JPH11294429A - 強結合可能なボルト及びナット - Google Patents
強結合可能なボルト及びナットInfo
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- JPH11294429A JPH11294429A JP11415198A JP11415198A JPH11294429A JP H11294429 A JPH11294429 A JP H11294429A JP 11415198 A JP11415198 A JP 11415198A JP 11415198 A JP11415198 A JP 11415198A JP H11294429 A JPH11294429 A JP H11294429A
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 title 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 故意に過大な力を作用させてもボルト・ナッ
トを外せないようにする。 【解決手段】 ボルト(10)の雄ねじ部(13)又はナット(2
0)の雌ねじ部(21)に軸線方向に延びる楔溝(14,22) を形
成し、ボルトの雄ねじ部にナットの雌ねじ部を螺合させ
た状態で楔溝に楔体(30)を打込み、ナット雌ねじ部とボ
ルト雄ねじ部とを楔溝の反対側で相互に強圧着させると
ともに、ナットの雌ねじ又はボルトの雄ねじを潰してボ
ルトとナットを取外し不能に強結合させる。
トを外せないようにする。 【解決手段】 ボルト(10)の雄ねじ部(13)又はナット(2
0)の雌ねじ部(21)に軸線方向に延びる楔溝(14,22) を形
成し、ボルトの雄ねじ部にナットの雌ねじ部を螺合させ
た状態で楔溝に楔体(30)を打込み、ナット雌ねじ部とボ
ルト雄ねじ部とを楔溝の反対側で相互に強圧着させると
ともに、ナットの雌ねじ又はボルトの雄ねじを潰してボ
ルトとナットを取外し不能に強結合させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強結合可能なボルト
及びナットに関し、特に一旦締結した後は相互に取外し
不能に結合するようにしたボルト及びナットに関する。
及びナットに関し、特に一旦締結した後は相互に取外し
不能に結合するようにしたボルト及びナットに関する。
【0002】
【従来の技術】2つ以上の被締結部材を締結する場合、
ボルト・ナットがよく利用される。通常、かかるボルト
・ナットでは被締結部材の挿通穴にボルト軸部を挿通
し、ボルトの雄ねじにナットの雌ねじを螺合させ、ボル
ト頭部とナットとの間に複数の被締結部材を締め付けて
締結する方式が一般的である。
ボルト・ナットがよく利用される。通常、かかるボルト
・ナットでは被締結部材の挿通穴にボルト軸部を挿通
し、ボルトの雄ねじにナットの雌ねじを螺合させ、ボル
ト頭部とナットとの間に複数の被締結部材を締め付けて
締結する方式が一般的である。
【0003】ところで、この種のボルト・ナットでは振
動、熱膨張、経時変化等の原因によって締結が緩むおそ
れがあることから、種々な緩み止め方法が提案されてい
る。例えば、曲げ座金やロックワイヤを用いる方法、
ナット及びボルトに割りピンを貫通させる方法、二
重ナットを用いる方法(特開平6ー26512号公報
等)、セルフロックねじを有するボルトを用いる方法
(特開平7ー42724号公報等)、が知られている。
動、熱膨張、経時変化等の原因によって締結が緩むおそ
れがあることから、種々な緩み止め方法が提案されてい
る。例えば、曲げ座金やロックワイヤを用いる方法、
ナット及びボルトに割りピンを貫通させる方法、二
重ナットを用いる方法(特開平6ー26512号公報
等)、セルフロックねじを有するボルトを用いる方法
(特開平7ー42724号公報等)、が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の緩み止
め方法ではいずれもボルト・ナットの再使用を前提と
し、単に締結が緩むのを防止するものであるので、ボル
ト又はナットが故意に過大な力で廻されると、ボルト又
はナットが緩む方向に廻ってしまい、被締結部材の締結
を外すことができてしまうという問題があった。
め方法ではいずれもボルト・ナットの再使用を前提と
し、単に締結が緩むのを防止するものであるので、ボル
ト又はナットが故意に過大な力で廻されると、ボルト又
