JPH11278663A - 磁気ネジ搬送装置 - Google Patents

磁気ネジ搬送装置

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JPH11278663A
JPH11278663A JP7872998A JP7872998A JPH11278663A JP H11278663 A JPH11278663 A JP H11278663A JP 7872998 A JP7872998 A JP 7872998A JP 7872998 A JP7872998 A JP 7872998A JP H11278663 A JPH11278663 A JP H11278663A
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JP
Japan
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magnetic screw
seal pipe
housing
male
casing
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Pending
Application number
JP7872998A
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English (en)
Inventor
Akira Tamura
晃 田村
Katayuki Endo
方志 遠藤
Osamichi Yamada
修道 山田
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな磁気ネジ搬送装置を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明の磁気ネジ搬送装置1は、筺体3
内を貫通し、その筺体3壁面の貫通部にて気密に固定さ
れた非磁性体からなるシールパイプ4と、シールパイプ
4内を通って筺体3を貫通し、筺体3外部で回転自在に
支持された回転軸6と、シールパイプ4内の回転軸6に
設けられた雄磁気ネジ21と、回転軸6に連結されたモ
ータ12と、シールパイプ4と平行になるように筺体3
内に設けられたスライドレール14と、雄磁気ネジ21
に対応する雌磁気ネジ26を備え、スライドレール14
に対して摺動自在に設けられたスライダ15とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部と隔離された
筺体内のスライダを、磁気ネジを利用した動力伝達手段
によって外からの操作により動作させる磁気ネジ搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば真空槽内の被搬送物を大気
側から操作するために各種搬送装置が使用され、その一
例として実開平3−18679号に開示された磁気カッ
プリングを利用したものが挙げられる。これは、図6に
示すように、真空槽51にパイプ52が一体に連結され
た筺体53が形成され、シャフト54がパイプ52から
真空槽51内にベアリング55を介して挿入されてい
る。そして、そのパイプ52内のシャフト54には、円
周状に複数の磁石プレート56を備えたブロック57が
固定されている。そして、このようなブロック57に対
してパイプ52外の駆動用磁石58を回転或いは軸方向
に移動させることによって、筺体53内のシャフト54
を回転運動或いは軸方向に直進運動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の搬送装置は、シャフト54自体が軸方向に移
動するため、装置自体が大型化する問題があった。ま
た、図面上には表されていないが、例えば駆動用磁石5
8を軸方向に移動させるためにシリンダなどの駆動手段
が必要であり、その構造が複雑なることに加え、この点
でも装置を大型化させる問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、コンパクトな磁気ネジ搬送装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ネジ搬送装
置は、筺体内を貫通し、当該筺体壁面の貫通部にて気密
に固定された非磁性体からなるシールパイプと、前記シ
ールパイプ内を通って前記筺体を貫通し、前記筺体外部
で回転自在に支持された回転軸と、前記シールパイプ内
の回転軸に設けられた雄磁気ネジと、前記回転軸に連結
されたモータと、前記シールパイプと平行になるように
前記筺体内に設けられたスライドレールと、前記雄磁気
ネジに対応する雌磁気ネジを備え、前記スライドレール
に対して摺動自在に設けられたスライダとを有すること
を特徴とする。
【0006】このような磁気ネジ搬送装置では、モータ
の駆動によって回転軸が回転し、シールパイプ内の雄磁
気ネジに回転が与えられると、その雄磁気ネジと磁力に
よって吸引し合っている雌磁気ネジは、スライダによっ
て回転止めされて雄磁気ネジの回転にならうことができ
ないため、スライダの移動可能な軸方向への推力が発生
する。従って、筺体外のモータからの動力が、シールパ
イプで隔離された雄磁気ネジから雌磁気ネジへ非接触な
状態で伝達され、筺体内に設けられたスライダの直線運
動が操作される。よって、筺体外の駆動側では、モータ
及び回転軸の回転動作のみで軸方向への動作がないた
め、装置を軸方向に余分にとることなくコンパクトな磁
気ネジ搬送装置とすることができる。
【0007】また、本発明の磁気ネジ搬送装置は、前記
雄磁気ネジが前記シールパイプ内で分割され、分割され
