JPH11278236A - 適応減速度閾値を備えた減速度に基づく抗滑動ブレ―キ制御装置 - Google Patents
適応減速度閾値を備えた減速度に基づく抗滑動ブレ―キ制御装置Info
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- JPH11278236A JPH11278236A JP11030750A JP3075099A JPH11278236A JP H11278236 A JPH11278236 A JP H11278236A JP 11030750 A JP11030750 A JP 11030750A JP 3075099 A JP3075099 A JP 3075099A JP H11278236 A JPH11278236 A JP H11278236A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/1701—Braking or traction control means specially adapted for particular types of vehicles
- B60T8/1703—Braking or traction control means specially adapted for particular types of vehicles for aircrafts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract
乗物にブレーキ制御を与える抗滑動ブレーキ制御装置の
提供。 【解決手段】 制御装置は測定された車輪速度と車輪対
走行表面摩擦特性を表すμスリップ速度曲線のモデルに
基づく近似を介して乗物速度を予測する。測定された車
輪速度は車輪の減速度を決定するため微分されそして制
御装置は減速度を予め決定された減速度閾値と比較す
る。もし車輪が減速度閾値よりも速く減速する場合、制
御装置は変換係数によりブレーキに与えられる命令圧力
を減少させる。全命令圧力がさもなければ適用される。
制御装置は測定された車輪速度のみによって動作しう
る。
Description
ム、更に詳しくは減速度に基づく抗滑動ブレーキ制御装
置に関するものである。
広く利用されている。最も単純な意味で、抗滑動ブレー
キ制御装置は車輪速度感知器から導き出される乗物(例
えば、自動車、飛行機など)の速度と二次のすなわち基
準源から導き出される乗物速度とを比較する。もし車輪
が過剰に滑動していると決定された場合、該車輪に加え
られているブレーキ圧が解放され、該車輪は適切な速度
で回転するようになっていく。
に関連する基本的な問題は適量の滑動を決定することに
関連している。一般的に公知の二種類の制御装置は互い
に異なる技術を利用している。一つ目の抗滑動制御装置
は減速度に基づいている。つまり、減速度に基づく制御
装置は車輪速度を微分して該車輪速度の変化率を決定す
る。もし車輪の減速が速すぎる場合は過滑動であると言
われ、制御装置はブレーキに送られる圧力の量を減少さ
せる。
摩擦特性を表すμスリップ曲線のモデルに依存する。車
輪速度と乗物速度の差はスリップ速度と呼ばれる。スリ
ップ速度はμスリップ曲線上の予め決定された設定点と
比較され、望ましい量の滑動を達成する。
く抗滑動制御装置は度々演算的に複雑であり、車輪速
度、乗物速度等を測定するために複数の感知器を必要と
する。従って、減速度に基づく抗滑動制御装置がより単
純な手段として好ましい。しかしながら、過去の減速度
に基づく抗滑動制御装置の場合、滑動の許容量を決定す
る限りにおいてタイヤ対路面の状態(例えば、湿ったま
たは凍った状態)の変化に対応できるだけの充分な適応
性が見られなかった。状態の変化に対応できなければ抗
滑動制御装置は時期尚早にブレーキ圧を解放してしまい
及び/または過剰な滑動を適切に制御できなくなってし
まう。
前述の問題点に鑑みて、タイヤ対路面の状態の変化を処
理できるだけの適応性を備える制御装置が当該技術分野
において強く望まれている。加えて、演算的に集約的で
なくそして複数の感知器等を必要としないような制御装
置が強く望まれている。
おいて、本発明の抗滑動ブレーキ制御装置は航空機の如
き乗物にブレーキ制御を供給するため測定された車輪速
度を利用する。該測定された車輪速度が微分されて車輪
の減速度が決定され、そして該制御装置は該減速度と予
め決定された減速度閾値とを比較する。もし該車輪が該
減速度閾値よりも速く減速すると、該制御装置は換算係
数によってブレーキに供給される命令圧力を減少させ
る。該車輪が該減速度閾値よりも小さい速度で減速し始
めるにつれて、該命令圧力は完全命令圧力が加えられる
まで増加される。該制御装置が命令圧力を減少させる速
度は該制御装置が命令圧力を増加させる速度よりも大き
いことが好ましい。その結果、ブレーキ圧は過剰の滑動
を回避するようにさらに速やかに減少され、一方、同時
に、ブレーキ圧力はより円滑なブレーキを供給するよう
にさらにゆっくりと増加されてもよい。該制御装置は該
測定された車輪速度に基づくだけでも作動することがで
きるので、感知器を追加する必要はない。車輪速度信号
は、例えば、車輪自体に設置されている光学式エンコー
ダーによって発せられてもよい。
減速度閾値を滑動を過剰にさせないで要求されたブレー
キ圧を維持するために変更する。例示的な実施態様にお
いて、該ブレーキ制御装置は該車輪減速度を該減速度閾
値を含む範囲と比較する。もし該車輪減速度が該範囲の
下限よりも小さい場合、つまり滑動が過剰になり始めて
いることを示している場合、該減速度閾値の値は減少さ
れる。他方、もし該車輪減速度が該範囲の上限よりも大
きい場合、つまり該車輪にもっとブレーキを処理できる
余裕があることを示している場合、該減速度閾値の値は
増加される。該制御装置が該減速度閾値を減少させる速
度は該制御装置が該減速度閾値を増加させる速度よりも
大きいことが好ましい。
物速度の検知に基づき減速度閾値を増加されるためにも
提供される。更に詳しくは、該減速度閾値は予め決定さ
れた閾値を超える車輪速度における換算係数によって増