はナットが緩む方向に廻ってしまい、被締結部材の締結
を外すことができてしまうという問題があった。
【0005】これを防止するためにはボルトねじ部とナ
ットとの間を溶接等で固定する必要があるが、作業が非
常に煩雑である。
ットとの間を溶接等で固定する必要があるが、作業が非
常に煩雑である。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑み、故意に過
大な力を作用させても被締結部材の締結を外すことがで
きないようにしたボルト及びナットを提供することを課
題とする。
大な力を作用させても被締結部材の締結を外すことがで
きないようにしたボルト及びナットを提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るボ
ルトは、ボルト頭部とナットとの間に少なくとも2つの
被締結部材を締め付けて締結するボルトにおいて、ボル
ト雄ねじ部には締結時に少なくともナットが位置する範
囲にわたって楔溝が軸線方向に延びて形成されている一
方、上記楔溝に嵌まり込んで上記ナットの雌ねじと干渉
しうる楔体を更に備え、上記ボルト雄ねじ部とナット雌
ねじ部とを螺合させた状態で上記楔体が上記楔溝内のボ
ルト雄ねじ部とナット雌ねじ部との間に打ち込まれるこ
とにより、上記楔溝の反対側のボルト雄ねじ部とナット
雌ねじ部とが相互に強圧着されるとともに上記ナットの
雌ねじが潰され、上記ナットに対して取外し不能に強結
合されるようになしたことを特徴とする。
ルトは、ボルト頭部とナットとの間に少なくとも2つの
被締結部材を締め付けて締結するボルトにおいて、ボル
ト雄ねじ部には締結時に少なくともナットが位置する範
囲にわたって楔溝が軸線方向に延びて形成されている一
方、上記楔溝に嵌まり込んで上記ナットの雌ねじと干渉
しうる楔体を更に備え、上記ボルト雄ねじ部とナット雌
ねじ部とを螺合させた状態で上記楔体が上記楔溝内のボ
ルト雄ねじ部とナット雌ねじ部との間に打ち込まれるこ
とにより、上記楔溝の反対側のボルト雄ねじ部とナット
雌ねじ部とが相互に強圧着されるとともに上記ナットの
雌ねじが潰され、上記ナットに対して取外し不能に強結
合されるようになしたことを特徴とする。
【0008】本発明の特徴の1つはボルトの雄ねじ部に
軸線方向に延びる楔溝を形成し、ボルトの雄ねじ部にナ
ットの雌ねじ部を螺合させた状態で楔溝に楔を打込み、
楔溝の反対側のボルト雄ねじ部とナット雌ねじ部とを相
互に強圧着するとともに、ナットの雌ねじを潰し、ボル
トとナットを取外し不能に強結合させるようにした点に
ある。これにより、ボルトとナットは一体化され、故意
に過大な力でボルト又はナットを緩めようとしても緩む
ことはなく、ボルト又はナットを破断させない限り締結
が外れることはない。
軸線方向に延びる楔溝を形成し、ボルトの雄ねじ部にナ
ットの雌ねじ部を螺合させた状態で楔溝に楔を打込み、
楔溝の反対側のボルト雄ねじ部とナット雌ねじ部とを相
互に強圧着するとともに、ナットの雌ねじを潰し、ボル
トとナットを取外し不能に強結合させるようにした点に
ある。これにより、ボルトとナットは一体化され、故意
に過大な力でボルト又はナットを緩めようとしても緩む
ことはなく、ボルト又はナットを破断させない限り締結
が外れることはない。
【0009】ボルト雄ねじ部とナット雌ねじ部との間に
楔体を打ち込む関係上、楔溝は少なくとも締結時にボル
ト雄ねじ部のナットが位置する範囲にわたって形成され
ていればよい。また、楔体はボルト雄ねじ部とナット雌
ねじ部との間の楔溝に打込むことができれば特に形状は
限定されない。例えば、楔体を全体としてL字状とな
し、ボルト雄ねじ部の軸線方向の一部に形成した楔溝に
差し込んで打ち込むようにしてもよいが、楔体の打込み
作業が煩雑である。そこで、楔溝をボルトねじ部先端面
又はボルト頭部頂面に開口して形成し、楔体をボルトね
じ部先端面又はボルト頭部頂面の開口端から楔溝内に打
ち込むようにするのがよい。
楔体を打ち込む関係上、楔溝は少なくとも締結時にボル
ト雄ねじ部のナットが位置する範囲にわたって形成され
ていればよい。また、楔体はボルト雄ねじ部とナット雌
ねじ部との間の楔溝に打込むことができれば特に形状は
限定されない。例えば、楔体を全体としてL字状とな
し、ボルト雄ねじ部の軸線方向の一部に形成した楔溝に
差し込んで打ち込むようにしてもよいが、楔体の打込み
作業が煩雑である。そこで、楔溝をボルトねじ部先端面
