JPH1128802A - 再使用可能な支持表面及びそれと共に用いるリソグラフィ構造体を備えたリソグラフ印刷システム - Google Patents

再使用可能な支持表面及びそれと共に用いるリソグラフィ構造体を備えたリソグラフ印刷システム

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JPH1128802A
JPH1128802A JP10054003A JP5400398A JPH1128802A JP H1128802 A JPH1128802 A JP H1128802A JP 10054003 A JP10054003 A JP 10054003A JP 5400398 A JP5400398 A JP 5400398A JP H1128802 A JPH1128802 A JP H1128802A
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Richard A Williams
リチャード・エイ・ウィリアムス
Ernest W Ellis
アーネスト・ダブリュー・エリス
Thomas E Lewis
トマス・イー・ルイス
Robert Howard
ロバート・ハワード
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    • B41C1/1008Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials
    • B41C1/1033Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials by laser or spark ablation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永続的な支持体から取り外し可能なリソグラ
フ印刷構造体の提供。 【解決手段】 リソグラフ印刷構造体100は、例えばプ
レートシリンダ106に対して(通常はクランプにより)
固定された金属シート110である、永続的な支持体に対
して、例えば接着剤や負圧により、着脱可能に固定され
る。支持体は、プレートシリンダの表面であることもで
きる。こうして伝統的な「プレート」は、薄く、容易に
製造することのできる印刷部材によって置き換えられる
ことになる。こうした印刷部材は使用後に、支持体から
分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル印刷装置及
び方法に関し、より詳しくは、デジタル制御されたレー
ザ出力を用いて印刷機上で又は印刷機外でイメージング
(イメージ形成)可能なリソグラフ印刷プレート構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフセットリソグラフ印刷においては、
イメージはプレート又はマット上に、インク受容性(親
油性)及びインク反発性(疎油性)の表面領域のパター
ンとして存在する。インクは親油性領域上では保持さ
れ、プレートが疎油性の部分では拒絶される。乾式印刷
システムでは、プレートは単にインク付けされ、イメー
ジが記録材料上へと転写される。即ちこのプレートは最
初にブランケットシリンダと呼ばれる中間の順応性のあ
る表面と接触し、このブランケットシリンダが次いで、
イメージを紙その他の記録媒体へと適用するものであ
る。典型的な給紙式の印刷システムでは、記録媒体は圧
胴即ち印像シリンダにピン止めされ、この印像シリンダ
によってブランケットシリンダと接触させられる。
【0003】湿式リソグラフシステムでは、非イメージ
領域は疎水性であり、必要とされる撥インク性は、イン
ク付けに先立って、或いはインク付けと関連して、湿潤
溶液(又は「湿し液」)をプレートに最初に適用するこ
とによって備えられる。撥インク性の湿し液は、インク
が非イメージ領域に付着することを防止するが、しかし
イメージ領域の親油性の性質に影響するものではない。
【0004】乾式及び湿式リソグラフ印刷プレートは何
れも、一般には何らかの形式の支持体上に配置された印
刷表面からなり、この支持体はインクの受容又は拒否の
パターンに対して寄与する場合も、しない場合もある。
例えば米国特許第5,339,737号に開示されているよう
に、レーザでイメージング可能なリソグラフ印刷構造体
は、インク又はインク忌避液体に対する親和性(又は反
発性)の故に選ばれた最初の層、即ち最上層と、その下
側にあってイメージング(例えば赤外、即ち「IR」)
放射線に応じて融除されるイメージング層と、そしてイ
メージング層の下側の、インク又はインク忌避液体に対
する最初の層とは逆の親和性(又は反発性)によって特
徴付けられる、耐久性のある強い基体とを含む。イメー
ジング層が融除されると、最上層もまた弱化される。下
側の層に対する係留が破壊されることにより、最上層は
イメージング後のクリーニング工程において容易に除去
可能なものとなり、インク又はインク忌避液体に対して
最上層の暴露されていない部分のそれとは異なる親和性
を有するイメージスポットが生成される。この型式の構
造体においては、伝統的な多くの光暴露型式の構成の場
合と同様に、基体は重厚な高分子フィルムであり、イン
クを受容すると共に、構造体に対して必要な強度と耐久
性を付与するものである。しかしながら、こうした品質
を得るためには、材料費だけでなく、かかるフィルムを
取り扱うことのできる能力の製造設備というコストがか
かることになる。
【0005】米国特許出願第08/700,287号及び第08/75
6,267号は、無機金属層を含む湿式及び乾式リソグラフ
印刷部材を開示している。こうした層は、非常に薄い適
用レベルにおいても、親水性と実質的な耐久性の両者を
示し、イメージング放射線の吸収により融除され、それ
によって化学的な現像なしでの直接的なイメージングを
促進する。これらはまた光学干渉構造体を形成するため
にも用いられ、この光学干渉構造体は、色彩をもたらす
と共に、やはりイメージング放射線を吸収して、イメー
ジングパルスに応じて融除される。この構想に基づく湿
式リソグラフ印刷部材は、取り扱いと環境による損傷に
対する保護をもたらす保護層を含むことができ、これは
プレートの貯蔵寿命を延ばすと共に、融除によって生成
される破片屑を坦持する。この層は印刷の準備工程の間
に洗い流され、プレートを効果的に洗浄すると共に、別
個の除去工程を必要とせずに消失する。しかしながらこ
の場合にも、こうした印刷部材は重厚な高分子基体を想
定したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】幾つかの用途では、プ
ラスチックフィルムにより与えられ得るものよりも大き
な、寸法安定性が必要とされる。こうした用途の一つ
は、典型的には新聞発行者により用いられる、特別な型
式のウェブ印刷であり、そこでは印刷プレートをプレー
トシリンダに対して保持させるための、クランプ機構が
用意されていない。その代わり、プレートの各々の先端
及び後端は折り曲げられ、対応するシリンダに設けられ
たスロットへと挿入され、かくしてプレートがこの折曲
された端部の機械的な屈曲作用により、シリンダ表面に
対して保持されるようになっている。フィルムやプラス
チック材料の場合には、こうした印刷機での使用に対処
するために必要な、形状保持性や物理的な強度は簡単に
は得ることができない。例えば、加熱硬化設備を用いる
ことで、ポリエステル基体に比較的永続的な屈曲を備え
させることは可能であるが、そうした手法は面倒であ
り、またコストもかかる。こうした用途の場合には、プ
ラスチックフィルムの基体は通常は、例えば米国特許第
5,188,032号(その開示の全体は、ここでの参照によっ
て本明細書に取り込まれる)に記載されているようにし
て、丈夫な金属製支持体に積層される。
【0007】また、寸法の大きなプレートについて通常
行われているように、金属製シートを直接に基体として
用いることも可能である。プラスチック又はフィルムを
基礎とするプレートの寸法安定性は、基体の厚みを増大
させないのであれば、寸法と共に減少していく傾向があ
る。しかしながら、プレートの寸法によっては、許容可
能な剛性を維持するために必要とされる厚みの増加量に
より、プレートが扱い難くなったり、不経済になった
り、或いはその両方を招来したりする。金属基体の場合
には対照的に、比較的中庸の厚みにおいて、高度の構造
的一体性がもたらされ得る。
【0008】もちろん、金属の支持体や基体は、対応す
るプラスチック製品よりも高価であり、特別の頑丈な設
備が必要とされる。これらは長期間にわたる印刷機の運
転の後でも実質的に影響を受けないが、プレート構造体
の一部をなすものであり、またプレートの他の層に対し
