JPH11289244A - 可変遅延回路の校正方法及びこの校正方法によって校正動作する可変遅延回路 - Google Patents
可変遅延回路の校正方法及びこの校正方法によって校正動作する可変遅延回路Info
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
を行う。 【解決手段】 与えられた各制御信号値CCi に対し測定
した遅延量Diを可変遅延回路の最小名目遅延ステップds
で割算し、得られた商の整数部の値kと、隣接する2つ
の名目遅延量Dsk, Dsk+1との第1及び第2誤差Rk=Di-ds
k, Rk+1=ds-Rk を算出し、第1誤差Rkが校正表の第k行
目に保持されている誤差以下か判定し、以下であれば校
正表の第k行の欄に計算された第1誤差Rkとそれを与え
た制御信号値CCi を上書きし、更に第2誤差Rk+1が校正
表の第k+1 行目に保持されている誤差以下か判定し、以
下であれば第k+1 行の欄に計算された第2誤差Rk+1とそ
れを与えた制御信号値CCi の上書きを、i=0 からi=2M-1
まで実行して、校正表の第0行から第K行にそれぞれ名
目 1遅延量に対し誤差を最小とする制御信号値を生成す
る。
Description
置に用いられるタイミング発生器等に適用することがで
きる可変遅延回路の校正方法及びこの校正方法によって
校正動作する可変遅延回路に関する。
生器が設けられ、このタイミング発生器が出力するタイ
ミング信号に従って被試験ICに与える例えば試験パタ
ーン信号の立上りのタイミング、立下りのタイミング等
を規定している。IC試験装置では例えば被試験ICに
与える試験パターン信号の立上り及び立下りのタイミン
グを少しずつずらし、被試験ICが正常に動作するタイ
ミングの範囲を測定する等の各種の項目のテストが実施
される。このためにタイミング発生器ではタイミングの
発生を微細に変化できるように構成されている。
M個の遅延段DY1〜DYMがM-1 個のマルチプレクサMUX1〜
MUXM-1を介して縦続接続され、最終遅延段DYM の出力は
マルチプレクサMUXMを介して出力端子OUT に接続されて
いる。これら遅延段DY1〜DYMの遅延量は異なる重み付け
がされている。この例ではm段目の遅延段DYm はほぼ同
じ遅延量dを有する2m個の遅延素子DEを直列接続するこ
とにより重み付けされている。各遅延素子DEは、例えば
AND ゲートで構成され、例えば1〜2psecの遅延量を有
する。各遅延段DY1〜DYMの出力側と入力側は対応するマ
ルチプレクサMUX1〜MUXMの入力端子AとBにそれぞれ接
続され、各マルチプレクサMUX1〜MUXMは2つの入力端子
A,Bに与えられる信号のいずれか一方を端子Sに与え
られた制御信号c1〜cMに従って選択し、出力する。ここ
では制御端子SにH論理を与えることにより入力端子A
を選択した状態に切替わり、L論理を与えると入力端子
Bを選択した状態に切替えられるものとする。従って制
御入力端子T1 〜TM の全てにL論理を与えるとマルチプ
レクサMUX1〜MUXMは全て入力端子Bに切替わり、入力端
子INと出力端子OUT との間の遅延時間は最小値となる。
この最小遅延時間を以下オフセット遅延時間と称するこ
とにする。
同じdであれば、図1の可変遅延回路によれば、入力端
子INから出力端子OUT に至る全遅延量を遅延量dずつ異
なる2M通りに設定することができる。その場合、設定可
能な遅延量の範囲は0〜d(2M-1)である。そこで、図2の
行Aに示すように、IC試験装置のタイミング発生器に
おけるタイミング設定に必要とされる遅延分解能(最小
遅延単位)をds=dとし、最大遅延量をds(2M-1)とすれ
ば、図1に示す構成により必要とされる最小遅延単位
で、必要とされる範囲にわたって所望の遅延量を設定す
ることができる。図2行Aに示すds単位の目盛りをここ
では名目遅延目盛りと呼び、その値Ds1, Ds2, Ds3, …
を名目遅延値と呼ぶことにする。
延量dはばらついており、また遅延素子DE以外の部分の
接続線による遅延も加算される。そこで、実際には、N
ビットの遅延設定信号CSにより名目遅延設定を行うもの
とすると、可変遅延回路として必要とされる名目遅延分
解能dsと名目最大遅延量、即ち最大可変遅延範囲ds(2 N-
1)に関しては、図2の行Bに示すように、各遅延素子DE