加される。一般的に車輪はより大きい車輪速度ではより
大きい減速度を支持できることが明らかとなった。従っ
て、速度が大きいときには、該減速度閾値の値が増加さ
れて該車輪に加えられる追加のブレーキ圧に対処する。
加えて、該ブレーキ制御装置は瞬間的な車輪停止に対す
る保護を包含する。詳しくは、該ブレーキ制御装置は予
測された乗物速度を測定された車輪速度と比較する。ブ
レーキ動作中に車輪停止が発生する場合、ブレーキに掛
かる圧力が解放されそして該制御装置がリセットされ
る。
輪に連結された車輪速度感知器によって供給される車輪
速度信号に基づいて乗物の車輪のブレーキ動作を制御す
るための抗滑動ブレーキ制御装置が提供される。該制御
装置は、該車輪速度感知器によって供給される該車輪速
度信号に基づいて該車輪の減速度を予測するための手
段; 該車輪の予測された減速度を予め決定された閾値
と比較するための比較手段; および、上記比較に基づ
いて該車輪に加えられるブレーキ力を調整するための制
御信号を供給するための出力手段、ここで該制御信号は
該制御信号が該車輪に加えられるブレーキ力を増加させ
る速度よりも大きい速度で該車輪に加えられるブレーキ
力を減少させるように作用する、を包含する。
ブレーキ動作を制御するための抗滑動ブレーキ制御装置
が提供される。該制御装置は、該車輪速度感知器によっ
て供給される該車輪速度信号に基づいて該車輪の減速度
を予測するための手段; 予め規定された基準に従って
変化する減速度閾値を供給するための適応減速度閾値手
段; 該車輪の予測された減速度を該減速度閾値と比較
するための比較手段;および、上記比較に基づいて該車
輪に加えられるブレーキ力を調整するための制御信号を
供給するための出力手段、を包含する。
に、本発明は以下に詳細に説明されそして請求項におい
て特に指摘される特徴から構成される。以下の説明と添
付図面は、本発明のある例示的な実施態様を詳細に説明
している。しかしながら、これらの実施態様は本発明の
原理が適用される様々な方法のほんの一部のみを示して
いるに過ぎない。本発明の他の目的、利点および新規な
特徴は、図面と一緒に考慮される際に本発明の以下の詳
細な説明から明らかになるであろう。
と、本発明に従って航空機において用いられる如きブレ
ーキ制御システムが一般に20で示されている。概して
言えば、航空機におけるブレーキ制御は通常機能的モジ
ュール性のための一対となった車輪構造である。例え
ば、もし該航空機がその左側に二車輪、右側に二車輪を
備える場合、外側の二車輪が対となり、内側の二車輪が
対となる。対となる二車輪間では右車輪制御と左車輪制
御とが存在する。左車輪制御機能および右車輪制御機能
は、固定された車輪保護のためを除いて、接続はされて
いない。従って、基本構成は左側或いは右側のどちらか
であり得る単一の車輪の制御から成る。ここで用いられ
るように、用語「車輪」は車輪とタイヤの両方を包括し
て引用する意図であることが理解されるであろう。
レーキ制御システム20は、(右側か左側に位置する)
単一の車輪のブレーキ制御を提供するための基本構成を
表している。しかしながら、他の車輪の制御は対応する
システム20を介して或いは同じ発明原理を取り入れた
単独のシステムにおいて提供されることが理解されるで
あろう。更に、本発明の好ましい実施態様は航空機に関
連するブレーキ制御を提供する。それにも関わらず、本
発明によるブレーキ制御システムと抗滑動制御装置は実
質的に如何なる乗物に対しても有用であり、必ずしも航
空機のブレーキ制御に限定されるわけではない。
提供するためのパイロット用ブレーキ装置22を包含す
る。加えて、システム20は従来のブレーキ制御装置2
4を包含する。制御装置24はシステム20内に包含さ
れるブレーキアクチュエーター26に制御信号Toutput
を提供するように設計されている。ブレーキアクチュエ
ーター26はブレーキアセンブリー28内のブレーキ素
材(図示されていない)に圧力を加えるためのものであ
れば慣用の如何なる種類のアクチュエーター(例えば、
液圧式、空気圧式または電気機械式)でもよい。ブレー
キアセンブリー28は、従来通り、車輪30にブレーキ
トルクまたはブレーキ力を加えることによって車輪30
にブレーキ作用を供給する。車輪30は、従来の構造
(図示されていない)を介して航空機(或いは他の乗
物)と連結されている。
さを測定する車輪速度感知器32を更に包含する。車輪
速度感知器32は、車輪30の測定された速度を示す出
力信号ωを供給するものであれば慣用の如何なる感知器
(例えば、光学式エンコーダーに基づいたもの等)でも
よい。
に基づく抗滑動制御装置34へ入力される。以下に詳し
く説明されるように、制御装置34は車輪速度感知器3
2から供給される測定された車輪速度ωを(時間に関し
て)微分することによって該車輪の減速度ω'を予測す
る。次に制御装置34は減速度ω'と予め決定された減
速度閾値とを比較する。上記比較に基づいて、制御装置
34は0から1の間で変化する値をとる制御信号「k」
を出力する。制御信号kは制御装置34によって、ブレ
ーキ制御信号Toutputをkの値で乗じる乗算器36へと
出力される。得られる変更されたブレーキ制御信号T
output'は乗算器36によって制限器38、更にブレー
キアクチュエーター26へと出力される。従って、ブレ
ーキアクチュエーター26は変更されたブレーキ制御信
号Toutput'に基づいて車輪30へとブレーキ力を加え
る。制限器38には最大の変更されたブレーキ制御信号
Toutp ut'を制限し、ブレーキアクチュエーター26お
よび/またはブレーキアセンブリー28に対するダメー
ジを回避する役割がある。
されるように、もしkの値を変化させることによって車
輪30が前述の予め決定された減速度閾値よりも速く減
速する場合、制御装置34はブレーキアセンブリー28
に加えられるパイロット圧力を効果的に減少させる。車
輪30の減速度が減速度閾値のそれより小さい場合、k
は1に向かって増加し、パイロットの指示する完全圧力
がブレーキアセンブリー28に加えられる。加えて、制
