JPH11278600A - 給油所消火装置 - Google Patents

給油所消火装置

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JPH11278600A
JPH11278600A JP8215198A JP8215198A JPH11278600A JP H11278600 A JPH11278600 A JP H11278600A JP 8215198 A JP8215198 A JP 8215198A JP 8215198 A JP8215198 A JP 8215198A JP H11278600 A JPH11278600 A JP H11278600A
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fire extinguishing
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fire extinguisher
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一洋 小原
Noriyuki Uchiumi
典之 内海
Shuichi Murata
修一 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はセルフサービス給油化に伴って給油
ポイントでの消火能力を維持するように点検作業の合理
化を図ることを課題とする。 【解決手段】 各計量機171 〜17n の近傍には、消
火設備32と消火剤供給管路34を介して連通された消
火剤噴射ヘッド33(331 〜33n )が設けられてい
る。消火設備32は、消火設備用操作盤35からの空圧
信号により開弁される消火剤供給弁を有し、消火剤供給
管路34を介して指定された給油ポイントの消火剤噴射
ヘッド33へ消火剤を供給する。給油所制御装置13
は、上記防災センサ49からの火災検知信号により火災
発生箇所の消火剤噴射ヘッド33へ泡消火剤を供給する
ための消火制御を行う。また、点検時、消火設備点検用
スイッチ釦381 〜38n がオンに操作されると、N2
タンク43の窒素ガスを消火剤噴射ヘッド33(331
〜33n )に供給して正常であることが確認される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油所消火装置に係
り、特にセルフサービス給油化に伴って給油ポイントで
の消火能力を維持するように構成された給油所消火装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】給油所では、給油を行うため顧客の自動
車が到着すると、その運転者自身が自分でエンジン仕様
に応じた油種の給油ノズルを燃料タンクの給油口に挿入
して地下タンクに貯蔵された油液を燃料タンクに給油す
る所謂セルフサービス給油を行うことが検討されてい
る。
【0003】給油所において、セルフサービス給油が実
施されると、給油所に入場した運転者は作業員の誘導な
しに計量機の給油エリアに移動し、自動車を計量機の前
で停車させ、運転者自身が給油作業を行う。そして、各
計量機は、POSシステムにより管理されており、設定
器により給油すべき油種、給油量、支払い方法等の給油
データを入力すると、POS端末機から給油許可信号が
出力されて当該給油ポイントでの給油が可能となる。こ
の後、給油すべき油種の給油ノズルをノズル掛けから外
すと、当該油種のポンプが起動され、給油が終了して給
油ノズルをノズル掛けに戻すとポンプ停止となる。
【0004】このように、セルフサービス給油化された
給油所では、運転者自身が給油操作を行うので、給油操
作に慣れていない運転者が給油する場合、操作ミスによ
り給油ノズルから油液がこぼれて引火するおそれがあ
る。そのため、給油所には、万が一のときに備えて各給
油ポイントでの消火能力を高めることが要望されてい
る。よって、給油所においては、セルフサービス給油化
の導入と共に消火設備の導入も検討されている。
【0005】給油所に設置される消火設備としては、ガ
ソリンや軽油等の燃料による火災を消火するための泡消
火剤を噴射することにより酸素を遮断して消火する方法
が採られている。この泡消火剤を用いた消火設備では、
大略、泡消火剤が充填された泡消火剤タンクと、泡消火
剤を噴射させるための窒素ガスが充填された窒素ガスタ
ンクと、計量機が設置されたアイランドに設けられた消
火剤噴射ヘッドと、消火剤噴射ヘッドと泡消火剤タンク
とを連通する消火剤供給管路の途中に配設された弁装置
とから構成されている。
【0006】そして、操作スイッチが配設された消火設
備用操作盤は、例えば給油所の事務所等に設置されてお
り、火災が発生した給油ポイントに対応する操作スイッ
チがオンにされると、その給油ポイントに対応する一の
弁装置が開弁して火災が発生した給油ポイントに設置さ
れた消火剤噴射ヘッドへ泡消火剤が供給される。これに
より、消火剤噴射ヘッドから火災発生箇所に向かって泡
消火剤が噴射されて火災を消火するようになっている。
【0007】また、上記のような消火設備においては、
日常の点検作業が必要となる。上記消火設備の点検手順
としては、次の通りである。 消火剤タンクの付近に点検用の圧縮空気タンクを取
り付け、切換弁により消火剤タンクから点検用の圧縮空
気タンクへ切り換えて圧縮空気タンクと消火剤供給管路
とを連通させる。 消火設備用操作盤に設けられた点検用スイッチがオ
ンに操作されると、消火剤噴射ヘッドに連通された弁装
置が開弁して点検用の圧縮空気タンクの圧縮空気が消火
剤供給管路に供給される。 計量機の近傍に設置された消火剤噴射ヘッドから噴
射される空気圧を測定する。 消火剤噴射ヘッドに連通された弁装置を手動操作に
より閉弁させる。 上記〜の操作を各消火剤噴射ヘッド毎に繰り返
す。 全ての消火剤噴射ヘッドに対する点検作業が終了す
ると、上記切換弁を点検用の圧縮空気タンクから消火剤
タンクへ切り換えて消火剤タンクを消火剤供給管路に連
通させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような給油所消
火設備に設けられた点検システムでは、点検作業で点
検者が消火剤タンクの設置場所へ移動し、次の点検作業
で消火設備用操作盤の設置場所へ移動し、次に点検作
業で消火剤噴射ヘッドの設置場所へ移動する。さら
に、消火剤噴射ヘッドから噴射される空気圧を測定した
後、点検作業で消火剤噴射ヘッドの弁装置の設置場所
へ移動し、再び消火設備用操作盤の設置場所へ移動して
次の消火剤噴射ヘッドに対する点検を行う。
【0009】しかも、従来の給油所消火設備において
は、消火設備用操作盤が事務所内に設置され、消火剤噴
射ヘッドが事務所から離れた計量機付近に設置され、弁
装置が計量機及び事務所からから離れた場所に設置され
ている。そのため、消火設備の点検を行う点検者は、給
