JPH0356838B2 - - Google Patents

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JPH0356838B2
JPH0356838B2 JP58248280A JP24828083A JPH0356838B2 JP H0356838 B2 JPH0356838 B2 JP H0356838B2 JP 58248280 A JP58248280 A JP 58248280A JP 24828083 A JP24828083 A JP 24828083A JP H0356838 B2 JPH0356838 B2 JP H0356838B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0029Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
    • B30B15/0035Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height using an adjustable connection between the press drive means and the press slide
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0029Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
    • B30B15/0041Control arrangements therefor

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プレスにおけるスライド下死点位
置自動補正装置、さらに詳しくは、プレス運転状
態でスライドとボルスタの上下相対位置関係を調
整することにより加工時のスライド下死点位置を
自動的に補正する装置に関する。
なお、この明細書において、スライドとボルス
タの上下相対位置関係とは、たとえば下死点な
ど、ある決まつた位置におけるスライドとボルス
タの相対距離をいうものとする。
従来の技術 プレスにおいてスライド下死点位置を補正する
装置として、従来、たとえば特開昭54−65159号
公報や特開昭48−30189号公報などに記載されて
いるように、金型交換時や金型が摩耗したときな
どに、プレスを停止させてスライドを上死点に停
止させた状態で、ボルスタに対してスライダを上
下に移動させてスライドとボルスタの上下相対位
置関係を調整するものが知られている。
特開昭54−65159号公報に記載されている装置
は、上型ホルダ(スライド)を昇降させるスライ
ド調整用モータと、スライド調整用モータの出力
軸の回転変位を検出するロータリエンコーダと、
上型の下降寸度(型間距離)を設定するための設
定ダイヤルとを備え、ロータリエンコーダの出力
と設定ダイヤルの出力に基づいてスライド調整用
モータの回転を制御するものである。
特開昭48−30189号公報に記載されている装置
は、工具が挿入されたラム(スライド)の行程位
置を調節するための調節モータと、ラムの行程位
置の偏差(実際値と目標値との差)を検出する行
程位置チエツク機構とを備え、上記偏差が零にな
るように調節モータでラムの行程位置を調節する
ものである。
発明が解決しようとする課題 プレス加工においては、たとえばコイニング加
工など加工の種類によつては加工時の下死点の位
置精度すなわち加工時の下死点におけるスライド
とボルスタの相対距離の変化の度合が問題になる
ことがある。
上記の相対距離の変化には、ストローク毎のば
らつき、連続ストローク数(spm)に依存する変
化、スライドの駆動部や往復運動のガイド部から
発生する摩擦熱によるプレス構成部品の熱膨脹に
起因する変化がある。これらのうち、ストローク
毎のばらつきはプレスの設計や製作精度を向上さ
せることにより充分に小さくできるが、このよう
にしても、連続ストローク数による変化や熱によ