又はボルト頭部頂面に開口して形成し、楔体をボルトね
じ部先端面又はボルト頭部頂面の開口端から楔溝内に打
ち込むようにするのがよい。
【0010】また、ボルト雄ねじ部に楔溝を形成してナ
ットの雌ねじを潰すようにしたが、逆にナット雌ねじ部
に楔溝を形成してボルト雄ねじを潰すようにしても同様
に締結が外れるのを確実に防止できる。
ットの雌ねじを潰すようにしたが、逆にナット雌ねじ部
に楔溝を形成してボルト雄ねじを潰すようにしても同様
に締結が外れるのを確実に防止できる。
【0011】即ち、本発明に係るナットは、ボルト頭部
との間に少なくとも2つの被締結部材を締め付けて締結
するナットにおいて、内周面の雌ねじ部には楔溝が軸線
方向に延びかつ少なくとも軸線方向の一方の端面に開口
して形成されている一方、上記楔溝に嵌まり込んで上記
ボルトの雄ねじと干渉しうる楔体を更に備え、上記ボル
ト雄ねじ部と上記ナット雌ねじ部とが螺合された状態で
上記楔体が上記楔溝の開口端から楔溝内に打ち込まれる
ことにより、上記楔溝の反対側のボルト雄ねじ部とナッ
ト雌ねじ部とが相互に強圧着されるとともに上記ボルト
の雄ねじが潰され、上記ボルトに対して取外し不能に強
結合されるようになしたことを特徴とする。
との間に少なくとも2つの被締結部材を締め付けて締結
するナットにおいて、内周面の雌ねじ部には楔溝が軸線
方向に延びかつ少なくとも軸線方向の一方の端面に開口
して形成されている一方、上記楔溝に嵌まり込んで上記
ボルトの雄ねじと干渉しうる楔体を更に備え、上記ボル
ト雄ねじ部と上記ナット雌ねじ部とが螺合された状態で
上記楔体が上記楔溝の開口端から楔溝内に打ち込まれる
ことにより、上記楔溝の反対側のボルト雄ねじ部とナッ
ト雌ねじ部とが相互に強圧着されるとともに上記ボルト
の雄ねじが潰され、上記ボルトに対して取外し不能に強
結合されるようになしたことを特徴とする。
【0012】楔溝は少なくとも軸線方向の一方の端面に
開口して形成されていればよいが、楔体を打ち込んで楔
溝反対側のボルト雄ねじ部ナット雌ねじ部を相互に強圧
着するとともにボルト雄ねじを潰すという作業を考慮す
ると、楔溝を軸線方向の両端面に開口して形成し、楔体
を十分に打ち込めるようにするのがよい。
開口して形成されていればよいが、楔体を打ち込んで楔
溝反対側のボルト雄ねじ部ナット雌ねじ部を相互に強圧
着するとともにボルト雄ねじを潰すという作業を考慮す
ると、楔溝を軸線方向の両端面に開口して形成し、楔体
を十分に打ち込めるようにするのがよい。
【0013】楔体はその楔溝への打ち込みによってボル
トの雄ねじ又はナットの雌ねじを潰すという重要な機能
を有する。従って、楔体はボルトやナットと同程度の硬
さの材料としてもよいが、より確実にねじを潰すという
点から、より硬い材料を用いるのが好ましい。
トの雄ねじ又はナットの雌ねじを潰すという重要な機能
を有する。従って、楔体はボルトやナットと同程度の硬
さの材料としてもよいが、より確実にねじを潰すという
点から、より硬い材料を用いるのが好ましい。
【0014】楔体の断面形状は特に限定されず、ねじを
十分に潰すことのできる断面形状であればよく、例えば
断面四角形状、断面三角形状、断面半円形状、断面円形
状等を採用できる。また、楔溝の形状はナット雌ねじ又
はボルト雄ねじと干渉しうるように楔体を収容できれば
よく、例えば断面矩形状、断面半円形状等を採用でき
る。
十分に潰すことのできる断面形状であればよく、例えば
断面四角形状、断面三角形状、断面半円形状、断面円形
状等を採用できる。また、楔溝の形状はナット雌ねじ又
はボルト雄ねじと干渉しうるように楔体を収容できれば
よく、例えば断面矩形状、断面半円形状等を採用でき
る。
【0015】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、ボルトの雄ね
じ部又はナットの雌ねじ部に軸線方向に延びる楔溝を形
成し、ボルトの雄ねじ部にナットの雌ねじ部を螺合させ
た状態で楔溝に楔を打込み、楔溝反対側のボルト雄ねじ
部とナット雌ねじ部とを相互に強圧着させるとともにナ
ットの雌ねじ又はボルトの雄ねじを潰し、ボルトとナッ
トを取外し不能に強結合させるようにしたので、ボルト
又はナットを故意に過大な力で緩めようとしても、ボル
ト及びナットが一体化されて緩むことはない。従って、
ボルト又はナットを破断させない限り締結が外れること
はなく、締結の信頼性を大幅に向上できる。
じ部又はナットの雌ねじ部に軸線方向に延びる楔溝を形