油所に分散配置された各点検箇所を移動しなければなら
ず、点検時の移動量が多く、その分点検者の労力が増大
すると共に点検に要する時間も長くなるといった問題が
ある。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した給油
所消火装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。上記請求項1記
載の発明は、計量機の近傍に設置された複数の消火剤噴
射ヘッドと、該複数の消火剤噴射ヘッドに消火剤を供給
する消火剤タンクと、該消火剤タンクと該消火剤噴射ヘ
ッドとの間を連通する管路に配設された複数の弁とを有
する給油所消火装置において、前記消火剤噴射ヘッドの
近傍に当該消火剤噴射ヘッドによる噴射作動を確認する
点検入力手段を設け、該点検入力手段からの信号により
当該消火剤噴射ヘッドに対応する弁を開弁させて点検用
気体を当該消火剤噴射ヘッドに供給させる制御手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0012】従って、請求項1記載の発明によれば、消
火剤噴射ヘッドの近傍に設けられた点検入力手段からの
信号により当該消火剤噴射ヘッドに対応する弁を開弁さ
せて点検用気体を当該消火剤噴射ヘッドに供給させるた
め、消火設備の点検を行う点検者の移動量を減少させる
ことができる。これにより、消火設備のメンテナンス性
を向上させて点検に要する労力を削減できると共に、消
火設備の点検に要する時間を短縮できる。
【0013】また、上記請求項2記載の発明は、計量機
の近傍に設置された複数の消火剤噴射ヘッドと、該複数
の消火剤噴射ヘッドに消火剤を供給する一の消火剤タン
クと、該消火剤タンクと該消火剤噴射ヘッドとの間を独
立に連通する複数の管路に夫々配設された弁とを有する
給油所消火装置において、前記消火剤噴射ヘッドによる
噴射作動を確認する点検入力手段と、該点検入力手段か
らの信号により前記複数の弁を順次開弁させて前記複数
の消火剤噴射ヘッドの夫々に所定の時間差をもって点検
用気体を供給させる制御手段と、を備えてなることを特
徴とするものである。
【0014】従って、上記請求項2記載の発明によれ
ば、点検入力手段からの信号により複数の弁を順次開弁
させて複数の消火剤噴射ヘッドの夫々に所定の時間差を
もって点検用気体を供給させるため、各消火剤噴射ヘッ
ドを連続して自動的に点検することができる。また、上
記請求項3記載の発明は、前記請求項1及び2記載の給
油所消火装置であって、前記点検入力手段からの信号に
より点検作業開始のガイダンスを音声出力する報知手段
を備えてなることを特徴とするものである。
【0015】従って、上記請求項3記載の発明によれ
ば、点検入力手段からの信号により点検作業開始のガイ
ダンスを音声出力して報知することができるので、点検
者が点検箇所を間違えないように指示することができる
と共に、第三者にも消火剤噴射システムの点検中である
ことを知らせることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる給油所消火
装置の一実施例が適用された給油所管理システムの全体
構成を示す構成図である。給油所管理システムは、大
略、給油所の事務所等の屋内に設置される屋内機器11
と、給油を行う屋外機器12とからなる。屋内機器11
としては、給油所制御装置13、監視モニタ14、PO
S端末機15、インタフォン16、消火設備用操作盤3
5等が設けられている。
【0017】また、屋外機器2としては、セルフサービ
ス給油用の複数の計量機171 〜17n 、各計量機17
1 〜17n の給油処理を設定するセルフサービスユニッ
ト(設定器)181 〜18n 、各計量機171 〜17n
を監視するための監視用カメラ191 〜19n が設けら
れている。各計量機171 〜17n は、セルフサービス
ユニット181 〜18n を介してシリアル回線31によ
り接続されている。また、各計量機171 〜17n から
離れた場所に消火設備32が設置され、各計量機171
〜17n の近傍には、消火設備32と消火剤供給管路3
4を介して連通された消火剤噴射ヘッド33(33 1
33n )が設けられている。
【0018】この消火剤噴射ヘッド33(331 〜33
n )は、セルフサービス給油に慣れていない運転者が誤
って油液をこぼして火災が発生したときに備えて各計量
機171 〜17n の給油ポイントに対応して設けられて
いる。また、消火設備32は、後述するように消火設備
用操作盤35からのガス圧信号により開弁される消火剤
供給弁(図1では図示せず)を有し、消火剤供給管路3
4を介して指定された給油ポイントの消火剤噴射ヘッド
33へ消火剤を供給する。これにより消火剤噴射ヘッド
33から噴射された消火剤により火災が消火される。
【0019】図2は屋内機器11と屋外機器12との接
続を示す構成図である。図2に示されるように、給油所
制御装置13は、POS端末機15及び計量機171
17n 、セルフサービスユニット181 〜18n とSS
−LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)20,2
1を介して接続されている。尚、SS−LAN21は、
シリアル回線31により構成されている。そのため、給
油所制御装置13は、計量機171 〜17n 、セルフサ
ービスユニット181 〜18n の状態を監視すると共
に、給油に関するデータの送受信を行うと共に精算処理
を行う。
【0020】また、給油所制御装置13は、監視モニタ
14とRS232Cインタフェースを介してシリアル通
信線22により接続されており、監視モニタ14の分割
や表示位置の切替え制御を行う。また、各計量機171
〜17n から給油所制御装置13に送信される電文(送
信データ)としては、例えば給油ノズルの外れ、戻しの
状態と、その給油ノズル番号、給油中は給油量などがあ
る。逆に、給油所制御装置13から各計量機17 1 〜1
n に送信される電文(信号)としては、給油許可信
号、給油停止信号などがある。
【0021】また、セルフサービスユニット181 〜1
n から給油所制御装置13に送信される電文(送信デ
ータ)としては、顧客が設定した油種や給油量、支払い
方法などの情報がある。そして、給油所制御装置13か
らPOS端末機15に送信される電文(送信データ)と
しては、例えば給油終了信号などがある。POS端末機
15は給油所制御装置13からの給油終了信号を受ける
と、精算処理が可能になる。
【0022】監視モニタ14は、屋外に設置された監視
カメラ191 〜19n により撮像された各計量機171
〜17n の給油ポイントの画像のうち4箇所の画像のみ
を写し出す。監視カメラ191 〜19n は、セルフサー
ビスユニット181 〜18nの設定操作および各計量機
171 〜17n の給油操作等の顧客の様子を写すための
