JPH11280773A - 円筒転がり軸受およびその潤滑装置 - Google Patents

円筒転がり軸受およびその潤滑装置

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JPH11280773A
JPH11280773A JP10207898A JP10207898A JPH11280773A JP H11280773 A JPH11280773 A JP H11280773A JP 10207898 A JP10207898 A JP 10207898A JP 10207898 A JP10207898 A JP 10207898A JP H11280773 A JPH11280773 A JP H11280773A
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JP
Japan
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cylindrical roller
lubricant
grease
press
bearing
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Application number
JP10207898A
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English (en)
Inventor
Masato Mikuni
正人 三国
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続鋳造機など、特に高い負荷の掛かる部分
に使用される円筒コロ軸受けの転動面における油膜厚さ
を十分確保できる円筒コロ軸受けおよび該円筒コロ軸受
けのための潤滑装置を提案する。 【解決手段】 内輪、外輪、円筒コロおよびこれらを取
り囲むベアリング押さえおよびケーシングからなる円筒
コロ軸受けにおいて、前記円筒コロを、1端が潤滑剤圧
入のため開放され他端が封止された中心孔と、該中心孔
から分岐しコロ転動面に達する多数の潤滑剤流出孔を有
するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はころがり軸受に係
り、特に連続鋳造機など高い負荷のかかる部位に使用さ
れる円筒ころがり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造機における鋳片搬送ローラーを
支承するには、円筒ころ軸受が広く用いられる。連続鋳
造を中断することなく行うためにはローラー16を支承
する軸受の潤滑が円滑に行われなければならない。その
ため従来においては、軸受を、図9、図10に示すよう
に、内輪(インナーレース)12、外輪(アウターレー
ス)13、円筒コロ11およびこれらを取り囲むベアリ
ング押さえ14、ケーシング15から構成し、グリース
タンクから分配弁、導管を経てグリース等の潤滑剤を圧
入し、円筒コロ11と内輪12、外輪13の接触する転
動面に供給し、油膜を形成させるようにしている。な
お、圧入されたグリース等の潤滑剤は、シール19から
排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、連続鋳
造機などの中でも特に高い負荷の掛かる部分では、円筒
コロ11と内輪12あるいは外輪13との面圧が非常に
大きくなり、十分な油膜厚さを確保することができず、
転動面において摩耗が生じ、円筒コロの11の転動面に
表面剥離が生ずる場合があった。本発明は、かかる負荷
の高く掛かる場合であっても転動面における油膜厚さを
十分確保できる円筒コロ軸受および該円筒コロ軸受のた
めの潤滑装置を提案することを目的とする。
【0004】
【課題解決のための手段】本発明は、上記課題の解決の
ために、内輪、外輪、円筒コロおよびこれらを取り囲む
ベアリング押さえおよびケーシングからなる円筒コロ軸
受において、前記円筒コロを、1端が潤滑剤圧入のため
開放され他端が封止された中心孔と、該中心孔から分岐
しコロ転動面に達する多数の潤滑剤流出孔を有するもの
とする。これにより、円筒コロの表面から直接潤滑剤が
転動面に供給され、油膜が常に維持されるようになる。
また、上記発明の変形として、潤滑剤流出孔は、転動面
のほか円筒コロ側面(鍔部)にも開口するするように
し、外輪あるいは内輪とコロ側面との潤滑を維持するよ
うにする。
【0005】さらに、上記円筒コロ軸受のための潤滑装
置は、1端が潤滑剤圧入のため開放され他端が封止され
た中心孔と、該中心孔から分岐しコロ転動面に達する多
数の潤滑剤流出孔を有するものである円筒コロを備えた
円筒コロ軸受と、該円筒コロが動作状態にある過程にお
いて、該中心孔開放部に係合する潤滑剤圧入手段とを有
し、かつ該潤滑剤圧入手段は潤滑剤を圧送する潤滑剤圧
送手段を備えているものとする。これにより例えば連続
鋳造中に軸受への潤滑剤の供給を連続的に行うことがで
きる。
【0006】以下、図面を用いて、潤滑剤としてグリー
スを用いる場合を例にとって具体的に説明する。図1は
本発明が適用される連続鋳造機のローラー軸受部の側面
図であってローラー軸19が円筒コロ軸受10によって
支承されている。該円筒コロ軸受10は内輪12、外輪
13および円筒コロ11を有し、円筒コロ11には後に
詳細に説明するグリース圧入手段21が係合するように
なっている。
【0007】図3は本発明に係る円筒コロ11の構造を
示す斜視図、図4はそのA−A断面図である。ここに示
すように、円筒コロ11はその中心線に沿って1端に開
口部31を有し、他端において封止された中心孔33を
有し、その中心孔33からは周囲に向かって延び円筒コ
ロ11の周辺部35に開口する多数の細孔をグリース流
出孔細孔34として有する。このグリース流出孔34
は、例えば、図4に示すように中心孔33から四方に向
かって延びるように設けられる。
【0008】上記の円筒コロ11は、図2に示すよう
に、内輪12、外輪13の間の空間に組み付けられ、円
筒コロ11が自転しながら内輪の廻りを公転し、軸受と
して機能する。その際、本発明では、前記開口部31に
グリース圧入手段21が係合し、ここからグリースが圧
入されるようになっている。
【0009】グリース圧入手段21は、図5および6に
示すように、グリース射出筒22と、該グリース射出筒
22を内外面から支持し円筒コロ11の側面部に向けて
押しつける外筒26、内筒24と、これらの底部に設け
られた台座25を介して取り付けられたスプリング30