御装置34は、滑動を過剰にさせないで所定量の減速度
を維持する車輪30の能力に基づいて予め決定された減
速度閾値を変更するという意味で適応性がある。例え
ば、制御装置34は凍った或いは湿った滑走路面に遭っ
た場合に該減速度閾値を下方に調整する。他方、制御装
置34は後に乾いた或いは正常な滑走路面に遭った際に
該減速度閾値を増加させてもよい。制御装置34は、以
下に詳しく説明されるように、kの値を0にセットしそ
して制御装置34をリセットすることによって(例えば
滑走路面上のアイスパッチ等による)車輪30の瞬間的
な停止にも反応する。
ENABLE信号を受け取ってブレーキ動作(例えば、
パイロットブレーキ装置22の起動)中に制御装置34
を起動させる。パイロットブレーキ装置22の起動によ
って決定されるが如きブレーキ動作中に、ブレーキ制御
装置24は有効なENABLE信号(例えば、論理値
「1」)を制御装置34へ供給する。パイロットブレー
キ装置22が起動されていない非ブレーキ作動中は、E
NABLE信号の論理値は「0」にセットされる。
と、パイロットブレーキ装置22はペダルまたはそれと
同等物を包含している。ブレーキ作動中に、航空機のパ
イロットは該ペダル(またはそれと同等物)を押すこと
によってパイロットブレーキ装置22を作動させる。該
ペダルの押下げは、制御装置34に供給される電気信号
(ブレーキトルク命令Tc)へと変換される。該命令信
号Tcの値は該ペダルの押下げの度合いを示し、そして
従来のようにパイロットによって要求されるブレーキ力
の量に関連する。制御装置24は命令信号Tcを受け取
り、該命令信号Tcに関連するブレーキ制御信号T
outputを出力する。制御信号Toutputは、例えば液圧式
ブレーキの圧力信号または電気圧式ブレーキとなること
は後に理解されるであろう。同時に、制御装置24はE
NABLE信号を介して制御装置34を有効化する。制
御信号Toutputは乗算器36の一つの入力へと供給さ
れ、ここで該制御信号は制御装置34によって別の入力
へと供給される信号kによって乗じられる。
output'はブレーキアクチュエーター26に入力される
前に制限器38によって制限される。次に、ブレーキア
クチュエーター26は別の慣用の手段で、変更された制
御信号Toutput'に基づいてブレーキアセンブリー28
へと圧力を加える。加えられたブレーキ圧によって車輪
30の回転速度は減少し、該減少は車輪速度感知器32
によって測定され制御装置34に再び供給される。この
ように、本発明は車輪の減速度に基づいて閉鎖ループブ
レーキ制御を提供する。例示的な実施態様における入力
媒介変数は車輪速度のみであるため、複雑性と費用を高
めてしまうことになる感知器の追加の必要性が排除され
る。
た抗滑動制御装置34の詳細なブロック図が示されてい
る。理解されるように、この例示的な実施態様における
制御装置34はz領域において動作するとおりに表わさ
れるデジタル型制御装置である。感知器32からの測定
された車輪速度信号ωは800サンプル/秒の速度でサ
ンプリングされるが、他のサンプル速度を用いてもよい
ことは明白である。更に、他のデジタル型またはアナロ
グ型制御技術も使用可能であり、ここに説明される正確
な実施法は範囲を制限するものとして解釈されるべきで
はない。
度ωは制御装置34に包含される車輪速度のフィルター
/微分器50に入力される。フィルター/微分器50
は、例えば、遮断周波数が10ラジアン/秒(rad/
sec)の一次の、低域フィルター52を包含する。車
輪速度信号ωはフィルター52に入力されて信号ω中に
存在するあらゆるノイズを排除する。抗滑動制御装置に
おける応答時間は重要であるため、フィルター52はシ
ステム内に過剰な遅延を導入しないように設計されるの
が好ましい。フィルター52からのフィルターされた出
力は、次にフィルター/微分器50に包含される微分器
54に入力される。微分器54は車輪速度信号ωの時間
導関数を決定する。公知のように、車輪速度信号ωの時
間導関数は車輪30の加速度(または減速度)に相当す
る。例示的な実施態様において、微分器54は実行を簡
便にし演算負荷を低くするために矩形の定差近似微分器
によって構成される。例えば、微分器54は移動関数
(1−z-1)/Tを有していてもよい。しかしながら、
もっと洗練された微分器を用いれば精度が上がる可能性
はある。
減速度を表し、ここではシグナルラベルω'で示され
る。減速度信号ω'は制御装置34に包含される加算器
60に入力される。制御装置34に包含される適応閾値
発生器62は入力として加算器60の別の入力へ減速度
閾値信号DTを供給する。図3に関連して以下に更に詳
しく説明されるように、適応閾値発生器62は車輪減速
度信号ω'と比較される減速度閾値DTの値を決定す
る。
を起こさずに保持できると考えられる最大減速度を表
す。DTの特定の値(または値の範囲)は先験的に選択
される設計定数である。減速度閾値DTの値は乗物の最
大予想減速度の関数だけであるのが理想的である。航空
機の場合、該最大可能減速度は0.6gでもよい。しか
しながら、実際には(車輪速度に影響する)タイヤ圧の
違い等によって車輪の回転半径が正確に知られることは
ない。加えて、ノイズが測定された車輪速度信号中にま
だ存在している可能性がある。従って、DTの最大値は
制御のし過ぎを防ぐために理論値よりも僅かに大きくな
るように予め選択されてもよい。
度が減少しているときには負となり、車輪30の回転速
度が増加しているときには正となる。他方、減速度閾値
DTの値は正となる。減速度信号ω'と減速度閾値DT
は共に加算器60の正の入力に入力される。その結果、
もし車輪30の減速度が減速度閾値DTよりも大きい場
合、つまり車輪30がDTよりも速く減速している場
合、加算器60の出力は負となる(すなわち、ω'+D
T<0)。他方、もし車輪30の減速度が減速度閾値D
Tよりも小さい場合、加算器60の出力は正となる(す
なわち、ω'+DT>0)。
と負の利得ブロック66に入力され、これらの利得ブロ
ックは共に制御装置34に包含される限定積分器68に
