JPH11287938A - 切り欠きレンズの塗装に用いるレンズ固定治具およびレンズ塗装方法 - Google Patents

切り欠きレンズの塗装に用いるレンズ固定治具およびレンズ塗装方法

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JPH11287938A
JPH11287938A JP9112798A JP9112798A JPH11287938A JP H11287938 A JPH11287938 A JP H11287938A JP 9112798 A JP9112798 A JP 9112798A JP 9112798 A JP9112798 A JP 9112798A JP H11287938 A JPH11287938 A JP H11287938A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レンズ外周部に切り欠きを有する切り欠きレン
ズの円弧状の外周部と切り欠いた平面部との境を明確に
して円弧状の外周部のみに塗装することが難しかった。 【解決手段】切り欠きレンズ1と同一の外径Lを有する
円盤状部を備え、その上面6に切り欠きレンズ1を載置
した際に切り欠きレンズ1の円弧状外周部3と円盤状部
外周面12とで円形状2を形成するように、円盤状部上
面6に切り欠きレンズ1をはめ合わせる座グリ8を設け
たレンズ固定治具5を製作し、この治具5を用いて塗装
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズの外周面に
反射防止作用を有する塗料を塗布する際に用いられるレ
ンズ固定治具およびレンズ塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラや顕微鏡等の光学機器に用いられ
るレンズ系を構成するレンズは、フレアーやゴースト等
の発生を防止するために、レンズ外周面に反射防止作用
を有する黒色系の塗料が塗布されている。
【0003】レンズ外周面に前記黒色系の塗料を塗布す
る作業は、従来の刷毛や筆を用いた手作業から、効率化
を図ることができる、例えば特公昭61−30362号
公報に記載されるようなロールに塗料を塗布した後にこ
の塗料をレンズ外周面に転写するロール転写方式や、特
開平3−296459号公報に記載されるような墨ツボ
等の供給手段から毛細管現象により塗料を吸い上げてフ
ェルト状の墨塗り塗布具の先端に供給し、この墨塗り塗
布具の先端から塗料をレンズ外周面に塗布する方式が用
いられるようになってきている。
【0004】このような効率化を図ることができる方式
では、レンズの外周面は円形状であり、この円形状の外
径を衝としてVブロックに当接し、レンズの光軸(光学
軸)を回転軸の軸心と一致させてレンズをこの回転軸に
保持し、次いでレンズを回転させることによりレンズ外
周面に塗料を塗布するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近、円形状
のレンズの外周部(以下、外周円部という)の一部を、
例えば図2に示すように、弦状に切り欠いた形状のレン
ズを用いることによって、光学機器のレンズ系を小型化
するものがある。
【0006】しかしながら、レンズの外周円部を切り欠
いた後にこの切り欠きレンズの円弧状の外周部(以下、
円弧部という)に塗装する場合は、従来の方法のように
円形状の外周円部を衝とするものとは異なり、切り欠き
によってレンズの光軸を回転軸の軸心と一致させて回転
軸に保持することが難しくなる。また保持できたとして
も弾性を有する塗布具の先端を切り欠きレンズの円弧部
に倣わせて塗装を行なう場合には、切り欠きレンズの円
弧部と切り欠いた平面部の境を明確にして塗装すること
ができない。また、塗布具を円弧部のみに接触させるよ
うに動作させることも可能ではあるが、高度な制御機構
を設ける等の必要があり、装置が複雑になってしまう。
さらに、弾性を有する塗布具の先端が円弧部と切り欠い
た平面部との境を通過する際に、弾性の戻りにより塗料
を跳ね上げて飛散してしまい、レンズの研磨された面や
装置に塗料を付着させてしまうことがあった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、レンズ外周部に切り欠きを有する切り欠きレン
ズの円弧状の外周部のみの塗装を、円形状のレンズの塗
装と同様な方法で行なうことができるレンズ固定治具お