の遅延量dをdsより十分小さく、例えば2分の1以下に
選び、しかもd(2M-1) となるほぼ最大遅延量が、必要と
される最大遅延量ds(2N-1)より大となるようMの値を決
め、Mびっと制御信号CCの2M-1通りの全ての設定につい
ての遅延量を測定し、図2行Aの名目目盛り上の名目遅
延値Ds1, Ds2, …と最も誤差が少なくなる遅延量を与え
る制御信号値CCを予め決め、使用する。
はばらついているので、名目遅延設定値0psed, 10psec,
20psec, 30psec, … に対し、実遅延時間の誤差が最小
となるような制御信号値CCを決める必要がある。また、
遅延段DY1, DY2, DY3, … を半導体素子等で構成した場
合は、温度変化によっても遅延時間が変化する。このた
め、従来よりIC試験装置の起動時或は起動から一定時
間が経過する毎にテストを中断し、その中断している間
に遅延段DY1〜DYMの全ての組み合わせによる遅延時間を
測定し、測定された遅延時間の中から名目設定遅延量に
対し誤差が最小となる最適な遅延段の組合せ(即ち、制
御信号値CC)を求め、名目遅延量に対する実遅延時間の
関係ができるだけ線形に近い状態となるように校正して
いる。
制御信号等に変換器11を設け、この変換器11で名目
遅延設定信号CSを、測定によって求めた遅延段の、誤差
を最小にする組合せを選択する制御信号値CCに変換し、
この変換した制御信号値CCによってマルチプレクサMUX1
〜MUXMを制御するように構成した場合を示す。図4Aに
各制御信号CCの値に対応する遅延時間の測定結果の一例
を示す。この例では、必要とされる名目最小遅延ステッ
プ(分解能)dsを10psecとし、最大1nsec までの遅延時
間を名目10psecのステップで設定可能とする場合とす
る。各遅延素子DEの遅延量は約2psec であり、M=10ビッ
トの制御信号値CC=(c1,c2,c3,…,c10)によりマルチプレ
クサMUX1〜MUXMを制御し、制御信号値CSを0から210-1
まで変化させ、遅延時間を測定した場合である。制御信
号値CCが7と8及び23と24で遅延時間の大きさが逆
になっている。従来はこの遅延時間の測定値が得られた
時点で、遅延時間の値を小さい方から大きくなる方向に
ソーティング(並べ換え)を実行し、図4Bに示すよう
に配列を変更する。ソーティング実行時に各遅延時間を
与えた制御信号CCの値も各遅延時間に対応させて並べ換
えを行なう。
えばds=10psec の間隔に近い状態で配列される遅延時間
を選択し、その選択された遅延時間に付随している制御
信号CCの値を順に校正表の名目遅延設定値CS(図4C)
に対応して配列させ、このCS対CCの校正表を変換器11
に記憶させる。つまり、名目遅延設定信号CSを変換器1
1に入力すると、この名目遅延設定信号CSの値を制御信
号CCに変換して出力させ、制御信号CCによってマルチプ
レクサMUX1〜MUXMを制御することにより、その時点で最
も理想値に近い遅延時間が与えられる。
各遅延段DY1〜DYMの遅延時間を測定した後、その遅延時
間をソーティングして並べ換えを実行し、並べ換えされ
た遅延時間の配列の中から、所定のピッチで変化する遅
延時間の配列を選択して変換データCCを得る方法を採る
から、その処理に時間が掛る欠点がある。
した可変遅延回路100 が多数(1500〜2000本)設けられ
るため、各可変遅延回路の遅延時間を校正するのに時間
が掛ることになる。更に、測定した遅延時間の配列と、
並べ換え後の遅延時間の配列、その配列の中から所定の
ピッチで配列される遅延時間の配列をそれぞれ記憶しな
がら変換データCCを得る処理方法を採るから例えば10
0本程度の可変遅延回路の遅延時間の校正を同時に処理
しようとすると、メモリの記憶領域を大きく占有しない
と処理できないことになる。
の校正を短時間に済ませることができ、また、メモリの
領域を広く占有することのない校正方法及び校正動作す
る可変遅延回路を提供することである。
チプレクサを介して縦続接続された異なる重み付けされ
たM個の遅延段の縦続接続状態を制御信号値により制御
して所定の最小名目遅延ステップdsで変化する名目遅延
量Dsに対応した校正遅延量を発生させる可変遅延回路の
校正方法において、与えられた各制御信号値CCi に対し
測定した遅延量Diを可変遅延回路の最小名目遅延ステッ