至る。限定積分器68に至る利得ブロック64と66は
制御装置34に安定性を与える設計媒介変数である。加
算器60の出力が限定積分器68に直接渡される場合、
制御装置出力34はほとんど一瞬にして1から0へまた
は0から1へ変化する傾向がある。そのような「バング
バング(bang−bang)」効果を避けるために、
限定積分器68への入力は該制御装置の出力がより円滑
に蓄積されるように調整される。利得項は一つではなく
二つ存在する(一つは正のエラー信号用、もう一つは負
のエラー信号用)。これによって制御信号34はブレー
キアセンブリー28に加えられる圧力を増加させるより
も速く該圧力を減少させることができる。
限器70に入力され、ここで加算器60からの正のエラ
ー信号出力が予め決定された正の範囲(例えば、0から
10,000)に限定される。制限器70からの限定さ
れた出力は2.5×10-5の公称利得を備える正の利得
増幅器72に入力される。増幅器72の出力は限定積分
器68の入力を表わす加算器60の入力に供給される。
60からの出力は負の制限器78に入力され、ここで加
算器60からの負のエラー信号出力が予め決定された負
の範囲(例えば、0から−1000)に限定される。制
限器78からの限定された出力は13×10-5の公称利
得を備える負の利得増幅器80に入力される。増幅器8
0の出力は加算器76の別の入力に供給される。ここに
説明される該制限器と増幅器のための特定の制限値と利
得値は単に一例に過ぎないことは理解されるであろう。
そのような値は本発明の範囲を限定するものではない。
される制限器82に供給される。制限器82は0から1
までの範囲を持ち、後に理解されるように、該範囲はブ
レーキ制御信号Toutputを調整するための、制御装置3
4によって出力されるkの値の範囲を規定する。制限器
82からの出力は二位置スイッチSW1の一方の端に接
続されている。スイッチSW1の極の末端はライン84
における限定積分器68の出力を表す。
遅延ブロック88を介して加算器76の第三入力へと戻
される。正常に動作している場合(例えば、制御装置3
4が起動時にリセットされていない場合または、以下に
更に詳しく説明されるように、停止状態が検知されたた
めリセットされていない場合)スイッチSW1は制限器
82の出力を限定積分器68の出力に対しライン84で
結合する。それ故に、予測された減速度ω'が一連のサ
ンプルに対して減速度閾値DTよりも一般に低いままで
ある場合、限定積分器68の出力は1に向かう傾向とな
る。同様に、減速度ω'が一連のサンプルに対して減速
度閾値DTよりも一般に大きい場合、限定積分器68の
出力は0に向かう傾向となる。限定積分器68の出力が
上昇または下降する傾向となる特定の速度は、理解され
るように、増幅器72と80の利得だけでなくω'の値
にも依存する。ライン84における限定積分器68から
の出力は制御装置34によって出力される信号kを表
す。
包含する。図4に関連して以下に更に詳しく説明される
ように、車輪基準発生器96は乗物(例えば、航空機)
が物理的に減速する最大速度に基づいて作動する速度制
限器を包含する。詳しくは、車輪基準発生器96は車輪
の速度制限された速度を表す基準信号ωrefを供給す
る。基準信号ωrefが変化できる速度は乗物自体が減
速され得る理論上の最大速度によって制限される。その
ような理論最大値は該乗物の公知の物性(例えば質量
等)に基づいて計算することができる。
りも小さい(例えば0.7)利得を備える増幅器98に
入力される。増幅器98の出力は制御装置34に包含さ
れる比較器100に入力される。同じく比較器100に
入力されるのは感知器32からの、測定された車輪速度
ωである(図1)。比較器100は測定された車輪速度
ωと車輪基準信号ωrefとを比較するように構成され
ている。もし測定された車輪速度ωが基準信号ωref
よりも予め決定された量分(例えば、増幅器98の利得
によって決定されるように30%)だけ小さい場合、車
輪30は停止状態を起こさずにそれ程速く減速するはず
がないので停止状態にあるに違いないと判断される。そ
のような状態の下に、比較器100は論理値が0である
能動DUMP−bar信号を出力する。さもなければ、
測定された車輪速度ωが基準信号ωrefよりも予め決
められた量分程小さくならない場合、比較器100は論
理値が1である能動DUMP−bar信号を出力する。
P−bar信号)は、図2に示されるように、遅延ブロ
ック102を介して車輪基準発生器96へと戻される。
加えて、車輪基準発生器96は入力として制御装置24
からENABLE信号を受け取る。車輪基準発生器96
の特定の動作は以下に図4に関して説明される。
は二入力ANDゲート104の一方の入力に供給され
る。ANDゲート104のもう一方の入力はブレーキ動
作中に有効(例えば、論理値が1)である前述のENA
BLE信号と接続される。もしブレーキ動作中に停止状
態が起こると、ANDゲート104の出力は低くなり、
0の能動RESET−bar信号を出力信号として供給
する。該能動RESET−bar信号はスイッチSW1
に対する制御信号として該スイッチの位置を決定する役
割を果たす。詳しくは、該RESET−bar信号が無
効(例えば、1と等しい)であるとき、スイッチSW1
はその正常な状態にあり、制限器82の出力を限定積分
器68の出力ライン84に接続する。他方、該RESE
T−bar信号が有効(例えば、0と等しい)であると
き、スイッチSW1は制限器82の出力を出力ライン8
4から分離する。
るのは制御装置34に包含される初期状態区106の出
力である。該RESET−bar信号が有効(例えば、
0と等しい)であるとき、スイッチSW1は(初期状態
区106の出力を表す)ライン108を限定積分器68
の出力ライン84に接続する。該DUMP−bar信号
が有効なままでブレーキ動作中に停止状態が発生した場
合、ライン108の信号は0にセットされる。従って、
kが0になるとき限定積分器68の出力も0にリセット
され、ブレーキ圧が解放される。
イン108と接続されている二位置スイッチSW2を包