た雄磁気ネジの間に前記シールパイプの内面に摺接する
回転コマが前記回転軸に固定されたものであることを特
徴とする。よって、搬送距離が長いものの場合にでも、
複数分割した雄磁気ネジを連結することによって長尺な
ものとすることができ、その場合に雌磁気ネジによる吸
引力や自重によって回転軸に撓みが生じるが、途中に挿
入された回転コマによってシールパイプに対して支持さ
れるため、雄磁気ネジがシールパイプに直接当たって減
磁されることが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる磁気ネジ搬
送装置の一実施の形態について図面を参照して説明す
る。図1は、真空チャンバに設けられた磁気ネジ搬送装
置を示した断面図である。磁気ネジ搬送装置1は、基台
2上に真空チャンバを構成する筺体3が一体に固定さ
れ、その筺体3内において被搬送物を搬送することがで
きるように形成されている。筺体3は、その中を通って
非磁性材からなるシールパイプ4が掛け渡され、そのシ
ールパイプ4の両端が、筺体3の気密性を保つよう側壁
に固定されている。即ち、シールパイプ4は、図2に示
すように筺体3の貫通部分にシール用フランジ5,5を
用い、そのシール用フランジ5,5がロー付け又は溶接
などによって気密に、かつ高真空にも耐え得るように固
着されている。従って、筺体3の真空中には、シールパ
イプ4によって貫通したトンネル部分が形成されること
となる。
【0009】シールパイプ4内には、雄磁気ネジ21を
備えたロッド6が挿入され、筺体3を貫通して外部で回
転支持されている。ロッド6は、図2に示すように軸方
向に分割され、接続ロッド7を介して1本のものとして
同軸上に連結されている。そして、分割されたロッド
6,6間には、樹脂で形成された円筒形状の回転コマ8
がはめ込まれ、挿入されたシールパイプ4の内周面に摺
接している。一方、ロッド6,6の周りには円筒磁石2
2,22が嵌着され、その外周面には図1に示すように
N極着磁帯23N及びS極着磁帯23Sが交互位置する
ようにして螺旋着磁された雄磁気ネジ21が形成されて
いる。この雄磁気ネジ21は、シールパイプ4と微少な
隙間(1mm以下が望ましい)をもって配置され、前記
回転コマ8に支持されてシールパイプ4と非接触な状態
にある。
【0010】シールパイプ4を通って筺体3を貫通した
ロッド6,6は、その両端が基台2に立設されたブラケ
ット9,9の軸受ベアリング10,10に回転支持され
ている。また、筺体3の貫通部に設けられたシール用フ
ランジ5,5内に樹脂などからなる回転コマ11,11
が嵌装され、その回転コマ11,11を貫通したロッド
6,6が、回転コマ11、11内に摺接されている。そ
して、ロッド6は、その一端がブラケット9を突き抜
け、ブラケット9の反対側に固定された駆動モータ12
のモータ軸にカップリング13によって連結されてい
る。
【0011】また、筺体3の底面には、シールパイプ4
と平行にスライドレール14が敷設されている。このス
ライドレール14には、雌磁気ネジ26を備えたスライ
ダ15が摺動可能に装着されている。ここで、図3は、
スライダ15を示した外観斜視図である。また、図4
は、スライダ15の断面を示した図である。スライダ1
5は、スライドレール14に直接装着されるスライド部
16と、雌ネジ26が保持されたホルダー部17とから
構成されている。ホルダー部17は、左右一対のブロッ
ク17a,17aから構成されるものであり、それぞれ
の接合面に形成された半円形状の溝が合わさって貫通部
をなしている。
【0012】ブロック17a,17aの溝には共に半円
筒形状の磁石27が嵌着され、その内周面には、前記雄
磁気ネジ21に対応するN極着磁帯28N及びS極着磁
帯28Sが交互位置するようにして螺旋着磁された雌磁
気ネジ21が形成されている。また、各ブロック17
a,17aに形成された半円筒形状の雌磁気ネジ26の
表面には、非磁性材からなる半円筒形状のシールカバー
29が被着され、そのシールカバー29の外縁をブロッ
ク17aに対して溶接し、雌磁気ネジ26を気密に保持
するように構成されている。そして、このような雌磁気
ネジ26を保持した各ブロック17a,17aは、図3
に示すように上方からスライド部16に対してネジ止め
して組み立てられる。
【0013】ところで、半円筒形状の磁石27に形成さ
れた雌磁気ネジ26は、ブロック17a,17aが一体
に形成された場合に(図3参照)、一対の磁石27,2
7によってN極着磁帯28NとS極着磁帯28Sとが雄
磁気ネジ21と対応するように螺旋状に連続することと
なる。一方、回転コマ8を途中に挟んでロッド6,6に
形成された雄磁気ネジ21も、N極着磁帯ん23NとS
極着磁帯23Sとが雌磁気ネジ26に対応するように軸
方向に連続するよう構成されている。
【0014】このような構成からなる磁気ネジ搬送装置
では、次のようにして密閉された筺体3内にて搬送作業
が行われる。筺体3内は真空にされた作業状態にあり、
その筺体3の外部とは隔離された状態になっている。そ
こで、駆動モータ12が起動してモータ軸に回転が発生
すると、その回転がカップリング13を介してロッド
6,6に伝達される。ロッド6,6は、ブラケット9,
9のベアリング10,10にて支持されて回転するとと
もに、シール用フランジ部5,5の回転コマ11,11
内を摺動する。
【0015】ロッド6,6が回転すれば一体に形成され
た雄磁気ネジ21にも回転が生じ、その雄磁気ネジ21
と磁力によって吸引し合っている雌磁気ネジ26との間
で推力を発生させる。雄磁気ネジ21と雌磁気ネジ26
とは、螺旋着磁された異極の着磁帯同士(23Nと28
S,23Sと28N)で吸引し合い、その雌磁気ネジ2