プdsで割算し、得られた商の整数部の値kと、隣接する
2つの名目遅延量Dsk, Dsk+1との第1及び第2誤差Rk=D
i-dsk, R k+1=ds-Rk を算出し、第1誤差Rkが校正表の第
k行目に名目設定信号値CS=kに対応して保持されている
誤差以下であるか判定し、以下であれば校正表の第k行
の欄に計算された上記第1誤差Rkとそれを与えた制御信
号値CCi を上書きし、更に上記第2誤差Rk+1が校正表の
第k+1 行目に名目設定信号値CS=k+1に対応して保持され
ている誤差以下であるか判定し、以下であれば上記第k+
1 行の欄に計算された上記第2誤差Rk+1とそれを与えた
制御信号値CCi を上書きすることを、i=0 からi=2M-1ま
で実行することにより、上記校正表の第0行から第K行
にそれぞれ上記名目遅延量に対し誤差を最小とする制御
信号値を名目設定信号値CSに対応して生成する。
を与え、その制御信号によって設定される可変遅延回路
の遅延時間を測定する毎に、誤差が小さくなる制御信号
値で校正表を更新していくので、ソーティングの処理を
行なう必要がなく、従って遅延時間の校正を短時間に実
行することができる。更に、校正表を直接更新するの
で、データの記憶領域は誤差値と制御信号値を保持する
領域だけで済む。更に、名目遅延量を与える名目設定信
号値CSi の数Kだけアドレスを設ければよいので、記憶
領域の領域は従来より小さくてすむ。
原理で使用される、2つの隣接する名目遅延値Dsk, D
sk+1に対する測定遅延時間Diの誤差Rk, Rk+1について図
5を参照して説明する。図5,行Aに示すように名目遅
延ステップds(一定値)毎の名目遅延値Ds1, Ds2, Ds3,
… に対し、Mビットの制御信号CCにより設定される、
図5,行Bに示すようにdsより十分小さい最小可変遅延
ステップd毎の遅延時間Diを測定する。その遅延時間Di
を間に含む隣接する名目遅延値Dsk とDsk+1(Dsk≦Di≦
Ds k+1とする) に対する誤差Rk, Rk+1をそれぞれ次のよ
うにして求める。
遅延時間の大きさはほぼ制御信号値CCi=i=0, 1, 2,
…, 2M-1 の順に大きくなるが、実際に得られる遅延時
間Diは理想的な値からずれたばらつきのある遅延を有す
る遅延段DY1, DY2,…, DYM を組み合わせて行うので、
iの値順は、必ずしも全領域でDiの順と一致しない。
でもある。値k(=0, 1, 2, …, K)は名目遅延値Ds0, D
s1, Ds2, …, DsKの番号に対応している。Mビット制御
信号CCi で設定可能な可変遅延回路の最小可変遅延ステ
ップをdとすると、Kds<(2M-1)dとなっている。図6は
後述の図10に示す可変遅延回路に適用される、この発
明による遅延校正方法の手順を示すフロー図を示する。
この発明では、図7に示すようにK+1 個の名目遅延値0,
ds, 2ds, 3ds, …, Kdsの名目設定信号値CS=0〜K に対
しそれぞれ名目遅延値Dk=kdsと測定遅延値Di間の誤差Rk
と、その測定遅延値Diを生じさせた遅延段DY1〜DYMに設
定した制御信号値CCi=(c1,c2,…,cM)を書き込むための
校正表を予め用意する。即ち、装置内のメモリ(後述の
図10におけるメモリ12B)内にCS=k=0, 1, 2,…, K
に対応して誤差Rkと設定制御信号値CCi を書き込む校正
表の領域を設定する。また、この実施例では、図3の可
変遅延回路において設定した制御信号値CCi に対し、図
10に示すような可変遅延回路100 の入出力端子IN, OU
T 間の測定された遅延時間をtdi で表し、その測定遅延
時間tdi からオフセット遅延時間td0(制御信号値CC0=0
を設定したときの測定遅延時間)を除去して得た遅延値
Di=tdi-tdoに対し、校正するものとする。
てのkの値に対応して予めds以上の任意の初期値Rsを書
き込んでおく。 ステップS2:i=0 とした時のMビット制御信号CC0=0
(=0,0,0,…,0)をマルチプレクサMUX1〜MUXMに設定し、
その時の遅延時間をオフセット遅延td0 として測定す
る。
遅延時間tdi を測定する。 ステップS4:測定遅延値Di=tdi-td0を求める。 ステップS5:測定遅延値Diを名目遅延分解能(最小可
変遅延ステップ)dsで割り算し、その商k=int[Di/ds]と