含する。スイッチSW2の一方の端に接続されるのはブ
ロック110によって表される初期状態値Y=0であ
る。スイッチSW2のもう一方の端に接続されるのはブ
ロック112によって表されるとおり初期状態値Y=1
である。スイッチSW2の位置は該DUMP−bar信
号の値によって制御される。DUMP−barが有効
(例えば、0と等しい)であるとき、スイッチSW2
は、前述のようにY=0の値とライン108とを接続す
る。
御装置34の運転開始または初期化が行われる間、限定
積分器68の出力を1にセットすることによって該積分
器を初期化することが望ましい。このように、運転開始
または初期化が行われる間(すなわち、ブレーキ動作よ
りも前)、DUMP−barは無効(例えば、1と等し
い)である。これによってスイッチSW2は初期状態値
Y=1をライン108と接続する。同時に、ブレーキ動
作はまだ始まっていないので、ANDゲート104に入
力されるENABLE信号の論理値は「0」となる。従
って、該RESET−bar信号は有効となり、これに
よりスイッチSW1はライン108上の初期状態値
「1」をライン84上の限定積分器68の出力に接続す
る。その結果、ブレーキ動作に起こる前に制御装置34
の出力はk=1となる。
62の動作が詳しく説明されている。発生器62は、微
分器54の出力から供給されるが如き、予測された車輪
減速度信号ω'を入力として受け取る限定積分器から主
に構成される(図2)。減速度信号ω'は発生器62に
包含される加算器120と122のそれぞれの正の入力
に入力される。更に、加算器120の負の入力に入力さ
れるのは、DTの前の値より大きい減速度閾値DTの許
容可能な値の範囲における上方帯域限界(UBL)を表
す予め決定された定数である。同様に、加算器122の
別の正の入力に入力されるのは、DTの前の値より小さ
い減速度閾値DTの許容可能な値の範囲における下方帯
域限界(LBL)を表す予め決定された定数である。L
BLとUBLの値は制御装置34の望ましい応答特性に
基づいて予め決定される。理解されるように、減速度信
号ω'がLBL、UBLおよびDTの前の値によって規
定される範囲内に在る限り、発生器62は、結果的に乗
算器144による調整を除いて、減速度閾値として出力
されるDTの値を変更しない。
さくなるまで減少すると、発生器62は減速度閾値DT
の値を減少させて車輪30が減速度の現在量を維持でき
ないことを反映する。逆に、もしω'の値がUBLの値
よりも大きくなるまで増加すると、発生器62は減速度
閾値DTの値を増加させて該車輪が減速度の現在量を維
持できることを反映する。
Lの値は名目上それぞれ5ユニットと10ユニットに設
定される。加算器120と122は、以下に示されるよ
うに、それぞれ前のサンプルからのDTの値を第三入力
として受け取る。減速度信号ω'の値がDTの現在値に
5を加えた値よりも大きくなる場合(すなわち、ω'>
DT+5)、発生器62はDTの値を徐々に増加させ
る。他方、減速度信号ω'の値がDTの現在値から10
を引いた値よりも小さくなる場合(すなわち、ω'<D
T−10)、発生器62はDTの値を速やかに増加させ
る。減速度信号ω'がDT−10<ω'<DT+5の範囲
に在る場合、減速度閾値DTの値は変わらない。
DT+5よりも大きくなると加算器120の出力は正に
なる。加算器120の出力は、予め決定された正の範囲
(例えば、0から1000まで)を備える制限器126
に入力される。制限器126の出力は正利得増幅器12
8に入力されてDTの値を増加する。増幅器128の出
力はDTの値を増加するため正の利得増幅器128に入
力される。増幅器128の出力は、示されるように、加
算器130に入力される。他方、減速度信号ω'がDT
−10よりも小さくなると加算器122の出力は負とな
る。加算器122の出力は、予め決定された負の範囲
(例えば、0から−1000まで)を備える制限器13
2に入力される。制限器126の出力は負利得増幅器1
34に入力されてDTの値を減少させる。増幅器134
の出力は、加算器130を介して増幅器128の出力と
合わせられる。
車輪30がブレーキ動作中に(すなわち、長い時間に亘
って)一般に凍ったまたは湿った路面状態に遭った場
合、該車輪は減速度の必要とされる量を維持できないた
め、DTの値は発生器62によって減少される。同様
に、もし車輪30が乾いた路面に遭い、ブレーキ動作中
に長い時間に亘って該減速度を維持できる場合、発生器
62はDTの値を、その予め設計されたレベルへと戻す
傾向がある。
の利得は増幅器128の利得よりも大きい。例えば、増
幅器134の利得は0.5に設定され、増幅器128の
利得は0.02に設定されてもよい。従って、DTの値
が減速される速度は、DTの値が発生器62によって増
加される速度の25倍速い。本発明の範囲を逸脱しない
範囲で増幅器128と134に対して異なる利得を選択
してもよいが、DTの減速速度がより速い方が好まし
い。これは、応答をより円滑にするためにDTがもっと
ゆっくりと望ましい値に向かって増加することが望まし
いためである。しかしながら、DTは望ましい値を超え
てしまうと制御を改善するために素早く減少する。
入力される複合エラー信号を表す。増幅器140のもう
一つの入力はANDゲート104からRESET−ba
r信号を受け取る(図2)。停止状態(すなわち、DU
MP−bar=1)が検知されないブレーキ動作中で
は、RESET−barは1となるため、加算器130
の出力は増幅器140の出力へと供給される。他方、非
ブレーキ動作中または停止状態中(すなわち、DUMP
−bar=0)では、RESET−barは1となるた
め、増幅器140の出力は0のままである。
対する適応論理および適応限界を規定する限定積分器ブ
ロック142へ供給される。例示的な実施態様におい
て、積分器ブロック142は、増幅器140の出力で乗
じられることによってライン144に出力する移動関数
Tz/(z−1)を備える。Tはサンプリングの期間を
表す。積分器ブロック142は、予め決定された最大予
想摩擦係数と最小予想摩擦係数(例えば、それぞれ0.
