JPH11293468A - プラズマcvd装置およびそのクリーニング方法 - Google Patents
プラズマcvd装置およびそのクリーニング方法Info
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- JPH11293468A JPH11293468A JP11268298A JP11268298A JPH11293468A JP H11293468 A JPH11293468 A JP H11293468A JP 11268298 A JP11268298 A JP 11268298A JP 11268298 A JP11268298 A JP 11268298A JP H11293468 A JPH11293468 A JP H11293468A
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Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラズマ室容器の内壁を簡単にかつ効率良く
クリーニングする。 【解決手段】 プラズマ室容器12のクリーニング時
に、プラズマ室容器12内にクリーニングガス導入手段
30からクリーニングガス36を導入して当該ガスのプ
ラズマ26を高周波電源によってプラズマ室容器12内
に生成する。かつプラズマ室容器12に、パルス電源4
0から、高周波電源22および整合回路24を介して、
負極性のパルス電圧Vp を印加する。クリーニングガス
36は、不活性ガスおよびハロゲンガスの少なくとも一
方から成る。
クリーニングする。 【解決手段】 プラズマ室容器12のクリーニング時
に、プラズマ室容器12内にクリーニングガス導入手段
30からクリーニングガス36を導入して当該ガスのプ
ラズマ26を高周波電源によってプラズマ室容器12内
に生成する。かつプラズマ室容器12に、パルス電源4
0から、高周波電源22および整合回路24を介して、
負極性のパルス電圧Vp を印加する。クリーニングガス
36は、不活性ガスおよびハロゲンガスの少なくとも一
方から成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマを用い
て基板上に薄膜を形成するプラズマCVD装置に関し、
より具体的には、そのプラズマ室容器の内壁をクリーニ
ングする手段に関する。
て基板上に薄膜を形成するプラズマCVD装置に関し、
より具体的には、そのプラズマ室容器の内壁をクリーニ
ングする手段に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のプラズマCVD装置の従来例を
図4に示す。このプラズマCVD装置は、図示しない真
空排気装置によって真空排気される成膜室容器2を有し
ている。この成膜室容器2内には、成膜しようとする基
板4を保持するホルダ6が設けられている。このホルダ
6は、支柱8で支持されている。ホルダ6および支柱8
は、例えば導体から成り、成膜室容器2と共に電気的に
接地されている。但し、支柱8を絶縁物で構成して、ホ
ルダ6およびその上の基板4にバイアス電圧(通常は負
のバイアス電圧)を印加する場合もある。
図4に示す。このプラズマCVD装置は、図示しない真
空排気装置によって真空排気される成膜室容器2を有し
ている。この成膜室容器2内には、成膜しようとする基
板4を保持するホルダ6が設けられている。このホルダ
6は、支柱8で支持されている。ホルダ6および支柱8
は、例えば導体から成り、成膜室容器2と共に電気的に
接地されている。但し、支柱8を絶縁物で構成して、ホ
ルダ6およびその上の基板4にバイアス電圧(通常は負
のバイアス電圧)を印加する場合もある。
【0003】この成膜室容器2の上部には、絶縁物10
を介在させて、プラズマ室容器12が隣接かつ連通して
いる。このプラズマ室容器12内には、原料ガス源16
から成膜用の原料ガス20が、弁18およびガス導入口
14を経由して導入される。このプラズマ室容器12と
成膜室容器2との間に、高周波電源22から、例えば1
3.56MHzの周波数の高周波電力が、整合回路24
を経由して供給される。整合回路24は、例えば複数の
コンデンサおよびコイルをL形に接続した構成をしてい
る。
を介在させて、プラズマ室容器12が隣接かつ連通して
いる。このプラズマ室容器12内には、原料ガス源16
から成膜用の原料ガス20が、弁18およびガス導入口
14を経由して導入される。このプラズマ室容器12と
成膜室容器2との間に、高周波電源22から、例えば1
3.56MHzの周波数の高周波電力が、整合回路24
を経由して供給される。整合回路24は、例えば複数の
コンデンサおよびコイルをL形に接続した構成をしてい
る。
【0004】上記ガス導入および高周波電力供給によっ
て、絶縁物10の内側付近を中心にして、プラズマ室容
器12と成膜室容器2との間で高周波放電が生じ、それ
によってプラズマ室容器12内に導入された原料ガス2
0が電離されて、プラズマ室容器12内に原料ガス20
のプラズマ26が作られる。そしてこのプラズマ26
は、成膜室容器2内の基板4の近傍にまで拡散し、プラ
ズマCVD(化学気相成長)によって基板4の表面に薄
膜が形成される。
て、絶縁物10の内側付近を中心にして、プラズマ室容
器12と成膜室容器2との間で高周波放電が生じ、それ
によってプラズマ室容器12内に導入された原料ガス2
0が電離されて、プラズマ室容器12内に原料ガス20