ビデオカメラである。給油所制御装置13は、監視カメ
ラ191 〜19n により撮像された画像の中から給油作
業を行っている給油ポイントを選択し、給油作業中の場
所のみを監視モニタ14に写す。
【0023】インターフォン16は、セルフサービス給
油作業を行っている顧客がセルフサービスユニット18
1 〜18n の設定方法、あるいは計量機171 〜17n
の操作方法等について質問、回答などのコミュニケーシ
ョンを図るときに使用する。各計量機171 〜17
n は、地下タンク(図示せず)に貯蔵された油液を内蔵
ポンプ(図示せず)で汲み上げて給油を行うと共に、給
油量を計測して出力する機器である。また、各計量機1
1 〜17n は、両側に給油ポイントが設けられてお
り、夫々の給油ポイントに対応して各油種毎に4本の給
油ノズル27a〜27d、給油ホース28a〜28dが
設けられている。
【0024】各給油ノズル27a〜27dは、計量機1
1 〜17n の側面に設けられたノズル掛け29a〜2
9dに掛止され、給油を行う際にノズル掛け29a〜2
9dから外されて車両の給油口に挿入される。また、ノ
ズル掛け29a〜29dには、夫々各給油ノズル27a
〜27dの掛け外しを検出するためのノズル着脱検出ス
イッチ30a〜30dが設けられている。
【0025】尚、ノズル着脱検出スイッチ30a〜30
dは、給油ノズル27a〜27dにより押圧されてオン
状態に切り替わるようにノズル掛け29a〜29dの内
部に設けられており、給油ノズル27a〜27dがノズ
ル掛け29a〜29dに掛けられているときは、隠れて
見えない。また、セルフサービスユニット181 〜18
n は、インターフォン子機23、音声出力用スピーカ2
4、設定器部25、プリンタ26を内蔵している。イン
ターフォン子機23は、通信ケーブルを介してインター
フォン16と相互に接続されており、屋内にいる給油所
の係員と会話を交わすことが出来る。
【0026】尚、各セルフサービスユニット181 〜1
n には、インターフォン子機23、音声出力用スピー
カ24、設定器部25、プリンタ26が夫々一対ずつ設
けられており、各計量機171 〜17n の両側に設けら
れた給油ポイントに対応した構成となっている。設定器
部25は、各給油ポイント毎に顧客自身が入力操作して
給油すべき油種、給油量等のデータからなる給油条件を
設定するための装置である。そして、設定器部25によ
り設定された給油条件は、給油所制御装置13に送信さ
れる。
【0027】また、上記各計量機171 〜17n 及びセ
ルフサービスユニット181 〜18 n は、コンクリート
製のアイランド36上に設置されている。図3は計量機
に設けられたアイランド36の内部構造を示す構成図で
ある。図3に示されるように、本実施例では、アイラン
ド36の側面に開口するヘッド収納部36aが設けられ
ている。そして、ヘッド収納部36aの内部には、消火
剤噴射ヘッド33が収納されている。さらに、消火剤噴
射ヘッド33の先端に対向するようにキャップ37がヘ
ッド収納部36aを閉塞している。
【0028】このキャップ37は、単にヘッド収納部3
6aに挿入されているだけであるので、ヘッド収納部3
6aの圧力が上昇すると、前方に飛ばされてヘッド収納
部36aを開放する。尚、ヘッド収納部36a及び消火
剤噴射ヘッド33の設置数は、各給油ポイント毎に1箇
所でも良いし、2又は3箇所に設けるようにしても良
い。
【0029】さらに、各計量機171 〜17n の前面及
び後面には、消火設備点検用スイッチ釦(点検入力手
段)381 〜38n が取り付けられている。この消火設
備点検用スイッチ釦381 〜38n は、消火設備を点検
するときに操作されるスイッチであるので、誤操作防止
のため目立たない位置に設けられている。あるいは、消
火設備点検用スイッチ釦381 〜38n は、点検者以外
のものが触れないよう鍵付きの収納部に収納させるよう
にしても良い。
【0030】また、各計量機171 〜17n の前面及び
後面には、火災発生を検知する防災センサ49(491
〜49n )が配設されている。この防災センサ49(4
1〜49n )としては、例えば熱センサや炎センサな
どからなる。図4は給油所に設置されて消火設備の構成
を示すブロック図である。図4に示されるように、消火
剤噴射ヘッド33(331 〜33n )は、消火剤供給管
路34(341 〜34n )を介してバルブユニット39
に接続されている。バルブユニット39には、各消火剤
噴射ヘッド33(331 〜33n )に対応する数の消火
剤供給弁391 〜39n が並列に設けられている。消火
剤供給弁391 〜39n は、管路50を介して三方弁4
0のaポートに接続されている。
【0031】また、三方弁40のbポートには、泡消火
剤が充填された泡消火剤タンク41からの管路42が接
続され、三方弁40のcポートには、窒素ガスが充填さ
れたN2 タンク43からの管路44が接続されている。
通常、三方弁40は、aポートとbポートとが連通され
た状態であるが、消火設備の点検を行う際には手動操作
によりaポートとcポートとが連通された状態に切り換
えられる。そして、消火設備の点検が終了すると、三方
弁40は、aポートとbポートとが連通された元の状態
に戻される。
【0032】また、管路42には、泡消火剤用元弁45
が配設され、管路44には消火設備の点検時に開弁され
る点検用N2 弁46が配設されている。さらに、泡消火
剤タンク41とN2 タンク43との間は、連通管路47
により連通されており、連通管路47には消火時に開弁
される消火用N2 弁48が配設されている。尚、消火用
2 弁48が開弁されると、N2 タンク43に充填され
た高圧の窒素ガスが泡消火剤タンク41に供給され、泡
消火剤タンク41内の泡消火剤が加圧されてバルブユニ
ット39へ供給可能となる。
【0033】また、消火設備32は、大略、上記バルブ
ユニット39、泡消火剤タンク41、N2 タンク43か
ら構成されている。上記三方弁40は、手動式である
が、泡消火剤用元弁45及び点検用N2 弁46、消火用
2 弁48は、給油所制御装置13からの制御信号によ
り開閉される。また、消火設備用操作盤35は、各給油
ポイント毎の消火剤噴射ヘッド33(331 〜33n
に対応した操作ボタン351 〜35n とが配設されてい
る。
【0034】また、防災センサ49(491 〜49n
は、火災発生を検知すると給油所制御装置13へ火災検
知信号を出力する。そして、給油所制御装置13は、防
災センサ49(491 〜49n )から出力された火災検
知信号に基づいて泡消火剤用元弁45及び消火用N2
48を開弁させると共に、火災の発生した給油ポイント
に対応する消火剤供給弁391 〜39n の何れかを開弁
させ、泡消火剤タンク41から吐出された泡消火剤を火
災発生箇所に対応する消火剤噴射ヘッド33へ供給す
る。
【0035】尚、泡消火剤用元弁45、消火用N2 弁4
8、消火剤供給弁391 〜39n は、一度開弁させられ