よび塗装方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明に係るレンズの固定治具は、円形状のレ
ンズの外周の一部を切り欠いた形状の切り欠きレンズの
円弧部の塗装に用いるレンズ固定治具であって、前記レ
ンズと同一の外径を有する円盤状部を備え、且つその円
盤状部の上面に前記切り欠きレンズを載置した際に切り
欠きレンズの円弧部と円盤状部の外周部とで円形状を形
成するように、前記円盤状部の上面に前記切り欠きレン
ズをはめ合わせる段付部を形成したことを特徴とするも
のである。
【0009】前記構成のレンズ固定治具によれば、円盤
状部上面に切り欠きレンズを嵌装する段付部を形成して
いるので、この段付部に前記切り欠きレンズを載置した
際には切り欠きレンズの円弧部と円盤状部の外周部とで
円形状を形成する、即ち、切り欠きレンズを段付部には
めた状態で目的とする形の円形状にすることができるの
で、円形状のレンズの塗装と同様な塗装を行なうことが
できる。また、切り欠きレンズの切り欠いた平面部が円
盤状部上面のはめ合わせた部分により遮蔽(マスキング)
されているので、この平面部には塗装がされない。よっ
て、切り欠きレンズを円盤状上面に載置して、前記切り
欠きレンズの円弧部と円盤状部の外周部とで円形状を形
成し、この円形状の外周面を1つのレンズと見なして外
周面の塗装を行なった後に切り欠きレンズをレンズ固定
治具から取り外すと、所望の円弧部のみが塗装された切
り欠きレンズを得ることができる。
【0010】また、第2の発明に係るレンズ固定治具
は、円形状のレンズの外周の一部を切り欠いた形状の切
り欠きレンズの円弧部の塗装に用いるレンズ固定治具で
あって、前記レンズと同一の外径を有する円盤状で且つ
その上面に前記切り欠きレンズを載置した際に切り欠き
レンズの円弧部と治具外周部とで同一円周面を形成する
ように、前記切り欠きレンズを載置する上面を前記切り
欠きレンズの形状に合致する座グリ形状に形成したこと
を特徴とするものである。
【0011】前記構成のレンズ固定治具によれば、円盤
状の上面の座グリ形状に合致させて切り欠きレンズを載
置した際に、切り欠きレンズの平面部が遮蔽(マスキン
グ)され、切り欠きレンズの円弧部と治具外周部とで同
一円周面を形成する。よって、切り欠きレンズを円盤状
上面に載置して、切り欠きレンズの円弧部と円盤状の外
周部とで同一円周面を形成し、この円周面を1つのレン
ズと見なして円周面の塗装を行なった後に切り欠きレン
ズをレンズ固定治具から取り外すと、所望の円弧部のみ
が塗装されたレンズを得ることができる。
【0012】また、第3の発明に係るレンズ固定治具
は、第2の発明において、切り欠きレンズの形状に合致
する座グリ形状における切り欠きレンズの平面部と対応
する面に、弾性部材を配置することを特徴とするもので
ある。
【0013】前記構成のレンズ固定治具によれば、弾性
部材の弾性によりレンズが押圧されるので、切り欠きレ
ンズの保持が容易になる。さらに、第4の発明に係るレ
ンズ塗装方法は、円形状のレンズの外周の一部を切り欠
いた形状の切り欠きレンズの円弧部の塗装方法におい
て、前記円形状のレンズと同一の外径を有する円盤状で
且つその上面に前記切り欠きレンズを載置した際に切り
欠きレンズの円弧部と治具外周部とで同一円周面を形成
するように形成した座グリ形状を有するレンズ固定治具
に、前記切り欠きレンズを載置する工程と、前記レンズ
固定治具の軸心を回転中心として回転させて前記切り欠
きレンズの円弧部と治具外周部とに塗料を塗布する工程
と、塗布後にレンズ固定治具から切り欠きレンズを取り
出す工程とを有することを特徴とするものである。
【0014】前記構成のレンズ塗装方法によれば、座グ
リ形状を有するレンズ固定治具に切り欠きレンズを載置
すると、切り欠きレンズの平面部が遮蔽(マスキング)
され、切り欠きレンズの円弧部と治具外周部とで同一円
周面を形成する。この状態でレンズ固定治具の軸心を回
転軸として回転させると、円形状のレンズと同様に塗装
を行なうことができ、塗布後にレンズ固定治具からレン
ズを取り出すと所望の円弧部のみが塗装された切り欠き
レンズを容易に得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(発明の第1の実施の形態)本発
明の第1の実施の形態におけるレンズ固定治具およびレ
ンズ塗装方法について説明する。