る変化をたとえば10μm以下の小さな値にするの
は困難である。
ところで、前記の従来のスライド下死点位置補
正装置は、スライドを上死点に停止させた状態で
スライドとボルスタの上下相対位置関係を調整す
るだけのものであり、プレス運転中にスライドと
ボルスタの上下相対位置関係を調整することがで
きないので、前記のような原因により加工時の下
死点の位置精度にばらつきが生じるという問題が
ある。
このように、従来、プレス運転中にスライド下
死点位置の補正ができる装置はなかつたので、加
工時の下死点の位置精度を高めるには、プレス内
に大量の油を循環させて温度上昇を防止する必要
があつたが、油の循環や温度制御のために多くの
動力を必要とし、不経済であつた。
この発明の目的は、プレス運転中にスライド下
死点位置を自動的に補正でき、とくに温度制御を
行なわなくても加工時の下死点における位置精度
を向上しうる装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明によるスライド下死点位置自動補正装
置は、 プレス運転状態で1回の作動によりスライドと
ボルスタの上下相対位置関係を所定量調整するア
クチユエータを備えたスライド位置調整装置と、 下死点におけるスライドとボルスタの相対距離
を検出する検出部と、 運転開始時の所定回数の加工時の検出部の出力
の平均値に基いて加工時の下死点におけるスライ
ドとボルスタの相対距離の基準値を決定し、以
後、所定の加工回数ごとに検出部の出力に基いて
加工時の下死点におけるスライドとボルスタの相
対距離を求め、この加工時の下死点におけるスラ
イドとボルスタの相対距離が上記基準値を含む所
定の範囲を外れたときにこれが上記範囲に入る方
向にスライド位置調整装置のアクチユエータを1
回作動させる制御部とを備えているものである。
作 用 プレス運転開始時の所定回数の加工時におい
て、検出部の出力の平均値に基いて加工時の下死
点におけるスライドとボルスタの相対距離の基準
値が決定される。以後のプレス運転中に、所定の
加工回数ごとに検出部の出力に基いて加工時の下
死点におけるスライドとボルスタの相対距離が求
められ、この加工時の下死点におけるスライドと
ボルスタの相対距離が上記基準値を含む所定の範
囲を外れたときに、これが上記範囲に入る方向に
スライド位置調整装置のアクチユエータが1回作
動させられ、スライドとボルスタの上下相対位置
関係が調整される。
このため、プレス運転中に、スライド下死点位
置が基準値を含む所定の範囲に入るように自動的
に補正される。
実施例 以下、図面を参照して、この発明の実施例につ
いて説明する。
スライド下死点位置自動補正装置は、プレス運
転状態でスライド1とボルスタ(図示略)の上下
相対位置関係を調整するスライド位置調整装置2
と、下死点におけるスライド1下面とボルスタ上
面の相対距離(以下、最小相対距離という)を直
接検出する検出部3と、加工時の最小相対距離が
予め定められた基準値を含む所定の範囲に入るよ
うに加工時の検出部3の出力に基いてプレス運転
状態で位置調整装置2を制御する制御部4とを備
えている。
スライド1とこれに取付けられたスライド位置
調整装置2の詳細が、第1図〜第5図に示されて
いる。この装置2は、スライド1とコネクテイン
グロツド5(またはナツクルリンク)の上下相対
位置関係を調整することによつてスライド1とボ
ルスタの上下相対位置関係を調整するものであ
り、次のように構成されている。
スライド1は、箱形をなし、その4隅部におい
て4本の垂直ガイド棒6に上下摺動自在に取付け
られている。
スライド1の左右両端寄りの部分の上面に蓋7
がそれぞれはめ止められており、下部におねじ8
が形成された垂直な調整ねじ棒9がこれらの蓋7
の中央に上下摺動自在にはめられている。各ねじ
棒9のおねじ8にはウオームホイール10の内面
に形成されためねじがそれぞれねじはめられてお
り、各ウオームホイール10は回転はしうるが上
下方向には移動しないようにスライド1と蓋7と
の間にはさまれている。各ねじ棒9の上端部に
は、それぞれ、コネクテイングロツド5の下端部