て一体的に結合されていて、再使用は不可能なものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、プレー
ト基体又は支持体の再使用のための備えが施される。こ
のプレート基体又は支持体はプレートシリンダに対して
固定(例えばクランプを用いたり屈曲させたりして)可
能な金属シートであることができ、また代替的には、こ
うしたシリンダに常設される表面であることができる。
このようにして、伝統的な「プレート」は、薄く、容易
に製造可能な印刷部材であって、使用後に支持体から分
離されるものによって置き換えられることになる。一つ
の手法では、印刷部材はリソグラフ印刷パターンを受容
するための印刷構造体を有し、この構造体の下側に接着
剤層が備えられる。この印刷部材がプレートシリンダ又
は他の支持体の金属表面に対して適用された場合には、
接着剤が印刷部材を支持体に対し、印刷中に両者の間で
相対運動が生ずるのを防止するに十分な強度でもって保
持させる。このようにして、別々の印刷ステーション
(インクが適用される記録媒体と順次遭遇する)に関連
付けられた印刷部材相互の間における整合を、完全に維
持することができる。印刷作業が終了したならば、印刷
部材は支持体から引き剥がされ、リサイクルされるか、
或いは廃棄される。換言すれば、整合を維持する際の強
度に拘わらず、接着剤は印刷部材の支持体からの引き剥
がしを妨げず、また好ましくは支持体上に残滓を実質的
に残さない。
【0010】強調されねばならないのは、印刷部材は伝
統的なカットシートの形態でよく、或いはまた何らかの
他の形態、例えば部分ごとに支持体に適用されるロール
の如きものでも構わないことである。例えば、かかるロ
ールはシリンダの内部に収容されていることができ、印
刷作業が完了するごとに、シリンダの外部表面の周囲に
増分的に巻回される。例えば米国特許第5,355,795号を
参照されたい。
【0011】別の実施形態では、接着剤は感熱型のもの
であり、温度の上昇に伴って接着性を喪失する。接着剤
で裏打ちされた印刷部材は支持体に適用され(そして必
要ならば接着を生じさせるために加熱され、次いで冷却
される)、そして印刷が通常の仕方で実行される。印刷
部材の除去を容易にするために、支持体が加熱される。
好ましくは、支持体の表面と、接着剤を坦持している印
刷部材の層は、加熱に際して接着剤が印刷部材の方によ
りよく保持され、かくして支持体上の残滓が最小限とな
るように選ばれる。
【0012】第三の実施形態では、印刷部材は多孔質の
円筒状支持体(例えばリソグラフ印刷機のプレートシリ
ンダ)の外側表面上に、負圧によって保持される。即ち
シリンダの内部に適用される真空が、半径方向の孔部を
介して作用し、それによって印刷部材(一般にはシート
の形態)をシリンダの外側表面に対して保持するもので
ある。本発明のこの実施形態に関して用いられる印刷部
材は通常は極めて薄いため(例えば0.001-0.002インチ
のオーダ)、保持された印刷部材の変形を回避するよう
特別に適合された構成のシリンダを用いることが必要で
ある。例えば、在来の真空型のプレート保持システムは
典型的には、大きな間隔を置いた比較的直径の大きな空
気通路を有しているが、これらは印刷部材の表面に凹み
を生成するものであり、その結果、印刷は不均一にな
る。そこで本発明では、シリンダの表面全体(或いは少
なくとも印刷部材のイメージ部分の下側にあるシリンダ
の部分)にわたって切れ目無く存在する、連続的且つ均
一に分布した小径の孔部を有するシリンダを用い、それ
によって非常に一様な保持力を生成し、表面に凹部を生
ずる可能性のある圧力の集中を回避する。印刷の後に、
使用済みの印刷部材の除去を促進するためには、正圧を
用いることが可能である。
【0013】本発明はさらに、本発明によるリソグラフ
材料の連続的且つ自動的な適用、イメージング、及び除
去のための、機上システムからなるものである。
【0014】以上の議論は、以下の発明の詳細な説明を
添付図面に関連して参酌することにより、より容易に理
解されるものである。なお、図面及びそこに示した部材
は、必ずしも縮尺通りではない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に関して用いられる印刷部
材は多くの形態を取ることが可能であり、型式や構造に
関して制約があるものではない。例えば、好ましい印刷
部材の範囲は、伝統的な光暴露のための構造体から、レ
ーザや火花放電により融除又は他の形でイメージングさ
れる印刷部材にまで及ぶ。レーザ放電によりイメージン
グされるのに適した印刷部材は、例えば米国特許第5,33
9,737号及び第5,379,698号に開示されている(これらの
開示の全体は、ここでの参照によって本明細書に取り込
まれる)。代表的な構造体に含まれるものとしては、疎
油性(乾式印刷用)又は親水性(湿式印刷用)の表面層
と、その下側にありレーザイメージングパルスに応じて
融除される薄い金属又は高分子のイメージング層、及び
イメージング層の下側の、非融除性の親油性(インク受
容性)基体とを有する三層印刷部材がある。二層の印刷
部材の場合には、レーザ放電により融除され得る疎油性
又は親水性の表面層と、その下側にあり、融除されるこ
とのない親油性基体とが用いられる。
【0016】他の好ましい手法においては、印刷部材は
ある種の金属材料をベースとする表面層と、その下側に
ある親油性の層とからなる。この金属材料は親水性であ
って耐久性があり、湿式プレート構造体に適したもので
ある。一つの態様では、この材料は非常に薄い(50-500
Å、チタンについては300Åが好ましい)金属層であ
り、これには空気に暴露されると自然酸化膜表面を発現
させるものも、させないものもある。この層はIR放射
線に応じて融除され、イメージは印刷部材上に、一つ又
はより多くのレーザの出力に対してパターン化された暴
露を行うことを通じて付与される(例えばここで参照す
ることによりその内容の全体を本明細書に取り込む米国
特許第5,385,092号に開示されているようにして)。こ
の金属は好ましくは、少なくとも一つのdブロック(遷
移)金属、アルミニウム、インジウム、又はスズであ
る。混合物の場合には、これらの金属は合金として、又
は金属間化合物として存在する。親油性層もまた、種々
の仕方で処理可能であり、それによって金属層に対する
接着性が改良される。例えば、酸素を含むワーキングガ
ス(例えばアルゴン/酸素の混合物)を用いてフィルム
の表面をプラズマ処理すると、フィルムの表面に酸素が
付加される結果となり、その表面を表面層の金属と反応
性のものとすることにより、接着性が改良される。酸素
はしかし、プラズマ処理を上首尾に行うために必要なも
のではない。他の好適なワーキングガスに含まれるもの
としては、純アルゴン、純窒素、及びアルゴン/窒素混
合物がある。例えばBernierらのACS Symposium Series
440, Metallization of Polymers,p.147 (1990)を参照
のこと。
【0017】代替的に、この印刷部材は金属層の上側
に、金属性無機層を含むことができる。この金属性無機
層は、少なくとも一つの金属と少なくとも一つの非金属
の化合物、又はこうした化合物の混合物からなる。下側
にある金属層と同様に、この無機層はイメージング放射
線を吸収して融除されるものであり、従って僅かに100
−2000Åの厚みで適用される。この無機層の金属成分
は、d−ブロック(遷移)金属、f−ブロック(ランタ
ノイド)金属、アルミニウム、インジウム、又はスズ、
或いはこれらの何れかの混合物(合金、又はより明確な
化合物が存在する場合には金属間化合物)でありうる。
好ましい金属に含まれるものとしては、チタン、ジルコ
ニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、モリブデン、
及びタングステンがある。非金属成分は、p−ブロック
元素のホウ素、炭素、窒素、酸素及びケイ素の一つ又は
それ以上であることができる。ここにおける金属/非金
属化合物は、明確な化学量論量を持つ場合も持たない場
合もあり、場合によっては(例えばAl−Si化合物)合金
である。好ましい金属/非金属の組み合わせには、Ti
N,TiON,TiOx(0.9≦x≦2.0),TiAlN,TiAlC
N,TiC及びTiCNなどが含まれる。
【0018】金属又は金属性無機層が表面の最上層とな
る湿式プレートの実施例においては、印刷部材はまた、
その上に適用される保護層を含むことができる。保護層
を形成する材料は、好ましくはポリアルキルエーテル化
合物からなり、その分子量は適用の態様、モードと、プ
レート製造条件とに依存する。例えば、液体として適用
又は塗布される場合、プレートが製造中に加熱された
り、保管や輸送中に熱を受けたりするのであれば、ポリ
アルキルエーテル化合物は比較的大きな平均分子量(即
ち少なくとも600)を有する。そうでない場合には、よ