【0016】図1は本実施の形態にて用いるレンズ固定
治具の斜視図、図2は本実施の形態にて用いる切り欠き
レンズ、図3はレンズ固定治具を用いた塗装装置の概要
を説明する図である。
【0017】図2において、切り欠きレンズ1は、円形
状のレンズ2(切り欠きレンズの素材となるレンズ)の
外周部の一部、例えば、矩形のフィルムの結像画面に対
して有効な撮影光束の通る範囲を確保した円形状のレン
ズの両側部を、切り欠いて得られたレンズであり、その
外径はL、切り欠き幅はM、切り欠きレンズ1の円弧状
の外周部(円弧部)3での厚さはNである。
【0018】この切り欠きレンズ1の円弧部3に塗料を
塗布するために用いるレンズ固定治具5は、図1に示す
ように、円盤状でその上面6に前記切り欠きレンズ1を
はめ合わせる段付部形状の段付部7、具体的には座グリ
形状の座グリ8が形成されている。
【0019】即ち、図1において、レンズ固定治具5
は、切り欠きレンズ1を載置する円盤状の固定部9と、
この固定部9の底面側に取付けられ円盤状の固定部9と
同一の軸心を有する回転軸10とから構成されている。
前記円盤状の固定部9は、切り欠きレンズ1と同一の外
径Lを有している。また、固定部9の上面6には、切り
欠きレンズ1の切り欠き幅Mと厚さNに対応し切り欠き
レンズ1を載置した際に同一外周面を有する円盤状とな
るように、座グリ幅がMA、座グリ深さがNの座グリ形
状を有する座グリ8が形成されている。
【0020】座グリ8には、レンズ1を嵌め込んだ際に
その弾性によってレンズ1が押圧固定されるように、座
グリ8側面の最外周部に小片のゴムからなる弾性部材1
1が設けられている。この弾性部材11を座グリ8側面
に設けるために、座グリ幅MAは切り欠きレンズ1の切
り欠き幅Mよりも大きくなっている。
【0021】図3は、前記レンズ固定治具5を用いて、
切り欠きレンズ1の円弧部3に塗料を塗布する塗装装置
15である。前記レンズ固定治具5の回転軸10はモー
ター16と接続されている。また、レンズ固定治具5の
座グリ8の設けられた固定部9の外周近傍には、塗料塗
布手段17が配置されている。この塗料塗布手段17
は、塗料を塗布する塗布具としてのペン18とこのペン
18をレンズ固定治具5の固定部9に接近、離反させる
スライド部19とから構成されている。前記ペン18の
先端はレンズ固定治具5の固定部9の外周と対向するよ
うに配置されるとともに、図示しない制御装置により、
ペン18は固定部9の径方向にスライド部19を介して
移動制御されるようになっている。なおペン18は、墨
ツボ等の供給手段に接続されたフェルト状の墨塗り塗布
具にて形成されている。
【0022】上記構成のレンズ固定治具5および塗装装
置15を用いて切り欠きレンズ1の円弧部3に塗料を塗
布する方法を述べる。切り欠きレンズ1をレンズ固定治
具5の固定部9の上面6の座グリ8にはめ込み、固定部
9の外周部12とレンズ円弧部3とで円形状(即ち同一
円周面)を形成するように切り欠きレンズ1の位置を調
整した後に、切り欠きレンズ1を座グリ8に対して弾性
部材11の押圧により固定する。このとき、座グリ8は
レンズ1形状に合致した座グリ部となる。次いで、モー
ター16を回転させて、レンズ固定治具を回転させる。
次いで、図示しない制御装置によりペン18をスライド
部19を介して移動させ、ペン18の先端をレンズ固定
治具5の外周部12と接触させる。この接触により、ペ
ン18の先端によって塗料が固定部9の外周部12およ
び切り欠きレンズ1の円弧部3に塗布される。塗料の塗
布後にレンズ固定治具5の回転を停止し、レンズ固定治
具5から切り欠きレンズ1を取り外す。この取り外しに
よって、円弧部3のみに塗料が塗布された切り欠きレン
ズ1が得られる。
【0023】本実施の形態によれば、固定部9の座グリ
8によって切り欠きレンズ1の平面部13が遮蔽されて
いるので、塗料は切り欠きレンズ1の円弧部3のみに塗
布されることになる。また、レンズ固定治具5の座グリ
8側面の最外周部に設けられた弾性部材11により、座
グリ8に対する切り欠きレンズ1の着脱を容易に行なう
ことができる共に、切り欠きレンズ1の平面部13への
塗料の回り込みを防止することができる。
【0024】(発明の第2の実施の形態)本発明の第2
の実施の形態におけるレンズ固定治具およびレンズ塗装
方法について説明する。
【0025】図4は、本実施の形態にて用いるレンズ固
定治具の斜視図、図5は、本実施の形態にて用いる塗装
