JPH11291097A - パンチプレスにおける位置センサのチューニング方法 - Google Patents
パンチプレスにおける位置センサのチューニング方法Info
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Abstract
される前記ラム位置との関係を、前記ラムの昇降駆動源
である油圧シリンダを一度上,下エンドまで動かしその
とき得られる前記位置センサのデータを利用して求める
ラム位置センサのチューニング方法を提供すること。 【解決手段】 ラム2乃至はラムヘッド(又はパンチ)
(以下、ラムという)を、そのラム2に許容されたスト
ローク範囲内の任意の位置に位置決めできる機能を具備
したパンチプレスにおける前記ラム2を、ラムが任意の
位置にあるとき、ラムの上昇側エンド又は降下側エンド
へ向け規定された位置まで移動させてその移動量のデー
タを位置センサから取出すと共に、その位置から降下エ
ンド又は上昇エンドへ向け規定された位置まで移動させ
てその移動量のデータを位置センサから取出し、前記取
出しデータを演算処理することにより、前記ラム2の位
置と位置センサから取出されるデータの関係を求める。
Description
ス等のパンチプレスにおいて、ラム乃至はラムヘッド
(又はパンチ)(以下、単にラムという)の位置を検出
するために設けられた位置センサから得られる位置デー
タに基づいて、位置センサをチューニングする方法に関
するものである。
の動作を油圧サーボ制御等により駆動制御し、前記ラム
を任意のストローク位置、特に、任意の戻り位置に位置
決めする加工形態がとられるようになった。
ンチプレス加工するワークの主として板厚との関係で、
ラムの戻り位置を、パンチ刃がワーク表面から僅かに離
れた位置で停めた方が、ラムの上死点(機械上の上死
点)まで戻すより連続的パンチ加工の効率が高まるから
である。
するためには、ラムの標準位置がダイの上面を基準にし
てシリンダ上,下エンドにおいて夫々に一定の距離の位
置にあり、かつ、ラムの位置を測定する位置センサが前
記シリンダの上,下エンドにおけるラムの夫々の位置を
示すダイ上面からの一定の距離を正確に測定検出できる
ものでなければならない。そうでなければ、ラムの戻り
位置をワークの板厚等によって変更したとき、ラムがそ
の変更した位置に戻っているか否かということと、それ
を検出する位置センサの出力とが対応しない事態、つま
り、ラムの戻り位置の検出が正確に実行できない状況を
招来して、ラムのストローク位置、特に戻り位置を自由
に制御することが困難乃至は不可能になるという問題が
あった。
械ごとに規定されたラム位置を実現すべく、ラムやラム
ヘッド(又はパンチ)を組付けると共に、ラム位置セン
サを取付け、ラム位置とセンサの関係が所定になるよう
に調整をしている。しかし、この手法は位置センサ自体
の位置調節精度に限度がある上に、ラムの戻り(上側)
か加工ストロークの下死点(下側)のいずれか一点を基
準にして調整しているため、基準としない側から見た場
合の精度が低くならざるを得ないという問題がある。
従来技術の現状に鑑み、実際のラム位置と位置センサに
より検出される前記ラム位置との関係を、前記ラムの昇
降駆動源である油圧シリンダを一度上,下エンドまで動
かしそのとき得られる前記位置センサのデータを利用し
て求めるラム位置センサのチューニング方法を提供する
ことを、課題とするものである。
を目的としてなされた本発明方法の構成は、ラム乃至は
ラムヘッド(又はパンチ)(以下、ラムという)を、そ
のラムに許容されたストローク範囲内の任意の位置に位
置決めできる機能を具備したパンチプレスにおける前記
ラムを、ラムが任意の位置にあるとき、ラムの上昇側エ
ンド又は降下側エンドへ向け規定された位置まで移動さ
せてその移動量のデータを位置センサから取出すと共
に、その位置から降下エンド又は上昇エンドへ向け規定
された位置まで移動させてその移動量のデータを位置セ
ンサから取出し、前記取出しデータを演算処理すること
により、前記ラムの位置と位置センサから取出されるデ
ータの関係を求めることを特徴とするものである。
置データに基づいて、当該ラムを元の位置に戻し、これ
をラムの現在位置とする。また、上記操作により得られ
るデータを保存しておけば、パンチプレスを再起動する
度に、そのデータに基づいてラムを前記と同じ任意の位
置に位置付けることが可能になる。また、ワークの板厚
等の変更に応じてラムの戻り位置を変更したい場合に
は、前記任意の位置の位置データを加減することによっ
て、これに対応することが可能になる。
て、図に拠り説明する。図1はパンチプレスにおけるプ
レス機構の概念構成を示す正面図、図2は本発明方法を
実行する制御系の一例の機能ブロック図、図3は本発明
方法の実行手順を例示したフローチャート図である。
はラム2に昇降ストローク運動をさせる油圧シリンダ
で、このシリンダ3は固定系のフレーム(図示せず)に
固定されていて、ここでは、位置センサの一例として、
リニアタイプのポテンショメータ4の本体4aが取付けら
れている。ポテンショメータ4のロッド4bは、その下端
がラム2に設けたブラケット2aに連結されており、ラム
2のストローク動作の量を、電気量(電圧又は電流)に
より出力できるように形成されている。5は前記パンチ
1に対応してフレーム上に配置されたダイである。
