JPH11280365A - 深礎掘削機の排土補助装置 - Google Patents
深礎掘削機の排土補助装置Info
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- JPH11280365A JPH11280365A JP10083885A JP8388598A JPH11280365A JP H11280365 A JPH11280365 A JP H11280365A JP 10083885 A JP10083885 A JP 10083885A JP 8388598 A JP8388598 A JP 8388598A JP H11280365 A JPH11280365 A JP H11280365A
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- discharge pipe
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- discharge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 掘削土砂を排土管にてバキューム排土する深
礎掘削機に於いて、排土管先端の詰まりを防止及び解除
することにより、バキューム排土を円滑化させる。 【解決手段】 立坑Vの坑軸に沿って配管した排土管1
9の先端を斜設する。そして、該排土管19の先端近傍
左右両側に2台の蓄圧タンク53A,53Bを横設し、
蓄圧タンク53Aから出力された圧気吐出管54Aを排
土管19の前記斜設部52の上方に接続して、その吐出
口を排土管19の最先端部55の内側面へ向ける。ま
た、蓄圧タンク53Bから出力された圧気吐出管54B
を前記最先端部55の上方に接続して、その吐出口を排
土管19の先端開口部56へ向ける。
礎掘削機に於いて、排土管先端の詰まりを防止及び解除
することにより、バキューム排土を円滑化させる。 【解決手段】 立坑Vの坑軸に沿って配管した排土管1
9の先端を斜設する。そして、該排土管19の先端近傍
左右両側に2台の蓄圧タンク53A,53Bを横設し、
蓄圧タンク53Aから出力された圧気吐出管54Aを排
土管19の前記斜設部52の上方に接続して、その吐出
口を排土管19の最先端部55の内側面へ向ける。ま
た、蓄圧タンク53Bから出力された圧気吐出管54B
を前記最先端部55の上方に接続して、その吐出口を排
土管19の先端開口部56へ向ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、掘削土砂を排土
管にてバキューム排土することとした深礎掘削機に関す
るものであり、特に、その排土操作を円滑にするための
排土補助装置に関するものである。
管にてバキューム排土することとした深礎掘削機に関す
るものであり、特に、その排土操作を円滑にするための
排土補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】此種深礎掘削機の排土方式にはバキュー
ム排土方式の他、リバース排土方式やクラムシェル排土
方式等がある。バキューム排土方式によるときは、坑軸
に沿って排土管を配管し、その先端を切羽に面したカッ
ターの背部(即ち、切羽の直近上方)に位置させる。ま
た、該排土管の地上出口端部には、土砂捕集分離装置や
粉塵捕集分離装置等を介して真空吸引装置を接続する。
そして、該真空吸引装置を作動させて排土管の先端から
掘削土砂を真空吸引する。斯くして、掘削土砂を連続的
かつ効率的に坑外へ排土することができる。
ム排土方式の他、リバース排土方式やクラムシェル排土
方式等がある。バキューム排土方式によるときは、坑軸
に沿って排土管を配管し、その先端を切羽に面したカッ
ターの背部(即ち、切羽の直近上方)に位置させる。ま
た、該排土管の地上出口端部には、土砂捕集分離装置や
粉塵捕集分離装置等を介して真空吸引装置を接続する。
そして、該真空吸引装置を作動させて排土管の先端から
掘削土砂を真空吸引する。斯くして、掘削土砂を連続的
かつ効率的に坑外へ排土することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、排土管の先端
内側面に掘削土砂が付着することがあり、然るときは開
口面積が狭くなって排土効率が減殺される。また、掘削
による岩片や礫等が排土管の先端開口部に喰い込んで排
土管が閉塞されることもある。
内側面に掘削土砂が付着することがあり、然るときは開
口面積が狭くなって排土効率が減殺される。また、掘削
による岩片や礫等が排土管の先端開口部に喰い込んで排
土管が閉塞されることもある。
【0004】そこで、斯かる掘削土砂の付着や岩片等の
喰い込みによる排土管の詰まりを防止及び解除すること
により、バキューム排土を円滑に行うことができるよう
にするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明は該課題を解決することを目的とする。
喰い込みによる排土管の詰まりを防止及び解除すること
により、バキューム排土を円滑に行うことができるよう
にするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、掘削機本体をグリッ
パにて坑内に固定し、且つ、該掘削機本体の下部に設け
たカッタにて掘削を行うとともに、坑軸に沿って配管し
た排土管にて掘削土砂をバキューム排土するように構成
した深礎掘削機に於いて、排土管の先端を斜設し、且
つ、該排土管の先端斜設部上方に圧気管を接続して、該
圧気管の吐出口を排土管内腔に開口させるとともに、そ
の吐出方向を排土管の最先端部内側面へ向け、一方、該
排土管の最先端部上方に他の圧気管を接続して、該他の
圧気管の吐出口を排土管内腔に開口させるとともに、そ
の吐出方向を排土管の先端開口部へ向け、且つ、夫々の
圧気管に対応する所定の操作によって夫々の圧気管から
圧気が瞬間噴射されるように構成した深礎掘削機の排土
補助装置を提供するものである。
するために提案されたものであり、掘削機本体をグリッ
パにて坑内に固定し、且つ、該掘削機本体の下部に設け
たカッタにて掘削を行うとともに、坑軸に沿って配管し
