JPH11291202A - 桐材合板 - Google Patents
桐材合板Info
- Publication number
- JPH11291202A JPH11291202A JP9588298A JP9588298A JPH11291202A JP H11291202 A JPH11291202 A JP H11291202A JP 9588298 A JP9588298 A JP 9588298A JP 9588298 A JP9588298 A JP 9588298A JP H11291202 A JPH11291202 A JP H11291202A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paulownia
- wood
- board
- plywood
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】桐材の木口面における優れた吸湿・放湿性能を
最大限に活用することができる桐材合板を提供する。 【解決手段】桐材の木口面1aが表裏面となるように集
成した板材1と、桐材の板目面2bまたは柾目面が表裏
面となる板材2とを貼り合わせてなる。この桐材合板を
用い、木口面集成板材が外層となるようにして収納家具
を組み立てた場合、収納物の湿害防止効果を向上させる
ことができる。この桐材合板は、床材、天井材、扉材、
壁面材などの建材としても使用できる。
最大限に活用することができる桐材合板を提供する。 【解決手段】桐材の木口面1aが表裏面となるように集
成した板材1と、桐材の板目面2bまたは柾目面が表裏
面となる板材2とを貼り合わせてなる。この桐材合板を
用い、木口面集成板材が外層となるようにして収納家具
を組み立てた場合、収納物の湿害防止効果を向上させる
ことができる。この桐材合板は、床材、天井材、扉材、
壁面材などの建材としても使用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、桐タンス、収納
箱、収納ユニット等の収納家具を組み立てる板材とし
て、あるいは各種建築材料用板材として利用できる桐材
合板に関するものである。
箱、収納ユニット等の収納家具を組み立てる板材とし
て、あるいは各種建築材料用板材として利用できる桐材
合板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】桐材を用いた収納家具は代表的には桐タ
ンスがあり、古くは鎌倉時代から鎧櫃、長持ち、船ダン
ス等として桐材が用いられていた。桐材が収納家具に使
用されてきた理由は、軽いという性質だけではなく、内
部の収納物の保存性が良いという特性を有しているため
である。すなわち、多湿時や冠水時には桐材が速やかに
吸湿膨張して、タンスの引出しや扉と外箱との間の隙間
を塞いで湿気が内部に入るのを遮断するとともに、外気
が乾燥した時には桐材が放湿して、引出しや扉と外箱と
の間に隙間をつくり内部の収納物に対して通気をよくす
ることによって、効果的な湿害防止効果を発揮すると言
われている。
ンスがあり、古くは鎌倉時代から鎧櫃、長持ち、船ダン
ス等として桐材が用いられていた。桐材が収納家具に使
用されてきた理由は、軽いという性質だけではなく、内
部の収納物の保存性が良いという特性を有しているため
である。すなわち、多湿時や冠水時には桐材が速やかに
吸湿膨張して、タンスの引出しや扉と外箱との間の隙間
を塞いで湿気が内部に入るのを遮断するとともに、外気
が乾燥した時には桐材が放湿して、引出しや扉と外箱と
の間に隙間をつくり内部の収納物に対して通気をよくす
ることによって、効果的な湿害防止効果を発揮すると言
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように古来か
ら桐材が収納家具に使用されている最大の理由は、桐材
に特有の優れた吸湿性および放湿性にあるが、桐板材の
板目面あるいは柾目面を収納家具の表面にくるように用
いる従来からの慣用的な使用方法は、桐材の優れた吸湿
性および放湿性を効果的に発現させる観点からは合理性
に欠けることが判明した。
ら桐材が収納家具に使用されている最大の理由は、桐材
に特有の優れた吸湿性および放湿性にあるが、桐板材の
板目面あるいは柾目面を収納家具の表面にくるように用
いる従来からの慣用的な使用方法は、桐材の優れた吸湿
性および放湿性を効果的に発現させる観点からは合理性
に欠けることが判明した。
【0004】すなわち本発明者らは、桐材の板目面、柾
目面および木口面の三断面のそれぞれの吸湿性およぴ放
湿性を測定するために、次のような実験を行った。桐材
の測定面以外の面をエポキシ系樹脂を用いて被覆して板
目面、柾目面または木口面のみが露出した状態の桐材試
料を作製し、これらの試料を水面に静置および水中に浸
漬して6時間毎に各試料の重量を測定する方法で吸湿実
験を行った。また24時間経過後に各試料を水から取り
出し、110℃のオーブン中で乾燥して6 時間毎に重量
を測定する方法で放湿実験を行った(日本工業規格JI
S準拠、「木材科学講座3」、136頁参照)。結果は
