設けてもよいし、このような荷重センサ32に代えてロ
ードセル等を使用してもよい。
り、エアスプリング4に対する供給エア圧を検出する圧
力センサ30が装着されており、この圧力センサ30の
検出信号はECU28に供給されるようになっている。
一方、後前車軸2fとフレーム6との間には、これらの
相対的な変位量から荷重を検出する手段として荷重セン
サ32が配設されており、この荷重センサ32からの検
出信号もまたECU28に供給されるようになってい
る。なお、荷重センサ32は後2軸のそれぞれについて
設けてもよいし、このような荷重センサ32に代えてロ
ードセル等を使用してもよい。
【0012】また図示のように、車両1の走行車速から
走行状態、つまり、車両1が停車中か又は走行中の何れ
の状態にあるのかを検出する手段として車速センサ34
が装備されており、車速センサ34からの検出信号もE
CU28に供給されている。但し、走行状態を検出する
手段としては、この車速センサ34に限られず、エンジ
ン回転数センサや変速ギヤポジションセンサを組み合わ
せて検出するように構成してもよい。
走行状態、つまり、車両1が停車中か又は走行中の何れ
の状態にあるのかを検出する手段として車速センサ34
が装備されており、車速センサ34からの検出信号もE
CU28に供給されている。但し、走行状態を検出する
手段としては、この車速センサ34に限られず、エンジ
ン回転数センサや変速ギヤポジションセンサを組み合わ
せて検出するように構成してもよい。
【0013】車両1の運転席には、キー操作されるメイ
ンスイッチ36と、運転者によりオン/オフ操作される
操作スイッチとしての軸重移動スイッチ38が装備され
ており、ECU28には、これら各スイッチ36,38
のオン/オフ信号が入力されるようになっている。公知
のように、後2軸車両の軸重移動装置は、従動輪車軸が
分担する軸重を駆動輪車軸へ移動させてその軸重配分を
増大し、駆動車輪のトラクションを増大するものであ
る。そして、このような軸重移動、つまり、軸重配分比
の可変調整は、運転者の所望により操作スイッチがオン
操作されることで実行される。
ンスイッチ36と、運転者によりオン/オフ操作される
操作スイッチとしての軸重移動スイッチ38が装備され
ており、ECU28には、これら各スイッチ36,38
のオン/オフ信号が入力されるようになっている。公知
のように、後2軸車両の軸重移動装置は、従動輪車軸が
分担する軸重を駆動輪車軸へ移動させてその軸重配分を
増大し、駆動車輪のトラクションを増大するものであ
る。そして、このような軸重移動、つまり、軸重配分比
の可変調整は、運転者の所望により操作スイッチがオン
操作されることで実行される。
【0014】この実施例では、軸重配分比を可変するア
クチュエータとしてエアスプリング4及びエアタンク1
2を含むエア圧ユニットを例示しており、実際には、上
述したようにエアタンク12からエアスプリング4に対
する供給エア圧を制御することで軸重配分比の調整が可
能である。図2を参照すると、制御手段としてのECU
28が実行する軸重移動ルーチンのフローチャートが示
されており、以下には、このフローチャートに従って、
エアスプリング4に対する供給エア圧の制御手順を説明
する。なお、この軸重移動ルーチンは、車両1のメイン
スイッチ36がオンされることで実行される。
クチュエータとしてエアスプリング4及びエアタンク1
2を含むエア圧ユニットを例示しており、実際には、上
述したようにエアタンク12からエアスプリング4に対
する供給エア圧を制御することで軸重配分比の調整が可
能である。図2を参照すると、制御手段としてのECU
28が実行する軸重移動ルーチンのフローチャートが示
されており、以下には、このフローチャートに従って、
エアスプリング4に対する供給エア圧の制御手順を説明
する。なお、この軸重移動ルーチンは、車両1のメイン
スイッチ36がオンされることで実行される。
【0015】先ずステップS10では、車両1が走行中
であるか否かが判別される。この判別は、上述したよう
に車速センサ34からの検出信号である車速データVに
基づいて行うことができる。車速データVに走行車速が
含まれていない場合(V=0km/h)、車両は停車中
であるものと判定でき、ステップS10での判別結果は
偽(No)である。この場合、次にステップS12に進
む。
であるか否かが判別される。この判別は、上述したよう
に車速センサ34からの検出信号である車速データVに
基づいて行うことができる。車速データVに走行車速が
含まれていない場合(V=0km/h)、車両は停車中
であるものと判定でき、ステップS10での判別結果は
偽(No)である。この場合、次にステップS12に進
む。
【0016】ステップS12では、荷重データWがEC
U28内のメモリに記憶される。なお、この荷重データ
Wは、荷重センサ32からの検出信号に基づいて与えら