た排土管にて掘削土砂をバキューム排土するように構成
した深礎掘削機に於いて、排土管の先端を斜設し、且
つ、該排土管の先端斜設部上方に圧気管を接続して、該
圧気管の吐出口を排土管内腔に開口させるとともに、そ
の吐出方向を排土管の最先端部内側面へ向け、一方、該
排土管の最先端部上方に他の圧気管を接続して、該他の
圧気管の吐出口を排土管内腔に開口させるとともに、そ
の吐出方向を排土管の先端開口部へ向け、且つ、夫々の
圧気管に対応する所定の操作によって夫々の圧気管から
圧気が瞬間噴射されるように構成した深礎掘削機の排土
補助装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図5に従って詳述する。図1は深礎掘削機10にて
立坑Vを掘削している様子を示し、該立坑Vの地表発進
部には段掘部V0 を設け、その上方にヤグラ11を構築
してある。そして、ヤグラ11の天井桁12に吊架装置
13を搭載するとともに、該吊架装置13から繰り出さ
れたチェーン14の先端(下端)のフックブロック15
にワイヤーロープ16の上端を掛着する。そして、該ワ
イヤーロープ16の下端を掘削機本体17の上面のデッ
キ18に掛着する。斯くして、掘削機本体17を吊架装
置13にて吊下しつつ、立坑Vを掘削していく。
乃至図5に従って詳述する。図1は深礎掘削機10にて
立坑Vを掘削している様子を示し、該立坑Vの地表発進
部には段掘部V0 を設け、その上方にヤグラ11を構築
してある。そして、ヤグラ11の天井桁12に吊架装置
13を搭載するとともに、該吊架装置13から繰り出さ
れたチェーン14の先端(下端)のフックブロック15
にワイヤーロープ16の上端を掛着する。そして、該ワ
イヤーロープ16の下端を掘削機本体17の上面のデッ
キ18に掛着する。斯くして、掘削機本体17を吊架装
置13にて吊下しつつ、立坑Vを掘削していく。
【0007】立坑V内には坑軸に沿って排土管19を配
管する。この排土管19の地上出口端部、即ち、上端は
ヤグラ11の天井桁12を越えて上方へ突出しており、
該天井桁12上に設置した土砂捕集分離装置20へ接続
している。また、排土管19の先端(下端)は、後述す
る如く掘削機本体17の中央カッタヘッド43の背部
(上方)、即ち、立坑Vの切羽近傍まで達している。
管する。この排土管19の地上出口端部、即ち、上端は
ヤグラ11の天井桁12を越えて上方へ突出しており、
該天井桁12上に設置した土砂捕集分離装置20へ接続
している。また、排土管19の先端(下端)は、後述す
る如く掘削機本体17の中央カッタヘッド43の背部
(上方)、即ち、立坑Vの切羽近傍まで達している。
【0008】前記土砂捕集分離装置20の隣りには粉塵
捕集分離装置21が設置され、且つ、該土砂捕集分離装
置20と粉塵捕集分離装置21とは連結管22にて接続
されている。また、地上に真空吸引装置23を設置する
とともに、該真空吸引装置23と粉塵捕集分離装置21
とをエアホース24にて接続してある。
捕集分離装置21が設置され、且つ、該土砂捕集分離装
置20と粉塵捕集分離装置21とは連結管22にて接続
されている。また、地上に真空吸引装置23を設置する
とともに、該真空吸引装置23と粉塵捕集分離装置21
とをエアホース24にて接続してある。
【0009】斯くして、真空吸引装置23を作動すれ
ば、掘削機本体17にて掘削された土砂が排土管19内
に真空吸引(バキューム)され、土砂捕集分離装置20
にて捕集されて空気と分離される。また、該土砂捕集分
離装置20を通過した空気は連結管22を介して粉塵捕
集分離装置21内に導入され、該空気に含まれている粉
塵が捕集分離される。そして、清浄化された空気がエア
ホース24を介して真空吸引装置23の排出ホース25
から大気へ放出される。
ば、掘削機本体17にて掘削された土砂が排土管19内
に真空吸引(バキューム)され、土砂捕集分離装置20
にて捕集されて空気と分離される。また、該土砂捕集分
離装置20を通過した空気は連結管22を介して粉塵捕
集分離装置21内に導入され、該空気に含まれている粉
塵が捕集分離される。そして、清浄化された空気がエア
ホース24を介して真空吸引装置23の排出ホース25
から大気へ放出される。
【0010】一方、前記土砂捕集分離装置20で捕集さ
れた土砂や粉塵捕集分離装置21で捕集された粉塵は、
これら土砂捕集分離装置20及び粉塵捕集分離装置21
の下方に垂設したホッパー26に落とされ、更に、シュ
ート27を流れ下ってズリ容器28に投入されてズリ捨
て場へ運搬される。斯くして、切羽の掘削土砂を連続的
かつ効率的に排土することができる。
れた土砂や粉塵捕集分離装置21で捕集された粉塵は、
これら土砂捕集分離装置20及び粉塵捕集分離装置21
の下方に垂設したホッパー26に落とされ、更に、シュ
ート27を流れ下ってズリ容器28に投入されてズリ捨
て場へ運搬される。斯くして、切羽の掘削土砂を連続的
かつ効率的に排土することができる。
【0011】次に図2乃至図4に従って掘削機本体17
の構成を具体的に説明する。該掘削機本体17の中央に
は円筒状のメインフレーム29を配設するとともに、該
メインフレーム29には水平3方向に3本のグリッパジ
ャッキ30を搭載し、且つ、該グリッパジャッキ30の
ピストン部30aをメインフレーム29の外側面から外
方へ突出させ、このピストン部30aの先端にグリッパ
プレート31を取り付けてある。掘削の際は、この3本
のグリッパジャッキ30を伸長して(ピストン部30a
を押し出して)、グリッパプレート31を立坑Vの坑壁
に圧接することにより、掘削機本体17を立坑Vの最深
部に固定する。
の構成を具体的に説明する。該掘削機本体17の中央に
は円筒状のメインフレーム29を配設するとともに、該
メインフレーム29には水平3方向に3本のグリッパジ
ャッキ30を搭載し、且つ、該グリッパジャッキ30の
ピストン部30aをメインフレーム29の外側面から外
方へ突出させ、このピストン部30aの先端にグリッパ
プレート31を取り付けてある。掘削の際は、この3本
のグリッパジャッキ30を伸長して(ピストン部30a
を押し出して)、グリッパプレート31を立坑Vの坑壁
