JPH11283535A - 陰極線管の製造方法および製造装置 - Google Patents
陰極線管の製造方法および製造装置Info
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- JPH11283535A JPH11283535A JP8137598A JP8137598A JPH11283535A JP H11283535 A JPH11283535 A JP H11283535A JP 8137598 A JP8137598 A JP 8137598A JP 8137598 A JP8137598 A JP 8137598A JP H11283535 A JPH11283535 A JP H11283535A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- funnels
- ray tube
- cathode ray
- rear plate
- Prior art date
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- Pending
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数のファンネルを所定位置に精度よく設置す
ることができ、耐電圧特性、真空気密特性の向上した陰
極線管の製造方法および製造装置を提供する。 【解決手段】軟化した板ガラスを成形型40によって成
形することのより、側壁2、リアプレート3、複数のフ
ァンネル4を一体に有する後部外囲器を成形する。成形
型は、分割された複数の第1成形部41a、第2成形部
41bを有し、第1成形部は第1連結部42aによって
互いに連結され、第2成形部は第2連結部42bによっ
て互いに連結されている。第1および第2成形部は、ガ
ラスの成形性、離型性に優れた材料により形成され、第
1および第2連結部はガラスに近似した熱膨張係数を有
する材料で形成されている。
ることができ、耐電圧特性、真空気密特性の向上した陰
極線管の製造方法および製造装置を提供する。 【解決手段】軟化した板ガラスを成形型40によって成
形することのより、側壁2、リアプレート3、複数のフ
ァンネル4を一体に有する後部外囲器を成形する。成形
型は、分割された複数の第1成形部41a、第2成形部
41bを有し、第1成形部は第1連結部42aによって
互いに連結され、第2成形部は第2連結部42bによっ
て互いに連結されている。第1および第2成形部は、ガ
ラスの成形性、離型性に優れた材料により形成され、第
1および第2連結部はガラスに近似した熱膨張係数を有
する材料で形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内面に蛍光体ス
クリーンが形成されたフェースプレートと、フェースプ
レートに対向したリアプレートと、リアプレートに取り
付けられた複数の電子銃とを備え、蛍光体スクリーンを
複数の領域に分けて走査する陰極線管の製造方法および
製造装置に関する。
クリーンが形成されたフェースプレートと、フェースプ
レートに対向したリアプレートと、リアプレートに取り
付けられた複数の電子銃とを備え、蛍光体スクリーンを
複数の領域に分けて走査する陰極線管の製造方法および
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高品位放送あるいはこれにともな
う大画面をもつ高解像度の陰極線管に関する種々の検討
がなされている。一般に陰極線管の高解像度化を達成す
るためには、蛍光体スクリーン上での電子ビームのスポ
ット径を小さくしなければならない。
う大画面をもつ高解像度の陰極線管に関する種々の検討
がなされている。一般に陰極線管の高解像度化を達成す
るためには、蛍光体スクリーン上での電子ビームのスポ
ット径を小さくしなければならない。
【0003】これに対して、従来より電子銃の電極構造
の改良あるいは電子銃自体の大口径化、伸長化などが図
られてきたが、未だ十分な成果が得られていない。これ
は、大型の陰極線管になるにしたがって、電子銃から蛍
光体スクリーンまでの距離が長くなり、電子レンズの倍
率が大きくなりすぎることが最大の原因である。したが
って高解像度を実現するためには、電子銃から蛍光体ス
クリーンまでの距離(奥行き)を短縮することが重要で
ある。また、電子ビームの偏向角を広角にすると、画面
中央と周辺との倍率差の増大をまねく。そのため、広角
偏向にすることは、高解像度化にとって得策ではない。
の改良あるいは電子銃自体の大口径化、伸長化などが図
られてきたが、未だ十分な成果が得られていない。これ
は、大型の陰極線管になるにしたがって、電子銃から蛍
光体スクリーンまでの距離が長くなり、電子レンズの倍
率が大きくなりすぎることが最大の原因である。したが
って高解像度を実現するためには、電子銃から蛍光体ス
クリーンまでの距離(奥行き)を短縮することが重要で
ある。また、電子ビームの偏向角を広角にすると、画面
中央と周辺との倍率差の増大をまねく。そのため、広角
偏向にすることは、高解像度化にとって得策ではない。
【0004】そこで、上記のような従来の陰極線管の問
題点を解決するものとして、例えば、特開平5−363
63号公報に開示されているように、フェースプレート
およびリアプレートを平坦に形成し、フェースプレート
の内面に形成された一体化構造の蛍光体スクリーンをリ
アプレートに取り付けられた複数の電子銃から出射され
た電子ビームにより、複数の領域に分割して走査する陰
極線管が開発されている。
題点を解決するものとして、例えば、特開平5−363
63号公報に開示されているように、フェースプレート
およびリアプレートを平坦に形成し、フェースプレート
の内面に形成された一体化構造の蛍光体スクリーンをリ
アプレートに取り付けられた複数の電子銃から出射され
た電子ビームにより、複数の領域に分割して走査する陰
極線管が開発されている。
【0005】詳細には、この種の陰極線管は、互いに平
行に対向した平坦なガラス製のフェースプレートおよび
リアプレートとを備え、フェースプレートの周縁部に
は、例えば、フリットガラス等の接合材を用いて、ガラ
ス製の側壁が接合され垂直に延在している。そして、リ
アプレートは側壁を介してフェースプレートに固定され
ている。リアプレートには、蛍光体スクリーンの分割走
査される複数の領域に対応して複数の矩形状の開口が形
成されている。また、リアプレートには、それぞれ開口
を囲むように複数のファンネルが接合材により固定さ
れ、各ファンネルのネック内に電子銃が封止されてい
る。
行に対向した平坦なガラス製のフェースプレートおよび
リアプレートとを備え、フェースプレートの周縁部に
は、例えば、フリットガラス等の接合材を用いて、ガラ
ス製の側壁が接合され垂直に延在している。そして、リ
アプレートは側壁を介してフェースプレートに固定され
ている。リアプレートには、蛍光体スクリーンの分割走
査される複数の領域に対応して複数の矩形状の開口が形
成されている。また、リアプレートには、それぞれ開口
を囲むように複数のファンネルが接合材により固定さ
れ、各ファンネルのネック内に電子銃が封止されてい
る。
【0006】そして、複数の電子銃から出射された電子
ビームにより、フェースプレートの内面に形成された一
体構造の蛍光体スクリーンを複数個の領域に分割して走
査する。分割走査によって各領域に描かれた画像は、電
子銃や各電子銃に対応して装着された偏向装置に印加さ
れる信号を制御することにより繋がり、蛍光体スクリー