6と0.1)に相当するように設計された予め決定され
た上限値と下限値(例えば、それぞれ15と5)を備え
る。積分器ブロック142の特定の限界値は、例えば実
験によって決定することができる。
142の出力は加算器130の出力によって決定され
る。他方、停止状態または非ブレーキ動作が発生した場
合、RESET−barは0となるため、増幅器140
の出力は0のままである。従って、積分器ブロック14
2の出力はその間一定のままである。例示的な実施態様
において、車輪対滑走路面の摩擦状態における僅かな異
常のために停止状態(例えば、RESET−bar=
0)が発生したと予想されるので、積分器ブロック14
2の出力は該停止状態中一定のままである。例えば、車
輪30は滑走路上でアイスパッチまたは水パッチに遭っ
たかもしれない。該異常は比較的速く無くなると予想さ
れるので、発生器62がその間DTの現在値を維持する
ことが望ましい。他方、発生器62は正利得増幅器12
8、負利得増幅器134等を介して長期に亘って減速度
閾値DTの値を増加/減少させて、例えば、通常凍った
または湿った滑走路面の状態を相殺するのに役立つ。
的に、増幅器144に入力されるDTの未調整の値を表
す。発生器62に包含される調整回路146は、高い車
輪速度において積分器ブロック142から出力されるD
Tの値を上向きに調整する機能を供給する。車輪30
は、滑動を起こさずに、より高い速度においてより高度
の減速度を維持することができることが明らかになっ
た。従って、調整回路146は感知器32から測定され
た車輪速度ωを入力として受け取る。測定された車輪速
度ωは、g<1である利得gを備える増幅器148によ
って乗じられる。増幅器148の出力は加算器150に
入力される。加算器150は、ブロック152によって
表されるように、定値Y=1を別の入力で受け取る。こ
うして、加算器150の出力は換算係数1+gωに相当
する。加算器150の出力は増幅器のもう一つの入力に
入力され、積分器ブロック142の出力は換算係数1+
gωによって調整される。このように、増幅器144の
出力は発生器62によって出力された減速度閾値DTを
表す。例示的な実施態様におけるgの値は0.0062
8であるが、車輪がより高速度において減速度の増分を
保持できるかどうかに基づいて別の値が選択されてもよ
い。
介して加算器120と122にそれぞれ戻される。従っ
て、加算器120と122は現在の減速度ω'とDTの
前の値とを比較して、前述のように制限器126と13
2に供給されるエラー信号を発生する。
96の詳細図が示されている。前述のように、車輪基準
発生器96は乗物が物理的に減速する最大速度によって
制限される車輪基準信号ωrefを発生する。感知器3
2からの測定された車輪速度ωは発生器96に包含され
る加算器170に入力される。加算器170の出力は制
限器172に入力される。制限器172の上限値は、本
質的に車輪基準信号ωrefを望まれるように車輪30
のスピンアップに基づいて素早く増加させる、予め決定
された比較的大きな値(例えば13)である。
えば、飛行機)が物理的に減速する最大速度を反映する
ように選択された予め決定された値である。例示的な実
施態様において航空機が0.6gの最大速度で物理的に
減速され、そして制御装置34の所定のサンプル期間が
0.00125秒であるとすると、制限器172の下限
値は−0.02415に設定される。航空機の角速度と
線速度の間の関係を思い出してほしい。
入力される。加算器174の出力は発生器96に包含さ
れるスイッチSW3の一端へ供給される。感知器32か
らの測定された車輪速度ωはスイッチSW3のもう一方
の端に直接入力される。スイッチSW3の位置は、測定
された車輪速度ωの速度制限値または測定された車輪速
度ω自身が遅延ブロック176を通して加算器170と
174に戻されるのかどうかを決定する。詳しくは、ラ
イン178におけるスイッチSW3の極は遅延ブロック
176の入力と接続されている。遅延ブロック176の
出力は加算器174の正の入力および加算器170の負
の入力と接続されている。
ート180の出力によって制御される。ANDゲート1
80の出力が論理値「1」であるとき、スイッチSW3
はライン178上の出力を加算器174の出力に接続す
る。他方、ANDゲート180の出力が論理値「0」で
あるとき、スイッチSW3はライン178上の出力を測
定された車輪速度ω自身に接続する。ANDゲート18
0の入力の一つはブレーキ制御装置24によって供給さ
れるENABLE信号であり(図1)、そしてブレーキ
動作中は有効(すなわち、ENABLE=1)である。
ANDゲート180のもう一つの入力は遅延ブロック1
02の出力から発生器96へ供給される遅延DUMP−
bar信号である(図2)。
力は発生器96に包含される第二スイッチSW4の一端
にも入力される。スイッチSW4のもう一端は遅延ブロ
ック182の出力に接続されている。スイッチSW4の
極の端は発生器96の出力信号ωrefを供給する出力
ライン184に接続されている。示されるように、ライ
ン184上の出力は遅延ブロック182の入力にも接続
されている。スイッチSW4の位置は遅延ブロック10
2によって供給される遅延DUMP−bar信号によっ
て制御される(図2)。該遅延DUMP−bar信号が
無効(すなわち、1と等しい)であるとき、スイッチS
W4はライン178上の出力をライン184と接続す
る。他方、該遅延DUMP−bar信号が有効(すなわ
ち、0と等しい)になる場合、スイッチSW4は遅延ブ
ロック182の出力をライン184と接続する。
ある通常のブレーキ動作の間、制限器172によって供
給される速度制限された車輪速度が基準信号ωrefと
して発生器によって出力される。ブレーキ動作中に停止
状態が検知され該DUMP−bar信号が有効になる場
合、スイッチSW3は測定された車輪信号ωを基準信号
ωrefとして出力ライン184に接続する。その後ス
イッチSW4がライン184に出力された基準信号ωr
efの値を遅延ブロック182を通じて戻す。その結
果、該DUMP−bar信号が有効であるブレーキ圧の
「ダンプ(dump)」の間、ライン184上の基準信
号ωrefは「ダンプ」開始時の測定された車輪速度ω
の値に維持される。
はブレーキ圧の解放に続いて車輪30の回転が加速する
結果として増加する。比較器100(図2)は、該測定
された車輪速度ωが該ダンプの開始時において何時予め
決定された部分以内に対して増加するのかを検知する。
その時、該DUMP−bar信号は無効となり、「ダン
プ」またはブレーキ圧の解放の終了を示す。該ダンプの
終了時における測定された車輪速度ωは遅延ブロック1