に圧接することにより、掘削機本体17を立坑Vの最深
部に固定する。
【0012】また、メインフレーム29の下方には円筒
状のギアボックス32を配設するとともに、メインフレ
ーム29の外側面にシフトジャッキ33のシリンダ本体
を固定し、且つ、該シフトジャッキ33のピストンロッ
ド先端をギアボックス32の外側面に連結することによ
り、シフトジャッキ33の伸縮によってギアボックス3
2がメインフレーム29に対して上下動するように形成
する。
状のギアボックス32を配設するとともに、メインフレ
ーム29の外側面にシフトジャッキ33のシリンダ本体
を固定し、且つ、該シフトジャッキ33のピストンロッ
ド先端をギアボックス32の外側面に連結することによ
り、シフトジャッキ33の伸縮によってギアボックス3
2がメインフレーム29に対して上下動するように形成
する。
【0013】ギアボックス32の内部には円周方向に沿
って二重円環状のギア34OUT,34 INを該ギア34OUT,
34INの中心軸(即ち、ギアボックス32の中心軸)回
りに回動自在に収納する。また、大径外側のギア34
OUT (以下、外輪ギア34OUTという。)には、その内
周側面に歯を刻設するとともに、小径内側のギア34IN
(以下、内輪ギア34INという。)には、その外周側面
に歯を刻設し、且つ、両者間には一定幅の間隙35を設
けておく。
って二重円環状のギア34OUT,34 INを該ギア34OUT,
34INの中心軸(即ち、ギアボックス32の中心軸)回
りに回動自在に収納する。また、大径外側のギア34
OUT (以下、外輪ギア34OUTという。)には、その内
周側面に歯を刻設するとともに、小径内側のギア34IN
(以下、内輪ギア34INという。)には、その外周側面
に歯を刻設し、且つ、両者間には一定幅の間隙35を設
けておく。
【0014】そして、この間隙35の周方向3箇所上方
に3台のモータ36を立設し、該モータ36の下端出力
軸にピニオン37を嵌着して、このピニオン37を前記
間隙35内に位置させることにより、該ピニオン37の
外側には外輪ギア34OUT を噛合させるとともに、該ピ
ニオン37の内側には内輪ギア34INを噛合させる。こ
こで、モータ36の本体はギアボックス32に固定され
るとともに、前記メインフレーム29には周方向3箇所
に円孔38が設けられ、該円孔38内に前記モータ36
の本体が上下動自在に貫挿されて、且つ、該モータ36
の本体頂部はメインフレーム29の上方に突出してい
る。
に3台のモータ36を立設し、該モータ36の下端出力
軸にピニオン37を嵌着して、このピニオン37を前記
間隙35内に位置させることにより、該ピニオン37の
外側には外輪ギア34OUT を噛合させるとともに、該ピ
ニオン37の内側には内輪ギア34INを噛合させる。こ
こで、モータ36の本体はギアボックス32に固定され
るとともに、前記メインフレーム29には周方向3箇所
に円孔38が設けられ、該円孔38内に前記モータ36
の本体が上下動自在に貫挿されて、且つ、該モータ36
の本体頂部はメインフレーム29の上方に突出してい
る。
【0015】また、ギアボックス32の下面には二重円
環状のホイール39OUT ,39INが垂設されており、こ
のうち大径外側のホイール39OUT (以下、外輪ホイー
ル39OUT という。)は前記外輪ギア34OUT と一体に
なって回動するように形成され、一方、小径内側のホイ
ール39IN(以下、内輪ホイール39INという。)は前
記内輪ギア34INと一体になって回動するように形成さ
れている。そして、外輪ホイール39OUT の下部には水
平外方へ向けて放射状6方向に3本の外周カッタヘッド
40と3本の最外周カッタヘッド41とを互い違いに突
設する。一方、内輪ホイール39INの下端面には120
度置きに3本の支持シャフト42を垂設し、該支持シャ
フト42の下端に中央カッタヘッド43を連結する。中
央カッタヘッド43は、中心のハブ43hと、そのハブ
43hから水平斜め上へ向けて放射状3方向に延び前記
支持シャフト42にて支持された3本のスポーク43s
とにより、三ツ矢状に形成されている。
環状のホイール39OUT ,39INが垂設されており、こ
のうち大径外側のホイール39OUT (以下、外輪ホイー
ル39OUT という。)は前記外輪ギア34OUT と一体に
なって回動するように形成され、一方、小径内側のホイ
ール39IN(以下、内輪ホイール39INという。)は前
記内輪ギア34INと一体になって回動するように形成さ
れている。そして、外輪ホイール39OUT の下部には水
平外方へ向けて放射状6方向に3本の外周カッタヘッド
40と3本の最外周カッタヘッド41とを互い違いに突
設する。一方、内輪ホイール39INの下端面には120
度置きに3本の支持シャフト42を垂設し、該支持シャ
フト42の下端に中央カッタヘッド43を連結する。中
央カッタヘッド43は、中心のハブ43hと、そのハブ
43hから水平斜め上へ向けて放射状3方向に延び前記
支持シャフト42にて支持された3本のスポーク43s
とにより、三ツ矢状に形成されている。
【0016】そして、外周カッタヘッド40、最外周カ
ッタヘッド41及び中央カッタヘッド43の下面にカッ
タビット44を配設する。尚、最外周カッタヘッド41
は全体が伸縮ジャッキになっており、外輪ホイール39
OUT に固定された基部41aに対して、先端部41bを
水平外方へ突出させることができる。そして、この先端
部41bの下面にカッタビット44を配設してある。
(基部41aにはカッタビットは設けられていない。)
而して、前記モータ36を駆動すれば、ピニオン37が
一定方向に回転して之と同一方向に外輪ギア34OUT が
回転し、且つ、之と逆方向に内輪ギア34INが回転す
る。このため、外周カッタヘッド40及び最外周カッタ
ヘッド41と、中央カッタヘッド43とは相互に逆方向
に回転しながら地山を掘削することとなる。この結果、
外周カッタヘッド40及び最外周カッタヘッド41に作
用する掘削トルク反力と、中央カッタヘッド43に作用
する掘削トルク反力とが相殺し合い、全体としての掘削
トルク反力が小さくなる。この掘削トルク反力はグリッ
パプレート31と立坑Vの坑壁との摩擦抵抗によって保