ると、閉弁するときは手動で行う。但し、点検用N2
46は、給油所制御装置13からの信号により開閉可能
である。図5は消火設備用操作盤35の一の操作系統を
示す側面図である。図5に示されるように、消火設備用
操作盤35の内側には、ボンベ取付用ハウジング52が
設けられている。このボンベ取付用ハウジング52に
は、各操作ボタン351 〜35n に対応するガスボンベ
51が取り付けられている。そして、ガスボンベ51
は、液化されたガス(例えばCO2 )が充填されてい
る。
【0036】また、操作ボタン351 〜35n は、押圧
操作されると閉成状態に切り換わるスイッチ(図示せ
ず)が内蔵されており、手動操作による操作信号が給油
所制御装置13へ出力されるように構成されている。ハ
ウジング52の内部空間52aには、ガスボンベ51の
封板51aが挿入される位置に取り付けられ、封板51
aには操作ボタン351 〜35n に固定されたニードル
53が対向している。また、ハウジング52の内部空間
52aは、バルブユニット39の消火剤供給弁391
39n に連通された管路54が接続されている。
【0037】そのため、操作ボタン351 〜35n がX
方向に押圧操作されると、ニードル53がガスボンベ5
1の封板51aを突き破り点検用ガス(CO2 )が管路
54を介してバルブユニット39の消火剤供給弁391
〜39n の何れかのアクチュエータ(図示せず)に供給
される。これにより、消火剤供給弁391 〜39n の何
れかが開弁動作して窒素ガスにより加圧された泡消火剤
タンク41内の泡消火剤がバルブユニット39を介して
消火剤噴射ヘッド33(331 〜33n )に供給され
る。
【0038】また、ハウジング52の上部には、給油所
制御装置13からの制御信号により駆動されるモータ5
5が取り付けられている。このモータ55の回転軸55
aの端部には、ニードル53をX方向に駆動するピニオ
ン56が設けられている。そのため、点検モード時ある
いは防災センサ49から火災検知信号が出力されると、
給油所制御装置13からの制御信号によりモータ55が
駆動されてニードル53がガスボンベ51の封板51a
を開封動作する。
【0039】図6は給油所制御装置13の構成を示すブ
ロック図である。図6に示されるように、給油所制御装
置13は、各計量機171 〜17n 及びセルフサービス
ユニット181 〜18n からの給油データを管理する演
算装置65と、CRT又はLCDディスプレイよりなる
表示装置66と、表示装置66の画面上に設けられたタ
ッチパネル等からなる入力装置67と、磁気ディスク装
置等からなる記憶装置68と、シリアル通信インターフ
ェイス69と、通信制御部71とから構成されている。
【0040】また、記憶装置68には、上記防災センサ
49からの火災検知信号により火災発生箇所の消火剤噴
射ヘッド33へ泡消火剤を供給するための消火制御プロ
グラムと、消火設備点検用スイッチ釦381 〜38n
オンに操作されるとN2 タンク43の窒素ガスを消火剤
噴射ヘッド33(331 〜33n )に供給して消火設備
点検モードの制御処理を実行する消火設備点検制御プロ
グラムと、が格納されている。
【0041】図7は表示装置66に表示される画像の表
示例を示す図である。図7に示されるように、表示装置
66の画面に表示されるSS状態表示表示画面72は、
給油所全体の構成、すなわち計量機17を上方からみた
形状に似たアイコンA1が実際に計量機17が配置され
たレイアウトに応じて配置された表示例となっている。
【0042】また、表示装置66に表示されるSS状態
表示表示画面72では、実際の計量機171 〜17n
配置パターンに合わせたレイアウトで表示される。ま
た、表示装置66に表示される各計量機171 〜17n
のアイコンA1は、ほぼ実際の計量機を上方からみた形
状で表示される。そして、各計量機171 〜17n の両
側には、車両が停車して給油を行える給油ポイントの表
示エリアA5が2つずつ設けられている。従って、各計
量機171 〜17n のアイコンA1の両側には、給油ポ
イントNo.1〜No.6が設定され、各給油ポイントNo.1〜N
o.6に対応する番号1〜6も表示される。
【0043】また、表示装置66には、各給油ポイント
No.1〜No.6毎に各計量機171 〜17n の状態(給油
中、待機中、停止中等)を知らせる状態表示A2や、車
両への給油油種、給油量等)を知らせる給油状況A3が
表示される。このように、表示装置66の表示により各
給油ポイントNo.1〜No.6毎の状態を一目で把握すること
ができる。
【0044】尚、上記表示装置66の表示例では、給油
ポイントNo.7が灯油の給油が行えるように灯油専用計量
機のアイコンA4が表示されている。さらに、各計量機
17 1 〜17n の状態に応じて表示色を変更することに
より、一層分かりやすくなり、間違えにくい表示内容と
することができる。また、本実施例では、給油所制御装
置13が同一の給油ポイントに対して最大3データまで
表示されるように管理することができるように設定され
ている。例えば、給油後タッチアップエリアなどへ移動
して何らかの作業を行い精算が遅れた場合でも、その給
油ポイントで次の顧客が給油可能となる。本システムで
は、同様にその次の3人目まで給油可能となっている。
【0045】また、SS状態表示表示画面72の下側に
は、メニュー釦73、カメラ釦74、ポンプ釦75、許
可釦76、精算釦77の各アイコンが表示される。メニ
ュー釦73は、後述する釦の機能を切り替えるものであ
る。表示装置66の画面には、タッチパネルからなる入
力装置67が設けられているので、メニュー釦73が一
度押下されると、画面右端に閉店釦(図示せず)が表示
される。メニュー釦73がもう一度押下されると、図7
のSS状態表示表示画面72が表示される。
【0046】カメラ釦74が押下されると、監視モニタ
14の表示が切り替えられる。例えば、画面上の監視し
たい給油ポイント1〜7の何れかに触ってから、カメラ
釦74を押下すると、監視したい給油ポイントの画像が
監視モニタ14に表示される。また、ポンプ釦75は、
各給油ポイント毎に給油を停止したり、再開したりする
ための操作釦である。許可釦76の機能については、後
述するように給油許可を指示するための操作釦である。
【0047】精算釦77は、給油終了後、給油データを
POS端末機15に送信するための操作釦である。ここ
で、本実施例におけるセルフサービス給油の操作手順に
ついて説明する。図8はセルフサービス給油を行う場合
の各機器間での給油手順を説明するためのフローチャー
トである。
【0048】図8に示されるように、給油所に到着した
顧客は、(動作10)で給油ポイントNo.1〜No.8のなか
で空いている給油ポイントへ移動する。そして、空いて
いる給油ポイントに車両を停車させる。次の(動作1
1)では、給油ポイントに設置されたセルフサービスユ