ンの全域に切れ目や重複のない画像を再生する。
ビームにより、フェースプレートの内面に形成された一
体構造の蛍光体スクリーンを複数個の領域に分割して走
査する。分割走査によって各領域に描かれた画像は、電
子銃や各電子銃に対応して装着された偏向装置に印加さ
れる信号を制御することにより繋がり、蛍光体スクリー
ンの全域に切れ目や重複のない画像を再生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように複数の電
子銃から出射される電子ビームにより蛍光休スクリーン
を複数個の領域に分割して走査する陰極線管において、
各領域のラスターを所定の大きさにして隣接領域間に切
れ目や重複がない画像を得るには、各電子銃の軸が対応
する領域の中心を通るように、電子銃を所定位置に正確
に配置しなければならない。
子銃から出射される電子ビームにより蛍光休スクリーン
を複数個の領域に分割して走査する陰極線管において、
各領域のラスターを所定の大きさにして隣接領域間に切
れ目や重複がない画像を得るには、各電子銃の軸が対応
する領域の中心を通るように、電子銃を所定位置に正確
に配置しなければならない。
【0008】しかしながら、リアプレートに複数個のフ
ァンネルを接合する際、上記のように各ファンネルのネ
ック内に封止された電子銃の軸が各領域の中心を通るよ
うに高精度に接合することは容易ではなく、きわめて困
難である。更に、ガラス製リアプレートに複数個のファ
ンネルおよび側壁を接合材で固定しなければならず、こ
の接合部分が各部材の位置精度を低下させるとともに、
耐電圧特性、真空気密特性等の信頼性を低下させる原因
となる。
ァンネルを接合する際、上記のように各ファンネルのネ
ック内に封止された電子銃の軸が各領域の中心を通るよ
うに高精度に接合することは容易ではなく、きわめて困
難である。更に、ガラス製リアプレートに複数個のファ
ンネルおよび側壁を接合材で固定しなければならず、こ
の接合部分が各部材の位置精度を低下させるとともに、
耐電圧特性、真空気密特性等の信頼性を低下させる原因
となる。
【0009】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、フェースプレートと対向するリアプレ
ートに複数個のファンネルが設けられ、各ファンネルの
ネック内に封止された複数個の電子銃から出射される電
子ビームにより、フェースプレートの内面の形成された
一体構造の蛍光体スクリーンを複数の領域に分割して走
査する陰極線管において、複数個のファンネルを所定位
置に精度よく設置することができるとともに、耐電圧特
性、真空気密特性を向上可能な陰極線管の製造方法およ
びその製造装置を提供することにある。
で、その目的は、フェースプレートと対向するリアプレ
ートに複数個のファンネルが設けられ、各ファンネルの
ネック内に封止された複数個の電子銃から出射される電
子ビームにより、フェースプレートの内面の形成された
一体構造の蛍光体スクリーンを複数の領域に分割して走
査する陰極線管において、複数個のファンネルを所定位
置に精度よく設置することができるとともに、耐電圧特
性、真空気密特性を向上可能な陰極線管の製造方法およ
びその製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る製造方法は、内面に蛍光体スクリー
ンが形成された実質的に矩形状のフェースプレートと、
側壁を介して上記フェースプレートに対向配置された実
質的に矩形状のリアプレートと、上記リアプレートから
延出した複数のファンネルと、上記ファンネルからそれ
ぞれ延出した複数のネックと、をする外囲器を備え、上
記ネック内に配置された複数個の電子銃から放出される
電子ビームにより上記蛍光体スクリーンを複数の領域に
分割して走査する陰極線管の製造方法において、上記複
数のファンネルを成形する複数の成形部と、上記複数の
成形部を互いに連結した連結部とを有し、上記成形部お
よび連結部が熱膨張係数の異なる材料で形成されている
成形型を用いて、単一の板ガラスから上記リアプレート
および複数のファンネルを一体に成形することを特徴と
している。また、この発明に係る製造装置は、内面に蛍
光体スクリーンが形成された実質的に矩形状のフェース
プレートと、側壁を介して上記フェースプレートに対向
配置された実質的に矩形状のリアプレートと、上記リア
プレートから延出した複数のファンネルと、上記ファン
ネルからそれぞれ延出した複数のネックと、をする外囲
器を備え、上記ネック内に配置された複数個の電子銃か
ら放出される電子ビームにより上記蛍光体スクリーンを
複数の領域に分割して走査する陰極線管の製造装置にお
いて、開閉自在な下型および上型を有し、単一の板ガラ
スから上記側壁、リアプレート、および複数のファンネ
ルを一体に成形する成形型を備え、上記下型は、上記側
壁、複数のファンネル、およびリアプレートの内面を成
形する複数の第1成形部と、上記第1成形部を互いに連
結する第1連結部と、を有し、上記上型は、上記第1成
形部と共同して上記側壁、複数のファンネル、およびリ
アプレートの外面を成形する複数の第2成形部と、上記
第2成形部を互いに連結する第2連結部と、を有し、上
記第1連結部および第2連結部は熱膨張係数が等しい材
料で形成され、上記第1成形部および第2成形部は、第
1連結部および第2連結部とは、熱膨張係数の異なる材
料で形成されていることを特徴としている。
め、この発明に係る製造方法は、内面に蛍光体スクリー
ンが形成された実質的に矩形状のフェースプレートと、
側壁を介して上記フェースプレートに対向配置された実
質的に矩形状のリアプレートと、上記リアプレートから
延出した複数のファンネルと、上記ファンネルからそれ
ぞれ延出した複数のネックと、をする外囲器を備え、上
記ネック内に配置された複数個の電子銃から放出される
電子ビームにより上記蛍光体スクリーンを複数の領域に
分割して走査する陰極線管の製造方法において、上記複
数のファンネルを成形する複数の成形部と、上記複数の
成形部を互いに連結した連結部とを有し、上記成形部お
よび連結部が熱膨張係数の異なる材料で形成されている
成形型を用いて、単一の板ガラスから上記リアプレート
および複数のファンネルを一体に成形することを特徴と
している。また、この発明に係る製造装置は、内面に蛍
光体スクリーンが形成された実質的に矩形状のフェース
プレートと、側壁を介して上記フェースプレートに対向
配置された実質的に矩形状のリアプレートと、上記リア
プレートから延出した複数のファンネルと、上記ファン
ネルからそれぞれ延出した複数のネックと、をする外囲
器を備え、上記ネック内に配置された複数個の電子銃か
ら放出される電子ビームにより上記蛍光体スクリーンを
複数の領域に分割して走査する陰極線管の製造装置にお
いて、開閉自在な下型および上型を有し、単一の板ガラ
スから上記側壁、リアプレート、および複数のファンネ
ルを一体に成形する成形型を備え、上記下型は、上記側
壁、複数のファンネル、およびリアプレートの内面を成
形する複数の第1成形部と、上記第1成形部を互いに連
結する第1連結部と、を有し、上記上型は、上記第1成
形部と共同して上記側壁、複数のファンネル、およびリ
アプレートの外面を成形する複数の第2成形部と、上記
第2成形部を互いに連結する第2連結部と、を有し、上
記第1連結部および第2連結部は熱膨張係数が等しい材
料で形成され、上記第1成形部および第2成形部は、第
1連結部および第2連結部とは、熱膨張係数の異なる材
料で形成されていることを特徴としている。