持される。従って、掘削時に必要な摩擦抵抗が小さくて
済み、グリッパジャッキ30やグリッパプレート31に
掛かる負担を低減することができる。
ッタヘッド41及び中央カッタヘッド43の下面にカッ
タビット44を配設する。尚、最外周カッタヘッド41
は全体が伸縮ジャッキになっており、外輪ホイール39
OUT に固定された基部41aに対して、先端部41bを
水平外方へ突出させることができる。そして、この先端
部41bの下面にカッタビット44を配設してある。
(基部41aにはカッタビットは設けられていない。)
而して、前記モータ36を駆動すれば、ピニオン37が
一定方向に回転して之と同一方向に外輪ギア34OUT が
回転し、且つ、之と逆方向に内輪ギア34INが回転す
る。このため、外周カッタヘッド40及び最外周カッタ
ヘッド41と、中央カッタヘッド43とは相互に逆方向
に回転しながら地山を掘削することとなる。この結果、
外周カッタヘッド40及び最外周カッタヘッド41に作
用する掘削トルク反力と、中央カッタヘッド43に作用
する掘削トルク反力とが相殺し合い、全体としての掘削
トルク反力が小さくなる。この掘削トルク反力はグリッ
パプレート31と立坑Vの坑壁との摩擦抵抗によって保
持される。従って、掘削時に必要な摩擦抵抗が小さくて
済み、グリッパジャッキ30やグリッパプレート31に
掛かる負担を低減することができる。
【0017】尚、掘削に併行して前記シフトジャッキ3
3を伸長させてギアボックス32を押し下げることによ
り、立坑Vを掘り下げ(掘進し)ていくが、この掘進に
必要な反力も前記グリッパプレート31と立坑Vの坑壁
との摩擦抵抗によってとる。シフトジャッキ33がフル
ストロークまで伸長したときは、前記グリッパジャッキ
30を収縮してグリッパプレート31を坑壁から解放し
た後、シフトジャッキ33を収縮して該シフトジャッキ
33の1ストローク分だけ掘削機本体17を沈降させ
る。そして、再び前記グリッパプレート31を坑壁に圧
接して、掘削を再開する。斯かる操作を反復しながら立
坑Vを所定の深さまで掘進する。
3を伸長させてギアボックス32を押し下げることによ
り、立坑Vを掘り下げ(掘進し)ていくが、この掘進に
必要な反力も前記グリッパプレート31と立坑Vの坑壁
との摩擦抵抗によってとる。シフトジャッキ33がフル
ストロークまで伸長したときは、前記グリッパジャッキ
30を収縮してグリッパプレート31を坑壁から解放し
た後、シフトジャッキ33を収縮して該シフトジャッキ
33の1ストローク分だけ掘削機本体17を沈降させ
る。そして、再び前記グリッパプレート31を坑壁に圧
接して、掘削を再開する。斯かる操作を反復しながら立
坑Vを所定の深さまで掘進する。
【0018】また、中央カッタヘッド43の方が外周カ
ッタヘッド40及び最外周カッタヘッド41よりも下方
に位置しているので、中央カッタヘッド43による先掘
坑V PRE が先行して掘進され、然る後に、外周カッタヘ
ッド40及び最外周カッタヘッド41が該先掘坑VPRE
の外周を拡幅掘削していく。こうして、立坑Vの全断面
が万遍なく連続的に掘進されていく。
ッタヘッド40及び最外周カッタヘッド41よりも下方
に位置しているので、中央カッタヘッド43による先掘
坑V PRE が先行して掘進され、然る後に、外周カッタヘ
ッド40及び最外周カッタヘッド41が該先掘坑VPRE
の外周を拡幅掘削していく。こうして、立坑Vの全断面
が万遍なく連続的に掘進されていく。
【0019】外周カッタヘッド40は先掘坑VPRE の外
周を直接的に拡幅掘削する。そして、この外周カッタヘ
ッド40で拡幅された部分の更に外側を最外周カッタヘ
ッド41が拡幅掘削する。該最外周カッタヘッド41の
先端部41bの突出量を調整すれば、立坑Vの坑径を拡
縮することができる。
周を直接的に拡幅掘削する。そして、この外周カッタヘ
ッド40で拡幅された部分の更に外側を最外周カッタヘ
ッド41が拡幅掘削する。該最外周カッタヘッド41の
先端部41bの突出量を調整すれば、立坑Vの坑径を拡
縮することができる。
【0020】これらの外周カッタヘッド40及び最外周
カッタヘッド41による掘削面は内側へ向かって下降す
る斜面になっているので、該外周カッタヘッド40及び
最外周カッタヘッド41にて掘削された土砂はこの斜面
を下って先掘坑VPRE へ集められる。そして、前述した
如く、中央カッタヘッド43にて掘削された土砂もあわ
せて前記排土管19からバキューム排土される。
カッタヘッド41による掘削面は内側へ向かって下降す
る斜面になっているので、該外周カッタヘッド40及び
最外周カッタヘッド41にて掘削された土砂はこの斜面
を下って先掘坑VPRE へ集められる。そして、前述した
如く、中央カッタヘッド43にて掘削された土砂もあわ
せて前記排土管19からバキューム排土される。
【0021】而して、前記デッキ18、メインフレーム
29及びギアボックス32は夫々中空円盤状乃至は中空
円筒状に形成され、中心が中空になって上下に貫通して
いる。そして、デッキ18の中空部には上ドラム45の
下端を嵌合することにより、該上ドラム45をデッキ1
8の上方へ立設してある。また、メインフレーム29の
中空部には中央ドラム46を上下動自在に貫挿するとと
もに、ギアボックス32の中空部には下ドラム47を上
下動自在に貫挿してある。更に、上ドラム45の下端開
口部内に中央ドラム46の上端部分を挿入するととも
に、中央ドラム46の下端開口部内に下ドラム47の上
端部分を挿入してある。
29及びギアボックス32は夫々中空円盤状乃至は中空
円筒状に形成され、中心が中空になって上下に貫通して
いる。そして、デッキ18の中空部には上ドラム45の
下端を嵌合することにより、該上ドラム45をデッキ1
8の上方へ立設してある。また、メインフレーム29の
中空部には中央ドラム46を上下動自在に貫挿するとと
もに、ギアボックス32の中空部には下ドラム47を上
下動自在に貫挿してある。更に、上ドラム45の下端開
口部内に中央ドラム46の上端部分を挿入するととも
に、中央ドラム46の下端開口部内に下ドラム47の上
端部分を挿入してある。
【0022】また、前記中央ドラム46の下端をギアボ
ックス32の中空部上縁に固定するとともに、該中央ド