余りRk'=Di-kdsを求める。図5に示したように、余り
Rk' は測定値Diの、CS=k番目の名目遅延値Dsk=kds に対
する誤差である。更に、CS=k+1番目の名目遅延値Dsk+1
=(k+1)dsに対する誤差Rk+1'=ds-Rk'を求める。
Rを読み出す。 ステップS7:Rk'≦R かつ0≦k≦K であるか判定す
る。判定結果がYES であればステップS8に移り、NOで
あればステップS9に移る。 ステップS8:判定結果がYES であれば、校正表のCS=k
行目の誤差の欄に誤差R'を新しい誤差Rとして上書き
し、制御信号値の欄に制御信号値CCi を上書きする。
Rを読み出す。 ステップS10:Rk+1'≦R かつ0≦k+1≦K であるか判
定する。判定結果がYESであればステップS11に移
り、NOであればステップS12に移る。 ステップS11:判定結果がYES であれば校正表のk+1
行目の誤差の欄に誤差Rk+1' を新しい誤差Rとして上書
きし、制御信号値の欄に制御信号値CCi を上書きする。
定する。達していれば校正処理を終了し、達していなけ
ればステップS13に移る。 ステップS13:iを歩進してステップS3に戻る。 以上の校正処理により全てのMビット制御信号値CCi =
(c1,c2,…,cM) (i=0,1, 2, …, I, ただしI=2M-1)に
対する遅延時間の測定結果に基づく、誤差を最小とする
校正が完了する。その結果、図7の校正表には、0から
dsK まで名目遅延分解能ds毎に名目遅延値Dsk に対する
誤差が最小となる制御信号値CCi が得られる。通常は遅
延分解能dsに比べ遅延素子DEの遅延量dを2分の1以下
に選んであり、図7の校正表に示す可変遅延回路の最大
遅延範囲をカバーする遅延分解能dsによるステップ数K
に比べ、遅延段DY1〜DYMに対する制御信号値の全設定数
2M-1は非常に大きな値となっている。従って、従来の校
正方法では、図4Aに示したように、2M-1個の制御信号
値の設定に対する遅延時間の測定値を保持する大きなサ
イズのテーブルが必要であるのに対し、この発明による
校正表は非常に小さいサイズのテーブルを必要とするだ
けである。しかも、この発明では、測定遅延時間をソー
ティングする必要もなければ、名目遅延分解能dsでサン
プリングする必要もない。
の例である。校正する名目遅延値のステップ(遅延分解
能)dsはds=10psec とし、遅延段DY1〜DY5を以下 DY1: 3.1psec DY2: 4.7psec DY3: 8.8psec DY4:14.3psec DY5:33.1psec であった場合とする。遅延段DY6〜DYMは任意の値とす
る。一方、作成する校正表のk=0 行目に保持されるオフ
セット遅延dof としての誤差Rkは0であるものとする。
数部をkとする。測定遅延時間Diの名目遅延値10k(pse
c) に対する誤差Rk' と名目遅延値10(k+1) に対する誤
差Rk+1' が図8の表のそれぞれの欄に示されている。前
述のように、この発明の方法により、制御信号値CCi に
対し測定された誤差Rk' が校正表のk行目に保持されて
いる誤差Rk以下であれば、校正表のk行目の誤差Rkと制
御信号値CCi を測定誤差と制御信号値で更新し、また測
定誤差Rk+1' が校正表のk+1 行目に保持されている誤差
Rk+1以下であれば、校正表のk+1 行目の誤差Rk+1と制御
信号値CCi を測定誤差と制御信号値で更新する。
おいてk=0 であり、CCi=0 での遅延(オフセット遅延)
を0と仮定したので、このときの誤差Rk=0と制御信号値
CSiが校正表のk=0 行目に保持されている。また、図6
のステップS3〜S13をi=0からi=4まで繰り返すこと
により、校正表のk+1=1 行目にはRk+1=1.2とCCi=4 が保
持されている。CCi=5(即ちi=5)でk=1 となり、誤差Rk'=
1.9 を、k=0 の時のRk +1=1.2と比較すると、後者の方が
小さいので、校正表のk=1 行目のデータは更新しない
が、k+1=2 行目はRk+1'=10(初期値)なのでRk+1'=8.1
とCCi=5 が上書きされる。
より大なので校正表のk=1 行目の更新は行われない。一
方、k+1=2 行目はCCi=5〜7の測定により順次更新が行わ
れるが、CCi=8 では、測定された誤差Rk+1'=5.7 はが校