り低分子量のものであっても構わない。コーティングさ
れる液体はまた、コーティングされる材料に対して適当
な塗布重量において、均一なコーティングを容易ならし
めるのに十分な粘度を示さねばならない。
【0019】水性コーティングについて好ましい配合
は、平均分子量約8000のポリエチレングリコール(PE
G)80重量%と、増粘剤として作用する20重量%のヒド
ロキシプロピルセルロースとの組み合わせからなる。こ
の仕様による配合は、4.4重量部のPluracol 8000(米国
ニュージャージー州、マウント・オリーブ所在のBAS
F社により市販されている)と、1.1重量部のKlucel G
又は99-G "FF"グレードのヒドロキシプロピルセルロー
ス(米国デラウェア州ウィルミントン所在のHercules社
により市販されている)を組み合わせることにより調製
できる。これらの成分は乾燥パウダーとして一緒に混合
し、混合物を28重量部の水に対して50−55℃で、激しく
撹拌しながら徐々に加え、添加の間にパウダーが濡らさ
れるようにする。温度を50−55℃に保ったまま、この混
合物を20−30分間撹拌し、それによってKlucelの粒子を
濡らし、Pluracolを溶解させる。この時点で、66.5重量
部の冷水(約5−10℃)を一度に加え、混合物の温度を
室温付近又はそれ以下とする。溶解が完了するまで、撹
拌を1−2時間継続する。溶液の粘度は約100cPと測定
される。
【0020】他の材料及び配合もまた、有利に使用する
ことができる。例えば、ポリアルキルエーテルはポリヒ
ドロキシル化合物、ポリカルボン酸、ポリスルホンアミ
ド、若しくはポリスルホン酸、又はこれらの混合物で置
換することができる。アラビアゴム又は市販のプレート
仕上げ剤に見られるゴム化(gumming)剤と湿し液もま
た、保護層をもたらすために使用することができる。米
国ニュージャージー州オークランドのVarn Products Co
mpanyにより市販されているTRUE BLUEという商品名のプ
レートクリーニング剤とVARN TOTALという商品名の湿し
液もまた、この目的に適している。また同様に、米国ニ
ュージャージー州ソマービルのHoechstCelaneseのPrint
ing Products Divisionから市販されているFPC製品、米
国イリノイ州レークブラフのRosos Chemical Co.から市
販されているG-7A-"V"-COMBという商品名の湿し液、米
国フロリダ州ハリウッドのAllied Photo Offset Supply
Corp.により市販されているVANISHという商品名のプレ
ートクリーナー及びスクラッチリムーバー、並びにやは
りAllied社から市販されているPOLY-PLATEという商品名
のプレートクリーニング溶液も適したものである。やは
り有用である別の仕上げ材料は、非常に薄い層として適
用されるポリビニルアルコールである。
【0021】保護層は好ましくは、その役割、即ち取り
扱い作業と環境的な要因による損傷に対する保護をもた
らし、空中浮遊汚染物質からプレートをシールドするこ
とによりプレートの保管寿命を延ばし、またイメージン
グにより生成された破片屑を取り込むといった役割に応
じた最小厚みでもって適用される。保護層を薄くするこ
とができれば、印刷機の準備に際して保護層をより迅速
に洗い流すことができ、ロールアップ時間を短縮可能で
あり、またプレートのイメージング感度に対する保護層
の影響も少なくなる。
【0022】本発明の好ましい構成においては、印刷部
材は在来の基体よりも薄い基体層を含む。例えば、リソ
グラフプレート構造体において用いられる典型的なイン
ク受容性材料であるポリエステルフィルムを、0.001イ
ンチ又はそれ以上の厚みで用いることが可能である。好
ましい厚みの範囲は 0.001から0.002インチである。も
ちろん、用途が異なれば、より大きな、又はより小さな
厚みが適当であろう。例えば、より強靱な高分子材料で
あれば、より薄い厚みで用いることができる。
【0023】図1を参照すると、薄い印刷部材を再使用
可能な表面に対して接着剤により固定するための、本発
明の基本的な手法が示されている。接着剤の裏打ち102
を含む印刷部材100は、円筒形の支持体(例えばステン
レススチールやアルミニウムのプレートシリンダ)106
の外側表面104に対して直接に適用され、或いはこれに
代えて、それ自体がシリンダ106に対して取着されてい
る金属製(例えばステンレススチール)のキャリア110
の表面108に対して適用される。例えば、キャリア110は
一対の端縁のタブ(その一方を112で示す)を有し、こ
れらはシリンダ106のスロットに受容され、或いはシリ
ンダの空所セグメント115内部に配置された在来のクラ
ンプによって受容される。
【0024】このことは図2により明らかに示されてい
る。この図2もまた、印刷部材100の特徴をより詳細に
示している。キャリア110の端縁のタブは、一対のクラ
ンプ120a, 120bに受容されている。印刷部材100は、全
体を122で示す印刷構造体と、接着剤層124とからなって
いる。この印刷構造体122は複数の共動する層からなる
ことができ、これらは化学放射線又はイメージング(例
えばIR)レーザパルスに応じて、そして必要であれば
後処理を経て、インク及び/又は湿し液に対して異なる
親和性を示す、イメージ単位での領域パターンを有する
ようになる。典型的には、図1に示されているように、
印刷部材100の印刷領域130、即ちイメージ単位でのパタ
ーンを実際に受け取る印刷部材の表面部分は、印刷部材
表面の全体からすると、部分的な領域である。
【0025】図2に概略的に示されている第一及び第二
の実施例においては、印刷部材100は、リソグラフ印刷
パターンを受け取るための印刷構造体122と、この印刷
構造体122の下側にある、接着剤の層124とからなる。第
一の実施例では、印刷部材100は、プレートシリンダ又
は他の支持体の、金属製の表面に対して適用される。接
着剤層124は感圧性であり、印刷部材をキャリア110(又
はシリンダ106の表面)に対して十分な強度で保持し、
印刷に際してそれらの間で相対的な動きが生ずることを
防止する。この接着剤はしかしながら、印刷作業が終了
した場合に、好ましくは実質的な残滓を残すことなし
に、キャリア110から印刷部材100を引き剥がすことを可
能にするに十分なだけ弱いものである。有用な接着剤は
また、印刷に際して通常遭遇する、化学的反応物質(湿
し液、プレートクリーナ、及び/又はインク溶剤)の作
用に対して抵抗する。
【0026】この目的に適した接着剤には、アクリル材
料、例えば繰り返して適用し除去する目的で配合された
アクリル材料が含まれる。印刷部材100の表面積は非常
に大きいから、全体として相対移動することは、接着力
が中庸な場合であっても実質的に阻止することができ
る。この実施例の一つの例示的な形態では、米国ニュー
ハンプシャー州ウィンダムのInternational Tape Co.に
より市販されている両面コーティングの4560ポリエステ
ルフィルムテープが、湿式リソグラフ印刷プレートの裏
側(ポリエステル)表面に適用され(テープの永続結合
用の表面をポリエステル層に向けて)、この複合構造体
が、4色のリソグラフ印刷機のプレートシリンダに適用
される。このプレートで印刷した場合、整合は乱されな
いことが判明した。4560製品の粘性の少ない側(キャリ
ア又はプレートシリンダに接触する)はアクリル接着剤
であり、1インチ幅当たり16オンスの接着値と、4.0イ
ンチの粘性値とを有している。しかしながら商業的に実
施するに際しては、接着剤を片面コーティングとして、
印刷構造体122の下層の下側に適用することが、一般的
に好ましい。市販供給される形態の印刷部材は、接着剤
層124の下側に裏打ちライニングを有し、ユーザは適用
の直前にこれを除去することになる。しかし、両面コー
ティングの材料を使用することは、利点を有しない訳で
はない。テープの厚み(約0.004インチ)の故に、4560
製品が適用されたプレート(米国特許出願第08/700,287
号によれば、Ti/TiNプレート)は、良好な耐スクラッ
チ性を示すことが見出されている。従って、この接着剤
を変形可能な層として用いて、ここで参照することによ
りその内容の全体を本明細書に取り込む米国特許第5,70
4,291号に従い、スクラッチ(引っ掻き)を防止するこ
とが可能である。
【0027】米国ニューハンプシャー州ウィンダムのIn
ternational Tape Co.により市販されている両面コーテ
ィングの550ポリエステルフィルムテープを、湿式印刷
プレートの裏面に適用して用いることにより、やはり上
首尾な結果が達成された。この製品の粘性の少ない側
は、1インチ幅当たり10オンスの接着値と、4.0インチ
の粘性値とを有している。しかしながらこの形態の場合