ニット18の設定器部25を用いて給油する油種、給油
量、支払い方法等の給油条件を設定する。
【0049】次の(動作12)では、設定終了後、顧客
自身が計量機17から給油ノズル27を外し、車両の給
油口に給油ノズル27の吐出パイプを挿入させる。そし
て、(動作13)では、給油を終了し、計量機17に給
油ノズル27を戻す。また、顧客は、(動作14)でプ
リンタ26から発行された仮伝票を持って、精算所に行
き、給油料金の精算を行う。そして、(動作15)で顧
客は給油所から退場する。
【0050】上記顧客の(動作10〜15)に連動して
セルフサービスユニット18は、以下のような処理を実
行する。すなわち、セルフサービスユニット18は、顧
客が給油ポイントに入ると、ステップS11(以下「ス
テップ」を省略する)で設定開始待ちの待機モードとな
る。これは、何らかの車両検知装置を計量機17に備
え、その信号をセルフサービスユニット18が受け取っ
ても良いが、前に給油した車両が給油ポイントを離れた
時点で設定待ちになっても良い。
【0051】また、顧客が設定操作を終了したら、S1
2で設定値を給油所制御装置13へ送信する。プリンタ
26は、S13で給油所制御装置13からの印字命令を
受け、設定されたフォーマットに従って、伝票番号等を
印字した仮伝票を発行する。また、上記顧客の(動作1
0〜15)に連動して給油所制御装置13は、以下のよ
うな処理を実行する。すなわち、給油所制御装置13
は、S14でセルフサービスユニット18の設定器部2
5から各種設定が送信され、許可釦76がオンに操作さ
れると、当該計量機17に給油許可を与える。
【0052】次のS15は、計量機17から給油終了及
び給油量が送信されると、合計金額を演算する。そし
て、S16には、プリンタに金額、伝票番号等を送信
し、印字を命令する。一方、計量機では、S17で給油
所制御装置13から給油許可が下りると、給油開始から
待ち時間に入る。また、S18では、顧客が給油を開始
すると、ポンプを作動させ、燃料が給油ノズル27から
車両の燃料タンクへ給油される。次のS19では、顧客
が給油を終了すると、ポンプを停止させ、給油所制御装
置13に給油の終了と給油量を送信する。
【0053】また、給油が終了すると、顧客は、セルフ
サービスユニット18のプリンタ26から給油ポイント
番号又は計量機番号、追番号(伝票番号)、日時、油
種、給油量、給油金額等の給油データが表示された仮伝
票を取り、事務所内の精算所に移動する。これで、セル
フサービス給油を行う場合の動作手順が終了する。セル
フサービスユニット18の設定器部25により入力され
た設定内容は、同時に給油所制御装置13の表示装置6
6に表示される。そのため、給油所の係員は、給油所の
事務所に設置された給油所制御装置13の表示装置66
により、各計量機171 〜17n の設定の有無及び設定
内容を確認することができる。
【0054】また、給油所の係員は、給油客から仮伝票
を受け取り、その内容に該当するデータを給油所制御装
置13の表示装置66に表示された画面上から選択し、
入力装置67により精算の操作を行う。これで、給油デ
ータは、給油所制御装置13からPOS端末機15に送
信される。これにより、POS端末機15のプリンタ
(図示せず)から伝票が発行され、給油代金と引換えに
伝票を顧客に渡す。
【0055】このようにして給油操作及び給油代金の精
算を行う際、給油所制御装置13の表示装置66には、
図7に示すような実際に各計量機171 〜174 の配置
パターンとほぼ同じレイアウトで各計量機171 〜17
4 のアイコンA1が表示されると共に、各給油ポイント
毎に状態表示A2や、車両への給油状況A3が表示され
るので、簡易伝票に記載された給油ポイントの給油デー
タ(油種、給油量等)を簡単に確認することができる。
また、給油所の各計量機17の状態を給油所制御装置1
3の表示装置66に表示されたSS状態表示表示画面7
2により各給油ポイントの状況を監視することができ
る。
【0056】ここで、給油所制御装置13が実行する消
火モードの制御処理について説明する。図9は給油所制
御装置13が実行する消火モードの制御処理を説明する
ためのフローチャートである。図9に示されるように、
給油所制御装置13は、ステップS21(以下「ステッ
プ」を省略する)で防災センサ49から火災検知信号が
出力されたかどうかをチェックしており、防災センサ4
9から火災検知信号が出力されていないときは、S22
に進み、手動操作により消火設備用操作盤35に配設さ
れた操作ボタン351 〜35n が押圧操作されたかどう
かをチェックする。
【0057】通常は、上記S21及びS22の処理を繰
り返しており、火災発生の有無を監視している。そし
て、S21において、防災センサ49から火災検知信号
が出力されたときは、S23に進み、泡消火剤タンク4
1とN2 タンク43との間の配設された消火用N2 弁4
8を開弁させてN2 タンク43の窒素ガスを泡消火剤タ
ンク41へ導入させる。
【0058】続いて、S24では、泡消火剤タンク41
の泡消火剤用元弁45を開弁する。これにより、泡消火
剤タンク41において、窒素ガスで加圧された泡消火剤
は、管路42、三方弁40、管路50を介してバルブユ
ニット39へ供給される。次のS25では、火災検知信
号を出力した防災センサ49に対応する給油ポイントに
設置された消火剤噴射ヘッド33に連通された消火剤供
給弁391 〜39 n の何れかを開弁させる。すなわち、
図5に示すモータ55が駆動されてニードル53をX方
向に移動させてガスボンベ51の封板51aを開封させ
る。その結果、ガスボンベ51内のガスが管路54を介
してバルブユニット39の消火剤供給弁391 〜39n
の何れかのアクチュエータ(図示せず)に供給される。
【0059】これにより、泡消火剤タンク41から吐出
された泡消火剤が火災発生箇所に対応する消火剤噴射ヘ
ッド33へ供給され、アイランド36に埋設された消火
剤噴射ヘッド33から泡消火剤が噴射される。このよう
に泡消火剤は、窒素ガスの圧力によりアイランド36近
傍の給油ポイントに向かって泡状となって噴射され、火
災箇所を覆って空気を遮断する。
【0060】尚、手動操作により消火設備用操作盤35
に配設された操作ボタン351 〜35n の何れかが押圧
操作された場合には、図5に示されるようにニードル5
3がX方向に移動してガスボンベ51の封板51aを開
封するため、上記S25の処理では、モータ55が駆動
されるだけとなる。S26では、防災センサ49の出力
(火災検知信号)がオフになったかどうかを検知してお
り、火災が消火されて防災センサ49の出力(火災検知
信号)がオフになると、次のS27に進み、表示装置6
6に消火したことを表示する。そのため、給油所の係員
は、表示装置66に表示された消火画面により消火され
たことを確認する。
【0061】次に、消火設備点検モードIの制御処理に
つき説明する。図10は給油所制御装置13が実行する