【0011】上記構成の製造方法および製造装置によれ
ば、複数のファンネルとリアプレートとを単一の板ガラ
スから一体に成形する成形型を、ファンネルを成形する
複数の成形部と上記成形部を連結する連結部に分け、こ
れら成形部と連結部を熱膨張が異なる材料で形成する。
例えば、成形部はガラスの成形性、離型性に優れた材料
を使用し、連結部はガラス成形時のガラスの熱膨張に近
似した材料を使用する。これにより、ガラスと成形部と
の熱膨張の差異によって起こるファンネルの位置すれを
回避することでき、各ファンネルのネック内に封止され
た電子銃の軸を所定に位置に精度よく成形することがで
きる。
ば、複数のファンネルとリアプレートとを単一の板ガラ
スから一体に成形する成形型を、ファンネルを成形する
複数の成形部と上記成形部を連結する連結部に分け、こ
れら成形部と連結部を熱膨張が異なる材料で形成する。
例えば、成形部はガラスの成形性、離型性に優れた材料
を使用し、連結部はガラス成形時のガラスの熱膨張に近
似した材料を使用する。これにより、ガラスと成形部と
の熱膨張の差異によって起こるファンネルの位置すれを
回避することでき、各ファンネルのネック内に封止され
た電子銃の軸を所定に位置に精度よく成形することがで
きる。
【0012】また、ガラスと成形型との熱膨張差によっ
て起こるガラスの破壊なども回避することができる。さ
らに、ファンネルをリアプレートに一体に成形すること
で各部材の接着面が少なくなり、耐電圧、真空気密など
の信頼性が大幅に向上し、接着に伴う材料、工数などの
コストも低減する。
て起こるガラスの破壊なども回避することができる。さ
らに、ファンネルをリアプレートに一体に成形すること
で各部材の接着面が少なくなり、耐電圧、真空気密など
の信頼性が大幅に向上し、接着に伴う材料、工数などの
コストも低減する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について詳細に説明する。まず、この発明の
製造方法および製造装置によって製造される陰極線管の
構成について説明する。
実施の形態について詳細に説明する。まず、この発明の
製造方法および製造装置によって製造される陰極線管の
構成について説明する。
【0014】図1および図2に示すように、陰極線管は
真空外囲器7を備え、この真空外囲器は、実質的に矩形
状の平坦なガラス製のフェースプレート1と、このフェ
ースプレート1の周縁部にフリットガラスなどの接合材
により接合され、フェースプレート1に対してほぼ垂直
に延在する枠状の側壁2と、この側壁2を介してフェー
スプレート1と平行に対向した実質的に矩形状の平坦な
ガラス製のリアプレート3と、リアプレート3から延出
した複数個のファンネル4と、を有している。ファンネ
ル4は、マトリックス状に並んで、例えば、水平方向
(X方向)に5個、垂直方向(Y方向)に4個、計20
個設けられている。
真空外囲器7を備え、この真空外囲器は、実質的に矩形
状の平坦なガラス製のフェースプレート1と、このフェ
ースプレート1の周縁部にフリットガラスなどの接合材
により接合され、フェースプレート1に対してほぼ垂直
に延在する枠状の側壁2と、この側壁2を介してフェー
スプレート1と平行に対向した実質的に矩形状の平坦な
ガラス製のリアプレート3と、リアプレート3から延出
した複数個のファンネル4と、を有している。ファンネ
ル4は、マトリックス状に並んで、例えば、水平方向
(X方向)に5個、垂直方向(Y方向)に4個、計20
個設けられている。
【0015】このような真空外囲器7は、フェースプレ
ート1と後部外囲器10とで構成されている。後部外囲
器10は、側壁2、リアプレート3、ファンネル4が一
体となった構造物であり、接合材によりフェースプレー
ト1と接合されて真空外囲器7を構成している。側壁2
のフェースプレート側端部はほぼ直角に外側に折れ曲が
り、フランジ2aを形成している。そして、例えばフリ
ットガラスを用いて、フランジ2aとフェースプレート
1とを接合することにより、真空外囲器7が形成されて
いる。
ート1と後部外囲器10とで構成されている。後部外囲
器10は、側壁2、リアプレート3、ファンネル4が一
体となった構造物であり、接合材によりフェースプレー
ト1と接合されて真空外囲器7を構成している。側壁2
のフェースプレート側端部はほぼ直角に外側に折れ曲が
り、フランジ2aを形成している。そして、例えばフリ
ットガラスを用いて、フランジ2aとフェースプレート
1とを接合することにより、真空外囲器7が形成されて
いる。
【0016】フェースプレート1の内面には、それぞれ
垂直方向Yに延び青、緑、赤に発光するストライプ状の
3色蛍光体層と、この3色蛍光体層間に設けられたブラ
ックストライプと、を有する一体構造の蛍光体スクリー
ン8が形成されている。
垂直方向Yに延び青、緑、赤に発光するストライプ状の
3色蛍光体層と、この3色蛍光体層間に設けられたブラ
ックストライプと、を有する一体構造の蛍光体スクリー
ン8が形成されている。
【0017】また、各ファンネル4のネック5内には、
蛍光体スクリーン8に向けて電子ビームを出射する電子
銃12が封止されている。更に、各ファンネルの外周に
は、偏向装置14が取り付けられている。
蛍光体スクリーン8に向けて電子ビームを出射する電子
銃12が封止されている。更に、各ファンネルの外周に
は、偏向装置14が取り付けられている。
【0018】フェースプレート1とリアプレート3との
間には、真空外囲器7のフェースプレート1とリアプレ
ート3とに加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート
支持部材16が配置されている。プレート支持部材16
は円柱形状の金属棒によって形成されている。各プレー
ト支持部材16の先端部はナイフエッジ状に形成され、
蛍光体スクリーン8のブラックストライプに当接してい
る。特に、各プレート支持部材16は、その先端が、後
述する蛍光体スクリーン8の隣接する走査領域の境界の
交点上に当接するように、配設されている。また、各プ
レート支持部材16の基端部は、リアプレート3内面の
所定位置に形成された基準面18に当接し、フリットガ
ラスにより固定されている。
間には、真空外囲器7のフェースプレート1とリアプレ
ート3とに加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート
支持部材16が配置されている。プレート支持部材16
は円柱形状の金属棒によって形成されている。各プレー
ト支持部材16の先端部はナイフエッジ状に形成され、
蛍光体スクリーン8のブラックストライプに当接してい
る。特に、各プレート支持部材16は、その先端が、後
述する蛍光体スクリーン8の隣接する走査領域の境界の
交点上に当接するように、配設されている。また、各プ
レート支持部材16の基端部は、リアプレート3内面の
所定位置に形成された基準面18に当接し、フリットガ
ラスにより固定されている。
【0019】このような構成のプレート支持部材16を
設けることにより、フェースプレート1、側壁2、リア
プレート3などをそれぞれ板厚4〜15mmのガラスで
構成しても十分な大気圧強度が得られ、真空外囲器7の
重量を大幅に低減できる。
設けることにより、フェースプレート1、側壁2、リア
プレート3などをそれぞれ板厚4〜15mmのガラスで
構成しても十分な大気圧強度が得られ、真空外囲器7の
重量を大幅に低減できる。
【0020】上記のように構成された陰極線管におい
て、複数の電子銃12から出射される電子ビームを各フ
ァンネル4の外側に装着された偏向装置14の発生する