基準として一定距離で組付け、一例としてシリンダ3の
上昇側エンドでパンチ1がダイ5の上面から48mmに、ま
た、降下側エンドでパンチ1がダイ5の上面から2mmく
い込むようにパラメータ設定する。なお、この設定にお
いては、ラムヘッドの研磨、或は、NCのパラメータに
よる微調整がなされることもある。以下の本実施例で
は、上記設定に基づきシリンダ3の全ストロークを50mm
として説明する。
ーク量をパルス信号で取出すリニアタイプのエンコーダ
等を用いてもよい。また、位置センサの出力形式を、イ
ンクリメンタル方式,アブソリュート方式のいずれの形
式のものにするかは、任意である。図2は、上記パンチ
機構の制御系で、6は油圧シリンダ3を含む油圧装置、
7はこの油圧装置6の動作をNC制御等によってサーボ
制御する制御装置で、この制御系は上記2つの装置を具
備し、前記ポテンショメータ4からの信号を制御装置に
取込み、これを処理して油圧装置6にラム2のストロー
ク制御を実行するように形成されている。
て、本発明方法は、一例としてい次のように実行され
る。まず、パンチ1の下端面(刃面)1aがZ軸上の任意
の位置におかれているとき、制御装置7内のポテンショ
メータ4の計測値をゼロに戻して制御装置7から油圧シ
リンダ3の上昇指令を油圧装置6に出す。
通常、そのラム2に規定された上昇側エンドまで上昇す
る。この上昇は、ポテンショメータ4により検出されて
制御装置7内のメモリに、前記ポテンショメータ4の出
力値として記憶される。
リンダ3の降下指令が制御装置7から油圧装置6に出力
されることにより、降下側エンド(ここでは、パンチ1
の下端面がダイ上面から−2mm)まで降下させられる。
この降下は、ポテンショメータ4により検出されて、そ
の出力値が制御装置7内のメモリに記憶される。
下エンドの位置と、その位置と対応したポテンショメー
タの2つの出力値(電圧)に基づき、前記位置センサの
戻り値を制御装置7内で演算処理することによって、ラ
ムの実際の位置を求める算出式(例えば、ラム位置=A
x+B)の係数A,Bを求め、前記式のxを測定して挿
入することにより、ラム位置を求める。ラム位置が求ま
れば、パンチ1の下端面、即ち、パンチ刃1aの当初の位
置を、その位置から上昇側エンドまでの距離、又は、前
記刃1aの位置から降下側エンドまでの距離を求めると共
に、その全ストローク量(距離)を得ることができる。
ョメータ4のような線型センサを用いることが望まし
い。それは、ラムの移動量(入力)とポテンショメータ
4の出力の関係が線形に変化することを利用して、ラム
2の連続的に変位する任意の位置を、一義的に前記セン
サの出力から求めるためである。勿論、非線形の位置セ
ンサであっても、その出力からパラメータを求めればラ
ム位置を算出できる式を置換的に形成できる出力が得ら
れるものであれば足りる。
ンチ1の刃面1aであるが、実際の制御ではこの位置を制
御するために、ラム2、或は、パンチ1の適宜の位置に
関するデータに置き換えて制御している。前記刃面1a以
外の部位に基づく制御の場合、刃面1aとその部位との距
離を加味した位置データによる制御になる。これによっ
て、パンチ加工におけるパンチ刃1aの戻り位置を材料の
板厚等に応じて変更する場合、制御装置7内に記憶され
ているパンチ刃1aの現在の戻り位置から降下端までの距
離を示す値を、所望の戻り位置を示す値に変更すれば足
りることとなる。
4の出力は、通常アナログ値(電圧)であるため、ラム
2が上昇側エンドに到達したか、或は、降下側エンドに
到達したかを、パスル信号のようにデジタル的に検知す
ることはできない。この場合には、ポテンショメータ4
の出力値の変化量が或る値以下になったとき、或は、ラ
ムの上,下フルストロークに要する時間以上の時間が経
過したときを、エンドに到達したと見做せばよい。ま
た、別の手法としてラムのストローク運動を、例えばパ
ルス信号に同期させて監視しておき、パスル信号が出な
くなった瞬間を捕捉して、ストローク端と判断するな
ど、様々な手段があり、いずれの手段を採るかは、任意
である。
れがインクリメンタルエンコーダの場合には、そのカウ
ンターのプリセットによってラム戻り位置の位置決め点
の設定が可能である。アブソリュートエンコーダの場合
には、一度、ラム位置の数値を得て制御装置7に取込ん
でおけば、その後は取込んだ値を読出し、その値に基づ
いて動作をさせることができる。なお、位置センサのア
ナログ出力をA/D変換して利用する場合には、安定し
たデジタル信号を得るために、適宜な暖機運転をしてか
ら測定することが好ましい。
例を、図3のフローチャート図に基づいて述べる。
にあっているとき、制御装置7から油圧シリンダ3の上
昇指令が油圧装置6に出力される(ステップS1)。この
指令によって前記シリンダ3がラム2の上昇動作をし、
上昇側エンドがステップS2で検出されると、ポテンシオ
メータ4の出力値(電圧)が測定されて制御装置7に取
込まれる(ステップS3)。
の出力値が取込まれたら、制御装置7は前記シリンダ3
の油圧装置6に対してラム2の降下指令を出力する(ス
テップS4)。このシリンダ3が降下側エンドに到達した
ことがステップS5で検出されたら、この降下によりポテ
ンシオメータ4に生じた出力が測定されてステップS6で
制御装置7に取込まれ、制御装置7の内部において、パ
ンチ1の刃面1aの位置データと置換されたラム2の戻り