消火モードIの制御処理を説明するためのフローチャー
トである。消火設備の点検を行う際、点検者は上記消火
設備32の三方弁40をaポートとbポートとが連通す
るように手動で切り替える。その後、給油エリアへ移動
して点検を行う計量機17に設けられた1番の給油ポイ
ントに対応する消火設備点検用スイッチ釦381 をオン
に操作する。
【0062】図10に示されるように、給油所制御装置
13は、S31で計量機171 〜17n に設けられた消
火設備点検用スイッチ釦381 〜38n の何れかがオン
に操作されたかどうかをチェックする。S31におい
て、例えば消火設備点検用スイッチ釦381 がオンに操
作されると、S32に進み、操作された消火設備点検用
スイッチ釦381 に対応するバルブユニット39の消火
剤供給弁391 を認識する。
【0063】続いて、S33でN2 タンク43の点検用
2 弁46を開弁させる。これで、N2 タンク43の窒
素ガスが点検用N2 弁46及び三方弁40を介してバル
ブユニット39の消火剤供給弁391 へ供給される。次
のS34では、操作された消火設備点検用スイッチ釦3
8に対応する消火剤供給弁391 を開弁させる。
【0064】すなわち、図5に示す消火設備用操作盤3
5のモータ55が駆動されてニードル53をX方向に移
動させてガスボンベ51の封板51aを開封させる。そ
の結果、ガスボンベ51内のガスが管路54を介してバ
ルブユニット39の消火剤供給弁391 のアクチュエー
タ(図示せず)に供給される。これにより、N2 タンク
43からの窒素ガスがバルブユニット39を介して点検
を行う当該給油ポイントの消火剤噴射ヘッド33へ供給
される。そして、消火剤噴射ヘッド33が収納されたア
イランド36のヘッド収納部36aは、キャップ37に
より閉塞されている。そのため、消火剤噴射ヘッド33
から窒素ガスが噴射されると、ヘッド収納部36aの内
部圧力が上昇し、キャップ37がヘッド収納部36aか
ら吹き飛ばされる。
【0065】このように点検者は、キャップ37がヘッ
ド収納部36aから外れたことを確認することにより、
消火設備用操作盤35、バルブユニット39の消火剤供
給弁391 〜39n の作動状況、及び管路50、34の
連通状態が正常であることを確認できる。従って、キャ
ップ37がヘッド収納部36aから外れなかった場合
は、消火設備用操作盤35、バルブユニット39の消火
剤供給弁391 、管路50、34の何れかで異常が発生
しているものと判断し、さらに詳しい点検作業を行う必
要がある。
【0066】次のS35では、予め設定された所定時間
tが経過されたかどうかをチェックしており、所定時間
tが経過された時点でS36に進み、N2 タンク43の
点検用N2 弁46を閉弁させる。そして、点検者は、手
動で消火剤供給弁391 を閉弁する。これで、1回目の
点検処理が終了する。点検者は、次の2番以降の各給油
ポイントでも上記と同様に計量機17に設けられた消火
設備点検用スイッチ釦38をオンに操作する。これによ
り、給油所制御装置13は、上記S31〜S36の処理
を繰り返し実行する。
【0067】そして、全ての給油ポイントの点検が終了
すると、三方弁40をaポートとbポートとが連通され
る元の状態に切り替えた後、消火設備用操作盤35に設
けられた使用済みのガスボンベ51を未使用のものと交
換する。従って、点検者は、計量機17に設けられた消
火設備点検用スイッチ釦38をオンに操作した後、キャ
ップ37がヘッド収納部36aから外れたか否を確認
し、消火剤供給弁391 を閉弁するだけであるので、従
来よりも点検作業が簡単化される。さらに、従来のよう
に計量機17と消火設備用操作盤35の各設置場所の間
を移動する必要がないので、点検作業にかかる時間が短
縮され、且つ点検作業の労力が軽減される。
【0068】次に、消火設備点検モードIIの制御処理に
つき説明する。図11は給油所制御装置13が実行する
消火モードIIの制御処理を説明するためのフローチャー
トである。消火設備の点検を行う際、点検者は上記消火
設備32の三方弁40をaポートとbポートとが連通す
るように手動で切り替える。その後、給油エリアへ移動
して点検を行う計量機17に設けられた1番の給油ポイ
ントに対応する消火設備点検用スイッチ釦38をオンに
操作する。
【0069】図11に示されるように、給油所制御装置
13は、S41で計量機171 〜17n に設けられた消
火設備点検用スイッチ釦381 〜38n の何れかがオン
に操作されたかどうかをチェックする。S41におい
て、消火設備点検用スイッチ釦381 〜38n の何れか
がオンに操作されると、S42に進み、N2 タンク43
の点検用N2 弁46を開弁させる。これで、N2 タンク
43の窒素ガスが点検用N2 弁46及び三方弁40を介
してバルブユニット39の消火剤供給弁391 〜39n
へ供給される。
【0070】次のS43では、点検を行う給油ポイント
に設置されたセルフサービスユニット18の音声出力用
スピーカ24から例えば「1番の消火剤噴射口を試験し
ます。準備をしてお待ち下さい」といったメッセージを
音声ガイダンスにより発声させる(報知手段)。そのた
め、点検者は、この音声ガイダンスが発声された給油ポ
イントへ移動して待機する。
【0071】次のS44では、1番の消火剤供給弁39
1 を開弁させる。すなわち、図5に示す消火設備用操作
盤35のモータ55が駆動されてニードル53をX方向
に移動させてガスボンベ51の封板51aを開封させ
る。その結果、ガスボンベ51内のガスが管路54を介
してバルブユニット39の消火剤供給弁391 のアクチ
ュエータ(図示せず)に供給される。
【0072】これにより、N2 タンク43からの窒素ガ
スがバルブユニット39を介して点検を行う当該給油ポ
イントの消火剤噴射ヘッド33へ供給される。そのた
め、消火剤噴射ヘッド33から窒素ガスが噴射される
と、ヘッド収納部36aの内部圧力が上昇し、1番のキ
ャップ37がヘッド収納部36aから吹き飛ばされる。
点検者は、1番のキャップ37がヘッド収納部36aか
ら外れたことを確認することにより、消火設備用操作盤
35、バルブユニット39の消火剤供給弁39 1 の作動
状況、及び管路50、34の連通状態が正常であること
を確認できる。従って、キャップ37がヘッド収納部3
6aから外れなかった場合は、消火設備用操作盤35、
バルブユニット39の消火剤供給弁391 〜39n 、管
路50、34の何れかで異常が発生しているものと判断
し、さらに詳しい点検作業を行う必要がある。
【0073】次のS45では、予め設定された所定時間
tが経過されたかどうかをチェックしており、所定時間
tが経過された時点でS46に進む。次のS46では、
次に点検を行う2番の給油ポイントに設置されたセルフ
サービスユニット18の音声出力用スピーカ24から例
えば「2番の消火剤噴射口を試験します。1番の消火剤
供給弁を閉じてお待ち下さい」といったメッセージを音