れる。次のステップS14では、軸重移動スイッチ38
がオン操作されているか否かが判別される。軸重移動ス
イッチ38がオン操作されていなければ、ステップS1
4での判別結果は偽であり、この場合、ステップS16
に進む。
U28内のメモリに記憶される。なお、この荷重データ
Wは、荷重センサ32からの検出信号に基づいて与えら
れる。次のステップS14では、軸重移動スイッチ38
がオン操作されているか否かが判別される。軸重移動ス
イッチ38がオン操作されていなければ、ステップS1
4での判別結果は偽であり、この場合、ステップS16
に進む。
【0017】ステップS16では、ECU28は軸重移
動を中止、つまり、エアスプリング4内のエア圧が排出
され、車両のリヤサスペンション構造によって機械的に
定まる軸重配分比となる。なお、今回のステップS16
では、未だエアスプリング4にエア圧が供給されていな
いので、ECU28内で単に軸重移動が中止される。こ
れに対し、軸重移動スイッチ38がオン操作されていれ
ば、ステップS14での判別結果は真(Yes)であ
り、この場合、次にステップS18に進む。
動を中止、つまり、エアスプリング4内のエア圧が排出
され、車両のリヤサスペンション構造によって機械的に
定まる軸重配分比となる。なお、今回のステップS16
では、未だエアスプリング4にエア圧が供給されていな
いので、ECU28内で単に軸重移動が中止される。こ
れに対し、軸重移動スイッチ38がオン操作されていれ
ば、ステップS14での判別結果は真(Yes)であ
り、この場合、次にステップS18に進む。
【0018】ステップS18では、エアスプリング4に
供給するべきエアの目標圧が演算され、その目標圧にて
供給エア圧がフィードバック制御される。具体的には、
ECU28は検出された荷重データWに基づいて後前車
軸2fに配分するべき軸重を求め、後2軸間に付与する
べき適正な軸重配分比を決定する。目標圧は、決定した
軸重配分比を達成するのに必要な供給エア圧として算出
される。そして、ECU28は給気弁20を開弁駆動し
てエアスプリング4にエア圧を供給する一方、圧力セン
サ30からのセンサ信号に基づいてその供給エア圧を目
標圧にフィードバック制御し、必要に応じて排気弁22
を駆動する。
供給するべきエアの目標圧が演算され、その目標圧にて
供給エア圧がフィードバック制御される。具体的には、
ECU28は検出された荷重データWに基づいて後前車
軸2fに配分するべき軸重を求め、後2軸間に付与する
べき適正な軸重配分比を決定する。目標圧は、決定した
軸重配分比を達成するのに必要な供給エア圧として算出
される。そして、ECU28は給気弁20を開弁駆動し
てエアスプリング4にエア圧を供給する一方、圧力セン
サ30からのセンサ信号に基づいてその供給エア圧を目
標圧にフィードバック制御し、必要に応じて排気弁22
を駆動する。
【0019】車両1の停車時に運転者が軸重移動スイッ
チ38をオン操作している場合、上述したステップS1
0〜ステップS18が繰り返して実行される。従って、
例えば停車時の車両1に対する荷物の積み下ろしによ
り、その都度、適正な軸重配分比が変化する状況にあっ
ても、発進時には常に最適な軸重配分比が達成されてい
る。
チ38をオン操作している場合、上述したステップS1
0〜ステップS18が繰り返して実行される。従って、
例えば停車時の車両1に対する荷物の積み下ろしによ
り、その都度、適正な軸重配分比が変化する状況にあっ
ても、発進時には常に最適な軸重配分比が達成されてい
る。
【0020】次に、車両1が走行中であって、例えば路
面摩擦係数の低下等により運転者がトラクションの増大
を望む状況を想定する。この場合、図2の軸重移動ルー
チンにおいてステップS10での判別結果は真であり、
次にステップS20に進む。ステップS20では、ステ
ップS14と同様に軸重移動スイッチ38がオン操作さ
れているか否かが判別される。このような状況にあって
は、運転者は走行中に後前車軸2fに配分される軸重を
増大させるべく、軸重移動スイッチ38をオン操作す
る。従って、ステップS20での判別結果は真であり、
次にステップS22に進む。
面摩擦係数の低下等により運転者がトラクションの増大
を望む状況を想定する。この場合、図2の軸重移動ルー
チンにおいてステップS10での判別結果は真であり、
次にステップS20に進む。ステップS20では、ステ
ップS14と同様に軸重移動スイッチ38がオン操作さ
れているか否かが判別される。このような状況にあって
は、運転者は走行中に後前車軸2fに配分される軸重を
増大させるべく、軸重移動スイッチ38をオン操作す
る。従って、ステップS20での判別結果は真であり、
次にステップS22に進む。
【0021】ステップS22では、上述したステップS
12において記憶した荷重データWから供給エアの目標