装置の概要を説明する断面図である。本実施の形態では
切り欠きレンズは前記図2の切り欠きレンズを用いる。
【0026】図4において、レンズ固定治具20は、切
り欠きレンズ1と同一の外径Lを有する円盤状で、その
上面21には切り欠きレンズ1の切り欠き幅Mと厚さN
に対応し、切り欠きレンズ1を載置した際に切り欠きレ
ンズ1の円弧部3とともに同一外周面を有する円盤状と
なるように、座グリ幅がMA、座グリ深さがNの座グリ
形状を有する座グリ22が形成されている。
【0027】この座グリ22には、レンズ1を嵌め込ん
だ際にその弾性によってレンズ1が押圧固定されるよう
に、座グリ22側面の最外周部に小片のゴムからなる弾
性部材23が設けられている。弾性部材23を座グリ2
2側面に設けるために、座グリ幅MAは切り欠きレンズ
1の切り欠き幅Mよりも大きくなっている。
【0028】また前記レンズ固定治具20の上面21側
には、前記座グリ22によって残ったD形状の突出部の
上面のそれぞれに、ピン24および、ピン25が植設さ
れるとともに、裏面には、同形状のレンズ固定治具の複
数個を重ねて連結できるように、前記各ピン位置に対応
して穴26、27が穿設されている。
【0029】図5は、複数個を重ねて連結して得られる
たレンズ固定治具20の連結体28を用いて、各治具に
固定された切り欠きレンズの円弧部に塗料を塗布する塗
装装置30である。
【0030】この塗装装置30には、塗料31を貯留し
た液槽32内に部分的に浸漬させた円柱状の塗布ローラ
ー33が、不図示のモーターによって回転されるように
配置されている。またこの塗装装置30には、切り欠き
レンズ1を固定したレンズ固定治具20の複数個を重ね
て連結して得られる連結体28の外周部34が前記塗布
ローラー33の上方位置で且つ塗布ローラー33の外周
部と接触しつつ回転するように、前記連結体28を回転
可能に支持するための支持部(不図示)が配置されてい
る。またこの塗装装置30には、液槽32から塗布ロー
ラー33によつて汲み上げられる塗料31の量を一定に
絞るための絞りローラー35が回転可能に配置されてい
る。この絞りローラー35は、回転する塗布ローラー3
3と連結体28とが接触する位置における塗布ローラー
33の上流側に配置されており、絞りローラー35の外
周部は塗布ローラー33と接触している。
【0031】上記構成のレンズ固定治具20および塗装
装置30を用いて切り欠きレンズの円弧部に塗料を塗布
する方法について述べる。切り欠きレンズ1をレンズ固
定治具20の上面21の座グリ22にはめ込み、治具外
周部36とレンズ円弧部3とで円形状を形成するように
レンズの位置を調整して、切り欠きレンズ1を固定す
る。このようにして、切り欠きレンズ1がはめ込まれた
レンズ固定治具20の多数個を準備し、各々のピン2
4、25と穴26、27とを連結させてレンズ固定治具
20による円柱状の連結体28を形成する。
【0032】次いで、この連結体28を前記塗装装置3
0に配置された支持部にて支持し、塗布ローラー33の
外周部の上部と回転自在に接触させる。不図示のモータ
ーによって塗布ローラー33を回転させ、塗布ローラー
33によって液槽32より塗料31を汲み上げる。この
際、塗料31は絞りローラー35によって一定量に絞ら
れる。一定量に絞られた塗料31は、塗布ローラー33
の回転に伴って連結体28の外周面34に転写される。
回転自在に支持された連結体28は塗布ローラー33と
ともに回転するので、連結体28の外周面全体に塗料3
1が塗布される。塗料31の塗布後に塗布ローラー33
の回転を停止し、連結体28を支持部即ち塗布ローラー
33から取り外し、さらに個々のレンズ固定治具20に
分解する。そして、個々のレンズ固定治具20から切り
欠きレンズを取り出すと、円弧部3のみに塗料が塗布さ
れた切り欠きレンズ1が得られる。
【0033】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様な効果が得られることに加えて、多数個の切り欠きレ
ンズの円弧部の塗装が同時に行なえるため、作業能率を
向上させることができる。
【0034】(発明の第3の実施の形態)本発明の第3
の実施の形態におけるレンズ固定治具について説明す
る。図6は本実施の形態にて用いるレンズ固定治具の斜
視図、図7は本実施の形態にて用いる切り欠きレンズで
ある。
【0035】図7において、切り欠きレンズ40は、円
形状のレンズ(切り欠きレンズの素材となるレンズ)4