には、化学的な抵抗性が、長期の運転には適していな
い。
【0028】第二の実施例では、接着剤層124は熱応答
性材料である。適用された場合(直接に、又は加熱及び
冷却サイクルの後に)、この接着剤は印刷部材100をキ
ャリア110(又はシリンダ106の外側表面)に対し、印刷
時に両者の間における相対的な移動を妨げるのに十分な
強度で保持するが、それが適用された表面を加熱するこ
とによって剥離される。従って、シリンダ106はそれに
関連する、選択的に起動可能な加熱ユニット135を有
し、このユニットがシリンダの外側表面(及び熱伝導に
より、用いられている場合にはキャリア110も)又は他
のプレート坦持装置を加熱して、印刷部材100を好都合
に除去可能な温度とする。好ましくは、この接着剤の配
合は、この接着剤がキャリア110やシリンダ106の表面に
対してよりも、印刷構造体122に対して優先的に接着す
るようなものとされる(及び/又は印刷構造体122の底
部表面がそのように処理される)。
【0029】熱応答性の接着剤124は、ポリウレタン、
ポリアミド(又はコポリアミド)、エチレンビニルアセ
テート、ポリシラン(例えばヘキサメチルジシロキサン
を堆積するに先立ってポリエステルの表面をプラズマで
活性化することによって適用されうる)、或いは他の、
例えば華氏200−350度といった都合の良い操作温度にお
いて内部凝集力を失う何らかの熱応答性材料である。印
刷構造体122の除去に際して接着剤が主としてこの印刷
構造体122に残存するのを助長するために、印刷構造体1
22の底部表面を処理することができる。典型的には、こ
の処理に含まれるものとしては、表面の粗面化、三次元
トポロジの形成による接着性の向上などがある。一つの
手法では、印刷構造体122の下側の層は高分子(例えば
ポリエステル)であり、底部表面はプラズマ放電により
処理される。もちろん、他の形態による粗面化(例えば
機械的手段による)も、他の材料や異なる用途の場合に
はより良好となり得るものであり、当業者であれば、過
度の実験を行うことなしに、最も適切な技術を容易に特
定することができる。代替的に、熱応答性接着剤に対し
て親和性を示す「結合性(tie)」コーティングを印刷
構造体122の底部表面に塗布し、この結合性コーティン
グに対して接着剤を適用することができる。チタンによ
るメタライゼーションは、種々の接着剤材料について、
有利な結合性コーティングをもたらす。
【0030】この実施例については、研磨された又は未
研磨のステンレススチール製キャリア110(又はシリン
ダ106)を用いて、加熱された接着剤に対する親和性を
最小限のものとすることが特に好ましい。しかしなが
ら、別の代替例として(又は印刷構造体122の処理に加
えて)、剥離を助長するようにシリンダ106又はキャリ
ア110を処理することもできる。例えば、金属表面に対
してプラズマを適用して油分を除去し、その後その表面
にフッ素ポリマー又はシランをプラズマを用いて堆積さ
せる(例えばヘキサメチルジシロキサンのような分解可
能なシロキサンをプラズマで活性化することにより)こ
とによりコーティングすることができる。
【0031】上記した第一及び第二の実施例による印刷
構造体は、ロールの形態で製造し、使用するように設計
することができる。図3−6は、この型式の構成にふさ
わしい、適切な構成を詳細に示している。図3は、剥離
層としても作用する表面を用いた、乾式印刷構造体の、
隣接する二巻き分150, 152を示している。150, 152で示
されたこの印刷構造体は、インク忌避性のシリコーン又
はフッ素ポリマーからなる第一の層160と、イメージン
グ放射線に応じて融除されるイメージング層162(例え
ば米国特許第5,379,698号による、200Å又はそれ未満で
適用されたチタンのような薄い金属、或いは米国特許第
5,339,737号に記載された如き高分子層)、及び、例え
ば0.001インチ又はそれ未満の厚みを有するポリエステ
ルフィルムであるインク受容性の基体164とからなる。
基体164の下側には、感圧性接着剤層166が置かれてい
る。この接着剤層166は第一の層160には接着せず、従っ
て第一の層160は、第一の層160−接着剤層166を連続し
て巻き出すことを可能にする、剥離表面をもたらすこと
になる。この場合にも、接着剤層166は米国特許第5,70
4,291号に従って緩衝作用をもたらすように構成可能で
ある。
【0032】図4は、米国特許出願第08/756,267号の手
法を用いた湿式印刷構造体の二つの隣接する巻き180,18
2を示している。この印刷構造体は親水性バリア層190を
含み、この層はそれ自体、好ましくはポリアルキルエー
テル、ポリヒドロキシル化合物、ポリカルボン酸、ポリ
スルホンアミド、及びポリスルホン酸からなる群より選
択される少なくとも一つの化合物からなる。またこの構
造体は耐熱性の親水性層192を含み、これは少なくとも
一つの金属と少なくとも一つの非金属の化合物からな
り、この少なくとも一つの非金属は、ホウ素、炭素、窒
素、ケイ素及び酸素からなる群から選ばれ(例えば窒化
チタン、又はチタン上の窒化チタン)、イメージング放
射線に応じて融除される。印刷構造体はさらに、インク
受容性基体194を含み、これは例えば0.001インチ又はこ
れ未満の厚みを有するポリエステルフィルムであること
ができる。基体194の下側には、ホットメルト接着剤層1
96が置かれている。この接着剤は、加熱されるまでは実
質的な粘性を全く示さず、従って室温では親水性バリア
層190に接着しない。この場合にも、こうした接着性の
欠如により、親水性バリア層190−接着剤層196をロール
から連続的に巻き出すことが可能になる。
【0033】しかしながら、粘性が欠如していることが
絶対的な訳ではなく、殆どのホットメルト接着剤は、何
らかの僅かな残滓を親水性バリア層190上に残すと予測
される。しかしこのバリア層は、印刷の準備段階工程に
おいて洗い流されるように特に配合されており、プレー
トを有効に洗浄すると共に、坦持された接着剤残滓と共
に消失する。
【0034】図5は、図4の実施例の代替例を示してお
り、剥離ライナー198が含まれている。このライナー
は、接着剤層200に、事実上所望とするどのような接着
剤をも使用することができるようにするものである。ラ
イナー198は例えば、接着剤層200と接触する側がシリコ
ーンでコーティングされたポリエステルであることがで
きる。コーティングされていない側は、ロールに巻かれ
た場合に親水性バリア層190と接触するが、この層に接
着することはない。代替的に、ライナー198は、接着剤
層200及び保護層である親水性バリア層190の何れとも相
互作用しない、何らかの他の不活性材料であることがで
きる。この構造において保護層190は任意選択的なもの
であり、所望ならば省略可能であることに注意しなけれ
ばならない。
【0035】この手法では、金属製の支持体に対して積
層(又は他の形態による取着)を行うに先立って、剥離
ライナーを除去することが必要とされるが、この手法は
極めて一般的なものであり、種々の他の型式の印刷構造
体に対しても適用可能である。例えば、ライナー198と
接着剤層200を、米国特許第5,339,737号による湿式プレ
ート構造に対して適用することができる。こうした構造
体は例えば、表面層としての、ポリビニルアルコール又
は他の親水性の高分子材料と、イメージング放射線に応
答して融除されるイメージング層(例えば上述したよう
な薄い金属又は高分子層)と、インク受容性層(例えば
ポリエステル基体)とを含むことになる。接着剤層200
は、ポリエステル層の下側に永続的に適用され(しかし
上述したように、この構造体が適用される支持体からは
除去可能である)、剥離ライナー198が接着剤層200の下
側に置かれる。
【0036】さて図6を参照すると、ロールに巻くこと
が可能な印刷構造体の一巻き分が示されている。この構
造体も剥離材料を用いているが、接着剤層を暴露させつ
つ巻き出されるものである。この図示の構造体は、親水
性保護層190と耐熱性の親水性層192を含み、また一時的
支持層210を含んでいて、その上に他の層が構築され
る。支持層210は安価な紙製シート又は高分子材料から
なることができ、望ましくはやはりリサイクル可能なも
のである。剥離層212a, 212bが、支持層210の両側に適
用される。剥離層212aの機能は、接着剤層214に対する
接着を防ぐことであり、従ってこの剥離層212aは、支持
層210の性質によっては(或いは接着剤層214がホットメ
ルト接着剤の場合には)省略することができる。剥離層
212bの機能は、この構造体を支持体に対して適用した後
に、支持層210を保護層190から剥離するのを可能にする
ことである。一つの手法では、剥離層212bは、剥離を制
御された仕方で行うように配合されたシリコーンの剥離