圧が演算され、その目標圧にて供給エア圧がフィードバ
ック制御される。ここで、ECU28のメモリに記憶さ
れている荷重データWは、軸重移動ルーチンにおいて最
後にステップS12を実行したとき検出された荷重であ
る。従って、この場合の軸重配分比は、直前の停車時に
記憶した荷重データWに基づいて決定されることにな
る。
12において記憶した荷重データWから供給エアの目標
圧が演算され、その目標圧にて供給エア圧がフィードバ
ック制御される。ここで、ECU28のメモリに記憶さ
れている荷重データWは、軸重移動ルーチンにおいて最
後にステップS12を実行したとき検出された荷重であ
る。従って、この場合の軸重配分比は、直前の停車時に
記憶した荷重データWに基づいて決定されることにな
る。
【0022】次のステップS24では、エアスプリング
4の供給エア圧が目標圧に達したか否かが判別される。
供給エア圧が目標圧に達していなければ、ステップS2
4での判別結果は偽であり、上述したステップS10〜
ステップS22が繰り返して実行される。これに対し、
供給エア圧が目標圧に達すると、ステップS24での判
別結果が真となり、この場合、次にステップS26に進
む。
4の供給エア圧が目標圧に達したか否かが判別される。
供給エア圧が目標圧に達していなければ、ステップS2
4での判別結果は偽であり、上述したステップS10〜
ステップS22が繰り返して実行される。これに対し、
供給エア圧が目標圧に達すると、ステップS24での判
別結果が真となり、この場合、次にステップS26に進
む。
【0023】ステップS26では、供給エア圧のフィー
ドバック制御が終了される。具体的には、ECU28は
給排バルブユニット18の駆動を停止して、エアスプリ
ング4内の供給エア圧を到達した目標圧に保持する。従
って、一旦供給エア圧が目標圧に達してステップS26
が実行された後は、次回にステップS22が実行されて
も、ここで供給エア圧のフィードバック制御が再開され
ないように構成されている。また、この場合、ステップ
S10〜ステップS26が繰り返し実行されるが、次回
からステップS22及びステップS26は、それぞれ単
に実行されるだけである。
ドバック制御が終了される。具体的には、ECU28は
給排バルブユニット18の駆動を停止して、エアスプリ
ング4内の供給エア圧を到達した目標圧に保持する。従
って、一旦供給エア圧が目標圧に達してステップS26
が実行された後は、次回にステップS22が実行されて
も、ここで供給エア圧のフィードバック制御が再開され
ないように構成されている。また、この場合、ステップ
S10〜ステップS26が繰り返し実行されるが、次回
からステップS22及びステップS26は、それぞれ単
に実行されるだけである。
【0024】なお、走行中に運転者が軸重移動スイッチ
38をオフ操作した場合、ステップS20での判別結果
は偽となり、ステップS28が実行されてECU28は
エアスプリング4内のエア圧を排出して軸重移動を中止
することは言うまでもない。また、車両1が発進した
後、未だ軸重移動スイッチ38がオン操作されていなけ
れば、ステップS20〜ステップS28が単に繰り返し
実行される。
38をオフ操作した場合、ステップS20での判別結果
は偽となり、ステップS28が実行されてECU28は
エアスプリング4内のエア圧を排出して軸重移動を中止
することは言うまでもない。また、車両1が発進した
後、未だ軸重移動スイッチ38がオン操作されていなけ
れば、ステップS20〜ステップS28が単に繰り返し
実行される。
【0025】次に想定すべき状況として、上述したよう
に車両1の走行中に軸重移動スイッチ38がオン操作さ
れ、この後に車両1が停車した場合が挙げられる。この
場合、ステップS10での判別結果は偽となり、ステッ
プS12に進む。そして、次にステップS12が実行さ
れることにより、今回の停車時に検出された荷重データ
Wが記憶される。また、この状況にあっては、軸重移動
スイッチ38はオン操作されており、次のステップS1
4での判別結果は真である。従って、次にステップS1
8が実行されると、今回の停車時に検出された荷重デー
タWに基づいて軸重配分比が新たに決定されるので、供
給エアの目標圧は、このときの軸重配分比を達成するべ
く算出される。
に車両1の走行中に軸重移動スイッチ38がオン操作さ
れ、この後に車両1が停車した場合が挙げられる。この
場合、ステップS10での判別結果は偽となり、ステッ
プS12に進む。そして、次にステップS12が実行さ
れることにより、今回の停車時に検出された荷重データ
Wが記憶される。また、この状況にあっては、軸重移動
スイッチ38はオン操作されており、次のステップS1
4での判別結果は真である。従って、次にステップS1
8が実行されると、今回の停車時に検出された荷重デー
タWに基づいて軸重配分比が新たに決定されるので、供