76によって保持されそして加算器170と174へと
戻される。従って、該ダンプの終了時における測定され
た車輪速度ωは、初期段階において基準信号ωrefと
しての役割を果たす。更に、該ENABLE信号が論理
値「0」である非ブレーキ動作の間、該基準信号ωre
fは初期段階において、スイッチSW3とSW4によっ
て、測定された車輪速度ωに設定される。
る該ブレーキ制御システムの別の実施態様が本発明に従
って示されている。この実施態様において、制御信号k
は、図1の実施態様に示されるようにブレーキ制御信号
Toutputを直接調整するのではなく制限器38の限界値
を制御することによって該車輪に加えられるブレーキ力
を調整する。
号kは乗算器200に入力される。乗算器200は、全
規模利得ブロック202によって表されるように、その
もう一つの入力で制限器38の公称上限値を受け取る。
図1の実施態様において、そのような全規模利得または
上限値は、例えば、3000であり、そしてそのような
値はブロック202から乗算器200に入力される。乗
算器200は係数kによって全規模利得値を調整して制
限器38に入力される上限値(UL)出力信号を発生さ
せる。制限器38は乗算器200によって供給されるが
如きULの現在値をその上限値として利用するように設
計される。従って、前述のようにkの値が0から1に変
化するにつれて、ブレーキアクチュエーター26に渡さ
れる最大ブレーキ制御信号が制御される。kの値に基づ
く制限器38の上限値の制御は円滑な抗滑動制御を提供
することが明らかにされた。
制御装置は測定された車輪速度を用いて航空機の如き乗
物に対してブレーキ制御を提供することが理解されるで
あろう。該測定された車輪速度は微分されて該車輪の減
速度を決定し、そして該制御装置は該減速度を予め決定
された減速度閾値と比較する。もし該車輪が該減速度閾
値よりも速く減速する場合、該制御装置は換算係数によ
って該ブレーキに供給される命令圧力を減少させる。さ
もなければ、最終的に全命令圧力が加えられてもよい。
該制御装置は測定された車輪速度だけに基づいて動作で
きるので、感知器を追加する必要はない。
説明してきたが、同等または修正されたものを本明細書
を読解する際に当業者らが思い付くであろうことは明ら
かである。本発明はそのような同等または修正されたも
ののすべてを包含し、そして以下の請求項の範囲によっ
てのみ限定される。
基づく抗滑動制御装置を包含するブレーキシステムのブ
ロック図である。
滑動制御装置の詳細なブロック図である。
減速度閾値の発生装置の詳細なブロック図である。
包含される車輪基準発生装置の詳細なブロック図であ
る。
のブロック図である。
Claims (43)
- 【請求項1】 乗物の車輪と連結した車輪速度感知器に
よって供給される車輪速度信号に基づいて該車輪のブレ
ーキ動作を制御するための抗滑動ブレーキ制御装置であ
って、該車輪速度感知器によって供給される該車輪速度
信号に基づいて該車輪の減速度を予測するための手段;
該車輪の予測された減速度を予め決定された減速度閾
値と比較するための比較手段; そして、上記比較に基
づいて該車輪に加えられるブレーキ力を調整するための
制御信号を供給するための出力手段、ここで該制御信号
は該車輪に加えられるブレーキ力を増加させる速度より
も大きい速度で該車輪に加えられるブレーキ力を減少さ
せるように作用する、から成る、抗滑動ブレーキ制御装
置。 - 【請求項2】 該制御信号が該車輪に加えられるブレー
キ力を上記比較に基づいて増加させるよりも大きな増分
で減少させる、請求項1の制御装置。 - 【請求項3】 該出力手段が該制御信号を上記比較に基
づく第一速度で減少させるための第一速度制限器と第一
利得増幅器、および該制御信号を上記比較に基づく第二
速度で増加させるための第二速度制限器と第二利得増幅
器、ここで第一速度は第二速度よりも大きい、から成る
請求項2の制御装置。 - 【請求項4】 予め決定された減速度閾値を発生させる
ための手段を更に包含する、請求項1の制御装置。 - 【請求項5】 該発生手段には該車輪速度信号に基づい
て予め決定された減速度閾値を変化させる適応性があ
る、請求項4の制御装置。 - 【請求項6】 該発生手段が、予測された減速度と先の
期間からの予め決定された減速度閾値との差に基づいて
予め決定された減速度閾値を変化させる、請求項5の制
御装置。 - 【請求項7】 該発生手段が該車輪速度信号によって表
される測定された車輪速度を取り入れた換算係数を用い
て予め決定された減速度閾値を変化させる、請求項4の
制御装置。 - 【請求項8】 該車輪速度信号を基準信号と比較するこ
とによって停止状態を検知するための手段を更に包含す
る、請求項1の制御装置。 - 【請求項9】 該基準信号が、乗物が減速する可能性の
ある予め決定された最大速度に従って速度制限された後
の車輪速度信号によって表される、請求項8の制御装
置。 - 【請求項10】 乗物の車輪と連結した車輪速度感知器
によって供給される車輪速度信号に基づいて該車輪のブ
レーキ動作を制御するための抗滑動ブレーキ制御装置で
あって、該車輪速度感知器によって供給される該車輪速
度信号に基づいて該車輪の減速度を予測するための手
段; 予め規定された基準に従って変化する減速度閾値
を供給するための適応減速度閾値手段; 該車輪の予測
された減速度を該減速度閾値と比較するための比較手
段; そして、上記比較に基づいて該車輪に加えられる
ブレーキ力を調整するための制御信号を供給するための
出力手段、から成る、抗滑動ブレーキ制御装置。 - 【請求項11】 該適応減速度閾値手段が、該予測され
た減速度が先の期間からの減速度閾値の予め規定された
範囲内に在るかどうかに基づいて該減速度閾値を変化さ
せる、請求項10の制御装置。 - 【請求項12】 該適応減速度閾値手段が該減速度閾値
を増加させる速度が該適応減速度閾値手段が該閾値を減
少させる速度よりも小さい、請求項10の制御装置。 - 【請求項13】 該適応減速度閾値手段は該測定された
車輪速度の関数として該減速度閾値を増加させる、請求
項10の制御装置。 - 【請求項14】 該適応減速度閾値手段は、公称減速度
閾値を該測定された車輪速度を包含する換算係数で乗じ
ることによって該減速度閾値を得る、請求項13の制御
装置。 - 【請求項15】 該車輪速度信号を基準信号と比較する
ことによって停止状態を検知する手段を更に包含する、
請求項10の制御装置。 - 【請求項16】 該基準信号が、乗物が減速する可能性
のある予め決定された最大速度に従って速度制限された
後の車輪速度信号によって表される、請求項15の制御
装置。 - 【請求項17】 乗物の車輪と連結した車輪速度感知器