成し、ボルトの雄ねじ部にナットの雌ねじ部を螺合させ
た状態で楔溝に楔を打込み、楔溝反対側のボルト雄ねじ
部とナット雌ねじ部とを相互に強圧着させるとともにナ
ットの雌ねじ又はボルトの雄ねじを潰し、ボルトとナッ
トを取外し不能に強結合させるようにしたので、ボルト
又はナットを故意に過大な力で緩めようとしても、ボル
ト及びナットが一体化されて緩むことはない。従って、
ボルト又はナットを破断させない限り締結が外れること
はなく、締結の信頼性を大幅に向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す具
体例に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明に係
る強結合可能なボルトの好ましい実施形態を示す。図に
おいて、強結合可能なボルト10は楔体30を備えてい
る。このボルト10では軸部11の一端に六角形状の頭
部12が形成され、又軸部11の中央から他端側には雄
ねじが刻設されて雄ねじ部13が形成されている。
体例に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明に係
る強結合可能なボルトの好ましい実施形態を示す。図に
おいて、強結合可能なボルト10は楔体30を備えてい
る。このボルト10では軸部11の一端に六角形状の頭
部12が形成され、又軸部11の中央から他端側には雄
ねじが刻設されて雄ねじ部13が形成されている。
【0017】また、ボルト10の雄ねじ部13には断面
略長方形状の楔溝14が軸線方向に延びて形成されてい
る。他方、楔体30は楔溝14に嵌まり込んでボルト1
0の雄ねじ部13と十分に干渉しうる断面長方形状を有
し、その先端部はテーパー状にカットして鋭角となした
形状をなし、ボルト10及びナット20よりも硬質の材
料を用いて製作されている。
略長方形状の楔溝14が軸線方向に延びて形成されてい
る。他方、楔体30は楔溝14に嵌まり込んでボルト1
0の雄ねじ部13と十分に干渉しうる断面長方形状を有
し、その先端部はテーパー状にカットして鋭角となした
形状をなし、ボルト10及びナット20よりも硬質の材
料を用いて製作されている。
【0018】複数の被締結部材W1、W2を締結する場
合、被締結部材W1、W2の挿通穴にボルト10の雄ね
じ部13をワッシャ40を介して差し込み、雄ねじ部1
3にはワッシャ40を介してナット20の雌ねじ部21
を螺合させ、ボルト10の頭部12とナット20との間
に2つの被締結部材W1、W2を締め付ける。なお、ワ
シッャ40は用いない場合もある。
合、被締結部材W1、W2の挿通穴にボルト10の雄ね
じ部13をワッシャ40を介して差し込み、雄ねじ部1
3にはワッシャ40を介してナット20の雌ねじ部21
を螺合させ、ボルト10の頭部12とナット20との間
に2つの被締結部材W1、W2を締め付ける。なお、ワ
シッャ40は用いない場合もある。
【0019】その後、楔体30の先端側をボルト10の
雄ねじ部13に形成した楔溝14内にその雄ねじ部13
の先端開放端側から差し込むと、楔体30の先端側がナ
ット20の雌ねじ部21と干渉し、それ以上差し込むこ
とが困難になると、ハンマー等で楔体30の後端側を打
撃し、楔体30を楔溝14内に完全に打ち込む。
雄ねじ部13に形成した楔溝14内にその雄ねじ部13
の先端開放端側から差し込むと、楔体30の先端側がナ
ット20の雌ねじ部21と干渉し、それ以上差し込むこ
とが困難になると、ハンマー等で楔体30の後端側を打
撃し、楔体30を楔溝14内に完全に打ち込む。
【0020】すると、図3に示されるように、楔体30
の打ち込みによってナット20とボルト10の中心軸線
にずれが生じてナット20の雌ねじ部21とボルト10
の雄ねじ部13とが相互に強圧着されるとともに、ナッ
ト20の雌ねじの山が潰れ、ナット20とボルト10と
は完全に一体化され、ボルト10に対してナット20を
回転させることはできず、ボルト10又はナット20を
故意に過大な力で緩めようとしても緩むことはない。
の打ち込みによってナット20とボルト10の中心軸線
にずれが生じてナット20の雌ねじ部21とボルト10
の雄ねじ部13とが相互に強圧着されるとともに、ナッ
ト20の雌ねじの山が潰れ、ナット20とボルト10と
は完全に一体化され、ボルト10に対してナット20を
回転させることはできず、ボルト10又はナット20を
故意に過大な力で緩めようとしても緩むことはない。