磁界により偏向し、蛍光体スクリーン8を複数個の領
域、図示例では水平方向に5個、垂直方向には4個、計
20個の領域R1〜R20に分割して走査する。そし
て、この分割走査によって蛍光体スクリーン8上に描か
れる画像は、電子銃12や偏向装置14に印加される信
号により繋がり、蛍光体スクリーン8の全面に切れ目や
重複のない1つの大きな画像を再生する。
て、複数の電子銃12から出射される電子ビームを各フ
ァンネル4の外側に装着された偏向装置14の発生する
磁界により偏向し、蛍光体スクリーン8を複数個の領
域、図示例では水平方向に5個、垂直方向には4個、計
20個の領域R1〜R20に分割して走査する。そし
て、この分割走査によって蛍光体スクリーン8上に描か
れる画像は、電子銃12や偏向装置14に印加される信
号により繋がり、蛍光体スクリーン8の全面に切れ目や
重複のない1つの大きな画像を再生する。
【0021】次に、上記構成を有する陰極線管の製造方
法および製造方法の実施に用いる製造装置について説明
する。まず、後部真空外囲器10の素材となる板ガラス
をガラスの軟化点以上の温度に加熱して軟化させ、この
軟化した板ガラスを後述する成形型により所定形状に成
形する。それにより、図3に示すように、側壁2、リア
プレート3およびファンネル4を一体的に成形する。リ
アプレート3に形成された複数のファンネル4は、それ
ぞれ漏斗状に成形され、ネック側のガラスがより薄肉に
なっている。また、側壁2は、フェースプレート側の端
部が外側に直角に曲げられてフランジ2aを形成し、フ
ェースプレート21との接着の際の接着幅が広くとれる
形状になっている。なお、成形後のファンネル4先端端
部はガラス溜まりができるため、この部分をカットす
る。
法および製造方法の実施に用いる製造装置について説明
する。まず、後部真空外囲器10の素材となる板ガラス
をガラスの軟化点以上の温度に加熱して軟化させ、この
軟化した板ガラスを後述する成形型により所定形状に成
形する。それにより、図3に示すように、側壁2、リア
プレート3およびファンネル4を一体的に成形する。リ
アプレート3に形成された複数のファンネル4は、それ
ぞれ漏斗状に成形され、ネック側のガラスがより薄肉に
なっている。また、側壁2は、フェースプレート側の端
部が外側に直角に曲げられてフランジ2aを形成し、フ
ェースプレート21との接着の際の接着幅が広くとれる
形状になっている。なお、成形後のファンネル4先端端
部はガラス溜まりができるため、この部分をカットす
る。
【0022】次に、図4に示すように、リアプレート3
の内面の内、複数のプレート支持部材16が配置される
すべての部分が同一平面内に位置するように、これらの
部分を研磨し、平坦な凹状の基準面18を加工する。続
いて、各ファンネル4の先端部に、予めフレア状に加工
されたネック5を連結する。ファンネル4とネック5と
はバーナー加熱による溶着で連結する。これにより、後
部外囲器10が完成する。
の内面の内、複数のプレート支持部材16が配置される
すべての部分が同一平面内に位置するように、これらの
部分を研磨し、平坦な凹状の基準面18を加工する。続
いて、各ファンネル4の先端部に、予めフレア状に加工
されたネック5を連結する。ファンネル4とネック5と
はバーナー加熱による溶着で連結する。これにより、後
部外囲器10が完成する。
【0023】続いて、治具を用いて複数のプレート支持
部材16をリアプレート3の基準面18に対して位置決
めし、フリットガラスの塗布、焼成によりプレート支持
部材16の基端を基準面18に固定する。また、複数の
ネック5内に電子銃12を封止する。更に、フェースプ
レート1の内面に蛍光体スクリーン8を形成した後、組
立治具を用いて、後部外囲器10とフェースプレートと
をフリットガラスの塗布、焼成により一体に接合して真
空外囲器7を形成する。その後、真空外囲器7を真空排
気し、陰極線管が完成する。次に、後部外囲器10の成
形に用いる成形型について説明する。図5に示すよう
に、成形型40は、開閉自在な下型40aおよび上型4
0bを備えている。下型40aは、側壁2の内面、リア
プレート3の内面、およびファンネル4の内面を成形す
る第1成形部41aと、これらの第1成形部を互いに連
結した矩形板状の第1連結部42aと、を有している。
これら第1成形部41aは、対応するファンネル4と同
じ個数、本実施例では20個使用される。また、上型4
0bは、側壁2の外面、リアプレート3の外面、および
ファンネル4の外面を成形する第2成形部41bと、こ
れらの第2成形部を互いに連結した矩形板状の第2連結
部42bと、を有している。これら第2成形部41bは
第1成形部41aと同様に対応するファンネル4と同じ
個数、本実施例では20個使用される。
部材16をリアプレート3の基準面18に対して位置決
めし、フリットガラスの塗布、焼成によりプレート支持
部材16の基端を基準面18に固定する。また、複数の
ネック5内に電子銃12を封止する。更に、フェースプ
レート1の内面に蛍光体スクリーン8を形成した後、組
立治具を用いて、後部外囲器10とフェースプレートと
をフリットガラスの塗布、焼成により一体に接合して真
空外囲器7を形成する。その後、真空外囲器7を真空排
気し、陰極線管が完成する。次に、後部外囲器10の成
形に用いる成形型について説明する。図5に示すよう
に、成形型40は、開閉自在な下型40aおよび上型4
0bを備えている。下型40aは、側壁2の内面、リア
プレート3の内面、およびファンネル4の内面を成形す
る第1成形部41aと、これらの第1成形部を互いに連
結した矩形板状の第1連結部42aと、を有している。
これら第1成形部41aは、対応するファンネル4と同
じ個数、本実施例では20個使用される。また、上型4
0bは、側壁2の外面、リアプレート3の外面、および
ファンネル4の外面を成形する第2成形部41bと、こ
れらの第2成形部を互いに連結した矩形板状の第2連結
部42bと、を有している。これら第2成形部41bは
第1成形部41aと同様に対応するファンネル4と同じ
個数、本実施例では20個使用される。
【0024】各第1成形部41aは角柱状に形成され、
その上面側には凸部44aが一体に形成されている。こ
の凸部44aは、ファンネル4に対応してほぼ円錐形状
に形成されている。X方向およびY方向の端部に位置す
る14個の第1成形部41aの側面は、側壁2の内面に
対応した形状に形成されている。また、各第1形成部4
1aの成形面と反対側の面、つまり、底面には、くぼみ
45aが形成され、ファンネル4の中心軸C上に位置し
ている。
その上面側には凸部44aが一体に形成されている。こ
の凸部44aは、ファンネル4に対応してほぼ円錐形状
に形成されている。X方向およびY方向の端部に位置す
る14個の第1成形部41aの側面は、側壁2の内面に
対応した形状に形成されている。また、各第1形成部4
1aの成形面と反対側の面、つまり、底面には、くぼみ
45aが形成され、ファンネル4の中心軸C上に位置し
ている。
【0025】第1連結部42aの上面には、それぞれ2
0個のリブ46aが形成され、それぞれファンネル4の
中心軸C上に位置している。そして、20個の第1成形
部41aは、それぞれのくぼみ45aがリブ46aに嵌
合した状態で、第1連結部42a上に固定されている。
これにより、第1成形部41aは、第1連結部42aに
よって互いに連結されているとともに、X方向およびY
方向に1mm程度の隙間を置いて並んでいる。また、第
1連結部42aの周縁部には、垂直上方に延びた側壁4
7が立設されている。