図9からわかるように、板目面や柾目面に比べて木口面
が吸湿量、放湿量ともに最大であり、吸湿速度、放湿速
度ともに最も早いことがわかった。
目面および木口面の三断面のそれぞれの吸湿性およぴ放
湿性を測定するために、次のような実験を行った。桐材
の測定面以外の面をエポキシ系樹脂を用いて被覆して板
目面、柾目面または木口面のみが露出した状態の桐材試
料を作製し、これらの試料を水面に静置および水中に浸
漬して6時間毎に各試料の重量を測定する方法で吸湿実
験を行った。また24時間経過後に各試料を水から取り
出し、110℃のオーブン中で乾燥して6 時間毎に重量
を測定する方法で放湿実験を行った(日本工業規格JI
S準拠、「木材科学講座3」、136頁参照)。結果は
図9からわかるように、板目面や柾目面に比べて木口面
が吸湿量、放湿量ともに最大であり、吸湿速度、放湿速
度ともに最も早いことがわかった。
【0005】そこで本発明は、桐材の木口面におけるか
ような優れた吸湿・放湿性能を最大限に活用することが
できる新規な桐材合板を提供することを目的としてなさ
れたものである。
ような優れた吸湿・放湿性能を最大限に活用することが
できる新規な桐材合板を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の桐材合
板は、桐材の木口面が表裏面となるように集成した板材
と、桐材の板目面または柾目面が表裏面となる板材とを
貼り合わせてなる構成を有することを特徴とするもので
ある。
板は、桐材の木口面が表裏面となるように集成した板材
と、桐材の板目面または柾目面が表裏面となる板材とを
貼り合わせてなる構成を有することを特徴とするもので
ある。
【0007】桐材の板目面、柾目面およぴ木口面のそれ
ぞれ単板による前記した吸湿・放湿実験 (図9参照) に
おいて、木口面が板目面や柾目面に比べて優れた吸湿・
放湿性能を示す理由は、湿気の来る方向に対する桐材内
部の導管の方向が影響するためと考えられる。すなわ
ち、水面静置および水中浸漬に際して木口面の吸湿性が
高いのは、水圧の加わる方向(湿気の来る方向)と木口
面の導管の配列方向が同じであるため、水圧により導管
内部の空気が押し出され易くなり、その結果、水が浸入
し易くなるためと推測できる。これに対して板目面や柾
目面では導管の配列方向と水圧が加わる方向とが直交す
ることになるため、導管内部の空気が水圧により圧縮さ
れるだけで押し出され難く、導管内部に水が浸入し難く
なる結果、吸湿性が悪くなると考えられる。
ぞれ単板による前記した吸湿・放湿実験 (図9参照) に
おいて、木口面が板目面や柾目面に比べて優れた吸湿・
放湿性能を示す理由は、湿気の来る方向に対する桐材内
部の導管の方向が影響するためと考えられる。すなわ
ち、水面静置および水中浸漬に際して木口面の吸湿性が
高いのは、水圧の加わる方向(湿気の来る方向)と木口
面の導管の配列方向が同じであるため、水圧により導管
内部の空気が押し出され易くなり、その結果、水が浸入
し易くなるためと推測できる。これに対して板目面や柾
目面では導管の配列方向と水圧が加わる方向とが直交す
ることになるため、導管内部の空気が水圧により圧縮さ
れるだけで押し出され難く、導管内部に水が浸入し難く
なる結果、吸湿性が悪くなると考えられる。
【0008】本発明の桐材合板を用いて収納家具を組み
立てる場合には、木口面集成板材が収納家具の外層とな
り、板目面または柾目面板材が収納家具の内層となるよ
うにして使用する。環境の湿度が高くなった場合には、
環境に曝される外層の木口面集成板材が速やかに吸湿し
て膨張するため、タンスの引出しや扉と外箱との間の隙
間を塞いで湿気が内部に入るのを遮断するとともに、こ
の外層の裏面に貼り合わされた内層の板目面板材または
柾目面板材では木口面集成板材ほど吸湿性が高くないた
め湿気が遮断される結果、内層の内側にまで湿気が浸入
しないものと考えられる。かような推測は、インクで着
色した水を用いて吸湿実験を行った結果によっても裏付
けられた。一方、環境の湿度が低下した場合には、外層
の木口面集成板材が急速に放湿するため、タンスの引出
しや扉と外箱との間に隙間を形成し、内部の収納物に通
気をもたらすことになる。
立てる場合には、木口面集成板材が収納家具の外層とな
り、板目面または柾目面板材が収納家具の内層となるよ
うにして使用する。環境の湿度が高くなった場合には、
環境に曝される外層の木口面集成板材が速やかに吸湿し
て膨張するため、タンスの引出しや扉と外箱との間の隙
間を塞いで湿気が内部に入るのを遮断するとともに、こ
の外層の裏面に貼り合わされた内層の板目面板材または
柾目面板材では木口面集成板材ほど吸湿性が高くないた
め湿気が遮断される結果、内層の内側にまで湿気が浸入
しないものと考えられる。かような推測は、インクで着
色した水を用いて吸湿実験を行った結果によっても裏付
けられた。一方、環境の湿度が低下した場合には、外層
の木口面集成板材が急速に放湿するため、タンスの引出
しや扉と外箱との間に隙間を形成し、内部の収納物に通
気をもたらすことになる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の桐材合板の一例を