ラム46の下端近傍左右両側に円孔48を開穿して、該
円孔48の外側に固定ジャッキ49を内側へ向けて突設
することにより、該固定ジャッキ49のピストンロッド
先端に嵌着したブッシュ50が円孔48を介して中央ド
ラム46の内腔へ出入りできるように形成する。一方、
前記下ドラム47の上端近傍左右両側にも円孔51を開
穿しておく。これにより、円孔48と円孔51とを位置
合わせしたうえで、前記固定ジャッキ49にてブッシュ
50を突出させると、該ブッシュ50が円孔51にも係
合して中央ドラム46と下ドラム47とが一体に連結さ
れることになる。通常運転時には、これらの中央ドラム
46及び下ドラム47はこの連結状態になっている。
ックス32の中空部上縁に固定するとともに、該中央ド
ラム46の下端近傍左右両側に円孔48を開穿して、該
円孔48の外側に固定ジャッキ49を内側へ向けて突設
することにより、該固定ジャッキ49のピストンロッド
先端に嵌着したブッシュ50が円孔48を介して中央ド
ラム46の内腔へ出入りできるように形成する。一方、
前記下ドラム47の上端近傍左右両側にも円孔51を開
穿しておく。これにより、円孔48と円孔51とを位置
合わせしたうえで、前記固定ジャッキ49にてブッシュ
50を突出させると、該ブッシュ50が円孔51にも係
合して中央ドラム46と下ドラム47とが一体に連結さ
れることになる。通常運転時には、これらの中央ドラム
46及び下ドラム47はこの連結状態になっている。
【0023】そして、このように上下三段に連なった上
ドラム45、中央ドラム46及び下ドラム47の中空部
に排土管19を挿通して、該排土管19の先端(下端)
を中央カッタヘッド43のハブ43hの直近上方に位置
させる。ここで、該排土管19の先端は一隅を切欠して
斜設してある(斜設部52)。これにより開口面積が大
きくなるので、掘削土砂を吸引し易くなる。
ドラム45、中央ドラム46及び下ドラム47の中空部
に排土管19を挿通して、該排土管19の先端(下端)
を中央カッタヘッド43のハブ43hの直近上方に位置
させる。ここで、該排土管19の先端は一隅を切欠して
斜設してある(斜設部52)。これにより開口面積が大
きくなるので、掘削土砂を吸引し易くなる。
【0024】而して、該排土管19の先端近傍左右両側
に2台の蓄圧タンク53A,53Bを横設する。尚、こ
れら蓄圧タンク53A,53Bは前記下ドラム47の下
端開口部の高さ付近に位置し、且つ、該下ドラム47に
干渉しないように該下ドラム47の内側に収納されてい
る。そして、夫々の蓄圧タンク53A,53Bの下端か
ら延出された圧気吐出管54A,54Bを排土管19に
接続して、該圧気吐出管54A,54Bの吐出口を排土
管19の内腔に開口させる。
に2台の蓄圧タンク53A,53Bを横設する。尚、こ
れら蓄圧タンク53A,53Bは前記下ドラム47の下
端開口部の高さ付近に位置し、且つ、該下ドラム47に
干渉しないように該下ドラム47の内側に収納されてい
る。そして、夫々の蓄圧タンク53A,53Bの下端か
ら延出された圧気吐出管54A,54Bを排土管19に
接続して、該圧気吐出管54A,54Bの吐出口を排土
管19の内腔に開口させる。
【0025】具体的には、一方の蓄圧タンク53Aの圧
気吐出管54Aを排土管19の斜設部52の上方に接続
し、且つ、該圧気吐出管54Aの吐出方向を排土管19
の最先端部55(先端の切欠されずに残された部分)の
内側面へ向ける。また、他方の蓄圧タンク53Bの圧気
吐出管54Bを排土管19の最先端部55の上方に接続
し、且つ、該圧気吐出管54Bの吐出方向を該排土管1
9の先端開口部56へ向ける。
気吐出管54Aを排土管19の斜設部52の上方に接続
し、且つ、該圧気吐出管54Aの吐出方向を排土管19
の最先端部55(先端の切欠されずに残された部分)の
内側面へ向ける。また、他方の蓄圧タンク53Bの圧気
吐出管54Bを排土管19の最先端部55の上方に接続
し、且つ、該圧気吐出管54Bの吐出方向を該排土管1
9の先端開口部56へ向ける。
【0026】更に、図5に示す如く、地上に圧気供給装
置57を設置するとともに、該圧気供給装置57から2
本の圧気供給管58A,58Bを延出して立坑V内へ垂
下し、且つ、該圧気供給管58A,58Bの先端(下
端)を夫々前記蓄圧タンク53A,53Bの頂部に設け
た三方電磁弁59A,59Bの入力ポート60へ接続す
る。
置57を設置するとともに、該圧気供給装置57から2
本の圧気供給管58A,58Bを延出して立坑V内へ垂
下し、且つ、該圧気供給管58A,58Bの先端(下
端)を夫々前記蓄圧タンク53A,53Bの頂部に設け
た三方電磁弁59A,59Bの入力ポート60へ接続す
る。
【0027】三方電磁弁59A,59Bにはこの入力ポ
ート60の他に2個の出力ポート61,62が設けられ
ており、そのうち1個の出力ポート61は蓄圧タンク5
3A,53Bの内部に挿入され、且つ、その端部にシリ
ンダ63が接続されて、該シリンダ63内にピストン6
4が往復自在に嵌挿されている。更に、該シリンダ63
の一側にはリリーフ弁65が配設されている。また、他
の1個の出力ポート62は三方電磁弁59A,59Bの
本体側方へ突出して開放されている。
ート60の他に2個の出力ポート61,62が設けられ
ており、そのうち1個の出力ポート61は蓄圧タンク5
3A,53Bの内部に挿入され、且つ、その端部にシリ
ンダ63が接続されて、該シリンダ63内にピストン6
4が往復自在に嵌挿されている。更に、該シリンダ63
の一側にはリリーフ弁65が配設されている。また、他
の1個の出力ポート62は三方電磁弁59A,59Bの
本体側方へ突出して開放されている。
【0028】この出力ポート62を閉じたうえで入力ポ
ート60を開口すると、シリンダ63の室内が高圧にな
ってピストン64を押し下げ、該ピストン64が蓄圧タ
ンク53A,53Bと圧気吐出管54A,54Bとの接
続口を閉塞するとともに、リリーフ弁65が開口して蓄
圧タンク53A,53B内に圧気が充填される。使用さ
れる気体は主に空気であるが、粉塵爆発を防ぐために窒
素ガスを用いる場合もある。そして、蓄圧タンク53
A,53Bの内圧が圧気供給装置57の供給圧力に等し