0個のリブ46aが形成され、それぞれファンネル4の
中心軸C上に位置している。そして、20個の第1成形
部41aは、それぞれのくぼみ45aがリブ46aに嵌
合した状態で、第1連結部42a上に固定されている。
これにより、第1成形部41aは、第1連結部42aに
よって互いに連結されているとともに、X方向およびY
方向に1mm程度の隙間を置いて並んでいる。また、第
1連結部42aの周縁部には、垂直上方に延びた側壁4
7が立設されている。
【0026】一方、各第2成形部41bは角柱状に形成
され、その下面側には凹部44bが形成されている。こ
れらの凹部44bは、ファンネル4に対応してほぼ円錐
形状に形成されている。X方向およびY方向の端部に位
置する14個の第2成形部41bの側面は、側壁2の外
面に対応した形状に形成されている。また、各第2形成
部41bの成形面と反対側の面、つまり、上面には、く
ぼみ45bが形成され、ファンネル4の中心軸C上に位
置している。
され、その下面側には凹部44bが形成されている。こ
れらの凹部44bは、ファンネル4に対応してほぼ円錐
形状に形成されている。X方向およびY方向の端部に位
置する14個の第2成形部41bの側面は、側壁2の外
面に対応した形状に形成されている。また、各第2形成
部41bの成形面と反対側の面、つまり、上面には、く
ぼみ45bが形成され、ファンネル4の中心軸C上に位
置している。
【0027】第2連結部42bの下面には、それぞれ2
0個のリブ46bが形成され、それぞれファンネル4の
中心軸C上に位置している。そして、20個の第2成形
部41bは、それぞれのくぼみ45bがリブ46bに嵌
合した状態で、第2連結部42aに固定されている。こ
れにより、第2成形部41bは、第2連結部42bによ
って互いに連結されているととに、X方向およびY方向
に1mm程度の隙間を置いて並んでいる。また、第2連
結部42bの周縁部には、垂直下方に延びる側壁48が
立設され、第1連結部42aの側壁47と摺動自在に嵌
合している。
0個のリブ46bが形成され、それぞれファンネル4の
中心軸C上に位置している。そして、20個の第2成形
部41bは、それぞれのくぼみ45bがリブ46bに嵌
合した状態で、第2連結部42aに固定されている。こ
れにより、第2成形部41bは、第2連結部42bによ
って互いに連結されているととに、X方向およびY方向
に1mm程度の隙間を置いて並んでいる。また、第2連
結部42bの周縁部には、垂直下方に延びる側壁48が
立設され、第1連結部42aの側壁47と摺動自在に嵌
合している。
【0028】上記構成の成形型40を用いて後部外囲器
10を成形する場合、下型40aおよび上型40bを開
き、第1成形部41aと第2成形部41bとの間に、軟
化した板ガラス30を配置した後、下型および上型を閉
じ第1成形部41aの成形面と第2成形部41bの成形
面との間に板ガラス30を挟む。この状態で、成形型4
0全体を高温に加熱することにより、所定形状の後部外
囲器10を形成する。本実施の形態において、第1およ
び第2成形部41a、41bと、第1および第2連結部
42a、42bとは、熱膨張係数の異なる材料によって
形成されている。すなわち、第1および第2成形部41
a、41bは、熱膨張係数が約30×10-7/℃のカー
ボン材で形成され、第1および第2連結部42a、42
bは、ガラスの熱膨張係数(約90×10-7/℃)と近
似した熱膨張係数を有するニッケル合金材(例えば50
%ニッケル鋼)で形成されている。本実施の形態のよう
な大型の真空外囲器の成形においては、ガラスの熱膨張
の量は、30インチ相当の陰極線管で1mm以上にもな
る。この熱膨張差を吸収するには、本実施の形態のよう
に、成形型40全体の熱膨張をガラスの熱膨張に近似さ
せなければならない。
10を成形する場合、下型40aおよび上型40bを開
き、第1成形部41aと第2成形部41bとの間に、軟
化した板ガラス30を配置した後、下型および上型を閉
じ第1成形部41aの成形面と第2成形部41bの成形
面との間に板ガラス30を挟む。この状態で、成形型4
0全体を高温に加熱することにより、所定形状の後部外
囲器10を形成する。本実施の形態において、第1およ
び第2成形部41a、41bと、第1および第2連結部
42a、42bとは、熱膨張係数の異なる材料によって
形成されている。すなわち、第1および第2成形部41
a、41bは、熱膨張係数が約30×10-7/℃のカー
ボン材で形成され、第1および第2連結部42a、42
bは、ガラスの熱膨張係数(約90×10-7/℃)と近
似した熱膨張係数を有するニッケル合金材(例えば50
%ニッケル鋼)で形成されている。本実施の形態のよう
な大型の真空外囲器の成形においては、ガラスの熱膨張
の量は、30インチ相当の陰極線管で1mm以上にもな
る。この熱膨張差を吸収するには、本実施の形態のよう
に、成形型40全体の熱膨張をガラスの熱膨張に近似さ
せなければならない。
【0029】また、ガラスの熱膨張と近似した材料で成
形型40全体を製作すれば、熱膨張の差異による破壊の
問題は起こらないが、ガラスと成形型との離型が難しく
なる。離型性を考慮すると、ガラスと成形部との熱膨張
係数はある程度離れていることが望ましい。熱膨張係数
が完全に一致していると、ガラスと成形型が封着(接
着)することもある。本実施例においては、各第2成形
型41bは、ガラス成形後の冷却過程において、ガラス
と成形型とに隙間が生じるため、後部外囲器に外力を与
えることはない。一方、各々の第1成形部41aは、ガ
ラス成形後の冷却過程でガラスに外力(引張応力)を与
えるが、成形型40から後部外囲器が上方へ摺動できる
ことから、ガラスの破壊を回避することできる。
形型40全体を製作すれば、熱膨張の差異による破壊の
問題は起こらないが、ガラスと成形型との離型が難しく
なる。離型性を考慮すると、ガラスと成形部との熱膨張
係数はある程度離れていることが望ましい。熱膨張係数
が完全に一致していると、ガラスと成形型が封着(接
着)することもある。本実施例においては、各第2成形
型41bは、ガラス成形後の冷却過程において、ガラス
と成形型とに隙間が生じるため、後部外囲器に外力を与
えることはない。一方、各々の第1成形部41aは、ガ
ラス成形後の冷却過程でガラスに外力(引張応力)を与
えるが、成形型40から後部外囲器が上方へ摺動できる
ことから、ガラスの破壊を回避することできる。
【0030】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、側壁2、リアプレート3および複数のファンネル4
を単一の板ガラスから一体成形するとともに、ガラスに
接触する第1および第2成形部41a、41bを離型性
に優れたカーボン材で形成し、第1および第2連結部4
2a、42bをガラスと熱膨張係数の近似した材料で形
成することにより、ガラスを破壊することなく複数のフ
ァンネル4を所定位置を高精度で成形することができ
る。そして、最終的にファンネル4の各ネック5内封止
された電子銃の位置も正確に設定することが可能とな
る。
ば、側壁2、リアプレート3および複数のファンネル4
を単一の板ガラスから一体成形するとともに、ガラスに
接触する第1および第2成形部41a、41bを離型性
に優れたカーボン材で形成し、第1および第2連結部4
2a、42bをガラスと熱膨張係数の近似した材料で形
成することにより、ガラスを破壊することなく複数のフ
ァンネル4を所定位置を高精度で成形することができ
る。そして、最終的にファンネル4の各ネック5内封止
された電子銃の位置も正確に設定することが可能とな