示しており、桐材の木口面が表裏面となるように集成し
た板材1の裏面に、桐材の板目面が表裏面となる板材2
を接着剤で貼り合わせて構成されている。図中、laと
2aは木口面を、lbと2bは板目面を、lcと2cは
柾目面をそれぞれ表している。本発明においては、板目
面板材2に代えて柾目面板材を用いることもできる。木
口面集成板材1の厚さは一般的には0.3〜5cm、好
ましくは0.5〜3cmとし、板目面板材2(または柾
目面板材)の厚さは一般的には0.3〜lcm、好まし
くは0.3〜0.5cmとする。なお板目面板材または
正目面板材には、用途に応じて、厚さ0.5mm以下と
いった極めて薄い桐材の経木を使用することもできる。
示しており、桐材の木口面が表裏面となるように集成し
た板材1の裏面に、桐材の板目面が表裏面となる板材2
を接着剤で貼り合わせて構成されている。図中、laと
2aは木口面を、lbと2bは板目面を、lcと2cは
柾目面をそれぞれ表している。本発明においては、板目
面板材2に代えて柾目面板材を用いることもできる。木
口面集成板材1の厚さは一般的には0.3〜5cm、好
ましくは0.5〜3cmとし、板目面板材2(または柾
目面板材)の厚さは一般的には0.3〜lcm、好まし
くは0.3〜0.5cmとする。なお板目面板材または
正目面板材には、用途に応じて、厚さ0.5mm以下と
いった極めて薄い桐材の経木を使用することもできる。
【0010】これらの板材1と2を貼り合わせる接着剤
としては、従来から桐タンス等の接着に用いられてきた
接着剤を使用することができる。例えば、酢酸ビニル系
エマルジョンタイプ接着剤に米糊を配合したものが好ま
しく使用できるが、この他にもニトロセルロース等の繊
維素系、ネオプレンおよび変性スチレンブタジエン共重
合物等の合成ゴム系、尿素ホルムアルデヒド共重縮合
物、イソブチレン無水マレイン酸共重合物、膠、アラビ
アゴム、レゾルシノ一ル、カゼイン等が挙げられ、これ
らを単独で、あるいは米糊や澱粉糊と配合して使用する
ことができる。
としては、従来から桐タンス等の接着に用いられてきた
接着剤を使用することができる。例えば、酢酸ビニル系
エマルジョンタイプ接着剤に米糊を配合したものが好ま
しく使用できるが、この他にもニトロセルロース等の繊
維素系、ネオプレンおよび変性スチレンブタジエン共重
合物等の合成ゴム系、尿素ホルムアルデヒド共重縮合
物、イソブチレン無水マレイン酸共重合物、膠、アラビ
アゴム、レゾルシノ一ル、カゼイン等が挙げられ、これ
らを単独で、あるいは米糊や澱粉糊と配合して使用する
ことができる。
【0011】糊を配合した接着剤を用いた場合、特に高
湿度状態においては桐材表面にカビが発生することがあ
るため、接着剤中に抗菌剤を配合することが好ましい。
抗菌剤としては、抗菌作用を有する銀、銅、亜鉛等の金
属イオンをゼオライトに担持させたイオン交換型の抗菌
剤が好ましく使用できる。
湿度状態においては桐材表面にカビが発生することがあ
るため、接着剤中に抗菌剤を配合することが好ましい。
抗菌剤としては、抗菌作用を有する銀、銅、亜鉛等の金
属イオンをゼオライトに担持させたイオン交換型の抗菌
剤が好ましく使用できる。
【0012】図1に例示した木口面集成板材1を作製す
るには、図2に示したように多数の桐板材をそれらの木
口面1aが平面を形成するように配列し、上述したと同
様な接着剤を用いて接着、集成する。接着に際しては、
ホットプレスを用いて約100℃で1分間加熱加圧す
る。その後、バンドソー、スライサー等の切断装置を用
いて切断線(一点鎖線)に沿って所望厚さに切断するこ
とにより、木口面集成板材1を製造することができる。
るには、図2に示したように多数の桐板材をそれらの木
口面1aが平面を形成するように配列し、上述したと同
様な接着剤を用いて接着、集成する。接着に際しては、
ホットプレスを用いて約100℃で1分間加熱加圧す
る。その後、バンドソー、スライサー等の切断装置を用
いて切断線(一点鎖線)に沿って所望厚さに切断するこ
とにより、木口面集成板材1を製造することができる。
【0013】また木口面集成板材1の作製に際しては、
図2に示したような断面形状のそろった桐板材を接着、
集成せずとも、図3に示したような断面形状の不揃いな
桐廃材を接着、集成して所望厚さに切断することにより
製造することもできる。
図2に示したような断面形状のそろった桐板材を接着、
集成せずとも、図3に示したような断面形状の不揃いな
桐廃材を接着、集成して所望厚さに切断することにより
製造することもできる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の桐材合板により箱を組み立て
た実施例、およびその吸湿・放湿特性を試験した試験結
果を説明する。 [実施例」
た実施例、およびその吸湿・放湿特性を試験した試験結
果を説明する。 [実施例」
【0015】厚さ7mmの木口面集成板材1と厚さ3m
mの柾目面板材3とを貼り合わてなる本発明の桐材合板
を用い、木口面集成板材1が外層となるようにして、外
寸が縦10cm×横10cm×高さ10cmの箱を組み