【0021】従って、被締結部材W1、W2は完全に締
め付けられた状態のまま保持され、ボルト10の頭部1
2を破断させるか、雄ねじ部13をナット20の上方側
で破断させるか、又はナット20自体を破断させない限
り、ボルト10及びナット20の締結を外すことができ
ず、締結の信頼性を大幅に向上できる。
め付けられた状態のまま保持され、ボルト10の頭部1
2を破断させるか、雄ねじ部13をナット20の上方側
で破断させるか、又はナット20自体を破断させない限
り、ボルト10及びナット20の締結を外すことができ
ず、締結の信頼性を大幅に向上できる。
【0022】図4ないし図6は第2の実施形態を示す。
図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部
分を示す。本例ではナット20の雌ねじ部21に半円形
状の楔溝22が軸線方向の全長にわたって形成されてナ
ット20の両端面に開口される一方、楔体30は円柱形
状の先端部をテーパー状にカットして鋭角となした形状
をなしている。
図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部
分を示す。本例ではナット20の雌ねじ部21に半円形
状の楔溝22が軸線方向の全長にわたって形成されてナ
ット20の両端面に開口される一方、楔体30は円柱形
状の先端部をテーパー状にカットして鋭角となした形状
をなしている。
【0023】被締結部材W1、W2を締結する場合、上
記実施形態と同様にボルト10の雄ねじ部13にナット
20の雌ねじ部21を螺合させて被締結部材W1、W2
を締め付けた後、今度はナット20の楔溝22に楔体3
0を差し込み、楔体30を完全に楔溝22内に打ち込む
と、図6に示されるように、ナット20の雌ねじ部21
とボルト10の雄ねじ部13とが相互に強圧着されると
ともに、ボルト10の雄ねじが潰れ、ボルト10とナッ
ト20とを完全に一体化できる。
記実施形態と同様にボルト10の雄ねじ部13にナット
20の雌ねじ部21を螺合させて被締結部材W1、W2
を締め付けた後、今度はナット20の楔溝22に楔体3
0を差し込み、楔体30を完全に楔溝22内に打ち込む
と、図6に示されるように、ナット20の雌ねじ部21
とボルト10の雄ねじ部13とが相互に強圧着されると
ともに、ボルト10の雄ねじが潰れ、ボルト10とナッ
ト20とを完全に一体化できる。
【図1】 本発明に係る強結合可能なボルトの好ましい
実施形態の正面(a)及び底面(b) を示す図である。
実施形態の正面(a)及び底面(b) を示す図である。
【図2】 上記実施形態に用いられる楔体の側面(a) 及
び背面(b) を示す図である。
び背面(b) を示す図である。
【図3】 上記ボルトを用いた締結状態を示す図であ
る。
る。
【図4】 本発明に係る強結合可能なナットの好ましい
実施形態の正面(a)及び断面(b) を示す図である。
実施形態の正面(a)及び断面(b) を示す図である。
【図5】 上記実施形態に用いられる楔体の側面(a) 及
び背面(b) を示す図である。
び背面(b) を示す図である。
【図6】 上記ナットを用いた締結状態を示す図であ
る。
る。
10 ボルト 11 軸部 12 頭部 13 雄ねじ部 14 楔溝 20 ナット 21 雌ねじ部 22 楔溝 30 楔体 W1、W2 被締結部材
Claims (4)
- 【請求項1】 ボルト頭部とナットとの間に少なくとも
2つの被締結部材を締め付けて締結するボルトにおい
て、 ボルト雄ねじ部には締結時に少なくともナットが位置す
る範囲にわたって楔溝が軸線方向に延びて形成されてい
る一方、上記楔溝に嵌まり込んで上記ナットの雌ねじと
干渉しうる楔体を更に備え、上記ボルト雄ねじ部とナッ
ト雌ねじ部とを螺合させた状態で上記楔体が上記楔溝内
のボルト雄ねじ部とナット雌ねじ部との間に打ち込まれ
ることにより、上記楔溝の反対側のボルト雄ねじ部とナ
ット雌ねじ部とが相互に強圧着されるとともに上記ナッ
トの雌ねじが潰され、上記ナットに対して取外し不能に
強結合されるようになしたことを特徴とするボルト。 - 【請求項2】 上記楔溝は上記ボルトねじ部先端面又は
ボルト頭部頂面に開口して形成されており、上記楔体が
上記ボルトねじ部先端面又はボルト頭部頂面の開口端か
ら上記楔溝内に打ち込まれるようになした請求項1記載
のボルト。 - 【請求項3】 ボルト頭部との間に少なくとも2つの被