る。
【0031】画面を複数の領域に分割して表示する陰極
線管において、各画面の繋ぎ目が分からないようにする
ためには、その条件の一つとして、実際に電子銃から発
射される電子ビームの軌道と、分割して表示される各領
域の中心を通る軸(法線軸)とを一致させなければなら
ない。
線管において、各画面の繋ぎ目が分からないようにする
ためには、その条件の一つとして、実際に電子銃から発
射される電子ビームの軌道と、分割して表示される各領
域の中心を通る軸(法線軸)とを一致させなければなら
ない。
【0032】電子ビームの軌道を正確に設定するには、
電子銃とネックとの関係、後部真空外囲器10とフェー
スプレート1(蛍光体スクリーン)との関係、複数のフ
ァンネル4の相互位置関係をすべて高精度に設定する必
要がある。
電子銃とネックとの関係、後部真空外囲器10とフェー
スプレート1(蛍光体スクリーン)との関係、複数のフ
ァンネル4の相互位置関係をすべて高精度に設定する必
要がある。
【0033】電子銃12とネック5との関係は、電子銃
をネックに封止する工程で、常温下でその位置を補正し
ながら行えるため精度は高く維持しやすい。後部真空外
囲器10とフェースプレート1とは、両部品の外形の一
部を基準位置(各3点)として焼成治具の基準パッドに
押し当て、フリットガラスで接合する方法を用いるた
め、比較的容易に高い精度を維持することができる。
をネックに封止する工程で、常温下でその位置を補正し
ながら行えるため精度は高く維持しやすい。後部真空外
囲器10とフェースプレート1とは、両部品の外形の一
部を基準位置(各3点)として焼成治具の基準パッドに
押し当て、フリットガラスで接合する方法を用いるた
め、比較的容易に高い精度を維持することができる。
【0034】また、複数のファンネル4の相互位置関係
は、後部真空外囲器10を構成する側壁2、リアプレー
ト3、ファンネル4の相対位置関係であり、本実施の形
態によれば、板ガラスからファンネル4を一体的に成形
しているため、ファンネル4の相対位置は、成形型に用
いる成形部の構造、材料、加工精度で決まり、上述した
構成の製造方法および製造装置(成形型)を用いること
により、各部材の熱膨張係数の差異の影響を受けること
なく、高い精度で後部外囲器10を成形することができ
る。
は、後部真空外囲器10を構成する側壁2、リアプレー
ト3、ファンネル4の相対位置関係であり、本実施の形
態によれば、板ガラスからファンネル4を一体的に成形
しているため、ファンネル4の相対位置は、成形型に用
いる成形部の構造、材料、加工精度で決まり、上述した
構成の製造方法および製造装置(成形型)を用いること
により、各部材の熱膨張係数の差異の影響を受けること
なく、高い精度で後部外囲器10を成形することができ
る。
【0035】各ファンネル4と後部真空外囲器10の基
準位置との関係は、側壁2、リアプレート3、ファンネ
ル4の成形後、基準位置18を研磨などの方法で補正す
ることができ、問題とならない。
準位置との関係は、側壁2、リアプレート3、ファンネ
ル4の成形後、基準位置18を研磨などの方法で補正す
ることができ、問題とならない。
【0036】更に、電子ビームの軌道は、電子ビームの
出射位置とその出射角度で決まり、出射位置は電子銃の
配置位置であり、出射角度は電子銃電極配列精度、外部
磁界など種々の影響を受ける。このように電子ビームは
電子銃の軸を所定位置に配置しても、電子ビームの軌道
が所定の軌道に合うとは限らない。そこで、従来より電
子ビームの軌道を所定の軌道に補正する方法として、リ
ング状のマグネットを用いて電子ビームの軌道を補正修
正している。したがって、このマグネットによる補正を
種々に組み合わせることで、電子ビームの軌道をある程
度補正できる。ここで重要なことは、この補正を過度に
使用すると電子ビーム形状の歪みを発生し、例えば高解
像度な画像を再生できなくなる。発明者らは、電子ビー
ムのビーム形状に影響が無く、比較的簡単にかつ精度よ
く補正を行うためには、電子銃の配置精度は概ね0.5
mm以下であることを見いだした。
出射位置とその出射角度で決まり、出射位置は電子銃の
配置位置であり、出射角度は電子銃電極配列精度、外部
磁界など種々の影響を受ける。このように電子ビームは
電子銃の軸を所定位置に配置しても、電子ビームの軌道
が所定の軌道に合うとは限らない。そこで、従来より電
子ビームの軌道を所定の軌道に補正する方法として、リ
ング状のマグネットを用いて電子ビームの軌道を補正修
正している。したがって、このマグネットによる補正を
種々に組み合わせることで、電子ビームの軌道をある程
度補正できる。ここで重要なことは、この補正を過度に
使用すると電子ビーム形状の歪みを発生し、例えば高解
像度な画像を再生できなくなる。発明者らは、電子ビー
ムのビーム形状に影響が無く、比較的簡単にかつ精度よ
く補正を行うためには、電子銃の配置精度は概ね0.5
mm以下であることを見いだした。
【0037】電子銃の配置精度、すなわちファンネルの
位置出し精度が上記数値を満たすためには、本実施の形
態での成形型とガラス素材との熱膨張差に起因する位置
ずれ量が上記数値以下でなければならないが、実際の位
置ずれ量は0.05mm以下であり、本実施の形態によ
り、高い精度の真空外囲器を持つ陰極線管を製造するこ
とができる。
位置出し精度が上記数値を満たすためには、本実施の形
態での成形型とガラス素材との熱膨張差に起因する位置
ずれ量が上記数値以下でなければならないが、実際の位
置ずれ量は0.05mm以下であり、本実施の形態によ
り、高い精度の真空外囲器を持つ陰極線管を製造するこ
とができる。
【0038】以上のように、本実施の形態に係る陰極線
管の製造方法および成形型によれば、後部外囲器を成形
する成形型を、ファンネルを成形する複数の成形部とこ
れらの成形部を連結する連結部とに分け、成形部はガラ
スの成形性、離型性に優れたカーボン材で形成し、連結
部はガラス成形時のガラスの熱膨張に近似したニッケル
合金材を使用することによって、ガラスと成形部との熱
膨張の差異によって起こるファンネルの位置ずれを回避
することでき、各ファンネルのネック内に封止された電
子銃の軸を所定に位置に精度よく一致するように成形す
ることができる。また、ガラスと成形型との熱膨張差に
よって起こるガラスの破壊も回避することができ、ガラ
スの離型性も維持向上させることができる。更に、ファ
ンネルをリアプレートに一体成形することで、各部材の
接着面が少なくなり、耐電圧、真空気密などの信頼性が
大幅に向上し、接着に伴う材料、工数などのコストも低
減することができる。
管の製造方法および成形型によれば、後部外囲器を成形
する成形型を、ファンネルを成形する複数の成形部とこ
れらの成形部を連結する連結部とに分け、成形部はガラ
スの成形性、離型性に優れたカーボン材で形成し、連結
部はガラス成形時のガラスの熱膨張に近似したニッケル
合金材を使用することによって、ガラスと成形部との熱
膨張の差異によって起こるファンネルの位置ずれを回避
することでき、各ファンネルのネック内に封止された電
子銃の軸を所定に位置に精度よく一致するように成形す
ることができる。また、ガラスと成形型との熱膨張差に
よって起こるガラスの破壊も回避することができ、ガラ
スの離型性も維持向上させることができる。更に、ファ
ンネルをリアプレートに一体成形することで、各部材の
接着面が少なくなり、耐電圧、真空気密などの信頼性が
大幅に向上し、接着に伴う材料、工数などのコストも低
減することができる。