立てた(図4参照)。この箱の内部に、絶乾濾紙の粉末
20gを同一の絶乾濾紙で包装したものを収納した後、
箱を密閉した。この箱を水中に24時間浸漬した後、収
納物を取り出して重量を測定し、収納物の吸湿割合(重
量増加分)を調べた。次いで、この吸湿した収納物を同
じ箱に戻して密閉し、110℃のオーブン中に入れて2
4時間気乾を行った後、収納物の重量を測定して放湿割
合を調べた。これらの結果を図8のグラフに示す。
mの柾目面板材3とを貼り合わてなる本発明の桐材合板
を用い、木口面集成板材1が外層となるようにして、外
寸が縦10cm×横10cm×高さ10cmの箱を組み
立てた(図4参照)。この箱の内部に、絶乾濾紙の粉末
20gを同一の絶乾濾紙で包装したものを収納した後、
箱を密閉した。この箱を水中に24時間浸漬した後、収
納物を取り出して重量を測定し、収納物の吸湿割合(重
量増加分)を調べた。次いで、この吸湿した収納物を同
じ箱に戻して密閉し、110℃のオーブン中に入れて2
4時間気乾を行った後、収納物の重量を測定して放湿割
合を調べた。これらの結果を図8のグラフに示す。
【0016】[比較例1]厚さ10mmの板目面板材2
の単板を用い、実施例と同じ寸法の箱を組み立てた(図
5参照)。この箱を用いて、実施例と同様にして収納物
の吸湿割合と放湿割合を調べた結果を図8のグラフに示
す。
の単板を用い、実施例と同じ寸法の箱を組み立てた(図
5参照)。この箱を用いて、実施例と同様にして収納物
の吸湿割合と放湿割合を調べた結果を図8のグラフに示
す。
【0017】[比較例2]厚さ10mmの柾目面板材3
の単板を用い、実施例と同じ寸法の箱を組み立てた(図
6参照)。この箱を用いて、実施例と同様にして収納物
の吸湿割合と放湿割合を調べた結果を図8のグラフに示
す。
の単板を用い、実施例と同じ寸法の箱を組み立てた(図
6参照)。この箱を用いて、実施例と同様にして収納物
の吸湿割合と放湿割合を調べた結果を図8のグラフに示
す。
【0018】[比較例3]板目面板材や柾目面板材によ
る裏打ちのない厚さ10mmの木口面集成板材1を用
い、実施例と同じ寸法の箱を組み立てた(図7参照)。
この箱を用いて、実施例と同様にして収納物の吸湿割合
と放湿割合を調べた結果を図8のグラフに示す。
る裏打ちのない厚さ10mmの木口面集成板材1を用
い、実施例と同じ寸法の箱を組み立てた(図7参照)。
この箱を用いて、実施例と同様にして収納物の吸湿割合
と放湿割合を調べた結果を図8のグラフに示す。
【0019】図8のグラフからわかるように、本発明に
よる実施例の桐材合板は、比較例1の板目面板材や比較
例2の柾目面板材に比較して、水浸漬時のような高湿環
境においては収納物の吸湿を抑制し、一方、気乾時のよ
うな乾燥環境においては収納物からの放湿を良好にさせ
る。また、比較例3のように木口面集成板材のみの場合
には、板目面板材(比較例1)や柾目面板材(比較例
2)に比べて高湿環境での収納物の吸湿が高まることが
わかる。
よる実施例の桐材合板は、比較例1の板目面板材や比較
例2の柾目面板材に比較して、水浸漬時のような高湿環
境においては収納物の吸湿を抑制し、一方、気乾時のよ
うな乾燥環境においては収納物からの放湿を良好にさせ
る。また、比較例3のように木口面集成板材のみの場合
には、板目面板材(比較例1)や柾目面板材(比較例
2)に比べて高湿環境での収納物の吸湿が高まることが
わかる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の桐材合板に
よれば、桐材の木口面における優れた吸湿・放湿特性を
最大限に発揮させることができる。このため本発明の桐
材合板を収納家具用板材として用いることにより、内部
収納物の湿害防止効果を一層向上させることができる。
よれば、桐材の木口面における優れた吸湿・放湿特性を
最大限に発揮させることができる。このため本発明の桐
材合板を収納家具用板材として用いることにより、内部
収納物の湿害防止効果を一層向上させることができる。
【0021】さらに本発明の桐材合板を床材、天井材、
扉材、壁面材などの建材として利用すれば、室内空間の
湿度調整機能をもたらすことが期待できる。また製造面
からみれば、桐材の廃材を接着、集成して木口面集積板
材を作製できるため、廃材の有効利用も可能となる。
扉材、壁面材などの建材として利用すれば、室内空間の
湿度調整機能をもたらすことが期待できる。また製造面
からみれば、桐材の廃材を接着、集成して木口面集積板
材を作製できるため、廃材の有効利用も可能となる。
【図1】本発明の桐材合板の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明に用いる木口面集成板材の作製例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明に用いる木口面集成板材の別な作製例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】本発明の桐材合板による箱の作製例を示す斜視
図である。
図である。