給エアの目標圧は、このときの軸重配分比を達成するべ
く算出される。
【0026】上述のように、車両1の走行中に軸重移動
スイッチ38がオン操作された状況にあっては、直前の
停車時に記憶した荷重データWに基づいて軸重配分比を
決定し、この軸重配分比を達成するべくエアスプリング
4の供給エア圧を目標圧に保持するので、走行中であっ
ても停車時の荷重データWに応じた適正な軸重配分比を
達成することができ、軸重配分制御(供給エア圧制御)
の信頼性に優れる。また、この実施例のように、軸重移
動スイッチ38のオン/オフ状態に関わらず、メインス
イッチ36のオン操作で直ちにステップS12が実行さ
れるように構成していれば、最初に荷重データWを記憶
することができるので、車両1の走行中には必ず荷重デ
ータWが記憶されており、制御のフェールが防止され
る。
スイッチ38がオン操作された状況にあっては、直前の
停車時に記憶した荷重データWに基づいて軸重配分比を
決定し、この軸重配分比を達成するべくエアスプリング
4の供給エア圧を目標圧に保持するので、走行中であっ
ても停車時の荷重データWに応じた適正な軸重配分比を
達成することができ、軸重配分制御(供給エア圧制御)
の信頼性に優れる。また、この実施例のように、軸重移
動スイッチ38のオン/オフ状態に関わらず、メインス
イッチ36のオン操作で直ちにステップS12が実行さ
れるように構成していれば、最初に荷重データWを記憶
することができるので、車両1の走行中には必ず荷重デ
ータWが記憶されており、制御のフェールが防止され
る。
【0027】更に、走行中のエア圧フィードバック制御
は、エア圧が一旦目標圧に達すると、以後はフィードバ
ック制御が再開されないようになっているので、路面の
凹凸の影響でエアスプリング4の内圧が変動して圧力セ
ンサ30の出力が変動しても無駄に制御が行われること
がなく、その分、エア消費を節約できる。一方、停車中
のエア圧フィードバック制御は常時継続して実行されて
いるので、積載量の変動等に対応して常に適正な制御を
実行できる。このように、この発明の軸重移動装置は、
車両の走行中と停車中とでそれぞれの状況に適した制御
手法を採用しているので、実用性能にも優れる。
は、エア圧が一旦目標圧に達すると、以後はフィードバ
ック制御が再開されないようになっているので、路面の
凹凸の影響でエアスプリング4の内圧が変動して圧力セ
ンサ30の出力が変動しても無駄に制御が行われること
がなく、その分、エア消費を節約できる。一方、停車中
のエア圧フィードバック制御は常時継続して実行されて
いるので、積載量の変動等に対応して常に適正な制御を
実行できる。このように、この発明の軸重移動装置は、
車両の走行中と停車中とでそれぞれの状況に適した制御
手法を採用しているので、実用性能にも優れる。
【0028】また、走行中に軸重移動スイッチ38がオ
ン操作された後、車両1が停車した状況にあっては、今
回停車したときに検出された荷重データWに基づいて適
正な軸重配分比が決定され、エアスプリング4の供給エ
ア圧が再調整されるので、より適正且つリニアな制御が
可能になる。上述の実施例では、アクチュエータとして
エアスプリング4等を適用しているが、アクチュエータ
は個々の車輪Wrf,Wrrにそれぞれ設けられたエアサス
ペンションであってもよいし、また、エアスプリング4
を油圧シリンダに置き換え、油圧供給手段を設けること
もできる。
ン操作された後、車両1が停車した状況にあっては、今
回停車したときに検出された荷重データWに基づいて適
正な軸重配分比が決定され、エアスプリング4の供給エ
ア圧が再調整されるので、より適正且つリニアな制御が
可能になる。上述の実施例では、アクチュエータとして
エアスプリング4等を適用しているが、アクチュエータ
は個々の車輪Wrf,Wrrにそれぞれ設けられたエアサス
ペンションであってもよいし、また、エアスプリング4
を油圧シリンダに置き換え、油圧供給手段を設けること
もできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の後2軸
車両の軸重移動装置によれば、走行路面や車両姿勢の変
化に影響されない荷重データに基づいて適正な軸重配分
比を達成することができ、制御の信頼性が確保されるの
で、車両の走行安定性や走破性が大幅に向上する。
車両の軸重移動装置によれば、走行路面や車両姿勢の変
化に影響されない荷重データに基づいて適正な軸重配分
比を達成することができ、制御の信頼性が確保されるの
で、車両の走行安定性や走破性が大幅に向上する。
【0030】請求項2の後2軸車両の軸重移動装置によ
れば、車両が走行中の状態から停車し、次に発進するよ
うな状況にあっては、走行中に調整した軸重配分比に関
わらず、常に発進時に適した軸重配分比に再調整される
ので、より適正な制御が可能となり、車両の発進加速性
を損なうこともない。