締結部材を締め付けて締結するナットにおいて、 内周面の雌ねじ部には楔溝が軸線方向に延びかつ少なく
とも軸線方向の一方の端面に開口して形成されている一
方、上記楔溝に嵌まり込んで上記ボルトの雄ねじと干渉
しうる楔体を更に備え、上記ボルト雄ねじ部とナット雌
ねじ部とが螺合された状態で上記楔体が上記楔溝の開口
端から楔溝内に打ち込まれるたとにより、上記楔溝の反
対側のボルト雄ねじ部とナット雌ねじ部とが相互に強圧
着されるとともに上記ボルトの雄ねじが潰され、上記ボ
ルトに対して取外し不能に強結合されるようになしたこ
とを特徴とするナット。 - 【請求項4】 上記楔溝が軸線方向の両端面に開口して
形成されている請求項3記載のナット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11415198A JPH11294429A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 強結合可能なボルト及びナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11415198A JPH11294429A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 強結合可能なボルト及びナット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294429A true JPH11294429A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14630437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11415198A Pending JPH11294429A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 強結合可能なボルト及びナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294429A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232394A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Arai Pump Mfg Co Ltd | リードバルブ及びその製造方法 |
| CN110319104A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-11 | 海盐县富宏紧固件有限公司 | 一种金属锁紧防滑防松动螺帽 |
| JP2020101276A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 貴義 坂井 | ねじ |
| CN113685415A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-11-23 | 宁波九龙紧固件制造有限公司 | 一种柔性高强度螺栓及其生产工艺 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP11415198A patent/JPH11294429A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232394A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Arai Pump Mfg Co Ltd | リードバルブ及びその製造方法 |
| JP2020101276A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 貴義 坂井 | ねじ |
| CN110319104A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-11 | 海盐县富宏紧固件有限公司 | 一种金属锁紧防滑防松动螺帽 |
| CN113685415A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-11-23 | 宁波九龙紧固件制造有限公司 | 一种柔性高强度螺栓及其生产工艺 |
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