正表のk+1 行目に保持されているRk+1=3.4より大なので
更新は行われない。CCi=9, 10 の測定によりk+1=2 行目
では再び更新が生じる。最終的にはCCi=10でRk+1=1.0、
CCi=10が校正表のk+1=2 行目に保持される。CCi=11〜14
ではk=2 となっており、この間ではいずれも誤差Rk' が
すでに2行目に保持されているk=1 の時のデータRk+1=
1.0より大となっているので、k=2 行目のデータ(Rk+1=
1.0, CCi=10)はk=2 行目に保持されるが、k+1=3 行目に
は更新が生じる。CCi=15ではk=3 となる。このときの誤
差Rk'=0.9はk=3 行目に保持されているk=2 の時の誤差R
k+1'=2.2 より小なので、校正表のk=3 行目はデータ(Rk
=0.9,CCi=15)に更新される。以後、CCi=18までk=3 行
目のデータは保持されるが、k+1=4 行目のデータRk+1,
CCi は順次更新されている。
す校正表が得られる。なお、図8の表は、図6の校正表
を作成する処理過程を説明するために示したものであ
り、この様な表に対応するメモリ領域は必要でない。必
要なメモリ領域は図6の校正表に対応するものであり、
この発明の特徴的なことは、図5及び8で説明した比較
判定と更新を繰り返し実行することで自動的に図9の校
正表が得られることである。
延回路100 の実施例を示す。遅延時間測定部13は可変
遅延回路100 の入力端子INに与あえられる入力信号と出
力端子OUT に出力される信号の時間差を測定して可変遅
延回路の遅延時間を測定する。その測定結果を制御器1
2に入力する。制御器12は例えばマイクロコンピュー
タにより構成され、演算部12Aとメモリ12Bを有し
ている。メモリ12Bには前述した校正表を作成する領
域が設けられている。メモリ12Bにはまた、図6で示
した校正方法を実行するためのプログラムが格納されて
おり、演算部12Aは遅延時間測定部13から与えられ
た測定遅延時間Diに対し、そのプログラムに従って校正
処理を実行する。即ち、演算部12Aは予め設定された
可変遅延回路100 の最小分解能dsによって遅延時間Diを
割算し、整数値kと誤差値Rk, Rk +1を算出する。その算
出値と、制御信号CSi の値をメモリ12B内に設けられ
た図7の校正表に書き込み、校正表を作成する。校正表
完成後、この校正表から入力制御信号値CSi (即ちkの
値)に対し最も誤差の小さくなる制御信号値CCの関係を
読み出し、変換器11に書き込む。
験パターンのタイミングを所望に設定する場合、所望の
タイミングを指定する制御信号CSi を端子T1〜TNに与え
ると、変換器11は対応する制御信号CCを読み出し、マ
ルチプレクサMUX1〜MUXMに与え、精度の高い遅延量の設
定が可能である。
可変遅延回路の遅延時間の測定と同時に、測定された遅
延時間Diを名目遅延ステップdsで割算した整数値kと、
2つの隣接名目遅延dsk, ds(k+1)に対する誤差Rk', R
k+1'を求め、測定誤差Rk' が校正表のk行目に保持され
ている誤差Rk以下であればRk', CCiを新しいデータRk,
CC i としてk行目に上書きし、測定誤差Rk+1' が校正表
のk+1 行目に保持されている誤差Rk+1以下であれば(R
k+1', CCi)を新しいデータ(Rk+1, CCi) としてk+1 行目
に上書きする。この処理によれば、全ての制御信号値CC
i についての遅延時間の測定と校正表の更新が終了した
段階で必要とする遅延時間の校正が完了しており、従っ
て、従来のように可変遅延回路の各切替状態の遅延時間
を測定した後にその遅延時間を小さい順に並べ換えを行
なう必要がないから、可変遅延回路が多数存在しても校
正動作を短時間に済ませることができる。
示す誤差Rkと制御信号CCi をkと対応させて格納するた
めには、k=0 からk=K までに対応する名目遅延最小ステ
ップdsの数Kだけアドレスを設ければよい。例えば前述
のように可変遅延回路により10psecのステップで0から
1nsec まで変化させる場合、K=100である。従って、多
数の可変遅延回路の校正を実行しても全体で使用する記
憶領域も小さくできる。 これに対し、従来法では、M
ビットの制御信号値の全ての値に対し測定したデータを