3の外周部の一部側(側面部の一方のみ)を切り欠いて
得られたレンズである。
【0036】この切り欠きレンズ40の円弧部41に塗
料を塗布するために用いるレンズ固定治具45は、図6
に示すように、円盤状でその上面46に前記切り欠きレ
ンズ40をはめ合わせる段付部形状の段付部47が形成
されている。
【0037】したがって、図6に示すレンズ固定治具4
5の段付部47の上面に、図7に示す切り欠きレンズ4
0を載置してはめ合わせると、切り欠きレンズ40の円
弧部41と治具外周部48とで同一円周面を形成する構
成となっている。
【0038】このようなレンズ固定治具45と切り欠き
レンズ40の組み合わせにおいて、両者を接着固定する
と、前記各実施の形態と同様に切り欠きレンズ40の円
弧部41と治具外周部48との全面に塗料を塗布するこ
とができる。そして塗料の塗布後に、レンズ固定治具4
5と切り欠きレンズ40を剥離すると、円弧部41のみ
に塗料が塗布された切り欠きレンズ40が得られる。平
面部44は、レンズ固定治具45の段付部47でマスキ
ングされていたので塗料の付着はない。
【0039】なお、実施の形態1および2において、切
り欠きレンズの固定は弾性部材へのはめ込みにより行な
ったが、接着剤やワックスによる固定やエアー吸引によ
る固定により行なってもよい。
【0040】また、実施の形態3において、両者の接着
固定は接着剤やワックスによる固定やエアー吸引による
固定により行なっても良い。また、各実施の形態での切
り欠きレンズは、円形状のレンズを素材としてその側面
を切り欠いて形成するものに限らず、例えば、合成樹脂
の射出成形による射出成形型によってその形状を直接形
成しても良く、あるいはガラスプレスによる成形型によ
ってその形状を直接形成しても良い。
【0041】なお、上記した具体的実施の形態から次の
ような構成の技術的思想が導き出される。 (付記) (1) 外形が円状のレンズをレンズ素材として、外形
の一部を弦状に切り欠いた切り欠きレンズの外周円弧部
の面の塗装に用いるレンズ固定治具において、レンズ素
材と同一の外径を有した円盤状で、その上面に前記切り
欠きレンズを載置した際に切り欠きレンズの外周円弧面
と治具外周面とが同一円周面となるように切り欠きレン
ズ形状に合致した座グリ部を有することを特徴とする切
り欠きレンズの塗装に用いるレンズ固定治具。 (2) 外形が円状のレンズをレンズ素材として、外形
の一部を弦状に切り欠いた切り欠きレンズの外周円弧部
の面の塗装方法において、レンズ素材と同一の外径を有
した円盤状でその上面に前記切り欠きレンズを載置した
際に切り欠きレンズの外周円弧面と治具外周面とが同一
円周面となるように切り欠きレンズ形状に合致した座グ
リ部を有するレンズ固定治具に、レンズ外周円弧面と治
具外周面が同一円周面になるように固定する工程と、レ
ンズ固定治具の軸心を回転軸心として回転させて、その
回転する外周部に塗料を塗布する工程と、塗布後にレン
ズ固定治具から切り欠きレンズを取り外す工程とを有す
ることを特徴とする切り欠きレンズの塗装方法。
【0042】付記(1)記載のレンズ固定治具によれ
ば、円形状のレンズの外周面に塗料を塗布するのと同じ
になるので、従来の塗装装置であるいは従来の塗装方法
と同様に塗装することができる。
【0043】また、付記(2)に記載の塗装方法によれ
ば、レンズ固定治具に切り欠きレンズを固定することに
より、塗装を行ないたくない切り欠き面をマスキングし
つつ、見かけ上レンズ外周形状を円形状にすることがで
きる。これにより、切り欠きレンズを固定したレンズ固
定治具を一つのレンズと見なして外周部の塗装を行なっ
た後に切り欠きレンズをレンズ固定治具から取り外す
と、所望の円弧状外周部のみが塗装されたレンズを得る
ことができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1による本発明のレンズ固定治具
によれば、円盤状部上面の段付部に切り欠きレンズをは
め込むことにより、切り欠きレンズの円弧部と円盤状部
の外周部とで円形状を形成するので、円形状のレンズの
塗装と同様な塗装を行なうことができる効果を奏する。
【0045】また、請求項2による本発明のレンズ固定
治具によれば、円盤状の上面の座グリ形状に合致させて
切り欠きレンズを載置することにより、切り欠きレンズ
の円弧部と治具外周部とで同一円周面を形成するので、
円形状のレンズと同様な塗装を行なうことができる効果
を奏する。