くなったとき、前記リリーフ弁65が閉じて充填が完了
する。然るときは、前記入力ポート60を閉塞する。
ート60を開口すると、シリンダ63の室内が高圧にな
ってピストン64を押し下げ、該ピストン64が蓄圧タ
ンク53A,53Bと圧気吐出管54A,54Bとの接
続口を閉塞するとともに、リリーフ弁65が開口して蓄
圧タンク53A,53B内に圧気が充填される。使用さ
れる気体は主に空気であるが、粉塵爆発を防ぐために窒
素ガスを用いる場合もある。そして、蓄圧タンク53
A,53Bの内圧が圧気供給装置57の供給圧力に等し
くなったとき、前記リリーフ弁65が閉じて充填が完了
する。然るときは、前記入力ポート60を閉塞する。
【0029】以上の入力ポート60及び出力ポート62
の開閉による蓄圧タンク53A,53Bへの圧気充填操
作は、コントローラ66によって蓄圧タンク53A,5
3Bが空になる度に自動的に行われる。
の開閉による蓄圧タンク53A,53Bへの圧気充填操
作は、コントローラ66によって蓄圧タンク53A,5
3Bが空になる度に自動的に行われる。
【0030】このように圧気が充填された状態で出力ポ
ート62を開口すると、シリンダ63の室内圧力が失わ
れてピストン64が該シリンダ63の上端へ吸い上げら
れる。これにより蓄圧タンク53A,53Bと圧気吐出
管54A,54Bの接続口が開口し、蓄圧タンク53
A,53B内の圧気が圧気吐出管54A,54Bの吐出
口から瞬間的に噴射される。
ート62を開口すると、シリンダ63の室内圧力が失わ
れてピストン64が該シリンダ63の上端へ吸い上げら
れる。これにより蓄圧タンク53A,53Bと圧気吐出
管54A,54Bの接続口が開口し、蓄圧タンク53
A,53B内の圧気が圧気吐出管54A,54Bの吐出
口から瞬間的に噴射される。
【0031】この出力ポート62の開口による圧気瞬間
噴射操作は、蓄圧タンク53Aについては原則としてコ
ントローラ66が予め設定された時間間隔置きに反復し
て自動的に実施する。コントローラ66の前面の操作盤
67にはこの時間間隔を設定するためのダイヤル68を
設けておく。該ダイヤル68は5秒から30秒の範囲で
前記時間間隔を設定することができる。一方、蓄圧タン
ク53Bについては操作盤67に設けたスイッチ69を
押下することにより、専ら手動で瞬間噴射操作が行われ
る。尚、コントローラ66には蓄圧タンク53Aを蓄圧
タンク53Bの如くに手動運転することができる機能
や、蓄圧タンク53Bを蓄圧タンク53Aの如くに自動
運転することができる機能も搭載されており、夫々状況
に応じて使い分ける。
噴射操作は、蓄圧タンク53Aについては原則としてコ
ントローラ66が予め設定された時間間隔置きに反復し
て自動的に実施する。コントローラ66の前面の操作盤
67にはこの時間間隔を設定するためのダイヤル68を
設けておく。該ダイヤル68は5秒から30秒の範囲で
前記時間間隔を設定することができる。一方、蓄圧タン
ク53Bについては操作盤67に設けたスイッチ69を
押下することにより、専ら手動で瞬間噴射操作が行われ
る。尚、コントローラ66には蓄圧タンク53Aを蓄圧
タンク53Bの如くに手動運転することができる機能
や、蓄圧タンク53Bを蓄圧タンク53Aの如くに自動
運転することができる機能も搭載されており、夫々状況
に応じて使い分ける。
【0032】而して、排土管19の先端は前述したバキ
ューム排土操作によって周囲から掘削土砂が吸い寄せら
れて集まってくる箇所であるので、内側面にこの掘削土
砂が付着して排土効率が減殺されることがある。特に、
先端を切欠して斜設部52を設けた場合に於いては、該
斜設部52の対面側の最先端部55の内側面が最も付着
の起き易い箇所となる。しかし、この最先端部55の内
側面には蓄圧タンク53Aからの圧気が圧気吐出管54
Aを介して数秒から数十秒間隔で断続的に吹き付けるこ
ととなるので、斯かる掘削土砂の付着を防止することが
でき、付着したとしてもすぐに吹き飛ばされて除去され
ることとなる。前記ダイヤル68の設定に於いては、排
土状況や土質に応じて付着が起き易いときは時間間隔を
短くし、付着が起きにくいときは時間間隔を長くすると
良い。
ューム排土操作によって周囲から掘削土砂が吸い寄せら
れて集まってくる箇所であるので、内側面にこの掘削土
砂が付着して排土効率が減殺されることがある。特に、
先端を切欠して斜設部52を設けた場合に於いては、該
斜設部52の対面側の最先端部55の内側面が最も付着
の起き易い箇所となる。しかし、この最先端部55の内
側面には蓄圧タンク53Aからの圧気が圧気吐出管54
Aを介して数秒から数十秒間隔で断続的に吹き付けるこ
ととなるので、斯かる掘削土砂の付着を防止することが
でき、付着したとしてもすぐに吹き飛ばされて除去され
ることとなる。前記ダイヤル68の設定に於いては、排
土状況や土質に応じて付着が起き易いときは時間間隔を
短くし、付着が起きにくいときは時間間隔を長くすると
良い。
【0033】また、掘削した岩片や礫等が大きすぎて排
土管19の管内に入りきらないときは、これらの岩片や
礫等が排土管19の先端開口部56に喰い込んで、排土
管19を閉塞するおそれがある。然るときは、前記スイ
ッチ69を押下する。これにより、蓄圧タンク53B内
の圧気が圧気吐出管54Bを介して前記先端開口部56
へ向けて噴射され、該先端開口部56に喰い込んだ岩片
や礫等を吹き飛ばして閉塞を解除する。喰い込みが強固
なときは、前記蓄圧タンク53Aと蓄圧タンク53Bと
を同時に作動させて噴射圧力を重畳的に印加すると効率
的である。
土管19の管内に入りきらないときは、これらの岩片や
礫等が排土管19の先端開口部56に喰い込んで、排土
管19を閉塞するおそれがある。然るときは、前記スイ
ッチ69を押下する。これにより、蓄圧タンク53B内
の圧気が圧気吐出管54Bを介して前記先端開口部56
へ向けて噴射され、該先端開口部56に喰い込んだ岩片
や礫等を吹き飛ばして閉塞を解除する。喰い込みが強固
なときは、前記蓄圧タンク53Aと蓄圧タンク53Bと
を同時に作動させて噴射圧力を重畳的に印加すると効率
的である。
【0034】斯くして、掘削土砂の付着や岩片等の喰い
込みによる排土管19の詰まりを防止及び解除すること