れば、車両が走行中の状態から停車し、次に発進するよ
うな状況にあっては、走行中に調整した軸重配分比に関
わらず、常に発進時に適した軸重配分比に再調整される
ので、より適正な制御が可能となり、車両の発進加速性
を損なうこともない。
【図1】一実施例の軸重移動装置の概略的な構成を示し
た図である。
た図である。
【図2】軸重移動ルーチンを示したフローチャートであ
る。
る。
4 エアスプリング(アクチュエータ) 28 ECU(制御手段) 32 荷重センサ(荷重検出手段) 34 車速センサ(走行状態検出手段) 38 軸重移動スイッチ(操作スイッチ)
Claims (2)
- 【請求項1】 一方が駆動輪車軸で他方が従動輪車軸で
ある後2軸の間に付与される軸重配分比を調整可能に設
けられたアクチュエータと、 車両の荷重を検出する荷重検出手段と、 車両が停車中又は走行中の何れの状態にあるのかを検出
する走行状態検出手段と、 前記駆動輪車軸に配分される軸重を増大するべく操作さ
れる操作スイッチと、 車両の停車時には前記検出された荷重を記憶すると共に
車両の走行中に前記操作スイッチが操作されたときは、
直前の停車時に記憶した荷重に基づいて前記アクチュエ
ータの作動を制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする後2軸車両の軸重移動装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、車両の走行中に前記操
作スイッチが操作された後で車両が停車したときは、今
回の停車時に検出された荷重に基づいて前記アクチュエ
ータの作動を制御することを特徴とする請求項1に記載
の後2軸車両の軸重移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8716098A JPH11278037A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 後2軸車両の軸重移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8716098A JPH11278037A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 後2軸車両の軸重移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11278037A true JPH11278037A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13907245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8716098A Pending JPH11278037A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 後2軸車両の軸重移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11278037A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100482089B1 (ko) * | 2002-06-29 | 2005-04-13 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 태그 액슬 장치 |
| EP2213486A1 (de) * | 2009-01-29 | 2010-08-04 | Krauss-Maffei Wegmann GmbH & Co. KG | Kraftfahrzeug, insbesondere militärisches Kraftfahrzeug |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8716098A patent/JPH11278037A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100482089B1 (ko) * | 2002-06-29 | 2005-04-13 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 태그 액슬 장치 |
| EP2213486A1 (de) * | 2009-01-29 | 2010-08-04 | Krauss-Maffei Wegmann GmbH & Co. KG | Kraftfahrzeug, insbesondere militärisches Kraftfahrzeug |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030903 |