が左右方向に伸びる水平ピン11によつて回転自
在に連結されている。
スライド1の内部には前後方向に水平に伸びる
2本のウオーム軸12が回転自在に設けられてお
り、これらに固定されたウオーム13が対応する
ウオームホイール10とかみ合つている。2本の
ウオーム軸12は、これらの前端部に固定された
歯車14と2つの中間歯車15によつて連結さ
れ、互いに同期して反対方向に回転する。
中間歯車15の一方は、スライド1に取付けら
れたエアモータ16の軸17の前端部に固定され
ている。一方のウオーム軸12の後端部はスライ
ド1の後面より突出しており、この部分に調整歯
車18が固定されている。また、このウオーム軸
12を受けるためにスライド1後面に後側からは
め止められたハウジング19の外周に、第1のエ
アシリンダ20の一端面に一体に形成されたブラ
ケツト21が回転自在にはめられている。このシ
リンダ20は調整歯車18の周囲外側に位置して
おり、歯車18に向つて突出したピストンロツド
22の先端に歯車18とかみ合う爪23が一体に
形成されている。
スライド1後面の中央上部に、第2のエアシリ
ンダ24の中間部が前後方向に伸びる水平ピン2
5によつて回転自在に取付けられており、このシ
リンダ24のピストンロツド26の先端部と第1
のシリンダ20の外側に一体に形成されたブラケ
ツト27が前後方向に伸びる水平ピン28によつ
て回転自在に連結されている。第1のシリンダ2
0の2つの室29,30および第2のシリンダ2
4の2つの室31,32はそれぞれ電磁切換弁3
3,34,35,36を介して圧縮空気源37に
接続されている。
プレス運転中は、通常、第1の弁33と第4の
弁36が開状態(空気源37とシリンダ20,2
4の室29,32が連通した状態)で第2の弁3
4と第3の弁35が閉状態(空気源37とシリン
ダ20,24の室30,31の間が遮断されると
ともに室30,31が大気と連通した状態)にあ
り、第1のシリンダ20の爪23が進出して調整
歯車18の歯38の間にはまつており、また第2
のシリンダ24のロツド26は退入位置にある。
そして、爪23によつて調整歯車18すなわちウ
オーム軸12の回転が阻止され、ウオームホイー
ル10は回転しない。このため、ウオームホイー
ル10と調整ねじ棒9の上下相対位置関係すなわ
ちスライド1とコネクテイングロツド5の上下相
対位置関係は変らず、したがつて、スライド1と
ボルスタの上下相対位置関係が一定に保たれる。
スライド1とボルスタの相対距離が大きくなる
方向にこれらの上下相対位置関係を調整する場合
(以下、これをプラス調整という)は、次のよう
に4つの弁33,34,35,36を制御する。
すなわち、まず、第1の弁33を閉状態にする
と同時に第2の弁34を開状態にする。これによ
り、第1のシリンダ20の爪23が退入して調整
歯車18の歯38の間から外れ、第1のシリンダ
20が調整歯車18に対して自由に回転できるよ
うになる。次に、第4の弁36を閉状態にすると
同時に第3の弁35を開状態にする。これによ
り、第2のシリンダ24のロツド26が進出し
て、第1のシリンダ20が第3図および第5図の
時計方向に一定角度回転する。このとき、調整歯
車18は停止している。次に、第2の弁34を閉
状態にすると同時に第1の弁33を開状態にす
る。これにより、爪23が再び進出して元の位置
より第3図および第5図の時計方向に隔つた隣の
歯38の間にはまる。そして、最後に、第3の弁
35を閉状態にすると同時に第4の弁36を開状
態にする。これにより、第2のシリンダ24のロ
ツド26が再び退入して、第1のシリンダ20が
元の位置まで第3図および第5図の反時計方向に
回転する。この第1のシリンダ20の回転は爪2
3によつて調整歯車18に伝えられ、調整歯車1
8は元の位置より1歯分だけ第3図および第5図
の反時計方向に回転する。また、調整歯車18の
回転は、これが固定されたウオーム軸12にその
まま伝えられるとともに、さらに歯車14,1
5,15,14によつて他方のウオーム軸12に
も伝えられ、2つのウオーム13が反対方向に同