【0046】さらに、請求項3による本発明のレンズ固
定治具によれば、弾性部材の弾性によりレンズが押圧さ
れてレンズの保持が容易になる効果を奏する。請求項4
による本発明のレンズ塗装方法によれば、切り欠きレン
ズの平面部が治具でマスキングされつつ切り欠きレンズ
の円弧部と治具外周部とで同一円周面を形成し、この状
態でレンズ固定治具を回転させると円形状のレンズと同
様に塗装を行なうことができ、塗布後にレンズ固定治具
からレンズを取り出すと所望の円弧部のみが塗装された
切り欠きレンズを得ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に用いるレンズ固定
治具の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に用いる切り欠きレ
ンズの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における塗装装置の
概要を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に用いるレンズ固定
治具の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における塗装装置の
概要を説明する断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に用いる切り欠きレ
ンズの斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に用いるレンズ固定
治具の斜視図である。
【符号の説明】
1 切り欠きレンズ 2 円形状のレンズ(切り欠きレンズの素材に相当す
るレンズ) 3 円弧状の外周部 5 レンズ固定治具 7 段付部 8 座グリ 9 固定部 10 回転軸 11 弾性部材 12 外周部 20 レンズ固定治具 22 座グリ 23 弾性部材 36 治具外周部 40 切り欠きレンズ 41 円弧部 45 レンズ固定治具 47 段付部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形状のレンズの外周の一部を切り欠い
    た形状の切り欠きレンズの円弧部の塗装に用いるレンズ
    固定治具であって、前記レンズと同一の外径を有する円
    盤状部を備え、且つその円盤状部の上面に前記切り欠き
    レンズを載置した際に切り欠きレンズの円弧部と円盤状
    部の外周部とで円形状を形成するように、前記円盤状部
    の上面に前記切り欠きレンズをはめ合わせる段付部を形
    成したことを特徴とする切り欠きレンズの塗装に用いる
    レンズ固定治具。
  2. 【請求項2】 円形状のレンズの外周の一部を切り欠い
    た形状の切り欠きレンズの円弧部の塗装に用いるレンズ
    固定治具であって、前記レンズと同一の外径を有する円
    盤状で且つその上面に前記切り欠きレンズを載置した際
    に切り欠きレンズの円弧部と治具外周部とで同一円周面
    を形成するように、前記切り欠きレンズを載置する上面
    を前記切り欠きレンズの形状に合致する座グリ形状に形
    成したことを特徴とする切り欠きレンズの塗装に用いる
    レンズ固定治具。
  3. 【請求項3】 前記切り欠きレンズの形状に合致する座
    グリ形状における切り欠きレンズの平面部と対応する面
    には、弾性部材を配置することを特徴とする請求項2記
    載の切り欠きレンズの塗装に用いるレンズ固定治具。
  4. 【請求項4】 円形状のレンズの外周の一部を切り欠い
    た形状の切り欠きレンズの円弧部の塗装方法において、
    前記円形状のレンズと同一の外径を有する円盤状で且つ
    その上面に前記切り欠きレンズを載置した際に切り欠き
    レンズの円弧部と治具外周部とで同一円周面を形成する
    ように形成した座グリ形状を有するレンズ固定治具に、
    前記切り欠きレンズを載置する工程と、前記レンズ固定
    治具の軸心を回転中心として回転させて前記切り欠きレ
    ンズの円弧部と治具外周部とに塗料を塗布する工程と、
    塗布後にレンズ固定治具から切り欠きレンズを取り出す
    工程とを有することを特徴とする切り欠きレンズの塗装
    方法。
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