のプラズマ26が作られる。そしてこのプラズマ26
は、成膜室容器2内の基板4の近傍にまで拡散し、プラ
ズマCVD(化学気相成長)によって基板4の表面に薄
膜が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記プラズマ室容器1
2の内壁には、装置の運転に伴って、反応生成物が付着
する。この付着物の付着量が多くなると、当該付着物が
剥離して基板4上に落下して付着し、基板表面に形成さ
れる薄膜に不純物が混入する、基板表面に形成される半
導体デバイスに欠陥を生じさせる、等の問題を惹き起こ
す。
2の内壁には、装置の運転に伴って、反応生成物が付着
する。この付着物の付着量が多くなると、当該付着物が
剥離して基板4上に落下して付着し、基板表面に形成さ
れる薄膜に不純物が混入する、基板表面に形成される半
導体デバイスに欠陥を生じさせる、等の問題を惹き起こ
す。
【0006】これを防止するために従来は、時々、プラ
ズマ室容器12内にアルゴン等の不活性ガスを導入して
それのプラズマを高周波放電によってプラズマ室容器1
2内に生じさせ、このプラズマ中のイオンによるスパッ
タ作用によってプラズマ室容器内壁の付着物を除去(即
ちクリーニング)していた。
ズマ室容器12内にアルゴン等の不活性ガスを導入して
それのプラズマを高周波放電によってプラズマ室容器1
2内に生じさせ、このプラズマ中のイオンによるスパッ
タ作用によってプラズマ室容器内壁の付着物を除去(即
ちクリーニング)していた。
【0007】しかしこのクリーニング方法では、プラズ
マ中のイオンの持つエネルギーが小さい(例えばせいぜ
い数十eV程度)ため、付着物の除去効率が悪く、クリ
ーニングに長時間を要するという問題があり、多量に付
着した場合には実用的ではなかった。
マ中のイオンの持つエネルギーが小さい(例えばせいぜ
い数十eV程度)ため、付着物の除去効率が悪く、クリ
ーニングに長時間を要するという問題があり、多量に付
着した場合には実用的ではなかった。
【0008】そのために従来は、実用的な方法として、
プラズマ室容器12および成膜室容器2を大気開放し
て、プラズマ室容器内壁の付着物を、スチールウールや
サンドペーパー等によって作業者が削り落とす、という
メカニカルなクリーニング方法が採られていた。
プラズマ室容器12および成膜室容器2を大気開放し
て、プラズマ室容器内壁の付着物を、スチールウールや
サンドペーパー等によって作業者が削り落とす、という
メカニカルなクリーニング方法が採られていた。
【0009】しかしこのクリーニング方法では、プラズ
マ室容器12および成膜室容器2の大気開放およびクリ
ーニング後の真空排気を伴うと共に、人手による作業で
あるため、多くの時間と多くの手間とがかかっていた。
また、クリーニング後もプラズマ室容器内壁に削り粉等
が幾分残留していて、それが基板4上に落下して付着す
る等の問題が絶えなかった。
マ室容器12および成膜室容器2の大気開放およびクリ
ーニング後の真空排気を伴うと共に、人手による作業で
あるため、多くの時間と多くの手間とがかかっていた。
また、クリーニング後もプラズマ室容器内壁に削り粉等
が幾分残留していて、それが基板4上に落下して付着す
る等の問題が絶えなかった。
【0010】そこでこの発明は、プラズマ室容器の内壁
を簡単にかつ効率良くクリーニングすることを主たる目
的とする。
を簡単にかつ効率良くクリーニングすることを主たる目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクリーニ
ング方法は、前記プラズマ室容器のクリーニング時に、
当該プラズマ室容器内に不活性ガスおよびハロゲンガス
の少なくとも一方から成るクリーニングガスを導入して
当該クリーニングガスのプラズマを前記高周波放電によ
ってプラズマ室容器内に生成すると共に、前記プラズマ
室容器に負極性のパルス電圧を印加することを特徴とし
ている。
ング方法は、前記プラズマ室容器のクリーニング時に、
当該プラズマ室容器内に不活性ガスおよびハロゲンガス
の少なくとも一方から成るクリーニングガスを導入して
当該クリーニングガスのプラズマを前記高周波放電によ
ってプラズマ室容器内に生成すると共に、前記プラズマ
室容器に負極性のパルス電圧を印加することを特徴とし
ている。
【0012】このクリーニング方法によれば、プラズマ
室容器内にクリーニングガスのプラズマを生成するだけ
でなく、プラズマ室容器に負極性のパルス電圧を印加す
るので、当該プラズマ中のイオン(正イオン)は、印加
された負電圧によって加速されてプラズマ室容器の内壁
に衝突する。従って、当該イオンによるスパッタ作用が
高まり、プラズマ室容器内壁の付着物を効率良く除去す
ることができる。
室容器内にクリーニングガスのプラズマを生成するだけ
でなく、プラズマ室容器に負極性のパルス電圧を印加す
るので、当該プラズマ中のイオン(正イオン)は、印加
された負電圧によって加速されてプラズマ室容器の内壁
に衝突する。従って、当該イオンによるスパッタ作用が
高まり、プラズマ室容器内壁の付着物を効率良く除去す
ることができる。
【0013】しかも、負極性のパルス電圧を印加するこ
とにより、パルス電圧が印加された瞬間に、プラズマ室
容器の内壁近傍では、イオンに比べて軽くて移動速度が
遙かに速い電子だけが内壁から遠ざかるので、内壁近傍
にはイオンが多く滞在する領域が一時的に形成される。
その結果、パルス電圧が印加された瞬間に、一時的に、
このイオン滞在領域とプラズマ室容器内壁との間には、