層である。代替的に、剥離層212bは熱により活性化され
る物質、例えばワックスである。例えばホットスタンピ
ングフォイルの用途に用いられるカルナウバワックスの
コーティングは、適当な材料として代表的なものであ
る。このワックスは室温では固形であるが、加熱された
場合には液状化して、支持層210の除去を容易なものと
する。保護層190は親水性であるから、剥離層212bもあ
る程度の親水性を示すことが望ましい。実際に、このワ
ックスが十分に親水性であれば、これは単一の層とし
て、剥離層212bと保護層190の両者の機能を果たすこと
ができる。
【0037】支持層210は、この構造体の製造のための
基体として作用する。保護層190、耐熱性の親水性層19
2、基体194及び接着剤層214は、剥離層212b(又は支持
層210の上に直接)上に順次堆積又はコーティングされ
る。使用に際して、接着剤層214は金属製の支持体に対
して(除去可能なように)適用され、支持層210はこの
構造体から剥離されて、印刷を行うことができるように
する。剥離層212bの何らかの残滓は保護層190に坦持さ
れ、印刷の準備段階において洗い流される。
【0038】図7は、全体的に250で示されている装置
を図示しており、この装置は、再使用可能な支持体とし
て作用する金属製シート255に対して、ロール形態のプ
レート材料を適用するために用いることができる。シー
ト255が順次通過される、連続した処理経路は、入口257
と、表面調整チャンバ260と、このチャンバの雰囲気を
制御する清浄空気(クリーンエアー)源262と、適用チ
ャンバ265と、出口267とからなる。シートは、表面調整
チャンバ260を通過されるに際して、まず最初に表面処
理ユニット270に遭遇する。この装置は、表面の塵埃の
除去及び/又はコロナ処理に対処することができる。加
えて、このユニット270は使用済みの印刷構造体がシー
ト255上に存在している場合にはこれを検出することが
でき、ナイフやブレードを用いて(また用いられている
接着剤の型式によっては、加熱用のランプも起動するこ
とにより)使用済みの材料を引き剥がすことができる。
【0039】一対の駆動ローラ272が、シート255を適用
チャンバ265に供給するためのニップを形成している。
チャンバ265に配置されているものは、接着剤で裏打ち
された本発明のプレート材料のカセット又はロール275
である。このプレート材料275は、一対の適用ローラ280
(ホットメルト接着剤が用いられる場合には加熱されう
る)のニップへと供給される。これらのローラ280はプ
レート材料275をシート255に対して適用し、プレート材
料275はブレード285によって所定の長さに切断される。
こうした仕上げられたプレートは、出口267を介して装
置250を出ていく。
【0040】接着剤材料のロールもまた、上述したよう
に中間のキャリアに対してではなく、図8に示すように
して、印刷機内の印刷ステーションのプレートシリンダ
に対して直接且つ自動的に適用することができる。この
印刷機の部材には、プレートシリンダ300と、このプレ
ートシリンダ300と回転接触しているブランケットシリ
ンダ302と、インク付けシステム305が含まれる。インク
付けシステム305は、プレートシリンダ300に接着されて
いるイメージングされたプレート上に対して、インクを
転写する。乾式システムでは、インクはプレートに対し
直接に転写されるが、湿式構成においては、インク付け
システム305はインク付けに先立って、プレートに対し
て湿し液を適用する手段を含む。ブランケットシリンダ
302は、プレートのイメージ単位のパターンでもってイ
ンクを受容し、このパターンを記録媒体(図示せず)に
対して転写する。
【0041】プレート材料306はシリンダ300に対してア
プリケータ308により適用されるが、このアプリケータ
はプレート材料306のロール310を含んでいる。プレート
材料306が剥離ライナー(図2−4で示した如きもの)
を含まない場合には、プレート材料は供給ロール310か
ら引き出され、引っ込めることの可能なテンション付与
及びアプリケーション用のローラ312により、シリンダ3
00の表面に対して直接に適用される。シリンダ300の表
面全部が覆われたならば、ブレード(図示せず)がプレ
ート材料306を横断して軸方向に引かれ、その結果とし
て生成される端部は、ローラ312によりシリンダ300に対
して押し付けられる。適用された材料の先端及び後端は
重ならないのが好ましい。そうではなしに、アプリケー
タ308はプレート材料306を、両端部の間に僅かな周方向
のギャップが保持される(シリンダ300の表面が露出さ
れる)ようにして切断する。
【0042】プレート材料306が剥離ライナー315(図5
に示した如きもの)を含む場合には、巻き取りローラ31
8が回転して、プレート材料306が巻き出されるにつれ
て、プレート材料306からライナー315を除去する。動作
時には、剥離ライナー315の先端は最初、巻き取りロー
ラ318に固定されており、ローラ318の回転速度は、巻き
取られる剥離ライナー315の量が、供給されるプレート
材料306の量と一致するように調節される。
【0043】シリンダ300に対するプレート材料306の適
用が完了した後、イメージングシステム320がリソグラ
フイメージをプレートに対して適用する。好ましくは、
このイメージングシステムは、例えば米国特許第5,385,
092号に記載されているようなレーザを用いた融除装置
である。インクは上述したようにして、イメージングさ
れたプレートに対して適用され、プレートは使用の後
に、除去装置322によりシリンダ300から剥ぎ取られる。
除去装置322は、後退可能なブレード325を含むことがで
き、このブレードは延伸された場合に、プレート材料30
6の表面をかすめながらこれに沿って進むように偏倚さ
れ、プレート材料の先端と係合してこの材料をシリンダ
300から持ち上げ、シリンダを続けて回転させることに
よりプレート材料をその全長にわたって剥ぎ取ることが
できるようになっている。このシステムはまた、シリン
ダクリーナー330を含むことができる。これはプレート
材料が剥ぎ取られた後にシリンダ300と係合して、シリ
ンダの表面から接着剤の残滓を除去するものである。適
切なクリーニング装置は技術的に通常のものでよく、典
型的には回転ブラシ、フォーム材料のローラ等を含み、
またクリーニング液や溶剤を用いることができる。
【0044】代替的に、又は付加的に、シリンダ300に
ヒーター135(図1参照)を関連させて、ホットメルト
接着剤を含むプレート材料に対処することができる。こ
のヒーターは、イメージングと、適用されたプレート材
料セグメントの使用の後に起動されるものであり、除去
装置322がプレート材料を都合良く剥ぎ取ることを可能
にする。
【0045】本発明の第三の実施例においては、印刷構
造体はそれ自体が、負圧によって多孔質のシリンダに対
して直接に装着される。適切な構成が図9に示されてい
る。そこに示されているシリンダ400は、その表面402の
全体にわたって(又は少なくとも、印刷構造体に適用さ
れる部材のイメージ部分の下側にある表面部分402にわ
たって)切れ目なく続く、連続的で一様に分布した小径
の孔部を有している。シリンダ400の本体はシールさ
れ、シリンダ400の内部に配置されるか又は外部に置か
れる(しかしシリンダ400の内部と密封された流体連通
関係にある)真空ポンプ404が、シリンダ内部から空気
を排気して負圧を生成し、この負圧が表面402上に巻か
れた印刷構造体を、それが周方向に動くのを防止するの
に十分な力でもって保持する。真空ポンプ404はまた、
逆方向に動作することもでき、それによって印刷構造体
の最初の位置決めと、使用後の除去を助ける。
【0046】シリンダ400は、所要の多孔性と変形に対
する抵抗性を有すれば、どのような型式の構造でも構わ
ない。特定の用途についての孔部の最適な寸法と密度
は、それに適用される印刷構造体の厚みと剛性、並びに
適切な負圧を生成するに十分な空気搬送性に対する必要
性によって決定される。一般に、孔部は直径が1mm未満
であり、恐らくはこれよりも実質的に小さい。例えば、
Mott Metallurgical Corp.により供給されている管状材
料は、平均径が恐らく1マイクロメートル又はそれ未満
のオーダである、一様に分布された孔部を有している。
US Filter Corp.のMembralox Divisionは、マルチチャ
ネルのセラミック膜を提供しており、Rhone-Poulencは
セラミックとシリコンカーバイドの膜エレメントを提供
している。Pall Filter Corp.は、他の製造業者のもの
と類似した、セラミック、シリコンカーバイド、及び多
孔質の金属シートと管状構造を販売している。種々の孔
径を備えた焼結金属もまた、各種のものが入手可能であ