じ角度だけ回転する。そして、2つのウオーム1
3の回転によつて2つのウオームホイール10が
同じ方向に同じ角度だけ回転し、その結果、2つ
のウオームホイール10はねじ棒9に対して同じ
量だけ上方に移動する。
なお、上述のように調整装置2が1回作動した
ときのねじ棒9に対するウオームホイール10の
移動量すなわち調整量は、たとえば10μmであ
る。
スライド1とボルスタの相対距離が小さくなる
方向にこれらの上下相対位置関係を調整する場合
(以下、これをマイナス調整という)は、まず第
4の弁36を閉状態にすると同時に第3の弁35
を開状態にし、次に第1の弁33を閉状態にする
と同時に第2の弁34を開状態にし、次に第3の
弁35を閉状態にすると同時に第4の弁36を開
状態にし、最後に第2の弁34を閉状態にすると
同時に第1の弁33を開状態にする。これによ
り、プラス補正の場合とは逆に、調整歯車18が
元の位置より1歯分だけ第3図および第5図の時
計方向に回転し、2つのウオームホイール10は
ねじ棒9に対して同じ量だけ下方に移動する。
このスライド位置調整装置2において、第1の
シリンダ20と第2のシリンダ24は、プレス運
転状態で1回の作動によりスライド1とボルスタ
の上下相対位置関係を一定量(この場合は10μ
m)調整するアクチユエータを構成している。
上述のように調整装置2が作動している間は、
エアモータ16はフリーな状態にある。このエア
モータ16はたとえば型が変つたときなどにスラ
イド1とコネクテイングロツド5の上下相対位置
関係を大きく変えるためのものであり、エアモー
タ16で軸17を回転させることにより、上記同
様に、2つのウオームホイール10がねじ棒9に
対して上下に移動する。
検出部3は、第6図および第7図に示すよう
に、2つの距離出器(センサ)39と、これらに
それぞれ接続された2つの下死点検出回路40と
を備えている、検出器39は、たとえば渦電流効
果を利用して非接触で変位を検出するものであ
り、上下方向の位置が調整できるようにたとえば
ボルスタの左前部と右後部に適宜な手段によつて
上向きに固定されている。一方、スライド1に
は、2つの検出器39に対応して、これらの真上
に位置する2つの被検出ブロツク41が固定され
ている。
下死点検出回路40は、第8図のように、連続
位置信号A、ホールド信号Bおよびカウント用信
号Cを出力する。
連続位置信号Aは、検出器39の通常の出力で
あり、下死点a付近における被検出ブロツク41
すなわちスライド1の動きをそのまま表わしてい
る。そして、この信号Aは下死点a付近における
スライド1の変位に比例し、たとえば1mVが
1μmの変位に対応している。
カウント用信号Cは、連続位置信号Aがスレシ
ホールドレベルSより小さい間すなわちスライド
1が一定の位置より下側の下死点aを含む範囲に
ある間だけオンになるものである。したがつて、
通常のプレス運転中は、ストローク毎に1回ずつ
カウント用信号Cがオンになる。
ホールド信号Bは、カウント用信号Cがオフに
なつてから次のカウント用信号Cがオフになるま
での間下死点aにおける連続位置信号Aの値がホ
ールドされたものである。したがつて、ホールド
信号Bにより、最小相対距離とくにストローク毎
の変化を直接検出することができる。
制御部4は、第7図に示すように、補正装置全
体を制御するマイクロコンピユータ42を備えて
おり、検出部3の2つの下死点検出回路40の連
続位置信号Aおよびホールド信号Bがマルチプレ
クサ43に入力し、マルチプレクサ43の出力が
増幅器44、サンプルホールド45、AD変換器
46、ホトカプラ47およびインタフエース48
を経てコンピユータ42に入力する。また、一方
の下死点検出回路40のカウント用信号Cがホト
カプラ49およびインタフエース48を経てコン
ピユータ42に入力する。そして、コンピユータ
42からの指令により、2つの下死点位置検出回
路40の連続位置信号Aおよびホールド信号Bが
順次これに比例するデジタル信号に変換されてコ
ンピユータ42に入力し、コンピユータ42は、
2つの下死点検出回路40の連続位置信号Aの平