印加した電圧以上の電位差が形成され、これによってプ
ラズマ中のイオンはより大きなエネルギーに加速されて
内壁に衝突するため、より効率良く付着物を除去する、
即ちクリーニングを行うことができる。
とにより、パルス電圧が印加された瞬間に、プラズマ室
容器の内壁近傍では、イオンに比べて軽くて移動速度が
遙かに速い電子だけが内壁から遠ざかるので、内壁近傍
にはイオンが多く滞在する領域が一時的に形成される。
その結果、パルス電圧が印加された瞬間に、一時的に、
このイオン滞在領域とプラズマ室容器内壁との間には、
印加した電圧以上の電位差が形成され、これによってプ
ラズマ中のイオンはより大きなエネルギーに加速されて
内壁に衝突するため、より効率良く付着物を除去する、
即ちクリーニングを行うことができる。
【0014】また、プラズマによるクリーニングである
ため、従来のメカニカルなクリーニングと違って、プラ
ズマ室容器等を大気開放する必要がなく、また人手も殆
ど要さず、従ってクリーニングを簡単に行うことができ
る。
ため、従来のメカニカルなクリーニングと違って、プラ
ズマ室容器等を大気開放する必要がなく、また人手も殆
ど要さず、従ってクリーニングを簡単に行うことができ
る。
【0015】この発明に係るプラズマCVD装置は、前
記プラズマ室容器内に不活性ガスおよびハロゲンガスの
少なくとも一方から成るクリーニングガスを導入するク
リーニングガス導入手段と、前記高周波電源に直列に接
続され前記プラズマ室容器に負極性のパルス電圧を印加
するパルス電源とを備えることを特徴としている。
記プラズマ室容器内に不活性ガスおよびハロゲンガスの
少なくとも一方から成るクリーニングガスを導入するク
リーニングガス導入手段と、前記高周波電源に直列に接
続され前記プラズマ室容器に負極性のパルス電圧を印加
するパルス電源とを備えることを特徴としている。
【0016】このプラズマCVD装置によれば、上記の
ようなクリーニングガスを導入するクリーニングガス導
入手段と、上記のような負極性のパルス電圧を印加する
パルス電源とを備えているので、上記クリーニング方法
を簡単に実施することができる。
ようなクリーニングガスを導入するクリーニングガス導
入手段と、上記のような負極性のパルス電圧を印加する
パルス電源とを備えているので、上記クリーニング方法
を簡単に実施することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係るプラズマ
CVD装置の一例を示す図である。図4の従来例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は当該従来例との相違点を主に説明する。
CVD装置の一例を示す図である。図4の従来例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は当該従来例との相違点を主に説明する。
【0018】この実施例においては、クリーニング時
に、前述したプラズマ室容器12内にクリーニングガス
36を導入するクリーニングガス導入手段30と、プラ
ズマ室容器12に負極性のパルス電圧Vp を印加するパ
ルス電源40とを備えている。
に、前述したプラズマ室容器12内にクリーニングガス
36を導入するクリーニングガス導入手段30と、プラ
ズマ室容器12に負極性のパルス電圧Vp を印加するパ
ルス電源40とを備えている。
【0019】クリーニングガス導入手段30は、この例
では、前述したガス導入口14に接続された弁34およ
びクリーニングガス源32を有している。このクリーニ
ングガス源32から供給するクリーニングガス36は、
不活性ガスおよびハロゲンガスの少なくとも一方から成
る。即ち、クリーニングガス36は、不活性ガス、
ハロゲンガス、または不活性ガスとハロゲンガスの混
合ガスから成る。
では、前述したガス導入口14に接続された弁34およ
びクリーニングガス源32を有している。このクリーニ
ングガス源32から供給するクリーニングガス36は、
不活性ガスおよびハロゲンガスの少なくとも一方から成
る。即ち、クリーニングガス36は、不活性ガス、
ハロゲンガス、または不活性ガスとハロゲンガスの混
合ガスから成る。
【0020】不活性ガスは、例えば、He 、Ne 、Ar
、Kr 、Xe 、Rn またはこれらの混合ガスである。
その内でもAr は、数百eV程度のエネルギーでスパッ
タ率が高いのでより好適である。
、Kr 、Xe 、Rn またはこれらの混合ガスである。
その内でもAr は、数百eV程度のエネルギーでスパッ
タ率が高いのでより好適である。
【0021】ハロゲンガスは、例えば、FやCl を含む
ガスであり、より具体的にはCF4、CF6 、NF3 、
SF6 、Cl2等である。
ガスであり、より具体的にはCF4、CF6 、NF3 、
SF6 、Cl2等である。
【0022】パルス電源40は、この例では、切換スイ
ッチ38を介して高周波電源22に直列に接続されてい
る。切換スイッチ38は、高周波電源22の一端を、成
膜時はアースに、クリーニング時はパルス電源40に切
り換えて接続する。
ッチ38を介して高周波電源22に直列に接続されてい
る。切換スイッチ38は、高周波電源22の一端を、成
膜時はアースに、クリーニング時はパルス電源40に切
り換えて接続する。
【0023】このパルス電源40から出力するパルス電
圧Vp の波形の一例を図2に示す。このパルス電圧Vp
は、この例では矩形波状をしている。
圧Vp の波形の一例を図2に示す。このパルス電圧Vp