位置等の位置を示す数値データが得られるのである。
に位置決め可能なラムに対して規定される上昇側エンド
(戻り位置)と降下側エンドの位置を、位置センサの出
力に対応して規定できると共に、その戻り位置を変更し
たい場合には、前記戻り位置(上昇側エンド)のデータ
に変更したい数値を、加,減すれば、次の加工における
ラムの戻り位置を直ちに変更することが可能になる。
ンサとラムの現在の戻り位置との関係を容易に検出する
ことができると共に、ラムの戻り位置の変更を容易に行
うことが可能になる。
用した場合、加工動作の度に、その出力値が変化するこ
とが多いが、そのような場合であっても、本発明方法を
適用してラムの現在位置を求めれば、前回加工における
ラムの位置データの影響を受けないラム戻り位置の制御
を実現することができる。
示す正面図。
ック図。
ト図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ラム乃至はラムヘッド(以下、ラムとい
う)を、そのラムに許容されたストローク範囲内の任意
の位置に位置決めできる機能を具備したパンチプレスに
おける前記ラムを、ラムが任意の位置にあるとき、ラム
の上昇側エンド又は降下側エンドへ向け規定された位置
まで移動させてその移動量のデータを位置センサから取
出すと共に、その位置から降下エンド又は上昇エンドへ
向け規定された位置まで移動させてその移動量のデータ
を位置センサから取出し、前記取出しデータを演算処理
することにより、前記ラムの位置と位置センサから取出
されるデータの関係を求めることを特徴とするパンチプ
レスにおける位置センサのチューニング方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11435498A JP4215297B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | パンチプレスにおけるラム位置の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11435498A JP4215297B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | パンチプレスにおけるラム位置の検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291097A true JPH11291097A (ja) | 1999-10-26 |
| JP4215297B2 JP4215297B2 (ja) | 2009-01-28 |
Family
ID=14635649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11435498A Expired - Fee Related JP4215297B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | パンチプレスにおけるラム位置の検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4215297B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006129746A1 (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Amada Company, Limited | ラム位置検出方法、ラム駆動方法及びラム駆動装置並びにそれを備えたプレス機械 |
| JP2007296562A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Amada Co Ltd | スライダ位置検出方法及びスライダ駆動装置 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP11435498A patent/JP4215297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006129746A1 (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Amada Company, Limited | ラム位置検出方法、ラム駆動方法及びラム駆動装置並びにそれを備えたプレス機械 |
| US7913616B2 (en) | 2005-06-02 | 2011-03-29 | Amada Company, Limited | Ram position detection method, ram drive method, ram drive device, and press machine having the ram drive device |
| JP2007296562A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Amada Co Ltd | スライダ位置検出方法及びスライダ駆動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4215297B2 (ja) | 2009-01-28 |
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