る。これらの何れのものも支持体として、直接に、或い
は金属メッシュの骨格(又は好都合には、穿孔されたチ
ューブ)の周囲の外側層として、使用することができ
る。
【0047】使用時には、印刷部材(実際には印刷構造
体122)がシリンダ400の表面402の周囲に巻き付けら
れ、十分な保持強度に相当する真空度が達成されるま
で、真空ポンプ404が付勢される。好ましくは、真空ポ
ンプ404は適当なフィードバック回路を備え、これによ
って、ユーザが選択した保持強度に達した場合にポンプ
を自動的に停止させ、このレベルを維持するのに必要な
場合だけにポンプ404を再度付勢する。印刷の後に、シ
リンダ400の内部は通気され(又は真空ポンプ404が逆方
向に運転され)、印刷構造体の容易な除去が促進され
る。強調されねばならないことは、印刷構造体122はシ
リンダ400の全周にわたって巻き付けられ、継ぎ目のな
い、又はほぼ継ぎ目のない印刷部材が生成され得るとい
うことである。
【0048】図10は、図9に示されたシリンダの一つの
形態を図示しており、これはプレート材料を内部に収容
し、供給するように構成されている。この図では断面で
示されているシリンダ450は、第一及び第二の側部プレ
ートを含む。この図面で見られる一方の側部プレートの
内側表面が、452で示されている。このシリンダの本体
は環状のチャンバ455を画定しているが、これは完全な
円を形成するのではなしに、断面で見て弧状になってい
る。このチャンバ455は両端が閉じられており、間に空
間又はギャップ460が形成されている。チャンバ455の外
側の縁部462は上述したように多孔質のものである。側
縁部465, 467と内側の縁部470は、完全に無孔質であ
る。導管475が側部プレートの内側表面452に沿って延び
ている。この導管475は、一端がチャンバ455の内部と流
体的に連通しており、他端が図示しない回転真空ユニオ
ンと流体的に連通している。この回転真空ユニオンは図
示の側部プレートの外側表面上にあり、導管475と真空
ポンプ404(図9)とを結合する。
【0049】シリンダ450の内部には、プレート材料の
供給スプール480と、巻き取りスプール482が配置されて
いる。これらは在来の手法に従って構成されており(例
えば、ここでの参照によって内容全部を本明細書に取り
込む米国特許第5,355,795号及び第5,657,692号、並びに
許可されている米国特許出願第08/597,040号を参照のこ
と)、シリンダ450の外側表面462を覆うのに十分な量の
プレート材料485を巻き出し、また巻き取るのが容易に
なるようにされている。かくして動作に際しては、供給
スプール480からのプレート材料はギャップ460から現
れ、チャンバ455の縁部467を越えて通過されて外側表面
462に沿って巻き付けられ、次いで反対側の縁部465を越
えてシリンダ450に再度入り込み、巻き取りスプール482
上へと至るものである。真空ポンプ404は、外側表面462
に対して緊密になるようにプレート材料485を引き出す
ように付勢される(プレート材料が滑らないように保持
するための機械的なテンション付与機構の必要性を回避
する)。プレート材料の所与のセグメントがイメージン
グされ、十分に使用されたならば、チャンバ455は通気
されるか、或いは好ましくは真空ポンプ404が逆方向に
運転されて、プレート材料が外側表面462上で容易に動
くことが可能にされる。ローラ480, 482は、プレート材
料485の新たなセグメントが外側表面462上に持ってこら
れるように前進回転され、イメージングと使用のための
準備がなされる。イメージングは図8に示すようなイメ
ージングシステムを用いて達成され、この場合にもプレ
ート材料485はインク付けシステムからインクを受け取
り、その上のイメージに従って、インクをブランケット
シリンダ上へと転写する。
【0050】ギャップや空所なしに周方向に完全なカバ
ーをもたらすための代替的な構成が、図11及び12に示さ
れている。この構成は、より伝統的なものであるマンド
レル構成について用いることができる。図示されている
実施例は、図11に示すように、管状の真空マニホルド50
0を含んでいる。このマニホルドは、スチール又は他の
金属製の本体からなり、その周方向に隔置され且つ内側
表面504に刻まれた、一連の軸方向の溝又はチャネル502
を備えている。これらのチャネル502は、マニホルド500
の環状をなす厚みに対して部分的にのみ食い込んでお
り、またマニホルド500の両端へと完全に延伸してい
る。チャネル502の軸方向の長さに沿って分布された一
連の開口506は、マニホルド500を完全に貫通しており、
チャネル502の凹んだ表面と、マニホルド500の外側表面
510の間にある厚みの部分全体にわたって延びている。
従って、マニホルド500の外側は、開口506によってチャ
ネル502と流体的に連通している。開口506は特に小さい
ものである必要はない。例えば、それらは直径が数ミリ
のものであってもよい。
【0051】図12を参照すると、マニホルド500は、そ
れが完全に取り囲んでいる在来の印刷用マンドレル515
と、しっかりと気密に接触している。上述したような多
孔質の円筒形部材400が、管状のマニホルド500を同心に
取り囲んでいる。最後に、印刷構造体122がシリンダ400
の外側表面の周囲に巻き付けられている。この印刷構造
体122の端部は、相互にしっかりと当接することがで
き、効果的に接合されて、ほんの僅かな継ぎ目520を生
成しているだけである。
【0052】図12に示された構造体の一方の軸方向の端
部において、マニホルド500はプレートカバー(図示せ
ず)で終端しており、このカバーはチャネル502の端部
をシールする。反対側の端部では、トロイド状のチャン
バ(やはり図示せず)が、チャネル502の開放した端部
を覆うプレナムを形成している。回転真空ユニオンがこ
のチャンバと流体的に連通しており、チャネル502を上
述したようにして真空ポンプと結合する。この真空ポン
プを付勢すると、空気がチャネル502と開口506を介して
引かれ、プレート構造体122に対して負圧が生成され
る。しかし多孔質シリンダ400が存在するために、プレ
ート構造体122は直径の大きな開口506に対して吸引され
ることはない。真空はシリンダ400の周囲にわたって一
様なものではなく、開口506の部分において局在的に集
中しているが、開口はそれら自体がマニホルド500の表
面510に沿って均一に分布されているため、プレート構
造体122に対する引きは対称的なものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、再使用
可能な適用表面を提供するについての、リソグラフ印刷
システムに対する改良が提供される。本明細書において
用いられた用語及び表現は、説明のための語法であって
限定のためのものではなく、こうした用語及び表現を用
いることについては、図示し説明してきた特徴又はその
一部に対するいかなる均等物を除外する意図もない。む
しろ、特許請求の範囲に記載の発明の範囲内において、
種々の修正が可能であることが認識されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例の展開斜視図であり、
印刷部材が円筒形の支持体に対して、直接的に、或いは
それ自体がシリンダにクランプされている金属製のキャ
リアによって取着される態様を示す。
【図2】接着剤層を有するリソグラフ印刷構造体と、こ
の印刷構造体が本発明に従って接着されるキャリア及び
シリンダのアセンブリの端面図である。
【図3】本発明によるロール状の印刷構造体の断面図で
ある。
【図4】本発明によるロール状の印刷構造体の断面図で
ある。
【図5】本発明によるロール状の印刷構造体の断面図で
ある。
【図6】本発明によるロール状の印刷構造体の断面図で
ある。
【図7】図3−6に示す構造体を金属製の基体に対して
適用するための装置を示す概略図である。
【図8】接着剤に基づく実施例についての、機上での適
用、イメージング及び除去システムを示す概略図であ
る。
【図9】印刷構造体を負圧によって取着することのでき
る多孔質シリンダの斜視図である。
【図10】負圧によるプレートの装着に適合しており、
内部に供給ロール及び巻き取りロールを収容しているシ
リンダの断面端面図である。
【図11】真空マニホルドチューブの部分的に切除した
斜視図である。
【図12】図11に示すチューブを用いており、負圧によ
るプレートの装着に適合したシリンダの端面図である。
フロントページの続き (72)発明者 アーネスト・ダブリュー・エリス アメリカ合衆国マサチューセッツ州01451, ハーバード,オールド・メドウ・レーン・ 4 (72)発明者 トマス・イー・ルイス アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03826,イースト・ハムステッド,ピルグ リム・サークル・27 (72)発明者 ロバート・ハワード アメリカ合衆国ニューヨーク州10022,ニ ューヨーク,イースト・フィフティーセブ ンス・ストリート・303