は、この例では矩形波状をしている。
【0024】このパルス電圧Vp の絶対値(振幅)V
は、大きい方が後述するプラズマ中のイオンによるスパ
ッタ効率は高くなるけれども、前記絶縁物10による絶
縁が大がかりになり、逆にあまり小さくすると当該パル
ス電圧Vp を印加する効果が殆ど生じないので、100
V〜2000Vの範囲内が好ましい。
は、大きい方が後述するプラズマ中のイオンによるスパ
ッタ効率は高くなるけれども、前記絶縁物10による絶
縁が大がかりになり、逆にあまり小さくすると当該パル
ス電圧Vp を印加する効果が殆ど生じないので、100
V〜2000Vの範囲内が好ましい。
【0025】このパルス電圧Vp の周波数(即ちパルス
繰り返し周期Tの逆数)は、あまり高いとプラズマ中の
イオンが追従できなくなり、逆にあまり低いと当該イオ
ンのプラズマ室容器内壁への入射頻度が低くなるので、
50Hz〜1MHzの範囲内が好ましい。
繰り返し周期Tの逆数)は、あまり高いとプラズマ中の
イオンが追従できなくなり、逆にあまり低いと当該イオ
ンのプラズマ室容器内壁への入射頻度が低くなるので、
50Hz〜1MHzの範囲内が好ましい。
【0026】このパルス電圧Vp のデューティ比(即ち
パルス幅をτとするとτ/T)は、あまり小さいとプラ
ズマ中のイオンを十分に加速できなくなるので、0.5
前後(例えば0.3〜0.7程度)が好ましい。
パルス幅をτとするとτ/T)は、あまり小さいとプラ
ズマ中のイオンを十分に加速できなくなるので、0.5
前後(例えば0.3〜0.7程度)が好ましい。
【0027】このプラズマCVD装置において、基板4
への成膜を行うときは、弁34を閉じかつ弁18を開い
てプラズマ室容器12内に所望の原料ガス20を原料ガ
ス源16から導入する。かつ切換スイッチ38を接地側
に切り換えておいて、高周波電源22からプラズマ室容
器12と成膜室容器2との間に高周波電力を供給する。
これによって、高周波放電によってプラズマ室容器12
内に原料ガス20のプラズマ26が生成され、図4に示
した従来例と同様の作用によって、基板4上に薄膜を形
成することができる。
への成膜を行うときは、弁34を閉じかつ弁18を開い
てプラズマ室容器12内に所望の原料ガス20を原料ガ
ス源16から導入する。かつ切換スイッチ38を接地側
に切り換えておいて、高周波電源22からプラズマ室容
器12と成膜室容器2との間に高周波電力を供給する。
これによって、高周波放電によってプラズマ室容器12
内に原料ガス20のプラズマ26が生成され、図4に示
した従来例と同様の作用によって、基板4上に薄膜を形
成することができる。
【0028】プラズマ室容器12のクリーニングを行う
ときは、弁18を閉じかつ弁34を開いてプラズマ室容
器12内にクリーニングガス導入手段30からクリーニ
ングガス36を導入する。かつ、切換スイッチ38をパ
ルス電源40側に切り換えておいて、高周波電源22か
らプラズマ室容器12と成膜室容器2との間に高周波電
力を供給すると共に、パルス電源40からプラズマ室容
器12に負極性のパルス電源Vp を印加する。即ち、こ
の例では接地電位を基準にして、プラズマ室容器12に
対して、高周波電源22および整合回路24を介して、
負極性のパルス電圧Vp を印加する。これによって、高
周波放電によってプラズマ室容器12内にクリーニング
ガス36のプラズマ26が生成されると共に、当該プラ
ズマ26中のイオン(正イオン)はパルス電圧Vp によ
って加速されてプラズマ室容器12の内壁に衝突する。
ときは、弁18を閉じかつ弁34を開いてプラズマ室容
器12内にクリーニングガス導入手段30からクリーニ
ングガス36を導入する。かつ、切換スイッチ38をパ
ルス電源40側に切り換えておいて、高周波電源22か
らプラズマ室容器12と成膜室容器2との間に高周波電
力を供給すると共に、パルス電源40からプラズマ室容
器12に負極性のパルス電源Vp を印加する。即ち、こ
の例では接地電位を基準にして、プラズマ室容器12に
対して、高周波電源22および整合回路24を介して、
負極性のパルス電圧Vp を印加する。これによって、高
周波放電によってプラズマ室容器12内にクリーニング
ガス36のプラズマ26が生成されると共に、当該プラ
ズマ26中のイオン(正イオン)はパルス電圧Vp によ
って加速されてプラズマ室容器12の内壁に衝突する。
【0029】ここで、プラズマ室容器12内のプラズマ
26等の電位分布の概略例を図3を参照して説明する。
26等の電位分布の概略例を図3を参照して説明する。
【0030】高周波放電によってプラズマ26を生成す
ると、その中の電子の方がイオンよりも移動度が大きい
ので、プラズマ室容器12を接地電位(即ち電位0V)
とすると、この接地電位に対するプラズマ26の電位
(プラズマ電位)E1 は常に正の電位になる。このとき
のプラズマ室容器壁面近傍のプラズマ26の電位分布
は、例えば図3中のカーブAのようになる。
ると、その中の電子の方がイオンよりも移動度が大きい
ので、プラズマ室容器12を接地電位(即ち電位0V)
とすると、この接地電位に対するプラズマ26の電位
(プラズマ電位)E1 は常に正の電位になる。このとき
のプラズマ室容器壁面近傍のプラズマ26の電位分布
は、例えば図3中のカーブAのようになる。
【0031】仮に上記パルス電源40を設けていない場
合(即ち図4の従来例の場合)は、プラズマ室容器12
は接地電位であるので、プラズマ26中のイオンは上記
プラズマ電位E1 によって加速されてプラズマ室容器1