均を取つてスライダ1の絶対位置の検出値とする
とともに、2つの下死点検出回路40のホールド
信号Bの平均をとつてスライダ1の下死点位置の
検出値とする。
制御部3のコンピユータ42には、開始スイツ
チ51、表示器52、表示器52の表示切換スイ
ツチ53、プリンタ54および基準値補正量設定
ダイヤル55がそれぞれ接続されている。このダ
イヤル55は、後述するようにプレスの自動運転
開始直後に以後の補正の基準となるスライド1の
下死点位置基準値を決定するにあたつて基準値の
補正量を外部から設定するためのものであり、正
または負の補正量をたとえば1μm単位で設定で
きる。表示器52は相対位置表示、絶対位置表示
および累積補正量表示の機能を有し、これらが表
示切換スイツチ53によつて切換えられる。な
お、表示器52の表示内容およびプリンタ54の
出力内容については後述する。
制御部4のコンピユータ42には、インタフエ
ース56およびホトカプラ57を介してスライド
位置調整装置2の4つの切換弁33,34,3
5,36およびアラーム用リレー58などがそれ
ぞれ接続されている。そして、前述のようなスラ
イド1のプラス調整またはマイナス調整を行なう
ときに、コンピユータ42からの指令により、こ
れらの弁33,34,35,36が制御される。
次に、第9図のフローチヤートを参照して、プ
レス加工時の操作手順および上記のスライド下死
点位置自動補正装置の動作を説明する。
すなわち、まず、プレスの自動運転に先立ち、
スライド1を下死点に停止させて、検出器39の
上下方向の位置を調整する(ステツプ100)。この
作業は、表示器52を絶対位置表示に切換えた状
態で行なう。このようにすれば、前述のようにコ
ンピユータ42で演算されるスライド1の絶対位
置の検出値が表示器52に連続的に表示されるの
で、スライド1を容易に下死点に停止させること
ができ、しかも下死点における検出器39と被検
出ブロツク41の相対距離を容易に最適な値(た
とえば1.5mm)に調整することができる。
そして、所望の製品が得られることを確認した
のち、プレスの自動運転を開始するとともに、補
正装置の開始スイツチ51を押す(ステツプ
101)。これにより、補正装置が作動を開始し、ま
ず、次のようにしてスライド1の下死点位置基準
値を決定する(ステツプ102)。すなわち、制御部
4のコンピユータ42は、下死点検出回路40の
カウント用信号Cを常時監視しており、これをカ
ウントすることによつてプレスの連続ストローク
数を求めるとともに、カウント用信号Cがオンか
らオフに変るたびに前述のように2つの下死点検
出回路40のホールド信号Bの平均をとつてスラ
イド1の下死点位置の検出値とする。そして、た
とえば100ストロークの下死点位置の検出値の平
均を求め、この平均値に基準値補正量設定ダイヤ
ル55に設定された補正量を加えた値を下死点位
置基準値とする。
次に、下死点位置基準値に対するスライド1の
下死点位置の相対位置を測定する(ステツプ
103)。この相対位置の測定値は、基準値を決定す
る場合と同様にたとえば100ストロークの下死点
位置の検出値の平均を求めたのち、この平均値と
下死点位置基準値の差をとることにより求められ
る。
次に、相対位置の測定値が補正不要範囲の上限
(たとえば+10μm)より大きいか否かを判断し
(ステツプ104)、これより大きい場合は、前述の
ようにスライド位置調整装置2の弁33,34,
35,36を制御して、スライド1の位置をたと
えば10μmマイナス調整する(ステツプ105)。
相対位置の測定値が補正不要範囲の上限より大
きくない場合は、この測定値が補正不要範囲の下
限(たとえば−5μm)より小さいか否かを判断
し(ステツプ106)、これより小さい場合は、上記
とは逆にスライド1の位置をたとえば10μmプラ
ス調整する(ステツプ107)。
相対位置の測定値が補正不要範囲内にある場合
は、ステツプ103に戻り、上記の動作を繰返す。
マイナス調整(ステツプ105)またはプラス調整
(スタツプ107)が終つたのちも同様である。な
お、相対位置の測定値が一定の範囲(たとえば+