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.印刷領域を有するリソグラフ印刷シー
    トを支持する手段を備え、前記手段が円筒形の本体から
    なり、この本体が内部容積と、該本体を貫通して延びる
    と共に該本体上にわたって連続的且つ一様に分布した孔
    部を有し、前記本体における前記孔部の分布が少なくと
    も前記印刷領域と同じ広がりを有する領域を占有し、 b.前記本体の周囲に巻回された印刷シートを前記本体
    に対して引くために、前記本体内部に負圧を生成するた
    めの手段を備えることからなる、印刷システム。
  2. 【請求項2】 支持部材上で用いるように適合された着
    脱可能な印刷部材であって、 a.最上層と、高分子からなる最下層とを含み、リソグ
    ラフ印刷パターンを受容するための印刷構造体と、 b.前記印刷構造体の最下層の露出された側の上にあ
    り、前記印刷構造体を前記支持部材に対して、印刷時に
    それらの間での相対的な動きを防止するのに十分なよう
    に接着させる接着剤層とからなり、前記印刷構造体が前
    記支持部材から剥ぎ取り可能であり、前記接着剤が前記
    最上層に対して実質的な接着性を示さず、前記接着剤層
    が前記最上層に対面するようにしてロールに巻かれた場
    合に、前記印刷構造体が巻き出し自在であることからな
    る、印刷部材。
  3. 【請求項3】 金属製支持部材上で用いるように適合さ
    れた着脱可能な印刷部材であって、 a.高分子からなる最下層とを含み、リソグラフ印刷パ
    ターンを受容するための印刷構造体と、 b.前記印刷構造体の最下層の露出された側の上にあ
    り、前記印刷構造体を前記支持部材に対して、印刷時に
    それらの間での相対的な動きを防止するのに十分なよう
    に接着させる熱応答性接着剤層とからなり、前記接着剤
    が加熱により剥離されることからなる、印刷部材。
  4. 【請求項4】a.金属製の外側表面を有し、リソグラフ
    印刷部材を支持する手段と、 b.前記支持手段の少なくとも外側表面を選択的に加熱
    するための手段と、 c.前記支持手段に対して着脱可能に固定されるよう適
    合された印刷部材とからなり、前記印刷部材が、 i.高分子からなる最下層とを含み、リソグラフ印刷パ
    ターンを受容するための印刷構造体と、 ii.前記印刷構造体の最下層の露出された側の上にあ
    り、前記印刷構造体を前記支持手段に対して、印刷時に
    それらの間での相対的な動きを防止するのに十分なよう
    に接着させる熱応答性接着剤層とからなり、前記接着剤
    が前記支持手段の外側表面の加熱により剥離される印刷
    部材であることからなる、印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記支持手段が金属製のシリンダであ
    る、請求項1のシステム。
  6. 【請求項6】 前記支持手段がプレートシリンダに固定
    されるよう適合された金属製シートである、請求項1の
    システム。
  7. 【請求項7】 前記接着剤がアクリル接着剤である、請
    求項2の印刷部材。
  8. 【請求項8】 前記支持手段が金属製のシリンダであ
    る、請求項4のシステム。
  9. 【請求項9】 前記支持手段がプレートシリンダに固定
    されるよう適合された金属製シートである、請求項4の
    システム。
  10. 【請求項10】 前記接着剤が、ポリウレタン、ポリア
    ミド、コポリアミド、エチレンビニルアセテート、及び
    ポリシランからなる群より選択される、請求項3のシス
    テム。
  11. 【請求項11】 着脱可能な印刷部材と金属製の支持部
    材とからなり、前記印刷部材がリソグラフ印刷パターン
    を受容すると共に高分子からなる最下層を含み、前記最
    下層がその露出された側に、前記印刷構造体を前記支持
    部材に対して、印刷時にそれらの間での相対的な動きを
    防止するのに十分なように接着させる熱応答性接着剤を
    有し、前記接着剤が加熱により剥離され、前記印刷部材
    の高分子からなる最下層が加熱時に、前記支持部材より
    も前記接着剤に対してより大きな親和性を示すことから
    なる、システム。
  12. 【請求項12】 前記支持手段がステンレススチールで
    ある、請求項4のしステム。
  13. 【請求項13】 前記印刷構造体が、 a.シリコーン又はフッ素ポリマーからなる第一の層
    と、 b.前記第一の層の下側にあり、イメージング放射線に
    応じて融除される第二の層と、 c.前記第二の層の下側にあるインク受容性の高分子層
    からなり、 前記接着剤が前記第一の層に対して実質的な接着性を示
    さず、前記接着剤が前記第一の層に対面するようにして
    ロールに巻かれた場合に、前記印刷構造体が巻き出し自
    在であることからなる、請求項2の印刷部材。
  14. 【請求項14】 前記印刷構造体が、 a.第一の層と、 b.前記第一の層の下側にあり、イメージング放射線に
    応じて融除される第二の層と、 c.前記第二の層の下側にある第三の層からなり、前記
    第一の層と前記第三の層がインク及びインク忌避液体か
    らなる群より選ばれる少なくとも一つの印刷液体に対し
    て異なる親和性を示し、さらに前記接着剤層の下側に配
    置された剥離ライナーとからなる、請求項2の印刷部
    材。
  15. 【請求項15】 前記印刷構造体が、 a.親水性の第一の層と、 b.前記第一の層の下側にある親水性の第二の層と、前
    記第一の層と前記第二の層がイメージング放射線に応じ
    て融除されることと、 c.前記第二の層の下側にあるインク受容性の第三の層
    からなり、前記接着剤が加熱前には前記第一の層に対し
    て実質的な接着性を示さず、前記接着剤が前記第一の層
    に対面するようにしてロールに巻かれた場合に、前記印
    刷構造体が巻き出し自在であることからなる、請求項3
    の印刷部材。
  16. 【請求項16】 前記印刷構造体が、 a.親水性の第一の層と、 b.前記第一の層の下側にある親水性の第二の層と、前
    記第一の層と前記第二の層がイメージング放射線に応じ
    て融除されることと、 c.前記第二の層の下側にあるインク受容性の第三の層
    からなり、前記印刷構造体が前記第一の層から除去可能
    な支持層をさらに含み、前記接着剤が前記除去可能な支
    持層に対して実質的な接着性を示さず、前記接着剤が前
    記第一の層に対面するようにしてロールに巻かれた場合
    に、前記印刷構造体が巻き出し自在であることからな
    る、請求項3の印刷部材。
  17. 【請求項17】 前記印刷構造体が、 a.親水性の第一の層と、 b.前記第一の層の下側にある親水性の第二の層と、前
    記第一の層と前記第二の層がイメージング放射線に応じ
    て融除されることと、 c.前記第二の層の下側にあるインク受容性の第三の層
    からなり、前記印刷構造体が前記第一の層から除去可能
    な支持層をさらに含み、前記接着剤が前記除去可能な支
    持層に対して実質的な接着性を示さず、前記接着剤が前
    記第一の層に対面するようにしてロールに巻かれた場合
    に、前記印刷構造体が巻き出し自在であることからな
    る、請求項2の印刷部材。
  18. 【請求項18】a.印刷領域を有するリソグラフ印刷シ
    ートを支持する手段を準備するステップであって、前記
    手段が円筒形の本体からなり、この本体が内部容積と、
    該本体を貫通して延びると共に該本体上にわたって連続
    的且つ一様に分布した孔部を有するものであるステップ
    と、 b.リソグラフ印刷シートを前記本体に巻き付けるステ
    ップと、 c.前記本体内部に負圧を生成して前記印刷シートを前
    記本体に引きつけるステップと、 d.前記印刷シートに対してインクを適用し、このイン
    クをイメージ単位のパターンで記録媒体へと転写するス
    テップを備えることからなる、印刷方法。
  19. 【請求項19】a.ロール巻き形態の印刷部材を準備す
    るステップであって、前記印刷部材がリソグラフ印刷パ
    ターンを受容するための印刷構造体からなり、前記印刷
    構造体が(i)最上層と、(ii)高分子の最下層と、