2の内壁に衝突する。しかし、このプラズマ電位E1 は
せいぜい数十eV程度と低いため、それによるイオンの
加速エネルギーも低く、従ってこのイオンのスパッタ作
用によるプラズマ室容器内壁の付着物除去効果は非常に
悪い。このことは従来例の課題でも説明した。
合(即ち図4の従来例の場合)は、プラズマ室容器12
は接地電位であるので、プラズマ26中のイオンは上記
プラズマ電位E1 によって加速されてプラズマ室容器1
2の内壁に衝突する。しかし、このプラズマ電位E1 は
せいぜい数十eV程度と低いため、それによるイオンの
加速エネルギーも低く、従ってこのイオンのスパッタ作
用によるプラズマ室容器内壁の付着物除去効果は非常に
悪い。このことは従来例の課題でも説明した。
【0032】また仮に、上記パルス電源40の代わり
に、単なる直流電源を設けてプラズマ室容器12に負極
性の直流電圧を印加した場合、その直流電圧の絶対値を
上記パルス電圧Vp の絶対値と同じくVとすると、プラ
ズマ室容器12の壁面は−Vに負バイアスされるので、
このプラズマ室容器12の壁面に対するプラズマ26の
電位はE2 (=E1 +V)となる。このときのプラズマ
室容器壁面近傍のプラズマ26の電位分布は、例えば図
3中のカーブBのようになる。従って、プラズマ26中
のイオンはこの大きな電位E2 によって強く加速されて
プラズマ室容器内壁に衝突するので、スパッタ作用が大
きくなり、付着物の除去効果は大きくなる。
に、単なる直流電源を設けてプラズマ室容器12に負極
性の直流電圧を印加した場合、その直流電圧の絶対値を
上記パルス電圧Vp の絶対値と同じくVとすると、プラ
ズマ室容器12の壁面は−Vに負バイアスされるので、
このプラズマ室容器12の壁面に対するプラズマ26の
電位はE2 (=E1 +V)となる。このときのプラズマ
室容器壁面近傍のプラズマ26の電位分布は、例えば図
3中のカーブBのようになる。従って、プラズマ26中
のイオンはこの大きな電位E2 によって強く加速されて
プラズマ室容器内壁に衝突するので、スパッタ作用が大
きくなり、付着物の除去効果は大きくなる。
【0033】しかしそれよりも、この発明のように負極
性のパルス電圧Vp をプラズマ室容器12に印加する方
が、プラズマ26中のイオンを更に大きいエネルギーで
プラズマ室容器内壁に衝突させることができる。即ち、
プラズマ室容器12に負極性のパルス電圧Vp を印加す
ると、このパルス電圧Vp が印加された瞬間に、プラズ
マ室容器12の内壁近傍では、イオンに比べて軽くて移
動速度の遙かに速い電子だけが内壁から遠ざかるので、
内壁近傍にはイオンが多く滞在する領域が一時的に形成
される。このイオン滞在領域ではプラズマ26の電位が
盛り上がった状態になる。このときのプラズマ室容器壁
面近傍のプラズマ26の電位分布は、例えば図3中のカ
ーブCのようになる。その結果、パルス電圧Vp が印加
された瞬間に、一時的に、上記イオン滞在領域とプラズ
マ室容器内壁との間には、印加した電圧以上の電位差E
3 (>E2 )が形成され、これによってプラズマ26中
のイオンはより大きなエネルギーに加速されてプラズマ
室容器内壁に衝突するため、より効率良く付着物を除去
することができる。即ち、同じ絶対値Vの電圧を印加し
ても、直流電圧を印加する場合に比べて、より一層効率
良くクリーニングを行うことができる。
性のパルス電圧Vp をプラズマ室容器12に印加する方
が、プラズマ26中のイオンを更に大きいエネルギーで
プラズマ室容器内壁に衝突させることができる。即ち、
プラズマ室容器12に負極性のパルス電圧Vp を印加す
ると、このパルス電圧Vp が印加された瞬間に、プラズ
マ室容器12の内壁近傍では、イオンに比べて軽くて移
動速度の遙かに速い電子だけが内壁から遠ざかるので、
内壁近傍にはイオンが多く滞在する領域が一時的に形成
される。このイオン滞在領域ではプラズマ26の電位が
盛り上がった状態になる。このときのプラズマ室容器壁
面近傍のプラズマ26の電位分布は、例えば図3中のカ
ーブCのようになる。その結果、パルス電圧Vp が印加
された瞬間に、一時的に、上記イオン滞在領域とプラズ
マ室容器内壁との間には、印加した電圧以上の電位差E
3 (>E2 )が形成され、これによってプラズマ26中
のイオンはより大きなエネルギーに加速されてプラズマ
室容器内壁に衝突するため、より効率良く付着物を除去
することができる。即ち、同じ絶対値Vの電圧を印加し
ても、直流電圧を印加する場合に比べて、より一層効率
良くクリーニングを行うことができる。
【0034】また、上記クリーニング方法は、プラズマ
26によるクリーニングであるため、従来のメカニカル
なクリーニングと違って、プラズマ室容器12や成膜室
容器2を大気開放する必要がなく、また人手も殆ど要さ
ず、従ってプラズマ室容器12のクリーニングを簡単に
行うことができる。
26によるクリーニングであるため、従来のメカニカル
なクリーニングと違って、プラズマ室容器12や成膜室
容器2を大気開放する必要がなく、また人手も殆ど要さ
ず、従ってプラズマ室容器12のクリーニングを簡単に
行うことができる。
【0035】クリーニングガス36に前述した不活性ガ
スを用いるのは、不活性ガスは反応生成物を作らず、当
該不活性ガスイオンのスパッタ作用のみを利用してクリ
ーニングを行うことができるからである。
スを用いるのは、不活性ガスは反応生成物を作らず、当
該不活性ガスイオンのスパッタ作用のみを利用してクリ
ーニングを行うことができるからである。