により、バキューム排土を円滑に行うことができる。
尚、図2及び図3に示した如く、該排土管19はデッキ
18の高さ付近で二重管構造になっており、上方の幹管
19Aに下方の先端管19Bが挿通されている。また、
幹管19Aの下端はブラケット(図示せず)を介して中
央ドラム46に支承されるとともに、先端管19Bには
内ドラム70が外挿され、且つ、該内ドラム70の下端
と先端管19Bとは連結ロッド71にて連結されてい
る。ここで、連結ロッド71は周方向等間隔に3本設け
られている。
込みによる排土管19の詰まりを防止及び解除すること
により、バキューム排土を円滑に行うことができる。
尚、図2及び図3に示した如く、該排土管19はデッキ
18の高さ付近で二重管構造になっており、上方の幹管
19Aに下方の先端管19Bが挿通されている。また、
幹管19Aの下端はブラケット(図示せず)を介して中
央ドラム46に支承されるとともに、先端管19Bには
内ドラム70が外挿され、且つ、該内ドラム70の下端
と先端管19Bとは連結ロッド71にて連結されてい
る。ここで、連結ロッド71は周方向等間隔に3本設け
られている。
【0035】そして,内ドラム70の上部左右外側に上
下動ジャッキ72のシリンダ本体を固定するとともに、
該上下動ジャッキ72のピストンロッド先端を下ドラム
47の上面に連結してある。また、内ドラム70の下部
外側面と下ドラム47の上面中空部内側面とは相互にス
ライド自在に係合されている。従って、ブッシュ50で
支持された下ドラム47を反力受けにして上下動ジャッ
キ72を伸縮させると、内ドラム70が上下動して、そ
れに伴い先端管19Bも上下動する。これにより排土管
19の先端高さを変えて排土能力(吸込量)の調整を行
うことができるのに加えて、排土管19の先端開口部5
6に喰い込むおそれのある大きな岩片や礫等を該排土管
19の先端で打ち砕いて小片に分割することもできる。
斯くして、前述した圧気による閉塞防止及び解除機能と
併せて、より円滑なバキューム排土を行なうことができ
る。
下動ジャッキ72のシリンダ本体を固定するとともに、
該上下動ジャッキ72のピストンロッド先端を下ドラム
47の上面に連結してある。また、内ドラム70の下部
外側面と下ドラム47の上面中空部内側面とは相互にス
ライド自在に係合されている。従って、ブッシュ50で
支持された下ドラム47を反力受けにして上下動ジャッ
キ72を伸縮させると、内ドラム70が上下動して、そ
れに伴い先端管19Bも上下動する。これにより排土管
19の先端高さを変えて排土能力(吸込量)の調整を行
うことができるのに加えて、排土管19の先端開口部5
6に喰い込むおそれのある大きな岩片や礫等を該排土管
19の先端で打ち砕いて小片に分割することもできる。
斯くして、前述した圧気による閉塞防止及び解除機能と
併せて、より円滑なバキューム排土を行なうことができ
る。
【0036】また、前記固定ジャッキ49のピストンロ
ッドを収縮することにより、ブッシュ50を下ドラム4
7の円孔51から引き抜いて、中央ドラム46と下ドラ
ム47との連結を解除すると、先端管19Bを幹管19
Aの下端から外して内ドラム70及び下ドラム47と共
に下方へ抜き取ることができる。これにより、前述した
圧気噴射や先端管19Bの上下動だけでは対処しきれな
いトラブルにも手際良く対応することができる。また、
組立や解体も能率的に行なうことができる。尚、本発明
は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すこ
とができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶこ
とは当然である。
ッドを収縮することにより、ブッシュ50を下ドラム4
7の円孔51から引き抜いて、中央ドラム46と下ドラ
ム47との連結を解除すると、先端管19Bを幹管19
Aの下端から外して内ドラム70及び下ドラム47と共
に下方へ抜き取ることができる。これにより、前述した
圧気噴射や先端管19Bの上下動だけでは対処しきれな
いトラブルにも手際良く対応することができる。また、
組立や解体も能率的に行なうことができる。尚、本発明
は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すこ
とができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶこ
とは当然である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る深礎
掘削機の排土補助装置は、排土管の先端斜設部上方に接
続した圧気管から該排土管の最先端部内側面へ向けて圧
気を瞬間噴射し、且つ、該排土管の最先端部上方に接続
した圧気管から該排土管の先端開口部へ向けて圧気を瞬
間噴射する。これにより排土管の先端内側面に掘削土砂
が付着するのを防止し、付着した場合は之を吹き飛ばし
て除去することができる。また、該排土管の先端開口部
に岩片や礫等が喰い込むのを防止し、喰い込んだ場合は
之を吹き飛ばして閉塞を解除することができる。斯くし
て、深礎掘削に於けるバキューム排土を円滑に行うこと
ができる。
掘削機の排土補助装置は、排土管の先端斜設部上方に接
続した圧気管から該排土管の最先端部内側面へ向けて圧
気を瞬間噴射し、且つ、該排土管の最先端部上方に接続
した圧気管から該排土管の先端開口部へ向けて圧気を瞬
間噴射する。これにより排土管の先端内側面に掘削土砂
が付着するのを防止し、付着した場合は之を吹き飛ばし
て除去することができる。また、該排土管の先端開口部
に岩片や礫等が喰い込むのを防止し、喰い込んだ場合は
之を吹き飛ばして閉塞を解除することができる。斯くし
て、深礎掘削に於けるバキューム排土を円滑に行うこと
ができる。
【図1】深礎掘削機の概要を示す解説側面断面図。
【図2】掘削機本体の側面断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線矢視図。
【図5】本発明の実施の形態を示す解説側面断面図。