声ガイダンスにより発声させる。そのため、点検者は、
この音声ガイダンスが発声された消火剤供給弁を閉じ、
次の給油ポイントへ移動して待機する。
【0074】続いてS47では、2番の給油ポイントの
消火剤供給弁392 を開弁させる。点検者は、2番のキ
ャップ37がヘッド収納部36aから外れたことを確認
することにより、消火設備用操作盤35、バルブユニッ
ト39の消火剤供給弁392の作動状況、及び管路5
0、34の連通状態が正常であることを確認できる。次
のS48では、予め設定された所定時間tが経過された
かどうかをチェックしており、所定時間tが経過された
時点でS49に進む。S49では、全ての消火剤供給弁
391 〜39n を開弁させたかどうかをチェックする。
【0075】S49において、全ての消火剤供給弁39
1 〜39n を開弁させていないときは、上記S46に戻
り、音声出力用スピーカ24から例えば「3番の消火剤
噴射口を試験します。2番の消火剤供給弁を閉じてお待
ち下さい」といったメッセージを音声ガイダンスにより
発声させる。そして、S47では、3番の給油ポイント
の消火剤供給弁392 を開弁させる。
【0076】このようにして全ての消火剤供給弁391
〜39n が順番に開弁させて点検作業が終了すると、S
49からS50に進み、N2 タンク43の点検用N2
46を閉弁させる。これで、全ての点検処理が終了す
る。点検者は、全ての給油ポイントの点検が終了する
と、三方弁40をaポートとbポートとが連通される元
の状態に切り替えた後、消火設備用操作盤35に設けら
れた使用済みのガスボンベ51を未使用のものと交換す
る。
【0077】従って、点検者は、計量機17に設けられ
た一の消火設備点検用スイッチ釦38をオンに操作した
後、各給油ポイントの点検処理が順次自動的に行われる
ので、各給油ポイントのキャップ37がヘッド収納部3
6aから外れたか否を確認するだけである。そのため、
従来のように計量機17と消火設備用操作盤35の各設
置場所の間を移動する必要がないので、点検作業にかか
る時間が短縮され、且つ点検作業の労力が軽減される。
【0078】また、各給油ポイントに対応する音声出力
用スピーカ24から上記のような音声ガイダンスが発声
されるため、点検者は次に点検を行う給油ポイントが分
かり、点検場所が自動的に変わっても迷うことがなく、
能率良く点検作業を行える。次に本発明の変形例につい
て説明する。従来、給油所では、給油ポイントで火災が
発生した場合、給油所の作業者が消火設備を手動燥作で
起動させていた。そして、給油所の係員は、火災の発生
状況を見極めて消火設備を起動すべきかどうかを判断し
ている。
【0079】しかしながら、係員による火災の発生状況
の判断が遅れて消火設備への起動燥作が遅れると火災に
よる被害が拡大する。また、火災による被害が小さく消
火設備を起動させなくても消火器で消火可能であるの
に、消火設備を起動させた場合、給油中の車両等に消火
剤が噴射されてしまい顧客に迷惑がかかる。図12は本
発明の変形例の表示例を示す図である。
【0080】図12に示されるように、給油ポイントで
火災が発生して消火設備を起動させる場合、表示装置6
6は、消火設備起動表示画面81及び「12秒後に消火
設備を起動します」といった時間表示部82を表示させ
る。尚、この消火設備起動表示画面81の表示例は一例
であり、「12秒後」に拘わらず任意の所定時間後と表
示することもできる。
【0081】また、消火設備起動表示画面81は、給油
所の係員が非常釦(図示せず)を押下した場合や、計量
機17に設けられた防災センサ49が異常を検知し、異
常電文を給油所制御装置13に送信した場合に表示され
る。消火設備起動表示画面81は、表示装置66に通常
表示される計量機状態表示(図7参照)の上に起動まで
の時間だけ表示する時間表示部82が表示される。さら
に、表示装置66の消火設備起動表示画面81には、起
動釦83と起動停止釦84が表示される。
【0082】次に、防災センサ49が異常を検知したと
き、給油所制御装置13が実行する制御処理につき図1
3を参照して説明する。図13に示す制御処理は、給油
所制御装置13が通信制御部71から電文を受け取った
時、開始される。S51では、計量機171 からの電文
を読み取る。
【0083】次のS52では、異常電文かどうか判定す
る。このS52において、異常電文の場合は、S53へ
進み、異常電文でない場合はS60へ進む。そして、S
53では、全計量機17ヘポンプ停止電文を発行する。
次のS54では、消火設備32へ起動信号を出力するま
での時間をタイマに初期値として設定する。そして、S
55では、表示装置66に起動までの残り時間を表示す
る消火設備起動表示画面81を表示させる。
【0084】次のS56では、起動までの時間だけ表示
する時間表示部82を表示させる。そして、S57で
は、起動釦83が押下されたかどうかを判定する。この
S57において、起動釦83が押下されている場合は、
S61へ進み、起動釦83が押下されていない場合はS
57へ進む。次のS58では、起動停止釦84が押下さ
れたかどうかを判定する。このS58において、起動停
止釦84が押下されている場合はS62に進み、起動停
止釦84が押下されていない場合はS59へ進む。
【0085】また、S59では、起動までの残り時間を
示すタイマが零になったかどうかを判定する。このS5
9において、タイマが零になったときは、S61へ進
み、タイマが零でないときはS56へ戻る。S60で
は、火災等が発生していないので表示装置66にSS状
態表示表示画面72を表示し、この画面に対する処哩
(詳細は省略)を行う。
【0086】また、S61では、起動釦83が押下され
たので、直ちに消火設備32へ起動信号を出力する。こ
れにより、起動信号が消火設備32に出力され消火設備
32が前述したように起動して消火剤噴射ヘッド33か
ら消火剤が噴射される。また、S62では、起動停止釦
84が押下されているので、消火設備起動画面81を終
了し、表示装置66の表示を正常な状態、すなわちSS
状態表示表示画面72に復帰させる。
【0087】このように、給油ポイントで火災が発生し
ても所定時間だけ消火設備32の起動開始が待機状態と
なるため、その間に消火設備32の起動するための確認
作業が行えるため、異常時に判断が遅れて消火設備への
起動燥作が遅れ被害が拡大することや、判断を誤って消
火設備を起動することがなくなり、消化時の信頼性が向
上する。
【0088】また、消火設備32が起動するまでの残り
時間が明確になっているので、その間に適確な処置を実
行することができる。また、比較的大きい火災の場合に
は、起動釦83が押下されて直ちに消火設備32を起動
させることも可能であり、緊急な場合にも遅れることな
く対処することができる。これにより、火災発生時の安
全性が向上する。
【0089】また、消火設備32の起動時に、計量機1
7のポンプが自動的に停止するので火災による被害の拡