によって供給される車輪速度信号に基づいて該車輪のブ
レーキ動作を制御するための方法であって、該車輪速度
感知器によって供給される該車輪速度信号に基づいて該
車輪の減速度を予測するための工程; 該車輪の予測さ
れた減速度を予め決定された減速度閾値と比較するため
の工程; そして、上記比較に基づいて該車輪に加えら
れるブレーキ力を調整するための制御信号を供給する工
程、ここで該制御信号は該車輪に加えられるブレーキ力
を増加させる速度よりも大きい速度で該車輪に加えられ
るブレーキ力を減少させるように作用する、から成る、
車輪のブレーキ動作を制御するための方法。 - 【請求項18】 該制御信号が該車輪に加えられるブレ
ーキ力を上記比較に基づいて増加させるよりも大きな増
分で減少させる、請求項17の方法。 - 【請求項19】 該車輪速度信号を基準信号と比較する
ことによって停止状態を検知する工程を更に包含する、
請求項17の方法。 - 【請求項20】 該基準信号が、乗物が減速する可能性
のある予め決定された最大速度に従って速度制限された
後の車輪速度信号によって表される、請求項19の方
法。 - 【請求項21】 乗物の車輪と連結した車輪速度感知器
によって供給される車輪速度信号に基づいて該車輪のブ
レーキ動作を制御するための方法でって、該車輪速度感
知器によって供給される該車輪速度信号に基づいて該車
輪の減速度を予測する工程; 予め規定された基準に従
って変化する減速度閾値を供給する工程; 該車輪の予
測された減速度を該減速度閾値と比較する工程; そし
て、上記比較に基づいて該車輪に加えられるブレーキ力
を調整するための制御信号を供給する工程、から成る、
車輪のブレーキ動作を制御するための方法。 - 【請求項22】 該減速度閾値手段が、該予測された減
速度が先の期間からの減速度閾値の予め規定された範囲
内に在るかどうかに基づいて変化される、請求項21の
方法。 - 【請求項23】 該減速度閾値が増加される速度が該減
速度閾値が減少する速度よりも小さい、請求項21の方
法。 - 【請求項24】 該減速度閾値は該測定された車輪速度
の関数として増加される、請求項21の方法。 - 【請求項25】 公称減速度閾値が該測定された車輪速
度を包含する換算係数で乗じられることによって該減速
度閾値が得られる、請求項24の方法。 - 【請求項26】 該車輪速度信号を基準信号と比較する
ことによって停止状態を検知する工程を更に包含する、
請求項21の制御装置。 - 【請求項27】 該基準信号が、乗物が減速する可能性
のある予め決定された最大速度に従って速度制限された
後の車輪速度信号によって表される、請求項26の方
法。 - 【請求項28】 乗物の車輪と連結した車輪速度感知器
によって供給される車輪速度信号に基づいて該車輪のブ
レーキ動作を制御するための抗滑動ブレーキ制御装置で
あって、該車輪速度感知器によって供給される該車輪速
度信号に基づいて該車輪の減速度を予測する回路部品;
該車輪の予測された減速度を予め決定された減速度閾
値と比較する回路部品; そして、上記比較に基づいて
該車輪に加えられるブレーキ力を調整するための制御信
号を供給する出力回路、ここで該制御信号は該車輪に加
えられるブレーキ力を増加させる速度よりも大きい速度
で該車輪に加えられるブレーキ力を減少させるように作
用する、から成る、抗滑動ブレーキ制御装置。 - 【請求項29】 該制御信号が該車輪に加えられるブレ
ーキ力を上記比較に基づいて増加させるよりも大きな増
分で減少させる、請求項28の制御装置。 - 【請求項30】 該出力回路が該制御信号を上記比較に
基づく第一速度で減少させるための第一速度制限器と第
一利得増幅器、および該制御信号を上記比較に基づく第
二速度で増加させるための第二速度制限器と第二利得増
幅器、ここで第一速度は第二速度よりも大きい、から成
る請求項29の制御装置。 - 【請求項31】 予め決定された減速度閾値を発生する
ための回路を更に包含する、請求項28の制御装置。 - 【請求項32】 該発生回路には該車輪速度信号に基づ
いて予め決定された減速度閾値を変化させる適応性があ
る、請求項31の制御装置。 - 【請求項33】 該発生回路が、予測された減速度と先
の期間からの予め決定された減速度閾値との差に基づい
て予め決定された減速度閾値を変化させる、請求項32
の制御装置。 - 【請求項34】 該発生回路が該車輪速度信号によって
表される測定された車輪速度を取り入れた換算係数を用
いて予め決定された減速度閾値を変化させる、請求項3
1の制御装置。 - 【請求項35】 該車輪速度信号を基準信号と比較する
ことによって停止状態を検知するための回路を更に包含
する、請求項28の制御装置。 - 【請求項36】 該基準信号が、乗物が減速する可能性
のある予め決定された最大速度に従って速度制限された
後の車輪速度信号によって表される、請求項35の制御
装置。 - 【請求項37】 乗物の車輪と連結した車輪速度感知器
によって供給される車輪速度信号に基づいて該車輪のブ
レーキ動作を制御するための抗滑動ブレーキ制御装置で
あって、該車輪速度感知器によって供給される該車輪速
度信号に基づいて該車輪の減速度を予測するための回路
部品; 予め規定された基準に従って変化する減速度閾
値を供給する閾値回路部品; 該車輪の予測された減速
度を該減速度閾値と比較するための回路部品; そし
て、上記比較に基づいて該車輪に加えられるブレーキ力
を調整するための制御信号を供給する出力回路、から成
る、抗滑動ブレーキ制御装置。 - 【請求項38】 該回路部品が、該予測された減速度が
先の期間からの減速度閾値の予め規定された範囲内に在
るかどうかに基づいて該減速度閾値を変化させる、請求
項37の制御装置。 - 【請求項39】 該閾値回路部品が該減速度閾値を増加
させる速度が該閾値回路部品が該減速度閾値を減少させ
る速度よりも小さい、請求項37の制御装置。 - 【請求項40】 該閾値回路部品は該測定された車輪速
度の関数として該減速度閾値を増加させる、請求項37
の制御装置。 - 【請求項41】 該閾値回路部品は、公称減速度閾値を
該測定された車輪速度を包含する換算係数で乗じること
によって該減速度閾値を得る、請求項40の制御装置。 - 【請求項42】 該車輪速度信号を基準信号と比較する
ことによって停止状態を検知する回路を更に包含する、
請求項37の制御装置。 - 【請求項43】 該基準信号が、乗物が減速する可能性
のある予め決定された最大速度に従って速度制限された
後の車輪速度信号によって表される、請求項42の制御
装置。
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