【0036】クリーニングガス36に前述したハロゲン
ガスを用いれば、当該ハロゲンガスイオンと付着物と
の化学反応による化学的エッチングと、ハロゲンガス
イオンによる物理的スパッタ作用との両方の作用によっ
て、プラズマ室容器内壁の付着物をより効果的に除去す
ることができる。
ガスを用いれば、当該ハロゲンガスイオンと付着物と
の化学反応による化学的エッチングと、ハロゲンガス
イオンによる物理的スパッタ作用との両方の作用によっ
て、プラズマ室容器内壁の付着物をより効果的に除去す
ることができる。
【0037】更に、クリーニングガス36に不活性ガス
とハロゲンガスとの混合ガスを用いれば、不活性ガス
イオンによるスパッタ作用と、ハロゲンガスイオンに
よる化学的エッチングおよび物理的スパッタ作用を奏す
ると共に、不活性ガスイオンがハロゲンガスの分解を
促進してハロゲンガスイオンによる化学的エッチング効
果を向上させることができるので、この〜の総合作
用によって付着物の除去効果がより一層大きくなる。
とハロゲンガスとの混合ガスを用いれば、不活性ガス
イオンによるスパッタ作用と、ハロゲンガスイオンに
よる化学的エッチングおよび物理的スパッタ作用を奏す
ると共に、不活性ガスイオンがハロゲンガスの分解を
促進してハロゲンガスイオンによる化学的エッチング効
果を向上させることができるので、この〜の総合作
用によって付着物の除去効果がより一層大きくなる。
【0038】なお、上記のようにしてプラズマ室容器1
2の壁面から除去された付着物の殆どは、成膜室容器2
から排気ガスと共に排気されるけれども、一部がホルダ
6の上面に降り積もる可能性がある。これを防止するた
めには、例えば、クリーニング前に予めホルダ6上にダ
ミー基板(成膜に使用しない基板)を設置しておき、ク
リーニング終了後にこのダミー基板を除去するようにし
ても良く、そのようにすればホルダ6の上面の汚染を防
止することができる。
2の壁面から除去された付着物の殆どは、成膜室容器2
から排気ガスと共に排気されるけれども、一部がホルダ
6の上面に降り積もる可能性がある。これを防止するた
めには、例えば、クリーニング前に予めホルダ6上にダ
ミー基板(成膜に使用しない基板)を設置しておき、ク
リーニング終了後にこのダミー基板を除去するようにし
ても良く、そのようにすればホルダ6の上面の汚染を防
止することができる。
【0039】また、成膜室容器2を大気開放することな
くホルダ6上に基板4を搬出入する基板搬送機構を有し
ている場合は、当該搬送機構を利用して、クリーニング
直前にダミー基板をホルダ6上に搬送し、クリーニング
直後に当該ダミー基板を搬出するようにしても良く、そ
のようにすれば、ダミー基板を設置する場合でも、成膜
室容器2を大気開放する必要がないので、多数枚の基板
4に対する成膜とその間のプラズマ室容器12のクリー
ニングとを、成膜室容器2を大気開放することなく連続
して行うことが可能になり、装置稼動率が向上する。
くホルダ6上に基板4を搬出入する基板搬送機構を有し
ている場合は、当該搬送機構を利用して、クリーニング
直前にダミー基板をホルダ6上に搬送し、クリーニング
直後に当該ダミー基板を搬出するようにしても良く、そ
のようにすれば、ダミー基板を設置する場合でも、成膜
室容器2を大気開放する必要がないので、多数枚の基板
4に対する成膜とその間のプラズマ室容器12のクリー
ニングとを、成膜室容器2を大気開放することなく連続
して行うことが可能になり、装置稼動率が向上する。
【0040】
【実施例】クリーニング効果の評価用に、ステンレス基
板上にアモルファスシリコン膜を3μmの厚さに形成し
たサンプル基板42を用い、その基板の一部をマスキン
グして、図1に示したプラズマCVD装置のプラズマ室
容器12内の天井部に取り付けた。そして、成膜室容器
2およびプラズマ室容器12内の所定の真空排気を行っ
た後、プラズマ室容器12内にクリーニングガス導入手
段30からクリーニングガス36としてAr ガスを導入
すると共に、高周波電源22から13.56MHzの周
波数の高周波電力を整合回路24を介してプラズマ室容
器12と成膜室容器2間に供給して、プラズマ室容器1
2内にAr のプラズマ26を発生させ、プラズマ室容器
12の内壁をこのAr プラズマに10分間曝した。また
投入高周波電力は100Wとした。
板上にアモルファスシリコン膜を3μmの厚さに形成し
たサンプル基板42を用い、その基板の一部をマスキン
グして、図1に示したプラズマCVD装置のプラズマ室
容器12内の天井部に取り付けた。そして、成膜室容器
2およびプラズマ室容器12内の所定の真空排気を行っ
た後、プラズマ室容器12内にクリーニングガス導入手
段30からクリーニングガス36としてAr ガスを導入
すると共に、高周波電源22から13.56MHzの周
波数の高周波電力を整合回路24を介してプラズマ室容
器12と成膜室容器2間に供給して、プラズマ室容器1
2内にAr のプラズマ26を発生させ、プラズマ室容器
12の内壁をこのAr プラズマに10分間曝した。また
投入高周波電力は100Wとした。
【0041】このとき、比較のために、プラズマ室容器
12の電位のみを次の3状態に変えてクリーニングを実
施した。 比較例1:切換スイッチ38を接地側に切り換えてプ
ラズマ室容器12を接地電位にした(これは図4に示し
た従来例に相当)。 比較例2:パルス電源40の代わりに直流電源を用い
てプラズマ室容器12に−300Vの直流電圧を印加し
た。 この発明に係る実施例:プラズマ室容器12にパルス