20μm〜−15μm)を外れたような場合は、アラ
ームが発せられる。
上述のようにプレスがたとえば100ストローク
動作するたびに相対位置の測定値に基づいてスラ
イド1の位置を調整することにより、スライド1
の下死点位置が常に一定の範囲に保たれ、精度の
高い製品が得られる。なお、補正装置が動作して
いるときに、表示器52を相対位置表示に切換え
ると上記のスライド1の下死点位置の相対位置の
測定値が表示され、表示器52を累積補正量表示
に切換えると動作開始時からのスライド1の位置
の補正量の累積値が表示される。これらの相対位
置の測定値および累積補正量は、必要に応じてプ
リンタ54に出力させることができる。また、ス
ライド1の絶対位置の検出値およびプレスの連続
ストローク数も、必要に応じてプリンタ54に出
力させることができる。
上記実施例では、距離検出器39によつてスラ
イド1の下死点位置すなわち最小相対距離を直接
検出しているが、たとえばプレスの連続ストロー
ク数のコネクテイングロツド5の温度を検出する
ことにより、スライド1の下死点位置を間接的に
検出することもできる。
プレスの連続ストローク数とスライドの下死点
位置との間には第10図のような関係があること
が判明している。この図の横軸は連続ストローク
数(spm)、縦軸はスライドの下死点位置を表わ
しており、横軸の右側にいくにつれて連続ストロ
ーク数が大きくなり、縦軸の下側にいくにつれて
下死点位置が下に移動して最小相対距離が小さく
なつている。
また、コネクテイングロツドの温度とスライド
の下死点位置との間にも一定の関係があり、温度
制御を行なわない場合は、プレス運転時間の経過
につれて、温度変化が生じ、下死点位置がたとえ
ば第11図のように変化する。この図において、
横軸はプレス運転時間、縦軸はコネクテイングロ
ツドの温度変化によるスライドの下死点位置を表
わしており、横軸の右側にいくにつれてプレス運
転時間が長くなり、縦軸の下側にいくにつれてコ
ネクテイングロツドの温度が高くなるとともにス
ライドの下死点位置が下に移動して最小相対距離
が小さくなつている。
したがつて、連続ストローク数とコネクテイン
グロツドの温度を検出することにより、スライド
の下死点位置を間接的に検出することができる。
この場合、対象となるプレスについて第10図
のような連続ストローク数と下死点位置の関係お
よび温度と下死点位置の関係を記憶させておき、
プレスの連続ストローク数の検出値とコネクテイ
ングロツドの温度の検出値に基いてこれら2つの
関係からスライドの下死点位置を求めればよい。
他は上記実施例の場合と同様である。
また、連続ストローク数の検出値に基づいて第
10図の関係から連続ストローク数に対応する補
正量を求めるとともに、温度の検出値に基づいて
温度と下死点位置の関係から温度に対応する補正
量を求め、連続ストローク数に対応する補正量と
温度に対応する補正量から全体として必要な補正
量を求めるようにすることもできる。なお、温度
の検出はたとえば熱電対、サーミスタなどによ
る。
また、たとえばプレスの連続ストローク数とコ
ネクテイングロツド5の伸びを検出することによ
り、スライド1の下死点位置を間接的に検出する
こともできる。
一般に、コネクテイングロツドが伸びるとスラ
イドの下死点位置は下方に移り、ロツドが縮むと
下死点位置は上方に移り、これらの間にも一定の
関係がある。したがつて、連続ストローク数とコ
ネクテイングロツドの伸びを検出することによ
り、スライドの下死点位置を間接的に検出するこ
とができる。
なお、コネクテイングロツドの伸びの検出はた
とえば歪ゲージなどによる。他は、連続ストロー
ク数とコネクテイングロツドの温度を検出する場
合と同様である。
また、下死点においてコネクテイングロツド5
に作用する圧縮力を検出することにより、スライ
ド1の下死点位置を間接的に検出することもでき
る。
一般に、スライドの下死点位置が下方に移ると
下死点においてコネクテイングロツドに作用する
圧縮力は大きくなり、下死点位置が上方に移ると
この圧縮力は小さくなり、これらの間にも一定の
関係がある。したがつて、下死点においてコネク