【図5】板目面板材による比較用の箱の作製例を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】柾目面板材による比較用の箱の作製例を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】木口面集成板材による比較用の箱の作製例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】実施例および比較例で作製した箱の収納物の吸
湿・放湿性能を示すグラフである。
湿・放湿性能を示すグラフである。
【図9】桐材の板目面、柾目面および木口面の吸湿・放
湿性能を示すグラフである。
湿性能を示すグラフである。
1: 木口面集成板材 2: 板目面板材 3: 柾目面板材 1a,2a: 木口面 1b,2b: 板目面 1c,2c: 柾目面
Claims (1)
- 【請求項1】 桐材の木口面が表裏面となるように集成
した板材と、桐材の板目面または柾目面が表裏面となる
板材とを貼り合わせてなる構成を有することを特徴とす
る桐材合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9588298A JPH11291202A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 桐材合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9588298A JPH11291202A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 桐材合板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291202A true JPH11291202A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14149704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9588298A Pending JPH11291202A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 桐材合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291202A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102514054A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-27 | 福建农林大学 | 利用杉木梢头制造细木工板芯板及细木工板的加工方法 |
| JP2013022854A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 木質化粧板 |
| JP2014190088A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 調湿建材及びその製造方法 |
| JP2015101916A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 住友林業株式会社 | 調湿建材及びその製造方法 |
| US9631415B2 (en) | 2014-06-13 | 2017-04-25 | Pella Corporation | Paulownia based fenestration structures |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP9588298A patent/JPH11291202A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013022854A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 木質化粧板 |
| CN102514054A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-27 | 福建农林大学 | 利用杉木梢头制造细木工板芯板及细木工板的加工方法 |
| JP2014190088A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 調湿建材及びその製造方法 |
| JP2015101916A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 住友林業株式会社 | 調湿建材及びその製造方法 |
| US9631415B2 (en) | 2014-06-13 | 2017-04-25 | Pella Corporation | Paulownia based fenestration structures |
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