6はスライダ15にて回転止めされている。そこで雄磁
気ネジ21が回転すれば、回転しない雌磁気ネジ26と
吸引し合っている着磁帯の螺旋状態が見かけ上軸方向に
ずれるように移動する。そのため、そのずれ方向に雌磁
気ネジ26が吸引され、スライダ15を移動させる推力
が発生する。
【0016】スライダ15は、雄磁気ネジ21及び雌磁
気ネジ26との間で発生する推力によってスライドレー
ル14を摺動する。スライダ15に発生する推力は、雄
磁気ネジ21の回転方向によって決定され、駆動モータ
12を正転/反転させることによってスライドレール1
4上を往復運動させることができる。従って、筺体3外
の操作によって筺体3内のスライダ15が所定方向に移
動され、そのスライダ15上に載置された被搬送物の搬
送が行われる。
【0017】以上のような本実施の形態の磁気ネジ搬送
装置1では、密封した筺体3内に直線運動するスライダ
15を設け、筺体3外において軸方向の移動を生じさせ
ないため、装置自体をコンパクトにすることができた。
また、磁気ネジ搬送装置1では、雄磁気ネジ21と雌磁
気ネジ26を使用して非接触による動力伝達を可能と
し、筺体3にシールパイプ4を掛け渡して筺体3の内外
を完全に遮断した状態でスライダ15を動作させること
ができた。そのため、動力伝達による発塵をなくし、筺
体3内をクリーンな状態を保つことができるようになっ
た。
【0018】また、本実施の形態では、連結ロッド7に
回転コマ8を設けてシールパイプ4内を摺動させるよう
にしたので、雄磁気ネジ21がシールパイプ4へ摺接し
て減磁することを防止することができた。即ち、長尺な
雄磁気ネジ21は、自重や磁力の吸引力によって撓みが
生じてシールパイプ4に円筒磁石22が接触して減磁す
るおそれがあるが、回転コマ8によって確実にシールパ
イプ4と円筒磁石22との隙間が確保され、接触による
減磁が回避される。
【0019】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。例えば、前記実施の形態では雌
磁気ネジ26を半円筒の磁石を重ね合わせて円周上に形
成したが、図5に示すように半円状の溝をもったスライ
ダ31に半円状のものとして形成したものであってもよ
い(同じ構成のものには同符号を付している)。この場
合、シールパイプ4内の雄磁気ネジ21に対して半面で
のみ吸引し合い、前述したように発生する推力によって
筺体3内を、スライダ31がスライドレール32,32
上を移動する。雌磁気ネジを半円形にして磁力が弱い場
合には、1個のスライダに対して磁気ネジを複数並列さ
せた構成としてもよい。また例えば、前記実施の形態で
は、真空チャンバに用いた磁気ネジ搬送装置を示した
が、密閉された筺体3ではなく、シールパイプを設けた
一定の筺体内に水などが満たされた状態でスライダを動
作させるようにしたものでもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は、筺体内を貫通し、当該筺体壁
面の貫通部にて気密に固定された非磁性体からなるシー
ルパイプと、シールパイプ内を通って筺体を貫通し、筺
体外部で回転自在に支持された回転軸と、シールパイプ
内の回転軸に設けられた雄磁気ネジと、回転軸に連結さ
れたモータと、シールパイプと平行になるように筺体内
に設けられたスライドレールと、雄磁気ネジに対応する
雌磁気ネジを備え、スライドレールに対して摺動自在に
設けられたスライダとを有する構成としたので、コンパ
クトな磁気ネジ搬送装置を提供することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる磁気ネジ搬送装置の一実施の形
態を示した断面図である。
【図2】雄磁気ネジなどの拡大断面図である。
【図3】スライダを示した外観斜視図である。
【図4】スライダの断面を示した図である。
【図5】本発明にかかる磁気ネジ搬送装置の他の実施の
形態を示した断面図である。
【図6】従来の搬送装置を示した図である。
【符号の説明】
1 磁気ネジ搬送装置 3 筺体 4 シールパイプ 5 シール用フランジ 6 ロッド 8 回転コマ 12 駆動モータ 14 スライドレール 15 スライダ 21 雄磁気ネジ 26 雌磁気ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体内を貫通し、当該筺体壁面の貫通部
    にて気密に固定された非磁性体からなるシールパイプ
    と、 前記シールパイプ内を通って前記筺体を貫通し、前記筺
    体外部で回転自在に支持された回転軸と、 前記シールパイプ内の回転軸に設けられた雄磁気ネジ
    と、 前記回転軸に連結されたモータと、 前記シールパイプと平行になるように前記筺体内に設け
    られたスライドレールと、 前記雄磁気ネジに対応する雌磁気ネジを備え、前記スラ
    イドレールに対して摺動自在に設けられたスライダとを
    有することを特徴とする磁気ネジ搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ネジ搬送装置にお
    いて、 前記雄磁気ネジが前記シールパイプ内で分割され、分割
    された雄磁気ネジの間に前記シールパイプの内面に摺接
    する回転コマが前記回転軸に固定されたものであること
    を特徴とする磁気ネジ搬送装置。
JP7872998A 1998-03-26 1998-03-26 磁気ネジ搬送装置 Pending JPH11278663A (ja)

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