メモリに保持する必要があるので、少なくとも2M-1個の
アドレスを必要とする。例えばM=10ビットの制御信号の
場合、必要なアドレス数は約1000となる。
の図。
遅延回路の例を説明するためのブロック図。
説明するための表。
るための図。
説明するためのフロー図。
表。
図。
よって校正動作を実行する制御器を具備した可変遅延回
路の実施例を示すブロック図。
Claims (8)
- 【請求項1】 0からKまでの所望の制御信号値CCi に
より、M個の異なる重み付けされた遅延段の縦続接続状
態を切替制御して、所望の遅延量を設定する可変遅延回
路を、名目最小遅延ステップds毎の名目遅延量Dsk=dsk,
k=0, 1, 2,…, K 、M及びKは2以上の整数、に対す
る校正を行う方法であり、以下の行程を含む: (a) 予めメモリ内に誤差とその誤差を与える制御信号値
をそれぞれ保持するための欄を有する少なくともK行の
校正表を規定し、 (b) 制御信号値CCi により設定された上記可変遅延回路
の遅延量Diを測定し、 (c) 測定された遅延量Diを上記最小名目ステップdsで割
り算し、その商の整数部kと、その測定遅延量Diの、隣
接する2つの名目遅延量Dsk, Dsk+1に対する第1及び第
2誤差Rk=Di-dsk, Rk+1=ds-Rkを計算し、 (d) 計算された上記第1誤差Rkが上記校正表の第k行目
に保持されている誤差以下であるか判定し、以下であれ
ば上記第k行の欄に計算された上記第1誤差Rkとそれを
与えた制御信号値CCi を上書きし、 (e) 計算された上記第2誤差Rk+1が上記校正表の第k+1
行目に保持されている誤差以下であるか判定し、以下で
あれば上記第k+1 行の欄に計算された上記第2誤差Rk+1
とそれを与えた制御信号値CCi を上書きし、 (f) 上記ステップ(b)〜(e)を、i=0からi=2M-1 まで実行
することにより、第0行から第K行にそれぞれ上記名目
遅延量に対し誤差を最小とする制御信号値を得る。 - 【請求項2】 請求項1に記載の校正方法において、上
記ステップ(a) は上記校正表の誤差の欄には予め上記名
目遅延ステップds以上の一定値を初期値として書き込ん
でおくステップを含む。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の校正方法におい
て、全ての上記遅延段を迂回接続させる制御信号値CS0
が与えられたときの上記可変遅延回路の入出力間の遅延
時間tdo をオフセット遅延とすると、上記ステップ(b)
は、各上記制御信号値CSi に対し、上記可変遅延回路の
入出力間の遅延時間tdi を測定し、上記遅延量Diを次式 Di=tdi−tdo として得るステップを含む。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の校正方法におい
て、第m段目、m=1, 2, …, M、の上記遅延段の遅延の
重み付けは、ほぼ2m-1とされている。 - 【請求項5】 制御信号値により最小名目遅延ステップ
ds毎の名目遅延遅延Dsk に対応して校正された遅延を生
成する可変遅延回路であり、 異なる重み付けされた遅延量を持つM個の遅延段と、 上記M個の遅延段の出力側にそれぞれ設けられ、それぞ
れの遅延段への入力と出力とを選択して出力するM個の
マルチプレクサと、M個の上記遅延段とマルチプレクサ
の組は縦続接続されており、 与えられた制御信号に応じて0からKまでの所望の制御
信号値を生成し上記マルチプレクサに与えて上記M個の
遅延段に最小名目遅延ステップ毎の名目遅延量Dsk=dsk,
k=0, 1, 2, …, K、M及びKは2以上の整数、に対応
した所望の遅延量を設定する制御信号変換手段と、 上記制御信号値を0からKまで変化させる毎に上記可変
遅延回路の入出力間の遅延時間を測定する遅延時間測定
手段と、 予め誤差とその誤差を与える制御信号値をそれぞれ保持
するための欄を有する少なくともK行の校正表を内部に
規定するメモリと、 与えられた各制御信号値CCi に対し、上記遅延時間測定
手段によって測定した遅延量Diを上記可変遅延回路の最
小名目遅延ステップdsで割算し、得られた商の整数部の
値kと、隣接する2つの名目遅延量Dsk, Dsk+1との第1
及び第2誤差Rk=Di-dsk, Rk+1=ds-Rk を算出し、上記第
1誤差Rkが上記校正表の第k行目に保持されている誤差