    (iii)前記最下層の露出された側の上にあり、前記印
    刷構造体を支持体に対して、印刷時にそれらの間での相
    対的な動きを防止するのに十分なように接着させる接着
    剤層とからなり、前記印刷構造体が前記支持部材から剥
    ぎ取り可能であり、前記接着剤が前記最上層に対して実
    質的な接着性を示さず、前記接着剤層が前記最上層に対
    面するようにしてロールに巻かれた場合に、前記印刷構
    造体が巻き出し自在であることからなるステップと、 b.前記印刷部材を坦持する支持体を準備するステップ
    と、 c.前記印刷部材の一つのセグメントを前記ロールから
    巻き出し、前記セグメントを前記支持体に接着させるス
    テップと、 d.前記セグメントに対してインクを適用し、このイン
    クをイメージ単位のパターンで記録媒体へと転写するこ
    とにより印刷を行うステップと、 e.前記印刷ステップの後に、前記印刷部材のセグメン
    トを前記支持体から引き剥がすステップとからなる、印
    刷方法。
  20. 【請求項20】a.金属製の支持体を準備するステップ
    と、 b.前記支持体に着脱自在に固定するよう適合された印
    刷部材を準備するステップであって、前記印刷部材がリ
    ソグラフ印刷パターンを受容するための印刷構造体から
    なり、前記印刷構造体が高分子の最下層と、前記最下層
    の露出された側の上にある熱応答性接着剤層を備えるス
    テップと、 c.前記印刷部材の前記高分子の最下層の前記接着剤を
    備えた側を前記支持体に対して適用し、前記印刷部材を
    前記支持体に接着させるステップと、 d.前記印刷部材に対してインクを適用し、このインク
    をイメージ単位のパターンで記録媒体へと転写すること
    により印刷を行うステップと、 e.前記印刷ステップの後に、前記支持体を加熱して前
    記印刷部材の前記支持体からの引き剥がしを容易にする
    ステップとからなる、印刷方法。
  21. 【請求項21】a.印刷領域を有するリソグラフ印刷シ
    ートを支持する手段と、前記手段が円筒形の本体からな
    り、この本体が内部容積と、表面と、前記本体を貫通し
    て延びると共に前記表面上にわたって連続的且つ一様に
    分布した孔部を有し、前記本体における前記孔部の分布
    が少なくとも前記印刷領域と同じ広がりを有する領域を
    占有し、 b.前記本体の周囲に巻回された印刷シートを前記本体
    に対して引くために、前記本体内部に負圧を生成するた
    めの手段を備えることからなる、印刷システム。
  22. 【請求項22】 前記支持手段が金属製シリンダであ
    る、請求項21のシステム。
  23. 【請求項23】 前記負圧を生成するための手段がさら
    に、選択的に正圧を生成して前記印刷シートの除去を容
    易にするよう構成されている、請求項21のシステム。
  24. 【請求項24】 前記孔部が1mmよりも大きくない平均
    直径を有する、請求項21のシステム。
  25. 【請求項25】 前記孔部が1マイクロメートルよりも
    大きくない平均直径を有する、請求項21のシステム。
  26. 【請求項26】a.印刷領域を有するリソグラフ印刷シ
    ートを支持する手段と、前記手段が弧状断面と外側表面
    とを有するチャンバからなり、前記チャンバが内部シリ
    ンダ容積とこの容積に対する開口部とを画定し、前記外
    側表面が該外側表面を貫通して延びると共に前記表面上
    にわたって連続的且つ一様に分布した孔部を有し、前記
    外側表面における前記孔部の分布が少なくとも前記印刷
    領域と同じ広がりを有する領域を占有し、 b.前記本体の周囲に巻回された印刷シートを前記本体
    に対して引くために、前記本体内部に負圧を生成するた
    めの手段を備えることからなる、印刷システム。
  27. 【請求項27】 前記チャンバが金属製である、請求項
    26のシステム。
  28. 【請求項28】 リソグラフイメージを前記印刷シート
    上に印像するためのイメージング手段をさらに含む、請
    求項26のシステム。
  29. 【請求項29】 前記内部シリンダ容積内に配置された
    印刷シート供給手段及び巻き取り手段をさらに含み、前
    記供給手段が印刷シートを、前記チャンバの外側表面の
    周囲に延びる搬送経路を介して前記巻き取り手段へと配
    送する、請求項26のシステム。
  30. 【請求項30】 前記負圧を生成するための手段がさら
    に、選択的に正圧を生成して前記印刷シートの除去を容
    易にするよう構成されている、請求項26のシステム。
  31. 【請求項31】 前記孔部が1mmよりも大きくない平均
    直径を有する、請求項26のシステム。
  32. 【請求項32】 前記孔部が1マイクロメートルよりも
    大きくない平均直径を有する、請求項26のシステム。
  33. 【請求項33】a.プレートシリンダと、 b.前記プレートシリンダに対する固着のための接着剤
    を含み、リソグラフ印刷材料を前記プレートシリンダ上
    に適用するための手段と、 c.適用された印刷材料上にイメージを印像する手段
    と、 d.使用後に前記適用された印刷材料を除去する手段と
    からなる、印刷システム。
  34. 【請求項34】a.イメージングされた印刷材料に対し
    てインクを適用するためのインク付け手段と、 b.前記プレートシリンダに坦持された印刷材料と回転
    接触し、適用されたインクをイメージ単位のパターンで
    受容するためのブランケットシリンダとをさらに含む、
    請求項33のシステム。
  35. 【請求項35】 前記印刷材料の除去に続いて、前記プ
    レートシリンダから接着剤残滓を除去するためのクリー
    ニング手段をさらに含む、請求項33のシステム。
  36. 【請求項36】 前記適用するための手段が、接着剤層
    とその上にある剥離ライナーとを含むリソグラフ印刷材
    料を前記プレートシリンダ上に適用するように構成され
    ており、前記適用するための手段がさらに、前記印刷材
    料が前記プレートシリンダに適用されるに際して前記剥
    離ライナーを除去するための手段を含む、請求項33のシ
    ステム。
  37. 【請求項37】 前記プレートシリンダからの前記印刷
    材料の除去を助けるために前記プレートシリンダを加熱
    するための手段をさらに含む、請求項33のシステム。
  38. 【請求項38】a.印刷領域を有するリソグラフ印刷シ
    ートを支持する手段を備え、この手段が、 i.円筒形の本体であって、該本体を貫通して延び、連
    続的且つ一様に分布した孔部を有し、前記本体における
    前記孔部の分布が少なくとも前記印刷領域と同じ広がり
    を有する領域を占有する本体と、 ii.前記円筒形の本体内部に同心に配置され、環状をな
    す厚みを有し、この厚みに食い込む一連の軸方向のチャ
    ネルと、これらのチャネルに沿って配置されると共に前
    記厚みを貫通して延びて前記チャネルと前記円筒形の本
    体との間に流体的な連通を確立する一連の開口とを含
    み、前記チャネルが閉じた一端を有することからなる円
    筒形のマニホルドと、 iii.前記円筒形の本体内部に同心に配置され、前記マニ
    ホルドと気密に接触する連続的な表面を有するマンドレ
    ルとからなり、 b.前記円筒形の本体の周囲に巻回された印刷シートを
    前記本体に対して引くために、前記チャネルに負圧を生
    成するための手段を備えることからなる、印刷システ
    ム。
  39. 【請求項39】a.印刷領域を有するリソグラフ印刷シ
    ートを支持する手段を準備するステップであって、前記
    手段が、円筒形の本体であって、内部容積と、前記本体
    を貫通して延び、前記本体上にわたって連続的且つ一様
    に分布した孔部を有することからなるステップと、 b.リソグラフ印刷シートを前記本体の周囲に巻回する
    ステップと、 c.前記本体内部に負圧を生成して前記印刷シートを前
    記本体に対して引きつけるステップと、 d.インクを前記印刷シートに適用し、このインクをイ
    メージ単位のパターンで記録媒体に対して転写するステ
    ップとからなる、印刷方法。
JP10054003A 1997-03-05 1998-03-05 再使用可能な支持表面及びそれと共に用いるリソグラフィ構造体を備えたリソグラフ印刷システム Pending JPH1128802A (ja)

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