大を防ぐことができる。さらに、防災センサ49と連動
させて起動要求が出せるので、給油所が無人の場合でも
安全を確保することができる。尚、上記実施例では、地
上設置型の給油装置を一例として挙げたが、これに限ら
ず、例えば給油ノズルを昇降させる懸垂式給油装置にも
適用できるのは勿論である。
【0090】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、消火剤噴射ヘッドの近傍に設けられた点検入力手段
からの信号により当該消火剤噴射ヘッドに対応する弁を
開弁させて点検用気体を当該消火剤噴射ヘッドに供給さ
せるため、消火設備の点検を行う点検者の移動量を減少
させることができる。これにより、消火設備のメンテナ
ンス性を向上させて点検に要する労力を削減できると共
に、消火設備の点検に要する時間を短縮できる。従っ
て、セルフサービス給油化に伴って給油ポイントでの消
火能力を維持するように点検作業の合理化を図ることで
きる。
【0091】また、上記請求項2記載の発明によれば、
点検入力手段からの信号により複数の弁を順次開弁させ
て複数の消火剤噴射ヘッドの夫々に所定の時間差をもっ
て点検用気体を供給させるため、各消火剤噴射ヘッドを
連続して自動的に点検することができる。従って、点検
作業の合理化を図ることでき、これにより、セルフサー
ビス給油化に伴う給油ポイントでの消火能力を高めるこ
とができる。
【0092】また、上記請求項3記載の発明によれば、
点検入力手段からの信号により点検作業開始のガイダン
スを音声出力して報知することができるので、点検者が
点検箇所を間違えないように指示することができると共
に、第三者にも消火剤噴射システムの点検中であること
を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油所消火装置の一実施例が適用
された給油所管理システムの全体構成を示す構成図であ
る。
【図2】屋内機器11と屋外機器12との接続を示す構
成図である。
【図3】計量機に設けられたアイランド36の内部構造
を示す構成図である。
【図4】給油所に設置されて消火設備の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】給油所制御装置13の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】給油所制御装置13の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】表示装置66に表示される画像の表示例を示す
図である。
【図8】セルフサービス給油を行う場合の各機器間での
給油手順を説明するためのフローチャートである。
【図9】給油所制御装置13が実行する消火モードの制
御処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】給油所制御装置13が実行する消火モードI
の制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】給油所制御装置13が実行する消火モードII
の制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の変形例の表示例を示す図である。
【図13】防災センサ49が異常を検知したとき、給油
所制御装置13が実行する制御処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
11 屋内機器 12 屋外機器 13 給油所制御装置 14 監視モニタ 15 POS端末機 171 〜17n 計量機 181 〜18n セルフサービスユニット 24 音声出力用スピーカ 27,27a〜27d 給油ノズル 28,28a〜28d 給油ホース 29,29a〜29d ノズル掛け 30,30a〜30d ノズル着脱検出スイッチ 32 消火設備 33(331 〜33n ) 消火剤噴射ヘッド 34 消火剤供給管路 35 消火設備用操作盤 351 〜35n 操作ボタン 36 アイランド 36a ヘッド収納部 37 キャップ 381 〜38n 消火設備点検用スイッチ釦 39 バルブユニット 391 〜39n 消火剤供給弁 49(491 〜49n ) 防災センサ 40 三方弁 41 泡消火剤タンク 43 N2 タンク 45 泡消火剤用元弁 46 点検用N2 弁 48 消火用N2 弁 51 ガスボンベ 52 ボンベ取付用ハウジング 53 ニードル 55 モータ 66 表示装置 67 入力装置 68 記憶装置 72 SS状態表示表示画面 81 消火設備起動表示画面 82 時間表示部 83 起動釦 84 起動停止釦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量機の近傍に設置された複数の消火剤
    噴射ヘッドと、該複数の消火剤噴射ヘッドに消火剤を供
    給する消火剤タンクと、該消火剤タンクと該消火剤噴射
    ヘッドとの間を連通する管路に配設された複数の弁とを
    有する給油所消火装置において、 前記消火剤噴射ヘッドの近傍に当該消火剤噴射ヘッドに
    よる噴射作動を確認する点検入力手段を設け、 該点検入力手段からの信号により当該消火剤噴射ヘッド
    に対応する弁を開弁させて点検用気体を当該消火剤噴射
    ヘッドに供給させる制御手段を設けたことを特徴とする
    給油所消火装置。
  2. 【請求項2】 計量機の近傍に設置された複数の消火剤
    噴射ヘッドと、該複数の消火剤噴射ヘッドに消火剤を供
    給する一の消火剤タンクと、該消火剤タンクと該消火剤
    噴射ヘッドとの間を独立に連通する複数の管路に夫々配
    設された弁とを有する給油所消火装置において、 前記消火剤噴射ヘッドによる噴射作動を確認する点検入
    力手段と、 該点検入力手段からの信号により前記複数の弁を順次開
    弁させて前記複数の消火剤噴射ヘッドの夫々に所定の時
    間差をもって点検用気体を供給させる制御手段と、 を備えてなることを特徴とする給油所消火装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1及び2記載の給油所消火装
    置であって、 前記点検入力手段からの信号により点検作業開始のガイ
    ダンスを音声出力する報知手段を備えてなることを特徴
    とする給油所消火装置。
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CN111320126A (zh) * 2020-02-27 2020-06-23 叶永兴 一种无交流电燃料油存储加注罐
JP2023010359A (ja) * 2021-07-09 2023-01-20 Eneos株式会社 燃料供給所管理システム

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