以下であるか判定し、以下であれば上記第k行の欄に計
算された上記第1誤差Rkとそれを与えた制御信号値CCi
を上書きし、更に上記第2誤差Rk +1が上記校正表の第k+
1 行目に保持されている誤差以下であるか判定し、以下
であれば上記第k+1 行の欄に計算された上記第2誤差R
k+1とそれを与えた制御信号値CCi を上書きすること
を、i=0からi=Kまで実行することにより、上記校正表の
第0行から第K行にそれぞれ上記名目遅延量に対し誤差
を最小とする制御信号値を生成し、上記上記校正表のそ
れぞれの行k、k=0, 1, 2, …, Kに保持されている制御
信号値を、校正後の制御信号値として上記制御信号変換
手段に格納するする演算手段と、を含む。 - 【請求項6】 請求項5に記載5の可変遅延回路におい
て、上記メモリ内の上記校正表の誤差の欄には予め上記
名目遅延ステップds以上の一定値が初期値として書き込
まれてある。 - 【請求項7】 請求項5又は6に記載の可変遅延回路に
おいて、全ての上記遅延段を迂回接続させる制御信号値
CC0 が与えられたときの上記可変遅延回路の入出力間の
遅延時間tdo をオフセット遅延とすると、上記遅延時間
測定手段は、各上記制御信号値CCi に対し、上記可変遅
延回路の入出力間の遅延時間tdi を測定し、上記演算手
段は上記遅延量Diを次式 Di=tdi−tdo として得る。 - 【請求項8】 請求項5又は6に記載の可変遅延回路に
おいて、第m段目、m=1, 2, …, M、の上記遅延段の遅
延の重み付けは、ほぼ2m-1とされている。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32634298A JP3955402B2 (ja) | 1997-11-21 | 1998-11-17 | 可変遅延回路の校正方法及びこの校正方法によって校正動作する可変遅延回路 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-321732 | 1997-11-21 | ||
| JP32173297 | 1997-11-21 | ||
| JP32634298A JP3955402B2 (ja) | 1997-11-21 | 1998-11-17 | 可変遅延回路の校正方法及びこの校正方法によって校正動作する可変遅延回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289244A true JPH11289244A (ja) | 1999-10-19 |
| JP3955402B2 JP3955402B2 (ja) | 2007-08-08 |
Family
ID=26570574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32634298A Expired - Fee Related JP3955402B2 (ja) | 1997-11-21 | 1998-11-17 | 可変遅延回路の校正方法及びこの校正方法によって校正動作する可変遅延回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3955402B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339282A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Advantest Corp | 可変遅延回路及び半導体回路試験装置 |
-
1998
- 1998-11-17 JP JP32634298A patent/JP3955402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339282A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Advantest Corp | 可変遅延回路及び半導体回路試験装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3955402B2 (ja) | 2007-08-08 |
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