電源40から200kHz、パルス幅2.5μsの−3
00Vのパルス電圧Vp を印加した。
12の電位のみを次の3状態に変えてクリーニングを実
施した。 比較例1:切換スイッチ38を接地側に切り換えてプ
ラズマ室容器12を接地電位にした(これは図4に示し
た従来例に相当)。 比較例2:パルス電源40の代わりに直流電源を用い
てプラズマ室容器12に−300Vの直流電圧を印加し
た。 この発明に係る実施例:プラズマ室容器12にパルス
電源40から200kHz、パルス幅2.5μsの−3
00Vのパルス電圧Vp を印加した。
【0042】そして、この〜の状態でそれぞれ生成
した上記プラズマ26にサンプル基板42を同一時間
(即ち10分間)だけそれぞれ曝した後の、当該サンプ
ル基板表面のシリコン膜の減り量を、マスクとの段差を
利用して計測し、クリーニング効果の違いについて検討
した。その結果を表1に示す。
した上記プラズマ26にサンプル基板42を同一時間
(即ち10分間)だけそれぞれ曝した後の、当該サンプ
ル基板表面のシリコン膜の減り量を、マスクとの段差を
利用して計測し、クリーニング効果の違いについて検討
した。その結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】この表に示すように、比較例1よりも負極
性の直流電圧を印加した比較例2の方がクリーニング効
果が大きく、比較例2よりも負極性のパルス電圧を印加
した実施例の方がクリーニング効果が更に大きいことが
分かる。
性の直流電圧を印加した比較例2の方がクリーニング効
果が大きく、比較例2よりも負極性のパルス電圧を印加
した実施例の方がクリーニング効果が更に大きいことが
分かる。
【0045】
【発明の効果】この発明は、上記のとおり構成されてい
るので、次のような効果を奏する。
るので、次のような効果を奏する。
【0046】請求項1記載のクリーニング方法によれ
ば、プラズマ室容器内にクリーニングガスのプラズマを
生成するだけでなく、プラズマ室容器に負極性のパルス
電圧を印加してプラズマ中のイオンをプラズマ室容器内
壁に向けて加速することができるので、当該イオンによ
るスパッタ作用が高まり、プラズマ室容器内壁の付着物
を効率良く除去することができる。
ば、プラズマ室容器内にクリーニングガスのプラズマを
生成するだけでなく、プラズマ室容器に負極性のパルス
電圧を印加してプラズマ中のイオンをプラズマ室容器内
壁に向けて加速することができるので、当該イオンによ
るスパッタ作用が高まり、プラズマ室容器内壁の付着物
を効率良く除去することができる。
【0047】しかも、負極性のパルス電圧を印加するこ
とにより、パルス電圧が印加された瞬間に、プラズマ室
容器の内壁近傍にイオン滞在領域が形成され、このイオ
ン滞在領域とプラズマ室容器内壁との間には印加した電
圧以上の電位差が形成され、これによってプラズマ中の
イオンはより大きなエネルギーに加速されてプラズマ室
容器内壁に衝突するため、より効率良く付着物を除去す
る、即ちクリーニングを行うことができる。
とにより、パルス電圧が印加された瞬間に、プラズマ室
容器の内壁近傍にイオン滞在領域が形成され、このイオ
ン滞在領域とプラズマ室容器内壁との間には印加した電
圧以上の電位差が形成され、これによってプラズマ中の
イオンはより大きなエネルギーに加速されてプラズマ室
容器内壁に衝突するため、より効率良く付着物を除去す
る、即ちクリーニングを行うことができる。
【0048】また、プラズマによるクリーニングである
ため、従来のメカニカルなクリーニングと違って、プラ
ズマ室容器等を大気開放する必要がなく、また人手も殆
ど要さず、従ってクリーニングを簡単に行うことができ
る。
ため、従来のメカニカルなクリーニングと違って、プラ
ズマ室容器等を大気開放する必要がなく、また人手も殆
ど要さず、従ってクリーニングを簡単に行うことができ
る。
【0049】請求項2記載のプラズマCVD装置によれ
ば、上記のようなクリーニングガスを導入するクリーニ
ングガス導入手段と、上記のような負極性のパルス電圧
を印加するパルス電源とを備えているので、請求項1記
載のクリーニング方法を簡単に実施することができる。
ば、上記のようなクリーニングガスを導入するクリーニ
ングガス導入手段と、上記のような負極性のパルス電圧
を印加するパルス電源とを備えているので、請求項1記
載のクリーニング方法を簡単に実施することができる。
【図1】この発明に係るプラズマCVD装置の一例を示
す図である。
す図である。
【図2】パルス電源から出力するパルス電圧波形の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】プラズマ室容器内のプラズマ等の電位分布の概
略例を示す図である。
略例を示す図である。
【図4】従来のプラズマCVD装置の一例を示す図であ
る。
る。
2 成膜室容器 4 基板 10 絶縁物 12 プラズマ室容器 16 原料ガス源 22 高周波電源 26 プラズマ 30 クリーニングガス導入手段 36 クリーニングガス 40 パルス電源
Claims (2)
- 【請求項1】 基板が収納され真空に排気される成膜室
容器と、この成膜室容器に絶縁物を介在させて隣接かつ
連通していてガスが導入されるプラズマ室容器と、この
プラズマ室容器と前記成膜室容器との間に高周波電力を
供給して両容器間で高周波放電を生じさせてプラズマ室
容器内にプラズマを生成する高周波電源とを備え、この
プラズマを用いて前記基板上に薄膜を形成するプラズマ