【0039】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上述した実施の形態では、第1および第
2形成部41a、41bはカーボン材で形成し、第1、
第2連結部42a、42bの形成材料はニッケル合金材
を使用したが、本発明はこれに限定されることなく、必
要に応じて種々の材料が選択可能であり、3種類以上の
熱膨張係数を有する素材を組み合わせて用いてもよい。
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上述した実施の形態では、第1および第
2形成部41a、41bはカーボン材で形成し、第1、
第2連結部42a、42bの形成材料はニッケル合金材
を使用したが、本発明はこれに限定されることなく、必
要に応じて種々の材料が選択可能であり、3種類以上の
熱膨張係数を有する素材を組み合わせて用いてもよい。
【0040】例えば、第1成形部41aはHCF(東芝
製)を使用し、第2形成部41bはカーボン材を使用
し、第1、第2連結部42a、42bはガラス成形時の
ガラスの熱膨張に近似したニッケル合金材を使用するこ
ともできる。HCFはガラスに対して濡れ性が悪く離型
性に優れ、熱膨張係数がガラスよりも大きいため、上述
した実施の形態のように第1成形部41aがガラス成形
後の冷却過程でガラスに外力(引張応力)を与えること
がないため、冷却過程において成形型40から後部外囲
器を上方へ摺動させる必要が無く、成形工程が簡単にな
る。
製)を使用し、第2形成部41bはカーボン材を使用
し、第1、第2連結部42a、42bはガラス成形時の
ガラスの熱膨張に近似したニッケル合金材を使用するこ
ともできる。HCFはガラスに対して濡れ性が悪く離型
性に優れ、熱膨張係数がガラスよりも大きいため、上述
した実施の形態のように第1成形部41aがガラス成形
後の冷却過程でガラスに外力(引張応力)を与えること
がないため、冷却過程において成形型40から後部外囲
器を上方へ摺動させる必要が無く、成形工程が簡単にな
る。
【0041】その他、これ以外にも第1および第2成形
部41a、41bの形成材料にはセラミック(例えば、
マセライトCSP:三井鉱山マテリアル製)や他の金属
など種々選択することができる。また、第1、第2連結
部42a、42bの形成材料にはガラスの熱膨張係数と
近似した熱膨張係数を有する種々の材料を選択すること
ができることは言うまでもない。
部41a、41bの形成材料にはセラミック(例えば、
マセライトCSP:三井鉱山マテリアル製)や他の金属
など種々選択することができる。また、第1、第2連結
部42a、42bの形成材料にはガラスの熱膨張係数と
近似した熱膨張係数を有する種々の材料を選択すること
ができることは言うまでもない。
【0042】さらに、上述した実施の形態では成形型4
0の第1および第2成形部41a、41bは、それぞれ
全体を離型性に優れた材料で形成する構成としたが、図
7に示すように、各成形部の本体50を安価で入手し易
い材料、例えばニッケル合金材で形成し、ガラスと接触
する接触部52のみを成形性、離型性の優れた材料で形
成するようにしてもよい。
0の第1および第2成形部41a、41bは、それぞれ
全体を離型性に優れた材料で形成する構成としたが、図
7に示すように、各成形部の本体50を安価で入手し易
い材料、例えばニッケル合金材で形成し、ガラスと接触
する接触部52のみを成形性、離型性の優れた材料で形
成するようにしてもよい。
【0043】上述した実施の形態において、ネック5と
ファンネル4とを連結する際、ネックに予めフレアを加
工してからバーナーでファンネルに溶着している。この
方法は厚肉の板ガラスからファンネル4を成形する場合
や、薄肉のネックと溶着する場合に効果があるが、必ず
しもフレアを付ける必要はなく、ファンネル、ネックの
加工性に鑑み自由に選択できる。また、上述した実施の
形態では、側壁、リアプレート、およびファンネルを一
体に成形する場合について説明したが、ファンネルを含
むリアプレート部分のみの成形し、別途成形した側壁を
接合する構成としてもよい。更に、側壁のフェースプレ
ート側端部を外周側に折り曲げた形状にしたが、前記端
部が接着に十分な幅あるいは平坦度が確保できる場合、
図6に示すように、フランジを持たない形状としてもよ
い。また、本実施の形態では、シャドウマスクを持たな
い構造の陰極線管について説明したが、本発明はシャド
ウマスクの有無の関係なく、さらにビームインデックス
などの他の方式の陰極線管にも適用することができる。
ファンネル4とを連結する際、ネックに予めフレアを加
工してからバーナーでファンネルに溶着している。この
方法は厚肉の板ガラスからファンネル4を成形する場合
や、薄肉のネックと溶着する場合に効果があるが、必ず
しもフレアを付ける必要はなく、ファンネル、ネックの
加工性に鑑み自由に選択できる。また、上述した実施の
形態では、側壁、リアプレート、およびファンネルを一
体に成形する場合について説明したが、ファンネルを含
むリアプレート部分のみの成形し、別途成形した側壁を
接合する構成としてもよい。更に、側壁のフェースプレ
ート側端部を外周側に折り曲げた形状にしたが、前記端
部が接着に十分な幅あるいは平坦度が確保できる場合、
図6に示すように、フランジを持たない形状としてもよ
い。また、本実施の形態では、シャドウマスクを持たな
い構造の陰極線管について説明したが、本発明はシャド
ウマスクの有無の関係なく、さらにビームインデックス
などの他の方式の陰極線管にも適用することができる。
【0044】さらに、第1および第2成形型41a、4
1bは、それぞれ20分割した構成としたが、例えば小
型の陰極線管等で、ガラスと成形型との熱膨張係数の差
異が小さい場合等は、成形部の分割数を減らすこともで
きる。本発明を適用する成形方法として、板ガラスと成
形型とを成形炉にセットし、ガラスの軟化温度以上で成
形する方法や、外気中で金型およびガラスを電気ヒータ
ー、ガスバーナー、高周波、通電などで加熱し、成形す
る方法などにも適用できる。
1bは、それぞれ20分割した構成としたが、例えば小
型の陰極線管等で、ガラスと成形型との熱膨張係数の差
異が小さい場合等は、成形部の分割数を減らすこともで
きる。本発明を適用する成形方法として、板ガラスと成
形型とを成形炉にセットし、ガラスの軟化温度以上で成
形する方法や、外気中で金型およびガラスを電気ヒータ
ー、ガスバーナー、高周波、通電などで加熱し、成形す
る方法などにも適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数個のファンネルを所定位置に精度よく設置する
ことができるとともに、耐電圧特性、真空気密特性を向
上可能な陰極線管の製造方法およびその製造装置を提供
することができる。
ば、複数個のファンネルを所定位置に精度よく設置する
ことができるとともに、耐電圧特性、真空気密特性を向
上可能な陰極線管の製造方法およびその製造装置を提供
することができる。
【0046】
【0047】
【図1】この発明の実施の形態に係る製造方法および製
造装置によって製造された陰極線管を示す斜視図。
造装置によって製造された陰極線管を示す斜視図。
【0048】
【図2】図1の線A−Aに沿った断面図。
【0049】
【図3】上記陰極線管における後部外囲器の製造工程を
示す断面図。
示す断面図。
【0050】
【図4】上記陰極線管を分解して示す断面図。
【0051】
【図5】この発明の実施の形態に係る成形型を示す断面
図。
図。
【0052】
【図6】この発明の変形例に係る後部外囲器の製造工程
を示す断面図。