からなり、スプリング30の作動によりグリース射出筒
22の先端が円筒コロの中心孔33に一致・係合したと
きのみ、グリースがグリース通路27を通って前記円筒
コロの中心孔に流れ出るようになっており、その他のと
きは図6に示すように通路が閉じられている。
【0010】グリースは、図7に示すように、グリース
タンク41、分配弁42、配管43等のグリース圧送手
段40を経て、圧入手段21に圧入される。
【0011】本発明による円筒コロ軸受へのグリースの
圧入動作を説明すると以下のとおりである。円筒コロ1
1は、上記のように、内輪12の上を自転しながら公転
している。一方、その側面には、図2に示すように、グ
リース射出筒22の先端が押しつけられている。円筒コ
ロ11の公転に伴い、グリース射出筒の先端が円筒コロ
の中心孔の開口部31に係合すると、図5に示すように
グリース圧入手段のグリース通路27が形成され、グリ
ース圧送手段から送られるグリースが円筒コロ11内に
送給される。送給されたグリースは図3に示すグリース
流出孔を経て円筒コロの周囲35の転動面に達して油膜
を形成し、潤滑作用を行う。
【0012】以上本発明を円筒コロ軸受の転動面の潤滑
について説明したが、円筒コロ軸受の内輪あるいは外輪
に鍔を備えている場合には、図8に示すように鍔と円筒
コロ側面との間にグリースが供給されるようにするた
め、円筒コロの側面にもグリース流出孔36を開放すれ
ばよい。なお、上記の実施形態の説明は潤滑剤としてグ
リースを用いる場合について行なったが、潤滑剤として
他の油性物質を用いる場合にも本発明を適用できること
は当然である。
【0013】
【実施例】本発明を連続鋳造機のローラーエプロンに適
用した。適用部位はモールド内湯面位置から10m下が
った位置のセグメントとした。該セグメントは直径30
0mm、長さ2600mmのロールを5対(計10本)
具備している。
【0014】上記セグメントの各ロールを支持する軸受
に本発明を適用した。その仕様は外輪直径(外径)19
8mm、内輪直径(外径)160mm、円筒コロ直径1
0mmとし、円筒コロには直径2mmの中心孔を設け、
該中心孔から1mmの細孔を放射状に4本ずつ6段に設
けた。
【0015】グリースを圧力100kg/cm2で供給
しながら12か月の期間にわたって連続鋳造の操業を行
ったところ、軸受の摩耗状況は表1のとおり従来の方式
に比べて数分の1以下となった。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように円筒ころがり軸受
の潤滑を、潤滑剤が直接転動面に供給されるように構成
したから、その構成部材の摩耗量が激減し、寿命の延
長、ひいては連続鋳造など高負荷の掛かる操業を長期間
にわたって安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用部位を概念的に示す断面図であ
る。
【図2】本発明に係る円筒コロ軸受の潤滑装置の概略を
概念的に示す斜視図である。
【図3】本発明に係る円筒コロの構造を示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示す円筒コロのA−A断面図である。
【図5】本発明に係る円筒コロとグリース圧入手段との
関係(作動状態)を示す断面図である。
【図6】本発明に係る円筒コロとグリース圧入手段との
関係(非作動状態)を示す断面図である。
【図7】本発明を実施するための円筒コロ軸受潤滑油供
給装置の配置図である。
【図8】本発明に係る円筒コロの1変形例の斜視図であ
る。
【図9】従来の円筒コロ軸受の構造を示す断面図であ
る。
【図10】図9に示す円筒コロ軸受のA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
1: 10:円筒コロ軸受 11:円筒コロ 12:内輪 13:外輪 14:ベアリング押さえ 15:ケーシング 16:ローラー 19:ロール軸 21:グリース圧入手段 22:グリース射出筒 24:内筒 25:台座 26:外筒 27:グリース通路 30:スプリング 31:開口部 33:中心孔 34、36:グリース流出孔 35:円筒コロ周辺部 40:グリース圧送手段 41:グリースタンク 42:分配弁 43:配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪、外輪、円筒コロおよびこれらを取
    り囲むベアリング押さえおよびケーシングからなる円筒
    コロ軸受において、 前記円筒コロは、1端が潤滑剤圧入のため開放され他端
    が封止された中心孔と、該中心孔から分岐しコロ転動面
    に達する多数の潤滑剤流出孔を有するものであることを
    特徴とする円筒ころがり軸受。
  2. 【請求項2】 円筒コロは、さらに側面に達する潤滑剤
    流出孔を有するものであることを特徴とする請求項1記
    載の円筒ころがり軸受。
  3. 【請求項3】 1端が潤滑剤圧入のため開放され他端が
    封止された中心孔と、該中心孔から分岐しコロ転動面に
    達する多数の潤滑剤流出孔を有するものである円筒コロ
    を備えた円筒コロ軸受と、 該円筒コロが動作状態にある過程において、該中心孔開
    放部に係合する潤滑剤圧入手段とを有し、かつ該潤滑剤
    圧入手段は潤滑剤を圧送する潤滑剤圧送手段を備えてい
    るものであることを特徴とする円筒コロ軸受の潤滑装
    置。
JP10207898A 1998-03-30 1998-03-30 円筒転がり軸受およびその潤滑装置 Pending JPH11280773A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005011963A1 (de) * 2005-03-14 2006-09-21 Ab Skf Lageranordnung
JP2007245841A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Sanyo Consultant:Kk 係留装置
DE102016222416A1 (de) * 2016-11-15 2018-02-22 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wälzkörper mit Schmiermitteldepot, dessen Herstellungsverfahren sowie Wälzlager

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