CVD装置において、前記プラズマ室容器のクリーニン
グ時に、当該プラズマ室容器内に不活性ガスおよびハロ
ゲンガスの少なくとも一方から成るクリーニングガスを
導入して当該クリーニングガスのプラズマを前記高周波
放電によってプラズマ室容器内に生成すると共に、前記
プラズマ室容器に負極性のパルス電圧を印加することを
特徴とするプラズマCVD装置のクリーニング方法。 - 【請求項2】 基板が収納され真空に排気される成膜室
容器と、この成膜室容器に絶縁物を介在させて隣接かつ
連通していてガスが導入されるプラズマ室容器と、この
プラズマ室容器と前記成膜室容器との間に高周波電力を
供給して両容器間で高周波放電を生じさせてプラズマ室
容器内にプラズマを生成する高周波電源とを備え、この
プラズマを用いて前記基板上に薄膜を形成するプラズマ
CVD装置において、前記プラズマ室容器内に不活性ガ
スおよびハロゲンガスの少なくとも一方から成るクリー
ニングガスを導入するクリーニングガス導入手段と、前
記高周波電源に直列に接続され前記プラズマ室容器に負
極性のパルス電圧を印加するパルス電源とを備えること
を特徴とするプラズマCVD装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268298A JPH11293468A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | プラズマcvd装置およびそのクリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268298A JPH11293468A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | プラズマcvd装置およびそのクリーニング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293468A true JPH11293468A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14592847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11268298A Pending JPH11293468A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | プラズマcvd装置およびそのクリーニング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11293468A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001271170A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | プラズマcvd装置とそのドライクリーニング方法 |
| JP2002060949A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Ulvac Japan Ltd | プラズマ成膜装置及びそのクリーニング方法 |
| SG89396A1 (en) * | 2000-05-12 | 2002-06-18 | Applied Materials Inc | Gas reactions to eliminate contaminates in a cvd chamber |
| WO2002058125A1 (en) * | 2001-01-22 | 2002-07-25 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device and plasma processing method |
| JP2005026687A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Ips Ltd | 薄膜蒸着方法 |
| JP2006185992A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Plasma Ion Assist Co Ltd | プラズマ成膜装置のクリーニング方法 |
| US8202394B2 (en) * | 2001-06-11 | 2012-06-19 | Renesas Electronics Corporation | Method of manufacturing semiconductor devices and semiconductor manufacturing apparatus |
| WO2019239872A1 (ja) * | 2018-06-11 | 2019-12-19 | 東京エレクトロン株式会社 | 成膜装置及び成膜装置におけるクリーニング方法 |
| JP2022095681A (ja) * | 2017-08-18 | 2022-06-28 | 東京エレクトロン株式会社 | クリーニング方法及びプラズマ処理装置 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP11268298A patent/JPH11293468A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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