を示す断面図。
【0053】
【図7】この発明の変形例に係る成形型の形成部を示す
断面図。
断面図。
【0054】
1…フェースプレート 2…側壁 3…リアプレート 4…ファンネル 5…ネック 7…真空外囲器 8…蛍光体スクリーン 10…後部外囲器 12…電子銃 16…プレート支持部材 18…基準面 30…板ガラス 40…成形型 40a…下型 40b…上型 41a…第1成形部 41b…第2成形部 42a…第1連結部 42b…第2連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星加 進 静岡県榛原郡吉田町川尻3583番地の5 東 芝硝子株式会社内 (72)発明者 白鳥 誠 静岡県榛原郡吉田町川尻3583番地の5 東 芝硝子株式会社内 (72)発明者 角替 隆士 静岡県榛原郡吉田町川尻3583番地の5 東 芝硝子株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】内面に蛍光体スクリーンが形成された実質
的に矩形状のフェースプレートと、側壁を介して上記フ
ェースプレートに対向配置された実質的に矩形状のリア
プレートと、上記リアプレートから延出した複数のファ
ンネルと、上記ファンネルからそれぞれ延出した複数の
ネックと、を有する外囲器を備え、上記ネック内に配置
された複数個の電子銃から放出される電子ビームにより
上記蛍光体スクリーンを複数の領域に分割して走査する
陰極線管の製造方法において、 上記複数のファンネルを成形する複数の成形部と、上記
複数の成形部を互いに連結する連結部とを有し、上記成
形部および連結部が熱膨張係数の異なる材料で形成され
ている成形型を用いて、単一の板ガラスから上記リアプ
レートおよび複数のファンネルを一体に成形することを
特徴とする陰極線管の製造方法。 - 【請求項2】上記成形型を用いて、単一の板ガラスから
上記側壁、リアプレート、および複数のファンネルを一
体に成形することを特徴とする請求項1に係る陰極線管
の製造方法。 - 【請求項3】上記一体に成形された側壁、リアプレー
ト、およびファンネルを、接合材により上記フェースプ
レートに接合する工程を備えたことを特徴とする請求項
2に記載の陰極線管の製造方法。 - 【請求項4】内面に蛍光体スクリーンが形成された実質
的に矩形状のフェースプレートと、側壁を介して上記フ
ェースプレートに対向配置された実質的に矩形状のリア
プレートと、上記リアプレートから延出した複数のファ
ンネルと、上記ファンネルからそれぞれ延出した複数の
ネックと、を有する外囲器を備え、上記ネック内に配置
された複数個の電子銃から放出される電子ビームにより
上記蛍光体スクリーンを複数の領域に分割して走査する
陰極線管の製造装置において、 開閉自在な下型および上型を有し、単一の板ガラスから
上記リアプレートおよび複数のファンネルを一体に成形
する成形型を備え、 上記下型は、上記複数のファンネルおよびリアプレート
の内面を成形する複数の第1成形部と、上記第1成形部
を互いに連結する第1連結部と、を有し、上記上型は、
上記複数のファンネルおよびリアプレートの外面を成形
する複数の第2成形部と、上記第2成形部を互いに連結
する第2連結部と、を有し、上記第1連結部および第2
連結部はガラスの熱膨張係数に近似した熱膨張係数を有
する材料で形成され、 上記第1成形部および第2成形部は、第1連結部および
第2連結部とは、熱膨張係数の異なる材料で形成されて
いることを特徴とする陰極線管の製造装置。 - 【請求項5】上記第1成形部は、上記第1連結部および
第2連結部よりも大きい熱膨張係数を有する材料により
形成されていることを特徴とする請求項4に記載の陰極
線管の製造装置。 - 【請求項6】上記第2成形部は、上記第1連結部および
第2連結部よりも小さい熱膨張係数を有する材料により
形成されていることを特徴とする請求項4に記載の陰極
線管の製造装置。 - 【請求項7】上記第1成形部は、互いに所定の隙間を置
いて並んで設けられ、上記第2成形部は、互いに所定の
隙間を置いて並んで設けられていることを特徴とする請
求項4ないし6のいずれか1項に記載の陰極線管の製造
装置。 - 【請求項8】上記成形型を用いて、単一の板ガラスから
上記側壁、リアプレート、および複数のファンネルを一
体に成形することを特徴とする請求項4ないし7のいず
れか1項に記載の陰極線管の製造方法。 - 【請求項9】内面に蛍光体スクリーンが形成された実質
的に矩形状のフェースプレートと、側壁を介して上記フ
ェースプレートに対向配置された実質的に矩形状のリア
プレートと、上記リアプレートから延出した複数のファ
ンネルと、上記ファンネルからそれぞれ延出した複数の
ネックと、を有する外囲器を備え、上記ネック内に配置
された複数個の電子銃から放出される電子ビームにより
上記蛍光体スクリーンを複数の領域に分割して走査する
陰極線管の製造装置において、 開閉自在な下型および上型を有し、単一の板ガラスから
上記リアプレートおよび複数のファンネルを一体に成形
する成形型を備え、 上記下型は、上記複数のファンネルおよびリアプレート
の内面を成形する複数の第1成形部と、上記第1成形部
を互いに連結する第1連結部と、を有し、上記上型は、
上記複数のファンネルおよびリアプレートの外面を成形
する複数の第2成形部と、上記第2成形部を互いに連結
する第2連結部と、を有し、上記第1連結部および第2
連結部はガラスの熱膨張係数に近似した熱膨張係数を有
する材料で形成され、上記第1あるいは、および第2成
形部は、上記板ガラスに接触する接触部に、ガラスとの
離型性に優れた材料が形成されていることを特徴とする
陰極線管の製造装置。 - 【請求項10】上記成形型を用いて、単一の板ガラスか
ら上記側壁、リアプレート、および複数のファンネルを
一体に成形することを特徴とする請求項9に記載の陰極
線管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137598A JPH11283535A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 陰極線管の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137598A JPH11283535A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 陰極線管の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283535A true JPH11283535A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13744571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8137598A Pending JPH11283535A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 陰極線管の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11283535A (ja) |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8137598A patent/JPH11283535A/ja active Pending
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