【符号の説明】 10 深礎掘削機 17 掘削機本体 19 排土管 52 排土管先端の斜設部 53A,53B 蓄圧タンク 54A,54B 圧気吐出管 55 排土管の最先端部 56 排土管の先端開口部 57 圧気供給装置 66 コントローラ 67 コントローラの操作盤
フロントページの続き (71)出願人 591020412 佐藤建設工業株式会社 東京都港区新橋2−21−1−301 (71)出願人 592009409 株式会社サンテック 東京都千代田区2番町3番地13 (71)出願人 391035795 株式会社白石 東京都千代田区丸の内三丁目4番1号 (71)出願人 594056421 白川電気土木株式会社 愛知県名古屋市昭和区白金三丁目21番5号 (71)出願人 000183392 住友電設株式会社 大阪府大阪市西区阿波座2丁目1番4号 (71)出願人 000207780 大豊建設株式会社 東京都中央区新川1丁目24番4号 (71)出願人 000212739 中電工事株式会社 愛知県名古屋市瑞穂区洲雲町4丁目45番地 (71)出願人 000219820 株式会社トーエネック 愛知県名古屋市中区栄1丁目20番31号 (71)出願人 598041603 東光電氣工事株式會社 東京都千代田区西神田1丁目4番5号 (71)出願人 592049542 株式会社ヒメノ 愛知県名古屋市東区東大曽根町12番19号 (71)出願人 000177944 山加電業株式会社 東京都渋谷区渋谷2丁目11番3号 (72)発明者 小田 信夫 愛知県名古屋市熱田区横田二丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 久野 武紀 愛知県名古屋市熱田区横田二丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 酒井 勝 愛知県豊川市穂ノ原2丁目1番地 熊谷テ クノス株式会社内 (72)発明者 村瀬 芳生 愛知県名古屋市中区栄四丁目6番25号 川 北電気工業株式会社内 (72)発明者 池田 誠紀 愛知県名古屋市東区葵二丁目12−1ナカノ ビル4F 佐藤建設工業株式会社名古屋支 店内 (72)発明者 荒川 利明 愛知県名古屋市昭和区鶴舞二丁目14番20号 株式会社サンテック中部支社内 (72)発明者 児玉 康孝 東京都千代田区神田岩本町1−14白石第2 ビル 株式會社白石内 (72)発明者 木下 吉郎 愛知県名古屋市昭和区白金三丁目21番5号 白川電気土木株式会社内 (72)発明者 奥村 晃 大阪府大阪市西区阿波座二丁目一番四号 住友電設株式会社内 (72)発明者 中西 芳雄 愛知県名古屋市中村区角割町5丁目7−2 大豊建設株式会社名古屋支店内 (72)発明者 在間 敏明 愛知県名古屋市港区遠若町3−7−1 中 電工事株式会社内 (72)発明者 渡辺 伸一 愛知県名古屋市港区千年3−1−32 株式 会社トーエネック本店別館内 (72)発明者 寺澤 廣行 愛知県名古屋市中区新栄1丁目33番2号 東光電氣工事株式會社中部支社内 (72)発明者 清水 雅朋 愛知県名古屋市東区東大曽根町12番19号 株式会社ヒメノ中部支店内 (72)発明者 栗原 整一 愛知県名古屋市千種区今池5−1−5今池 ビル 山加電業株式会社名古屋支社内
Claims (1)
- 【請求項1】 掘削機本体をグリッパにて坑内に固定
し、且つ、該掘削機本体の下部に設けたカッタにて掘削
を行うとともに、坑軸に沿って配管した排土管にて掘削
土砂をバキューム排土するように構成した深礎掘削機に
於いて、排土管の先端を斜設し、且つ、該排土管の先端
斜設部上方に圧気管を接続して、該圧気管の吐出口を排
土管内腔に開口させるとともに、その吐出方向を排土管
の最先端部内側面へ向け、一方、該排土管の最先端部上
方に他の圧気管を接続して、該他の圧気管の吐出口を排
土管内腔に開口させるとともに、その吐出方向を排土管
の先端開口部へ向け、且つ、夫々の圧気管に対応する所
定の操作によって夫々の圧気管から圧気が瞬間噴射され
るように構成したことを特徴とする深礎掘削機の排土補
助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10083885A JPH11280365A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 深礎掘削機の排土補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10083885A JPH11280365A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 深礎掘削機の排土補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280365A true JPH11280365A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13815121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10083885A Withdrawn JPH11280365A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 深礎掘削機の排土補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280365A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119686406A (zh) * | 2025-02-27 | 2025-03-25 | 烟台大学 | 一种黄河疏浚排沙平台 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10083885A patent/JPH11280365A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119686406A (zh) * | 2025-02-27 | 2025-03-25 | 烟台大学 | 一种黄河疏浚排沙平台 |
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