テイングロツドに作用する圧縮力を検出すること
により、スライドの下死点位置を間接的に検出す
ることができる。
なお、圧縮力の検出はたとえば歪ゲージなどに
よる。そして、コネクテイングロツドに作用する
圧縮力は、一般に下死点で最大になるので、下死
点付近における圧縮力の最大値を求めることによ
つて検出することができる。他は最初の実施例の
場合と同様である。
発明の効果 この発明によれば、上述のように、プレス運転
中にスライドとボルスタの上下相対位置関係を調
整して加工時の下死点におけるスライドとボルス
タの相対距離を所定の範囲に入るように補正する
ことができる。したがつて、従来のような温度制
御を行なわなくても、加工時の下死点の位置精度
すなわち製品の加工精度を向上させることがで
き、従来のように大量の油を循環させるための動
力を必要としないので、経済的である。
また、制御部が、運転開始時の所定回数の加工
時の検出部の出力の平均値に基いて加工時の下死
点におけるスライドとボルスタの相対距離の基準
値を決定するから、所望の製品が得られるように
スライドとボルスタの上下相対位置関係の初期調
整を行なつたのちに自動運転を開始するだけで精
度の良い加工ができ、作業者が基準値を設定する
ような必要がないため、操作が非常に容易であ
る。
さらに、スライド位置調整装置が、プレス運転
状態で1回の作動によりスライドとボルスタの上
下相対位置関係を所定量調整するアクチユエータ
を備え、制御部が、所定の加工回数ごとに検出部
の出力に基いて加工時の下死点におけるスライド
とボルスタの相対距離を求め、これが上記所定の
範囲を外れたときに位置調整装置のアクチユエー
タを1回作動させるから、制御も非常に簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図はプレ
スのスライドとこれに取付けられたスライド位置
調整装置を示す部分切欠き正面図、第2図は第1
図−線の断面図、第3図は第1図の背面図、
第4図は第3図−線の拡大断面図、第5図は
スライド位置調整装置の空気系統図、第6図は検
出部の距離検出器の部分を示す垂直断面図、第7
図は検出部および制御部のブロツク図、第8図は
制御部の下死点検出回路の出力信号を示すタイム
チヤート、第9図はプレス加工時の操作手順およ
びスライド下死点位置自動補正装置の動作を示す
フローチヤート、第10図はプレスの連続ストロ
ーク数とスライドの下死点位置との関係の1例を
示すグラフ、第11図はプレス運転時間とスライ
ドの下死点位置との関係の1例を示すグラフであ
る。 1……スライド、2……スライド位置調整装
置、3……検出部、4……制御部、20……第1
のエアシリンダ、24……第2のエアシリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プレス運転状態で1回の作動によりスライド
    とボルスタの上下相対位置関係を所定量調整する
    アクチユエータを備えたスライド位置調整装置
    と、 下死点におけるスライドとボルスタの相対距離
    を検出する検出部と、 運転開始時の所定回数の加工時の検出部の出力
    の平均値に基いて加工時の下死点におけるスライ
    ドとボルスタの相対距離の基準値を決定し、以
    後、所定の加工回数ごとに検出部の出力に基いて
    加工時の下死点におけるスライドとボルスタの相
    対距離を求め、この加工時の下死点におけるスラ
    イドとボルスタの相対距離が上記基準値を含む所
    定の範囲を外れたときにこれが上記範囲に入る方
    向にスライド位置調整装置のアクチユエータを1
    回作動させる制御部とを備えているプレスにおけ
    るスライド下死点位置自動補正装置。
JP24828083A 1983-12-29 1983-12-29 プレスにおけるスライド下死点位置自動補正装置 Granted JPS60141399A (ja)

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